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2021年12月18日 (土)

「人権」を語る殺人国家アメリカの北京オリンピック・ボイコット

John Malvar
2021年12月8日
wsws.org

 月曜日、バイデン政権は、アメリカは中国の「人権侵害」に抗議するため、2月北京で始まる予定の冬季オリンピックの外交的ボイコットをすると発表した。これはアメリカ選手が競技に参加するが、公式のアメリカ代表団はないことを意味するワシントンの実に挑発的な行動だ。

 このボイコットは、中国の「新彊で進行中の大量虐殺と人類に対する犯罪や他の人権侵害」へのワシントンの反対表現だとジェン・サキ大統領報道官が述べた。

 北京による新彊ウイグル族住民大量虐殺という主張が、ワシントンのホワイトハウスとアメリカ・メディアに実に多く繰り返され、今や基本的算術の事実と同じぐらい確立したことであるかのように広く扱われている。

 来る2022年の冬季オリンピックの開催場所である鳥の巣として知られる国立競技場の外を歩く男性。(AP写真/Mark Schiefelbein)

 大量虐殺という言葉は正確に非常に具体的な、歴史的に得られた意味を伝えている。無防備な住民の組織的絶滅と結び付いた、工業規模の殺戮イメージで、最も悪名が高いのはホロコーストだ。バイデン・ホワイトハウスとアメリカ・メディアは、北京がヒトラー規模の犯罪に関与しているとほのめかし、定義せずに、この言葉を言いふらしている。

 バイデン・ホワイトハウスは、トランプ政権の国務長官マイク・ポンペオが作った根拠がない罪状を再利用しているのだ。しっかり調べると、ホワイトハウスの主張を見つけだせる。少数派イスラム教徒のウイグル族住民の大量拘留と宗教的行動に対する制限というものだが、それ自身ほとんど裏付けがない主張だが、ウイグル族文化を絶滅させる試みだという。これは「文化的大量虐殺」と呼ばれた。

 大量虐殺という虚偽主張は、それ自身政治犯罪だ。ウソの規模が、背後に潜む犯罪意図の規模を表現している。ワシントンは、その帝国主義攻撃を正当化するため「人権」に訴える長い実績があるが、北京冬季オリンピック公式ボイコットは、偽善のかどで金メダルが獲得できるだろう。

 バイデンは死体の山の頂上から、中国を指し示している。ホワイトハウスは「大量虐殺」の主張に証拠を提供できないが、中国に対する非難が、それから注意をそらすよう意図されている現代世界における大量死の本当の数がある。

 2年以内に、80万人のアメリカ人がCOVID-19で亡くなった。(アメリカによる全ての国外戦争でのアメリカ人戦死者を完全に超える)この膨大な死者は完全に予防可能だった。彼らは、大量死を受け入れ、人命より利益を優先し、ウイルスの広がりを防ぐために必要な措置を拒否するトランプとバイデン政権が追求した意図的政策の産物なのだ。

 この数値は中国の死亡者数とは恐るべき対照だ。コロナ大流行期間中、人口が四倍以上多い中国で亡くなる死者より多くの人々が、毎週、アメリカでCOVID-19で亡くなっている。中国政府による調整された封鎖、積極的検査、接触者追跡調査と検疫隔離という科学的「ゼロCovid」政策が何百万人もの命を救ったことは疑いようがない。

 だが中国の政策は人命を救ったが、2020年初め以来、流行に対するアメリカ支配階級の対応は利益を貯めることでアメリカ人億万長者の富が60パーセント以上急騰した。

 コロナ流行に加えて、アメリカは30年以上果てしない戦争を行い、何百万人もの死者をもたらしている。血まみれの「人権」の旗の下、それぞれの戦争を行い、アメリカ帝国主義は手が触れる全てを荒廃状態にする。唯一の関心はアメリカ資本の経済覇権を維持し、延長することだ。

 アメリカによるイラク戦争は100万人以上のイラク人を死なせた。アメリカによる20年のアフガニスタン占領後、2000万人以上の人々が命にかかわる食料不足に直面し、戦争の残骸で餓死しそうだ。イエメンの人々はワシントンが供給した兵器でサウジアラビアに爆弾を投下され、餓死しそうだ。シリアとリビアは、アメリカ戦争機構に作られた灰の中で内戦が荒れ狂っている。

 何百万人もの人々が彼らの家や共同体から追われて逃げた。中東や中央アジアの文明社会は根こそぎなくなり、歴史的建造物は荒廃し、文化や言語集団は風で四散した。アフガニスタン、シリアやイラクの残骸を調査すれば、ワシントンの文化的大量虐殺の非難は我が身に返ることがわかる。

 アメリカ帝国主義戦争で家を追われた人々は敵対的な国境や奴隷化の可能性や絶望的状態に直面する。何千人も地中海で溺死し、移民の子供の死体が岸に打ち上げられる。

 アメリカ国境を越え、「人権」の国で「民主主義国家」に入ろうと試みて集まる人々は、おそらく檻に入って終わるだろう。トランプが大統領の座を去った時と比べて二倍、三万人の移民が、現在アメリカ入国しよと努める「犯罪」のかどで投獄されている。

 世界中で殺人株式会社として知られるCIAは、汚い戦争に資金を供給し、民主主義国家を打倒し、シャーからピノチェトに至る残忍な独裁者を就任させた。北京を非難しながら、今週末、ホワイトハウスは、フィリピンを率いるファシスト凶悪犯ロドリゴ・ドゥテルテを民主主義サミットに招待して、受け入れた。

 これまで5年以上、ドゥテルテは、貧困に陥った30,000人以上のフィリピン人を殺した「麻薬撲滅運動」の見せかけの下で大量殺人作戦を監督した。バイデンのドゥテルテ招待は「全ての市民の繁栄を可能にする、民主的な、人権を尊重する社会を築く努力の上で、我々はあなたとの提携を認め、感謝します。」と宣言している。

 余剰軍装備品が外国で人権を押しつぶすのに時代遅れになると、国内で民主主義を抑圧するため、アメリカ警察に供給される。装甲軍用車両が警官による殺人に対する集団抗議活動に応えて、アメリカ全土の都市に配備された。民主主義と人権の「丘の上の都市」で、警察は1980年以来、30,000人以上の人々を殺している。

 今アメリカ・メディアという偽善と御託の巨大機構は中国に向けられている。台湾と香港では「民主主義」、新彊では「人権」、南シナ海では「自由」を訴えて、アメリカは国際関係を不安定化して、世界を危険なほど世界大戦に近づけている。

 アメリカ帝国主義の地政学的命題と、中国の経済発展を封じ込める取り組みの他、このキャンペーンは、国内問題と政治的配慮が動機だ。800,000人が亡くなった!コロナ流行に対するワシントンの対応の驚異的犯罪は、中国のゼロのCovid政策によって完全に暴露されている。これは今後、彼らの政府が、彼らの命を奪おうと企てていることを国際的な労働者階級に明示している。

 11月中、中国に「隔離」を終わらせ、「開く」よう要求する攻撃的キャンペーンが、ニューヨーク・タイムズが先頭に立ち、国際メディアに行われた。ゼロCovidは持続し得ないと、しつこく主張した。

 科学的な根絶政策を採用するのを主要な資本主義大国が拒絶していることで世界に解き放たれた突然変異、オミクロン変異株の発見と急速な広がりは、このキャンペーンを一時的に沈黙させた。バイデン・ホワイトハウスは他の措置に変え、人権の名のもと、冬季オリンピック・ボイコットを発表し、中国を大量虐殺の罪で告発した。

 もし中国がアメリカの命令に従って、ゼロCovid政策を終わらせて、ウイルスに国を開放したら、何万人ものウイグル族を含め、何百万人も確実に死ぬだろう。ホワイトハウスは、これには無関心だ。民主主義と人権について語りながら、ワシントンは全ての政府が大量死政策を採用するよう要求しているのだ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2021/12/08/pers-d08.html

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 ゆううつな日々が続く中、気分転換を試みた。芝居『雪やこんこん』観劇。素晴らしい熱演だった。大昔、祖母に連れられていった地元の大衆演劇劇場を思い出した。女性が客の大半で、彼女たちから、おひねりが飛んでいた。

 アホノミックス隠しのウソがもう一つ。

 LITERA

「建設工事統計」改ざん発覚で安倍政権ぐるみGDPかさ上げが決定的に! 統計偽装では厳しい追及に安倍が逆ギレしたが、今回は…

 日刊IWJガイド

「オミクロン株の市中感染が始まる!? ヒトの気管支ではオミクロン株の複製能力はデルタ株・オリジナル株の約70倍! 」2021.12.18号~No.3383号

 属国は悲しい。外国人入国制限といっても、宗主国軍はフリーパス。

 琉球新報

【速報】沖縄の米軍キャンプ・ハンセンで70人クラスター(12月17日夕)

 日刊ゲンダイDIGITAL

オミクロン株水際対策の“大穴”に岸田政権ダンマリ「米軍側との関係が…」連発の過剰忖度

2021年12月12日 (日)

ホンジュラスの「左翼」次期大統領、台湾支持でワシントンに屈服

Bill Van Auken
wsws.org
2021年12月8日

 選挙での地滑り的勝利から一週間後、商業メディアとエセ左翼両方に広く「左派」「社会主義者」として描かれるホンジュラスのシオマラ・カストロ次期大統領はヤンキー帝国主義に強いられたリトマス試験に見事合格した。

 次期副大統領サルバドル・ナスララを含め彼女の政権閣僚は、テグシガルパ新政権は、台湾との関係を絶ち、北京の中国政府と「即座に外交、商業関係を開始する」というカストロ選挙公約を実行する意図はないと宣言した。


選挙運動集会のシオマラ・カストロ次期ホンジュラス大統領(Facebook)

 カストロ当選を公式に受け入れたバイデン政権は、彼女と彼女の自由と復興党(リブレ)が世界中の政府の圧倒的多数が、人口2350万人の島、台湾政権ではなく、14億人を統治する中華人民共和国が中国政府だという自明な事実を認めるのに加わる、いかなる動きも止めるよう強烈な圧力をかけた。

 西半球問題担当国務次官補ブライアン・ニコルスは、ワシントンの長年の傀儡フアン・オーランド・エルナンデス大統領の腐敗した右翼麻薬政権に、不正選挙を思いとどまらせ、カストロに彼女の中国政策を放棄するよう説得する二重の目的で、奇妙なタイミングで選挙直前にテグシガルパを訪問した。

 この問題でホンジュラスを「いじめた」かどで、北京はワシントンを非難し、この地域において、長年の「覇権行動」を継続しているとワシントンを責めた。

 ホンジュラスは、台湾を独立国として認める、中米の大半と、カリブ海と南太平洋の小さな島嶼諸国、15カ国の一つだ。人口1000万人もないホンジュラスは、これら諸国中では、グアテマラに続いて、二番目に大きい。

 1979年に、ワシントンは中華人民共和国を中国の合法政府と認めた。「一つの中国」政策を採用し、儲かる資本主義投資のため、中国開放を利用すべく、北京での新大使館開設を前提条件として台北の大使館を閉鎖した。国際連合が、1949年革命での敗北後、台湾支配を掌握していた国民党独裁の主張を終わらせ、国連議席で北京を中国の合法的代表と認める決議を採択して以来半世紀たった。

 それでもアメリカ帝国主義は、依然、台湾を認めている、ひと握りの国々が、40年以上前にワシントン自身がとった行動に習うのを阻止すべく、引き延ばし作戦を維持、エスカレートさせた。中米以上に、これが激しい場所は他にない。

 近年コスタリカ、パナマ、エルサルバドルとカリブの国ドミニカ共和国は、全て台北から北京へ承認を変えたが、ホンジュラスとグアテマラは台湾と外交関係を維持している。

 1979年に権力の座に着いたサンディニスタ政府は、ニカラグア大使館を北京に移転させた。ヴィオレータ・チャモロ下で右翼が1990年選挙に勝ち、大使館は台北に戻った。2007年、サンディニスタ指導者ダニエル・オルテガはキリスト教再生派として権力の座に戻ったが、ワシントンをなだめようとして、台湾関係には手を触れずにいる。

 台湾が支援を提供し、ワシントンが台北政権の継続的な認識に対する圧力をかけているが、北京との外交的関係の方が、貿易と投資の点で、中米諸国にとって恩恵は遙かに大きい。中国との正常な関係の確立するという主張は、卑屈な中米の寡頭政治家連中による自己決定行為というよりも、その方が遙かに利益があると考える中産階級の打算的私利の表現だ。他の連中は、どんな利点もアメリカ制裁の懲罰で相殺されると恐れている。

 ワシントンにとって、中央アメリカは、躍進する中国との世界戦争準備の戦場だ。アメリカ帝国主義が一世紀以上の間「自身の裏庭」と見なしている場所での北京の増大する影響力に対抗する決意は固く、ホンジュラスを従わせ続けるため、経済的、政治的、軍事的と、使える限り、あらゆる手段を使う用意を調えている。

 アメリカ軍部隊が、この島で活動しており、台湾海峡では挑発的なアメリカ海軍の作戦継続が明らかで、台湾は中国との戦争準備の上で、最も危険な発火点だ。台湾を巡る中国との軍事対決の可能性に関するワシントンの軍と情報機関内部での率直な議論と、米国議会による40年にわたる「1つの中国」政策を巻き戻す動きが組み合わさっているのだ。

 ホンジュラスにとっては、中国の合法政府として台湾政権を認めるという時代錯誤の認識を維持するのは、アメリカ帝国主義に対する継続的な惨めな屈服という屈辱的表現だけでは済まないで。それはこの服従を強いて、中央アメリカの強奪と、貧困に陥った大衆の超搾取を推進するために使われるクーデターや、残忍な軍事独裁や、ほぼ大量殺戮のような汚い戦争の苦い歴史と堅く結びついている。

 この地域と台湾とのきずなは、1949年の中国革命と朝鮮戦争の余波の中、ワシントン指導下で作り出された。反中華人民共和国で、アメリカ帝国主義に同調するのと引き換えに、台湾を恐怖政治で支配する蒋介石の国民党政権は、この地峡地域で、中米諸国の政権が類似の作戦を実行するの支援した。

 この多くは1966年に、国民党政権と韓国の軍事独裁権とCIAに作られた世界反共連盟(WACL)を通して行われた。その最重要メンバーの中には、パラグアイのアルフレード・ストロエスネルから、ニカラグアのアナスタシオ・ソモーザや、フィリピンのフェルディナンド・マルコスに及ぶ独裁者や、元ナチ、戦争犯罪人、暗殺団指導者、反ユダヤ主義者や白人優越論者集団がいた。

 ホンジュラスの主要メンバーは、CIAとアルゼンチンで教育された3-16暗殺大隊団を設立し、ホンジュラス領に米軍に永久軍事基地を与えた責任がある、極端な反共産主義の将軍グスタボ・アルヴァレス・マルティネスもいる。

 グアテマラでは、マリオ・サンドバル・アラーコンがWACLの主要人物だった。彼はCIAが計画した1954年クーデター指導者の一人で、副大統領にる前に、何万人もの自国民殺害に責任がある悪名高いマノ・ブランコ(白い手)を創設し、中米暗殺団の「ゴッドファーザー」と呼ばれた。

 エルサルバドルでは(彼好みの拷問手段から「火炎放射器発少佐」として知られた)ロベルト・ドービュッソンが世界反共連盟のメンバーで、大量殺人に関係した多くの他の中米軍将校同様、台湾、北投の政治作戦学校の訓練コースに参加していた。

 1980年代、世界反共連盟と台湾は、ホワイトハウスの地下室からオリバー・ノース大佐が運営し、世界反共連盟アメリカ支部長のジョン・シングラウブ(退役)大将と協力して、ニカラグアのコントラ・テロリスト用非合法資金工作で中心的役割を果たした。

 最近2015年、2009年、アメリカに支援されたクーデターで権力の座についた政権への反対派抑圧に使えるよう、台湾政府は、ホンジュラス軍に5機のアメリカ・ブラックホーク・ヘリコプターを再度寄贈した。

 ホンジュラスが、台湾政権を認め続けるためのワシントンの圧力キャンペーンにシオマラ・カストロが屈服したのは、彼女の政府が、一世紀に及ぶアメリカ帝国主義に対するホンジュラスの従属からの離脱ではない最も明白な表示だ。

 ホンジュラス労働者と抑圧された人々の勝利として彼女の当選を描こうと試みるのは、エセ左翼分子の悪事を証明する反論で、主要なものには、アメリカ民主社会主義者(DSA)の半公式機関誌ジャコバン誌がある。

 12月3日の記事で、ジャコバン誌は、ホンジュラス選挙を「アメリカの敗北」と宣言した。カストロを「社会主義者」と描写し、最近ペルーでのペドロ・カスティリョ当選を引き合いに出し、彼女の勝利を「現在中南米を風靡している劇的変化」だと宣言した。

 これは意図的なねつ造だ。カストロの勝利はアメリカの「敗北」ではなかった。それが4年前にそうしたように、ワシントンは右翼エルナンデス政権が不正選挙をするのを阻止するため直接介入した。弟が麻薬取り引きのかどでアメリカで終身刑を宣告されたエルナンデスは、アメリカの権益にとって、深刻な負担になっていたのだ。

 カストロの選挙運動は反汚職に集中していたが、この冷笑的な旗は、ワシントン自身が、この地域の政府に対する掌握を強化し、移民を押さえ、中米の安価労働搾取のために最も良い条件を保証する政策を実施させるために使われたのだ。

 民主党の一派として、中南米でのアメリカ民主社会主義者の介入とジャコバン誌は、アメリカ帝国主義の利益のために行われている「国務省社会主義者」のものだ。彼らの指導者のポピュリスト言説が何であるにせよ、それは小数独裁政治家集団の利益と外資を守ると固く決めたブルジョア政府の幻想の推進に向けられているのだ。

 中南米の歴史の苦い教訓は、労働者階級による本物のマルクス主義指導体制のための戦いに対する選択肢として長年奨励されている、あらゆる資本主義支持の国家主義傾向が表している行き詰まりだ。これらの教訓は、ホンジュラス、ペルーそして地域じゅうの戦いにかかわる青年、労働者に理解される必要がある。唯一進むべき道は労働者階級の独立した戦い、新しい革命指導体制、世界トロツキー派運動部門、第四インターナショナル国際委員会の構築にある。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2021/12/07/hond-d07.html

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 民主主義サミット主催国が認めた政権が、まともなわけがない。

 西部戦線異状なし。

 あまりにくだらず衝撃的@nftyニュースに唖然。見出しに驚いて、中身は読んでいない。

 「あまりにくだらず衝撃的」金正恩の“自慢話”に国民が唖然

 「あまりにくだらず衝撃的」ア○の“自慢話”に国民が唖然という記事、決して属国大本営広報には載らない。日本版金正恩の自慢話、年中報じられる。北朝鮮、日本をうらやんでいるだろう。新聞社やテレビがいくつもあり、全て同じプロパガンダの「新しい資本主義」を。

 最大ニュース、大本営広報部「マスコミの死」を宗主国が保障する判決を意図的に無視しているだろう。(アサンジ問題判決を報じたのか否か断定しないのは、テレビを真面目に見ていないのでわからないためだ。見るだけ電気代と人生の無駄。相撲とのど自慢は見る。

 「ウィキリークス」創設者 アサンジ被告の身柄 米に引き渡しへ

 テレビは見ないがyoutubeは見ている。

 デモクラシータイムス

岸田政権、票ほしさのクーポン愚策 「維新」に馴らされるな! WeN20211211

2021年5月 1日 (土)

ノマドランド:(ほとんど)経済的理由から路上に追いやられた人々

デイビッド・ウォルシュ
2021年2月19日
wsws

 クロエ・ジャオ監督;ジャオ脚本、原作 ジェシカ・ブルーダー


ノマドランドのフランシス・マクドーマンド

 中国系アメリカ人クロエ・ジャオ監督(ザ・ライダー、2017年)、フランシス・マクドーマンド主役の「ノマドランド」は、同題名のジェシカ・ブルーダーによるノンフィクション作品の半フィクション化された再構成だ。(より正確には、ブルーダーの書名は『Nomadland: Surviving America in the Twenty-First Century』邦訳署名「ノマド: 漂流する高齢労働者たち」)

 この作品はベニス映画祭で初上映され、更にトロント映画祭で上映された。12月に一週間ストリーミングリ上映され、既に多くの賞を勝ち取り、更に多くを獲得すると期待される。マクドーマンドの典型的な渾身の演技で感動的な映画だが、我々の考えでは、全般的な称賛評は、やりすぎだ。もう少し慎重で綿密な検討がを必要な要素があるのだ。

 ジェシカ・ブルーダーはHarper誌や、ワシントン・ポストや他でも書いており、コロンビア大学ジャーナリズムジャーナリズム大学院で教えるジャーナリストだ。2013年、彼女は図らずもエドワード・スノーデンのNSAの宝の山の受取人の一人だった。

 ノマドランドで、ブルーダーは特に、2008年不況によって、生活が劇的に変わった高齢アメリカ人と、彼らの様々な対処法の状態を調べ始めた。

 「多くの人々は街頭に出た」と彼女は書いている。「彼らの貯金が世界同時不況で壊滅した後。ガソリン・タンクとお腹を満タンにしておくため、彼らは長時間厳しい肉体作業で働いている。賃金が上がらず、住居費が上昇する中、彼らは切り抜ける対策として、家賃と住宅ローンから自身を断ち切った。彼らはアメリカで生き延びている。」

 マクドーマンドは、経済的、個人的な未解決の問題がある60歳の女性(元代用高校教師)ファーンを演じる。彼女は何十年も、亡くなった夫が働いていた、US石膏社が丸ごと所有するネバダ州、エンパイアという企業都市で暮らしていた。2011年、同社は88年間操業していた石膏鉱山を閉鎖し、コミュニティー丸ごと閉鎖した。エンパイアはゴーストタウンになり、郵便番号さえ消えた。

 映画は、主に2012年を舞台にし、彼女が、自分のバンやキャンピングカー(RV)で暮らし、ある程度の経済的、個人的安定を求めて、アメリカ西部中を旅する人々、他の不本意な「ノマド(遊牧民)」と一緒になったファーンを追う。最初は、アマゾンでの彼女を見るが、そこで彼女や多くの他の人々は休暇シーズン中、臨時労働者として働く。彼女は昔の生徒に、自分は「ホームレス」ではなく、むしろ「ハウスレス」なのだと語る。


 ノマドランドのフランシス・マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーン

 リンダ・メイ、ボブ・ウェルズ、シャーリーン・スワンキーや他の人々を含め登場人物の多くが実際ノマドだ。リンダは2008年に自殺を考えたことを認めている。社会保障給付が一カ月たった550ドルだと悟った時、彼女は「それを信じることができなかった」。

 ファーンは、下がる凍りつく温度で、南へ運転するよう強いられる。「私は仕事が必要だ。私は働くのが好きだ」と彼女は誰かに言う。彼女は、何千人もの他のノマドと一緒に、アリゾナ州クォーツサイト近くの公有地砂漠で行なわれる年中行事ラバー・トランプ・ランデブー(RTR)に参加する。組織者のウェルズは「ドルの暴政」を激しく非難する。更に、彼は「タイタニックは沈没しつつある。」と言う。彼や他の人々は、「どのように道路で暮らすかについて」助言する。

 ファーンは、彼が彼女にタバコを求めて知人になったデレクのように、ずっと若い人々にも出会う。後の二度目の出会いは、映画でも最も感動的な場面の一つだ。静かな控えめな若者デレクは、「北の国」にガールフレンドがいると説明するが、彼女への彼の手紙はそれほど、もったいぶっていない。ファーンは、彼女に詩を送るよう提案し、彼のために(我々のためにも)英語で最も絶妙な詩の一つ、シェイクスピアのソネット集第18番を暗唱する(「君を夏の日に喩えようか」)。

 一連の先のない、時に骨が折れる仕事が(サウスダコタ州バッドランドの観光名所)ウォール・ドラッグの採石業者で、再びアマゾンで続く。誰かがネブラスカでのビート収穫を示唆する。これは、生き延びるためなら何でもして、全国あてもなく、しばしばぼうぜんと男女が彷徨った大恐慌時代を想起させる場面だ。

 シャーリーン・スワンキーは、自分はガンで、余命はおそらく7、8カ月だと発表する。彼女は荒れ地で一人で死ぬため、運転して去る。ファーンの車はエンジンが故障し、2,300ドルの仕事が必要になる。彼女は遥かに一般的な生活をしている妹から借りる。ファーンはデイブ(デヴィッド・ストラザーン)と会い、多少交流する。彼は彼女に「私はあなたのそばにいるのが好きだ」と言って、彼女に息子の家に滞在するよう求める。彼女は決断しなければならない。

 書いた通り、ノマドランドには魅力的な局面がある。マクドーマンドは、いつも通り、本物で、正直で、地味だ(彼女は役を研究した結果、ネブラスカ州の「ターゲット」店舗で「働かないか」と言われて喜んだようだ)。本物のノマドは正当で威厳があるのだ。

 ジャオは西洋風景を見る目があり、ザ・ライダーでしたように、人々を敏感に監督している。

 だが全体的には、ノマドランドは、それが触れるひどい状態への暗黙の批判と、ノマドの反発力や「辛抱強さ」や「開拓者」風ライフスタイルへの不適切な慶賀を交互に繰り返すが、不幸なことに、後者の手法が勝利を収めている。

 映画の全体的な感じと感受性は、「やむをえずしたことを自発的にした振りをする」という表現の辞書定義の一つ、つまり「意図的に、その価値ゆえ選択した、他に選択肢のなかった行動や状況を作り直したり、描いたりする」こと、しっかり対応する。

 ある評者のコメントは典型的なものだが、意図せずに、映画の最も重大な弱点を捕えている。「ノマドランドと同じぐらい多くが、本当に、死(ある人物は自殺に近いものについて心-悲痛な記事を話す)までに取りつかれる、生きることについて、それは、前に進むことについて生活についてだ。経済の絶望の圧倒的な現実にさえ直面して、2008年に経験豊かなそれほど多くの人たちとして、常にあなたがと選べるもう1つの道がある。」

 もう一つの審査がジャオの仕事が真髄でアメリカ製の何かについて「年代記であることを示唆する:道路での生活。土地、道路、それに沿って旅行する人々の美しさについての映画、共同体がそこ、砂漠と丘と山でアメリカの西が無くなったくことを見いだす遊牧民。必要によって、しかし同じく自由意志によって。」タイプが、見出しで、映画を「アメリカの独立への優しい頌賦」だと記述した。

 これは、描写された貧困と苦難に直面して、かなり惨めだ。なぜ今まで標準的なアプローチを修正して、ジョン・スタインベックの、不景気の間、新しいライトのかわいそうな借家人農民-の苦痛Joads-a家族に熱心な憤(1939)怒のブドウ、を、「一般道路での生活」についての「年代記」、「土地の、道路の、それに沿って旅行している人々の美しさについての」小説として提示するなどしないか?

 それは社会的に決然とした(変更できる)(人たち・もの)を「自然の」、避けられない(人たち・もの)に変えるために重過失、ひどい無責任、だ。意図的にあるいは、1人は既存の情勢のために弁証者になる。いくらどんなにジャオの映画の種々の遊牧民が-抱きしめるか、あるいはembrace-theirに新しいライフスタイルを試みて、それに楽しい、さらに「心を解き放つ」特質を授けたとしても、彼らは、何よりもまず第一に、アメリカの社交的なカタストロフィーの犠牲者のままなのだ。

 ブルーダーは彼女の本を、こういう風に始めている。「ノースダコタ州、ドレートンで、67歳の元サンフランシスコのタクシー運転手がサトウダイコン収穫で苦闘する。彼は畑からのトラックが、何トンものビートを吐き出すのを手伝って、氷点以下の温度の中、日の出から日没後まで働く。夜には、彼はウーバーがタクシー産業から彼を押し出し、家賃を稼ぐのが不可能になった時以来ずっと彼の家であるバンで眠る。

 「ケンタッキー州、キャンベルズビルで、アマゾン倉庫の夜勤シフトで、66歳の元ゼネコン社員が、コンクリートの床に沿って、車輪付きカートを何マイルも押しながら商品を積み込む。それは実に退屈でつまらない仕事で、首にされるのは避けたいと、彼女は正確にそれぞれの品物スキャンしようと苦闘する。朝、彼女は、彼女のような放浪労働者を泊めるためアマゾンと契約している、いくつかの移動住宅公園の一つに停めてある彼女のごく小さなトレーラーに戻る。」

 極めて弱者である高齢者の残忍な扱いを詳述するブルーダーの仕事は貴重だが、そうした状態からも励みになる「希望の兆し」を見いだす努力からは免れない。彼女は、このように続けている。「だが道路には希望がある。それは前進する勢いの副産物だ。国と同じぐらい広いな可能性の感覚。より良いものが起こるという徹底的な信念。それは、すぐ先、次の町、次の仕事、知らない人との次の偶然の遭遇だ。

 「誰かのバンが故障すると、彼らは寄付を募る。人から人へ広がる感じがする。大きな何かが起きている。国は急速に変化しており、旧構造は崩壊しつつあり、彼らは何か新しいものの震央にいるのだ。真夜中、キャンプファイアーの周囲は、ユートピアの一瞥のように思われる。」

 ノマドの状況の粛然たる様相を見るには、(ブルーダーも参加した)Brett StoryとField of Visionによる16分の映画CamperForceも見る価値があるが、それは同社の季節労働部隊のために何千人ものキャンピングカー・キャンピングトレーラー暮らしの人々を採用し、搾取するアマゾンの10年にわたる計画を詳述している。この映画は美しかったり、「鼓舞したりする」ものではない。それは容赦なく、啓発的だ。題名自身が説明する通り、「現在、65歳以上の高齢アメリカ人のうち5人に1人が、1986年の比率のほぼほ二倍働いている」「55歳かそれ以上の人が当主の家庭のほぼ3分の1が、年金も退職後のための貯金がない」。この短編映画は、アマゾンのジェフ・ベゾスが「2017年に世界で最も金持ちの男になった」ことも指摘している。


(Field of Vision)

 数十億ドルのウォルト・ディズニー社の一部門、サーチライト・ピクチャーズの代表、ナンシー・アトリーとスティーブン・ギラは、ノマドランドを「本当の映画的発見」として推奨した。ジャオは「我々を思い出させる」と、この映画会社経営者が続けた。「我々が、どれほど遠く離れているように思われるにせよ、この映画には我々をつなぐ力がある。我々はこの特別な映画が世界中の聴衆を感動させ、更に世界の映画を支援できるよう希望する。」

 ディズニーが映画や芸能界の実に多くを支配していたり、その幹部が予想通り陳腐なことを言ったりするのは、確かに監督の過失ではない。だが、北京生まれで、マウント・ホリヨーク大学で教育を受けた「独立」映画製作者(2020年のトロント映画祭によれば「アメリカ映画で最も重要な新しい声の一人」)が今2021年11月公開予定の惨めなマーベル・シネマティック・ユニバース(同じくディズニーの所有)で26番目の作品スーパーヒーロー映画、Eternalsを監督したのはジャオ自身の「自由意志」の問題だ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2021/02/20/noma-f20.html

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 この映画、見ようと思いながら、まだみていない。

 政府も厚生労働省も文部省も、本物の反社会集団。

 LITERA

正気か? 東京都が東京五輪の観戦に小中学生ら81万人を動員計画! 感染拡大最中に各学校に通達、観戦拒否すると「欠席扱い」

 日刊IWJガイド  小生、緑のタヌキが準備した「パンダ映像」ではなく、こちらのインタビューを見る。

<次回の岩上安身のインタビュー> ゴールデンウィーク国民投票法「改悪」阻止キャンペーンの一環として、岩上安身による日本共産党・山添拓参議院議員インタビューを5月3日にお送りします!

<昨日の岩上安身によるインタビュー報告>国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー第3弾をフルオープンでお送りしました!第1弾、第2弾とともにGW中公開し続けます!! ぜひ、SNSで拡散して、多くの人に5月6日の危機をお知らせください!

【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!5月6日改憲国民投票法強行採決を許すな!! 2】本日午後7時半から2017年収録「広告宣伝の制限なし!『異常に自由』な国民投票制度―― 憲法改正国民投票は改憲派に有利!! ~岩上安身によるインタビュー 第807回 ゲスト ノンフィクション作家・元博報堂社員 本間龍氏」を再配信します!

2020年12月13日 (日)

『76 Days』:武漢でのコロナウイルスとの戦いの前線

デイビッド・ウォルシュ
2020年12月7日
wsws.org

 世界的流行が始まった中国の都市武漢での11週間の封鎖(1月23日-4月8日)についてのドキュメンタリー『76 Days』は、今年のトロント映画祭における最良の映画の一つだった。この映画には、実に本物の忘れ難いドラマがある。ドキュメンタリーは今「virtual cinema」プラットホームで、アメリカで見られる。

 映画はハオ・ウー、ジーン・チエンと匿名の人物(身元を明かさないために匿名を望んでいる武漢現地の記者)によるものだ。

 中国系アメリカ人映画監督のウー(Beijing or Bust, The Road to Fame, People’s Republic of Desire)が、二人の協力者に武漢で撮影されたビデオ映像を編集した。


『76 Days』

 ドキュメンタリーは、いかなる全体的評価も分析もしていない。ほとんどがクローズアップだ。ほとんど全員ウイルス感染者か医療従事者だ。極端な臨場感は制約だが、アメリカ政府による執拗な新たな「黄禍論」プロパガンダ宣伝の時に、『76 Days』は、親密で、完全に合法的な方法で、聴衆に中国人の人間性や苦しみを紹介する。

 更に全般的に、主にコロナウイルスで亡くなる人々が、無価値で、重荷で、完全な人間以下のもののように主張したり、暗示したりする、至る所のメディアや政治支配体制の冷淡さや無関心に対する打撃だ。

 ドキュメンタリーで、女性が半狂乱ながら、空しく(健康上の理由から)、死に瀕した父親にもう一度会いたいと懇願する場面がある。「父さん!私は父さんを決して忘れません」と彼女が叫ぶ。最も心が痛む、実情を現す別の場面の一つで、病人の自暴自棄な群衆が病院入り口で入ろうとする。「どうか協力してください!」と職員たちが訴える。職員たちは、彼ら全員が、最終的に入れますと約束する。


『76 Days』(2020)

 ある看護師が、故人のIDカードと携帯電話を集める。携帯電話は、故人や家族の画像が多いが、小さな光を放つ幽霊のようだ。ウイルスに感染した女性が出産する。「女の子ですよ。」だが赤ん坊は、母親が感染しているため、すぐ連れ去られる。その後で、母親と夫の両方が、心配して、赤ん坊を待っている。看護師が、二人に、赤ちゃんは「良く寝て、良く食べましたよ」と陽気に言って、幸せな再会になる。

 一人の「言うことを聞かないおじいさん」が立ち上がり、家に帰るため外に出る方法を探して廊下を歩き回り続ける。誰かが言う。「彼は漁師でした。彼は落ち着きがありません。」病気で、おびえて、彼は泣く。「私はもう、お墓に片足を突っこんでいる。」だが彼は幸運な一人であることが分かり、生き残る。彼が最終的に退院する際、職員たちが彼にさようならを言うため、エレベーター近くに集まる。「私は決して皆さんを忘れません」と彼は職員たちに言う。


 『76 Days』病院に入ろうとする必死の人々

 最終場面の一つで、誠実な看護師が死んだ親の持ち物を家族に返す。「ごめんなさいね」と彼女が言う。「私達は出来る限りのことをしました。」泣いている女性が帰るため向きを変えながら簡単な返事を言う。「わかっています」

 監督としての発言で、ハオ・ウーは、地方自治体が、ウソをついて、発生を隠すため、内部告発者を抑圧していたことが益々明確になる中での、流行初期の彼の反応を説明している。武漢での状況は悲惨だった。人々は死につつあり、医療は崩壊し、医療関係者には適切な保護器具がなく、彼らも病気にかかり、死に瀕していることが明白になった。

 後に、ニューヨークで、彼は「準備不足の政府、ウソをついているか科学的に無知な政治家、怯える住民、保護具がない疲れ切った医者や看護師のアメリカで、武漢物語を再体験しているように感じた。アメリカには一流医療インフラと遥かに優れた政治制度があると思われているので、この二度目は、私にとって、より大きな衝撃だった。」

 率直に言って、中国当局者の役割を称賛せずに、アメリカが武漢経験を「再体験した」ことを示唆するのは非常識だ。武漢での措置に伴う封鎖は、ウイルスを封じ込め、抑制した。今中国は、4,600人の死者で、死者数ランク・リストで、77位に落ちている。人口が四分の一のアメリカでは、政府の殺人政策のおかげで、290,000人の死者が出ている。

 とにかく『76 Days』は貴重で感動的な作品だ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/12/08/days-d08.html

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 植草一秀の『知られざる真実』

分科会提言無視なら辞表叩きつけよ

 岩波書店の月刊誌『世界』1月号
 特集1 自治のある社会へ
 特集2 ポスト・トランプの課題
 小特集 ツーリズム激変

 コロナに関する連載が二編ある。「分水嶺」と「コロナ戦記」
 「コロナ戦記」には納得するところが多いが、「分水嶺」適切なPCR検査強化を阻止している御用学者諸氏を称賛しているように読めてしまう。僻目でろうか?
 ツーリズム激変は時宜を得た特集。大昔知人たちとでかけた小樽、素敵な街に、いつかまた行きたいと思っていたが、この力作によると、どうやら幻想。「観光の根源とはなにか」は、カジノの虚妄を指摘している。

2020年11月 7日 (土)

World Socialist Web Siteを検閲しているのを認めたグーグル

ケビン・リード
2020年11月4日
wsws.org

 10月28日、上院公聴会の陳述で、グーグル親会社アルファベットCEOサンダー・ピチャイが最有力オンライン検索会社がWorld Socialist Web Siteを検閲しているとを認めた。

 上院商業委員会公聴会で、ユタ選出共和党マイク・リー上院議員に、グーグルに検閲されている、左翼の「有名な人物、あるいは組織」の名前を言うように問われて、ピチャイは、WSWSの名前をあげた。

 2020年の選挙に至るまでの間に、右翼の、保守的な発行人だけが、インターネットとソーシャル・メディア企業に検閲されているという完全に誤った主張を推進するのを目的とした、共和党が支配する委員会に召喚され、その公聴会には、トップ・ハイテク企業三社のCEO、ピチャイ(グーグル)、マーク・ザッカーバーグ(フェースブック)とジャック・ドーシー(ツイッター)の証言もあった。

 与えられた質問時間に、リー上院議員は、三人の幹部に、こう質問した。「私はあなた方が、保守的なものや共和党や妊娠中絶反対の個人や集団や企業のウェブサイトを、ほとんど常に検閲している、つまり、コンテンツを遮断し、事実をチェックし、コンテンツにレッテルを貼り、廃止する傾向は明らかだと考える。あなた方が検閲したり、何らかの行動をとったりした、リベラル・イデオロギーの有名な人物、あるいは組織の一つを挙げることができますか?」

2020年10月28日水曜日、ワシントン、キャピトル・ヒルの上院商業委員会公聴会に、リモートで発言して、グーグルCEOサンダー・ピチャイがスクリーンに登場。

 ドーシーとザッカーバーグの二人は、後日リストを提供するといって、名を挙げるのを拒否した。リーがピチャイに尋ねる、グーグル経営者は「我々は、等しく適用する管理方針がある」と答えた。「左翼出版のWorld Socialist Review[原文のまま]については、コンプライアンス問題があります。」

 ピチャイは、2011年に出版を辞め印刷ニュースレター「World Socialist Review」の名を挙げたが、World Socialist Web Siteのことを言っていたのは明らかだ。実際、World Socialist Reviewのグーグル捜索で、実際にそのトップにWSWSに二つの結果がでる。

 ピチャイは「コンプライアンス問題」が何を意味するか説明しなかったが、リー上院議員に対する彼の答えは絶対に明らかだった。彼はグーグルが、実際、左翼、社会主義出版社に対して検閲しており、その例がWorld Socialist Web Site検閲だと言ったのだ。

 グーグルがWSWSのコンテンツを抑制しているというピチャイによる異例の自認は、2017年春にさかのぼるオンライン検閲に対する第四インターナショナル国際委員会が始めたキャンペーンの証明だ。

 2017年4月、グーグルによる新しい検索アルゴリズム実施の後、WSWSはそのコンテンツや、他の左翼、反戦、進歩派ウェブサイトへのアクセスが、ひどく検閲されていると報じた。8月2日に公表した記事で、WSWSは、13のウェブサイトで、グーグルによって、トラフィックが、19パーセントから67パーセントの間に減らされていることを示すデータを発表した。データはWorld Socialist Web Siteが最も大きく影響を受けており、グーグル捜索からのトラフィックは3分の2減ったことを示していた。」

 WSWSは、グーグルの検索アルゴリズム改変を「民主的権利を劇的に奪う企業・国家陰謀」と特徴づけ、「大衆や、労働者階級の広範な部分に警告するたその、社会主義者、左翼、進歩的ウェブサイト間の広範な協力」を呼びかけた。

 分析の後、2017年8月25日に、WSWSインターナショナル編集委員会会長デイビッド・ノースから、グーグルとアルファベット幹部への、インターネット検閲停止を要求する公開書簡が送られた。書簡はグーグルに「WSWSをブラックリストに載せるのをやめ、御社の新しい差別的検索方針に影響を受ける、全ての左翼、社会主義、反戦、進歩派ウェブサイトの検閲を放棄する」よう要求していた。

 更に公開書簡は、WSWS検閲は「本物の社会主義の見方に発言する公平な機会が与えられれば、アメリカや世界で、多数の聴衆を見いだすという恐れを示すと述べていた。言論と思考の自由を抑制する御社の取り組みには、広範囲な反対世論がある。」

 この運動の一環として、WSWSはオンライン請願を行い、五大陸、70カ国の読者から何千もの署名を得た。

 グーグルは公開書簡に決して公式に反応しなかったが、ニューヨーク・タイムズは、デイビッド・ノースとのインタビューを載せ、WSWSのキャンペーンを論じる若林大介記者による2017年9月26日記事を公開した。続く記事で、タイムズは、グーグルが検閲を行っているというWSWS主張の信頼性を傷つけようと試みた。

 2019年11月、サーチエンジンで、コンテンツが上位に表示されるのを抑制するため、グーグルが、検索アルゴリズムを操作しているというWSWSの見解を、ウォールストリート・ジャーナルが実証した。「ジャーナル」は「公式には、そうしているのを否定したにもかかわらず、グーグルは、ある種の結果で、特定サイトを排除したり、他のサイトが上位になるのを阻止したりするブラックリストを持っている。」と書いていた。

 2020年1月20日、WSWSは「「ニューヨーク・タイムズ」の1619年プロジェクトの検索結果で、World Socialist Web Site内容を抑制するグーグル」という題の記事を出版した。この記事は、独自のデータ分析によって、「1619年プロジェクト」と呼ばれる歴史偽造サイトに関して、WSWSが公開した信頼できる、広く読まれている資料が、グーグル検索結果で抑制されていると書いていた。

 最近のピチャイによる陳述は、彼が議会証言で、World Socialist Web Siteを呼び間違えた二度目だ。「アマゾン、アップル、フェースブックとグーグルの支配検証」という題の7月29日の下院法務委員会公聴会で、ピチャイは、同じ形で、共和党のグレッグ・ステューブ下院議員の質問に答えた。

 ステューブ下院議員が、グーグルのアルゴリズムがオンラインで、もっぱら保守的な政治的見解を検閲していると主張した際、ピチャイが述べた。「我々は全く逆の苦情を聞いている。例えば、World Socialist Reviewは[原文のまま]今年一月、彼らのサイトがグーグル検索結果で見つからないと不平を言った。我々は苦情を受け、調査するが、我々は公平に仕事をしており、全国ユーザーにサービスすることが我々の長期的動機だ。」

 彼は説明しなかったが、下院委員会でのピチャイ陳述は、明らかに「1619年プロジェクト」に関する内容が抑制されているという1月のWSWSの主張に関するものだった。

 この公開の自認に、7月31日、WSWS編集委員会会長デイビッド・ノースからCEOピチャイ宛の二通目の公開書簡が続いた。公開書簡はこう述べていた。「あなたの議会証言が、特にWSWSの苦情に触れた事実は、この問題が受け止められた重大性を物語っている。グーグル親会社アルファベットCEOである、あなたは苦情について知らされていた。記事が公開された六カ月も後に、それはあなたの記憶にしっかり残っていたのだ。」

 デイビッド・ノースは「なぜWorld Socialist Web Siteは、抑圧されているという主張が、アルファベット/グーグル経営陣で議論されていたことや、我々の苦情の調査が行われていたことを、なぜ、知らされたなかったのか?」と尋ねた。ピチャイやグーグル経営陣他の誰も、今までにこの質問や、公開書簡に回答していない。

 3年以上はぐらかし続け、どんな質問にも答えず、一つの要求にも答えなかった後、CEOのピチャイが、全世界の検索トラフィックの、ほぼ90パーセントを支配しているハイテク企業が、WSWSコンテンツを終始抑制していたのを認めたことは極めて重要だ。

 WSWSは、一体なぜグーグルに検閲されているのだろう? WSWSは労働者階級の政治的独立を表す本物のマルクス主義、社会主義の国際主義唯一のオンライン情報源で、世界規模で資本主義制度を終わらせようと取り組んでいるためだ。世界的流行で、ひき起こされた危機の中、労働者階級の苦難がひどくなるにつれ、最近サイトをリニューアルしたWSWSは全世界で、多数の労働者や青年にとって、益々、社会主義の政治的、理論的、文化的教育の中心になっている。

 アルファベットとグーグルのアメリカ国家諜報機関との協力を考えれば、ピチャイ声明は、この問題に関して、彼に更に質問しなかったアメリカ政治的支配体制へのメッセージと理解すべきであり、今後、WSWS検閲は続けられ、強化されるだろう。

 ウィキリークス編集者ジュリアン・アサンジの自由を求める戦いや、オンライン検閲を終わらせる要求や、インターネットでの言論の自由を防衛するための戦いは、国際的労働者階級に取り上げられなくてはならない基本的民主的権利だ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/11/04/goog-n04.html

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 こういう記事を翻訳掲載する当ブログも、当然、検閲されるわけだ。

 明日から大相撲。初日から横綱不在。彼らのファンで、相撲に関心があるわけでないので特に何も思わない。無理においておく必要もないだろう。

 衆院予算委国会中継。小池議員質問で消音を止めた。自助といいながら周囲の共助・公助なしでは無意味答弁もできないスカ。答弁すればするほど墓穴。繰り返すが、オズの魔法使いを思い出す。大きな違いは、オズの魔法使いの正体は詐欺師ながら、善人だったこと。

 二つのゆ党、面目躍如。存在意義を示している。

立民と共産は学術会議を追及へ 維新と国民民主は改憲議論を提案

 東京新聞記事 これが自民党幹部の意見。首相意見の代弁?

伊吹氏「学問の自由は印籠か」 学術会議側をけん制

 室井佑月さん、ぼうごなつこさんも、「自国の重大な任命拒否問題より他国の大統領選挙を異様なほど長時間、詳細に報道するマスコミの異様さ」を語っている。つい夫人のファッションまで見てしまうとおっしゃるが。同じくらい詳しく東京都知事選を報じていれば、自分ファーストは、当選しなかったかも?

 ケイトリン・ジョンストンさんが記事「アメリカ帝国は、にこにこ顔の連続殺人犯」で言われている通りだろう。

選挙の結果を待っているのは、バットを持った強盗、バールを持った強盗、一体どちらに殴られるか、わかるのを待っているようなものだ。

 参院予算委 小池議員の質問に、のらりくらり、壊れたレコード状態全開。

小池議員
「権力の側はいつでも自由を守ると言いながら、自由や人権を迫害してきた。菅政権がやっているのは戦前の政府がやってきた学問の自由の侵害と一体どこが違うのか!!220の学会が共同声明を出した。いま危機感が広がっている」

スカ首相「ご意見としてお伺いします」

 LITERA

菅首相は独裁者のくせにポンコツだった! あらゆる質問に「承知してませんでした」、「自助」の中身を問われ「手洗いとマスク」

 しつこく繰り返そう。かなり昔に翻訳したナオミ・ウルフの記事「簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)」残念ながら、余りに時宜を得た内容だ。目次は下記通り。恐ろしいほど、あてはまっている。計画通りなのだ。日本学術会議任命拒否、明らかに、このファシスト日本づくりの一環。

  1. 国内と国外に、恐ろしい敵を作り上げる
  2. 政治犯収容所を作る
  3. 暴漢カーストを育成する
  4. 国内監視制度を作り上げる
  5. 市民団体に嫌がらせをする
  6. 専断的な拘留と釈放を行う
  7. 主要人物を攻撃する
  8. マスコミを支配する
  9. 反対は反逆に等しい
  10. 法の支配を停止する

 「簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)」下記をクリックしてpdfをダウンロードいただける。どうして、いわゆるマスコミに反対するメディアが、まともな翻訳者によるこの記事のを公表しないのか、いまだに理解できない。ともあれ、ダウンロードしてお読み頂きたい。容量は301K、さほど大きくないのでご心配なく。

「簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)」pdf ダウンロード@

 デモクラシータイムスのビデオ二本。

【横田一の現場直撃】No.85 小泉が吼える「核ゴミ受入NO!」/「都構想」否決 /追い込まれた横浜カジノ

丹精込めて呟き倒すコラムニストの真骨頂 小田嶋隆さん【池田香代子の世界を変える100人の働き人45人目】

 大本営広報部、大統領選挙は報じても、国民全員に大きな影響がある問題を完全にスルーしている。種苗法。

【タイムリー再配信 788・IWJ_YouTube Live】20:00~「種苗法改定は『改悪』! 『国産品種の流出防止』は農水省の怠慢をごまかす論点のすり替え! 『日本の種子を守る会』は農家を脅かす種苗法改悪の阻止を目指す!~10.26 種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月26日に収録した、「日本の種子(たね)を守る会」主催の院内集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた種苗法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a8%ae%e8%8b%97%e6%b3%95

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483379

2020年9月25日 (金)

反中国活動を推進すべく映画『ムーラン』を巡る論争を利用するワシントン

ベン・マクグラス
2020年9月23日
wsws

 9月4日、ディズニーは、同社のオンライン・ストリーミング・プラットホーム、ディズニープラスで、最新のリメイク実写映画『ムーラン』を一般公開した。公開前後に、アメリカとその同盟国は、この映画を、人権擁護といういんちきな旗の下で駆り立てられている反中国活動の一環として標的にしている。

 映画が公開されて数日で、映画を阻止すべく、最新のハッシュタグ#BoycottMulanキャンペーンがツイッター上で開始された。関係者は、エンド・クレジットに、新彊ウイグル自治区中国共産党委員会や吐魯番市公安委員会を含め、種々の中国政府機関に対する「深い感謝」があるのに気付いた後、映画を非難した。吐魯番は新彊ウイグル自治区にあり、アメリカは、新彊に暮らすウイグル族住民の取り扱い方のかどで、去年、該当部局に制裁を課している。

 論争に応えて、『ムーラン』の大半はニュージーランドで撮影されたが、「この歴史的時代劇のための独特な風景や地理を正確に描写する」ため一部は新彊でも撮影されたと、ディズニーのクリスティーン・マッカーシー最高財務担当役員が述べた。

 北京を批判する人々は、当時起きていた集団抗議活動の際、2019年8月、ツイッターで、香港警察支持を投稿した映画題名の人物を演じた主演女優リウ・イーフェイ劉亦菲を非難した。劉は「私も香港警察を支持する。」と書いて、他の警察支持Tweetを共有した。

 中国との緊張を更に増すため、ワシントンは映画撮影場所の公然の非難に飛びついた。これら公然の非難は完全に偽善だ。北京の資本主義政権は確かに、抑圧的な警察国家措置を、その支配に対する、あらゆる野党勢力を沈黙させるために利用している。だが新彊における人権侵害に関するアメリカの非難は極めて恣意的で、ワシントンの帝国主義者の権益を推進することと、軍事侵略の口実にすることを意図している。

 アメリカ政府が、長い間植民地支配と独裁制を支持してきた香港や台湾のような地域で、民主的権利を支持するワシントンの主張にも、同じことが言える。

 石油を含め、重要な天然資源があり、北京が親密な経済的結びつきを発展させようとしているエネルギー豊富な中央アジア共和国に隣接しているので、アメリカは、特に新彊に焦点を当てているのだ。北京の一帯一路構想も、新彊地域を通過する。

 新彊を巡る反中国法案の先頭に立っている共和党のマルコ・ルビオ上院議員は、同社がなぜその場所で映画撮影することに決めたかについて答えを要求して、ディズニーに超党派的な手紙を送った。彼は「残虐行為に、あるいは隠蔽に責任がある」と映画クレジットに載った機関を非難した。

 ところが、同時に、ワシントンはアメリカの穏やかな抗議行動参加者に対する警察と自警団員の暴力を監督し、奨励しているのだ。アメリカ戦争犯罪を暴露する内部告発者やジャーナリスト、特に注目すべきなのはジュリアン・アサンジを迫害し、移民のための強制収容所を運営している。これは、アジア中で軍事クーデターを支持することを含め、20世紀中に、ワシントンがおかした多数の帝国主義犯罪に加えてなのだ。

 ワシントンは主要な経済競争相手を排除したいというワシントンの願望から、北京に対する追加圧力をかけるために、米国経済を中国から「切り離す」べく動いてもいる。ワシントンの『ムーラン』とディズニーに対する批判は、中国とのつながりを切るか、ワシントンの反中国工作に参加するよう、アメリカ企業に対する圧力を増すことを狙っている。これは特に中国市場での足場を利益の主要源と見ているアメリカ企業にとって困難だ。

 七月、ウィリアム・バー司法長官は、ミシガンで、アメリカ企業と大学を罵倒した。彼は、本質的に、彼ら自身を国務省や国防総省が自由に使えるようにして、国内、国外でアメリカ帝国主義のプロパガンダを推進し、ディズニーのような企業は、今後の戦争準備に専念すべきだと要求した。

 彼はこう述べた。「第二次世界大戦では、例えば、象徴的なアメリカ企業ディズニーは、アメリカ海軍軍人に航法戦術を教育する訓練ビデオを含め、政府のために多数の広報映画を制作した。戦中、ディズニー従業員の90パーセント以上が、訓練と広報映画制作に従事した。アメリカ軍兵士の士気を高めるため、ディズニーは、飛行機やトラックやフライトジャケットやアメリカや同盟国軍に使われる他の軍装備品の記章をデザインした。」

 バーは、ワシントンの方針に従い損ねている人々に対し遠回しな脅迫をした。「もしディズニーや他のアメリカ企業が北京に屈服し続ければ、彼らは、その繁栄を可能にした典型的な自由主義の秩序と同様、彼ら自身の将来の競争力と繁栄両方を損なうことになる。」

 このキャンペーンは、この映画や、ディズニーで始まったわけではない。それは、アメリカと中国間の分裂を推進する進行中の取り組みの一環だ。これは映画産業だけでなく、トランプ政権が、アメリカで活動を禁止しようとしている他のハイテク・プラットホームや、ファーウェイやWeChatやTikTokのようなアプリケーション企業も対象だ。

 ワシントンは、北京が、これら全てのプラットホームを、アメリカ国民やアメリカ同盟諸国国民のデータに影響を与え、操作したり、収集したりするのに使うと主張している。これらの発言は、資本主義北京を、本物のマルクス主義と一緒にして、アメリカ批判の信頼性を傷つけるため、反共産主義の言葉で表現されているのだ。だがワシントンの狙いは、言論の自由を弁護することからはほど遠く、ハイテクと通信プラットホーム同様、映画産業についても支配を主張し、ワシントンが脅威と見なす、あらゆる内容を検閲し、隠蔽することだ。

 昨年10月、マイク・ペンス副大統領は、ナイキや、プロバスケットボール協会のようなアメリカ企業が中国で事業をし、香港を巡って北京を支持したと思われるのを批判した。「北京は、企業の貪欲につけこんで、アメリカ企業を強要し、アメリカ世論に影響を与えようとしている」とペンスは述べた。「余りに多くのアメリカ多国籍企業が、中国の金と市場の魅力にへつらい、中国共産党批判だけでなく、アメリカ的価値観の肯定的表現についてさえ沈黙している。」

 ペンスの挑発的言説は、トランプ政権と全ての既成政治勢力が国内で増大する階級的緊張の流れを変えるため有害な反中国気分を煽動しようと努める度合いを強調している。

 国家が公認する警察による殺害と制圧に対する抗議が高まり、ワシントンは国内で増大する社会的怒りに直面している。何百万人もの労働者も、アメリカだけで200,000人以上が亡くなったCovid-19流行の経済的結果で苦しんでいる。共和党、民主党いずれも、更なる軍国主義と戦争への衝動以外、これらの危機への解決策を持っていない。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/09/23/mula-s23.html

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 「群像」で笙野頼子氏の「引きこもりてコロナ書く――#StayHomeButNotSilent」を読んだ。笙野頼子資料室によれば、阿鼻政権の打倒祈願だと、ご本人はおっしゃる。その校了の翌日、首相が退任しました、と。阿鼻の魔巣苦!秋には色々刊行されるようだ。

 一方、LITERA記事、彼女、自分のことを言っているのかと思った。

杉田水脈が自民党の“性暴力”議論で「女性はいくらでも嘘をつける」と暴言! 伊藤詩織さん攻撃でも被害女性を貶める差別思想が

2020年9月24日 (木)

トランプ部内者の爆弾証言

アサンジは「大統領命令」で大使館から引きずり出された
ローラ・ティルナンとトーマス・スクリップス
2020年9月22日
wsws

 2019年4月ロンドン・エクアドル大使館でのジュリアン・アサンジ逮捕は、政治的動機でアメリカのドナルド・トランプ大統領に指示されていた証拠を示すオルタナ右翼メディア番組司会者カサンドラ・フェアバンクス証人証言が昨日法廷で読み上げられた。

 フェアバンクスは、共和党の裕福な寄贈者で、重要なトランプ同盟者アーサー・シュワルツが、アサンジは「大統領命令で」エクアドル大使館から連れ出されたと彼女に言ったと証言した。シュワルツとフェアバンクス間の会話は2019年9月に行われ、フェアバンクスが録音していた。

 ホワイトハウスへの頻繁な訪問者で、ドナルド・トランプ・ジュニアの「非公式顧問」あるいは「フィクサー」のシュワルツは、アサンジ排除のため、エクアドル政府との取り引きを仲介した駐ドイツ・アメリカ大使リチャード・グレネルによって大統領命令が伝えられたとフェアバンクスに語った。今年二月、グレネルは、トランプに国家情報局長代理に任命され、五月までその地位にいた。

 アサンジのエドワード・フィッツジェラルド勅選弁護士は、バネッサ・バライスター判事に、フェアバンクス暴露の重要性を、これは「幹部が、起訴と、大使館からの排除を計画した公然の意図の証拠」だと説明した。

 
2019年4月11日、アサンジは、イギリス警察に逮捕された。

 トランプ支持派のGateway Punditに寄稿しているフェアバンクスは、二度の重要な時期に、ウィキリークス創設者を大使館訪問した著名なアサンジ支援者だ。彼女の証拠は、フィッツジェラルドが「私の学識ある友人[検察側のためのジェームズ・ルイス勅選弁護士]は言う「彼女がジュリアン・アサンジ支援者なので、彼女の証拠を熟慮することにおいて、それを考慮に入れなくちゃならない。権利を保留する」と説明するという状態で、昨日の午後無競争のプロシーディングスに読み込まれた。けれども我々は[彼女の証拠]が本当であると言う。」

 トランプ政権ファシスト取りまき連主要人物と彼女の親密な関係を考えれば、フェアバンクスは、ウィキリークス創設者に対する政治的動機による復讐の重要な局面を暴露する無類の立場にいるのだ。犯人引き渡し審問中、アメリカ政府の弁護士は、防諜法の下でのアサンジ告訴は「刑事司法上の懸念」が動機で「政治的ではない」と終始繰り返して主張した。

 フェアバンクスの証言は、2019年4月11日、アサンジは「ハッキング」のかどで逮捕されたという司法省の公式説明を粉砕している。2018年10月30日、シュワルツの電話で、彼は「マニング事件」、つまりアフガニスタンとイラクでのアメリカによる戦争犯罪の米軍内部告発者チェルシー・マニングによる暴露における彼の役割に対する政治的報復として、アサンジが逮捕されるはずだと明らかにしていたのだ。

 「彼は私に、連中はチェルシー・マニングを追いかけるはずだと言った」とフェアバンクスは、シュワルツとの2018年10月の電話会話を思い出している。これは、間もなく確認されることになるトランプ部内者による、いくつかの予言の一つで(マニングは2019年3月に再度逮捕された)フェアバンクスは「彼はこの状況に近しい連中だけが知ることができるような[アサンジの]将来の起訴について非常に具体的な詳細を知っていた。」と結論している。

 フェアバンクス証言はトランプ政権による死刑を課す計画のぞっとする証拠だ。2018年10月、フェアバンクスとの電話で、シュワルツは、アサンジは「おそらく」終身刑を勤めるだけだろうと言ったが更にこう言った。「彼は私に、イギリスとエクアドルが彼を引き渡すのを阻止したはずの死刑は追求しないとアメリカ政府は言ったと語った」。

 6カ月もしないうちに、アサンジが大使館で捕獲されてから僅か数時間後、フェアバンクスは彼が「何かを知っている」かどうか聞くため、再びシュワルツにメッセージを送った。「彼はアサンジが、いかに致死薬物注射に値するか、彼もマニングも、いかに刑務所で死ぬべきかについて一連のメッセージで答えてきた。」さらに「彼は私に、ウィキリークスと関係がある全員が、いかに死刑に値すかについて、多数のメッセージを送ってきた。私は、我々の会話で、グレネルが、書面皆無で、死刑はないという口約束を得たことが報告されていたことを述べた。これに対するシュワルツの答えは、私に肩をすくめる絵文字を送り、アサンジが、いかに死に値するかについて、長い攻撃演説を続けた。」

 2019年1月7日、フェアバンクスはロンドンに旅行し、アサンジに、大使館で彼を逮捕し、アメリカに引き渡すようにするアメリカ計画を警告した。彼らは静かに話し合い、アサンジ「会話を隠すラジオ」を使った。彼らは書面のメモを取り交わした。

 フェアバンクス証言は、3月25日、二度目の二時間訪問の際に直面した法外な措置を語っている。彼女は丸一時間、一人で寒い部屋に放置され、アサンジは外にいさせられ、入室前に「金属探知器で全身走査」された。二人が話をする時間は、二分しかなかった。後に、フェアバンクスは、シュワルツが電話してきて、前回訪問時「私がアサンジに話していたことを知っていたと知らせて」この中止された訪問の理由を理解した。

 フェアバンクス証言は、ホワイトハウスを取り巻く犯罪暗黒街の手がかりになる。トランプが国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンを解雇し、グレネルの名が交替要員として浮上た後、フェアバンクスがアサンジ逮捕における彼の関与についてTwitterに投稿すると、シュワルツから「気が狂ったような」電話がかかってきた。「彼はどなりたてて、自分は拘置所に送られかねないとわめき、シュワルツが私に教えた「機密情報」を私がTwitterに書いたが、グレネルは、アサンジを大使館から排除する調整をする上で「大統領の直接命令」でそうした」ので、「シュワルツは彼が「生涯の親友」と言った人々を含め他の人々が影響を受けるかもしれないと言った」。

 これらの人々にはグレネルやラスベガスサンズの親玉で長年のトランプ支持者シェルドン・アデルソンも含まれる。

 その日前半、ベルン大学応用科学のクリスチャン・グロソフ教授が、2011年9月、無編集アメリカ国務省電報大量公開に至るまでの出来事の時間順を証言した。彼はエドワード・スノーデンの暴露について報告したことがあるコンピュータ科学者だ。彼の証拠はアサンジとウィキリークスがこの大量公表に責任があるという検察側主張を粉砕した。

 グロソフは電報は、ウィキリークスによりオンラインで保存され、「基本的に暗号化鍵を持たない誰にとっても無益なよう暗暗号化されていた」と説明した。これは、信頼できる当事者間で暗号化された電子メールで送るには、余りにも膨大な機微なデータに対処する際に、一般的な慣習だったと彼は述べた。

 2010年末に、アクセスを限定していたウィキリークス・ウェブサイトが攻撃を受けた際、サイトのコピーが第三者によって作成され始めた。少数の第三者は、ウィキリークスの指示に反して、暗号化された文書をコピーした。

 これら文書の暗号化鍵を与えられた人々の一人は、ガーディアンのジャーナリスト、デヴィッド・リーだった。2011年2月、彼と仲間のガーディアン記者ルーク・ハーディングが「ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争」という題の本を出版した。その本の中で、鍵が全部開示されていたのだ。

 2011年8月末までに、リーの鍵と、ウィキリークス管理外の、ウィキリークス・ウェブサイトのコピーに投稿された暗号化されていた文書の間のつながりが報じられた。8月31日と9月1日、これらの電報がCryptomeやPirate Bayなどのサイトで公開され始めた。その後、9月2日に、ウィキリークスは論説で彼らの理由を説明して、電報を公開した。

 「未公開電報が、大衆より先に、諜報請負業者や政府に広がるにつれ、革命や改革は敗北する危険がある。もしベン・アリのチュニジア政府が、彼らの政府を打倒するのを助けたウィキリークスが公表した、それらコピーを持っていれば、アラブの春は、ああいった形で始まらなかっただろう。」

 グロソフ証言は、こうした出来事でデイビッド・リーが演じた中心的役割を浮き彫りにした。彼は「私が知る限り、リーは[電報に]完全なアクセスを与えられたごく少数の一人だった。」と説明した。アサンジはガーディアン・ジャーナリストに、このアクセスを許すのは「非常に気が進まなかった」とリー自身の本に書かれている記述に基づいてグロソフは述べた。この点を実証するため、サマーズはリーの本の一部を参照して読んだ。

 「[リー]はアサンジに、ずるずる先延ばしにするのをやめ、全ての中で最大の宝物を渡すよう頼んだ。電報だ。アサンジは「あなたに最初の50パーセントを含む半分を渡すことができる」と言い、リーは拒否した。全部かゼロかだと彼は言った。「もし、あなたが、全ファイルを発表できる前に、グアンタナモへの途上、オレンジ色ジャンプスーツを着る羽目になったら一体どうなりますか?」…最終的に、アサンジは屈服した。」

 検察側が参照した本のもう一つの部分で、リーは「いかにして、アサンジから、これらの書類を引き出すかという戦いだった」かと記述している。わずか六カ月後、ウィキリークスが、世界中のメディア・パートナーと安全な編集された文書を発表する長期の過程に従事している中、リーは無編集機密電報の完全なオンライン・データのパスワードを発表したのだ。

 アサンジの父親ジョン・シプトンが法廷の外で述べた。「今日、検察側は、水は上へ向かって流れると言い、上は下であることを証明しようとした。被告側は[無編集電報を公開させた]のはデイビッド・リーだったと答え、決定的に示した。検察側がデイビッド・リーを弁護して過ごした時間の長さから、我々は、デイビッド・リーは国のスパイだと結論できるだけだ。」

 審問の午前セッションの終わりに、バネッサ・バライスター判事と弁護団間のやり取りが、更なる論証をする被告側の能力に課する制限を暗示している。

 Covid-19蔓延の可能性によって起きた審問第一週目の遅延につけこんで、バライスター判事は、被告側に、審問が「二週間以内に終わる」のを可能にする予定表を準備するよう強く主張した。被告側が、それでは最終陳述時間が残らないと答えると、彼女は、これらは書面形式で提出し、検察側と被告側、それぞれ、わずか半日で要約できるという検察側弁護士ジェームズ・ルイス勅選弁護士の示唆で熱狂的に反撃した。間もなく、最終決断が行われようとしている。

 審問は今日も続く。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/09/22/assa-s22.html

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 庶民老人には、暗い未来しかない。来世が万一あるなら、上級国民に生まれ変われるよう、どこかの神か仏に頼ろうか。それが売りの神社や寺、あるのだろうか。

 日刊ゲンダイDIGITAL

自民コロナ陽性も濃厚接触者ゼロ 保健所“上級国民”優遇か

 植草一秀の『知られざる真実』のシナリオを期待したいもの。

「策士策に溺れる」12月総選挙シナリオ

2020年7月10日 (金)

ブラジルのファシスト大統領ボルソナーロ、コロナウイルス検査で陽性

Tomas Castanheira
2020年7月8日

wsws / org

 昨日朝、ブラジルのファシスト大統領ヤイル・ボルソナーロは、日曜日に最初に徴候が出た後、コロナウイルス検査で陽性だったと記者団に発表した。

 ブラジルでのCovid-19流行は、公式統計によれば、1,600,000人以上が感染し、66,000人が亡くなり既に壊滅的な局面に達している。国際的に、この犠牲者数を上回るのはアメリカだけだ。ウイルスの影響は週平均一日約37,000人の新感染者で拡張し続けている。

 このシナリオの中、ボルソナーロは、全てのブラジル支配階級のための彼の犯罪的メッセージを再確認するため、何百万人ものブラジル人と世界中の聴衆に見られるインタビューを使ったのだ。「それが人生で、ブラジルは生産しなければならず、我々は経済を活性化しなければならない。」

 
7月3日金曜日、サンパウロ産業連盟(FIESP)で講演するボルソナーロ(撮影:マルコス・コレア/ Planalto)

 最初に、ボルソナーロは彼の社会病質的見解を、政治的ライバルに攻撃されたことを皆に想起させた。「過去、一部の人々が、経済は回復するが、命は回復しないと私を批判した」と彼は、リオデジャネイロ知事ウィルソン・ビツェルの言葉に直接言及して言った。「全ての銃が私に向けられ、私を非常に厳しく批判した。我々は大いに苦しんだが、今皆様全員、我々が正しかったのが分かっている」。

 ボルソナーロの主張が実証されたという見解は、実際は、コロナウイルスの性質と、完全に誤っていたのが分かり、ひどい結果となったコロナ流行対策に関する一連の非科学的主張だ。

 ファシスト大統領の主張は、ウイルスは全員に必然的に降りかかる「雨」のようなものだというのだ。だが、既に世界中で、50万人以上の人々を死亡させた病気は、ブラジル国民にとって、本格的なリスクにはならないと彼は主張したのだ。

 彼によれば、Covid-19は「過大評価され」「感染した圧倒的多数の人々は、それに気がつかず、全く何も感じない」。彼は同じくウイルスが、ブラジルの暑い気候では、完全に異なる振る舞いをして、その影響は、ずっと穏やかになると述べた。

 北と北東の、より暖かい国での、冬の前の破壊的な結果をもたらした感染者の爆発が、そもそも客観的基盤皆無のこれらの仮定を完全に反証している。

 ボルソナーロは、あらゆる科学証拠に反して、ヒドロキシクロロキンはCovid-19の効果的な治療で、「医者が、ブラジル中いたる所で[ヒドロキシクロロキン]の成功の可能性は100パーセントに達すると言っている」と強く主張している。


 7月4日、アメリカ大使トッド・チャップマンと一緒のボルソナーロ

 「私は昨日最初の錠剤を飲んだ」と彼は言った。「もし私が最初の日から、予防対策として、ヒドロキシクロロキンを飲んでいれば、何の症状の痕跡もなしで、非常に順調にやっていただろうと告白する。」

 実際は、世界保健機構(WHO)が、この薬の効果がないためCovid-19治療用としての研究を断念しただけでなく、二人のブラジル保健相が、大統領が提唱する、この薬の無差別処方に関する意見の相違のために辞任しているのだ。

 ボルソナーロは、社会的に距離を置くことは、国民の中でパニックを広める手段だとして攻撃し、海岸に出るのを制限する法案を提案する知事たちを非難した。彼は学校再開と、いわゆる「縦の隔離」つまり高齢者と併存疾患を持った人々のみの隔離を主張した。

 彼は政府官邸前での「ここ数カ月かなり密だった人々との接触」つまりファシスト・デモへの参加という彼の慣習を擁護し、議会と最高裁判所の閉鎖と軍事介入を支持した。

 ブラジルでのコロナウイルスの衝撃的結果が、どれだけボルソナーロの行動のせいなのか推測するのは困難だ。社会的に距離を置くのを阻止する公式命令や、多くの企業への再開強制、誤情報の流布、データの隠蔽、隔離を打ち破るため病院攻撃までした、政府によらない、あからさまなファシスト部隊動員などの組み合わせは大きな役割を演じた。

 だが彼の権力の安定性や犯罪的政策の公然の擁護は、ブラジル支配体制全ての協力なしでは不可能だったはずだ。科学的見地から、ボルソナーロが推進した政策が茶番だったと暴露されれば、それら政策は支配階級の権益という見地から具体化されていたのだ。

 自称野党の労働者党(PT)を含め、全関係者が、ボルソナーロの犯罪的措置を受け入れ、あらゆる医学的、科学的勧告にもかかわらず、ブラジルの全ての経済活動再開奨励に満場一致で賛成している。

 だがボルソナーロがインタビューで想起させた通り、彼の最大の支援は、世界の全てのブルジョア政府が、いかなる科学的基盤にも欠ける「集団免疫」の名のもと正当化される国民の全般的感染という彼の基本政策を擁護している事実に由来する。彼らは全て彼がずっと前に言ったこと「ウイルス自身にひき起こされる損害より、この戦いの副作用が、ひどい時、人はウイルスと戦うことはできない」を受け入れているのだ。

 彼がCovid-19に感染したというボルソナーロ発表の数日前、彼は、マスク着用やソーシャル・ディスタンの証拠がないアメリカ大使館での7月4日祝典に出席していた。大使館公式ツイッターによれば、駐ブラジル・アメリカ大使トッド・チャップマンと妻は「検査で陰性で、隔離生活する」大使館スタッフ全員が「検査中だ」と付け加えている。

 この話題は三月初旬、彼の取りまき23人が、帰国時コロナウイルス検査で陽性を示したドナルド・トランプ大統領のフロリダ州マー・ア・ラゴ・リゾートへのボルソナーロ訪問を想起させる。ボルソナーロは以前、偽名で行った自身の検査結果を隠蔽していた。

 ウイルスは益々トランプの取り巻きグループに感染しており、オクラホマ州タルサでの集会後、彼のスタッフ8人が検査で陽性となり、マイク・ペンス副大統領の幹部補佐官と、息子のドナルドJrのガールフレンドも陽性になっている。

著者は下記記事も推奨する。(英語記事)

Brazil’s coronavirus cases top 1.5 million amid record unemployment(記録的失業率の中、150万人を超えたブラジルのコロナウイルス感染者)[2020年7月6日]

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/07/08/braz-j08.html

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 9日夜のBS-TBSの報道1930で、倉持仁医師が、「日本政府を見ていると、ブラジルと同じに見える」という趣旨の発言をされた。御意。大塚耕平議員も同意していた。知事と大臣の会談後会見、音声を消した。聞くに値しない。大串博志議員、二人の会見について、「春から我々が言ってきたことが認識されていない」と怒っていた。晋裸万障、コロナ禍も豪雨災害も放置、犬を抱いて、うちで踊っているのだろうか。

 選挙違反問題、想定通り。とかげの尻尾きりで終了。成り立ちを考えれば、本来宗主国の邪魔物を排除するための組織。月光仮面などではない。田中角栄が排除され、中曽根が残ったこと、豪腕政治家が排除されたことなどが、それを物語っているだろう。大本営広報部は、そうした重要な事実から目をそらさせるのが本務。洗脳呆導を何百年見ていても愚民が増えるだけ。

 日刊ゲンダイDIGITAL

河井夫妻起訴の闇 特捜部1.5億円不問の裏切りで幕引きか

 今日の孫崎氏のメルマガ題名

コロナ、東京感染者最多224人 3カ月ぶり200人超え、大阪30人以上は4月29日以来、埼玉:8日48人、40人を超えは4月16日以来等。菅官房長官「緊急事態宣言を発出状況に該当せず。イベント開催制限の緩和予定通り」。不安の中、経済再開無理、長期化へ

 選挙後、化けの皮がはがれた組織がある。金子勝氏の著作(たとえば、最近では雑誌『世界4月号』「もし君が首相になりたいならば」を全く読んだことがない若い人々が、金子勝氏のツイートを悪しざまに罵っている。論破できなければ犬の遠吠え。大本営広報部は決して触れない。

【金子勝の言いたい放題】都知事選総括!問うべきは何か 20200708

 PCR検査が増えない日本政府や学界の腐敗。大本営広報部は決して触れない。

「新型コロナウイルス」(33) 児玉龍彦・東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクト プロジェクト リーダー/ 村上世彰・一般財団法人村上財団創設者

2020年5月12日 (火)

トランプのベネズエラ「ピッグス湾」

2020年5月7日
wsws.org

 今週早々の、アメリカが率いる傭兵による二件のベネズエラ海岸武装上陸失敗で、世界的コロナウイルス流行と、それがアメリカ国民に引き起こした死と破壊も、南米や世界における、アメリカ帝国主義の略奪的で犯罪的な地政学的権益の追求を阻止する上で何の役にもたたなかったことが明らかになった。

 二件の上陸の一つ目は、日曜日の朝早く、ベネズエラの首都カラカスから車で、わずか半時間のラ・グアイラ州マプートで起きた。「パンテラ」(ヒョウ)として知られるグループのリーダー、元ベネズエラ陸軍大尉を含め上陸した武装男性8人が殺され、残りが捕獲された。

 二番目の上陸は、月曜日、カラカスの西、ベネズエラのカリブ海岸、アラグア州チュアオ半島で起きた。ここで武装侵略者は地元漁師に発見され、ベネズエラ保安部隊に引き渡された。


 ベネズエラで捕らえられたアメリカ人傭兵ルーク・デンマン(一番上)とアイラン・Aベリー(一番下)。

 捕らえられた連中の中には、収賄容疑で刑務所に送られた元ベネズエラ国防大臣の息子で、一連のクーデター策謀の中心にいたホスナルス・アドルフ・バドゥエルがいた。いずれも元アメリカ特殊作戦兵と識別された二人のアメリカ国民、ルーク・デンマン、34歳、と、アイラン・ベリー、41歳が逮捕された。バドゥエルはベネズエラ当局に、二人のアメリカ人がドナルド・トランプ大統領の治安部隊で働いていたと言ったと述べた。

 ベネズエラ当局は、マスコミに、二人のアメリカ人のパスポートと軍身分証明書と、傭兵と一緒に捕獲された武器の写真を示した。彼らは、自分の任務は、ベネズエラのマドゥロ大統領引き渡しでアメリカに運び出す飛行機を受け取るため、カラカス空港支配権を掌握することだったと述べたデンマン尋問ビデオを公表した。誰が作戦を指示していたか問われて、彼は「ドナルド・トランプ大統領」と答えた。

 作戦の中心は、フロリダに本拠がある民間警備会社SilverCorp USAを経営するイラクとアフガニスタンの元グリーンベレー・ベテラン、ジョーダン・グドローだ。彼自身の説明によると、グドローは、トランプ長年のボディーガードで、大統領執務室の作戦部長を勤めたキース・シラーによって、ベネズエラ右翼と、連中のアメリカに支援されたクーデター策謀を紹介された。以来トランプ大集会で、グドローが、警備している様子を映したビデオが表面化した。

 2019年2月、エセ救援輸送隊をベネズエラに押し込むCIAトロイの木馬作戦未遂の一環としてベネズエラ-コロンビア国境で、イギリス人億万長者リチャード・ブランソンが支払うコンサートの警備を行うため、彼が雇われた時、この警備業者と、アメリカ諜報機関とのベネズエラ右翼のつながりが明らかになった。

 グドローは、それはまだ進行中で、目的は「マドゥロ政府を打倒する」ことだと主張して、最近の作戦に対して公式に責任を認めた。彼は海岸侵略の惨めな失敗にもかかわらず、他の分子がベネズエラ国内で活動しており「戦術目標攻撃を始めるために行った」、言い換えれば、テロリズムの波を開始したと言ったのだ。

 更にグドローは、彼と去年一月、自身をベネズエラ「暫定大統領」だと宣言して、直ちにワシントンとその同盟国によりベネズエラ「合法政府」に選ばれた取るに足らない右翼政治家フアン・グアイドが署名したオンライン投稿された契約の合法性を確認した。

 グアイドとグドローの英語会話録音も公表されたが、そこで、アメリカ傀儡が、アメリカ政府がベネズエラから盗む石油資源で、代金は保証されるという条件で、武力介入実行のため、アメリカの警備業者に2億1300万ドル支払うことに同意していた。

 グドローは、グアイドが約束した支払いをし損ねたと主張した。だが正確な取り決めが何であれ、誰かが、ベネズエラ海岸への派遣のために傭兵組織に支払ったのは明らかだ。それが傀儡だったのか、人形師だったのかどうかは、ほとんど相違を生じない。

 一年ほど前に、軍事クーデターをひき起こそうと試みたグアイドが服役していないのは、マドゥロの「ボリバール社会主義」ブルジョア政府が、彼のことを、ベネズエラ資本主義を救出し、下から革命爆発を防ぎ、アメリカ帝国主義と伝統的な寡頭政治との対話者となる可能性があると見ているためだ。

 ベネズエラでの海岸侵略未遂について問われて、トランプは、それについて全く何も知らず、「我々の政府とは全く関係がない」と主張した。

 水曜日の国務省記者会見で、マイク・ポンペオ国務長官は「この作戦に、アメリカ政府の直接関与はなかった。」と宣言し、いささか条件付き回答をした。彼は「行われたことに関し我々が知っている、それ以上いかなる情報も共有する用意はない」と述べた。

 捕らえられた二人のアメリカ人傭兵については、ポンペオは、ワシントンは「彼らを戻らせる試みのために、我々は利用可能な全ての手段を使う」と述べた。

 一体どのような根拠で、アメリカが、彼らの送還を要求できるのかについて、国務長官は言わなかった。ドナルド・トランプを誘拐したり、殺したりするため、アメリカを侵略しているのを捕らえられた他国籍市民が、テロ行為の罪で、終身刑か、もっと酷い宣告を受けることに、いささかでも疑念があるだろうか?

 戦争状態にも等しい、ベネズエラに対する害が大きい制裁の「最大圧力」キャンペーンという環境の中、武装侵略が展開された。ベネズエラに対する効果的な通商停止が、コロナウイルス流行開始前にさえ、何万人もの死をもたらし、石油輸出を遮断し、非常に必要とされた薬と医療用品を輸入するのを阻止した。流行勃発以来、アメリカ帝国主義は、病気と死亡をベネズエラ国民に服従を強制し、政権転覆のための衝動を完成させる武器として用いようと、制裁を強化しただけだ。

 アメリカで、死亡者数が増し、経済が急落する中、トランプは、麻薬密輸と戦うという口実で、ベネズエラのカリブ海沖水域に海軍特別部隊を派遣したが、アメリカに流入する麻薬の圧倒的多数が、ワシントンの右翼同盟者に保護されて、ボゴタやテグシガルパやグアテマラやコロンビアと中米を通って太平洋に送られる。この作戦に派遣された駆逐艦や沿岸戦闘艦は、麻薬密輸人を捕らえる上では役にたたない。

 ベネズエラ海岸での卑劣な出来事は、アメリカ帝国主義の中南米での軍事侵略や半植民地的搾取や警察国家的抑圧という長年の歴史の最暗部を想起させる。1961年キューバの不運なピッグス湾侵略を含め、初期のアメリカ帝国主義介入の失敗で、ワシントン当局は当初同様に、アメリカの関与を断定的に否認した。同様に1980年代の違法作戦で、ニカラグア政府に対するコントラ・テロ戦争に補給するため、傭兵に兵器を飛行機で運んだCIA請負業者ユージン・ハセンファスが撃墜されるまで、ワシントンは否認を続けた。

 ピッグス湾と、いわゆるイラン-コントラ事件の両方が、ワシントンで大きな政治危機を招き、アメリカ・マスコミによる厳しい詮索を引き起こした。だがアメリカが計画したベネズエラ侵略未遂についての報道は、ほとんど沈黙のまま商業マスコミに見過ごされ、表向きトランプに対する敵対勢力、民主党内から一言の批判の言葉もない。バイデンからサンダースまでの全員が、ベネズエラでの政権転覆作戦を結束して支援した。

 アメリカを支配するオリガルヒの権益に役立つこの作戦は、アメリカ・エネルギー複合企業による、ベネズエラの地球上最大の石油埋蔵に対する拘束を受けない支配を確立し、アメリカ帝国主義が、長い間「自身の裏庭」と見なしている、ベネズエラや中南米全体で中国やロシアの増大する影響力を逆転することを目指している。

 何百万もの生活を脅かす世界的コロナウイルス流行のさなか、アメリカ帝国主義は何十億人もが亡くなるような、もう一つの世界大戦を燃え上がらせると脅して、軍事侵略によって略奪的権益を追求しているのだ。

 資本主義と帝国主義を終わらせる共通の戦いのために、国境を越えて結束する労働者階級だけが、人類生存に対する深刻な脅威に対する代替案を提供できるのだ。

Bill Van Auken

著者は下記もお勧めする。 (いずれも、英語原文

ベネズエラ防衛と中南米での社会主義のための戦い
[2019年5月10日]

アメリカが支援する挑発をベネズエラ国境で強行するため武装兵士が動員されたことが報道で明らかに
[2019年3月7日]

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/05/07/pers-m07.html

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 ベネズエラ、大変な石油埋蔵量を持っているがゆえの悲運。石油も金もなくとも、宗主国は絞り尽くす。ひとごとではない世界最大属国の現状。

【半田滋の眼】No7韓国、防衛費削減でコロナ対応、日本は?/コロナもオスプレイも米軍は教えない20200507

 そして、コロナ無策。

致死ウイルスに向き合う~恐怖の出口にしないために【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200508

 コロナにつけこむ売国傀儡政権。有名人たちまで反定年延長ツイート。昨日のTBS BS石破氏はまともな意見だった。

反定年延長ツイート「国民が許さないとの圧力」と石破氏

 それは、その通りだが。JNN調査、緊急事態条項を加えることに『賛成』というのは一大事。日本の終わり。

日刊IWJガイド・非会員版「JNNの世論調査で憲法に緊急事態条項を加えることに『賛成』が55%! 強制力を持った行動制限を望む声が多数! 民主主義にとって極めて危険な状況に!」2020.5.12日号 ~No.2798号

2020年4月23日 (木)

コロナウイルス流行の中、クルーズ船労働者は、命取りの環境と財政的破たんに直面

トム・ケイシー
2020年4月11日
wsws

 世界中のクルーズ船企業が、コロナウイルス流行に対応して、大量の乗客を下船させたが、現在、アメリカ沿岸警備隊プレスリリースによれば、土曜の時点で、アメリカ水域には、114隻の船に約93,000人の見捨てられた乗組員がいる。クルーズ産業業界誌マリタイム・エグゼクティブによれば、世界では、約107,000人の乗組員を収容する更に183隻の船が類似の状況に直面している。

 3月29日、アメリカ沿岸警備隊は、海上安全情報ブレティン(MSIB)を発行し、フロリダ、プエルトリコ、ジョージアとサウスカロライナ海岸全体を含む、七つの担当地域中で、50人以上の人々が乗船している全ての船は、船内の病人に「無期限」の期間、治療処置を強化すべきだと宣言した。緊急医療を必要とする人々のためだけに、船が退避支援を求めるのを認められるのだ。MSIB発行以来、Covid-19発生と関連する死についての報道が急増する中、地球全体で何百ものクルーズ船の何万人もの乗組員が、寄る辺のないままにされている。

 立ち往生しているクルーズ船労働者の苦境に、世界中の政府は冷淡な無関心で対応した。先月、3月19日、約2,700人の乗客がルビー・プリンセスからシドニーに上陸した後、オーストラリア政府は、その多くが、後に検査でCovid-19陽性反応を示した何千人もの乗組員がいるクルーズ船に対して港を閉鎖した。禁止令の時点で、37隻、そのほぼ一ダースが、何週間も、たなざらしのまま、オーストラリア港町の外で足留めを食らった。

 ホーランド・アメリカラインの社長オーランド・アッシュフォードは、足止めをくらった船の状況を「人道的危機」だと表現した。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、アメリカ海域だけで、総計20隻のクルーズ船が、Covid-19の影響を受けていると推定している。公海には、遥かに多くの、そのような感染した船があるのは疑いようもない。

 更に、アメリカは、土曜日に発行した税関・国境警備局、沿岸警備隊やCDCと共同で、クルーズ船からの人々の、商業交通機関による移動を全て禁止し、立ち往生している船の労働者が帰国する安全通行を妨害した。CDCメモは、帰国する乗組員全員に、自社か専用の輸送機関を提供するよう命じて、クルーズ会社に、乗組員輸送の全責任を課した。

 クルーズ船という環境で、命を脅かす感染症が急速に蔓延する可能性は良く知られており、中でも最も良く知られているのは、二月に、約700人の乗客と乗組員がCovid-19に感染し、11人が亡くなったダイヤモンド・プリンセスの例だ。

 Crew-Center.comによれば、COVID-19感染で、クルーズ船で亡くなった人々の中には、コスタ・ファヴォロサ号の保安要員で、48歳のインド人、アンドリュー・フェルナンデスや、ホーランド・アメリカラインの船、ザーンダム号のインドネシア人乗組員、50歳のウィウィト・ウィダルト、コスタ・ルミノサ号のフィリピン人台所係、オルランド・エルナンデス、MSCクルーズ船の、サルバドール人厨房作業者、ロベルト・ロドリゲス・ベラスコ、グランド・プリンセス号の名前不祥のフィリピン人電気工、MSC オペラ号のホンジュラス人作業員、マレラ・ドリーム号のインドネシア人乗組員、マレラ・エクスプローラ号のフィリピン人作業員、マレラ・エクスプローラ2号のギリシャ人士官がいる。同社は、死が、Covid-19関連かどうか明らかにしていないが、セレブリティー・インフィニティー号で、更に一人の労働者の死亡が先週確認された。

 船内の幹部が、職員に対して情報を抑えていたと、一人の労働者が、マイアミ・ヘラルドに語った。「誰も病気にかかっていない、皆元気だ、皆さんは、いられる最高の場所にいると言い続けましたが、私達は全ての台車を見ていますから、それが本当ではないのを知っていました。」 同じ記事で、もう一人の従業員が「グローバル危機の中、乗船し、閉じ込められている感覚は本当に辛いものです。」と述べた。我々はこの間ずっと、経営陣に、だまされているのを懸念しています。私の意見では、彼らとして無謀な行動で、危険です。」と、もう一人は述べた。

 何千人もの乗組員が、船内で命取りの状態に直面するのに加え、流行へのクルーズ企業の対応で、財政的破たんにも直面している。先制的に、わずかな30日間の給料補償で、船内で「働かないスタッフ」として留められる中、契約終了されている「不要不急の」乗組員についての報告があった。会社が彼らの本国送還手配を無事済ませるまで、一部の乗組員は、事実上、補償なしで働くよう強いられる人質として、少ない額の補償金を報告している。マイアミ・ヘラルドに漏らされた、あるノルウェー・クルーズ企業従業員への人事部メモは「既に「契約終了期限」に達した乗組員は、もはや超過乗船期間に対して支払われない」と述べている。

 ロイヤル・カリビアン号の労働者が、ワールド・ソーシャリスト・ウェブサイトに、こう述べた。「今、事態は本当にひどい。私はまだ先週の支払いを得ておらず、この30日間の給与はいつ貰えるのか、そもそも貰えるの確かではない。国際的旅行に開放される最初の場所の一つかもしれないと予想されるので、我々はシンガポールに航行する予定だ。だがオーストラリア政府の制限のため、家に帰る見込みがでる前に、我々は今大陸の西側を大回りして航行しなければならない。」

 Covid-19で、既に陽性の検査結果の、もう一人のセレブリティー号の労働者が、船内の状態は快適で、通常の給与支払いを得ていることで会社に感謝しているが、検疫隔離処置は不十分で、乗組員本国送還計画について、経営陣から僅かしか情報がないと述べた。

 「私は船の永住者に過ぎないと思い始めています」と、ある労働者がソーシャル・メディアで皮肉に書いた。

 典型的に、搭乗前に世界中の大都市に会社が所有する施設でリハーサルして数週間過ごすよう要求されるクルーズ船のカジノ部門労働者は、契約終了後、契約に関連する旅行関連で出費が、かさんでいるが、補償はされないと報じた。逆に「事態が正常に戻った際」の将来の雇用機会のあいまいな約束に関する報告が蔓延している。

 乗船前に仕事がキャンセルされた乗組員に加え、契約終了された後、無事本国に帰還した人々の多くが、自国で失業手当を得られない可能性に不安を表明した。連邦社会保障拠出金法(FICA)の支払額を会社が控除しないので、彼には失業手当資格がないと同社人事部に言われたとカーニバル社のアメリカ人労働者がソーシャル・メディアに書いた。

 ワールド・ソーシャリスト・ウェブサイトは、クルーズ産業の危機に、船の労働者に彼らの権利を推進するよう呼びかけている。彼らは世界的、社会主義経済を基盤にして社会の国際的変換のため、より大きな政治闘争の一部として、彼らの健康、安全と暮らしを守る法案を要求し実行するための行動の第三者委員会を組織しなくてはならない。これまでの一週間の出来事が示したように、世界中のクルーズ企業や資本主義政府を決して信頼するべきではない。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/04/11/crui-a11.html

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 夕方5時の追記。

 DuckDuckGoで、検索すると、この記事、出てくる。
 Yahoo、Googleで試すと、この記事、出てこない。実態は隠蔽エンジンであることの証明だろう。

 「ゴールデン・ウイークが終わるまで活躍する」と、コロナ・ウイルスが、日本政府に言ったのだろうか。森羅万象に忖度すると言ったのだろうか。100%、そういうことはありえない。連休後も続けるという発表後の、阿鼻叫喚が見えるよう。

 身近では、長崎の造船所に停泊中のクルーズ船コスタ・アトランチカ乗組員。コロナで雇止めになった非正規雇用の方々や、外国人労働者の方々の苦境も報じられている。美しい国の実態が、日々、あきらかになる。

 日刊ゲンダイDIGITALに驚きの記事。発言者名を見て眉につば。3/22のNHK番組悲劇のヒーロー。そもそも忖度御用専門家会議副座長発言からして、小生は信じていない。現代のインパール作戦、ガダルカナル作戦の指揮者の声を真に受ければ、同じ結果になるだろう。戦略転換を、しっかり説明できない大本営。垂れ流しをする国営放送。

衝撃発表「コロナまき散らすのは若者より高齢者」は本当か

 西浦教授の死者推計数値発表の際には、計算根拠のデータも同時に提示してほしいと岡田教授。

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