Pepe Escobar

2024年3月29日 (金)

ヌーランド - ブダノフ - タジク人 - クロッカス・テロのつながり

ぺぺ・エスコバル
2024年3月26日
Strategic Culture Foundation

 残忍な最大限の懲罰を行う完全な白紙委任状をロシア国民はクレムリンに渡した。

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 まずクロッカス・テロ攻撃につながった可能性のある一連の出来事から始めよう。これは実に強烈だ。これはFSB主要捜査の一つだとモスクワ情報筋は確認している。

 2023年12月4日。退役からわずか三ヶ月後、CIA代弁者ワシントン・ポストに元統合参謀本部議長のマーク・ミリー将軍はこう語っている。「真夜中に喉を切り裂かれるかどうか疑問に思わず眠りにつくロシア人がいてはならない(...)そこに戻って銃後でキャンペーンを打たなければならない。」

 2024年1月4日:ABCニュースのインタビューでキリロ・ブダノフ「諜報長官」はロードマップを説明した。ロシアを「益々深く」攻撃する

 1月31日:ヴィクトリア・ヌーランドはキーウに赴きブダノフに会い、そして夜誰もいない通りの真ん中での怪しい記者会見で、「厄介な驚き」をプーチンに約束した。

 2月22日:ヌーランドは戦略国際問題研究所(CSIS)の催しに姿を現し「厄介な驚き」と非対称戦争を強調した。これは、ブダノフが卑劣な作戦を開始する決定的な合図と解釈できるかもしれない。

 2月25日:ウクライナのCIA細胞に関する記事をニューヨーク・タイムズが掲載したが、既にロシア諜報機関が知らなかったことは何もない。

 その後、3月5日まで小康状態となり、重要な影絵芝居が実施された可能性がある。特権的シナリオ:ヌーランドは、CIAやウクライナのGUR(ブダノフ)と並ぶ重要な汚い工作陰謀者だった。ライバルの闇の国家派閥はそれを掴み、何らかの方法で彼女を「終わらせる」ため策略を講じた。なぜならロシア諜報機関は必然的に点と点を結びつけたからだ。

 だがヌーランドは実際まだ「引退」していない。彼女はいまだに政治問題担当国務次官として登場し、最近G7関連会議のためローマに姿を現したが、彼女の新職場は、理論的には、コロンビア大学(ヒラリー・クリントンの策略だ)のようだ。

 一方、大規模な「厄介な驚き」のための手先は既に暗闇の中にあり、完全にレーダーから消えている。作戦を中止することはできない。

 3月5日:リトル・ブリンケンがヌーランド「引退」を正式発表。

 3月7日:四人のテロ隊員のうち、少なくとも一人のタジキスタン人がクロッカス会場を訪れ、写真を撮られた。:

 3月7日-8日夜:モスクワへのテロ攻撃の可能性をアメリカとイギリス大使館が同時に発表し、今後2日以内に「コンサート」や集会を避けるよう自国民に告げた。

 3月9日:大人気のロシアの愛国的歌手シャーマンがクロッカスで演奏する。それは大統領選挙のわずか数日前、3月15日から17日にかけての「厄介な驚き」の標的にされた慎重に選ばれた機会だったのかもしれない。だがクロッカスの警備が厳重だったため作戦は延期された。

 3月22日:クロッカス・シティ・ホール・テロ事件。

ISIS-K:究極の厄介ごと

 ブダノフとのつながりは、ダリア・ドゥギナやウラジーミル・タタルスキーに対する以前のウクライナの諜報テロ攻撃同様、何日も何週間も、近接偵察を行う手口によって漏れている。攻撃。そして、国境への突進。

 そして、それはタジキスタンとの関係につながる。

 ぼろぼろの集団が大量殺人者になったことででっち上げられた物語には、多数の穴があるようだ。Telegramでのイスラム主義説教者を追って。後に50万ルーブル(約4,500ドル)という僅かな金額を提示されて、4人はコンサートホールで無差別に人々を撃った。資金の半分をTelegramで送金した。武器庫に誘導され、そこでAK-12と手榴弾が見つけた。

 連中がプロのように機関銃を使用したことを映像は示している。射撃は正確で、連射や単発だった。全く慌てていない。手榴弾を効果的に使用し、あっという間にその場から脱出し、国境を越え、ウクライナへ向かう「機会」を捕らえるのにほぼ間に合うよう散っていった。

 それには訓練が必要だ。訓練は厄介な取り調べへの対応にも当てはまる。それでも、FSBは文字通り、それら全てを破ったようだ。

 アブドゥロ・ブリエフという名の操り手の可能性がある人物が浮上した。以前、トルコ諜報機関は、彼をISIS-K、アフガニスタンのウィラヤト・ホラーサーンの操り手と特定していた。「知人」のアブドゥロが作戦用の車を買うのを手伝ってくれたとクロッカス攻撃隊メンバーの一人がFSBに語っていた。

 そして、それは、全て終わらせる巨大な厄介もの、ISIS-Kへと我々を導く。

 2020年以降、ISIS-Kの首長とされるのは、アフガニスタンのタジキスタン人、サナウッラー・ガファリだ。2023年6月、アメリカが紡ぎまっていたアフガニスタンで殺害されたのではなく、現在パキスタンのバロチスタンに立てこもっているのかもしれない。

 ところが、ここで本当に興味深い人物はタジキスタン人ガファリではなく、イドリブのダマスカスで政府と戦っていたジハード集団アジュナド・アル・カフカズ(「コーカサスの兵士」)の元指導者で、その後ハヤト・タハリール・アル・シャム(HTS)による弾圧のためウクライナに逃亡したチェチェン人のアブドゥル・ハキム・アル・シシャニだ。

 ロシア国内のウクライナ情報機関が画策した最近のテロ攻撃の際、シシャニは、ベルゴロド近郊国境で目撃された。それを「厄介な驚き」のもう一つのベクトルと呼ぼう。

 シシャニはウクライナに二年以上滞在しており市民権を取得している。実際彼はシリアの厄介な雑多なイドリブ・ギャングとキーウのGURと繋がりがあり、彼のチェチェン人はISISと事実上見分けがつかないジャブハト・アル・ヌスラ戦線と緊密に協力していた。

 猛烈な反アサド、反プーチン、反カディロフのシシャニは、CIAとペンタゴンによって「自由の戦士」として長年宣伝されてきた典型的な「穏健派反政府派」だ。

 四人の不運なタジキスタン人の一部は、ラフナモ・バ・フロソン(Rahnamo ba Khuroson)というチャットルームでウィラヤト・ホラーサーン(ISIS-K)が行ったインターネット上のイデオロギー/宗教洗脳に従ったようだ。

 この洗脳ゲームは、タジキスタン人のサーモン・クロソニが監督していた。彼は攻撃隊員を採用するため最初に動いた男だ。クロソニは確実にISIS-KとCIA間のメッセンジャーだ。

 問題なのは、いかなる攻撃に対しても、ISIS-Kの手口は決して一握りのドルではない。連中の約束は、殉教による楽園入りだ。だが、この場合、報奨金50万ルーブルを承認したのはフロソニ自身のように思われる。

 操り手のブリエフが指示を伝えた後、攻撃隊員はバヤット(ISISへの忠誠の誓い)をフロソニに送った。ウクライナは彼らの最終目的地ではなかったのかもしれない。FSB情報源に特定されていない別の外国諜報関係機関が、彼らをトルコに送り、次にアフガニスタンに送ったはずだ。

 それこそがクロソニの居場所だ。クロソニはクロッカス・テロのイデオロギー的首謀者だったのかもしれない。だが、とりわけ重要なことに、彼は依頼人ではない。

 テロ・ギャングとウクライナの恋愛

 ウクライナ諜報機関、SBUとGURは、1990年代半ばの第一次チェチェン戦争以来「イスラム」テロ集団を好き放題に利用してきた。過去、例えば、GURとCIA間に深刻な亀裂があったので、ミリーとヌーランドは、もちろん、それを知っていた。

 1991年以降、ウクライナ政府が、様々なテロ/ジハード集団と共生した後、マイダン後のキーウは、特にイドリブ・ギャングや、チェチェン・シシャニからシリアのISISやISIS-Kに至るまで北コーカサス組織との、こうしたつながりを強化した。オンライン・チャットルームを通じてISISとISIS-Kへの勧誘をGURは日常的に狙っている。まさにクロッカス・テロに繋がる手口だ。

 2017年にヒズブ・ウト・タハリール・メンバーのアンヴァル・デルカチが設立した団体「アザーン」は、クリミア出身のタタール人を含むテロリストのウクライナでの生活を、宿泊から法的支援まで実際推進している。

 クロッカス攻撃はプロが計画したもので、IQの低いタジキスタン人ゴミ集団が計画したものではない痕跡をFSB調査は明らかにしている。犯行はISIS-Kではなく、GURによるものだ。ISIS-Kのために無知なタジキスタン人が働いている印象を与える典型的偽旗作戦だ。

 あらゆる場所でオンライン・テロの標準的手口も、FSB調査は明らかにしている。採用担当者は特定情報に焦点を当てる。候補者、特に低いIQの人物に自分を適応させる。仕事に最低限必要なものを提供する。その後候補者/実行者は使い捨てになる。

 最初のクリミア大橋攻撃の際、神風特攻隊運転手は自分が何を運んでいるのか、幸い気づかなかったのをロシア人は誰でも覚えている。

 ISISに関しては、西アジアを真面目に追っている人なら誰であれ、ISIS工作員をアメリカがアル・タンフ基地から東ユーフラテス川に移送し、覇権国の屈辱的「撤退」後、アフガニスタンに移送した巨大陽動作戦詐欺だと知っている。ISIS-Kプロジェクトは、タリバンの容赦ない進展を阻止するために、シリアから輸入されたISISのチンピラを使用するのが無意味になった後、実際は2021年に開始された。

 この風変わりなサラダに、ロシアのエース従軍記者マラト・ハイルリンが、もう一つ、しゃれた味わいを加えた。彼はクロッカス・シティ・ホール・テロ攻撃におけるMI6の視点を説得力を持って明らかにしている(英語では、二部構成で、"S"が投稿している)。

 FSBは、ISIS-K-CIA/MI6の全てでないにせよ、ほとんどのつながりを解読する骨の折れる過程の真っ只中にいる。全がて明らかになれば、大変なことになるだろう。

 だが、これで話が終わるわけではない。無数のテロ・ネットワークは欧米諜報機関に支配されているわけではないが、通常は、仲介者、サウジアラビア/湾岸の諜報機関と取り引きしているするサラフィー主義「説教者」を介して、欧米諜報機関と協力している。

 CIAが「黒い」ヘリコプターを飛ばして、シリアから聖戦士を救出し、アフガニスタンに降下させた例は、直接接触という点で、普通というより、むしろ例外だ。だから、CIAとMI6がこれらネットワークを管理していることを直接非難する点でFSBとクレムリンは非常に慎重になるだろう。

 だが、もっともらしい否定論拠があろうと、クロッカス・テロ捜査は、モスクワが望んでいる方向、つまり決定的な仲介者の暴露に、まさにつながるように思われる。そして、全てが、ブダノフと手下を指し示しているようだ。

 ラムザン・カディロフが更なる手がかりを述べた。クロッカス・テロの「黒幕」は、何十もの民族が何世紀にもわたり隣り合って暮らす多民族国家に新たな傷口を開くため、ロシア語をほとんど話さない少数民族(タジク人)要員を意図的に道具にするのを選んだと彼は述べた。

 結局、それはうまくいかなかった。残忍な最大限の懲罰を行使する完全な白紙委任状をロシア国民はクレムリンに手渡したのだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/03/26/the-nuland-budanov-tajik-crocus-connection/

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 Through the eyes of YouTube ポーランド政府は、マクロンに負けじと、ウクライナ派兵を語り徴兵しているが、世論は決して支持していないと現地投書を紹介している。
「政治家本人こそ軍靴を履いて戦場に行け!」等。

POLISH MILITARY WILL NOT ONLY CALL UP RESERVISTS (USUFUL PROFESSIONS). PUTIN SLAMS ALLEGATIONS. 14:22

 Democracy Times 妻とジェレミー・コービン、裁判所前でアサンジ解放を主張 175年禁固刑はアサンジではなく英米首脳にこそ相応しい

British MP Jeremy Corbyn at U.K. Court as Assange Extradition Delayed 14:25

 2010年12月7日「WikiLeaksを巡る疑念はてんこもり」 という翻訳記事後記に「一斉報道に関する疑念」を書いた。

 しつこく該当部分を下に貼り付ける。マスコミという組織、庶民への情報伝達機関ではなく、洗脳機関。以下は過去記事の引用。

「一斉報道」、何によらず眉唾ものだと思っている。

『眉唾』、眉に唾をつけると、キツネなどに化かされないという俗信からだという。たまに現れるキツネなら、眉に唾をつければ化かされずに済んだのかも知れない。

朝から晩まで色々報じるマスコミに化かされずに済むよう眉に唾を塗っていては、唾が間に合うまい。

この国の民度に比例したジャーナリズムなるものが、どうでもよい話題を一斉に報じる時期は、なぜか庶民生活の根本に関連する重要な法律の成立前やら、つつかれたくない政府の活動と一致することが多いような気がする。まあ、貧乏人の被害妄想だろう。

「庶民生活にとって、どうでも良い話題は熱心に報じるが、庶民生活にとって、どうでも良くない話題は報じない」のが彼等(政界・マスコミ・霞が関)の仕事なのだ、という素朴な確信、頭から離れない。

  • 野球関係のおば様と剣劇のおば様の口論?が大いに報道されたのは、1999年3月末
  • 周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律 1999年5月28日
  • 国際連合平和維持活動などに対する協力に関する法律の一部改正 1999年7月16日
  • 白装束の渦巻きカルト集団の動きが大いに報道されたのは、2003年4月から5月
  • 武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律 2003年6月13日
  • モンゴル人横綱の暴力騒動がかまびすしかったのは、2010年1月
  • 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」(日米安全保障条約)署名50周年に当たっての日米安全保障協議委員会の共同発表 2010年1月19日

今回の紅麹騒動と同時並行している法案、企みは何だろう?

 今回の紅麹やウソつき野球通訳騒動と同時並行している国民生活を破壊する法案、企みは何だろう?と置き換えれば済む。マスコミは情報源ではない。宗主国が望む方向に向ける洗脳機関に過ぎない。テレビ呆導は見なければみないほど良い。おかしな新聞は読まなければ読まないほど良い。

 国民が今本当に懸念すべきは紅麹やウソつき野球通訳よりも、属国化、植民地化を大いに推進する下記話題ではあるまいか?

 東京新聞 朝刊一面

防衛費膨張へ拍車 兵器ローン契約上限10年恒久化
改正法成立

予算の半分返済に 新年度3.9兆円

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名、

日本“企業”と日本“経済”は違う 日経平均上げたのは海外で稼ぐ企業、日本製造業の海外売上高比率2000年代初頭20%台、足元40%。海外進出の目的は生産拠点の移管から現地市場の獲得、円安が企業利益拡大へ。経済活性化に重要な労働分配率は低下→企業利益拡大 個別企業栄え国衰退

 日刊IWJガイド

「IWJがピンチです! 3月末、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!」2024.3.29号

【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

【第1弾! 1990年以来の円安水準へ!】エコノミスト・田代秀敏氏は、この歴史的な円安の実現と、その持続を岩上安身のインタビューで予言! 円安が進行していく限り、日本の株価と不動産は、海外からは「割安」と見られて「買い」が入り、高騰し続けることに!?(『日本経済新聞』27日)

【第2弾! 英『エコノミスト』が、「悲観論者に逆らい続ける米経済の驚異」として、米経済の強靭さに言及しつつ、それは持続可能ではないと警鐘】(『エコノミスト』14日ほか)

【第3弾! モスクワで銃撃テロが発生した後、ドネツク人民共和国の3人の生徒が、「テレグラム」経由で、150万ルーブル(約240万円)の報酬で学校テロの「闇バイト」を依頼されていた!】「クロッカス」コンサートでのテロとの類似性、本当にIS主体で、ウクライナは無関係!?(『スプートニク日本』2024年3月28日ほか)

2024年3月 2日 (土)

特別軍事作戦開始から二年後、完全に麻痺している欧米

ぺぺ・エスコバル
2024年2月24日
Strategic Culture Foundation

 2022年2月24日は21世紀の地政学を永遠に変えた日だとぺぺ・エスコバルは書いている

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 ちょうど二年前の2022年2月24日、土曜日、ウラジーミル・プーチン大統領はウクライナでの特別軍事作戦(SMO)の開始を発表し、目的を説明した。これは、キエフでのマイダン2014からちょうど8年後、プーチンが自称ドネツク共和国とルガンスク共和国を公式に承認した3日前の2月21日に起きたことに続く必然的な行動だった。

 わずか3日間という短い期間で、ロシア軍が軍事介入し、前線で3週間続いていた大規模爆撃と砲撃を終わらせるはずだと誰もが予想した。NATOが支援するキエフ軍がロシア語話者のドンバス民族浄化を実行する準備ができている決定的証拠をロシア諜報機関は持っていたのだ。

 2022年2月24日は、いくつか複雑な形で、21世紀の地政学を永遠に変えた日だ。何よりも、それは混沌と嘘と略奪の帝国と易々と言いなりになるNATOスタン属国と、ロシアとの間の、ウクライナを戦場とする、ロシアが言う「軍事的・技術的」に悪質で全面対決の始まりとなった。

 この運命の3日間に、彼の決定が、経済制裁の津波を伴って、西側諸国の際限のない怒りを解き放つとプーチンが計算していたことには、ほとんど疑問の余地がない。

 そう、摩擦はある。全て主権を巡るものだ。そして真の主権国家は恒久的脅威の下では生きていけない。プーチンが(イタリック体は筆者)制裁でロシアを死に至らしめたかった可能性さえある。結局ロシアは生来資源豊富なため、外国からの真剣な挑戦がなければ、簡単に生産できるものを輸入しながら利潤で暮らしたいという誘惑は計り知れない。

 ロシアは「核兵器のあるガソリン・スタンド」だと例外主義者連中は常に嘲笑していた。これは奇妙だ。ロシアの石油とガスはGDPの約15%、政府予算の30%、輸出の45%を占めている。石油とガスはロシア経済に力を与えるが、足を引っ張るものではない。プーチンは、ロシアの自己満足的な無頓着さを揺さぶり、比類のない核兵器や極超音速兵器を備え、必要なものを全て生産するガソリン・スタンドを生み出したのだ。鬼に金棒。

 ウクライナが「国家だったことは一度もない」

 ザヴィエ・モローは、ロシアを拠点に24年間活動するフランスの政治戦略アナリストだ。名門サンシール陸軍士官学校を卒業し、ソルボンヌ大学の卒業証書を取得し、RTフランスで番組を二つ主催している。

 彼の新著『Ukraine: Pourquoi La Russie a Gagne(ウクライナ:なぜロシアは勝ったのか』)は、戦争の現実に関するヨーロッパの読者にとって不可欠なマニュアルで、諸兵科連合の軍事経験がゼロにも満たない即席「専門家」がNATOスタン領にでっち上げた幼稚な空想ではない。

 公平で現実主義的な分析人なら誰でも最初から気づいていたこと、つまり終盤戦を条件づけるロシアの壊滅的軍事的優位をモローは実に明らかにしている。問題はモスクワが設定したウクライナ「非軍事化」と「非ナチ化」という最終目標をいかに達成するかだ。

 既に明らかなのは、ウクライナとNATOの「非武装化」は、F-16のような新たな兵器では変えられない大成功だ。

 マイダンからほぼ10年後のウクライナが、いかに国家でないかモローは完璧に理解している。「国家になったことは一度もない」。何もかも異なる人々がごちゃ混ぜになっている地域だ。独立以来ずっと「奇怪」な破綻国家だった。「ステパン・バンデラとレディー・ガガ崇拝者を同時にイデオロギー典拠にする」政権下でのウクライナ腐敗の奇怪さに、非常に面白い数ページをモローは費やしている。

 もちろん上記のどれも、オリガルヒが支配するヨーロッパ主流マスコミは報じない。

 鄧小平に注目しろ、プーチン

 この本は「ワシントンとブリュッセルを待ち受けるウクライナでの戦略的大惨事に重い責任を負っている」狂ったポーランド人エリートに関する極めて有益な分析だ。ロシアが内部から崩壊して、プーチンに対するカラー革命で完成するとポーランド人は実際信じていたのだ。ヤクをやったブレジンスキー並みの資質だ。

 2022年が、NATOスタン、特に歴史的に人種差別主義でロシア嫌いのアングロサクソン人が、ロシアが「貧しい大国」であるがゆえに崩壊すると自画自賛した年だったことをモローは示している。中国経済の鄧小平のように、プーチンがロシア経済を強化したのを、明らかにこれら著名人誰一人理解していなかった。この「自己陶酔」は、モローが言う通りクレムリンに驚異的効果をもたらした。

 今やロシア経済に対する電撃戦がひどい失敗だったのと同様、ヨーロッパ経済破壊が覇権国にとって大規模策略で歴史的失敗だったのは、聾唖者や盲目の人々にさえ明白だ。

 以上を踏まえて、今週リオで開催されるG20外相会合がある。これは画期的なことではなかった。G20の欧米諸国は、あらゆる手段を講じて、議題を「ウクライナ化」しようとしたが成功はゼロ以下だったとロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は明言した。彼らは数で劣勢に立たされ、BRICSとグローバル・サウス・メンバーに反撃された。

 記者会見で、西側諸国の対ロシア戦争の見通しについて、ラブロフ外相はこれ以上ないほど厳しい発言をした。以下はその要点だ。

  • ウクライナに関する真剣な対話を、西側諸国は断固望んでいない。
  • 戦略的安定に関し、アメリカからのロシア連邦と接触開始する真剣な提案はなかった。ロシアが敵国と宣言されている間、信頼回復できない。
  • G20の際、ブリンケン国務長官やイギリス外務大臣と接触はなかった。
  • 欧米諸国の新たな制裁には、ロシア経済の自給自足発展に関する具体的行動でロシア連邦は対応する。
  • 気まぐれにまかせてヨーロッパがロシア連邦との関係を回復しようとするなら、そのような接触は必要ない。

 一言で言えば、外交上、あなた方はどうでもよいし、我々は気にしない。

 これは、首脳会談中のラブロフ外相発言を補完し、多極化への明確で幸先の良い道筋を再び示すものだ。ここで要点を紹介する。

  •  明確な中心や周辺を持たない公平な多極世界秩序形成は、ここ数年遙かに集中的になっている。アジアやアフリカや中南米諸国が世界経済の重要部分になりつつある。基調や動きを彼らが設定することは決してまれではない。
  • こうした背景のもと、多くの欧米経済、特に欧州経済は停滞している。これら統計はIMF、世界銀行、OECDなど、欧米が監督する機関によるものだ。
  • これら機関は過去の遺物になりつつある。欧米支配は、既に時代の要求を満たす彼らの能力に影響を及ぼしている。一方、人類が現在抱えている問題は協調的努力によってのみ解決され、グローバル・サウスの利や、一般的に全ての世界経済の現実に十分配慮してのみ解決できるのは今日全く明らかだ。
  • IMF、世界銀行、EBRD、EIBなどの機関は、キエフの軍事ニーズやその他ニーズを優先している。この三下奴を取り込むため、西側諸国は2500億ドル以上割り当て、その結果、世界の他地域で資金不足を引き起こした。ウクライナが資金の大部分を占め、アフリカやグローバル・サウスの他地域を配給体制に追いやっている。
  • 一方的制裁や、主権資産・私有財産差し押さえや、経済封鎖や、禁輸や、事業者の国籍に基づく差別や、地政学的敵対国に対する遺恨を晴らしに至る違法行為によって自らの信用を失墜させた国家は、金融安定の保証人とはみなされない。
  • 世界経済の統治制度を民主化するために、合意と相互利益に焦点を当てる新制度が絶対必要だ。現在、BRICS、SCO、ASEAN、アフリカ連合、LAS、CELAC、EAEUなど、様々な同盟を強化するための前向きな動きが見られる。
  • 今年、新たに数カ国が加わったBRICS議長国をロシアは務めている。この連合の潜在力とG20との関係を強化するために我々は最善を尽くす。
  • 国連安保理理事国15カ国中、6カ国が西側諸国代表なのに鑑み、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の加盟のみを通じた安保理拡大を我々は支持する。

 これを、特別軍事作戦開始から二年後の地政学的実態と呼ぼう。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/02/24/two-years-after-start-smo-west-totally-paralyzed/

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 Alex Christoforou ウクライナにへのNATO軍派兵の可能性は排除できない、というマクロン発言には驚いたが、首相だけでなく、欧州諸国トップ連中も同じ意見。

Galloway wins. Kallas, not afraid of Russia. UK battle plans. Putin, global majority. Big guy pie 39:05

 ジョージ・ギャロウェイが国会議員に返り咲いた!

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

日本の出生数は第1次ベビーブーム期1949年に269万人。第2次ベビーブーム期1973年に209万人、2023年過去最少の75万人。CNNは原因に「日本の高い生活費、経済と賃金の停滞、限られたスペース、厳しい労働文化」を指摘。この減少数十年は続く、年金や医療制度、維持が困難に。

 植草一秀の『知られざる真実』を拝読している。
 最新記事にも納得。一部をコピーさせて頂く。

岸田内閣懸命に支える立憲民主党

民主党の元総理が厳しい追及をした。
最後は岸田首相が乗り込んで自分が政倫審で答弁することを表明。
公開のかたちで開く。

盛り上げたつもりなのだろうか。
しかし、元総理という人物は「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」と叫びながら、シロアリを一匹も退治せずに消費税を2倍にする法律制定を強行した人物

この人物のせいで民主党政権は木っ端微塵に崩壊した。
いまごろ、どの顔を出して国会審議に臨むというのか。

 日刊IWJガイド

「アタル仏首相が仰天発言!『ロシアは直接的かつ差し迫った脅威だ!』『プーチンの軍隊がすでに我が国に駐留しているのではないか』正気か!?」

はじめに~「ベイビー・マクロン」というネックネームのガブリエル・アタル仏首相が、仏元老院でウクライナへの西側部隊派遣を「排除していない」と発言したマクロン大統領を擁護して仰天発言の連続!!「ロシアはあらゆる点で、フランスにとって直接的かつ差し迫った脅威だ!」「もしウクライナが陥落すれば、前線は必然的に西に移動する!」「ウラジーミル・プーチンの軍隊が、すでに我が国(フランスに)に駐留しているのではないかと疑わざるを得ない!」いやいや、アタル首相、あなたの正気を疑わざるをえません!

2023年9月27日 (水)

戦場におけるウクライナ人の士気:スナップ

ペペ・エスコバル
2023年9月19日
Strategic Culture Foundation

 今やウクライナ反攻は驚くべき比率の残忍な肉挽き器用供給装置であることがハッキリした。

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 今やウクライナ反攻は驚くべき比率の残忍な肉挽き器用供給装置であることがハッキリした。

 昨年秋ウクライナ軍に加わった100人のうち反攻数か月前に残っていたのはわずか10〜20人だ。残りは死亡したか負傷したか再起不能だ。これら統計はオンライン出版物Poltavashchynaで確認された。

 反攻が始まる少し前、5か月前の春のウクライナ最前線の下記スナップを確認するのは非常に有意義だ。このデータはウクライナ人が漏らしたものだ。文書の信憑性は完全に確認されている。

 これはA4007軍機械化大隊暫定代理司令官ドミトロ・ビリイ大尉が作成した報告書だ。彼はこの軍の司令官に直接報告している。

 2023年4月19日から20日の間に、臨時指揮官代理暫定代理として、他の将校とともに、第二大隊が非常に低い士気と心理的状態に達したと結論したとビリイは述べている。

 大隊は多くの面で取り返しのつかない損失を被った。ほとんどの兵士が戦闘任務遂行を拒否した。さまざまな中隊の士気レベルは20%から42%と評価されている。

 これは「サディク」と呼ばれる陣地から自発的に退去したA7097部隊の兵士リストだ。翻訳:ウクライナは、これら兵士のおかげで、この陣地サディクを失った。その中にはミハイロ・シャブニン大佐もいる。

 これは「自発的に」戦場放棄した兵士集団に関する別の報告だ。

 これは第5大隊第2中隊の非常に低い戦闘準備レベルに関する緊急報告だ。中隊の人員は60%に減り、部隊は最前線から撤退する必要がある。

 これは戦場放棄した軍人10人の個人データだ。したがって親戚や友人は実際に兵士に関する多少の情報を得られる。

 これはヤレムチェ、ダク、デレボ、ポロイ、ハリチの発砲陣地の大規模「自発的」撤退に関する第2大隊指揮官ドミトロ・グナチュク少佐による緊急報告だ。

 グナチュクはなんとか約10人の兵士を陣地に戻らせた。他の兵士は戻らなかった。

 今後どうなるのか?

 上記文書は4月に最前線で起きたことを明確に描いている。現在の状況はさらに悲惨かもしれない。ウクライナ人は既に非常に低い士気で反攻を開始した。実際の結果が壊滅的だったのも不思議ではない。

 だが、そのどれも自己満足すべきではない。ドンバス前線異状なしという感覚がある。いやそうではない。ウクライナ人は狂気の粘り強さでロシア陣地を攻撃し続けている。結局彼らは無限の人数の歩兵を殺しているのだ。「最後のウクライナ人まで」というキーウの戦争「論理」に忠実に。

 現在キーウの兵器は改造されており、新しい部隊が準備されている。ロシアは驚くほど多くの欧米兵器を破壊したが、キーウ軍は依然枯渇していない。

 反攻失敗後、キーウが交渉するというかなり多くの期待があった。それは起きない。覇権国がそれを許さない。したがって「反攻」2.0は継続される。キーウ軍は、2024年の夏までに新たな行動の準備をしている。したがってロシアは、すぐにも壊滅的攻撃を開始した方がよい。

 お忘れなく。覇権国のプランAは更なる永遠戦争だ。プランBはない。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/09/19/the-ukrainian-morale-in-the-battlefield-a-snapshot/

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 Alex Christoforou 冒頭、ゼレンスキーを大歓迎した人物 カナダ首相の反ロ発言。

Rota takes the fall. Trudeau pivots to Russia. Power in Armenia. Abrams in Ukraine. Lowercase russia  38:11

 寺島メソッド翻訳NEWS

「激戦地バフムート」の再来:ウクライナがお馴染みの手に引っかかった顛末

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

米国世論調査 RCP(今ウクライナ戦争が行われているが)米国への最大の脅威どこか? 中国53.2%、ロシア28.8%、米国の最大の同盟国はどこか英国 40.7%、加 19.2%、イスラエル6.1%、仏5.5%。中国 4.2%、日本2.7%、独 1.9%、露 1.9%、豪1.5%、メキシコ0.9%、韓国0.9%

2023年7月 1日 (土)

最長の日の後ロシアで何が起きているのか?

ペペ・エスコバル
2023年6月27日
The Cradle

 6月24日土曜、最長の日にロシアで起きた異様な出来事の第一草稿は、我々を全く新しい新たな厄介ごとへと導く。

 世界の圧倒的大多数は次に何が起こるかを知りたがっている。チェス盤の重要な駒を調べてみよう。

 セルゲイ・ラブロフ外相はずばり要点を述べている。覇権国の手口は、利益を得られる時は常にクーデターの試みを支援することだと彼は皆に想起させた。これは欧米諜報機関が「最も長い一日」に関与したのかどうか、そしてどのように関与したかをFSBが積極的に調査している事実と一致している。

 プーチン大統領は実に明快だった。

 「彼ら[欧米とウクライナ]はロシア兵がお互いを殺し合い、兵士と民間人が死に、最終的にロシアが負け、我々の社会が崩壊し、血なまぐさい内戦で窒息するのを望んで(...)連中は前線といわゆる反攻失敗に対する復讐を夢見て、もみ手をしたが誤算した。」

 CIAお馴染みの代弁者ワシントンポストを通じて、彼らが「反乱」について知っていたと漏らしたにもかかわらず、アンソニー・ブリンケン国務長官以下全員が欧米諸国への合図で、必死に距離を置こうとしている。

 狙いは痛々しいほど明白だった。あらゆる面で負けているキエフは、偽ロシア"内戦"の全面報道によって儀式的に葬られるはずだ。

 まだ決定的証拠はない。しかし「反乱」がどのようにCIA/NATOに仕組まれたか示すためFSBは、いくつかの指針に従っている。この壮大な失敗は、来る7月11日のビリニュスでのNATOサミットを一層白熱させる。

 中国も、ラブロフ同様ずばり要点を言った。環球時報は「ワグネルの反乱がプーチンの権威を弱めるという考えは欧米の希望的観測だ」と主張し、クレムリンの「強力な抑止力」は権威を更に高めている。それはまさにロシアの読みと同じだ。

 6月25日日曜すぐに北京に飛んだアンドレイ・ルデンコ外務副大臣の重要な訪問後、中国は結論に達した。これこそ鉄壁の戦略的パートナーシップが実際どう機能するかだ。

 人目を引くPR活動としての「反乱」

 最長の日の要点のこれまでのところ最良の説明は、確実にロスティスラフ・イシェンコによるものだ。

 世界の圧倒的多数は、プリゴージンの芝居が、結局、欧米諸国を呆然とさせ、混乱させ、粉々にしたのを喜ぶだろう。全てがロシア社会と軍隊内で完全な混乱を解き放つはずだったでのではあるまいか?

 偽の電光石火「反乱」が進行中の間でさえ、ロシアはキエフ軍を攻撃し続けた。ちなみに「反攻」の主要段階がまさに6月24日夜に開始されていたと語られていた。それは予想通り、もう一つのはったりだった。

 ロシアに戻ろう。「反乱」は、非常に複雑なプロットに組み込まれており、最終的に、(圧倒的多数のワグネル兵士ではなく、司会進行役プリゴジンによる)単なる、もう一つの軍事デモとして広く解釈された。「反乱」は欧米による人目を引くためのPR活動であることが判明し、世界中が消費した一連の(最終的に色あせた)写真だった。

 だが今や事態はさらに深刻になるはずだ。

 ラブロフは、またしても、常に自己を美化する小さな王様エマニュエル・マクロンがアメリカと一緒に演じている役割を指摘した。「事態の進展に、NATO指導者たちが固執している呪文の、ウクライナがロシアに戦略的打撃を与える脅威を実現する機会をマクロンは、はっきり見たのだ。」

 だからキエフや欧米集団マスコミと同様、マクロンはモスクワに反対して働く単一の"機械"の一部であり続けているとラブロフは付け加えた。これはマクロンの日曜の介入について「欧米の軍事、経済、情報機関全体が我々に対して動き始めた」と述べたプーチンとつながっている。

 そしてそれは事実だ。

 「長期経済封鎖」に賭ける

 別の事実が、地平線上の一層不吉な雲に追加される。

 誰も注意を払っていなかったが、国家安全保障当局者のミニ会議が6月の運命的な24日と25日にコペンハーゲンで開催されていた。

 彼らが「ウクライナの平和」について話し合ったのは確実だ。議長は他ならぬアメリカ国家安全保障補佐官ジェイク・サリバンだった。

 会議には、ブラジル、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、デンマーク、インド、カナダ、サウジアラビア、トルコ、南アフリカ、日本、ウクライナ、そして非主権EUの有名なユーロ官僚が出席した。

 3人のBRICSと2人の意欲的なBRICS+メンバーと並ぶG7の大多数に留意願いたい。

 この文脈で「ウクライナの平和」とは、1991年の国境へのウクライナ回復とモスクワによる巨額の「賠償」の支払いで完了し、ロシアの完全な戦略的敗北となる、いわゆる10項目の「ゼレンスキー和平計画」を意味する。

 中国がその一員ではなかったのも不思議ではない。それでも、最も弱いノードと呼びたい3つのBRICSがいた。BRICSとBRICS+の将来のメンバーは、ウクライナに関し「行儀よくする」ようた覇権国に執拗に口説かれ、および/または本格的ハイブリッド戦争にさらされている6つの「揺れ動く国々」だ。ブラジル、インド、南アフリカ、トルコ、サウジアラビア、インドネシア。

 次に、ロシアに対する経済戦争を全く新しい段階に引き上げるとEU常駐代表代理のキリル・ログビノフが証明した11番目のEU制裁パッケージがある。

 ログビノフは「ブリュッセルはできるだけ多くの国をこの戦争に引きずり込むつもりだ(...)ロシアに取り返しのつかない損害を与えるのが目的だと言われた電撃戦の失敗から、我が国に対する一種長期的経済封鎖の確立を目的とした複数の動きによるゲームへの明確な移行がある。」

 それは希釈しないハイブリッド戦争の分野で主標的はこの6つの「揺れ動く国々」だ。

 ログビノフは「EUは常に恐喝と強制を使用することを好む。EUは多くの国にとって最大の経済パートナーで、投資源で、資金提供者でもあるため、ブリュッセルは明らかに圧力をかけるのに十分な影響力を持っている。したがって制裁迂回に対するEUの戦いは、長く妥協のないものになると予想される。」

 そこで、禁止品をロシアに再輸出したり、いわゆるロシア原油価格上限を考慮せずに石油取り引きに携わったりした「疑いがある」第三国企業に対する域外制裁、EU風ブラックリスト制裁にようこそというわけだ。

 ベラルーシの太陽下での楽しみ

 非常に多くの安っぽいスリルの中で、最長の日(そしてそれ以前)の主演俳優の次の役割は一体何だろ? そしてそれは重要なのだろうか?

 たとえば漢王朝や唐王朝の末期の、中国混乱の時期、その理由は常に武将が皇帝の命令に従わなかったことを想起させるのを中国学者は好んでいる。

 オスマン帝国のイェニチェリ(当時のワグネル)は、スルタンを守り、彼の戦争で戦うことを目的としていた。結局彼らは誰がスルタンになれるか決定することになった。ローマ帝国の軍団が誰が皇帝になるか決定することになったのと同じように。

 中国の助言は常に先見の明がある。あなたの兵をどう使うか注意しなさい。戦いの大義を彼らが確実に信じるようにしなさい。そうでないと彼らは方向転換し、あなたに噛みつく。

 そして、それは我々を再び話を変えるプリゴジンへと導く(彼はこの専門家だ)。

 今彼は、6月23〜24日は彼の不満を表現するための単なる「デモ」だったと言っている。主目的はロシア軍に対するワグネルの優位を証明することだった。

 そう全員がそれについて知っている。ワグネルの兵士は、リビア、シリア、中央アフリカ共和国、ウクライナで10年以上もの間、連日戦闘に参戦している。

 そしてそれが彼が「ワグネルは何の抵抗にも会うことなく700km進んだ」ロシアが最初から彼らに戦争を担当するよう頼んでいたら、戦争は2022年2月24日夜までに終わっていたはずだ。」と自慢できた理由だ。

 プリゴジンはワグネルのベラルーシ管轄下移管の可能性をめぐり余分な戦争の霧を敷いて、ベラルーシとの取り引きをほのめかしている。NATOは既に事前に恐れている。来月のビリニュス・サミットで課される軍事予算が更に膨らむのをご期待願いたい。

 「ヴィオルストカ」(「レイアウト」)によると、少なくともワグネル戦闘員8,000人を収容するキャンプは、ベラルーシのモギリョフ地域に既に建設されている。

 背後にある本当の話はベラルーシがかなり長い間ポーランドの猛攻の可能性を予想していることだ。並行して、NATOを過剰に異常な精神状態にすることで、リヴィウとキエフ間で新しい戦線開始をモスクワが検討している可能性がある。

 ベラルーシのワグネルは完全に理にかなっている。ベラルーシ軍は正確には強力ではない。ワグネルはロシアの西部戦線を確保する。それは比喩的にさえ、NATOに大地獄をもたらし、彼らに更に天文学的金額を費やすよう強いるだろう。そしてワグネルはベラルーシ空港を楽しく利用し、ブランドを変えて西アジアとアフリカでの活動を推進できる。

 最長の日以降に起きたことは全て、実行中の一連の新しい劇的展開の一部だ–Netflixが提供するものより遙かに魅力的だ。

 しかしロシア世論の大多数が本当に期待しているように見えるのは、もう一つの茶番劇『ワルキューレの騎行』ではない。彼らはソビエト式官僚沼地の本格的排水と、この「ほぼ戦争」をできるだけ早く論理的結論に導く本当の誓約を期待しているのだ。

 本記事で表明される見解は必ずしもクレイドルの見解を反映しているわけではない。

記事原文のurl:https://thecradle.co/article-view/26461/what-happens-in-russia-after-the-longest-day

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 Alex Christoforou 警官による少年殺害に対する国民の怒りをよそに、エルトン・ジョンコンサートに行くマクロン、グレタ・トゥーンベリ、ゼレンスキー訪問。

Farage canceled. Macron, Elton John concert. Lavrov doubts sanity of west. Bono, Elensky merch. 36:35

 日刊IWJガイド

「本日から7月! IWJの今期第13期も残り1ヶ月! 累積不足額を少しでも減らせるよう、緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!」

本日未明、「【IWJ号外】ノルドストリーム爆破のスクープで世界中の注目を集めた伝説の調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が『プーチンの立場がかなり強くなった』と『プリゴジンの乱』を分析!」を出しました!

2023年4月21日 (金)

全ての道は北京に通ず

ペペ・エスコバル
2023年4月15日
Strategic Culture Foundation

 これは21世紀初頭、本当に重要な道をたどる二人の巡礼者の物語だ。

 これは21世紀初頭、本当に重要な道をたどる二人の巡礼者の物語だ。一人はNATOスタンから、もう一人はBRICSから来る。

 小さな王様エマニュエル・マクロンから始めよう。広州で習近平と散歩しながら顔に作り笑いを浮かべる彼を想像願いたい。古典的な「高山流水」の長く穏やかな音に続いて、彼らは白雲星空観覧ホールに入り、 1000年前の古琴(美しい楽器)が演奏する音楽を聞く。彼らは1000年前の茶の香りを味わい、新しい千年紀における大国の興亡を黙想する。

 習は小さな王様に何を言うだろう? 彼は、この永遠の楽器に演奏される永遠の音楽を聞く時は、心の友と一緒にいたいものだと説明する。人は高山や流水と同期するのだ。それが25世紀前の楚王国の音楽家、伯牙と鍾子期のいにしえの物語のより深い意味だ。本当の友情。親友だけが音楽を理解できる。

 中国の学者が説明したように習は知音という概念を持ち出す。鍾子期が亡くなった後、伯牙は自分の古琴を壊した。他の誰も自分の音楽を理解できないと思ったのだ。彼らの物語は「知音」という言葉を生み出した。音楽を理解する人、お互い完全に理解できる親しい友人という意味が加わった。

 マクロンのようなナルシスト操り人形が習主席の微妙で洗練された「本当に理解する人々は真の心の友だ」という真意を理解するほど十分な文化的だと期待するのは無駄だ。しかも、マクロンは魂の交流をするために、彼の主人によって北京や広州に派遣されたのではなく、ロシア/ウクライナ紛争で習をNATO側に変えようとしていたのだ。

 退屈を示す腕組みする彼のボディーランゲージが決定的証拠だ。そもそも彼は真の友情には相互理解と感謝が必要だという考え方に通じていなかったのかもしれない。

 しかし、その後並ならぬことが起きた。習主席の言葉がナルシストの小さな王様の苦悶する内面の琴線に触れたのかもしれない。国際関係において、相互理解と感謝が、国家が共通基盤を見つけ、共通目標に向かって協力するための鍵だとしたらどうだろう。

 なんという革命的概念だろう。覇権国が課する「ルールに基づく国際秩序」とはいささか違っている。

 あなたは本当に主権者ですか?

 小さな王様を中国に招待し、自ら客と6時間以上過ごした習近平は何千年もの歴史を持つ外交を最高の状態で展開したのだ。彼は客にフランスとアングロサクソン勢力間の激動の歴史を思い出させた。そして彼は主権について話した。

 重要な微妙な脇筋。「ヨーロッパ」は覇権国に従属することについて真剣に考え、アメリカとの対決の日が到来した時の大規模経済的混乱を可能な限り最小限に抑えた方が良いでしょう。中国を包囲しようとするアメリカの増大する試みを打ち破る北京の優先事項が暗示されているのだ。

 それで習主席はフランスをEU下でさえ本当の主権者の可能性があるものとして扱ったのだ。あるいはEU教義から多少分かれるものとして。

 もちろんこの儒教的な認識論的成長への呼びかけには別の重要な意図が含まれていた。複雑な地政学的条件のため、中国に対し友好的になろうとしない人々に対して、必要とあらば、中国という国家のあまり「友好的」でない面を示すのが北京にとって遅すぎることは決してない。

 翻訳:欧米が完全なマキャベリ主義で行くなら、中国は完全に孫子の兵法で行く。たとえ北京が「あなたは我々の味方か、我々の敵かのいずれかだ」やテロ戦争と制裁認知症より、美、善、真実の下で国際関係を維持したいとしても。

 すると小さな王様は「人生における突然の転機」の瞬間に出会ったのだろうか? 評決は不明だ。彼は文字通りヨーロッパは「アメリカの追随者」にさせる圧力に抵抗しなければならないという激しい言葉で覇権国を驚かせた。これは北京とパリが合意した「すべての当事者の正当な安全保障上の懸念」に重点を置く51項目とかなり同期している。

 ヨーロッパは独立した「第三の超大国」になるべきだとマクロンが主張した時、アメリカは更に驚いた。小さな王様は、(確実に財政上の彼のご主人の監督下で)脱ドル化を支持し、永久戦争を支持せず、いくつか少し前進したのだ。

 それでアメリカはパニックに陥り、小さな王様の感情激発を元に戻すためワシントンが命じるブリュッセル公式言説を再確認すべく、ドイツ人第五列アナレーナ「360度」ベアボックを北京に急行させざるを得なかった。誰も、どこでも少しも注意を払わなかった。

 物語全体に最も目立つ脇筋の追加が起きた。欧州委員会女帝ウルズラ・フォン・デア・ライエンは北京によって、どうでも良いものより酷い扱いを受けたのだ。ある中国人学者は彼女を「ポチのような組織の歯がない代弁人にすぎない」と痛烈に表現した。彼女の吠え声さえ末期症状で安楽死されようとしている犬のクンクンという鳴き声のようだ。」

 「末期症状の犬」は出国審査と税関を通らなければならなかった(「申告するものはありますか? 外交特権はありません。公式招待はありません。主権はありません。いいえマクロンと一緒に特別高速列車で広州に行くことはできません。するとここに別の真意があるのか? これは余りにどぎつい。3,000年前の中国王朝の精神を台無しにしないで欲しい。

 ルーラと「知音」

 25世紀前に非常に有用だった外交戦略を、現在多極化へ向かう道の世界舞台で再度実行した習主席に中国のトップ学者連中は完全に釘付けになった。

 一部の人々は、21世紀のために書き直された新たな「戦う国々のための戦略」を要求している。中国の外交儀礼によって設置された巨大な円卓会議では、中央に「ジャングル」があり、マクロンとフォン・デア・ライエンが就職面接のように配置され、WeiboとWe Chatで大ヒットだった。それは中国がとうとう「野蛮人にくさびを打ち込む」ことができる方法に関する無限の議論につながった。

 この全ての騒動と比較すると、ブラジルのルーラ大統領が上海と北京に来た物語は、まるで「知音」の図解のようだ。

 BRICSの銀行であるNDB新総裁としてジルマ・ルセフ元大統領を任命した際の最初からルーラは正しかった。

 サハラからシベリアまで、誰でも理解できる単純で直接的な言葉でルーラは言った「毎晩、なぜ全ての国が貿易でドルに縛られる必要があるのか自問している。なぜ自国通貨で取り引きできないのか? なぜ我々本気で革新しようしないのか?」

 直接暗示されているのは、拡大するBRICS+が自国通貨での取り引きを可能にするのに加え、独自通貨を設計し促進する必要があるという事実だ(長く複雑な過程は既に始まっている)。

 ルーラの力強い発言はグローバルサウス全体に向けられていた。ブラジルの例は、中国のICBCがブラジルに手形交換所を設立し人民元とレアルの直接交換を可能にすることだ。

 CIA公式のぼろ屑ワシントンポストが激怒し即座に闇の国家の評決を下したのも不思議ではない。ルーラは「ルールに基づく国際秩序」の命令に従っていないのだ。

 つまり闇の国家はルーラと彼の政府を追いかけ、どのような手を使ってでも不安定化させるつもりだ。ルーラが言ったことは、サダム・フセインとカダフィ大佐が過去に言ったこと、実行しようとしたことと全く同じなのだから。

 したがって、ルーラは彼が得られる全ての助けを必要とするだろう。もう一度「知音」と入力しよう。

 これが習主席が北京でルーラを公式に歓迎した方法だ。中国人以外の世界中のほとんどの人は、習近平のような人物が、あなたの目の前で、あなたは「中国の古い友人」だと言う時、まさにそうであることを理解する。

 全てのドアが開いている。彼らはあなたを信頼し、あなたを抱擁し、あなたを守り、あなたに耳を傾け、必要な時あなたを助け、友情を気にかけて常に最善を尽くすのだ。

 とりあえず、北京への道を歩む「親友」に関する我々の物語を終えよう。BRICSの友人は確かに知っておくべきことを全て理解していた。本当の主権を持った指導者になるのを夢見ているNATOスタンの小さな王様のドアを決定的瞬間がノックしている。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/04/15/all-roads-lead-to-beijing/

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 George Gallowayの番組にJimmy Dore出演。「軍の機密情報を漏洩した兵士は営倉入りではなく、国のウソを暴いた功績で、ピューリッツァ賞こそ相応しい」

INTERVIEW: The 21-year-old secrets leaker should get a Pulitzer prize, not a cell 19:25

 Chris Hedgesa氏新記事 キリスト教会の偽善

View this post on the web at https://chrishedges.substack.com/p/listen-to-this-talk-the-hypocrisy

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

読み人知らず。論考「ウクライナ戦争にどう向き合うか」惨劇には言葉を失う。国そのものが廃墟になり、その出口が見えない。この戦争に日本がどう向き合うべきか、言い換えれば、「東のウクライナ」にならないためにはどうするか、日本の幸せの思想が出発点、

 昨日藤原直哉氏講演を拝聴した。徳川幕府を打倒した後、政府の学問所は昌平黌から東大に変わった。そこに所属する軍事評論家「劣化ウラン弾の害については承知していない」と発言したと、あるブログで読んだ。どちらが陰謀論?

 日刊IWJガイド

「軍事評論家の小泉悠氏が『(シーモア・)ハーシュが言っていることは極めて陰謀論的な話が多い』と断言! 知的にどれだけおぼこいのか!?」

はじめに~東京大学先端科学技術研究所の軍事評論家・小泉悠氏が、米国がノルドストリームを爆破したという「スクープ」を放ったシーモア・ハーシュ氏に対し、「(シーモア・)ハーシュが言っていることは極めて陰謀論的な話が多い」と断言! その根拠は「ウクライナ紛争に対するハーシュ氏の姿勢」と、「アメリカがそんなに汚いことをやるとは思えない」という盲目的で幼稚な米国への信頼!! どれだけおぼこいのか!?

2022年12月 2日 (金)

電気戦争

ペペ・エスコバール
2022年11月23日
Strategic Culture Foundation

 現在のロシア戦術はナポレオンが開発した戦力集中という軍事理論の真逆だとペペ・エスコバールが書いている。

足音が記憶の中でこだまする
我々がたどらなかった道の先で
我々が決して開けなかったドアに向かって
バラの花咲く庭へ。私の言葉もこだまする
あなたの心の中でも。
だが一体何のため
花弁のくぼみ上のほこりをかき乱すのか
私にはわからない。

T.S.エリオット、バーント・ノートン

 後にウクライナS-300のものと分かったミサイル残骸の写真を撮っているポーランド農民についてお考え願いたい。ポーランド農民の足音が我々の集団記憶にこだまして英米「諜報機関」に仕組まれた低俗な策謀で解き放たれる第三次世界大戦から世界を救ったのかもしれない。

 この低俗さはばかばかしい隠蔽で増幅された。ウクライナはそれが来ることは到底あり得ない方向のロシア・ミサイルに発射していたのだ。つまりポーランド。そしてアメリカ国防長官兵器行商人ロイド「レイセオン」オースティンが、ともあれキーウの家臣は空中にあるはずがないロシア・ミサイル(そして実際なかった)めがけて発射したのだから、とにかくロシアが悪いと宣言した。

 真っ赤なウソを粗末な芸術に転換するのはペンタゴン流だ。

 この馬鹿騒ぎの英米の狙いはロシアに対し「世界危機」をでっちあげることだった。今回それは暴露された。だからといっていつもの容疑者が再びそれを試みないことを意味しない。間もなく。

 主な理由はパニックだ。ウクライナ電力インフラを中国の凌遅刑風に破壊しながら、モスクワが最終的に軍を動員して来月全力で取り組む準備ができているのを集団的に欧米諜報機関は見ている。

 わずか100,000人の兵を送り、ドネツクとルガンスク人民共和国の民兵、プラス、ワグナー奇襲隊とカディロフのチェチェン人が大部分の力仕事をしていた2月の日々は過ぎて久しい。全体的にロシアとロシア語話者たちはウクライナ軍の大群に直面していた。多分100万人ほどの。全ての「奇跡」はロシアが非常にうまくやったことだ。

 全ての軍事評論家は基本的規則を知っている。侵略軍は防御勢力の三倍の人数が必要だ。特別軍事作戦の始めに、ロシア軍はその人数の一握りしかいなかった。ロシアには、おそらく130万人の常備軍がある。彼らは確実に最初の100,000人以上、何十万人も動員できたはずだ。だが彼らはそうしなかった。それは政治的決断だった。

 だが今や特別軍事作戦は終わっている。これはCTO(対テロ作戦)の分野だ。ノルド・ストリーム、クリミア半島橋、黒海艦隊に標的を定めた一連のテロ攻撃が、最終的に単なる「軍事作戦」を越えることが不可避なことを示したのだ。

 そしてそれは我々を電力戦争へと導いている。

 非武装地帯への下準備

 この電気戦争は本質的には最終的に(英米諜報機関も属国NATOも望んでいない)ロシアの条件による得る停戦実現の可能性をもたらす戦術として使われている。

 たとえ広く数週間売り込まれている戦争を終わらせるはずのない停戦にならなくとも。なぜならより深い暗黙のNATO拡大の終わりと「安全保障の分割不可能」というロシアの条件は昨年12月ワシントンとブリュッセル両方に完全に説明され、却下されたのだから。

 それ以来概念的には何も変化していないが欧米によるウクライナの兵器化が狂乱に達したことで、プーチン総司令部は非ナチ化と非武装化という最初の特別軍事作戦命令を拡大しないわけに行かなかった。今や命令はキーウとリヴィウを含まなければなるまい。

 そしてそれは今の非電化作戦で始まり、それはドニエプル河の東を越え黒海海岸に沿ってオデッサに向かって進む。

 それでロシア地域をNATOの大砲、HIMARSやミサイル攻撃から守るドニエプル河の西の無人地帯で完成する非武装地帯の設定に関する電気戦争の範囲と深さという重要な問題に至る。

 どれだけの深度か? 100キロか? 十分ではない。キーウが既にその射程の大砲を要求したようにむしろ300キロだ。

 重要なのは既にモスクワ総司令部最高レベルで7月にこれは広範囲に論じられていた。

 7月の包括的なインタビューでセルゲイ・ラブロフ外務大臣は外交的に秘密を漏らした。

 「このプロセスは首尾一貫、繰り返し続く。欧米が、やり場のない怒りから、できる限り状況を悪化させるのに必死で、ウクライナを益々長射程兵器で溢れさせ続ける限り続くだろう。例えばHIMARSだ。アレクセイ・レズニコフ防衛大臣は既に射程300キロの砲弾を受け取ったと自慢している。これは我々の地理的目的が今の線から更に動くことを意味する。我々はウラジーミル・ゼレンスキーや彼に取って代わる人物の誰であれ支配するウクライナ地域が、我々の領土あるいは独立を宣言し自身の未来を決定したいと望む共和国への直接脅威となる兵器を持つことを許さない。」

 帰結的意味は明確だ。

 ワシントンとNATOが益々「できる限り状況を悪化させるのに必死」(それがプランAだ:プランBはない)だが地政経済的にアメリカは新たなグレート・ゲームを強化している。エネルギー回廊を支配し価格設定することを狙っていることにもこの必死さは当てはまる。

 ロシアは動ぜず(アジアに向かう)パイプラインスタンに投資し続けている。インドやイランという重要パートナーと多様な南北輸送回廊(INTSC)を強化している。OPEC+を通してエネルギー価格を設定している.

 寡頭政治略奪者にとっての天国

 レオ・シュトラウス派/ネオコンや英米諜報/安全保障機構-事実上の武器化されたウイルス-に満ちているネオリベ犯罪者は屈するまい。彼らは更にもう一つのNATO戦争で負けるわけには行かない。それに加えて「実存的脅威」のロシアに対して。

 冬将軍の下ウクライナ戦場からのニュースが更に一層厳しくなることが必定だが少なくとも文化圏では慰めが見いだせるかもしれない。優生学シリコンバレー価値観という有毒なミックスサラダで味付けされたグリーン・エネルギー移行詐欺はメインコースと一緒に提供される副菜であり続けている。バリG20で、かつてのグレート・リセットはダボス「グレート・ストーリー」でまたもや醜い鎌首をもたげている。

 ヨーロッパプロジェクトの破壊に関する限り全て上手くいっていることを意味する。産業力を失って幸せになろう。市場で全てのウォークの音楽に合わせて虹ダンスを踊ろう。そしてヨーロッパ価値観の祭壇で「再生可能エネルギー」あがめながら凍えて薪を燃やそう。

 我々の現状を素早く回想して全体の文脈を見るは常に役にたつ。

 ウクライナはほとんど4世紀間ロシアの一部だった。ウクライナ独立という考えはロシア軍を弱体化する狙いから、第一次大戦中にオーストリアで発明された。それは確かに起きた。現在の「独立」は、ロシアと提携する政府がオリガルヒに対抗して行動しようとしていた時に、地元のトロツキー派オリガルヒが国を略奪できるように仕組まれたのだ。

 2014年のキーウ・クーデタは本質的にズビグ「グランド・チェス盤」ブレジンスキーがロシアをアフガニスタンのように新たなゲリラ戦争に引きずり込むため仕組み、湾岸産油諸国に命令しての石油価格破壊が続いた。モスクワはクリミアとドンバスのロシア語話者を守らざるを得なかったが、それは更なる欧米制裁をもたらした。その全てが仕組まれていたのだ。

 8年間モスクワはドニエプル河(歴史的にロシアの一部)の東、ドンバスにさえ軍を送るのを拒否していた。理由:もう一つのゲリラ戦に引きずり込まれないため。その間にウクライナの残りの部分が、欧米が支援するオリガルヒに略奪されて金融ブラックホールに落ち込んだ。
 西側諸国集団はブラックホールに資金供給しないと意図的に決定した。IMFからの資金投入の大部分がオリガルヒに盗まれ、略奪された金は国外に移転された。これらオリガルヒ略奪者はもちろんいつもの容疑者に「守られた」。

 1991年から1999年の間に現在のロシアの富に相当するものが盗まれ、海外、主にロンドンに移転されたことを想起するのは常に重要だ。今や「新ヒットラー」プーチンが略奪を止めたがゆえに、いつもの容疑者は制裁でロシアを破壊しようとしているのだ。

 ウクライナを彼らのゲームの駒として使う計画がうまくいっていないのが違う点だ。

 現地で、これまで起きているのは主に小競り合いと少数の本当の戦いだ。だがモスクワは冬攻撃のため新たな軍隊を集結させておりウクライナ軍は完全に総崩れして終わるかもしれない。

 ウクライナの強化陣地に対する粉砕的な大砲攻撃の効率や、ウクライナの火力を破壊しつつ、死傷者数を抑える最近の計画的撤退や陣地線を考慮するとロシアは、それほどひどくは見えない。

 西側諸国はウクライナ代理戦争の切り札を持っていると信じている。ロシアは食糧、エネルギー、資源、資源の安全管理と安定した経済という経済的切り札の現実に賭けている。

 一方エネルギー自殺でEUが苦難の山に直面せずともよいかのようだが電力皆無のため村や市から逃れて彼らのドアを叩くはずの少なくとも1500万人の必死なウクライナ人が来るのは確実だ。

 一時的に占領されているヘルソンの駅がこの好例だ。暖まり、スマートフォンを充電するため人々が絶えず現れる。市には電気や暖房や水がない。

 今のロシア戦術はナポレオンが開発した集中戦力という軍事理論の正反対だ。それが「花弁のくぼみ上のほこりをかき乱し」ながらロシアが大きな優位を積み上げている理由だ。

 そしてもちろん「我々はまだ始めさえしていない。」

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2022/11/23/electric-war/

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 自民党を支える統一協会は日本から金を搾り取り北朝鮮に送ってミサイル資金にしているかもしれない。そのミサイルに対抗するため宗主国からミサイルを買う。愚劣なマッチポンプ。統一協会は金を巻き上げるが、宗主国は国民全員の命を巻き上げる。次のウクライナ。

 大量破壊兵器を保有している真っ赤なウソでイラク攻撃した際アメリカはインフラを徹底破壊した。自分の破壊は正義、ロシアのは悪。

 The New Atlas

Russia Continues Grinding Away Ukrainian Military & Electrical Power (Update for November 21, 2022)  25:36

 ミアシャイマー教授のインタビュー番組を報じる属国大本営はない。

John Mearsheimer: The West is playing Russian roulette 1:17:12

 敵対する国は不安定化工作を、属国にはミサイルを買わせ槍衾自殺を強いる。

 遠藤誉筑波大学名誉教授

反ゼロコロナ「白紙運動」の背後にDAO司令塔

 UIチャンネル

木村朗(独立言論フォーラム代表理事)× 鳩山友紀夫 1:10:00

 デモクラシータイムス

<とうとう日本も先軍政治>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:36:25

日本は先制攻撃する国か~敵基地攻撃と集団的自衛権【半田滋の眼 NO69】20221129 39:19

 日刊IWJガイド

「閣僚ドミノ辞任で崖っぷちの岸田総理、自らも『空白の領収書94枚』問題だけにとどまらず、自民党内の『岸田おろし』が始まっている!?」

「反撃能力」保有に前のめりの政府・与党! 公明党も「抑止力との位置づけを共有」と表明! 小野寺五典元防衛相、黒江哲郎元防衛事務次官は、「北朝鮮の核ミサイルがワシントンに届くと、日本への北朝鮮の攻撃に対し、米国が参戦しないと北朝鮮が考える」から反撃能力は抑止力であると牽強付会もはなはだしい主張! 東アジア共同体研究所上級研究員の須川清司氏は、IWJ記者の取材に「核兵器保有の北朝鮮に、通常弾の反撃能力は何の抑止効果もない」と指摘!

2022年11月13日 (日)

ユーラシア再編:パトルーシェフのテヘラン訪問

2022年11月11日
The Saker

 ペペ・エスコバール 初出はThe Cradle、著者の許可を得て公表

 今週二人のユーラシア安全保障幹部の会談はアジアにおける欧米の大きすぎる存在感を掃き捨てるための更なる一歩だ。

 興味をそそる新しい世界地図を背景に快適なテヘランの部屋で二人の男がくつろいでいる。

 ここには見るべきのは何もない? とんでもない。おおいにくつろいだこの二人のユーラシア安全保障の巨人は、他ならぬロシア連邦安全保障会議書記ニコライ・パトルーシェフとイラン国家安全保障最高評議会書記アリ・シャムハニだ。

 そして彼らはなぜそれほどリラックスしているのだろう? なぜなら彼らの会話の主な話題、ロシア-イラン戦略的提携の将来の可能性ほどワクワクするものはありないのだかから。

 これはシャムハニの招待による非常に重大な仕事:公式訪問だった。

 特別軍事行動の全般指揮官のセルゲイ・スロヴィキン大将による推奨の後、ロシア国防大臣セルゲイ・ショイグがヘルソンからのロシア撤退を命令したまさに同じ日にパトルーシェフはテヘランにいた。

 パトルーシェフは何日も前からそれを知っており、彼はテヘランで仕事するために飛行機に乗り込むのに何も問題はなかった。結局、ヘルソンのドラマはサウジアラビアを最終的仲介役として何週間も続いたウクライナを巡るアメリカのジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官とパトルーシェフ交渉の一部なのだ。

 ロシアのタス通信報道によれば、二人はウクライナ以外に「欧米の特殊部隊による両国の内政干渉に対処する措置と情報の安全保障」を話し合った。

 我々が知っている通り両国は欧米情報戦争と破壊工作の特定標的で、イランは現在外国が支援する禁じ手無しの不安定化作戦の一焦点だ。

 パトルーシェフは「独立国家間協力はアメリカと同盟諸国による制裁と不安定化政策に対する最も強力な対応だ。」と単刀直入に要点を述べたイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領に公式招待されたのだ。

 パトルーシェフはロシア連邦にとってイランとの戦略的関係はロシアの国家安全保障に不可欠だとライースィー大統領に明言した。

 だからこれはウクライナ戦場で破壊をもたらしているシャヘド136のロシア版いとこであるゼラニウム-2カミカゼ・ドローンを遙かに越えている。これは、ちなみに後でシャムハニによる直接発言を引き出した。「イランはウクライナの平和的解決を歓迎し、モスクワとキーウ間の対話に基づく和平に賛成だ。」

 パトルーシェフとシャムハニはもちろん安全保障問題と良く言われる「国際的な場での協力」を論じた。だが一層重要かもしれないのはロシア随行団にいくつか重要な政府経済機関当局者がいたことだ。

 漏洩情報は皆無だが、ユーラシアの二大被制裁国間の戦略的提携の核心には本格的な経済接続性があることを示唆している。

 議論の鍵は、国家通貨-ルーブルとリアルによる二国間貿易の速い拡大に対するイランの関心だった。それは多極性に向かう上海協力機構(SCO)とBRICSの両方による動きの中心でもある。イランは今アジア戦略上の巨大組織SCOの正式加盟国の一員として唯一の西アジアの国であり、BRICS+への参加申請をするだろう。

 スワップ協定をして、旅行しよう

 シャムハニ・パトルーシェフ会談は以前イランのメフディー・サファリ外務次官が発表した翌月のガスプロムとの驚異的に大きな400億ドルのエネルギー協定調印に先行した。

 イラン国営石油会社(NIOC)は既に最初の65億ドルの合意を確定している。すべて2つのガス田と6つの油田の開発を巡るものだ。天然ガスと石油製品。LNGプロジェクト;そして更に多くのガスパイプライン建設。

 先月ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は2022年末までに終わらせる500万トンの石油と100億立方メートルのガスのスワップを発表した。彼は「イラン油田に対するロシア投資の量が増大する」と確認した。

 欧米の金融システムに関連づけられた果てしなく困難を伴う制裁や決済資金問題をモスクワとテヘランが共同で回避するためにバーターはもちろん理想的だ。それに加えてロシアとイランはカスピ海を経由する直接貿易経路に投資することも可能だ。

 カザフスタンのアスタナでのアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)サミットで、成功する「新しいアジア」のために独立諸国のための内発的モデルを必ず開発しなければならないとライースィーは力強く提案した。

 SCO加盟国として南北輸送回廊(INSTC)でロシアやインドと共に非常に重要な役職を果たす上で、イランを多国主義の重要な鍵とライースィーは見なしている。

 テヘランがSCOに加盟して以来、ロシア・中国両国との協力は予想通り過熱状態だ。パトルーシェフ訪問はその過程の一部だ。テヘランはユーラシアをダイナミックに連結するべく、何十年ものイラン恐怖症や、制裁からカラー革命の企みにわたるアメリカの「最大圧力」のあらゆる可能ないやがらせを振り切っている。

 BRI、SCO、INSTC

 イランは道路と海と列車によってユーラシアを結ぶ中国の素晴らしいインフラ計画、一帯一路構想(BRI)のパートナーだ。並行して、多モードのロシアが率いる多様なINSTCはインド亜大陸と中央アジア間の取引を促進するために不可欠だ。同時に南コーカサスやカスピ海地域におけるロシアの存在感を強化する。

 イランとインドは中央アジア諸国にイランの排他的経済水域にアクセス可能なチャーバハール港の一部を提供すると約束した。

 最近サマルカンドでのSCOサミットで、ロシアと中国両国が特に西側諸国に対し、イランはのけもの国家として扱われないことを明確に示した。

 それで、主としてロシア、中国とインドに設計される新興金融秩序の下、全てのSCO加盟諸国が参加する状態で、イランがビジネス新時代に入っているのは不思議ではない。戦略的提携に関しては、ロシアとインド間の絆(ナレンドラ・モディ大統領はそれを壊せない友情と呼んだ)はロシアと中国の絆と同じぐらい強い。ロシアこそイランが目指しているものだ。

 パトルーシェフ-シャムハニ戦略会談はそれがイラン嫌悪とロシア嫌悪を一挙に完全に打ち壊すから、欧米の過剰反応を目に見えないレベルに上げるだろう。友好同盟国としてのイランは多極に向かう動きでロシアにとって比類ない戦略上の資産だ。

 イランとユーラシア経済連合(EAEU)はロシア石油に関するスワップと並行して既に自由貿易協定(FTA)を交渉している。SWIFT銀行間メッセージング体制への欧米の依存はロシアとイランにはほとんど無関係だ。南の発展途上諸国、特に特に石油が米ドルで通常売買されているイラン近隣諸国は、それをしっかり見ている。

 包括的共同行動計画(JCPOA、イラン核合意)が結局もう重要ではないことは室温以上のIQがある欧米の誰にとっても明確になり始めている。イランの未来は直接BRICSの3つの成功に関係する。ロシアと中国とインド。イランは間もなくBRICS+メンバーになるかもしれない。

 更に色々ある。イランはペルシャ湾岸諸国の役割モデルにさえなりつつある。SCOに加盟を熱望している近隣諸国の長い行列をご覧じろ。トランプの「アブラハム協定」? それは一体何だ? BRICS/SCO/BRIこそが今日西アジアに入る唯一の方法だ。

記事原文のurl:https://thesaker.is/rewiring-eurasia-mr-patrushev-goes-to-tehran/

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 耕助のブログ Pepe Escobar記事翻訳

No. 1618 ベルリン、北京へ行く:真の取引

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

風邪やインフルエンザの季節に免疫システム強化の4提言。運動する。運動が免疫細胞刺激→ウイルス感染細胞を「体をパトロール」し、ウイルス感染細胞を特定し排除。週5 日以上運動する人は、感染症にかかる可能性が 43% 低下(NYT) Hannah Seo

 植草一秀の『知られざる真実』

政権末期様相強める岸田内閣

 SPUTNIK 日本

【解説】「ウクライナには存在しない」はずのネオナチが全世界から一同に 戦死の日本人「義勇兵」は誰と生死を共にしていたか

 日刊IWJガイド

「ウクライナで死亡した日本人義勇兵の『義』はどこに? 米露代理戦争のためにウクライナ人が殺しあう実相をメディアは正確に伝えてきたのか」

はじめに~ウクライナで戦闘中に死亡した初めての日本人義勇兵「ドブレ」、5日前に死亡した台湾人義勇兵を悼み「私は彼の魂と共に終戦まで戦います」とツイートしていた!「ウクライナのために何かしなくては」と義勇兵に志願した元自衛官も! ウクライナ紛争は米国によるロシアの弱体化政策であり、そのために、ウクライナ語話者とロシア語話者のウクライナ国民同士が殺し合って多くの犠牲を出しているという実相を正確に報道していないために起きた悲劇ではないのか!?

2022年10月23日 (日)

戦略的ユーラシア・パートナーとしてイスラム諸国を誘うロシア

2022年10月13日
ペペ・エスコバール
Press TV

 改名したカザフの首都アスタナがアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)の第6回会議を主催して、またもやユーラシア統合の複雑な過程で重要な全てが行われた。

 出席確認はロシアとベラルーシ(ユーラシア経済連合EAEU)、西アジア(アゼルバイジャン、トルコ、イラク、イラン、カタール、パレスチナ)と中央アジア(タジキスタン、ウズベキスタン、キルギスタン)の指導者が主役のユーラシアでの見ものだった。

 中国とベトナム(東と東南アジア)は副大統領レベルが出席した。

 CICAはアジア全体の平和、安全保障と安定に向けた協力に注力する多国フォーラムだが、カザフのトカエフ大統領がこのフォーラムを国際組織に変えるべくCICAが宣言を採択したとを明らかにした。

 CICAは既にユーラシア経済連合(EAEU)との協力を確立している。だから実際は、まもなくSCO、EAEUと、確実にBRICS+とも一緒に機能するだろう。

 特にイランが正式加盟国としてSCOに歓迎された後、ロシア-イラン戦略提携はCICAの目立って優れた特徴となった。

 フォーラムで演説し「覇権国の権益や、国家という地理を越える狙いと影響がある独立国家を不安定化する地域の国の安定性と繁栄に標的を定めることを目指すいかなる企みとも両立しない」新興「新アジア」の「収束と安全保障」という重要な観念をライースィー大統領は強調した。

 テヘランにとって、様々な汎アジア組織の迷路の中で、覇権国が解き放った数十年の「最大圧力」の後、CICA統合のパートナーになるのは不可欠だ。

 更にそれはライースィーが述べた通り、イランが「アジア経済インフラ」から利益を得る機会を広げる。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は予想通りアスタナ会議のスターだった。CICAに参加する「全ての」国にプーチンが支持されていることを指摘するのは重要だ。

 プーチンとの高位の二国間対話にはカタール首長も含まれる。西アジアで重要な全員が「孤立した」ロシアと話をしたいと望んでいる。

 プーチンは「占領時代にアフガニスタン人にもたらされた損害補償」(混乱とウソと略奪の帝国がそれを拒否するだろうことを我々全員知っている)を要求し、アフガニスタンを発展させるためのSCOの重要な役割を強調した。

 「新たな勢力の中心が益々強くなっている場所であるアジアは多極世界秩序への移行で大きな役割を果たす」と彼は述べた。

 「エネルギーと食料品価格の不安定さを背景に飢饉と大規模な衝撃的出来事の本当の脅威が世界中にある」と彼は警告した。

 彼は更に「他の人々を犠牲にして生きている」「Golden Billion」に奉仕する金融体制の終わりを呼びかけた。(この「Billion」には何の「金」もない。せいぜい、このような富の定義は1000万にしかあてはまらない。)

 更に彼は「平等な不可分の安全保障体制を構築する」ためにロシアはあらゆることをしていると強調した。これは、まさに覇権帝国エリートを完全に凶暴にするものだ。

 「断れない提案」が駄目になった。

 CICAとSCOとEAEUが緊密に並列しているのは、複数の複雑なユーラシアジグソーパズルがどのように集まっているかという更なる例だ。

 理論上、確固とした帝国軍の同盟国であるトルコとサウジアラビアは最近正式加盟国としてイランを歓迎したSCOに加わりたくてむずむずしている。

 帝国によるロシア嫌い兼中国嫌い攻勢を力強く避けるアンカラとリヤドの地政学的選択を説明している。

 サマルカンドでの最近のSCOサミットで、エルドアンはオブザーバーとして、まさにこのメッセージを送った。我々が同じテーブルに座り、BRICS(まもなくBRICS+に拡大される)の中の単なる「RIC」(ロシア、インド、中国)だけでなく、おそらくほぼ確実にイスラム諸国の主要プレーヤー:イラン、パキスタン、トルコ、サウジアラビア、エジプトとカタールも含めて重要な合意決定をするまでに早々SCOはなったのだ。

 重大な課題がないわけではないこの進展する過程は欧米後の多極世界を作り出す上で不可欠な戦略パートナーとしてイスラム諸国をとりこむロシア-中国の動きを証明している。これを多極化のソフトなイスラム化と呼ぼう。

 英米枢軸が完全にぼうぜん自失状態なのは少しも不思議ではない。

 上記の全ての図解、それがエネルギー市場で演じられている様子に取りかかろう。1週間前のウィーンでの既に有名なOPEC+会議だ。

 石油生産を1日200万バレル削減する共同決定には地質構造の地政学的変化が組み込まれている。

 行間を読む用意がある人々には衝撃的な情報がある非常に外交文書をサウジアラビア外務省が出した。

 実際、石油生産削減決定がアメリカ中間選挙前にされた際、ワシントンでテレプロンプターを読む男の背後の連中はリヤド「保護」を止めるというお得意のマフィア脅迫をした。

 ただ今回「断れない提案」は機能しなかった。ロシア、サウジアラビアとUAEに率いられるOPEC+が共同決定をしたのだ。

 プーチンと良く知られているようMBSが付き合った後、ピョートル大帝時代に遡るサンペテルブルグの魅力的なコンスタンチン宮殿でUAEのゼイド首長あるいはMBZ、MBの助言者をホストとしてもてなしたのはプーチだった。

 それは帝国が一世紀支配していた石油地政学での一つの動きで、OPEC+がどのように超大国の戦略上の大失敗を引き起こしたかという一種非公式の祝典だった。

 2003年のイラク爆撃、侵略と占領後、アメリカ・ネオコンがどのように「我々は新たなOPECだ」と自慢したかを全員が覚えている。

 もはやそうではない。そしてこの動きは、誰もが中国代表団がリヤドに降りて、彼らが必要とする全てのエネルギー支払いを元にしたいと要求した日に起きると思っていた時に、ロシアとアメリカのペルシャ湾「同盟国」がしなければならなかったのだ。

 アメリカのお手並み拝見で、OPEC+が超大国を見捨てたのだ。するとアメリカはリヤドとアブダビを「罰する」ために何をしようとしているのだろう? 航空母艦を動員し、政権転覆をしかけるためカタールとバーレーンにCENTCOMを召集するのだろうか?

 確実なのはワシントンの責任者であるレオ・シュトラウス派/ネオコン精神病患者がハイブリッド戦争を強化することだ。

 「不安定を広める」芸術

 サンペテルブルグでMBZに対応した際、消費者や供給元が「落ち着いて、安定して、自信を持てると感じる」よう、ペースを「世界エネルギー市場を安定させる」よう設定し、需要と供給の「バランスをとる」のがロシア、サウジアラビアとUAEが率いるOPEC+であることをプーチンは明らかにした。

 ガス分野で、ロシアのエネルギー週間に、ガスプロムCEOアレクセイ・ミレルが依然ロシアがヨーロッパをエネルギー・ブラックホールから「救える」かもしれないことを明らかにした。

 ノルド・ストリーム(NS)とノルドストリーム2(NS2)は使用可能になるかもしれない。だがパイプライン修繕作業を始める前に全ての政治的障害は取り去られなければならない。

 そして西アジアでは重要なエナジー中枢になるのに熱心なアンカラを大いに喜ばせて、トルコ・ストリームの追加が既に計画されているとミレルは述べた。

 これと平行して、グローバル・エネルギー市場での制裁の武器化と解釈できる石油に上限価格を課すG7窮余の策が勝ち目のない提言であることは絶対に明らかだ。

 一カ月余前にバリでG20を主催したインドネシアのスリ・ムルヤニ・インドラワティ財務大臣はそれを、これ以上明確にできない表現をした。「アメリカが経済手段を使って制裁を課すと、インドネシアだけでなく、他の全ての国々に不安定を広めるあらゆる事の先例になる。」

 一方イスラム教徒が多数派の全ての国々はロシアに非常に綿密な注意を払っている。ロシア-イラン戦略提携は多極化の重要要素としてロシア-サウジアラビア-UAE提携と並んで進んでいる。

 近い将来これら全ての要素が理想的な21世紀ユーラシア統合の主要話題を管理できる超組織に合体するのは確実だ。

 ペペ・エスコバールは経験豊富なジャーナリスト、著者でユーラシアに焦点をあてる独立地政学アナリスト。

(本記事で表明される意見は著者自身のもので必ずしもPress TVのものを反映しない。)

記事原文のurl:https://www.presstv.ir/Detail/2022/10/13/690908/Russia-Eurasian-Muslim-countries-CICA-summit-

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 George Galloway, Gonzaro Liraインタビュー 現地状況についての説明、属国大本営広報部と全く違う。

FULL INTERVIEW: Don’t be fooled that #Russia is losing the war, the worst is yet to come

 デモクラシータイムス 安田浩一氏の怒り。三上智恵氏の論理 1:32:00

岸田(自民党)内閣の徹底検証
崖っぷちの岸田内閣

 日刊IWJガイド

「1ドル=151円まで円が急下落、政府・日銀が追加の為替介入するもその効果はいつまで? 日本は国益優先で対露制裁から身を引くべき!」

ロシアと米国・NATOの総力戦前夜! ロシアメディア『スプートニク』が、プーチン大統領が住民投票によって併合した地域に戒厳令を発令した意味について、軍事専門家・国際アナリストらの分析を紹介!「これは決定的なステップである。ロシアは、残念ながら、西側の侵略がウクライナにとどまらないことを理解している」!

2022年10月21日 (金)

シン・レッド・ライン:NATOはカブールとキーウ両方で敗北するわけにはゆかない

2022年10月12日
ペペ・エスコバール
Strategic Culture Foundation

 帝国がウクライナを支配するのを、ロシアはどんなことがあっても許さない。これは本質的に大ユーラシア・パートナーシップの将来と結びついている。

 パイプラインニスタンから始めよう。ほぼ7年前、私はシリアが究極のパイプライン戦争だったことを示した。

 ダマスカスは、イラン-イラク-シリアの利益を優先して、カタール-トルコ・ガスパイプラインに関するアメリカ計画を拒否した(覚書が署名された)。

 その後起きたのは悪質な画策された「アサドは去らなければならない」キャンペーンだった。政権転覆の道としての代理戦争だ。悪意のダイアルはISIS手段化により指数関数的に上げられた。これはテロ戦争の別の章だ(イタリック体は筆者)。ロシアがISISを阻止して、ダマスカスでの政権転覆を防いだ。混沌の帝国が望んでいたパイプラインは粉々になった。

 今や帝国はロシア・ガスを帝国の主要経済的競争相手に送ったり、送ろうとしていたりするパイプラインであるノルドストリーム(NS)とノルドストリーム2(NS2)を爆破し、最終的に報復した。

 NS2のラインBは爆破されておらず破裂もしておらず、使用準備ができていることは今や誰もが知っている。穴が開いた他の3本のパイプライン修理は問題ではない。造船技師によると、2か月ほどで済む。ノルドストリームの鋼は現代の船より厚い。ヨーロッパ人が大人のように振る舞い、厳格な保安条件を受け入れる限り、それらを修理するとガスプロムは申し出た。

 私たちは全員それが起きないのを知っている。上記のいずれもNATOスタン・メディア全体で議論されていない。これはいつも札付きによる計画Aがそのまま残っていることを意味する。人為的な天然ガス不足を引き起こし、ヨーロッパの産業空洞化をもたらすことであり、全て「グレート・ナラティブ」と改名されたグレートリセットの一環だ。

 一方EUマペット・ショーはロシアに対する第9制裁パッケージについて話し合っている。スウェーデンは、ノルドストリームを爆破したのは誰かについてNATO内で自身が行ったいかがわしい「調査」結果をロシアと共有するのを拒否している。

 ロシア・エネルギー週間で、プーチン大統領は厳しい事実を要約した。

 ヨーロッパは固定契約で購入した全量を受け取っていたにもかかわらず、エネルギー供給の信頼性についてロシアを非難している.

 「ノルドストリーム・テロ攻撃を仕組んだのは、それから利益を得る者たちだ」。

 ノルドストリーム修理は「継続的運用と安全性が確保された場合のみ意味がある」。

 スポット市場のガス購入は、ヨーロッパに3,000億ユーロの損失をもたらす。

 エネルギー価格上昇は特殊軍事作戦(SMO)によるものでなく西欧諸国自身の政策によるものだ。

 それでもデッド・キャン・ダンスショーは続けなければならない。EUがロシア・エネルギー購入を禁じているため、ブリュッセルのユーロ官僚連中は金融カジノで債務を急増させている。帝国支配者連中は、この形の集団主義でもうかり過ぎて笑いが止まらない。彼らは金融市場を利用してあらゆる国を略奪し略奪して利益を得続けているからだ。

 そこで決定的証拠。ワシントン外交政策を支配するシュトラウス主義/ネオコン精神病質者連中は最終的にヨーロッパの主要産業競争相手が倒産した後のみキーウの武器化をやめモスクワと交渉を開始するかもしれない。決定的な言葉は「かもしれない」だ。

 しかし、それだけでは十分ではない。なぜならNATOの重要な「目に見えない」義務の一つは、ポントス・カスピ海草原全体の食糧資源を必要な手段を問わず活用することだからだ。我々が話しているのはブルガリアからロシアまで100万km2の食料生産だ。

 ハルキウでの柔道

 SMOは公式発表がなくとも「ソフトな」CTO (対テロ作戦) に急速に移行した。クレムリンから完全な自由裁量を得た新総司令官スロヴィキン将軍、別名「アルマゲドン」の単刀直入な手法がそれを物語っている。

 1,000kmを超える最前線のどこにもロシアの敗北を示す兆候は皆無だ。ハルキウからの疲労から死に至る撤退は神業だった可能性がある。柔道の動きの最初の段階で、合法性を装い、クリムスキー・モストつまりクリミア大橋へのテロ爆撃後に完全に展開された。

 ハルキウからの撤退を罠として見てみよう。モスクワで「弱さ」をわかりやすく示している。これによりキーウ軍、実際は連中のNATOハンドラーはロシアが「逃げる」のをほくそえみ、あらゆる注意を放棄し、いちかばちかでダリヤ・ドゥギナ暗殺からクリミヤ大橋破壊の試みまでテロの連鎖にさえ乗り出した。

 南の発展途上諸国の世論で、アルマゲドン将軍による毎朝のミサイル・ショーがテロリスト国家に対する合法的(イタリック体は筆者)対応であることは既に確立している。プーチン大統領はしばらくの間チェス盤の駒を犠牲にしていたのかもしれない。ハルキウ。結局SMOの任務は地域を確保することではなくウクライナの非武装化だ。

 モスクワはポスト・ハルキウでさえ勝利した。ロシア軍が休みなしの射撃訓練に陽気に従事するだけの攻撃に、この地域に蓄積された全てのウクライナ軍事装備が投入された。

 そして決定的要因だ。プーチンが最終的に王手をかけるのを可能にする一連の動きであるミサイルを多用する「ソフト」対テロ作戦を開始し、西側集団は頭のないニワトリの群れに変えられた。

 並行して、いつもの容疑者は新しい核「物語」を容赦なく紡ぎ続けている。ロシアの核ドクトリンによれば、攻撃は「ロシア連邦の存在全体を危険にさらす」攻撃に応じてのみ起きる可能性があるとラブロフ外相はうんざりするほど繰り返すのを余儀なくされた。

 DCの精神病質殺人者の目的は狂気じみた夢の中で戦場で戦術核兵器を使用するようモスクワを挑発することだ。それはクリミア大橋テロ攻撃のタイミングを急ぐもう一つの衝動だった。イギリスの諜報計画は何ヶ月も渦巻いていた。それは全て無駄になった。

 ヒステリックなレオ・シュトラウス風/ネオコン・プロパガンダ機構は躍起になって先制的にプーチンを非難している。

 原子力科学者会報が1947年に設定した終末時計の針が現在真夜中からわずか100秒の位置にあるのも不思議ではない。まさに「破滅の戸口」に。

 これこそが多くのアメリカの精神病質者連中が私たちを導いている場所だ。

 破滅の戸口での生活

 混沌、ウソ、略奪の帝国が大規模な経済/軍事攻撃の驚くべき二重失敗でぼうぜん自失する中、モスクワは次の軍事攻撃に向け組織的に準備を進めている。現状英米枢軸が交渉しないのは明らかだ。連中は過去8年間試みさえせず、イーロン・マスクからフランシスコ教皇に至るまでの天使のようなコーラスに刺激されても進路を変えようとしない。

 プーチン大統領は完全なティムールになって、ウクライナ人の頭蓋骨でピラミッドを築く代わりに、軍事的解決を避けるべく太古の道教の忍耐を呼び起こした。クリミア大橋テロは状況を一変させた可能性がある。しかしビロードの手袋は完全に外したわけではない。アルマゲドン将軍の日常の空爆ルーチンは依然比較的丁寧な警告と見なされる可能性がある。西側諸国に対する野蛮な非難を含む最新の画期的演説でさえ、プーチンは常に交渉の余地があることを明らかにしていた。

 しかし今ではプーチンと安全保障理事会はアメリカが交渉できない理由を知っている。ウクライナは連中のゲームの駒にすぎないかもしれないが、それでもユーラシアの重要な地政学的ノードの一つだ。それを支配する者は誰であれ戦略的深みを享受できるのだ。

 中国のBRIから始まるユーラシア統合の複雑なプロセスを吹き飛ばすのにいつもの容疑者が夢中になっているのをロシアは十分承知している。北京のお偉方が戦争に「不安」なのも不思議ではない。それは、いくつかのユーラシア横断回廊を経由する中国とヨーロッパ間の事業にとって非常に悪いためだ。

 プーチン大統領とロシア安全保障理事会はNATOが完全に惨めな失敗でアフガニスタンを放棄し、全てのチップをウクライナに置いたことも知っている。だからカブールとキーウの両方で負けるのは究極の致命的打撃になるだろう。それは21世紀ユーラシアを放棄して、ロシア、中国、イランの戦略的提携に委ねることを意味する。

 ノルドストリームからクリミア大橋までの破壊工作は絶望的ゲームの暴露だ。NATO兵器庫は事実上空だ。残ったのはテロ戦争だ。シリア化、実際は戦場のISIS化だ。脳死状態のNATOに管理された、少なくとも34か国の傭兵をあちこちちりばめた砲弾の餌食の大群による地上行動だ。

 完全に切れたドミトリー・メドベージェフが明らかにしたように、モスクワは最後まで行くのを余儀なくされるかもしれない。今やテロリスト政権を排除し、政治安全保障機構を完全解体し、別組織の出現を促進するのが狙いだ。それでもNATOが依然それを阻止すれば直接衝突は避けられない。

 NATOのシン・レッド・ラインはカブールとキーウの両方で敗北するわけにはいかないのだ。しかしパイプラインスタンとクリミアでの二つのテロ行為で、よりくっきりした燃えるようなレッド・ラインを刻めた。これは本質的に大ユーラシア提携の将来に関係している。破滅の戸口での生活へようこそ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2022/10/12/the-thin-red-line-nato-cant-afford-to-lose-kabul-and-kiev/

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 詩織氏が杉田氏に逆転勝訴

 教団側 自民議員に確認書 国政選前 政策推進へ署名要求か

 DMM古賀茂明TV

『玉川徹氏降板!いったい何があったのか?』反玉川分子からダダ漏れのテレ朝内部情報、玉川氏謝罪文は会社の作文だった 29:41

 トラス首相辞任 異例の短命政権

 『パンとサーカス』著者による院内集会講演は興味深かった。

 日刊IWJガイド

「貿易赤字過去最大11兆円! エネルギー価格上昇と円安でエネルギー資源を輸入に頼る日本の脆弱さがあらわに。貿易立国・日本の危機!」

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2022年10月 1日 (土)

宣戦布告を手渡されたドイツとEU

2022年9月28日水曜日午後4時02分 [更新:2022年9月28日水曜日午後4時06分]

ペペ・エスコバール
Press TV

 バルト海でのノルド・ストリーム(NS)とノルドストリーム2(NS2)パイプライン破壊は不気味に「災害資本主義」を全く新たな猛毒段階へと格上げした。

 公海のエネルギー・インフラに対するテロ攻撃という形のこのハイブリッド産業/商業戦争事件は「イヤなら出ていけ!」「ルールに基づく国際秩序」で溺死させられた国際法の完全な崩壊を示している。

 両パイプラインに対する攻撃はデンマークのボーンホルム島に近い別々の分岐で、公海で爆破された複数の爆発で構成されている。

 それはデンマーク海峡の浅い場所で密かに行われた精緻な作戦だった。だから原理的に潜水艦(バルトに入る船は喫水15メートルに限定されている)は除外するはずだ。ボーンホルム島周囲の水域はロシア潜水艦の侵入の恐れから探知機が所狭しと並んでおり、「見えない」船舶とされるものは、コペンハーゲンの許可を得てうろうろできただけだ。

 月曜日、スウェーデン人地震学者が二度の水中爆発を記録した。彼らの一人は100キログラムTNTと推測した。それでも3つの別個のパイプライン・ノードを爆破するために約700kg使われたかもしれない。このような量は、近隣諸国で現在利用可能な水中ドローンの一度だけの航行で送り込まれたはずはない。

 パイプラインの圧力は急激に下がった。パイプは今海水で満たされている。

 NSとNS2両方のパイプは、もちろん冬大将到来前には、ほとんど修理できない。疑問はガスプロムは-既にユーラシアのいくつかの大手顧客に熱心で、バルト海ではNATO海軍の攻撃にさらされかねないの、わざわざガスプロム船舶を曝そうとは思うまい。

 既にドイツ当局者が、NSとNS2は「永久に」運用不能な「可能性」を言い出している。EU経済とEU市民はひどくそのガス供給を必要としていた。それでも連中は混乱やウソや略奪の帝国に命じられているので(国民国家諸国を支配する)ブリュッセルのEU官僚は、それに続くまい。このユーロ寡頭政治が、いつの日か反逆罪のかどで裁判をうける可能性も考えられよう。

 現状、戦略上の不可逆性が既に自明だ。いくつかのEU諸国の国民は短期、中期・長期に途方もなく大きな代償を支払い、この攻撃による重大な結果を経験するだろう。

 Cui bono 誰の利益になるのか?

 スウェーデンのマグダレナ・アンデション首相は「破壊工作」だったと認めた。デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は「事故ではなかった」と認めた。ベルリンはスカンジナビア諸国と意見が一致する。

 狂気じみたアメリカ人「評論家」アン・アップルバウムと結婚しているロシア嫌いで、陽気に「ありがとう、アメリカ合州国」とTwitterで書いた前ポーランド防衛大臣ラデック・シコルスキ(2005年-2007年)と比較願いたい。

 この破壊工作と同時に「デンマークとポーランドの市場」にサービス提供するノルウェーからポーランドまでのバルトパイプ「新しいガス供給回廊」が部分的に開通したことを知ると、いよいよ奇怪になる。何カ月も前彼らのスポンサーはガスを見つけるのに苦労していたし、今それが一層厳しく、ずっと高価になることを考えると、実際には些細な出来事だ。

 NS2は既に、公然と、建設中もずっと攻撃されていた。2月、パイプ敷設船フォルトゥナ号がNS2を完成するのをポーランド船が積極的に阻止しようとした。パイプは、もうおわかりだろうが、ボーンホルム島の南に敷設されていた。

 NATOの水中ドローン部は非常に活動的だった。アメリカは他の設計に変更できる長距離ノルウェーの水中ドローンが入手可能だ。代わりに、専門の海軍水中処分員が破壊工作に雇用された可能性もある。ボーンホルム島周囲の潮流は重大な問題ではあるが。

 大きな構図は、西側諸国全体が全くのパニックとなり、大西洋主義「エリート」が地政学的、地理経済学深淵への彼らの沈下を防ぐためなら、途方もないウソ、暗殺、テロ、破壊工作、全面的金融戦争、ネオ・ナチ支援など何でもいとわないことを示している。

 NSとNS2を機能停止すれば、ガス供給に関するドイツ・ロシア取り引きのどんな可能性も決定的に終わり、ドイツをアメリカの完全属国という卑しい立場に貶める追加利益もある。

 それで、一体どの欧米秘密情報機関が破壊工作を設計したのかという鍵となる疑問が生じる。最有力候補はもちろんCIAとMI6で、ポーランドが、いけにえ役にされ、デンマークもかなたた危ない役をやらされた。コペンハーゲンが少なくとも機密情報に関し「ブリーフィング」を受けなかったことはあり得ない。

 実に暗示的なことに、2021年4月という早い時期に、ロシアがノルド・ストリームの軍事的安全保障について質問していた

 極めて重要な点は、ナンバー1のEU/NATO経済に対する破壊工作行為に関与したEU/NATO加盟諸国という問題に我々が直面しているかもしれないことだ。それは「開戦原因」だ。現ベルリン政権の最悪な凡庸さと臆病さを別とすれば、ドイツ連邦軍、ドイツ諜報機関、ドイツ海軍や、ものの分かった産業人連中が遅かれ早かれ計算するだろう。

 これは孤立した攻撃からはほど遠い。9月22日には、キーウ破壊活動家によるトルコ・ストリームに対する試みがあった。前日に、英語のIDが描かれた海軍無人機がクリミア半島で見られ、この策謀の一環だという嫌疑をかけられていた。それに何週間も前に未来の破壊工作ノード上を飛行するアメリカ・ヘリコプターを加えろ。9月中旬からデンマーク海域をウロウロしていたイギリス「調査」船。そして破壊工作と同じ日に「新無人システムを海で」実験することに関するNATOのTwitter投稿。

 私に(ガスの)金を見せろ

 水曜日デンマーク国防大臣は緊急にNATO事務局長と会った。結局爆発はデンマークの排他的経済水域(EEZ)非常に近くで起きた。せいぜい下手な芝居と言えようか。まさに同じ日、NATOの事実上の政治事務所欧州委員会(EC)はトレードマークの妄想を推進した。失敗確実な原油価格上限設定を含む更なるロシア制裁だ。

 一方、EUの巨大エネルギー企業は破壊工作で大きな損害を受けるのは確実だ。

 名簿には、ドイツのWintershall Dea AGとPEG/E.ON、オランダのN.V.Nederlandse Gasunie、そしてフランスのENGIEが含まれる。それからNS2に融資した企業がある。Wintershall Dea AGとUniper、オーストリアのOMVと同様NS2:再びENGIEと、イギリスのダッチ・シェル。Wintershall DeaとENGIEは共同所有者と債権者両方だ。立腹した株主連中は本格的調査による本格的回答を要求するだろう。

 事態は更に悪化する。パイプライン・テロ戦線では、どんな手もありなのだ。ロシアはトルコ・ストリームのみならず、シベリアの力にも非常警戒態勢にあるだろう。中国と新彊に到達するパイプラインの迷路も同じだ。

 方法論や誰が参加しているにせよ、これはウクライナでの避けられない西側諸国全体敗北に対する事前元金回収だ。彼らは再びそれをするだろうという南の発展途上諸国に対する露骨な警告だ。それでも行動は常に反応を引き起こす。今から「おかしなこと」が公海のアメリカ/イギリス・パイプラインで起きかねない。

 EU寡頭政治は電光石火の速度で高度な崩壊の過程に達している。少なくとも戦略的に自治権がある地政学当事者という役割を試みる機会の窓は今彼らに閉じられている。

 これらのEURO官僚は今深刻な苦境に直面している。バルト海での破壊工作犯が誰かは明確で、汎EU国民にとって、人生を変える社会経済学的結果の全てを彼らが理解した途端、すでに進行中の、ガスプロムは永久に弁を閉めるだけできたはずなのに、ロシアが自身のパイプラインを爆破したという途方もなくばかばかしい脇筋を含め、下手な芝居は止まらざるを得なくなる。

 そしてもう一度、事態は更に悪くなる。ウクライナのエネルギー企業ナフトガスに対し未払い請求書で訴訟を起こすとガスプロムは脅している。それはEUに向けたウクライナを横断するロシア・ガスの終わりをもたらすだろう。

 そのすべてが十分深刻ではないかのように、ドイツは契約上2030年まで、年間少なくとも400億立方メートルのロシア・ガスを購入するよう義務づけられている。

 ノーと言えば済む? 彼らはそうできない。ガスプロムはガスを出荷さえせず支払いを受ける法的権利を持っている。それが長期契約の精神だ。それは既に起きている。制裁のため、ベルリンは必要とする全てのガスを受けとるわけではないが、それでも支払う必要があるのだ。

 すべての悪魔はここにいる

 今や帝国がベルベット手袋を脱いで属国諸国に戦闘開始しているのは痛々しいほど明らかだ。EU独立:禁止だ。中国との協力:禁止だ。アジアとの独自貿易接続性:禁止だ。EUにとっての唯一の場所は経済的にアメリカへの服従だ。1945年-1955年のけばけばしいリミックスだ。変質的ネオリベのねじれだ。我々はお前たちの工業生産能力を没収する。お前たちは何も持てない。

 NSとNS2の破壊工作はドイツ(EUの代表)とロシアと中国のユーラシア横断統合を防ぐためユーラシア大陸を粉々に粉砕する帝国の淫らな夢想に組み込まれているのだ。アメリカの20兆ドルと対照的に購買力平価説(PPP)に基づくGDP50兆ドル。

 我々はマッキンダーに戻らなければならない。ユーラシア大陸を支配するものが世界を支配する。アメリカ・エリートと連中のヨーロッパ中のトロイの木馬は、支配をあきらめないために必要なことは何でもするだろう。

 この文脈で「アメリカ・エリート」には、気が狂ったシュトラウス流ネオコンがはびこっている「諜報機関共同体」と、連中に金をやる巨大エネルギー企業、巨大製薬企業、闇の国家の永久戦争手法からのみならず、ダボスがでっちあげたグレート・リセットから大もうけを狙っている巨大金融機関を含む。

 猛烈な20年代はソレイマーニー少将暗殺で始まった。パイプライン爆破は続編の一部だ。2030年までずっと地獄のハイウェーだ。シェークスピアの言葉を借りれば、地獄はもぬけの空だ、すべての悪魔(大西洋主義者)はここ地上に来ているから。


 ペペ・エスコバールは独立地政学専門家、著者。彼の最新本はRaging Twenties。彼はFacebookとtwitterから政治的に排除されている。Telegramで彼をフォローする。

本記事で表明される意見は著者のものであり、必ずしもPressTVのものではない。

 Press TVウェブサイトは次の代替アドレスでアクセスできる。

www.presstv.ir

www.presstv.co.uk

記事原文のurl:https://www.presstv.ir/Detail/2022/09/28/690009/Germany-EU-have-been-handed-over-declaration-of-war

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 ノルドストリーム爆破について、大本営広報部は徹底的報道管制なのだろうか。明日は我が身。

 奇妙な弔辞が大評判。そもそも彼が堅い本を読むだろうか?

 長周新聞

「安倍晋三万歳(マンセー)」の異様

 デモクラシータイムス

安倍「国葬偽」・国権派山縣の大罪・自民に浸み込む統一教会>平野貞夫×佐高信×早野透【3ジジ生放談】 1:01:05

 日刊IWJガイド

「プーチン大統領はザポリージャ州とヘルソン州の独立を承認!『エスカレーション』2幕は4州のロシア連邦への編入。続いて『エスカレーション』3幕!」

 一部をコピーさせて頂こう。

 しかし、こうした経済的な締め上げは、ロシアに対する以上に、EU自身の首を絞め、NATO加盟諸国各地で対露制裁反対、反NATOのデモが頻発しています。こうした動きは9月28日の日刊IWJガイドでお伝えした通り、日本のメディアでは、ほとんど報じられません。ロシア国内の反戦運動の動きは、連日日本のメディアで報じられますが、欧州諸国における反戦、NATOそして特に反制裁のデモ・集会の運動は、まったく報じていないのです。

 また、26日に発覚したロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインのノルド・ストリームへの「偽旗作戦」(米国・ウクライナ・NATOがパイプラインを攻撃しておいて、ロシアに罪をなすりつけていること)も、ウクライナ、米英、NATOからのエスカレーションの第3幕の一環ととらえることができるでしょう。

 問題は、それだけで第3幕が済むかどうかです。

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