ポール・クレイグ・ロバーツ

2018年9月26日 (水)

自由よ、いま何処?

2018年9月22日
Paul Craig Roberts

 私の世代はプライバシーを知っていて、人生の大半を自由に生きられた最後の世代だ。

 運転免許証に写真がなく、まず確実に指紋もなかった時代を覚えている。運転免許証は誕生日の証明だけで発行されていたのだ。

 自動車が出現するまで、民主的国家に身分証明書は存在しなかった。人は、自分がそういう人物だと主張するままの人物だった。

 日々、電話やインターネット接続が切れていることを伝えたり、クレジット・カード請求についての質問をしたりという単純なことをする際、立ち入った質問をされるのは許されないことだった。例えば、三度目の呼び出し音までに、数分以内に 社会保障番号や、母親の結婚前の姓を知らなくとも、問題を解決できる生の人間が答えてくれるよう、水道や電気会社に電話ができた時代を私は覚えている。現在では、ロボットの声が、30分、立ち入った質問をした後、ようやく、極めて厳格な規則の体制で管理されているアジアのどこかの生身の人間と話せるが、その人物は実際はロボットだ。担当者は、いかなる判断も裁量もすることを許されておらず、状況を調べると約束した上司を待ちながら、更に30分、宣伝を聞かされる羽目になる。

 オンラインに入った瞬間に、あなたは、あなたに関する情報収集の対象になる。情報が収集されていることにすら気がつかない。

 報道によれば、間もなく、ストーブや冷蔵庫や電子レンジが我々について報告をするようになる。新しい自動車は既にそうしてい。

 プライバシーが消えてしまえば、私人はいなくなる。すると人は一体何になるのだろう? 彼らはビッグ・ブラザーの被支配者になる。

 我々は今、その時点にいる。

 このジュリアン・アサンジ・インタビューは53分の価値がある。https://www.rt.com/news/438968-assange-last-interview-blackout/

 ちょっとの間、アサンジのことを考えてみよう。彼は何の悪事も働いていない。彼は何の起訴もされていない。全ての訴追は棄却されている。だが彼は、イギリス警察に逮捕され、検察が彼はアメリカ国民ではなく、オーストラリア国民でエクアドル国民なのに、アサンジを反逆罪のかどで起訴するのを予定しているワシントンに引き渡されること無しにロンドンのエクアドル大使館を歩いて出ることができない。

 アサンジは一体何をしたのだろう? ジャーナリズムを実行しただけだ。彼の問題、彼の唯一の問題は、彼のジャーナリズム活動がワシントンを当惑させてしまい、ワシントンが報復しようとしていることだ。

 このどこにも法律は存在しない。イギリスは、アサンジをエクアドル大使館に強制監禁することによって、自国の法律を含め、あらゆる法律に違反している。

 アサンジを捕らえると固く決意しているアメリカでは機能するいかなる法律もない。存在するのは、法律無しに活動できるむき出しのとどまる所を知らない権力だ。

 言い換えれば、イギリス-アメリカ世界は全く無法なのだ。ところがロシア政府は、アメリカとイギリスは条約を結べる国々だという妄想を握って放さない。

 デジタル世界が、ビッグ・ブラザーのメモリーホールを可能にした。焚書の必要はない。ボタンを押すだけで、情報は消える。

 私が書いている通り、Google、Facebook、Twitter、Amazon、Apple等々、全てが、承認されない情報を消し去っている。

 デジタル世界では、我々のアイデンティティーが盗み取れるだけでなく、実際、何度でも盗み取り、同時に何人ものあなたを存在させることさえ可能だが、我々は消去されてもしまうのだ。その証明は、ボタンを押せば、おしまいなのだ。これで殺人が容易になっている。あなたは決して存在しなかったのだ。

 前に申し上げたが、再度言おう、デジタル世界と人工知能は、人類にとって、黒死病がそうであったよりも遥かに酷い災厄なのだ。新世界創造に忙しい賢い人々全員が人類を破滅させつつあるのだ。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/22/freedom-where-did-you-go/

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 米韓FTAを超越する、壊滅的米日FTAで、TPPl以上にひどいむしられかたをすることになるはずなのだが、大本営広報部、全く報じない。そのかわり、ひたすら、著名作曲家遺産騒動と、おなじみ相撲界騒動。いずれも、どう落着しても、小生の懐も胃も痛まない。対照的に、米日FTAの悪影響を受けない日本人はごく少数だろうと思うのだが。無責任な大本営広報部、いつもの牛丼の値段話で煙にまいている。LGBT問題で休刊になる雑誌があっても、代表的な日本懐疑の牙城のような雑誌は頑張っている。

 明治150年の虚報は大変な予算で洗脳を続けているが、洗脳から解放しようという声はほとんど聞こえてこない。今日は、下記を拝聴する。

【IWJ_Youtube Live】16:30~「朝鮮半島支配のために戦争を繰り返した末に人命軽視と民族差別が横行した近代日本! 植民地支配の歴史を風化させてはならない! 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第3弾」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

2018年9月23日 (日)

欧米では、もはや反体制派は許されない

2018年9月21日
ロシアは気づくだろうか?

Paul Craig Roberts

https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/21/europe-descends-into-tyranny/の更新版

 フランス裁判所は反政府政党党首マリーヌ・ルペンに精神鑑定を命じた。

 欧米“民主主義”はもはやこれまで。欧米で、民主主義ほど歓迎されないものはない。

 マリーヌ・ルペンの下での、フランス大統領シャルル・ド・ゴールのフランス民族主義復活を、ワシントンが許容しないことは、ヨーロッパでは以前から理解されていた。ド・ゴールはワシントンに従順ではなかったが、ワシントンは、もう一人の従順でないフランス民族主義者を望んでいないのだ。

 フランス愛国者のマリーヌ・ルペンはジャンヌ・ダルクと同じ運命になる定めのようだ。フランスの既存支配体制は長い間ルペンを狙っていた。彼女は既にツイートのかどで、議員免責特権を剥奪されており、フランス主権を擁護する言論の自由にもとづく発言のかどで、彼女の敵に有罪にされれば禁固三年となる。ダーイシュが人々を処刑する画像をツイッターに投稿したかどで、彼女は面倒なことになっている。

 選挙で脅かされているフランス支配体制は、命じたルペンの精神鑑定で、連中が望むどのような結果でも捏造できる。完全にでっちあげの“判定”を根拠に、精神病院に監禁することで、ルペンを追放できるのだ。https://sputniknews.com/europe/201809201068194429-marine-le-pen-court-psychiatric-expertise/

 ワシントンの支配からヨーロッパを離脱されるのに、プーチンはヨーロッパ主権の復活に頼っている。非抵抗の、侮辱や挑発に甘んじる政策で、ロシアがヨーロッパを味方にできるというのは甘い考えだ。EU自体がヨーロッパ主権の勃興を阻止しているのだ。ワシントンはヨーロッパの主権を抑圧し、ヨーロッパ諸国を、主権国家という考え方がもはや存在しないEUの中に沈没させた。フランスでは、フランス人は自分の国を持つに値するというルペンの信念は精神異常の兆しと見なされている。

 フランス人は、他のヨーロッパ人同様、洗脳されて、言論の自由を、人種差別や女性蔑視や同性愛差別や移民に対するヘイト・クライムと同一視している。

 ワシントンは、ヨーロッパや属国イギリスに決して好きなようにさせるつもりはない。ワシントンは決して自立したロシア国家を受け入れるつもりもなく、許すのはエリツィン支配下のロシアのような属国だけだ。それ以外あり得ない。アメリカは例外的な、必要欠くべからざる国だ。他のいかなる国も重要ではない。中でもロシアは。

 ヨーロッパ中で、愛国者は人種差別主義者として片づけられる。フランス、ドイツ、イタリア、イギリスなどの民族的国民性を抹殺する移民流入を生み出す国境開放の邪魔をするかどで、愛国者のことを、侮蔑的な言葉で、憎悪されるべき人々と規定するのだ。

 ヨーロッパは、共通基盤皆無の“多文化主義”の多様性へと溶解しつつある。ジャン・ラスパイユが、この過程を『聖人のキャンプ』で描いている。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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 記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/21/dissent-is-no-longer-permissible-in-the-west/

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 そう、最長不当政権。

 「沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身氏によるインタビューの前編を拝聴した。壮絶。今日は、8時から後編を拝聴する。

【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した凄絶な戦争体験と平和への思い!故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さんへの岩上安身によるインタビュー(後編)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月8日に収録した、故・翁長雄志沖縄県知事の親戚・安子さんへの岩上安身によるインタビューの後編を、公共性に鑑みフルオープンで録画配信します。岩上安身は9月3日から1週間ほど沖縄を訪れ、連日インタビューをおこなってきました。

 沖縄戦がおこなわれた昭和20年、まだ15歳だった安子さんは、御本人いわく「軍国少女」だった、といいます。「洗脳」から解放されたのは、戦後に戦没者の遺骨収集をした時だったそうです。安子さんは長い時間をかけて、米軍に投降した時の様子、父親との別れ、収容所での暮らし、家族との再開など、悲惨で壮絶な戦争体験をお話しくださいました。

 このインタビューは、安子さんに語っていただいた場所の名前など、わかりやすくテロップ入れの作業をおこない、ようやく配信の運びとなりました。他では見ることのできない貴重なインタビューをぜひご覧ください。

 これまでIWJが報じてきた沖縄戦関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6

 当ブログの大半の記事をお読みだと言われたが、「緊急事態条項は知らない」と言われた読者の方は是非この機会に下記インタビューを見ていただきたいと思う。

 ■緊急事態条項新設が現実味を帯びてきた!? 民放連が憲法改正の賛否を問う広告について自主規制をしないことを決定! 改憲CMを大量に流して「洗脳」か!? 今日午後6時より、岩上さんによるノンフィクション作家・元博報堂社員本間龍氏インタビューを、公共性に鑑みてフルオープンで再配信します!

【タイムリー再配信 244・IWJ_Youtube Live】18:00~「広告宣伝の制限なし!『異常に自由』な国民投票制度―― 憲法改正国民投票は改憲派に有利!! 岩上安身によるノンフィクション作家・元博報堂社員本間龍氏インタビュー!(ダイジェスト版)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2017年10月21日に収録した、岩上安身によるノンフィクション作家・元博報堂社員本間龍氏へのインタビューを再配信します。

 テーマは憲法改正国民投票制度の問題点。先の自民党総裁選で安倍総理が3選を果たしたことにより、緊急事態条項を含む憲法改正の国民投票が現実味を帯びてきました。本間氏はインタビューのなかで、国民投票に潜む制度的な問題点を指摘し、いまのままの制度設計では公平・公正な投票運動が歪められると警鐘を鳴らしています。重要性に鑑みフルオープンで再配信をおこないますのでぜひご覧ください。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/402623

2018年9月19日 (水)

ワシントンの『マトリックス』が欧米中で真実を遮断している

2018年9月14日
Paul Craig Roberts

 国民と司法と議会が、行政府が一体何をしているかに関する情報を入手するのを大幅に制限し、それによって、チェイニー/ブッシュとオバマ政権時代の行政府による違法で違憲の行為に対する、司法、立法、選挙による行動を阻止するのに、ディック・チェイニーに、9/11が利用されたことを、私は長年強調してきた。

 最近本棚で、チェイニーと彼の子分、ジョン・ユー、ジェイ・ バイビー、デヴィッド・アディントンとシャナン・コフィンが、秘密司法省メモと、ジョージ・W・ブッシュの大統領命令を利用して、中東での戦争と、国内での警察国家に関するチェイニーの計画にとって邪魔になるあらゆる情報の公表を、いかに阻止したかを描いているチャーリー・サヴェージの素晴らしい本『Takeover』(2007年)を発見した。もしアメリカ人が、韓国からの移民ジョン・ユーが秘密の司法省メモを書いて、権力の分立とアメリカの市民的自由を反故にしたことを理解すれば、我々の建国文書、アメリカ憲法に尽くそうとしない移民への反対は更に高まろう。

 十年後のディヴィッド・レイ・グリフィンによる2017年の著書『Bush and Cheney: How They Ruined America and the World』も、ディック・チェイニーが、一体どのようにして、アメリカ憲法をシュレッダーにかけたかを実証している。

 アメリカ憲法に規定されたものが、アメリカ合州国に何も残っていないことをご理解戴けるよう、この二冊を一緒に書評するつもりだ。政府による代理検閲者としてのアマゾン利用に関するThe Sakerのマイケル・ホフマンとのインタビューで、私はこの二冊に触れようと思ったのだ。私企業が売りたいものを選択するという名目で、アマゾン独占が、政府が憲法修正第1項の「言論の自由」条項を侵害すること無しに、政府が検閲することを可能にしている。

 これをお読み願いたい。http://www.informationclearinghouse.info/50261.htm この本で、シャーマン反トラスト法が施行されないことで、いかにして、ワシントンが、アマゾンのようなワシントンのために、憲法修正第1項の「言論の自由」条項が禁じている汚れ仕事をする私的独占企業を生み出すことを可能にしたかご理解いただけるだろう。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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 記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/14/washingtons-matrix-is-closing-down-truth-throughout-the-western-world/

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 ロシア軍機が、シリアのラタキアを攻撃するイスラエルF16戦闘機の巧妙な戦術で、イスラエル戦闘機を狙ったはずのシリア・ミサイルで撃墜されたようだ。イスラエルが、ラタキア爆撃をロシアに通告したのは、そのわずか一分前で、ロシア軍機は退避できなかったという。レーダーから見た面積が広い飛行機で、速度も遅い方が命中はしやすいだろうが、ミサイルシステムには、飛行機の国籍を認識して、誤爆を防ぐ機能はないのだろうか、素朴な疑問を感じる。大本営広報部、シナイ半島駐留多国籍軍・監視団(MFO)への派兵の可能性をたっぷり垂れ流しているが、こちらの事件の報道はどうなのだろう。

ワシントンの『マトリックス』は日本でも真実を遮断している

ところで、思いついて、検索エンジン機能をためしてみた。
「植草」「知られざる真実」どちらでも、「植草一秀の『知られざる真実』」は最初には出てこない。題名そのもの「植草一秀の『知られざる真実』」で検索しても同じ。何とも不思議なことだ。

 「植草一秀の『知られざる真実』」の最新記事は
石破茂氏が明らかにしたアベノミクス大失敗

2018年9月18日 (火)

アメリカの偽りの歴史

2018年9月14日
Paul Craig Roberts

 皆様のウェブサイトをご支援願いたい。皆様以外に、ここを支援する方はおられない。

 デヴィッド・レイ・グリフィンは、私が読めるより早く本を書く。そこで私は、悪魔的偽旗帝国という書名にした方が良かったと示唆している、グリフィンによるアメリカ合州国の歴史: 『The American Trajectory: Divine or Demonic?』のエドワード・カーティン書評を借用する。https://www.amazon.com/American-Trajectory-Divine-Demonic/dp/0998694797/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1536407631&sr=1-1&keywords=David+Ray+Griffin

 グリフィンの著書は非常に素晴らしいもので、洗脳されたアメリカ超愛国者を激怒させるのは確実だが、他の国々に対するワシントンの侵略が、政治家やマスコミやと御用歴史家の高潔な言い回しによって、いかに隠蔽されているかを徹底的に立証している。“アメリカ例外論”の尊大さと傲慢と無知が、核のハルマゲドンによる絶滅の軌道に向けて、世界を固定していると私は考えている。

 カーティンは、グリフィンが、ジョン・F・ケネディ大統領の評価で、グリフィンほど注意深い学者にしては稀な途方もない間違いをしていると指摘している。ケネディ大統領は、アメリカの軌道を、悪魔的な道から変えようと試み、その企てゆえに、自身の政府によって殺害された大統領だった。だが、私が前に言った通り、全てのことを知っている人はいない。我々は他の人に頼らねばならないことが多く、他の人々も間違いをするのだ。

 ワシントンの侵略戦争のグリフィンによる説明、あるいは、おそらく、カーティンの書評で単に触れられなかっただけの一つの省略は、南部連合国に対するワシントンの侵略と戦争犯罪だ。北部諸州の侵略には、一般市民に対する戦争遂行や、彼らの生活手段の意図的な破壊も含まれる。アメリカとイギリスによるドイツの都市への焼夷弾爆撃と、ワシントンによる原子爆弾での長崎と広島の破壊と、当時は変わらないものだ。

 ワシントンは、道徳がその帝国を邪魔するのを決して許したことがない。

 ワシントンは、条約や国内法が邪魔するのを決して許したこともない。例えば

-チェイニー/ブッシュ政権は、1971年に議会で成立し、ニクソン大統領が署名した非拘禁法に違反した。

-チェイニー/ブッシュ政権は、上院が1994年に批准し、世界のどこにおいても、アメリカ政府職員が誰かを拷問することを禁じるアメリカ法に裏打ちされた拷問等禁止条約に違反した。

-チェイニー/ブッシュ政権は、一方的に弾道弾迎撃ミサイル制限条約から脱退した。

-トランプ政権は、一方的にイラン核合意から脱退した。

-オバマ政権はアメリカ憲法による適正手続きの保護を拒絶し、起訴、裁判、有罪判決無しに、アメリカ国民を恣意的に暗殺した。

 上記の例は単に表面を引っ掻いたものに過ぎない。ワシントンが無効にした様々なアメリカ・インディアン部族とのあらゆる条約をお考え願いたい。

 ワシントンの約束は無意味なのだから、イランとロシアがワシントンと無価値な協定を結ぶのは謎だ。答えは、希望が経験より優先するということに違いない。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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悪魔のような偽旗帝国
エドワード・カーティン
https://www.lewrockwell.com/2018/09/edward-curtin/a-diabolic-false-flag-empire-a-review-of-david-ray-griffins-the-american-trajectory-divine-or-demonic/

 過去は死んではいない。眠っているのは人々だ。我々がうなされている現在の悪夢、忌まわしい白日夢は、現在にまで続く、我々の過去の奥深く焼きついている殺人に起因するのだ。いくら記憶喪失を装っても、アメリカ史の血まみれの真実、我々が自身に与えた安物の恩寵を消し去ることはできない。ハロルド・ピンターがノーベル賞講演で語ったように、我々は“ウソの巨大な織物”我々を取り巻く、虚無的な指導者や、連中の代弁人マスコミが極めて長い間が語ってきたウソを食べ物にしている。真実の抑圧と、国内と外国での、何百万人もの人々の残虐な殺害の積極的、あるいは沈黙の共犯者であることを認めないことで、我々は良心の呵責を感じているか、感じるはずなのだ。

 だが、ピンターが言った通り“途方もない困難が存在していますが、我々の生活と社会の本当の真実を明らかにするという、市民として、ひるまず、動じない強い知的決意は、我々全員に託された極めて重要な義務であると私は思います。それは実際、必須の義務です。”

 この高貴な取り組みで、2001年9月11日の攻撃以来、次から次の著書で、丹念にアメリカ帝国の裏面と、その悪の主人たちを暴露するデヴィッド・レイ・グリフィン以上に象徴的な人物はいない。人々に手を差し伸べ、彼らに攻撃の結果の恐怖を警告しようとする彼の粘り強さは類まれだ。彼の哲学と神学の著書を除いて、これは2004年以来、こうした生と死や世界の未来という重要な問題に関する彼の15冊目の著書だ。

 この素晴らしい本で、最初のヨーロッパ人入植者到着の初めから、この国、アメリカは神の力によって設立され、導かれたというあらゆる言説にもかかわらず、“良性というよりは悪性で、神のようにと言うより悪魔的だ”という説得力ある歴史的主張を彼はしている。主張を証明する詳細な文献で裏付け、彼は年代順に、この歴史を提示している。彼の以前の著書『Bush and Cheney: How They Ruined America and the World』で、グリフィンは、9月11日の内部犯行/偽旗攻撃に続く、悪の行為を羅列したが、その前日談の本書では、彼は、何世紀もさかのぼるアメリカ史の教訓を示し、アメリカ合州国を“偽旗帝国と呼んだ方が正しいことを示している。

 2001年9月11日の攻撃は、彼の二冊の本がそれを軸にしている偽旗作戦だ。何千人もの無辜のアメリカ人の死を招いた行為本来の残虐さゆえのみならず、それが世界中の何百万人もの人々に死をもたらした“対テロ戦争”と呼ばれるアメリカ合州国による進行中の残忍な軍事作戦の正当化になっているので、あの攻撃の重要性は強調しすぎることはない。international array of expendable people。Terrifying as they were、and were meant to be、この歴史の多くは闇に隠されているとは言え、彼らには多数の前例があるのだ。

 グリフィンは、そこに光を当てており、彼の分析の大半は、1850年-2018年の期間に集中している。

 神学と哲学の学者として、社会として、国民をテロと、生活の無数の恐怖から守る方法、保護の神話によって アメリカ合州国が他の国々を脅すのに、巧みに利用してきた、非宗教的な支配者にとっての、宗教的正当化の必要性の重要性を彼は十分承知している。アメリカが神に“選ばれた国”として、アメリカ人が神に“選ばれた人々”として正当化に使われる用語が、宗教からの分離と、多元的共存が根付くにつれ、時代とともにいかに変わったかを彼は示している。名前こそ変わったが意味は変わっていない。神は我々の側にあり、そうであれば、相手側は呪われており、常に悪魔(el diabalo)と戦っている神が選んだ人々に殺されてしかるべきなのだ。

 国を導く“見えざる手”と“神意の代理人”について語ったジョージ・ワシントンの最初の就任演説から始め、“私は全身全霊で、アメリカ例外論を信じている”というオバマの言葉を引用して、これを実証し、この二つの間に、アンドルー・ジャクソンの言う“天祐がこの祝福された土地に、無数の天の恵みをどっさり与えてくださった”や、1900年、アメリカが神から与えられた任務を“自明の宿命説”と特徴付けたヘンリー・カボット・ロッジがある。現在のアメリカの宗教はアメリカ例外論、古めかしい“神の新イスラエル”やら“世界の救い主”の更新版の遠回しな言い方。

 このことば遣いの中核には、ヒラリー・クリントンが、“我々は善なので、我々は偉大だ”と言って、2016年大統領選挙運動中に宣言したように、また2004年、ジョージ・W・ブッシュが“我々以前の世代と同様、我々には自由のために戦うよう、空から与えられた天命がある”と言ったように、祝福された良き国として、“民主主義”と“自由”を世界中に広める神から与えられた任務があるというアメリカ合州国の妄想がある。グリフィンが実証している通り、そのような決まり文句は、時折、アメリカの暴力的指導者によって“自由”にされた無数の犠牲者による嘲笑いを受けるだけでしかない。

 神に与えられた立場というアメリカの主張の事実を明らかにした後、アメリカ合州国が善良か悪性かという問題で、一方の側についた様々な思想家を彼は検証する。これは全て、この本の核心、アメリカの軌道の中核にある悪性度を立証する歴史の教訓への準備だ。

 “アメリカ帝国主義は、キューバとフィリピンが主な獲物だった1898年に始まったと言われることが多い”と彼は始めている。“とは言え、その時点で新しかったのは、アメリカが北アメリカ大陸外の国々を支配したということだけだ”。他者の土地を強奪し、彼らを殺害する“神の権利”は、通常の帝国主義の解釈である海こそ渡っていないものの、ずっと前から始まっており、アメリカ先住民の大量虐殺は、1898年よりずっと前のことだった。メキシコとの戦争と、メキシコの土地占領と、太平洋へと西への拡張を推進した“自明の宿命説”もそうだった。この帝国形成期は、“人類に対する他の大罪”つまり奴隷制度自身の吐き気がする残虐性に加え、1000万人のアフリカ人が亡くなったと推計されている奴隷貿易に大きく依存していた。“手口がいくら残虐であろうとも、アメリカ人は神の目的の道具なのだ”とグリフィンは書いている。更に、彼は、1850年に、ペリー提督がアメリカの商業のため、砲艦外交によって“傲慢な日本”に開港を強いており、海外でのアメリカの帝国主義的冒険が、1898年に始まったということさえ真実でないと正しく付け加えている。

 1898年、キューバとフィリピンの占領と、ハワイ州併合で終わった“米西戦争”で、海外での帝国拡張のペースが劇的に速くなった。これらの戦争は“スペイン植民地奪取戦争”と呼んだ方がより正確だとグリフィンは言う。これらの行為の残虐さと傲慢さの彼による分析は、ソンミ村虐殺事件や、他のより最近の虐殺事件には、国家構造の一部として、長い伝統があることを読者に認識させ、フィリピン人やキューバ人や非常に多くの他の人々が虐殺される中、グリフィンは書いている。“‘我々は帝国主義をしない’というドナルド・ラムズフェルド国防長官の宣言を予想して、マッキンリー[大統領]は言った。帝国主義は‘この自由で寛大な国民の気質や才能になじまない。’”

 おそらくそうした全くのたわごとに対する唯一の反応は、当時、今と同様、狂った笑いで、グリフィンが、フィリピン国旗を作るのは簡単だというマーク・トウェインを引用している。

 我々のいつもの国旗を使い、白い線を黒く塗り、星を頭蓋骨と交差した骨に置き換えさえすれば良い。

 これは、モンロー・ドクトリン・イデオロギーのもとで従属させられたコロンビアやパナマ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、ハイチ、ニカラグアや他の国々にも当てはまるはずだ。どこであれ、自由と国家独立が、その醜い頭を上げると、アメリカ合州国が、すぐさま強力な反革命軍隊と財政的いじめで介入する。極東では、中国、日本や他の国々を略奪するのに“門戸開放”政策が利用された。

 だが、こうしたこと全て、始まりに過ぎなかった。アメリカを第一次世界大戦の局外に保ちたがったと主張する、典型的なずる賢い不誠実なリベラル民主党政治家ウッドロー・ウィルソンが、彼の資本家のご主人たちが要求したアメリカによる外国市場支配を確実にするため、いかに正反対のことをしていたかをグリフィンは示している。ウィルソンが、ルシタニア号沈没を、開戦の理由として利用するのに、いかにウィンストン・チャーチルと共謀したか、また、ヴェルサイユ条約によるドイツの厳しい扱いが第二次世界大戦のお膳立てをしたかをグリフィンは探っている。

 二つの世界大戦間の時代に、ロシアと新ソ連の悪魔化がいかに始まったかを彼は説明してくれる。現在、全力でがなり立てているこのロシア非難は、アメリカの軌道で、繰り返される主題だ。その重要性はいくら強調しても、しすぎることはない。ウィルソンは、ボリシェヴィキ政府を“テロによる政府”と呼び、1918年には“数千人の兵士を北部と東部ロシアに派兵し、1920年までそこに駐留させた。”

 アメリカがロシアを侵略したという事実は触れられることが稀で、アメリカ人にはほとんど知られていない。おそらく、一世紀にわたるソビエト社会主義共和国連邦/ロシアの悪魔化の認識は、“ロシアゲート”と呼ばれる現在の反ロシア・プロパガンダを信じている人々を啓発するはずだ。

 海外での帝国主義的干渉という“神の”行為に対応させて、ウィルソンは、国内で、赤の恐怖を醸成したが、グリフィンが言う通り、それが今日に至るまで存在しているアメリカ人の急進思想や革命への恐怖を作り出し、世界中の残虐な独裁者支持と、国内での自由弾圧(現在起きているような)の正当化として機能するので、それには持続的な、計り知れない重要性があるのだ。

 彼はアメリカが支持した何人かの独裁者について簡単に要約し、もう一人のリベラルな民主党政治家フランクリン・ルーズベルトの残虐なニカラグア独裁者アナスタシオ・ソモサにまつわる有名な発言“彼はろくでなしかもしれないが、彼は我々のろくでなしだ”を挙げている。かくして、ソモサが、43年間もニカラグア国民を脅すことになったのだ。同じことが、キューバ、チリ、イラン、グアテマラ、ドミニカ共和国、ハイチなどで起きた。アメリカはムッソリーニも支持し、フランコのファシストがスペイン共和国を打倒するのを防ぐために何もせず、蒋介石右翼政権による中国支配の取り組みを支持していた。

 世界中でのアメリカ行動の悪魔的本性を裏付ける実に暗く醜い歴史だ。

 更に、グリフィンは、いわゆる“良い戦争”の第二次世界大戦にまつわる多くの神話を論破する。彼は日本の真珠湾“奇襲”について語られているウソを説明している。ルーズベルトが、太平洋とヨーロッパの両方で、どれほどアメリカを参戦させたがっていたか。どれだけのアメリカの経済的私利がその背後にあったか。残虐なファシスト政権との戦いで、自由を愛する人々をアメリカは献身的に守ろうと望んでいたという神話を彼は批判する。彼によれば、それは歴史の一部に過ぎない。

 ところが、これは第二次世界大戦中のアメリカ政策の正確な姿ではない。多くの人々が、確かに、連合軍の勝利によって、恐ろしい独裁から解放された。だがこれらの人々が恩恵を受けた事実は偶然の結果で、アメリカ政策の動機ではない。これらの政策は[アンドリュー]ベースヴィッチが発見した通り‘倦むことを知らない私利’に基づいていた。

 更に、広島と長崎に対する原子爆弾攻撃だ。グリフィンが示している通り、これ以上悪魔的なものはあり得ない。もしも、こうした一般市民の血も涙もない大量虐殺と、それを正当化するためにつかれたウソが、don’t convince読者を、アメリカ史の核心には、長期にわたり、何かradically evil、nothing will。ドワイト・アイゼンハワーや、トルーマンの首席補佐官、Admiralウィリアム・D・リーヒーを含むトルーマンと彼の顧問たちや軍幹部連中が、原子爆弾投下は戦争を終わらせるのには不要だと知っていたが、連中はそれでも投下したことを、グリフィンは示している。

 クリントンによる壊滅的打撃を与える経済制裁の結果としての、500、000人以上のイラク人児童の死は、それだけの価値があったと考えるのかという質問へのクリントンの国務長官、マデレーヌ・オルブライトの答えを彼は想起させている。“でも、思うに代償は、その値打ちはあるのです。” (彼女が話した時も、これら戦争犯罪は継続中なので、“です”と言ったことに注目) だが、この人物は“我々は必要欠くべからざる国民です。我々は堂々としています”と言った同じ人物だ。

 グリフィンは、他の何章かを、様々な話題の中でも、冷戦の創造、冷戦中のアメリカ帝国主義、冷戦後の介入、ベトナム戦争、世界支配への衝動、偽旗作戦に割いている。偽旗作戦については、“実際、アメリカ帝国の軌道は、この種の攻撃に大いに依存しているので、偽旗帝国と表現できるほどだ”と彼は述べている。偽旗作戦の章では、本の中で、スイス人歴史学者ダニエル・ガンサーが広範囲に実証した、共産主義者と社会主義者の信用を傷つけることを狙って、ヨーロッパ中で行ったアメリカ/NATOテロ作戦、グラディオ作戦を含む、アメリカが関与した多くの偽旗作戦を論じている。そのような作戦は、OSSや、CIAや、その長官アレン・ダレスや、彼の腹心の部下、ジェームズ・ジーザス・アングルトンや、連中のラインハルト・ゲーレン少将のようなナチス共犯者と直接つながっていた。そうした攻撃のひとつで、1980年、イタリア鉄道のボローニャ駅で、こうしたアメリカ・テロリストが、85人を殺害し、20人を負傷させた。サウジアラビアが今日イエメン人生徒に投下した爆弾は、アメリカ軍用に製造されたものだ。これら実証されたアメリカの残虐行為に関して、グリフィンはこう言っている。

 “こうした暴露は、アメリカ国民が広く信じている前提の虚偽を示している。アメリカ軍が敵に対しては、時にとんでもないことをすることは認めていても、大半のアメリカ人は、アメリカ軍指導者は、政治目的のために、同盟諸国の無辜の一般市民を殺害するよう命じないはずだと思い込んでいる。グラディオ作戦が、この前提がいつわりであることを示している。”

 彼は正しいが、この黒幕指導者連中は、軍同等、あるいは軍以上に、文民であることを補足したい。

 “ノースウッズ作戦”の場合、ケネディ大統領に、アメリカによるキューバ侵略の正当化になるこの偽旗作戦提案をしたのは統合参謀本部だった。アメリカ国内でのアメリカ国民殺害や爆撃や旅客機乗っ取りなどが起きていたはずだった。ケネディ大統領は、そういう連中や、そういう計画を非常識と考え、そういうものを拒絶した。他の多くの大統領連中だったら、承認していたはずのことに対する彼の行動が多くを物語っている。そして、またしても、一体どれだけ多くのアメリカ人が、記録として残され、容易に入手可能なこの邪悪な提案のことを知っているだろう? 一体何人がこのことを熟考したいと望んでいるだろう? 歴史の事実から目を逸らし、アメリカ支配者の本質的な善を信じ続けるのを打ち砕くのは大変な難題だ。グリフィンは、まさにそれをしようとして、2001年9月11日に関し、かなり多数の本を書いている。

 だが、歴史的事実を進んで受け入れる気があるなら、この素晴らしい本は、アメリカ支配者連中による行動の長年にわたる悪魔的本性に開眼させてくれる。読者は、自ら課した空想の世界中で暮らしているのでない限り、明快に提示されている歴史に影響されずに、本書を読み終えることはできない。連中の実績は明白で、グリフィンは、その全てのあからさまな恐怖を詳細に描いている。アメリカは“良いこと、悪いこと、両方をしているので、純粋に神々しいとか、純粋に悪魔的だとか呼ぶのは分別あることではない”と言っているのではない。そういう純度の疑問は、基本的な真実をあいまいにするのが狙いだ。そして、彼が副題で問うている疑問 - 神のようか、悪魔のようか? - 実際は答えを必要としない修辞疑問で、アメリカ史の“軌道”ということになれば、悪魔が楽勝だ。

 グリフィンが読者を失望させている一カ所を指摘しなければ、私は怠慢ということになろう。素晴らしい事実と分析に満ちた長いベトナムの章で、彼らしくない致命的間違いをしている。この間違いは、ケネディ大統領のベトナム政策に関する4ページ部分にある。そのページで、グリフィンは、ベトナムに関して、ケネディが顧問連中やCIAや軍と一致していたと描いている、証拠や事実に全く敬意を払っていないノーム・チョムスキーの酷い著書『Rethinking Camelot: JFK、Vietnum War, and US Political Culture』(1993年)に依拠している。これは事実の上で間違いだ。グリフィンは、より慎重にし、これを理解すべきだった。彼を孤立化させるのが狙いで、彼の指示を無視し、ベトナムでの連中の目標を実現するために彼を殺害した悪魔のような連中に、ケネディは包囲され、取り囲まれていたのが真実だ。彼の最後の年、JFKは、ベトナムにおいてのみならず、ソ連やキューバや世界中について、和平に向けた根本的転換をしていた。そのような転換は、戦争愛好者連中にとって受け入れ難いものだった。そこで、彼は死ななければならなかった。彼のケネディ憎悪が動機で、おそらくは、何かより悪意からのチョムスキーのごまかしとは逆に(彼はウォーレン委員会も支持し、JFK暗殺はたいしたことではないとし、2001年9月11日攻撃の明らかに偽りの公式説明を受け入れている)、グリフィンは、ケネディが1963年10月11日に、ベトナムからのアメリカ軍撤退を要求する命令NSAM 263を出しており、彼が暗殺されて一カ月後、リンドン・ジョンソンが、この撤退命令を、NSAM 273でひっくり返したことを強く主張すべきだった。チョムスキーがそう言っても、あらゆる最高の研究や文書証拠が、これを証明している。素晴らしい学者のグリフィンが、ケネディからジョンソンへの交代を“この大統領交代は政策の基本的変化をもたらしていない”と書いているのは衝撃的な間違いだが、真実に熱心な人物のグリフィンは単にうっかりして、おろそかになったのだと思う。これほど真実から隔たっていることは他にない。

 悪魔的進路をゆくアメリカ歴史の軌道を変えるための取り組みで、自分の生命を犠牲にした、一人の極めて重要な人物、ジョン・ケネディ大統領を忘れて、グリフィンは、実に論理的に彼の主張の正しさを説明しているのは皮肉なことだ。

 これは、アメリカ外交政策の悪の本質を疑うあらゆる人々にとって必読書たるべき極めて重要で素晴らしい本の中の一つの間違いだ。もしこのまま続けば、世界を核による忘却へと運んでいる軌道を変える助けになる必要な歴史的情報源と刺激を得られるのだから、既に確信している人々も読むべきだ。

 夢のような願望だが、もし『American Trajectory: Divine or Demonic?』が、アメリカの学校や大学の必読書になれば、おそらく、アメリカの悪魔を天使に変えるための新世代が立ち上がり、将来のアメリカ道徳世界の弧を公正へと向け、実に長期間そうあり続けている、現代世界最大の暴力の流布者であることを止めるだろう。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/14/americas-false-history/

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 グリフィン氏の新刊、彼は実は日本語が達者で、下記のご本を読んだのではあるまいか?と思ってしまう内容。グリフィン氏の本、日本語翻訳されてほしいものだが、それ以前に下記の二冊、「学校の必読書」になってほしいもの。

『アメリカ・インディアン悲史』(絶版のよう)
アメリカン・ドリームという悪夢 建国神話の偽善と二つの原罪
著者は、ブログ『私の闇の奥』で「続編」のような記事を書いておられる。

日露戦争での軍国美談は軍トップの失策の責任回避のためにつくられた!? 一方でイギリスの支援なしには戦えなかった現実は都合よく忘却!~9.12 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第2弾 2018.9.12

 上記インタビューでも、米西戦争の話題が出る。グアムは元スペイン領。ロシアの海軍艦隊の動向は電信で伝えられていたので、待ち伏せできたというお話も。長崎・上海間の海底電線。長崎・ウラジオストック間の海底電線もあったのだ。

 それで思い出したのが、大浦天主堂やグラバー園に至る観光坂道入口脇の碑。
国際電信発祥の地・長崎電信創業の地

2018年9月15日 (土)

The Sakerに同意する

2018年9月7日
Paul Craig Roberts

 The Sakerが、私の疑問に答えてくれた。 http://thesaker.is/reply-to-paul-craig-roberts-crucial-question/ シリアにおいて、アメリカ軍部隊がロシアに対して優勢だという彼の考えと、“ほかの頬を差し出す”という私の表現が、誤解されかねない入念に計画された戦略ではなく、ロシアのいくじのなさを暗示すると彼が誤読している可能性を除いて、私は彼に同意する。

 もし違いがあるとすれば、“挑発”という表現で、シリア/イランとウクライナにおける軍事対立でのより広範な可能性を私が言っていることだ。例えば、仕組まれた“致死性の神経ガス”による“スクリパリ毒ガス攻撃”も私の懸念の対象だ。この話は、いかなる証拠も全く欠如しているにもかかわらず-実際逆の証拠はたっぷりある-益々ばかげた非難で進展し続けている。この話の目的は、ロシアとその大統領を最悪の形で描きだし、それによって、ロシアに罪をなすりつける次の偽旗攻撃を信じる雰囲気を醸成することだ。

 疑問はこうだ。ワシントンと、そのとるに足らないヨーロッパの傀儡連中は、欧米が現実的で、責任ある態度で、ロシアに対処するのが不可能になるまで、一体どこまでロシアを悪魔化できるのだろう? ヒラリー・クリントンをホワイト・ハウスに送り込むために、ウソをつき、だまし、かすめとった際、極めて大胆な仮説の可能性が高いが、連中に思考が可能だと想定して、民主党と売女マスコミは一体何を考えていたのだろう? アメリカ合州国にとって、ロシア大統領は“新ヒトラー”だと宣言して、事前にアメリカとロシアの政府間のあらゆる交渉と、あらゆる信頼を排除する大統領を戴くことは、危険な緊張のエスカレーションを保障するのみならず、それを緩和することが不可能なことを保障する。破局的結果を招きかねないのは、シリアにおけるアメリカとロシア軍間のあり得る衝突以上に、この種のエスカレーションなのだ。

 現在最も恐ろしい事実は、アメリカとロシア間の平和的関係に最も献身的な二人-ドナルド・トランプとウラジーミル・プーチン-が地球上で最も悪魔化されている二人だということだ。トランプとプーチンを悪魔化するのがアメリカ・マスコミと民主党の主要活動だ。

 悪魔化は連日、終日続いている。例えば、昨日は、匿名“トランプ高官”ではなく、NY Time自身が書いた偽のばかげたNY Times論説が、NPRの焦点の的だった。NPR報道に公平さは皆無だった。NPRの売女ジャーナリストは、トランプは職に不向きで、排除が必要だという結論に追加できる見つけられ限りのあらゆるトランプ反対の、悪魔化推進屋連中をかき集めた。

 前日、プーチンはNPRの標的だった。NPRは、ロシア嫌悪団体“オープン・ロシア”の副会長に、“プーチンのロシア”に関する実に下劣なウソと非難を、まるで壊れた消火栓のように吐きださせていた。対立する意見は皆無だった。NPR司会者は全てを正確な事実として扱った。言い換えれば、ニュース報道ではなく、プロパガンダ番組だった。こうした巧妙に仕組まれた悪魔化の狙いは一体何なのだろう? 平和の推進が目的だろうか? 理解? 緊張緩和? 核大国間のより良い関係? 明らかに、そのいずれでもない。

 アメリカ・マスコミは、もし危機が勃発した場合、二つの核大国の指導者が、信頼感皆無で、お互い話あえない状況を作り出すほど、一体どうして、これほど愚かで、無責任になれるのだろう? 売女マスコミ、民主党、アメリカの軍安保複合体、ネオコン、ジョン・マケインが作り出した狂った共和党によるプーチン憎悪/トランプ憎悪の雰囲気以上に、世界にとってより危険なものは一体何だろう?

 事実はこうだ。アメリカ合州国とイギリスにおいては、政治とマスコミの言説は、二大国間の責任ある関係を不可能にするためのあらゆることをしている。戦争という結果をもたらすのに、これ以上確実なものが他に一体あるだろうか?

 マルチャノフ氏とThe Saker氏と私との今回やりとりを掲載してくれたロン・アンス氏に厚くお礼申し上げる。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/07/i-agree-with-the-saker-as-far-as-he-goes/

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 五十歩百歩の「討論」一部を我慢してみた。時間の無駄。緊急事態条項の危険さを、大本営広報部は徹底隠蔽の統一方針なのだろう。異神創始者の無責任さには驚かない。

日刊IWJガイド「今日午後7時より、『安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!岩上安身によるジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏インタビュー』を、冒頭のみフルオープンで再配信します!/プーチン露大統領のアドリブの平和条約提案に対し、愛想笑いでうなずくしか反応できない安倍総理!自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長が訪露予定!? シビリアン・コントロールを失い、大国にへつらう『外交の安倍』!
/ロシアW杯決勝で乱入した『プッシー・ライオット』主要メンバー、ピュートル・ヴェルジロフ氏、毒殺未遂で入院か!?/『トリクルダウンと言ったことはない』!?『拉致問題を解決できるのは安倍政権だけとは言っていない』!? 安倍総理が公開討論会で無責任発言を連発!卑怯という以外に形容する言葉なし!/今日15日に沖縄県でラスト・ライブをおこなう安室奈美恵さんに、自民党幹部が発言の『自粛』を要請!? 事実なら表現の自由への『圧力』以外の何ものでもない! /『ゆ党』維新の会の生みの親である橋下徹氏が『維新、失敗だった』とはなんという無責任!! 岩上さんが橋下氏によるスラップ訴訟を闘い抜き、言論の自由を守るためにも、どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!」2018.9.15日号~No.2193号~

2018年9月14日 (金)

タイムズ論説を書いた“高官”が誰か知っている

2018年9月6日
Paul Craig Roberts

 読者の皆様: 皆様のウェブサイトは皆様のご支援が必要だ。支援無しには存続できない。
以下の私のコラムをお読みになれば  偽って“トランプ政権高官”のものとされているニューヨーク・タイムズ論説の筆者が一体誰かに関する他では決してできない明快で、簡潔で、正しい説明が読める。

 一体誰がニューヨーク・タイムズで、匿名“トランプ政権高官”論説を書いたのか私は知っている。ニューヨーク・タイムズが書いたのだ。

 論説 (http://www.informationclearinghouse.info/50194.htm)は明白な捏造だ。大統領政権内で元高官だったものとして、匿名で異を唱える高官など決していないと確信を持って言える。匿名反対意見は信憑性皆無だ。しかもその不名誉が筆者の人格を損なう。本物の反対意見の人物なら、反対意見の説得力を高めるために評判と高い地位を活用するはずだ。

 ニューヨーク・タイムズはトランプとウラジーミル・プーチンに対する極端な非難を一片の証拠も提示せずに終始掲載してきたのだから、筆者を吟味したというニューヨーク・タイムズの主張も信憑性に欠ける。ニューヨーク・タイムズは一貫して、裏付けのない主張を、実証済みの事実として、偽って報じている。あらゆることに関し、ニューヨーク・タイムズを信じる理由は全く皆無だ。

 トランプの“最悪の傾向を阻止して”“アメリカの民主的組織を守ろうとして”政権内の“多くの高官”が“勤勉に”活動している多数の陰謀は、トランプと、その仲間の共謀者の策謀を暴露して阻止するのかどうか、お考え願いたい!

 この捏造は、高官たちの間に猜疑心を作り出し、トランプ政権を破壊するための企みだ。もしトランプがニューヨーク・タイムズの欺瞞で倒れれば、疑われるあらゆることで粛正が行われ可能性が高い。お互い猜疑心に満ちた政権は機能しえない。

 エセ論説は、ニューヨーク・タイムズによるエセ報道を、トランプ政権内部から実証する効果があり、トランプが和解を望んでいる敵にしがみつく軍安保複合体の権益に役立つのだ。例えば“高官”とされる者は、ニューヨーク・タイムズと同様、北朝鮮とロシアとの危険な緊張を緩和するトランプ大統領の取り組みを、アメリカと“似たような考えの同盟諸国”よりもトランプ大統領は“ロシアのウラジーミル・プーチン大統領や北朝鮮指導者金正恩などの独裁者や専制君主を好む”と偽って表現している。これはニューヨーク・タイムズが絶えず言っているのと同じつじつまが合わないことだ。危険な緊張の解決が一体なぜ“独裁者好みで”平和優先ではないのだろう? ニューヨーク・タイムズは決して説明せず、“高官”も説明しない。

 どのアメリカ大統領も得たことのない多数の支持で三度当選したプーチンが、一体どうして独裁者だろう? プーチン、認められている二期を連続してつとめた後、身を引き、その期間、大統領の座になかった後、再度当選した。独裁者が身を引いて、6年間、じっと待っているだろうか?

 “高官”は、一片の証拠も存在しない“致死性のロシア神経ガス”によるスクリパリ親子毒ガス攻撃事件とされるものも、証明された事実として支持している。“致死的な神経ガス”が一体なぜ致死的ではなかった誰も説明していない。スクリパリ事件丸ごと根拠は主張だけだ。スクリパリ親子事件でっち上げの狙いは、まさにトランプ大統領が言った通りだ。彼をロシアとの更なる対決に封じ込め、緊張緩和を阻止することだ。

 もし“高官”が本当に、プーチンが致死性神経ガスでスクリパリ親子を攻撃し、トランプ大統領を当選させた独裁者だというのを信じるほど無知なら、あらゆる政権で高官となるには“高官”は危険なほど無知で、だまされやすいのだ。これは“敵の脅威”のいかなる格下げからも、軍安保複合体の予算を守るため、ニューヨーク・タイムズは、組織として出来るあらゆることをしているニューヨーク・タイムズの考え、あるいは公言している考えだ。

 “アメリカ都市の上空にキノコ雲が立ち上る”というたとえで、コンドリーザ・ライスが、アメリカによる違法なイラク侵略のお膳立てをしたのを覚えておられるだろうか? イラクは核兵器を保有しておらず、政府内の全員それを知っていた。そのような出来事の可能性は皆無だった。ところが、もし民主党や陰の政府の安全保障族と共に、ニューヨーク・タイムズや他の売女マスコミの狂ったロシア憎悪が、ウソを積み重ね、ロシアの忍耐強さに挑発に次ぐ挑発を続ければ、多くのアメリカや、ヨーロッパの都市の上空に、キノコ雲が立ち上る極めて現実的な可能性があるのだ。どこかの時点で、ロシア政府が至り得る唯一論理的な結論は、ワシントンがアメリカ国民とヨーロッパ人を、対ロシア攻撃に備えさせているということだ。敵を中傷し悪魔化するプロパガンダは軍事攻撃に先行する。

 トランプ大統領に対するニューヨーク・タイムズによる別の攻撃-彼は気まぐれで、大統領に適さない-が偽論説でも繰り返されている。“移り気を多くの人々が目にしてきたことから、大統領排除の複雑なプロセスを起動する憲法修正第25条の発動が、早くから閣僚内でささやかれていた”とでっち上げの、存在していもいない“高官”が書いている。

 アメリカ人は無頓着な国民だ。だが、高官がトランプ大統領の閣僚メンバーが、彼を大統領の座から排除することを検討したと書くと本当に考えるほど無頓着だろうか? この憲法の危機を生み出す故意の企み以外の何ものでもない- まさに、ジョン・ブレナン、ジェームズ・コミー、ロッド・ローゼンスタイン、民主党全国委員会、ニューヨーク・タイムズの狙いだ。ロシアゲートというでっちあげの本質は、憲法の危機だ。

 トランプに対するこの策謀の虚偽と悪の水準は、歴史上未曾有だ。これら共謀者の誰か、核大国間の危険なほど高い緊張を悪化させるのを嫌がっていることで、大統領を排除する結果を一瞬でも考えたことがあるのだろうか? 次の大統領は、ロシア嫌いの姿勢をとり、核戦争を勃発させかねない緊張を緩和するようなことを何もしないようにしなければならず、さもないと彼自身“ロシア独裁者を甘やかし、アメリカを危うくしている”と非難されてしまう。

 アメリカが危険な状態にある理由は、二つの主要核大国間の危険な水準の緊張を緩和するというトランプ大統領の意図を、CIAと売女マスコミが妨げ、アメリカとヨーロッパを危うくしているためだ。アメリカ最高のロシア専門家、スティーヴン・コーエン教授が、冷戦中、今の時点ほど高い緊張になったことは決してなかったと言っている。「現在の危機に関する委員会」の元メンバーとして私自身、元冷戦戦士だったので、コーエン教授が正しいことを知っている。

 現在のアメリカとヨーロッパでは、軍安保複合体の権限と利益という私利と、憎悪から行動し、私腹を肥やす以外の他のどの理由でもない、無謀に、無責任に、核のアルマゲドンの危険をおかす民主党の選挙願望と、リベラル-進歩派-左翼のドナルド・トランプに対する忘我的憎悪という状況の中で、国民は暮らしている。

 トランプに対するこの策謀は地球上の生命にとって危険であり、これが我々全員を殺す前に、世界中の政府と人々が今行動し、この策謀を暴露し、終わらせることが必要だ。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/06/i-know-who-the-senior-official-is-who-wrote-the-ny-times-op-ed/
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 ひさしぶりに新聞を読んだ。外出先で、無料だったのだ。有名作家が、英語が得意ではなかったのに、外人を案内し、答えの単語がわからない質問に、頓智で切り抜けた逸話を根拠に、オリンピック・パラリンピック・ボランティアを勧める記事にびっくり。小生、運動神経ゼロで、基本的にスポーツへの興味皆無。年金生活ながら、期間中できれば外国に逃れたいと夢を見ているくらいだ。とはいえ、相撲は見ている。何度か国技館で楽しんだが、今は人気が高すぎ、実物は見られないのが残念。やきとりを食べながら、酒をのみながらの観戦、またゆきたいもの。

日刊IWJガイド「『洗脳教育され、人間ではなくて「立派な国民」だった!』沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した故・翁長雄志沖縄県知事の叔母翁長安子さんが語る、凄絶な戦争体験と平和への思い! /<岩上さんの沖縄インタビュー・ハイライト紹介>沖縄県知事選挙に勝つためになりふり構わない佐喜真淳氏=自公陣営と、辺野古新基地建設に抵抗し、子どもの貧困解消のために抜本的改革を目指す玉城デニー氏! 争点を直視し真摯な論戦を求める! ~全編動画も公共性に鑑み、全編を特別公開中です! /
安倍『独裁』政権に対し法的な反撃! 小西洋之参院議員が国を相手取り東京地裁に提訴! 憲法53条違反で政権に包囲網!? 平野貞夫氏は安倍総理を内乱予備罪で刑事告発! /『赤坂自民亭』で名前が知られた西村康稔(やすとし)内閣官房副長官が、自民党総裁選で石破茂議員を支援しないよう自民党兵庫県連所属の神戸市議らを『恫喝、脅迫』していた!? /
止まらない統計操作! 安倍総理の言葉にあわせて『GDPの現実』を操作する官僚たちの自己保身が止まらない! 安倍総理は、官僚の忖度を前提に、『幼児性ナルシシズム』をひたすら満足させている!?/緊急の呼びかけにご寄付・カンパをくださった皆様、ありがとうございます! 8月からの第9期、ご寄付・カンパの目標達成率はまだ38%…。どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!」2018.9.14日号~No.2192号~

2018年9月12日 (水)

9/11の犠牲は増え続けている

2018年9月11日
Paul Craig Roberts

 今日は9/11の17周年だ。これまでの長年の間に多数の専門家たちが、事件についての政府の公式説明がインチキであることを決定的に立証した。少数のサウジアラビア人アメリカ安全保障国家全てを出し抜き、ハイジャックした旅客機でワールド・トレード・センターとペンタゴンを攻撃したという信じ難い陰謀論を信じる人の数は毎年減っている。それにもかかわらず、公式説明はいまだに存続しており、その逆のあらゆる証拠にもかかわらず依然存続しているイスラエルによるアメリカ艦船リバティー号攻撃の公式説明同様、ケネディ大統領暗殺の公式説明も、大多数の疑惑にもかかわらず依然存続している。アメリカ政府は証明済みのウソを決して訂正しない。

 高層ビル二棟の階ごとの、また第7ビルの明らかな制御解体の映像を目の当たりにしたアメリカ人が、非対称的な構造損傷と、限定的な短時間の火事によるビルの崩壊を目撃したのだと判断を下せることに、世界中の人々が驚嘆している。

 9/11という作り事とオサマ・ビン・ラディン神話は、アメリカ憲法による市民的自由の保護の破壊と、行政府を国内法と国際法の両方を超越させるため、チェイニー/ブッシュ政権により利用された。そしてトランプ大統領の国家安全保障問題担当補佐官ジョン・ボルトンが、アメリカ人とイスラエル人戦犯をアメリカ政府国際刑事裁判所による訴追から守るため、ありとあらゆる手段を使うと述べた昨日のアメリカの無法さを示す宣言に至った。https://www.cnn.com/2018/09/10/politics/us-bolton-icc-plo-intl/index.html

 9/11の犠牲は、WTCビルと失われた生命を遥かに超えている。
 アメリカ憲法と三権分立と市民的自由と法の支配が本当の犠牲者だ。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/11/the-costs-of-9-11-continue-to-mount/

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 9/11については、多数の記事を翻訳してあるので、様々な本を読んでいて、9/11の公式説明をみかけると、そこから先を読む気になれなくなる。最近翻訳がでた本にも、堂々と載っていて、がっかりした。書名はあえてあげないが。

 連日の岩上安身氏インタビュー、全て拝聴したいのだが、時間の都合上、下記はまだ拝聴していない。

 辺野古基地とならぶ沖縄県知事選の争点!構造的差別の原因をつくる「沖縄振興体制」から子どもを守れ! ~岩上安身による琉球大学教育学部教授・島袋純氏インタビュー(後編) 2018.9.10


辺野古基地とならぶ沖縄県知事選の争点!構造的差別の原因をつくる「沖縄振興体制」から子どもを守れ! 〜岩上安身による琉球大学教育学部教授・島袋純氏インタビュー(前編) 2018.9.8

 最近全く買っていない週刊誌も、沖縄県知事選向けに、中傷記事を載せているようだ。もちろん買わない。

日刊IWJガイド「岩上さんが計8日間の沖縄取材から帰京! のべ9本のインタビューをこなすなど超ハードスケジュールをこなしました! 一方で、IWJにとっては財政面では決して小さいとはいえない出費となりました/緊急の呼びかけにご寄付・カンパをくださった皆様、ありがとうございます! 8月からの第9期、ご寄付・カンパの目標達成率は30%!? どうかさらなるご支援をよろしくお願いいたします!/
玉城デニー氏が沖縄県知事選をめぐり広がるデマに刑事告訴で対抗!/今日午後1時半より、「日清・日露戦争の勝利は〈成功〉だったのか!? 岩上安身による明治大学・山田朗教授インタビュー第2弾」を、冒頭のみフルオープンで生中継します!/税収は増えているのに消費増税は予定通り実行する!? モリカケ問題を放置して増税など『ふ・ざ・け・る・な』!」2018.9.12日号~No.2190号~

2018年9月10日 (月)

Facebookは言論の自由を抑圧する不寛容な独裁的組織だ

2018年9月1日
Paul Craig Roberts

 FacebookとTwitterとGoogleは、アメリカ憲法で守られている「言論の自由」の権利に意図的に侵害している情報独占企業だ。これらの組織は悪で、彼らは国民の知る権利を破壊しつつあるのだ。これらの企業は補償無しで、国有化され、米国憲法修正第1項「言論の自由」条項の、知名で献身的な擁護者によって管理されるべきだ。FacebookとTwitterとGoogleは、自由な社会とは両立しない。連中はビッグ・ブラザー警察国家の職員だ。

 もし調査ジャーナリストがこれら企業を調べれば、CIAや陰の政府との多くのつながりが見つかるはずだと私は確信している。

https://www.nytimes.com/2018/08/28/technology/inside-facebook-employees-political-bias.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/30/facebook-engineer-stunning-admission-we-tear-down-posters-welcoming-trump-supporters.html

 更に読む。

https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/31/facebook-censorship-mad-ben-nimmo-and-atlantic-council.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/29/social-media-giants-enter-nato-service.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/27/facebook-kills-inauthentic-foreign-news-accounts-us-propaganda-stays-alive.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/14/four-person-nato-funded-team-advises-facebook-flagging-propaganda.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/05/24/facebook-partners-with-hawkish-atlantic-council-nato-lobby-group-protect-democracy.html

https://www.strategic-culture.org/news/2018/04/30/how-facebook-etc.-suppress-key-truths.html

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/01/facebook-is-an-intolerant-authoritarian-organization-that-suppresses-free-speech/

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 先程掲載した筆者の記事「真実の抑圧に抵抗しよう。皆様のウェブサイトをご支援願いたい。」で参照されていた記事。

. 人気政治家が、旗色鮮明にしないと文句をいう記事をみかけた。文句を言うのは何か期待しているからだろう。全く期待していないので、読む気がおこらない。奇妙な期待。

真実の抑圧に抵抗しよう。皆様のウェブサイトをご支援願いたい。

2018年9月5日

 皆様のご支援に対する四半期毎のお願いだ。

Paul Craig Roberts

 このウェブサイトは2011年の大みそかに立ち上げた。次の大みそかで7年になる。

 私は読者の要求ゆえに、この責任を引き受けている。私はシンジケート・コラムを辞めて、ペンを置き、長年の一生懸命働いた後、ゆっくり自分の時間を過ごせるのを楽しみにしていたが、読者がまったくそうさせてくれず、再開するよう主張されたのだ。

 個人ウェブサイトは、シンジケート・コラムより大変な仕事だ。新聞は、週一回書けば良い。ところが、ウェブサイトは、一週間ずっと、新記事無しというわけにゆかない。ウオール・ストリート・ジャーナルや、ビジネス・ウイークや、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスや、クリエーターズ・シンジケートや、フランスとイタリアの主要新聞向けに書いた定期コラムや、インヴェスターズ・ビジネス・ディリーや、ロサンゼルス・タイムズや、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズや主要なイギリス新聞向けのゲスト・コラムに私がこれまで書いてきたより多くを、7年で、このウェブサイトに書いた記事の方が多いと思う。

 信じがたいことだが、かつては、ニューヨーク・タイムズから電話を受け、主題について書くよう依頼されたものだ。TVインタビューの多数のビデオ・テープがあり、ザ・トゥデイ・ショーや、グッド・モーニング・アメリカや、ジス・ウイーク・ウイズ・ディヴィッド・ブリンクリーなどでのライブ出演を覚えている。当時アメリカでは、真実と、反主流派の見方が、まだ重要だったのだ。

 もしシンジケード・コラムを続けていれば、過去7年間、私はもっと自由な時間を楽しめていたはずだ。

 もしこれが不平に聞こえても、そうではない。

 読者のご依頼にあおられた当ウェブサイトは、読者数の点では大成功だ。このウェブサイトには数十万人の読者がいる。更に私のコラムは、Unz Reviewや、Global Researchや、Information Clearing Houseなどの読者の多い無数の集約ウェブサイトに転載され、ヨーロッパでは、Herland Report、英語版のロシア・ウェブサイトに掲載され、ヨーロッパのほぼあらゆる言語に翻訳されている。

 中国サイトのSinoPoliticoに掲載され、大手新聞に定期掲載されるロシア語を含め多くの外国語に翻訳されているが、おかげで反ロシア時代の今、私はトランプ大統領のような“プーチンの傀儡/代理人”にされている。国内と海外からのインタビュー依頼は私がさける時間を超えている。時には、朝のコーヒーを飲む前に、外国TV局とスカイプをする。

 もしこれが自慢に聞こえても、そうではない。

 私に続けるよう要求された読者が、この成功に貢献している。しかも、これは私の成功ではない。これは裏表のない言説の力、一人の人間がその得意分野で、できる限りの成功だ。

 誠実な意見を沈黙させないよう要求した読者に感謝申し上げる。

 財政の主柱である読者の皆様にお礼申し上げる。

 軍資金を持っていたいと思う。もし、そういうものがあるとして、私の快適な隠退生活のためのみではない。そうではなく、軍安保複合体、陰の政府、ウオール街、イスラエル・ロビー、CIAが煽っている反ロシア感情、そして、こうした最も強力な権益集団に仕える売女マスコミから自立したあらゆる声に対し、急激に仕掛けられている攻撃のためだ。https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/01/facebook-is-an-intolerant-authoritarian-organization-that-suppresses-free-speech/
日本語訳 Facebookは言論の自由を抑圧する不寛容な独裁的組織だ

 
 アメリカ人には自国民の利益を気にかける政府はもはや存在しない。堕落した裁判所を含め政府、軍隊化した警察によって、年中虐待され、殺害されている無力な市民ではなく、強力な私益に尽くしている。アメリカ国民は、もはや自由な人々ではない。アメリカ人は、支配層エリートの狙いに役立つよう言説が管理されている『マトリックス』の中の囚人だ。私のような、偽の言説に異議申し立てをする連中は、国家の敵と見なされる。支配層エリートは、真実を語る人々を“ロシア代理人”と烙印を押すのが狙いのインターネット・サイト、PropOrNotに資金提供している。

 ハーバード大学やオックスフォード大学出版局からの審査を受けた書籍刊行による“アメリカ合州国経済政策形成の上での顕著な貢献”でアメリカ財務省の銀メダルを得、フランスのミッテラン大統領からレジオンドヌール勲章を与えられ、アメリカ議会から、その時の重要な話題に関して証言するよう、30回招かれ、Who’s Whoのアメリカ功労賞で実証された業績という、公共政策、学業、ジャーナリズムにおける輝かしい経歴にもかかわらず、アメリカの放送と、印刷メディアで、私は好ましからぬ人物だ。あの経済新聞が送り出せた唯一のアメリカ財務省財務次官補であるにもかかわらず、ウオール・ストリート・ジャーナルの元編集者、コラムニストとして、私自身の新聞を発行することはできない。

 アメリカには膨大な数の財団と裕福な人々がいる。彼らの誰一人として、このサイトを支援していない。私が若かった頃には、このサイトのように、平和やアメリカ憲法や法の支配のために戦うものは、慈善財団や金持ちから圧倒的に支援されたものだ。

 だが今は違う。金持ちの財団は一体何を支援しているのだろう? 彼らは真実を語る人々に対する不当な攻撃を支援している。

 例えば、アレックス・ジョーンズを考えてみよう。彼は壮大な情報ネットワークと、読者を構築した。記憶が正しければ、最近、彼の視聴者数はCNNを超えるというのを読んだ。これは驚くべきことだとは思わない。アレックスの番組には何度も出演したことがある。彼は大げさすぎると思うことが多かったが、それでも、彼は真実を追究しているのだ。彼が失敗したとて、それがなんだろう? 他に誰が真実を追究しているだろう? 売女マスコミや、ジョージ・ソロスが資金提供している政治家連中ではないのは確実だ。

 アレックスはやり過ぎて、過剰なストレスにさらされたのだと私は思う。回っているライブ・カメラの前で座ることがどれだけのストレスか、経験がない人には理解できない。座ったまま、“ばーか”と言って、答えを考えるわけにはゆかない。途切れることなく話さなければならないのだ。無数のインタビュー経験から、私はそれを知っている。一体どのような質問をされるだろうか推測することは可能だが、質問を知っていることはまれだ。考えている間、沈黙することを、TVは許さない。

 だが、これは余談だ。アレックス・ジョーンズのInfowarsは、Revealによって非難されており https://www.revealnews.org/blog/the-hate-report-infowars-is-the-gateway-drug-for-white-supremacists/?utm_source=Reveal&utm_medium=social_media&utm_campaign=twitter 調査報道センター(CIR)によって、聴取者/視聴者を“白人至上主義者”へと変える人種差別主義者の採用手段だと非難されている。

 一体誰がこの全くのたわごとに資金を出しているのだろう? Infowarsに対するこの名誉毀損攻撃は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ニューヨークのカーネギー・コーポレーション、フォード財団、グーグル・ニューズ・ラブ、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティー財団や、山ほどの他の財団から資金提供を受けている。https://kurtnimmo.blog/2018/08/18/infowars-turns-readers-into-nazi-zombies/#more-326

 はっきり、正確に言えば、全ての資金が真実反対で連携しているのだ。

 真実が得られる唯一のお金は皆様のものだ。真実はただではない。皆様が真実に対して、お金をかけなければ、真実は消滅する。これこそが、もちろん、エリートが望んでいることだ。彼らは、連中の虫のいい言説以外の言説が無い世界を望んでいるのだ。

 無頓着なアメリカ人は、無知な心を祝福し、違う意見を排除して、次第に彼らを支配するために使われつつあるソーシャル・メディアを支持している。無頓着なアメリカ人の大半は決して気がつかない。そして、これが危険なのだ。大半のアメリカ人が、自分たちの自由の基盤が一体何なのか、あるいは、その基盤が攻撃されていることを知らないがゆえに、自由や憲法が失われるのだ。公教育と、御用歴史家連中が、アメリカ人が自分たちの国に関する正確な情報を得るのを困難にしている。アメリカ人は、J.R.R.トールキンが『ロード・オブ・ザ・リング』で描いた暗闇で暮らし、映画『マトリックス』で描かれている管理された状態にあるのだ。

 このウェブサイトは、我々の存在を決定し、核戦争へと導くウソへの抵抗だ。当ウェブサイトは皆様のご支援が必要だ。ビル&メリンダ・ゲイツ財団やフォード財団やジョージ・ソロスや、いかなる財団からも支援は皆無だ。

 アメリカ合州国は破綻しつつあり、全世界を道連れにしかねない。アメリカ支配層エリートは真実から全く乖離しているのだ。真実は連中の権益に役立たないのだ。

 現在、アメリカで誰でもできる、最も危険な事業は、真実を語ることだ。これ以上大きな危険はない。法的保護にもかかわらず、常習犯罪者より酷い扱いを受けている内部告発者に与えられている罪をご覧願いたい。

 当ウェブサイトを支持されない読者は、ご自身の自由も支持しておられない。結果的に、そうした人々は、その自由や、わずかに残された自由を維持することができない。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/05/resist-the-suppression-of-truth-support-your-website/

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 沖縄における連日のIWJ岩上氏インタビュー、欠かさず拝見している。

最大の争点は辺野古の埋立撤回の是非 ここは避けて通れない! ~岩上安身による自由党・衆議院議員 玉城デニー氏インタビュー 2018.9.7

パックス・アメリカーナの解体をとらえ日米安保を乗り越えよ! ~岩上安身による参議院議員・会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一氏インタビュー 2018.9.7

 日刊IWJガイド「お詫びと訂正/岩上さんの沖縄連続インタビュー6日で8本! 8本目は故・翁長雄志沖縄県知事の伯母にあたる翁長安子さん(89歳)に壮絶で悲惨な沖縄戦の戦争体験を語っていただきました!/府民が停電に苦しむ最中に沖縄県知事選応援!? 『大阪は災害に強い』などと言いつつ中部国際空港から欧州へ飛び立って万博誘致外遊? 災害対策本部も立てない松井一郎大阪府知事の行動に疑問噴出!/<北海道地震>『原発ムラのボス』でさえ原発が不要であることを認めざるを得ない!? 原発推進派の本音は核武装のために原発を維持したい!?/
テニス全米オープンの女子シングルスで、大坂なおみ選手が日本人初となるグランドスラム優勝!大坂選手に対して、プレーだけでなく試合後のコメントにも称賛の声!/IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを1~2名ほど緊急大募集中! 事務・ハドル班、ウェブ動画班はそれぞれ1名ずつ新メンバーを募集しています!/【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が『ユーストリーム』から『ツイキャス』に替わりました!」2018.9.10日号~No.2188号~


拝読すると、お詫びとは、昨日のガイドで、「泊」を「柏」と書いていたことに対するもの。

2018年9月 9日 (日)

プーチンは何をすべきか?

2018年9月4日
Paul Craig Roberts

 アンドレイ・マルチャノフが http://www.unz.com/article/russia-as-a-cat/ 私の疑問に対応してくれた。https://www.paulcraigroberts.org/2018/08/31/can-war-be-avoided-and-the-planet-saved/ 日本語訳

 私はマルチャノフの意見全てに同意する。だが私の疑問は答えられないままだと思う。

 おそらく私が悪いのだ。たぶん、私が疑問を余り激しく書きすぎたので、プーチンの冷静な政策に対する攻撃のような印象を与えてしまったのだ。それと“ほかの頬を差し出す”という私の表現が、重大な責任に対する、彼の冷静さと、人間味のあるやり方に対する私の称賛というより、プーチンに対する中傷のほのめかしになった可能性もある。

 プーチンの政策を私は理解している。道理にかなう政策はそれしかないというマルチャノフに私は同意する。軍事力の相互関係が、劇的にロシアに有利に変わったというマルチャノフにも同意する。だが別の表現を使えば、茶わんを口に持っていくまでのわずかな間にもしくじりはいくらでもあるのを懸念しているのだ。挑発が過激になり過ぎ、事態の収拾がつかなくなる前に、ワシントンの挑発を止めるために何かがなされる必要があると私は思う。

 歴史的に、挑発は、しばしば手に負えなくなりがちだ。

 次の対シリア・ミサイル攻撃のための口実を得るために、ワシントンが作業中だった偽旗化学兵器攻撃を、事前に暴露することで、シリア国内におけるワシントン代理軍最後のとりでを、シリアが絶滅するのを邪魔するため、ワシントンが考え出した攻撃を、おそらくロシアは防いだのだ。ワシントンが、ロシアを無視し、シリアを再度攻撃するため、実際、明白な偽旗化学兵器攻撃をしようとしたことは、その力が、かつてのものではないのを、ワシントンが理解していることを示してはいない。ワシントンはそれを理解すべきだというマルチャノフに同意するが、ワシントンが理解しているという確信は私にはない。

 ワシントンが、新たな勢力の相対関係を理解していない更なる証拠は、おそらくアメリカ最高のロシア学者、スティーヴン・コーエン教授に対する、政界、学界、マスコミによる扱い方だ。コーエン教授は、私が見ている現在の緊張水準のあらゆる危険を見抜いているのに、公平な分析ゆえに、プーチンの傀儡だと中傷されている。CIA、あるいはジョージ・ソロス、あるいは全米民主主義基金、あるいはイスラエル・ロビーが資金提供するPropOrNotの“ロシア代理人/手先”リストに、私は掲載されている。実際、私が最近批評した、マルチャノフ本人の素晴らしい著書は、ワシントンがその中で暮らしている驚くべき神話を説明している。マルチャノフがそう考えているように見えるような、2014年から、2018年までの間に自分で作った『マトリックス』から、ワシントンが脱出できているとは私は思わない。アメリカのように、連中に満ちた国々は、解決策の無い、本質を突いた、軍事的敗北や経済崩壊無しには、四年間では目が覚めない。実際、マルチャノフは、彼の素晴らしい著書を、1837年のアレクシ・ド・トクビルによるアメリカうぬぼれの分析で始めている。「うぬぼれ」は、アメリカの存在そのものの定義だ。

 あるいは、例えば、これをお考え願いたい。ノヴォロシアの傷口は悪化している。ワシントンは、ウクライナに兵器を注ぎ込んでいる https://russia-insider.com/en/trumps-envoy-kurt-volker-us-eager-drastically-expand-military-aid-ukraine/ri24663。クリミア“併合”とされるものに加えての、更なる“併合”というヨーロッパの恐怖をワシントンのプロパガンダで煽らせたくないがゆえに、プーチンはこの傷口を開いたままにしているのだと私は思う。これはマルチャノフの説明と一致する正しい判断だが、非現実的になる傾向があるとマルチャノフが正しく理解しているネオコンにとっての好機でもある。連中が非現実的になった時が危険なのだ。

 ワシントンは、まだうぬぼれを放棄していないと思う。私がナポレオンとヒトラーに言及するのは、うぬぼれにふけっている連中がやりかねない途方もない過ちの例のつもりだ。普通の人々は、マルチャノフが説明しているアメリカの力の限界を理解することは、おそらくあるまい。彼らが耳にするのは、喧嘩腰のアメリカによる、ロシアに対する非難と威嚇と、ロシアとの和平を望んで、プーチンとの反アメリカ陰謀に関与したかどで弾劾されるべき売国奴としての自国大統領の描写だ。ワシントンのプロパガンダに影響されて物事を考えている、アメリカとヨーロッパの国民は、彼らの政府のロシアに対する喧嘩腰の抑制力としては機能し得ない。軍事的に無能なイギリスのマスコミを読むと、イギリスはロシアとの戦争に備えているというが、軍事力の相互関係の理解は一体どうなっているのだろう? イギリスが、対ロシア戦争に備えるというのは、地方のボーイ・スカウト部隊が対ロシア戦争に備えるようなものだ。これは全く意味をなさないが、この常識の欠如は、大いに懸念される。

 ワシントンの明白な敗北を示すような、何らかの決定的なロシアによる対応が、欧米政府が、ワシントンが勝てるはずのない出来事を挑発して、全員の命を危険にさらしていることへの認識を欧米諸国民にもたらすだろうと私には思える。中東と北アフリカでの、イスラエルのためのワシントンによる戦争からの難民に侵略されつつあることから自分たちを守ることができない、軍事的に無能なヨーロッパ諸国が、ロシア軍事力に対し、何らかのNATO抑制力として機能するという考えは全くばかげている。ジャン・ラスパイユが書いた「The Camp of the Saints」が、我々の目の前で起きている。ヨーロッパは、その存在を終えつつある。既にイギリスのロンドン市長はイスラム教徒だ。

 ロシアの超音速ミサイルに対し、全く防御不可能なアメリカ艦船を沈没させる朝飯前の仕事以外に、プーチンができることは多々ある。アメリカ海軍は、シリアを攻撃する構えだ。シリアは、規律ある国でなく、完全に混乱させるべく、シリアを打倒するためワシントンが送り込んだ“武装反抗勢力”をシリアから一層するため、プーチンがロシア人の命や資金や威信をかけたロシアの同盟国だ。プーチンは、シリアに、S-300および/またはS-400防空システムを装備できたはずだ。ロシア(と中国)は、そうと宣言すること無しの相互防衛協定条項を示唆あるいは暗示するシリアとイランとの同盟関係を結べるはずだ。これは欧米に欠如している警戒感という要素をもたらすことになろう。欧米の警戒感が高まれば高まるほど戦争の危険は減る。もしロシアが、シリアとノボロシア攻撃を傍観したり、容認したりすれば、ロシアは、ワシントンに、何の警戒も不要だと語ることになる。

 戦争で終わるものには、色々あるというのが私の懸念だ。挑発に反発しないことや、傷口に対処しないことは、戦争をもたらす二本の通だ。私が示唆しているのは、こうした可能性についても、考えられるべきだということだ。もし挑発が、意図しない決戦をもたらせば、核兵器によって行われる過ちは、人類最後のあやまちになるはずだ。

 The Sakerは、私の疑問に答えようとしている。彼の意見が聞けるだろう。この議論は、我々が、注意を喚起し、警告し、彼らの無頓着さを浮き彫りにしようとしているので、アメリカの優位を疑っているかどで、我々を“ロシア代理人” で“プーチンの傀儡”と見なされるというリスクが、我々全員にあると言えよう。ロシアを平和キャンペーンで守ろうとしているかどで、我々が非難されるのだ。

 マルチャノフの楽観主義に対する反論として多くを語っていると私が思うのは、のけ者にされているのは、世界で最も能力があり、最善の軍備をした核大国-ロシアに対する危険で無責任な挑発に責任がある狂人連中ではなく、マルチャノフやThe Sakerやスティーブン・コーエンやパット・ブキャナンや私だということだ。狂人連中が、アメリカ国家安全保障会議、国土安全保障省、国家情報会議、CIA、アメリカ国務省、ペンタゴン、アメリカ・マスコミとアメリカ民主党を支配している。ジョン・マケイン共和党上院議員は、彼のロシア憎悪と、戦争支持ゆえに、英雄にされつつある。全米民主主義基金、様々な私的財団、外交問題評議会、NPR、CNN、MSNBC、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト-金のある、アメリカ拡声器連中全体が、ロシアと、ロシアの悪魔化に疑問を抱くあらゆるアメリカ人を悪魔化するために組織されている。アメリカ大統領候補ヒラリー・クリントンが、選挙で選ばれた、どのアメリカ大統領も決して達成できていない多数の得票で選ばれたロシア大統領を“新ヒトラー”と呼ばわるなどと一体誰が想像できただろう。ヒラリーの非難は既知のあらゆる外交儀礼に違反しているが、それでも彼女は責任を問われない。

 対照的に、マルチャノフや、The Sakerやコーエン教授やパット・ブキャナンや私に支配されているものは一体何だろう? おそらく我々は真実に支えられているのだが、真実は広く評価されてはおらず、それに耳を傾ける人はわずかだ。プーチンの戦略は重要な点で、欧米では、その見通しが芳しくない真実と善意の評価に依存している。実際アメリカ合州国政府と、それを支配している既得権益集団はあらゆる事実と真実に耳をかさなかった。

 何世紀もゲルマン民族や他の部族がローマの軍団を攻撃し続けたが、展望はなく、実に長年、打ち負かすのに成功しなかったことに考えを及ぼす必要もある。人は狂ったことをするものだが、アメリカ・ネオコン以上に狂った人間はいない。アメリカ政府を支配しているのは、この狂った連中で、連中の外交政策、連中の政策、連中のマスコミや、全米民主主義基金のような連中の組織は標的にした国々を不安定化するための連中の道具だ。

 勢力の相対関係が何であれ、ロシア政府は実に無頓着で、ワシントンが資金提供するロシア国内のNGOがロシア政府に反対して活動するのを許している。ロシア政府は、ワシントンが資金供与している新聞が、ロシア国内で、プーチンとロシア政府を悪魔のように描くのを許している。ロシア政府は、ロシアのオリガルヒやロシア企業が、没収されかねない海外に金を置いておくことを許し、ロシア政府に対する富の所有者の恨みを買っている。ロシア政府は、ヒトラーがそうだったよりも遥かに危険な現在の敵を“我々のパートナー”と表現し続けている。もしプーチン、および/あるいは、ラブロフが“我々の敵”という言葉を使った場合の、意識を変化させる効果をご想像願いたい。

 マルチャノフは正しい。ロシアは、軍事力の相互関係で優勢になっているのに、それで何をすべきか分かっていないのだ。ロシア政府は、より劣る大国からの攻撃を許しているのだ。危険なのは、これだ。

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/09/04/what-should-putin-do/
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 記事にある「The Camp of the Saints」については、2017年8月20日に、同氏による、その題名記事「The Camp of the Saints」を掲載している。

 頻繁に更新される筆者の記事、翻訳がおいつかない。

  アメリカで日本人女性初優勝。30年以上前に買ったラケットが、まだ天袋にある。

 大人が言うべきなのに、言えないことを、子供を使って言わせ、ガス抜きする大本営広報部。見る気になれない。大人が言うべきことを言う方々との連日のIWJ岩上氏インタビュー、拝聴がおいつかない。聞き流すには、重すぎる。昨日ようやく下記を拝聴。緊急事態条項にまったく触れない呆導の現状に岩上氏が怒り心頭なのはごもっとも。

「辺野古基地と尖閣防衛は関係ない!」沖縄を覆うデマに徹底反論!佐喜眞候補の「争点ぼかし」には最大限の警戒!~沖縄国際大学教授 佐藤学氏に岩上安身がインタビュー! 2018.9.6

日刊IWJガイド・日曜版「昨日は、岩上さんによる琉球大学教育学部・島袋純教授インタビューを公共性に鑑み全編フルオープンで配信しました!さらに、岩上さんは沖縄取材を延長して、明日10日午前に島袋教授インタビューの続編を全編フルオープンで配信する予定です!どうか皆様、岩上さんによる渾身の沖縄取材のご支援のほど、よろしくお願いいたします!/<取材報告>安保法制・共謀罪そして2017年の3ヶ月に及ぶ国会招集拒否! 安倍政権による数々の『破憲』行為は白昼のクーデター!? 元参議院議員・平野貞夫氏らが安倍総理を内乱予備罪で刑事告発!/IWJでは現在、テキスト班の新メンバーを1~2名ほど緊急大募集中! 事務・ハドル班、ウェブ動画班はそれぞれ1名ずつ新メンバーを募集しています!/【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が『ユーストリーム』から『ツイキャス』に替わりました!」2018.9.9日号~No.2187号~

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