ポール・クレイグ・ロバーツ

2018年4月19日 (木)

危機は始まったばかりに過ぎない

2018年4月17日
Paul Craig Roberts

ロシアのプーチン大統領も含め、多くの人々が、アメリカは一体なぜ、化学兵器査察官が化学兵器攻撃の現場とされる場所を検証する前に、シリアに対する違法攻撃をしたのかと問うている。

この良くある疑問は、全く的外れだ。アメリカの対シリア攻撃は、ワシントンが支援しているテロリストをドゥーマから追い出すために、シリアが化学兵器を使ったかどうかとは無関係に、主権国家に対する、明白な議論の余地のな戦争犯罪だ。ワシントンの戦争犯罪を、誰も止めようと行動しなかった。ドイツやイタリアなどのワシントン属国の一部は、ワシントンの戦争犯罪に加わることは拒否したが、誰も阻止しようとはしなかった。ロシアが、訴え出て時間を無駄にしている無力な国連安全保障理事会も、EUも、NATOも、ロシアと中国自身も、ワシントンによるナチス時代戦争犯罪を止めるために何もしなかった。

ロシアは、もしワシントンによる攻撃がロシア国民に危害を加えれば、軍事的報復をすると言っていたが、ロシアは同盟国シリアを攻撃から守ることはしなかった。

おそらく、ワシントンによる攻撃が、トランプの顔を立てるのに役立つ以外、何の影響もないよう入念に実行されたおかげで問題にならなかったのだ。どうやら、誰も亡くなってはおらず、蛇に咬まれた際の解毒剤を製造していた施設を除いて、何も重要なものは破壊されていない様子だ。

一方、悪のシリア政府と、彼らを支援する悪のロシア政府に対するアメリカの偉大な勝利だったという、アメリカ売女マスコミが作り出した認識であるがゆえにこれは問題だ。売女マスコミが偽ニュースによって作り出したこの認識は、戦争犯罪の正当化であり、更なるシリア攻撃をもたらすことになる。

連安全保障理事会が、国連予算の25%を支払っているワシントンを非難する可能性は低い。しかも、安全保障理事会は、ワシントン傀儡に満ちており、連中が自分たちの君主を非難する投票をするはずがないのだ。狙いが、欧米のあらゆる機関が完全に腐敗していることを証明するのでない限り、プーチンは、ことを安全保障理事会に持ち出して時間を無駄にしているのだ。情報に通じた人々の大半が既に知っている、既に分かりきっていることを証明する意味が私には理解できない。プーチンは、国連を余りに信じすぎる前に、Eric Zuesseの記事を読むべきだ。https://www.strategic-culture.org/news/2018/04/17/how-us-has-virtually-destroyed-un.html

何度も繰り返し書いている通り、世界大戦による大量死から世界を救うため、ワシントンが繰り出す打擲を受け続けながらも、引き下がっている、プーチン大統領のキリスト教徒的性格に私は敬服している。問題は、もう一つの頬を差し出すことで、プーチン大統領が、ワシントンの更なる攻勢を助長していることだ。プーチンは、ネオコンの精神病質者を相手にしているのだ。彼は、常識人を相手にしているわけではない。

冷戦期間中には、ニッキ・ヘイリーがロシア大使にしているように、ソ連代表に対し、攻撃的で、無礼な口の利き方をしたアメリカ国連大使は皆無だった。冷戦中なら、ニッキ・ヘイリーを許すアメリカ大統領などいなかったはずだ。狂った女は即座に首にされていたはずだ。

もしロシアが、ニッキ・ヘイリーが、トランプが世界に対するアメリカの広報官として選んだ人物で、狂ったネオコン戦争屋のジョン・ボルトンが、アメリカ軍と外交政策に対する主要有力者で、ロシアとの関係を正常化したがっているかどで、大統領本人が起訴される脅威のもとにあるアメリカ政府を信用すれば、戦争を避ける何らかの可能性があるという幻想に、ロシア政府はとらわれている。

近づきつつある戦争を阻止する最善の好機は、ロシア-中国-イランが団結して、ワシントンの精神病質者連中が核兵器を発射するはずがない地域的文脈で、アメリカ軍を打ち破ることだ。ワシントンが効果的に阻止されるまで、ワシントン傀儡ヨーロッパ諸国、国連安全保障理事会や、化学兵器禁止機関OPCWは、ワシントンに協力し続ける。ワシントンが敗北を味わえば、NATOは解散し、この解散とともに、他の国々を脅すワシントンの能力は、隠れ蓑を失い、消滅するだろう。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/04/17/crisis-beginning-stages/
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最後の置き土産に、米日FTA交渉開始合意をしたのだろうか?

植草一秀の『知られざる真実』
本日1730「さようなら!アベノミクス」院内集会

2018年4月18日 (水)

昔々真実は大切だった

2018年4月16日
Paul Craig Roberts

アメリカ人のみならず、他の国々の一体どれほどの人々が、現在のアメリカ合州国が、二十世紀のディストピア小説や、『マトリックス』や『V for Vendetta』などの映画中の社会より自由が少なく、問題意識の低い社会だという結論に至っているのだろう。ディストピア小説中の人々か、自分たちの本当の状況を全く理解していないのと同様、ほとんどのアメリカ人も理解していない。

21世紀に、何百万人の人々が亡くなり、四肢を損なわれ、孤児にされ、強制退去されられる結果をもたらした、七カ国、丸ごとあるいは、その一部を破壊するという、アメリカ合州国が行った途方もない戦争犯罪を我々は一体どう理解すべきなのだろう? 例えば、最新のワシントン戦争犯罪、違法なシリア攻撃をお考え願いたい。この違法行為に抗議するどころか、アメリカ・マスコミは、それを煽り、迫り来る死と破壊に喝采している。

21世紀中、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアや、日本などのワシントン帝国の属国とは対照的に、ワシントン唯一の同盟国イスラエルは、ワシントン支持と、擁護と、奨励を得て、パレスチナ人大虐殺継続している。 本質的に、パレスチナ人に残されたものと言えば ガザとして知られているゲットー、強制収容所イスラエルにより、ワシントンが提供する資金と武器を使って、年中爆撃される。ガザ爆撃が発表されると、神に選ばれた人々は、芝生用の折りたたみ椅子とピクニックセットを、ガザを見下ろす丘の上に持ち出し イスラエル軍が女性や子供を殺害するのを喝采していた。これがアメリカ唯一の同盟国だ。

アメリカとイスラエルが犯した罪は恐ろしいものなのに、ほとんど反対運動はない。これと対象的に、70人のシリア人が亡くなったとされる攻撃なるものが、戦争を始めさせてしまうのだ。これは全く意味をなさない。イスラエルは、始終シリアの標的を爆撃し、シリア人を殺害し、オバマ政権がアサド打倒のために送り込んだ“反政府派”へのアメリカの兵器と支援が、多数のシリア人の命を奪う結果になっている。70人のシリア人が、突然、ワシントンにとって大問題になったのは一体なぜだろう?

ワシントン当局、あるいは連中の声明の売女マスコミ報道によれば、二カ所か、三カ所のシリア化学兵器施設とされるものが、ワシントンによるミサイル攻撃で破壊された。 これを数分お考え願いたい。もしワシントンが、化学兵器施設を爆撃したり、ミサイルを撃ち込んだりしていれば、致死性ガスの巨大な雲が立ち上っているはずだ。一般市民死傷者は、シリアに対するトランプ政権の戦争犯罪の口実に使われた、アサドによるとされているが、確証のない化学兵器攻撃による70人の犠牲者なるものより何倍も多いはずだ。こうした死傷者の証拠は皆無だ。

死傷者がいれば、ワシントンの攻撃は、ワシントンが、自分自身の犯罪の隠れ蓑として利用している化学兵器攻撃よりも、明らかに遥かに大きな犯罪のはずだ。ところが、アメリカ売女マスコミは、アメリカが、シリアとロシアに教訓を与えたことに狂喜している。どうやら、アメリカ・マスコミは、余りに不品行か低能な雇われ者で構成されていて、もしそのような化学兵器施設が実際存在したのであれば、ワシントンによるシリア化学兵器工場攻撃は、シリアに対する化学兵器攻撃に等しいことを、売女マスコミは理解することができないのだ。

昨日書いた通り、私がウオール・ストリート・ジャーナル編集者だった頃は、もしワシントンが、他国の化学兵器施設を、その国による化学兵器使用とされるものへの懲罰として爆撃したと発表すれば、ジャーナル紙の記者たちは、ワシントンによる、シリアの化学兵器へ攻撃による犠牲者が何処にいるのか疑問を投じる程度の知性を十分備えていた。ワシントンによる攻撃で放出された毒ガスで、何千人もが亡くなっているのだろうか? シリアの病院は、負傷者や、瀕死の人で溢れているだろうか?

もし報道に報道が、明らかに不可能なことが起きていると主張する、ワシントンの報道発表話しか伝えていない場合には、我々は記者に、もう一度調べて、分かりきった質問をしてこいと言っていたはずだ。今日、NYタイムズと、ワシントン・ポストが確証の無い報道を一面に掲載した。

現在、アメリカにはもはやジャーナリズムが存在しないので、記者は、もはや情報源を確認しなくとも良いのだ。クリントン政権が、クリントンを超大金持ちにしてくれた陰の政府に応じて、90%の自立した、多様なアメリカ・マスコミを、政治的企業、六社の手中に集中させることを認めたのが、アメリカにおけるジャーナリズムの終焉だった。現在、アメリカにあるのは、生きるために、ウソをつくプロパガンダ省だけだ。アメリカ・ジャーナリズムの中で、真実を語る人は誰であれ、即座に解雇されるか、フォックス・ニューズのタッカー・カールソンの場合は、フォックスに、彼を変えるよう強いるための取り組みで、外部の売女マスコミから攻撃されている。タッカー・カールソンが、自分にセクハラをしたと主張する女性が間もなく現れるのではあるまいかと私は想像している。

私の知る限り、今や、アメリカ合州国は警察国家だ in which あらゆる情報が支配されており、国民は、プロパガンダを信じるよう訓練されていて、さもないと、愛国心に欠け、テロリストやロシア人と付き合っていると非難されるのだ。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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大本営広報部、彼氏が一体どのような無茶な朝貢をするのか決して問題にしない。拉致解決懇願とゴルフ話だけ。すべて、スッテンコロリするだけ?

孫崎享氏の今朝のメルマガ題名をコピーさせていただこう。

米朝首脳会談は、北朝鮮の核開発をどう止めるか(完全即時と段階的)、それに対応して米側が如何なる安全保障上の餌を与えるか(軍事演習の軽減、停戦協定から外交関係樹立までの様々な対応)。この中で拉致問題の意義は両首脳にとりゼロ。

なぜ連中は見え透いたウソを、アメリカ国民につくのだろう?

2018年4月15日
Paul Craig Roberts

アメリカ当局者と、売女マスコミは、シリアに対する違法なアメリカ・ミサイル攻撃で、塩素ガスとサリンが保管/製造されている化学兵器施設を破壊したと言っている。もしそれが本当なら、致死的な雲が放出されて、ドゥーマに対するシリア化学兵器攻撃攻撃とされるものより遥かに多くの命を奪っているはずではないか? アメリカ・ミサイル攻撃は、化学兵器による攻撃と同等で、それゆえ、アメリカと、その属国は、ワシントンが、アサドとプーチンに当てはめたがっている全く同じ範疇にあてはまるのではあるまいか?

化学兵器専門家諸氏よ、こればどういうことだ? 化学兵器は、意図して使用された場合にのみ成分を放出するが、軍事的に攻撃された場合は、爆発しないのだろうか?

シリアでは、アメリカ・ミサイルによって破壊されたことになっている化学兵器施設からの化学物質残滓の証拠は皆無だ。犠牲となった死者はいない。アメリカによる化学兵器施設攻撃によるシリア人死傷者を治療している病院の報道も皆無だ。もしそのような施設が実際に攻撃されていたら、どうしてそのようなことがあり得よう?

私がウオール・ストリート・ジャーナル編集者だった頃には、新聞社には有能なジャーナリストたちがおり そのような疑問を思いついていたはずなのだ。だが、もはやそうではない。スティーブン・レンドマンは、ニューヨーク・タイムズのプロ意識欠如を追求している。NYタイムズは、もはやニュースの情報源ではない。プロパガンダ拡声器だ。http://stephenlendman.org/2018/04/nyt-imperial-mouthpiece-2/

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大本営広報部、この件について、宗主国以外の見解は決して報じない。

「お前は国民の敵だ」という暴言にはおどろく。シビリアン・コントロールなど夢。

「5年前より今の方が悪いと言うのは、よほど運がなかった。よほど経営能力に難があるか何かだ」

「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」と、昔、発言した人物の発言。

「ウミ、海を渡る」。

「TPPにご参加を」と懇願に行くのだろうか?朝貢の中身が恐ろしい。大本営広報部に、TPP の深刻な問題点をする真面目な報道は皆無。呆導機関。

大本営広報部、セクハラ問題を大きく扱っている。この悪質なスラップ訴訟について、どこか報じたのだろうか?

日刊IWJガイド・番組表「<録画配信・岩上安身のインタビュー>本日19時『スラップ訴訟!LEGAL TERRORISMの危険性を訴える!岩上安身によるジャーナリスト烏賀陽弘道氏インタビュー・パート1』を配信します!/<おわびとお知らせ>『岩上安身による「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表・黒川敦彦氏、日野市民法律事務所・加藤慶二弁護士、弁護士法人東京表参道法律事務所・岸本英嗣弁護士インタビュー』について/橋下徹氏による岩上さんへの『スラップ訴訟』の第一回口頭弁論はいよいよ明日19日! 当日は記者会見、報告集会も行いますのでぜひご参加ください!
/これも『察しろ』『勘ぐれ』? 財務事務次官によるセクハラは『日常茶飯事』!?/米山隆一新潟県知事が自身の女性問題に関し突然の謝罪会見!?『進退については本日は申し上げられない』/シリア攻撃直前に元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ氏が『僕らのすべきことは、僕らの政府が人々に爆弾を落とさないようわからせること』と訴えていた!」2018.4.18日号~No.2043号~


※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

IWJ Independent Web Journal - 岩上安身責任編集

2018年4月17日 (火)

ロシア降伏ということになるのか、それとも第三次世界大戦か?

2018年4月14日
Paul Craig Roberts

“アメリカのドナルド・トランプ大統領が、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領政権に対する全面的地上攻撃を検討していると言われている中、国連幹部が新たな世界冷戦の到来を非難し、戦争で荒廃した地域での“本格的な軍事的エスカレーション”を警告した。”https://sputniknews.com/military/201804151063572249-UN-head-warns-of-escalation/

私は疑っているが、もしアメリカのシリア地上侵略のこの報道が本当であれば、それはワシントンの攻撃性を前にした、ロシアの消極性の結果だろう。

ロシアが対決している悪を理解するにはロシア政府は思いやりが有り過ぎるのだろうか?

もしワシントンが世界に核戦争を強いる前に、ロシアと中国がアメリカを打ち破る措置を講じなければ、我々全員絶望的だ。

情報を得ることを阻止されているアメリカ国民は無知で、無力だ。ヨーロッパやイギリス、カナダ、オーストラリア、日本についても同じことが言える。

人々が知っていたにせよ、彼らは無力だ。

プーチンと、ありもしないか、あっても無力な欧米の常識に頼ることが多いが、欧米には友好な常識が存在しないことを理解するに十分な常識がロシアにあるだろうか?

ワシントンが作り上げた“法の支配”が、法の支配ではないことを、ロシア政府は理解していない。それは、ワシントン支配という支配なのだ。ワシントンは、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、日本、ロシア国内の大西洋統合主義者と国連を支配している。これが、ロシアが又しても学んだばかりの通り、ロシアが国連に訴えても無意味な理由だ。https://www.rt.com/news/424171-unsc-russia-resolution-syria/

要点を繰り返すと、ワシントンの攻撃性を前にしたプーチン政権の消極性が、直接、核戦争と、地球上の生命の終焉へと導いているのだ。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/04/14/russian-surrender-agenda-world-war-3/

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2016.1.1 年頭所感は至言。

「築城3年 落城1日。さらに高い緊張感持って政権運営にあたりたい」

孫崎享氏の今朝のメルマガ題名をコピーさせていただこう。

この醜さは一体何だ、大蔵次官の開き直り。次官は記者とのやり取りを否定した上で、新潮社を名誉棄損で訴える姿勢。財務省は被害者に名乗り出ろと呼びかけ。先ず、誰に対してであれ、次官はセクハラ発言自体を否定していない。辞任無しは多くの国民感情と異なる動き

ロシアの思いやりと道義心が戦争につながっている

2018年4月14日
Paul Craig Roberts

ドナルド・トランプが面子を保てるようにするための架空攻撃にロシアが同意したのは、ウラジーミル・プーチンが率いるロシア政府の思いやりと道義心を証明している。我々全員にとって不幸なことに、ロシアの寛容さの結果は、ロシアがそれに値する感謝ではない。トランプが屈伏し、彼の海軍艦隊が撃沈され、爆撃機が撃墜されざるを得なかったことから救ったことに対する功績を、ロシアとプーチン大統領は認めてもらえないのだ。

ロシアは衝突を避けようとしているのは、ロシアがアメリカ軍を恐れているからではなく、過去十七年間に、イスラム教の七カ国だけを、丸ごと、あるいは一部破壊しただけではなく、人類丸ごと平気で破壊しようとしている反社会性人格障害者連中の政府を相手にしていることを、ロシアが理解しているためだ。それゆえプーチンは、毎回の画策された対立を回避し、国際法と法的規範の上に立っているのだ。

だが結果は、思いやりある人間が期待するであろうものではない。ロシアの情け深さの結果、欧米から更なる悪を誘発するのだ。

今朝、私はテレビをつけている友人を訪れた。トランプと彼の閣僚と売女マスコミが、アメリカ国民と世界に向かって語っているウソを信じることができなかった。驚くべきものだった。ウソのいくつかに関するスティーブン・レンドマンの記事がここにある。http://stephenlendman.org/2018/04/pentagon-lies-overnight-aggression-syria/

will ever know千人ものアメリカ人水兵や、何十人ものアメリカ人パイロットがいまだに生きている唯一の理由のは、ロシアが彼らの命を救ったおかげであることを知っているのは、私のウェブサイトの読者と、僅かな他の人々だけだ。

ロシア政府にはあらゆる善意があるとは言え、ロシアの道義心と他者に対する思いやりが、世界をハルマゲドンへと導いているのだ。アメリカ外交政策を支配しているネオコンが、ロシアのせいにする出来事を画策するのを止めるつもりがないのがその理由だ。最終的に断固とした態度をとるまで、ロシアが時間をかければかけるほど、挑発は益々激しくなるのだ。続く挑発が、ロシアの対応を、降伏か核戦争かに絞り込んでしまうだろう。

シリアでの挑発は、ロシアの断固として譲らない行動にとって理想的なものだった。ロシア側に軍事的な奥の手があったのだ。ロシアは、あらゆる艦船と、あらゆる航空機を容易に破壊できていたはずだ。先回りして、事前に、世界に結果を明らかにしていれば、アメリカは屈伏していたはずなのだ。一発も反撃無しでのアメリカ敗北は、アメリカ世界覇権を狙っている狂ったネオコンを弱体化させていたはずだ。

ロシアからのそうしたはっきりした声明の下、アメリカ軍は、完全徹底的に破壊されていたはずで、アメリカ統合参謀本部は攻撃を阻止していたはずなのだ。

ロシアが、ワシントンの攻撃性を受け入れる限り、攻撃性は増し続けるだろう。

ロシアは、欧米の名において挑発されつつあるいわれのない危険な対立に、欧米の人々が目覚めることに期待しているのだろうと思うことがある。実際、欧米諸国民は無力だ。ワシントンも、ワシントンの傀儡政府、イギリスもフランスも、他国に軍事攻撃をしかけることに関して、国民や国民が選んだ国会議員と相談していない。この事実が、アメリカ、イギリス、フランスのいずれも、法律や、自国の民主主義とされるものを全く尊重しておらず、これらの国々の政府は国民に対して責任を負わないことを決定的に示している。イギリスとフランスの政府は、ワシントンに対して責任を負っており、ワシントンは、どのアメリカ上院議員でも、下院議員でも落選させるのが可能なことを歴史が示している軍安保複合体とイスラエルに対して責任を負っているのだ。

もし、ロシア政府が今日のアメリカTVメディアを見れば、ワシントンの挑発を避けたことの不毛さを理解したはずだ。ロシア政府は、ありもしない出来事の大成功というワシントンのウソを見るだけでなく、アメリカの偉大な勝利の宣言がある一方、もう一方では、ネオコン内のジョン・ボルトンの仲間連中が、攻撃は、シリアとロシアを跪かせるには不十分だったと言っているのも、ロシア政府は見たに違いない。

勝利と、その不十分さが結びついて、もっと酷い挑発をもたらすのだ。次の挑発は、ロシア軍よりも、アメリカにとって有利な状況で画策されるだろう。シリアで明らかな敗北を喫したしたような衝突をする危険を、ワシントンはおかすまい。これが意味するところは、ロシアの思いやりと道義心が、ロシアと我々全員にとって遥かに危険な対決を招く結果になるだろうことだ。

今朝先に私が書いた通り“外交が勝利し、ワシントンに常識が戻ったと結論を下すのは誤りだ。それは事実から全く程遠い。問題は解決していない。戦争は差し迫ったままだ。”

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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「90歳女性ほぼ全財産失う」という類のニュース、いつも不思議に思うのは、それだけ大金をお持ちの方々が、一体なぜ、インチキ電話を撃退できる新しい電話機に取り替えていないのだろう。数万円で済むのに。

昔、一度だけ、おれおれ詐欺電話をうけたことがある。数年前に、電話機を変えれば撃退できると教えられて、交換して、常時「留守設定」にして以来、失礼な売り込み電話、一切対応が不要になった。

国営放送の「詐欺電話に注意」キャンペーンを見るたび、すぐに電話機を買い換えろ!番号通知に変えろ!そして留守設定にしろ」と言わないインチキさに、あきれている。

昨日だか一昨日だか、記事を翻訳しながら、洗脳番組を聞いていて驚いた。著名元スキー選手が、ぬけぬけと「アベノミックスが成功していますから」と言ったのだ。

一流スキー選手が、経済政策の一流専門家である必然性はない。全くの素人である可能性のほうが遥かに高い。

岩波の月刊誌『世界』今月号の伊東光晴京都大学名誉教授の文章を読んでから出ろ!
「安倍経済政策を全面否定する 円安を引き起こしたものは何か」

更に、彼氏の力作『アベノミクス批判 四本の矢を折る』を拝読してから出直せ、と思った。


植草一秀氏『知られざる真実』の最新記事は 「国民の生活が台無し」アベノミクスの真実

アメリカ/イギリスが醸成したシリアにおける危機は終わったのか?

2018年4月14日
Paul Craig Roberts

極めて限定されたアメリカ・ミサイル攻撃で、その大半はシリア防空システムにより、迎撃され、破壊され、アメリカ軍が、狂ったジョン・ボルトンに勝ち、ロシアの反撃という結果を招くような攻撃を慎重に避けたのだ。シリアの重要拠点が標的にされたり、ロシア人の誰も危険に晒されたりしたことはなかったように見える。https://www.fort-russ.com/2018/04/in-depth-syria-stuns-world-thwarts-us-attack/

大国間の対決を避けるため、アメリカの攻撃をロシアと調整した、と駐ロシア・アメリカ大使は述べた。https://www.rt.com/news/424132-us-russia-syria-strikes/ ロシア・インサイダーは、あの行為は、トランプの面目を保つためのものだったと結論づけている。https://russia-insider.com/en/out-whimper-trump-blinks-delivers-limited-strikes/ri23132

主な効果は、国連憲章と国際法に違反し、ナチス市民や軍当局者がそのかどで処刑された戦争犯罪である侵略行為をし、トランプ本人とアメリカの信頼を更に損なったことのように見える。ロシアのプーチン大統領は、ワシントンによる理不尽で違法な武力行使は“国際関係全体に対して壊滅的影響を与えた”と述べて、国連安全保障理事会緊急会議を要求した。中国も違法なアメリカ攻撃を非難した。https://www.fort-russ.com/2018/04/china-says-us-led-attacks-against-syria-are-illegal-and-against-international-law/

アメリカとロシア間の恐れられていた衝突はどのようにして避けられたのだろう? 私が知ることができたことによれば、アメリカ統合参謀本部がロシアと衝突する危険を受け入れようとしなかったのだ。統合参謀本部が高徳だったり、それがもたらすであろう死や負傷により配慮していたり、ウソを基に戦争をするのがいやだったりというのが理由ではない。彼らが反対したのは、ロシアの新兵器システムに対するアメリカ海軍艦船保護策が欠如しているのが理由だ。ロシアの反撃を引き起こす攻撃だったら、アメリカ船隊が沈没させられて、アメリカは屈辱的敗北をして、アメリカ軍の力量に対する信用が傷つけられていたはずだ。

プーチンは、これまでのあらゆる場合と同様、何もするはずのない弱虫だというのが、ボルトンの立場だ。ロシアはアメリカ軍の威力を恐れる余り ロシア軍とシリア軍に対する、いかなるアメリカ攻撃にも反撃するはずがないというのがボルトンの立場だ。ロシアは、いつもしていることをするだろうと、ボルトンは言う。ロシアは国連で犯罪について泣き言をいうが、欧米マスコミが、いつも通り、それを無視するのだと。

アメリカ戦争長官マティスは統合参謀本部の意見を代表していた。もしロシアが、もううんざりしていて、彼らに可能なことを実行し、アメリカ艦隊を沈没させたらどうなるとマティスは問うたのだ。トランプは国家安全保障問題担当補佐官が仕組んだ敗北を受け入れる用意があるのだろうか? トランプはあり得るより大規模な衝突の用意があるのだろうか?

統合参謀本部は、退職積立金を駄目にしてしまいかねない戦争をするのではなく、更なる資金を要求するのに、画策された“シリア危機”を、利用するはずだ。統合参謀本部は議会にこう言える。“アメリカは武器の上で負けているので、シリアでの化学兵器使用を巡って、ロシアと衝突する危険をおかすことはできない 。我々はもっと金が必要だ。”高齢世代のアメリカ人はアメリカ国防費を膨らませるのに利用されたニクソン/ケネディの大統領選挙運動での“ミサイル・ギャップ”という空想を覚えているだろう。

常識が勝って、紛争は解決したと結論を下すのは大間違いだ。勝利したのは、統合参謀本部の敗北に対する恐怖だ。ワシントンが仕掛ける次の危機は、ロシアの武力に対して、もっと不利な条件のものになるだろう。

ネオコンのボルトンとイスラエルは、自分たちの利害を、マティスや異議を唱える将軍たちに対して効果を発揮させようとするだろう。マティスの信用を傷つけ、トランプの不信をあおるよう作られた漏洩情報が売女マスコミに現れるだろう。ネオコンは、ネオコンの攻撃性に、より協調的な軍人を、統合参謀本部の要職に着けるだろう。

シリア問題は化学兵器使用とは無関係だ。化学兵器禁止機関事務局長アフメット・ウズムジュが全ての化学兵器がシリアから撤去されたと報告した。“この種の大量破壊兵器の備蓄丸ごと、国内武力紛争状況を経験している国から撤去されたことはかつてないことで、しかも、これは非常に厳しく、きつい時間枠の中で完遂された。” https://www.military.com/daily-news/2014/06/24/last-of-syrias-chemical-weapons-removed.html

シリアの問題は、独裁制やら民主主義構築やらとは無関係だ。70人の化学兵器の犠牲者とも無関係だ。過去17年間に、7カ国で、殺害し、四肢を損ない、孤児を生み出し、何百万人ものイスラム教徒を強制移住させた、ワシントンと、そのヨーロッパ傀儡連中が、70人のイスラム教徒の死を巡り激怒して、ロシアとの戦争の危険も辞さないなどということを信じるのは、全くの阿呆だけだ。

シリアとイランがレバノン民兵ヒズボラを資金と兵器で支援しているがゆえに、シリアとイランが問題なのだ。シリアとイランによるこの支援が、ヒズボラに、イスラエルが水資源を欲しがっている南レバノンのイスラエル占領・併合を防ぐ能力を与えているのだ。

ご自慢のイスラエル軍は、ヒズボラによって、二度もレバノンから追い払われた。ただの民兵に三度目の敗北して、イスラエル軍の評判を危うくするわけには行かず、イスラエルは、アメリカ外交政策に対する支配力と、ネオコンとの揺るぎない同盟を活用して、アメリカがイラクとリビアでしたように、シリアとイランを不安定化にアメリカ軍を使おうとしているのだ。

更に、アメリカ世界覇権という狂ったネオコン・イデオロギーがある。ロシアと中国の権益が、アメリカ覇権の邪魔なのだ。それゆえ、この二国は“脅威”だと規定されているのだ。ロシアと中国は、いずれもそうする兆しを一切見せていないが、両国がアメリカを攻撃しようとしているがゆえに脅威なのではない。両国の主権を踏みつける、アメリカの単独行動主義に反対するがゆえに、両国は脅威なのだ。はっきりさせるために言い換えれば、独自の外交や経済政策を持ったいかなる国にもアメリカは我慢できないのだ。

ロシアと中国に自立した政策があることが、両国が“脅威”だという理由なのだ。

外交が勝利し、ワシントンに常識が戻ったと結論を下すのは誤りだ。それは事実から全く程遠い。問題は解決していない。戦争は差し迫ったままだ。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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大本営広報部、ホワイト・ヘルメット提供の少女証言ビデオをたれ流している。

イラクのクェート侵略時、病院で新生児をイラク軍兵士が殺害していると証言した少女ナイラは、クウェート駐米大使の娘だった。

キオスクのタブロイド紙の、「自衛隊、シリア参戦か」という見出しにギョッとした。

日報隠しの実態からすれば、何人犠牲がでようと、宗主国のため作戦をやめることはないだろうと恐ろしくなる。

それがこの国の軍の実績だった。中国と、宗主国に手ひどく敗北して、敗戦した。その宗主国が煽動するのだから、始まれば、もう、とまるはずはない。

不思議なセクハラ疑惑、音声録音なるものは編集された偽物なのだろうか?セクハラ被害者が名乗りでなければ、認定できないなどという恫喝がまかり通るのだろうか?これが女性が輝く社会の実態だ。

会った記憶がない御仁、宗主国への朝貢拝謁に同行する。今回、何を捧げるのだろう。

日刊IWJガイド・番組表「本日19時30分!『首相案件』は決定的か!? 住民訴訟で加計学園問題を追及する!岩上安身による『今治加計獣医学部問題を考える会』共同代表・黒川敦彦氏、日野市民法律事務所・加藤慶二弁護士、弁護士法人東京表参道法律事務所・岸本英嗣弁護士インタビュー/『女性に対する恫喝ではないか!?』麻生財務大臣が行ったセクハラ『調査』について福島みずほ参議院議員が指摘! 財務省・福田淳一事務次官は事実を全面否定!/【熊本地震】直接死を大幅に上回る災害関連死!世界最悪の地震列島に暮らす日本人は、『得られた教訓』を後世に伝える責任がある!
/橋下徹氏による岩上さんへの『スラップ訴訟』の第一回口頭弁論の期日まであと2日! 4月19日は記者会見・報告集会も行いますのでぜひご参加ください!」2018.4.17日号~No.2042号~

2018年4月16日 (月)

トランプ政権は非常識

2018年4月13日
Paul Craig Roberts

主要核大国ロシアと戦争しようとするのは非常識ではないだろうか?
ロシアを威嚇し、ロシアにぬれぎぬを着せるのは非常識ではないだろうか?
“何百人ものロシア人”殺害を自慢するのは非常識ではないだろうか? https://news.antiwar.com/2018/04/12/pompeo-russians-met-their-match-us-killed-hundreds-of-them/

普通の人なら、上記三問に“イエス”と答えるはずだ。すると、こうした非常識な行動が政権の基本慣行であるトランプ政権は一体どういうことになるのだろう?

ヘイリーが非常識なのを疑う人がいるだろうか?

ジョン・ボルトンが非常識なのを疑う人がいるだろうか?

マイク・ポンペオがが非常識なのを疑う人がいるだろうか?

これは、核大国との戦争を煽るが非常識な連中を幹部職に任命するトランプが非常識なのを意味しているのだろうか?

これは、こうした人々の任命を承認する議会が非常識なのを意味しているだろうか?

これらは至極率直な疑問だ。

トランプが約束したシリアでの対決が避けられたとして、非常識なトランプ政権が、また次の危機を画策するのはどれぐらい先のことなのだろう?

非常識なトランプ政権の存在ゆえに、地球上の生命の存続が非常に危うくなっていることを世界中が理解すべきなのだ。

冷戦期中、積極的に関与していた、スティーヴン・コーエンや私のような人間は、アメリカ政府と、その傀儡ヨーロッパ諸国政府のロシアに対する無謀で無責任な振る舞いに驚いている。クリントン政権以来、そしてオバマとトランプの政権の下で劇的に悪化したこれほど無責任な現在の状況は、冷戦中は想像もできなかった。この短いビデオで、スティーヴン・コーエンが、タッカー・カールソンに、現在の状況の極端な危険さを語っている。https://www.youtube.com/watch?v=zvK1Eu01Lz0&t=54s

欧米の政治指導者たちは完全に失敗している。そうした大失敗は、地球上の生命とって致命的だということがわかる可能性が高い。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/04/13/trump-regime-insane/

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そのまま、びったり。安倍政権は非常識。

日本も含め、欧米の政治指導者たちは完全に失敗している。

属国大本営広報部、宗主国大本営広報部同様、でっち上げ化学兵器攻撃、三国による違法な攻撃について、真っ赤なウソをたれ流すだけ。

宗主国が推進したウクライナ・クーデターの実情を一切報じることなく、「クリミア併合したロシア」を繰り返すだけの大本営広報部には、もとより全く期待していない。

国枝昌樹氏や、孫崎享氏、属国大本営広報部の洗脳バラエティー呆導番組に登場して、話される可能性、ほぼゼロだろう。

日刊IWJガイド・番組表「国際法違反のミサイル攻撃の根拠となった『化学兵器使用』の真偽は!? 本日19時より『アルジャジーラの“偏向” 元シリア大使が重要証言 ~岩上安身による国枝昌樹氏インタビュー』を再配信します!/<新記事紹介>国際秩序の大変動期に中国、韓国、米国と駆け引きを始めた北朝鮮!日米中韓豪5カ国研究報告シンポジウム/第一回口頭弁論まであと3日! 橋下徹氏による岩上さんへの「スラップ訴訟」の第一回口頭弁論の期日が迫ってまいりました! 4月19日は記者会見、報告集会も行いますので、ぜひご参加ください!」2018.4.16日号~No.2041号~

2018年4月15日 (日)

愚行がこの世の終わりをもたらしつつある

2018年4月11日
Paul Craig Roberts

近づくこの世の終わりに関するジェイソン・ディッツの記事はこれだ。

https://news.antiwar.com/2018/04/10/trump-builds-coalition-for-war-against-syrian-government/

プーチンの宥和政策の失敗をウラジーミル・ソロビヨフが説明している。

https://russia-insider.com/en/breaking-defining-moment-putin-stand-usisrael-empire-chaos-or-fold/ri23052

もし、あなたが、フランス大統領か、イギリス首相だったら、犯罪的なほど狂ったワシントンが、あなたをロシアとの軍事対決に引きずり込むのを許すだろうか? https://www.infowars.com/get-ready-russia-trump-takes-to-twitter-to-threaten-strike-on-syria/

私はそうは思わない。私はどちらでもない。すると、マクロンとメイはどうなのだろう? フランスとイギリスの政府はどうなのだろう? フランスとイギリスのマスコミはどうなのだろう? 元イギリス労働党首相トニー・ブレアが、ジョージ・W・ブッシュ政権のイラク侵略を支持するためにイギリス政府や国民をだましたことに対する見返りで現在1億ドル稼いでいるという記事を最近読んだ。マクロンとメイも同じ金額の約束を得ているのだろうか?

イギリスとフランスの政府にとって、自分たちで防衛する可能性皆無の軍事大国に対し、自国を標的にするなど意味がない。フランス大統領やイギリス首相が、フランスやイギリスだけでなく、ヨーロッパ丸ごとを危険にさらすのを、両国の国民やマスコミがじっと座って見ているなど意味をなさない。欧州連合は一体どうなのだろう? ヨーロッパとしての沈黙だけがあり、そしてそれとともに世界が、全滅寸前に追い込まれている。これは意味をなさない。https://www.globalresearch.ca/taking-the-world-to-the-brink-of-annihilation/5635456

現場に到着したグータの人々や、グータの医師たちも、ロシア専門家も、いかなる化学兵器攻撃の兆候もないと報告している。シリア軍が解放した一般市民に対して、シリアが化学兵器を使っていなかったのみならず、シリア軍によって、グータから追い出されたアメリカに支援された傭兵がしくんだ偽旗作戦も含め、化学兵器攻撃はなかったのだ。言い換えれば、化学兵器攻撃は全くのでっちあげだ。

作り話であることが独自調査で確認されるのを防ぐため、中立の専門家を派遣して、化学兵器攻撃を評価するという主張に、国連安全保障理事会決議でワシントンは拒否権を行使した。ワシントンは一体なぜワシントンの主張を証明するはずの捜査を阻止するのだろう? 明らかに、ワシントンは、捜査がインチキな主張に反証するのを阻止しているに過ぎない。ワシントンの主張はインチキで、ロシアに、戦うか、中東におけるワシントンの覇権を受け入れるよう強制するための口実として利用されていることに全く疑問の余地はない。

化学兵器攻撃があったとしたらどうだろう? 殺害される人々にとって、それが銃弾であれ、爆弾であれ、ミサイルであれ、化学兵器であれ、一体違いがあるだろうか? ヘルファイア・ミサイルの代わりに、化学兵器を使用するのは一体なぜ、それほど悪いことなのだろう? ワシントンとイスラエルが、女性や子供がたくさんいる学校や病院や結婚式や葬儀や市場や住宅をミサイルで吹き飛ばすのはかまわないのに、化学兵器で人々を殺害するのはだめなのだろう? 作り話の化学兵器攻撃、あるいは本物の攻撃を巡って、第三次世界大戦を始める価値が一体なぜあるのだろう?

大半が無知な人々であるアメリカ人は、犯罪的に狂気のワシントン政府が、自分たちの命を危険にさらしていることに全く気付いていない。ロシア人が言っていることが本気で、再び他の頬を差し出して、屈伏する気がなかったとしたら、どうだろう? ロシアが、武力に、武力で応えたら一体何が起きるだろう?

ごく少数のインターネット・サイトしか、この疑問を呈さないのは一体なぜだろう?

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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昨日のアクセス数、検索エンジンが変更される前の数に近かったのに驚いた。同じ方々の記事を翻訳しているだけなので、一体なぜかはわからない。

国会前デモに多数集まられたのは嬉しいが、「警視庁:国会前デモで男逮捕 機動隊員の胸押した疑い」という記事にうんざり。

大本営広報部、アメリカ政府の言い分の垂れ流し。土曜日ということもあってか、スカスカ呆導。

シリアのインチキ毒ガス事件はさんざん報じるが、イスラエル軍によるパレスチナ人デモ銃撃殺人については、ほとんど報道管制状態なので、昨日は下記インタビューを拝見した。

イスラエルの暴力的建国は公文書公開によって検証された!~「ガザ弾圧の起源!パレスチナの民族浄化『大災厄(ナクバ)』」岩上安身が東京経済大学准教授 早尾貴紀氏に連続インタビュー(第2回) 2018.4.14

森友問題、そもそもの発端、カルト洗脳教育だったことに触れる大本営広報部はほとんどない。ごく少数のインターネット・サイトしか、この疑問を呈さないのは一体なぜだろう?

日刊IWJガイド・日曜版「<新記事紹介>米・英・仏が国連決議もないままシリアをミサイル攻撃!IWJは元外務省国際情報局長・孫崎享氏、東京大学・板垣雄三名誉教授両氏に取材!/『安倍政権の退陣』を求め国会正門前に5万人が集結!『安倍政権は退陣を!あたりまえの政治を市民の手で!0414国会前大行動』/<本日の岩上安身インタビュー録画配信>本日20時より、『森友問題の起源!教育利権・洗脳教育機関の展開は「維新」「日本会議」からはじまった!岩上安身による元維新の党・前衆院議員 上西小百合氏インタビュー』を配信!」2018.4.15日号~No.2040号~

2018年4月14日 (土)

世界の終わりまで、あと十日

2018年4月12日
Paul Craig Roberts

犯罪的に狂ったアメリカとイギリスとフランスの政府は、ロシアによる警告にもかかわらず、シリアを攻撃するために、ミサイル艦船と潜水艦と航空母艦の船団を派遣しつつある。でっちあげられた真っ赤なウソだけに基づいた、この言語道断の侵略行為、あの悪魔化されているドイツ・ナチス政権によって行われたあらゆるものより遥かに無責任で、遥かに危険な無謀な侵略行為でありそうな結果は、一体何だろう?

ヨーロッパ政府からの抗議は皆無だ。ヨーロッパやアメリカの都市の街頭に、抗議行動参加者は皆無だ。戦争を、可能性としては第三次世界大戦引き起こしかねない、主権国家に対する軍事攻撃を開始する権限が、議会から彼に与えられていないことを、議会はトランプに気付かせていない。全員が世界の終わりの可能性に満足しているように見える。愚かなアメリカ売女マスコミは、それをけしかけている。

あり得る結果はこうだ。

(1) 欧米にとって、事実と証拠が重要で、常識が最後は勝つはずだという勘違いした思い込みにはまっているロシアは、攻撃を受け入れる。この結果は、ロシアが窮地に追い詰められ、対アメリカ直接核攻撃以外、選択の余地が無くなるまで、更なる攻撃を奨励することになるので、この結果はあらゆるものの中で最も危険だ。

(2) 起こりつつある紛争で、ロシアが率先して行動し、攻撃船団が到着し、そこを越えれば、欧米の船団が攻撃の標的になる境界線を宣言する前に、アメリカ・ミサイル駆逐艦ドナルド・クックを警護して、シリアの攻撃範囲の外に出す。これは、トランプの戦争屋政府とアメリカ議会との対決を強い、一方的にアメリカに戦争をさせるトランプの能力に異議を唱えることになる。

(3) ロシアが駆逐艦ドナルド・クックを警護して現場から去らせ、同時にサウジアラビアとイスラエルの軍事能力を殲滅し、シリア攻撃における、付近のワシントン同盟諸国を除去し、ロシアの勝算が増すこととなり、ロシアは、先制攻撃に反撃するのではなく、先制攻撃をするつもりであることを明らかにする。

(4) 自らが正しいことを証明しなければならないと勘違いして思い込んでいるロシアが、攻撃と、反撃する前のそれによる予想できない損害を受け入れる。アメリカ人に常識を強いて、アメリカ/ロシア対決を阻止する可能性が多少ある選択肢(2)と(3)と対照的に、これは戦争を始めさせてしまうので、この結果は最初のものと同じくらいまずい。

(5) ドイツの有力政治家たちが、メルケルに、アメリカによる対シリア攻撃へのイギリスとフランスによる支持は、NATOをロシアとの戦争に引き込みかねないと進言する。ドイツは、ロシア軍と、一度、壊滅的経験をしており、二度目は無用なのだ。彼らがメルケルに、ドイツNATO脱退の圧力をかける可能性がある。結果として生じるろうばい/混乱が、シリア/ロシアへのアメリカ攻撃を止める可能性がある。

(6) 対シリア攻撃に、ロシアが反撃した場合 、空母を含め船団丸ごと失われかねず、アメリカ軍が屈辱的敗北をすると、アメリカ統合参謀本部は、あっけなく率直な結論を出す可能性があり、この可能性を考慮して、統合参謀本部が、発表した攻撃を止めるよう勧める。これが起きている可能性があり、これで、トランプの心に疑念が湧いたのかも知れないことを示唆するトランプの最新ツイートが説明できる。

(5)や(6)のような望ましい結果となった場合でさえ、アメリカとイギリス政府内の一部の連中が、二つの出来事 -スクリパリ毒ガス攻撃とされるものと、アサドによる化学兵器攻撃とされるもの-を画策し、こうした出来事を、主権国家に対する違法軍事攻撃を正当化するため、ロシアとシリアに対する裏付けのない非難強化に利用可能だという危険な状況はそのまま残る。このような法外な画策が可能であることが、アメリカとイギリスの政府には、民主主義も、制約も皆無だということを証明している。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/04/12/ten-days-end-world/

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翻訳ゆえ、 話題の展開と時間差が生じることは避けられない。あしからず。

イギリスもフランスも、リビア空爆に進んで参加していた。

これから属国の首脳も、大本営広報部も、アメリカ、フランス、イギリスのシリア攻撃を心から支持するという洗脳言説・呆導を展開するだろう。

小生が2011年9月17日の昔に書いた『腰抜けと売女マスコミ』翻訳後記で引用した森嶋通夫の『なぜ日本は没落するか』を再度貼り付けておく。

いまもし、アジアで戦争が起こり、アメリカがパックス・アメリカーナを維持するために日本の力を必要とする場合には、日本は動員に応じ大活躍するだろう。日本経済は、戦後─戦前もある段階までそうだったが─を通じ戦争とともに栄えた経済である。没落しつつある場合にはなりふり構わず戦争に協力するであろう。

日刊IWJガイド・番組表「加計学園獣医学部新設が『首相案件』であることを今治市も把握している!? IWJが撮影した動画でも今治市の片山司・企画財政部長が、市職員の内閣府への訪問打ち合わせについてポロリ!/改竄されても文書の本質は変わらない!? 8億円値引きは違法性があったとまでは言えない!?大阪地検特捜部が佐川氏立件見送りと毎日新聞が報じる/<本日の岩上安身のインタビュー>本日13時30分より、『イスラエル軍がガザ地区のデモに発砲!今なお続く弾圧の起源を暴く!』岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏へのインタビュー!」2018.4.14日号~No.2039号~

2018年4月13日 (金)

地獄のような事態になる前の最後の日々

2018年4月10日
Paul Craig Roberts

ポンペイ最後の日? 私はまさに先週あそこにいたが、見たものは、過去ではなく、未来だった。昨晩の国連安全保障理事会“論議”を見ていた誰にとっても、地獄のような大変な事態になる前の最後の日々に我々がいることに疑問の余地がない。だから最後の審判の日なのに、確かに、ペンシルヴェニア大通りで、反戦プラカードを掲げる人が誰もいない。ぼろぼろになったアメリカ平和運動の残滓は、芯まで腐っている。 キルバート・ドクトロウ

見識ある慎重なロシア観察者で、アメリカ国家安全保障会議、欧米シンクタンクや大学とは違い、ロシアを実際に理解しているギルバート・ドクトロウは、次々とロシア政府にぬれぎぬを着せるワシントンのロシアへの狂った対処で有りそうな結果についての、The Sakerと私の悲観的評価に唱和しているように見える。

ドクトロウの評価はこうだ。

以下の文章は、詳細な論証を予想し、結論に至るまで、3,000語や、5,000語の長文にもうんざりしない愛読者の皆様を確実に驚かせるだろう。同じ理由で、私のくどい文体に文句をつけて悪口を言う連中は元気づくかも知れない。

ともあれ今日は、お休み前のおとぎ話でなく、体制にとって衝撃的なことをお話しする。

戦争か平和か、人類の存続か完全絶滅かという最優先課題が、今や、我々から‘許可を得ること’無しに、ワシントンやニューヨーク市で決定されつつある。

世界のもう一つの核大国の反射的対応を引き起こすようないかなる行動もしないよう警告する上で、統合参謀本部議長ダンフォード大将が、トランプに勝るのだろうか。それとも‘狂犬’マティス国防長官が、アメリカが決めた、シリアにおける越えてはならない一線に対するロシアのはったりを試すよう、ドナルド・トランプを強要する上で、勝利を収めるのだろうか? アメリカは私が昨日代替シナリオとして示唆したように、ダマスカス、あるいは、イランに対して、ミサイルを発射するのだろうか? それとも、アメリカは、ロシア ロシアが全軍を臨戦態勢に置いたことから判断して、予想しているように見えるドネツクへの大規模攻撃開始で、ポロシェンコを支持するのだろうか?

CIAがでっちあげた東グータのドゥーマでの化学兵器攻撃に、今後24から48時間で、何らかの報復を承認するつもりだとドナルド・トランプは明言した。

だから最後の審判の日なのに、確かに、ペンシルヴェニア大通りで、反戦プラカードを掲げる人は誰もいない。ぼろぼろになったアメリカ平和運動の残滓は芯まで腐っている。ダニエル・エルズバーグさえもがだまされ、ニューヨーク市で、かつては平和主義のかがみだったが、現在は人種的平等を推進する社会運動団体の一つに過ぎないアメリカ・フレンズ奉仕団主催の簡易なデモで、お調子者ノーム・チョムスキーに加わった。アメリカ・フレンズ奉仕団委員長ジョセフ・ガーソンが、昨晩の不条理劇に参加するよう招待状を発送していた。

反戦運動は左翼の運動で、進歩派と左翼がどうなっているか我々全員知っている。現実から目をそらしての、ロシア叩きだ。

昨夜の国連安全保障理事会“論議”を見ていた誰にとっても、地獄のような大変な事態になる前の最後の日々に我々がいることに疑問の余地がない。ロシアのワシリー・ネベンジャ大使とアメリカのニッキ・ヘイリー大使間の軽蔑の壁は丸見えだ。ネベンジャ大使はドゥーマの‘化学兵器攻撃’に関するアメリカ側主張丸ごと粉々に粉砕した。

最近解放された東グータ地域や他の場所で、ロシア軍が発見した反政府派の化学兵器庫と、彼らが製造した機器の詳細を、彼は説明した。一年前、シリアのシェイラート空軍基地に対するアメリカ巡航ミサイル発射を正当化するのに利用されたものを含めでっちあげの化学兵器攻撃という過去の挑発について彼は語った。テロリストが化学兵器製造をするのをアメリカが訓練し、支援していることと、彼が寄席芝居と表現した、でっちあげの、イギリスでの神経ガスによるスクリパリ攻撃とを彼は結びつけた。ヘイリーが、ロシアの“友好国”という立場を否定したことにたいし、彼はアメリカに友達はおらず、いるのはおべっか使いだけだと軽蔑の言葉を浴びせ、ロシアには真の友人たちがいて、礼儀正しい対話でのアメリカ合州国との関係を求めているに過ぎないと述べた。

アメリカと、その世界覇権政策に対するこの未曾有の非難への反撃として、国連安全保障理事会は、アサド政権を非難するアメリカ決議を、実際に採択するか、国連は全く無関係であることを認め、アメリカがシリア問題の解決で、一方的な道を進み続けるかだというニッキ・ヘイリーのいつものおはこを聞かされた。

だから、淑女紳士の皆様、シャンペンを開けよう。ポンペイ最後の日? 私はまさに先週あそこにいたが、見たものは、過去ではなく、未来だった。

彼は分別ある人物なので、ドクトロウが悲観的になると、私は不安になる。

ワシントンの精神病院が、既にシリアのロシア基地沖に配備されている一隻のミサイル艦船と合流するために、七隻のミサイル艦船を伴う空母打撃群を派遣したことを知れば、悲観的にならずにいるのは困難だ。これら格好の標的のどれかが生き残れるか、一発のミサイルを発射するか、空母が戦闘機一機を離陸させることを許されるかは、もっぱらロシア次第なのだ。

いつでも、数分以内に、アメリカ艦隊丸ごと沈没させ、中東における、中東の射程内の、あらゆるアメリカ航空機と艦船を破壊し、イスラエルのあらゆる軍事能力を完全に破壊し、サウジアラビアという取るに足りない青二才国家の軍隊を殲滅できることをロシア人は知っている。尊大で愚かなアメリカによって、全ての格好の標的が、ロシアのために用意されたのだ。ロシアによるわずか数分の攻撃で、中東から、戦争をするあらゆる能力が剥ぎ取られる。これは良いことだろう。

瞬時の敗北を受け入れる以外、アメリカには選択肢がないことを確実にするには、ロシアは、その核戦力を警戒態勢にさせるだけで良いのだ。ワシントンの阿呆連中が、何らかの核に頼れば、アメリカ合州国とイギリスと全西ヨーロッパの終わりを意味する。それは欧米の永遠の完全な終わりで、世界の他の国々が、良いことだと考えるだろう出来事だ。願わくは、最後の、そして常時、包囲攻撃されている、アメリカにおける名誉の源、アメリカ軍が、これを理解し、狂気の戦時内閣の自殺命令に従うことがないよう。

ワシントンとイスラエルに集中している全くの悪を理解していないので、ロシアは、そこまではやらず、決定的勝利をしようとしないだろうと私は思う。ロシア政府ロシアは、ワシントンとヨーロッパに、もう一度、正気に返る機会を与えるべきだと主張するお人好しの大西洋統合主義者が十分多く巣くっている。もう一回の機会を与える猶予など、ロシアにも世界にもないのに。

ワシントンとイスラエルが、覇権以外の正気に至る可能性は極めて僅かだ。もしワシントンに多少常識があれば、ワシントンは、ロシアによるシリア攻撃阻止を回避するため、シリアやイランを攻撃するための戦艦派遣をしていなかったろう。

ロシアは、シリアのそうした運命を許さないと同様、イランが不安定化させられることも許容できない。イランを攻撃阻止の対象に含まなかったのは、ロシア政府の決定だが、これは、ワシントンとの対応の上でのもう一つのロシアの間違いだったということになりかねない。

イスラエルが、膨大なアメリカ海軍死傷者をもたらし、アメリカ戦艦リバティーを破壊したが、何のおとがめもなかったように、シリア沖に停泊している一隻のミサイル駆逐艦、アメリカ艦船ドナルド・クックが、ロシアによって沈没されても、大したおとがめはない可能性はあるかも知れないが、航空母艦を含め、9隻のアメリカ艦船を撃沈する度胸は、ロシアにはないだろうと、ワシントンは踏んでいる。

全て格好の標的であるアメリカ艦船が簡単に処分される地点に到着するまでに、約10日ある。つまりアメリカ統合参謀本部が、トランプの狂気の戦時内閣決定を覆し、アメリカ軍がハルマゲドンをおこすのを止める猶予が10日あることになる。もしロシアが先行して、アメリカ艦船ドナルド・クックを沈没させ。イスラエル領空を飛行しているものも含めあらゆるイスラエル航空機を撃墜すれば、トランプの狂気の戦時内閣を覆すアメリカ統合参謀本部決定の後押しになるだろう。ワシントンの目を覚ますためには、常にワシントンの先手に対応していた守勢を止め、ロシアが率先することだ。

トランプの狂気の戦時内閣との戦いで、統合参謀本部の慎重さが勝るよう、血に飢えたユダヤ教の神ではなく、キリスト教の神に祈ろう。

イスラエルの召し使いジョン・ボルトンが、トランプが信頼する国家安全保障問題担当補佐官でいる以上、ロシアとの戦争は不可避だというのが私の考えだ。

ドクトロウの助言に従って、ドクトロウが祝うのを意味したのではなく、人生最後の時間を楽しむべく、私はシャンペンの瓶を開けるところだ。

イスラエルとワシントンにいるぼけ傀儡が引き起こした対立が避けられるかどうかは時間がたたないとわからない。ワシントンは傲慢さにふけっているので、地球上の生命を救うには、ワシントンの阿呆連中の顔にロシアが断固毅然と平手打ちを食わせるしかない。

勘違いした愚かなロシア大西洋統合主義者連中のおかげで、ロシアはそういう役割を果たせないかも知れない。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

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加計「首相案件」面会文書、農水省にも…農相

王手。重要な文書がポロポロ現れるのは、なぜだろう。それでも、平然と無関係なことを言い続ける神経。知性や良心とは無縁。ヘイリーや、トランプやボルトンに並ぶ怪物。

柳瀬氏も、しらをきり続け、事務次官になるのだろう。セクハラ発言をしても、生き延びられる。有力政治家連中、トップ官僚の腐敗、きわまれり。地獄の釜の底が抜けた属国。

大本営広報部御用達タレント、スシローも詭弁弁護士もまるで元気がない。

日刊IWJガイド・番組表「本日15時15分『安倍一強』崩壊へのカウントダウン開始か!? 相次ぐリークに制御不能の安倍政権にとどめを刺すか『森友問題』! 岩上安身による立憲民主党逢坂誠二衆院議員インタビュー!/民進と希望、5月上旬にも新党結成で合意! 民進・杉尾議員は立憲民主へ! 小沢自由党代表は『全野党結集でなければ』と不参加!/<本日の再配信>本日20時『パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる「大災厄(ナクバ)=民族浄化」の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏インタビュー 第一弾(前半)』
/『岩上安身によるインタビュー』人気コンテンツDVD化総選挙~現在投票受付中! ぜひリクエストをお願いいたします!」2018.4.12日号~No.2037号~

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