Moon of Alabama

2020年4月 3日 (金)

アメリカのウイルス症例は目盛りからはみ出ているが、人々はここから運動を構築できる

2020年3月31日
Moon of Alabama

 国別の最新covid-19症例のファイナンシャル・タイムズ図表は、アメリカの症例数が、今文字通りにスケールからはみ出していることを示している。


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 ジョン・バーン-マードックが、毎日更新する表を作成した際、彼はどの国も総計100,000以上の症例になるとは予想していなかった。人口14億の中国が発生に驚いた時でさえ、総計85.000以下の症例で流行を止めたのだから、それは合理的な想定だった。

 現時点でアメリカでは、既知症例164.435件だ。総計は数百万に達するだろうし、covid-19の病気によって、何十万人もの死が引き起こされるだろう。

 それで亡くなる人々は全員ではなく、大部分が、一つ以上の合併性にかかるだろう。肥満や糖尿病や心臓疾患が大半の他の国々より、アメリカの方が多いから、アメリカにおける死者数は、おそらく他の国々より多いだろう。

 アメリカが、なぜ流行の症例が通常より多いかというもう一つの理由は、当局に対する広範な不信だ。かなりの数の人々が、当局による在宅命令や他の処置を拒絶している。

 更にこれがある。

Pouya Alimagham پويا عالي مقام @ iPouya - 2020年3月31日 0:48 UTC

政権は宗教界の反感を買うのを望まない。だから、いくつかの宗教施設が開いたままで、聖職者が礼拝者に来て祈るよう奨励している事実に対して何もしていない。これらの集会は、#COVID19を爆発させる危険がある。

私は、#イランではなく、アメリカの話をしているのだ。

 アメリカには、健康保険がない多くの人々がいる。多くの新たにレイオフされた人々も更に保険を失うだろう。こうした人々は、巨大な費用がかかるので、医者にかかったり、病院に行ったりするのを避けるだろうが、これは彼らを破壊するだろう。営利保険制度は、請求書を支払うことができそうもない病気の人々を拒否するだろう。このような事情で死ぬ人々の事例は、他の何かのせいではなく、金欠による死亡の範疇に分類されるべきなのだ。

 議会は、必要な措置をとり、全員に無料検査と無料医療を与えるのをし損ねた。病気が他の豊かな国々より長く、より強く蔓延することが確認されるにつれ、全員にしっぺ返しを食らわせるだろう。議会が成立させて配られる金の大部分を得る金持ち連中さえ、これによって影響を受けるはずだ。


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 アメリカで、症例が非常に高い理由は明白で、中国には何の関係もない。

 SARSウイルスが勃発した際は、それに打ち勝つため、世界が結束した。全ての症例を隔離し、彼らと接触した人を誰であれ積極的に追跡して、そうした。戦いは成功した。SARSウイルスはバイオセキュリティの高い研究所以外にはもう存在していない。

 だが、SARS-CoV-2が蔓延した際は、団結した対応がなかった。中国はウイルス打ち勝つために最善を尽くした。中国は国内でのウイルスに対する戦いで勝ったが、他の国々はそれを絶滅させる取り組みに参加しなかった。SARS CoV-2はSARSよりずっと伝染性が強く、絶滅の取り組みが成功したのかどうか我々は決して知ることができるまい。防止には栄光はない。だが、我々が試みさえしなかったのは悲しい。

 アメリカ疾病予防管理センターCDCは、病気を起こすSARS CoV-2ウイルス検査方法の開発に失敗した。世界保健機関WHOが勧めたドイツによる検査モデルをCDCは拒絶した。CDCは自身の検査方法開発を望んで失敗した。アメリカの検査は余りにも遅く始まり、新興流行の規模を把握するため、余りにも少ない数の人々しか検査しなかった。

 ドナルド・トランプ大統領は、ウイルスが問題だと信じなかった。アメリカ・マスコミも危険を過小評価した。中国報道の大半に、人種差別の潜在意識があった。移民排斥主義恐怖は、問題の本当の起源を隠すのを助けるだけだ。他の国々、ブラジルのヤイル・ボルソナーロや、イギリスのボリス・ジョンソンや、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコや他の保守的リーダーは、皆、予測可能な彼らの国における発生結果を無視した。

 誰かが効果的で安全な安いワクチンを見つけるまで、ウイルスが人類と共にあるのは確実だ。当面の作業は、医療制度を圧倒しないよう新たな感染の速度を減速することだ。

 ウイルスが、どのように振る舞うかについて、かなりわかってきた。SARS CoV-2はインフルエンザより3から4倍伝染力が強い。ウイルスはる飛沫が、他の人々に吸い込まれて伝染する。それは上部咽頭の細胞を攻撃し、そこで自己複製を始める。2日後に感染者は、人に感染させるようになる。話をしたり、せきをしたり、くしゃみをしたりするたびに、かなりのウイルスを含む細い飛沫が飛ぶ。感染した人々の75%だけが感じる症状は、通常感染から5日か6日後に始まる。主な症状は空咳と全身の倦怠感だ。一部の患者では、症状は心臓発作のように見えるかもしれない。8日から10日間は人に感染する状態だ。

 自己複製を始めた後、ウイルスは発見できる。綿棒検査をし、処理する。もし結果が陽性なら、他の人たちを保護するため、その人は隔離されなくてはならない。


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 病気の蔓延の仕方が、私が繰り返し、マスク着用を主張する理由だ。自分が既に病気に感染して広めているのかどうか知る本当の方法はないのだ。マスクは自分が感染するのを阻止する助けにはならないかもしれないが、他の人々を感染させるのは妨げるので確実に役に立つ。周囲の人々に対する礼儀として、マスクを着用願いたい。

 アジアの多くの国々では、マスク着用は皆が従う社会的規則だ。上の表でライトブルーのこれらの国々では、covid-19蔓延は、マスク着用で疑念を持たれたり、弱さの証拠と見なされたりする「欧米」社会ほど破壊的ではない。今この態度は、確実に変化させなければなるまい。

 数日間、のどで自己複製した後、ウイルスは、のどから、より下の肺へと移行し、そこで一層急速に自己複製して、本物の破壊を起こし始める。大半の健康な人々の免疫機構は、約10から18日後にウイルスを打倒する。だが戦いは、しばしば困難だ。その段階の症状の一部は、ウイルスによるものではなく、免疫機構がそれに反応する方法によるものだ。

 それは、ウイルスに感染された多くの細胞を破壊し、肺組織中に穴を開ける。体は破壊された細胞を直すため、それから炎症反応を始める。このプロセスは肺炎を起こし得る。既に呼吸や循環に問題をもたらす他の状態がある人々には人工的呼吸支援が必要だ。一部の患者は心臓疾患を起こすかもしれない。肺が、循環する血に十分な酸素を供給できなくなれば、人は死ぬ。

 covid-19の生存者は、少なくとも一年間、免疫ができているだろう。SARS CoV-2ウイルスは、いくつかの種に成長したが、若干のインフルエンザ・ウイルスが、しばしばそうするようには、異なった形に突然変異しなかった。それは一度獲得された免疫が、再感染から保護し続ける可能性を高める。

 あらゆる危機はチャンスでもある。再び人々を略奪し、金持ちにもっと多くの金を渡すために、議会は危機を利用した。権力者は、国民皆保険制度と、必要とする人々の病気休暇を拒否した。covid-19流行は、それを変える機会だ。

 仕事の安全性や医療保険制度や給料を巡って、アマゾンや類似の企業で、既に多くのストライキが行われている家賃ストライキが続くはずだ。請求書がcovid-19の症例を持っている家族のために入ってくるとき、遥かに多くの人々が、メディケア・フォー・オール法案に、一層関心を持つだろう。こうした問題から、運動を構築し得る。サンダース選挙運動は、その(事実上の)基盤となるべきなのだ。

 アメリカは国民の安全保障に対して支払う十分な金を持っている。安全保障は軍だけの問題ではない。病気の水兵が乗った途方もなく高価な航空母艦には何の価値もない。世界的大流行は本物の安全保障問題だが、アメリカはそれに対し、国民を無防備なままにしている。航空母艦や他の正気でない軍事支出を削減して、人々の健康に投資すべきなのだ。

 このメッセージはまもなく広く理解されるだろう。我々全員その強化を支援できる。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/03/us-virus-cases-are-off-the-scale-but-its-people-can-create-a-movement-from-it.html#more

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 日刊ゲンダイDIGITALの孫崎享氏記事。

新型コロナ対策よりも五輪開催を重視した日本政府と東京都

 最近、モーニングショーを見ている。寝坊して見損ねるといけないので録画している。今どき珍しい正論に感心している。当然、当局は弾圧に全力を注いでいる。夜の某呆導番組は、解説者が親米女性速記者に変わってしまった。

 LITERA

自民党がまた『モーニングショー』に圧力! 内閣府政務官の和田政宗が青木理発言に「事実でない」と噛みつくも嘘は和田のほうだった

 しつこく申し上げるが、是非、下記記事をお読み頂きたい。隠蔽される理由がおわかりいただけるだろう。

簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)(冒頭末尾以外再再掲)

 検索ではなく、実態、隠蔽エンジンから消されている事実が、重要性を示すと思っている。

2020年3月14日 (土)

二機目のMAX墜落から一年後、破産に直面するボーイング

2020年3月12日
Moon of Alabama

 見当違いな株主の利益政策による打撃に加えて、未曾有の感染病大流行が、ボーイングに悪影響を与えている。両者相まって、かつて偉大だった企業が、終わるかもしれない。

 2019年3月10日、アディス・アベバ離陸直後、エチオピア航空302便が墜落した。機内の157人全員が亡くなった。それは、ライオン・エア610便が墜落して、機内の189人全員が亡くなった6カ月後、ボーイング737MAXの二機目の墜落だった。

 ちょうど一年前、Moon of AlabamaはMAXに関する最初の記事を発表した。当時、アメリカを除き、全てのMAX飛行機が運航停止されていた。我々はこの飛行機の操縦特性補助システム(MCAS)の手抜き導入を説明して、こう結論した

今日ボーイングの株価はおよそ7.5%下がった。私は目の前の責任問題を反映する上で十分ではないと思う。この飛行機を運航停止しなければならなくなった全ての航空会社が補償を要求するだろう。330人以上の人々が亡くなり、家族に補償しなければならない。客はその機種を避けるだろうから、737 MAXの注文はキャンセルされるだろう。

ボーイングは、 より多くのセンサーを使うか、手順を変えることで、MCAS問題を直すだろう。だがアメリカ航空機産業にとっての大問題は連邦航空局FAAの評判が損なわれたことかもしれない。もしFAAが国際的に、アメリカ航空産業のためのロビー機関と見られれば、それはもはや信頼されず、そのため航空産業は、苦境に陥るだろう。連邦航空局は将来、認可手続きで、諸外国政府機関のジャングルの中を進まねばなるまい。

議会は、FAA問題を取り上げ、なぜ失敗したのか問うべきだ。

 MAXは、できる限り安全にではなく、できる限り安く、開発され、製造された。ボーイングは手を抜いて、顧客と規制当局をだましたのだ。同社経営陣は、一つのことだけを考えていた。ボーイングの株価と、いわゆる株主の利益。

 すべてのMAX飛行機、当時存在していた400機プラス、ボーイングがそれ以来作った400機は、依然、運航停止のままだ。ライオン・エア便とエチオピア・ジェットの事故調査報告(PDF)は、ボーイングの一文惜しみの百知らずなMCAS実装が両方の事故の根本原因だったことを明らかにしている。

 2019年4月という約束だったMCASの適性な修正は、まだ機能していない。型の再証明が何カ月も遅れている。欧州航空安全機関EASAの圧力で、ショートした場合に墜落を起こしかねないコックピット下のワイヤー束を追加修正しなければならない。

 ボーイングに対する多数の未決の訴訟と犯罪捜査がある。同社は賠償に、更に何十億ドルも支払わなければなるまい。

 今年の最初の二カ月間、ボーイング旅客機の全体の注文は不調だった。完全な新注文より、更に25機のキャンセル、複数のMAX注文の、より少ない787注文へ変更があった。同時期に、競合エアバスは、274機の商用ジェット機注文を獲得した。

 1年前から、ボーイング株価は、2019年2月の440ドルから、今日の始め値、一株当たり160ドルにまで下がった。同社では深刻なキャッシュ・フロー問題がおきている。現在同社の全銀行の貸し出し限度額が下がっている。同社は全ての重要性の低い出費を削減し、雇用凍結を決め、時間外労働を制限している。

 商用航空事業は、深い懸念をかかえるボーイング唯一の部分ではない。軍と宇宙プログラムでも類似問題がある。

 この全ての根本原因は、ボーイングの株主利益第一志向だ。

現金を求めるこの狂乱と「試練の時期に手元資金を確保する」実存的衝動は、航空機工学ではなく 金融工学を駆使した後のことで、二機の737 MAX墜落の財政的影響で、最終的に同社にこの慣行を終わらせるよう強いるまで、2013年6月以来、自社株買い戻しで、434億ドルを吹き飛ばし、浪費し、燃やしたのだ。433億ドルは、まさに今本当に役立ったはずだ。

自社株買い入れの唯一の目的は、会社が自社株の最大購入者になって、株価を上げることだ。だが自社株買い入れの430億ドルで、会社には、現金430億ドル、費用がかかっている。今、ボーイングは、生き延びるために、いつでも現金化可能な、あらゆる資金が必要なため、株買い戻しを止め、自社株買い入れが大好きだった株主たちは、今や自社株買い入れが、ボーイング財政状態に与えた損害に押しつぶされている。

 CEOになるまで、10年間、ボーイング取締役会メンバーだったボーイングの新CEOデビッド ・カルフーンは、まだわかっていない。一月、マスコミは、彼が考え方を変えていないことを示したと言った。

カルフーンはボーイングは何も悪くなかったと言った。外国人パイロットが無能で、ボーイング労働者が未熟で、顧客が何の話をしているのか分かっていないだけなのだ。安全性は、それ自体、固有の価値ではなく、株主利益のための必要条件に過ぎないのだと彼は言う。会社が、より多くの負債をかかえ込むようになる場合でさえ、配当は続かなくてはならないのだ。古い機種の派生機種で、競合企業に勝てるような新型飛行機を、ボーイングは開発すべきではないのだ。カルフーンは能力に欠けているのに、できる限り長く職にい続けたいのだ。

要するに、カルフーンは言える限りの、あらゆる悪いことを言ったのだ。

 最近のニューヨーク・タイムズ・インタビューで、カルフーンはボーイングの困難を前任者のせいにした。

今週の広範なインタビューで、カルフーンは前任者を具体的に批判し、二度の墜落で346人の人々が死亡した後、危機に瀕し、泥沼にはまりこんでいる会社の内部文化を変えることに、彼は精力を傾けていると述べた。
11月、最高経営責任者になる前にCNBCに出演し、ミューレンバーグが「していることは全て正しく」辞職する必要はないと言って精力的にミューレンバーグを擁護した。一カ月後、理事会はミューレンバーグを追い出し、カルフーンが交替要員だと発表した。

 カルフーンは前任者を非難した後、謝罪を強いられた。まずい設計のボーイング飛行機を墜落させたと、外国人パイロットを非難したことも詫びなければならない

MAXを設計する際、同社はライオン・エアとエチオピア航空事故で役割を演じた飛行機新ソフトの欠陥を、パイロットが即座に対応できると想定して「致命的過ち」をした。だが彼はインドネシアとエチオピアのパイロットが「彼らには、アメリカ人パイロットが持っている経験を持っていないこと」が問題の一部だとほのめかした。

アメリカ人パイロットなら、ソフトウェア欠陥に対処することが可能だと思うかどうか尋ねられて、カルフーンは、オフレコで話したいと言った。ニューヨーク・タイムズは、それを拒否した。

「もういいでしょう」とカルフーンは言った。「答えは推測できるでしょう。」

 コロナウイルス世界的流行による飛行機旅行の中止は多くの航空会社を倒産させるだろう。更に多くのボーイングとエアバス注文がキャンセルされるだろう。世界中の空の旅や、新飛行機注文が、世界的大流行前のレベルに戻るには数年要するだろう。エバレットのボーイング・ワイドボディー生産ラインの労働者五人が、コロナウイルスに感染し、生産を止めなければならないかもしれない。

 ボーイングの過去の貪欲な誤った経営は、かつて、この大企業を破滅の淵にもたらした。コロナウイルスの世界的流行と、それが起こす世界不況が、ボーイングに、政府による大規模救済を求めるか、破産するか強いるのは確実だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/03/a-year-after-the-second-max-crashed-boeing-is-faced-with-ruin.html#more

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 Moon of Alabama氏、737 MAXに関して、多数の記事を書いておられる。英語原文のリンクで読める。

 植草一秀の『知られざる真実』

消費税コロナ安倍大恐慌の到来

 実際に、人やものの流れが世界的に停止するのだから、これまでのものを越える規模になって不思議はないだろう。オリンピックも必然的な結果に向けて動き出した。都知事や担当大臣や元関係者が何と言おうと変わるまい。ギリシャで中止になった聖火リレー、福島県でスタートする映像が残るのだろうか?アンダーコントロールという露骨なウソで引き寄せた祭典の結末。4万人以上の方が、まだ避難しておられる。復興とはほど遠いトリチウム水問題。

 「新型インフルエンザ対策特別措置法」成立に対応してだろうか、昼のバラエティー番組、夜の呆導番組、コロナに関して発言するメンバー、一気に「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」関係者に限定されたかのように見える。国営放送も民放も既に政府支配プロパガンダ機関。法案質疑では放送内容に干渉しないかのような言い回しだったが。

 殺人犯にピストルに賛成した大政翼賛会。反対したのは、共産党、れいわ。共同会派では、山尾氏と無所属の寺田学氏が反対。立憲の阿部知子氏は欠席。相撲の音声を消して、山尾氏インタビューを拝聴した。正論。

日刊IWJガイド「12日NY市場が9日の暴落を上回る史上最大2200ドル安の大暴落!世界恐慌が現実に! 13日東証も1128円安で1万7431円まで大幅下落!日銀は債務超過へ!!」2020.3.14日号~No.2739号

「緊急事態宣言」をテーマに、岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員への緊急インタビューを昨日午後3時より実施、生中継しました!

 インタビュー途中で、成立が知らされた。

 大型書店の書棚に感染症関連書籍が並んでいた。投稿で一気に有名になった教授の新書もおいてあった。最近増刷されたもの。岡田教授の本はみあたらなかった。絶版なのだろうか?

2020年3月 6日 (金)

シリア - イドリブでの、もう一つの停戦 - エルドアンは全ての点で敗北

2020年3月5日
Moon of Alabama

 シリアに関する我々の前回の記事は、こう結論していた。

エルドアンはイドリブを欲しがっているが、シリアやイランやロシアは、いずれも、そうはさせまい。プーチン大統領は数日中にエルドアンと会い、この点を明確に理解させるだろう。

 今日トルコのタイップ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領がモスクワで会談した。彼らは二人だけでの160分の長い会談と、関係スタッフを交えた、もう一つの会談を行った。両者はイドリブ県での新しい停戦について合意した。

イドリブ県 2020年3月5日

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 これまでに発表されている合意内容は下記の通り。

1 2020年3月6日 00:01から、イドリブ緊張緩和地帯の境界線での全ての軍事行動停止

2 M4道路から北と南に6キロのセキュリティー回廊が設立され、セキュリティー回廊の機能に関する具体的要項はトルコ共和国とロシア連邦の国防省間で7日以内に同意される予定。

3 2020年3月15日、トロンバ集落(サラキブの西2キロ)からAin-Al-Hayr集落までのM4道路沿いで、トルコ-ロシア共同パトロールが開始される。

 ここに、メモの第一部と、第二部がある。

 (地名のAin-Al-Hayrは、依然ジハード支配下にあるM4道路西端のAin al Hawrとも翻字が可能なのだと思う)。

 現在のシリア軍の作戦目的は、ほぼ満たされている。M4道路とM5道路には、ジハード戦士は排除され、開通するだろう。

 この停戦は長期間続く可能性は低い。だが、シリア軍が多少回復し、兵士と装置の世話が可能になる有用な休止になる。

 これは当面、ここ数カ月にわたり、シリア軍が解放した全ての地域を再び征服するため、シリア軍を攻撃するというトルコの威嚇も終わらせる。

 多くの要求をしていたエルドアンは、それらのいずれも満たされなかった。この合意は、党内での彼の政治的立場という代償を払わせることになろう。

追加:


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@Hevallo @Hevallo -  2020年3月5日、18:08 UTC

モスクワでのエルドアンとプーチンの会談で、私にとって最高なのは、プーチンの前で、18世紀に数回トルコを破った偉人、女帝エカテリーナ2世の彫像の下で立っているトルコ代表団の従属的位置だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/03/syria-ceasefire-in-idleb-erdogan-loses-on-all-points.html#more

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 宗主国大本営広報部とて、科学的事実、コロナ感染については、ウソばかり書いているわけにはゆかない。とうとう日本の検査抑制による感染者数隠蔽を指摘し始めた。たとえばCNN。世界中に、愚劣な隠蔽工作は、ばれている。知らぬは日本国民だけ。民は由らしむべし、知らしむべからず

Japan's coronavirus infection rate could be 'tip of the iceberg' as experts call for more testing

 欧米のテロリスト“キャッチ・アンド・リリース”計画という記事翻訳末尾に書いた映画「They Live」を思い出し、総理や厚労相や大本営広報部アナウンサーや提灯持ちの顔を頭の中でドクロに置き換えて見ている。

2020年2月29日 (土)

ジュリアン・アサンジに対するイギリスのインチキ裁判手続き

Moon of Alabama
2020年2月26日


 イギリスは現在、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに対する非常識な見せしめ裁判を行っている。審理はアメリカへのアサンジの犯人引き渡し、あるいは彼の死で終わるよう意図されている。アメリカで、彼は秘密を明らかにする陰謀の罪で告訴され、生涯拘置所に入れられるだろう。

 数年間でウィキリークスは多くの重要な問題についての資料を開示した。パトリック・コックバーンは、こう述べている。ジュリアン・アサンジはウィキリークスで、全てのジャーナリストがしたいと熱望しているはずのことをした。ウィキリークスは、それから利益を得たマスコミに暴露情報を提供したが、マスコミは、それからアサンジを裏切った。キット・カレンベルグは数日前こう書いた。「彼らが拘置所にいるべきだ」。ガーディアンとニューヨーク・タイムズは、どのようにジュリアン・アサンジを「はめたのか」

 ジュリアン・アサンジに対する、でっちあげを良くご存じでない方々は拷問に関する国連特別報告者ニルス・メルツァーが詳細情報を語っているこのインタビューを読むべきだ。メルツァーの見解では、ウィキリークスの編集長としてアサンジは罪を犯していない。

 メルツァーは彼のmediumページでも、この件について書いている。

 アサンジを投獄するために使われたスウェーデンのエセ「強姦」訴訟は、マルチェッロ・フェラダ・ドゥ・ノリの本で詳述されている。:Sweden’s Geopolitical Case Against Assange 2010-2019(アサンジに対するスウェーデンの地政学的訴訟 2010-2019年)。これは無料でダウンロードできる

 現在のアサンジ引き渡し訴訟は不正で、良くない結果がほぼ確実なのは、現在の訴訟手続きの黒幕連中から推測できる。マシュー・ケナードとマーク・カーティスが、Declassified UK(=機密解除されたイギリス)で調査している。

 クレイグ・マレーとケヴィン・ゴストラは訴訟手続きを記録するため法廷にいる。ゴストラは、ロンドンのウーリッジ裁判所から、ライブで(1日目2日目3日目)Twitterで書き込み、毎日、Shadowproof.comで更新されている。

 元イギリス大使クレイグ・マレーは、彼のサイトで毎日要約を掲載している。

 ジョージ・ギャロウェイは審理を巡る難解な手順について昨日演説した。動画はここにある

 イギリス法廷が、アサンジを引き渡さず、釈放するよう希望する。不幸にも、それは現在ありそうもないように思える。だが訴訟は何カ月にもわたり激しく戦われ、時には良いことも起きるだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/02/the-british-kangaroo-court-proceedings-against-julian-assange-.html

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 万一咳をした場合、袋叩きにならないか不安で、マスクを買おうと思って、外出のたびに確認するドラッグ・ストアのマスクの棚は空だ。「手作りのものです。お一人一つお持ちください」と書いた棚も空。トイレット・ペーパーの棚も連日空。わけのわからない決意をきかされるため、連続ドラマ『蛍草』は延期された。BSで見ているとは言え残念。

 彼への質問は、事前に打ち合わせているのだろう。北朝鮮テレビ報道並の素晴らしさ。国民の幸福など考えていない連中のたわごとを聞いている暇はない。対策の費用負担はどうなるか聞かれた際の、財務大臣の余りに侮辱的な発言「つまらないこと聞くね」「上から言われているわけ。かわいそうだね」。頭の中のゆがみ、表情に現れるのだろうか。「つまらないこと言うね」「代々庶民を馬鹿にしているわけ。下劣だね」

2020年2月17日 (月)

大統領になりたくて政党を買収するオリガルヒ

2020年2月15日
Moon of Alabama

 マイク・ブルームバーグは世界九番目の金持ちだ。かつてニューヨーク市の共和党市長をつとめ、激しい人種差別侮辱的性差別で知られているオリガルヒだ。彼は以来大統領になろうと決めた。

 トランプで満足している共和党では立候補する可能性はないので、民主党候補者として出馬することにした。ブルームバーグは以来、民主党全国委員会と、全ての州で民主党を買収した。

民主党全国委員会はマイク・グラベルに、どの候補者に対しても討論会規則は変えないと言った。「それは我々の一番の規則だ。我々は誰にも規則を変えることができない。」

数カ月後、彼らは討論会の規則をオリガルヒのブルームバーグが討論に参加するように変えた。彼が民主党全国委員会に300,000ドル与えた後。

 彼の政治戦術実に単純だ。人々は彼の言い分など聞きたがらないので、彼は様々な問題については語らず、莫大な金を使うのだ

彼は莫大な金をまいている。スタッフや資源TV広告、トランプが長いこと支配しているフェースブックへの広告に。有権者に、裕福なテクノクラート支配下の生活も、それほど悪くないと説得するのを狙ったインターネット・ミーム軍団と、立食つき選挙運動の催しの助けを借りて、彼の退屈なイメージを克服しようと試みている。ドリンクコーナーや、ステーキとチーズを挟んだサンドイッチ、ホーギーや、ブリーチーズとイチジクの前菜が揃ったフィラデルフィア選挙運動決起集会で、一人の支持者が「私はこれはしゃれていると思う」とタイムズに語った。「ここはナイトクラブのような感じだ。彼が人々を呼び込むには、これが必要だ。」

 今日までに、選挙運動に、ブルームバーグは3億5000万ドル以上使った。彼は数十億ドルも進んで使おうとしており、それができるのだ。長年かけて、ブルームバーグは政治的、博愛主義帝国を築くため、100億ドル以上使った。彼はその金を、彼に批判的な意見を抑えるために使ったのだ。

2015年、Center for American Progressの研究者が、ブルームバーグ時代のニューヨーク市警の章で、4300語で、アメリカのイスラム恐怖症に関する報告書を書いた。

報告が発表されたとき、その章は消えていた。

その時までに、ブルームバーグは、Center for American Progressに150万ドル寄付していた。その金額は増大していた。

 本当に良くないのは、それが機能することだ

3カ月前、世論調査で、候補競争での拒否率が最高で、マイク・ブルームバーグが「広く嫌われている」ことが分かっていた。今彼は民主党指名で、上位三人に入っている。これまでで最も金持ちの一人が、選挙プロセスのあらゆる部分をひっくり返そうとしているのだ。しかも、これは我々が知っている内容に過ぎない。

 買収された民主党と多くの幹部は、これに満足しているように思われる。彼らはそれで、アメリカがウクライナよりひどく見えさせるのを気にしない。そう、アメリカ政治は常に腐敗している。だがあからさまな買収で大統領になるのは通常の悪臭を超えている。

 だがヒラリー・クリントンを副大統領候補とするブルームバーグはトランプを破るのに必要な票を本当に得ることが可能だろうか? 私個人としては疑っている。

有名な匿名ブロガーのAtriosは策略全体には愕然としているのだが、結局、ひっかかっている。

ブルームバーグは様々な理由で良くない、その一つは、とんでもない財産で選挙を(広告だけではなく、人々を)買収している億万長者を、人々は進んで信奉すべきではないことだ。ブルームバーグかトランプかということになれば、私はブルームバーグを選ぶが、人々がなぜこれを選択肢にするのだろう? それはばかげている。ばか者(もちろん、インチキな)億万長者を打ちすえることができる唯一の人は、もう一人のばか者億万長者? 至る所、壊れた脳だらけ。

 「ブルームバーグかトランプかということになれば、私はブルームバーグを選ぶ」というのは、私の考えでは、この民主党と選挙のハイジャックに対する、まさに悪い対応そのものだ。そもそもブルームバーグの動きを可能にしているのは、こういう振る舞いだ。

 選挙を乗っ取っている億万長者への良い対応は、金持ちによる選挙運動は失敗するリスクが高いことをはっきり示すべきなのだ。第三者に投票するか、棄権するのが唯一責任ある対応だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/02/oligarch-buys-political-party-seeks-to-become-president.html

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 自分の財産で買収する下劣な候補。税金で買収するのはもっと下劣。またしても、辻元議員の追求に「パフォーマンス」という野次。聞こえてもいませんというポチ議長。

 植草一秀の『知られざる真実』

最優先課題は安倍内閣に終止符を打つこと

 孫崎氏の今日のメルマガ題名:

桜を見る会 メディア全てが報じていない。首相は国会で、参加者から5千円会費を事務所職員が集め、その場でホテル側に渡したと説明。首相側には収入は発生していない、→ ホテル・代金は主催者から。収入支出あれば、政治資金収支報告書への記載義務。これなし

2020年2月 6日 (木)

シリア軍の前進が、トルコとロシア間の新たなこぜりあいをおこしつつある

2020年2月3日
Moon of Alabama

 イドリブ県解放のシリア軍作戦継続がトルコとロシア間の新たな衝突を起こしつつある。

 イドリブ県は、いまだに大半がトルコが支配する「反政府派」やアルカイダと提携するタハリール・アル=シャームのようなジハード集団(HTS)に占拠されている。2018年9月に署名されたトルコ・ロシア間のアスタナ合意は、この県や緩衝地帯での停戦と、海岸と都市アレッポ間のM4道路と、ダマスカスとアレッポ間のM5道路の再開を含んでいた。トルコ・ロシア間の停戦協議は、明示的にジハード戦士を除外していた。

 道路は、民間シリア交通用に決して再開されず、何回かの停戦は失敗し続けた。継続するロシアとシリアの空爆作戦が、ジハード戦士のより大規模攻撃開始を阻止している。一方ジハード戦士による、いやがらせの砲火や、全面的攻撃で、アレッポ市や他の地域で文民や軍人が死に続けている。停戦監視を意図していたトルコ監視所は、代わりに「反政府派」に諜報情報と兵站補給を提供している。

 6日前、シリア軍がイドリブ県南東の都市マアッラト・アン=ヌウマーンを解放した後、我々は書いた。

南東イドリブ 2020年1月28日

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東から来て、シリア軍は挟撃作戦で、都市の北と南で、M5道路を横断した。都市を占領していたジハード戦士は、唯一残された道路で、西方、カフラナベルとアルバラに逃れた。都市そのものは戦いなしに奪還された。上の地図は、まだこの最近の進展を反映していない。
この動きは、マアッラト・アン=ヌウマーンの南にあるトルコ監視所を孤立させた。これはシリア政府軍に包囲された3番目の監視所だ。今日早く、約30台のトルコ軍用車列がトルコからイドリブ県に入った。彼らはM4とM5道路が合流するセラキブ近くに新たな監視所を築くと予想される。セラキブはシリア軍作戦の次の標的だろう。

 実際それが起きたことだ。市に向かう更なるシリアの動きを阻止する狙いで、トルコはセラキブの南に新たな重武装監視所を設置した。一方シリア軍は、セラキブのより近くに動いたが、東側面の安全を確保するのに時間をかけた。

 トルコ大統領はシリア軍が彼の傭兵に対して前進するのを面白く思わなかった

1月29日、記者団への発言で、エルドアンは「ロシアは、不幸にも、アスタナとソチ合意を遵守していない。イドリブ爆撃を止めなければ、我々の忍耐の限界を超え、我々は今後必要なことをする。」と言って、初めてロシアを直接酷評した。
ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ロシアは「イドリブ地域に関しソチ協定の下で完全に全ての義務に従っている」ことを強く主張し、エルドアンの非難を拒絶した。

 右側面の安全を確保した後、シリア軍は、M5道路に沿って、セラキブに向かった。だがトルコ「監視所」は、その経路に沿う道を封鎖していた。昨日シリア軍は予想外の動きをした。シリア軍は都市を包囲するため、北西に向かってM5から離れた。

南東イドリブ 2020年2月2日

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 この動きはトルコを警戒させた。トルコはシリア政府がセラキブを解放して、アレッポに向かうM4とM5道路の支配を奪還するのを望んでいない。

 トルコは、突如、M4道路を「トルコ軍地域」だと宣言し、セラキブ周囲に、より多くの「監視所」を築くため、重火器を持った軍用車隊を送り込んだ。昨夜中に、トルコとシリア前哨部隊間の最初の衝突が起きた。シリア砲兵隊が新たなトルコ「監視所」の一つを砲撃し、トルコ兵8人を殺害し、約30人を負傷させた。トルコ砲兵隊が反撃したが、標的に命中し損ねたように思われる。

 今朝エルドアンは激怒していた。面子を立てるため、彼はトルコ陸軍と空軍が、シリア部隊に反撃したと主張した。イドリブ領空を支配するロシアは、いかなるトルコ空爆も起きていないと否定した

月曜日、ロシア国防省の一部である)「シリアでの対立双方のロシア調停センター」が、トルコ航空機は、シリア政府軍陣地に対する空襲を行うためシリア領空に進入していないと声明で述べた。
記者会見で、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、先に、アンカラでトルコ空軍のF-16戦闘機と砲兵隊が、兵士4人を殺害したトルコ陣地に対する攻撃に反撃して、イドリブの40の標的を攻撃したと述べた。エルドアンによれば、報復攻撃で、30-35人のシリア人を殺害した。だがトルコ大統領は彼らが軍人だったかどうか明示しなかった。

 今日シリア軍は包囲作戦を継続した。シリア軍はセラキブの西のM4アレッポ-ラタキア道路を渡り、現在更に北に移動し、セラキブとイドリブ間の道路を切断しようとしている。

南東イドリブ 2020年2月3日

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 シリア軍が両方の道路を阻止するのに成功すれば、セラキブのトルコ部隊はトルコからの直接補給線が切断される。

 トルコ関係筋からのこの地図が、今危険にさらされた「監視所」示している

南東イドリブ 2020年2月3日

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 トルコはシリア内に新たな兵器と兵士を搬入し続けている

シリア人権監視団の信頼できる情報源が新たなトルコ軍縦隊がイスケンデルンの国境で、カフル・ルシンを経由して、シリア領に入ったことを確認した。情報源は、正体不明な人々が乗った縦隊が装甲車に護衛されて、南に向かったとシリア人権監視団に知らせた。

昨日、トルコ軍の五つの装甲車両や兵員運搬車やトラック縦隊が、カフル・ルシン交差点を経由し、アレッポとイドリブを目指して、シリアに入った。これら縦隊の一つはM4道路を経由してアレハ地域に向かい、もう一隊はセラキブに立ち寄った。

朝以来、シリア領に入ったトラックと軍用車両の数は、ほぼ320台にのぼった。一方、M4として知られるアレッポ-ラタキア間道路がトルコ軍の軍事地域だという声明の中、トルコの縦隊がイドリブとアレッポに向かったのは、ロシアに対するトルコの本格的なエスカレーションだ

 ロシアの合意なしに、イドリブで行動するようアメリカがトルコを説得したのではないかと疑いたくなる。

1月30日、アメリカ欧州軍および北大西洋条約機構(NATO)連合軍最高司令官トッド・ ウォルターズ大将がシリアに焦点を当てる会談のためアンカラを訪問した。アンカラ情報筋は、ウォルタース大将とフルシ・アカル国防大臣とヤシャル・ギュレル参謀総長との会談は、アメリカ軍事駐留が集中しているユーフラテス東とユーフラテス西を対象にしていたと指摘している。

 ロシア軍はエルドアンの計画に同意せず、これ以上のわるさを思いとどまらせるべくロシアが行動するのは明白に思われる。今やプーチンとエルドアン間の電話会談の頃合いだ。ロシア大統領は、トルコ大統領に、トルコ経済が低迷しており、かなりの金額が危険にさらされていることを想起させるだろう。

Rag?p Soylu @ragipsoylu - 10:17 UTC- 2020年2月3日

  • トルコのロシア依存
  • 観光事業:700万人のロシア人がトルコを訪問。第一位
  • 原子力協力:アックユ原子力発電所はロシアが建設
  • トルコストリーム・パイプライン
  • トルコ輸出は30億ドルに達する
  • トルコはロシアからガスの40%を輸入

 アレッポにとって経済的に重要な道路を解放するシリアの作戦は続くだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/02/syrian-army-progress-leads-to-new-scuffle-between-turkey-and-russia.html#more

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 アイオワ州での宗主国大統領候補の順位、異様な発表遅れ。ソフトの欠陥という原因は本当だろうか。順位は本当だろうか。黒人の次は女性で目先を変えようとして失敗したので、今度はLGBT?

 夜の呆導番組を見ていたら、評論家が「検疫というのは、カランティン、つまり、14日が語源です」という趣旨の説明をした。カランティンは知っていたが、念のため確認するとイタリア語が語源。14日ではなく40日。

 Lexicoというネットのサイトのquarantineの項にはこうある。

Origin Mid 17th century from Italian quarantina ‘forty days’, from quaranta ‘forty’.

 昨日は、三権一体国会の中継はなかった。

日刊IWJガイド「東京高検検事長・黒川弘務氏の定年延長の閣議決定問題について森雅子法務大臣が国会で答弁! をの内容を元検事の郷原信郎弁護士が『法律解釈として疑問』と指摘!! 2月13日午後4時半から岩上安身が郷原弁護士インタビュー!」2020.2.6日号~No.2702号

 日刊IWJガイドに書かれている下記場面、なぜか実況中継しない大本営広報部。

なぜかテレビ中継が一切なかった昨日の国会で、立憲民主党の小川淳也議員が「桜を見る会」問題でキレッキレの追及!

2020年1月29日 (水)

アフガニスタンでの航空戦、双方で拡大

2020年1月27日
Moon of Alabama

 トランプ政権下で、アメリカのアフガニスタンでの空爆は急激に増加した。だが今やタリバンは、空爆に反撃する、いくつかの手段を獲得したように思える。

 昨年、アメリカは、アフガニスタンで記録的な数の爆弾を投下し、一般人の間で、益々増加する死傷者をもたらした。

一月末に公開されたCombined Forces Air Component Commander(CFACC)2013-2019 Airpower統計によれば、2019年には、アフガニスタンでの7,423回の飛行ミッションで、爆弾が投下された。最初は2009年に投下され、同年の9月が最大で、記録は948回だったが、2019年は、それ以来の大半の月で、どの対応する月より多くの爆弾投下が行われた。

前年の記録は、2018年、7,362回で、これまでの2年間に、2012年から2017年までを合計した数より、ずっと多くの爆弾がアフガニスタンに投下された。

 一日20回という爆撃は非常に驚くべき数だ。このアメリカ空爆作戦で、多くの民間人が殺害されている。アメリカは、しばしば一体誰を爆撃しているか知らないように思われる。先週のこの報告書は典型的だ。

今月早々、西アフガニスタンで、米軍が実行したどうやらタリバン分派を標的とした無人機攻撃は、3人の女性と3人の子供を含め、少なくとも10人の民間人を殺害したとアフガン当局者と議員が水曜日に述べた。
アフガン軍や米軍からの即座のコメントはなかった。だが、ヘラート地方議員ワキル・アーマド・カロヒが、1月8日の攻撃で、15人の他の過激派戦士とともに、ムラー・ナンギリャアとして知られているタリバン分派の指揮官を殺したと述べた。
指揮官の葬儀は翌日ヘラト州首都グザルガで行われ、多数の過激派戦士が参列した。

この指揮官が、シンダンド地方で、タリバンに対する有用な盾で「他に誰もそうしない時に」反抗分子に対し、彼の戦士と共に武器を取って、地域の一般人に平和をもたらした人物だったので、攻撃は「大きな過ち」だとカロヒは批判した。

 米軍とその同盟国とアフガン代理軍だけが戦っているわけではない。タリバンはヘリコプターと飛行機に反撃が可能で、最近の航空機事件の数から判断して、今や彼らはそうする有効な手段を見いだしたのだ。二日前、彼らはもう一機のヘリコプターを破壊した。

Drexluddin Spiveyzai @ RisboLensky -  2020年1月25日 9:44 UTC

#ヘルマンドのカジャキ地区でミサイルに攻撃されたヘリコプターで、@TOLOnews #アフガニスタン 四人の兵士が負傷した

その#モルドバ旗。ヘリコプターはかなり酷く損傷した。死者がいない本当の奇跡

#タリバンは#アフガニスタン#ヘルマンドで軍用ヘリコプターを撃墜したと主張

これは一月に撃墜された四機目のヘリコプターだ

カジャキからのビデオ

 一カ月に四機のヘリコプター損失は非常に深刻だ。

 今日早々、アフガニスタンの定期便旅客機が墜落したという報告があった。それらは誤りであることが分かった。だが飛行機は、実際、カーブル南のガズニ州で墜落していた。それは軍用機だった。

ハリー・ブーン @towersight - 12時37分 UTC 2020年1月27日

今日アフガニスタンで墜落した飛行機の残骸は、アメリカ空軍ボンバルディア Global6000/E-11A「BACN」(Battlefield Airborne Communications Node 戦場航空通信ノード)のように見える

四機のE-11Aが、第430遠征電子戦飛行隊に配備されており、通常カンダハル空軍基地から運用されている。

 飛行機が燃えているビデオと、燃え尽きたビデオとがある。


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 アフガニスタンの情報提供者は、タリバンが自分たちが飛行機を撃墜したと主張していると言う。他の人々はそれを否定している。だが確かなのは、飛行機が墜落したのはタリバンが支配する地域だった。少なくとも二人の搭乗者が死亡した。


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 「BACN」航空無線中継局は、かなり長い間、アフガニスタンで使用されている。2017年3月の軍報告書には、こうある。

「任務成功のために銃弾と同じぐらい不可欠」と呼ばれており、8年前にアフガニスタンに到着して以来、E-11A戦場航空通信ノードは、2017年2月24日、アフガニスタンのカンダハル飛行場から、10,000回目の出撃飛行をした。

カンダハルで運用している第430遠征電子戦飛行隊は、BACNを搭載したE-11Aを運用する米空軍唯一の部隊だ。それは、アフガニスタン地形が通信の重大な障害となることが判明した際に、共同緊急作戦上の必要性と呼ばれるものを満たすために作られた。

E-11A


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 ボンバルディアGlobal 6000超長距離ビジネスジェットを大規模改造したこの飛行機はわずか4機しかないように思われる。彼らはアフガニスタンでしか使われていない。

 損失は深刻だ。地上部隊が爆撃機を標的に向かわせる際は無線通信がたよりだ。飛行中継局がなければ、彼らはアフガニスタン山岳地帯では、それができない。

 飛行機とヘリコプターを撃墜するのに、タリバーンがどのような新手段を持っているのかは不明だ。2018年、少数のスティンガー対空ミサイルが、いくつかのタリバン急襲の際に発見された。だが、それらは古く、おそらくもはや機能していなかったように思える。ヘリコプターは機関銃や対戦車ミサイル(RPG)でさえ撃墜可能だ。

 だがE-11Aは通常かなりの高度で飛行し、飛行機が墜落したのは空港付近ではない。アメリカ製のスティンガーのような普通の携帯式地対空ミサイル(MANPAD)は、わずか約3.500メートルの最高高度にしか到達できない。

 そこで、タリバンが、より大型のミサイルを新たに入手した可能性があるのだ。そうしたミサイルは、どこから来ているのだろう。

 1月5日、ヒズボラのリーダー、ハッサン・ナスラッラーは「抵抗枢軸」が、アメリカによるイランのソレイマーニー司令官とイラクPMU副司令官アル・ムハンディス殺害にどう対応するか発表した。

ソレイマーニーとアル・ムハンディスの血に対する対応は、地域からの全ての米軍追放でなければならない。

 高空を飛行するアメリカ飛行機でさえ撃墜する有効な手段を使うことは、そうした目的を実現する可能な方法の一つだ。

 だがイランは、このようなミサイルの唯一可能な供給源ではない。中国やロシアも効果的な対空ミサイルを生産しており、パキスタンやタジキスタンの軍はかなりの数、購入している。ミサイルは、自国(民間)航空機も危険にさらす可能性があるので、これら全ての国は、通常、過激派戦士に対空ミサイルを供給するのを控えている。

 だが、アフガニスタンでの一カ月に5機の航空機撃墜は、これが変化したことを意味している可能性が高い。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/01/the-air-war-in-afghanistan-expands-on-both-sides.html#more

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 恐るべき国語力! 恐るべき厚顔無恥。

安倍首相の「桜を見る会」言い逃れが無茶苦茶!「幅広く募ったが募集ではない」、今井秘書官の指示か新宿御苑の地図まで黒塗り

 

 

2020年1月 5日 (日)

アメリカはガーセム・ソレイマーニー暗殺を後悔することになろう

2020年1月3日
Moon of Alabama

 今日アメリカは、イランとイラクに、宣戦布告した

 アメリカが手に入れるのは戦争だ。

今日早く合衆国無人飛行機あるいはヘリコプターが少将ガーセム・ソレイマーニー、イランのクッズ(「エルサレム」)部隊の有名な司令を殺害したが、彼は到着したばかりのバグダッド空港を出たところだった。彼は12月29日、アル・カイム近くのシリア-イラク国境で、アメリカが殺害した31人のイラク兵士葬儀列席を予定していた


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 クッズ部隊はイランのイスラム革命防衛隊の海外部隊だ。ソレイマーニーはイランの外でイランと、政治的、戦闘的運動の全てとに責任を負っていた。メッカ巡礼をしたイスラム教徒のガーセムは、対イスラエル2006年戦争時、レバノンのヒズボラに助言した。彼はイラクとシリアでイスラム国打倒に貢献し、成功を収めた男だ。2015年、ソレイマーニーはモスクワを訪問し、シリアに介入するようロシアを説得した。イエメンのフーシ派に対する彼の支援が、サウジアラビアの攻撃者に耐えることを可能にしたのだ。


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 ソレイマーニーは、レバノンからの通常便でバグダッドに到着していた。彼は秘密裏で旅行しなかった。彼は空港で、イラク首相支配下の公式イラク保安部隊、人民動員隊副司令官ディ・アル・ムハンデスに車で迎えられた。彼らが乗った二台の車はアメリカ攻撃で破壊された。彼らと運転手と護衛両方が死亡した。


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 中東で何千万人もの青年の模範、偶像となる二人の殉教者をアメリカは作ったのだ。


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 イエメンのフーシ派、レバノンのヒズボラ、パレスチナのイスラム聖戦、シリア、イラクの民兵などはすべてソレイマーニーの助言と支援から恩恵を得ていた。彼ら全員彼に対する復讐行動をするはずだ。

 イラクで何百万という支持者を指揮する手に負えないシーア派聖職者ムクタダ・アル・サドルは彼の軍事部門「マフディー軍」を再び活性化させる命令を出した。2004年から2010年までマハディ部隊はアメリカのイラク占領と戦った。彼らは再びそうするだろう。

  ソレイマーニーほどの高位指揮官のあからさまな暗殺は、少なくとも一回の同時規模のイラン反撃が必要だ。中東や他のどこかを旅行している全てのアメリカ将官や高位政治家は今や警戒しなければなるまい。彼らには、どこにも安全はない。

 イラク政治家は、イラクがアメリカ軍を引き留めることに賛成することは不可能だろう。イラクのアブデル・マハディ首相は、全てのアメリカ部隊撤退を求めるため国会緊急会議を要求した。

「イラク指揮官の標的暗殺は協定違反だ。それはイラクや地域で戦争を引き起こしかねない。それはイラクにおける米国駐留条件の明確な違反だ。私は議会に必要な処置をとるよう求める。」

 イラン国家安全保障会議は「対応する選択肢を検討する」ため最高指導者アリ・ハメネイと会談した。多くの選択肢がある。アメリカはイラン周辺の多くの国に軍隊を配備している。今後、彼らのいずれも安全ではあるまい。

最高指導者アリ・ハメネイは三日間の公式の喪と報復を呼びかける文書を発表した。

「彼が亡くなったことが彼の道や活動の終わりではなく」「昨夜、手の上に彼の血や他の殉教者の血をつけた犯罪者を激しい復讐が待ち受けている」と声明は言う。

 イランは反撃を政治的カレンダーと結び付けるだろう。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、至る所のアメリカ部隊が脅威下にある中、再選選挙運動に入るのだ。我々は彼が最も傷つきやすい時にベイルート兵舎爆破のような事件が繰り返すだろうと予想できる。

 トランプは敵を殺害するのは、戦争で一番簡単な部分なのを思い知るだろう。その後が大変なのだ。

 2018年ソレイマーニーはイランを脅迫するトランプのTweetに公的に返答した

「トランプ氏、ギャンブラー! あなたはこの地域における我々の力と能力を十分ご存じだ。あなたは我々が非対称戦争でどれだけ強力かご存じだ。かかって来い、我々はあなたを待っている。我々は現場の本物の男だ。あなたは戦争があなたの全能力喪失を意味することをご存じだ。あなたは戦争を始められるかも知れないが、終わりを決めるのは我々だ。」

 2019年5月以来、アメリカは、中東に少なくとも14,800人の追加部隊を配備した。これまで三日間にわたり、空挺部隊と特殊部隊配備が続いた。アメリカは、明らかにエスカレーションに備えて計画を立てていたのだ。

 ソレイマーニーは、イラン・イラク戦争歴戦の勇士で、何十年もクッズ部隊で活動し、シリアでISISと戦ったイスマイル・ガーニー准将に取って代わられる

 イランの政策と外国集団に対する支援は強化されるだろう。アメリカは、この攻撃で何も勝ち取っておらず、今後何十年にもわたり、その結果を思い知らされることになる。今後中東におけるアメリカの立場はひどく制限されるはずだ。他の国々が彼らの代わりに入って来るだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/01/us-will-come-to-regret-its-assassination-of-qassim-soleimani.html#more

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 2019年4月16日、下記のMoon of Alabamaによる記事を翻訳掲載している。

トランプはなぜイラン革命防衛隊軍団を外国テロ組織に指定したのか?

 派兵させられた傀儡は、ゴルフ三昧、映画鑑賞。

 重大ニュース的中!

日刊IWJガイド「岩上安身は自衛隊の中東派遣を昨年2019年の10大ニュースのトップにあげていた!新年トランプによるイラン革命防衛軍司令官への殺害によって、その懸念と読みが最悪の形で的中!」2020.1.5日号~No.2670号

 2019年8月収録の放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー13:00から再配信されるという!一部を転記させて頂く。

【年末年始特別企画!自衛隊中東派遣を考えるシリーズ再配信 4・IWJ_Youtube Live】13:00~「戦争する国は弱くなる! 戦争しない国は栄える! 米国が無益な戦争のために金と血を流し続けてきた間に中国が台頭した! 日本は対イラン戦争のために中東有志連合に自衛隊を派遣するのか!? ~岩上安身によるインタビュー 第948回 ゲスト 放送大学 高橋和夫名誉教授」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2019年8月に収録した、岩上安身による放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB

2020年1月 3日 (金)

トルコのリビア軍事介入はシリアの助けになるかもしれない

2019年12月27日
Moon of Alabama

 リビア内戦では、それぞれの側が複数の国から国際支援を得ているので、トルコのリビア介入は、大きな国際危機に発展するかもしれない。

 今トルコは兵隊と機器をリビアに送る本格的な措置をとりつつある。

木曜日、トルコは、リビアの要請に応えて、議会再開次第すぐ、部隊をリビアに送る法律を提案するとレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が発表した。

与党公正発展党(AK党)の首都アンカラ本部での地方首長会議で講演し、エルドアン大統領は、一月初旬の議会再開時、リビアに軍隊を送る軍事負託が議題になると述べた。

ファイズ・サラージより、東リビアを本拠とする指揮官ハリファ・ハフタルを各国が支援していることを彼は批判した。

 ロイターは、エルドアンが語った「招請」の公的記録がないことを指摘した。

トリポリに本拠を置く国民合意政府のフェトヒ・バシャガ内務大臣がチュニスで記者団への発言で、特定の公式要請はまだされていないと言っており、エルドアンが何を指したかは不明だ。

 エジプト、アラブ首長国連邦、ロシアと、いくつかの西欧の国は、リビア(赤)の大部分を支配するハリファ・ハフタル下の反ムスリム同胞団勢力を支援している。カタールとトルコはイスラム主義者側を支持している。ファイズ・サラージはトリポリとミスラタ(青)以外、ほぼ何も支配していない。彼は元来国連とEUの支援を得ているが、2015年、サラージの国民合意政府が組織されて以来の進展不足が彼の権限と国際支援を弱めた。


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 リビアでの戦争における更なる外国の関与は、リビアにとっては良くないだろうが、それはシリアにとっては良いかもしれない。2011年、NATOがリビア国家を破壊するため、イスラム主義者を支援した後、それら戦士の多くがシリア破壊を支援するため、シリアに移された。リビアからの武器が政府に反対する「反政府派」を支援するため、トルコによってシリアに送られた。両方の流れが今逆転している

トルコに支援されるシリアからの反抗者が、権力保持者ハリファ・ハフタルに対する戦いで、まもなく国際的に認められたリビア国民合意政府の軍隊に加わるだろう。

リビアとトルコの幹部によれば、北シリアでトルコと共に戦ったトルクメン人の反政府集団が今にもトリポリで政府を強化することが期待されている。

政権当局者によれば、リビア政府は初め、このような派遣の考えに抵抗したが、ハフタル勢力がトリポリに向かって進み始めるにつれ、最終的にそれを受け入れた。

 いわゆるサルタン・ムラド旅団は北西シリアで、民族的にクルド族地域を浄化するためトルコに使われた。戦士はよく統制されておらず、残忍なことが知られている。彼らはトルコに訓練され、武器を与えられ、彼らの指揮官はトルコ語を話す。彼らの一部は航空援護を呼びこむよう訓練されている。他の集団は、現在トルコ士官から訓練を受けており、後にリビアに送られる予定だ。

 トルコとカタールは、リビアに、このようなシリア人「反政府派」を募集するため、比較的多額を提供している。

トルコが支援する派閥が、青年をリビア戦争に参加させよう誘っており、給料報酬が、戦士一人で、月に1800ドルから2000ドルに達することを様々な情報源が確認している。それに加えて、受け入れ国が追加サービス提供を保証している。

他の情報源は、二人の戦士が数日前にリビアで殺害されたことを確認したが、彼らはダマスカスから送られ、トルコが支援する派閥に合流した人々だ。

 シリア人「反政府派」戦士の減少は、再開したイドリブ軍事行動でシリア軍が前進するのをより容易にするだろう。12月19日に開始して以来、アルカイダと提携するハヤット・タハリールアル・シャム(HTS)占領していた地域での新作戦は、既に、40以上の村を解放した。


アル・マスダル・ニュースによる地図 拡大する

 アメリカ大統領とシリア・アルカイダの首長の二人が、シリア政府攻撃についての懸念についての非常によく似たメッセージを発表した。いずれも、両国が打倒しようと努めているテロリストではなく、ロシアとイランを指摘した。

ドナルド・J・Trump@realDonaldTrump -  2019年12月26日、15:25 UTC

ロシア、シリアとイランは、イドリブ県で何千人もの無辜の一般人を殺害しているか、殺人しようとしている。そんなことはするな! トルコはこの大虐殺を止めるため一生懸命働いている。

 トランプがツイートする一日前、HTS指導者アブ・ムハンマド・アル・ジュラニがビデオを発表し、彼の少年ファンの一人が翻訳している

「[ロシアとイラン]両国の間で、人口構造の変化を通して、領土と資産を乗っ取るために、政権は両国に傀儡として利用されている。彼らの狙いを達成するため、スンニ派の人々に対し最も醜悪な大虐殺を犯すことに両国は良心の呵責を感じない」

政治、治安手段で革命を静め損ねた後、空襲、砲撃と建物の破壊を通して。」

ジュラニ: 「とは言え、我々はイスラム共同体全体のために、かつてソ連邦を破壊し、イランの野望に直面することを望んだ偽善者世界のために、我々は偉大な戦争に直面している」

 最後の部分「イスラム共同体のために」は、イドリブ県での戦いでアルカイダを支援するため、世界の至る所からのイスラム主義者とスポンサーの新たな招待と解釈できる。

 ジュラニは以前、トルコとつながる「反政府派」の支援を拒絶していた。彼は彼らがイドリブにおける彼の最有力の立場を危険にさらしかねないのを恐れている。彼に個人的な忠誠を誓うことをいとわない新兵を探しているのだ。彼の呼びかけが、彼の現在の勢力が甘んじなければならない敗北に埋め合わせをするために十分な支援を受ける可能性はありそうもないように思われる。

 米国務省はHTSをテロ集団と指定している。2017年、中東研究所が主催した会議(ビデオ)で、アメリカ政府のISIS掃討有志連合大統領特使ブレット・マクガークが、シリアのイドリブ県を「アイマン・アル・ザワヒリ[アルカイダ現指導者]に直接つながる9月11日以来最大のアルカイダの安全避難所」と呼んだ。彼はイドリブにおけるアルカイダの存在は「大問題」で「しばらくの間」そうだと付け加えた。

 トランプとジュラニの抗議のいずれもイドリブ作戦に影響を与えるまい。イドリブを解放するシリアの作戦は、いくつかの段階で続くだろう。


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 シリア軍は現在青い地域を支配しようと努力している。その際、より北、ハマとアレッポ間のM5幹線道路の完全支配強化を次に行う可能性が高い。軍は次に海岸からアレッポまでつなぐM4幹線道路を再開するため南イドリブの西部を占領しようとするだろう。

 イドリブ県は大半が田舎で、大きい戦いの価値を持った経済資産をほとんどない。だがこれら幹線道路の支配はシリアの経済再生に不可欠だ。

 追記:ウィキリークスは、シリア、ドゥーマでの、エセ化学兵器攻撃に関する化学兵器禁止機関文書の4回目を公開したばかりだ。文書は既知の事実に何かを追加するようには思われない。文書は、化学兵器禁止機関報告の操作に関して既にジョナサン・スティールピーター・ヒッチンスが報じたことを裏付けている。我々はここと、ここでそれを論じている。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2019/12/turkeys-military-intervention-in-libya-might-help-syria.html

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 今日は、たて続けに、再配信を拝聴予定。

日刊IWJガイド「本日午後5時より『トーク・イベント「政府・メディア『共犯』の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア」10.2(前編)』を配信します!」2020.1.3日号~No.2668号

 見出しの他にも下記再配信がある。

年始は是非IWJをご覧ください!! 本日は午後2時より岩上安身による軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏へのインタビュー(後編)、午後5時より「トーク・イベント『政府・メディア「共犯」の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア』10.2」(前編)、午後8時より岩上安身による国際ジャーナリスト・春名幹男氏へのインタビュー(後編)を再配信!

 大本営広報部は決して掲載しないFTA記事を読んだ。

更なる地域経済の衰退と格差拡大をもたらす日米FTA アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表・内田聖子

オトモダチのために国民の命と暮らしを生贄にしてはならない 東京大学教授・鈴木宣弘

 大本営広報部の著名人リスト、Litera。20位くらいまで拡大希望。

「御用ジャーナリスト大賞」に輝いたのは誰だ? “今度は清和会で講演”三浦瑠麗、ジャパンライフ疑惑の田崎史郎をおさえてあの人が!

安倍擁護ビジネスから抜け出せない人たち! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表! 有働由美子に立川志らく、山口敬之には特別賞

2019年12月14日 (土)

アフガニスタン戦争に関するいくつかの真実

2019年12月10日
Moon of Alabama

 ワシントン・ポストがアフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)事務所の400以上のインタビュー、約2,000ページの記録書類と要約を公開した。インタビューはアフガニスタン戦争に関係する当局者と兵士たちとのものだ。

 ペーパーの3 シリーズを通読するのは気が滅入る。部内者の意見や話は、予想通り、とほうもなく衝撃的だ。

「我々にはアフガニスタンの基本的理解が欠如していた - 我々は自分たちが何をしているかわかっていなかった」と、ブッシュとオバマ政権で、ホワイトハウスのアフガン戦争責任者として勤めた陸軍中将ダグラス・リュートが、2015年の政府インタビュアーに語った。彼はこう付け加えた。「我々はここで何をしようとしているのだろうか? 我々は自分たちが何をしているの皆目分かっていなかった。

 2001年以来、アメリカはアフガニスタンに一兆ドル以上費やした。金の大部分はアメリカ合州国「請負業者」に還流した。何であれ、賄賂と汚職がもたらすもののかなりの部分は、アフガン当局者によってドバイ不動産に投資された。

公式には、アメリカ当局者は収賄は決して許さなかったとを強く主張する。だが、「学んだ教訓」インタビューで、彼らはアフガンの黒幕連中、ワシントンの同盟者が何のおとがめもなく強奪するのを、アメリカ政府が見て見ぬ振りをしていたのを認めた。

数回アフガニスタンに派遣され、戦争を担当するアメリカ将官三人に助言した陸軍大佐クリストファー・コレンダは、ハミド・カルザイ大統領率いるアフガン政府は、2006年までには「泥棒政治へと自己組織」したが、アメリカ戦略にとっての、その致命的な脅威をアメリカ当局者は認識しそこなったと語った。

 アフガニスタン一般国民にはごく僅かの金しか行きわたらなかった。届いた場合には、アフガニスタンには決して維持可能ではないプロジェクトに浪費された。汚職は、多くのアフガニスタン人がなぜタリバン支配を大目に見たり、好んだりする理由の一つだ。(地図で「争われている」ことを示す色の薄い地域は、実際はタリバン支配地域だ。)


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 戦争は初めから全く不要だったし、不要なのだ。

退役海軍特殊部隊隊員で、ブッシュとオバマの下のホワイトハウス当局者だったジェフリー・エッガースは、アメリカ兵をアフガニスタンに駐留させておくことに対し、その前提を問おうとした人々はごく僅かだと述べた。

「学んだ教訓」インタビューで「アルカイダに攻撃された時、我々はなぜタリバンを敵にしたのでしょう? 我々はなぜタリバンを打倒したいと思ったのでしょう?」とエッガースは言った。「集団として、体制には一歩後退して基本前提を問う能力がないのです。」

 戦争はいかがわしい商売だったし、今もそうだ。戦争には、金を納税者から特定利益集団へと動かすこと以外何の目的もないのだ。盗みを正当化するために、政治家や軍司令官連中は繰り返し国民にウソをついてきた

インタビューされた人々の一部は、大衆を誤導しようという、アメリカ政府による明らかな継続している意図的な取り組みを語った。実際はそうではないのに、アメリカ合州国が戦争に勝っているよう思わせるため、カブールの軍司令部でもホワイトハウスでも、統計を歪曲することが良くあったと言った。

「できる限り良い状況に見せるため、あらゆるデータが変更されました」と、2013年と2014年、アメリカ軍司令官の対内乱鎮圧作戦上級顧問を勤めた陸軍大佐ボブ・クロウリーが政府インタビュアーに言った。「例えば調査は全く信頼性のないものでしたが、我々がしていた全ては正しく、我々は、居据わり続けるだけの存在になったのです。」

 居据わり続けるだけの存在

 アフガニスタン大統領選挙は今年3月に行われるはずだった。日程は二度変更され、最終的に9月に行われた。結果は10月に発表されるはずだったが、日付は11月に延期された。更に選挙委員会は二度目に発表の無期限延期を決めた。

 アフガン政府高官連中の地位は実にもうかるのだ。指導者連中の誰も他人を入れようとしない。

 今トランプ政権は、何らかの平和協定を交渉すべく、再びタリバンと話をしている。 タリバンが設定する条件は明確だ。彼らは外国軍隊の国内駐留を認めない。駐留アメリカ兵12,000人は何ら意味ある目的に役立っていないのに、米軍とCIAはそれに同意するのをいやがっている。

 アフガニスタンから撤退する唯一の方法は、アフガニスタンから撤退することだ。トランプは軍隊に撤退するよう命じるべきだ。彼ら全員。無条件に、実行可能な限り早急に。カブールのおえら方はドバイに引っ越し、タリバンはカブールを引き継ぎ、数カ月、あるいは一年以内に、国を平定するだろう。そうなって始めて、アフガニスタンが願わくは、腐敗していない指導者に支配された時、分別を持って国を発展させることが可能になるだろう。現在戦争に使われている金の1%以下で、多くのことをなし得るはずだ。

 だが、それだけが意味あるものなのだから、実現するまい。

(今はMoon of Alabama資金募集週間だ。是非我々の活動の支援をお考え願いたい。)

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2019/12/some-truth-about-the-war-on-afghanistan.html#more

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 昨日か一昨日大本営広報部の夕方番組をながめていると、ネットで受ける発信の秘訣らしき話題。要旨は「自分の意見を書くといやがられる。カラオケで好きな歌ばかり歌うおじさんと同じだ。調べた事実を並べるのが良い」ということらしかった。空気を読み異論は避けろということだろうかと、カラオケで好きな歌ばかりの老人は思う。

 記事中にある『戦争はいかがわしい商売だ』は、ありがたいことに、時代を超えた戦争の教訓 今こそ読むべき スメドリー・バトラー将軍『戦争はいかがわしい商売だ』完全日本語訳 Smedley Butler, WAR IS A RACKET: Japanese Translation で読める。

 数日前インフルエンザ予防注射を受けた。岩上氏の罹患で延期になったインタビューがあるのが残念。

<インタビュー延期のお知らせ>12月16日に予定していた「岩上安身による日本共産党・田村智子議員インタビュー第2弾」は岩上安身が昨日インフルエンザに罹患したことが明らかになったため、延期となりました。ご了承ください。

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