トゥルシー・ギャバード

アメリカ人政治家

2026年5月27日 (水)

スコット・リッター:アメリカ政権はトゥルシー・ギャバードという愛国者で真実を語る人物を失った。

国家情報長官として彼女は情報機関に率直さと誠実さをもたらしたが、忠誠心を重んじるホワイトハウスでは事実がむしろ足かせになった。

公開日:2026年5月24日 23:01 | 更新日:2026年5月25日 06:29
RT

 スコット・リッターは元アメリカ海兵隊情報将校で『Disarmament in the Time of Perestroika: Arms Control and the End of the Soviet Union(ペレストロイカ時代の軍縮:軍備管理とソ連崩壊)』の著者。彼はINF条約実施に関する査察官をソ連で務め、湾岸戦争中はシュワルツコフ将軍の参謀として勤務し、1991年から1998年まで国連兵器査察官を務めた。

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 スコット・リッター:アメリカ政権は、トゥルシー・ギャバードという愛国者で真実を語る人物を失った。
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 かつて民主党の寵児だったトゥルシー・ギャバードは事実に基づく真実を率直に主張する人物として苦労して築き上げた評判を持っていた。彼女は、アメリカ合衆国の国家安全保障に関わる問題において、憲法上の適正手続きと道徳的誠実さを雄弁に擁護する際、その評判を丹念に反映させていた。

 長年にわたる輝かしい軍歴と、戦火で荒廃したイラクでの任務経験を持つギャバードは、米軍に所属する男女の福祉を何よりも大切に考え、彼らを「戦友」と呼んでいた。彼女は、情報機関と現場部隊の関係において「嘘をつくと仲間が死ぬ」という古くからの格言を誰よりも深く理解していた。彼女は自らに高い倫理観を課し、共に働く人々にも同じ倫理観を適用した。

 彼女が国家情報長官に任命されたことは、事実を軽視することで知られるトランプ政権に、事実に基づいた真実を注入する希望の光として多くの人々に期待された。先週、表向きは個人的理由で彼女が辞任したことは、嘘に満ちた混沌とした世界において、彼女に明晰さと真実を求めていたアメリカ国民にとって大きな失望だ。

 トゥルシー・ギャバードは幼い頃から政治に関心を持っていた。2002年、彼女は父親の跡を継ぎ、ハワイ州議会議員選挙に出馬して当選し、同州史上最年少の女性議員になった。当選後まもなくハワイ州陸軍州兵に入隊し、その後すぐイラクに派遣され、任務遂行中に戦闘行動章を授与された。州議会議員としての任期は兵役のため短縮された(現役中は議案への投票が認められなかった)が、2011年、中東での二度目の任務を終えた後、ホノルル市議会議員選挙に出馬して当選した。その後まもなく、ハワイ第2選挙区の連邦下院議員議席が空席となり、ギャバードは立候補して圧勝した。彼女はすぐに民主党の全国政治における新星とみなされ、2012年の民主党全国大会で演説するよう招待された。

 ギャバードはアメリカ下院議員として、国土安全保障、軍事、外交など、国家安全保障に関連する複数の主要委員会に所属した。彼女の政治的知名度は高まり、2013年には民主党全国委員会(DNC)の副委員長に任命された。ギャバードは、激しい大統領予備選挙の最中だった2016年に、この職を辞任した。当時、彼女はDNC委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツがバーニー・サンダースよりもヒラリー・ロダム・クリントンを支持していると非難していた。ギャバードはその後、予備選挙でサンダースを支持したが、サンダースは敗北した。多くの人が彼女の辞任を政治的死刑宣告と見ていたが、ギャバードの誠実さと勇気に対する評価は高まり、2020年のアメリカ大統領選出馬への道が開かれた。

 2020年の大統領選挙では、ギャバードがアメリカの国家安全保障上の優先事項、特に中東における終わりなき戦争へのアメリカの関与に関する従来の通説に異議を唱える姿勢を示したことで、主流派メディアの標的になった。主流派メディアは、これまで既成勢力の候補者を支持し、既成勢力の主張を広めてきた経緯があった。2017年に下院議員としてシリアを訪問したことは、彼女の政敵や、戦闘経験を持つギャバードをイスラム過激派や中東の独裁者に同情的だと印象付けようとする主流派メディアの格好の材料になった。

 ギャバードの米露関係に対する現実的な姿勢は、彼女をロシアの偽情報工作員、あるいはロシアのプーチン大統領の支配下にある人物というレッテルを貼られる原因になった(この点ではヒラリー・クリントンが先頭に立ち、ギャバードを「ロシア工作員」と公然と呼んだことは悪名高い)。彼女は、長年民主党のエリート層の影響下にあった民主党支持層の間で支持を得られず、2020年3月に大統領選立候補を取り下げた。

 ギャバードはソーシャルメディアで積極的に活動し、自身のポッドキャストを開始し、タッカー・カールソンなどの人気保守系メディア・タレントと頻繁に交流するようになった。この頃、彼女の民主党に対する反感は頂点に達し、2022年に無所属になると発表した。無所属となった彼女は、当時大統領選の合間だったドナルド・トランプが提唱する政策や立場に傾倒し始め、2022年の中間選挙ではトランプ支持の候補者数名を支持した。ギャバードはトランプ支持派共和党員の間で人気が高まり、2024年のCPAC会議での講演後、2024年の大統領選に出馬を表明したドナルド・トランプの副大統領候補として、彼女の名前がしばしば挙がるようになった。

 ギャバードはトランプの副大統領候補には指名されなかったものの(その栄誉はJD・ヴァンスに与えられた)、彼女とロバート・F・ケネディ・ジュニアは選挙運動に加わり、トランプのために実質的無党派層支持を非常に集める上で大きな役割を果たし、民主党候補のカマラ・ハリスを大きく引き離すのに貢献した。2024年10月、ギャバードは共和党に入党し、11月のトランプ勝利後、次期大統領によって国家情報長官、つまりアメリカの最高位の情報機関職員に指名された。

 ギャバードの承認手続きは物議を醸した。トランプ大統領の多くの政敵は、ギャバードの過去を政治的に利用し、大統領を窮地に追い込もうとした。2017年にシリアのバシャール・アサド大統領と2度会談したことや、ロシアに関する彼女の見解が強調された。両党の多くの政治家は、2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事作戦を非難しなかったこと、紛争の根本原因に関する彼女の主張がロシア政府の主張とあまりに近いと多くの人が考えていたことを批判した。ギャバードは特に、NATO拡大とウクライナのNATO加盟の可能性に対するアメリカの支持を批判し、アメリカがウクライナのNATO加盟を支持しなければ軍事作戦は回避できたはずだと考えていた。ギャバードは同様に、ウクライナの研究所での生物兵器研究に資金提供するアメリカの計画にも非常に批判的だった。この計画には、ロシアを含む多くの人々が、軍事攻撃としての生物兵器開発の側面があると考えている。彼女は政敵やアメリカの主要メディアから「ロシア国営メディアの寵児」「ロシア擁護者」「ロシア工作員」などとレッテルを貼られた。ギャバード支持者たちは、彼女の長年にわたる名誉ある軍務実績を強調し、情報機関の活動において新たな人材が不可欠だと訴えて反論した。そして最終的に、ギャバードはアメリカ上院の承認を得て、国家情報長官(DNI)として8代目に就任した。

 ギャバードは、いわば「その場における良識ある大人」の役割を担うはずだった。伝統的に、国家情報長官(DNI)は、18もの独立情報機関からなる巨大な組織を統括する管理者としての役割を担う。彼女の部署はまた、情報機関が作成した最も機密性の高い関連情報をまとめた大統領日報(PDB)作成も担当していた。ギャバードは、トランプ大統領の選挙運動と政権移行に関わったことで、大統領の信頼を得た。これは大統領に有益で事実に基づいた現実的なブリーフィングを提供する彼女の職務を遂行する上で大いに役立つはずだった。

 国家情報長官(DNI)として、ギャバードは前例のない透明性確保の取り組みを監督し、ジョン・F・ケネディ大統領、ロバート・F・ケネディ上院議員、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の暗殺に関連する数十万ページに及ぶ記録公開への道を開いた。ギャバードはまた、2016年のアメリカ大統領選挙を前に、バラク・オバマがドナルド・トランプをロシア政府との共謀で非難する際に用いた情報について徹底的内部調査を実施するよう主導した。この調査の結果、共謀の主張は全て否定され、犯罪的陰謀の証拠が明らかになり、ギャバードはオバマ元大統領を訴追するよう勧告した。

 ギャバードは辞任のわずか1週間前、トランプ大統領のいわゆる「機能獲得」研究に関する大統領令に基づき、アメリカ納税者の資金で運営されている海外の120以上の生物研究所を調査すると発表した。この調査は、新型コロナウイルス感染症に関連する中国の研究所への資金提供だけでなく、攻撃的生物兵器研究に関与しているとロシアがみているウクライナ研究所におけるアメリカ資金提供の役割も対象とする予定だった。

 だがトランプは当時も今も他の大統領とは全く異なる人物で、真実を語っても大統領の信頼を得られるわけでないことをギャバードはすぐ悟った。特に真実が都合の悪いものであればなおさらだ。むしろ大統領は自分の見解に異議を唱える者を裏切りと不忠の表れとしか見なさないため、軽蔑されることになる。イランに関する彼女の見解は、イランの核開発計画がもたらす脅威についてトランプ大統領が主張していた内容と真っ向から矛盾しており、大統領はイランに関して「彼女は間違っている」と発言していた。部下の仕事について国家情報長官がこのようなことを言われるのは決して望ましいことではない。

 イランを巡る緊張の高まりは、大統領がギャバードを解任しようとしているのではないかという憶測を呼んだ。そのため、彼女の辞任のタイミングは、多くの人から疑わしいと受け止められたが、夫の深刻な病状と、夫を看病したい彼女の切なる願いという人間的現実を疑う余地はない。いずれにせよ、アメリカは真の愛国者を失った。彼女の誠実さは、トランプ政権にとって利点であり、同時に災いでもあった。

記事原文のurl:https://www.rt.com/news/640525-tulsi-gabbard-patriot-truth-teller/

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 The Chris Hedges Report
Can the Imperial Core be Reformed? | Chris Hedges & Aaron Maté at the Vancouver Web Summit 27:06

At the Vancouver Web Summit, Aaron Maté and I discussed the state of the U.S. amidst the rise of weaponized AI, the Iran War and the Gaza genocide in a discussion moderated by Sharon Nadeem.

Chris Hedges
May 27, 2026
 今朝の孫崎享氏メルマガ記事題名
ウクライナとイランの戦争は類似(NYT)どちらの紛争も、強力な軍事力を持つ国が敵を打ち負かすことができていない。プーチン大統領は迅速な勝利を期待していた。トランプ大統領も当初4~5週間で終わると断言していた。その原因を「双方の傲慢さ」。技術が戦争の様相を変える

2026年5月23日 (土)

トゥルシー・ギャバードが解雇/辞任

2026年5月22日
Moon of Alabama

 ふーむ …

 これは、アメリカとイスラエルによるイランへの新たな攻撃が差し迫っていることを示す、更なる兆候なのか?

 ギャバード、トランプ政権の情報機関トップを辞任–ロイター  
ワシントン、5月22日(ロイター) – 金曜日、トゥルシー・ギャバードはドナルド・トランプ大統領の国家情報長官の職を辞任すると発表した。夫が希少な骨癌と診断されたため、夫を支えるために職務から身を引くと述べた。

 ギャバードは金曜日の大統領執務室での会談で辞任の意向をトランプ大統領に伝えたと、フォックス・ニュース・デジタルが先に報じた。辞任は6月30日付で発効すると同局は伝えている。
 …
 本件に詳しい情報筋によると、ギャバードはホワイトハウスに辞任を強いられたという。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/

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 あの政権では、まれな政治家と思っていた。

 東京新聞 朝刊 一面  
 右は 国旗損壊罪 語.法案骨子

 左は 教育の中立違反 初認定

 辺野古学習 同志社に是正指導

 文科省「政治的偏り」

 死亡船長を告発 船未登録の疑い
 東京新聞 朝刊 総合 二面  
 自主性尊重の姿勢一転

 文科省「中立違反」認定

 「本来は政治介入防ぐ規定」

 野党「現場萎縮させかねない」

   私学助成金の減額検討 京都知事

2021年10月31日 (日)

「民主政治に対するとどめの一撃」:バイデン政権のジュリアン・アサンジに対する「聖戦」をトゥルシー・ギャバード厳しく非難

2021年10月28日19時13分
RT

 元州議会議員のトゥルシー・ギャバードは、「バイデン-ガーランド政権」を「ジュリアン・アサンジに対する執念深い報復的聖戦」のかどで非難し、アメリカ民主政治崩壊への危険な道だと警告した。

 「もし彼らが[アサンジを引き渡しで]成功すれば、これはここ我が国で、そして世界中で、民主政治へのとどめの一撃になる」と木曜日、ギャバードがソーシャル・メディアに投稿した動画で警告した。

 この民主党下院議員は、カマラ・ハリス副大統領へのいかなる言及も避け、メリック・ガーランド司法長官を挙げて「ますます権威主義のバイデン-ガーランド政権」と呼ぶものを激しく非難した。

 益々権威主義のバイデン/ガーランド政権は、執念深い…を続けて、言論の自由、集会などの、憲法上保護された我々の権利に対する聖戦を強化している pic.twitter.com/yjI —トゥルシー・・ギャバード??(@TulsiGabbard) 2021年10月28日

 ギャバードの副大統領嫌いはよく知られており、民主党討論会での、カリフォルニア司法長官としてのハリスの論争の的となっている実績攻撃は、一部の人々に、この上院議員自身の大統領選キャンペーンが炎上がった瞬間とされている。

 アサンジに対する迫害継続で、バイデン政権は「我々の憲法上保護された権利に対する聖戦を強化している」特に修正第1条に保護された権利に対し。言論の自由、集会と報道の自由の自由、とギャバードは述べた。

 検察官が、彼がアメリカ刑務所に入った場合、ウィキリークス発行人の精神衛生に関する懸念を沈静させることを狙った一連の「拘束力がある」保証を公表した、わずか一日後に、この映像が公開された。アサンジの弁護士は、もし彼が機密の政府や軍の文書を得て発表したことと関連する罪状で最高175年の禁固刑判決に直面するアメリカに引き渡されたら自殺するかもしれないことを恐れると述べた。

 彼を引き渡させるアメリカの取り組みが続く中、今月早々、人権活動家たちが、アサンジに対する告訴を取り下げるよう、ガーランドに促す手紙に共同署名した。イギリスのバネッサ・バライスター判事が、今年一月、彼の精神衛生に関する懸念のため、発行人を引き渡すことができないと裁定したが、水曜日、ワシントンは、見たところ、このような懸念を和らげることを目指す多くの条件を述べた。

 アサンジは、刑務所の医師たちが勧める「臨床や心理学的治療」を受け、アメリカの「重警備」ADXフローレンス刑務所には送られず、「さらなる違法行為」を犯さなければ、彼は、制約が多い形の独房監禁を宣告されない。これは、支援者たちが眉をつり上げた曖昧な限定だ。さらに彼はアメリカではなく、出生地のオーストラリアで刑期を勤めるよう志願できる。

 だが、アサンジの勅選弁護士エドワード・フィッツジェラルドは、彼の収容に同意していないオーストラリアで刑期を勤める申し出を含め、この条件は「注意書き付きで、はっきりしないか、全く無効だ」と切り捨てた。

 アムネスティ・インターナショナルも、いわゆる保証を、実際、法的拘束力がないと言って、「それが書かれた紙の価値もない」と激しく非難した。

 警察によってロンドンのエクアドル大使館から引き出された後、ウィキリークス共同創設者は、2019年4月以来、ベルマーシュ刑務所に投獄されている。彼は2012年にラファエル・コレア前大統領に亡命を認められていたが、結局コレアの後継者レニン・モレノが、保釈後出廷しないという、ほぼ間違いなく無効な罪を理由に、アサンジを逮捕するためにイギリス警察官が、この外交施設に入るのを許したに過ぎなかった。

 前任者によるアサンジ追求を継続するバイデン政権に対するギャバードの非難は、2020年の大統領選挙で、このハワイ選出女性下院議員が、この民主党員を大統領候補として支持したのを思い出した一部の人々批判された。

 皆様の友人が興味を持つと思われるだろうか?この話をお伝え願いたい!

記事原文のurl:https://www.rt.com/usa/538759-tulsi-gabbard-assange-extradition/

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元ピンク・フロイドのメンバー、ロジャー・ウォーターズも同様な発言をしている。

‘If they destroy the free press, they destroy the world,’ Roger Waters says after UK court adjourns to rule on Assange extradition

 西谷文和 路上のラジオ

Vol.71 前川喜平さん「腐敗した権力にNOを突きつけよう!」

 日刊IWJガイド

「本日投開票! 改憲、そして『国家デフォルトか国民の財産没収か』への転落危機がかかる運命の第49回衆議院選、IWJは連続号外10本!」2021.10.31号~No.3335号

 先日のインタビュー フルオープン

 岩上安身が運命の衆議院選挙に向けて28日に行った、エコノミストの田代秀敏氏と弁護士の宇都宮健児氏の鼎談インタビュー「衆議院選挙のすべての争点の背後に存在する『財政と税制と改憲による国家緊急権(=緊急事態条項)問題』を抉る!」を以下からご覧ください。

※フルオープン【ライブ中継・21時30分~】岩上安身による弁護士 宇都宮健児氏、エコノミスト 田代秀敏氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=04ybHiQpwIg

2019年10月24日 (木)

全国放送TVで、アメリカによる政権転覆戦争とずばり言ったトゥルシー・ギャバード

Finian Cunningham
2019年10月18日
Strategic Culture Foundation

 民主党のボス連中と主流メディアが、大統領候補トゥルシー・ギャバードを葬り去ろうとしているのは少しも不思議でない。彼女は、自分たちの政府と軍が、非合法の政権転覆戦争を行い、おまけに、その目的のためテロリストを支援して、本当は何を狙っているのか知るべきことを、アメリカ国民に語っているアメリカ唯一の候補者、多分唯一の政治家だからだ。

 今週、ギャバードが民主党テレビ討論を活発かさせた時ほど、明白、明白になったことはない。それは、これまでテレビで放送された最大の大統領選討論会と喧伝され、このハワイ出身の議員は、ゴールデンタイムに、国民に耳の痛い真実を語ったのだ。

 「ドナルド・トランプの手はクルド人の血で濡れていますが、2011年にシリアで始まって進行中の政権転覆戦争を擁護し、応援団になっている主流メディア内の多くの人々同様、この政権転覆戦争支援してきた両党の政治家の多くもそうなのです。」

 この38歳の退役軍人は、更に、ダマスカス政府を打倒する目的のため、アメリカがいかにして、アルカイダ・テロリストを支援したかを非難した。

 それはシリアや中東の他の場所におけるアメリカ政策を驚くほど痛烈に批判する評価だった。ワシントンのいわゆる「介入」の野蛮さや残虐さについて、ギャバードが、アメリカ人に本当のことを言ったのは、決してこれが初めてではない。

 ギャバードの衝撃的ながら穏やかに語られた発言の後、テレビ討論で、ステージ上にいた他の11人の民主党候補者は、驚いているように見えた。他の連中全員、アメリカ軍はシリアで「テロと戦っている」というエセ言説を語っていた。連中は、イスラム国(ISあるいはISIS)や他のアルカイダ関連集団に対する戦いに悪影響を及ぼすので、北東シリアからアメリカ兵を撤退させるという先週のトランプ発表を非難していた。彼らは、トランプが部分的軍事撤退で「クルド人同盟者を裏切った」ことも強く非難していた。

 ドナルド・トランプ大統領は「果てしない戦争を終わらせ」「我々の兵隊を帰国させる」ことについて語っている。だが彼は、アメリカが彼の監督下で「ISISを100パーセント破った」と軽々しく信じているのだ。その意味で、彼は本質的に、アメリカが、世のためになる勢力「白い帽子をかぶって馬に乗って日没に向かってゆく善人」だという民主党やマスコミと同じ陳腐な意見に同調しているのだ。

 一方、ギャバードはアメリカ国民に明白な酷い真実を話す上で孤立している。アメリカ政策が基本的問題なのだ。シリアや他の場所での政権転覆戦争を終わらせ、テロ集団との邪悪な共謀を終わらせることが、中東に平和をもたらし、うなぎ昇りの戦争負債という経済大惨事から普通のアメリカ人を救う方法なのだ。アメリカ国民は、自分たちの政府や軍やメディアや政治家が、中東諸国のみならず、けがやトラウマや自殺や薬物乱用などで破滅している何百万というベテランを含め、普通のアメリカ人の生命や生活に与えているこの犯罪的政策の恐ろしいブーメラン効果について真実を知る必要がある。

 今週のテレビ討論後、真実を語ったことで、ギャバードが一般投票で勝利したように思われる。ドラッジ・レポートによる主要オンライン投票で、彼女は他の全ての候補者を出し抜いて、投票者のほぼ40パーセントの支持を勝ち取った。トップ候補者のはずのエリザベス・ウォーレンやバーニー・サンダースやジョー・バイデンは、7パーセントかそれ以下で彼女の後に続いている。

 明らかにギャバードはアメリカの戦争を率直に描写し、アメリカ国民の琴線に触れたのだ。

 彼女の衝撃的暴露と、見た目の大衆の支持にもかかわらず、大半の主流メディアは、テレビ討論後、彼女を葬り去ろうとした。VoxやCNNのようなチャンネルは、話の要点が主に内政問題だったウォーレンが討論の勝利者だと宣言した。他の候補者同様、ウォーレンは「テロとの戦い」というアメリカ軍のプロパガンダ言説に精一杯取り組んでいた。Voxは討論でのギャバードを「敗者」とさえ酷評し、アメリカのシリアでの役割について彼女は「露骨な虚偽の」発言をしたと主張した。

 他の主流報道機関は、アメリカの戦争に関する公式プロパガンダをギャバードが破壊したことを報告するのを無視することに決めた。今週早く、CNNとニューヨーク・タイムズは、彼女を「ロシアの手先」と呼び、彼女が2017年に彼女がシリアを訪問し、アサド大統領と話をしたことに言及して「アサド擁護者」と中傷した。

 世論調査の上で、ギャバードは、11月の次回テレビ討論に登壇するに値する十分な支持がないと民主党全国委員会は主張している。

 だが国際的な出来事はハワイ選出下院議員が正しいことを証明している。アメリカ軍部隊は他のNATO軍隊同様、シリア領土を不法に占領しているのだ。彼らは国連安全保障理事会から負託を受けていない。トランプによるアメリカ部隊撤退で、アメリカに支援されたクルド人戦士が事実上これまで5年間占領していた北東シリアに力の空白ができ、シリア軍が迅速に領土を奪還した。いくつかの報道が現地の人々がシリア軍の到着を喜々として歓迎しているのを示している。この場面は、シリアとロシアの軍隊が、アレッポや以前テロ集団に包囲されていた他の都市を解放した時を思い出させる。

 アメリカの戦争機構は、戦争で荒廃した国で平和を回復するためシリアから撤退しなくてはならない。トランプがうぬぼれて主張するように「彼らが100パーセント、ISISを破った」ためではなく、大半の民主党やアメリカ・メディアが不合理に主張する「テロとの戦いの上で、クルド人を裏切っている」からでもなく。

 ワシントンが、その犯罪的な政権転覆戦争と代理テロリストに対する支援を最終的に終わらせる時、シリアと中東に平和が来るだろう。トゥルシー・ギャバードは、アメリカ人に真実を話す知性と高潔さを持った唯一の政治家であるように思われる。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/10/18/tulsi-nails-national-tv-us-regime-change-wars/

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 従軍体験があればこその説得力ある主張。偉い人もいるものだ。小学校の運動会、徒競走は常にビリから二番目。運動会の前日は、てるてる坊主をさかさまにつるしていた軟弱な経験しかないので、軍隊体験も、下記の現実も、全く理解できない。わが抱く思想はすべて 運動神経なきに因するごとし 秋の風吹く

日刊IWJガイド「五輪での旭日旗の使用反対の署名がホワイトハウスの『We the People』で進行中! 期限の本日までに、署名は10万筆を超えホワイトハウスには公式回答の義務が! 五輪サッカーチームが迷彩服風のユニホームを着用することが決定! 片やラグビーW杯では姫野選手が百田尚樹氏の『日本国紀』の愛読を公言! 日本は万世一系の素晴らしい国!? 国内スポーツ界で世界に逆行して進むナショナリズム!」2019.10.24日号~No.2597号~(2019.10.24 8時00分)

 

2019年8月 7日 (水)

トゥルシー・ギャバードよ。安らかに眠れ。

2019年8月5日
Paul Craig Roberts

 トゥルシー・ギャバードがイスラエル圧力団体に屈したのは残念だ。帝国勢力はそれを弱さの兆しと見て、彼女を破滅させる作業に取りかかった。

 彼らがトランプを脅威と見たのと全く同様、支配層エリートはギャバードを脅威として見ている。帝国の狙いを問題にする魅力的な政治候補者は脅威なのだ。トランプは軍安保複合体が画策しているロシアに対する敵意を問題にした。ギャバードは、中東での帝国戦争を問題にしている。これは軍安保複合体とイスラエルロビーの狙いを侵害する疑問だ。もしギャバードが、イスラエルへの恐れから、AIPA路線であるイスラエル批判を禁じる法案に賛成投票したのであれば、彼女は中東におけるワシントン侵略に反対という彼女の方針を固執するのは不可能だろう。それがイスラエル権益のためになるから、イスラエルはアメリカ攻勢の背後にいるのだ。

 だが帝国は即座に動いた。帝国は彼女に、売女マスコミ大隊をけしかけた。ジョシュ・ロギン(ワシントン・ポスト)、ジョイ・リード(MSNBC)、ワジャハット・アリ(ニューヨーク・タイムズとCNN)と、もちろん帝国が標的を定めた有名人を中傷し、誤り伝えるために雇っているツイッターの荒らし屋連中を。グーグルはギャバードを困惑させるべく注力している。

 民主党大統領候補者指名を競う民主党候補者の第二回「討論」で、ギャバードは、卑劣なカメイラ・ハリスを易々と打ちのめし、即座に「アサド弁護者」で、プーチン工作員としてホワイトハウスに自身を送り込むのためロシア陰謀支持者というレッテルをはられた。https://www.paulcraigroberts.org/2019/08/01/crazed-democrats-now-claim-it-is-tulsi-gabbard-who-is-in-conspiracy-with-putin/

 中東におけるイスラエルの敵に対する戦争と、イラン、ロシアと中国に対する本格的な戦争のための準備は、強力なアメリカ軍安保複合体ロビーにとって飯の種だ。軍安保複合体にとって重要な全ては、彼らの利益であって、我々全員が殺されるようなるかどうかではないのだ。言い換えれば、アメリカを守るという連中の宣伝はウソだ。彼らはその膨大な予算と権力を正当化するための敵を得るべく、我々全員を危険にさらしているのだ。

 我々の中でも、私自身やスティーヴン・コーエンのように実際に知っている人々は、何年にもわたりロシアに対して画策されている敵意は、元の冷戦より遥かに危険な冷戦を生み出していることを警告してきた。実際、アメリカとソビエトの指導者による多大な政治的出費で実現された軍縮協定は、犯罪的なジョージ・W・ブッシュ政権に始まって、ワシントンにより無効にされた。軍/安全保障ロビーへの奉仕のため、ワシントンに破棄された最近の条約はロナルド・レーガン大統領とソ連指導者ミハイル・ゴルバチョフが交渉した中距離核戦力条約(INF)だ。この条約は、ワシントンがヨーロッパのロシア国境に置くことができ、わずか、あるいは全く対応時間のないミサイルでロシアを攻撃するミサイルと、ロシアがヨーロッパとイギリスで、ワシントンのNATO傀儡諸国を攻撃するのに使えるミサイルを禁止した。条約は2,692発のミサイルの撤去と、合意への両方の関係者を満足させる10年の検証点検をもたらした。だが突然ワシントンは条約から脱退した。条約からの脱退の主目的は、軍安保複合体が納税者の費用負担で新しいミサイルを開発し、生産することができるようにするためだが、ワシントンはINF条約から離脱することにおける軍事的利点も見ていた。

 ワシントンがワシントンが攻撃するつもりであるあらゆる国を非難するのと全く同様、ワシントンは、もちろん、アメリカの離脱をロシアのせいにしている。だがロシアは条約を無効にすることに全く興味がないことは阿呆にさえ全く明白だ。ロシアの中距離ミサイルはアメリカには届かない。ロシアには、いかなる本格的な軍隊も持たないヨーロッパを攻撃する理由がない。問題なのはヨーロッパ領にあるアメリカの核弾頭ミサイルだ

 だがワシントンは、INF条約を引き裂くことで利益を得るのだ。アメリカではなく、ヨーロッパを危険にさらして、ヨーロッパのロシア国境に配置された、ワシントンの中距離核弾頭ミサイルが、対ロシア先制核攻撃を可能にしている。近さのおかげで、警告時間はわずか数分に過ぎない。ワシントンの狂気の戦争立案者は、ロシアの報復能力の大半が破壊されるだろうから、ロシアは衰えた力で報復して、二度も攻撃される危険を冒すより、降伏するだろうと信じている。

 ロシア軍同様、プーチンはこの危険を強調している。ロシア国境のアメリカ・ミサイルは世界を一触即発状態に置いている。犯罪的ネオコンの意志として、ロシアに対する核攻撃がありそうな事実は別として、核警告システムは誤警報で悪名が高い。第一次冷戦の間は両国が信用を形成しようと努力していたが、犯罪人クリントン政権以降のワシントンは二大核保有国間の全ての信頼を破壊しようと努力してきた。ワシントンの完全に狂ったばか者のおかげで、地球の生命を壊滅するのに必要なのは、ロシア人が受けとる一つの誤警報だけになった。過去の誤警報と異なり、次回ロシア人はそれを信じる以外選択肢が無いだろう。

 中距離核弾頭ミサイルはプーチンとトランプ間で電話をする余裕を与えない。何百という外交的侮辱、彼個人と彼の国の悪魔化、非合法制裁、果てしない冤罪と果てしない脅迫を経験しているロシア指導者は、警告が虚偽だと推定することはできない。

 ワシントンのばか者と売女マスコミは世界の終わりプログラムしたのだ。警報が鳴りだした時、ロシア指導者には、ボタンを押すこと以外、いかなる選択肢もない。

 ロシアに対するワシントンの敵対的意図に関して、ロシア政府に残っていたいかなる疑問も、トランプの国家安全保障担当補佐官ネオコン戦争屋ジョン・ボルトンに一掃された。最近ボルトンは、最後に残った戦略兵器削減条約STARTを、ワシントンは、2021年に更新しないと発表した。

 ジョン・F・ケネディ大統領から始まり、レーガンとゴルバチョフの間で最大の成功に達した核保有国間で形成された信頼はこうして消滅した。もし世界が二大核保有国間の信頼の破壊を生き残れれば幸だ。

 ワシントンのアメリカ政府は、その傲慢な思い上がりゆえに、アメリカだけが自ら作り出した危険な状況を全く理解できないのだ。我々は、平和にすることで、彼らの予算と権力を危うくする、あらゆるアメリカ大統領を破滅させる決意が強いアイゼンハワー大統領が半世紀以上前に我々に警告したが効果がなかった組織的な強力な戦力、アメリカ軍安保複合体の権力のおかげで、我々の生命には終始危険があるのだ。

 ドナルド・トランプは強烈な個性だが、イスラエルロビーと軍安保複合体に恫喝された。軍安保複合体と民主党が画策した攻撃が、アメリカ・マスコミによる100%の協力で、弾劾の根拠とするために、彼をロシア工作員として描こうとする中、現行大統領としてのトランプはツイッターし続けていた。

 世界で最強とされる立場にありながら、彼を罪に陥れ、大統領の座から追放しようという取り組みで、最初の任期全てを、彼に反対する連中に浪費されるのを可能にしている強烈な個性こそ、我々がトゥルシー・ギャバードのあり得る運命について知る必要がある全てだ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/08/05/tulsi-gabbard-r-i-p/

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 聞きたくはなかったニュースだが事実。The Sakerにも同じ話題の記事がある。

What Tulsi Gabbard’s caving in to the Israel Lobby really shows

 オカシオ・コルテス下院議員やイルハン・オマル下院議員は反対票を投じている。

 植草一秀の『知られざる真実』記事 郵政民営化なれの果てのかんぽ生命不正販売

 残念ながら、大本営広報部から、植草一秀氏は招かれない。出るのは茶坊主芸人ばかり。事実は決して語られない。

 間もなく、イギリスに続くのだろうか?

日刊IWJガイド「ボリス・ジョンソンの英国が有志連合に正式参加! 安倍総理は『総合的に判断する』と参加に一歩近づいた!? 日本が有志連合に参加すれば中東外交に大きな禍根を残す!」2019.8.7日号~No.2519号~(2019.8.7 8時00分)

 ガイドの一部をコピーさせていただこう。はからずも、批准を否定する映像を見てしまった。

 昨日8月6日は74回目の広島原爆の日でした。広島市の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)」が行われ、被爆者や遺族ら約5万人が参列しました。松井一実広島市長は平和宣言で「核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止めていただきたい」と、日本政府に訴えました。

※<つなぐ 戦後74年>核廃絶 日本が主導を 広島原爆の日 世界に軍縮促す(東京新聞、2019年8月6日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019080690135625.html

 しかし、安倍晋三総理は式典後、広島市が開いた「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し、「アプローチは異なるが、核兵器廃絶の目標はわが国も共有している」、「目標の実現で重要なのは、核兵器の保有国と非保有国の橋渡しに努め、双方の対話を粘り強く促し、具体的な核軍縮の取り組みを積み重ねていくことだ」と、従来通りの説明を繰り返し、条約の署名・批准を否定しました。

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