ボリビア

2020年10月27日 (火)

ボリビアにとって、とうとう小さな希望の光

Stephen Karganovic
2020年10月21日
Strategic Culture Foundation

 誰も驚いてはいないが、辞任させられたボリビアのエボ・モラレス大統領は、この前の日曜日の選挙で決定的に正当化された。2019年11月にモラレスを交替させた暫定政府政権によって暫定大統領として就任させられた脱色ブロンドのヨーロッパ侵略者の女、ヘアニネ・アニェスは退任しなければなるまい。彼女が明らかにひどく嫌っているアイマラ族のおかげで、彼女は先住民土地に破れたことを認めた。言うまでもなく、この感情は、お互い心からのものだ。

 ボリビア新大統領はモラレスの財務大臣で、親密な協力者だった、社会進歩党、スペイン語頭字語でMASのルイス・アルセだ。二人の暫定政府の候補に対し、候補者の一回目の明らかな過半数で、決選投票が避けられたので、MASの勝利は一層印象的だった

 モラレス本人が出馬し、敵に一層決定的に恥をかかせるのでなく、なぜ代役を使うしかなかったのかという疑問が生じるのは、もっともだ。理由は、卑劣な企てをたくらむ帝国連中の、いくつかの卑劣なインチキだ。もしモラレス本人が出馬を許された場合、事実上、詐欺が通じない選挙での大惨事を予想して、違法に追放された大統領の資格を剥奪し、彼の立候補を禁じる、現地の傀儡政権が、いんちきな性犯罪容疑をでっちあげたのだ。モラレスはジェフリー・エプスタインの小児愛者島に頻繁に行ったかどで告訴されてはいないが、クーデター政権当局は、刑事訴訟を起こし、逮捕状を得るのに十分な容疑として、彼が未成年の少女と付き合っていたのを都合よく発見したのだ。

 2019年末、彼を追い出す陰謀が本格的に動きだすずっと前から、モラレスは確実に、帝国の「くそったれ野郎一覧表」に載っていた。2004年に彼が選出された時、彼はどんな通常の標準からしても奇異な途方もない状況を継承したのだ。彼の新自由主義前任者は、ボリビアの水資源を外国の金融筋に売り払っており、貧困に陥った小作農大衆が、空気と同様、全員のための共通の伝統財産であるべき自国の基本的天然資源の一つを使う権利に対し、外国企業に支払わなければならないことを意味していた。今振り返ってみると、ボリビアの水資源は、貧困に陥ったアンデス山系の小作農から、はした金で搾取できるものとしてではなく、天然資源略奪の政治的室内実験として、もし成功すると分かったら、他のどこの国にも延長できる標的にされていたことがわかる。それは一部の他の国々に延長されたが、エボ・モラレスの意外な登場のおかげで、ボリビアでは止められ、横柄な新しい先住民大統領は、国際的な寡頭政治界で、一人の嫌われものになった。

 このような対立から始めた後、モラレスが、ボリビアの膨大資源を、国際投資家や、連中の強欲な企業ではなく、自国民に役立てることを、彼の政策の大黒柱にするのは当然だった。不幸にも、世間知らずの田舎者大統領は、場合によっては、思慮分別が勇気の大半を占めることを忘れていたのだ。2017年に、彼は個別に働くのではなく、「ウルビ・エト・オルビ」の祝福、包括的計画を発表した。(a)主要な天然資源を国営化し、(b)可能性として、更に致命的に、ボリビアでそれらを処理し、原材料ではなく、精錬された形でそれらを輸出するのだ。もし彼が政治的に世馴れていれば、明白な越えてはならない大国の一線を無視した後、一体何が必ずや彼を見舞うかを予想できていたはずだ。

 これほど道徳的に反対できない政策を実行する上で、総じて、企業権力筋のみならず、特にきわめて重要なボリビアの膨大なリチウム資源の無制限の安価な入手を、彼の主要製品、電気自動車バッテリー用に当てにしていた億万長者イーロン・マスクの越えてはならない一線を越えたように思われる。正しい部署あての、何度かの憤慨した電話で、70年前、ユナイテッド・フルーツ・カンパニーに対するグアテマラのグスマン大統領の同様に不適切な政策と同様、マスクは、自国民の利益を国際企業より優先する見られるボリビアの厄介な先住民大統領解任のお膳立てをしたのだ。

 それから後は、いわゆる歴史だ。ジーンシャープの政権転覆シナリオが一字一句守られた。2019年10月の大統領選挙は、あらゆる適当な理由で「国際社会」に異議を唱えられ、モラレスを崖から突き落とすべく、軍や警察幹部が買収され、マスク軍事政権によって、異様なブロンド女性アニェスが彼の代わりに据えられたのだ。

 多くの遅れやキャンセルの後、軍事政権支配を合法化し、モラレスと彼のMAS運動を政治的に絶滅するよう意図された新選挙が、最終的に、10月18日に行われた。投票を延期し続け、勝利選挙のための組み合わせのお膳立てに務める軍事政権にとって、Covid緊急事態は天恵の口実だったが、最後の審判の日がとうとう訪れ、あらゆる不正工作が無駄だったことが証明された。回復力がある小作農が、やりたいことをやり通したのだ。

 道徳的観点からすれば、選挙結果は素晴らしいニュースだが、今後の進展の結果が出るまで、この結果の実際的評価は、おそらく当面保留すべきだ。中南米政治は、裏切りで悪名高い。欺まん的なレニン・モレノという名(彼は虐げられた人々に、いささかの共感も示さない点で、レーニンでもなく、現在、エクアドル支配を目標に定めた本質的に同じ勢力の侵略から彼の国の主権を保護すべく苦闘した19世紀、エクアドルの著名な愛国大統領[ガルシア]モレノでもないことが分かっている)の軽蔑すべき人物が、彼の前任者が支持していた全てを逆転するためにだけ人民主義者コレアの後任となったエクアドルでその例がある。もう一つの顕著な例が、アルゼンチンで典型的な大言壮語屋として、知られている、ペロン主義の綱領で出馬し、当選し、宣誓した翌日から破壊的な新自由主義政策を実行し始めたカルロス・メネムの危険な経歴だ。

 ルイス・アルセの政権の最終的な試練は、この政権が、素早く、エボ・モラレスに対する虚偽告訴を取り下げて、彼が争う者がない指導者である国に、彼が帰国できるようにするかどうかだ。ボリビアの中心的実力者が、自国民に再会し、彼に権利がある政治的影響力を行使するのを阻止する法律上の仕組みが即座に取り去られなければ、ボリビアでは、勝利の歌に、警鐘が取って代わらなければなるまい。そして、クーデター政権の主要人物をでっち上げの罪状ではなく、本物の罪状で起訴することは、次期ボリビア政権が着手すべき、もう一つの歓迎される信頼醸成措置だろう。

 Stephen Karganovicは、スレブレニツァ歴史プロジェクトの理事長

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/10/21/at-last-a-small-ray-of-hope-for-bolivia/

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 ボリビアは、どこかの国とは違い、愚かな戦争をしかけるようはめられて、無残な敗戦を味わった後、その愚かな戦争を推進した軍部、政治家、マスコミ、学者が、75年間、宗主国の支持で、支配しているわけではない。いくら長年、強烈に宗主国に搾取されようとも、自然の復活力が働くのだろうか。GO TOやら、もっと東京につられて、応募に必死で、学術会議任命拒否問題など念頭にない国民とは違うのだろうか。某阿呆ニュースのコメント欄「国会は、学術会議問題など放っておいて、コロナ問題を論じろ」という、政府お雇い、あるいは奇特な自発ネトウヨの書き込みに満ちている。旅行は今でなくとも、コロナ後に行ける。戦前と同じ反政府言論が弾圧される社会体制、決してコロナのようには去らない。宗主国の意のまま侵略戦争を手伝う新軍国社会、美しい国は目前に迫っている。

 長周新聞の、大阪市廃止を巡る、下記記者座談会を連想した。水道民営化、周回遅れの新自由主義。

記者座談会 大阪市廃止仕掛ける黒幕は誰か 外資や財界の代理人・維新

 何度も書くが、官僚や政治家やマスコミや学者を人事で恫喝して支配している傀儡政権は、当然宗主国ジャパン・ハンドラーによる「反対する首相は首」という恫喝には逆らえない。宗主国命令に従って、属国民を無視し、記者会見や所信表明前に「自由で開かれたインド太平洋」という名の宗主国による中国包囲網強化作戦のためのベトナム・インドネシア訪問をした傀儡。腐敗した大本営広報部「前首相夫人に比べて控え目な夫人」と褒めながら「前首相に比べ宗主国の攻撃的姿勢に一層協力的な現首相」という事実は書かない。デモクラシータイムスの、今回の田岡俊次氏解説にあるような「台湾したたか外交」の片鱗も、この傀儡劣等には期待不可能。 昨日公開した記事 アメリカと中国との緊張が高まるにつれ砲弾の餌食化の危険を恐れる台湾 と直接つながる話題。

【田岡俊次の徹底解説】トランプのアメリカ/台湾したたか外交〜反中の笛に踊らず〜 20201020

  前任者、息をするように自由自在にウソをつき無意味な回答ばかりだった。現職、まけず劣らず。読み間違いの多さまで継承している。壊れたレコード・サイコパス。

 LITERA

菅首相が所信表明演説で安倍前首相並みの嘘とゴマカシ!「温室効果ガスゼロ」の影で原発推進を宣言、再稼働だけでなく新増設も

 デモクラシータイムス 今回の池田香代子氏インタビューも興味深い。話題に出た本、『赤旗スクープは、こうして生まれた! ──「桜を見る会」疑惑』早速、読んでみたいと思う。

記者クラブの外でスクープを追う記者魂 山田健介さん【池田香代子の世界を変える100人の働き人 44人目】

 日刊IWJガイドに学術会議任命拒否当事者の松宮教授Zoomインタビュー案内。今晩。

【IWJ_YouTube Live】18:00~「岩上安身による立命館大学大学院法務研究科研究科長・松宮孝明氏ズームインタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による松宮孝明氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた松宮孝明氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%be%e5%ae%ae%e5%ad%9d%e6%98%8e

2020年10月25日 (日)

アメリカに同盟者なし、人質のみ

2020年10月21日
ケイトリン・ジョンストン

 ボリビア新次期大統領ルイス・アルセは、スペインの国際報道機関EFEに、キューバやベネズエラやイランとの国交関係を復活させるつもりだと語った。これは、去年違法に権力を掌握した後、即座に大使館を閉鎖し医師を追放し、それらの国々との関係を切断した、アメリカが支援したクーデター政権の政策を覆すものだ。

 アルセはロシアや中国との友好関係についても語った。

 「我々は全ての関係を再構築するつもりだ」と彼はEFEに語った。「これまでの政権は非常にイデオロギー的に行動し、ボリビア国民が、キューバの医療、ロシアの薬や、中国での進歩を利用できなくしていた。純粋にイデオロギー的な問題から、この政権は国民に、不必要で、有害な経験をさせた。」

 アルセは「全ての国に進んでドアを開く意志を表明するが、唯一の必要条件は彼らが我々を尊重し、我々の主権を尊重するということだけだ。全ての国、大きさには無関係に、ボリビアとの関係を欲する国で、唯一必要条件は我々が同等な国としてお互いを尊重するということだ。そうであるなら、我々には何の問題もない。」

 アメリカ帝国主義とグローバル政治について何かご存じなら、この最後の部分が、帝国の教義に対する厚かましい異端であるのがお分かりだろう。

ボリビアはキューバ、ベネズエラとイランとの外交関係を復活させる、EFEに対するインタビューでルイス・アルセ次期大統領が述べた。
彼は中国やロシアとの良い関係も再構築するだろう。アルセはイデオロギー的な、アメリカ寄りの外交政策姿勢のかどで、クーデター政府を非難している pic.twitter.com/3ATXjSVbuF
- カウサチュン・ニュース(@KawsachunNews) 2020年10月20日

 アメリカを中心とする国際同盟諸国帝国風クラスターの非公式教義は、他の国々の主権を認めず、まして彼らを同等として尊重することはない。この帝国は、既定の事実として、自分が世界中の全ての国が何をするか、彼らの指導者が誰か、彼らの資源がどこに行くか、そして世界の舞台における彼らの軍事態勢が何かを決定する、全ての権利を持っているのを当然だと思っている。もし、ある政府がこうしたことを決定する帝国の権利を受け入れるのを拒否すれば、その国は標的に定められ、破壊工作され、攻撃され、最終的に傀儡政権に置き換えられるのだ。

 アメリカを中心とする帝国は、まだ帝国の属国に転換していない国々をゆっくり吸収する巨大なカタマリのようにして動いている。ある国が、それから逃れ、自己主権のための戦いで、中国やロシアやイランやベネズエラやキューバのような吸収されない国々に再び加われるのはまれだが、そうすることが可能だったことには勇気づけられる。

 去年、オーストラリアのシンクタンク、センター・フォー・インデペンデント・スタディーズが主催した討論で、アメリカ人政治評論家ジョン・ミアシャイマーが、この帝国の塊の動態を非常に鮮やかに説明した。ミアシャイマーは、聴衆に、中国の上昇を止め、中国が東半球で地域の覇権者になるのを阻止するため、アメリカは出来る限りのことをしようとしており、オーストラリアはその戦いで、アメリカと協調すべきで、さもないと、ワシントンの怒りを買うと述べたのだ。

法に基づき人権を擁護する民主主義秩序だ、皆様 https://t.co/ZEfxGm6LFi
- RaHoWarrior Steve Bannon, 1st Boomer Division
(@healingbyhenry)2020年10月8日

 「問題は、中国の勃興を考慮に入れたオーストラリア外交政策は、どうあるべきかだ」ミアシャイマーは言った。「私はあなたに私が、もし私がオーストラリア人だったなら提案することを、お話したい。」

 ミアシャイマーは中国は経済的に成長し続けようとしており「アメリカが西半球を支配しているように」アジアを支配するため、経済大国は軍事大国に変わると言い、なぜアメリカと同盟国がそうなるのを阻止するあらゆる能力を持っていると思うか説明した。

 「今疑問は、この全てがオーストラリアにとって何を意味するかだ?」ミアシャイマーは言った。「あなた方は確実に板挟みになっている。皆が板挟みが何か知っている。ところであなたは板挟みになっている東アジア唯一の国ではない。あなたは大いに中国と取り引きする、その貿易は、あなたの繁栄にとって非常に重要だ。それについて疑いはない。安全保障という点で、あなたは本当に我々と共に行きたいと望んでいる。それは遥かに多くの意味をなす、そうでしょう? 生き残らなければ、繁栄できないのだから、あなたは安全保障が、繁栄より遥かに重要だということがお分かりだ。」

 「今、選択肢があると言っている人々がいる。中国と一緒にやって行けると言っている」とミアシャイマーは言った。確かに、あなたには選択肢がある。あなたは、アメリカではなく、中国とやって行くことができる。私がそれについて言いたい二つのことがある。第一、もしあなたが中国とやって行くなら、あなた方は、我々の敵であることを理解して頂きたい。その場合、あなたは、アメリカの敵になると決めているのだ。なぜなら再び、我々は猛烈な安全保障競争の話をしているのだから。」

 「あなたは我々の側か、我々の敵だ」と彼は続けた。「もしあなたが中国と大規模に取り引きし、中国に好意的なら、あなたは、安全保障競争でアメリカを傷つけているのだ。我々の見地からは、あなたは獣に餌をやっているのだ。そして、それは我々を幸せにしない。そして、我々が幸せでない時、我々がどれほど意地悪くなり得るか過小評価しないよう願いたい。フィデル・カストロに聞いて頂ければ良い。」

 オーストラリア・シンクタンク聴衆の不安な笑いが、ミアシャイマーの更に扇動的な発言を中断した。CIAは何度もカストロ暗殺を試みたことが知られている。

 

 世界中の他の国々に、その権益に協調するよう、アメリカが、これまで一体どのようにして、大いに成功しているのか読者が不思議に思われたなら、これが、その方法だ。アメリカは、世界の舞台で、同盟諸国にとって良き当事者だったり、親切な友人だったりせず、服従しなければ、アメリカは、あなたを破滅させるというのが事実だ。

 オーストラリアは自身を中国から守るため、アメリカと連携しているのではない。オーストラリアは自身をアメリカから守るため、アメリカと連携させられている。ツイッターのフォロワーが最近気づいた通り、アメリカに同盟者はなく、いるのは人質だけだ。

 最近公表されたPalace Lettersが実証する通り、彼がオーストラリア主権を優先していたがゆえに、オーストラリアのゴフ・ホイットラム首相を追放するクーデターをCIAが仕組んだのだ。ホイットラム死後、2014年に、ジャーナリストのジョン・ピルジャーがこう書いた。

オーストラリアは、1972年-75年、ホイットラム時代、短期間、独立国家になった。アメリカ人解説者が、「国内革命を体験せずに、国際問題でその立場を徹底的に逆転した」国はないと書いている。ホイットラムは彼の国の植民地的奴隷根性を終わらせた。彼はイギリスの任命権を廃止し、オーストラリアを非同盟運動に向けて動かし、「平和の地域」を支持し、核実験に反対した。

 オーストラリアとボリビアにおけるクーデターの主な相違は、ボリビア人が、それを受け入れ、服従するのを拒否したのに対し、我々は肩をすくめ、大丈夫だよと言ったことだった。我々には、本当の国になり、自身の主権を強く要求する、あらゆる選択肢があったのに、ボリビア人と異なり、余りに徹底的に洗脳され、穏やかだった。逃げた人質も多少いたが、逃げない者もいた。

 アメリカ帝国はホイットラムを追放し、更に2007年、中国に余りにも友好的と考えられる首相を我々が選出した時、連中は再び同じことをした。オバマ政権の対北京「旋回」を推進するために、親中国派のケビン・ラッドは、従順なジュリア・ギラードに置き換えられた。World Socialist Websiteは、こう報じている

2010年12月、ウィキリークスに公開された秘密のアメリカ外交公電がアメリカ大使館の「守られた情報源連中」がギラード抜擢で重要な人物だったのを明らかにした。マーク・アービブやデイビッド・フィーニィ上院議員やオーストラリア労働者組合(AWU)書記長ポール・ハウスを含めた主要クーデター計画者連中が、政府内部の議論や指導部内の分裂の最新情報を、何カ月間も、アメリカ大使館に密かに提供していたのだ。

ラッドは、アメリカと中国間でエスカレートする戦略上のライバル関係を調停しようと試みて、アジア太平洋コミュニティーを提案し、中国に対する、アメリカ、インド、日本とオーストラリアの四カ国軍事同盟形成に反対していた。

オーストラリア-アメリカと、オーストラリア-イスラエル指導部フォーラムを通して彼女の親米派の信頼を醸成していたギラードは、アメリカ大使館によって、文字通り信頼できるラッド交替要員として選ばれた。彼女の最初の会場出席で、ラッドを刺殺した後、彼女は、アメリカとオーストラリア国旗に両側を挾まれて、アメリカ大使と一緒に写真撮影ためにポーズを取って、ワシントンへの献身を証明した。彼女は間もなく、ラッド下のオーストラリアへの訪問を、以前二度も延期していたオバマと電話をした。

アメリカの対中国戦争準備の上で、オーストラリアの重要性は2011年11月に、見るからに明白になったが、その時オバマは、ホワイトハウスではなく、オーストラリア議会で彼の「アジアへの旋回」を発表したのだ。訪問の間に、ギラードとオバマは、アメリカ海兵隊をダーウィンに配備し、アメリカの他の軍事基地へのより自由な利用を認める協定に署名し、オーストラリア国民を、中国との、あらゆる対立の前線に置いたのだ。

ギラード政権はパインギャップのスパイ活動と兵器を標的にするアメリカの主要基地拡大を容認し、米軍によるオーストラリアの港と空軍基地の利用増加に同意し、世界中の何百万人もの人々の通信とオンライン活動を監視する、アメリカが率いる高度な「ファイブ・アイズ」世界監視ネットワークにおけるオーストラリアの役割を強化した。

ラッド排除は転換点だった。アメリカ帝国主義は、オバマ政権を通して、単刀直入のメッセージを送ったのだ。オーストラリア支配層エリートには、もはや曖昧な態度の余地ないのだ。どの党が与党であれ、中国という大規模輸出市場損失の結果が何であれ、中国との対立で、無条件に、アメリカ側について支援しなければならないのだ。

 これが今我々が世界中で見ているものだ。その中に吸収されるのに抵抗して残っている国々に対して、アメリカ軍事同盟によって行われていスローモーション第三次世界大戦だ。吸収されない国々の中でも、遥かに最強力なものとして、この戦争では、中国が究極の標的だ。中国を止めるという最終目的に帝国が成功すれば、帝国は住民が反対したり、異議を唱えたりすることができない、事実上の世界政府を実現することになる。

 私は読者を存じあげないが、核武装した強力な大国が世界支配のために戦い、彼らの冷戦ゲームに協力しない、より弱い国を打倒し、お互い決戦兵器を振り回す世界に私は決して同意していない。緊張緩和と平和こそが求め、得なくてはならず、一緒にこの地球、この生態系で暮らすため、我々全員、お互い協力して働かなければならない。

 寡頭政治帝国が我々のために設計した、この核兵器皆殺し、環境破壊生活様式は、人間という種には適しておらず、もし我々がそれを終わらせる方法を見つけなければ、神のみぞ知る無数の他の種とともに、我々は絶滅に追い込まれるだろう。歴史的に、支配者は彼らの権力を快く譲ることはないので、我々普通の人間は、共同体として、連中のプロパガンダ・エンジンを破壊し、帝国主義を強制して終わらせ、健全な世界を築く方法を見つけなければならない。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2020/10/21/america-has-no-allies-only-hostages/

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 記事にある、TEDでのラッド講演、ご覧頂きたい。ありがたいことに日本語字幕入り。約20分。

 2012年10月25日にJohn Pilgerが書いた記事の下記翻訳でも、ケビン・ラッド追放について触れられている。

世界を一層危険にするのに熱心なジュリア・ギラード

 下記2010年10月の記事も、オーストラリアのアフガニスタン戦争参戦に触れられている。これが日本の近未来。

アフガニスタンにおける更なる十年の新植民地戦争

 学術会議問題。

 今日の孫崎享氏のメルマガ題名は、学術会議任命排除問題を巡る氏の日刊ゲンダイ記事の転載

日刊ゲンダイ:孫崎享著「学問の自由」を抑圧することは、社会の発展を阻止する動き」

 宗主国の影響で憲法九条が盛り込まれたが、その後、費用自己負担傭兵として、軍隊を自由に利用したくなった宗主国に不都合なので、宗主国と属国傀儡「改憲」を執拗に主張している。学術会議も、憲法と同様、GHQの影響下で1949年に発足。宗主国侵略戦争にとって、今や憲法同様、平和志向が不都合なので、多少とも骨のあるメンバーを排除し、できれば組織そのものを解体したいというのが宗主国と属国傀儡の本音のはず。二つの動きは同根。侵略戦争のためには、日本社会の発展などどうでも良いのだ。

 この侵略戦争を目指す宗主国、属国の動きと直結する最近の翻訳記事「中国と戦争をするための同盟国を見つけ損ねたアメリカ」も、隠蔽エンジンではコピーしたサイトしか表示されない。DuckDuckGoでは、トップではないが、五番目にあがっている。ファシズムはしずかにやってくる。

 IWJライブあり、録画あり。

【IWJ_YouTube Live】13:40~「憲法を変えさせない!誰も戦場に送らせない! -『日の丸・君が代』強制反対!10・23通達撤回!ー 学校に自由と人権を!10・25集会 ー講演:香山リカ氏(精神科医)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

【録画配信・大阪 IWJ_YouTube Live】20:00~「原発も核燃もいらん!2020関西集会 ―講演:小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教 )」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

2020年10月23日 (金)

なぜ帝国主義者が国民を洗脳し続けようとするのかを示すボリビア

2020年10月20日
ケイトリン・ジョンストン

 左翼のエボ・モラレス大統領が去年地滑り的勝利の後、リチウムに富んだ国から追放された、アメリカが支援したクーデターを、ボリビアは逆転したのだ。クーデター政権による支配の一年後、ルイス・アルセというモラレス内閣元閣僚の、もう一つの地滑り的勝利が社会主義運動(ムビミエント・アル・ソシアリズモ=MAS)権力を復活させたのだ。

 最近のガーディアン紙主要記事の主張に反して、これは社会主義運動の「驚くべき再起」ではなく、民主主義に対する独裁的攻撃で、去年モラレスが選挙を不正に操作したという、欧米の言説操作者歪曲した虚偽の主張に対して、広く予想されていた拒絶だった。何年もの間の、二度の地滑り的勝利は、「驚くべき」でも「再起」でもなく、国民が二度、彼らの意志を決定的に示したのだ。

 ボリビアは、まだ完全に自由の身ではない。アメリカに中央集権化した帝国には、ボリビア国民の意志を破壊する攻撃として様々な他の方法があり、我々は、帝国がまだ存在していれば、そうした策略が今後数年内に展開されるのは確実かもしれない。だが、帝国に望まれる主要な形の攻撃が阻止されたという事実を、人々が祝うのは正しい。

ボリビアでの選挙は、多数の国民に支持される社会主義運動が、彼らの命を犠牲にしかねない内戦で恫喝した後、ファシスト・クーデター実行者が譲歩し、下から勝ち取った勝利であり、これは永久に記憶されるだろう。
- ☀️👀(@zei_squirrel) 2020年10月19日

 これは、帝国主義者が、人々の考え方や行動を操作するため、なぜ宣伝を使うのに、それほど多くのエネルギーを注ぐかの好例だ。もし国民を、自分たちの行動を支持するよう操れなければ、結局、国民が、連中の全ての仕業を元に戻すことになるだろう。クーデターは、昨日ボリビアで取り消され、2002年に、クーデターはベネズエラで取り消されたが、国民が、その意志を行使する力を持ち、意志を行使しないよう洗脳されたり、残忍に扱われたりしない時には、クーデターは常に未完成に終わるだろう。

 それを巡って支配体制の多くが行動している誰もが話題にしたがらない重要な問題は、人々を搾取しようとしている社会病質的支配者連中の数より、遥かに多くの普通の人々がいることだ。一般庶民と滅多にこの事実に気づかないが、現状の帝国主義寡頭政治の継続と拡大を画策する責任を負って操っている連中にとっては、常に連中の注意の中心だ。

 権力側の連中は民衆を恐れている。常にそうだったし、今後も常にそうだ。彼らは常に極端に実際は大衆が彼らの数の政権を彼らの支配者が彼らから盗んだ全てを取り戻すために使い、彼らの前の圧制者に好きであるものは何もするのを阻止するものは何もないのを知っている。我々は、ほんのちっぽけな男による虐待的関係にある、山のように大きな巨人のようなものだ。我々は、好きな時にいつでも、虫けらのように連中を潰すことができることをさほど多く考えないかもしれないが、連中は確実に考えているのだ。

国民のための政府に戻るボリビアにお祝い申し上げる。
民主主義を「独裁主義」だと歪曲しなければならないアメリカ人億万長者のために働く全てのジャーナリストにお悔やみ申し上げる。
— Existential Comics (@existentialcoms) 2020年10月19日

 そして、それこそが、国民が自分たちの本当の力に決して目覚めないようにしておいて、帝国を動かすのに責任を負っている、巧妙に言説を操る連中が終日働いている理由だ。国民は、ひたすら生き残るのに苦闘していて、富豪による行き過ぎた法外な地球破壊行為を支持するため、奴隷のように働かせられていることに決して気づかないのだ。国民は、最強力な連中以外の誰にも役に立たない戦略地政学支配を確保するため、世界の裏側で、自分達と全く同じ人々を殺害する殺人戦争機構に、自分たちの価値観と資源がつぎ込まれているのに決して気がつかない。それで我々は、連中がしていることも、我々が連中を止めるあらゆる能力を持っていることも理解できないのだ。

 連中が支配する国民の同意を作り上げるため、連中が膨大な資金を注いでいるのは、それが連中にとって面白いからではない。連中は他にするべきことが何もないから、不透明な行政機関に協力するよう、マスコミや、シンクタンク、NGO、政治的影響力や広告の形で言説支配を買い占めているわけではない。彼らには合意が必要なので、それを作り上げるため、彼らは必死に働いているのだ。

 だから彼らには同意せぬよう。洗脳を拒否するよう。同胞たちが洗脳されるのを止めよ。人々に、連中のウソに目覚めさせるよう務めよう。人々を自分たちの本当の力に目覚めさせるよう務めようよう。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2020/10/20/bolivia-shows-why-imperialists-work-to-keep-populations-propagandized/

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 世界には、こういう国もある。もちろん、まだ油断はできない。

 LITERA

菅首相のベトナムでのスピーチが幼稚で恥ずかしすぎる! 静岡県知事の指摘「菅首相に教養がない」は事実だ

 教養がないが、人事恫喝すれば、命令を素直に聞く従順な傀儡しか、宗主国ジャパン・ハンドラーは選ばない。

 学術会議ヒアリング映像をみていると、救いようのないネトウヨによるyoutubeのコメント欄になんとも低劣無意味な書き込みを見せられる。森監督発言時も、ひどい。全首相の低劣な野次を思い出した。学術会議吊るし上げ記事からすると、ネトウヨと自民党政治家本体、その下劣な品性、深い部分で共通しているもののようだ。

2020年10月21日 第7回「学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング」

2020年10月22日 第8回「学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング」

 日刊ゲンダイ

2時間半も“吊るし上げ” 菅自民の学術会議批判はネトウヨ級

 もはやネット番組のような意味のある言論、「宗主国に支配された属国政府に支配された」紙媒体呆導にもテレビ呆導にも期待できない。

『i-新聞記者ドキュメント-』再上映特別シンポジウム Day2

 横田氏が奮闘しておられるが、異神による市解体計画どうなるのだろう。素晴らしいコロナ対策の知事が、カジノ推進派とは知らなかった。

【横田一の現場直撃】No.83 和歌山カジノ予定地/大阪都構想 カジノと万博/
20201022

2020年8月 5日 (水)

世界的混乱の私営化

Stephen Karganovic
2020年8月2日
Strategic Culture Foundation

 一人のアメリカ人オリガルヒによる最近の不用意な発言は、国際法と国際秩序に、わずかに残されたものを損なうための新手法を示唆している。本気か、冗談か誰にもわからないが、テスラ・モーターズの大物イーロン・マスクが、去年エボ・モラレス大統領を打倒したボリビア・クーデターは「ボリビア国民の利益最優先ではない」と訓戒し「誰であれ必要な連中を、我々はクーデターする。さっさと対処する!」と恥知らずにツイッター投稿した内容で、情報通の投資家は、確実に、「本気」に賭けるだろう。

 「リチウムを入手できるよう、ボリビアで、エボ・モラレスに対してクーデターを組織した」かどで、直接、マスクにではなく、アメリカ政府の責任を問う別のツイートに、マスクが対応したものなので、もちろん、もっともらしい否認の余地がある。マスクの「我々」という答えは、理論的には、卑劣な行為に対する責任の個人的告白ではなく、むしろ、自国の外交政策に対する支持の善良な国民の忠実な表現と解釈できる。寛大に言えば、そのような読み方も可能だ。だが、より現実的には、大衆の心では、先駆的な電気自動車設計と結び付いているが、マスクが言っているのは、実際ボリビア政権転覆作戦に、大いに関心を持っていたことだ。電気自動車は、非常に簡単に言えば、リチウム電池で動き、ボリビアはたまたま、その鉱石の主要な供給源なのだ。リチウムがなければ、テスラも、他のいかなる電気自動車もないのだ。

 さらに多少の空白を埋めると、たまたま、クーデターのわずか数週間前の2019年11月、モラレス大統領は、リチウム埋蔵を含め、本質的に、ボリビアの鉱物資源の国営化政令を公表していた。ボリビア観察者たちは、もちろん、いつか、そうなるのはわかっていた。政治的に素朴な大統領は、二年前、ボリビア国民に、国富の利益を享受する権限を与える彼の大胆な作戦を明らかにしていた。彼の素朴さを読み、泣いていただこう。「ボリビアのエボ・モラレス大統領は、この貴重な資源の世界価格急騰に彼の希望を託し、現在貧困に陥っている南米の彼の国の繁栄する将来を見ている。「我々は巨大なリチウム産業を開発する。既に8億ドル以上得ている」とモラレスはドイツのDPA通信社に語った。」

 だから、早くも2017年、ジャッカル連中は通知を受けていたのだ。モラレスの「罪」は十分多数あり、たとえ彼が適正な価格を引き出す意欲的プロジェクトを発表して、リチウム・カルテルの反感を買っていなかったにせよ、彼は結局、排除の標的に定められていたはずだ。だが今、少なくとも、イーロン・マスと彼の現地代理人は、クーデター準備が行われていた間、中立の観察者でない「可能性が大いに高い」ことがハッキリしている。マスクの「誰であれ必要な連中を、我々はクーデターする。」は、アメリカの半球における権益を支持する忠実な市民としての発言だったかもしれないが、明らかに彼は、この紛争には彼自身の重大な金銭的利害関係を持っていた。

 実際、イーロン・マスクという名の個人と、ボリビア国家間の争いは、彼らの現地チームが負けていた際、気高いアメリカ外交がボスニアで強く要求していた「公平な条件」からはほど遠かった。マスクの680億ドルの個人資産は、2019年、405.8億ドルのボリビアGNPと、著しい対照を呈している。率直に言って、アメリカの寡頭制支配者は、ボリビアを買い、多数の変化を繰り延べられたはずだ。だが、もし遥かに安くクーデターを組織し、手の者を権力の座につけ、次に、リチウムを含め、国を自分ものにできるなら、国を買うだろうか? そのほうが、ずっと合理的な事業計画だ。

 モラレス大統領の「ボリビアの膨大な埋蔵量は、国にとって、思いがけない大たなぼたで、富を生み出し、貧窮した住民に繁栄を広めるのを可能にする」という生意気な夢物語は影響力を持った一部のサークルにとって、明らかに、初めから見込みのないもので、去年のファシスト・クーデターが、少なくとも一時的にそれを終わらせたのだ。

 膨大な金銭上の興味を持った非常に大金持ちの男が、国際連合加盟国の合法政府を打倒するため、彼の資源を投入し、罰せられずに、やり通し、回顧して、自分の業績を得意げに話さえしている本物の可能性は衝撃的だ。マスクの告白的発言に対する軽薄さは、国際法制度の腐敗を完全に反映している。あるいは、いっそう正確には、それは、我々が、ここで引き合いに出しているボリビアのように、途方もない権力がある個人と比較的弱い国家間や、国家間や、個人間、あらゆるレベルで、社会病質的な、捕食性の行動を制限する、基本的標準を体現する、イワン・イリインが「法意識」と呼んだものが、完全に消滅したことを示している。

 だが、ボリビアは決してまれな例ではない。政府要員に代わって、民間要員による外交政策遂行の意図的代用は、少なくとも、1995年8月の、クロアチアの嵐作戦にさかのぼる。それは、表向きは、ワシントンに本拠がある、窮地にあるNATO同盟諸国に、(戦闘教義上の助言や、シナリオ策定や、アメリカ政府人工衛星諜報情報を含め)彼らの経験と専門知識を供与する退職将校の民間団体MPRI(ミリタリー・プロフェッショナル・リソーシズ・インコーポレイテド)により背後から管理されていた。1995年、MPRIは、国防総省とホワイトハウスの、まことしやかな否認を得て、クロアチア軍事攻撃を画策し、何千人ものセルビア民間人犠牲者をもたらし、国連が保護していたクライナ地域から、250,000人のセルビア住民を追放した。

 同じ原則が機能している最近の具体例には、2020年5月、ベネズエラで、物理的に、指導部を捕縛し、自称「大統領」フアン・グアイドの周囲に群がる従順な操り人形に置き換えことを目指して、民間業者と契約して実行された侵略がある。

 国際関係分野で、我々は、ある傾向、あるいは現在のコロナ流行の語彙から単語を借用すれば「新しい日常」を見ているのだろうか? どうやら、そのようだ。この新たな免除の先駆者は、より多くの富を蓄財するなど、彼らの階級のお仲間には、おそらく許される活動を遥かに越える破壊的な政治的下心を持った裕福なオリガルヒだ。ここですぐ思いつくのは、ソロス(カラー革命)とゲイツ(世界への危険なワクチン押しつけと人口削減)だ。今ボリビア・クーデターへの関与承認は、我々が将来、その善行を経験し、恐れなくてはならない、もう一人の「博愛主義者」イーロン・マスクの暴露なのだろうか?

 Stephen Karganovicは、スレブレニツァ歴史プロジェクト理事長

 個々の寄稿者の意見は、必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/08/02/the-privatization-of-global-chaos/

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 運転免許取得以来、50年近く、一切自動車運転経験がない。人さまが運転する自動車には、何度となく乗っている。それで、電気自動車の発展について、考えたこと皆無だった。これは由々しい事実。

 コロナ流行の中、キャバクラに行き、出場停止になった大相撲の阿炎が引退届提出。

 コロナ感染者を公表する企業への誹謗中傷。ウガイ薬完売!副総理ご自慢の「日本人の民度」。

 都、大阪、国、なすことすべて、的外れ。

GoTo足かせで宿泊施設増えず…コロナ隔離難民であふれ返る

 以前から、政治方針に注目していた世田谷の保阪区長が画期的方針。

緊急インタビュー:政治が動く時だ PCR検査「世田谷モデル」 世田谷区長保坂展人さんにきく 20200802

 日本記者クラブ

「新型コロナウイルス」(36) 自治体の奮闘③ 保坂展人・世田谷区長 2020.8. 4

2020年1月 4日 (土)

亡命中の反政府勢力絶滅を狙うボリビア独裁者

ラモナ・ワディ
2019年12月27日
Strategic Culture Foundation

 帝国主義による社会主義中南米指導者排除は、過去この地域での、アメリカが支援する軍事クーデターと同じ軌道をたどる。ボリビアのエボ・モラレス大統領の出国後、独裁者ヘアニネ・アニェスが権力の座について、軍や右翼暴徒が先住民を襲撃する中、ボリビア左翼はテロリズムの罪で非難されている。

 彼がメキシコからアルゼンチンに到着すると、アニェス率いるボリビア独裁政権は、彼を扇動とテロの罪で告発し、モラレス逮捕状を発行した。ある官僚が「拘留要請そのものが茶番であり、政治亡命者としてそうするのが適切なので、我々はエボ・モラレスを守るつもりだ。」と述べたようにアルゼンチン政府はモラレスに対する保護を誓っている。

 モラレスは、逮捕状に法的に異議申し立てするため、1998年、ピノチェトがロンドンにいた間に、彼の国際逮捕状を発行したスペイン人法曹バルタサール・ガルソンを含む国際的チームと働くだろう。逮捕令状は、チリにいるスペイン国民の拷問や殺害や、チリでの1973年-1990年の人権侵害と関係があったが、顕著な事件の一つは、スペイン人外交官カルメロ・ソリア殺害だ。

 9月に、ガルソンは、モラレスが国際通貨基金(IMF)のネオリベ政策拒否を含め、彼が在任中に実施した社会主義プロジェクトでボリビアを変えたことを称賛した。ガルソンは、2020年選挙で、モラレスが立候補する権利を支持し、モラレスが軍事クーデターのため亡命を強いられたことを明快に強調し、米州人権委員会に請願書を提出した。

 中南米で最後に残った社会主義プロジェクトの一つを転覆することに成功したボリビア軍事独裁権は、モラレスによるテロの脅威など懸念していない。むしろ、クーデターの違法な支配と存在に対する、あらゆる可能な異議申し立ても阻止すべく、モラレスと彼を支援するボリビア国民とのつながりを断つ決意が強いのだ。最も好都合な方法は、民主的枠組みの中での、アメリカに支持されたクーデター暴力を正当化するため、追い出された大統領に、テロ言説をなすりつけることだ。

 独裁者故アウグスト・ピノチェト下のチリは、左翼反政府派や活動家に、テロ言説がどの用地適用されたかの好例だ。チリ国家情報局が、特に工作員に、ピノチェト独裁に異論をさしはさむような政治勢力をまとめることが可能な国外にいる反対派を見張る仕事を与えていたことを研究が明らかにしている。コンドル作戦として知られるこの諜報活動は、アメリカに支援された複数中南米諸国による共同の取り組みだ。ワシントンでの自動車爆弾で殺されたチリ外交官オーランド・レテリエルは公式監視・暗殺の最もよく知られている犠牲者の一人だ。レテリエル暗殺はピノチェトに直接命じられたことが明らかにされている。

 サルバドール・アジェンデ下のチリとモラレス下のボリビアは、天然資源の国有化と政治プロセスに対する国民参加に優先順位を置いていた。チリ社会主義プログラムは、左翼の影響力が地域じゅうに広まるアメリカの不安から、早々と絶滅された。

 インターセプトのグレン・グリーンワールドとのインタビューで、モラレスは「資本主義体制は平和を主張するが、社会正義がなければ、天然資源略奪があれば、軍事基地があれば、平和ではないと私は確信している。」と強調した。

 ガルソンは、民主主義という帝国主義者の専門用語や、人権に反する活動に精通している。ボリビアで起きたことは、アメリカが、この地域でクーデター支持をやめない証明だ。だが、ベネズエラで起きていることも考慮に入れ、この最近の帝国主義介入はモラレスを追い出すだけではなく、この地域の不安定化も目指す計画であることを暴露しなければならない。

 ラモナ・ワディは独立した研究者、フリージャーナリスト、書評者、ブログ作者。彼女はパレスチナやチリや中南米に関し、広範囲の主題を報じている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/12/27/bolivias-dictator-seeks-to-annihilate-opposition-from-exile/

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 大本営広報部は決して掲載しない記事が、毎号のように掲載される新聞 最新記事はこれだろうか?

地方から食と暮らしを守ることができる―全国で種苗法改定とのたたかいを― 元農林水産大臣・山田正彦

2019年12月 2日 (月)

中国・ボリビア・リチウム取り引きはおしまいか?

2019年11月20日
The Sakerブログへのピーター・ケーニッヒ寄稿

 中国は実に巨大なリチウム市場だ。中国は既に現在、2018年、約100万台と最多の電気自動車を製造しており、2025年までに、生産を少なくとも三倍にする予定で、次の10年あるいは20年で、需要が指数関数的に増加すると予想されている。

 ボリビアには世界の圧倒的多くのリチウム埋蔵がある。アメリカが始めたボリビア軍事クーデターが起きた時、2019年始めから、ボリビアが51%、中国が49%の持ち分で、23億ドルの初期投資で、ボリビアで付加価値を生み、雇用を創出する電池や他のリチウム関連商品を製造する、中国・ボリビア間の双方に有利な長期契約が準備中で、署名されるところだった。軍事クーデターには、すぐさま、特に先住民による抗議に対する、いつものアメリカ式の威圧的で暴力的で残忍な圧迫が続いた。

 彼らは約200年前、スペインからのボリビア独立以来、他の誰もしなかったほど、彼らの生活を途方もなく改善してくれた大統領エボ・モラレスを失いたくなかったのだ。エボは貧困を劇的に減らし、仕事と、まともな生活を大半のボリビア人に与えたのだ。エボ・モラレス大統領は、彼や家族の命や、後任となる可能性がある政治同盟者や議会議員や、彼らの家族を脅威から守るため、メキシコに亡命せざるをえなかった。アメリカ人と、連中に雇われた手先は、何の罰も受けずに、良心の呵責もなく行動する。

 エボ・モラレスがボリビアを去った翌日、自称新ファシストで人種差別主義のヘアニネ・アニェス大統領率いる反政府派は、中央銀行の金と大量の準備金をあさり、略奪した。略奪品は、国外、おそらくアメリカに空輸するため空港に輸送された。先住民の抗議者を圧迫し、殺し続けるため、もちろんアメリカから武器を買う金が必要だとアニェス女史は言った。

 長く準備され、アメリカが画策した11月10日の軍事クーデター後、ボリビアは自薦の違法な(彼ら自身が言う)臨時の人種差別ファシスト政府は、「クーデター屋」のアメリカ合州国のみならず、底無しに不届きな欧州連合や、(アメリカ合州国がOAS予算の60%を支払っている)米州機構OASにも支持されている。

 ボリビアは、先住民抗議者をたたきのめし、彼らを実弾で撃つ、全く抑制のない残虐な憲兵隊独裁に落ち込んだ。既に少なくとも25人が殺され、何百人もが負傷させられた。アニェスは、警察と軍を抗議行動参加者に対する殺人や犯罪から免責する法令に署名した。警察と軍に殺人許可を与えたのだ。エボ・モラレスは、現在、西半球安全保障協力研究所(WHINSEC)と呼ばれているアメリカ学校に訓練された軍最高幹部に密かに辞任を強いられたのだ。エボは、ワシントンに毒され、訓練された士官に裏切られたのだ。

 エボの最も近い仲間、ボリビア憲法によれば新たな選挙が行われるまで、一時的に大統領になる可能性がある議員を含めた約20人も、辞任するよう命令されていた。彼らは全員メキシコ亡命を認められた。新違法自称政府から、彼らは来る選挙での大統領立候補を許さないと言われた。これがワシントンに輸出されるタイプの「民主政治」だ。

 ボリビアでのモラレス擁護の抗議勢力と熱情は日ごとに増している。エボは、アンデス山系のボリビア多民族国最初の先住民大統領だった。ボリビア人口の約70%から80%が先住民の血統だ、彼らはエボのMAS党(マス = モビエント・アル・ソシアリスモ、つまり社会主義運動)の強い支持者だ。

 トランプ大統領は、彼の裏庭、中南米は言うまでもなく、世界中で社会主義政府を許さないことを極めて明確にした。彼はアメリカで教育されたクーデター指導者を祝い、まもなくベネズエラ、キューバとニカラグアにも起こりかねないと警告した。彼は命令に従わない世界の首脳を脅迫する機会を失わない。彼、トランプ大王自身、汚職や他の悪事のかどで、米国議会により自身弾劾されている大統領だ。ブラボー。

 社会主義政府であることは、確かにクーデターの理由だったが、唯一の理由、おそらく主要な理由でさえない。ボリビアは、ベネズエラ同様、天然資源、ガス、石油、鉱物と金属、自動車用電池、特に電気自動車用電池で使われる軽金属リチウムが豊富だ。そうしたものは、当然巨大な政治力を持った現地のひと握り集団の利益のため、外国企業、主にアメリカ企業の利益のため、新自由主義政府が民有化すべき理想的資産だ。発展途上国の天然資源窃盗は、帝国が財政的、領土的世界覇権を確保しようと試みる上で主要目的だ。

 2006年1月、エボ・モラレスが最初に就任する前、ボリビアの膨大な豊かな天然資源は、ボリビアに、ボリビア国民に帰属することを彼はボリビア国民に誓った。彼の最高行政機関最初の行動には、炭化水素産業、ガスとガソリンの部分的国有化もあった。炭化水素の利益から外国企業が平均82%を受け取り、残りの18%がボリビアに残るという前任者ゴニ・サンチェスとカルロス・メサのばかばかしい協定をエボは引き継いだ。ゴニもメサも、2003年と2005年、それぞれ血まみれの市民革命で国民に打倒されたのは正にこれが理由だ。

 エボが2006年に権力の座についた時、彼はこの割合を逆にした。ボリビアが82%で、多国籍組織が18%。欧米世界は金切り声で叫び、全ての外国投資家がボリビアを去り、ボリビアは孤立し、経済は惨めに失敗すると彼に警告した。このどれも、もちろん起きなかった。なぜならこの新しい取り決めの下でさえ、外国企業はボリビアにい続ける十分な利益を生んだから。彼らは現時点もそこにいる。

 そこに、柔らかく軽く、大いに可燃性の鉱物リチウム、一部の人々が、21世紀の金と呼ぶものが登場したのだ。世界全体で既知のリチウム埋蔵量は約1500万トンで、最高6500万トンの可能性がある。ボリビアには推定900万トン、既知の全埋蔵量の約60%、おそらく世界最大の一つのリチウム埋蔵量がある。

 ボリビアのリチウムはこれまでのところ、ほとんど未採掘で、現在の主要生産国は、チリ、アルゼンチン、オーストラリアと中国だ。ボリビアの埋蔵は、海抜約4,000mのウユニ塩原、ボリビア南端の世界最大塩原(約10,000km2)にある。リチウムは、ウユニ塩原下の塩水溜まりに含まれている。

 高度で遠隔地で、リチウム採掘には環境問題もあって、採掘は困難だ。最終的に、多分最も重要なことに、エボ・モラレスは、この貴重な資源を、単に原材料として輸出するだけでなく、ボリビアで処理し、付加価値と主要利益がボリビアに残るようにすると国民に約束していたのだ。国営企業ヤシミエントス・ドゥ・リティオ・ボリビアノス(YLB)総支配人は「ボリビアは、4年か5年以内に世界リチウム市場で重要な当事者になる」ことを保証している。

 リチウムは、主に車の電池、携帯電話、先進的兵器システムの電子装置生産に使われる。環境意識や電気自動車需要が高まる時代、自動車電池市場は今後数年間で爆発することが予想される。最近、中国の習近平主席は、2030年の時点で、中国の道路上の全新車は電気自動車になるだろうと述べた。これは楽天的かもしれないが、巨大市場をもの語っている。5年から10年で、自動車電池のリチウム使用だけで、3倍、あるいは、それ以上になると予想されている。

 これまで数週間、ボリビア政府は、小さなドイツ採掘企業ACIシステムズ・アレマニア(ACISA)との契約に署名しようとしていた。11月4日、利益配分に対する現地での抗議のため契約はキャンセルされた。地元民はロイヤルティーの3%から11%への増加を望んでいた。契約は自動車電池工場とリチウム水酸化物工場のため、長期間、ウユニ塩湖(ウユニ塩原)に対する13億ドルの投資をもたらすはずだった。テスラや他のアメリカやカナダの電池生産者との類似契約も、受け入れ難い利益配分取り決めのため締結し損ねた。

 中国は世界最大のリチウム市場だ。遥かに大きな。最も高い成長の可能性がある国だ。2018年には、百万台の中国電気自動車が販売され、需要は指数関数的に増加すると予想される。2030年までに中国の道路上の全新車が電気自動車になるという習主席の予測は楽天的かもしれず、中国シンクタンクによれば、2040年までにそうなる可能性が高いという。

 2019年2月、中国企業、新彊TBEAグループと、ボリビア国営企業ヤシミエントス・ドゥ・リティオ・ボリビアノス(YLB)は、リチウム採掘投資で、市場の需要次第で拡張可能な、ボリビアが51%、中国が49%の株を持つ当初23億ドルのベンチャー企業の契約交渉した。プロジェクトには、ボリビアで付加価値を生み、何千という仕事を作る、自動車用電池製造や更に多くのものが含むはずだった。

 駐ボリビア中国大使は、2025年までに、中国は約800,000トンのリチウムを必要とするだろうと推定している。現代の技術の電気自動車は、70キロワット時のテスラ・モデルSのバッテリ・パック一個のため、約63キログラムもの極めて大量のリチウムが必要だ。ウユニ塩湖の公式な既知埋蔵量は900万トンと見積もられ、米国地質調査局による既知の世界全埋蔵量の約4分の1に等しい。政府推計によれば、ボリビアの全リチウム埋蔵は、主にウユニ塩湖で2100万トンに達する可能性がある。リチウムに対する世界銀行の世界需要予測は今後数年間に急増し、2050年までに現在需要の1,000%以上に達すると見ている。

 この数十億ドル市場のかなりの部分が中国だ。だから、アメリカが引き起こした軍事クーデターそのもの、特にそのタイミングが、ボリビアのリチウムに、より正確には中国・ボリビア契約に関係があると考えるのは、決して牽強付会ではない。

 今年初めから、ボリビアは中国と一帯一路構想(BRI)との連結を交渉していた。リチウム採掘と産業開発はその一環だった。エボ指導下、南米の依然最貧の国を、大半のボリビア国民が「裕福に暮らす」水準に引き上げることが可能なはずだった。双方が恩恵を受ける一帯一路を世界中に拡張する中国の手法での、ボリビアとのリチウム開発のような二国間取り引きは陸封されたアンデス山系の国の生活状況改善に大いに貢献したはずだった。

 中国があらゆる時にこきおろされ、激しく打たれる状態で、明らかに、欧米人自身が主張したいとを望む市場に対する、このような何10億ドルもの長期協定を、本当の悪の枢軸、アメリカ合州国やヨーロッパ諸属国やカナダやオーストラリアは許さない。それゆえ、エボ・モラレス大統領と彼のMAS党同盟者や後継者となりうる人々は去らねばならなかった。非武装先住民は買収された警察と軍隊に脅迫されなければならなかった。彼らはたたきのめされ、実弾で銃撃されている。エボが約一週間前に辞職を強いられて暴力が始まって以来、亡くなった犠牲者は、現時点で、少なくとも25人に達している。

 今の「暫定」政府が「緊急事態」つまり事実上の軍・警察独裁制を宣言するのは予測可能だ。自国民の生活向上のために使いたいと望む貧しい国の天然資源は不幸の元凶になり得る。特にその国が社会主義政権なら。だが前向きな希望の輝きとして、ボリビア国民は頑固な筋金入りの権利の擁護者であることが知られている。チリやエクアドルやアルゼンチンや、おそらく間もなくブラジルなど近隣諸国の国民による失われた市民権のための抗議支援と団結で、全てが失われることはないのかもしれない。

 Peter Koenigは経済学者で、地政学専門家。彼は水資源と環境専門家でもある。彼は30年以上、世界銀行や世界保健機関で、世界中で、環境と水資源について広範囲に働いた。彼はアメリカ、ヨーロッパや南米の大学で講義している。彼は、Global Research、ICH、RT、Sputnik News、PressTV; The 21st Century、Defend Democracy Press、Greanville Post、TeleSur、The Vineyard of The Saker Blog、New Eastern Outlook(NEO)や他のインターネット・サイトに良く寄稿している。彼は事実と世界銀行での世界中での30年間という経験に基づいたフィクション「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者でもある。彼は「The World Order and Revolution! - Essays from the Resistance」の共著者でもある。ピーター・ケーニッヒはグローバリゼーション研究センターCentre for Research on Globalization研究員。

記事原文のurl:https://thesaker.is/china-bolivia-a-lithium-deal-no-more/

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 「サクラと幇間を見る会」の話題一辺倒。売国条約日米FTAについては、大本営広報部は報道管制?知りたいことは報じない、いつものお仕事。

 孫崎享氏の今日のメルマガ題名

価格統制の廃止、資本市場の規制緩和、貿易障壁縮小」を謡い、経済成長を行い、恩恵は 最貧層を含め全ての者に滴り落ちると約束の新自由主義は欺瞞。レーガン(日本では中曽根) 時代から勢い。今、その壮大な欺瞞の政治的ツケ。ノーベル経済学賞スティグリッツの論。

 今日の日刊IWJガイド、この一言、座布団十枚。

はじめに~IWJのインタビューに田辺よし子下関市議が「桜を見る会」安倍枠を「公費を使った安倍派の選挙活動そのもの」と批判! 昨日IWJは野党による追及本部の下関視察とヒアリングを生中継! 本日午後7時より再配信します! 本日午前9時より追及本部視察とヒアリング2日目も生中継!

ご寄付・カンパのお願い

2019年12月 1日 (日)

感謝祭に思うボリビア・クーデターとインディアン戦争

Finian Cunningham
2019年11月28日
Strategic Culture Foundation

 今週アメリカ合州国が毎年の感謝祭を祝う中、このアンデス山系の国で展開しているアメリカが支援するクーデターで、ボリビア先住民が虐殺されているのは憎むべき意味で、ふさわしい。

 11月10日、画策された大規模街頭暴力で、エボ・モラレス前大統領が恫喝され退任させられた際、ドナルド・トランプ大統領は「民主主義にとって素晴らしい日」だと称賛した。トランプが意味していたのは「金権政治にとって素晴らしい日」だ。ラパス新政権は、14年の進歩的社会主義と民主主義によって、ボリビア人の大多数の先住民が得られた恩恵を後退させる、植民地支配者の子孫、支配階級の権力復帰だ。

 マックス・ブルメンソールとベン・ノートンが書いているように、クーデターは10月20日のモラレス再選を、ワシントンが中傷し、ワシントンに有力なコネがあるボリビアのオリガルヒが命令するファシスト民兵組織が実行したのだ。

 ボリビアのオリガルヒと、その支持者は、先住民文化を、異教徒として軽蔑する右翼キリスト教原理主義を奉じている。他の寡頭支配者連中と同様、大半が貧しい先住民を「悪魔のようだ」と非難する自称「暫定大統領」ヘアニーネ・アニェスが、大多数の先住民に対する猛烈な人種差別を表している。

 ボリビアでの権力奪取の狙いは、天然ガスと鉱物という国富の支配と、モラレス指導下、あつかましくも圧倒的多数の貧しい人々のために国を支配した先住インディアン住民に対する人種差別主義者の報復なのだ。

 もしメキシコ亡命から戻れば、テロのかどで刑務所に入れられるとモラレスは警告された。新政権は国軍に、モラレスの社会主義運動党(MAS)メンバーを「狩りつくす」よう指示した。新政権は、ストライキをしたり、新政権反対の他のデモをしたりする抗議行動参加者を警察と軍が射殺するのを刑事免責にした。政権は、先に、社会主義運動党が国会で大多数の議員を擁するにもかかわらず参加することを許さない新たな選挙をすると約束している。そうした空虚な約束さえも反古にされつつあるように見える。

 非武装の抗議行動参加者を国軍が実弾射撃するため、モラレス追放以来、30人以上の人々が殺され何百人も負傷している。メデア・ベンジャミンは現地から報じ、先住民共同体は増大する残虐行為と軍事独裁の昔に復帰する不安の中で暮らしていると言う。

 11月19日、エルアルトでの出来事で、ヘリコプターで強化した軍と警察が、新政権反対の非武装ストライキをしていた子供を含むMAS支持者8人を殺害した。

 「医療機器が足りない難しい状態で、医者と看護師が必死で緊急手術をして、命を救おうとしているのを見た」とベンジャミンが報じた。「私は銃傷を負った五人の遺体と多数の人々を見た。息子が撃たれたのを嘆く母親が、すすり泣きながら叫んだ。「彼らは我々を犬のように殺している」

 ボリビアでのクーデターは、アメリカ大陸至る所で何世紀も行われてきたインディアン戦争という、より広範な歴史的事実と一致している。中米や南米大陸で、マヤや、より小さなアンデス山系の文明社会を消滅させた15世紀のスペインとポルトガルのコンキスタドールから、現在のアメリカ合州国やカナダとなった北米先住民の土地を奪い破壊した、後のイギリスや他のヨーロッパの植民地主義者に至るまで。

 陳腐に聞こえるかもしれないが、それでも、アメリカ合州国や他の現代アメリカ諸国が、先住民の大量虐殺を基に築き上げられたことは決して忘れられるべきではない。大量虐殺は一度たりとも正当に償われたことがない。現在のアメリカ・インディアンは大部分が、隅に追いやられ、貧困に陥った状態で暮らしている。彼らの豊かな国は、産業資本主義に盗まれ、汚染されてしまったのだ。

 人類に対する野蛮な犯罪に基づく残酷な合州国の真実の歴史を消し去るものゆえ、感謝祭やコロンブス記念日のような公式祝典は絶えがたい。

 絶滅行為という合州国の出発点と、その経済、軍事能力に対し、償いは言うまでもなく、公式に認知されないのなら、この国が自身、他の国に戦争と破壊を行い続けるのを許すのも驚くべきことではない。そもそも発端以来、法を超越しているのだから、アメリカは法を超越するのだ。

 ハリウッド風の感謝祭描写は、1600年代初期に北東海岸に到着したイギリス人入植者が、食物を分かちあい、外国人に厳しい冬を切り抜けて生き残る方法を教えてくれた原住民と友人になったと語る。このバラ色の物語で削られているのは、ヨーロッパ人入植者が強欲な土地強奪を拡大し、しばしば彼らのキャンプ地で彼らを虐殺し、現地人を絶滅に追いやった、それに続く数世紀だ。

 二人のFBI職員殺人のでっちあげ有罪判決で、ほぼ40年収監されているアメリカ先住民長老レナード・ペルティエ(現在75歳)は今年の感謝祭のために以下のを書いた。「棒鋼とコンクリート壁を越え、私の心をあてもなくさまよわせる際、刑務所の外に暮らす人々が何をしているのか、何を考えているのか想像しようとする。彼らは故郷から追い出された先住民について考えるのだろうか? どの方向であれ歩く際、盗んだ土地を自分たちが歩いているのが分かっているのだろうか? いてつく寒さの中、西に向かって進まされ続け、わずかしか、あるいは全く食物がないまま、女性や子供や赤ん坊、病人や高齢者が苦しむのを見るのが、一体どんなことだったか一分でも想像できるのだろうか? 彼らは私と同族で、ここは我々の土地だった。」

 文の中で、レナード・ペルティエは、ボリビアでのクーデターとアメリカ中での先住民に対する過去の罪を結び付けている。

 「最初の先住民大統領エボ・モラレスを支持して反乱しているボリビアの兄弟姉妹も我々は忘れない。土地や資源や、汚職に対する保護という国民に対する彼の誓約は称賛に値する。我々は彼の戦いを、しっかり認め共感している」と彼は書いている。

 概して、アメリカが、金権政治体制と従順な商業マスコミのおかげで、歴史記憶喪失状態にあるがゆえに、ボリビアに対する犯罪が起き得るのだ。感謝祭には、店が開店のためドアを開けるの待って人々が列に並ぶブラック・フライデーとして知られる消費者狂乱の一日が続く。人々は安物道具やハイテク・フェチで虚ろな人生を満たしている。トランプや彼の福音主義キリスト教閣僚などの富豪連中は、ボリビアで起きているのは「民主主義にとって素晴らしい日」だなどという粗野なたわごとを奉じている。

 カナダのシンガーソング・ライター、ブルース・コバーンが見事に表現している。「皆それは終わったと思ったが前と全く同じだ。インディアン戦争には決して終わりがないのだろうか?」

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/11/28/bolivian-coup-and-indian-wars-on-thanksgiving/

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 アメリカ合州国の歴史に触れた記事を読むたびに、藤永茂氏のご本「学校の必読書」になってほしいと思う。

『アメリカ・インディアン悲史』(絶版のようだが、入手困難ではない)
アメリカン・ドリームという悪夢 建国神話の偽善と二つの原罪
『コロンブスが来てから―先住民の歴史と未来』(絶版のようだが、入手困難ではない)も藤永氏は翻訳しておられる。 

 「皆さん、この顔を見て私がウソをつく男だと思いますか大勲位」氏もジャパンライフから献金を受けていたという。下記は日刊ゲンダイDIGITAL記事。

“安倍枠”招待のジャパンライフは中曽根元首相ともズブズブ

 正確には「与党幹部のサクラと幇間を見る会」。弟枠まであるのだろうか?下記は今日の日刊IWJガイドから。

安倍首相の地元・山口県で「桜を見る会」の新たな疑惑か!? 安倍総理の実弟・岸信夫衆院議員が山口県の地元支援者を50人招待!? 「安倍総理の家族枠」か!? 税金でまかなう公式行事を一族で私物化!! IWJは本日、総理主催「桜を見る会」追及本部による下関視察を現地までカメラマンを派遣して、中継・取材します!! ぜひご覧ください!!

2019年11月28日 (木)

欧米が作り出し、消費しているウソ

2019年11月20日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 中東での仕事を終えた後、少なくとも当面、私はサンティアゴ・デ・チレへの便を待っていた。パリで。私は、ベイルートで聞いて、目撃していたものを処理し「自由な」数日を当てにすることができた。毎日、ラウンジに座り、長時間私はひたすらタイプした。考え、タイプした。

 私が働いている間、私の上でフランス24のニュース・チャンネルが薄型画面から光を発していた。

 私の周囲で人々は行き来していた。狂気じみた買い物三昧の西アフリカ・エリート連中が出し抜けに携帯電話に叫ぶ。パリ見物の韓国人や日本人。実際は彼らのすぐ周辺の人々全員である「下々」を無視し、下品に笑って商売の話をしている失礼なドイツや北アメリカの筋骨たくましい連中。

 何がホテルで起きているかとは無関係に、フランス24は延々続いていた。そう正に24時間。昼も夜も、同じ物語をリサイクルし、時々ニュースを更新し、いささか傲慢な優越感の雰囲気で。ここで、フランスは世界を判断していた。アジア、中東、アフリカと中南米に彼ら自身について教えながら。

 私の目の前で、私の上の画面で、世界が変化していた。何カ月もの間、私は香港で、反逆的で強暴な忍者の悪夢のような暴動を報道していた。私は中東、特にレバノンのいたる所に行き、今私は、社会主義が選挙に勝利し続けていたが、不正で不誠実な欧米帝国に、打擲され、威嚇さえされている私の第二の家、中南米に行く途中だった。

 フランス24が見せ続けているのは、私自身の目で私が常々目撃してきたことだ。多くの違う角度から、更に多く、はるかに多く。私はそれについて書き、撮影し、分析した。

 多くの国で、全世界で、人々は私と物語を共有していた。私はバリケードを見て、ものすごい革命的熱狂や興奮や、負傷した体の写真を撮り、撮影した。私は裏切りや背信や臆病も目撃した。

 だがラウンジでは、テレビの前では、全てが、とても素適で、非常に上品で、気分が安らぐように見えた。血は良く混ざった色に、バリケードは、最近のブロードウェー・ミュージカルの舞台のように見えた。

 叫び声は消され、芝居のように、人々は美しく死につつあった。画面上の人々があえて多少強力な感情を見せたり、痛みでしかめっ面をしたりすると、常にブランド品ドレスを着た優雅な総合司会者が情け深く微笑んだ。彼女は責任者で、この全ての上にいた。パリやロンドンやニューヨークでは、強い感情や政治的関与や、壮大なイデオロギー行動は、既に、とっくの昔に時代遅れにされていた。

 私がパリで過ごしたほんの数日間に、多くのことが全ての大陸で変化した。

 彼らがあえて北京に忠誠を誓ったというだけの理由で、香港暴徒は同国人に火をつけ始め、進化していた。女性は顔が血で覆われるまで鉄棒で、いきなり打ちすえられた。

 レバノンでは、親欧米派政権転覆集団オトポールの「握り締めた大きなこぶし」が突然反政府デモの中心に現れた。レバノン経済は崩壊しつつあった。だがレバノン「エリート」は私の周辺で、パリで、世界で、お金を浪費していた。貧困に陥った中産階級や哀れなレバノンの貧しい国民は社会正義を要求していた。だがレバノンの金持ちは彼らを指して、あざ笑っていた。彼らは全員理解していた。彼らは自国を略奪し、置いてきぼりにし、今ここ「光の街」で素晴らしい大舞踏会を楽しんでいるのだ。

 だが欧米で彼らを批判するのはタブーだ。禁句だ。現状を維持するために使われる強力な欧米の武器、政治的公正、差別用語を使わないことが、彼らを手がつけられなくしたのだ。なぜなら彼らはレバノン人だから。中東から。うまい仕組みではないか? パリとワシントンにいる外国人のご主人のために、連中は自分たちの同胞、中東の人々から強奪しているが、パリやロンドンで、彼らの放蕩「文化」を暴露するのはタブーなのだ。

 イラクで、反シーア派の、それゆえ反イラン感情は、強烈に、明らかに、外国によって撒き散らされたのだ。いわゆるアラブの春の二番目に大きな話題だ。

 チリ人は、1973年以来ずっと、シカゴ・ボーイズによって無理やり押しつけられている新自由主義体制を追いだそうとして、戦い、死んでいる。

 成功し、民主的で、人種的に包摂的なボリビア社会主義政府は、ワシントンとボリビアの反逆罪幹部に打倒された。そこでも、人々はエルアルトやラパスやコチャバンバの街頭で死につつある。

 イスラエルは、ガザで再びやっている。全力で。

 ダマスカスは爆撃された。

 私はアルジェリア人やレバノン人やボリビア人を撮影に出かけた。レピュブリック広場で、彼らの目標を主張していた人々を。

 私はチリやボリビアや香港で、間もなく私を待ち受けている恐怖を予期した。

 私は熱狂的に書いていた。

 テレビは低いうなり音を立てている中。

 人々が笑い、叫び、泣き、和解し、ラウンジに入り、去り、会い、分かれた。

 世界とは無関係だ。

 画面上で爆弾が爆発し、人々が警察と軍に体当たりしているのに、はしたなく笑う人が頻繁に爆笑した。

***

 そして、ある日私は誰も本当に関心を持っていないのを悟った。突然、単純に。

 世界中で起きること全てを目撃する。それを文書化する。自分の命を危険にさらす。物事に関与する。怪我をする。時々、極端に死に近づく。

 TVは見ない。決して、あるいはほぼ決して見ない。そう、テレビ出演はする。記事と画像は提供する。だが、決して、その結果は見ない。自分の仕事、単語や画像が本当にどんな感情を呼び起こすかは見ない。そもそも、そうしたものは感情を呼び起こすのだろうか? 決して主流ではなく、反帝国主義メディアのためにしか働かない。だが誰のために働こうとも、交戦地帯からの自分の報道が、どんな表情を呼び起こしているのか全く見当がつかない。あるいは、どの交戦地帯からの記事が、どのような感情を引き起こすかも。

 そして、読者たちを見つめる多少の時間ができたパリで、突然理解した。

 理解した。なぜそれほど少数の人々しか手紙を書いてこないのか、戦いを支援してくれないのか、国々が帝国に破壊され、全滅されることに対し戦いさえしないのか。

 ホテルラのウンジに座っている人々を見回し観察し、はっきり悟る。彼らは何も感じていない。彼らは何も見たくないのだ。彼らは何も理解していない。フランス24局が映っているが、何年も前から、そうであるよう意図されたニュース局ではない。それは娯楽で、しゃれた背景雑音を作り出すことになっている。それはそうしている。まさにそれだ。

 BBC、CNNや、フォックスやドイチェ・ヴェレと同じだ。

***

 合法的に選挙された社会主義者のボリビア大統領が目に涙を浮かべて亡命を強いられている時に、私はリモートコントロールを手にし、チャネルを、とっぴで幼稚な漫画チャンネルに切り替えた.

 何も変わらなかった。私の周囲約20人の表情は変わらなかった。

 もし画面上で、亜大陸のどこかで核爆弾が爆発しても、誰も注意を払うまい。

 何人かが自撮り写真を撮っていた。私はマックブックで欧米文化の崩壊を書いていた。我々全員、それぞれに忙しかった。

 カシミール、西パプア、イラク、レバノン、香港、パレスチナ、ボリビアやチリは燃えていた。

 それが何だろう?

 私から10メートル先で、アメリカ人ビジネスマンが電話に叫んでいた。

「君は12月に私をパリに招待するつもりか? そうか? 詳細を話し合わなければならない。私は一日いくらもらえる?」

 世界中で、クーデター、蜂起、反乱。

 そして、青と白のレトロ調のブランド物ドレスを着た女性、ニュース・アナウンサーの実に確信に満ちた、実にフランス的で、際限なく偽物の非人間的で職業的な微笑。

***

 最近、私はヨーロッパと北アメリカの国民は、世界を支配する道義的権利を持っているかどうか、考え続けている。

 私の結論は、決してそうではない!

 彼らは知らず、知ることを望まない。権力を持った人々は知らねばならない。

 パリで、ベルリンで、ロンドンで、ニューヨークで、人々はうぬぼれたり、ささいな小さな利己的問題で「苦しん」だりするのに余りにも忙しい。

 彼らは自撮り写真を撮ったり、彼らの性的趣に夢中になったりするのに余りに多忙だ。もちろん彼らの「事業」にも。

 それが、私がロシアと中国のメディアのために書き、私のように怯えて、世界の未来を懸念している人々に語るのを好んでいる理由だ。

 遥か彼方モスクワにいる、この雑誌の編集者もそうだ。彼らは同時に不安で情熱的だ。私は彼らがそうであるのを知っている。私と私の報道は、彼らにとって何かの「商売」ではない。NEO編集室では、都市が潰滅され破壊されている人々は何らかの娯楽ではない。

 多くの西側諸国で人々は、感じ、関与し、より良い世界のため戦う能力を失った。

 この損失ゆえ、彼らは世界に対する権力行使を断念するよう強いられるべきだ。

 我々の世界は傷つけられ、破損してはいるが、大いに美しく、貴重だ。

 世界の改良と存続のために働くのは商売ではない。

 偉大な空想家や詩人や思想家しか、そのために戦い、舵取りするのを信じられない。

 読者に多くの詩人や空想家がいるだろうか? それとも、彼らはパリのホテルの客が、フランス24が放送するテレビ画面の前でしているような顔で振る舞うのだろうか?

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/20/lies-which-the-west-manufactures-and-then-consumes/

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 今度は等身大看板。インスタ映え?最長首相「七変化」年金生活者に旅行する余裕はない。たとえあってもこの看板がある町は避ける。

 サクラと幇間を見る会の写真を見るたび、サクラと幇間の諸氏を確認させられる。歌手、元大統領夫人タレント、ヘアメーク・アーティスト、歌手、俳優、その他もろもろ。

 地検特捜部が動くのを期待する方々がおられるのが謎。特捜部「隠退蔵物資事件を契機にGHQ主導で設立された「隠匿退蔵物資事件捜査部」が前身」と某ペディアにある。三つ子の魂百まで。宗主国による日本支配に不都合な人々を潰すのが任務。宗主国による日本支配に便利な傀儡を攻撃する理由など皆無。万一、動くとすれば、目先を変えるための次期傀儡後釜を用意してのことだろう。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』私物化問題で、安倍晋三首相にまたもや新疑惑!! 安倍首相が代表の選挙区支部が『桜を見る会』に旅費を支出していた証拠が明らかに!? 安倍首相の政治資金規正法違反の疑いが濃厚に!!」 2019.11.28日号~No.2632号~

2019年11月26日 (火)

中国とアメリカとリチウム地政学

2019年11月18日
F. William Engdahl
New Eastern Outlook

 大規模の電気自動車開発という世界戦略以来数年、リチウムは戦略的金属として焦点になった。現在、中国とEUとアメリカで需要は莫大で、リチウム供給支配の確保は、既に石油支配に対するものと五十歩百歩の自身の地政学を発展させている。

 資源確保に動く中国

 EVの世界最大の生産者になるという主要目標を設定した中国は、リチウム電池原料の開発は第13次5ケ年計画(2016-20)期間の優先事項だ。中国自身にリチウム埋蔵はあるが、採掘は限られており、中国はリチウム鉱業権を確保するため海外に出た。

 天齊が支配するオーストラリアの中国企業タリソン・リチウムはオーストラリア西部パース近くのグリーンブッシズで世界最大最高級のリシア輝石埋蔵量を採掘し所有している。

 タリソン・リチウム社は世界最大の主要リチウム生産者だ。同社のオーストラリアのグリーンブッシズ・サイトは今日中国のリチウム需要の約75%、世界需要の約40パーセントを生産する。これはオーストラリアの他の主要原材料と同様、伝統的に強固なアメリカ同盟国オーストラリアとの関係を、北京にとって戦略上の重要なものにした。同様に、中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国となった。

 だがオーストラリア周辺の太平洋で増大する中国の経済的影響力は、戦略上重要なオーストラリアの地元地域に手を出さないよう中国に警告メッセージを送るようスコット・モリソン首相に強いた。2017年末、オーストラリアは、地域における中国の影響力増大の懸念から、時にクワッドと呼ばれる、アメリカとインドと日本が南太平洋で中国の影響力を抑制する非公式協力、以前の試みを復活させた。オーストラリアは、最近中国の融資に対処するため、太平洋の島国への戦略的融資も増やした。明らかに、この全てが、今後10年間、新たに出現したEV経済で主役になるべく、中国が世界的に他の場所でリチウムを確保すること不可欠にしたのだ。

 電気自動車開発が中国の経済計画における優先事項となった時、確実なリチウムの探索は、もう1つのリチウムの主要源チリへと移った。世界最大リチウム生産企業の一つ、ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ(SQM)が、中国の天齊がチリの主要なシェアを寄せ集めるという状態である。採鉱産業報告によれば、もし中国の天齊がSQMの支配権を増すことに成功すれば、世界リチウム支配の地政学は変わるだろう。

 電気自動車(EV)に電力を供給するのに使われるリチウム・イオン電池の戦略的元素リチウムのグローバル供給は、ごくわずかな国々に集中している。

 リチウムの潜在需要をイメージするために言うと、テスラのモデルS用電池には約10,000個の携帯電話電池に電力供給するのに十分な63キログラムの炭酸リチウムが必要だ。最近の報告で、ゴールドマン・サックス銀行は炭酸リチウムを新しいガソリンと呼んだ。ゴールドマン・サックスによれば、電気自動車生産高の1パーセント増加だけで、現在のグローバル生産の40パーセント以上リチウム需要を増やすことになる。多くの政府がより低いCO2排出を要求しており、グローバル自動車産業は今後10年にわたり大規模EV計画を拡大して、石油が今日そうであるのと同じ位、リチウムを戦略的なものにするだろう。

リチウムのサウジアラビア?

 リチウム採掘が実に困難なボリビアも、近年北京にとって興味の目標になった。いくつかの地質学推計は、世界最大のウユニ塩湖だけで、900万トンのリチウムがあると推定され、ボリビアのリチウム埋蔵量をランク付けしている。

 2015年以来、中国の採掘企業CAMCエンジニアリングが、塩化カリウムを肥料として生産するため、ボリビアで巨大プラントを経営している。CAMCが軽く扱っているのは、ボリビアに22ある、このような塩原の一つウユニ塩原の塩化カリウムの下には世界最大の既知のリチウム埋蔵量がある事実だ。2014年、中国の臨沂Dakeトレードが、同じ場所にリチウム電池パイロットプラントを建設した。

 そして2019年2月、モラレス政府は、中国の新彊TBEAグループ社が、ボリビア国営リチウム企業YLBが計画したジョイント・ベンチャーの49パーセントの株を所有する、もう一つのリチウム協定に署名した。協定は、コインパサと、パストス・グランデス塩原から、推計23億ドルもかけて、リチウムや他の物質を作り出す予定だ。

 リチウムに関しては、これまでのところ、中国は、その支配の上で、世界のグレート、・ゲームで優位にある。現在、中国企業が、グローバル・リチウム生産の半分近くと、電池生産能力の60パーセントを支配している。ゴールドマン・サックスは、中国が10年以内に世界のEVの60パーセントを供給できると予測している。要するに、北京にとって、リチウムは戦略的優先事項なのだ。

リチウムを巡る米中ライバル関係?

 世界のリチウム採掘の主役は、現在アメリカ合州国だ。立派な理事会を持つノースカロライナ州シャーロットの企業アルベマールは、中国同様、特にオーストラリアとチリに主要リチウム鉱山を保有している。2015年、同社がアメリカ企業ロックウッド・ホールディングスを買収した際、アルベマールは世界リチウム採掘における最有力企業になった。注目すべきことに、ロックウッド・リチウムは、チリのアタカマ塩原と、中国の天齊集団が51パーセントを所有するオーストラリアのグリーンブッシズ鉱山で事業を行っていた。これは中国との提携で、アルベマールに、巨大オーストラリア・リチウム・プロジェクトの49%のシェアを与えていた。

 明確になり始めているのは、中国の経済計画を巡るアメリカ-中国間の緊張が、戦略上重要なリチウム埋蔵地を支配する中国の影響力への反撃を含んでいた可能性があることだ。エボ・モラレスを強制的にメキシコへの追放に追い込んだボリビアでの最近の軍事クーデターは、初期の証拠から、ワシントンの指紋がある。ヘアニネ・アニェス暫定大統領を演ずる項目、右翼キリスト教徒と右翼百万長者ルイス・フェルナンド・カマチョは、国の政治生命、公然とワシントンに保証されたもので右に不快なターンに信号を送る。問題は未来の政府が中国企業とのリチウム採鉱協定を無効にするかどうかだろうことは他の間で重要だ。

 トランプと習近平間の貿易に関するサミットが目玉だったはずの11月16日のチリでのAPEC会議キャンセルにも、もう一つの重要性がある。南華早報によれば、会議は、主要な中国-チリ貿易協定のための場でもあった。計画されていた習の代表団は、150社の企業トップを含み、更に最近アメリカが警告したチリ-中国の経済的結びつきを強化し、大きな経済的合意への署名が計画されていた。

 チリ政府の公共交通運賃値上げに反対する集団抗議活動の爆発は、ワシントンのカラー革命に火をつけるために他の国々で使われている類似の経済的引き金の兆候がある。抗議行動はチリでのAPECサミットを中止する短期的効果があった。チリでの抗議行動では、アメリカから資金供給を受けたNGOの積極的な役割は確認されなかったが、チリと中国間で成長する経済関係は、明らかにワシントンには前向きのものと見なされていない。現時点でのチリにおける中国によるリチウム採掘は、現政府の自由市場経済にもかかわらず、ワシントン介入の目標となり得るほとんど論じられていない戦略上の地政学的要因だ。

 この際、明らかなのは、未来のEV電池市場支配のための世界的戦争が行われているということで、リチウム支配がその核心だ。

 F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師。プリンストン大学の政治学位を持つ石油と地政学のベストセラー作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/18/china-usa-and-the-geopolitics-of-lithium/

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 後楽園のドーム外に、フィリピンの方々が多数おられるのをテレビで拝見した。教皇のスピーチで思い出して、下記記事を再読した。長崎のカトリック教会でのミサのさなかへの原爆投下、教会跡撤去は、アメリカ支配層の人々が、プロテスタント信者やユダヤ教信者であることと、全く無関係なのだろうか?。

 九州場所で、白鵬の取り口について、解説者が「勝てば何をしてもいいのか」と言ったのを聞いた。自民党に言えば立派だったのに。横審もエルボーを批判した。50回優勝目標といわれても、あの「最長最悪」イメージが重なる。

 植草一秀の『知られざる真実』の見出し、大本営広報部では決して見られない。

私たちの命とくらしを蝕む日米FTAを阻止

安倍私物化政治排除する主権者の大きなうねり必要

 アメリカのイスラエル入植地合法説、大本営広報部は批判しているのだろうか?

日刊IWJガイド「本日午後6時半より、岩上安身による インタビューライブ! 『近代日本の植民地主義とジェンタイル・シオニズム』著者・パレスチナの平和を考える会事務局長・役重善洋氏インタビュー第6弾を生配信します!」 2019.11.26日号~No.2630号~

2019年11月22日 (金)

ボリビア新傀儡政権、アメリカ外交政策に即座に同調

2019年11月16日
ケイトリン・ジョンストン

 アメリカが支援する軍事クーデターによって権力の座につきワシントンに承認されたボリビア臨時政府は、帝国の塊に吸収されるのに抵抗する二つの政府との重要な関係を絶ち、アメリカを中心とする帝国との提携へと、既にボリビア外交政策を変更した。

 「金曜日、ボリビア暫定政府は、早速外交政策を大修正し、何百人ものキューバ当局者を追放し、長年の同盟国ベネズエラとの関係を絶つつもりだと発表した」とマイアミ・ヘラルドが報じている。「ボリビア新外務大臣カレン・ロンガリックは一連の声明で、医者と医療スタッフを含め、約725人のキューバ人が金曜日にボリビアを出国し始めるだろうと現地メディアに述べた。」

 「同じインタビューで、彼女はベネズエラからボリビア外交官を召還するつもりだと述べた」とマイアミ・ヘラルドは補足している。「後に、彼女はベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロとの関係を維持するかどうか尋ねられて言った「もちろん我々はマドゥロ政府との外交的関係を破棄するつもりだ。」

 もちろん彼らはそうするだろう。

更なる全くクーデタなどないニュースで、左翼大統領が亡命させられた後、権力を掌握したボリビアの自称「大統領」が、帰国すれば、逮捕される彼に警告し、ベネズエラとの国交を断絶し、キューバ人医師を追放した。https://t.co/ovXx0J57ai

- グレン・グリーンワールド(@ggreenwald) 2019年11月15日

 注意を払っていた人々にとって、このニュースは決して驚きではない。アメリカ外交政策は、本質的に服従しない国々に対する果てしない戦争で、アメリカ権益に屈服するのを拒否する政府は、あらゆる手段で打倒され、屈伏する政権に置き換えられるのだ。

 個別の独立国という考え方を止めて、連合と帝国という風に考え始めた途端に、国際問題は理解がずっと容易になる。我々が目にしているのは、片やアメリカ合州国を中心とする非公式な地球規模の帝国とその軍と、片やこの帝国に吸収されるのを拒否した全ての国々との間のスローモーション第三次世界大戦だと表現することができる。吸収されることを甘んじる国々は、帝国との軍事的、経済的提携というニンジンの報酬を与えられ、拒否する国は、完全な一極世界支配という最終目的で、侵略や制裁や貿易戦争やクーデターの鞭で罰せられるのだ。帝国の塊が大きくなればなるほど、ベネズエラやキューバのような吸収されようとしない国の権益を損なう威力は、それだけ一層強く効果的になるのだ。

 一極世界覇権という狙いが全てに優先するのだ。帝国に忠実なままでいる限り、国家は、テロリストに資金供給しワシントン・ポスト・コラムニストを殺し、アメリカに集中した帝国からの、いかなる懲罰の恐れもなしに、世界中で最悪な人道的危機を引き起こすことができるのだ。2017年に漏洩された国務省メモの説明通り、帝国にとって、人権侵害は、吸収されようとしない国を、それによって攻撃するための戦略上重要な言説支配用兵器以上の何ものもでもなく、吸収した国によって行なわれる時は、無視されるのだ。

 アメリカが支援する軍事クーデターによって権力につき、ワシントンに承認された政府が、今それに反対するデモ参加者を殺しているのは、誰も驚くべきことではない。

#ボリビア|警察と軍隊がクーデターに対する抗議を弾圧。コチャバンバのサカバで銃撃により、少なくとも五人が殺害された。

#GolpeDeEstadoBolivia pic.twitter.com/qFzqRbAKez

- teleSUR English (@telesurenglish) 2019年11月16日

 本記事執筆時点で、追放されたエボ・モラレス大統領を支持する多数派先住民のデモを、治安部隊が極端に攻撃的に取り締まっているコチャバンバで五人の抗議行動参加者が銃撃で殺されたことが確認されている。

 ニューヨーク・タイムズの言説管理者は、現在の緊張で、責任があるのは実際、モラレスとボリビア先住民かもしれないという不愉快なほのめかしで、コチャバンバの事件を報じている。言説マトリックスに貢献する「エボ・モラレス没落で突然見え始めたボリビアの人種的亀裂」(強調は筆者)という題のNYT最近記事のいくつかの抜粋がここにある。

モラレスのほぼ14年間の政権は先住民の家系や先住民集団の一員だと自認する4分の3のボリビア人にとって飛躍的な前進だった。だが彼は多くのボリビア人が脅迫的で二極化させると考えた人種アイデンティティーをはっきりと訴えて支持基盤を補強したのだ。

「ボリビアには人種差別があります。それはエボ以前にもあり、決してなくならないでしょう」と彼女が政府の首都ラパスの中流上層地域でカプチーノをすすりながら保険ブローカーのミッシェル・キーフは言った。彼女は言い足した。「エボは重要な議論を始めたのですが、彼は人種問題を操作して、亀裂を引き起こしました。それで今違う人種の人々はお互いを疑いで見ています。」

 その通り。了解。実際、本物のファシストは、アメリカに支援されて政府を乗っ取った文字通りのキリスト教ファシスト・クーデター推進者連中ではなく、それに抗議している貧しい茶色の肌をした人々かも知れないのだ。ありがとう、NYT。

https://twitter.com/derrickokeefe/status/1195466823136727040

 先月モラレスは10パーセント以上の差で再選勝利を収め、前回当選時の任期は一月まで終わらないはずだった。彼は国際的に監督される新たな選挙の要求に完全に同意したにもかかわらず、任期中に辞任するよう軍に命令されたのだ。彼が属していた人気が高い左翼政党、社会主義運動党MASは、ヘアニネ・アニェス率いる臨時政府によって、次回選挙への参加を禁止されるかもしれないと報じられている

 こうした全てにもかかわらず、欧米マスコミはワシントン・ポストワシントン・エグザミナーエコノミストの最近の言説支配用記事のように人々に訓戒する場合を除いて、クーデターという単語を使うのに抵抗する連中の漫画的に愚劣なやり方を続けている。

 「ボリビア・クーデター支援者は、それをクーデターと呼ぶことはできない」とアメリカ政治家リー・カーターが最近述べた。「クーデターで据えられた場合、その新政権に対外援助を禁止する法律がアメリカにはある。それで連中は、軍がエボを追放したのはクーデターではないというばかばかしい主張をどうにか考え出すのだ。」

 軍による政府打倒は、まさにクーデターであるにもかかわらず、ボリビアについて報じる際、欧米マスコミは、この単語を使うのを拒否して、政府勢力と完全に同調している。これは金権政治において、富豪が所有するマスコミは、機能上国営マスコミと同じだからだ。金権政治メディアの記者は自分が何者か知っており、言われない限り話すことは許されず、記者連中は自分の金権政治雇用主が、それぞれの王国を築いている現状に有利にはたらく言説を推進する。これこそ今ボリビアを取り込み、取り込まれていないベネズエラとキューバ政府へと外交政策を向けた、アメリカに集中した帝国の現状だ。
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 有名女優でありながら、果敢に戦っておられた木内みどりさんが急逝された。「サクラと幇間を見る会」で、にっこり並ぶ連中とはほど遠い方だった。

 孫崎享氏の今日のメルマガ題名

木内みどりさん急死、69歳。心よりお悔やみ申し上げます、木内さんツイッターを見れば 当日もなくなる気配全くない。ある人のメール記事に「読みまぁす」のリツイート、広島 市内散策の写真。私は2014年東京都知事選で、木内みどり氏に依頼され宇都宮氏支援から。

 ブログ『私の闇の奥』の藤永様に、当ブログの最近のモラレス記事翻訳に言及いただいた。「米国によるボリビアのクーデター」。トランプ米国大統領の公式声明まで訳出してくださっている。ご一読を。日本の支配層、この発想に100%同意するのだろう。大企業の大企業による大企業のための政治。おぞましい宗主国、おぞましい傀儡属国。教育とて、国民の機会向上のためではなく、大企業収益と、奴隷のような国民育成のための一石二鳥システム。元塾経営の政治家が巨大教育産業に商売の機会を作り出す見え見えの構造。もちろん献金見返りがあるだろう。

日刊IWJガイド「下村元文科相の圧力で東大が英語民間試験で方針転換!? 本日午後5時半より衆院で文科省作業部会を『自作自演』と批判した羽藤由美教授に岩上安身がインタビュー!」2019.11.22日号~No.2626号~

 岩上氏による羽藤教授インタビューは本日午後5時半より。

 孫崎享氏の日刊ゲンダイ記事題名は

政治を私物化した安倍首相殿「もうバイバイ」でどうですか

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