ベネズエラ

2019年4月 8日 (月)

リビアやシリア同様、ベネズエラは「石油だけが問題」なのではない

2019年3月27日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 最近の研究で、ベネズエラは非常に天然資源に富んでおり、独力で全世界の石油需要を30年以上満たすことができることが確認された。ベネズエラは、オリノコ盆地や他の地域で、石油以外にも多くのものを提供可能だ。

 けれどもそれは決して単に「石油の問題ではない」。実際、それからはほど遠い。

 全世界で欧米テロを広めているのは、一部の「事業権益」と伝説的な欧米の強欲だと信じている人々は、私からすれば的外れだ。

 このような評論家たちが、実際「資本主義が全ての原因」で、それが被害者も、虐待する側も人質にする暴力文化を生み出していると考えているのに私は気が付いた。

 世界のあらゆる場所で働いた後、今私は実際は、資本主義が、拡張主義に基づく欧米文化、例外主義と侵略の結果なのだと強く確信するようになった。それは支配し、命令するという根深い願望の上に築かれている。金融/金融の強欲は、その優越性を、宗教あるいは、宗教的原理主義だとさえ定義されるものに高めた、この文化の副産物に過ぎない。

 あるいは言い換えれば、自身の優越に対する信念は、ヨーロッパと北アメリカで、実際、今主要な宗教なのだ。

*

 なぜリビアやシリアやベネズエラでのシナリオが良く似ているのだろう? 欧米はなぜ、一見非常に異なる三国を意地悪く攻撃し破壊しようと熱心に望んでいるのだろう?

 欧米では、少なくとも公的には、しばしば口にされることはないが、答えは単純だ。

 「三国全てが「汎アフリカ主義」「汎アラブ主義」や本質的に中南米の独立と団結のためのパトリア・グランデのような概念への決意を推進し戦う先導に立っていたのだ。」

 カダフィとアサドとチャベスは、地域的にも国際的にも、人々を鼓舞し、何億という人々に希望を与える、反帝国主義戦士と見なされていたのだ。

 カダフィは殺され、チャベスも殺された可能性が極めて高く、アサドと彼の国は、文字通り長い年月、生き残りのために戦っている。

 ボリバール革命の理想に断固忠実な、ベネズエラのマドゥロ大統領は既に少なくとも一つの暗殺未遂から生き残り、今欧米による直接のマフィア風恫喝に直面している。 彼の国は、いつ何時、直接あるいは中南米の欧米「属国」を通して攻撃されかねない。

 アフリカ、中東とラテンアメリカが、何世紀にもわたり、植民地として見なされ、扱われたためだ。いつでも、人々が立ち上がると、ほとんど即座に欧米帝国主義の鉄拳でバラバラに打ち壊されたためだ。そして、何らかの神の意図によって、自分たちが世界を支配していると思っている連中が、決して、事態の変化を望んでいないためだ。

 ヨーロッパと北アメリカは他の人を支配することに取りつかれており、支配するためには、彼らの植民地や新植民地で、あらゆる反対派を確実に根絶しなければならないと感じているのだ。

 それが欧米の本当の精神状態だ。私が以前の記事で、サディスティック人格障害(SPD)と定義した状態だ。

 全体像を把握するには、1965年に文字通り清算された非同盟の進歩的な国インドネシアを想起しなければならない。(非同盟運動の父で、PKI、インドネシア共産党の親密な同盟者で)国際主義者スカルノ大統領が、(欧米に)精選された、超資本主義とインドネシア天然資源の無制限の略奪に扉を開いた、知性的、道徳的に気が狂った反逆者、スハルト大将に打倒された。全アジアの独立闘争の手本となっていた国インドネシアは、アメリカ/イギリス/オーストラリアが画策した極端な大量虐殺後、欧米によりロボトミー手術をされた赤貧の「属国」にすぎないものとなった。

 欧米は、正真正銘の地域の独立指導者を識別する信じ難い能力を持っている。彼らを中傷し、いわゆる「現地の反対派」を作り出し、支持して脆弱にし、更に彼らを、そして、彼らと共に、彼らの国や地域全体さえ粛清する。

 イラン(1953)、イラク、あるいはニカラグアで、そうだったように、欧米は時に、特定の国を攻撃する。だが大抵は、リビア、インドネシア、シリア、そして今ベネズエラのように、「重要人物」、現地の反帝国主義指導者を直接攻撃する。

 多くの反抗的な人物が文字通りに既に殺されている。ごくわずかな例を挙げれば、カダフィ、フセイン、ルムンバとチャベス。

 そしてもちろん、何をするにせよ、欧米は、反欧米、反帝国主義連合の最も偉大なリーダーを破滅させようとしている。ロシアと中国だ。

*

 石油や利益だけが狙いであることから全くほど遠い。

 欧米は支配する必要がある。自らが優越し例外的だと感じて、欧米は世界支配に取りつかれている。それはゲーム、命取りのゲームだ。欧米は何世紀にもわたって原理主義宗教狂信者のように振る舞っているが、欧米の人々は、彼らの世界観が例外主義、文化的優越と同義語になっていることに一度も気付いたことさえない。それが、欧米が、世界のほとんど全ての部分で、あらゆる名の過激宗派活動を引き起こし、送り込むのに大成功している理由だ。オセアニアからアジアまで、アフリカから中南米まで、もちろん中国までも。欧米指導部は、キリスト教、イスラム教や更には仏教の過激論者と「と親しい」のだ。

*

 だがシリアは生き残ることに成功し、今日まで持ちこたえている。政府軍がテロリスト最後の要塞イドリブを奪取しない唯一の理由は、戦闘中に一般住民が途方もなく大きい損失をこうむるからだ。

 同様ベネズエラも、ひざまずき降伏するのを拒否している。もし欧米と同盟国があえて攻撃すれば、レジスタンスで何百万という人々が村や田舎のために戦い、必要とあらばジャングルに退き、占拠者と背信的エリートにゲリラ解放戦争をするのは明きらかだ。

 ワシントン、ロンドン、パリとマドリッドは明白に極めて旧式の戦略を使っている。リビアに対しては機能したが、シリアでは、はっきり失敗した戦略だ。

 最近シリア、イドリブの前線近くで、二人の最高指揮官が「シリアのためだけではなく、ベネズエラを含め、虐げられた世界全てのために」戦っていると私に言った。彼らは、欧米が、ダマスカスに対して使おうとしたのとまさに同じ戦略を、明らかにカラカスに対して使用しているのを感じ取っている。

 今、ベネズエラは同様に苦しんで、虐げられた世界全てのために戦っている。

 シリアが降伏する権利がなかったと同様、ベネズエラには「失敗する権利」はない。

 リビアの破壊は、既にアフリカに壮大な悪影響をもたらした。それはフランスによる新たな無制限のアフリカ大陸略奪に扉を開いた。即座にイギリスとアメリカ合州国がフランスに続いた。

 シリアは中東最後の要塞だ。シリアは欧米による中東全体の支配に抵抗し、今存在している唯一の国だ。シリアとイラン。だが、イランはしばしば今にも前線になりそうに思われるが、まだ「前線」ではない。

 ベネズエラは同じ理由で崩壊することができない。それは南米大陸の北の頂点にある。その下には、何十年も何世紀も、ヨーロッパと北アメリカに脅されてきた、残忍に扱われ、略奪され、拷問にかけられた大陸全体がある。キリスト教への改宗を強いられ、全てを奪われ、奇異な欧米の政治、経済モデルに従うよう命じられ、何千万人もが動物のように根絶させられた南米が。

 ブラジルで、労働者党の進歩的な社会主義政府はすでに打ち倒された。

 もしベネズエラが崩壊すれば、多分全てが何十年間も何世紀も失われるだろう。

 だからベネズエラは戦うだろう。いまだに「西半球」で耐えているごく少数の国々と共に。ワシントン D.C.の独裁者が公然と「自分たちの裏庭」と描写する国々と。

 カラカスは立ち上がり、ブラジル貧民街のため、ブラジルの民営化された帯水層や殺された雨林のため、パラグアイ、ペルーの巨大スラム、貧窮した何百万人のために戦う。

 シリアが、パレスチナ、イエメンのために、サウジアラビアとバーレーンの貧窮した少数派のために、NATOにほとんど全てを奪われた二つの国イラクとアフガニスタンのために戦っているように。

 ロシアは既に、アラブの兄弟のために何をすることができるかを示し、今もう一つの友好同盟国ベネズエラ支援する自発的意志を実証している。

 中国は急速に反帝国主義戦士連合に加入しているが、南アフリカもそうだ。

*

 いや、ベネズエラは石油だけが問題なのではない。

 それは欧米が、中国船舶のパナマ運河利用を不可能にできることに関係している。

 それは全世界の支配だ。イデオロギー的、政治的、経済的、社会的な。西半球における全ての反対派の粛清だ。

 もしベネズエラが落ちれば、欧米は、ニカラグア、次に社会主義で国際主義の要塞キューバを攻撃するかもしれない。

 それが、ベネズエラが決して陥落されるべきではない理由だ。

 ベネズエラのための戦いは、イデオロギー的なものを含め、全ての領域で、今すでに荒れ狂っている。そこで我々は、単にカラカス、マラカイボあるいはシウダ・ボリバルのために戦っているわけではない。我々がダマスカス、アレッポ、ホムスやイドリブでそうしているように、虐げられた全ての世界のために戦っているが、まもなく、世界中で他の都市でもそうしなければならないかもしれない。欧米帝国主義が生きている限り、それが惑星全体を支配し、破壊するという夢を断念しない限り、ずっと長い間、我々は休むことができず、警戒を緩めることはできず、世界のどの地域においても、最後の勝利を祝うことはできない。

 だから「石油だけが問題」からはほど遠い。我々の惑星の存続問題なのだ。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼は Vltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書ている作家。オンライン誌 「New Eastern Outlook」独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/03/27/like-libya-and-syria-venezuela-is-not-just-about-oil/

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 数日前、知人宅で朝刊を読んだ際、一面の新刊広告で知った本『加藤周一、米原万里と行くチェコの旅 中欧から見た世界と日本』(小森陽一、金平茂紀、辛淑玉)を読み終えた。

 プラハの春がソ連戦車で粉砕されたすぐ後、加藤周一の『言葉と戦車』を読んだ。米原万里がプラハ体験を基に書いた『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』『オリガ・モリソヴナの反語法』も読んでいるので、この二人を知るお二人の旅行対談は見逃せない。期待どおりの本。

 ちなみに本記事筆者の父親はチェコ人核物理学者。ご本人、チェコスロバキアで育っている。母親はロシア人だが、中国系だという。それゆえ、チェコの小学校では差別されてつらかったと書いておられる

 小森教授、父親の仕事の関係で、プラハ生活をはじめた際、ロシア学校で、ロシア語ができずに苦労したという。子供の昔話の本を沢山よむよう、米原に言われて従ったという。教師が、クラスの一番できる女の子に、「今度きたヨウイチ・コモリはロシア語をまったくしゃべれないから、ちゃんと教えてあげて」を命じ、実際、その女の子が毎日、宿題の答えを暗記させて、助けてくれた」という。小学校六年生で日本に帰ってきた時に、先に帰国していた米原に、「陽ちゃん気をつけなよ、日本の学校はひどいよ」と言われたという。ヴルチェク氏が通ったのは、普通のチェコの学校だったのに対して、二人が通ったのがプラハ駐在エリート・ロシア人の師弟が行く小学校だったことは、幸いだったのでは?辛淑玉氏は、朝鮮学校から日本の学校に転校した時は、まったく日本語ができないので、できる子に数学の問題をどういう意味か教えてもらおうとしたが、誰も教えてくれなかったという。その後のテストで、その子供たちは満点をとったという。自分さえよければ良い文化。
 それで、芝居『つながりのレシピ』を思い出した。池袋に実在する「あさやけベーカリー」「TENOHASHI」「べてぶくろ」から題材をとった芝居。自宅でパン工房を営んでいた妻が亡くなった後、元企業幹部だった夫が、パン焼き装置の中に妻が残したパン造りレシピを見つけ、娘に応援されて、自宅でパンを焼きはじめるお話。パンは一人で焼くのではなく、元ホームレスだった男性や、覚醒剤中毒だった女性や、ひきこもりの若い女性と一緒だ。焼いたパンは、妻の頃と同様、夜の焚き出しで配布する。童話のようなお話だが、そういう組織が本当に存在しているのだ。夕方、サンシャイン横の公園で、焚き出しを見たような記憶がある。

 豚が屠殺業者に投票する国の現実は厳しい。とんでもない裁判の記事を読んで、我が目を疑った。裁判官、気は確かだろうか?

日刊IWJガイド「愛知と静岡で父親による娘への強姦、準強制性交で、どちらも無罪判決!? 岩上安身は『倫理は、鬼畜レベル』とツイート!」 2019.4.8日号~No.2398号~(2019.4.8 8時00分)

 植草一秀の『知られざる真実』の「やはりプロレス興行だった大阪ダブル選」に納得。

2019年4月 6日 (土)

ワシントンはベネズエラでマイダン・シナリオを準備しているのだろうか?

ロバート・ブリッジ
2019年4月1日
Strategic Culture Foundation

 ベネズエラには世界最大の石油埋蔵量があり、それが、この国の政治的利害関係を、そうでない場合より遥かに高めている。そこで、来月、正当な(すなわち民主的に国民に選出された)ニコラス・マドゥロ大統領反対でベネズエラを結集させようと試みる、カラカスのワシントン傀儡指導者フアン・グアイド登場だ。

 ベネズエラ野党リーダー、フアン・グアイドは、4月6日に、ニコラス・マドゥロ大統領を追い出すことを意図した、いわゆるオペレーション・フリーダム抗議の一環として、全国的「戦術行動」を開始すると発表した。

 「4月6日は、全国的な#オペレーション・フリーダムの最初の戦術的な動きだ」とグアイドがツイッターで今週宣言した。「その日我々はしっかり用意し、まとまらなければならないが、支援・自由委員会も既に設立されている。我々がベネズエラを救う!」

 これはマイダン2.0の始めだろうか?

 だがまず、フアン・グアイドとは一体何者だろう? わずか数カ月前、ベネズエラ人の圧倒的多数、国民の81パーセントは、一度もこの若者について聞いたことがなかったのだから、一瞬熟考の価値がある疑問だ。35歳のグアイドが、ほかならぬアメリカのマイク・ペンス副大統領の電話で目覚めた時、全てが変化した。文字通り、ひと晩で彼はベネズエラの政治的敵対勢力の看板男、国民議会議長になった。「フアン・グアイドはこの状況のために作りだされた人物です」と社会学者でベネズエラ政治評論家マルコ・テルッギがGrayzoneに言った。「それは実験室の論理です - グアイドは正直に言って、滑稽と厄介の間を行ったり来たりする性格を作る要素がいくつか混合したもののようです。」

 実際、ワシントンは、グアイドを単なる野党リーダー以上のものとして認めた。ベネズエラ(今週、マスコミが彼女を「ファーストレディー」「「次期ファーストレディー」」と呼んでいるように、グアイドの妻ファビアナ・ロサレスは、ホワイトハウスの主賓だった)の正当な大統領として、一片の合法性も下なしで、彼を認知したのだ。

 一方、アメリカ・マスコミは、デジタル・レシートを投票者に渡す選挙が世界で最も透明で信頼できると考えられている国での静かなクーデターを「民主主義の回復」だと宣言し、若く未経験のグアイドの頭に直ぐさま月桂冠を置いたのだ。言い換えれば、マドゥロは大統領で、その座にいるが、それは民意のおかげで、マイク・ペンスの意志のおかげではないのだ。

 それで、グアイドの組織的抗議が始まる4月6日、ベネズエラは何を期待するべきだろう? 何でもあり得るが、ベネズエラでの緊張を高めるような何らかの出来事や事件の可能性は軽視できない。過去に、トランプの国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンが、もしグアイドに何かあれば「重大な結果」になると警告したのは気掛かりだ。

 1月「繰り返そう。民主主義をくつがえして、グアイドに害を加えようとする連中は「重大な結果になる」とボルトンはTwitterで書いた。こうした類の恫喝には、細心の注意と、しかるべき配慮を払わなくてはならない。何が起きるだろうかについては、化学兵器攻撃に関して、越えてはならない一線に対する恫喝をした後、シリアで一体何が規則正しく起こったか思い出すだけで十分だ。想像通り、化学兵器攻撃が起き、それに対し、直ぐさまアメリカが、そういう事件に、アメリカによる宣言の後、なおさら、こうした手段を行使する多くの理由があるはずの寄せ集め反政府派テロリストではなく、政府の責任にした。言い換えれば、もしグアイドに何か面倒なことが起きれば、欧米は、何であれ想像力にまかせた方がよさそうなことをするための、完ぺきな口実を得ることになる。

 フアン・グアイドの人気は衰えているように見える。今週、彼の自動車車列が、マドゥロ支持派の群衆に攻撃され、一方、彼の反政府行進の参加者数が、報じられるところでは減少している。カラカスは、彼の会計報告不正疑惑のかどで、15年間の公職追放措置をとった。会計検査官によれば、フアン・グアイドは、誰が推定94,000ドルを提供したか示さずに、90件の国際旅行をしている。

 「我々は道路で継続するつもりだ」とグアイドは応えた。

 一方、アメリカでは、多くの政府幹部が、カラカスで起きていることに対して、疑わしい関心ではないにせよ、非常に不健全な関心を抱いている。例えば、マルコ・ルビオ上院議員は、ベネズエラのどの反政府派より酷い暴言で、もっぱらベネズエラで起きていることばかりツイートしている。そうした嘆かわしい一例で、実際、ルビオは、妄想の余りに、リビア前指導者ムアマル・カダフィの惨殺以前、と事後の画像を掲載した。一枚目は彼が権力の座にあった時のもの、二枚目は、残酷に街頭の暴漢に殺される前の瞬間だ。暴力的な反乱を煽動しながら、聖書の文句を引用する奇妙な嗜好を持ったこの男が、共和党大統領候補者として立候補しているとは到底信じがたい。

 ともあれ、グアイドを権力の座に押し上げて、彼が既に約束しているように、ベネズエラ石油産業を外国私企業に開放できるような危機を引き起こす何らかの計画がアメリカにあることを示唆するいくつかの出来事があった。

 まず先月「人道支援」トラックが、コロンビアからベネズエラへ越えようと試みて、放火された、しっかり記録が残った事件がある。早速アメリカは事件をマドゥロの責に帰したが、実際に火炎瓶を使って攻撃を実行したのは反政府デモ参加者だったのを映像が示しているように思われる。

 一方、窮地に立たされたベネズエラは、今月多数の停電が起きる不幸に見舞われ、マドゥロは素早くアメリカの責任にした。もちろん、グアイドは停電をマドゥロ政権の「無能」の責任にした。だが電灯が消えるたびに、アメリカの力だと信じるマドゥロは許されるべきかもしれない。実際このようなことは、ウィキリークスの大量の電子メールが示すように、何年も前、ウゴ・チャベス統治時代にさえ、政府を力づくで打倒する手段として、エネルギー供給問題が検討されていたのだ。下記電子メールは諜報情報分析企業ストラトフォーのものだ。

 「現在、チャベスの弱さの鍵は、電力部門の弱体化だ。2010年4月という早い時期に、ベネズエラ配電網の約70パーセントを停止させる大きな可能性がある。貧しい人々を停電から守るためにチャベスができることは何もないので、これは一大転機になり得る。これはおそらく今までどの反政府派も引き起こそうと望んでもいなかった形で、社会的動揺を活性化する衝撃を与えるだろう。」

 今、アメリカがどの程度、ベネズエラ送電網攻撃に心をそそられているかは誰にもわからないが、それは確かに不可能なことには思われない。これで、先週ベネズエラに到着した約100人のロシア人サイバー専門家の駐留で、なぜそれほどアメリカが混乱しているのかが説明できる。

 ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ベネズエラとロシアの関係は「ベネズエラの憲法に従い、ベネズエラ法律を完全に尊重して」行われると述べた。

 ロシアが国境を接するウクライナで起きて、国際関係の破壊を引き起こし続けているマイダン蜂起のようなものが、カラカスでも起きるのを、モスクワが非常に嫌がっているのはもっともだ。その意味で、常識と良心のとがめが、石油権益のもとでのご都合主義や無法政治に打ち勝つのを世界は願っている。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/04/01/is-washington-preparing-the-groundwork-for-maidan-scenario-in-venezuela.html

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 「ココログ」、頼みもしないのに、大幅に模様替えしている。理由を読んでも意味はわからない。ユーザーにとって恩恵皆無で、不利益のみ。新しいユーザーインターフェースになれるだけでも年寄りには負担だ。しかも、バグだらけ。商用サービスとは思われない劣化。一番有り難かった機能のトラック・バックが消滅しただけのこと。先程、ココログ広場?で怒りの書き込みを拝読した。全面的に賛同するご意見をここに貼り付けさせていただこう。

 未完成ソフトを公開して「公開デバグ」するとは担当はよっぽどバカだな。皆の迷惑を考えてみろ!はやく旧ソフトに戻せ。

 とんでもない記事を読んだ。抗議テント 米軍が撤去

 大本営広報部洗脳テレビ、アメリカ軍属国の実態を語るこの話題、報じただろうか。どうでも良いことを、いかにも深刻な下ことのように延々平然と語り続ける太鼓持ちタレントしか起用しない。「ゴーン再逮捕は当然」という弁護士しかださない。辞表提出を、寿司友提灯持ちが得々と怪説。スタジオ見学希望を募っているのを見たが、お金をもらってもゆきたくないしろもの。

日刊IWJガイド「塚田一郎・国土交通副大臣が辞表提出! 塚田氏は『責任を取るべきだと判断』『謝罪したい』と述べつつも、『忖度』発言は『事実とは異なる』と撤回!」 2019.4.6日号~No.2396号~(2019.4.6 8時00分)

 完成したら、どう呼ばれるのだろう。安生ブリッジ、麻倍ブリッジ、デンデン橋、森羅万障橋、あるいは、第二関門ゲート。

2019年4月 2日 (火)

世界平和を守るため、トランプはボルトンを首にしなければならない

Martin SIEFF
2019年3月29日
Strategic Culture Foundation

 ドナルド・トランプ大統領の、ばかばかしいロシア共謀容疑が最終的に晴れた今、彼の最優先事項は、分別を持ってモスクワとの緊張緩和することであるべきで、その手始めは即刻、彼の国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンを首にすることだ。

 この論拠は緊急で、世界平和の維持は、トランプが勇気を取り戻し、それに従って行動するか、あるいは共和党のジョージ・W・ブッシュ前大統領が、ボルトンと彼のネオコン仲間にそうされたように、新たな果てしない戦争と戦争犯罪への道を、彼も再び受動的に操られたまま進むのかどうかにかかっている。

 それどころか、あらゆる兆しは、真逆で、ボルトンは生涯の親友マイク・ポンペオ国務長官と、ベネズエラに民主主義を復活させるエリオット・エイブラムス特使とともに、まだトランプを完全に支配下に置いている。そういうことをやめるようにと言うモスクワからの重大な警告にもかかわらず、ベネズエラの合法的な民主的に選出された政府を倒すいう連中の決意が強いままでいるのだ。

 3月20日、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官はローマでエイブラムスに会い、ニコラス・マドゥロ大統領を倒して、アメリカの茶番傀儡、フアン・グアイド大統領で置き換えるための、ベネズエラにおける、いかなるアメリカの直接軍事介入も、モスクワは容認しないと、彼にきっぱり警告した。フィニアン・カニンガムがStrategic Culture Foundationのコラムに書いた通り、「ローマでの会談は「率直で」「重大だ」と描写されているが、それは「激論」を意味する外交上の婉曲表現だ。」

 リャブコフ外務次官は会談後「我々はワシントンが我々の優先事項、我々のやり方や警告に真摯に対処するよう期待している」と述べた。

 だが、エイブラムスは正直に正確に、彼の上司、アメリカ大統領にリャブコフ外務次官の非常に真剣な警告について正確で率直な報告を上げたのだろうか?

 そういうことは決して起きず、それどころかエイブラムスと彼のご主人ボルトンは彼らが忠実に仕えるはずの男をこの「不都合な真実」から「守った」と本気で思うべきだ。

 これは確かに事実であるように思われる。なぜなら3月27日、トランプはワシントンでグアイドの妻と会った後、記者団に、どのようにロシアを撤退させるつもりか尋ねられると、ロシアはベネズエラから出て行かなければならないと言った後、こう述べた。「今にわかる。すべての選択肢が可能だ。」

 それより前、同じ日、ばか者ではないが、しばしばそのように振る舞うことで権勢を振るっているマイク・ペンス副大統領が、ロシアに、マドゥロ支援を断念し、「フアン・グアイドと共に立ち上がる」よう求めていた。

 エイブラムスを通して、もし実際それが伝えられていたなら、トランプとペンスが、リャプコフの警告を一瞬たりとも深刻にとらなかったのは明きらかだ。

 これは再度強調しなければならない。エイブラムスの背後にはジョン・ボルトンがいる。二人はロナルド・レーガン大統領の下で、中米のマヤ族に対する血まみれの抑圧を画策するのに、シャム双生児のように一緒に働いた。それから彼らはジョージ・W・ブッシュ大統領の下で2003年にイラクの略を計画するのを手伝うため一緒にサービス残業した。今彼らは再び同じことをしており、ベネズエラ合法政府に狙いを定めている。

 ボルトンは、アメリカ・ロシア間の1987年の中距離核戦力(INF)条約をとりやめる決意に執念深く、戦略的な軍備管理や協力のあらゆる可能性を、彼の狂信的な容赦ない支配力で押しつぶし続けている。トランプは、これに関し、あらゆる段階で彼を熱狂的に支援しており、後悔や再考の兆しを全く示していない。

 ボルトンとトランプは、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めることについて、明らかに完全に一致していた。シリアとイランを、今までよりモスクワに近づけることが確実で、一方、報復として、できるだけ早く、ダマスカスが、イスラエルとアメリカ両方への新たな困難な挑戦に、身構える動機を与えるだけのこの動きに。

 従って、アメリカ大統領を、いまだにロシアとの関係を改善し、大惨事になりうるモスクワとの戦争を回避するのを熱心に望んでいるかのように描くあらゆる取り組みは拒絶しなければならない。ジグムント・フロイトが正しく述べた通り、明白な説明が正しいことが多いのだ。葉巻は葉巻に過ぎない。もしボルトンが、危険な戦争挑発狂信者のよう見え、行動し、聞こえるなら、それは彼が危険な戦争挑発狂信者だからだ。

 もしトランプが、2016年大統領選挙運動中に繰り返した、ロシアとの関係を改善することを望むという勇敢な宣言に今も本気なら、ロバート・マラー特別検察官によるロシア共謀罪状からの彼の完全な無罪放免を祝って、即刻ボルトンを解雇し、モスクワと真剣な建設的対話を始めるよう努めるべきなのだ。ボルトンが、トランプの腹心をつとめ、際限なく彼に慇懃に、それを断固防ぐ決意で、彼の耳にささやき続ける限り、そのような対話は可能どころではない。

 ボルトンは去らねばならない。アメリカの、実際、全人類の安全と存続が、それを要求しているのだ。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/03/29/trump-must-fire-bolton-save-peace-world.html

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 電車中吊り広告で『朴烈と金子文子』の文字を見てびっくり。不思議なことに、その雑誌広告、ネット検索しても、みつからない。しかも、その号の雑誌表紙に、その記事見出しはみあたらない。Wikipediaで見ると、朴烈は獄中で転向したとある。出獄後、韓国に帰国、朝鮮戦争で北朝鮮軍に捕らえられたという。「田中清玄によると、朴烈はその後スパイ容疑をかけられて最期は処刑され、1974年に刑死した」とある。金子文子の手記や伝記はあるが、朴烈の伝記こそ読みたいものだ。

 孫崎享氏のメルマガ、出典とされる万葉集にちなんで、話題は「貧窮問答歌」だった。高校で習って驚いた率直な歌。

 昼から夕方まで外出し花を見ようと歩きまわったので、大本営広報部洗脳番組をリアルタイムで見ずにすんだ。珍しく10000歩を越え、一石二鳥。

 植草一秀の『知られざる真実』 元号騒ぎで統一地方選忘れさせる狙いが明白

 日刊IWJガイド、万葉集が出典か疑問を呈している。いずれにせよ、役所の書類以外に使うつもりはない。

 日刊IWJガイド「新元号『令和』の出典は万葉集以前により古い漢籍があった!政府発表と大手メディアの『万葉集』を強調した報道に疑義あり!」 2019.4.2日号~No.2392号~(2019.4.2 8時00分)

 

2019年3月29日 (金)

トランプ、ロシアを恫喝:ベネズエラから出て行け、全ての選択肢が可能

RT
公開日時:2019年3月27日15時32分
編集日時:2019年3月27日16時02分

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は、ロシアがベネズエラから出て行かなくてはならないと警告した。現在、ロシア軍輸送機二機が輸送した軍隊が、2001年の相互協力条約の条件下でベネズエラにいる。

 ホワイトハウスで、トランプ大統領は、ベネズエラからロシアを撤退させるため「全ての選択肢が可能である」と警告した。

 土曜日、ニコラス・マドゥロ大統領政府に対する支持を示して、約100人のロシア軍兵士がカラカスに到着した。しかしながら、この動きは、ワシントンにろうばいをもたらし、マイク・ペンス副大統領は、派兵を「不必要な挑発」と呼んだ。

 また、ペンス副大統領は、マドゥロへの支援を打ち切り、1月に自身を暫定大統領だと宣言したワシントンが資金援助する野党指導者「フアン・グアイドと共に立ち上がる」ようロシアに求めた。

 水曜日、トランプ大統領はグアイドの妻ファビアナ・ロザレスと会い、彼女の夫に対する支持を誓った。彼の大統領の座を狙う芝居の勢いが立ち消えになったグアイドは、火曜日、ロシア軍を歓迎して、ベネズエラ憲法に違反したと言って、ベネズエラ大統領を非難し、マドゥロ政権批判を続けた。

 一方、ロシア外務省は、派兵は「ベネズエラ憲法に従い、ベネズエラの法律上の基準を完全に尊重して」行なわれていることを強く主張した。

 アメリカ当局は、グアイド/マドゥロの政権争いへの介入に対し、ロシアに繰り返し警告を発した。月曜日、ジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官は「アメリカは、西半球の民主主義と安全保障と法による統治という共有されている目標に、敵対的軍事大国が、干渉するのを容赦するつもりはない」とツイッターで書いた。

アメリカは西半球の民主主義、安全保障と法による統治という共有された目標に、敵対的な軍事大国が干渉するのを容赦するつもりはない。ベネズエラ軍はベネズエラ国民と共に立ち上がらなくてはならない。
ジョン・ボルトン(@AmbJohnBolton) 2019年3月25日

 ボルトンの言葉は、先月、ロシアが「我々の半球」を侵略したら「何であれ必要な動きを」するべきだと恫喝した上院軍事委員会のジム・インホフ委員長(共和党-アイオワ州)の発言の繰り返しだ。

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記事原文のurl:https://www.rt.com/news/454901-russia-leave-venezuela-trump/

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 自分たちは、しっかりシリアに違法に駐留しつづけ、勝手にゴラン高原をイスラエル領にする。いい加減な宗主国。いい加減な劣等では、新元号に、彼の名から文字を使うという噂。恐ろしい例しか思いつかない。不晋、不安。安呆。大本営広報部では、戦争中、祖父が人体実験に関与したと推測される評論家が延々と年号解説している。もちろん音声を消してながめている。下記のまともな主張を隠すのが大本営広報部のお仕事。

増税・武器“爆買い”予算 自公がごり押し・成立
参院本会議 辰巳議員反対討論
連続選挙で審判を

 

2019年3月25日 (月)

トランプは本当にベネズエラを攻撃しようとしているのだろうか?

Ron PAUL
2019年3月18日
Ron Paul Institute for Peace and Prosperity

 先週マイク・ポンペオ国務長官は、彼らの駐在は、ベネズエラに対するアメリカ政策への「制約」だと言って、最後のアメリカ外交官にベネズエラから出国するよう命じた。この言葉遣いは、ワシントンが支援する自称政治家を大統領の座に据えつける軍事行動を、アメリカが開始しようとしていることをを伝えるよう意図しているように思われた。あれは単に恫喝を意図した大げさな話だったのだろうか?それとも、トランプ政権は、アメリカを攻撃も脅迫もしていない国を本当に侵略しようとしているのだろうか?

 「政権転覆」に従事するアメリカ政権は、一般に本意を覆い隠そうとするのだが、今回アメリカが後援するクーデターでの後援者連中の率直さは注目に値する。最近、ジョン・ボルトン国家安全保障担当大統領補佐官が、アメリカ企業にベネズエラ石油を支配させるのが政権の狙いだったことを公然と認めた。うさんくさいタイミングの全国的停電が国民の苦難が高まった際、トランプ政府高官連中は、ベネズエラ国民が苦しむのをからかうような言動までした。

 マスコミ報道によれば、イラクに関して、ネオコンが我々に約束したのと全く同様に、作戦は朝飯前だと約束したベネズエラ・クーデターのリーダー、フアン・グアイドに対し、マイク・ペンス副大統領は腹を立てている。国境のすぐ向こうのアメリカ支援トラックを「解放する」ため、コロンビアの国境まで、何十万という抗議参加者が彼の後についてくるとグアイドは言ったが、誰も現れなかった。それでベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の悪漢連中が、国民が苦しみを軽くするのを阻止するため、支援トラックを燃やしたという嘘を、ポンペオとネオコンがでっちあげた。戦争賛成のニューヨーク・タイムズ」さえ最終的には、アメリカ政権が嘘をついていたこと、トラックを燃やしたのは反政府派抗議者だったのを認めた。

 アメリカはベネズエラ送電網障害の黒幕だったのだろうか? CIAがこのような動きしたのも、国民が政府を打ち倒すのを願って、平均的ベネズエラ人の生活を、できる限り惨めにするというアメリカの狙いについて、アメリカ当局があからさまなのも、これが初めてではない。

 議会はこの時点まで、トランプ大統領のベネズエラ「政権転覆」政策に大賛成だ。アメリカの干渉主義ネオコン外交政策が、イラクからリビア、そしてシリアまで、更に他の所でも、破滅的なのは悲しいことに証明済みなのだが、議会両党とも今回は、どういうわけか、きちんとやるかのように行動し続けている。私には彼らのためのニュースがある。そうはなるまい。

 海外での軍事行動は、議会が承認しなければならないことを大統領に思い出させようという議会の元気ない取り組さえ、ときの声のように聞こえる。先週のデビッド・N・シシリーニ下院議員(民主党-ロードアイランド州)による「ベネズエラにおける無許可軍事行動禁止法案」提案説明は、ジョン・ボルトンやエリオット・エイブラムスより遥かにタカ派に聞こえた! 説明は、アメリカ軍ベネズエラ攻撃賛成の主張で、それから、わかるでしょうとばかりに、あらかじめ認可が必要なことを大統領に思い出させた。まるで、支持が得にくいものであるかのように!

 すると、トランプ大統領はベネズエラを攻撃しようとしているのだろうか? 最近のアメリカ下院聴聞会で、専門家証人の一人は、イラクの倍の大きさの国に体する侵略は、ベネズエラ軍の3倍にのぼる100,000人から150,000人のアメリカ兵が必要かも知れないと証言した。ジャングルも多い。もっぱら、アメリカの安全保障と何の関係もない「獲物」のために。大統領が、そのようなばかな動きをすれば、彼は、民主党内に、むしろ素早く変節する現在の戦争応援団を見いだすことになるかもしれない。トランプが態度を変え、これ以上の政権転覆戦争はしないという彼の公約に戻ってくれるよう願おう。

記事原文のurl:http://ronpaulinstitute.org/archives/featured-articles/2019/march/18/is-trump-really-about-to-attack-venezuela/

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 山本太郎参議院議員のサイトに先日の国会質問が掲載されている。大本営広報部、大政翼賛会、速記者クラブは報じない重要で不都合な真実。

 2019.3.18 予算委員会 「おじい様の密約 何とかしてもらっていいですか?~領土交渉進まず! 沖縄に基地、本当の理由~」

 いよいよスラップ訴訟の当事者尋問。場所が都内であれば傍聴させていただきたいものだが、大阪では無理で残念。


 天気の良さに誘われて、小栗忠順(正確には小栗家)と岩瀬忠震の墓参りをした。ご親族の方によるものだろうか、献花を拝見して安心した。いつも拝読しているブログ筆者の方も、天気の良さに誘われて?雑司ヶ谷墓地をお参りされた記事を拝読。思わず足をとめた竹久夢二のお墓の写真もあった。世の中狭い。

2019年3月14日 (木)

当初思われたより遥かに深刻なトランプ政権によるベネズエラ電力戦争

2019年3月10日
Stephen Lendman

 木曜、混乱を最大にすべく、ラッシュアワー時間の午後5時00分に、ベネズエラのグリ・ダム水力発電所がサイバー攻撃された。

 ベネズエラの最大80%が影響を受け、与えられた損害は最初考えられていたよりずっと深刻だ。この出来事の前には、何週間、あるいは何カ月もの計画があった可能性が高い - こういうものを成功させるには相当な専門知識が必要なのだから、アメリカの闇の勢力が背後にいるのはほぼ確実だ。

 金曜日に二度目のサイバー攻撃、土曜日に三度目の攻撃が続き、電力が復活した地域に影響を与え、問題解決をさらに複雑にしたとマドゥロが述べている。

 ベネズエラのおよそ70%で電力が回復した後「白昼、我々はもう一つのサイバー攻撃を受け、再接続作業が乱され、昼までに達成した全てが駄目になった」と付け加えた。

 「完璧に機能していた発電装置の一つ」が電力会社を内部から攻撃する潜入者により再び破壊工作された。」

 電力は「手作業で」復活されており、コンピュータ化されたシステムがなぜ故障したかの情報を正確に得る努力が続けられている。ボリバル共和国変電所の変圧器の後に複雑にされたものが爆発して燃え事態は悪化しているが、更なる妨害活動を示唆している。

 ベネズエラで起きていることは、2010年アメリカ/イスラエル共同諜報活動で、スタクスネット悪性ソフト・コンピュータ・ウイルスが、イランのブーシェルとナタンズ原子力施設を感染させたのに似ている。エドワード・スノーデンが、出来事は、ウイルスのせいだとした。

 当時、操業は無期限に停止された。イランは事件を敵対行為と呼んだ。ゴラム・レザ・ジャラリ司令官は、もし影響を受けた施設が、感染したまま、オンライン接続すれば、イランの全ての送電網が停止していた可能性があると述べた。

 問題を完全に解決するのに数カ月を要した。2010年夏の攻撃に引き続き、悪性ソフトは、施設の遠心分離機を感染させ続け、それらの交換が必要になった。

 アメリカのシンクタンク、科学国際安全保障研究所分析は「イランが警戒をしていることを考えれば、スタクスネットが(影響を受けたプラント)で、より多くの遠心分離機を破壊することはありそうもない。」と述べている。

 「イランが、制御システムから、悪性ソフト駆除した可能性が高い。イランの非常に多くのコンピュータがスタクスネット含んでいるので、再感染を防ぐため、イランは特別な警戒をしなければならないだろう」と述べ、さらにこう言っている。

 「スタクスネットが(イランの原子力発電所)で遠心分離機を破壊するよう設計されるように思われるけれども、破壊は決して完全ではなかった。」

 「スタクスネットが、2010年に低濃縮ウラン(LEU)生産を減らさなかった。LEU量は確かにより大量になり得たはずで、スタクスネットは、それがなぜ大幅に増加しなかったかという理由の重要な部分であり得る。」

 「スタクスネットが、なぜ1,000基の遠心分離機だけを破壊したかについてここに重要問題が残っている。サイバー攻撃によって遠心分離機を破壊するのは、普通思われているより難しいかもしれないという発言がある。」

 ブーシェル原子力発電所所長が、職員のパソコンだけが、スタクスネットウイルスに感染したと言った。当時の情報通信大臣レザ・タギプールは、政府のシステムは重大な損害を受けなかったと述べた。

 イラン情報技術評議会のマハムード・リアイイ議長は「イランに対し、電子戦争が開始されており、このコンピュータ・ウイルスは、我々の生産ラインに関するデータを、イランの工業プラントからイラン外の場所に転送するよう設計されている。」と述べた。

 イラン政府の情報技術会社副社長ハミド・アリプールは「攻撃は依然進行中で、このウイルスの新バージョンが広がっている言い」更にこう補足した。

 「我々は、1から2カ月以内で、ウイルスを根絶できると予想していたが、ウイルスは安定しておらず、我々が除去作業を開始して以来、3つの新バージョンが広がっている。」

 もしスタクスネットに似た悪性ソフトがベネズエラ送電網に使用されているなら、ベネズエラの各地域がしばらく停電の影響を受け続け、問題は何カ月も続く可能性がある。

 事態を完全に解決するため、マドゥロ政権は相当な技術的専門知識を結集する必要があるだろう。ロシアを本拠とする多国籍企業カスペルスキー・ラボが提供できる種類のサイバーセキュリティー/ウイルス対策/セキュリティーソフトウェアの能力だ。

 それは、攻撃の発生源を特定し、原因はアメリカである可能性が最も高いが、しかるべき所に責任を負わせることができよう。アメリカは、ベネズエラに対し、別の手段による戦争を行い、政府を打倒して、もう一つの帝国の戦利品を獲る動機と機会と専門知識を持っているのは明らかだ。

 もし悪性ソフト感染が広範に広がっていれば、問題が完全に解決されるまで継続的な停電が起きるかもしれない。

 明らかに攻撃の背後の動機であるベネズエラの混乱は継続し、解決は数カ月要するだろう。

記事原文のurl:https://stephenlendman.org/2019/03/trump-regime-electricity-war-in-venezuela-more-serious-than-first-believed/

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 どこかで聞いたような話だと思った。そう岩上氏によるオリバー・ストーン監督インタビュー。日本の原発をイスラエル企業様が監視してくださっていること自体、実に不気味。

 米国の同盟国をやめた瞬間に、CIAのマルウェアが日本中のインフラを崩壊させる!? その真偽は!? ――映画『スノーデン』のオリバー・ストーン監督に岩上安身が直撃質問!会見全文起こし! 2017.1.18

スノーデン監視大国を日本を語る』42-43ページに以下趣旨の質疑がある。(以前はカバーにもあった)

国谷裕子 アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れるこができるというのは本当のことでしょうか?
スノーデン 答えはもちろんイエスです。

 だが大丈夫。世界最大属国には、グアイドが何人もいて、辺野古基地建設を推進し、戦闘機を爆買いし、イージス・アショアを自前設置し、宗主国に巨大工場を増設し、駐留米軍の経費を更に負担し、遺伝子組み換え食品をや、グリホサートまみれの農産物を大量輸入するが、一切国民の抗議はないので、当面停電はおきない。宗主国、金の卵を生むガチョウは殺さない。

 日刊IWJガイド「1時間49分の演説に収まらなかった『幻のスピーチ』とは!? 本日午後5時30分より岩上安身による立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員へのインタビュー第2弾!」 2019.3.14日号~No.2373号~(2019.3.14 8時00分)

ガイドにはこうある。

 3月8日、弁護士ら9人の識者で構成する「第三者委員会報告書格付け委員会」は、厚生労働省の毎月勤労統計不正問題を検証した特別監察委員会の報告書について、9人全員が「不合格」とするという、非常に厳しい評価結果を発表したのです。

特別監察委員会なるインチキ御用組織を、特別監察するのが必要な末期的状況。巨大な国家詐欺を前に、芸能人のコカイン騒動を追いかける余裕などないだろうに。

2019年3月12日 (火)

ベネズエラに関する国連報告を見て見ぬふりをする売女マスコミ

2019年3月8日

 皆様のウェブサイトをご支援願いたい。

 私は皆様との約束を守っている。読者にも約束を守っていただきたい。

 ベネズエラに関する国連報告を見て見ぬふりをする売女マスコミ

 ワシントンと、任命された罪人は、ベネズエラ打倒のためにウソを言い続けている

Paul Craig Roberts

 ベネズエラには「人道的危機」偽ニュースを画策するのに、イエメンやガザの全く本物の人道的危機を売女マスコミが無視しているのは何か怪しいと思われないだろうか?

 現状を評価するため、国連からベネズエラに派遣された専門家アルフレッド・モーリス・デ・ザイヤス報告が、どの欧米マスコミも,欧米政府も全く関心を示さないのは、何かが本当に酷く腐敗していると思われないだろうか?

 ベネズエラの金、210億ドルを盗み、国を不安定化し、ベネズエラ政府を屈伏させる取り組みで制裁を課しておきながら、「国民の飢餓」をもたらしたとしてベネズエラ社会主義(本質的には石油会社国有化)を非難し、「人道的援助」で、たった2100ドルしか提供しないワシントンは、いささか度が過ぎると思われないだろうか。

 アメリカには、まっとうな印刷マスコミもTVマスコミも完全に欠如しているので、当ウェブサイトなどのインターネット・メディアが、欠けている誠実なジャーナリズム機能を負担させられることになる。

 報じられているベネズエラの飢餓や人道的危機に関して、ザイヤスはこう言っている。

 国連食糧農業機構(FAO)の2017年12月と2018年3月の報告は37カ国の食物危機をリストしている。「ベネズエラ・ボリバル共和国はリストにない。」

 「2017年、ベネズエラ・ボリバル共和国は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に医療支援を求めたが、ベネズエラは「そうしたものが適格ではない、まだ高収入の国だ」というかどで嘆願は拒否された。」

 ベネズエラの「危機」は「数ある中でも、ガザ、イエメン、リビア、シリア・アラブ共和国、イラク、ハイチ、マリ、中央アフリカ共和国、南スーダン、ソマリア、あるいはミャンマーの人道的危機とは比べものにならない」。

 狙った政府の信用を失墜させるため、暴力的政権転覆を受け入れ易くすべく、人権分野での失敗が最大化される。ライバルに対して、人権が「武器として利用されて」いる。

 報告の第37段落で、デ・ザイヤスは言う。「現在の経済制裁と封鎖は、中世、降伏を強いることを狙った町の包囲攻撃に相当する。21世紀の制裁は、町だけでなく、主権を持った国家を屈服させることを狙っている。おそらく、この二つの違いは、21世紀の制裁は、犯罪行為を、人権という「建前」で正当化する印象を与えるために「偽ニュース」や攻撃宣伝やエセ人権言説を利用した世論操作が伴っていることだ。国連憲章と主権国家平等の原則に支配される対等な司法世界秩序のみならず、最有力国家を軍事力と経済力で他の国々と結び付ける地政学体制の階層を反映する上下関係の世界秩序もある。地政学的犯罪を生み出すのは、これまで全くお咎めなしですんでいる、後者の地政学体制だ。」

 ベネズエラに関する全ての言説の偏りとニセ情報の酷さに、アルフレッド・モーリス・デ・ザイヤスは懸念を表明している。報告の42番目の段落でこう指摘している。「不安をかきたてるマスコミ・キャンペーンが、見ている人々を、ベネズエラ・ボリバル共和国は「人道的危機」にあるという先入観に無理やり追い込もうとしている。自立した専門家は、「人道的危機」が軍事介入の口実として、不正に利用される究極の手口であることに留意し、誇張を警戒しなければならない。」

 「特定の国[つまりアメリカ]が、ベネズエラ紛争の平和的解決を望んでおらず、ベネズエラ国民が苦しむのを引き延ばし、状況が人道的危機の閾値に達し、政権交代を押しつける軍事介入をしようと期待しているので」政治的解決が阻止されているのだ。

 ワシントンによるベネズエラ攻撃は確立している国際法の違反だ。「国際関係における、主権国家への不干渉と内政非干渉の原則は、慣習国際法の一部であり、国連総会決議、特に2625(XXV)と3314(29)、1993年のウィーン宣言と行動計画で再確認されている。1974年、国連総会で採択された、諸国家の経済的権利・義務憲章の第32条は、いかなる国も、他国の主権的権利の行使を自国に従属させ又は他国から何らかの利益を得る目的で他国を強制するために、経済的、政治的その他いかなる形の措置も使用してはならず、またその使用を奨励してはならないと規定している。」米州機構憲章の第4章第19条は「いずれの国又は国の集団も、理由のいかんを問わず、直接又は間接に、他の国の国内又は対外の事項に干渉する権利を有しない。この原則は、武力のみでなく、国の人格又はその政治的、経済的及び文化的要素に対する他のいかなる形態による干渉又は威嚇の試みも禁止するものであると明記している。」

 決めた鋳型にはめようと圧力をかける狙いで、任務が恫喝される雰囲気があったとザイヤスは報じている。自分のペースで進めるな、こういう報告を書け、と言うアメリカから資金を得ているNGOの手紙を彼は受け取った。ベネズエラ到着前に、彼の人格に疑問を投じ、偏見があると非難するFacebookとツイッターでの宣伝攻勢が開始された。https://off-guardian.org/2019/02/09/what-the-press-hides-from-you-about-venezuela/

 ワシントンの制裁と通貨操作は地政学上の犯罪なのだから、どのような賠償が制裁被害者に支払われるべきかザイヤスは問うている。栄養失調と薬品や医療機器の欠如とで死を招きかねないワシントンの強圧措置を国際刑事裁判所が調査するよう彼は勧めている。

 「21年間で初めて、ベネズエラを訪問し報告する国連当局者だったにもかかわらず、ベネズエラ経済危機の原因に関する自分の調査は、これまでのところ、国連やマスコに無視され、人権理事会で、ほとんど議論されなかった、とデ・ザイヤスは述べている。

 「彼の報告が、ベネズエラでは政権交代が必要だという広く流布している言説に反しているので無視されたのだと彼は考えている。」 https://off-guardian.org/2019/02/09/what-the-press-hides-from-you-about-venezuela/

 ベネズエラには、金、ボーキサイトやコルタンを含め、世界最大の石油埋蔵量と豊富な他の天然資源がある。だがマドゥロ政権の下では、そうしたものにアメリカや多国籍企業が手をつけられないのだ。

https://mronline.org/2019/02/04/report-of-the-independent-expert-on-the-promotion-of-a-democratic-and-equitable-international-order/

https://off-guardian.org/2019/02/09/what-the-press-hides-from-you-about-venezuela/

 Paul Craig  Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/03/08/presstitutes-turn-blind-eye-to-un-report-on-venezuela/

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 大本営広報部、福島原発事故のあとの暮らしを報じるが、原因ともいえることには触れない。2006年、共産党の吉井議員が電源問題を鋭く指摘していたのに、政府側や、ウソつき常習犯が、でたらめ回答をしていたことには決して触れない。2013年1月に掲載した翻訳記事「“財政の崖”論議の陰で反革命の先鋒を務めるオバマ」の後記でも、質問趣意書について触れた。

 原発事故に関する国会質疑応答を見て見ぬふりをする売女マスコミ

IWJの今日の岩上氏インタビュー、気になる話題。

日刊IWJガイド「核燃料再処理工場のある六ヶ所村で『想定される地震はマグニチュード8クラス』!? 浜岡原発も危険すぎる!! 岩上安身による変動地形学研究者・渡辺満久東洋大教授インタビューを午後5時から再配信!大阪W選に出馬する小西元副知事が橋下氏・松井氏と交わした激論の模様を再配信!!」 2019.3.12日号~No.2371号~(2019.3.12 8時00分)

2019年3月 9日 (土)

メイン号を忘れるな。ベネズエラでのCIA介入

2019年3月1日
デイビッド・ローゼン
CounterPunch

 1897年1月、旧西部の画で有名な19世紀の画家フレデリック・レミントンは、キューバに対するスペインの残虐行為をウィリアム・ランドルフ・ハーストのニューヨーク・ジャーナルのために描く仕事でハバナに滞在していた。彼はハーストにこう電報を送った。「万事穏やかだ。問題はない。戦争はないだろう。私は帰りたい。」ハーストが答えた。「滞在していて欲しい。君は画を提供し、私は戦争を提供する。」

 一年後の1898年2月15日、戦艦メイン号がハバナ港で謎めいた爆発をした。ウィリアム・マッキンリー大統領はアメリカとスペインの間で高まる緊張を観察するために1月25日に戦艦をハバナに送られるよう命令した。爆発で、乗組員354人のうち、268人が死亡し、アメリカ国民に衝撃を与えた。

 アメリカ報道機関は見出しで「スペインの背信行為!」「戦艦メインの破壊は敵の仕業だ!」と宣言して激怒した。ハーストとジャーナルは「メイン暴挙の犯人発見」のために50,000ドルの賞金を提供した。「メインを忘れるな、スペインにはうんざりだ!」がスローガンになった。

 今日に至るまで、何が爆発を起こしたか誰も知らない。最初の報告は、船は機雷で沈没したと主張した。後の調査、1911年のものと、1974年のものは、炭塵爆発だったという仮説をたてた。それでも、人々は破壊活動だったと信じ、一部の人々は、新聞の読者を増やすためのハーストによる秘密の仕業だったと憶測した。

 マッキンリー大統領がスペインとの平和を維持しようと努める一方、セオドア・ルーズベルト海軍次官が主戦派を率いた。彼は強く主張した「戦争がおきなければならないなら、戦争を起こさせよう。私はむしろ戦争が間もなくおきることを望む。平和派の叫び声は、この国が戦争を必要としていることを私に確信させた。」

 1898年4月21日、アメリカはスペインに戦争を宣言した。アメリカとスペイン間の外交関係破綻を加速した挑発、メイン号沈没が戦前の緊張を頂点に至らせた。戦争は10週続き、アメリカが勝利した。アメリカはキューバ(いまだにグアンタナモ湾を支配しているが)を一時的に支配し、フィリピン(1946年まで)支配と、プエルトリコとグアムの進行中の支配を勝ち取った。挑発は機能し得るのだ。

* * *

 ベネズエラでマドゥロ政権を打倒する作戦で多分CIAが演じた、多分演じ続けるだろう全体的な役割を、アメリカ人は決して知ることはないだろう。(「国家安全保障」という主張が真実を隠すために使われる。)  トランプ政権の悪のトロイカ、マイク・ペンス副大統領、マイク・ポンペオ国務長官とジョン・ボルトン国家安全保障補佐官は、マドゥロ政府征服をたくらんでいるように思われる。もっと酷いことではななくとも、ベネズエラを不安定にすべく、アメリカ軍産複合体の他の政府機関とともに、CIAがリクルートされていると想定可能だ。そう考えれば、ベネズエラ国内クーデター、あるいはアメリカ軍事介入を合法化するため、もう一つのメイン号沈没のような挑発行為が画策されるのではないかと想像できる。

 1823年に、ジェイムズ・モンロー大統領が「モンロー主義」として知られるようになった声明を出して以来、アメリカは地球全体で数え切れない国の事件に積極的に介入した。1946年の設立以来、特に中南米とカリブ海で、不安定化キャンペーンあるいは徹底的クーデターを通して、アメリカ介入で、CIAは重要な役割を果たしてきた。

 1954年から2002年の間の,一ダース余りのCIA介入を見直しは、ベネズエラで一体何が展開しているかもしれないかの示唆に富んでいる。

 グアテマラ、1954年 - CIAはユナイテッド・フルーツ社を支持し、ハコボ・アルベンス大統領に対し、いわゆるPBSuccess作戦を開始し、グアテマラ市に爆弾を投下した。

 ハイチ、1959年 - CIAは傀儡独裁者フランソワ・デュヴァリエを打倒するための大衆運動を止めるため介入した。ある報告によれば「100,000人以上の人々が殺害された」。

 ブラジル、1964年 - CIAはアメリカ多国籍企業に課税すると脅した民主的に選出されたジョアオ・ゴラール大統領に対するクーデターを支持した。

 ウルグアイ、1969年 - CIA工作員ダン・ミトリオーネはオペレーション・コンドルの一部として治安部隊に拷問を教え込んだ。CIAは軍事独裁政権を据えたフアン・マリア・ボルダベリーが率いたクーデターを後押しした。

 キューバ、1961年 -1959年のキューバ革命のあとの、 CIAに支援された亡命キューバ人による失敗したピッグズ湾侵略を監督した。フィデル・カストロを殺害するCIAの再三の試みが失敗した。

 ボリビア、1971年 - CIAはフアン・ホセ・トレス大将に対するクーデターを画策し、猛烈な独裁を押し付けたウゴ・バンセルを据えた。

 チリ、1973年 - CIAは、サルバドール・アレンデ大統領に対するアウグスト・ピノチェト大将のクーデターを支持し、17年続く独裁を押し付けた。

 アルゼンチン、1976年 - CIAは、ペロン主義者を打倒する汚い戦争の一環として、クーデターで、ホルヘ・ラファエル・ビデーラ大将を就任させた。

 エルサルバドル、1979年 - CIAは、オスカル・ロメロ大司教(1980年2月)と4人のアメリカ人修道女(1980年12月)の暗殺で頂点に達した大衆反乱を恐れて、1979年のクーデターを支持し、1984年、CIAはホセ・ドゥラテ選挙運動の資金を調達した。

 グレナダ、1983年 - CIAは、1981年にマルクス主義政府を不安定にする取り組みを始め、83年、約1,000人のアメリカ人学生を守るという口実で、アメリカ海兵隊員がこの島を侵入するに至った。

 パナマ、1989年 - CIAは長年の工作要員で麻薬密売者マニュエル・ノリエガを打倒するために「大義名分」作戦を計画し、一般人3,500人を殺害した。

 ペルー、1990年 - CIAは、自ら国家情報院局長と命名し直し、議会を解散して、最高裁判所裁判官を閉じ込めたアルベルト・フジモリの大統領選挙を支援した。

 ベネズエラ、2002年 - CIAは、クーデターの企てで、ウゴ・チャベス大統領を短期間退位させた反乱派陸軍士官連中を支持した。

 CIAは同様に、地域で、多数の他の政治、軍事作戦に関係していた。

* * *

 2月15日、アメリカは、メイン号沈没の121周年を迎えた。以来、アメリカは世界中の国々で、多数の軍事、政治干渉に関与した。1947年に創設されて以来、CIAは外国干渉の主要な連邦組織で、ベネズエラ不安定化でも重要な役割を演じている可能性が高い。ベネズエラにおけるCIの役割について情報はほとんど報じられていないが、示唆に富むうわさが広がっている。

 今月早々、ベネズエラのバレンシアで政府当局に差し押さえられたマイアミ国際空港からの21便の空輸貨物機が、反マドゥロ勢力向けの可能性が高い、19丁のライフル銃、望遠鏡つき照準や、無線アンテナや他の物質を輸送していた。航空会社は搭載していたもののすべてを知らなかったと主張した。便をチャーターした企業のGPS-エアは、同社が武器を送ったといういかなる主張もはねつけた。「銃を[マイアミ]空港から送ろうとするのはばか者だけだ」とGP-エアの貨物輸出マネージャー、セザール・メネセスが語ったとマクラッチーが報じた。

 去年、CIAがマドゥロ大統領暗殺未遂に関係していたといううわさが広がった。2018年2月にテレビ放送演説をしていた際、爆発で催しが中断し、マドゥロは後に「私は[コロンビア大統領]フアン・マニュエル・サントスがこの攻撃の黒幕であるのに疑いを持っていない。」と述べ、コロンビアに攻撃の責任があるとした。トランプ補佐官ボルトンは、フォックス・ニュースで「私はこれにはアメリカ政府が関与していないと実にはっきり言うことができる。」と強く主張し、いかなるアメリカの関与も否定した。

 アメリカの軍・諜報機構、特にCIAがベネズエラ政府転覆工作で果たしている役割をアメリカ国民が知ることはありそうにない。キューバやパナマやグレナダのような壮大な古い感覚の直接軍事介入はありそうもないように思える。不幸にして、おそらく悪のトロイカ、ペンスとポンペオとボルトンは、メイン沈没に似た挑発事件をたくらんでいる。

記事原文のurl:https://www.counterpunch.org/2019/03/01/remember-the-maine-cia-intervention-in-venezuela/

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 ベネズエラ大都市で停電。カラカスでは帰宅時の地下鉄が停止し、膨大な人数が歩いて帰宅という。大統領は、アメリカの妨害工作と非難している。

 国営与党洗脳放送局、「ニュース」なるものは極力見ないが、311が近づいて、洗脳「ニュース」とは大分違うドキュメンタリーが放送されている。

 属国の傀儡売国政党も官僚もおぞましいほど劣化しているが、お手本である宗主国の議会も十分ひどい。

 下院で、オマール下院議員のまともなイスラエル批判を封じるための反ユダヤ決議が画策された。数日前のデモクラシーナウの下記インタビューでは、決議案投票が、無期限延期されたと日本語説明にある。  (インタビューは当然英語)

 米議会では長い間 米・イスラエル関係に疑問を呈することが許されなかったが それは変化しつつある。


 決議案強行成立したと別の新記事にある。下記は、ハーレツと、Press TVのもの。

House Passes Resolution Denouncing anti-Semitism Triggered by Ilhan Omar Comments

US House passes broad anti-hate bill after pressure from allies of Muslim congresswoman


 属国「マスコミ」には、それらしい記事、見当たらない。昼の痴呆番組、話題はゴーン釈放と過剰覚醒剤による女性死亡が主要話題。いつもの阿呆連中がはやし立てる。属国の国政崩壊は全く放置して。

2019年3月 5日 (火)

民主党候補者は戦争挑発帝国主義の豚連中

社会帝国主義者の言動と行動

グレン・フォード

2019年2月28日
Information Clearing House

 帝国主義に反対する世界中の本当の戦いと連帯皆無の自称「社会主義」名士を生み出すアメリカ左翼。

 「侵略の論拠を受け入れながら、軍事行動には小声で文句を言うサンダースとオカシオ・コルテス」

 アメリカ「左翼」の深刻な弱さの最高の証拠は、アメリカの政治言説において「社会主義」を無害な言葉にしたバーニー・サンダースの功績を認める必要性だ。覇権資本主義という獣の腹の中で、如才ない会話への「社会主義」という言葉の入会許可の代償は、常に同名の「独裁」イデオロギーから区別するため、常に「民主」という単語を付け加えなければならないことだ。「民主」変換機は、驚異的な効果をもたらし、彼の1944年の第二権利章典(経済権利章典)丸々、バーニー・サンダース・ブランド社会主義のアンチョコになっている、裕福で決して自身を社会主義者とは思っていなかったフランクリン・ルーズベルト大統領まで、歴史的な「社会主義」陣営に包摂して大きくした。同時に、人類史上、本当の社会主義運動や政府のほぼ全てが悪魔化されることになっている。

 この種の「民主」社会主義の下では、資本主義支配階級は決して打倒されないが、労働者に対し、基本的な経済的、政治的な権利を与える改革は黙認している。アメリカ内の資本の神様連中を打倒する必要を感じないサンダース派社会主義者は、世界中の大半の人々が帝国主義と呼ぶ体制、グローバル資本主義の軍事、政治、経済構造に対し、筋の通った反対をしていない。だがアメリカの「民主社会主義者」は、その名称がアメリカ支配階級の気分を害する傾向があるので、名前が好きではない。おまけに、バーニー「社会主義」ブランドは、右翼「中道派」大企業支持派のお仲間とほぼ同じ敵国リストを持っている。リビア、シリア、今はベネズエラ「独裁」社会主義国だ。

 「サンダース派の社会主義者は、世界中の大半の人々が帝国主義と呼ぶグローバル資本主義体制の軍事、政治、経済構造に対して、筋の通った反対をしていない。」

 大昔に、自国支配階級や彼らの植民地略奪と和解し、今のアメリカ戦争機構の世界支配を受け入れている西ヨーロッパ白人の志を同じくする社会民主党員を除いて、サンダース社会主義は団結が欠如している。V.I.レーニンは、1917年の著書『資本主義の最高の段階としての帝国主義』で。「現代のいわゆるドイツ「社会民主党」は、口先は社会主義だが、行動は帝国主義者で、「社会帝国主義者」と呼ぶのが正しいと簡潔に述べている。

 サンダースやアレクサンドリア・オカシオ・コルテスのような、今のアメリカ用語でいう「社会帝国主義者」は、平和に関しては弱い。大企業政党民主党の他の連中より、ほんの少し好戦的でないだけだ。トランプ大統領の進行中のクーデター、残忍な経済封鎖、経済資産での何十億もの驚異的な盗みや武力介入の恫喝を含め、あからさまな対ベネズエラ戦争の行為に直面して、サンダースやオカシオ・コルテスは侵略の論拠を受け入れながら、軍事行動には、ささいな文句しか言わない。いずれも、帝国司令部がある国での礼儀正しい会話から排除された話題である国際法について語るべき言葉を持っていないのだ。

 「サンダースやアレクサンドリア・オカシオ・コルテスのような「社会帝国主義者」は平和に関しては弱い。」

 ベネズエラの話となると、バーニーは帝国主義者のように嘘をつくが、弟子のオカシオ・コルテスもそうだ。ベネズエラは国際監視下での自由な公正な選挙ということでは、半球の、もしかすると世界チャンピオンだ。「実際、我々が監視した92の選挙に関して、ベネズエラの選挙過程が世界最良だと私は言いいたい」といかなる社会主義者でもないジミー・カーター前大統領が言った。2016年の大統領選挙運動中に、バーニー・サンダースがこの民主的、社会主義プロセスを開始した男、故ウゴ・チャベスを中傷した。「昨日、ヒラリー・クリントンの最も著名なスーパー PACの一つが、かなり意地悪く我々の選挙運動を攻撃した」とサンダースは寄付金を募る手紙で書いた。「彼らは私が中東のテロ組織に好意的であることを示唆し、私を故人の共産主義独裁者に関連づけようとしさえした」これ何度も選挙違反なしで再選されたチャベスを示唆していた。今週のCNNタウン・ホール番組で、サンダースは、ベネズエラの社会主義政府に対し、規模の小さなウソをついた。「私はベネズエラの最近の選挙は、国際監督の下で、自由な公正な選挙ではなかったという証拠はかなり明らかだと思う」と事実の裏付け無しに、クーデタ画策者連中の説をオウム返しにしたのだ。

 「バーニー・サンダースはウゴ・チャベスを中傷した。」

 こうしてカラカス政府を非合法化し、企てられたクーデターやあり得る侵略の理論的根拠を支持しながら、サンダースは和平調停者のふりをしている。

 「皆様ご承知の通り、アメリカはチリや、ブラジルや、グアテマラや、世界中の他の国々で、民主的に選出された政府を打倒してきた。だから人権と民主主義を強く信じる者として、我々はできる限り全てのことをしなければならない。だが強力な国がしゃしゃり出て、ある国の政権が誰であるべきかを語ると思いがけない結果になり得ると思う。専制政権がサウジアラビアなのかどうか、あるいはベネズエラかどうかにかかわらず、民主的な環境を作るために我々はできる限り全てのことをしなければならないと私は思う。だが私は、そうした国々へのアメリカ軍事介入が正当だとは思わない。」

 ドナルド・トランプの一般教書演説の夜、オカシオ・コルテスは紛争は「独裁政権対民主主義の問題だ」と決めつけ、ベネズエラをこきおろし、成功すれば、彼らの恫喝を実行するだろうクーデター企画者にベネズエラ社会主義を「根絶する」よう奨励している。

 民主党大統領候補では、自身を社会主義者とは言わないハワイの反戦下院議員トゥルシー・ギャバードだけが介入に断固反対だ。ギャバードはツイッターで書いた。「アメリカはベネズエラに関与してはいけない。ベネズエラ国民に、その未来を決定させよう。我々は他国が我々の指導者を選ぶことを望まないのだから、彼らの指導者を選ぼうとすることをやめなければならない。」

 「介入に断固反対しているのは自身を社会主義者と言わないトゥルシー・ギャバードだけだ。」

 他の民主党候補者連中は戦争挑発帝国主義者の豚だ。

 カメイラ・ハリス上院議員は

 「ベネズエラで起きているのは危機だ。マドゥロ独裁政権から逃れた人々は安全と保護に値する。大統領として、私なら即座にベネズエラ人に一時保護資格TPSを与えるだろう。それがするべき正しいことだ。アメリカはこの半球で道徳的指導力を示さなければならない。」

 カーステン・ギリブランドはクーデター全面支持だ。このニューヨーク上院議員の報道官がハフィントンポストにこう述べた。ギリブランドは「ベネズエラが新しい選挙を実施できるまで、ベネズエラ憲法の下で合法的に選ばれたフアン・グアイドを暫定大統領として認める同盟国との協力を支持しており、経済封鎖がこれを実現するために適切な方法だと考えているが、ベネズエラへの軍隊派遣は支持していない」。

 エリザベス・ウォーレンは帝国の宣伝をおうむ返しにした。「ベネズエラ国民は自由で公正な選挙、機能する経済と、自国政府からの暴力の恐れなしで生活するに値する」とマサチューセッツ上院議員は述べた。

 テキサス州のホアキン・カストロ下院議員(民主党)は既に昨年、公式に述べていた。「ニコラス・マドゥロがベネズエラ民主主義を傷つけ、地域の経済と人道的大惨事を引き起こすのを我々は目にした。」

 ニュージャージー州のコーリー・ブッカー上院議員は、より控えめな戦争屋だ。「マドゥロは、様々なレベルで気掛かりだ。」

 「エリザベス・ウォーレンは帝国プロパガンダをおうむ返しにした。」

 一方、唯一のワシントによるベネズエラ扼殺同盟、白人エリートに率いられる中南米とヨーロッパの14カ国リマ・グループはベネズエラに対する軍事行動を排除した。アフリカとカリブ海(バハマ以外)や他の大多数の国はアメリカの違法な行動と恫喝に反対だ。

 とうとう、38人のアメリカ下院議員が、議会の承認なしの対ベネズエラ軍事行動を禁止するH.R1004の共同提案者として署名した。共同提案者の中には、バーニー・サンダース同様、ベネズエラに対する20年にわたる超党派の不安定化作戦は喜んで承認するが、究極の帝国論理、実際のアメリカ侵略には、しり込みする「社会主義者」アレクサンドリア・オカシオ・コルテスがいる。これが、世界中の支配者や連中のマスコミが支持しない、いかなる社会勢力とも本当の団結ができないいんちきで支離滅裂な左翼の中で、「進歩派」「社会主義者」で通っているのだ。社会主義者でありながら、同時に帝国主義者ではあり得ないという社会主義の基本を、彼らは学ばなかったのだ。

 BAR編集長グレン・フォードはGlen.Ford@BlackAgendaReport.comで連絡できる。

記事原文のurl:http://www.informationclearinghouse.info/51177.htm

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 「火傷がいやなら、バーニーを支持するな」というRT記事が、バーニー・サンダースたちのひどさを書いている。一部を引用させていただこう。

 2015年、イギリスで労働党党首として最初に選ばれた時、本当に異なるものを約束したジェレミー・コービンが、どのように同調させられたか見てみよう。コービンの主な問題は、議員連中が、圧倒的に、いかなる本当の変化にも反対だった党の党首を引き継いだことだった。だがコービンは、彼らに逆らって行動するのではなく、妥協することに決め、彼の党は世論調査で30パーセントまで下がっている。 「少数ではなく、多くのために」イギリスを変えようとした昔の反戦急進論者は今や見る影もないようだ。

 もし投票が何かを変えるようなら、連中は投票を廃止していたはずなのだ。いいかげんな説に聞こえるかもしれないが、体制がどのように機能するかをよく見れば、そこにはかなりの真実があるのがわかるだろう。

 国会中継を見ていると、与党は平然と真っ赤なウソをついている。投票でかならず多数派をれる仕組みがあると安心しているかのよう。それとも、多数の有権者が喜んでだまされているのだろうか。両方か。参考人は欠席続出。ともあれ、田代氏インタビューを拝聴予定。

日刊IWJガイド「中国のデジタル産業が国際経済を根底から変える!日本が生き残る道とは!?~本日午後2時半から岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビューを冒頭フルオープンで生中継」 2019.3.5日号~No.2364号~(2019.3.5 8時00分)

2019年3月 4日 (月)

コロンビア・サミットで「後戻りはあり得ない」とペンスはベネズエラを戦争で恫喝

エリック・ロンドン
2019年2月26日
wsws

 昨日、マイク・ペンスアメリカ副大統領は、コロンビア、ボゴタでのリマグループ会議で14の中南米諸国代表者の前で好戦的演説をした。発言は、週末、ベネズエラ国境で、アメリカが計画した数人の人々が亡くなった衝突を生じさせた挑発と時間的に一致するよう調整されていた。

 ペンスは、アフガニスタンとイラクの戦争準備段階でのジョージ・W・ブッシュ演説から盗作した表現を焼き直し、公然の社会主義非難と組み合わせた。

 「後戻りはあり得ない」とペンスは述べた。「全ての選択肢がある。」

 「中南米に新たな日々が到来しつつある」と彼は続けた。「ベネズエラでも西半球中でも社会主義は消えつつある、自由と繁栄と民主主義が我々の目の前で再生しつつある。」もしマドゥロを打倒しなければ「あなた方が避難する港はなく、容易な脱出策、解決策はない。あなた方はすべてを失う。」とペンスはベネズエラ軍を恫喝し最後通牒を送った。

 ペンスは、アメリカがベネズエラ政府当局者を追加制裁し、アメリカ傀儡フアン・グアイド政権に「あなた方の国にあるベネズエラ資産の所有権を移す」よう中南米右翼政権に要求したと発表した。

 言い換えれば、アメリカは、半球をまたいで路上強盗を行っているのだ。

 ペンスは演説で、ベネズエラに対するアメリカ戦争恫喝を強化するため、いくつか正当化した。ベネズエラは先住民族を搾取し、石油探検を通して環境に打撃を与え、国民を貧しくしているとペンスは述べた。

 これらの主張は、恫喝が深刻でなければ、ばかげたものでしかない。これらの分野それぞれで、アメリカは世界最悪の違反者だ。

 国境の移民のため「住むところを追われた人々の受け入れ」を拒絶していることに関するペンスのベネズエラ攻撃は特に汚らわしかった。

 ワシントン・ポストは、ペンスがベネズエラに入るのを待つ移民「すすり泣く年配の男性を抱きしめた」と書いた。ポスト記者は目に涙をためて、「ペンスは男性に「我々はあなたとともにある。」と英語で言った」と書いた

 難民申請ためのアメリカ入国が禁じられた後、アメリカ-メキシコ国境のメキシコ都市の路上で何千という移民が現在寝ていることに、ポスト記事は言及しなかった。

 週末に計画された対決と同時に、アメリカ軍は戦争計画をエスカレートしている。軍事介入準備の一環で「過去数日間、アメリカ軍は機密諜報収集のため、ベネズエラ沖の国際領空偵察飛行の数を増加した」とCNNは報じた。

 土曜日、プエルトリコのリカルド・ ロセジョ知事が、許可なくベネズエラ領海に入ったアメリカの船に、ベネズエラ軍が「発砲する」と脅したと報告した。船はバヌアツで登録されていたが、国際海事法に違反して、アメリカ国旗を掲げていた。アメリカ当局者は、船が200トンの「人道支援」物資を運んでいたと主張している。

 ベネズエラ当局者は、コロンビアに送ったアメリカ「人道支援」物資には武器が含まれていると主張している。先週水曜、コロンビア軍将軍のルイス・ナヴァロ・ヒメネス少将はフロリダに出張し、そこでアメリカ南方指令部の指導部と会った。

 昨日、ワシントン・ポストが、ボゴタの舞台裏で、グアイドが「必要とあらば、アメリカの武力行使があり得るという保証を求めた」と書いた。ベネズエラの右翼野党リーダーフリオ・ボルヘスは、日曜日、野党は「ニコラス・マドゥロの独裁に対する外交的圧力エスカレーションと軍事力行使を強く促す。」とツイッターに書き込んだ。

 トランプ大統領は長い間、対ベネズエラ戦争を行うことへの彼の個人的興味を表明している。最近刊行された本で、前FBI部長代理アンドリュー・マッケーブは、トランプがかつて、彼の前でベネズエラに言及したと報じ「これは我々が戦うべき国だ。連中は大変な石油を持っていて、我々の勝手口にある。」

 帝国主義カーネギー国際平和基金の支援を得て、元世界銀行当局者に設立された、シンクタンク「Group of 50」を率いるフランシスコ・トロが昨日公表した無謀なワシントン・ポスト論説記事が、ワシントンの好戦的ムードの例示だ。

 「アメリカの軍事行動で、ベネズエラはカリブ海のリビアになりかねない」という記事題名にもかかわらず、トロは地域を戦争の瀬戸際に押しやるよう主張している。先週末の国境での対決は「ベネズエラ政権に、軍事行動を、ささいな憶測から、真剣な政策議論をするよう動かした」とトロは書いている。

 トロは、ベネズエラ軍は「アメリカ軍事行動が正真正銘、差し迫っていると考えない限り、マドゥロに反抗することはありそうにない。だから最良の策は、彼らが素早くマドゥロを打倒しない限り、彼らの存在が爆撃で消滅すると、ベネズエラ将官を確信させるように設計された戦略で、そのメッセージが、爆撃で消滅させられるのは惨たんたるものなのを理解している人々によって届けられるべきなのだ。言い換えれば、アメリカがすべきは、ベネズエラ将官の恫喝の認識を高めるような更なる措置、おどしつけだ。」

 記事はこう結論している。「神よ、我らを助けたまえ。」

 この扇動的戦略は、アメリカ政界で超党派支援を得ている。前ブッシュ政権幹部のホセ・カルデナスはForeign Policyにこう書いている。

 「歴代政権で、ベネズエラに対するアメリカ政策は、議会で超党派的な合意を享受してきた。上院外交委員会の幹部のボブ・メネンデス上院議員のような民主党員や、下院外交委員会委員長、共和党のエリオット・エンゲルなどは、長年、ベネズエラ民主主義の機能停止に対する積極的な批判者だ。」

 だがアメリカが、軍事介入恫喝に対し、同盟諸国の同意確保が可能かどうかと確実ではない。戦争の脅威の増大は、地域とヨーロッパのワシントン同盟国内の分裂を深めた。

 リマグループ宣言は、マドゥロの即刻辞任を要求しているが、「民主主義への移行が、軍事力行使なしで、政治的、外交的な手段によって平和に…ベネズエラ国民自身によって行われるべき」ことも指摘している。

 月曜日、ボゴタで、ブラジルのアミウトン・モウロン副大統領は、ブラジルにとって「軍事的選択は決して選択肢ではなく」「我々は非介入を主張する」と述べた。日曜日、スペインのジョセップ・ボレル外務大臣は「我々は、いかなる外国の軍事介入も支持せず、徹底的に非難することを明確に警告した。」とエフェ通信に語った。

 アメリカによる政権転覆作戦に対する地域諸国政府やヨーロッパの支持にもかかわらず、これらの声明は、半球全体を、あえて前例がないレベルの混乱に陥らせるほどの無謀さを、アメリカが続けていることへの懸念を示している。

 トランプ政権は、火曜日に予定されている国連安全保障理事会緊急会議を招集した。南米におけるアメリカ帝国主義の企てのエセ合法の国際的イチジクの葉を阻止するため、常任理事国として拒否権を行使する可能性が高いロシアと中国を非難する好機として、アメリカは活用するだろう。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2019/02/26/vene-f26.html

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 大本営広報部、小川議員の演説を肝心な演説部分をカットして歪曲報道したという。幻滅するので、あの局の「政治」ニュースは極力見ないことにしているので、実際にみたわけではないが。金を強奪して洗脳する犯罪組織と思えてくる。先日、アンケートをとりにきたという方には、そう申し上げておいた。日本白痴化協会。

 日刊IWJガイド「モンサントの除草剤『ラウンドアップ』で発がん! 米国でモンサントに約320億円の損害賠償を命じる評決! 世界が主成分『グリホサート』を禁止する中、日本は400倍の規制緩和!? 山田正彦元農水相が『日本の食を変えたい / Detox Project 』を始動!岩上安身による山田正彦氏インタビューを近日予定!」 2019.3.4日号~No.2363号~(2019.3.4 8時00分)

 ウィリアム・イングドール氏によるグリホサートにまつわる新しい記事を目にしたばかり。

 New Studies Confirm Dangers of Glyphosate

より以前の記事一覧

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