イスラエル

2020年9月28日 (月)

アメリカは石油のためでなく「イスラエルを守る」ため中東にいるとトランプ

2020年9月27日

 クリントン政権以来、アメリカが中東で、イスラエルの近隣諸国を破壊している本当の理由は、イスラエルを守るためだと、トランプは語った!

 石油ではなく、(我々による介入の結果の)「テロリズム」ではなく、地域でイスラエルを優位にするためだ。他のどの大統領が、これほど正直だっただろう。「対テロ戦争」はイスラエルのための戦争だったのだ。

https://mondoweiss.net/2020/09/u-s-is-in-middle-east-to-protect-israel-not-for-oil-trump-says/

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2020年9月12日、フィリップ・ワイス

 2020年9月8日、トランプはノースカロライナ州ウィンストンセーラムで講演。NBCニュース動画のスクリーンショット。

 四日前、ドナルド・トランプは、アメリカは石油のためにではなく、「イスラエルを守りたいと望む」から、中東に関与していると語ったが、この発言は主流報道機関ではほとんど報じられていない。

 9月8日、トランプはノースカロライナ州ウィンストンセーラムでの集会の際、アメリカのエネルギー自立について自慢して発言し、もしジョー・バイデンがホワイトハウス入りすれば(47分)、それを損なうだろうと述べた。

 私はエネルギーで自立しているのが好きだ。皆さんもそうでは? 私は皆さんの大部分が、自動車のタンクを満たしに行く際には、それが二ドル以下なのに気付いたと確信している。皆さんは、一体どうしてそうなったかご存じだろうか? トランプ大統領、ありがとう! 電気代や他の全てが、この連中では、4、5、6倍に上がるだろう。それがグリーンニューディールと呼ばれる緑の新しい悪夢だ。私が大統領である限り、アメリカは石油と天然ガスで、世界一の産出国のままでいるだろう。我々はエネルギー自給国のままでいるだろう。今後、何年間もだ。我々は、イスラエルを守ろうと望む以外、中東には、いなくてもよいというのが事実だ。我々はイスラエルに非常に親切にしている。それ以外、我々は中東にいなくてもよいのだ。皆様は、我々が絶望的に石油を必要としていた時期があったのをご存じだが、我々はもはやそれを必要としない。我々は必要以上に、多くのエネルギーを持っている。それは素敵ではないだろうか? 他の国々を再建した何年も後に、我々はとうとう、我が国を築いている。

 The American Conservativeのバーバラ・ボランドが、このトランプ発言を取り上げたように思われる唯一の記者だ。明らかに、他の誰も気にかけていない。

 アメリカがなぜ中東でそれほど多くの紛争に携わっているかについて、皆様は全ての議論を覚えておられるだろうか? 我々は、なぜイラクで戦争をしたのか? 主流派の基本的見解は、石油のためだということだ。我々は、イラクでは採掘権を失ったが。

 イスラエルをより安全にするために、イラクに侵略したという、秩序破壊者トランプの発言は、長いが、いかがわしい政策当局による分析の歴史と結び付く。イスラエルに対する脅威が、戦争の動機だったが「その名はあえて言えない脅威」だと言った911委員会の前委員長のように。あるいは、国防長官が、イスラエル圧力団体のユダヤ国家安全問題研究所に言及して、「JINSA連中」ネオコンの主張を受け入れたので、我々はイラクに侵略したというコリン・パウエル発言。

 トランプは、この地域全体の不安醸成を進めた、イスラエル創生という、より大きな現実政治の理解に軽く触れたのだ。1940年代に国務省が警告したのと同様に。だが、アメリカ・メディアの誰かが、このような考えを検討するなどと期待してはいけない。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/09/27/u-s-is-in-middle-east-to-protect-israel-not-for-oil-trump-says/

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 大相撲も終わった。大本営広報部を見る気にはなれない。youtubeをみている。

【ニッポンの崖っぷち】「ゾンビ道路」が街を壊す~東京都杉並区(山岡淳一郎×西荻窪の道路拡張を考える会)20200923

 古くは田中正造が闘った谷中村遊水池化、現代では辺野古基地建設と同根。理不尽な権力の横暴。

 下記番組で、マルクスの思想を論じる若手学者を知った。

西谷文和 路上のラジオ 第35回 斎藤幸平さん「納得!コロナと気候危機から学ぶ
今後の社会構築」/小出裕章さんも登場!

 続けて、他の講演も聞いた。

斎藤幸平×白井聡トークイベント(斎藤幸平・編著『未来への大分岐』刊行記念)

「ベルリンの壁崩壊がもたらしたもの」(3) 冷戦終結30年 大分岐の時代に 斎藤
幸平・大阪市立大学准教授 2019.12.11

 それで『未来への大分岐』を読んだ。書店の棚に並んでいたが、手にとったことがなかった。『人新生の「資本論」』を読んでいる。

 『人新生の「資本論」』第二章の冒頭、トランプ発言とつながっている。

 ▼緑の経済成長というビジネスチャンス
 グリーンニューディールを掲げる人々のなかでも 以下略

2020年9月 5日 (土)

平和に暮らすことも、アメリカ帝国で暮らすことも可能だが、両立は不可能。

2020年9月1日
ケイトリン・ジョンストン

 イスラエルは絶え間ない軍事暴力に存在が依存している国なので、報道によれば、わずかここ数日で、イスラエルは南レバノンにクラスター爆弾と白リン弾を投下しガザを爆撃しダマスカスにミサイルを打ち込んだ

 帝国主義アパルトヘイト国家として、イスラエルが存在し続けるためには、近隣諸国に対しても、益々残忍に取り扱っているパレスチナ住民に対しても、常に四方八方で戦争をしている必要があるのだ。この地域の住民は、イスラエルの迫害や暴政や複数の不法占拠を決して許すまいから、爆撃が終われば、我々が知っているイスラエルも終わるのだ。

 だから、平和とイスラエルは、二つの相いれない概念なのだ。平和に暮らすことは可能で、今のイスラエルが存在することも可能だ。両方同時には実現不可能なのだ。

これまでの数日にわたり、イスラエルは南レバノンに白リン弾を発射した。野外刑務所のようなガザを砲撃した。そして今日#シリアの首都ダマスカスに爆弾を投下した。
そして、いつもの通り西洋メディアは沈黙しており「国際社会」はどこにもない。
- サラ・アブダラー(@sahouraxo) 2020年8月31日

 絶え間ない戦争なしで存在できない国は実際は国でない。それは、いくつかの郊外や学校が混じった一緒進行中の軍事活動だ。絶えざる戦争なしでは存在できない国は、絶えざる建築なしでは存在できない家のようなものだ。家が存在し続けるため、年365日週7日1日24時間建築工事が必要なら、人は完全に設計しなおすか、引っ越ししているはずだ。

 これはイスラエルにあてはまり、より大規模には、アメリカに緩く集中している地球規模の帝国風少数者支配世界秩序にもあてはまる。

 イスラエルが、その一部である、アメリカに集中したこの帝国は、生き残りのため、果てしない戦争に完全に依存している。軍事暴力が、この権力構造が、連中の狙いを実施するために使える手段であることを終えれば、世界舞台で諸国が主権を行使するのを阻止するものは何もなくなるので、この帝国は存在を停止するはずだ。通貨も資源も貿易も、全く違う経路を流れ始めるはずだ。

 これはアメリカ帝国だけではなく、我々が知っているアメリカにも終止符を打つだろう。自分の狙い通りになるよう、世界をいじめ、罰する能力なしに、アメリカが、何らかの程度、存在し続けても、全く、それとは、わかるまい。アメリカは、一部の資本主義カルト信者が考えたがるように「自由市場」によってではなく、人の血の川によって、経済覇権を獲得したのだから、残っている組織が何であれ、全く違う形の経済を開発するよう強いられるはずだ。

 アメリカの、そう呼ぶのが可能なら「経済」は、不可解な負債のクモの巣や官僚的な専断的命令だけでなく、果てしない大規模残虐行為や、兵器輸出と軍事同盟のオイルダラー合意や、これまでで最も洗練されたプロパガンダ機関によって維持されている。アメリカは、戦争を基盤に築き上げられており、戦争でできており、戦争によって維持されている。もし戦争が終われば、我々が知っているアメリカは終わるのだ。

 アメリカを中心とする帝国のどの地域に住んでいる人々も、我々が慣れている生活様式が、着実に積み上がりつつある人骨の山を元に作られているのを知っているべきだと言いたいのが理由の一つで、私はこれを指摘している。平和を願うと主張する人々に、彼らが一体何を求めているのか、はっきりさせておきたくて、私はこれを指摘している。

 平和に対する誠実な願望とは、個人的現状が維持されるのを望む以上に、世界の他の地域に暮らす人々の大虐殺の終わりを望むことを意味する。自身「反戦」と考えている多くの人々にとって、アメリカが世界中の問題に対する単極支配の立場を失いつつあり、アメリカ帝国主義なしの世界に賭けてみるという考え方は、実際、心地よくないのだ。平和とは本当は何なのか、それが本当に何を意味するかの核心となると、他国人の血の大洪水に生活が浮いている人々の多くは、実際それを欲していないのだ。

 だが彼らは少なくとも自分に正直であるべきだ。彼らは少なくとも反戦のうわべの下、大量殺人行為を「実体」とするパラダイムに必死にしがみついているのを認めるべきだ。

平和についての瞑想
「我々がこれをする最もばかげた最も破壊的方法は、空より色を優先する奇妙な認知的偏りのおかげ可能になっている戦争だ。"https://t.co/fl9kMiIWmR
- ケイトリン・ジョンストン⏳(@caitoz) 2020年8月31日

 平和は、必然的に、未知のものへの跳躍だ。人が平和を願う場合、今存在するものとは異なり、今まで存在したものとも異なる世界を願うのだ。もし人が本当に平和を欲するなら、実際、内面的に深い本能的レベルで現実に取り組み、それでも本当に平和を欲するなら、必然的に人間として変わるだろう。

 それは、人を良い方に変えるだろう。自分の状況の現実に正面から直面し、それでも最大の関心事を選んだのだから、必然的に、人は、全く正直な人になるだろう。

 我々の生活様式が果てしない戦争を元に築き上げられているのと同時に、平和に対する本物の願望を本気に考えることで、我々は生活を変えつつあるのだ。これは、自滅的な種から、人間同士でも、生態系とも調和して生きることへの転換は、我々の集団的運動の一環なのだ。この内的変容への参加は、人間として最も高尚な使命だ。

 我々は従来のまま続けることはできない。人類は劇的に行動を変えるか絶滅するかだ。未知の中へ跳躍し、平和に賭けてみる時期だ。思いきって踏み込む人々の一人になっていただきたい。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2020/09/01/you-can-have-peace-or-the-us-empire-you-cant-have-both/

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 LITERA

“菅親衛隊”状態の田崎史郎が石破茂批判で「飲み食いの数が少ない」! 政界の「飲み食い接待」をメディアが正当化する異常

 工場勤務をしていた時期、東京から、ある後輩が来ると、同僚も上司も尻尾を振ってついていった。「どうして、彼がそんなにすきなのですか」と同僚に質問した。「おごってくれるからね」という答えだった。庶民とは財産の桁が違うのは知っていたが、自腹だったのか、交際費だったのか、もちろん知らない。日頃尊敬していた頭脳明晰な同僚による驚異的答えに日本文化の象徴を見た気がした。小生残念ながら、後輩におごってもらう機会皆無だった。理由は単純。小生におごっても、得るもの皆無。

 「安倍政権を「評価する」が71% 朝日新聞世論調査」というニュースを見ると、日本人の「眠度」は高い。世界の人々は、驚きに言葉もないかも知れない。

 『日本を開国させた男、松平忠固』の著者、関良基教授のブログで、youtubeでの彼の講義がみられる。

ポスト安倍に期待できない理由を150年の時間軸で捉える〜ゲスト企画第7弾関良基先生インタビュー(前半)〜

 当然のことながら、既に、様々な書評が書かれているそうだ。

『日本を開国させた男、松平忠固』の反響

 この本を読むまで、佐久間象山のことを、吉田松陰を育てた極右帝国主義者と思い込んでいた。佐久間象山が、外国を見るよう勧め、餞別?も与えていたのは事実だ。だが、吉田松陰は、渡航に失敗し、幽閉されて以来、佐久間象山の教えからすっかり離れ、逆方向に進んだことを知って、佐久間象山と横井小楠関連の本を読んでいる。佐久間象山も、吉田松陰の渡航失敗に連座し、長年蟄居を命じられていた。攘夷に反対し開国を唱えた佐久間象山も横井小楠も、尊皇攘夷派テロリストに暗殺され、尊皇攘夷派テロリスト集団がクーデターを起こし、侵略戦争を続けた結果が今の属国状態。

2020年8月21日 (金)

ベイルート港消滅怪事件

2020年8月18日
ゴードン・ダフ
New Eastern Outlook

 2020年8月4日午後、二つの爆発がベイルート港湾地域で起きた。 一つは小さかったが、もう一つは、幅167メートル、最新の報道によれば、深さ30メートル、おそらくそれ以上のクレーターを残した。

 事件に関する報道は、大規模なニセ情報キャンペーンや、大規模な検閲キャンペーンや、いつものように「代替の事実」会うよう歴史や科学や物理学の書き換えの対象だった。ここで、ドナルド・トランプ大統領はそれを正しく理解し、挑戦されても、自己の立場を固守している。

 事件に関する記者会見の際、ドナルド・トランプ大統領は次のように述べた。

「我々は支援するため現地に行くだろう。それはひどい攻撃のように見える。」

 彼は即座に、あらゆるマスコミに全面攻撃され、大統領発言と同様、彼の答えの投稿がフェースブックで禁止された。翌日の記者会見で、トランプ大統領は彼の答えを「強化した」。

質問:あなたはこれを攻撃と呼びました、あなたはこれが事故でなく、攻撃だったと確信していますか?

トランプ大統領:「それは爆発に基づいて、そのように思われる。私は何人かの偉大な将官と会い、彼らは、それがそうだったと感じているように思われる。それは何らかのしかけられた爆発風の出来事ではなかった。

これは、彼らによれば、彼らは私より良く知っているはずだが、彼らは攻撃だったと思っているようだ。

それはなんらかの爆弾だった。」

 その日、マイク・エスパー国防長官はトランプ大統領が間違っていると「思う」と述べた。数時間内に、エスパー国防長官は声明から後退した。CNNから。

「ワシントン(CNN) マーク・エスパー国防長官は、爆発は多分事故の結果だという彼の推測が、ホワイトハウスの抵抗に会った後、何がベイルートでの破滅的爆発を起こしたかに関して、ホワイトハウスの評価との、いかなる相違も軽視している。

マーク・メドウズ大統領首席補佐官は、爆発は、おそらく事故だったというエスパーの評価について問われて、更に踏み込んだ。「エスパー長官の立場では、彼は知らない。」

火曜、トランプは「将官」の何人かと話し、彼らが爆発を爆弾攻撃と評価していたと言った。」

 翌日、ホワイトハウスは、ドナルド・トランプが11月に再選されたら、エスパー国防長官は、新政権に参加するよう依頼されないだろうという短い声明を発表した。

 トランプがなぜ彼の発言をしたのか、エスパーがなぜ後退したのか、ソーシャル・メディアや主流マスコミが、なぜ代わりの物語を載せ、大統領が、国防総省と諜報機関を代弁して、決して彼が言ったことを、言わなかったふりをしているのかを検討しよう。

 トランプはもう攻撃されず、画策されたニセ情報キャンペーンで「ゆがめられた」だけだ。だが一体なぜだろう?

 起きたこと、皆が合意することを見て、そこから先に進もう。

 最初の爆発は小さく、倉庫の火事を起こした。二番目の爆発は、クレーターの大きさと、リヒタースケールで、3.5の記録に基づけば、6キロトンのTNT、典型的にTNTを使って、衝撃波でしか爆発させることができない硝酸アンモニウムと重油の混合物、アンホ爆薬の少なくとも12キロトンに等しい。

 これらの数値は核実験にも精通した本物の爆発物専門家のものだ。核爆発だけが典型的に複数キロトン・レベル爆発を起こし、このような爆発のクレーター形成や効果を検討する何らかの経験をも持っているのは核兵器専門家だけだ。

 肥料やロケット工場を爆発させるのを専門にする「通常爆発物専門家」などいない。このような職務明細書は存在せず、どんな専門家も存在しない。

 この話題を理解する鍵はこれだ。何百もの「事実」、ミサイル目撃、その目撃者とビデオ、飛行機目撃と、その目撃者と多くのビデオと「大きなウソ」プロパガンダによく似た一連の物語がある。

 よくあることだが、全てを見ると、何も解決していない。簡単に言って、ニセ情報キャンペーンは、レバノン政府内部の情報源を含め、必ずしも全員が満足していない物語である、六年前にレバノンに放棄された2750トンの肥料爆発を前提にしている。前内務大臣で、議員のノハド・マクヌークに関するミッド・イースト・モニター記事から始めよう。

「前レバノン内務大臣で現在議員のノハド・マクヌークは、先週ベイルート港における爆発を、イスラエルのせいにした初めての有力レバノン政治家になった。

記者会見の際、マクヌークは200人以上の人々を殺し、何千人も負傷させた大爆発は、「明らかに」イスラエルに責任があると述べた。

「ベイルートでのこの作戦は、明確な、明示的な方法でイスラエルに実行された」とマクヌークは述べた。「我々は人類に対する犯罪を目にしており、それゆえ誰も、あえて犯行声明を出さないのは明確だ。」

この高位の政治家は、2014年と2016年に、レバノン内務大臣を勤めている。彼はレバノンのスンニ派ブロックで、ヒズボラに反対する元首相サード・ハリーリーの「未来運動」の一員だ。爆発の余波の中、彼は述べた。「これは我々がベイルートに港を持っていないかったフェニキア時代以来、初めてのことだ。」

 個人的に、ある元国防長官が爆発の一時間後、Veterans Todayに連絡してきて、ドナルド・トランプ大統領が、国防総省情報源の言葉を引用して述べたと同様に、まず海上発射小型ミサイルで火事を起こし、次に、16による空襲で、ミサイル、情報提供者によれば戦術的核弾頭を発射したイスラエル攻撃のせいだと言った。

 同様に、これは肥料爆発だという主張に応えて、ヒズボラ報道官が、直接ダマスカスのVT支局長ナヘド・アル・フサイニーに下記の意見を述べた。

「肥料は爆発しない、燃えるだけだ。」

 そこで、我々の主張と、我々全員が合意できる唯一本物の事実を概説するが、これは自然科学であり、硝酸アンモニウム肥料は、極端な努力なしで、ベイルートで見られたような環境では、決して爆発できない。

 ニセ情報にあわせるべく、科学技術「改竄」の試みは進行中だが、まだ成功していない。これに関して書かれたもので最良の記事は、ベイルートの事件は「肥料爆発」だったという主張に答えて書いているレバノン人鉱山技師のものだ。

「私はこの紳士とは意見が違うと言わねばならない。彼に対して問われた、アンモニア硝酸塩の山の上に投げられたマッチが壊滅的爆発を起こすかどうかで「イエス」か「ノー」で答える質問を尋ねられた際に、彼は答える前に、数秒ためらった瞬間、彼が言おうとしていたことが何であれ、いささか曖昧で不透明だろうと私は即座に理解した。

私は測量技師と爆破技師として、一生露天掘り採鉱産業で働いた。最後の二年間はブリティッシュ・コロンビア山麓の丘での巨大石炭露天掘り事業で、私の仕事は爆発パターンの設計と、ドリル孔に、どの爆発性製品を充填するか決めることだった。

我々はアンホ爆薬ANFO、アンモニア硝酸塩とディーゼル燃料の混合物を使った。ANはアンモニア硝酸塩を表し、FOは燃料としての石油あるいはディーゼル燃料を意味する。我々はHANFFOと呼ばれる製品、重アンホと呼ばれるものを使った。混合物中のディーゼル燃料濃度がより高いので、Heavy anfoと呼ばれたのだ。

アンホ、重アンホのいずれも、乾燥した穴で使われなければならない。もし穴が濡れていれば、ディーゼル成分は洗い流され、アンモニア硝酸塩自身は火がつかない。

そういう場合は、我々はプラスチック・ライナーでドリル穴内側を覆い、次にanfoやheavy anfoをプラスチックライナーに詰めるのだ。余りに雨が激しいと分かったら、我々はMagnafracと呼ばれる非常に高価な製品を使った。それは、ほぼ耐水性のどろっとした乳濁液だったが、それでも、余りに長時間、現場におかれると、スラリーは分解し、点火しそこねるのだった。

重アンホは通常アンホより爆破力が強い。それは、より多くの出費に見合う、あるいは、より多くの爆発エネルギーを意味する。肝心なのは、常に、実際の爆薬の最小充填量で、最も多量の岩石を爆破することだった。これは火薬係数と呼ばれる。火薬係数をより低く維持して、母岩を爆破できれば、それだけ経費が安くなる。最も安いアンホ、より高価なhanfo、Magnafracは非常に高価で、火薬係数を押し上げる。目的はバランスを維持することだった。

私はこれら全ての製品を扱い、それらを充填し、爆発チームが起爆コードでパターンを結び、点火するのを手伝った。古い映画で、悪人がどこかで鉄道線路を爆破しようとしているので見るように、我々は起爆装置とつながる導火線を使った。90代初期、ワイヤーと起爆装置は、非電気式起爆と呼ばれるずっと効率的なシステムに置き換えられた。

黄色いケーブルを通って、起爆コードまで、起爆させるための電荷がなかった。

使われたのは「衝撃波管」と呼ばれる製品だった。それは、基本的なTNTの「ペントランダイト」という非常に小さい粉状のわずかな爆発物が入った直径3か4ミリの空洞プラスチック管だった。電気的なものではなかったので、衝撃波管と呼ばれた。それは基本的に、圧縮空気駆動か、爆発駆動の衝撃波発生器(衝撃波管)だ)。それは「爆発衝撃波」を作り出す。それが起爆コードを起爆し、爆発物を起爆する主要な激しい衝撃なのだ。

起爆するには、踏みつけることができる、うまい用語がないので、クラッカーと私が呼ぶ、小さなものがあった。クラッカーが踏みつけられると、放出された非電気エネルギーは、衝撃波管中の非常にわずかな量の粉末の爆発物に点火するのに十分で、製品が爆発パターンで使われている実際の爆発物が充填された、それぞれのドリルで開けられた穴の中に入り込んだ起爆コードを起動した。

さて、ここからが肝心なことだ。これまで我々は、組み合わせや、それ自体だけでは、クリネックスの箱も爆破できない不活性元素や成分の話をしてきた。

全ての鍵は、それぞれの爆発物ドリル穴の一番底に置いた500グラムのTNT起爆装置だった。我々は、おおむね、一つの穴に、500グラムのTNT起爆装置を二つ使った。

そこで点火がおきるのだ。注意深くお聞き願いたい。充填されたアンホ、重アンホ、Magnafracを起動したり、点火したりするには、TNT爆発が必要なのだ。私が意味するのは、アンホが爆発するには、それ自身実際に爆発する前に、TNT起動の威力が必要なことだ。アンホに火がつき、燃えるのを私は何度も目にしている。

アンホは爆発せず、燃えるだけだ。もしアンホにディーゼル燃料混合物が入っていなければ燃えさえしないだろう。アンモニア硝酸塩は業務用肥料だ。社員は、彼らの芝生に肥料をやるため、毎年春、それぞれアンモニア硝酸塩の20キロ袋を二つ与えられた。それは、まさに文字通り一夜にして、茶色の芝生を輝く緑に変える。この慣習は、1993年頃に中止されたが、私が雇用されていた鉱山では、少なくとも当時はそうだった。

自動車かトラックが多分スピードで走るという状態で、爆発することと、アンホなどのマウンドに激しくぶつかれば、爆発性製品を爆発させるのに必要な爆発力を与えることが可能かもしれない。あるいは必要な衝撃波。(あるいはミサイルか爆弾)

我々は、あらゆる爆発物を我々に供給していた爆発物メーカーが使っていた施設で、我々の現場用アンモニア硝酸塩顆粒を作ったものだ。それは世界規模の巨大爆発物メーカーだ。そして、彼らと働いて、彼ら/我々が使用する種々の製品を扱っていた間、彼らには最高の安全実績があったことを補足しておこう。

私はおそらく、多くの情報を見落とし、そして/あるいは、一部の情報を書き落としているかも知れないが、これは私が私の様々な文章やメモに言及せずに思い出せる全てだ。

もしポンプがあったら、この貯蔵場所に、長い間に、次第に吸収され、アンモニア硝酸塩を飽和状態にする燃料石油があったのだろうか?」

 答えは単純で、もし硝酸アンモニウムが、いくつかの主張の通り、12番倉庫に保管されていたとすれば、それは肥料であって、決して爆発し得ない。

 この説明の理論的根拠は単純で、いささかの詳細も不要で、鉱山技師向けの科目があるどんな大学でも、どんな化学者でも、確実にどんな爆発物専門家でも、核兵器に精通していない人々によってさえ再検討、確認可能だ。

 ベイルートには核クレーター規模の穴と、想像できないレベルの破壊がある。

 アメリカ大統領が、ベイルートは167メートルのクレーターを残した爆弾で攻撃されたと言った。アメリカはこのような通常兵器を保有していない。マーク84貫通型爆弾は、幅15メートル、深さ10メートル、面積約1889平方メートルのクレーターを残すはずだ。

 ベイルートのクレーターの面積は約213,360平方メートルだ。

 だから繰り返そう。トランプは爆撃だと言い、エスパーは事故だと言い、エスパーが公式に、トランプが何について話をしている全く分からないと述べた。

 我々は何を証明できるだろう? 肥料は、人々が彼らのガレージや納屋に持っている多くのものと同様、我々をあの世に吹き飛ばしはしないのだ。

 我々は主流マスコミを信じるのはばか者だけだと証明できる。

 我々はあり得ないことが起きたと証明できる。オッカムのかみそりは我々に何を語るだろう?

 ゴードン・ダフは、ベトナム戦争の海兵隊退役軍人で、何十年も退役軍人と戦争捕虜問題に取り組み、安全保障問題で政府に助言もしているベテランズ・トゥデイ編集長、取締役会長。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/08/18/the-strange-case-of-beirut-s-missing-port/

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 明石順平氏の『国家の統計破壊』で、国の様々な数値のデタラメさを思い知らされたが、東京のコロナ数値も。

 日刊ゲンダイDIGITAL

小池都政の欺瞞 重症者の計上方法コッソリ訂正&過少報告

 ポピドン氏も、こりない。

 LITERA

『バイキング』『報ステ』も吉村知事の「大阪は早めに人工呼吸器」発言のデタラメぶりを追及! 突っ込まれた吉村は遠い目で…

2020年8月19日 (水)

ベイルート 事故、それとも「新」爆弾爆発?

ピーター・ケーニッヒ
2020年8月14日
New Eastern Outlook

 「月曜日、先週のベイルート港での致命的な爆発を受けた、抗議行動と変更に対する要求の後、本物の変化と透明度に対する民意に従うと言って、レバノンのハッサン・ディアブ首相は、彼と閣僚の正式辞任を発表した。テレビ演説で、ディアブは、これまで七年間首都の港湾地域の倉庫で保管されていた大いに爆発性の材料の爆発は「構造汚職の結果」だったと述べた。ディアブは言った「今日我々は、7年間隠れていた大惨事に責任がある人々の責任を問い、実際の変化への要求という民意に従う。この現実に直面して、私は今日この政府の辞職を発表する。」

 内閣は、163人の人々を死亡させ、約6,000に負傷させ、約300,000人を住む家がない状態にした8月4日の爆発を巡って、既に退任の圧力を受けていた。

 首相が語らなかったのは爆発の特徴だ - 異様なキノ雲をもたらし、リヒタースケールで3.9を示した激しい衝撃を起こした爆発、半径10キロ以上で窓を粉々にし、産業や住宅用ビルを、めちゃくちゃにし、 1945年のアメリカ核攻撃後の広島に似た状態の画像。

 その代わり、今や前首相は、それは事故で「構造汚職の結果」だったとほのめかした。一体どうして? 構造汚職が、一体どのように、このような良く標的を定めた爆発を起こすのだろう? もしそうなら贈賄者と収賄者間に膨大な金の流れがあったことを意味するだろう。

 本当だ。これは排除できない。だが、一体誰が興味を持つだろう? 壊滅的打撃を受けた、港、空港や、その周辺という主要地域の買収を、破格の安値で購入し、事業やぜいたくな住宅のために、破壊された現場を新たに開発するのを望む銀行や、他の金融機関/金融業者などの巨大不動産投機家で、それは大惨事民営化と呼ばれる。大型ハリケーン「カトリーナ」が2005年8月29日に湾岸を襲った後、似たことがニューオーリンズで起きた。

 特に、ロスチャイルドの副官、フランスのマクロン大統領がベイルート爆発直後に被災地を訪ねたように、全く制限なしの乱闘の新自由主義世界では、もちろん全て可能だ。一体どういうことかはわからない。彼の「支援」の申し出の狙い、支援は、ほとんど常に、ひもつきで、フランス金融オリガルヒのため、港や周辺地域を買い上げるため、いわば下準備だったのかもしれない。まあ、いつものように破格の安値で。

 だが、ベイルート港「爆発」には、別の理由もある。よろしいか、彼らは決して相いれないわけではない。レバノン政府は、約250人の人々を死亡させ、千人を傷つけ、約300,000人の人々の住み処を破壊し、ベイルート北区域に壊滅的打撃を与えた爆発で、管理不十分に保管されていた大量の硝酸アンモニウムを原因とみなした。硝酸アンモニウムは農業肥料や採鉱用爆発物として世界中でよく使われる工業化学薬品だ。倉庫で管理不十分に保管されていた化学物質は少なくとも六年間存在していた - それがまさに広島75周年記念日に近い日に広島のような破壊を後に残して燃え尽きたのは全くの偶然の一致だろうか?

 これらの大いに爆発しやすい化学物質を保管していた倉庫は、どうやら、ヒズボラの弾薬庫だった。そこが仇敵の標的だった可能性があるだろうか? 2018年9月27日、ベンヤミン・ネタニヤフは、この倉庫、最終的に2020年8月4日に爆発した、まさに同じ倉庫を、ヒズボラ武器貯蔵庫だと、国連総会で指摘していた。

 2020年8月4日にベイルート港で爆発現場になると予測していたかのように、ヒズボラの武器貯蔵庫を示すネタニヤフの映像。

 これは可能性だ。だが奇妙な爆発については、どうだろう。ティエリー・メイサンを含め、数人のジャーナリストや観察者によれば、これは「新」爆弾だ。それは、2020年1月以来、主にひと気のない地域で、既にシリアで実験されていた。だが誰もそれについて語らなかった。なぜならそれを分析すれば、公衆に重大な驚愕を引き起こしかねないのだ。それは一つの説明だ。だが、この「新」爆弾の黒幕が、公表することを厳密に(脅迫で)禁止していた可能性が遥かに高い。

 2020年8月7日、ティエリー・メイサンが報じている。「どんな兵器が使われたかは不明だ。だが、それは既に2020年1月以来、シリアで実験されていた。それは弾頭に、核兵器に特徴的なキノコ雲をもたらす戦術的な核爆弾を搭載したミサイルだ。それは戦略的な意味では、明らかに核兵器ではない。この兵器は、シリアの辺鄙な田舎の平野で、次に、ペルシャ湾海上で、イラン軍艦艇に対して実験された。これは都市環境、衝撃波や振動が水や山に反射する特定環境での最初の使用だ。」

 シリアでの爆発とベイルート爆発の驚くほどの類似を示すビデオをご覧願いたい。

 これは、シリアでのような目的での、もう一つの実験だったのだろうか? 宿敵ヒズボラに対して? 同時に、ベイルートを破壊し、レバノンをそれ以上の混乱に陥れて、乗っ取りのために、いっそう脆弱にしたのだろうか?

 2007年3月2日のデモクラシー・ナウのエイミー・グッドマンと米軍将軍で、NATOヨーロッパ司令官ウェスリー・クラークのレバノン「打倒しなければ」ならない7カ国の一つにあげたインタビューを思い出す。ビデオを見る(2:30分頃から、七カ国を打倒する)。

 ベイルート爆発は、covid「密集行進シナリオ」後に来るべきもう一つの実験なのだろうか? 社会的距離を置かせて、人々を引き離し、いわゆる「接触追跡」で支配されるようにして、欧米政府の恒常的な、より強い抑圧で ご主人連中が、何らかの姿形でナノチップを挿入し、体に融合し、動きの永久監視から、医療から銀行預金口座までの記録を可能にすることを願っているワクチンを待ちながら。

 ベイルート爆発は、より重要な目的のための歯車の歯の一つにすぎないのだろうか? 単一、あるいは新世界秩序?念のために言っておくが、我々は既にそこにいる。「密集行進シナリオ」は微調整機構に過ぎない。

 集団抗議活動が予想される。2020年8月1日、ドイツ政府の一層抑圧的なコロナ対策と制約に抗議して、130万人の人々が街頭に出て、既にドイツ、特にベルリンで、それは始まっている。政府は「より上位」の政府に従っているかのように、同情的になるようには思われないので、このような抗議の数と規模は時間とともに増加するかもしれない。「新」兵器が、社会変動の激しい西欧都市に適用され、次に敵のロシアや中国の都市に広がるかもしれないと考えるのは可能だろうか?

 何百万人もの人々がいる大都市が、このような恐ろしい破壊の加害者のいずれも傷つかずに、ビデオゲームのように、リモート・ボタンのクリックで「新」兵器で破壊可能だ。地上の人々は、無力に、突然の、ゆっくり進行する死にさらされる。それが、1945年の広島と長崎ではなかっただろうか?

 忘れないようにしよう。アメリカは第二次世界大戦直後に、66のソ連の都市を核攻撃する計画を立てていた、念のために申し上げるが、これはアメリカとソビエト社会主義共和国連邦がまだ同盟国だった時のことだ。「地図からソ連を一層する」をご覧願いたい。このような計画の戦術はまだ無傷で、棚上げされ、いつ何時でも蘇生しかねない。もちろん、近代化された今日の技術で。

 ベイルートは悲しい悲しい攻撃だ。 話は、人々を信じさせたがる公認説明ほど単純なものではない。ご注意あれ!

 Peter Koenigは経済学者で、地政学専門家。彼は世界銀行で30年間働いた経験に基づいた経済スリラー「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/08/14/beirut-accident-or-new-bomb-blast/

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 FBIが、原因調査に参加するという報道がある。911内部犯行を、見事に隠蔽し、ケネディ暗殺の真相を封印しているFBIが登場した以上、ベイルート港爆破は、確実に迷宮入りになる。あるいはオトリ犯人デッチアゲで終わる。

 8月24日で辞職して、別の上から目線男にかわるという説。一難去ってまた一難。

 LITERA

安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか

 日刊ゲンダイDIGITAL

「休む必要ある」安倍首相に理解示す麻生財務相の“二枚舌”

 四度度書いたが、繰り返す。名家政治家といわれる買弁諸氏を見る度にこの言葉を思いだす。

貴方は豪勢な殿様というところから、御自分では偉い人間だと思っていらっしゃる!貴族、財産、勲章、位階、それやこれで鼻高々と!だが、それほどの宝を獲られるにつけて、貴方はそもそも何をなされた?生まれるだけの手間をかけた、ただそれだけじゃありませんか。

ボオマルシェ著・辰野隆訳『フィガロの結婚』(岩波文庫)193ページ

2020年8月16日 (日)

パレスチナを裏切ったアラブ首長国連邦UAE

2020年8月13日
Moon of Alabama

 アメリカのドナルド・トランプ大統領はアラブ首長国連邦と、イスラエルが国交の「完全正常化に同意し」「お互いの大使館を設置する」と発表した

 これと引き換えに、イスラエルは、事実上、既に併合し、支配しているヨルダン川西岸地域に対する「主権の宣言を停止する」。

 ここにトランプが投稿した条件規定書がある。アメリカ、イスラエルとUAEの「共同声明」という表題だ。


拡大する

 UAEとイスラエルは何十年も同盟しているが、決して正式関係は結んでいなかった。

 これはアラブ世界で波をおこすだろう。それはパレスチナの大義と、その支援者に対する裏切りだ。アラブのイスラエル・ボイコットで、イスラエルに、パレスチナの権利を認めるよう常に圧力を与えるはずだった。ネタニヤフは、パレスチナと和平を結ぶ前に、アラブ諸国と和平を結ぶことができると主張していた。UAEは今彼が正しのを証明した。

 これはネタニヤフにとって、巨大な政治的成功だ。以前のヨルダン川西岸地域を正式に併合する彼の動きは、決して本気ではなかった。だが彼は今回、彼にとって、ずっと大きな勝利である合意のために、それを「代償」に使ったのだ。

 これはトランプから見ても大成功だ。多くの親シオニストの支持者や寄贈者は、これに対して、恩返しをするだろう。

 この発表は、アラブ首長国連邦が、合意に対し、何を得ようと期待しているかを言っていない。それはヨルダン川西岸併合を止めたと主張するかも知れないが、併合は、そもそも実現していたはずがないのだ。

 UAE支配者ムハンマド・ビン・ザーイドは、トランプが発表した詳細と意見が異なるように思われる:

 محمد بن زايد@MohamedBinZayed - 15:00 UTC- 2020年8月13日

トランプ大統領とネタニヤフ首相の電話中に、これ以上のイスラエルによる、パレスチナ領併合を止める合意に達した。UAEとイスラエルも、協力して、二国間関係を確立するロードマップを設定することに同意した。

 「二国間関係を確立するためのロードマップを設定する」ことは、トランプの条件規定書の、双方が「完全正常化に同意した」主張とは違う。

 ネタニヤフも、トランプの宣言とは異なるように思われる。

avi scharf @avischarf - 15:36 UTC- 2020年8月13日

これはこっけいだ。イスラエル高官筋が、イスラエルは依然、併合に尽力しており、トランプは、UAEとの平和協定が署名されるまで、一時的凍結を求めただけだったと言っている。イスラエルが選挙を目指して進む場合に備えて、ネタニヤフは、入植者と彼の支持基盤を失うのを恐れているように思われる。

 この措置に対し、アラブ諸国で、抗議がおこなわれる可能性がありそうだ。パレスチナの大義に対する支持は、若い世代の中では弱まっている。だが多くの年長のアラブ人にとって、それはまだ非常に重大な問題なのだ。

 ネタニヤフやトランプに手渡そうとしている莫大な贈り物に対し、ムハンマド・ビン・ザーイドが得たと示せるものは皆無なのだから、激怒は彼に集中するだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/08/united-arab-emirates-betrays-palestine.html#more

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 LITERA

終戦記念日に従軍慰安婦問題を改めて問う 慰安所をつくっていた中曽根元首相! 防衛省に「土人女を集め慰安所開設」の戦時記録

 しかし、植草一秀の『知られざる真実』の最新記事にもあるとおり、終戦記念日は世界的史実とは違う。

敗戦後日本の逆コース

 外国大本営広報部の方が辛辣なようだ。下記はガーディアン記事「日本がコロナ蔓延と闘う中、無許可離隊と非難される安倍晋三」と訳せるだろう。少し前に、知人が教えてくれたもの。

Shinzo Abe accused of going awol as Japan tackles Covid surge

2020年8月13日 (木)

破滅的打撃を受けたベイルート:新パラダイムは一触即発かもしれない

アラステア・クルック
2020年8月9日
Strategic Culture Foundation

 ニュースの周期と地政学の周期は、時々異なることがある。今回のベイルート港破壊は、そうした例の一つだ。そこで起きたことは、その後遺症が、どんな形で展開するにせよ、重要な地政学的事件で、未来を形成する定めだ。この岐路には、当然の歴史的理由がある。一つは(この地域が沈黙している理由)我々はまだ法科学鑑定を持っていないことだ。多数の衛星写真であっても、現地の基本的事実ではない。法科学鑑定ではない。

 主流マスコミは(8月18日予定の)ラフィーク・ハリーリー暗殺で、ヒズボラのメンバーを起訴すると予想されている特別法廷判決に先立ち、爆発の記事を「まとめよう」と急いでいる。それでも、まだ多くの未回答の疑問がある。これら法科学鑑定が現場から入手可能になるまでには更に数日かかるだろう。それらはもちろん争われ、ほんのわずかしか解決しないかもしれない。

 この沈黙に対し、主要当事者たちの言葉を待ち受けながら、欧米やイスラエル・マスコミは、ベイルートから「知る必要がある全てのこと」やら「要約」を大量に作り出している。だが、それらは要約からは、ほど遠い。日がたつにつれ、益々多くの疑問が生じている。そして、この地域はこのような地政学的転換点について共同記憶を持っている。

 MI6/CIAによるクーデターなのが明らかになっている1953年のモサデグ首相反対「大衆」蜂起は、その後、形勢を一変させるイラン革命の先駆となるはずだった。レバノンからのシリア撤退をもたらした、2005年のラフィク・ハリリ暗殺で、「家族」の携帯電話の通話(内容不明)のお粗末なコンピュータ・パターンは、ヒズボラに責任をおしつけ、同時に、この組織の活動を広範囲にテロリスト指名するよう画策されていた。(ヒズボラは、最初から、ハリリ暗殺に関する欧米/国際的言説に異議を唱えている)。

 それでも、ラフィク・ハリリに起きたことは、党派的な戦いの霧の中で覆い隠されたままなのが真実はだ(今週のベイルート破壊の運命も同じかも知れない)。アメリカ・トマホークミサイルの爆音のさなか、シリアのドゥーマでの化学兵器物語は、(アサドが化学兵器で、のけものにされる中)もう一つの「転機」となった。それでも、最近の化学兵器禁止機関書類が化学兵器主張はでっちあげだったことを示している。

 そう、この地域には休止する正当な理由がある。一方で、我々は港の爆発の法科学鑑定をまだ持っておらず、もう一方で、後に彼が繰り返したトランプの主張がある。彼は将軍連中にベイルートで起きたのは「攻撃」(爆弾)だったと言われたのだ。大統領はそれが攻撃だと「推測してはいない」。彼は将官連中が彼にそう言ったとはっきり述べた。

 この声明は、世界から、エアブラシで完全に消し去ることはできない。同様に、数カ月前、シリアでの類似の「説明できない爆発」と奇妙に良く似た「形」やベイルート大爆発のマッシュルーム効果の類似は軽視できない。最後に疑問がある。爆発は、三度あったのだろうか?

 だから、結果として、二つに一つの可能性が極めて高い。破壊は港湾警備当局による責められるべき過失に起因しか、言説を作り直し、根本的に地政学を作り直すため、現在の地域の力学を「打破する」大胆な試みだったかのいずれかだ。いずれも、あり得る。

 それなら何だろう? イスラエルの言説は、ベイルートでの破壊が、レバノンの住民をヒズボラ対して立ち上がらせ、弾薬を人口密集地から移動するよう要求するだろうというものだ。(イスラエルは、もちろん、その結果、ヒズボラの武器弾薬の露出度が高まるのを歓迎するだろう)。月曜日の緊急国連安保理事会会合予定と、レバノンを国際監督の下に置くという主張が、欧米諸国が、この危機を、更にヒズボラを弱め、拘束するために利用しようと努めていることを示唆している。

 親欧米の「3月14日運動」は、ヒズボラに対してレバノン人を動員するために、たまたま起きたことを利用しようと努めるだろうが、他の人々が予期するよう国内の反響を得ることはありそうにない。ベイルート港は歴史的に、スンニ派の世襲財産だ。そこには単一の警備機構はなく、スンニ派の人々はヒズボラの友人ではない。港町は、国連レバノン暫定軍による点検も受け入れている。港湾施設管理当局の特徴をあげるとすれば、腐敗と見境がない金銭ずくと言えよう。事故をもたらした重度の怠慢が、起きたことに対し、全面的、あるいは部分的に責任があり得る。

 もしそうであれば、大衆の怒りは、必ずしも、ヒズボラではなく、腐敗したザーイム(何十年間も自身の豊かさのために経済構造を破壊していた体制の「親玉連中」)に向けられるだろう。実際、現在の政府は生き残りに苦労するかもしれない - 何らかの怠慢が起きた際、在職してはいなかったかもしれないが。責任は守旧派にある。

 トランプがおおむね正しく、起きたことがある種の攻撃だったことが明らかになれば、cui bono誰の利益になるのかという疑問に答えるのは困難ではないはずだ。イスラエルのジャーナリスト連中が「出来事の縁起よいタイミングに得意になっている。「レバノンは[今や]崩壊するのは疑いがなく」、爆発の「衝撃波」は、とりわけ特別法廷判決に先立ち、今後長期間、ヒズボラを苦しめるだろう。

 あるイスラエル人ジャーナリストが、この「レバノン主要港での爆発は、わずか一カ月前、レバノンに、船舶と石油タンカーを送ると言ったイランへの警告メッセージでもあると補足した。ベイルートに電気を供給する発電装置を搭載した船についての協議さえあったが、とりわけ、イスラエルとアメリカは、これらの船がレバノンに到着すれば、石油や小麦粉や薬だけでなく、武器、弾薬やミサイル部品の補給線を始めると恐れていた」。

 多くが、法科学鑑定にかかっている。これは、2,700キログラムの硝酸アンモニウムの貯蔵という、ベイルート港における公的な脆弱性につけこんで、地域におけるヒズボラの戦略上重要な場所を破壊し、政治を(イスラエルに好都合な)予想外の新方向に移行させるべく戦略的現状をひっくり返すため、背後に隠れた大胆な(イスラエルがかつて自慢していた類の)「偽旗」戦略だったのだろうか?

 あるいは、自分たちのことだけ考え、国民の健康にはかまわないレバノン・エリートの無気力さと金銭ずくの更なる例なのだろうか?

 もし前者で、この出来事が、ヒズボラを押しつぶす新たな試みの前兆なら、この地域の新パラダイムは本当に一触即発かもしれない。

 アラステア・クルックは元イギリス外交官、ベイルートに本拠を置くConflicts Forumの創設者で理事長。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/08/09/beirut-devastated-the-new-paradigm-may-be-explosive/

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 「不沈空母」は昔の話。今や日本丸ごと「不沈クルーズ船」。世田谷区は救命ボートを準備中?

 IWJ岩上氏が保坂展人・世田谷区長インタビュー

【録画配信・IWJ_Youtube Live】20:00~
「『いつでも、どこでも、何度でも』!PCR検査を300件から2~3000件に爆上げする『世田谷モデル』!!岩上安身による保坂展人・世田谷区長インタビュー 」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

2020年8月 1日 (土)

ネタニヤフの悩みに拍車をかけるコロナ流行とヒズボラ

2020年7月28日
Moon of Alabama

 ベンジャミン・ネタニヤフ首相の下のイスラエル政府は二つの危機に直面している。レバノンの抵抗組織ヒズボラは、イスラエルが殺害した兵士の一人のため復讐すると表明した。政府のCovid-19流行対処失敗が多数の批判を受けている。にネタニヤフに対する刑事訴訟手続きとあいまって、このいずれかが彼の没落を招きかねない。

 昨日イスラエルは、ヒズボラ兵が北部国境を越えたが、撃退したと主張した。

月曜日、イスラエル軍は、一触即発のイスラエル-レバノン国境に沿って、ヒズボラ過激派闘士と交戦し、ほぼ一年にわたる激しく対立する勢力間の最も激しい戦闘のさなか、区域に暮らすイスラエル国民は屋内に留まるよう命じられた。

戦闘は、1967年の中東戦争でイスラエルに占領され、レバノンが領有を主張するシェバー・ファームズとして知られる地域で起きた。国境の近くの南レバノン住民が、イスラエル砲撃は一時間以上継続したと報告している。

戦闘は、先週、シリアでのイスラエル空襲が、ヒズボラ戦士を殺害した後、イスラエルが想定されるヒズボラによる攻撃に対して厳重な警戒態勢にある中に起きた。近年、イスラエルは、レバノンのヒズボラ向けイラン武器出荷だと主張するものを標的に定め、シリアで、多数の空襲を実行している。

 ヒズボラ指導者ハッサン・ナスルッラーフは、シリアでのイスラエル攻撃で亡くなった彼らの兵士のそれぞれに、彼の組織が報復することを誓っていた。何らかの攻撃が行われることを知って、イスラエル軍は厳重警戒態勢に置かれ、追加軍隊を国境地帯に向けて動員していた。

 だが、ヒズボラの攻撃を待ちながら、長期間、緊張して国境を見張ることが、若干の幻覚を誘発したに違いない。そこにヒズボラはいなかったのだ。

ヒズボラは、戦士はイスラエル国境沿いの紛争に関与していないと言っている。

衝突後の声明で、ヒズボラは、イスラエル領内へのヒズボラによる侵入の試みに関する、あらゆるイスラエル・マスコミの主張は「全く真実ではなく、見せ掛けの勝利を発明する企みだ」と述べた。

ヒズボラは、イスラエル攻撃により、シリア国内で殺害されたメンバーのため、この集団の報復を「必ず実行する。シオニストは、彼らの犯罪に対する処罰を待ち受けるべきだ。」と述べている。

 イスラエル軍は、事件の映像を持っていると主張している

イスラエル防衛官僚が、侵入の試みは、軍の監視カメラに撮影されており、参加した要員が武装していたと言って、テロ集団の否認を一蹴した。イスラエル国防軍は、事件の映像公表を考えていると述べた。

 だが事件の一日後、映像は公表されなかった。イスラエル報道機関は軍の主張に疑問を抱いている。

この攻撃未遂とされるものは、視界最高の昼日中に行われ、そこが常にイスラエル部隊に対するヒズボラ攻撃の場所なので、国境緊張が高まっていない時でさえ常時監視下にある区域で起きており、いくぶん奇妙だ。そうした条件下で、成功はありそうもない。軍によれば、ヒズボラ要員は、潜入中、決して発砲しなかった。
イスラエルは、何らかの理由で、少なくとも武装した男たちが本当にレバノンからイスラエル領域に潜入したことを証明する監視カメラのヒズボラ要員映像を公開して、ヒズボラの否認の誤りを証明しようとしなかった。

 評論家たちは、自身の軍の宣言より、ヒズボラ声明を信じているように思える。

今時は、あらゆるものが撮影される。するとイスラエルに侵入する潜入者の映像はどこにあるのだろうか? 事件時点の、その区域のドローン映像は、どこにあるのか。
いずれの側も何も公表せず、イスラエル国民は今実際何が起きたか疑っている。

月曜夜に既に現れた懐疑心に対応して、元イスラエル軍情報長官アモス・ヤドリンは、ヒズボラや、彼がうそつきと巧みな操り手と言うリーダー、ハッサン・ナスルッラーフよりも、彼はイスラエル軍を信じると述べた。

だがイスラエル軍は無罪放免になってはいない。イスラエル軍は過去、出来事を操作しており、月曜日に何が起きたか疑っているジャーナリストや国民は正しい。

 起きた可能性が高いのは、一部の不安なイスラエル兵士が、いくつかの揺れる小枝に発砲したということだ。疑問は、誰が、あるいは何が、小枝を揺らせたかだ。

 イスラエル軍を警戒態勢に置くのは、ヒズボラが有利な地位を得るのに安上がりな方法だ。

 封鎖からの、制御できない再開後、イスラエルは、Covid-19の遥かに大きな第二波発生で打撃を受けている。

 百万人あたり平均186人の新感染者という現在のレベルは、ほとんど現在のアメリカの数と同等の多さだ。

 双方が共通の処置をとれるように、パレスチナ政府と調整しない限り、人種差別的なイスラエル政府は決してCovid-19流行を制御できるまい。だが、その代わりに、イスラエル政府はパレスチナ人が建てたCovid-19検査施設破壊し、彼らが装置や薬を入手するのを妨げている。ユダヤ人国民とパレスチナ人間には毎日多くの接触がある。イスラエル政府は、国民の半分だけでは流行が制御できないのを理解できないように思われる。

 イスラエル政府は新たな制約を巡って、今議会と交渉している。専門家は自暴自棄だ。国民はネタニヤフに激怒している。彼の家の前では、頻繁なデモや、警察との衝突がある。

 現在のイスラエル連立政権は不安定で、容易に崩壊しかねない。

 こうした状況下、時はヒズボラに味方をしている。おそらく、更に多くの小枝が揺れ、更に多くの不安な兵士が、それに発砲するだろう。ナスルッラーフがイスラエル軍を、そう呼んだように、「ハリウッド軍」は、更に多くの勝利を得ることができる。

 だが数週間後、イスラエル軍兵士は警戒を緩めるだろう。彼らは一層不注意になり、誤りを犯すだろう。それが、報復に適切な時期だ。

 ヒズボラは、それで戦争になるとは思っていない

「雰囲気は戦争を示唆していない。今後数カ月、戦争の雰囲気はありそうもない」と[ヒズボラ副代表]シェイフ・ナイム・カッセム副書記長が、親ダマスカスのテレビ局、アル・マヤディンのインタビューで述べた。
「交戦規則は変わっておらず、イスラエルとの抑止力均衡は存在しており、我々はそれを変える計画はない」とカセムが述べた。

 イスラエル政府は、ヒズボラに対して戦争をして、イスラエル軍に一日何百発も雨あられのごとく降り注ぐロケットに対処できる立場にない。それはネタニヤフ政府の終わりだろう。

 そこで、ヒズボラには、最大の政治的効果のため、報復の種類と時期を選択する機会があるのだ。ナスルッラーフは一体何を心に思い描いているのだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/07/the-epidemic-and-hizbullah-add-to-netanyahoos-problems.html#more

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 国営放送の呆導番組はひどいが、LITERAはまとも。

分科会は「Go To」について議論さえせず! 専門家の提案を拒否する安倍政権、最後は政権を追認する御用学者の尾身茂会長

 緑のタヌキの駄弁など聞かないが、分科会委員長の意味不明のキモにも全く興味はない。彼らを見ていると、9年前の原発事故の際、でたらめを言いまくった原子力専門家連中を思い出す。『原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語』も。『コロナ危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語』と改題し、増刷していただきたいくらい。

 原発事故時、支配体制側「学者」連中、まともなことを言った人物は皆無。正論を主張したのは全員支配体制からはみだしたか、はじき出された方々だった。デジャブ。下記の翻訳記事の後書きに、延々書いた。ただし良い映像は、みられなくなっている。

 放射能の危険性:原子力専門家連中を解体する

 東電福島第一原発メルトダウンの際、川村湊氏による『福島原発人災記――安全神話を騙った人々』を同感しながら拝読した。『新型コロナウイルス人災記: パンデミックの31日間』も同感しながら読了。テレビに登場する提灯持ちと、そうでない方を列記しておられるが、100%同意。それで、原発事故の際は作らなかったが、今回は、御用学者、タレントと、まともな方々のリストを作り、大本営広報部で御用リストの顔を見次第、音声を消したり、局を変えたり、テレビを消したりしている。(局を変えても、同じことを言う別の提灯持ちしか出さないので、正解はテレビを消すこと。)

 正力と中曽根が日本に原発を導入した経緯は『原発・正力・CIA』で読んだ。そして、現在の日本の原発政策の実情は、下記番組が詳しい。

【山田厚史の闇と死角】死屍累々 原発ルネッサンス~アベ政権の落日20200728

 昨日のBS-TBSの番組「報道1930」、スタジオ出演は、鴨下一郎自民党衆議院議員と岡田晴恵教授。討論ではなく、真摯な話し合い。自民党にも、まともな議員がいる!政治にすりよる専門家の言動はあるまじき行為。学者は専門分野についての意見をエビデンスに基づいて発言すべきだと。彼は、東京都医師会会長の尾崎治夫会長の怒りを共有していた。
鴨下議員は医師。録画しておきたいくらいだった。

2020年6月 5日 (金)

ミネソタ警官に殺人方法を教えたのはイスラエル

2020年6月2日
Paul Craig Roberts

 まさに私が報じた通りhttps://www.paulcraigroberts.org/2020/06/01/the-george-floyd-protests/ミネソタ警察はイスラエルに訓練を受けていた。「膝で首を抑える」のはイスラエル兵がパレスチナ人の首の骨を折るのに使うイスラエルの拘束手法だ。ミネアポリス警官がフロイドを殺すつもりだったとは思わない。彼はおそらく自分は拘束手法を使っているだけだと思っていたのだ。警官による実に多くの死亡や傷害事件で拘束は不要だ。人々は抵抗していないのだ。多分警官は訓練されたことを実践したかっただけなのだ。

 警官による死亡や負傷のもう一つの主因は、裁判所と地方自治体が認める深夜の家宅侵入だ。こうした侵入には全く理由がない。これは殺人武器以外何ものでもない。

 ジョージ・フロイドの本当の殺人犯は、ミネソタ警官に「膝で首を抑える」拘束手法を教えたイスラエル人だ。抜き打ちの家宅侵入を許す無責任な裁判所裁定も、多くの人を殺した。この警官は、ばかばかしい不適切な訓練で、殺人者に変えられたのだ。この警官はジョージ・フロイドにしたような彼の不法な訓練に対し、代償を支払うことになろう。

 こうした慣行に責任がある連中を野放しにして、「人種差別」を叫んで走り回るのは、ただの白痴だ。「膝で首を抑える」のは、警官に教えこまれた拘束手法なのだ。人種差別ではない。抵抗しない人々は拘束されるべきではなく、この手法はアメリカ警察に教えられるべきではなかったのだ。ジョージ・フロイドは、人種差別のためにではなく、不当な警官訓練のために亡くなったのだ。

人種差別ではない。抵抗しない人々は拘束されるべきではなく、この手法はアメリカ警察に教えられるべきではなかったのだ。ジョージ・フロイドは、人種差別のためにではなく、不当な警官訓練のために亡くなったのだ。

https://morningstaronline.co.uk/article/minnesota-cops-trained-israeli-forces-restraint-techniques

https://israelpalestinenews.org/minn-cops-trained-by-israeli-police-who-often-use-knee-on-neck-restraint/

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/06/02/israelis-trained-the-minnesota-cop-how-to-kill/

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 CNN報道を見ると、この警官、過去に18件、告訴されている。

Derek Chauvin: What we know about the former officer charged in George Floyd's death

 日本でコロナ・ウイルスによる死者が少ないのは「民度」のレベルが違うためだと主張する人がいる。彼の論理を適用すれば、東アジアの国々に比べて、日本で死者が多いのも、「民度」のレベルが違うためということになる。こういう政治家が堂々と居すわる事実が「民度」のレベルを如実に現している。彼の説は正しいかも。

 植草一秀の『知られざる真実』

国民民主の正体見たり都知事選

2020年3月10日 (火)

誰がコロナウイルスを作ったのか? アメリカ、イスラエルあるいは中国自身?

フィリップ・ジラルディ
2020年3月5日
Strategic Culture Foundation

 コロナウイルス発生で、最も一般に報じられている主流記事は、武漢の中国人住民が食べた野生コウモリに見られる、動物に運ばれる微生物から得られたことを示唆している。だが野生コウモリがより多い、隣接する中国の州では、病気の大きな発生がないという、それに異論を唱える多少の証拠があるように思われる。それや、他の要因ゆえに、もしかすると、コロナウイルスは、突然変異を通して自然発生したのではなく、生物兵器として、研究所で作り出されたのだという、かなり多くの推測もある。

 ウイルスには、自然に生じるはずのないHIVと類似した成分があるのを、いくつかの報道が示唆している。もしウイルスが武器化するために、開発されたり、生産されたりしていたのが事実なら、更に、偶然それが武漢研究所のウイルス学研究室から漏れて、動物や住民に感染した可能性を示唆するだろう。このような環境で働く技術者たちは、研究所からの「流出」がしばしば起きるのを知っている。

 もちろん必然的に、もう一つの説がある。トランプ政権が、増大する中国の国際競争力の問題を、アメリカの国家安全保障と経済支配に対する直接の脅威として常に提起していたのだから、北京の経済成長と軍事力を数段低下させようとして、ワシントンが、ウイルスを作り、放った可能性があるかもしれないという憶測も多少あった。確かに、トランプ・ホワイトハウスでさえ、それほど無謀なことをするなどと信じるのは困難だが、そうしたたぐいの行動の前例は存在している。2005年9月、アメリカとイスラエルの政府は、密かに、核研究計画で使われているイランのコンピュータのコントロールとオペレーティング・システムに損害を与えるよう意図されたスタックスネットと呼ばれるコンピュータ・ウイルスを開発した。確かに、スタックスネットが、人間を感染させたり、殺したりせずに、コンピュータに損害を与えるよう意図されていたが、それが、中国やドイツやカザフスタンやインドネシアなど広範囲の国の何千台ものPCに広がったので、イラン外のコンピュータに伝染して、広がるという懸念が正しいことが分かった。

 確かに、中国で起きていることに多少の光をあてるかもしれないイスラエルの話題がある。イスラエルのガリラヤ研究所の科学者が、数週間で、90日以内に配布使用準備ができる対コロナウイルス・ワクチンを持っていると主張している。この研究所は、イスラエルの科学技術省と農業省から資金供給されて、鳥類コロナウイルス研究に四年携わっていたと主張している。彼らは、このウイルスは、遺伝子操作による開発で、飛躍的進歩をもたらし、人に感染したタイプに類似していると主張しているが、一部の科学者たちは、最近現れたばかりのウイルスを妨ぐため、新ワクチンがそれほど速く生産できるのを疑っている。彼らは、たとえワクチンが開発されたとしても、通常、感染している人にそれを使うことを含め、副作用の試験に通常一年以上要すると警告している。

 もしアメリカが、今やかつての大規模だった生物兵器研究センターの残滓メリーランド州のフォート・デトリックで、コロナウイルスを作るのに関与していた可能性があることを考えれば、イスラエルが、そのプロジェクトでパートナーだった可能性も非常にありそうだ。ウイルス開発を支援すれば、ウイルスと、その治療法が同時に開発されるだろうから、イスラエル科学者が、ワクチン作成の成功をそれほど速く主張できたかの説明にもなる。

 ともあれコロナウイルス発生には、中国に限らず、確実に政治的波及がある。既にアメリカでも、ドナルド・トランプ大統領は、ウイルスに関して、ウソをついたと非難されており、2020年選挙に対する影響の可能性を巡り、主流マスコミが憶測している様々なシナリオがある。もし経済が株式市場と共に下降すれば、それは、トランプが実際に間違っているかどうかにかかわらず、彼に悪影響があるだろう。もし彼が、アメリカでの病気抑制や対処がうまくできなければ、特に、民主党は医療改善を推進しているので、特に、かなりの反動があり得る。だが、ある評論家は、選挙前に好転する限り、病気や経済低迷は重要ではないだろうと主張するが、今後8カ月中に、多くのことが起き得るのだ。

 エルサレムやワシントン両方で見られるように、国家安全保障/外交政策の問題がある。コロナウイルスが、中国以外の特に一つの国に、なぜ非常に大きな打撃を与えているのか説明するのは困難だ。その国は、アメリカとイスラエル両方に、しばしば引用される敵国イランだ。イランのコロナウイルス症例数は、先週土曜、官僚の間で一層多くの陽性テスト結果が確認され、増加し続けている。205件の新たなコロナウイルス症例で、政府公表合計は、593件、死者43人となったが、非公認の病院報告は、死者が実際は100人より遥かに多いことを示唆している。それは中国外では、ウイルスによる最多の死者数だ。

 少なくとも五人のイラン下院議員も病気に感染し、益々多くの当局者が陽性のテスト結果を示している。イランのマスメ・エブテカール副大統領とイラジ・ハリルチ保健次官が既にウイルスに感染している。

 アメリカ国内のいつもの容疑者は、イラン人の死を知って大いに喜んでいる。火曜日、ワシントンに本拠地があるが、イスラエル政府とつながっている民主主義防衛財団(FDD)最高責任者マーク・デュボビッツが「コロナウイルスは、アメリカの経済封鎖ができなかったことをした。非石油輸出を封鎖しろ」とTwitterで自慢した。イラン政府報道官が「致死性ウイルスが蔓延するのを喜ぶなど、恥ずべき冷酷なことだ」と反撃した。デュボビッツは、テヘランは中東で「テロリズムを広め」「今それはコロナウイルスを広めている」と更なる嘲弄で応じた。

 だから読者はご自分で選択できる。コロナウイルスが自然に発生したのか、イスラエルあるいはアメリカ、あるいは中国の研究室から出現したのか。もしイスラエル そして/あるいは アメリカを疑う場合、その狙いは、明らかに、敵と指名された二国に損害を与える生物兵器を作ることだったろう。だがコロナウイルスは容易に封じ込められるはずがなく、何千人もの人々がそれで死ぬのは確実だ。不幸にも、スタックスネットと同様、精霊が瓶から出た途端、それを戻る気にさせるのは恐ろしいほど困難なのだ。

 フィリップ・ジラルディは博士で、Council for the National Interest事務局長。

個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/03/05/who-made-coronavirus-was-it-us-israel-or-china-itself/

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 バカな大将、敵よりこわい。佐高信氏の著書、もっと直截な書名。

 昨日夕方の国会中継、共産党の田村議員による、ウズハウスと、マルチ企業の関係を追求する場面で、見事に放送終了した。大本営広報部の証明?

 大本営広報部、完全ファシズム体制を実現するための『緊急事態条項』には全く触れない。上公述人が答える参議院予算委員公聴会も見事にスルー。国営放送は大本営広報部。

日刊IWJガイド「13日に法案成立見込みの新型インフル対策特措法案は案の定、改憲で導入される『緊急事態条項』の実験台だった! 自民党の伊吹議員が公然と発言!!」2020.3.10日号~No.2735号

 楽しみにしていた鎌倉流鏑馬も中止になった。それでも、オリンピック政権は検査を拡大させない。ゴミのような兵器は買っても、国民の医療手配はしない。それでも支持する酷民の心理は理解できない。

 植草一秀の『知られざる真実』

感染者数抑制最重要施策は検査を受けさせぬこと

 Caitlin Johnstoneさんは「どもっている」と言うのはやめよう。バイデンの認知症症状はてんこもり。と書いている。ビデオを見ても、書き起こしをみても、大丈夫かと思える状況。大本営広報部、これにふれているだろうか?

Stop Calling It A “Stutter” :  Here Are Dozens Of Examples Of Biden’s Dementia Symptoms

2020年3月 7日 (土)

サウジアラビアとその未来

2020年3月2日
ビクトル・ミーヒン
New Eastern Outlook

 二つのサウジアラビア訪問が、明らかにその外交政策の方向と展望を正確に示して、世界中のマスコミの注目を集めた。

 まず、2020年2月24日、サウジアラビア国王は、まさにその現代史で始めて、国王宮殿にイスラエル人ラビ、デイビッド・ローゼンを迎え入れた。会談はアブドラ・ビン・アブドルアジズ国王宗教間・文化間対話国際センター(KAICIID)が企画した歓迎会の際に行われた。ちなみに、デイビッド・ローゼンはKAICIID理事会メンバーだ。イスラエルのタイムズ紙は、ラビ発言を引用して、会談は「サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード国王が主催した、実際前例がない異宗教徒の会談間だった」と報じた。加えて、アメリカユダヤ人委員会(AJC)の異宗教間問題部の部長でもあるデイビッド・ローゼンは「サルマーン国王との会談に出席した9人のKAICIID理事会メンバーの一人で、唯一のユダヤ教代表者」だった。

 「サウジアラビア国王、イスラエル人ラビを宮殿に始めて招待」イスラエル・マスコミが実に嬉しげに報じた。記事の筆者は、このような身振りの後、サウジアラビアは「イスラエルと益々開かれた関係」を確立すると考えている。奇妙なことに、サウジアラビアの公式通信社が、催しを報じたが、会談出席者の名には言及せずに、歓迎会の写真のみ掲載された。イスラエル外務省の「アラビア語のイスラエル」ツイッター・アカウントが、様々な宗教間に寛容の橋を架ける肯定的な取り組みとして、この動きに触れた。先月、イスラエルのアリエ・デリ内務大臣が、イスラエル人が、ビジネスや、宗教的理由で、サウジアラビア訪問を許されるだろうと言う声明を発表したことが報じられていた。これは、なによりも、イスラエルのモサドや他の諜報機関の職員を、イスラエル建国以来、初めて公然とサウジアラビア訪問を認めるものだ。

 これは、以前から、長年のアラブ世界のリーダー、リヤドが、イスラエルに対する厳しい政策を止めるという広がっていたうわさの確認だ。それで(オマーンでも行われた)数年にわたる両国の様々な代表者間の全ての秘密会談は結局無駄にならなかった。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相さえ、勇敢に、オマーンを訪問し、前国王カーブース・ビン・サイード・アール=サイードと会い、成功裏に会談した。アラビア語のマスコミは、上記の訪問や会談と協議が、サウジアラビアとイスラエルを更に接近させる上で、かなり重要な役割を果たした事実に合意している。主にパレスチナへの支援と、イスラエルの政策への反対に起因して、アラブ世界のリーダーと見なされていたリヤドは、今や完全にその外交政策方針を変更し、イランを重要な敵として選んだのだ。

 二つ目の出来事は、ドナルド・トランプの忠実なタカ派、マイク・ポンペオ米国務長官によるサウジアラビア訪問と、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード国王と、ファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外務大臣との、両国にとって重要な多くの問題に関する会談だ。双方は両国間の友好関係を保証する彼らの誓約を再確認し、中東で、国際テロや、過激主義や不安定化との戦いで協力を続ける意志を表明した。後に、アメリカ国務省は「サウジアラビアとアメリカ間の、強い永続的な75年の提携」に触れる声明を発表した。

 訪問に関するどの公式報告にも、イランへの言及がないが、国王宮殿からの漏えい情報によれば、両国は、イラン政権に対する共通の対決的姿勢の合意意に、かなり時間を使った。いわゆる核合意から離脱したドナルド・トランプ大統領は、彼の非人道的制裁で、イラン国民のみならず、テヘランと仕事を続ける、あらゆる国や企業を締め殺そうとしている。一方リヤドは、シリアやレバノンやイラクやイエメンやペルシャ湾岸地域でのサウジアラビア支配に対抗しているので、イランを重要な敵と見なしている。

 最近、サルマーン国王と、ムハンマド・ビン・サルマーン・アール=サウード皇太子との間に亀裂があるように思われるのは指摘する価値がある。国王は、年齢と病気にもかかわらず、益々再び国政に関与し、自身で困難な決定をするのを選んでいる。今回、サウジアラビア外交政策の主な方向を確認する、マイク・ポンペオとの鍵となる交渉を行ったのは国王だった。それでも、アメリカ国務長官と皇太子の写真のみがサウジアラビアの新聞に掲載され、交渉の言及は一切なかった。

 ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と父親間の外見上明白な一時的な断絶について説明できなかったり、理解できなかったりすることは何もない。皇太子は大して成功しておらず、非常に多くの失敗をしている。シリアの正当に選ばれたバッシャール・アル・アサド大統領の排除を試みるサウジアラビア政策を追求し続けることで、現在、イドリブ周辺に集まっている山賊とテロリストの支援に、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、30-50億ドル使ったが、ほとんど成功していない。皇太子は、個人的に、隣接するイエメンに対する無意味な戦争を始め、そこで、イスラム教徒の兄弟に、深い悲しみと破壊をもたらした。アラブ首長国連邦さえイエメンから軍隊を撤退させた。しかも最近イエメンは、サウジアラビアに対し、益々破壊的なミサイル攻撃を行うことで、若干の軍事的成功を享受している。武装の貧弱なフーシ派反政府派が、アラムコ石油処理施設に大損害を与えることができるのなら、一体何が彼らが国王宮殿をミサイル攻撃するのを阻止しているのだろう? 皇太子の要請で、アラブの友人諸国は、小さいカタールとの外交的結びつきを断ち、制裁を課した。だが、これらの行動も彼に栄誉をもたらさなかった。現在ドーハは、トルコとイランとの良い関係を確立し、カタール国民の利益のために、独自の国内、外交政策を進めている。

 ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の経済政策も成功していない。アラムコ株の一部が売られたが、皇太子が期待した形ではなかった。加えて、現在の安い石油価格が、サウジアラビア国家予算に悪影響を与え、余りに速く準備金を使うよう強いている。サウジアラビア国民は、原油価格が、まだバレル当たり90ドルであるかのようにライフスタイルを楽しみ続けている。サウジ・アラムコの株を売る国際新規公開(IPO)の決定は、王国が財政難に直面していることから生じたものだ。結局、サルマーン国王は、サウジアラビアが、石油生産を、(石油輸出国機構+で合意した削減に加えて)更に167,000バレル削減し、日産1014.4万バレルに減らす命令を出すことを強いられた。だが、このような法令は、サウジアラビアは、しばしば計画された日産量を超えるので、国の実際の石油生産レベルには、ごくわずかしか影響を与えない。結局、国々の予算の多くが原油販売収益に強く依存している多くの石油輸出国機構メンバーの見地からは、これは合理的な決定だった。例えば、サウジアラビアは、予算を均衡させるためには、ブレント原油のコストを1バレル90ドルに留めておく必要があり、この価格のからの、いかなる低下も、比較的わずかな輸出量の減少より、国家経済への遥かに大きな損害をもたらす。これら全ての進展に対して、カイロを本拠とする新聞アル・アハラムは、不運な皇太子を権力の座に戻さないことが、全てのサウジアラビア人にとって、ためになるだろうと書いた。

 ビクトル・ミーヒンはロシア科学アカデミー客員。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/02/saudi-arabia-and-its-future/

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 「殿、ご乱心」で、是正措置が発動しているのだろうか。益々乱心暴走している狂気集団もいる。

 LITERA

安倍政権がコロナ対応よりも言論弾圧に必死!『モーニングショー』や岡田晴恵教授を標的、デマと詐術を駆使して批判を封じ込め

安倍政権と内調の闇を暴いた映画『新聞記者』が日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞する快挙! 主演女優賞、主演男優賞も

 まさか、受賞することはないだろうと思っていた。まっとうな判断。

 岩波書店の月刊誌『世界』4月号 実に、読みでがある。まず拝読したのは下記二編。

 メディア批評 第148回 
 (1)コロナウイルスだけでない感染列島
 (2)官邸番記者たちの望月批判──得をするのは誰か

 金子勝「もし君が首相になりたいと言うならば」

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