シェール・ガス・石油

2023年3月13日 (月)

ノルドストリーム攻撃-真犯人を隠すため更に多くの目くらましを投げこむ「当局」

2023年3月08日
Moon of Alabama

 ニューヨーク・タイムズがノルド・ストリーム・テロ攻撃に関する諜報活動とされるものについて粗雑な'当局者が言う'記事を掲載したのとまさに同じ時期に、アメリカ諜報機関と強いつながりがあるドイツ週刊誌Die Zeitも、攻撃で主要な役割を果たした'ウクライナ所有'帆船という信じられない話を考え出した。

Nord-Stream-Ermittlungen: Spuren führen in die Ukraine
Ermittler haben das Boot identifiziert, von dem aus die Anschläge auf Nord Stream ausgeführt wurden.Offenbar wurde es von einer Firma gemietet, die Ukrainern gehört.

 私の翻訳:

 ノルドストリームの調査:痕跡はウクライナへとつながる
捜査官は、ノルドストリームへの攻撃が行われた船を特定した。どうやら、それはウクライナ人が所有する会社が借りた。

 いや「捜査官たち」が特定したのは、パイプライン近くのボーンホルム島付近で「地雷除去」を「訓練」したアメリカ強襲揚陸艦キアサージではない。

 AZ @AZmilitary1 - 13:52 UTC ·2022年9月27日

 数日前強襲揚陸艦キアサージが率いる米海軍艦艇遠征分遣隊はバルト海にいた
 そこはノルドストリーム1ガスパイプライン破壊行為の疑いのある場所から30km、ノルドストリーム2ガスパイプラインから50kmだった。


拡大する

 新たな主張は、そのような行為を実行するのに必要な機器を運ぶことさえできないだろう何隻かのかなり小さなヨットがこの主な道具だったというのだ。

 [ドイツの主要公共テレビ局](ARDの首都スタジオ)、ARDの政治雑誌Kontraste、[ドイツ公共テレビ]SWRとDIE ZEITによる共同調査の結果、調査過程で爆破攻撃がいつ、どのように準備されたかかなりの程度再構築できた。これによると痕跡はウクライナにつながる。だが調査者たちはこれまでのところ誰が破壊を命じたか証拠を発見していない。
...
 具体的には[これらのニュース情報源]からの情報によると、調査者たちは秘密作戦に使用されたとおぼしき船の特定に成功した。ポーランドに拠点を置く会社から借りたヨットで、明らかに2人のウクライナ人が所有していると言われている。調査によると海上での秘密作戦は6人のチームに行われたと言われている。男性5人、女性1人が関与したと言われている。報告書によると集団は船長、潜水作業員2人、潜水助手2と女医で構成され、爆発物を犯罪現場に輸送し、そこに設置したと言われている。犯人の国籍はどうやら不明だ。犯人たちは、とりわけ船を借りるのに使用されたと言われる専門的に偽造されたパスポートを使用した。

 調査によると、攻撃隊は2022年9月6日にロストックを出発した。秘密作戦用機器は事前にバンで港に輸送されたと言われている。調査によると、更に調査員は翌日再びヴィーク(ダルス)で、その船を見つけ、後にボーンホルム島の北東にあるデンマークの島クリスチャンソで船を見つけるのに成功した。その後ヨットは清掃しない状態で所有者に返還された。調査によると、船室のテーブルで調査員は爆発物の痕跡を検出した。[言及されたニュース情報源]情報によると欧米諜報機関は早くも秋、つまり破壊直後ヨーロッパのパートナー機関にヒントを送ったと言われており、それによるとウクライナ攻撃隊が破壊を実行した。その後、親ウクライナ集団が犯行した可能性があることを示唆する更なる諜報活動の兆候があったとされている。

 いや。乗員の少ない船から非常に頑丈なパイプライン上の8箇所に数百ポンドの爆発物設置を含む工業規模の作業のため80+メートルに潜水することはない。このような深い潜水には特別なガスや特別な呼吸装置、特別訓練や緊急時の減圧室や、それら全てを維持するため良く訓練された多数の人々が必要だ。

 これはホワイトハウスの命令下、米軍が破壊行為を実行したというシーモア・ハーシュの暴露から注意をそらすために投げられた更なる目くらましだ。

ゴンザロ・リラ @GonzaloLira1968 - 18:54 UTC ·2023年3月7日

たった今、ドイツのニュースサイトZeitungもノルドストリーム・パイプライン爆撃でウクライナを非難している!
今日早々のNYタイムズ記事と相まって、これは明らかに組織的誤情報キャンペーンだ。
これがオラフ・シュルツとバイデンが会った理由だったのか?
Nord-Stream-Ermittlungen: Spuren fuhren in die Ukraine

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ゴンザロ・リラ @GonzaloLira1968 - 5:21 UTC ·2023年3月8日

ゼレンスキー政権はノルドストリーム・パイプライン・テロ攻撃への関与を好きなように否定できるが、それは問題ではない。

明らかに闇の国家の非常に強力な派閥が、欧米がウクライナの大災厄から抜け出せるようUAのせいにしたいと考えている。

ft.com - ウクライナはノードストリーム・パイプライン爆発への関与を否定

 ここで我々が見ているのはイギリスでのスクリパリ親子「毒殺」事件に匹敵する偽情報キャンペーンだ。その後何十もそれぞれ以前のものより非論理的で信じられない「当局者が言う」ニュース報じられた。このキャンペーンは情報空間をたわごとで溢れさせ、誰も話題の根源に引き戻されないよう仕組まれていた(つまりイギリスの裏切り者秘密考察員は、ロシアに帰ろうとして、暴力的に沈黙させられたのだ)。

 ノルドストリーム攻撃の本当の犯人に関して間もなく更に多くのことが発表されると確信している。ハーシュの話から1か月後のこの突然の「当局が言う」目くらましは、それを先制的にそらす企みにすぎない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/03/nord-stream-attack-officials-throw-more-chaff-to-hide-the-real-perpetrators.html#more

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 寺島メソッド翻訳NEWS スコット・リッター氏のRT記事翻訳

2003年の米イラク侵攻を止めようとした経過とそれが失敗した理由

 昨日のCol. Douglas Macgregor氏のyoutube 大本営広報部、彼氏の発言を間違いだと批判する番組を報じないだろうか?

ONE MILLION RUSSIAN TROOPS marching to the Polish border 46:46

 植草一秀の『知られざる真実』

この国の危機の本質

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

読み人知らず「新しい資本主義」という名の日米経済の統合:「新しい資本主義」「アベノミクス」の破綻原因を究明し、そこに新しい日本経済発展の道を探るというものはない。「新しい資本主義」は、一つの欺瞞。「日米経済の統合」が持つ意味合い。

 日刊IWJガイド

「本日岩上安身は午後3時から『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞田崎基氏、午後7時からJOGMEC原田大輔氏、2連続インタビューを生配信!」

はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー 1>本日午後3時から「背後に『暴力団』が関与し、凶悪化する『特殊詐欺』を『高齢者差別』が後押し! ルフィ事件と、高齢者に『集団自決』を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー第2回」を生配信します!

<本日の岩上安身によるインタビュー 2>本日午後7時から「米国主導の対露制裁がもたらした大矛盾! ロシアへの制裁に参加した西側諸国がエネルギー資源高騰で苦しむ一方で逆に制裁不参加の国々が潤っている!? 岩上安身によるJOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)調査課長原田大輔氏インタビュー第3弾」を生配信します!

2023年3月11日 (土)

ノルドストリーム攻撃 ハーシュの評判に脆弱な「諜報情報」で対抗するホワイトハウス

2023年3月7日
Moon of Alabama

 ノルドストリーム・パイプラインが爆破された翌日2022年9月28日、アメリカが実行したことを強く示唆する入手可能なオープンソースの証拠を私は公開した。

 フーダンニット?-ノルドストリーム・パイプライン破壊攻撃に関する事実

 2月8日、伝説的な調査記者シーモア・ハーシュが内部関係者に基づく驚くべき同様内容の記事を発表した。

 ハーシュ:「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプライン破壊したか」

 その後私はハーシュの説にいくつか些細な修正を提案した。

 ハーシュ記事はヨーロッパの新聞では反響を呼んだが、アメリカ主流メディアはそれを避けるためできる限りのあらゆることをした。

 インターネットで検索すると、アメリカがロシアのノルドストリーム・ガス・パイプラインを破壊したというベテラン調査報道記者シーモア・ハーシュの主張に関する世界中の無数の記事が現れる。

 だが2月8日にハーシュ記事が投稿されてから数週間、GoogleBingDuckDuckGoの何ページもの結果で最も印象的なのは、そこにあるものでなく、見あたらないものだ。

  • タイムズ・オブ・ロンドン(23年2月8日)はハーシュがサブスタック・アカウントに投稿して数時間後、ハーシュ記事を報したがニューヨーク・タイムズは何も報じなかった。
  • イギリスのロイター通信は少なくとも10記事(2月8日、2月9日、2月12日、2月15日など)掲載したが、AP通信は一つも報じていない。
  • アメリカの主要放送ネットワーク(NBCABCCBS)や公共放送局PBSNPRは一言も報じていない。
  • アメリカの主要ケーブル放送局、CNNMSNBCフォックス・ニュースにも記事はない。

 そのような自己検閲は正当化可能だろうか? 確かにハーシュ記事は単一の匿名情報源に基づいている。だが匿名情報源はアメリカ政府に関する主流報道には不可欠で、全ての主要報道機関が使用している。更に、それほど国内的、国際的重要性がない無数の話題が独立した検証なしで報じられている。

 ハーシュの話に対する疑念はさておき、この話に対する広範な国際報道やホワイトハウスと国防総省の断固たる否認はあらゆるジャーナリズム基準からして、アメリカで大きなニュースに値するするはずだ。

 さらに重要なことに、ハーシュが間違えている場合には彼の話は潰す必要がある。ジャーナリズムとして沈黙は認められるない。

 後にいくつかの記事がハーシュの話に言及したが他の文脈での言及だった。それでも、アメリカ政府とメディアにこの話に対応するようにという圧力が高まり続けた。

 その結果、ハーシュの話から丸一ヶ月後の今日、ニューヨークタイムズが、もう一つのいつもの「諜報情報」のおとぎ話を発表した。

 諜報情報は親ウクライナ集団がパイプラインを破壊したことを示唆しているとアメリカ当局者が語る
 新しい諜報情報報告は、ロシアからヨーロッパに天然ガスを送るノルドストリーム・パイプライン攻撃責任者に関する初めての重要見出しに等しい。

 「諜報情報」がないのを除けば結構だ。匿名の「役人」がNYT記者に漠然とした「諜報工作」が存在する可能性があると主張しているに過ぎない。

 ワシントン—アメリカ当局に評価された新情報は、昨年、親ウクライナ集団がノルドストリーム・パイプライン攻撃を実行したことを示唆しており、大西洋両岸の捜査官を何ヶ月も混乱させてきた破壊行為の実行者を決定するための一歩だ。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領や彼の最高副官が作戦に関与したり、犯人がウクライナ政府当局者の指示で行動したりした証拠はないとアメリカ当局は述べた。

 それは、これまでのところ信じられる。ジョー・バイデンやビクトリア・ヌーランド、アンソニー・ブリンケン、様々なホワイトハウスとNATOの手先のどんな組み合わせも、確かに「親ウクライナ集団」と呼ぶことが可能だ。

 アメリカ当局は情報の性質や入手方法や情報に含まれる証拠の強さの詳細を開示するのを拒否した。彼らはそれについて確固たる結論はなく、作戦がウクライナ政府または治安機関と関係のある代理軍によって記録に残さないよう行われた可能性があると述べた。

 これ以上曖昧にできるだろうか?

 諜報情報を調べた当局者は破壊工作員はウクライナ人かロシア人あるいはその両方の組み合わせの可能性が高いと思うと述べた。アメリカ当局はアメリカ人やイギリス人は関与していないと述べた。
...
 軍や諜報機関で働いていないように見える経験豊富なダイバーの助けを借りて爆発物が設置された可能性が極めて高いと新たな諜報情報を評価したアメリカ当局者は述べた。だが加害者は過去専門的な政府の訓練を受けた可能性がある。

 これはでたらめだと私は思う。ハーシュはパイプラインで8か所に爆薬を設置され、計画された8つの爆薬のうち6つが爆発したと確認した。これはあまりに大きな仕事で、経験豊富な国軍以外の誰にとっても困難だ。

 諜報情報について説明を受けたアメリカ当局者は新諜報情報をどの程度重視するか意見が分かれている。彼ら全員匿名を条件に機密情報と機密外交問題について話し合った。

 アメリカ当局は新諜報報告によりアメリカのスパイ機関とヨーロッパ機関がより多くの情報を見つけられるという楽観的な見方が強まり、犯人に関し確固たる結論に達することが可能だと述べた。その過程にどれだけ時間がかかるか不明だ。アメリカ当局者は最近攻撃の調査を主導したヨーロッパ当局者と情報について話し合った。

 ヨーロッパの全ての諜報機関は加害者が誰か正確に知っていると私は確信している。彼らは皆ハーシュ記事を読んでおり、それを確認する手段がある。

 ちなみに、タイムズ記事の第22段落まできてもハーシュの名前や彼の話の要約は言及されない。
 
 それは次の段落に現れて、即座に切り捨てられる。

 先月調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニュースレター・プラットフォームSubstackに記事を発表し、アメリカがバイデンの指示で作戦を実行したと結論付けた。主張をする際、ノルドストリーム2に「終止符を打つ」というアメリカ大統領の侵略前の恫喝や他のアメリカ高官による同様の発言をハーシュは引用した。

 アメリカ当局は、バイデンと彼の最高補佐官はノルドストリーム・パイプラインを破壊する任務を許可しなかったと言い、アメリカの関与はなかったと言う。

 ハーシュに話をした内部者の情報源についてもハーシュに話を確認した他の言及されていない情報源についても一言もない。(自伝の中で、時にはそう言うことができなかったとしても常に複数情報源を持っていたとハーシュは書いている。

 タイムズが発表した「諜報情報」とされる主張は信じられない。そのような「諜報情報」が存在するかどうか疑わしい。これはノルドストリーム・テロ攻撃の本当の加害者であるホワイトハウスにい座る連中から国民の注目をそらすための目くらましだ。

 この煙幕弾「漏洩」のためニューヨーク・タイムズを誰が選んだのか皆様は疑問に思うかもしれない。

 1977年、ローリング・ストーン誌はカール・バーンスタイン記事を発表した。

 CIAとメディア
 アメリカ最強力なニュースメディアが中央情報局とどのように協力したか、そしてチャーチ委員会がそれを隠蔽した理由

 CIAが時折ジャーナリストを雇っていたことが最初に明らかにされた1973年に、CIAと個人や報道機関との関係のうさんくさい詳細が少しずつ出始めた。これら報道は新しい諜報情報と組み合わされて、諜報目的でのジャーナリスト使用に関する事例研究として機能する。それには下記が含まれる。

 ■ニューヨークタイムズ。CIA当局者によると、CIAとタイムズの関係は新聞の中で群を抜き最も価値があった。1950年から1966年にかけて、新聞発行者の故アーサー・ヘイズ・ザルツバーガーに承認された取り決めの下、CIA職員約10人にタイムズ記者という架空の身分を提供した。架空身分の取り決めは、可能な限りCIAに支援提供するというザルツバーガーが設定した全般的なタイムズ方針の一環だった。

 ザルツバーガーは特にアレン・ダレスに近かった。「そのレベルの接触は権力者と権力者の対話だった」と、いくつかの議論で同席したCIA高官は言った。「確かに我々にはお互い助け合うという原則的合意があった。架空身分の話題は何度か出た。実際の手配は部下が処理することで合意した。権力者は詳細は知りたがらない。連中はもっともらしい否認を望むのだ。
...

 以来何も変わっていない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/03/nord-stream-attack-white-house-counters-hershs-reputation-with-weak-intelligence-.html

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 3月11日なので、2011年3月21日に書いた原発関連記事を読み返した。この記事GoogleでもYahooでも出てこない。

今度は地球丸ごと道連れ

 主権国家のテレビはさすが。ノルドストリーム爆破問題追及をやめない。

Headline Buster: Nord Stream Sabotage, whodunit? 28:30

A manufactured mystery: Who 'killed' the Nord Stream pipelines? - Facts Tell  12:29

 東京大空襲78周年の昨日、NHKは言及しなかった?! 忖度大本営広報部。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

真珠湾攻撃で日本が米国に与えた被害の戦死者2,334名、民間人死亡68名、広島、長崎への原爆投下で広島で9万 – 16万6千人死亡、長崎6万 – 8万人死亡、3月10日、東京空襲、死者数が10万人以上、罹災者100万人。何故大々的追悼式典がないのか

 日刊IWJガイド

「習近平氏が国家主席に三選! 長期独裁体制の確立!? その中国の仲介でイランとサウジアラビアが歴史的な和解!! 米国の覇権は衰退へ!?」

はじめに~速報2本! 習近平氏が国家主席に三選! 兼務する党総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の3つのポストはいずれも任期の定めなし! 長期独裁体制の成立! もうひとつの速報は、外交が途絶するほどいがみあっていたシーア派盟主のイランとスンニ派盟主のサウジアラビアが、電撃的な国交回復! しかも仲介したのは中国!! 中東から消えてゆく米国の政治的影響力!

エコノミスト田代秀敏氏が緊急寄稿!「習近平氏が国家主席に三選されたことは少しも事件ではない。しかし、サウジとイランの和解を、米国ではなく中国が仲介したことは歴史的な事件である。これはパックス・アメリカーナの終焉の始まりである」

 

2023年3月 9日 (木)

何も信じてはならない。だが新たな暗黒時代の瀬戸際にいると認識せよ

2023年2月28日
フィル・バトラー
New Eastern Outlook

 十年前には欧米世界の全主要メディアがタブロイド紙ニュースだと気がつくなど想像も及ばなかったはずだ。信じられないのは、カリグラ皇帝より邪悪な連中のために、我々の脳には至る所から純粋なウソが吹き込まれることだ。プーチン、ロシアあるいは中国をグーグルで検索願いたい。そうすればほんの僅かの努力で皆様は私が意味していることがおわかりになるはずだ。

 主流メディアで皆様普通のアメリカ人が知るのは、ジョー・バイデン大統領はドワイト・アイゼンハワーかハリー・トルーマンのような人物であることだ。演壇から出る方法がわからなかったり、ホワイトハウスの芝生を通り抜けられなかったりする男が、どういうわけかウラジーミル・プーチンおあつらえのチェス対戦相手なのだ。最近の大混乱は、プーチンがロシア政策の新段階について話す一日前、彼のウクライナのゼレンスキー訪問だ。CNNニュースの見出しには「バイデンのウクライナ訪問はプーチンを出し抜き、モスクワ軍の賢者を激怒させる」と書いてあった。軍や他の仕事で自国に仕えたアメリカ人として胸が悪くなるようだ。ちょっとお聞き頂きたい。

 これらメディアやネオコンは、コースを外れて爆発した中国気象観測気球が重要なアメリカ核ミサイル・サイロの機密情報を集めていたとアメリカ人に信じさせている。このスパイ装置を破壊するため何百万ドルものF-22攻撃を開始する前に、それが全国中を飛ぶまでジョー・バイデンは待った。数日後アメリカ戦闘機パイロットがアラスカ上空でUFOを撃墜した。その後唯一の明るい話題は、もうろくした大統領とアメリカの間抜けな政策を突っつくインターネット・ミームだった。だが更に多くがある。実に多く。

 世界で最も尊敬される調査ジャーナリストの一人シーモア・ハーシュが報じたバイデンが認可したノルド・ストリーム破壊工作の話題にニューヨーク・タイムズや他の連中が反発している。ベトナム戦争中、ソンミ村虐殺事件とその隠蔽や、ウォーターゲートの鍵になる要因や、CIAの国内スパイや、ロシアからドイツへのガス・パイプラインを破壊するため海軍特別奇襲隊シールズを海中爆薬を爆発させるのに使った容疑でバイデン政権を更に激しく攻撃した。ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストによる暴露はマスコミの狂乱や国連サミットやNATOの緊急会議をもたらすはずだった。だが関係者はそうする訳にはゆかない。10年に一度あるかないかの話題はこれまでのところ隠蔽されている。その理由はロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が最近言ったことで説明される。

 「多くの場合、非友好的諸国の支配エリートは自由意志で行動するのではなく、ブロック内の団結を示さなければならないという理由だけで行動する。NATOとEUは攻撃的な少数派の構想を加盟諸国全員に高圧的な規律を強制している。」

 「アメリカがノルド・ストリームパイプラインを破壊した方法」はバイデンの弾劾審問を計画する理由にあたるはずだ。ドイツはアメリカ軍人を彼らの国に出入り禁止にするべきだ。そしてロシアは全てが真実であることが判明したらおそらく、前進して宣戦布告すべきだ。我々にはハーシュの情報源と調査がある

 「作戦計画を知る情報提供者によれば、昨年6月、大いに喧伝されたBALTOPS 22として知られるNATO演習を隠れ蓑に、海軍ダイバーが活動し遠隔操作で起爆できる爆薬を設置し、3カ月後、四本のノルド・ストリーム・パイプライン中、三本を破壊した」。

 ドイツとヨーロッパの多くの国々で産業を動かすためと何百万人もの暮らしのために安いガスを供給したパイプラインはアメリカ議員連中の計画によって何の言及もなく破壊された。ハーシュは更に、プーチンとロシアを困らせるためNATO同盟諸国を傷つける違法計画で、バイデン、ジェイク・サリバン、ビクトリア・ヌーランドとアンソニー・ブリンケンが、いかに主要陰謀者だったか述べた。バイデンは何カ月も前、ドイツのショルツとの会談後、ロシアがウクライナを侵略したら「パイプラインはなくなるだろう」と発言していた。

 もちろんバイデンと彼の恥ずべき手先連中は、ミンスク協定が策略であることに関する前ドイツ首相アンゲラ・メルケルの暴露から我々が学んだように、ウクライナでそれ以上のNATO悪ふざけを防ぐためロシアが行動をしなければならないのを知っていた。天下一品の有名なウソつきと凶悪犯について話そう。アメリカ指導部は最悪なイスラエルのマフィア連中をミッキーマウスのように無害なものに思わせる。この連中は世界を吹き飛ばすだろう。

 今やバイデンやゼレンスキーや全てのEUの犯罪人や、追放されたプーチンの敵でロシアのマフィア、ミハイル・ボリソビッチ・ホドルコフスキーさえ、ミュンヘン安全保障理事会でプーチンの終焉を予想しているのが目撃されている。かつて我々にはアメリカ大統領やニューヨーク・タイムズ発行人や殺人凶悪犯連中はロシアから蹴り出された校庭のいじめっ子連中の奇妙な一時的協力者のように思えた。だがこのバイデン政権はアル・カポネと幸運なルチアーノの日々以来最も腐敗した集団だ。

 これをご覧願いたい。ハンター・バイデンのラップトップに関係する連中の一人、ガル・ルフト教授が皆様は信じないだろうが武器ディーラーのかどで、アメリカへの犯人引き渡しを待って、今キプロス刑務所で脚に鉄鎖をつけられている。ルフトはハンター・バイデンに関し大いに罪があることを示唆する事実に関してFBIや他の政府機関の手助けをしていた、今彼はジェフリー・エプスタインやジュリアン・アサンジのような道にいる。絞首刑か何かにそのようなことで。議会の調査者連中がハンター・バイデンの芸術に対し誰が何百万ドルも支払ったか尋ねているだろうか? 愚行はいつまでもいつまでも続く。

 彼女が明らかに利益を得たファイザー契約に関しウルスラフォン・デア・ライエンの公的精査を欧州会議のボス連中が阻止するということで話を終えたい。ファイザーゲートはEU委員長の唯一の心配事ではない。彼女は今もう一つウクライナの速い再建のため10億ユーロを約束した。つまり、かつて欧米の兵器と傭兵が、NATO と生物兵器研究所を締め出すためだけに、ロシアに国を抹殺するよう強いた再建すべきウクライナがあればという話だ。すなわち、かつて欧米兵器と傭兵がNATOと生物兵器研究室を潰すためロシアに国を壊滅させることを強いた再建すべきウクライナがあればの話だ。自由主義世界秩序がなぜロシアに対するこの代理戦争に全員加わったのかは今や私にとっては明白に思われる。もし各国の国民が自国の指導者が本当に何をしたかに気がつけば、NATO陰謀団の全ての国でムッソリーニ風公衆絞首刑が行われるだろう。

 だからニュースを理解するために逆の心理学を使う以外タブロイド紙は忘れることだ。ホワイトハウスが我々はノルド・ストリームを爆破しなかったと言うなら皆様は最後のドルを賭けられる。我々の実績、つまりアメリカの実績をお考え願いたい。我々の指導者連中は徹底的に酔ったローマ元老院議員のように動いており、ハンニバルがあらゆる第三世界の軍隊を指揮しているかのように我々の軍は活動している。当局者はプーチンは核兵器を持っていないさえ誓うのだ。本当だ。我々は21世紀の緊張緩和で暗黒時代の瀬戸際にいるのだ。

  フィル・バトラーは政策研究者、評論家、政治学者で東ヨーロッパ専門家で「Putin’s Praetorians(プーチンの近衛兵)」という最近のベストセラーや他の本の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/02/28/don-t-believe-anything-but-recognize-the-verge-of-a-new-dark-age/

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 さすが独立国。India Today インドでのラブロフ講演を報じている。30:39

 的確な指摘に拍手したり爆笑したりするインド人聴衆レベルにも感心。大本営広報部マスコミ、話題の言論管制文書に服従し、このような番組を報じる度胸皆無。宗主国に許可される提灯持ちしかださない宗主国拡声器。評論家風傀儡のたわごと、見るだけ人生と電気の無駄。

NATO Violated All The Commitments: Russian Foreign Minister Sergey Lavrov In India on Ukraine War

 The Jimmy Dore Show 労組潰しスターバックスには行くまいと思う。

Judge ROASTS Starbucks’ CEO For EGREGIOUS Union Busting 15:35

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名 宗主国の「おためごかし」。

徴用工問題の解決、この問題は決して日韓の関係だけで解決されたものではない。米は「イヤイヤ」の日韓両政府の手を引っ張り、日米韓3者協議を何度も繰り返し。米軍「中国・台湾有事シフト」、この中米国は「統合抑止」の構築図る。その環境作りの一環。

 日刊IWJガイド

「小西洋之議員が入手した、総務省の内部文書問題! 松本剛明総務大臣が正式な『行政文書』と認める! IWJは総務省と高市早苗氏に直撃取材!」

2023年2月23日 (木)

シーモア・ハーシュの「不快な」考え禁圧

アメリカ民主主義を破壊するのは---今だ!
Ron Unz
2023年2月17日

 下記説明をつけてシーモア・ハーシュ・インタビュー映像完全版をデモクラシー・ナウが復活!

 更新:このインタビューが広がるのを大幅に制限するYouTubeによるコンテンツ警告に応えて映像の約30秒の一部画像をぼかした。現在のものは編集済みのものだ。我々の番組で放映した本インタビューの無修正版は、democracynow.orgにアクセス願いたい。

 これが全体説明かもしれない。だが元映像が公表されてわずか数時間後にコンテンツ問題が起きたのにはいささか驚かされる。

 デモクラシー・ナウのエイミー・グッドマンうよるシーモア・ハーシュの大ヒット、ノルドストリーム・パイプライン・インタビュー!をYoutubeは未曾有の措置で「不適切または不快」として厳しく制限した。

 半世紀以上前の1970年、ベトナム戦争でのアメリカのソンミ村虐殺事件を暴露した極めて自立した記者としてハーシュはピューリッツァー賞を受賞した。ニューヨーク・タイムズとニューヨーカーでの数十年間、彼はCIAの国内スパイ活動、イラク戦争でのアブグレイブ刑務所虐待、オサマ・ビンラディン殺害など、ジャーナリズム史上最大の物語をいくつか暴露し、2つのナショナルマガジン賞、5つのジョージポーク賞を受賞した。他にも更に多く受賞している

 ハーシュの長い実績で彼は確実に現役アメリカ人ジャーナリストとして最も有名で、実際コロンビア大学のジェフリー・サックス教授も最近のインタビューで彼をそう説明した

 そして先週末、ハーシュは経歴上最大の爆弾を投下し、我々に最も親密なNATO同盟国の一つであるドイツに対する戦争行為となる300億ドルの重要なヨーロッパ・エネルギー・インフラ攻撃ノルドストリーム・パイプラインをバイデン政権が密かに破壊した方法の正確な詳細を彼のSubstuckで明らかにしたのだ。

 私がコラムで論じたように、ハーシュの輝かしい経歴と驚くべき話の重大な意味にもかかわらず、ほとんど全ての主流メディアがそれをボイコットし、注目が最小限にしか集まらないようにた。

 ハーシュは記事を自立させたいと望んでおり、非常に限られた数のインタビューしかせず最初のインタビューは小さなラジオ・ポッドキャスターとのインタビューだと述べた。

 これに続き彼は世界中の1,400以上のラジオやテレビ局で放送される主要左派リベラル・ニュース番組エイミー・グッドマンのデモクラシー・ナウ!に30分出演した。

 そのインタビューでハーシュは批判に応え、ウクライナのロシアとの戦争はアメリカ・メディアが報道より遙かに悪化していると説明した。ハーシュと政府筋の何人かによると、アメリカによるパイプライン攻撃は悲惨な間違いで、ほとんどのヨーロッパ人が何が起きたのか気がつけばNATO崩壊をもたらす可能性がある。

 デモクラシー・ナウ!はYoutubeで130万人登録者がいるがハーシュの重要インタビューを即座に公開した。数時間内にこの映像は250,000万回再生に近づき合計数百万回に達する可能性があるチャンネル最人気動画の1つになった。私も当然我々のウェブのいくつかの記事にリンクした。

 だがそれが公開された同日Youtubeは「コミュニティ基準違反」で「不快」だと主張して突然ハーシュのデモクラシー・ナウ出演番組を検閲し禁止した!

 その結果、ハーシュのデモクラシー・ナウ!番組はYoutube以外の場所では表示できなくなり、それ二階層の警告をクリックした後にのみ表示されるのだ。明らかな狙いは、ハーシュの視聴者数を大幅に減らすことで確実に成功するだろう。これら制限は、最も厳しいシャドーバンと組み合わされていると思われる。だから、おそらくは何百万人もの人々が見たはずの番組は、その数のごく一部しか得られないのだ。

 主要チャンネルにおける最高のジャーナリストのそのようなYoutube検閲は完全に未曾有のもので、これまでの政治的非主流派に対する措置の大規模エスカレーションだ。この動きはおそらく、以前他の重要人物の意見がメディアの番人による封鎖を回避するのをYoutubeが許したことへの懸念で加速されたのだ。

 最も著名な政治学者の一人、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は全く同じことを何年も主張し、一触即発のウクライナ危機はアメリカとNATOのせいだと主張してきたが、彼の警告はアメリカの政治指導部とメディアに完全に無視されてきた。これら不愉快な現実を説明する彼の一時間の講義は、6年間Youtubeでじっとしていて比較的注目ずにいたさが、その後紛争が展開するにつれ突然人気が爆発した。

ウクライナ戦争の起源に関するミアシャイマーの長い説明は現在視聴回数2800万回を記録しており、おそらくインターネット史上どの学術講義よりも多いはずだ。

 ミアシャイマーの他のウクライナ・インタビューや講義は何百万もの追加ビューを集め、突然のインターネット上での巨大な存在感の直接の結果、かつてボイコットされていた学者が、エコノミストForeign Affairsのような極めて支配体制寄りのメディアに長い見解説明を寄稿するよう要請され、カナダのMunk DebatesやヨーロッパのHolberg Debateなどの非常に権威ある公開討論会に招かれている。その結果、おそらく世界で数千万人が以前は欧米主流メディアから排除されていた視点にさらされるようになった。

 別の例で、ジェフリー・サックスはウクライナ戦争について非常によく似た懸念を表明しており、過去数か月にわたりデモクラシー・ナウ!での彼のインタビューのいくつかは400万回をはるかに超える視聴を得たが、地政学者アルフレッド・マッコイとの別のインタビューは更に200万回近くに達している。

 ブルームバーグTVで、おそらくアメリカ政府がパイプライン攻撃を実行したとサックスが示唆した際、彼は即座に放送から消されたが彼の映像はTwitterで超急速に広まり数百万回の視聴回数を集めた。

 

 一方バイデン大統領と他のアメリカ国家安全保障当局トップがノルドストリーム・パイプラインを撲滅すると約束し、破壊した不思議な爆発について叫ぶ映像もインターネットのいたるところにある。

 

 

 ハーシュのこの記事と実績はツイッターで大々的に広められている。

 

 タッカー・カールソンは最初からパイプライン攻撃を取り上げ、ハーシュの驚くべき報告について即座に話した。

 マックス・ブルーメンソールとアーロン・マテもグレーゾーンで同じことをした。

 しかし、これら両番組の視聴者は既にバイデン政権に圧倒的に敵対的なので、これら番組はバイデン支持者がよく見る番組でのハーシュのエイミー・グッドマンとの長いインタビューより遙かに脅威は少ないだろう。彼の現実的考察以外ハーシュ・インタビューが検閲で禁止された理由は見当たらない。

 わが国の政治支配体制が直面している問題は、ウクライナ戦争に関する連中の現在の立場が、ハーシュ、ミアシャイマー、サックスなどの一流ジャーナリストや学者だけでなく、ダグラス・マクレガー大佐やレイ・マクガヴァンなどの一流の国家安全保障専門家など最高の公的地位と信頼性を持った人々の反対を益々引き起こしていることだ。

 主流メディアの99%と代替メディアの大多数が反対意見を容認しない現代アメリカ史上最も厳しい情報封鎖によってのみ今のアメリカの失敗した対ロシア・ウクライナ戦争政策は維持されている。だがアメリカ戦略の悲惨な欠陥は言及された瞬間に明らかで、臨界量の主要人物が発言し始めており彼らの見解は益々一般人に届いている。だからアメリカ人が話の両側を聞くのを阻止するために未曾有の検閲体制が敷かれる可能性がある。

 それで最も有名なジャーナリストの一人による事実に関するインタビューが主要メディア「不快」とレッテルを貼られ厳しく制限されるのだ。

 このような制限を私はほとんど見たことがない。世界的コロナ流行は中国(とイラン)に対するアメリカ生物戦争攻撃失敗の結果だという強力な、おそらく圧倒的証拠を指摘した最初の記事を2020年4月に公開してからわずか数日後、我々のウェブサイト丸ごとFacebookに禁止され、Googleにより全ページのランクが下げられた。

コビッド/生物兵器戦争シリーズ
Ron Unz Review•2020年4月〜2021年12月•60,000語

関連記事:

Seymour Hersh: Standing Tall in a Sea of Lies
American Pravda: Of Pipelines and Plagues
American Pravda: Putin as Hitler?
American Pravda: World War III and World War II?
Jeffrey Sachs as Righteous Rogue Elephant

記事原文のurl:https://www.unz.com/runz/banning-seymour-hershs-offensive-ideas/

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 寺島メソッド翻訳NEWS RT論説翻訳

ノルドストーム破壊は米国が究極の戦争犯罪国家であることを示した。

 ハンガリーのオルバン首相がNATO諸国と足並みをそろえずウクライナ支援を拒否しているため政権転覆機関USAIDアメリカ国際開発庁長官サマンサ・パワー自ら乗り込んだ。

 The American Conservative記事にはこう書いてある。

Samantha Power & Color Revolution In Hungary
USAID Administrator comes to Budapest to 'strengthen democratic institutions and civil society'. Uh-oh

サマンサ・パワーとハンガリー・カラー革命
民主主義組織や市民団体を強化すべくアメリカ国際開発庁長官ブタペストに乗り込む!あらら

 人様の内政に手を突っ込むのでなく自国の民主主義組織や市民団体をまともにするのが先だろうに。

 The Jimmy Dore Show ノルドストリーム爆破に関するするどい記者追求といつもの通り真っ赤なウソしか言わないホワイトハウス。徹底的報道管制を続ける大手マスコミ。

White House Officials Won’t Deny Blowing Up Nord Stream Pipeline! 13:37

The mainstream U.S. media has maintained nearly complete radio silence about journalist Seymour Hersh’s allegations that the Biden administration was behind the September 2022 bombing of the Nord Stream pipeline. One crack in the wall of silence appeared when Fox News host Shannon Bream put the question of Biden’s involvement to National Security Council spokesperson John Kirby. Kirby, naturally, categorically stated that Hersh was wrong and the entire story was fabricated.

 植草一秀の『知られざる真実』

戦争を創作扇動拡大させる米国

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

バイデン大統領ウクライナ訪問し民主主義を守る為に戦くと宣言。日本では米国国民は圧倒的に支持と思っているだろうが違う。共和党は国内問題を無視し、世界の反対に位置するウクライナ支援と非難。次期大統領共和党有力候補のトランプ、デサンティス共に批判。

 日刊IWJガイド

はじめに~バイデン大統領が、21日、ポーランドのワルシャワで、ロシアのウクライナ侵攻から1年を迎えて、スピーチ!「ロシアが侵攻したとき、試されたのはウクライナだけではありませんでした。全世界が、時代の試練に直面したのです」!?「我々は、欧州のロシア産化石燃料への依存を終わらせるために協力しています」! ウクライナ紛争を主導し、停戦しようとしない米国の本音が丸出しに!

2023年2月19日 (日)

バイデンのノルド・ストリーム爆破計画をショルツは始めから知っていたのだろうか?

マーティン・ジェイ
2023年2月15日
Strategic Culture Foundation

 もしドイツ首相が始めからバイデンの爆破計画を知っていたなら彼はドイツ国民の裏切りで共謀しているとマーティン・ジェイが書いている。

 もしドイツ首相が始めからバイデンの爆破計画について知っていたなら、国際テロ行為だけでなく、あらゆる偽りの口実でウクライナ戦争に引きずり込まれたドイツ国民に対する壮大な裏切りにも彼は共謀している。

 シーモア・ハーシュのスキャンダルは60年代半ば以来欧米エリートを困らせてきたニュース編集室の伝説的人物はアメリカがどのようにノルド・ストリーム・パイプラインを破壊したかという最近の暴露で今回波風を立て、答えより多くの疑問を作り出している。

 だが一つ疑問が醜い頭をもたげ、消え去るのを拒んでいる。

 もし我々がドイツのうつろのようなショルツ首相がホワイトハウスにいた2022年1月早々バイデンの意図に気付いていたと想定すれば、それはドイツの役割あるいは実際EU全体の役割について一体何を物語るだろう? この二つの大組織は、現在アメリカ政府に仕えるという名目でどれほど極端であれヨーロッパはアメリカ要求に黙従するよう期待する新しい世界秩序の奴隷になっているのだろうか?

 バイデンは始めから安いガスのおかげで好況だったドイツ経済を破壊するためパイプラインに米海軍に爆弾を仕掛けさせることを意図していた。彼はドイツがロシア・ガスに依存しなくなった途端ドイツをウクライナの戦争に引き込むのが遙かに容易になると知っていた。そして彼は誤ってこの作戦はロシア経済を芯まで揺さ振ると信じていた。

 三つのうち二つは正しいと思うがバイデンのような間抜けにしては悪くない。彼は見た目ほど愚かでないようだ。だがこの国際テロ行為がショルツが事前に知らされていた計画の一部でなかったと想定するとEUとベルリンはそれに対応するため今から何をすべきか?
 その答えはおそらく既にハーシュ記事を「ロシアの主張」に帰して高尚な外国ページに埋め込むと決定したドイツ・マスコミにある。

ノルウェー・マスコミも同様で(ガス販売で状況を自分たちの利益のために利用すべくノルウェーはこの作戦でかなりの役割を果たした)ロシアが背後にいるというお笑いぐさ偽ニュース策略に投資し過ぎた欧米メディアが設定したパターンに従って、それを「ナンセンス」として切り捨てた。ロイターさえ彼の壮大な調査ジャーナリズムの偉業を「ブログ」と呼んで、ハーシュに追い打ちをかけるのに抵抗できない。

 ショルツはホワイトハウスでこの案を聞かされていたかもしれない。彼は聞いたことが嬉しくはなかったろうが彼は何をしようとしていたか? 三週間後に戦争が始まり、世界舞台でドイツ新首相がためらいがちに早口で、あえぎながら述べたドイツは中立的姿勢で対応し、ウクライナ軍に支援としてヘルメットを送るつもりだというニュースでヨーロッパではあざけりの洗礼が沸き起こった。なんと情けない首相の言い訳口。リズ・トラスの能力と機敏さを持った一種テリーザ・メイのドイツ男性版だ。

 NATOが軍事演習をした夏6月にショルツが何が起きるか知っていたら、彼が最初の立場から逆方向に切り替え、ドイツ再軍備に完全に切り替えようとした理由の説明になるかもしれない。だがバイデンがパイプライン攻撃を計画しているのを知っていたなら、そもそもウクライナがNATO加盟しないという考えに「注目する」のに同意するだけで戦争を止める非常に簡単な選択肢があったのに、アメリカ大統領がプーチンを戦争を起こさせる罠におびき寄せていたことも気づいていたに違いない。それで十分だったはずなのだ。

 だがバイデンは戦争を始める決意が固くパイプラインを爆破して最良の時期を招く時期を選択したのだ。この戦争本当の狙いの中心、三重の利益だ。一遍にワシントンの地政学目的でドイツとEUを一層服従させ(ロシア価格の4倍で売られた)アメリカ・ガス取り引きを利用して利益を得て、アメリカ軍産複合体に巨大な支援をすること。

 この全てにおいてドイツの役割は未曾有だ。もしショルツが全体像を知っていたなら、彼はドイツが大いにアメリカに従属し、生き残るためアメリカに移転している多くの企業に至るまで莫大な代償を払っている自国民への裏切り者として行動したことになる。

 だが雇用を生み出し、アメリカ企業を助けているので多くのアメリカ庶民に愛国的だと思われているバイデンのこの行為はEUレベルでは一層懸念される。そうEUプロジェクトは若くて未経験だが、ブリュッセル組織のボール紙のうわべの背後にある真実が「アメリカが采配を振るいEUが従う」ことであれば、ジョセップ・ボレルの庭園が開花する機会を得る前でさえEUプロジェクトは絶望的だ。アメリカは彼らが望む庭園をヨーロッパで手に入れ、庭師が彼らの命令を実行し、今や最強のEU加盟国がワシントンが単極世界唯一の超大国だった夢の死につつある触手に絡みつくため彼らのすることには限界がないという究極の確認だ。

 主人とめかけとは言えないが、むしろキングコングと金切り声を上げる哀れなブロンド女性人形のような関係で、郷愁は実に大きな役割を演じている。ショルツとフォン・デア・ライエンが最近益々ぼう然と困惑しているように見えるのは少しも不思議でない。連中はこの秘密が一体どれだけ長い間ばれずに済むかと思っているのだ。それがEUがRussia Todayあるいはむしろその従業員に対し更に多くの制裁を発表した理由だろうか? 実に自暴自棄な行為なので、最近の騒ぎは、まるで武装強盗が一億ドル銀行強盗をして逃げきり、騒ぎの最中駐車場の床に置き忘れた一握りの5ドル札を拾うため翌日銀行に戻るように感じられ、これらEU官僚は大衆にどう見られているか分かっているのか疑問に思うほどだ。絶望だ。ショルツはまるで拷問にかけられた男のように動揺しているように見える。ドイツはワシントンの役立たず大統領のセックス奴隷で、この不愉快な関係の代償を支払わなければならないのは何世代ものドイツ人だという真実が明らかになった時彼は孫たちに何と言うのだろう?

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/02/15/did-scholz-know-all-along-about-the-biden-plan-to-bomb-nord-stream/
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 ハーシュは長年の友人だとリッター氏。彼はドイツの高校を卒業したそうだ。ノルドストリームを破壊され、だまってウクライナを支援していては属国だ。独立国なら怒れ!と言う。

Ask the Inspector Scott Ritter Ep.46 2:05:12

 『コジ・ファン・トゥッテ』女はみなこうしたもの、または恋人たちの学校 を見た帰りプリモ・レーヴィの『これが人間か』を購入。『私の闇の奧』最新記事で紹介された本だ。

 宗主国による狂気の沙汰から見ると、悪の帝国はみなこうしたもの、これが帝国だ。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名は「引用」

引用「安倍元首相銃撃は日本版「ケネディ事件」か…週刊文春投げかけた“疑惑の銃弾”。文春専門家の助言の下実証実験。山上の位置から右前頚部に弾が当たる可能性は極めて低いという結論。「射出口」未確認、体内にあるとみられる銃弾見つからず(日刊ゲンダイ)

 日刊IWJガイド

「米政府は全面否定するも、ハーシュ氏スクープの余波が広がる! ハーシュ氏『ご期待ください。我々はまだ1塁にいるに過ぎない』」

はじめに~シーモア・ハーシュ氏によるスクープ「いかにして米国はノルドストリームパイプラインを破壊したか」を、米国政府は全否定するも、その余波は収まらず! ダンマリを決め込む米政府に対し、ロシアと中国の外務省はそれぞれ米国に説明を要求! ドイツ野党党首は「連邦政府はこの疑惑を調査すべきだ」とツイート! ハーシュ氏は「ご期待ください。我々はまだ1塁にいるに過ぎない」と意味深長な記事を投稿! ハーシュ氏スクープの余波が広がる!

2023年2月18日 (土)

シーモア・ハーシュの新たなノルド・ストリーム暴露に対するいくつかの小さな修正

2023年2月9日
Moon of Alabama

 シーモア・ハーシュは、アメリカ政府が国内外で犯した数十の犯罪を明らかにした伝説的な調査記者だ。

 最新記事で、ハーシュはアメリカ軍によるバルト海のノルド・ストリーム・パイプライン破壊について説明している。破壊で地球温暖化ガスである大量のメタンが放出された。それはロシア・ガス・ライフラインを破壊し、それによりドイツ産業に大きな損害を与えた。それは「同盟国」を標的にしたアメリカ政府による生態学的、経済的テロだった。

 彼の情報源がハーシュに伝えている話はパイプラインが爆破された翌日9月28日にオープンソースから私が構成したものとほぼ同じだ。

 フーダンニット? ノルドストリーム・パイプライン破壊攻撃に関する事実

 ハーシュの話は本当だ。アメリカ当局がそれを否定することに何の意味もない。CIAによる国内スパイやソンミ村虐殺事件、アブグレイブでの拷問に関するハーシュによる以前の暴露も否定されたが最終的に全て真実だと証明された。

 パイプラインに関する話は全く理にかなっている。残念ながらハーシュは正しい情報を入手できないため間違っている部分がいくつかある。

 彼はこう書いている

 昨年6月、BALTOPS 22として知られ広く公表されている真夏のNATO演習を装って活動した海軍ダイバーが遠隔起動する爆薬を仕掛け、3か月後、4つのノルドストリーム・パイプラインのうち3つを破壊した。

 年次BALTOPS演習中に爆薬が設置された可能性は低い。それに関する現在のウィキペディア記事にはこうある。

 NATO加盟国であるフィンランドとスウェーデンを含む合計14のNATO諸国が2022年6月5日から17日までの第51回BALTOPS演習に参加した。今年通常の地雷捜索演習は実験的地雷捜索無人潜水艇と海軍海底戦センターおよび海軍情報戦センター太平洋と協力して連携する標的認識アルゴリズム環境データセット・コレクションにより強化された。

 BALTOPS 2022をロシアのカラクルト級コルベット二隻が追跡していた。

 演習全体はわずか12日だ。多くの国が参加した。潜水艦が関与した。ロシアは何が起きているか見ていた。(彼らはより広い地域に潜水艦を配備していた可能性が高い。)

 これは多くの秘密水中作業をするのに良い条件ではない。全員が港に戻った後に、する方がはるかに簡単だった。しかしアメリカの船は帰国しなかった。彼らは周囲に停まり、いくつかの港を訪問し、最終的に彼らが仕事を開始したパイプラインから数マイル離れたボーンホルム島近くに落ち着いた。

 パイプラインが攻撃された場所は下記のとおりだ。


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 4つのノルドストリーム・パイプライン(ノルドストリーム1用の2本、ノルドストリーム2用の2本)は強固だ

 鋼管自体の壁は4.1センチ(1.6インチ)で、更に6-11cmの鉄筋コンクリートで覆われている。各パイプの重量は11トンで、コンクリートを塗った後は24-25トンになる。

 またパイプラインは海底の砂に埋められており、深くはないが漁具や錨で損傷するのを防ぐには十分な深さだ。

 このようなパイプラインを吹き飛ばすには数ポンドのC4爆薬を上に置くだけでは済まない。パイプラインは最初に掘り出さねばならず、おそらく加圧水で掘らなければならない。次に爆発物をその周辺に設置しなければならない。次に何らかの起動装置を使用し固定する必要がある。最後に、爆発物を置いた部分は探知や何らかの外部物体との予期せぬ絡み合いを防ぐため再度埋める必要がある。これを全て少なくとも4回行わなければならなかったのだ。私が作戦を計画したら、おそらく合計8つの爆薬パッケージを使ったろう。

 プロセス全体は時間がかかる。数百キロの爆発物や機器を運ぶには無人潜水艇のような装置が必要だ。その深さでの潜水時間は無制限ではなく、担当者の交代が数回あったに違いない。問題全体を解決するには、おそらく3から4週間かかっただろう。

 私が事件について書いた時ハーシュが見つけられなかった可能性がある木曜日のドイツ語記事を翻訳した。

 私の元の翻訳はこうだ

 アメリカ海軍の巨大艦隊[ドイツの島嶼航路]フェーマンベルトを通過

 水曜日朝、揚陸艦アーリントンとUガンストンホールに護衛された強襲揚陸艦キアサージが西に向かっていた。以前この船はNATO作戦に参加し、ドイツ、スカンジナビア、バルト諸国の多数の港に寄港したアメリカ部隊の一部だった。

 艦隊の旗艦で過去30年間にバルト海で活動していた米海軍最大の軍艦「キアサージ」には40機のヘリコプターと戦闘機、2000人以上の兵士が搭乗しており、護衛艦は約1000隻だ。約4,000人の兵士が6か月の配備後アメリカ東海岸に帰国している。

 キアサージは、ハーシュが推測するより遙かに長くバルト海にいた。爆発物はキアサージがバルト海を離れるためフェーマルンを通過した6月17日のBALTOPSの終わりから9月22日までの間に設置された。

 そのため、ハーシュは後で下記のように書いた際間違えたのだ。

 そしてワシントンは考え直した。爆弾はBALTOPSの間も設置されていたがホワイトハウスは爆発のための2日という期間は演習の終わりに近すぎ、アメリカが関与したことが明らかだと懸念した。

 その代わりホワイトハウスは新しい要求をした。「現場の連中は後で、コマンドでパイプラインを吹き飛ばす方法を考え出せるだろうか?」

 期間はBALTOPSの終わりから爆発まで、数ヶ月ではなく、キアサージが帰国途上の9月20日頃からパイプラインが爆発した9月27日までほんの数日延長された。

 [以下は2月13日に追加]

 キアサージと、その小艦隊だけがこの地域の怪しい艦船ではない。2022年10月4日、スウェーデンの新聞ダーゲンス・ニュヘテルがこの地域のスウェーデン海軍艦船について報じている。この記事は有料だ。(もし皆様が全文読めるなら是非写しを私に送付願いたい。) 最初の段落は無料で、こう書いてある(機械翻訳):

ノルドストリーム爆破前のカリーニングラードにおける海

爆破の二日前、スウェーデン海軍はボーンホルム島付近のガス・パイプライン付近の海域を偵察した。この艦船はロシアの飛び地カリーニングラードに針路を向けた。この新たな情報はスウェーデン軍に確認された。

 スウェーデン人はアメリカ艦船が一体何をしているのか疑念を持っていたのだろうか? パイプラインを巡る彼らの船のアクティブ・ソーナーの表示は一体どうだったのか?

[2月13日追加分の終わり]

 脱線:

 私の翻訳以来、ロシア侵略の文脈への追加としてこのドイツ語記事に追加された。現在、2022年10月21日付けだが、これは実際は意味をなさない。(唯一のarchive.orgコピーは、2022年12月に保存された変更されたものだ。)


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 記事は今やこう始まっている(私の翻訳):

 アメリカ海軍の巨大艦隊[ドイツの島嶼航路]フェーマルン海峡を通過

 小見出しやウクライナでの戦争に関するいくつかの文章があったことを覚えていないが、記事にはこうある。

 9月22日木曜日の朝、米海軍艦隊が[ドイツの島]フェーマルンを通過した。旗艦として「キアサージ」は最大の軍艦だった。

  • フェーマルン海峡のロシア原子力潜水艦とNATO部隊
  • 艦隊は再び西方向に航行する
  • 40機のヘリコプターと戦闘機が搭載されている

フェーマルン– 2月に始まったロシアのウクライナ侵略戦争と、それが引き起こした安全保障政策の変更によるフィンランドとスウェーデンのNATOの加盟要求により、バルト海はロシアとNATO海軍の集中地域になった。これは過去数か月間にフェーマルン海峡を通過した軍艦の数が増えていることでわかる。これはNATO部隊同様ロシア原子力潜水艦にも当てはまる。9月22日木曜日朝、米海軍艦隊がフェーマルンを通過した。

 次に、私が以前に翻訳した一見変更されていない二つの段落が続く。

 地元の新聞が最初に発行されてからほぼ1か月後、古い小さな記事に現在かなりの新しい部分を追加するのは奇妙な編集だ。誰がそれを始めたのだろう?

 新しい部分は意味がつうじない。BALTOPSは毎年の演習で、BALTOPS 22はその種で51番目の演習だった。それが開催されたのはウクライナでの戦争と何の関係もなかった。

 私の知る限り、あまりにも浅いバルト海にロシア原子力潜水艦はいなかった。ロシア原子力艦隊の本拠地は北大西洋艦隊の場合、コラ湾北部のムルマンスク、太平洋艦隊の場合、カムチャツカ半島のルィバチー原子力潜水艦基地だ。

 ロシア原子力潜水艦がフェーマルンを通過した際、サンクトペテルブルクでのロシア観艦式に参加したムルマンスクからの潜水艦である可能性が最も高い。それは毎年恒例の催しであるBALTOPSのようなものだ。それを戦争煽動に使うのはかなり愚かだ。

 脱線終わり。

 私が翻訳した記事で興味深かったのはアメリカ艦船が去った時期だけでなくキアサージ (強襲揚陸艦)が過去30年間バルト海で活動していた「米海軍最大の軍艦」だという記述だ。

 キアサージはおそらくこの目的のため選ばれたのだ。この船にはこれがある...

...そこから貨物、軍隊、車両が上陸用舟艇に積み込まれ海岸に移動する船尾の巨大な門から海に通じるウェルドックがある。エア・クッション型揚陸艇はドライ・ウェルドックから「飛ぶ」か、ウェルドックを浸水させ、従来の上陸用舟艇が海岸に向かう途中で浮き上がれるようにできる。

 通常キアサージはバルト海にいるには大きすぎるミサイルの標的だ。しかしウェルドックは新しい水中機器を実験したり、パイプラインの周りに爆発物を設置したりする場合便利だ。

 BALTOPSを支援するため米海軍第6艦隊は米海軍研究戦争センターの支援を得て無人水中艇地雷探査技術の最新進歩をバルト海にもたらし運用シナリオで水中艇の有効性を実証した。

 実験はデンマークのボーンホルム島沖で行われ、太平洋海軍情報戦センター、ニューポート海軍海底戦センター、地雷戦準備と有効性測定の参加者全てアメリカ第6艦隊タスクフォース68の指示の下で行われた。

 ボーンホルム島はもちろんパイプラインが爆破された場所だ。

 私にとって、ハーシュ記事の新しくて驚くべき項目の一つはP8海軍監視機からのソナーブイ信号により爆発を引き起こすためのノルウェー軍の関与だ。それはスウェーデン、イギリス、またはポーランドの関与に賭けていたはずだ。だがノルウェーはノルドストリーム破壊から恩恵を得るので、一層理にかなっている。

 古くからのシーモア・ハーシュの友人ラリー・ジョンソンは爆発直前パイプライン領域を飛行するノルウェーのP-8を追跡した人物によるビデオを見つけた

 しかしノルウェーにとって不幸なことに現在増加しているガス輸出もパイプラインに依存している。ノルドストリーム爆破の日、デンマークとポーランドはノルウェー・ガスをポーランドに送る新パイプラインを開通させた。アメリカとノルウェーがノルドストリームに対して行ったことをノルウェー・パイプラインに対して行う手段をロシアは確実に持っている。

 ハーシュの記事にで私がもう一つ奇妙に思うのはこれだ。

 スウェーデンはNATO加盟を申請したが、スウェーデン群島の離れた海域に時折現れ、水面に追いやられるロシア潜水艦追跡に成功した水中音響および磁気センサーシステムの管理の上で優れた能力を示している。

 スウェーデンが検出したロシア潜水艦はほとんど決してそこにいなかった。多くの出来事の半分以上は「ありそうもない侵害」つまり決して起きていなかったのだ。スウェーデンの偉大な能力は海岸付近のロシア潜水艦のとされるものに関する誤警報で自国民を怖がらせることだ。

 1982年、スウェーデン潜水艦、艦船、ヘリコプターが、これら身元不明情報源の1つを丸1か月間追跡したが何の成果もなかった。

 これは10年以上続いた。彼らが音響信号を拾うたび、彼らは海面上のいくつかの泡だけ探知した。もちろんスウェーデンは侵入を心配しており、冷戦が終わった今、ロシアがこのように侵入を挑発し続ける理由は考えられない。

 だがそれはオナラだった。
...
 「ニシンには浮き袋があることがわかった...そして、この浮き袋は魚の肛門とつながっている」とウォールバーグは言う。「それは非常に独特なつながりで、ニシンにのみ見られる。そのためニシンは浮き袋を圧迫でき、それで肛門開口部から少数の泡を出せる。」

 平たく言えば、屁をこいたのだ。ニシンは数平方キロ、最大20メートル(65フィート)の深さに達する巨大な群れで泳ぐ。彼らの近くの何か、例えば空腹のサバの群れやロシア・スパイを探す潜水艦が彼らを怖がらせると彼らは大量のガスを発生できる。

 彼の理論を実験するためウォールバーグは店でニシンを買い、圧力をかけると、確かに音を立てた。彼はその映像を海軍職員に持って行き再生した。それは彼らが聞いていた騒音と完全に一致した。

 良いニュースはスウェーデンがロシアの脅威にさらされていなかったことで、悪いニュースは魚のおならを追求するため軍隊配備に10年費やしたことだ。何が魚のオナラかそうでないか理解して以来、スウェーデン海域に敵対的侵入者がいる報告はない。

 素晴らしいスウェーデンの能力。確かに。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/02/some-small-corrections-to-seymour-hershs-new-nord-stream-revelations.html

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 耕助のブログで、既にこの記事を翻訳しておられる。当方も翻訳途中だったので「枯れ木も山の賑い」として掲載させていただく。

 スコット・リッター氏、最新の映像で「兵士を犬死にさせていることに戦場の兵士は怒っている。ロシア革命当時のように軍隊が反乱をおこして大統領を襲撃する可能さえあり得る」と。

 芳ちゃんのブログ

 Moon of Alabamaによるウクライナ戦況の下記記事翻訳

NYT On Ukraine - Real Reporting, Propaganda For Balance, Ominous Warning

 宗主国の命令か忖度か知らないが、属国大本営広報部はノルドストリーム爆破に関するシーモア・ハーシュ報道を論じない。英語番組に頼るしかない。

 acTVism

Seymour Hersh - How America Took Out The Nord Stream Pipeline 33:28

 Democracy NOW!

Reporter Seymour Hersh on “How America Took Out the Nord Stream Pipeline”: Exclusive TV Interview 50:11

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

物価上昇で実質賃金が減少する状況。労働者の「代表」連合は自民党、経団連との連携を模索している。「労働者」のカテゴリーの人々はどう考えているのか。「労働組合は絶滅危惧種の道をたどり始めた」。かつての組合役員の戦後の労働運動の俯瞰。

 日刊IWJガイド 昨日は田代秀敏氏インタビューを拝聴。

「『次の日銀総裁になるということは、火を噴いている船の船長になれということ』岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビューをお送りしました!」

はじめに~<インタビュー報告>「次の日銀総裁になるということは、火を噴いている船の船長になれということ」「日銀の金融政策は破綻し、アベノミクスも終焉! 物価は上昇し、実質賃金は低下! 今や日本は『衰退途上国』!? せめて破滅的な『増税軍拡』をやめて、米中『代理戦争』の罠から抜けよ!!」岩上安身によるエコノミスト 田代秀敏氏インタビューをお送りしました!

2023年2月15日 (水)

ハーシュの拙いところ

マイク・ホィットニー
2023年2月11日
Unz Review

 ノルドストリーム2破壊に関するシーモア・ハーシュ報告には、いささかおかしな部分がある。この記事は出来事の「ありのままの真実」を提示することにさほど興味はなく、それよりハーシュは特定の思惑を推進したかったのだと私に思わせる多くの矛盾がある。だからと言ってこの著者の仕事を私が評価しないわけではない。私は評価している。実際史上最大の産業テロ行為と思われるものの加害者を明確に特定する報告の重要性はいくら言っても言い過ぎないと私は思う。ハーシュ記事は権力者の信頼性を大いに傷つけ、そうすることで戦争を速やかに終わらせる可能性がある。我々全員拍手喝采すべき信じ難い偉業だ。政治評論家アンドレ・デイモンによる要約はこうだ。

 水曜日、ジャーナリストのシーモア・ハーシュは2022年9月26日、ロシア・ドイツ間の天然ガスを送るノルド・ストリーム・パイプライン攻撃はジョー・バイデン大統領の指示でのアメリカ海軍によるものだったことを明らかにした。

 主要なアメリカ出版物が完全に無視しているこの記事は「いわれのないロシア侵略」への対応としてアメリカが戦争に関与したという物語を完全に吹き飛ばした。この記事はロシアとのエスカレートする紛争をヨーロッパに対する経済的、軍事的支配を強化するためにアメリカが使う広範囲な計画を暴露している。

 ハーシュはそれを明らかにした。この作戦はアメリカのジョー・バイデン大統領が命令し、国務長官アントニー・ブリンケン、政務担当国務次官ビクトリア・ヌーランドとジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官が計画した。」(「シーモア・ハーシュによるノルド・ストリーム爆破の暴露:教訓と警告」アンドレ・デイモン、World Socialist Web Site世界社会主義者ウェブサイト)

 この短い抜粋は記事全体の焦点の主要な主張を要約しており、私の意見では、この主張は良く調査し、公平に提示し、極めて説得力がある。だがこの記事には同じぐらい説得力がなく、かなり熟知している読者の多くに困惑させる部分がある。例えばハーシュはノルド・ストリーム作戦の線表を論じている。

 「どのようにその目標を実現するのが最良かに関するワシントンの国家安全保障共同体内で9カ月以上の大いに秘密の様々な討論後、パイプラインを破壊するバイデン決定がなされた。その間多くの時間が、この任務を実行すべきかどうかではなく、責任がある人物について公然の痕跡をいかに残さず実行すべきかに費やされた。」(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)

 「9カ月」?

 戦争は2月24日に始まった。パイプラインは9月26日に爆破された。その間は7カ月だ。だから「方法に関するワシントンの国家安全保障共同体内での9カ月以上の大いに秘密のあちこちでの討論があったとすれば「パイプライン破壊」の企みは戦争に先行していたと想定しなければならない。これは極めて重要な点だが、それが「重要な事柄」でないかのようにハーシュは軽く扱っている。だがアンドレ・デイモンが指摘している通り、それは「「いわれのないロシア侵略に対する対応としてのアメリカによる戦争への関与という物語をすっかり吹き飛ばす」から重要な事実だ。換言すれば、ウクライナにおける進展にかかわらず、アメリカが対ロシア戦争を計画していた証拠だ。それはロシアによる侵略が、ワシントンが何年も前に綿密に企んでいた計画を実行するための隠れ蓑に過ぎなかったことを示唆している

 記事の後の方でハーシュは基本的重要性を強調せずに再び同じ主張をしている。彼は言う。「計画が2021年末、2022年初頭の月に行われたのでから、バイデン政権は漏えいを避けるためにできる限りのことをしていた。」

 ジャーナリストのジョン・ヘルマが最近の記事の中で述べている真実はハーシュの記述とは全く違っている。ヘルマーはこう説明している。

 ハーシュ報告全文から、情報源もハーシュのいずれも一年以上前に公開されたパイプラインを妨害し破壊するアメリカが率いる作戦の歴史の「直接の知識」を持っていないように思われる。彼らはポーランド政府とデンマーク政府を直接巻き込んだ。実際、間違いか省略により、ハーシュと彼の情報源はそれら作戦や、その歴史を知らない。」(「ノルド・ストリーム攻撃に関するハーシュ報告が間違っている点」ジョン・ヘルマー、熊とダンスする)

 ノルド・ストリームに対するアメリカの反対は最近の進展ではない。それはまさにプロジェクトの初め2011年に溯る長い歴史がある。その当時さえ「このプロジェクトはヨーロッパのエネルギー供給の長期的安全を保証することを目指しているが、それは論争の的のままだ」と主張する記事がドイツ雑誌シュピーゲルに現れた

 論争の的?

 ノルド・ストリームはなぜ論争の的と思われたのか? 独立国が工場に燃料を供給し、家を暖めるのに十分な安いエネルギーを得ることを保証するため他の国々との経済的な結びつきを強くすることの何が論争の的だろう?

 これはまさに問題の核心に切り込むものなのに、ハーシュは完全にそれを避けている。なぜだろう? ここに更にハーシュの記事がある。

 バイデン大統領と外交政策チーム、ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官、トニー・ブリンケン国務長官とビクトリア・ヌーランド政策担当国務次官は二本のパイプラインに対する敵意のを発言することで一貫していた・・・その初期からノルド・ストリーム1はワシントンと反ロシアNATO同盟諸国により欧米支配に対する脅威と見なされていた。

 アメリカの政治的不安は本物だった。プーチンは今大いに必要な追加の主要収入源を持つはずで、ドイツと西ヨーロッパの他の国々はアメリカへのヨーロッパの依存を減らしながらロシアに供給される低コスト天然ガス中毒になるはずだ」。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)

 外国間の経済取引が何らかの形でアメリカに役立つか国家安全保障の脅威と見なされなければならないと、ハーシュはなぜ帝国の考え方を弁護するのだろう? つまり読者のための情報を集める公正なジャーナリストの役割ではなく? それは宣伝屋の役割だ。

 そう、それは本当で、それが自由市場の機能の仕方だから、プーチンは「追加の大いに必要とされる主要収入源」を得るだろう。人は自分のガスを売り、それに対し支払われる。話はそれで終わりだ。これについて犯罪や邪悪なことは何もなく、それは確かにテロ行為の正当化にならない。

 この衝撃的な発言の後、ハーシュは「ドイツと西ヨーロッパの他の国々はロシアに供給される低コスト天然ガス中毒になるはずだ」という彼の別の懸念を続ける。

 ハーシュはなぜ主流メディアで政治活動家にいやになるほど繰り返されるこの退屈な「中毒」ミームに訴えるのだろう? そしてそれは実際何を意味するのだろう?

 ドイツは競争力や収益性や好景気を強化するロシアの安いガスを得ていたのが単純な事実だ。どうしてそれが良くないことだろう? 安い燃料の入手がなぜ「中毒」と見なされるのだろう? もし皆様が1ガロン1ドルでガソリン・タンクを満タンにできるなら、自分が中毒になるかも知れないのを理由に拒否するだろうか?

 もちろん、そうではない。皆様はそれを安く買えるのをありがたく思うだろう。するとハーシュはなぜこのたわごとを強調し、なぜその後更に強く主張するのだろう。

 「NATOとワシントンの観点からはノルド・ストリーム1は十分危険だったが、ノルドストリーム2はドイツと西ヨーロッパが入手可能な安いガスの量を倍増する(はずだ)」。

 恐怖! 自由市場が、それが機能するよう意図された通りに実際に機能するのを想像願いたい。人々を貧困から脱出させ、国境を越えて繁栄が広まるのを想像願いたい。これがどれほど狭量な帝国主義かおわかりだろうか?

 ドイツはロシアの安いガスが必要だ。それはその産業にとって良く、労働者にとって良く、経済成長にも良い。そして、それはロシアにとっても良いのだ。それが良くない唯一のものは、その権力がドイツ・ロシア同盟によって傷つけられるアメリカだ。皆様それがおわかりだろうか?

 そして、ちなみに、プーチンが恐喝、強要あるいはゆすりの目的でロシア・ガスやある石油を使った事件は一度もない。決してない。それはレンチをドイツ・ロシア関係を邪魔したいと望むワシントンスピン・ドクターがでっちあげた神話だ。だがそのいずれにも真実の言葉がない。ここにさらにハーシュの言葉がある。

 2021年1月バイデン就任式前にノルドストリーム2に対する反対が広がり、当時上院共和党が国務長官としてのブリンケン任命公聴会の際繰り返し安いロシア天然ガスの政治的脅威を上げた。

 バイデンはドイツに反対するだろうか? ブリンケンはイエスと言った。「私はノルド・ストリーム2は良くない考えだという彼の強い信念を知っていると言った。「私は彼は我々が持っている全ての説得力ある手段を、ドイツを含め我々の友人やパートナーにそれで前進するの説得するために使うのを知っている。」

 数カ月後、2番目のパイプライン建設が完成に近付いた時、バイデンは無視した。5月、衝撃的転換で、政権は国務省当局者が制裁と外交を通してパイプラインを止めようとするのは「常にうまくいけば素晴らしいが成功可能性の低い試みである」と認め、ノルド・ストリームAGに対し制裁を停止した。報道によれば、現場の背後で、政府高官が当時ロシア侵略の脅威に直面していたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、この動きを非難しないよう奨励した。

 即座に結果がでた。クルーズ率いる上院共和党はバイデンの外交政策被指名者全員の即刻の阻止を発表し、年度の防衛法案の議会通過を何カ月間も秋深くまで延期した。Politicoは後に2番目のロシア・パイプラインでのバイデンの方向転換を「バイデンの思惑を危険にさらした唯一の決定は、おそらくアフガニスタンからの混沌とした軍撤退以上のものだ」と描写した。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)

 これは興味深い。我々はすでにバイデンと彼の部下がリスクにもかかわらずノルド・ストリームを破壊すると断固決心したのを知っている。すると彼のチームがパイプラインを爆破する計画に最後の仕上げをしていた時でさえバイデンはなぜ方向転換し、制裁を解除すると決めたのだろう?

 なぜか?

 ジョー・バイデンが突然変心し、それほど危険でなく重罪でない戦略を推進すると決めたと我々は信じるべきなのだろうか?

 いや、ハーシュが指摘する通り、パイプラインを爆破する決断は既にされていて、政権が単に連中の軌跡を隠す方法を探していたことを意味する。換言すれば、彼らは既に制裁解除で強化された「一見もっともらしい否定論拠」による法的防衛に取り組んでいたのだ。それが本当の目的で、彼らと彼らが既に承認し開始しようとしているテロ行為との間にできるだけ多くの距離を作ることだった。ハーシュの詳細はこうだ。

 当時ドイツのエネルギー規制当局は2番目のノルド・ストリーム・パイプライン認可を停止し、11月中旬の危機に関し猶予を得たにもかかわらず政権はもがいていた。ドイツとヨーロッパでは、パイプライン停止とロシア・ウクライナ間戦争の可能性の高まりで非常に望ましくない寒い冬につながる懸念が高まる中、天然ガス価格は数日で8%急上昇した。ドイツ新首相オーラフ・ショルツの立場がどうなのかワシントンにははっきりしなかった。それより何カ月も前、アフガニスタン崩壊後、ショルツはプラハでの演説で公式に一層自治権があるヨーロッパ外交政策に対するフランスのエマニュエル・マクロン大統領の要求を支持していた。明らかにワシントンへの依存減少と移り気な行動を示唆していた」。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)

 これは純粋な小説だ。もちろんショルツは、より「自立したヨーロッパの外交政策にリップサービスした」。人は自国の聴衆に彼が何を言うと期待するのだろう? そしてショルツが最初からワシントンの言いなりになっていなかったとハーシュは本気で信じているのだろうか? 彼はショルツが彼の決定を、戦争が始まりさえする前にワシントンとしていた合意ではなく、プーチンの侵略に基づいていたと思うのだろうか?

 ロシアとの戦争に準備する目的のためアメリカが8年間東部でウクライナ軍を武装し、訓練し、後方支援を提供していたことに留意願いたい。

 それを否定する人がいるだろうか?

 いや、誰もそれを否定しない。

 ショルツはこれに気付いていたか?

 もちろん彼は知っていた。ヨーロッパの全ての指導者が何が起きているか知っていた。アメリカが何を企んでいるか微細な詳細で説明する主流ニュース記事さえあった。それは秘密ではなかった。

 そしてこれはたった一つの首尾一貫性の欠如に過ぎない、結局、ウクライナ軍が、もっと良くロシア侵略と戦う用意を調えるよう、もっと強くなれるよう時間をかせぐためミンスク条約下の義務をドイツは意図的に無視したと前首相アンゲラ・メルケルが公然と(ドイツ雑誌のインタビューで)認めたのではなかったか。

 そう彼女はそうした! だからショルツが全体作戦が何か知っていたのは100%確実だ。計画はウクライナでの戦争にロシアを誘い込み「いわれのない侵略」と主張することだった。ショルツはそれを知っており、オランドはそれを知っており、ゼレンスキーはそれを知っており、ボリス・ジョンソンはそれを知っており、ペトロ・ポロシェンコはそれを知っており、バイデンもそれを知っていた。彼ら全員それを知っていたのだ

 たとえそうであれ、ショルツはこれらの入念で高価な計画について何も知らなかったが、進展がリアルタイムでおきたため、彼の決定をしただけだと我々が信じるようハーシュは望んでいる。それは本当ではない。それは起きたことではなく、ハーシュはそれが起きたことではないと知っていると私は主張したい。

 だがハーシュ記事の最大の欠点はこのテロ行為が行われた地政学的文脈の完全な省略だ。アメリカは世界中で無益に重要なエネルギー・インフラを爆破しているわけではない。違う。ワシントンがこの危険な冒険に着手した理由は、国際秩序におけるアメリカの最有力な立場を脅かすそれら新興勢力の中心を押しつぶすことでしか解決できない実存的危機に直面しているためだ。それが表面下で起きていることなのだ。ソビエト帝国が崩壊し、世界がワシントンが思いのままにできるものだった輝かしい1990年代にアメリカは時計を巻きもどそうとしているのだ。だがそれらの日は永久に去っており、競争力の基本的欠如のためアメリカ権力は取り返しがつかないほど浸食されている。まだアメリカが第二次世界大戦後、世界の他の国々が荒廃状態だった時そうだったような産業の駆動源だったら、ヨーロッパ-ロシア経済統合やリスボンからウラジオストクまでの区域に及ぶ巨大自由貿易地帯の出現を阻止するためパイプラインを爆破する必要はないだろう。だがアメリカはかつてそうだったほど世界成長に欠くことができないものでなく、そのうえ他の国々は自身の成長モデルを自由に追求したいと望んでいるのが事実だ。彼らは自身の文化や宗教や伝統に最も合った変化をしたいと望んでいる。彼らは何をすべきか言われるのを望まない。だがワシントンは変化を望まない。ワシントンは自分に最大の権力と富を与える体制を維持したいと考えている。ハーシュは破壊工作に至った地政学要因を無視するだけでなく、紛らわしい説明で先を見越して煙幕を張る。そこをよく調べよう。

 「ヨーロッパが安い天然ガスのためパイプラインに依存し続ける限りドイツなどの国がウクライナにロシアを破るのに必要な金や武器を与えるのを嫌がるのをワシントンは恐れていた。バイデンがジェイク・サリバンに複数の機関をまとめ計画を立てる権限を与えたのは、この不安な瞬間だった。」

 更なるたわごとだ。ワシントンは戦争準備へのドイツの痛ましい貢献など気にかけない。ワシントンが気にかけるのは権力だ。純粋な権力だ。そしてワシントンのグローバル権力は、ヨーロッパとロシアの経済統合と、その支配を超える巨大経済共同体の創造によって直接挑戦されていた。そしてノルド・ストリーム・パイプラインはこの新しい活気ある現象のまさに核心だった。それは西欧の技術や産業と東の原材料や労働を結ぶ大動脈だった。ワシントンが地域権力の掌握を維持するため破壊しなければならなかったのは相互利益の結婚だった。

 お考え頂きたい。この新しい経済コモンズ(「大ヨーロッパ」)は最終的に貿易と旅行制限を緩和し国家間の資本と労働力の自由な流れを許し、信用を形成し、外交関係を強固にする形で規則を調和させるだろう。それを要約する以前の記事から更に多くがある。

 ドイツとロシアが友人で貿易相手国である世界ではアメリカ軍基地は必要なく、NATOは必要なく、高価なアメリカ兵器やミサイル・システムは必要ない。米ドルでのエネルギー取り引き処理や口座のバランスをとるための財務省長期債券備蓄は必要ない。彼ら自身の通貨で行えるビジネス・パートナー間取り引きがドル価値の急落と経済大国の劇的移行を引き起こすのは確実だ。これがバイデン政権がノルド・ストリームに反対する理由だ。それは単にパイプラインというだけでなく未来への窓なのだ。お互いの力と繁栄を強化しながらヨーロッパとアジアが大規模自由貿易圏に引き寄せられアメリカが外から覗き込む未来だ。」(「ウクライナでの危機はウクライナが狙いではない。ドイツが狙いだ」Unz Review)

 読者が議論の話題を理解するのに必要な文脈を提供するのはジャーナリストの責任だ。ハーシュはそれをしない、それで私は彼がこう言う際、ジョン・ヘルマーが正しいと思うことになる。

 これはアメリカの戦争計画ではなく、バイデン・パイプライン陰謀の告発だ。」(「ハーシュ報告のどこがまずいか」ジョン・ヘルマー、熊と踊る)

記事原文のurl:https://www.unz.com/mwhitney/what-hersh-got-wrong/

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 宗主国患部連中一斉に破壊すべきと言っていた。

 The Jimmy Dore Show

U.S. Politicians Forgot They Said This About Blowing Up Nord Stream Pipeline 4:47

 宗主国メディアも属国メディアも気球問題ばかり報じ、パイプライン破壊には全く触れない大本営広報部。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

ウクライナ戦争。本年夏以降米国武器供与支援後退。欧州支援の継続が疑問の余地。夏までの戦闘極めて重要。ウクライナはクリミアを含め全領土の奪回を意図。米側はそれは不可能とUに説明。米・ウクライナに目指すものに齟齬。米国交渉での解決も視野に。

 日刊IWJガイド

「ノルドストリームを爆破したのは米国! 本日【IWJ号外】最終回を発行! 大統領命令は無原罪!? 米国に正義も倫理も法の支配もなし!」

はじめに~本日【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(最終回)を発行します!「それが正しいことであれ、間違っていることであれ、(CIAは)政府の他の部分とは異なるルールと基本原則の下で活動している」(リチャード・ヘルムズ元CIA長官)。
2022年9月26日、ノルウェー海軍のP8偵察機が一見、ルーティーン・フライトを行い、ソナーブイを投下した。信号は水中に広がり、最初はノルドストリーム2、そしてノルドストリーム1へと広がった!

2023年2月14日 (火)

私の情報源はシーモア・ハーシュのノルド・ストリーム報告を裏付けている:物語体のマトリックスの端からのメモ

2023年2月10日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く。

 私の情報源はアメリカがノルド・ストリーム・パイプライン破壊工作の背後にいたというシーモア・ハーシュ報告を裏付ける。(私の情報源は論理と常識とアメリカ政府官僚による公式声明だ。)

 ノルド・ストリームパイプラインを憎み爆破されたことがどれほど素晴らしいかバイデンとアメリカ当局幹部が言ったことをプーチンとロシア幹部が言えば、欧米の政治/メディア支配層の全メンバーが爆破をロシアのせいにし、決してそれが終わることはあるまい。

 

 ロシアはガスの流れを自分で制御でき自分のパイプラインを爆破して得ることなど何もない筈だが他方アメリカ当局者はアメリカがそれで直接恩恵を受けるのを公然と認めている。彼ら全員が個人的に真実であると知っている主張を否定するため躍起になっているのは実にばかげている。

 

 ノルド・ストリーム破壊工作は、9/11事件前にアメリカ当局幹部が「そう我々は確かにワールド・トレードセンターを破壊するつもりだ」と言って、9/11事件後、彼らが「我々の権益を推進するからワールド・トレードセンターが破壊されたのは良いことだ。」と言う9/11事件のようなものだ。アメリカがこの攻撃の背後にいるという我々が見ている証拠の山は、9/11陰謀論者がまとめた証拠によく似ているが、証拠は遙かに強力で、アメリカ当局はそれをしたと平易な言葉でほとんど言っているのだ。

 陰謀が起きるのは単なる基本的事実に過ぎない。権力者連中がお互い共謀し、連中はしばしば非常に長期間共謀したのを秘密にしておくことが可能だ。それは本当に支配者連中が政府の秘密の厚いベールの背後に連中の行為を隠し、それらベールの背後を見ようとする人々を厳しい実刑判決で罰し、連中がその背後で何をしているか理論構成しようとする人々を厚かましくも「陰謀論者」として中傷するのは残酷な冗談だ。

 狂った言説支配者が慌ててシーモア・ハーシュは「陰謀論者」だと烙印を押そうとする際、念頭におくべきことがある。

 

 ロシアと中国に対する「壮大な権力競争」は膨大な操作なしでは誰も同意しない経済戦争や膨大な軍事出費や核を使った瀬戸際外交を必要とするので、帝国は半狂乱になってプロパガンダと検閲を強化しているのだ。

 経済戦争や爆発的な軍事出費増大や核を使った瀬戸際外交は全て一般大衆の利益に害を与え/脅かす。自分の役に立たない世界権力闘争で一層貧しく益々安全でなくなることなど操作されなければ誰も同意しない。

 それが最近メディアが奇妙に振る舞い、反体制分子の意見をオンラインで見つけるのが益々困難になっている理由で、それが新しい「事実チェック」産業や他形式の言説支配の目的だ。言説支配は一層重要になりつつある。

 中国はアメリカの権益に服従する必要があり、この狙いを実現するための経済的犠牲、例えば自分の財布をもっと軽くしなければならないことなど決して普通の人は思いつくまい。それはそういう同意をでっちあげられた場合にのみ、そういう同意を得られる類の変化だ。帝国の「壮大な権力競争」が、たまたまインターネットの広範囲な利用と同時に起きている事実は、抜本策として、大衆をこの思惑への協力で行進させられるよう帝国情報支配を保証しなければならないことを意味する。

 私のソーシャルメディアに対する書き込みで、実に多くのアメリカ人が先日のくだらない気球に関し金切り声を上げるヒステリーをすっかり信じ込んでいる。反中国プロパガンダ・キャンペーンが実際開始された際、人々どれほど批判的に考えるかに関する良い前兆ではない。

 帝国がいかにアメリカ人の目を見えなくし、貧しいままにし、普通の社会セーフティーネットを全て奪い、抑圧し、搾取し、地球上最大の刑務所システムに投げ込み、地面に叩きつけ、中国に対して怒るよう説得できるのか、今も私には訳が分からない。

 世界における今日の全ての主要アメリカ外交政策は、究極的に中国がアメリカの世界支配の障害になるのを阻止することだ。ロシアやイランとの悪ふざけの狙いも同じで、ウクライナもそうだ。皆様がこれをご理解されない場合、何もおわかりでないのだ。

 もし皆様が対中国ではなく対ロシア・アメリカ外交政策に反対すると言うなら、それも同じ外交政策なのだから、皆様は本当に対ロシア・アメリカの外交政策に反対していない。それらは同じ狙いの二つの側面に過ぎない。

 欧米の中でもメディア所有が最も集中しているため、一般のオーストラリア人はアメリカ権益と哀れなほど意見が一致している。メディアの大半は何十年にもわたりアメリカ政府機関と密接に絡み合っているマードックの所有だ。

 アメリカ外交政策を私が批判することに対し金切り声を上げる人々のかなりの比率はバーニー・サンダース進歩派と自称「無政府主義者」だ。権力と戦い圧制的権力行使に反対していると考えている人々の極めて少数しか実際そうしてはいない。

 ジャーナリスト、評論家や、解説者の性格を判断する最良の尺度は、彼らが上への批判、それとも下への批判、どちらに時間を費やしているかだ。彼らは常に世界最高の権力構造を攻撃しているのか、それとも弱い政府、他の解説者、中国支持者、社会の隅に追いやられた集団などを攻撃しているのか?

 権力者の利益を助長する連中は支配体制に引き上げられ強化されるが、それら利益に反して働く人々はそうではなく、常に最上部を批判することは影響力を高めブランド構築するのに最も効果的な方法ではないので、これは性格を判断する最良の尺度だ。決して下や横の連中ではなく、できる限り上の連中だけ批判する人々は名声や富ではなく、より崇高な理由でそうしている可能性が高い。

 これは皆様自身の性格を評価するにも良い方法だ。皆様は常に届く限りの高さを批判しているだろうか? それとも皆様は派閥争いや、ソーシャルメディア・ドラマや、一般大衆の一部に対し権力のための攻撃に没頭しているのだろうか? 皆様の握りこぶしはどこまで高く届いているだろう? 時折これを確認するのは良い習慣だ。

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 属国では徹底的に報道管制が行われているのだろう。ノルドストリーム爆破に関するこの記事を完全に無視している。

 日刊IWJガイド

「『プーチン大統領が勝つかもしれない』とポーランド大統領が西側諸国を煽る! ノルドストリームを爆破したのは米国だ!

はじめに~ポーランドのドゥダ大統領が仏『ル・フィガロ』のインタビューで「数週間のうちにウクライナに軍事装備を送らなければ、プーチン大統領が勝つかもしれない」と西側諸国を煽り立てる! ロシア外務省のザハロワ報道官は、テレグラムに「紛争の長期化と犠牲者の増加をもたらす」「これまでのことを悔い改めることが、欧米の唯一の道」と批判!

2023年2月13日 (月)

ノルド・ストリーム破壊工作の背後にアメリカがいると著名NYTジャーナリスト

2023年2月8日
RT

 ワシントンがロシア・ガスパイプラインを「破壊した」と著名なNYTジャーナリスト、シーモア・ハーシュはノルド・ストリーム破壊工作の背後にアメリカがいると主張。

 ファイル写真。2022年9月28日に中に海でバルト海中のノルドストリーム2ガスパイプラインの漏れから生じるガス放出。cゲティイメージ スウェーデン沿岸警備隊

 昨年9月ノルド・ストリームパイプラインはアメリカの秘密作戦で破壊されたとピューリッツァー賞受賞調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが主張している。この著名記者は水曜日にSubstackで新たに立ち上げたブログで非常に衝撃的な暴露記事を書いた。

 爆発物はBALTOPS 22 NATO演習を装って米国海軍ダイバーにより2022年6月にパイプラインに仕掛けられたと作戦計画を直接知っている情報源を引用してハーシュは報じた。

 このジャーナリストはコメントのためにホワイトハウスとCIAに連絡を取ったが、両者ともがアメリカがパイプライン「破壊した」という主張は「全くのウソだ」と固く拒否したと指摘した。

 爆発物は3カ月後の9月26日、ソナー・ブイから送られたリモート信号で爆発させられた。この報告によれば、このブイはノルウェー海軍のP8偵察機によってノルド・ストリーム・パイプライン付近に投下された。

 この作戦は前後にホワイトハウスやCIAや軍の当局者と共にこの攻撃におけるほんのわずかなアメリカ関与の痕跡を残さないようにすべきかに関し集中した何ヶ月もの後、実現した。計画過程は2021年12月に始まったが、当時ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官が直接参加して特別タスクフォースが立ち上げられた。

 「海軍は新たに就役した潜水艦を直接パイプライン攻撃に使うことを提案した。空軍は間接的に起動させるのが可能な遅延ヒューズ爆弾投下を主張した。CIAは何をするにせよ秘密でなければならないと主張した。関係者全員危険を理解していた」と報告に書いてある。

 関係者全員がこの作戦は何らかの「子供だまし」ではなく実際「戦争行為」であることを理解していたと情報提供者はハーシュに言った。「この全ての企み」じゅうホワイトハウスに完全に考えを中止するようにある当局者が促した。情報提供者によると「CIAや国務省で働いている人々は言っていた。「そんなことをするな。それは愚かで、ばれた場合には政治的悪夢だ」。

 元来爆発物は48時間のタイマーがついているはずで、BALTOPS22演習の終わりまでに仕掛けられる予定になっていたと同じ情報源を引用してハーシュは報じた。だが2日という時間はホワイトハウスによって演習の終わりに余りにも近すぎるとみなされ、ホワイトハウスは究極的に特別タスクフォースにそれらを必要に応じて爆発させる方法を考え出すよう命じた。それは究極的にソナー・ブイということになった。

 初めは制裁を通して、最終的には直接の破壊工作によってノルド・ストリーム・パイプラインを台無しにすることにジョー・バイデン大統領政権は「精力を傾けていた」。ウクライナで迫り来る紛争の中、これがヨーロッパに自分たちの大義を支持させる鍵だと考えていたとハーシュは指摘している。

 「安い天然ガスのためヨーロッパがパイプラインに依存したままでいる限り、ワシントンはドイツのような国がウクライナにロシアを打倒するために必要な金や兵器を与えるのをいやがるだろうと恐れていた」と彼は書いている。

 この出来事について爆破から間もなく、モスクワはこれは「テロ攻撃」だと烙印を押し、ヨーロッパをロシア・ガスから引き離す試みを速めることで、アメリカが最もそれから恩恵を受ける国だと述べ事件について同様な考えを示した。

 経歴を通じて、ハーシュは米軍の戦争犯罪や注目を集める政治疑惑を含め多数の衝撃的な記事を報じてきた。ベトナムでのアメリカ兵によるソンミ村虐殺事件を暴露して、このジャーナリストは1970年にピューリッツァー賞を受賞した。ハーシュが報告した他の重要な記事はイラクでアブグレイブ刑務所でのアメリカ軍による抑留者拷問や虐待や、ウォーターゲート事件や、CIAの非合法な国内スパイ行為がある。

 ソーシャルメディアで本記事を共有願いたい。

記事原文のurl:https://www.rt.com/news/571173-hersh-us-nord-stream/

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 上記記事末尾には映像もある。

 Seymour Hersh氏のSubstack記事は下記。

How America Took Out The Nord Stream Pipeline

 Monogatari-Therapyというwebの方が既にハーシュ記事を翻訳されている!

アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか?

 毎回拝読している『芳ちゃんのブログ』今回は下記記事の翻訳。翻訳したいと思いながら手に負えないとあきらめていたもの。感謝!

 Ukraine Is Sinking. Are Western Elites Bailing Out?: By Mike Whitney, The Unz Review, Feb/01/2023。

 ウクライナ号は沈没しつつある。西側のエリートたちは脱出しようとしているか

 Gonzalo Lira氏 ドイツ人にウクライナ戦争でロシアと戦わないよう発言。そもそも彼はドイツ系。
 最大の同盟国、実質宗主国ににドイツ産業・生活の命綱、ロシア・ガスのパイプラインを破壊され、途方もなく高い液化ガスで産業も生活もボロボロにされながら、ヒトラー時代同様ロシアと戦争をするのはおろかだ。ドイツ・メディアは徹底的に報道管制されていてノルドストリーム破壊に関するシーモア・ハーシュの画期的暴露を報じない。

2023.02.12 A Message to Germans—Nord Stream Bombing 11:22

 スコット・リッター氏 アウシュビッツ解放記念の式典に、解放したロシアを呼ばない無礼さを批判。映像トップ画面が優れもの。アナレーナ・ベアボックの鼻の下に髭が描かれている。「何としてもウクライナを救う。我々はロシアと戦争しているのだ。」というドイツ緑の党は現代版ナチス。

Scott Ritter takes us to 🇩🇪AUSCHWITZ amid Ukraine war… 17:15

 Chris Hedges氏も2/19のワシントンでの反戦集会に参加予定。

There Are No Permanent Allies, Only Permanent Power

On Sunday, February 19, I will be at the Lincoln Memorial in Washington at noon to speak at the anti-war rally, Rage Against the War Machine

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

読み人知らず、論評「■今、民主主義が求められているのか?■米国式民主主義こそ専制主義■世界の混迷、その根因はどこにあるか■求められる自国第一、国民第一の政治「自国第一」「国民第一」を勝ち取るところにこそ「新冷戦」からの脱却もあるのでないか」

 日刊IWJガイド

「韓国での核武装論の高まりを受け、米CSISが韓国への戦術核配備を提言!! 核保有へ、日本も続くのか!?」

はじめに~右傾化する韓国で核武装論の高まり! 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国の核共有ばかりか独自核開発にも言及! 韓国世論調査では76%が独自核開発に賛成! 米バイデン政権は韓国の核武装を否定するものの、CSISは次期「核体制の見直し」での韓国への戦術核配備を提言!! 核保有へ、日本も続くのか!?

2023年2月11日 (土)

ウクライナ和平を欧米が破壊した更なる証拠

2023年2月6日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 ウクライナでの戦争が始まった数日後「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がナフタリ・ベネット首相にイスラエルでのウクライナ・ロシア間交渉をエルサレムが調停するよう頼んだ」とニューヨーク・タイムズが報じた最近のインタビューでベネットは戦争初期それら交渉中に何が起きたかに関しいくつか非常に興味深い発言をした。

 「ロシア・ウクライナ和平協定の試みをアメリカが「阻止した」とイスラエル前首相ベネットが発言」という題の新記事でAntiwarのデイブ・デキャンプは下記のように書いている。


 土曜日、彼のYouTubeに投稿したインタビューでイスラエルのナフタリ・ベネット前首相は戦争初期に終わらせるためロシア・ウクライナ間を調停する彼の取り組みをアメリカと西欧同盟諸国が「阻止した」と述べた。

 2022年3月4日ベネットはウラジーミル・プーチン大統領と会うためロシアを訪問した。プーチンとウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領間の彼がアメリカ、フランス、ドイツとイギリスと調整していた彼の調停をインタビューで詳しく述べた。

 彼の調停努力の際、双方が主要な譲歩に同意したとベネットは述べた。

 だが最終的に欧米の指導者たちはベネットの取り組みに反対した。「私は広い意味でこれを言っている。欧米は[交渉]ではなく、プーチンを攻撃し続ける決定で合意していたと私は思う」とベネットは述べた。

 欧米列強が調停努力を「阻止した」かどうか尋ねられてベネットは言った「基本的に、そうだ。彼らはそれを阻止した、彼らは間違っていると私は思った。」

 

 双方がする用意をしていた譲歩には、ウクライナの将来のNATO加盟断念、ウクライナの「非ナチ化」と武装解除の狙いをロシアがやめることが含まれていたとベネットは言う。デキャンプが書いている通り「イスラエル当局者によれば、プーチン提案はゼレンスキーが受け入れるのは困難だが、彼らが予想したほど極度ではないという3月初旬のAxios報告と一致する。この提案はキーウの政権交代を含まず、ウクライナが主権を維持するのを認めると彼らは言った。」

 現在世界に存在する人間の中でもベネットは実に不快な人物だが、この戦争とイスラエルの複雑な関係は公式帝国路線と完全には一致しない情報を時折発表するのには役立つ。ここでの彼の発言は、3月だけでなく4月の和平交渉の妨害行為に関し、何ヶ月も同じことを言っている情報の山への追加だ。

 昨年5月当時のイギリス首相ボリス・ジョンソンが四月にキーウに飛び「プーチンは戦争犯罪人だ。彼が圧力をかけるべきで、交渉すべきではない」「たとえウクライナがプーチンの保証で何らかの協定に署名する準備ができているとしても、我々はそうではない」という欧米帝国のメッセージを伝えたとウクライナ・メディアが報じた

 昨年4月トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は「NATO加盟諸国内には戦争の継続を望み、戦争を継続して、ロシアを弱体化する」と述べた。その後間もなくアメリカのロイド・オースティン国防長官がウクライナ紛争の狙いは「ロシアが弱体化するのを見る」ことだと述べた

 

 フィオナ・ヒルの9月のForeign Affair記事は昨年4月モスクワとキーウ間で和平協定が進行中で、それがジョンソンその他が破壊した協定だったと断言している。


 我々が話した複数の元アメリカ幹部当局者によれば、2022年4月、ロシアとウクライナの交渉者が交渉中の暫定和解の概要に合意したように思われた。ロシアは2月23日の位置まで撤退するがドンバス地域とクリミア半島の全てを支配し、引き換えにウクライナはNATO加盟を求めないと約束し、代わりに多数の国から安全保障を受けるというものだ。

 去年3月アメリカとイギリス政府の情報提供者がこの紛争での欧米列強の本当の狙いは和平交渉や戦争を速く終わらせることではなく、戦争を引き延ばし「プーチンに血を流させ」モスクワで政権交代を実現することだと言ったとブルームバーグのニーアル・ファーガソンが報じた。ファーガソンは「アメリカはこの戦争を続けるつもりだ」という結論に達し、これを裏付ける他の情報を持っていると書いた。


 今月早々政府高官が私的催しで、こう発言した。「現在唯一の終局」は「プーチン政権の終焉だ。その時までプーチンが在任する限り[ロシア]は決して国際社会に戻るのを歓迎されないのけもの国家だ。プーチンが罰せられずにやり通せると思った中国は壮大な間違いをした。ロシアが遮断されるのを見るのは良いことには見えず、彼らは中国-ロシア枢軸を再評価しなければなるまい。民主主義諸国と欧米は、これを非常に重要な強化の瞬間だと振り返ることになるだろう。」

 イギリス幹部連中が似たようなことを話しているのを私は集めている。「イギリスの第一選択肢は、紛争を引き延ばし、プーチンに血を流させることだ」という信念がある。繰り返しこのような言語を私は聞いている。それは停戦を確保するためのアメリカによる、とりわけ外交努力の欠如を説明する。それはジョー・バイデン大統領が平然とプーチンを戦争犯罪人と呼んでいる理由の説明になる。

 この全てをまとめると、戦争開始直後、ロシアとウクライナは和平間近だったが、欧米列強がキーウに交渉を「破壊する」よう命じたという昨年9月のウラジーミル・プーチンの主張を裏付ける。

 「特別軍事作戦開始後、特にイスタンブール協議後、キーウ代表は我々の提案に対し、かなり肯定的な対応を発言した」とプーチンが述べた。「これら提案はとりわけロシアの安全保障と権益の保障に関係していた。だが平和的解決は明らかに欧米に気に食わず、それが一定の妥協が調整された後、キーウが実際これら全ての協定を破壊するよう命じられた理由だ。」

 

 アメリカ外交官連中がこの戦争に終止符を打つのに役立つロシアとの外交を許し難いことに断固拒否していると報じられるが、これはアメリカがこの戦争を継続したいと望んでいる場合にのみ意味をなす。そしてアメリカ当局者の発言はこれが事実であることを絶えず明確にしている。

 昨年3月バイデン大統領自身プーチンについて「この男は決して政権に留まることはできない。」と言い露骨な政権交代を要求し本当の狙いが何か認めた。実際、バイデン政権の様々な声明は、この戦争が長引くのを期待していることを示しており、死と破壊を最小限に抑えるための迅速な終結は、アメリカ帝国にとって興味がないだけでなく、望ましくないことを十分に明らかにしている。

 この戦争を彼らの戦略的目的に役立つものと見なしている事実についてアメリカ当局者は益々隠し立てしなくなっており、これは、もちろん欧米帝国がこの戦争を望んでいなかったという公式言説やロシアの侵略が「いわれのないものだ」という子どもじみた作り話と矛盾する。この最近の例として12月ゼレンスキーのワシントン訪問に先行した上院多数党院内総務ミッチ・マコーネル演説がある。

 ウクライナ大統領のワシントン訪問に先行する演説で「ゼレンスキー大統領は人を奮い立たせる指導者だ」とマコーネルは言った。「だがウクライナがロシア侵略者を衰退させ打倒するのを助け続ける最も基本的な理由は冷徹で厳しく実際的なアメリカ権益だ。東ヨーロッパの我々の友人たちがこの戦争に勝てるよう支援するのは、アメリカを威嚇し、我々の同盟諸国を脅迫し、我々の中核的権益を争うウラジーミル・プーチンの将来能力を減少させる直接投資だ。」

 昨年5月ダン・クレンショウ下院議員は「我々の敵軍破壊に投資するのは、一人のアメリカ兵も失わず、良い考えだと私には思える」とTwitterで言った

 実際「アメリカがロシアを打倒するにはべらぼうに安価だ」という題名の帝国が資金供給している欧州政策分析センター報告書分析は「ロシアの通常軍事力の半分近くを破壊する防衛予算の5.6%というアメリカ支出は全く信じ難い投資に思える」と断言している。

 

 昨年5月アメリカ上院議員ジョー・マンチンは、ウクライナとロシア間のどんな和平協定にも反対で、その代わり、この紛争をロシア権益に打撃を与えるために使い、願わくばプーチンを排除したいと世界経済フォーラムで述べた

 「私は一人の人間として基本的に何らかの合意ではなく徹底的勝利で終わるウクライナを見るよう徹底的に取り組んでいる。私は合意は我々するべきものと思わない」とマンチンは述べた

 「基本的にプーチンをロシアに戻し、願わくはプーチンを追い出したいと思う」とウクライナの勝利で彼が何を意味するか尋ねられてマンチンは補足した。

 「これまで見たことがないと私は強く信じており、私が戦略的に話している人々も、これ以上の機会は見たことがない」とマンチンが後に補足した

 ニューヨーク・タイムズによれば、この戦争を利用して「世界のエネルギー経済におけるロシアの中心的役割を破壊する長期的目標で」ロシアの化石燃料権益を損なう計画をしているとアメリカ当局者はマスコミに語っている

またアメリカ国務省は、昨年9月ロシアのノルドストリーム・パイプライン破壊がどれほど素晴らしいことか話すのを止められず、アントニー ブリンケン国務長官は、ノルドストリーム爆破は「ものすごい戦略上の機会を提供する」と述べ、国務次官補(ヨーロッパ・ユーラシア担当)ビクトリア・ヌーランドは、バイデン政権は「ノルドストリーム2が言わば海底の大きな金属塊になったと知って非常にうれしく思う」と述べている

 アメリカ帝国はこの代理戦争から得たいと思ってい全てを手に入れている。それがアメリカが承知の上でこの戦争を引き起こした理由だ、それが戦争が起きた後、アメリカが和平実現を繰り返し破壊した理由で、この代理戦争に出口戦略がない理由だ。帝国はこの戦争から欲する全てを手に入れている、だからアメリカは和平を阻止するためできる限りのことをしているのだ。

 もちろん全ての明らかな許しがたい堕落に加えて。帝国は帝国のオムレツを料理するため数十万人の人間卵を割るのに何の問題もないのだ。しかし、それは計り知れない許しがたい悪で、全ての人々を怒らせるはずだ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2023/02/06/more-evidence-that-the-west-sabotaged-peace-in-ukraine/

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 《櫻井ジャーナル》にも同じ話題の記事がある。

元イスラエル首相が当事者として欧米によるウクライナの停戦交渉妨害を明らかに

 耕助のブログ 当方翻訳中の記事を既に掲載。

No. 1699 アメリカは中国を戦争兵器で包囲しながら 気球に大騒ぎ

 マスク、ウクライナがスターリンクをドローン攻撃に利用するのを制限。どういう風の吹き回しだろう。

SpaceX curbed Ukraine's use of Starlink internet for drones -company president

 Redacted

Elon Musk just shutdown Ukraine's military with this one move | Redacted with Clayton Morris 11:04

 大本営広報部、宗主国によるノルドストリーム爆破犯罪、戦争行為は報じない。呆導バラエティーもニュースなるものも天気予報以外見ないので100%の確信はないが。

 シーモア・ハーシュの画期的報道、大政翼賛会連中は扱わない。ネット検索しても下記以外あまりない不思議。

ロシア、ノルドストリーム爆破の真相解明要求

 日刊IWJガイド 同じ話題!

「ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その2)『プーチンは「ゼレンスキーを殺すつもりはない」と言いました』

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