二大政党という虚構・選挙制度

2022年11月20日 (日)

我々を二つのエセ分派に執着させ続ける支配者:言説のマトリックスの端からのメモ

2022年11月14日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く。

 欧米人は不快な外国の「制度」は彼らの国民に政府を批判させないと教えこまれ、一方欧米人自身は決して自国政府を批判しないよう訓練される。彼らはその代わり本当の権力ではなく、二つのエセ分派-エセ党派のたわごとを批判するよう訓練される。

 欧米人は決して両党が完全に支持している対外政策や国内政策ではなく、一方の党派の行動や信念を批判するよう訓練される。どちらの党が政権にあろうと99.9%同じ政策を維持する権力構造が政府の実態なのに、欧米人は決してそこを見ないよう訓練される。その代わり彼らは両手で動かすエセ人形劇に固執するよう訓練される。

 「ここなら私がしたい時いつでも政府を批判できるから中国やロシアではなく、ここで暮らしたい!」と欧米人は言う。結構。だが皆様そうではないのだ。皆様は皆様の政府を批判しない。皆様は操り人形を批判しているだけ、通常皆様が好きでない党の操り人形を。皆様は決して皆様の本当の政府は批判しない。本当の政府を批判するのは二大政党両党が支持する殺人外交政策を攻撃するように見えるのだ。両党が支持する専制的内政を攻撃すること。両党が支持する搾取する資本主義制度を攻撃すること。

 欧米人はそうしないよう訓練される。誰がホワイトハウスにいようと同じ専制的な狙いが推進されるのに「自国政府を批判する」のは「Drumpf(トランプを馬鹿にする表現)」や「頑張れブランドンプ」(くたばれジョー・バイデンの婉曲表現)と言うように感じるよう訓練される。

 欧米人は「放し飼い」のニワトリが自由なのと同じ形で「自由だ」。ドアは技術的に開いていると確信し、技術的に外にでるのは可能だが彼らは決してそうしないよう条件づけられている。欧米のいわゆる自由民主主義は自由の錯覚だけ提供しながら自由を提供していると主張するのだ。今までで考案された中で最も洗練されたプロパガンダ機関を駆使し、自由に関する漫画を彼らの頭の中で展開させ、人々をやみくもに従順なギア旋盤工としての暮らしに閉じ込めておくのだ。

 問題は「ウォーキズム」ではなく、アメリカ軍国主義や帝国主義が行き詰まるかどうかというような重要な会話で、どう人々を殺し世界を脅かしているかと言う代わりに、アメリカ軍は余りにウォークか十分ウォークでないかに関するばかばかしい会話で行き詰まるのが問題なのだ。そうした議論のどちらの側に組みしても世間の厳しい目という十字照準線を権力者側サイドから他の「ウォークネス」文化戦争側に動かして、世界で最も権力がある危険な連中の最悪の衝動を保護してしまう。これは至る所で起きている。

 共和党がアメリカ帝国主義の最も恐ろしい狙いを推進しながらタッカー・カールソンの番組でジェス・ケリーが「我々には女性に優しい軍は必要ではないというのが良い例だ。我々は空軍には敬意を払うが、ゲイに優しい軍は必要ではない。我々には徹底的に厳しい軍が必要だ。我々には中国人のドクロの王座に座りたいと思うタイプA男性たちで一杯の軍が必要だ。」と言って「反ウォークネス」を連中のプロパガンダの媒介役として利用するのだ。

 

 あるいは精神病質者ルビオはこう言った。「我々には代名詞の適切な使用に熱心な軍は不要だ。我々には中国空母爆破に精力を傾ける軍が必要だ。」

 文化戦争は人々は「反ウォーク」言説を押し返すべきだと言う。反帝国主義の人々は核兵器による皆殺し戦争挑発を押し返すべきだと言う。両方に焦点を合わせるのは困難だ。これは無数の方法で帝国支配者連中に利用されている。人々が権力者連中に焦点を合わせられないよう、連中は人々にエセ二分派に固執させるのだ。

ステップ1:進歩派たれ。

ステップ2:進歩派は反対するはずだとされる主要問題を無視しろ。

ステップ3:右翼が注意を払い始めるまで、それを無視し続けろ。

ステップ4:その問題に反対するのは右翼の姿勢として描き出せ。

 これをご覧願いたい。核を使った瀬戸際外交、ウクライナ代理戦争、アサンジ、シリア、インターネット検閲等々。

 人々が核戦争の危険を冒すことにそれほど無頓着な理由の一つはそれが知的に把握するのは困難な概念だからだ。全面的核戦争は全員を殺すだけではなく、将来生まれるはずの全ての人々の存在を阻止するのだ。

 

 私は中国やロシアに何らかの形の特別な感情を持っておらず彼らがアメリカに中央集権化した帝国のように数量化可能なほど破壊的でない明白な事実だけ認めている。連中が帝国に積極的に標的に定めていなければ私はおそらくそれにさほど気付くまい。

 英語世界における革命や共産主義の議論は、左翼が完全に無力化され隅に追いやられ、人数も必要なものにほど遠いという冷たく厳しい現実から始まり終わらない限りは単なるファンタジー・ロールプレイングに過ぎない。そうでなければ皆様はライブ・アクションRPGをしているに過ぎないから、皆様は他のどんなことを語る前に革命的左翼主義を最底辺から救い出し主流に引き上げることを第一の最重要目的にすべきだ。皆様は本当の運動がない政治運動について議論しているのだ。

 奉仕活動や積極的行動でこれは実現可能だ。それに参加しようと人々がお互い殴り合うほど社会主義や共産主義を猛烈に素敵なものに見えさせればそうできる。多いに洗脳された社会において、それを素晴らしく魅力的なものにする賢明な方法を見いだすのだ。

 

 彼らの英雄がバーニー・サンダースやAOC、ドナルド・トランプ、タッカー・カールソンあるいはイーロン・マスクの誰であれ、権力を持った人々を好きになるよう皆様を説得しようと懸命に試みる人々は彼らの心を個人崇拝教義と交換したのだ。権力者を支持するよう転向させるのは批判的思考を放棄した兆しだ。

 これについてお考え願いたい。イーロン・マスクや誰か権力を持った人物に対しもう一人が好感を持ったとして一体何が得られるだろう? それは世界にどう役立つだろう? それは役に立たないが、それでも人々は自分の宗教に改宗を勧める伝道師同様、自分の信仰に転向させようとする。これは彼ら全員、大義やその個人が意味するとされる政策ではなく個人を信仰しているためだ。

 特定の狙いや見方を支持するよう私を説得しようとする人々の主張が明晰で良く検討したものであれば私の興味を引くだろうが、特定の個人を好きになるよう説得しようとする人は誰であれ直ちに心を持たない自動人形として私は切り捨てる。彼らから何も知的なものを得られないのを私は知っている。

 思惑を推進するのは、それらの思惑に役立つ。人を後押ししても、そうした個人にしか役立たない。皆様が何かの目的推進に関心がおありなら、その目的を推進願いたい。個人崇拝というプロパガンダに馴染みやすい思考停止のタール池にはまってはいけない。

 有名人連中は皆様の友人ではなく権力者連中を持ち上げても権力にしか役に立たない。これは頂上に到達するのを許される連中は権力者の権益を促進する連中だけだという我々が現在生きている権力構造において特に真実だ。

 映画製作者は誰をカメラで追って主人公に決めるかで皆様をアザラシやシロクマを声援するようさせられる。彼らは同じように皆様を警官、不正な法制度や帝国主義軍隊を声援するようにさせられるのだ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/11/14/they-keep-us-focused-on-decoy-dichotomies-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 ミサイル問題に関するナポリターノ氏によるマグレガー氏インタビュー 23:29

Andrew Napolitano interviews Douglas MacGregor on Poland

 植草一秀の『知られざる真実』

ウクライナが正義という虚構

 日刊IWJガイド

「西側メディアがロシア軍のヘルソン撤退は見事な戦略と評価! 西側メディア・欧米諸国とウクライナの間に秋風が吹き始めた?」

はじめに~西側のメディアながら『ニューズウィーク』がロシア軍のヘルソン撤退を、一転して見事な戦略と高く評価!「ウクライナ軍がヘルソン奪還」と祝祭ムード一辺倒だった西側メディアの風向きが変わってきた? 米中間選挙で共和党が下院過半数を獲得、困難な政権運営を強いられるバイデン政権は、ポーランドのロシア製ミサイルが着弾した事件で、「ロシアの攻撃」と主張するゼレンスキー大統領と明確に対立、欧米諸国とウクライナの間に秋風が吹き始めた可能性が!? フランスのマクロン大統領は停戦と終戦に向けて動くと明言!

2022年11月17日 (木)

またしても勝利した軍産複合体!

ビル・アストア
LAPROGRESSIVE

 1961年にアイゼンハワーが警告した通り軍産議会複合体は極めて反民主主義な見当違いの権力の悲惨な勃興を示している。


2022年11月10日:
ウィリアム・J・アストア

 11月11日の復員軍人の日を念頭に、退職アメリカ軍将校として2022年の選挙結果について意見を求められ、その結果これを書いた。

 両政党が親軍部で、両政党が戦争支持で、両政党が中国とロシアとの新冷戦が避けられないかのように振る舞い、両政党が最高記録の国防総省支出を認める時、選挙結果は重要だろうか? どの党が勝利を主張しようとも正真正銘の勝利者は軍産議会複合体のままだ。

 ジョー・バイデンを言い替えれば、膨大な軍事支出、不断の戦争、その準備、世界中での休みなしの帝国主義などの点で2022年選挙で何も基本的に変化しなかった。より少ない国防総省支出、より少ない戦争や、より少ない武器輸出のため、より小さな、それほど横暴でない帝国の任務のための新しい構想は皆無だ。

 1961年にドワイト・D・アイゼンハワー大将、大統領が我々に警告した通り軍産議会複合体は極めて反民主主義的な見当違いな権力の力の悲惨な上昇を示している。集団的に我々はアイクの警告に耳を傾け損ねた。その結果アメリカ民主主義が衰える中、次から次の不必要で悲惨な戦争だ。ベトナム戦争-大惨事。イラク戦争-大惨事。アフガン戦争-大惨事。対テロ戦争-大惨事。表向きアメリカが勝利した戦争、ソビエト社会主義共和国連邦に対する冷戦さえ今や明らかに再び戦われようとしている。

 我々は30年前に「勝った」冷戦を再び戦う必要があるとれるが負け得ると私は考えている。

 民主党が世論調査予想よりうまくやる状態で、ワシントンD.C.で戦争ビジネスが成長し続けるはずだ。彼らがそれについて考える際、大半の政治評論家がこれを良いことと考えているように思われる。アイクが膨大な規模の軍事体制が民主主義の対極にあると警告したのをほとんどの人々が思い出すようには思えない。

 この選挙戦の中で私は平和について何も聞かなかった。地球中の我々の軍と帝国の存在規模を小さくし民主主義を強化し維持することについて私は何も聞かなかった。民主党からも共和党からも。

 それで2022年の勝利者はいつも通りの同じ勝利者だ。軍産議会複合体。退役軍人の日が迫る今、熟考すべき悲しい結果だ。

 (退役)中佐ウィリアム・J・アストアは20年米空軍に勤め2005年に引退した。

記事原文のurl:https://www.laprogressive.com/election-reform-campaigns/military-industrial-complex-wins-again

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 宗主国の状況はそのまま属国に反映する。子育てよりポンコツ兵器爆買い。

 櫻井ジャーナル

今回も不正が噂されている米国の選挙だが、2大政党の黒幕はいずれも金融資本

 寺島メソッド翻訳NEWS

30名の民主党員が、バイデン大統領に、ロシアとの交渉を求める書簡を送ったが、すぐに引っ込めた。ロシアと交渉しようとするだけでも許されない、ということだ。

 ロケット弾ポーランド領内着弾の話題、大本営広報部呆導は全く読んでいない。
 Brian Berleticは、自分の迎撃ミサイルが落ちた可能性が高いと言っている。

 Moon of Alabama最新記事もこの話題。

Another Ukrainian Missile Stunt

 デモクラシータイムス 冒頭もこの話題。

<岸田 子育てより武器購入>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:27:00

 日刊IWJガイド

「ロケット弾がポーランド領内に着弾! NATO対ロシアの戦争になると大騒ぎになるも、ポーランド大統領がロシア軍による攻撃説を否定!」

2022年11月14日 (月)

本当の民主主義は情報の民主主義だ:物語のマトリックスの端からのメモ

2022年11月11日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く。

 現実が決して彼らの物語と一致しないことで分かる通りメディアは我々にウソをついている。

 彼らが決して約束を果たさないことで分かる通り政治家は我々にウソをついている。

 労働者が益々貧しくなる中、連中が益々金持ちになることで分かるように資本家階級は我々にウソをついている。

 買い物経験を改善したりスマートフォンをほんの少々良くしたりする新機軸をなど望んでいない、世界の飢えを無くす新機軸、人々がいっそう自由な時間を持てるようにする新機軸、人が生態系で調和的に暮らすのを助ける新機軸を私は望んでいる。

 もし皆様が中産階級の欧米人なら、既に技術は皆様の生活を大幅に改良するどんな新しい個人用道具も発表していない点に到達している。だが人類全体の暮らしをずっと良くする刷新には極めて大きな余地がある。社会転換という点では、技術には人の暮らしの質を根本的に改善する能力があり、他方頑固な個人主義という点で技術は既に彼らを幸せにし損ねているのと同じ種のおもちゃを最も裕福な人々に更に多く与えてくれるだろう。

 自身のために新基軸製品を購入する個人に基づく技術的進歩は、とうの昔に収穫逓減点を越えており、今それらの収穫は機能的に皆無だ。我々は個人購入や消費のために本当にこれ以上いかなる発明も不要だ。我々に必要なのは人がこの惑星で暮らしている方法を変える共同志向の新基軸だ。それは空を飛ぶ自動車やもっとおしゃれな個人用道具のようには見えるまい。それは食物や避難所や資源を全員に渡す我々の能力を変え改善する進歩のように見えるだろう。

 

 情報の民主主義がない選挙の民主主義は民主主義ではない。メディアを所有する階級が人々がどう投票するか操作できる限り人々が投票できることは重要ではない。情報の影響力と管理が少数エリートに大いに集中している限り「1人1票」は無意味だ。実態はそうなのだ。

 マスメディア・プロパガンダ、インターネット検閲、シリコンバレー・アルゴリズム操作、政府の秘密とジャーナリズムに対する戦争は、そうしたものは一般市民が投票先を決めるため情報入手を制限するから本質的に全て反民主的だ。これら言説支配手段のいずれに対して一般庶民大衆には影響力がなく、彼らに対する説明責任もない。これは全員投票可能でも、投票がどのように行われるかは遍在する支配階級による攻勢を受けることを意味する。

 ソフト・パワー支配体制に対するアメリカ帝国の未曾有の投資が今まで存在した最も精巧なプロパガンダ体制をもたらした。人々の考えはこれまで決してなかったような規模で操作されている。人々がどのように考えるかを支配できれば、人々がどのように投票するかを支配できるのだ。

 人々が毎日消費するプロパガンダの大半は何らかの特定の狙いに対する同意をでっち上げるためではなく、全く機能していない制度を現状のまま維持する政治的現状に対する総合的同意をでっちあげるためのものだ。それがインチキな二大政党人形劇を維持しているのだ。膨大な量のプロパガンダがなければ均等に分かれた二つの政治分派が無能な綱引きを演じながら実際は決して何も変えずにおくのは不可能だ。この現状全て人心を大規模操作する支配階級の能力を基盤に作られている。

 公然と共和党員でいられるのだから共和党員は幸運だ。民主党員は密かに共和党員でなければならない。

 イーロン・マスクのTwitterでの果てしない騒動はなぜ金持ちが世界を支配すべきでないかの好例だ。彼らは賢明ではない。彼らはとりわけ頭が良いわけでもない。連中はろくでなしと社会病質者が出世する我々のいまいましい資本主義制度の中でどう動くべきか理解しているだけだ。

 もう一つの好例が愚かなメタバース妄想のため11,000人解雇するマーク・ザッカーバーグだ。

 

 攻撃的言葉遣いをする多数の過激派戦争屋の考え方をしっかり吹き込むべく、主流新聞が「攻撃的言葉遣いをする複数の過激派戦争屋に定期コラムを書かせる。」のを好んでいるのが分かる。「ジョシュ・ロギンやジェニファー・ルービンだけで戦争挑発過激派の見方を十分確保できるだろうか? 更なる多様性のためマックス・ブートを加えよう。」と連中は考えるのだ。

 それらが全て一群の役に立たない確証のないでっち上げの信念に過ぎないと我々が気がつくにつれ、人類は宗教を放棄しつつある。いつの日か人類は同じように同じ理由で、我々全員が生物圏や宇宙から独立しているのだという考え方を放棄するだろう。

 我々の支配者というのは赤ん坊の巨人を捕らえておいて、それが自分よりどれほどずっと大きく遙かに強いか気が付かずに、自分を鎮圧して逃げないよう訓練している利口な男のようなものだ。

 我々は巨人なのだ。

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 画像はduncan cummingによる(表示 - 非営利 2.0 CC BY-NC 2.0)

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 破産したFTX、ソロスにつぐ民主党大口寄贈者だった。ウクライナも支援していた。

 寺島メソッド翻訳NEWS スコット・リッター記事翻訳

ロシア軍のヘルソン撤退は、ウクライナ軍の「ピュロスの勝利」にすぎない

 植草一秀の『知られざる真実』

解党に邁進増税推進立民

 デモクラシータイムス

増税が大勢!密室で決まる 防衛費10兆の財源【山田厚史の闇と死角】20221113 37:06

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

15日ニコニコ生放送で劇作家・嶽本あゆ美さんをお呼びする。彼女は大逆事件をテーマに、『太平洋食堂』の脚本。引用:大逆事件から110年、『太平洋食堂』が現代の自由を問う(Ronza)

 日刊IWJガイド

「『統一教会は政治家を信者にして、国家予算全額を献金させようとしていた』山際前大臣の秘書・統一教会信者のもとで働いていた元信者が証言」2022.11.14号~No.3714号

2022年11月10日 (木)

中間選挙のまとめ

2022年11月9日
Moon of Alabama

 中間選挙では一部の人々が予想していた赤い波が起きなかった。理由は様々ある。

 トランプ・ブランドがその輝きを多少失ったことは理由の一つだ。トランプは常に人選が下手だった。この選挙に関しては彼は何人か良くない候補を支持した。彼らは明らかに彼が望んでいたような実力を発揮しなかった。

 バイデンはさほど支持されていない。だが彼は、総じて、さほど嫌われていない。彼はまず議会での大規模支出計画、更に戦略上重要な石油備蓄放出で有権者買収に成功した。ガソリン価格価格が下がり、それは大いに効果があった。

 妊娠中絶問題が役割を果たしたように思われ、民主党はそれに対し何かすると言ったのだ。だが最高裁判所の判決は問題を州に戻した。民主党がそれについて何かするのを私は疑っている。彼らにはその裁定を変える動因も手段もない。

 それでけれども民主党はかろうじて上院で多数派を維持するかもしれない。共和党は多分下院をとるだろうが、わずかな多数派だ。それはアメリカの政策が、国内でも、特に海外問題に関しても少しも変化しないことを意味する。

 格言が言う。「もし選挙が何かを変えるなら、選挙は許されないはずだ」。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2022/11/midterms-roundup.html

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 属国傀儡軍隊系の提灯持ち連中のTVもyoutubeも一切見ない。

 宗主国のまともな人の議論を拝聴している。
 第2次世界大戦以来80年ぶり「第101空挺師団」ヨーロッパ派兵を二人はバッサリ切り捨てる。

 Judge Andrew NapolitanoとCol Douglas Macgregor

 Playing at War in Ukraine Col Douglas Macgregor 24:01

 植草一秀の『知られざる真実』

教育基本法改悪と旧統一協会

  デモクラシータイムス

<瀬戸際岸田の虎視眈々>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:30:45

 日刊IWJガイド

「米石油産業が2000億ドル(約29兆円)の大儲け! ウクライナ紛争と対露制裁を主導したバイデン政権は矛先を石油業界に向ける!?」2022.11.10号~No.3710号

2022年9月 8日 (木)

民主党は強暴な過激派だ

2022年9月2日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く。

 共和党員は、彼らの党でトランプに同調する派閥を「過激派」と呼ぶホワイトハウス発言に憤慨している、彼らは大多数のアメリカ人と意見が違うから、MAGA共和党は過激派なのだと言ってカリーヌ・ジャン=ピエール報道官が木曜に擁護した

 「大多数のアメリカ人と一致しない人は過激派だ。それは過激な考え方だ」とジャン=ピエールは言った。

  自分たちは過激派ではないと思っている共和党員や、MAGA共和党員は一般共和党員とは有意な差があると思っている誰であれ、MAGA共和党員より過激派ではないと思っている民主党員や、アメリカで多数派の政治的合意に同意しないなら、その人は過激派だと主張するジャン=ピエールに至るまで、この論争のあらゆる連中がこっけいだ。

 

 我々の世界で、最多数の人々に、最も多くの暴力やテロや専制政治をしているのは一体誰かよく見れば、過激派ネオ・ナチ集団や、強暴なジハード戦士や共産主義者や無政府主義者や環境保護主義者や不本意や禁欲主義者のいずれでもなく、遙かに最悪の違反者は、アメリカに中央集権化した帝国の超党派的政治合意なのは、数からして明らかだ。

 他のどの大国も、何百万人もの人々を侵略戦争で殺して21世紀を過ごしてはいない。他のどの大国も、何百もの軍事基地で地球を包囲し、服従しない政府を破壊すべく絶えず動いてはいない。他のどの大国も、経済制裁や、軍事封鎖あからさまな盗みで、全人口を餓死させようとはしてはいない。他のどの大国も、外国選挙に、同じぐらい干渉してはいない。他のどの大国も、戦争や、秘密活動、無人機攻撃、代理紛争やクーデター画策や蜂起で、世界中の国民を威嚇してはいない。他のどの大国も、自分の権益を維持すべく、世界を脅すため、軍事的、経済的、外交的、メディア支配を使ってはいない。

 民主党と共和党が支持する多数派の考え方が主流である唯一の理由は、極めて膨大な量の言説支配で、そうした合意をでっちあげているためだ。寡頭政治帝国のソーシャル・エンジニアが、アメリカ人が資本主義、汚職、軍国主義や殺人に、必ず同意するよう、膨大な資産を注いでいる事実こそが、そうした見解が「穏健派」というレッテルを貼られるほど主流、あるいは「中道派」でいる唯一の理由だ。

 人々は「過激派」という単語を聞くと、ISISのような集団やクー・クラックス・クランを考える傾向があるが、定義上、過激派というのは、政治的、宗教的な信念が、過激あるいは非合法なことをするように仕向ける人々に過ぎない。アメリカ帝国は、連続的に過激で非合法なことをしなければ崩壊する。ニュース・メディアが、我々に心配するよう言う過激派イデオロギーのいずれによるものも、アメリカによる死者数と比べ遙かに小さく見える理由だ。そして、それは完全に共和党と民主党両党に支えられている。

 本質的に無限の可能性がある中から最新例を選ぶべく、トランプ政権中に米軍が主催する催しでネオ・ナチに賞を与えたら著名MAGA評論家の反応はどうだったか想像願いたい。民主党と、提携するメディアとが、このような催しに、どう対応するか想像願いたい。

 皆様は想像できるだろうか? 皆様は心の耳で金切り声が聞こえるだろうか? 結構。それが数日前ディズニーワールドで国防総省の年次軍人パラリンピックであるウォリアー・ゲームで、まさに起きたことだ。バイデン政権で、リベラル評論家とウクライナ・ナチスだったというだけの違いだ。

 

 「ジョン・スチュワートと国防総省、ディズニーワールドでウクライナ・ナチを表彰」という題の新記事で、Grayzoneのアレックス・ルービンスタインが、Tシャツを着て、片腕に怪しい赤い袖をつけたウクライナのネオ・ナチアゾフ大隊メンバーに、元デイリー・ショーのスターが賞を手渡しているのを示し、もう一枚の写真で、このアゾフ・メンバーの同じ腕のナチ・シンボル入れ墨を示している。ルービンスタインは、これがミュージシャンのダリウス・ラッカーも参加した催しで、唯一のナチ関連ウクライナ人ではなかった証拠を発表している。

 私は、ひょっとすると起き得る、最もリベラルなことを見たと考え続けているが、2022年、私が間違っていることを証明し続ける。ディズニーワールドでの国防総省の催しで、ウクライナ・ナチスに栄誉を与えるリベラルなコメディアンを皆様がどう言い逃れるか私は想像に苦労しているが、彼らは間もなく方法を見いだすと私は確信している。

 戦闘員がナチ記章なしでは写真撮影できないように思えるウクライナで、世界を脅かす代理戦争を行って、バイデンは殺人アメリカ帝国の権益を推進している。ウクライナでの現在の代理戦争をもたらしたロシアとの瀬戸際外交を強化したのに加えて、イエメン、ベネズエラ、イランやシリアのような国に死と飢餓を与えて、トランプはアメリカ帝国の権益を推進した。バイデン政権は、背景音楽が違うトランプ政権だ。トランプ政権は背景音楽が違うオバマ政権だった。彼ら全員強暴な過激派だ。誰も他より優れていない。連中の誰であれ支持する人々同様、彼ら全員、地球上最も殺人的で下劣な組織の権益に奉仕しているのだ。

 民主党が共和党を過激派と呼ぶのは、ISISがアルカイダを過激派と呼ぶようなもので、唯一の違いは、共和党と民主党の方が死者数が遙かに多いことだ。

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 The Jimmy Dore Showも同じ話題を扱っている。

Jon Stewart Presents Medal To Ukrainian Nazi At Disney World 13:42

 プラハのデモの写真を見てプラハの春を思い出した。ドウプチェク氏らが始めた人間の顔をした社会主義は、ワルシャワ条約軍で侵攻したソ連指導部の力で潰された。それにもめげず、チャスラフスカやハベルは抵抗姿勢を貫徹した。結局、ソ連崩壊に至り彼らは名誉回復する。今はその逆。ウクライナ戦争をアメリカ・NATOの駒となって支持するのではなく「対ロシア戦争支援を止め、ガスを輸入せよ」。今回はプラハの晩夏あるいは秋。最近YouTubeで『わが祖国』や『スラブ舞曲』を聴いている。

 最近、テレビでのカルト追求下火になっているのだろうか? 彼女の今回の記事で思ったが、宗主国こそ、我々にとって最大のカルト。統一教会は、洗脳してインチキな壺を高額でうりつけたり献金を強要し家庭を崩壊させる。壺はただのガラクタで、持っていても、その家族以外に害はない。ところが宗主国、戦後一貫して、膨大な軍隊を配備し、兵器を山のように押しつける。ミサイルは、ロシアや北朝鮮や中国から見れば、危険な飛び道具だ。敵対国だと警戒して当然。しかも、その金額たるや、統一教会のぼったくりとは比較にならない。大本営広報部は、日米同盟(ただの隷属命令)を至高のものとして扱うだけ。統一教会は、家庭から金をしぼりとって、北朝鮮にも寄付しているが、永続的に戦争をしているわけではない。統一教会だけでなく、統一国こそ超巨大カルトでは?

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名 あの政治家の話題

 リズ・トラス英国新首相、就任前世論調査「英国人の 12% だけが、トラスが偉大な、又は良い首相になると期待、半数 (52%) が彼女がひどい首相になると予想」。彼女は変遷。左派自由民主党員→保守党。英国のEU問題では残留派→離脱派。

 UIチャンネル こういうお話、大本営広報部では決して聞けない。

ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか?ロシアの真意とは⁉︎ 東郷和彦(静岡県立大学グローバル地域センター客員教授)×鳩山友紀夫 1:30:50

 日刊IWJガイド

「『ウクライナでの代理戦争』よりもロシアからのガス供給を! 欧州各地から続々上がる民衆の声!/岩上安身は本日、須川清司氏にインタビュー!」

<本日の岩上安身によるインタビュー>「ウクライナ紛争を『教訓』とする日本の防衛力整備(1)『敵基地攻撃能力』の保有は愚策!『穴だらけの専守防衛』を鍛えなおすべき!」岩上安身による東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員インタビューを、冒頭のみフルオープンで公開します!

2022年7月31日 (日)

ペロシ台湾訪問でギンギンの戦争挑発屋共和党

2022年7月26日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 80代の下院議長ナンシー・ペロシは、第三次世界大戦を始めようとして、ロシアを公式に「テロ支援国」に指名するようバイデン政権を押しやり、ここ数日で、台湾への気まぐれな挑発的訪問を計画して、この世の晩年を過ごすと決めたのだ。

 主要アメリカ当局者による数十年で初の台湾訪問は、攻撃的エスカレーションであり、ワシントン公式の「一つの中国政策」の言語道断な違反と見なすと、北京は明らかにした。

 「更に重大な影響なしで、台湾に対する中国の感情を目に余るほど無視し続けられるとアメリカが考えるのは間違っている」と8月に計画されたペロシ訪問のニュースに応えて中国当局者がワシントン・ポストに言った。「ナンシー・ペロシのような人物は道徳性を装って中国を不安定にすると決めている」ペロシは「中国の発展を公然と脅かした」と付け加えた。

 中国国営メディアは「ペロシの台湾訪問は、未曾有の軍事的圧力を含め、中国の強力な反応を確実に招く露骨な挑発だと、一層素っ気なく述べた。彼女は我々を戦争の瀬戸際に追いやり、危険な瞬間を作り出している。何事もなく済むとは誰も保証できない。」

 

 ペロシの常軌を逸したエスカレーションは、世界最悪連中の一部から支持されているが、多くはアメリカの幻影政治分裂の反対側からだ。

 「ナンシー、私はあなたと一緒に行く」とトランプ政権の戦争挑発屋国務長官・CIA長官マイク・ポンペオがTwitterで書いた。「私は中国には入国が禁じられているが、自由を愛する台湾では禁じられていない。そこで、あなたと会おう!」

 「ペロシに台湾に行かせろ」とトランプの血に飢えた国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンがTwitterで書いた。「誰が実際アメリカ外交政策を支配しているかについて、それは我々に大いに物語っている。ワシントンか北京か。怒鳴りつける以上に何かするのは、我々より、彼らにとって遙かに危険だ。」

 「一つの中国政策は有効期限を過ぎており、戦略的曖昧さから離脱する頃合いだというのが私の個人的見解だ」と台湾の蔡英文大統領との会談中、ペロシ訪問ニュースの後、トランプ政権のマーク・エスパー国防長官が述べた。

 「アメリカで[戦略的曖昧さに関して]国民的議論を始めることが重要だと私は思う。もし我々が台北で作られている大胆な決定を示すことができるなら、アメリカ人を教育するのに役立つだろう」とエスパーは補足した、この問題に関する国内プロパガンダの明らかな呼びかけだ。

 「アメリカ当局者がどこを訪問するかに関し、中国が発言権を持つべきではないと私は思う。議長が行きたいと望むなら行くべきだ」と私は思うとエスパーがCNNのNew Dayで言った。

 「ペロシ下院議長は絶対に超党派下院議員派遣団を台湾に連れて行くべきだ」と共和党のニュート・ギングリッチ元下院議長がTwitterで書いた。「私は台湾を訪問する最高位のアメリカ当局者だ。ジョン・ディンゲルと他の民主党議員はGOPメンバーに合流した。共産中国は議長訪問を命令できない!」

 「トランプが支援するアメリカ・ファースト政策研究所の会議で、ナンシー・ペロシが一斉に沸き上がる拍手喝采を受けたと知って、皆様は驚かれるだろうか?」と月曜に、ジャーナリストのマイケル・トレーシーが会議からTwitterで書いた。「それが、まさに起きたことで、ニュート・ギングリッチは彼女の台湾訪問支持を宣言した。」

 月曜に「ペロシ下院議長は台湾に行くべきで、中国共産党がそれに関してできることがないことを、バイデン大統領は、習主席にはっきり言うべきだ」と共和党のベン・ザッセ上院議員が言った。「もはや弱さや自己抑制はなしだ。これは非常に単純だ。台湾は同盟国だ、下院議長は共産中国の脅威を、にらみ倒す台湾人男女と会うべきだ。」

 現在のアメリカ政策下、台湾は実際、正式同盟国ではないが、それが、まさに、一つの中国政策と戦略的曖昧さを断念しろというこれら全ての要求が狙っているものだ。

 ペロシの台湾瀬戸際外交を阻止するため、バイデン政権が何かすれば、バイデンを習近平の操り人形と攻撃するため、GOPに武器化されると示唆しているので、ザッセ発言には特にゾッとさせられる。これはロシアに対し冷戦エスカレーションを強化するためトランプ政権に政治的圧力をかけるべく、クレムリン忠誠非難を利用して民主党が四年過ごした方法の完璧な反転で、二つの核保有国間の危険な侵略をお膳立てするのに役立つ。

 北京への忠誠へのタッカー・カールソンのような共和党スピン・ドクターによる熱狂的非難を我々は既に目にしているが、それは2020年選挙前に、バイデン大統領下で起きると私が警告したものだ。

 中国の話になると、いわゆる「ポピュリスト右翼」は、ナンシー・ペロシや、ビル・クリストルや、マックス・ブーツやジョン・ボルトンのような殺人ネオコンと足並みを揃えている。北京政権転覆に対するスティーブ・バノンの支持は、ビル・クリストルの北京政権転覆支持と区別できない。トランプ支持者が、いかなる知的正直さであれ、彼らの派閥と、ネオコンとリベラル・タカ派の、この完全な調和を取り上げるのを皆様は決して目にするまい。

 実際には、共和党は、対中国攻勢を支持する傾向があり、民主党は、対ロシア攻勢支持に傾斜する傾向があるが、彼らは、いずれも全世界支配という同じ一極主義の狙いのための同意をでっちあげているに過ぎない。彼らは対立しているふりをしているが、皆様が言説を無視し、行動に注目すれば、見えてくるのは、どんな犠牲を払っても、一極世界覇権を確保するというアメリカ帝国の長く続く狙いを推進するよう意図された着実にエスカレートする「大国の競合」だ。

 陣太鼓は、益々大きく鳴っており、それを食って生きる精神病質者は益々興奮している。この奇人が我々全員を殺す前に、この悪の帝国が、できるだけ早く、可能な限り穏やかな方法で終わるよう願おう。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/07/26/warmongering-republicans-have-throbbing-hard-ons-for-pelosis-taiwan-trip/

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 インドの放送局 題名が過激。

 Gravitas: Will China shoot down Nancy Pelosi's plane? 6:23

 耕助のブログ

No. 1515 ウクライナ危機は米国が “起こした”Tyler Durden記事翻訳

 櫻井ジャーナル

戦争犯罪行為を命令されたと証言した親衛隊の捕虜をキエフ政権がミサイルで殺害

 西谷文和路上のラジオ

  第97回 内田樹さん「旧統一教会の闇・自民党 安倍政治の闇」1:00:00

 デモクラシータイムス

「安倍一強」とはこれだったのか! 噴出する自民・統一教会汚染 WeN20220730 1:46:15

2022年7月12日 (火)

第三政党? アメリカには第二政党さえないのに

トーマス・ナップ
カウンターパンチ

2022年7月7日

 6月29日、AP通信/全国世論調査センターNORCが、自称共和党員の92%と、自称民主党員の78%を含め、85%のアメリカ人が「この国は間違った方向に向かっている。」と言っていることを見いだした。

 一方、「第三」政党に対する全国的な支持は高いままだ。去年のギャラップ調査で62%。だが民主党と共和党以外の政党は、実際多くの支持を得られる可能性はなさそうだ。

 リバタリアンやグリーンや憲法党や多数の小さな第三政党が、何十年も(禁酒党は1869年以来!)政治のぶどう園で活動してきたが「二大政党」複占粉砕からはほど遠い。

 アンドリュー・ヤンのForward党やニュージャージー穏健党を含む最近の新興政党も、同様に足踏み状態で、両党とも、自身の候補を送り込むより、うまが合う「多数党」候補者を支持する傾向が強そうに思われる。

 なぜ第三政党は躍進できないのだろう? 多々理由はあるが、それらは全て複占「大政党」が実際は独占政党である事実に帰結する。

 共和党と民主党は、実は、二つの別個の党ではない。彼らは絶えず権力のバランスを取り、有意義な競争を阻止する法の力により、不正操作された「代表民主主義」茶番で、戦利品を分け合う、長く争っている二大派閥で構成された一つの与党なのだ。

 二派閥それぞれに「確実な」地区を保存するためのゲリマンダーから、(19世紀末まで、実際、党/候補者に印刷されるか、投票者に手書きされた)投票用紙への候補者アクセスに対する強烈な掌握、新参者や反乱でなく、与党に向かう膨大な選挙運動資金の自然な傾向に至るまで、共和党/民主党単一政党は、あらゆるバナナ共和国や共産主義独裁と比べても、同じぐらい用心深く特権を守っている。

 アメリカ政治における「分極化」のあらゆる話で、単一政党独占は広大で巨大な中心を占めており、最大最有力な有権者を二派閥間で分け、それら選挙区に金品を配るのだ。

 「第三政党」関係者は、それらの大きい有権者への参入は容易にできない。「多数党」の恩恵は不十分かもしれないが、彼らは確実に入手できる。「第三政党」の関係者は、単一政党が対象にする価値がないと思うような小さい選挙区の有権者に限定される。

 最後の本当に主要なアメリカ政界再編成は、奴隷制度(同じ問題の北/南ラインに沿っての民主党分割)で団結する能力のなさのためホイッグ党が崩壊し、共和党上昇の余地を作った1850年代に行われた。そして数十年以内に、このようなことが決して再び起きないのを確実にするため、上記のように、民主党と共和党は合体した。

 いずれの単一政党派閥も自身が使うために組みこめないようなアメリカ人の圧倒的関心事の問題がないので、我々がこの独占から脱出すべく投票する可能性は高くない。アメリカが終焉する時に、それも終わるだろう。

 だからといって、第三政党が無用というわけではない。マリファナ合法化や同性結婚などの問題で見たように、単一政党が政権に留まるために取り込まなければならない問題を第三政党が提出するのだ。

 何もないよりましだと私は思う。だがさほど効果はない。幸いなことに永久に持続可能ではない。

 トーマス・L・ナップはWilliam Lloyd Garrison Center for Libertarian Advocacy Journalism(thegarrisoncenter.org)の理事長で上級ニュース解説者。彼は北中央フロリダに暮らし働いている。

記事原文のurl:https://www.counterpunch.org/2022/07/07/third-party-america-doesnt-even-have-a-second-party/

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 そして、最大属国で、圧倒的多数傀儡与党という長年の狙いが実現した。誰がトップになろうと、これで東アジアのウクライナ化確定。

 植草一秀の『知られざる真実』

立民の代表引責辞任と解体急務

 耕助のブログ Moon of Alabama記事の翻訳

No. 1500 有能な修正主義者の死

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

露がウクライナ東部ドンバス支配、これはウクライナ、露にとってどれ位の比重か、2013年統計、ウクライナのGDP中ドンバスのシェア14%、対露のGDPでドンバスのシェア2%、ウクライナの人口中ドンバスの割合7%、対ロシア人口、ドンバスの割合2%

 日刊IWJガイド

「岸田総理の演説、大いに異議あり!!/渦中の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が記者会見を開催! IWJはその全編をテキスト化!」

2022年7月11日 (月)

アメリカ民主主義救済を計画していることを明らかにしたソロス

2022年7月6日
RT

 この億万長者は、民主党の地滑り的勝利で「極右過激派」最高裁判所と、トランプを打倒することを望んでいる。

 ソロスはアメリカ民主主義救済を計画していることを明らかにした。

 5月24日、ハンガリー生まれのアメリカ人投資家で慈善家のジョージ・ソロスは、ダボスの2022年世界経済フォーラム(WEF)年次会合で、演説した。

 独立記念日に発表された論説で、アメリカ最高裁判所とドナルド・トランプの共和党は、アメリカにとって、ロシアと中国より深刻な脅威であり、ありゆる必要な手段で打倒しなければならないと民主党の巨大資金提供者ジョージ・ソロスが述べた。

 91歳のソロスは、以前も中国での政権転覆と、ロシアに対する速い勝利を主張していた。最新の論説で、彼らを「世界を独裁的な形で支配したいと望む」「抑圧的政権」だと呼んだ。だが、アメリカに対する遙かに深刻な脅威は「極右過激派に支配された現在の最高裁判所と、彼らをそこに就けたドナルド・トランプの共和党」を含む「国内の民主主義の敵」から来ると彼は論じた。

 ジョー・バイデン大統領の言葉を繰り返して、ソロスは、妊娠中絶に関しては、1973年のロー対ウェード判決を否決した先月のドブス裁定で、裁判所を非難した。彼は裁定の論理は、修正第14条で認められている他の権利「中でも、避妊や同性婚や性的少数派権利の権利」のみならず、異人種間結婚さえ危うくすると述べた。

 「裁判所は、行政府に対する正面攻撃を開始するつもりなのも明らかだ」とソロスは、環境庁の権限や銃所有権や選挙区改正に関する裁定を指摘して論じた。最近の裁判所評決における共通因子は「トランプ共和党に奨励される大義を支持し、民主党に好まれる大義を弱めたり、違法にしたりしていることだ」と彼は主張した。

さらに読む
ソロスはプーチンの敗北を要求する

 ドブス判決は「アメリカ合を抑圧的体制制度に変えることを意図して慎重に計画されたものの一環だ」とソロス書き、彼らを止める唯一の方法は「地滑りで共和党を権力の座から追放する」ことだとソロスは主張した。民主党は現在ホワイトハウスと議会両院を支配している。

 共和党は「我々の民主主義体制を、あらゆる角度から攻撃しており」最高裁判所と多くの下級裁判所の両方を「過激派裁判官」で「自分側に有利な人員で固めた」と言って党を非難し、「投票を非常に困難にし」、国レベルで「選挙制度の破壊活動をより容易にする」法律を通過させたとソロスは書いた。

 「アメリカ民主主義の存続は深刻な危険にさらされている」とし、トランプに投票をしたが、2020年の選挙には違反があったという彼の「大ウソ」を否定する一部若の共和党員を取り込むことを含め「我々はそれを防ぐため、できる限り全てのことをしなければならない」と補足してソロスは結論した。これは「アメリカ民主主義の核心である機能する二大政党で構成される政治制度の再確立」が目的だと彼は主張した。

 ハンガリー生まれの億万長者は、重要な選挙区での来る中間選挙から地方検事戦に至るまで、民主党の大義支援で何百万ドルも寄付した。

 ソーシャル・メディアでこの話を共有願いたい。

記事原文のurl:https://www.rt.com/news/558447-soros-democrats-democracy-trump/

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 リッター氏インタビュー

 Alkady Itkin氏によるインタビュー

The Truth About Russia And The Ukraine Crisis with Scott Ritter 1:02

 別のインタビュー

Scott Ritter Answers Questions From A Russian 54分

 Chris Hedges氏新記事

NATO: The Most Dangerous Military Alliance on the Planet

 傀儡政府・大本営広報部の洗脳表現ではなく「壊憲」か「改悪」と正しく表記すべき。日本を東アジアのウクライナにする宗主国の夢が実現。

 日刊IWJガイド

「安倍晋三は死して、改正憲法を残す」のか!? 参院選、自・公・維・国の改憲4党で改憲発議に必要な82議席を上回る92議席(午前5時30分現在)! 自民・茂木幹事長は「できるだけ早いタイミングで改憲発議したい」と表明! 維新・松井代表は「改憲は自民の公約。安倍元総理も望んでいた」と前のめり!

2022年5月31日 (火)

八百長ポピュリズム:言説のマトリックスの端からのメモ

2022年5月28日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 帝国がお互い対抗しているふりをする二つのオリガルヒ傀儡政党を設立しただけでなく、それら各党内に、各党の支配層と戦っているふりをする中でエセ・ポピュリズム運動を設定したのは非常に重要で、大衆はアメリカ政治で本当の発言権を持っていないのだ。

 ほとんど全ての本当の反対勢力を吸収してしまう非常に巧妙な錯覚だ。もし人が最初の八百長対決にだまされずに、ゲームが強力な権力者連中のために不正操作されていることを悟っても、彼らに反対するべく設定されたエセ・ポピュリズム運動を支持させられることになり得る。私もこの議論で両方にはめられた。しかし、しばらく彼らがすることを見て(連中が言っていることだけを聞くのとは対照的に)、彼らの実際の立場が何で、戦うか、戦うのを拒否するか見て、それが全て始期段階の八百長だとわかる。反対派は制御されていて、反対勢力に対する反対勢力もそうなのだ。

 それは夢を見ていて、自分は夢から目を覚ましているのだが、実際は、もう一つの夢の中にいるようなものだ。リベラル派-保守派の人形劇から目覚め、解決策として、偽進歩派民主党員か、アメリカを再び偉大にするでたらめ陣営に方向転換するが、あなたは依然眠っている。

 この全てはアメリカ国民が(A)破壊的な政府に投票する、あるいは(B)革命を戦う を阻止する地球規模の帝国の能力に依存しているのを皆様が想起するまでに体験すべき非常に多くの仕事のように聞こえる。それほど多くの権力がこれをする連中の能力に依存する。

 テキサスの学校の銃乱射事件以来、我々は国中が、人を救ったり、どんな危険も覚悟でやってみたりするのは、実際は警官の仕事ではないことを学ぶのを見ているが、人々が、逆のことを考えていた唯一の理由は映画とテレビ番組のためだった。

 アクション映画用のアイデア。ドウェイン・ジョンソンは攻撃的銃撃犯がいる小学校から子供を救出する必要があるが、彼はまず、彼を止めようとする警官の壁をなんとかして通り抜ける必要がある。

 アメリカが暴力と果てしないマスメディア心理作戦によって、ばらばらにならないように維持している地球規模帝国の総本山役をするのをやめることで、アメリカの銃乱射事件を終わらせることが可能だ。それは不可能ではない。困難でさえない。責任者の誰かがいつか考える選択肢でもない。

 ウクライナ戦争に関し、アメリカ無辜の小さな花だと思う人々に対して、私は堪忍袋の緒が益々切れそうだ。いかげんにしろ。ガキみたいなことをしてるんじゃねーよ!

 世界を脅かすロシアに対する代理戦争に資金供給する費用の数分の一で、ロシアと和平を結ぼうとして、この戦争の邪魔をしたら、リンチにかけると脅すネオ・ナチ民兵から、ゼレンスキーを守ることがアメリカにはできたはずだと老婆心ながら言いたい。

 ウクライナ軍が次々と大勝利を続けて、ロシア軍を破壊し、プーチンに屈辱を味あわせているという愚かな主流メデイアの物語は維持不能になった。

 

 

 別の一人は、家で安穏に座ってドリトスを食べながら、交渉による和平調停は受け入れられないと叫び、アメリカ一極覇権のため、アメリカ帝国がウクライナ人の命を愚かな代理戦争機構のギアに投げ入れるのを支援する、勇敢なソファー戦士全員に向かって叫ぶ。

 あなたがヘンリー・キッシンジャーよりタカ派なら実に極端なタカ派だ。

 ウクライナ戦争が、核によるホロコーストにエスカレートする危険について私が話をすると、そんなことになればプーチンが悪いと人々は言う。まるで、それで何か問題でなくなるかのように。それが何らかの形で、我々の指導者が我々をそういう局面に陥れるためにした全ての措置を正当化するかのように。

 チーム忠誠と党派心が自身を表現できることの中で、皆様は、これ以上愚かな考え方は思いつけないだろうと思う。「最初に核兵器を発射するのは向こう側だから、核を使った我々の瀬戸際外交は問題じゃない。

 核攻撃の応酬をロシアが始めるのは確実だというふりさえしても、その考えは、地球が震動するのを感じた時、実際あなたを慰めるだろうか? あなたは、プーチンがそれを始めたと自身に言うことで、その瞬間を呼び起こした決定について、より良く感じるだろうか? もし「それを始めた」ことが重要ではない時がくれば、相互確証破壊の「相互」と「破壊」部分が作動を開始したのが確実なことを意味するのではないだろうか? その時点で、我々の間抜けな団体競技は、声援する側も、ヤジを飛ばす側もすっかり消えてなくなるのではないだろうか?

 

 ハリウッドは、アメリカ兵や警官が実際に何をしているかに関してウソを言うのと同じように、アメリカのジャーナリストが実際に何をしているかに関してウソを言うが、それは人々の現実認識に対し、同じぐらい破壊的影響を与える。

 アメリカ帝国に疑問を呈したり、批判したりすると、人々は、クレムリンに忠誠だと言って非難するが、彼らは、声明が本当かウソかは気にせず、我々の支配者に忠誠を示すか否かを気にしているのを認めているのだ。それが連中が世界を見るレンズで、頭がおかしいに過ぎない。人がどれだけ正直かによってではなく、人がどれほど忠誠を示すように思われるかによって常に評価される時、人々が、どうして明晰な考えで、考え方や出来事について明晰な論議をすることができるだろう? それは不可能だ。

 帝国政府支持者には主張が二つある。

1.「我々の政府が嫌いな外国指導者はアドルフ・ヒトラーに等しい。」

2.「徳の高い我が政府が、その指導者に対し計画したことに反対するなら、その人はその指導者を愛し、支援することを意味する。」

 内面的平和を目指す日々の修練なしで、どうして、人々が、オリガルヒ帝国の日々の悪行に対応しつづけられるのか私は正直言って分からない。事態は実に常軌を逸しており、混乱し、益々酷くなるばかりだ。安定性を維持するためには、きちんとした自制心がなければならない。

 けものの顔をじっと見つめ続けても頭がおかしくならずにすむよう、瞑想、自己探求、ヒーリングやエネルギー修養など、なんらかの方法で、事前に胆力をつけておかなければならない。何らかの修練なしに、毎日こうした物事を見るのを私は想像できない。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/05/28/kayfabe-populism-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 『芳ちゃんのブログ』が下記記事翻訳を公開しておられる。

 The West is preparing to betray Kiev: By Victoria Nikiforova, RIA Novosti, May/27/2022

西側はキエフ政府を見限る用意をしている

 不思議なことに記事の英語原文が見つからない。ロシア語原文ならみつかるのだが。

Запад готовится предать Киев

 笙野頼子さんの本を多々拝読している。最近雑誌『群像』に作品が掲載されないので、体調不良で作品を書いておられないと思い込んでいた。

 新刊『笙野頼子発禁小説集』を拝読してびっくり。日本人作家版ジュリアン・アサンジ。不当な政策を、当たり前に批判しているがゆえに講談社から閉め出されていたのだ。講談社の本購入は控えるしかない。過激でも何でもない、ごく当然のことを言うと排除される。何か作家協会が抗議したという記事、見たことがない。菅首相による学術会議の六人の教授の不当承認拒否の場合、様々な学会から反対意見があがったのに。日本人作家全員忖度文士。

 集中連載「質屋七回、ワクチン二回」解題とその反響、受難、救い、今後 (上)

2022年5月26日 (木)

ソーシャルメディアの外には存在しない「スクアッド」

2022年5月13日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 普通のアメリカ人が自分と子供が食べるのに苦闘する中、米国下院は世界を脅かす代理戦争に400億ドルを使う法案に368-57の投票をした。「反対」57票は全て共和党員だった。一般的に「スクアッド」として知られる進歩派下院民主党議員の小派閥メンバーは全員賛成投票した

 大規模代理戦争予算法案は更に上院に送られ、そこで進歩派スーパースター、バーニー・サンダースではなく、共和党ランド・ポール自身の法案審議要求で立ち往生した。

 これは、良い億万長者や、夫婦互いに第三者と性的関係を持つのを認めるオープン・マリッジの幸せと同様、左翼民主党議員は神話だからだ。それは本物ではない。人々が自分の世界観丸ごと、ウソを基盤に築き上げられているのを認める心理的混乱を体験せずに済むよう自身に語る、心地良い、おとぎ話に過ぎない。

 

 「私は、この表現を避けてきたが「詐欺スクアッド」というのは、かなり適切な感じがする」とジャーナリストのアーロン・マテが、この下院投票についてツイートした。「軍産複合体に異議申し立てするのは左翼の基本だ。スクアッドはウクライナ代理戦争経由で、軍産複合体に更に400億ドルを与えるのに賛成投票した。だから彼女らが左翼分遣スクアッドだと主張する限り、彼女らが詐欺でないはずがあるだろうか?」

 アレクサンドリア・オカシオ=コルテス、イルハン・オマル、アヤンナ・プレスリー、ラシダ・タリーブ、コリ・ブッシュとジャマール・ボーマンで構成される下院民主党議員の徒党に関し今まで読んだ中で最良の評価はコロンビア大学のアンソニー・ゼンカスの下記見解だ。

 「スクアッドは存在しない。彼女らは進歩的法律への投票を推進したり、逆進的な法律を阻止したりするため一度も一本化して権力行使したことがない。彼女らは議事堂階段やホワイトハウス外で抗議していない。彼女らはメディア創造物で現状を乱さないブランドだ。

 その通り。「スクアッド」はメディア、特にソーシャル・メディア外では本当に存在をしていない。民主党のための美化されたオンラインPR運動で、党の長老支配指導部がTwitterやInstagramを使うには余りにもうろくしているがゆえに登場したのだ。

 実際彼女らは、議会制度がある他の国々で左翼派閥がしばしば、するように、第三政党のように一団となって進歩的政策を推進するため「女性同士の共感」とされるものを使わず、地球規模の帝国機構と歩調を合わせて行進しながら、口コミで素早く広がるTweetや、しゃれたInstagram写真を作成しているだけだ。

 しかも最近彼女らは、それさえ旨くできていない。

https://twitter.com/RepMTG/status/1524912512558407680?s=20&t=p3l-npY2ygFPhEVWu6M_1w

 アメリカ国民が請求支払い赤ん坊の粉ミルク入手で頭を悩ます中、マージョリー・テイラー・グリーンのような無能な共和党議員が恐ろしい代理戦争に金を注ぎ込むといって、スクアッド・メンバーをTwitterで批判して易々と点を稼ぐ中、スクアッドPRキャンペーンは失敗し、通常進歩派の基盤だったものを進んで極右に譲ってしまったと言って過言ではない。

 普通なら、マージョリー・テイラー・グリーンの不作法で挑戦的なTweetに対して、アレクサンドリア・オカシオ=コルテスら一派は即座に躍起になって、党派心の激しいアメリカ文化戦争狂乱の中、リツイートとして、うってつけのTwitter反撃を思いついているはずだ。だがオカシオ=コルテスは何日もTwitterに何も投稿しなかった。グリーンのせいで、きまり悪い思いをするのは、四肢まひの人に尻を蹴られるようなものだ。グリーンに左翼的言動で出し抜かれるのは、目隠しした四肢まひの人に尻を蹴られるようなものだ。

 「スクアッド」やバーニー・サンダースやロー・カンナなどの、いわゆる進歩派民主党議員は、国内、国外で人々を踏み殺している寡頭政治帝国に反対していない。彼女らはアメリカ人に、帝国に対して多少反対があるように感じさせるため存在しているのだ。彼女らは、実際は、あらゆる代償を払っても、変化を妨害するため存在しているのに、変化に向かう正しい道として民主党を合法化するために存在しているのだ。

 我々の世界を支配しているエリートは、帝国運営は、帝国が築いた国に暮らす有象無象の庶民連中の民主的な衝動にまかせるには余りに重要だと考えている。それで支配者連中は、庶民におもちやを、庶民がある程度、支配できているかのように感じさせるもの、庶民に参加しているように感じさせるものを与えるのだ。それが民主党の正体だ。あなたが弟にプラグを抜いたリモコンを与えれば、弟はあなたとビデオゲームをしようと、うるさく言うのをやめるはずだ。

 「スクアッド」は、その幻想を強化し、合法化するためにのみ存在している。結局、人々に、おそらく自分のビデオゲーム・コントローラーは接続されていると感じさせるために。ああ、私がジョイスティックを動かした時、あの男は左に動いたと思う。これはすごい、私はこのゲームが得意だ!

 アメリカに政党はなく、政党の姿を装った認識操作工作があるだけだ。人形劇で、象とロバが泥棒が戦い、観客が、どちらかを応援していると、人々のポケットから財布をすり取る。人々が自分の財布がないのに気がつき始めると、もっと大声で好きな操り人形を応援すれば、すりは止めることができると言われるのだ。

 連中の「進歩派民主党」騒ぎは、それが全てだ。アメリカ人は、11月中間選挙と2024年大統領選挙で、彼らの投票は重要で、共和党が取り仕切っていた時、事態の意味ある変化がゼロで、民主党が取り仕切っていた時も同じだったのを目にした後でさえ同じことを言われ、これは人生で最も重要な選挙だと言われるのだ。それは、人々が、より意味ある対決的な形で、圧制者に対して立ち上がらないよう、人々がコントローラーのプラグが抜かれていると悟るのを阻止するための目をそらす派手な余興に過ぎない。

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 いささか時間がたってしまった記事。

 大金や武器を流し込んだが、連中にとって情勢は芳しくないようだ。

 Paul Craig Roberts氏の最新記事。

New Developments on the Ukraine Front: A French Military Expert Explains Ukraine, a Story You Will Never Hear from the Presstitutes, and the New York Times Abandons Its Demand for Victory Over Russia

 下記は英語音声による戦況説明。宗主国は逃げ腰だという。

Andrei Martyanov: Austin about VSU, some facts from the front, larger geopolitical issues. ISR, targeting.

 横田基地から入ってくる人物を旗を振って歓迎する方々。ウクライナのネオ・ナチと相似形?

 ネオナチといえば、下記翻訳記事の写真が強烈。ご注意を。

 寺島メソッド翻訳NEWS

アゾフの司令官、処刑した野党活動家たちの陰惨な写真を自慢げに投稿

 次は日本の番。相手と時期が違うだけ。与党圧勝参院選挙で地獄への道決定。税金を搾り取られ、やがて血を搾り取られる。劣等の大往生。

 デモクラシータイムス

<「台湾関与」岸田に覚悟?>【山田厚史の週ナカ生ニュース】

 訪日理由。属国大本営広報部より宗主国大本営広報部のほうが露骨でわかりやすい。

 New York Times

Biden's Trip to Asia Biden Pledges to Defend Taiwan

 Bloomberg Opinion by Gearoid Reidy なんともあけすけ。読みながら怒りがこみ上げる。属国新聞も翻訳掲載すべき。

Joe Biden May Just Provide the Push Japan Needs

 今朝の孫崎享氏のメルマガ題名

中国研究所主催、日・中・露オンライン対話。ここでの中国側発言①(「一つの中国は国際的に合意してきたもの。これに反し」台湾独立に動くなら中国は許さない、②外国が台湾独立に関与するなら許さない、⓷もし独立というレッドラインを超えるなら結果甚大

 日刊IWJガイド 今夜の地域専門家インタビューも見逃せない。

「侵攻から3ヶ月、対露制裁が及ぼす影響は? 本日夜7時~岩上安身によるロシアNIS経済研究所 所長・服部倫卓氏インタビューを中継します」

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