二大政党という虚構・選挙制度

2024年2月14日 (水)

認知症患者が大統領になるのは大統領が誰だろうと関係ないためだ

ケイトリン・ジョンストン
2024年2月9日

 この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

 つまり、長い間「吃音」だとバイデン支持者が否定してきた認知症症状は、実際まさにそのように見えるものであることが判明したのだ。

 機密文書の不適切な取り扱いでジョー・バイデンを調査すべく任命された特別検察官は、捜査官たちが「副大統領退任後、民間人だった時にバイデン大統領が機密資料を故意に保持し、開示した証拠を発見した」と報告しているが「この件について刑事責任を問われることはない」と結論付けている。

 これは普通なら、この政権と支持者の安堵のため息の原因になるだろうが、この結論になった理由の一つは、大統領が年を取って、ぼけたことだ。

 メリック・ガーランド司法長官に宛てた書簡で「また裁判で、我々が面接した時のように、陪審員に同情を引き起こす、善意の記憶力の乏しい老人としてバイデンが出廷する可能性が高いと考える」とロバート・ハー特別検察官は述べ「録音された2017年のゴーストライターとのインタビューの際も、2023年の当事務所とのインタビューでも、そして我々の調査への彼の協力でもバイデンの記憶は著しく限られていた。...法律が要求する通り、故意に行動したのではなく、つまり法律を破る意図を持って行動したのではなく、無辜の間違いを犯したと一部の陪審員を納得させるだろう」と述べている。

 インタビューでバイデンは副大統領としての任期年数や息子のボーがいつ亡くなったかといった基本的なことすら思い出せなかったとハーは報告している。また前述の2017年のインタビューと昨年の大統領インタビューの間でバイデンの記憶力は悪化したとハーは書いている。

 要するに大統領の頭脳は機能していないのだ。駄目になったのだ。「自由世界の指導者」は頭脳が錆びついたのだ。まるで穴だらけのスイス・チーズのように。

 しかも確実に悪化している。自分の脳が正常に機能していると世界を安心させるつもりだった記者会見で、バイデン大統領はエジプト大統領をメキシコ大統領と呼び、息子が持っているロザリオをどこから手に入れたか思い出し損ね、演説途中で固まってしまった。今週、死んだヨーロッパ指導者たちを、まだ大統領の座にいるとバイデンは一度ならず二度も誤って言及した。

 誰がアメリカ大統領かは重要だという妄想に皆様がまだ苦しんでいるなら、実際文字通りの認知症患者が、その職に就いて三年もたっている事実が、その考えをきっぱり払拭するはずだ。采配を振るっているはずの人物が神経学的退化の自由落下状態にある事実に全く妨げられることなく、バイデンが大統領に就任する前と全く同じやり方でアメリカ帝国は進んでいる。

 文字通り誰でもその職に就くことが可能で、アメリカ帝国の運営方法に何の影響ももたらさないはずだ。昏睡状態の患者さえ大統領になり得るる。カラマタ・オリーブの瓶さえ大統領になるかも知れない。自分の国と世界に前向きな変化をもたらせると信じてアメリカ人が選挙する地位は、名目上の人物に過ぎないのだ

 これは、例えばガザでの活発な大量虐殺支持など、政府行動の特定側面を変えたいと思っているアメリカ人にとっては、ちょっとした問題だ。責任者と言われる人が実はそうではない場合、一体誰の良心に訴えれば良いのだろう。実際に采配を振るう連中が投票用紙に載っていないのに、一体誰に投票するのだろう?

 アメリカ大統領が痴呆を患っている事実は、帝国の機能が有権者の手に委ねるには余りに重要だという不愉快な真実を暴露している。年々、アメリカ政府の行動には、有権者が発言権を持つには余りに大きな権力が乗っているのだ。

 アメリカ合州国を中心とする地球規模の権力構造は、公式に選出された政府に運営されているのではなく、各政権に出入りし、政府機関や政府に隣接する機関で安定した存在感を維持している選挙で選ばれない帝国管理者に運営されているのだ。これらの帝国支配者連中は、大企業権力と同盟を結び、宣言せずにアメリカ帝国のメンバーとして機能する多くの国々や手先やパートナーと協力関係を築いている。

 つまり、選挙で、アメリカ人がこの混乱から抜け出す方法は実際ないのだ。大量虐殺、軍国主義、経済的不公正、権威主義、あるいはアメリカに中央集権した権力構造にとって、他のいかなる重要な構成要素にも問題があれば、公式の選挙制度を通じて、これらの事柄にいかなる影響を与えることも決して許されない。欧米「民主主義」における投票は、車の運転中、おもちゃのハンドルで幼児を遊ばせて参加しているように感じさせるのと同様、制御しているという錯覚を国民に与えるため行われているのだ。

 だからといって、この混乱から抜け出す方法がないということではなく、選挙でこの混乱から抜け出す方法はないということなのだ。パレスチナを支持する活動家たちが、イスラエル武器商人の活動に重大な障害を投げつけているのを既に我々は目にしており、ガザで起きていることについて一般の人々を教育し知らせようとする動きは、イスラエルが言説支配力をひどく失い、今や絶望的なオンライン影響工作に頼る原因になっている。このような措置は、帝国の権力構造を終わらせるため全面的に実施可能だ。本当の変革を強制するために我々の人数の力を使って、一旦十分な数の人々が帝国に反旗を翻し始めれば、不可能から可能へ、更には必然へと急速に移行するだろう。

 しかし我々はまず選挙制度に全ての希望を託すのをやめなければならない。魂の抜けたどの帝国管理者が恒久的な帝国機構の受付窓口の公式臨時名目上の人物になるべきかという空虚な人形劇に、四年ごとにアメリカ人の関心が吸い込まれるのを目にしている。しかし、仲間の人間を目覚めさせ、本当の変化を強制し始める本当のプロジェクトから、この見せかけの儀式で気をそらされないようお願いする。

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 画像はGage Skidmoreより (CC BY-SA 2.0)

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/02/09/a-dementia-patient-can-be-president-because-it-doesnt-matter-who-the-president-is/

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 タッカー・カールソン、モスクワ地下鉄大絶賛。アメリカの鉄道、地下鉄と比べれば当然。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

岸田政権は在職日数が戦後10位と高位に。今、裏金問題、巨額の「政策活動費」問題(二階氏が47億円)、松野元官房長官が離任直前官房機密費5千万円使用、盛山文科相が旧統一教会団体から推薦状をもら「政策協定」、どれも自ら責任とる動きはない。どこまでも堕落していく

 日刊IWJガイド

「老化か、認知症か? 訴追されないほどのバイデン大統領の記憶力の問題! 報道官は、核コードを任せられるのかの記者質問に驚きの回答!」

※バイデン氏、機密文書持ち出しで訴追されず 検察報告書は記憶の衰え指摘(BBC NEWS JAPAN、2024年2月9日)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cyr4e65k825o

 8日に発表した報告書で、ハー特別検察官は、この機密文書が最高機密の「トップ・シークレット」に指定されたもので、アフガニスタンにおける軍事・外交政策に関するものだったことを初めて明らかにしました。

 これほど重要な国家機密文書を不当に取り扱ったバイデン大統領を、なぜ、ハー特別検察官は、不起訴にしたのでしょうか。

2024年2月 7日 (水)

民主党は認知症になった大量虐殺戦争尻軽女

 民主党大統領が、再選の年に大量虐殺に関与していることは、私が覚えている他の何よりも、この戦争挑発資本主義政党の堕落を、はっきり浮き彫りにしている。

ケイトリン・ジョンストン
2024年2月2日

 この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

 先週末米軍兵士三人を殺害した無人機攻撃への報復として、バイデン大統領は中東で新たな数週間にわたる爆撃作戦を開始する準備をしていると報じられている。これら攻撃にはイランの標的も含まれると予想されており、無人機攻撃の背後にイランがいたという証拠は皆無だとペンタゴンが公に認めているにもかかわらず、イランとの全面戦争という悪夢のシナリオを誘惑している。

 Antiwarのデイヴ・デキャンプは次のように説明している

 ヨルダン北東部でアメリカ兵三人を殺害した無人機攻撃への報復として、アメリカは中東で数週間にわたる爆撃作戦を開始する計画だとアメリカ当局者がNBCニュースに語った

 「標的にはイラン国外のイランの標的が含まれると予想されており、この作戦には攻撃とサイバー作戦が含まれると当局者は述べた。他の報道によると、アメリカはイラクとシリアにいるイラン人やイラン海軍を標的にすることを検討しているという。

 「標的の可能性になるものはイラン国内ではないが、イラン軍に対する直接攻撃は、アメリカ・イラン間の全面戦争を引き起こしかねない。ヨルダンでのドローン攻撃にイランが直接関与した証拠がないのをペンタゴンが認めているにもかかわらず、アメリカはこの路線で進むことを考えている。」

 いかなる理由であれ、イラン・イスラム共和国自身やイランの「国益や国民に対する」あらゆるアメリカ攻撃に対し「断固として対応する」とイランは威嚇している

 だから、これは新たなイエメン爆撃作戦を繰り広げ、飢えたパレスチナ人が今や必死に生きる試みで草を食べ汚れた水を飲んでいるガザでの大量虐殺を支援する信じがたいほど野蛮な現職アメリカ大統領の戦争挑発政策による中東における更なる劇的エスカレーションに見える。インターセプトが入手したメモによると、イスラエルのガザ攻撃に参戦する可能性があるとしてアメリカ軍が待機させられている。

 この殺意の真っ只中、この血に飢えた食屍鬼大統領のツイッター・アカウントは、セサミストリートのエルモの姿で、人が想像可能な最もディストピア的なことに関し、感情的幸福の重要性に関する可愛らしいツイートを投稿している。

 雲を吹き飛ばして、快晴の日にするのは容易なことではないのを私は知っている。

 「我々の友人エルモは正しい。私たちは互いに寄り添い、困っている隣人に助けを差し伸べ、必要な時には助けを求めなければならない」

 とても困難なことだが、あなたは決して孤独ではない。

 — バイデン大統領 (@POTUS) January 31, 2024

 長年民主党党首を務めたナンシー・ペロシは、さらに奇怪な振る舞いをしている。この元下院議長はガザでの停戦を提唱する人々は「プーチンのメッセージ」を広めていると先週日曜に述べ、パレスチナ支持デモの一部はロシアに支援されており、FBIが捜査するべきだと全く根拠がないと主張した。

 反戦活動団体「コード・ピンク」が翌日に投稿した動画には、バイデンのガザ大虐殺に反対する抗議行動参加者に「本部のある中国に帰れ」とペロシが諭す様子が映っている。ペロシの狂気じみた非難は、恐らくコード・ピンクと中国政府とのつながりなど実際存在しないことを全く示さず、低俗なほのめかしを使い偽って示唆したニューヨーク・タイムズ中傷記事への言及だが、中傷記事でさえ、コード・ピンクは中国に本社があるとは全く主張していない。

 停戦を主張するのを避けようと、バーニー・サンダースのような人気政治家があちこち飛び回り、ガザでのバイデンの行動にもかかわらず、バイデンを全面的に支持するとアレクサンドリア・オカシオ・コルテスが言い、大統領がジェノサイドを支持しているかどうか答えるのを断固拒否したりで、民主党「進歩派」もさほど良くはない。

 再選の年に、民主党大統領が大量虐殺に関与していることは、私が覚えている他の何より、この戦争挑発資本主義政党の堕落を、はっきり浮き彫りにしている。共和党の最悪な衝動である無謀な殺人行為やファシズムに反対する責任ある人道主義者だと民主党員は自らを装っているが、ここでは専制極右政権の人種差別主義者の熱狂状態により引き起こされた大規模残虐行為を正当化するため露骨に躍起になっている。

 現実には、民主党は、共和党同様、残忍なアメリカ帝国権益を推進するために存在している。時々ボクシングで左ジャブと右クロスが違う方法で使われるのと同様、彼らは異なる方法で帝国権益を推進しているのかも知れない。だがボクサーがジャブとクロスを一緒に使ってKOパンチを打つのと同様、帝国は民主党と共和党を連携させて、毎年各政権に、人の体を踏みにじりさせながら帝国戦争マシーンを前進させ続けているのだ。

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 画像はウィキメディア・コモンズより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/02/02/democrats-are-demented-genocidal-war-sluts/

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 Judging Freedom スコット・リッター、ゼレンスキーはピノキオ。

Scott Ritter: Unseen Power Struggles in the Middle East 32:30

 東京新聞 朝刊

こちら特報部

袴田さん、大河原化工機 両事件
50年離れた「冤罪」の共通点

 宗主国最新のお笑い

バイデン氏が仏大統領間違う

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

23年の実質賃金2.5%減、2年連続減 90年以降で最低水準(日経)、消費支出、23年の月平均2.6%減 物価高で3年ぶり下落(日経)「食料」は2.2%減。「教育」は9.8%減。 OECD予測、世界経済2.9%、米国2.1%、ユーロ圏0.6%、中国4.7%、日本1.0%

 日刊IWJガイド

「スコット・リッター氏、ザルジニー総司令官がウクライナ最大のネオナチ組織『右派セクター』と手を結んだことで軍事政権への懸念を表明!」

はじめに~ウクライナのゼレンスキー大統領がイタリアメディアに「ザルジニー総司令官の解任だけでなく、多くの国家指導者の交代を考えている」と明言! ゼレンスキー氏は独裁へ!? 元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会主任査察官のスコット・リッター氏は、辞任拒否が伝えられるザルジニー氏がウクライナ最大のネオナチ『右派セクター』と公然と手を結んだことを指摘し「文民統制政府が崩壊し、軍事政権に取って代わられる可能性がある」「民主的に選出された指導者が、ネオナチ集団の影響下で活動している厳しい現実を露呈した」と懸念を表明!

この2月こそは、ご寄付・カンパの月間目標額の400万円に届きますよう、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます! 1月は31日間で、154件、192万5400円のご寄付をいただきました。この金額は月間目標額400万円の48%にとどまります! IWJは独立メディアとして、市民の皆さまに真実を伝え続けていきますが、そのためには、皆さまのご支持とご支援が何よりも必要です! 2月こそ月間目標額400万円に届きますように、どうぞよろしくお願い申し上げます!

【本日のニュースの連撃! 4連弾!】

【第1弾! 米国に再び内乱の危機が迫る!? テキサス州と連邦政府がメキシコ不法移民の流入問題で対立!】(『米共和党知事連合』、2024年1月25日)

【第2弾! ウクライナ軍捕虜65人を乗せたロシア軍輸送機を撃墜したのはウクライナ軍の「パトリオット」だったと、フランス軍が結論づけ!】別の西側当局者も「ウクライナから発射のミサイルで撃墜」と断定!! ウクライナ側はいまだ遺体の引き渡しを要請せず!(『AP』、2024年2月3日)

【第3弾! プーチン大統領、ドネツクの救急隊員を意図的に攻撃したウクライナ軍を「テロ組織」と断定!】ウクライナ軍の手口が、イスラエル軍とそっくりに!さらにロシア軍撤退後、ハリコフの住民を虐殺したウクライナのネオナチを、プーチン大統領は「クズ」と非難!(『RT』、2024年2月2日)

【第4弾! 鬼畜!! ウクライナのどこが「民主主義」国家なのか! ウクライナ軍が、ロシア統治下にあるルガンスク人民共和国リシチャンスク市のパン屋を襲撃! 子連れの妊婦を含む28人が死亡! 10人が負傷!】(『スプートニク日本』2024年2月4日ほか)

2023年9月17日 (日)

トランプが再選されてもアメリカ外交政策が変わるとはプーチンは考えていない(そして彼はおそらく正しい)

トランプは再選されたらウクライナ戦争を一日で終わらせられるという主張で選挙運動を行っているが、それが真実だと信じる実際の根拠はない。

ケイトリン・ジョンストン
2023年9月13日

 この英語記事の朗読を聞く(Tim Foleyによる朗読)。

 火曜の東方経済フォーラムで、ドナルド・トランプ前大統領が来年再選された場合も、アメリカの対ロシア政策に意味ある変化は期待しないとウラジーミル・プーチンは述べた。

 TASSは、ロシア大統領発言について次のように報じている

 「誰が大統領に選出されても、アメリカの対ロシア外交政策に根本的変化はないと思う」とプーチンは述べた。「[ドナルド]トランプ氏(元大統領で共和党候補-TASS)は、ウクライナ危機を含む深刻な問題を数日で解決すると言っている。それにもかかわらず、大統領時代には彼もロシアに制裁を課した」とプーチンは回想した。

 ロシア大統領によれば、アメリカは「ロシアを恒久的競争相手、あるいは敵とさえ見ており、これを普通のアメリカ人の頭にたたき込みました」。「現在の当局は、アメリカ社会を反ロシア気分と精神に変えてしまいました。それが全てです。彼らはそうしたので、今さら、何とかして、この船を反対方向に向けるのは非常に困難でしょう」とプーチンは述べた。

 プーチンがそのような発言をしたのはこれが初めてではない。大統領在職中に経験した4人のアメリカ大統領の政権で一体何が変わったのか、トランプ大統領時代のインタビューでオリバー・ストーンが質問した際、プーチンは次のように答えた。「あなた方の官僚機構は非常に強力で、世界を支配しているのはその官僚機構です。」

 そして彼は正しい。ブッシュからオバマ、トランプ、バイデンに至るまで、一貫したエスカレーションのパターンがあり、それは今や、いつでも核戦争になりかねない、欧米の行動によって引き起こされた恐ろしい代理戦争で最高潮に達している。再選されたらウクライナ戦争を一日で終わらせられるという主張でトランプは選挙運動をしているが、それが真実だと信じる実際の理由はない。

 それぞれの政治的思惑への影響のため、アメリカ二大政党のどちらも、この事実を認めたがらないが、具体的政策決定の観点から、実際トランプは任期中、複数の面でロシアに対する冷戦攻撃強化に費やした猛烈な対ロシア・タカ派として支配した。確実に彼は、他のどの大統領連中同様、ウクライナでの戦争への道を開く上で多くの役割を果たした。結局最初にアメリカ兵器をウクライナに注ぎ始め、挑発を恐れてオバマが実際抵抗していた煽動的な動きを始めたのもトランプだった。

 トランプがクレムリンの秘密工作員だったという主張は、常にジャーナリズムの大規模な不正行為と、アメリカ諜報カルテルの介入のおかげで可能になったばかげた陰謀論で、考えられるほとんど全ての角度から暴かれ信用を失墜させてきた。だが、その主張が間違っているという最も強力な証拠は、大統領在任中、制裁や条約破棄や、積極的な核態勢見直しや、ノルドストリーム2を閉鎖する取り組みや、シリアを占領し繰り返し爆撃し、ウクライナを武装させるなどの行動でロシア権益を直接攻撃するのにトランプが費やした事実だ。

 トランプ擁護派は、ロシアゲート物語により政治的圧力をかけられたため、トランプはこれらをしただけだと主張するだろうし、それは本当かもしれないが、圧力をかけられたのでロシアに対して攻撃的に行動する大統領と、自身が望むのでロシアに対して攻撃的に行動する大統領の機能的な違いは何だろう? 実際の動作に違いはない。トランプがロシアに対する核の瀬戸際政策を強化しているなら、彼の感情が内部で密かにそれについてどう感じているかは問題ではない。重要なのはそれが起きているということだ。そして帝国の経営者が、かつてトランプに対ロシア・タカ派として行動するよう圧力をかけることができたなら、連中が再びそれをできないと考える理由はない。

 全てのアメリカ大統領について最も重要なのは、彼らの違いではなく類似点だ。本当の問題は、軍隊や、軍需機械や、資源や、お金の動きを毎年見ているだけでは、ある大統領の任期がいつ終わり、別の大統領の任期がいつが始まったのか、彼らがどの政党に属しているのか、彼らの選挙綱領が何だったかを知れないことだ。アメリカ人が誰を受付窓口の顔に選ぼうとも、全く妨げられることなく帝国は行進し続ける

 官僚機構は非常に強力で、世界を支配しているのはその官僚機構なのだ。

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 画像はkremlin.ruより (CC BY 4.0)

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2023/09/13/putin-doesnt-think-us-foreign-policy-will-change-if-trump-is-re-elected-and-hes-probably-right/

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 Alex Christoforou 冒頭、習近平主席は独裁者だというアナレーナ・ベアボック批判。まともな東欧諸国は、ウクライナ小麦による価格破壊に反対。

Annalena, Xi dictator. Orban, EU grain deal lie. US 100K ammo/month. Obama wants to help Libya.

 ウクライナの小麦については四月のスプートニクにも関連記事がある。

ウクライナの農産物が東欧で大安売り、価格破壊引き起こす=仏紙

 ダグラス・マクレガー氏、二大政党制に対する政治改革運動を本格的に開始。自身は決して選挙に出て政治家になるつもりはないという。ドイツやフランス政治について、彼は再三、現政権は崩壊すると主張している。

Col Douglas Macgregor: The Russian Military Escalation Began 35:55

 クリス・ヘッジズ氏新記事もアメリカの偽善曝露。「人道的帝国主義がリビアの悪夢を生んだ。」

Humanitarian Imperialism Created the Libyan Nightmare

 オバマとヒラリー・クリントン洪水被害リビアに寄付するという。厚顔無恥。
 彼等がカダフィを殺しリビアを破壊しなければ災害は起きなかった可能性大なのに。
 ヒラリーはリビア崩壊直後入国して言った迷言「来た、見た、死んだ」で悪名高い。
 二人とも羊の皮を被った狼。価値観外交などあるものか。

 耕助のブログ

No. 1916 日本の、非常識で不道徳で違法な放射性廃水の海洋投棄

 植草一秀の『知られざる真実』

国と裁判官がグルという現実

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

読み人しらず「覇権のための統合か日本のための統合か」「日米統合」「民主主義VS専制主義」と規定し「民主主義陣営」の国々の米国の下への統合を要求。より切実なのは、日本が「米中新冷戦」の最前線に立たされ、「東のウクライナ」、対中代理戦争国家に位置付けられている

 日刊IWJガイド

はじめに~岩上安身の魂の言葉に耳を傾けてください!「難病の娘を守るため、破産することはできません。赤字が解消できなければ第14期途中でIWJを清算します!「去年、本当に僕も甘かったかもしれないけれども、2000万の赤字になってしまって、これがもう一回あったら、今年で終わり、あるいは今年の途中で、終わりにしなきゃいけないと思っています」「もう今年の半年が勝負です」「そこで(寄付が)集まらなかったり、支出が削れなかったら、そこで一つ答えを出します」「とにかくIWJがお終いになるというところまでが見えましたから、ここから先サバイバルしますから、ご協力をお願いいたします」!

2023年8月23日 (水)

問題は決してアメリカ大統領ではなく、アメリカ帝国だ

 大統領は作戦の顔に過ぎず、アメリカ政府が有権者の意志に対応しているという幻想を作り出すため連中が数年ごとに変更するドアに付ける名だ。

ケイトリン・ジョンストン
2023年8月10日

 この記事の英語朗読を聞く(Tim Foleyによる朗読)

 我々は常にアメリカ大統領について話す。オバマはこれをした、トランプはそれをした、何たらかんたら。しかし実際は大統領がそのようなことをすることは決してなく、帝国がしているのだ。大統領は作戦の顔に過ぎず、アメリカ政府が有権者の意志に対応しているという幻想を作り出すため、連中が数年ごとに変更するドアに付ける名前だ。

 実際、世界中のアメリカの権力構造の生データ(兵器の行き先、資源の行き先、金はどこに行き、どこに行かないのか、外交官はどこに行き、どこに行かないかなど)だけ見れば、ホワイトハウスの所有者が何時変わるのか毎年知ることができる。生データからは、現在の大統領がどの政党に属しているのか、どのような綱領で選挙運動をしたのか知ることはできず、彼が他の政党の誰かにいつ別の綱領で置き換えられたか知ることはできない。帝国の生データは、意味ある中断なしに、基本的に同じように動き続けるのだ。

 だから「オバマがこれをした」とか「トランプがそれをした」とか言うのは実際は真実ではない。実際、彼らはカダフィを殺したり、アジアへの基軸移行を始めたり、ベネズエラを制裁したり、ウクライナに武器を与えたりする際、たまたま、その作戦に参加していた顔にすぎないのだ。彼らは自分が最良政策と考えるものに基づいて様々な方向に米国政府を導く指導者ではなく、その瞬間に集めることが可能なあらゆる正当化や党派的影響力を使用して、帝国のあらゆるニーズに毎日対応する帝国経営者なのだ。

 そして、そのようなもののどれにもアメリカ人は投票できない。彼らは、地球規模の帝国のニーズを推進するために何をしなければならないか や、そもそも地球規模の帝国が存在すべきかどうかについて投票できない。帝国の行動は決して投票用紙に載っていない。投票用紙に載っているのは、大統領が中絶に反対する最高裁判所裁判官を任命するか、銃規制を支持するかなど帝国運営に干渉する可能性がない問題だけだ。そして投票する大衆は、これら問題のできるだけ多くについて継続的に50/50の比率で維持され、双方全力で綱引きをして、彼らが見上げて、政府の本当の大規模行動が綱引き前後の小さな利益や損失に全く影響を受けないことに気付かないようにしているのだ。

 実際「オバマがこれをした」やら「トランプがそれをした」という観点から大統領について話す唯一の理由は、この点を強調するのが狙いだ。オバマが前任者の全ての最も悪質な政策を継続し拡大し、トランプが彼の全ての最も悪性の政策を継続し拡大した事実を強調することだ。バイデン下で事態が良くなるか、トランプ下で悪化するか、オバマが進歩的だったか、トランプが和平工作者だったかに関する、あらゆる愚かな党派言説を混乱させるのだ。

 所属政党や綱領に関係なく、各政権下で起きた恐ろしいことを指摘すれば、政府の行動をアメリカ人が投票で制御しているという幻想は摩滅できる。この意味で、皆様は幻想を使って幻想と戦うことが可能だ。大統領と選挙政治に対する人々の強い関心を利用して、それら全てが、機械の内部の仕組みから大衆の目を遠ざけるよう設計された演技だという洞察を人々にもたらすのだ。

 そこで本当の変化の可能性が開かれる。そもそも投票したことのない問題から、投票で抜け出せるとアメリカ人が納得させられている時間が長ければ長いほど、実際の物質的手段によって実際の物質的変化を強制するため、有権者の人数の力を利用するのを思いとどまらせることができるのだ。

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画像はアドビ・ストックから。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2023/08/10/its-never-about-the-us-president-its-about-the-us-empire/

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 タッカー・カールソンによるダグラス・マグレガー・インタビュー 日本マスコミは決して報じない話題。

Episode18 Tucker Carlson with Douglas Macgregor 47:30

 耕助のブログ Pepe Escobar記事翻訳   何年も前に観光した懐かしい都市を思い出す。

No. 1890 ブハラからBRICSへ

 デモクラシータイムス

戦争が廊下の奥に立っている 日米、迎撃ミサイル開発へ WeN20230819 1:50:35

ストップ・ザ・万博カジノ【山岡淳一郎の日本の崖っぷち】 1:16:42

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

CNN「中国経済は苦境に陥っている。何が問題だったのか」の標題で報道。不動産分野、地方財政の負債、長期的には少子。複数の大手投資銀行が中国経済成長率の見通しを5%未満に引き下げた事を指摘。→5%にダウンと悲観論。だが西側の成長率はどれ位?

 ロシア・メディアRTの 2023年8月21日記事見出し、下記IWJ ニュース第1弾も引用!

 ドイツ人の70%が新首相を望んでいる 世論調査

 INSA/Bild調査によると、信号機連合の実績が前政権よりも優れていると考えているのはわずか15%だ。

 世論調査機関INSAがビルト紙のために実施した新しい調査によると、ドイツ有権者の3分の2以上がオラフ・ショルツ首相の仕事に不満を持っている。

彼のウクライナ政策批判者に対し、地獄から来た堕天使とショルツ

 日刊IWJガイド

「『ウクライナは勝てない』が米議会の共通認識に! 熱狂的なウクライナ支持者アンディ・ハリス下院議員も『もう勝てるとは思えない』と断言!」

はじめに~「ウクライナは勝てない」が米議会で共通認識となりつつある! 熱狂的なウクライナ支持者、アンディ・ハリス下院議員(共和党、メリーランド州選出)すら、15日夜のタウンミーティングで、「単刀直入に言えば、(ウクライナの反攻は)失敗した」「もう勝てるとは思えない」と断言! 上下両院における議会ウクライナ議員連盟の民主党議員の数は70%! ウクライナとの利権的つながりが大きい民主党でもこの認識! にもかかわらず日本国内にあふれ返るウクライナ勝利の可能性、ロシアの分裂・敗退必死といったデマ記事・番組・配信の数々!!

【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

【第1弾 ドイツのショルツ首相が演説中に聴衆から「戦争屋」と罵声を浴びせられ、「ウクライナへの武器供与の停止を要求しているのは、平和ハト派ではなく『地獄から来た堕天使たち』だ」と反論!】ドイツのショルツ首相が演説中に聴衆から「戦争屋」と罵声を浴びせられ、批判者を「極右ポピュリスト」と決めつけ、「ウクライナへの武器供与の停止を要求しているのは、平和ハト派ではなく『地獄から来た堕天使たち』だ」と、「神学的」な反論! しかし世論調査では70%がショルツ首相に不満! 64%が政権交代を希望! ノルドストリーム爆破をひそかに知っていてドイツ国民に黙っていた疑惑は!?(『RT』、2023年8月21日)

2023年8月13日 (日)

寄付者に依存する選挙制度は公平ではない

2023年8月8日
Moon of Alabama

 「民主主義は暗闇の中で死ぬ」とはワシントン・ポストのロゴ下のモットーだ。

 だが、その下の見出しや記事が、アメリカで「民主主義」として売り込まれているものは、人々が一般的に民主主義制度と認めるものではないことを示している。


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 ペンスは寄付者の閾値に達すれば、共和党大統領討論会参加資格を得られる

 選挙が平等、自由で公正に基づいているなら、なぜ選挙討論に参加するため「寄付者の閾値」があるのだろう?

 今月ミルウォーキーで開催される共和党の最初の大統領選挙討論会参加資格を得るのに十分な寄付者をマイク・ペンスは引き付けたと、この問題に詳しい人物が述べて、元副大統領は要件を満たせないかもしれないという憶測を終わらせた。

 共和党全国委員会(RNC)は、候補者が40,000人の寄付者を引き付けることを要求しており、いくつかの基準の中で、20以上の州または準州からそれぞれ少なくとも20人の個人寄付者が必要だ。大統領候補として勢いを増すのに苦労しているペンスは、8月23日の討論会前にその閾値を超えられないリスクがあった。

 しかし、公開されていない情報を共有するため匿名を条件に語った人によると、先週のドナルド・トランプ前大統領に対する最新の起訴以来、彼の寄付者は増加した。トランプはペンスに選挙結果に干渉するよう圧力をかけることで2020年の選挙を覆そうとしたと起訴状は主張している。

 結構。それは少なくとも(もっぱら)候補者が引き付ける可能性がある寄付金額に基づいているのではなく、寄付者の数と特定の地理的分布に基づいている。だが、そのどちらも正当化できないと私は思う。

 そもそも、なぜ寄付者が必要なのだろう? 候補者が獲得する票数に基づく州の資金提供制度は一般的により公正だ。

 選挙前のプロセスで、寄付の代わりに有権者署名の数が十分だと計算する制度も、より良い解決策になるはずだ。すると候補者は寄付を引き付けるためだけに「減税」やその他の景品の類いを約束するのでなく、本当の政治的議論をしなければならないはずだ。

 多数の有権者がいる大きな州に大きな本拠地を持つ候補者にとって、州外からの寄付要件は不公平だ。

 共和党が使用している方法も、操作に対して非常に脆弱だ。

 トランプやデサンティスなどの最有力候補は簡単に全国討論会参加資格を得るように見えるが、人気のない候補者は十分な寄付者を獲得するための策略に頼る。

 ノースダコタ州知事ダグ・バーガムは選挙運動に20ドル寄付した最初の50,000人に1ドルの商品券を提供した。またマイアミ市長フランシス・スアレスはサッカースター、リオネル・メッシのインテル・マイアミでのデビュー戦切符が当たる籤に参加する機会を提供した。

 候補者たちは、より少ない金を引き付けるため自分や大口寄付者の金を費やしているのだ。これはテレビの討論の一部にすぎない。

 全く筋が通らない。

 そもそも民主主義は存在しないので、そのような制度で死ぬことはあり得ない。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/08/a-donor-based-election-system-can-not-be-fair.html

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 ハワイ、仕事で数日行ったのみ。大火事が早く収まるよう願うばかり。

 アメリカ・メディア、とうとうウクライナの現状について事実を報じ始めた。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

ロシア、GDP4.9%成長 4~6月、5四半期ぶり増(共同)。西側諸国は対経済制裁で露経済の崩壊を意図し経済制裁を課した。ロシア銀行、2026年までの見通し — 原油価格下落にもかかわらず緩やかなGDP成長、2026年までに1.5~2.5%のGDP成長率、長期5.5~6.5%目標

 日刊IWJガイド

「バイデンの汚職がウクライナの破滅を招いた! 元ウクライナ政府高官『2016年米大統領選挙でトランプ陣営の「汚職」をでっちあげた』!」

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! ウクライナ、ロシア軍が占領地域の北方のハリコフ地域に進軍しているとの報告を受け、同地域近郊の主要都市に避難命令!】ウクライナ当局は、ロシアのドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国に隣接するハリコフ州の一部で強制避難を発表! この命令は、モスクワの国防省が同地域で部隊が前進したと発表した後に出された(『RT』、2023年8月10日)。

■【第2弾! 西側メディアが変調!?『ワシントン・ポスト』が「反攻が鈍化してウクライナは暗いムードに」「この国は疲弊している」と報じる】(『ワシントン・ポスト』、2023年8月10日)

2023年8月 3日 (木)

帝国の顔面にパンチ:物語のマトリックスの端からのメモ

 この記事の英語朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

言論は暴力で、クラスター爆弾は平和だ。ホームレスと戦争は正常で、核ハルマゲドンに反対するのは反逆罪だ。私たちの脳がロシアの光線銃によってスクランブルされていると信じるなら、あなたは真面目な人で、あなたが懐疑的なら、奇抜な陰謀論者だ。

ケイトリン・ジョンストン
2023年7月21日

 言論は暴力で、クラスター爆弾は平和だ。ホームレスと戦争は正常で、核ハルマゲドンに反対するのは反逆罪だ。私たちの脳がロシアの光線銃によってスクランブルされていると信じるなら、あなたは真面目な人で、UFOに懐疑的なら、奇抜な陰謀論者だ。

 UFOとエイリアンについて語るアメリカ当局者は特に新冷戦や宇宙を軍事化する競争の初期段階で、人々をUFOとエイリアンに対し、より懐疑的にするはずだ。彼らがずっとUFOについてウソをついていたのなら、彼らがウソをつき続ける十分な理由が突然なくなったという考えの根拠はない。

 私は、地球外生命体や異世界の乗り物が空を駆け巡る可能性を100%受け入れる。私が受け入れないのは、地球上最も堕落した機関が良心から、またはUFO開示活動家に「圧力をかけられた」ため、これらについて真実を我々に話すと突然心を開いたという主張だ。

 イスラエルが民族主義アパルトヘイト国家なのは自明で、物議を醸すのは言うまでもなく、言う必要さえない。イスラエルの政府、法律、階層システムを客観的に見れば、それが主流人権団体がイスラエルをアパルトヘイト国家と呼ぶ理由だ。

 反対の議論は本当にありえない。イスラエルが人種に基づいて人々を抑圧するアパルトヘイト国家ではないと合理的に主張することはできない。この点でイスラエルを擁護したいなら、あなたにできることは、時にはアパルトヘイトと人種差別は良いことで、イスラエルのアパルトヘイトと人種差別は良いものだと主張することだ。

 人々は、私が社会主義者なので、中国に対する米国の戦争挑発に対し常に怒鳴っていると言う。私は社会主義者なので中国に対する米国の戦争挑発に反対するのではなく、私はクソバカではないので、中国に対する米国の戦争挑発に反対するのだ。もし中国が地球上最も資本主義的な国なら、私は中国に対するアメリカの戦争挑発に反対する。

 リベラル政治やメディア機関や彼らが推進する資本主義、帝国主義、権威主義イデオロギーを軽蔑することが重要だ。それは皆様を間抜けな共和党員に変えるので、憎しみが世界を理解するための唯一の助言にならないことも重要だ。非常に多くの人々が、サンダースやコービンなどの生き生きした支持者が、主流欧米「左翼」とされるものに対する憎しみが、全ての問題で、その派閥と反対の立場を取り始め、脳死の変人に変身するのを私は見てきた。そんなことはせぬようお願いする。

 欧米政治における最大のウソの一つは、そのようなレッテルを貼られる連中は、極端な帝国主義的暴力や世界的専制政治に確実に賛成しているので、政治的「穏健派」あるいは「中道派」だ。彼らは穏健派の正反対だ。彼らは暴力的な過激派だ。

 そのような世界観が主流である唯一の理由は、プロパガンダを通じて、それを主流にするため莫大な富が注がれているためで、それが「穏健」と見なされる唯一の理由は、私たちが暴力的過激派帝国で暮らしているからだ。

 理論的には両主流政党は皆様の人生を他党より良くするため競争しているので、皆様は彼らに投票する。実際には、両党は外国人殺害に焦点を当てながら、公然と皆様を抑圧し、貧しくし、人為的な分断争点に対する皆様の感情に基づいて、皆様の投票を競う。連中は、あらゆる意味ある方法で現状維持を保証する方法で、通常投票を得るのに使う政治通貨を不正操作するため、帝国の歯車は途切れることなく回転し続け、下層階級連中は「目覚め」のような権力に影響を与えない際どい分断争点について議論する。

 ただし、それがどれだけ良くなるかについて明確な展望を維持することが重要だ。連中が皆様の生活の質を向上させ、皆様に住みやすい国を与えるため互いに競争すると想像願いたい。それが本来あるべき姿だ。

 はっきりさせておくが、同じ狙いを進めるため両主流政党がどのように利用されているかについて私が話す際、私は彼等は同じだと言っているのではない。それらをボクシングのジャブやクロスになぞらえるのが私は好きだ。それらは異う手から出される二つの異なるパンチで、完全に異なる方法で使われる。しかし、それら両方とも同じボクサーに使われており、両方ともあなたを倒すために使われる。

 正統派ファイターにとってたまたま右手から来るクロスはダメージを与えるノックアウトパンチだ。しかしボクシングでは、それ自体一般的に価値がない。パブの乱闘では役立つかもしれないが、熟練したボクサーに対してはジャブと組み合わせる必要がある。

 ジャブ(正統派ファイターの左手)は迅速で見事な打撃だ。ノックアウトはあまり見られないが、相手に最も近い手で打たれるため非常に頻繁に命中する。そしてジャブの利点は、ボクシングで最も一般的な組み合わせである有名な「ワンツー」であるクロスを狙うために使えることだ。

 それが、二大政党が協力して国民をやっつける方法なのだ。「左」党はそれらを設定し、それから破滅的ノックアウト打撃が来る。民主党は、権力を掌握している間に、アメリカを左に動かそうとするあらゆる努力を撃退し、共和党員が入ってきて、それをさらに右に動かす。民主党はロー対ウェイド事件を成文化するのを拒否し、共和党はそれを殺すためにやって来る。民主党は「しぶしぶ」ブッシュに戦争権限を与え、彼はそれを使ってイラクを侵略する。民主党は中国に対し瀬戸際政策を強め、共和党は権力を握った際、やろうとしている恐ろしいことを何でもする。

 議論のため、私はここで物事を単純化している(オバマは恐ろしい戦争屋だった等)が、左手はボクシングでもダメージを与える可能性がある。ウクライナはサウスポーファイターからのワンツーに匹敵した。トランプは冷戦エスカレーションとウクライナを武装させることによってそれを設定し、バイデンは左のクロスで続いた。

 何度も何度も、これが起きるのを見て、この問題の解決策は誰も共和党員に投票しないことだと何度も何度も言われる。これは、国民が国内プロパガンダによって正確に50-50の政治的分裂に絶えず追い込まれている事実にもかかわらず、誰が大統領かに基づいて意見がわずかに変化するため、二つの派閥間での継続的な振り子現象を保証する。

 あなたがしなければならないのは、誰にも共和党に投票させないことだけだと言うのは、ボクサーに、戦いに行って、右手だけ心配するようにと言うようなものだ。教育を受けたジャブで熟練したボクサーと対戦し、クロスの回避だけに集中すれば、ジャブクロスの両方で粉々に砕かれることが100%保証される。

 ボクサーはだれもそんなことはしない。その代わり、彼らは対戦相手全体に焦点を合わせる。それが皆様が、二大政党にたいしてとらなければならない方法なのだ。彼等を二つの別々の競合する組織と考えるのをやめ、同じ敵の二つの武器と見なし始めるのだ。片手を見つめるのをやめて実際の対戦相手を見始めるのだ。彼らの動きを見始め、いくつか見抜くことを始め、対戦相手の顔に一発入れる方法を考え始めるのだ。

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 Scott Ritter Extra

By arming Taiwan and spying on China, the US is destabilizing relations

 耕助のブログ

No. 1873 なぜ資本主義は利益を求めて米国を離れるのか

 デモクラシータイムス

<岸田・維新ぐらつく足元>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:44:35

 植草一秀の『知られざる真実』

正真正銘暗黒国家の地位確立

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

格付け会社フィッチは1日、米国の長期外貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)で最上級の「AAA」から「AA+」に引き下げ。1994年からAAA格付け継続。米国の一般政府債務の国内総生産(GDP)比率、米政府の借り入れを巡る政治闘争などを反映

 日刊IWJガイド

「バイデン大統領はブリズマを救った『ブランド』だった! ハンター氏の会社に投資とコンサルティング料で、ロシアのオリガルヒ制裁免除!?」

はじめに~バイデン大統領はブリズマを倒産から救った大きな『ブランド』だった! ハンター氏の会社への4000万ドル(約57億円)の投資と350万ドル(約5億円)のコンサルティング料で、ロシアのオリガルヒの制裁免除!? 米下院監視委員会のジェイムズ・カマー委員長がハンター・バイデン氏の元ビジネス・パートナーのデヴォン・アーチャー氏の証人喚問を踏まえて声明発表! 監視委員会はバイデン・ファミリーの疑惑を7点指摘!

2023年7月27日 (木)

アンダーソン・クーパーは実に不快なCIAの悪党

2023年7月20日
ケイトリン・ジョンストン

この記事の英語朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。


 アメリカ大統領候補コーネル・ウェストの最近のCNNインタビュー元CIA実習生のアンダーソン・クーパーが、アメリカのイラク侵略は、ロシアの対グロズヌイ市攻撃より道徳的に優れていると主張した。

 NATOがロシアのウクライナ侵攻を引き起こしたというウェストの主張と停戦交渉の呼びかけに反発して、クーパーはプーチンは人々の虐殺をやめることに同意するには余りに邪悪で殺人的だと主張した。

 「彼が90年代にグロズヌイでしたことをあなたは見たか」とクーパーは言った。「つまり彼はあの都市を破壊した。民間人は都市に閉じ込められた。世界はグロズヌイ救援に来なかった。彼はまさにやりたいことをした。つまり抑制されなければ彼は人々を虐殺する。」

 「そう、つまり彼は抑制されないと人々を虐殺するだろう、我々がイラクでしたのは抑制されずに人々を虐殺することだった」とクーパーが必死に彼を邪魔し始めた時ウェストは答えた。

 「国民国家はそういうことをするが彼らは間違っている。そして彼らが間違っている時、あなたはそれを指摘しなければならない」とクーパーが彼に対し話す間ウェストは続けた。

 「ええ私はあなたを尊敬している」とクーパーは言った。「私があなたを好きなのははわかっているだろでうが、ロシアのグロズヌイ爆撃と、イラク戦争で我々が目撃したものをと比較するのは不適切だと思う。つまり無辜の人々が殺されたのだ。つまり、それは確実だ。つまり恐ろしいことは起きるのだ」

 「50万人のイラク人が殺されたんですよ。50万人。」とウェストは口を挟んだ。

 「私はきちんと理解している」とクーパーは言った。「私は多くのアメリカ人が殺されるのも見た。私はサダム・フセインの恐怖も見た。ロシアの大砲による都市攻撃を、民間人が中にいて、毎日、都市を破壊し、ぺちゃんこにするつもりで毎日攻撃するのを、アメリカがした行動で比較するのは正確ではないと思う。」

 グロズヌイの戦いで殺された民間人数の主要推計は5000人から8000人の範囲だ。イラク侵攻の結果、殺された人々の数の推計は数百万人に及ぶ。一方は一都市での単一の戦いで、もう一方は地域全体を暴力と混乱に陥れた長年にわたる全国戦争だ。クーパーが、この二つを比較するのは不正確だというのは正しいが、イラク侵略は、それほど腐敗していなかったためだというのは明らかに間違っている。

 権力と利益のためのアメリカ戦争は、遙かに少数の人々を殺したロシア攻撃より道徳的に優れていると主張するのが正当だと感じなければならない類の考え方についてお考え願いたい。それをあなたの心の中で、道理にかなうものにするため、皆様が真実だと思いこまなければならない全てのことをお考え願いたい。

 一つは、崇高な理由で崇高な意図でのみアメリカは軍隊を使用すると信じなければならない。もう一つは、自国政府は民間人を偶然殺すだけだが、他国政府が民間人を殺すのは戦争犯罪を行うのを楽しむ邪悪な怪物だからだと信じなければならないのだ。アラブ人の命は白人の命の価値のごく僅かでしかないと信じていれば、おそらくその視点も理にかなうようにするだろう。

 文字通り、このミームが機能しているのだ。

 クーパーはウェスト出演の、即座にウェストは「脅威」で「アメリカの憲法秩序への継続的脅威」だと中傷し始めた民主党沼地の怪物ジェームズ・カービルにインタビューした。

 カービルは、そこでウェストの選挙運動本部長、元緑の党候補ジル・スタインは「ほぼ確実にロシア政府の代理人」だと主張した。

 コーネル・ウェストの選挙運動本部長がロシア政府秘密工作員だという主張を裏付けるため、カービルはクーパーの聴衆に「写真、フリン将軍、ウラジーミル・プーチン、ジル・スタインをGoogle検索するよう」促した。

 CNN視聴者にこれら単語をGoogle検索するように言えば、スタイン、フリン、プーチンが一緒にテーブルに着いている写真が現れるとカービルは知っているのだ。その催しで何をしていたかについて、スタインがしている完全に適切な説明をカービルはCNN視聴者に伝えていないのだ。

 この写真はロシア人との会談が法外なスキャンダルと見なされなかった2015年のRT会議で撮影された。平和と環境保護主義という彼女のいつもの狙いを推進する好機と見なして、この催しに参加したとスタインは言っている。彼女はプーチンやフリンと交流しておらず、出演に対し報酬は支払われておらず、RTは彼女に旅費を払うと申し出たが、その申し出を断ったと彼女は言っている。2016年の選挙におけるロシア干渉に関する包括的調査で、スタイン主張のいずれかが虚偽だという証拠の断片は何も見つからなかった。

 だからカービルはジルスタインについても、コーネル・ウェストの大統領選挙運動についてもCNNの聴衆を積極的にだましていたのだ。ジャーナリズム的責任としては、カービルのとんでもない主張を根掘り葉掘り尋問することだったはずだが、クーパーはそれらを全く確認せず切り抜けた。大統領候補の選挙運動本部長を秘密のロシア工作員と呼ぶのは、あり得る限り最大の扇動的告発だが、クーパーはそれを揺るぎない事実として受け入れ先に進んだ。

 アンダーソン・クーパーに関する限り、イラク破壊でアメリカを批判するには根掘り葉掘りの尋問だけでなく、即時に敵対的に反対する必要があり、ウエストが文字通りロシア工作員と協力していると偽って非難するのに、たった一つの補足質問にさえ値しない。

 これは、アメリカ・ニュース・メディアの最高層に昇進するために、人はどれほど無節操でなければならないかを示している。これが世界最強力で破壊的な政府を守るため、人が喜んで突入しなければならない深みだ。それはアンダーソン・クーパーのように年に12万ドル稼ぐべく主流マスコミで働くために人が沈むのをいとわない必要がある方法だ。これがアメリカ人に自国と世界について何を信じるべきか教える連中だ。そして、それこそが、まさに全てが実に滅茶苦茶になっている理由だ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2023/07/20/anderson-cooper-is-a-disgusting-cia-goon/

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 The Chris Hedges Report

Listen to This Article: There Are Very Few Good Films About War. “20 Days in Mariupol” is an Exception 12:12

 耕助のブログ  Jeffrey D Sachs記事翻訳

No. 1866 アジア太平洋NATO

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

特定米国メディアは中国がロシアに送る軍民両用製品輸出(ドローン、防護服、熱光学機器等)を追求。時に阻止に追い込む。露への輸出に対する対中制裁には、米国、欧州に温度差があり、対ロ制裁には積極的な欧州も、対ロ禁輸を破る対中制裁には消極的(politico)。

 日刊IWJガイド

「『週刊文春』の右トップ記事を書いていた岩上安身が、自らの裁判体験から、『木原事件』は元刑事の実名告発を取った『文春』に軍配!」

はじめに~「穀物協定の停止と、オデッサ攻撃は表裏一体のロシア戦略!? 米国の独立ネットメディア『デュラン』のクリストフォロウ氏とメルクーリス氏が、穀物協定について掘り下げたトークを公開!」仮訳を号外で出しました!

2023年7月 6日 (木)

選挙は赤ちゃん用玩具の自動車ハンドルのようなもの:物語マトリックスの端からのメモ

2023年6月23日
ケイトリン・ジョンストン

 この記事の英語朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

 欧米「民主主義」の投票はマージが赤ちゃんを乗せて運転していた、赤ちゃんがおもちゃのハンドルを握っている漫画シンプソンズの冒頭のようなものだ。赤ちゃんに車を運転していると思わせ、忙しく参加しているよう感じさせるためのおもちゃだ。

 人類史上最悪の残虐行為は全て、それらを実行した連中の政府によって実行または許可されてきた。世界で最も邪悪な連中は誰も刑務所にいない。法律は悪人から皆様守るためにあるのではなく、悪人を皆様から守るためにある。

 だからこそ皆様は法律を拡張し、皆様に対する政府権力を拡大するあらゆる努力に常に常に常に不信感を抱くべきなのだ。政府が皆様を助けたいので、それが起きているわけではない。政府は皆様の友人ではない。

 共和党は、時にロシアに対する戦争挑発への懐疑論者として行動しながら、中国との戦争を推進し、民主党は、時に中国に対する戦争挑発への懐疑論者として行動しながらロシアとの戦争を推進する。これは戦争機械に望む全てを与えながら、逆の幻想を生み出している。

 

 これが二大政党の仕事だ。同じ全体的狙いを両党で確実に推進しながら、二つの対立する政党間で民主的選択をしているような幻想を作り出すのだ。

 米中の緊張について私ができる最善の助言は、言葉を無視して行動を見ることだ。平和を望み、一つの中国政策を支持するという当局の言い分は無視して、中国周辺地域に急速に投入されつつある全てのアメリカ戦争機構を注視するのだ。

 アメリカ帝国は人類史上かつて存在した、どの権力構造より国際言説操作に優れているが、言説ではなく物理的現実である戦争機械の具体的策謀は連中も歪曲できない。

 ベネズエラ石油購入に関する最近のトランプ発言は、帝国の主要派閥がトランプを嫌う本当の理由のもう一つの良い例だ。それは彼が「反戦」や「闇の国家と戦う」からではない(彼は戦っていない)、彼が戦争機構を実態の通り醜く見せ、拙い部分を隠しておくと信頼できない、ずさんな帝国管理者だからだ。

 右翼をだまして、反共産主義は、どういうわけか反体制で、両親や祖父母や曽祖父母を洗脳したのと全く同じ体制支持の立場ではないと信じこませるのに帝国は成功したのだ。

 「ああ、あなたは反体制反逆者か? それは実際どんなものなの?」

 「共産主義を憎み、性について私と違う人々に意地悪し、共和党に投票する」

 「ああ。つまり、ほとんど保守的で、支配体制を支持するだけ?」

 ロシア人殺害のための資金を吸い上げるのに国防総省が余りに快適になり、「おい地面に数十億ドル転がっているのを見つけたぞ!」と言う段階に今や達したのは実際ある意味素敵なことだ! ああウクライナにもこれを投げつけると良いかもしれない!」

 支配権力構造に懐疑的な多くの人々は、我々の世界は、世界の全ての主要な出来事を決定する邪悪な計画を持つエリート「連中」の影の陰謀団によって細かく管理されていると仮定しているが、実際そのようには機能していない。権力者間の陰謀はもちろん起きるが、我々が目にする醜いもののほとんどは、資本主義やアメリカ帝国一極覇権推進や戦争利潤や党派政治等、相互に補強する勢力のやみくもな合流の結果だ。

 無思慮な権益の錯綜によって世界が、やみくもに駆り立てられるのではなく、エリート陰謀団に本当に厳しく支配されていた方が、少なくともそのような徒党は核の瀬戸際政策や環境破壊を愚か者の塊のように推進して自身の命を危険にさらすことはないので、実際我々にとって、おそらくより良いだろう。

 社会の動きは活動可能な全員にの社会的責任だ。人類の進化と歴史的遺産は我々全員をトラウマと機能不全でいっぱいにしたが、皆様が我々人類から自分の責任分を除去するのを支援する時間と資源をお持ちなら皆様は本当にそうすべきなのだ。ヒマラヤで何年も過ごさなければいけないとか、それが合わなければセラピーに行かなければならないと言っているわけではないが、皆様の人生全体を無意識の条件付けで操られるのではなく、自分の内面の過程に意識と癒しをもたらすため何かすべきなのだ。

 自分自身を磨く努力をし、無意識のでたらめを一掃することで皆様は遙かに幸せになり、遙かに賢明な判断や、遙かに良い生活につながることがあるのだ。だから惰性で走り続けて、10年後も今と同じ人でいなければならない理由など全くないのだ。

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 The Chris Hedges Report

Listen to This Article: "They Lied About Afghanistan. They Lied About Iraq. And They Are Lying About Ukraine."

The playbook the pimps of war use to lure us into one military fiasco after another, including Vietnam, Afghanistan, Iraq, Libya, Syria and now Ukraine, does not change. Freedom and democracy are threatened. Evil must be vanquished. Human rights must be protected. The fate of Europe and NATO, along with a “rules based international order” is at stake. Victory is assured.

The results are also the same. The justifications and narratives are exposed as lies. The cheery prognosis is false. Those on whose behalf we are supposedly fighting are as venal as those we are fighting against.

 『人道的帝国主義』を読んでいる。なかなか進まない。驚く事実満載、そこで止まってしまう。

 172ページに、ヴァーツラフ・ハヴェルの話がある。

 エルサルバドルで六人の知識人が(彼と同じように)非暴力の闘いに加わり、合衆国によって暗殺されて間もなく、彼はアメリカ議会で演説し、当然のように喝采を浴びた。合衆国は「自由防衛」の偉大な力であると発言したのだ。

 189ページに、昔『悪魔の詩』で有名になった作家サルマン・ラシュディの話がある。ロンドン出張時に書店に行ったが本はみつからなかった。店主に聞くとカウンターの中から、おごそかに取り出した。とは言え翻訳も英語版も読んでいない。本自体行方不明。

彼は2002年の論説でアフガン戦争支持の立場を擁護し、また、合州国がサダム・フセインを倒したあとは、新たな軍事権力を建てるよりも、アーメド・シャラビをトップに据えるのが賢明だと説く。「私の見方は単純明快だ。」もしアメリカがげす野郎と組めば、自らの権威を失うばかりか、一度失えば、議論も負けになるからだ。」

 この『人道的帝国主義』、ブログ『私の闇の奧』の下記記事で紹介を拝読、購入したもの。

ジャン・ブリクモン著の『人道的帝国主義』と『「知」の欺瞞』

 ご著書『アメリカ・インデアン悲史』と『アメリカン・ドリームという悪夢』も手元にある。いずれも絶版?なのは残念。

 日刊IWJガイド

「本日午後4時から、岩上安身が元外務省国際情報局の孫崎享氏にインタビューを行います!」

フランスの暴動をめぐり、ロバート・ケネディ・ジュニア氏とダグラス・マクレガー退役大佐が対談! 暴動が最もひどいのは、アフリカに近いマルセイユだった! マクロン大統領は、今後のプランを社会に示せていない! 旧宗主国の西側諸国と旧植民地国のグローバルサウスの対立が、フランス国内で激化か!?

2022年11月20日 (日)

我々を二つのエセ分派に執着させ続ける支配者:言説のマトリックスの端からのメモ

2022年11月14日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く。

 欧米人は不快な外国の「制度」は彼らの国民に政府を批判させないと教えこまれ、一方欧米人自身は決して自国政府を批判しないよう訓練される。彼らはその代わり本当の権力ではなく、二つのエセ分派-エセ党派のたわごとを批判するよう訓練される。

 欧米人は決して両党が完全に支持している対外政策や国内政策ではなく、一方の党派の行動や信念を批判するよう訓練される。どちらの党が政権にあろうと99.9%同じ政策を維持する権力構造が政府の実態なのに、欧米人は決してそこを見ないよう訓練される。その代わり彼らは両手で動かすエセ人形劇に固執するよう訓練される。

 「ここなら私がしたい時いつでも政府を批判できるから中国やロシアではなく、ここで暮らしたい!」と欧米人は言う。結構。だが皆様そうではないのだ。皆様は皆様の政府を批判しない。皆様は操り人形を批判しているだけ、通常皆様が好きでない党の操り人形を。皆様は決して皆様の本当の政府は批判しない。本当の政府を批判するのは二大政党両党が支持する殺人外交政策を攻撃するように見えるのだ。両党が支持する専制的内政を攻撃すること。両党が支持する搾取する資本主義制度を攻撃すること。

 欧米人はそうしないよう訓練される。誰がホワイトハウスにいようと同じ専制的な狙いが推進されるのに「自国政府を批判する」のは「Drumpf(トランプを馬鹿にする表現)」や「頑張れブランドンプ」(くたばれジョー・バイデンの婉曲表現)と言うように感じるよう訓練される。

 欧米人は「放し飼い」のニワトリが自由なのと同じ形で「自由だ」。ドアは技術的に開いていると確信し、技術的に外にでるのは可能だが彼らは決してそうしないよう条件づけられている。欧米のいわゆる自由民主主義は自由の錯覚だけ提供しながら自由を提供していると主張するのだ。今までで考案された中で最も洗練されたプロパガンダ機関を駆使し、自由に関する漫画を彼らの頭の中で展開させ、人々をやみくもに従順なギア旋盤工としての暮らしに閉じ込めておくのだ。

 問題は「ウォーキズム」ではなく、アメリカ軍国主義や帝国主義が行き詰まるかどうかというような重要な会話で、どう人々を殺し世界を脅かしているかと言う代わりに、アメリカ軍は余りにウォークか十分ウォークでないかに関するばかばかしい会話で行き詰まるのが問題なのだ。そうした議論のどちらの側に組みしても世間の厳しい目という十字照準線を権力者側サイドから他の「ウォークネス」文化戦争側に動かして、世界で最も権力がある危険な連中の最悪の衝動を保護してしまう。これは至る所で起きている。

 共和党がアメリカ帝国主義の最も恐ろしい狙いを推進しながらタッカー・カールソンの番組でジェス・ケリーが「我々には女性に優しい軍は必要ではないというのが良い例だ。我々は空軍には敬意を払うが、ゲイに優しい軍は必要ではない。我々には徹底的に厳しい軍が必要だ。我々には中国人のドクロの王座に座りたいと思うタイプA男性たちで一杯の軍が必要だ。」と言って「反ウォークネス」を連中のプロパガンダの媒介役として利用するのだ。

 

 あるいは精神病質者ルビオはこう言った。「我々には代名詞の適切な使用に熱心な軍は不要だ。我々には中国空母爆破に精力を傾ける軍が必要だ。」

 文化戦争は人々は「反ウォーク」言説を押し返すべきだと言う。反帝国主義の人々は核兵器による皆殺し戦争挑発を押し返すべきだと言う。両方に焦点を合わせるのは困難だ。これは無数の方法で帝国支配者連中に利用されている。人々が権力者連中に焦点を合わせられないよう、連中は人々にエセ二分派に固執させるのだ。

ステップ1:進歩派たれ。

ステップ2:進歩派は反対するはずだとされる主要問題を無視しろ。

ステップ3:右翼が注意を払い始めるまで、それを無視し続けろ。

ステップ4:その問題に反対するのは右翼の姿勢として描き出せ。

 これをご覧願いたい。核を使った瀬戸際外交、ウクライナ代理戦争、アサンジ、シリア、インターネット検閲等々。

 人々が核戦争の危険を冒すことにそれほど無頓着な理由の一つはそれが知的に把握するのは困難な概念だからだ。全面的核戦争は全員を殺すだけではなく、将来生まれるはずの全ての人々の存在を阻止するのだ。

 

 私は中国やロシアに何らかの形の特別な感情を持っておらず彼らがアメリカに中央集権化した帝国のように数量化可能なほど破壊的でない明白な事実だけ認めている。連中が帝国に積極的に標的に定めていなければ私はおそらくそれにさほど気付くまい。

 英語世界における革命や共産主義の議論は、左翼が完全に無力化され隅に追いやられ、人数も必要なものにほど遠いという冷たく厳しい現実から始まり終わらない限りは単なるファンタジー・ロールプレイングに過ぎない。そうでなければ皆様はライブ・アクションRPGをしているに過ぎないから、皆様は他のどんなことを語る前に革命的左翼主義を最底辺から救い出し主流に引き上げることを第一の最重要目的にすべきだ。皆様は本当の運動がない政治運動について議論しているのだ。

 奉仕活動や積極的行動でこれは実現可能だ。それに参加しようと人々がお互い殴り合うほど社会主義や共産主義を猛烈に素敵なものに見えさせればそうできる。多いに洗脳された社会において、それを素晴らしく魅力的なものにする賢明な方法を見いだすのだ。

 

 彼らの英雄がバーニー・サンダースやAOC、ドナルド・トランプ、タッカー・カールソンあるいはイーロン・マスクの誰であれ、権力を持った人々を好きになるよう皆様を説得しようと懸命に試みる人々は彼らの心を個人崇拝教義と交換したのだ。権力者を支持するよう転向させるのは批判的思考を放棄した兆しだ。

 これについてお考え願いたい。イーロン・マスクや誰か権力を持った人物に対しもう一人が好感を持ったとして一体何が得られるだろう? それは世界にどう役立つだろう? それは役に立たないが、それでも人々は自分の宗教に改宗を勧める伝道師同様、自分の信仰に転向させようとする。これは彼ら全員、大義やその個人が意味するとされる政策ではなく個人を信仰しているためだ。

 特定の狙いや見方を支持するよう私を説得しようとする人々の主張が明晰で良く検討したものであれば私の興味を引くだろうが、特定の個人を好きになるよう説得しようとする人は誰であれ直ちに心を持たない自動人形として私は切り捨てる。彼らから何も知的なものを得られないのを私は知っている。

 思惑を推進するのは、それらの思惑に役立つ。人を後押ししても、そうした個人にしか役立たない。皆様が何かの目的推進に関心がおありなら、その目的を推進願いたい。個人崇拝というプロパガンダに馴染みやすい思考停止のタール池にはまってはいけない。

 有名人連中は皆様の友人ではなく権力者連中を持ち上げても権力にしか役に立たない。これは頂上に到達するのを許される連中は権力者の権益を促進する連中だけだという我々が現在生きている権力構造において特に真実だ。

 映画製作者は誰をカメラで追って主人公に決めるかで皆様をアザラシやシロクマを声援するようさせられる。彼らは同じように皆様を警官、不正な法制度や帝国主義軍隊を声援するようにさせられるのだ。

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 画像はAdobe Stock写真。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/11/14/they-keep-us-focused-on-decoy-dichotomies-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 ミサイル問題に関するナポリターノ氏によるマグレガー氏インタビュー 23:29

Andrew Napolitano interviews Douglas MacGregor on Poland

 植草一秀の『知られざる真実』

ウクライナが正義という虚構

 日刊IWJガイド

「西側メディアがロシア軍のヘルソン撤退は見事な戦略と評価! 西側メディア・欧米諸国とウクライナの間に秋風が吹き始めた?」

はじめに~西側のメディアながら『ニューズウィーク』がロシア軍のヘルソン撤退を、一転して見事な戦略と高く評価!「ウクライナ軍がヘルソン奪還」と祝祭ムード一辺倒だった西側メディアの風向きが変わってきた? 米中間選挙で共和党が下院過半数を獲得、困難な政権運営を強いられるバイデン政権は、ポーランドのロシア製ミサイルが着弾した事件で、「ロシアの攻撃」と主張するゼレンスキー大統領と明確に対立、欧米諸国とウクライナの間に秋風が吹き始めた可能性が!? フランスのマクロン大統領は停戦と終戦に向けて動くと明言!

2022年11月17日 (木)

またしても勝利した軍産複合体!

ビル・アストア
LAPROGRESSIVE

 1961年にアイゼンハワーが警告した通り軍産議会複合体は極めて反民主主義な見当違いの権力の悲惨な勃興を示している。


2022年11月10日:
ウィリアム・J・アストア

 11月11日の復員軍人の日を念頭に、退職アメリカ軍将校として2022年の選挙結果について意見を求められ、その結果これを書いた。

 両政党が親軍部で、両政党が戦争支持で、両政党が中国とロシアとの新冷戦が避けられないかのように振る舞い、両政党が最高記録の国防総省支出を認める時、選挙結果は重要だろうか? どの党が勝利を主張しようとも正真正銘の勝利者は軍産議会複合体のままだ。

 ジョー・バイデンを言い替えれば、膨大な軍事支出、不断の戦争、その準備、世界中での休みなしの帝国主義などの点で2022年選挙で何も基本的に変化しなかった。より少ない国防総省支出、より少ない戦争や、より少ない武器輸出のため、より小さな、それほど横暴でない帝国の任務のための新しい構想は皆無だ。

 1961年にドワイト・D・アイゼンハワー大将、大統領が我々に警告した通り軍産議会複合体は極めて反民主主義的な見当違いな権力の力の悲惨な上昇を示している。集団的に我々はアイクの警告に耳を傾け損ねた。その結果アメリカ民主主義が衰える中、次から次の不必要で悲惨な戦争だ。ベトナム戦争-大惨事。イラク戦争-大惨事。アフガン戦争-大惨事。対テロ戦争-大惨事。表向きアメリカが勝利した戦争、ソビエト社会主義共和国連邦に対する冷戦さえ今や明らかに再び戦われようとしている。

 我々は30年前に「勝った」冷戦を再び戦う必要があるとれるが負け得ると私は考えている。

 民主党が世論調査予想よりうまくやる状態で、ワシントンD.C.で戦争ビジネスが成長し続けるはずだ。彼らがそれについて考える際、大半の政治評論家がこれを良いことと考えているように思われる。アイクが膨大な規模の軍事体制が民主主義の対極にあると警告したのをほとんどの人々が思い出すようには思えない。

 この選挙戦の中で私は平和について何も聞かなかった。地球中の我々の軍と帝国の存在規模を小さくし民主主義を強化し維持することについて私は何も聞かなかった。民主党からも共和党からも。

 それで2022年の勝利者はいつも通りの同じ勝利者だ。軍産議会複合体。退役軍人の日が迫る今、熟考すべき悲しい結果だ。

 (退役)中佐ウィリアム・J・アストアは20年米空軍に勤め2005年に引退した。

記事原文のurl:https://www.laprogressive.com/election-reform-campaigns/military-industrial-complex-wins-again

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 宗主国の状況はそのまま属国に反映する。子育てよりポンコツ兵器爆買い。

 櫻井ジャーナル

今回も不正が噂されている米国の選挙だが、2大政党の黒幕はいずれも金融資本

 寺島メソッド翻訳NEWS

30名の民主党員が、バイデン大統領に、ロシアとの交渉を求める書簡を送ったが、すぐに引っ込めた。ロシアと交渉しようとするだけでも許されない、ということだ。

 ロケット弾ポーランド領内着弾の話題、大本営広報部呆導は全く読んでいない。
 Brian Berleticは、自分の迎撃ミサイルが落ちた可能性が高いと言っている。

 Moon of Alabama最新記事もこの話題。

Another Ukrainian Missile Stunt

 デモクラシータイムス 冒頭もこの話題。

<岸田 子育てより武器購入>【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:27:00

 日刊IWJガイド

「ロケット弾がポーランド領内に着弾! NATO対ロシアの戦争になると大騒ぎになるも、ポーランド大統領がロシア軍による攻撃説を否定!」

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