ロシア

2020年4月 9日 (木)

トルコの対シリア新計画

2020年4月6日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 明らかにシリアでの軍事的屈辱を避けるため、トルコがロシアと、更に、もう一つの取り引きをするよう強いられたことが、目的を達成するために軍事的手段を使うことの限界を示した。Covid-19蔓延が、軍事的均衡を変えて、直接作戦を行う可能性に影響を及ぼすかもしれないが、トルコの対シリア計画は、三つの異なってはいるが相互に結びついている目的の実現を狙って、干渉主義のままなのを否定することはできない。トルコは、直接、間接的介入を通して、隣国で起きている政治過程に関与し続けることを目指している。自身を「平和時の避けられないパートナー」にして、トルコは自国を地域の覇権者に変えようとを目指している。第二に、干渉主義計画に従って、シリアに関係し続けることにより、トルコは、地域でも、トルコ国内でも、「クルド問題」を恒久的に解決することを目指している。第三に、エルドアンは、シリア問題とクルド問題を継続させることで、国内での彼の政治姿勢を強化し、シリア政策に関して、彼が直面している批判の増加を鎮静化させることを目指している。

 アメリカ/NATOとロシア間での、トルコの絶え間ない立ち回りが、目的の複雑な組み合わせの実現を目指す外交政策の複雑さを示している。自身を地域の覇権者にする狙いは、シリアやイランやロシアとは合致しない。トルコは結局NATO加盟国のままで、トルコが覇権国に変わるのを許せば、長い目で見れば、イランとロシア両国が防ごうと目指している、この地域におけるNATOの恒久的駐留の足掛かりになりかねない。

 ロシアやシリアやイランは、クルドに対するトルコの利害関係を受け入れることが可能かもしれないが、アメリカは受け入れるまい。同様に、アメリカは安全地域を作るトルコの権益を受け入れ可能かもしれないが、ロシアやシリアやイランは、これはシリアの永久地域分割であり、地域でのアメリカ/NATO駐留のための究極的な方法、最終的道筋と見ている。エルドアンの中核的権益は、ロシア/シリアと、アメリカの両方と一致するので、彼は地政学のチェス盤、つまり東と北シリアの両側で勝負し続けている。

 最近、彼がシリア石油の‘共同管理’提案をして、これがかなり明らかになった。

 ロシアとの合意について、ロシアとアメリカ両国がシリア石油に興味を持っているとエルドアンは記者団に述べた。彼の言葉を引用すれば「私はプーチンに、こう提案した。そこで生み出される石油収入を資金調達に回せば、我々は建設的になれるだろう。破壊されたシリアを立ち上がらせよう。プーチンは、それは可能だと言った。私は[アメリカ大統領ドナルド]トランプにも同じ提案ができる。この資源のおかげで、テロリストにそれらから利益を得させるのではなく、我々がシリアを再建する可能性がある。」

 エルドアンの一見「積極的な提案」を分析すれば、彼の外交政策の複雑な動きは明らかになる。彼がここで言っている「テロリスト」は、彼が究極的に消滅させて、シリア-トルコ国境から遠ざけたいと望んでいるクルド民兵なのだ。

 アメリカがシリア石油の支配を望んでいるのは否定できない。実際、アメリカ大統領が、シリアにおける米軍の主目的は、実は、石油がシリア軍の手に落ちることから「守る」ことを望んでいるのだが、「石油を守る」ことだと言ったのはつい最近だ。

 第二に、シリア石油を彼らの支配下におく計画をプーチンに提案することで、エルドアンはクルド民兵から彼らの重要な収入源を剥奪しようと望んでいるのだ。

 第三に、共同でシリア石油を管理し、金をシリア再建のために使うよう提案することで、トルコはシリアで、自身のために永久の場所と役割を作りたいと望んでいるのだ。これは、トルコが、覇権の野心を満たすだけでなく、独立クルディスタン建国というクルドの狙いに致命的な打撃を与えるのに役立つだろう。

 クルド民兵によるシリア石油支配は、アンカラは、クルド人自身の国家という彼らの運動の重要な資源と見ており、石油が彼らに一種の「自治」能力を与えるので、トルコにとっては問題だ。だが、この石油支配の取り組みは、トルコを、石油をシリア支配から遠ざけておきたいとアメリカが、望んでいる東シリアで、アメリカと争うことになる。

 シリアのクルド人から彼らの収入源を奪って、石油による金をシリア再建のために使いたいと望むことで、エルドアンは、難民がシリア、明らかに、クルド人が優勢な地域へ、最終的に帰還するお膳立てをしようと望んでいる。エルドアンは、難民を、これらの地域に行かせることで、確実にその地域を「非クルド化」して、彼らがクルディスタンを求めて戦う彼らの能力を弱めたいと考えている。

 ロシアとシリアは、シリア石油をシリア支配下に戻すという提案には反対しないかもしれないが、アンカラがシリアでその役割を増大することが可能かどうかは、主に、トルコが、シリア国内で、シリア軍と、戦うのを支援しているHTSと改名したタハリール・アル=シャームを含めたテロ集団から、どのように政策を切り離すことができるかどうかにかかっている。

 HTSは、今月早々、モスクワでトルコとロシア間で成立した停戦合意に従うことを拒否している。モスクワにとって、これらの集団は問題のままだ。2017年1月、最初のアスタナ・サミット以来、アンカラとの全ての合意で、ロシアはHTSや類似の集団は、あらゆる停戦合意の対象外で、合法的な標的のままであることを明確にしている。

 トルコは、これまでのところ、イドリブの難題に対する治療法を見いだせていない。アンカラは、そこで、石油を使い、非軍事的手段を通して、目的を達成ために使える新たな協力の基盤を構築しようとしているのだ。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/04/06/on-turkey-s-new-plans-for-syria/

----------

角界にもコロナ禍、力士に初感染者か…複数人に疑い、相撲協会9日にも発表

 というニュース。残念ながら、夏場所は中止になる可能性が高いだろう。理髪店は開くべきか、閉じるべきかが問題になっている。

 植草一秀の『知られざる真実』

国民をなめ切っている利権まみれ安倍経済対策

 海外の知人から、大丈夫か?というメールが来た。外出できないので、終日庭の整備をしているという。カモがやってくる広い庭だ。過ぎ越しの祭りでも、お祈りには行けないそうだ。ニューヨークのユダヤ人街での葬儀に、敬虔なユダヤ教徒が集まる映像を見て、ドーキンスの『神は妄想である』を読み始めた。

2020年4月 1日 (水)

クリミア住民は幸せなロシア人だと認めたワシントン・ポスト

2020年3月23日
Tony Cartalucci
New Eastern Outlook

 アメリカ外交政策プロパガンダの根っからの中枢、ワシントン・ポストは、最近驚くべきことを認めた。ロシア連邦に併合されたことになっているクリミアの人々は、大半がモスクワ統治下で満足している。

 「6年と200億ドルのロシア投資後、クリミア住民はロシア併合に満足している」と題するワシントン・ポスト記事は、提供された世論調査データの、原因と明白な意味を、あらゆる方法で、誤報し、否定しながらも、こう認めている。

併合は好評で、特にクリミアの民族的にロシア人の高齢者の大きな人口で好評だ。5年以上後、何十億ルーブルもの投資後、好評なままだ。

 世論調査データは(ワシントン・ポストが「ロシアの最も信頼できる世論調査会社」と呼ぶ)レヴァダ・センターが集めた。ワシントン・ポストは都合良く省略しているが、レヴァダ・センターは、全米民主主義基金(NED)経由で、アメリ国務省に資金供給されており、ワシントンとロンドンの様々な反ロシア言説を支持するデータを生成するため、いつも欧米マスコミと協力しており - それが、おそらく、ワシントン・ポストが、同社がそれほど「信頼できる」と判断している理由だろう。

 それでもこのアメリカに資金供給されたフロント組織でさえ、クリミアがロシアに再編入された2014年以来、今日まで、この半島のロシア政権が大いに好評なままであることを認めざるを得なかった。

 ワシントン・ポストは、クリミアの少数民族タタールの間でクリミアのロシア再編入に対する支持が、2014年から実際に上昇したことさえ認めなければならなかった。

 ワシントン・ポストが(強調は筆者)は、こう認めている。

ロシア編入に対する支援は非常に高いままだ(2014年 86パーセント、2019年 82パーセント) - 民族的にロシア人とウクライナ人の間で特に高い。2014年からの鍵となる変更は、クリミア人口の約12パーセントを構成するイスラム教チュルク住民、タタール族による支持の著しい増加だった。2014年、この集団の、わずか39パーセントがロシア編入を肯定的な動きと見なしていたが、この数字は、2019年、58パーセントに上昇した。

 クリミアのタタール族は、半島を不安定にするために存続可能な反対を引き起こして、そこでロシアの存在を傷つけるワシントンと、キエフのパートナー両方の大きな取り組みの焦点だった。

 どうやら、この策略は、ほとんど失敗したようだ。

 ロシア嫌悪の外交政策は、現実と一致していない

 ワシントン・ポストは最終的に、2014年にも、今日も、クリミアのロシア復帰への圧倒的支持にもかかわらず、欧米は、まだこの進展に憤激しているのを認めている。

 ポストは、こう書いている。

政治的極右に対しては、感情は明らかに異なっているにせよ、クリミア併合は大半の欧州大西洋諸国にとっては暴挙のままだ。だが最も激しいロシア批判者たちさえ、彼らは公的には、めったに表現しないが、クリミアが近いうちにウクライナに戻らないだろうことを認めている。

 だがもしクリミアの人々が半島をロシア政権に返すことを望み、そうなったことで、当時も今も、圧倒的に幸せなら、彼らの外交政策は民主主義と人権への配慮に支えられていると主張する大半の「欧州大西洋諸国」が憤慨する原因は一体何だろう。

 ここで欧米の本当の狙いと動機を隠すプロパガンダの屋根から、もう一枚屋根板がはずれて、吹き飛ぶのを我々は目にしている。これら「欧州大西洋諸国」は、クリミアの人々が何を考えているか、実際にそこに住んでいる人々にとって最良のものが何かという点で、ウクライナやロシアの運命や未来を決して気にしてはおらず、その代わりに、この二つの国における進展が、彼らにどのように役立つかについて気にかけていたのだ。

  これには、彼らが作った秩序 - 彼らだけに恩恵がある秩序 - それに従わされる世界の他の国々を犠牲にして維持される秩序、彼らの単極「国際秩序」を断固維持しようという取り組みも含まれる。

 クリミア住民がそうすると選択し、6年後、彼らの決定に大半が満足しているにもかかわらず、欧米が、いまだにクリミアのロシア再編入に抗議している事実は、民主主義と自己決定の原則に対する欧米の本当の献身と、自分の利益のみを追求する狙いを隠すための、このような原則の利用について、実に多くを物語っている。

 アメリカとそのNATO同盟国が、隣接するウクライナを変えた、不安定化された、混沌とした悪夢から、ウクライナに「民主主義」と「人権」をもたらし、崩壊しつつある欧州連合への加入や、益々時代遅れで、無力なNATO軍事同盟への路線にウクライナを引き込むことを前提にした悪夢から、クリミアの人々は逃れたのだ。

 ユーロマイダン後のウクライナと、それから逃れたクリミアの物語は、ワシントン、ロンドンとブリュッセルの軌道に落ち込んだ人々に起きることを警告し、その軌道から離脱する本物の自決の、本当の利点を国々に知らせるものだ。

 ウクライナは、欧米に傾斜し、くたびれた「国際秩序」に賭けることへの警告であり続け、隣接するクリミアは新興の多極主義の利点の展示場であり続けるだろう、ワシントン・ポストのような欧米プロパガンダの主要情報源でさえ、遠回しながらも、益々多くを認めざるを得ないほどまでに。

 Tony Cartalucciは、バンコクを本拠とする地政学研究者、著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/23/wapo-admits-crimeans-are-happy-russians/

----------

 一週間ほど前、友人と、そのうち飲みに行こうと電話で話した。たまに行く店は持たないのではと友人は言っていた。ここまで具体的に指摘されたら徹底的な閑古鳥は確実だろう。「行きたければ、つきあう」と友人には言ったが、長年たばこを吸っている友人、コロナにかかったら大変と心配していた。最近の悲報以来、まだ誘いはない。飲み屋では、散々与党の悪口を言って、ストレスを解消しているのだが。別の友人、たまに酒を飲む場合、決して、自宅近辺の飲み屋には行かない。「あなたの話は正論だが、過激で、知人には聞かれたくない」のだと。

 LITERAや日刊ゲンダイを読んでいれば、必然的に、連中の支持率急降下するだろうにと毎日不思議に思っている。

 LITERA

日本はなぜ「飲食店や酒場にいくな」というだけで補償をしないのか…英、独、仏は休業の飲食店に従業員の賃金や家賃を補助

志村けんや阪神・藤浪選手が証明した「検査不要論」の嘘! それでも検査しない日本、安倍首相「死亡者が少ないから」は本当か

 植草一秀の『知られざる真実』

すでに始動している日本のオーバーシュート

 日刊ゲンダイDIGITAL

ドケチ安倍政権 13万病床削減を撤回せず医療崩壊の危険性

2020年3月31日 (火)

ロシアに対するリヤドの「石油戦争」の、いくつかの世界的な狙い

2020年3月24日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 進行中のロシアとサウジアラビアの「石油戦争」は、地政学、地政経済学の目的のために、益々天然資源を利用する論理にそのルーツがある。これは、決して全く新しいものではないが、最近の攻勢は、アメリカとロシア間で激化する世界リーダー役を目指す、競争が背景にあり、シェール・オイルのシェアを増やすため、ロシアを追いだし、世界石油市場でのロシア・シェアを押さえつけて、ロシアの経済的能力と、ロシア国境外に戦力を投射する力を傷つけることを、アメリカは企んでいるのだ。

 サウジアラビアが、更なる石油削減をクレムリンが拒絶したことで、「石油戦争」をロシアのせいにしているが、彼らが提案した削減は、究極的に、ロシアの国際市場シェアの更なる減少と、アメリカのシェール・オイル生産高と輸出の著しい増加を意味したはずだ。2016年のOPECプラス合意と、それに関連する石油生産削減以来、アメリカ・シェール・オイル生産高は1日450万バレル急増した。欧米の政治評論家連中は、アメリカの「成長著しい」シェール・オイル産業に標的を定めている「有害な」当事者として、ロシアについて書いているが、事の本質は、もしOPECプラスがなかったら、アメリカ・シェール・オイル産業が、そもそも発展しなかっただろうことだ。ロシアは生産を更に削減するの拒否しただけで、安定した石油生産体制を続けるため、進んでOPECプラスを延長しようとしているのだ。

 OPECプラスが、アメリカシェール・オイルに、どのように役立ったかは、安定した原油生産が、安定した高価格を意味し、アメリカ・シェール・オイルを一層利益があがるようにし、アメリカが生産を増強し、インフラ輸出を可能にするために状況を利用した事実から明白だ。2016年、OPECプラス合意が成立した際、アメリカ石油輸出は5倍に増加し、シェール・オイル生産は日産890万バレルから日産1310万バレルに増加した。だから、かなりの程度、石油生産で、サウジアラビアによる、これ以上の削減の提案を拒絶し、ロシアは本質的に、アメリカ・シェール産業が、これ以上自由に世界拡大するのを拒否したのだ。

 同時に、ロシアはOPECプラス合意を継続する。ロシアのミハイル・ミシュスチン首相はこう述べた。

「我々は[OPECプラス]合意から脱退をしていない。それどころか我々はコロナウイルス蔓延で進展した状況を複雑にしないよう、少なくとも第2四半期の終わりまで、あるいは1年間、既存条件で、合意を延長するよう提案した」。

 最近のプーチンとロシア・エネルギー当局者の会議で、プーチンは、こう言ったとされている。

「OPEC+」は、世界的エネルギー市場の長期的安定を保証するための有効な手段であることが分かった。おかげで、我々は追加の予算収入を得られた、重要なのは、川上の企業が、自信を持って、有望な開発計画に投資できるようになった。」

 ここで明白になっているのは、石油価格の低下は、とうていロシアのせいに出来ないということだ。根源は市場占有率のための世界的な戦いにある。この戦いは、二つのレベルで起きている。一つは、ロシアとサウジアラビア間のもので、後者は、あらゆる戦争で、アメリカ側についていることが知られており、圧倒的に石油に依存している経済を維持するため彼らの市場占有率を拡大したいと望んでいるのだ。二つ目は、一つ目とつながっているが、現状においてロシアの市場占有率を減らし、シェール・オイルのシェアを拡大することにある。この拡大は、理論的に、ロシア石油を犠牲にして実現するから、サウジアラビアは、やはり利益を得るのだ。

 石油価格下落の背後には、サウジアラビアとアメリカの意見一致がある。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、ウィーンでの会議の晩に、電話でサウジアラビア皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンと話をしたが、議論の主題は、ホワイトハウスによれば、「エネルギー市場」だった。

 アメリカとサウジアラビアが、ロシアの世界的な炭化水素市場のシェアを押し潰すことに対する深い関心があるのは、ロシア・ドイツ共同のノルド・ストリーム2パイプライン・プロジェクトを、アメリカが阻止し、さらに制裁しようとしている手口から明白だ。

 誰がこの戦争に勝つのだろう? サウジアラビアと異なり、ロシア政府が予算の誓約を満たすことができるようにする上で、それが重要な役割を演じているとは言え、ロシア経済は石油価格だけに依存しているわけではない。サウジアラビアはロシアよりずっと早く途方にくれるだろう。もしアメリカ大統領が、サウジアラビア支配者に「エネルギー市場」を論じるために電話し、それが主に、ロシアを押しつぶす方法を見いだすことについてだったのなら、下落し続ける石油価格は、シェール・オイル企業が打撃を受けるだけなのだから、石油価格を安定させる方法を見出すことについてでもあっただろう。ブルームバーグ報道によれば「アメリカ・シェール・オイル部門は完全に殺されつつある。徹底的な大量殺人。何十億ドルもの株が雲散霧消した。」

 欧米では、一部の人々が、これは、アメリカ経済を破壊するサウジアラビア-ロシアのプロジェクトだと考えているが、そうではない。もし両石油生産国が、それを欲しているなら、彼らは、価格低下を可能にし、承認されたレベルで生産を維持するような方法で、新しい石油輸出国機構 + 合意をすることで、そうできたはずだ。そういうことにはならず、アメリカにおけるサウジアラビアの深い権益を考えれば、アメリカ経済を「死なせる」サウジアラビアのプロジェクトを想像するのは困難だ。それが意味するのは、ロシアの市場占有率を押しつぶす取り組みだ。これは石油生産削減(それでシェール・オイルのシェアが更に増大するのが可能になる)というサウジアラビア提案の説明になる。石油価格の低下は、プロジェクトが失敗していることを示している。ロシアは強靱で、10年間、自身を維持するのに十分な備蓄資源を持っている。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/24/riyadh-s-oil-war-on-russia-has-some-global-objectives/

----------

 植草一秀の『知られざる真実』

税金私物化するな!勝手に使い道決めるな!

 東電福島第一原発メルトダウンのずっと前、2006年に、共産党の吉井衆院議員が、驚くほど的確に、津波による電源喪失からの最悪事態を警告していた。自民党も東京電力も、相手にしなかった。そして今の結果になっている。

吉井衆院議員質問本文

安倍総理答弁

 ウイルス感染の問題についても、自民党政権は、とんでもない医療政策をとっている。宗主国の指示によるネオリベ市場原理主義導入の結果は、宗主国風? イタリア風?

 今日の日刊IWJガイド記事を一部引用させていただこう。

 田村議員は、そのような事態の最中になんと「医療機関の病床削減」の議論をしていた政府を批判して同構想の撤回を求め、少なくとも新型コロナウイルス感染症が完全に収束するまでは少なくとも停止すべきだと主張しました。

※感染拡大でも病床削減 地域医療構想 田村氏が撤回迫る(しんぶん赤旗、2020年3月28日)
http://jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-03-28/2020032801_04_1.html

 これに対し、加藤勝信厚生労働大臣「並行して将来に向けた対策」であるとして、新型コロナウイルス感染症とは別の次元での議論だと言って正当化し、構想撤回を拒否する姿勢を崩しませんでした。

 この「地域医療構想」は、2025年にいわゆる「団塊の世代」が75歳以上になることから、それに対応できる医療体制を作るために地域で医療機関などの連携や役割分担などを構築すべく、2018年4月から都道府県の地域医療計画に位置付けられているものです。その中で、高度急性期・急性期・回復期・慢性期といった段階ごとに必要な病床の数を推計して算出しようとするもので、そうした構想の中で感染症に対応する病床については削減の方向で進められることになっています。

※厚生労働省「地域医療構想」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000080850.html

 「地域医療構想」具体化のために「地域医療連携推進法人」制度がつくられました。これは安倍政権が米国の要求に従い医療分野に市場原理を持ち込んだものとされます。この法人制度について、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」第465号の解説部分では、以下のように説明しています。

 「実質的には持株会社の解禁」「『経営効率』の名の下に、医療スタッフのリストラや非正規化、検査の省略、必要な医療機器の買い控え、病床数の削減等が横行、医療サービスの質が低下すると危惧された」。まさに「病床数の削減」を含む医療の低下とその背景を詳しく解説したものです。

2020年3月29日 (日)

ひたすら暗いサウジアラビアの将来

2020年3月24日
ビクトル・ミーヒン
New Eastern Outlook

 サウジアラビアの国有石油会社サウジ・アラムコアの収入は、サウジアラビア王国の年度予算の80%を占めている。同社は損失を隠さず、2019年、公式に純所得229億ドル減を報告したが、開発、つまり生産の維持・増加に対する大幅な支出削減もあった。報告は、この損失の理由を、安い石油価格、生産量減少として正確に、認識して強調している。

 このデータを分析すれば、サウジアラビアが現在、彼らの「黒い金」を1バレル25ドルで販売して、世界石油市場で危険なゲームをしていることがかなり明白になる。サウジアラビアの安い石油生産経費を考えれば、リヤドは更に売値を下げられる立場にある。だが、この値下げは、多くの非常に重要な問題を引き起こす。サウジアラビアが慣れている、贅沢な生活のための金は、一体どこから来るだろう? 彼らは一体どのように、巨大な国家機構、彼らの抑圧的機構を支えるのだろう? 王国の現在の事実上の支配者、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の意欲的計画に、一体どのように資金を供給するのだろう? サウジアラビアを一挙に21世紀へと送り込む、彼らが大いに喧伝した、サウジアラビア・ビジョン2030の資金を一体どこから手に入れるのだろう? サウジアラビア国内で、ほぼ1000万人の外国人労働者を維持する資金は、一体どこから来るのだろう? 結局、もし彼らの賃金がカットされれば、彼らは一夜にして国に帰るだろう。彼らがいなくなたら、一体誰が油田を運営できるだろう- 王国で生まれた人々全員、生まれつき金持ちなので、サウジアラビア人自身は、そこで働くまい。

 サウジアラビアは、既に、これら全ての問題に直面しているが、それに答えるのは、それほど容易ではない。約一年前、皇太子は、粛清で、数十人の王子と官僚を拘留し、1000億ドル以上を彼らから「絞り取った」。だが、この金は既に浪費された。彼は再びこの妙技をやって、無事では逃れられまい。この独裁的措置の結果、多数の王子の間で、現在の措置に対する不満は高まっている、皇太子は更に手綱を締め、より多くの人々を拘留して対応したに過ぎない。例えば、サウジアラビア王室幹部二人、元内務大臣ムハンマド・ビン・ナーイフ・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウードと、国王の弟アーメド・アブドゥルアズィーズ・アール=サウードが最近逮捕された。事件の詳細に精通した王国の情報源を引用したAP通信の報道によれば、彼らは王国内で、全ての主要な権力のレバー支配を強固にしたムハンマド・ビン・サルマーン皇太子を支持しなかったかどで逮捕された。この情報提供者によれば、支配王朝のメンバーを逮捕する決定は、指導部に挑発的な行動の蓄積とされるものの後になされた。2017年、国王の息子によって、継承順位から外されて以来、ムハンマド・ビン・ナエフ殿下は厳しい監視下に置かれおり、77歳のアーメド・アブドゥルアズィーズ・アール=サウードは、王の実弟で、支配王家サウド家の幹部なので、AP通信は逮捕が意外だと書いている。

 AP通信がインタビューした他の二人の匿名情報源は、二人の皇子による行動をクーデター未遂として描くのを拒否した。情報提供者の一人は、この逮捕は、王室の全員に以下のメッセージを送ったと言った。「文句を言うのをやめろ」だ。もしアーメド殿下が逮捕され得るなら、どの王子も逮捕され得るのだから、命令に従え。この情報提供者は、34歳の皇太子の現在の権力掌握に他の皇族がいら立ちを感じる中、アーメド殿下は頼れる人と見なされていたと説明した。

 サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、自身を進歩的改革の擁護者に見せようとしているが、多くの国際人権組織によれば、皇太子は、これらの活動を政治的抑圧と職権乱用から、目を逸らすために使っている。とりわけ、彼はイスタンブールのサウジアラビア領事館での、サウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギの残忍な殺人に関係していたとして非難されている。皇太子が支配しているサウジアラビア治安機関は、国民を不法に秘密に調査し、国民のソーシャルネットワーク・アカウントに違法アクセスし、多くの他の非合法活動をしていると考えられている。

 今は王国にとって困難な時期だが、実に奇妙なことに、大いに無能な皇太子殿下と、彼の対決的政策によって、困難な問題が引き起こされているのは少しも不思議ではない。サウジアラビアが国際市場を操ろうと苦闘して、石油輸出国機構OPEC+合意の下、ロシアに過酷な条件を押し付けようとした時に、石油価格急落が起きた。ロシアが石油輸出国機構合意に加わるのを拒否した後、サウジアラビアは「全面的石油価格競争」を宣言したが、この計画は、リヤドにとって裏目に出るかもしれないと地政学情報企業ストラトフォーが書いている。ストラトフォーの概要によれば、モスクワに譲歩を強要しようとして、ロシアの本格的な外貨準備高を見過ごし、サウジアラビアは非生産的な措置をとり、自身のどちらかと言うと不安定な経済状態を考慮し損ねたのだ。「かつてサウジアラビアは、主要当事者間の協力を奨励して、石油市場での地位と収入を維持しようと望んでいた」とブルームバーグの論説コラムニスト、デイビッド・フィックリングが指摘している。「それが今、最良の可能性を、まさに逆のことするのに賭けている。モスクワとアメリカの独立石油企業とチキンゲームをして、最後に残るプレーヤーになろうとしている。」

 ロシアについては、石油価格の下落は、経済に大きな打撃を与えたが、多くの世界的経済学者は、モスクワがリヤドより遥かに良い立場にあると強調している。これは2017年以来、ロシアがバレル当たり40ドル以上のどんな価格においても、ロシア国民福祉基金(National Wealth Fund ФНБ)に繰り入れていたためだ。最近の公開データによれば、基金は1500億ドル蓄積し、5700億ドルの手元資金を蓄えている。価格が下落した場合、何が起ころうとも、これらの蓄えが打撃を緩和するのに役立つだろう。

 一方、サウジアラビアは、サウジ・アラムコから十分な配当を受け取れず、準備金から年度予算の半分の資金調達をするか、外国からの金を借りるよう強いられるシナリオに直面している。GDPに対する国の負債比率が、わずか26%なので、二つ目の選択が非常にありそうに思える。だが、未来の石油価格の不確実性のためと、サウジアラビア政策決定者の衝動性と無能力のため、利率が上昇するかもしれない。

 アメリカの経済学者たちも、石油価格を巡るサウジアラビアとロシア間の紛争は、アメリカ経済に対する厳しい波及効果があることを認めている。生産を増やすことで、国内市場で、無類の成功を実現するのに成功していたのが理由の一つで、アメリカのシェール・オイル生産者は、去年、既に傷つきやすい立場にあった。Evercore ISIの報告によれば、シェール・オイル生産者は、2007年以来、2800億ドル以上の累積マイナス・キャッシュ・フローだ。彼らの貸借対照表が悪化するにつれ、シェール・ブーム時に、資金調達をしたアメリカの銀行や未公開株式会社が、シェール会社への彼らの支援を逆転し始めている。最近の報告は、試掘・生産部門の負債の1400億ドル以上が「ジャンク級」に下落する危険があることを示している。もしこれが起きれば、負債総額が3000億ドル以上になる、関連する収集や処理や運輸企業に影響を与えるだろう。現在の石油価格では、アメリカ企業の極めて少数しか繁栄できない。去年末、ダラス連邦準備銀行調査で、地域業者の59%が、1バレル50ドルかそれ以上の原油価格が必要なことが分かっている。それでも3月12日時点で、ウエスト・テキサス・インターメディエイト(WTI)は30.71ドルだ。

 世界が安い石油の時代に戻っているのは明らかだ。最大生産国は生産高を増やそうとしており、石油価格相場の長い下落をもたらすだろう。専門家たちは、今誰が最もリスクが高いか、誰にとって全てが経済大惨事で終わるか、誰が価格競争に勝利し、国際市場で、シェアを増して、最も影響力を持ったプレーヤーになるか理解しようとしている。このゲームに勝利者はいるのだろうか?

 ビクトル・ミーヒンは、ロシア自然科学アカデミー客員。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/24/only-hard-times-ahead-for-saudi-arabia/

----------

 植草一秀の『知られざる真実』

私たちの老後年金資金があぶない!

 この記事題名、上級国民サクラ花見ワースト・レディの国名に変えても、ぴったり?石油は出ないうえに、政治的抑圧と職権乱用の点では決してひけをとらないトップがいるのだから。自分の行動の正当化や、覆工五輪が延期になった途端に、緊急事態を企む悪智恵だけは抜群。

 LITERA

後藤謙次の降板で『報ステ』政権批判が完全消滅? 後任に米国防総省の研究センターや笹川平和財団にも所属していた記者が

 隠蔽エンジンで、見えなくされている下記記事を是非ご一読を。隠蔽される理由がおわかりいただけるだろう。

簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)(冒頭末尾以外再再掲)

2020年3月22日 (日)

Covid-19がトルコを攻撃する中、難民でEUを攻撃するエルドアン大統領

2020年3月20日
ジム・ディーン
New Eastern Outlook

私を国を専制政治に捧げた人物として歴史が記録するのを望まない
   トルコ初代大統領 ムスタファ・ケマル・アタチュルク

 エルドアンのイドリブ戦争は、彼が勝てない、EUとの新しい戦争へと変形した。彼の狂気には秩序があるのだろうか? 一つの場所で事態が落ち着くとすぐ、彼は他の場所で戦いを仕掛けるから、私は問うているのだ。彼の代理テロ勢力を支援する上空掩護は抜きで、イドリブに伝統的な軍事侵略を進めながら、ジハード傭兵部隊をリビアに派兵した。

 私が見た最後の話は、これら傭兵は、トリポリの石油施設を防衛する仕事を与えられた、5000人という信じ難い人数だった。だがそれから一週間内に、ベンガジ郊外での戦闘で、彼らは、既にハフタル部隊に殺害されたという、確認済みの報道があった。

 この勢力は、ヨーロッパの他の全員の海底石油・ガスパイプラインを阻止する地中海経済水域をリビアと共有する協定を目指すエルドアンの狙いの一環だったと疑われている。

 トルコの恫喝にもかかわらず、ニコス・アナスタシアディス大統領は自身の試掘を止めるのを拒否しているので、キプロス-トルコ紛争は継続する。彼はキプロスを再併合し、あらゆる石油資源を共有したいと望んでいるが、今エルドアンは、提携・共有モードにあるように思えない。結局、これは、元々シリアだったが、第一次世界大戦後、フランスの好意で、ハタイ県とされたのと同様、イドリブが最終的にトルコに吸収されるのを望んでいる、まさに同じ人物なのだ。

「主権や「私は国際法に違反しているが、我々が対話できるよう、お返しに、お前は主権を断念しなくてはならない」というような前提条件の論争は、好意や誠意ではありません」と国際的に認められているキプロス政府のアナスタシアディス大統領は述べた。

 アナスタシアディスがキプロスの経済主権を放棄するよう望むエルドアンと、制裁緩和の議論を始める前に、北朝鮮が完全非核化するよう望むトランプは「瓜二つ」に見える。

 トランプが「完全非核化」の前提条件に言及するのを最初に聞いた際、トランプには決して金正恩と取り引きをするつもりはなく、金は決してトランプのぐらつく約束で、核抑止力を断念することはあるまいと、私はVeterans Todayで主張した。世界中の誰も、それほど愚かではあるまい。

 北朝鮮問題は、見せ掛けの交渉で、トランプが国際メディアで「取り引きの王様」だという山のような報道を生み出せると知っていて、国連演壇での「ロケット・マン」蔑称を含め、あらゆる芝居じみた言動で、トランプの言葉を借りれば、初日から「偽りの交渉」だった。トランプは確かに有能な芸人だと言えるが、それは、どちらの側も切れるので、大統領にとって、もろ刃の剣だ。

 エルドアンは芸人たろうとしているが、彼は芸人ではない。彼は舞台に登場するのが好きだが、好感を持たれないのだ。彼はクーデター未遂後、確かに感じのいい人ではなく、彼らがテロを支持していたと主張し、実際のクーデターネットワークを一斉検挙しながら、あらゆる反政府報道機関を打ちのめすことに決めた。これが、彼が議会を乗っ取り、政治的敵対勢力を叩き潰す権力を与える新法を通過させるのを可能にした。

 VTは、ある日姿を消して、三カ月報道していたトルコ人記者を失った。数年後、我々のシリア人記者が、ダマスカスから気分転換のため、トルコを訪問し、野党と話しする許し難い罪を犯した。「尋問のための」彼女の二度目の逮捕で、二日目に、テロ行為の罪状を負わされ、外国人刑務所に移された。我々は国際ネットワークに、全員総力を挙げるよう呼びかけ、このような出来事のため保持していたファイルのおかげで、24時間以内に、彼女はダマスカスに戻る飛行機に搭乗した。

 エルドアンはS- 400とパトリオットを欲しがっている

 エルドアンは緊急事態のふりをしているが、このような移送は何カ月も兵站計画が必要なのだから、愚かな、パトリオット・ミサイル要求に素早く対応しないアメリカに、トルコは、拒絶されたように感じたのだ。

 トルコ軍機が、トルコ領空から、シリアやロシア軍機にミサイルを発射しない限り、シリアやロシア空軍による空爆が本当に可能だと彼が思っているとは誰も信じなかった。

 NATOも、エルドアンの代理軍隊の一つになるのを拒否した。トランプは遅ればせながら、印ばかりに、多少の軍需品を提供した。それはエルドアンが、EUと彼の仇敵ギリシャに対し、難民を兵器として使用した時だった。

 EUが難民支援のため60億ドルを約束したが、まだ支払っていないという彼の非難、大部分の人が、全く支払われていないと解釈した信じ難い声明を我々は聞いた。それはEUが送っていた難民金が、エルドアンの政治的なお仲間連中によって、関与するあらゆる取り引きからかすめるため盗まれていたのを知ったことに関係があるかもしれない。

 トルコのシリア国境沿いの、どんな難民キャンプについても、現地のEUの人々による映像や書かれた報道を見ていないことに私はいつも驚いている。それはトルコにとって重荷だと我々全員同情できるが、それら難民の多くが、シリアで戦うテロリストや好戦的代理集団の家族だった。彼らは決して飢えてはいなかった。

 これは、ISISが盗んだシリア石油の全てを市場に出し、月面上の誰でも、趣味の望遠鏡で見られたはずのイラク砂漠を横断する石油タンクローリー大車列を通して、ISISへの資金供給を支援した、まさに同じトルコだ。エルドアンの子分連中は、アレッポの物理的略奪に参加し、この都市のあらゆる工場から、あらゆる機械部品を取り去り、長さ20キロのトラック車列で、それをトルコに持ち帰った。

 これまでの一週間、難民をエルドアンの地政学的砲弾の餌食に転換し、シリア停戦後、彼は、何千人も、ギリシャ国境に向かって送った。ビデオ映像では、私は何も見ていないが、ニュースは、多くのアフガニスタン人やアフリカ人を報じている。

 最初の数日、子供連れの女性をみかけたが、以来全く見ていない。ニュースは、ギリシャが群衆の殺到を阻止していたキャンプに戻ったが、大半の難民が、大部分、若いか、兵役年齢の男性で、余りに多くの人々が、防寒具バックパックさえ背負っていなかった。彼らは水のボトルや、私が見える食料さえ持っていなかった。

 エルドアンの連中が、プロパガンダ目的で録画する上で経験があるビデオを作成するため、予備役将校訓練団の若者や、若い新兵が難民役を演じているのではと疑問に思った。侵入できないため、難民は、それが彼らの仕事で、国境を守っているギリシャ国境警備兵に挑戦したが、ギリシャ国境警備兵はうまく対処した。

 夜に国境警備兵に対し、火炎瓶を使う若者たちのビデオを見たが、物資は、明らかにより劇的にしようと、トルコ当局が彼らに供給していた。だがギリシャは国境を保持したので、エルドアンの失敗だ。

 「難民」がギリシャ柵の穴を壊す取り組みへの支援で、エルドアンは、トルコ国境警備兵と若干の特殊部隊を配備した。トルコ側から、ギリシャ国境警備兵に催涙ガスを発射する制服を着た男性やゴム弾らしき火を吹く若干の近代的歩兵兵器のビデオを見たが、ギリシャは自制を維持した。私はヨーロッパの多くも、この全てを見たと確信している。

 芝居じみた国境での衝突が、EUにエルドアンと会う代表団を送るよう強いて、EUは、親のいない1500人の子供だけ受け入れることに同意した。

 この全てが続く中、Covid-19ウイルスは歩行者のために速度を落とさず、道路を疾走した。エルドアンの策略が、ひどいタイミングだったと言うのは控えめな表現だ。いつもは手の内をみせないメルケルが、昨日、ドイツは今後一、二年にわたり、ウイルスに感染する70%の国民のために準備する必要があると述べて、表舞台に出た。

 この世界的大流行と、それに伴って起きるだろう経済破壊が降りかかる中、EU諸国が、難民の洪水を受け入れると皆様がお考えなら、それは幻覚だと私は思う。Covid-19は今トルコに上陸し、エルドアンは他の様々な戦線に加え、国内でも対処すべき戦線を抱えることになる。彼は余りに手を広げすぎたのかもしれないと私は思う。

 ジム・W・ディーンは、ベテランズ・トゥデイ編集長、TVアトランタの文化・環境的遺産のプロデューサー/ホスト。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/20/erdogan-attacks-eu-with-refugees-as-covid-19-hits-turkey/

----------

 忖度専門家会議は19日夜「いわゆる孤発例が増加している地域がある。孤発例が増えていくということは、感染実態を必ずしもつかめていないということを意味する。こういうことが続くと、爆発的患者急増(オーバーシュート)につながりかねない」(尾身茂副座長)

 大本営広報部は、日本語で爆発的患者急増といわずに、揃って、オーバーシュート。忖度速記者集団。

 朝の国営放送、たまたま見たら、忖度専門委員会の先生がコロナウイルス対策を講じていたので、すぐ切り換えた。

 彼よりも、軍事評論家の田岡氏の話の方が、興味津々。「中国が隠蔽した説」への反論。

終わらせないぞ「森友」終わらないぞ「コロナ」

 何年か前、渡良瀬遊水池ヨシ焼きを見に行ったことがある。久しぶりに見に行きたいと思っていたが「この度の新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、今年のヨシ焼き見学は自粛くださるよう皆様のご協力をお願いいたします。」とあった。見物できたらなあ、と思える素晴らしい天気だった。テレビでヨシ焼きの様子が映ったが、遊水池入り口らしき場所、閉められていた。

 <新型コロナ>集団感染「3条件」のどれにも該当しないだろう。

  1. 密閉空間であり、換気が悪い。
  2. 手の届く距離に多くの人
  3. 近距離での会話や発声がある。

 一方、3条件が重なる、K-1、さいたまスーパーアリーナで開催されるという。見に行く勇気はない。

格闘技K-1の巨大イベントが、明日開催決行!! この時期に世界の常識を打ち破る愚挙!? 観客1万人がコロナのステルス・キラーになる可能性!? 2020.3.21

2020年3月13日 (金)

モスクワ合意:トルコは本気でシリアで平和を確立しようとしているのだろうか?

2020年3月11日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 エルドアンとプーチンのほぼ六時間にわたる長い会談が停戦をもたらし、M-4道路のロシア-トルコ共同パトロールが再開したが、エルドアンがモスクワでの会談に向けて精力的に活動したのは、シリア領を軍事的に支配下に置いておくのが益々困難になりつつある認識が深まったことに起因したのは、ほとんど否定できない。ロシア・シリア両国とも、二月末までに、イドリブの緊張緩和地域から撤退しろという、エルドアンの警告をほとんど無視している。それどころか、軍事行動を進め、戦略上重要な領土の一部を占領し、エルドアンが理解すべき新たな事実を現地で確立することに決めている。

 だが停戦は、同時に、エルドアンが押しつけた、ほとんど無用な戦争からの必要な休息をシリア軍に与えるだろう。だが問題は、この停戦が和平合意に至るか否かは、主として、そもそもの争いの源に関するトルコとその政策次第だ。シリア軍とクルド民兵に対して、アンカラが支援し続けているタハリール・アル=シャームのジハード部隊だ。

 タハリール・アル=シャームは「聖戦」継続する意思を示して、既にモスクワ合意を拒絶しており、シリアとロシアが妥協するつもりがあるとは思えない目標である、シリア全土を排他的支配におくというシリア要求に関して、問題を複雑にしている。

 アンカラが、表明している目的を推進するため、タハリール・アル=シャームグループの名前だけ変えて、支援を続ける現実的な可能性がある。実際、ジハード集団指導部は既に、自身「政治団体」に変わる提案をしているので、そのような可能性はある。インタビューで、タハリール・アル=シャームの指導者アブ・モハンメド・アル・ジュラニは、そのような「変身」で「国際的正当性」を獲得するのに何らまずいことは無いと述べた。

 トルコ国営英語放送局TRTワールドが、最近、この集団が、長期間の絶え間ない戦いを通して、同化し合法化する、いわゆる「タリバン・モデル」にならって、「現地に注力し、シリア社会に入りこみ、力をつけるため、とりあえず、方針転換すると決めた」と報じた。「これまで19年、アメリカと、カブールに本拠をおく政府と戦いながら、領土を維持し、確保し、運営するタリバンの忍耐力が、ワシントンが政治的解決に甘んじるよう強いたのだ」とTRT報道は更に述べた。彼らの計算では、同じ政策を採用することで、シリアとロシアにも彼らを受け入れるよう強いることができるのだ。

 タハリール・アル=シャーム戦士にとっては「誰も、この政権やロシア支配下で暮らそうとは望まない。人々は愛する家族を失い、降伏するつもりはない。戦士は地元住民とつながっており、彼らからの大きな支援がある。」言い換えれば、この主張に関するかぎり「タリバーン・モデル」に習う諸条件は存在しているのだ。

 ジハード集団に対するアンカラの支援と、戦闘を継続したがるこの集団の癖を考えれば、モスクワで達成された停戦は、トルコ地政学の人質状態なのを意味している。

 それがシリアでの平和にとって意味するものは、アンカラは、表明している目的を追求し続ける可能性が高く、停戦期間を、選択肢を探し、ジハード戦士の再武装、再配置に利用するだろう。もしアンカラが、シリア軍に対して攻撃再開するのが、本当に時間の問題なら、シリアが支配下に戻すため激しく戦った領土を、アンカラが奪還するのを、傍観者を決め込まぬよう、ロシアは苦しい立場におかれるだろう。

 トルコにとって、ロシアという要素は重要で、アンカラは、幹線道路利用を認めるよう、モスクワを説得できないままだ。実際、トルコ冒険主義の最近の失敗の核心にあったのは、ロシア要因だった。現在、ロシアは、即座に、イドリブ領空を支配下において、トルコに、航空機、ヘリコプターと(48時間の期間以外)ドローンの使用を不可能にしながら、シリア空軍と共に、トルコ軍と、彼らが同盟しているタハリールの反アサド部隊の両方を強く攻撃するために、自らの軍用機を使っている。トルコは、シリア軍の前進を反転させることが可能かもしれないが、シリアでロシアと戦うことはできない。

 もしアンカラが本気で望むなら、平和への鍵は、まだされていない決定であるタハリール・アル=シャーム戦士の武装解除だ。タハリール・アル=シャーム戦士によるシリアやロシア軍に対する、いかなる攻撃も、停戦とモスクワ合意に対する大打撃で、究極的には、シリア全土を開放するための、シリア-ロシア-イランによる全面的攻撃になるだろう。だが、これは、イドリブ合意以来、モスクワが、ずっと回避しようとしているトルコと彼らの関係を代償にして、実行されることになる。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/03/11/moscow-accord-is-turkey-genuinely-trying-to-establish-peace-in-syria/

----------

 二股をかけている、というのか、こうもりというのか。彼の政治行動だけではない。残念なことに、この国の最大「野党」とされるものの行動もだ。結局、体制翼賛会。国民のためになることをせず、ウソばかりいっている政権が、疫病をきっかけに、突然正気になるはずがないだろうに。オリンピック開催ではなく、これが本当の狙いだっただろう。次は、憲法破壊。殺人犯にピストルを与える法律に賛成する阿呆がいるだろうか?まともな行動をしているのは山尾議員だけ?

 検索エンジンという名の隠蔽装置、下記の記事も隠蔽している。宗主国、属国政府の政策を正確に分析しているためなのだろうか?コピーされているサイトは表示されるが、当ブログのオリジナル記事は表示されない。Yahooでも、Googleでも。各自、ご確認願いたい。

簡単な10のステップで実現できるファシスト・アメリカ(日本?)(冒頭末尾以外
再再再掲)

 無観客の相撲ではなく、山尾しおり衆議院議員緊急インタビューを拝見しようと思う。

日刊IWJガイド「国会の事前承認なく『緊急事態宣言』が可能な新型インフルエンザ特措法改正案が本日国会で成立か!? 本日午後3時より岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビューを生配信!」2020.3.13日号~No.2738号

2020年3月 6日 (金)

シリア - イドリブでの、もう一つの停戦 - エルドアンは全ての点で敗北

2020年3月5日
Moon of Alabama

 シリアに関する我々の前回の記事は、こう結論していた。

エルドアンはイドリブを欲しがっているが、シリアやイランやロシアは、いずれも、そうはさせまい。プーチン大統領は数日中にエルドアンと会い、この点を明確に理解させるだろう。

 今日トルコのタイップ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領がモスクワで会談した。彼らは二人だけでの160分の長い会談と、関係スタッフを交えた、もう一つの会談を行った。両者はイドリブ県での新しい停戦について合意した。

イドリブ県 2020年3月5日

拡大する

 これまでに発表されている合意内容は下記の通り。

1 2020年3月6日 00:01から、イドリブ緊張緩和地帯の境界線での全ての軍事行動停止

2 M4道路から北と南に6キロのセキュリティー回廊が設立され、セキュリティー回廊の機能に関する具体的要項はトルコ共和国とロシア連邦の国防省間で7日以内に同意される予定。

3 2020年3月15日、トロンバ集落(サラキブの西2キロ)からAin-Al-Hayr集落までのM4道路沿いで、トルコ-ロシア共同パトロールが開始される。

 ここに、メモの第一部と、第二部がある。

 (地名のAin-Al-Hayrは、依然ジハード支配下にあるM4道路西端のAin al Hawrとも翻字が可能なのだと思う)。

 現在のシリア軍の作戦目的は、ほぼ満たされている。M4道路とM5道路には、ジハード戦士は排除され、開通するだろう。

 この停戦は長期間続く可能性は低い。だが、シリア軍が多少回復し、兵士と装置の世話が可能になる有用な休止になる。

 これは当面、ここ数カ月にわたり、シリア軍が解放した全ての地域を再び征服するため、シリア軍を攻撃するというトルコの威嚇も終わらせる。

 多くの要求をしていたエルドアンは、それらのいずれも満たされなかった。この合意は、党内での彼の政治的立場という代償を払わせることになろう。

追加:


拡大する

@Hevallo @Hevallo -  2020年3月5日、18:08 UTC

モスクワでのエルドアンとプーチンの会談で、私にとって最高なのは、プーチンの前で、18世紀に数回トルコを破った偉人、女帝エカテリーナ2世の彫像の下で立っているトルコ代表団の従属的位置だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/03/syria-ceasefire-in-idleb-erdogan-loses-on-all-points.html#more

----------

 宗主国大本営広報部とて、科学的事実、コロナ感染については、ウソばかり書いているわけにはゆかない。とうとう日本の検査抑制による感染者数隠蔽を指摘し始めた。たとえばCNN。世界中に、愚劣な隠蔽工作は、ばれている。知らぬは日本国民だけ。民は由らしむべし、知らしむべからず

Japan's coronavirus infection rate could be 'tip of the iceberg' as experts call for more testing

 欧米のテロリスト“キャッチ・アンド・リリース”計画という記事翻訳末尾に書いた映画「They Live」を思い出し、総理や厚労相や大本営広報部アナウンサーや提灯持ちの顔を頭の中でドクロに置き換えて見ている。

2020年2月26日 (水)

ロシアは崩壊する運命にあるのだろうか?

2020年2月20日
Paul Craig Roberts

 ウィンストン・チャーチルは、ロシアは「ロシアは謎の中の神秘に包まれた不可解」だと言った。ロシアにおける態度の、二つの対照的なニュース報道を読んで、私はチャーチルが意味していたことを理解した。

 ロシア参謀本部総長のワレリー・ゲラシモフ大将は、ロシア国境でのワシントンと多くのNATO加盟国による強化された軍事演習から、ワシントンとNATO傀儡諸国は大きな紛争の準備をしていると結論した。モスクワでの外国武官へのブリーフィングで、NATO加盟諸国に行われている軍事演習の数と規模の増加が、NATOが「軍隊を大規模軍事衝突に従事するよう意図的に訓練している」のを示しているとゲラシモフは述べた。https://www.rt.com/news/476178-nato-big-war-kremlin/

 クレムリン報道官はロシア政府は、ゲラシモフ大将の意見を信頼すると言った。

 はっきりさせるため繰り返すが、ロシア軍は分析された証拠に基づいて、ワシントンとその属国が、ロシアとの戦争のために準備していると見ているのだ。ロシア政府は、ロシア軍指導部の意見を信頼すると述べている。

 ところが自立した世論調査企業レヴァダ・センターによる同時期の発表は、ロシア人の80%がワシントンとNATO属国を"友人"と見なしていると報じている。https://tsarizm.com/news/eastern-europe/2020/02/18/poll-4-out-of-5-russians-view-west-as-a-friend/

 「ロシア人回答者の、たった3%が、欧米をロシアの敵と見ると述べたとレヴァダは言っている。さらに16%が彼らが欧米をライバルと見なしていると述べた。

 「レヴァダ回答者の3分の2(67%)が、ロシアは欧米を「パートナー」として扱うべきだと言い、他方、経済日刊紙コメルサント・データの内訳によれば、11%が、ロシアは欧米を「友人」として扱うべきだと言った。」

 ロシア参謀本部の意見と普通のロシア人の間の異常な相違は説明が困難だ。一体誰がロシア国民と意思疎通をしているのだろう? ロシア指導部? あるいは欧米に資金供給されたNGOやロシア人に欧米プロパガンダを押し込むマスコミ? ロシア国民は、まだボイス・オブ・アメリカに耳をかたむけているのだろうか?

 もしこれらの対照的なニュース報道が正しいなら、ロシアはワシントンとそのヨーロッパ属国が戦争に没頭している敵だという政府認識がロシア国民に共有されない事実に直面している。これはロシア国家主権に忠実なロシア政府と、どうやら欧米の友人たちによる植民地化の危険を考えないロシア国民間の意思疎通の完全な失敗を暗示している。

 アメリカ制裁や、選挙で選ばれて、アメリカの束縛からロシアを救い出した大統領に対する果てしない公然の非難で侮辱され、ロシア国境のワシントン核弾頭ミサイルに脅かされているロシア国民が、一体どうして、ワシントンとの友情と協力があり得ると信じることができるのだろう?

 もし世論調査が正しく、ロシア国民がワシントンの覇権衝動を理解していないなら、ロシア主権は確実なものではない。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/02/20/is-russia-doomed/

----------

 記事の題名、違う国名がぴったり。

 後手後手のあげくのコロナウイルス対策基本方針、要するに放置・自己責任。韓国の徹底的なPCR検査と対照的。

 植草一秀の『知られざる真実』

感染拡大主因としての安倍内閣お粗末対応

 『奴隷船の世界史』を読んでいる。奴隷の状況は当然悲惨だが、水夫も悲惨だった。途中で伝染病で倒れた水夫が多数いた。しかも、奴隷を目的地に輸送したあと、水夫が国にかえりたいと思うのは当然だが、船長にとっては、余剰人員をかかえて帰国するのは、無駄なコストなので、水夫に過酷な扱いを始め、厄介払いをしようとしたという。健康状態が悪化し、皮膚病や潰瘍にやられた水夫は、なすすべもなく、乞食にならざるを得なかった。(94-95ページを参照。)

 昔、日本を不沈空母にした人物がいた。当時の通訳は村松増美氏。
 今の内閣・自民党は、日本まるごと「不沈コロナウイルス奴隷船」にしている。

 ダイヤモンド・プリンスが培養実験船になったのと同様、列島丸ごと培養地。上級国民以外は放置される。奴隷船水夫の生活を読んで、ダイヤモンド・プリンス乗員の方々を思い出した。政府は奴隷船の船長。国家犯罪続行中。

日刊IWJガイド「スクープ! IWJにクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』クルーから助けを求めるコンタクトが! 『16日間隔離され続けています』!『先が見えない、助けて!』「発狂しそう!』」2020.2.26日号~No.2722号

2020年2月25日 (火)

最近のアンカラの怒りの爆発は、シリアでのエスカレーションをもたらすだろうか?

2020年2月17日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 NATO同盟国として軍事的に二番目に強いトルコは、これまでは、中東で何をたくらんでも、事実上おとがめなしで済んできた。

 理由は単純だ。トルコのいじめと拡張主義に軍事的に対決することは、アメリカあるいはイスラエルと対決するも同然だからだ。何千人もの、あるいは何百万人もの無辜の人々が結果として死ぬことになるのだ。

 モスクワは状況を十分に理解している。その外交は素晴らしい。そして、シリアをまとまった一つの国として維持したいというロシアの願いは世界の多くの地域で、称賛と支持を増している。だが、アンカラでも、イスラエルでも、欧米でも、そうではない。

 ロシアとトルコは、しばしば多くの問題に関し妥協点を見いだすことができる。両国民はお互い、大いに好きだ。素晴らしい文化的、経済的、戦略的な絆がある。しかるべき点を正当に評価すれば、両国政府は、様々な重要問題に関して妥協する用意がある。

 だが、しばしば、トルコ政権は、不合理な、予測不能な行動を始めることがある。このような時期には、協定は崩壊し始め、人々が死ぬ。ロシアは進退極まることになる。ロシアは、ことを平和的に解決したいと望んでいるが、中東で最も重要な同盟国シリアを守る決意も強い。

 問題は、ロシア政府は極めて理性的だが、トルコ政府は、しばしばそうではないことだ。そして論理とヒステリーが出会う場合、非常に危険な結果になりかねない。

* **

 ダマスカスでは、大部分の人々が頭脳明晰に状況を分析している。シリア政府内の知人が、この記事のために書いてくれた。

「ロシアは、シリア政府とシリア国民に、テロと戦うよう招かれたのです。トルコ軍は占領軍です。彼らは誰にも招待されていません。彼らは好きな時期に、我々の領土に侵入しており、不道徳で、非合法です。トルコはここでテロリストを支援しています。」

 私の同僚、主要なトルコ知識人で、トルコ-ロシア関係専門家エルキンOncanが、この記事のためにイスタンブールからこう発言した。

「エルドアンは、2016年のクーデター未遂以来、アメリカとロシア間での「バランス・ゲーム」をしていた。エルドアン政権はロシアとの良好な関係を発展させた。他方、トルコはアメリカにメッセージを送るのを決してやめなかった。我々は中東であなた方の本当の同盟国だ。クルド人ではなく、我々だ。」

 何年間も、トルコやロシアやシリアの専門家たちは知っていた。エルドアンは二股をかけてきた。否定的なものであれ、肯定的なものであれ、余りに多くがトルコの関与に依存しているのだ。だが大半は否定的だ。アメリカさえ、他の反抗的同盟諸国の扱い方と比較すれば、アンカラには、「温和に」対処している。

Oncan氏が続ける:

「トルコは今ほど緊張のレベルを上げたことはなかった。」

「何をさしおいても、ロシアはAKPの「反米」姿勢には最良の選択肢だった。トルコはモスクワとの本格的な経済的、政治的関係を発展させ、この「バランスゲーム」は少なくともしばらくの間、ロシアとの同盟の方が有利だった。」

「だが、対シリア政策が、エルドアンのバランスゲームをだめにした。なぜなら「シリア反政府派」とのエルドアンの絆は、AKPのシリア戦略の核心になったから。」

「ソチ合意で、エルドアンがダマスカスに対する彼の対応を変えたように思われた。だが協定が署名されて以来、AKPがソチと敵対的なことは明白だった。アサド反対で、「イスラム主義反政府派」支援が、対外政策だけでなく、国内政治問題になった。」

「エルドアンは、突然、アメリカ-ロシアバランスゲームと、シリアに対する欲望の板挟みになった。そこで巨大な問題が再浮上した。ジハード主義だ。」

「AKP政府が、何年もの間、ジハード・テロリストを支援してきたのは周知の事実だ。近年、トルコは公然と自由シリア軍と共に活動し始めていた。政府はますます急進的な幹部と、益々親密な関係を築き続けた。」

「トルコがソチ合意に従うなら、シリア軍隊に手をだしてはならない。もしトルコがそうすれば、トルコ自身、シリア(そこのテロ集団)と、トルコ両方で、大きな報復に直面しかねない。トルコが一度もジハード戦士を、シリアに送るのをためらったことがないのだから。」

「トルコが正式にシリアと交渉し始めれば、多くが、トルコの中東政策の大黒柱が崩壊した見なすだろう。」

「トルコが、ビック・ブラザー、アメリカと和解すれば、クルド人民防衛隊、トルコの最大の敵で、シリアでのアメリカ最大の同盟者と交渉を始めなければならない。」

「この逆説的な、あいまいな状況で、エルドアンの方針上、「オスマントルコの夢」と「バランス行動」は、いずれも優先事項なので、アメリカと和解すれば、トルコは再度、アメリカに向かって空中浮遊するように思われる。エルドアンはシリア侵略計画を速めることを考えるように思われる。ロシアがシリアの領土保全を支持し、アメリカが占領を提唱しているのだから。」

* **

 出来事の連鎖は目が回るような速度で進展している。2020年2月16日、シリア最大の都市アレッポは、シリア政府軍によって、とうとう解放された。より正確には、アレッポは、長年で初めて、今テロリストや、いわゆる反政府派の射程外になったのだ。

 友人のシリア人教育者フィダ・バショール女史がこの記事のために説明してくれた。

「我が国のトルコ占領を取り巻く最近の状況は非常に深刻だ。彼らはわが国を占領する権利を全く持っていない。国内の雰囲気は勝利感と悩みが混じり合っている。戦争が起きて以来、非常に長く厳しい10年が過ぎた。それでも我々は勝っている。我々の軍がちょうど今日(2月16日)アレッポ市を完全に安全に確保したので、我々は完全に勝利し、回復する我々の能力に確信を持っている。」

* **

 私はずっと前、彼がまだイスタンブール市長だったときにエルドアン大統領に会った、私はユーゴスラビアの戦争を担当していて、バルカンの過去を理解するため、定期的に、トルコを訪問していた。彼が今のそうであるように、彼は当時も混乱していた。世界最大都市の一つの市長として、彼には多少の善意と、実に印象的な実績があった。

 だが彼の政治的目標は徹底的に混乱しており、過度に意欲的で、しばしば退行的だ。

 後に、何年もの間、私は何度も、アンタキヤとガズィアンテプ周辺地域の国境地帯を訪問して、シリアとトルコ両方で働いた。

 シリアへのトルコの関与、その無数の侵略と越境作戦は、とシリアとトルコ両国の村や町を丸ごと破壊した。シリアでは、破壊は、物理的で、経済だ。トルコでは、村々や町々は完全に国境を越えた貿易や友情や家族の絆に依存していたので、過疎化した。

 エルドアンは気にかけているようには思われない。彼が始めるのを手助けしたこの紛争地域が人類文明のゆりかごの一つなのは、彼にとってほとんど重要ではない。

 トルコは欧米同盟諸国と共に、最も残忍なジハード集団を武装させ、訓練し、シリアに送り込んだ。ある日中国に戻り、中華人民共和国を破壊するのを支援するのを期待して、欧米が種々の戦場で訓練している北西中国のウイグルが彼らの中で最も残忍だ。

 訓練は、しばしば、皮肉にも、いわゆる難民キャンプと呼ばれる場所で行われた。私は中南米のネットワークTeleSurのため、報告でも映像でも、この残酷さを報じた。

* **

 パトリック・ヘニングセンは主要な世界問題評論家で、21センチュリーワイヤーの共同創設者、経営幹部、編集者で、シリアの詳細な知識がある。彼は、シリアにおける最近の進展について、特にそこでのトルコ作戦について彼の考えを語ってくれた。

「この地域におけるトルコの、あきらかに支離滅裂な行動は、トルコの伝統的な安全保障問題と、強い失地回復論的要素のある現与党の、全面的な改革主義的な狙いと組み合わさった副産物だ。シリアで、あらゆるクルドPKK /クルド人民防衛隊の飛び領土を鎮圧するというトルコの主要な安全保障の狙いは、国内で行われている歴史的移行と分離できない。エルドアンのAKP党と、国家主義の(ハイイロオオカミ)の民族主義者行動党の連合は、非宗教的なケマル主義共和国を、事実上、イスラム主義国家である「新しいトルコ」に押し戻す途上にある。この新オスマントルコの復活は、トルコを、地域的にも、世界的規模でも、その影響力を投射することを意味するイスラム世界の中心という、かつての立場を取り戻したいと望んでいるのだ。これはシリアで、厳しく語り、活動することも含んでいる。トルコはリビアにも介入している。ムスリム同胞団へのエルドアンの熱心な支持や、アル・ヌスラ戦線や、自由シリア軍のような原理主義イスラム主義過激派戦士の取り込みは、実際にトルコ兵士を犠牲にすることなしに、代理勢力で軍事力を投射する手法と見なすべきだ。国内の大統領の敬けんな民族主義支持基盤は、エルドアンを、世界の正当な位置にトルコを戻す、ポピュリスト指導者と見なすので、シリア征服と、政権転覆という彼の呼びかけを支持するだろう。現在、トルコは全ての関係者に、必要にあわせて迎合し、ロシア、アメリカとNATOの間で複雑なダンスを試みているが、常に、トルコの権益を頭に置いている。彼がしばしばシリア、ロシアとアメリカに対し、定期的に、脅迫で虚勢を張っているのかもしれないが、彼は常に彼の基盤を念頭に置いてそうしているのだ。それは「トルコ・ファースト」「トルコを再び偉大にする」ことだ。この全てが、トルコを、非常に複雑な情勢におく。あえて言えば、ビザンチン様式(複雑怪奇)。」

 誰も、これ以上うまく状況を定義できまい!

* **

 2019年のある時、私がイドリブ県で、二人のシリア人指揮官と働いていた時、我々はISIS陣地とトルコ監視所の両方に直面した。

 私はシリア砲兵隊陣地の一つにいた。ロシア兵たちは近くにいて、はっきり見えていた。現地のISIS司令部として使われていた農家もそうだった。

 全てがグロテスクな感じがした。

 ロシア軍は、これら侵攻しているトルコの施設を、わずか数秒で抹消できたはずだ。シリア軍も同じことができたはずだ。だが彼らはそうすることを考えなかった。彼らはなぜそうしなかったのか?

 「なぜですか?」 私は尋ねた。

 シリア指揮官が答えた:

「もし我々がそうすれば、トルコは、アレッポやダマスカス、あるいは少なくともホムスを攻撃するだろう。連中は、アメリカとイスラエルと、一つだけ共通点がある。彼らは自身の生命と彼ら自身の損害だけを気にする。自分たちは、手を出せない存在だと信じている。彼らはここに来て、我々の土地を占領し、もし我々が報復すれば、彼らは我々の国民を何十人、あるいは何百人さえ殺す。」

 意味深にも、イドリブにおけるトルコ陣地は、平和にISISと共存している。

 シリア、イラク(エルビル地域)と中国におけるトルコの役割(ウイグル・テロリストに対する支援)は極めて破壊的で、文書で十分に立証されている。

 シリアはテロ集団から完全に解放されなければならない。それは、まもなく起きるだろう。実際、それは、まさに今起きつつある。トルコは外国シリアの土地にいる正当性は皆無だ。トルコは軍事的には強い。だがトルコは、その残酷な軍事力ゆえに、これ以上長く、偉大なシリアの国を残忍に扱うことは許されまい。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/02/17/could-the-latest-outburst-of-ankaras-temper-lead-to-escalation-in-syria/

----------

 出された方針は、単なる自己責任。傀儡政権は独自の外交政策を許されず、独自の財政政策も許されない。生産性のない自国民を見殺しにする政策だけは許される。大本営広報部、局によって、政府政策を真っ向から批判するようになったように見える。属国傀儡を守れという宗主国の縛りがゆるんだのだろうか。もちろん、国営放送の体制擁護方針、全く変わっていない。わけのわからない「対策」と称する呪文を繰り返しても、喜ぶ視聴者は少ないだろうに。

 日刊ゲンダイDIGITAL

また職員が感染 加藤厚労相は危機管理能力ゼロのポンコツ

2020年2月23日 (日)

エルドアンの危険な虚勢

Finian Cunningham
2020年2月18日
スプートニク

 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、まるで不正行為の現場を捕らえられた泥棒のようだ。恥ずかしさでこそこそと逃げる代わりに、自分が被害者であるかのように激昂している。

 これが、ロシアとの2018年合意下、トルコは緊張の段階的縮小地帯を守るよう義務づけられたシリア北西領域の状態だ。アンカラは義務を守り損ねている。イドリブとアレッポ郊外から活動するテロ集団による、アレッポ市や他の政府支配地域のシリア一般国民に対する攻撃が衰えることなく続いている。

 段階的縮小合意に対する、これらの致命的違反は、トルコ軍がシリア領に12の監視所を持つことを許されている事実にもかかわらず実行された。外国軍隊が領土内に駐留することを認める合意は、シリア政府による大きな譲歩だった。譲歩は何度も悪用された。

 テロ集団が攻撃作戦を実行するのをトルコが止めなかったのだから、全て白紙に戻ったのだ。昨年末から、シリア・アラブ軍は、北西シリアで、連中最後の要塞から活動している反抗分子を最終的に鎮圧しようとしている。

 シリアを支援しているロシアは、領土から、あらゆるテロ集団を絶滅させるシリアの主権を支持すると言っている。主要な反体制派閥は(タハリール・アル=シャームとしても知られている)アル=ヌスラ戦線で*、国際的にテロ組織として禁止されている。それゆえ、シリアは国連決議と国際法下で、その目的を追求するあらゆる権利を有している。

 今週早々、軍・外交筋が、シリアに送られているトルコの軍装備品が、国境を越えた直後、しばしばアル=ヌスラ戦線の手中に落ちていることが知られているように、アンカラが、実際、シリアでテロ集団に兵器を補給していることを明らかになった

 シリア政府や他の観察者は、長い間同じことを言ってきた。すなわち、トルコは、この紛争で何らかの調停者ではなく、無害に聞こえる「反政府派」と呼ぶ反政府過激派戦士に秘密資金を提供している、むしろ敵対者だ。

 乗員も死亡した最近のシリア軍ヘリコプター二機の撃墜は、トルコがテロ集団にアメリカ製地対空MANPADミサイルを供給したおかげで可能になったと考えられている。

 シリア軍と同盟国ロシアが、北西シリアで持ちこたえている残りのテロ集団を包囲するにつれ、シリアでの9年の戦争は終盤に近づいている。今週、シリア政府軍がアレッポ郊外の広い範囲を解放したので、テロ集団による民間居住地域への砲撃はやむだろう。

 とは言え、終盤は国際紛争へと拡大する可能性の不安な状況にもなっている。

 最近、トルコのエルドアンは、シリアとロシアを実力行使で威嚇している。シリアがテロ集団に対する攻勢から引かない限り、トルコ軍がシリアとロシア航空機を攻撃すると彼は言っている。今月早々のシリア軍砲火による十数人のトルコ兵士の死が、アンカラを更に激怒させた。トルコは報復としてシリア陣地に対して反撃したと主張している。トルコは目に余るほどテロ集団の事実上の砲兵師団役を演じている。

 今週、トルコ当局者が、停戦しようとしてモスクワにいる。エルドアンは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にしばしば電話をしている。

 だが、エルドアンのどう猛な調子と特使はお門違いだ。もしシリア軍が撤退しなければ、アンカラはいっそう攻撃的行動をすると脅しているのだ。

 エルドアンがふけっているように思われるのは、危険な虚勢だ。アンカラは、ワシントンから受けた支持を見せびらかしている。今週トルコ・マスコミの大見出しは「トランプ、イドリブで大惨事を避けたことに対し、エルドアンに感謝」だ。つまり、もちろん、シリアで起きていることの、途方もないわい曲だ。それでも、これは、ワシントンが、しっかりアンカラ側についていることを示している。

 アメリカ大統領は、エルドアンに、ロシアが「シリア政権」に対する軍事支援を終わらせるのを見たいとも語った。

 クレムリンはワシントンの介入を拒絶し、領土で、テロと戦うシリアの不可侵な権利の支持は揺るがないと述べた。

 NATO軍事同盟の加盟国として、トルコは、集団防衛条項に訴えて、アメリカや他の同盟諸国に、シリアに支援に来るよう要請する可能性がある。もしそうなれば、シリアの戦争は巨大な危険がある国際次元のものになる。エルドアンは、シリアとロシアの前で、このエスカレーションの脅威をちらつかせているように思える。

 この時点で、シリア紛争の根源が、外国による干渉の問題であることを想起すべきだ。アメリカとトルコを含めNATO加盟諸国は、テロ集団への彼らの秘密支援で(テロに対して戦うという、ばかばかしい公式主張にもかかわらず)戦争に油を注いできた。

 シリアに不法駐留しているこれら海外勢力が、国際法に従って、シリア領域から軍隊撤退を始めた時に、戦争は最終的に終わるだろう。それら軍隊には、兵隊、軍用飛行機、軍事基地や、CIAとトルコの同様機関の正体不明の工作員を含む。

 トルコもNATO共犯者連中も、卑劣なゲームが上りなのを悟っているのは確実だ。シリアを破壊する彼らの極悪な陰謀は失敗したのだ。彼らが恐れているのは、自分たちが怪物フランケンシュタインのように育てたテロ・ネットワークが最終的にトルコに移動し、ガンのように他のNATO加盟諸国に大挙して移住することだ。地獄からの想定外の反撃。

 シリアは領土内のこれら犯罪者を何とか大目に見るべきだと、エルドアンは横柄さゆえに、考えているように思われる。トルコとNATOがシリア国民に押しつけた災難から、英雄的なシリア軍がシリアを解放する仕事を終えるのを阻止するために、彼はエスカレーションの無謀な脅威を使っているのだ。

 シリアとロシアは、エルドアンに「やれるものならやってみろ」と開き直るべきだ。

 Finian Cunninghamは、国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。彼は農芸化学修士で、ジャーナリズムに進むまで、イギリス、ケンブリッジの英国王立化学協会の科学編集者として勤務した。彼は音楽家で作詞作曲家でもある。20年以上、ミラーやアイリッシュ・タイムズやインデペンデント等の大手マスコミ企業で、編集者、著者として働いた。

記事原文のurl:https://sputniknews.com/columnists/202002181078341922-erdogans-treacherous-bluff/

----------

 『人間使い捨て国家』を読み終えた。いやはや。国が総力をあげて、使い捨て政策を推進している実態がよく分かる。今『奴隷船の世界史』を読んでいる。奴隷も酷いが、奴隷船の水夫も酷いあつかい。他に行き場がなくなって、とんでもなく危険な低賃金労働を選んだのだという。奴隷や水夫は、当然反乱を起こすことがあったが、ほとんど鎮圧されていた。ということで、不沈空母というのは、不沈奴隷空母が正確だと思えてきた。

 IWJの岩上安身氏が『人間使い捨て国家』著者にインタビューしておられる。

規制緩和で派遣労働者が激増!賃金抑制が日本経済の停滞を招いた!岩上安身によるインタビュー 第981回 ゲスト『人間使い捨て国家』著者 明石順平弁護士 後編 2020.2.5

 『人間使い捨て国家』企業による搾取を大目で見る司法の姿勢も批判しておられる。

 日刊ゲンダイDIGITAL

権力と一体化してきた司法 今さら黒川人事批判に違和感

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

911事件関連 Andre Vltchek Caitlin Johnstone Eric Zuesse Finian Cunningham GMO・遺伝子組み換え生物 ISISなるもの James Petras John Pilger Mahdi Darius Nazemroaya Mike Whitney Moon of Alabama NATO NGO Pepe Escobar Peter Koenig Prof Michel Chossudovsky Saker Stephen Lendman Thierry Meyssan Tony Cartalucci TPP・TTIP・TiSA・FTA・ACTA Wayne Madsen WikiLeaks William Engdahl wsws アフガニスタン・パキスタン アメリカ アメリカ軍・基地 イスラエル イラク イラン インターネット インド ウォール街占拠運動 オバマ大統領 オーウェル カジノ カナダ カラー革命・アラブの春 ギリシャ クリス・ヘッジズ サウジアラビア・湾岸諸国 シェール・ガス・石油 シリア ジーン・シャープ ソマリア ソロス チベット チュニジア・エジプト・リビア・アルジェリア テロと報道されているものごと トヨタ問題 トランプ大統領 トルコ ノーベル平和賞 パソコン関係 ヒラリー・クリントン ベネズエラ ホンジュラス・クーデター ボリビア ポール・クレイグ・ロバーツ マスコミ ユダヤ・イスラム・キリスト教 ロシア 中南米 中国 中央アジア 二大政党という虚構・選挙制度 伝染病という便利な話題 北朝鮮・韓国 地球温暖化詐欺 地震・津波・原発・核 宗教 憲法・安保・地位協定 授権法・国防権限法・緊急事態条項 文化・芸術 新冷戦 新自由主義 日本版NSC・秘密保護法・集団的自衛権・戦争法案・共謀罪 旧ユーゴスラビア 映画 書籍・雑誌 東ヨーロッパ・バルト諸国 東南アジア 民営化 無人殺戮機 田中正造 英語教育 読書 通貨 選挙投票用装置 難民危機 麻薬 麻薬とされるマリファナについて

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ