ロシア

2023年2月 5日 (日)

規模は重要だ-ウクライナにおけるアメリカの現地介入について

2023年1月30日
Moon of Alabama

 ヨーロッパの金融調査会社が年4回の研究報告を送ってくれた。ウクライナでの戦争の「政治的、軍事的波及効果の逆張り評価」だ。この戦争の「勝者と敗者」を分析している。

 「欧米」主流メディアの間違った見解に現実で対処するという意味でのみ逆張りなのだ。たった二人の勝利者はアメリカ軍需産業所有者とロシアで、戦争の敗者は全て「西」側だ。

 この会社が書いている通り彼らの意見を形成する上で、Moon of Alabamaの議論が「大いに役立つ」ためお礼として一部頂いたわけだ。

 筆者の皆様への言葉。どういたしまして。

 いくぶん機密な商品に思われるのでこの文書は引用しない。だが私はウクライナでの戦争の規模と、それがどのように終わらないか理解するのに役立つので二つの表を流用させていただこう。

 「ロシア人を追い出す」ためポーランドあるいはアメリカに率いられた連合軍がウクライナ現地で彼らの部隊で介入するという説がある。

 だが二つの表はこのような作戦に対するどんな希望も一掃する。

 下記はデザート・ストームの作戦地図だ。1991年春イラクをクウェートから追い出すためアメリカがこの作戦を率いた。


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 全ての兵器を備えた約700,000人のアメリカ兵と250,000人の同盟軍兵を集めるためアメリカは約9カ月かかった。イラクは戦場に推定650,000人の兵士がいた。アメリカは最初にイラク戦闘機と航空防衛軍を破壊して制空権を掌握した。それが終わった状態で、イラク軍の3分の1を破壊する地上作戦にはたった100時間しかかからなかった。イラク軍の残りは砲撃下バグダッドに向かって撤退した。

 ウクライナ内部や周囲に約550,000人のロシア兵がいる。「ロシアを追い出す」仮想作戦はそれゆえデザート・ストームとほぼ同じ規模だろう。だが地理的次元は劇的に異なっている。

 下記は同じ大きさにしてウクライナ地図に重ねたデザート・ストーム作戦地図だ。


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 地図は90度左に回転してある。北が左で、東が上で、南のクリミア半島は右だ。

 ロシアはウクライナの約87,000平方キロを占領している。クウェート周辺のデザート・ストーム戦場は五分の一の規模だった。

 デザート・ストーム規模の仮想的アメリカ連合はおそらくドニプロを渡りクリミア半島に行ける。だがそれ以上ほとんど何もできない。ドネツク州とルハーンシク州とクリミア半島は依然ロシアの手にあるだろう。

 だがこのような作戦が決して計画されず実行されない多くの理由がある。

  • アメリカはもはやデザート・ストームに投入した規模の軍を持っていない。同盟国も。
  • ペルシャ湾では近くのサウジアラビア飛行場や航空母艦から飛べたためアメリカはイラクで制空権を得ることが可能だった。東ウクライナの制空権はロシア国内の長距離防空システム破壊でしか実現できない。アメリカが使える安全な飛行場はポーランドとルーマニアにある。アメリカ航空母艦はあえて黒海に入るまい。アメリカ戦闘機は東ウクライナでの任務で戦うのに必要な距離にいない。
  • ウクライナ鉄道システムは今ひどい状態だ。大軍を西から東ウクライナに動かす能力はない。
  • 大軍をウクライナ内で動かすどんな試みもロシアとベラルーシによる戦闘阻止を受けるだろう。
  • イラク兵器の保守はひどく、イラク軍はほとんど訓練されていなかった。ロシアにはよく訓練されたハイテク軍がある。

 私はまだ続けられるが皆様は確実に要点がおわかりだろう。

 アメリカ地上部隊はウクライナに入るまい。そうでないと考えるのはばかげている。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/01/size-matters-on-a-us-ground-intervention-in-ukraine-.html#more

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 ウクライナ問題で属国の軍事評論家諸氏のコメント全く見ていない。見聞きするのは外国人評論家の意見のみ。

Douglas Macgregor - Manpower Resources Exhausted 11:45

Pepe Escobar: Ukraine War is Desperate Move by U.S. to Preserve Hegemony and Prevent Multipolar World  28:46

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

案内:日本航空123便墜落事故―裁判報告会&青山透子氏講演会(ZOOM参加可)2月18日14時―16時 仙台弁護士会館、報告書付録に垂直尾翼に「異常が威力の着力点」が明確事件発と記載。生日相模湾内で護衛艦まつゆきが短距離艦対空誘導弾の発射実験中。

 日刊IWJガイド

「『中国のスパイバルーン事件』でブリンケン米国務長官と国防総省との間に温度差! CIA長官がウクライナに領土の割譲と停戦を勧めた!?」

はじめに~「中国のスパイバルーン事件」で、訪中取りやめのブリンケン米国務長官は「国家主権の侵害」と主張! 一方、米国防総省は「軍事的脅威はない」として撃墜指示をスルー! ドイツメディアが「バイデン大統領がCIA長官経由で、ゼレンスキー大統領に領土の20%を割譲し停戦するよう勧めた」とスクープ、米政府は全面否定! ゼレンスキー大統領は東部に固執! ウクライナ紛争の行方をめぐって揺れるバイデン政権!

2023年2月 4日 (土)

アメリカ、エイブラムス戦車をウクライナに供与。それで変化が起きるか?

2023年1月27日
Brian Berletic
New Eastern Outlook

 ウクライナ軍が多くの戦線で敗北する中、益々多くのドイツ・レオパルト2主力戦車とともにアメリカも少なくとも31台のM1エイブラムス戦車を送ると最近発表した。

 「「団結した」取り組みとバイデンは称賛し、ドイツと共にウクライナに戦車を送る」というガーディアン記事はこう書いている。

 ジョー・バイデンは31台のM1 エイブラムス戦車のウクライナへの送付を承認したが、これは多くの国々が戦線に戦車を送るのを
いやがるのを止め、ロシア攻勢に対処するアメリカの取り組みの本格的エスカレーションだ。

 ウクライナの戦争遂行用にドイツがレオパルト2戦車14輌を供与し、キーウを支援するため同盟諸国に他の戦車を再輸出する許可を与えると確認した後、アメリカもこれまでの姿勢を逆転させた。

 記事にはこうもある。

 ホワイトハウスのルーズベルト・ルームで「ヨーロッパとアメリカが決意を弱めるのをプーチンは期待していた」とバイデンは述べた。「我々の対ウクライナ支援が時間と共に崩壊すると彼は期待していた。彼は間違っていた。彼は間違っていた。彼は最初から間違っていたし彼は今後も間違い続ける。」

 だが外見上明白な支援の増加にもかかわらず、詳しく分析するとウクライナに対する実際的な支援はとっくの昔に底を突き、これまでの支援策より戦場に対する効果が更に少ない「奇跡の兵器」策に欧米が出たように思える。

 多くの人々が考えているような「形勢を一変させるもの」ではない

 ウクライナに欧米が主力戦車を供与すれば「形勢を一変させる」だろうという考えは欧米の主力戦車はロシア戦車より「優れている」という神話に根ざしている。この神話は1991年にイラクで、そして2003年にアメリカやイギリスの最新主力戦車がソ連時代に輸出されたT-72と対戦したアメリカによるイラク侵略の際の実績に基づいている。

 数人の経験豊富なアメリカ軍将校がこの誤解を警告しているだけでなく最近の紛争における欧米主力戦車の実績は大いに異なっている。

 元米軍中佐ダニエル・デイビスは最近の記事でイラクでの欧米戦車の実績を巡る神話を一掃し、これらハイテク戦車が相違をもたらし、ウクライナのものだと主張する地域からキーウがロシア軍を追い出すのを可能にするかどうか問うている。

 イラクで実際アメリカの勝利をもたらした重要な要因を彼は指摘している。彼はこう説明している。

 デザート・ストームではアメリカM1A1エイブラムス戦車がサダム・フセインのソ連製T-72戦隊を殲滅し、再び2003年にエイブラムスが先導したアメリカ攻勢はT-72がアメリカ戦車にかなわないことを明らかにした。そして実際アメリカ戦車は大いに成功していた。デザート・ストームの際、例えばアメリカと連合諸国は3,000台以上のイラク戦車を破壊した。だがサダムの軍は一輌のエイブラムス戦車も破壊しなかった。ロシアが持っている戦車に対してそれほど有効だと分かった時、誰であれエイブラムスかそれに匹敵する戦車を持ちたいと望むのは理解できる。

 だがデイビス中佐はデザート・ストームの際にイラク軍が使った戦車がロシアが今持っている種類の戦車と違うことを言っていない。

 デザート・ストームの際イラク軍が使ったT-72は元来生産された時の鋼鉄装甲でしか守られていなかった。彼らには暗視能力や赤外線画像装置や温度や砲弾の種類や風速や方向を含め多くの要素を考慮して射撃手のため自動的に砲撃方法を計算する射撃管制装置のコンピュータ化が欠如していた。

 アメリカはこれらの遙かに劣ったイラク戦車と戦うために1,900輌以上のエイブラムスを配備し、この巨大な戦車勢力が、全てがまとまった際、諸兵科連合戦と呼ばれる大規模空軍力や砲兵隊や機甲化歩兵に支援された事実にデイビス中佐記事は言及していない。

 だがデイビス中佐は、ほぼ完全にアメリカを優位にするのに効果があった非常に重要な要因、訓練に言及している。

 訓練は重要で訓練には何年も要する

 デイビス中佐は記事でこう説明している。

 まずアメリカ人乗務員は個人として大いに訓練されている。私の部隊では、運転手、砲弾装填者、射撃手と指揮官が全員個々の業務を習得し、戦闘の一年以上前に小隊として、更に中隊レベルでかなりの時間訓練を行っており、その後我々は戦隊、最終的に連隊レベルで訓練した。誰も我々以上に戦う準備ができていたはずはない。

 逆にイラク軍はこうした訓練を全く受けていなかった。デイビス中佐は多くのイラク戦車兵は皆無ではないにせよ、ほとんど主砲を撃つ訓練をしておらず、主力戦車のような重装備兵器を戦場で維持するのに必要な部隊レベルの訓練や保守計画が「事実上実在しなかった」と説明している。

 訓練における相違は非常に極端で、たとえアメリカ戦車兵がイラクのT-72を運用し、イラク人がアメリカのM1エイブラムスを与えられたとしてもアメリカが勝っただろうとデイビス中佐は結論している。

 彼が更にこう説明している。

 戦車戦では最初に正確に発砲する側がほとんど常に勝つ。デザート・ストームで、我々はほぼ最初に発砲し、我々の訓練のおかげでほとんど決して外れなかった。だがイラク射撃手が砲撃した時でさえ、めったに命中しなかった。結果は彼らにとって致命的だった。

 今のロシア戦車にはコンピュータ化射撃管制装置や暗視装置や赤外線画像装置や高度な爆発反応装甲(ERA)がある。彼らは少なくとも欧米がウクライナに供与した主力戦車と同じぐらい有能だろう。しかもロシア戦車は何倍も多いだろう。訓練は別として、ウクライナでの戦車戦で誰が最初に相手を見つけ最初に正確な砲撃をするかという問題では欧米戦車を探し、それに攻撃をしかける能力があるロシア戦車のほうがずっと多いだろう。

 初心者レベルの戦車隊員を最新の欧米主力戦闘戦車を操作するよう訓練するにはほぼ半年かかる(米軍ウェブサイトによれば22週間)。欧米の戦車乗組員は運転手、射撃手、装填係と指揮官で構成される。戦車指揮官は往々にして何年も特定の戦車を操作する経験を持っており、初心者戦車兵で構成された欧米戦車の乗組員はいないことを意味する。

 これはウクライナには到底克服できない問題だ。欧米メディアはウクライナ人が欧米戦車を操作し配備する方法を学ぶには数カ月要すると認めているが、これは乗組員が、どのように戦車を部隊として一緒に使用すべきかに関するどんな訓練も省いて、いかに個別戦車を操作するかという集中特訓を与えられた場合の話だ。

 多くの人々が訓練は短縮可能で、ウクライナ軍は「士気が高く」何年も必要な訓練や経験を何らかの方法で数週間に縮められると主張している。これは本当ではない。

 (退役)米軍中将マーク・ヘルトリングはTwitterの最近のスレッドで同意している。

 彼は訓練は「ごまかせる」はずがないと警告している。もしそうであれば乗務員は実際戦車自身の損害をもたらし戦場では役に立たないだろう。

 M1エイブラムスは損害を与えるのを避けるため相当な時間の注意深い操縦士訓練が必要なタービンエンジンで動く。破損したエンジンは交換する必要があるがウクライナの前線では容易な作業ではない。エンジンは普通の機械工では保守できず訓練され免許を持った技術者が対処する必要がある。

 ヘルトリング中将はウクライナ国内で修理を行うのは不可能なので、M1エイブラムスの故障部品がなんであれ、事実上、800kmの兵站線が必要だと指摘している。

 イラクやサウジアラビアを含めM1エイブラムスを使っている他の国々が戦隊を立ち上げるのに、それぞれ5年、7年訓練が必要だったと彼は指摘している。両国とも技術者も自身でする訓練も装置をないため依然ゼネラル・ダイナミクス(戦車製造企業)に保守を頼っている。

 だからウクライナにいきなりこのような兵器を配置しようと試みれば生ずる困難を想像するのは容易だ。

 ウクライナの欧米戦車は単独で戦うことになる。

 デイビス中佐は「戦車は単独では戦えず、さもないと死ぬ」と記事で指摘している。

 彼はウクライナがこの現在の紛争の間終始持ち得ない支援で、アメリカがイラクに侵攻する際豊富に持っていた航空や火砲支援や機甲化歩兵諸兵科連合戦に言及している。

 ヘルソンに対するウクライナ攻撃に言及し、前進するウクライナ戦車が主に砲弾やロケット弾や対戦車ミサイルの標的にされ破壊されたと指摘している。「戦車対戦車」交戦が行われた例は極めて少数しかない。ロシアはウクライナがロシア陣地に対して行った複数の攻撃の際、旅団に相当するウクライナ兵や兵器を殲滅した。デイビス中将は、たとえウクライナがT-72の代わりにM1エイブラムスやレオパルト2戦車を操作したとしても結果的に同じことになるだろうと推測している。

 これは戦場で戦車以外にもロシアがウクライナより際立って大きな空軍力や砲兵隊を持っているためだ。ロシアは装甲車両やヘリコプターや軍用機から発射する対戦車誘導ミサイル(ATGM)や、歩兵隊が操作する携行式ロケット弾(RPG)に至るまで様々な対戦車火器を開発し大量に所有している。

 これらATGMやRPGは最近の世界中の紛争で、とりわけイギリスのチャレンジャー2やアメリカのM1エイブラムスやイスラエルのメルカバやドイツのレオパルト2などの欧米主力戦車に対して有効なことが分かっている。しばしばこれらの損失は空軍力や大砲や戦車のような統合された兵器支援の恩恵なしで古いロシアの対戦車火器で武装した非正規軍の手によってこうむっている。

 負けた紛争を長引かせる

 2022年2月ロシア特別軍事作戦の初め、ウクライナは多数の近代化されたソ連時代の戦車、大砲、軍用機と機械化歩兵隊を持っていた。

 ロシアはそれらを破壊しソ連時代の装置を持っているNATOの東ヨーロッパ加盟諸国兵器の大洪水を引き起こした。この「第二」軍もウクライナのハルキウとヘルソン攻撃の際に破壊された。

 今NATOはウクライナにウクライナ軍が戦場で使ったり保守したりした経験のない兵器で構成される「第三」軍を構築している。たとえ訓練や補充問題が存在しないとしてもロシア兵器に対して大きな優位をもたない兵器だ。なお悪いことに、ロシアは主力戦車を含め戦場で様々な種類の膨大な兵器を保有し、西側諸国全体には出来ない勢いで戦車の損失を穴埋めする能力がある。

 ウクライナへの欧米兵器供給はこの紛争を確実に引き延ばし双方に更に多くの死傷者をもたらしウクライナをより徹底的に破壊するだろうが戦闘結果は変えるまい。

 砲兵や航空援護の恩恵なしに未経験のウクライナ戦車隊員が乗員として働く欧米戦車はウクライナ軍が長年操作してきた兵器よりかえって悪いだろう。これら戦車の乗務員として欧米の戦車操縦士が働くことに対する疑念は事実に基づいている。だがたとえ欧米の操縦者がこれら戦車の乗員として働いたとしても彼らは依然数で負け、アメリカがイラクで勝つの要した類の複合的兵器援護がない戦闘に入るはずだ。

 しまいにウクライナは始めの時点に戻り彼らの膨大な損失を穴埋めするにはもう一つの軍隊分の兵器が必要で、それを操作する訓練した人的資源が縮小しているのに気づくだろう。

  Brian Berleticは、バンコクを本拠とする地政学研究者、著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/01/27/us-to-send-abrams-tanks-to-ukraine-will-it-make-any-difference/

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 Scott Ritter

More Weapons for Ukraine... Just a ploy for Political Cover 1:07

 佐高信の隠し味

岸田よ、中村哲に学べ! 松元ヒロさん 20230126 1:02:55

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

ソ連侵攻当初、米国民はウクライナへの武器提供を圧倒的に支持。共和党支持者(カッコ内は全体)、昨年3月支援多すぎるが9%(7)、現在は40%(26)。共和党は下院支配し、本年秋頃から対ウクライナ軍事支援額は減少が予想される。当然戦況に影響。

 日刊IWJガイド

「2022年、エネルギー大手がウクライナ紛争とインフレと賃金抑制でぼろもうけ! エクソンモービル、シェブロンなど年間利益が過去最高を更新」

はじめに~2022年、米エネルギー大手がウクライナ紛争とインフレと賃金抑制でぼろもうけ! エクソンモービル、シェブロンなどの年間利益が過去最高を更新! ウクライナ紛争は、米国国家と米エネルギー大手にとって「金のなる木」に他ならない!「自由・民主主義対専制主義の戦い」とは、この実態を隠すための虚飾のキャンペーン!

2023年2月 3日 (金)

ロシアを反撃する気にさせつつある欧米

2023年1月26日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 ウクライナへの戦車供与に関する議論で核兵器による皆殺し戦争屋連中が勝ったので、今やF-16供与に賛成し始める頃合いだ。

 「戦車供給を確保した後ウクライナは戦闘機に照準を合わせている」という題の記事でロイターは下記のように報じている。


 水曜日「主力戦車供給を確保した後、ウクライナは今アメリカのF-16のような欧米の第4世代戦闘機を要求するとウクライナ防衛大臣顧問が述べた。

 水曜日この問題に関する何週間もの外交的行き詰まりを終わらせてドイツがキーウに重戦車を提供する計画を発表し、ウクライナは軍の本格的強化を手に入れた。アメリカも同様発表をする用意ができている。

 この良いニュースに合わせ、ウクライナへの輸出が必要ならこの巨大武器製造企業はF-16生産を増やす準備万端だとロッキード・マーティンが発表した。

 「ロッキード・マーティンはアメリカと同盟諸国がウクライナに出荷すると決めれば、F-16戦闘機への要求を満たす用意ができていると述べた」とAntiwarのデイブ・デキャンプが報じている。「これまでのところアメリカと同盟諸国はそれらがロシア領域に標的を定めるため使われるかねないという懸念のため戦闘機をウクライナに送るのをためらっていた。だがアメリカとドイツが今主力戦車を送ると誓約した以上、欧米列強はエスカレーションに対する懸念を益々弱めているように思われる。」

 

 ニューヨーク・タイムズが「バイデンが、いかにいやいやながら戦車をウクライナに送るのに同意したか」という題、副題「この決定はヨーロッパからの重火器の流れの扉を開けアメリカとNATO同盟諸国をロシアとの直接対立に一層近く徐々に動かした」という新記事を掲載した。デイビッド・E・サンジャー、エリック・シュミットとエレーヌ・クーパーが著者だ。


 水曜日のM1 エイブラムス戦車をウクライナに送るというバイデン大統領発表はヨーロッパの重火器の流れの扉を開く唯一の方法はアメリカが戦車を送ることだと強く主張したドイツ首相や他のヨーロッパ指導者との何週間もの緊迫した裏ルート交渉の結果だ。

 どんなに気が進まないものであろうと彼の決定は今やドイツ製レオパルト2戦車をいくつかのヨーロッパ諸国が提供し2ヶ月か3ヶ月でウクライナに送付する道を開いた。今ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がロシアに占領された領域の奪還を計画している春の攻勢で決定的相違をもたらすかどうかは不明だが、これは一連の緩やかなエスカレーションの最新のもので、アメリカとNATO同盟諸国をロシアとの直接対立に一層近く動かした。

 ニューヨーク・タイムズの帝国近視あほうさえ欧米勢力が侵略を非常に危険な方向に拡大させていると認めている今、人々はおそらく正座して注意を払うべきだ。

 Responsible Statecraftの最近の「ミッション・クリープ? ウクライナにおけるアメリカの役割はいかに徐々にエスカレートしたか」という題の記事で、アメリカ帝国が戦争タカ派とウクライナ当局者の余りに規模拡大的で核保有超大国間の熱い戦争を招くのを恐れて以前は供給を思いとどまっていた兵器までの要請に繰り返し何度も屈して「武器移転に関し自身が課した限界を連続的に吹き飛ばした」方法をブランコ・マーセティックが概説している。ロシア・インフラ破壊工作作戦を実行するNATO諜報機関のような以前は考えられない侵略が今や受け入れられ、前の作戦が実行されるや否や更に多くのエスカレーションが要求されることをマーセティックは書いている。

 

 記事の終りにより多くの注目が必要な非常に重要な点をマーセティックは強調している。欧米同盟は前回のエスカレーションにロシアが強力に反撃しない場合には絶えず拡大する政策を確立したのはロシアを積極的に反撃する気にさせていることを意味するのだ。

 「ウクライナ軍への支援を拡大させることで、アメリカとNATOはモスクワが超えてはならない一線の重大性を示すべく劇的に攻撃的な措置をとる誘因を作っている」とマーセティックは書いている。「これは最善の場合でも危険だが、ロシア当局が益々戦争を単にウクライナだけでなくNATO全体に対するものと益々 見なすと明らかにしており、連合の兵器送付エスカレーションに核反撃で恫喝しているのだから時に危険だ。」

 モスクワは拡大する武器移転は受け入れられず、より広範な戦争を意味しかねないと言い続けている。アメリカ当局者はモスクワがそれらの脅威に対し行動しなかったから彼らは自由にエスカレートできると言う。ロシアは超えてはならない一線に本気なのを示すため拡大しなければならない」と事実上言われているのだとマーセティックはTwitterで補足した

 この動的関係の最近の好例はバイデン政権がウクライナによるクリミア半島攻撃の支持を考えているという最近の「ニューヨーク・タイムズ」報道で、それはこの紛争を最も核戦争に至らせかねない方法の一つだと多くの専門家が同意している。バイデン政権はロシアは規模を拡大した攻勢で反撃することはありそうもないと評価しているが、その評価の基盤はロシアはまだそれほど反撃していないという事実以外何ものでもない。

 「クリミア半島はクレムリンの大規模エスカレーションなしで既に何度も攻撃された」とタイムズはシンクタンクのランド社研究員がバイデン政権の考えに関する説明でクリミア半島攻撃を支持してもお咎め無しで済むと言ったのを引用している。だがデイブ・デキャンプが当時説明した通り、それは本当ではない。ロシアはそれまでしていなかった形でウクライナの重要インフラに標的を定め始め、クリミア半島攻撃に応えて攻勢を大規模拡大した。

 だからロシアは実際クリミア半島攻撃に応えて攻勢を強化しているのだ。NATO勢に対して攻撃を拡大していなかっただけなのだ。ウクライナ人だけ傷つける形でロシアがエスカレートする限り、アメリカに中央集権化した権力構造は、それを本物のエスカレーションと見なさない。モスクワにとって極めて重要なメッセージは彼らがNATO自身を攻撃するまで、彼らは益々激しく締め付けられるということだ。

 もちろんそれで事態を段階的に緩和することもあるまい。それは最大限利用され、プーチンがまったくいわれなく自由世界を攻撃している無謀な狂人で、たとえそれが核アルマゲドンの危険を冒すことを意味するにせよ、どんな犠牲を払っても止めなければならない証拠として歪曲されるだろう。ロシアはもちろんこの明白な現実を知っているはずで、ロシアがワナにかかる唯一の方法は、反撃しない痛みが反撃する痛みより大きいと見なされるまで至るか否かだ。だが行動で判断する限りそこまでロシアを押しやる帝国の決意は固いように思える。

 ロシアに対する段階的縮小や緊張緩和が公的論議からすっかり消えているのは実に不気味だ。人々がそれが選択肢だと知っているようには全く思えない。唯一の選択肢は核による瀬戸際外交を絶えず拡大させることで、他の何であれ宥和策だと彼らは本気で考えている。帝国プロパガンダ機関に吹き込まれるメッセージなので人々はそう考えており、実際それは帝国の本当の立場なのだ

 政治評論に公的に関わって以来増大する核アルマゲドンのリスクを長年警告してきたが声を限りに叫んできた方向に年々益々近づく中、人々は終始私をヒステリックなばか者やらプーチンの傀儡と呼んでいる。今やリスクは我々に直接せまっている。手遅れになる前に人々が事態を変えるよう私は大いに願っている。

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 画像はアメリカアメリカ国立公文書記録管理局より。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2023/01/26/the-west-is-incentivizing-russia-to-hit-back/

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 The Grayzone

 ドイツ・グリーン党は世界一の偽善政党

German Greens, the world's most hypocritical party? 14:58

 日刊IWJガイド

「ヌーランド米国務次官『ノルドストリーム2が海の底の金属の塊になって嬉しい』! 破壊したのは米国!? ラブロフ露外相は『自白』と指摘!」

はじめに~オバマ政権下で、2014年ユーロマイダン・クーデター当時、ウクライナ担当だったヌーランド米国務次官、上院公聴会で天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」が「海の底の金属の巨塊」になって嬉しいと失言! この失言を報じたロシア『RT』は、昨年9月のパイプライン爆破は西側のテロという主張を繰り返し、「最大の受益者は米国」と指摘!! ラブロフ露外相は米国要人による「興味深い自白」と指摘!

2023年2月 2日 (木)

戦略なき戦術は敗北前の騒音

2023年1月24日
Saker

 この記事の題名は有名な中国人将軍、戦略家で、2500年前の哲学者、著者、孫子の言葉だ。これまでの二千年間に戦争が劇的に変化したのは本当だが(例えば、戦術と戦略の間に中級レベルとして作戦術が加えられた)孫子の基本論理はまだ当てはまる。この問題を極端に単純化すれば、戦術は定義されるべき目的に向かう手段であり、その究極的目的の定義が戦略だと言える。これはばからしいほど極端な単純化だが我々の狙いには十分だ。

 上記のことはウクライナ状況と大いに関係がある。だがまずは重要な注意点を。ウクライナ軍は戦争最初の月におおかた破壊された。アンドレイ・マルチャーノフや私自身二人で何度もこれについて書いているが皆様が更に別の情報源を聞きたいとお望みなら私はSubstack(私が全員にお勧めする良いウェブサイト)のBig Surgeによるこの記事をお勧めする。あるいはマグレガー氏のビデオをご覧願いたい。更にある(Moon of Alabamaは良いものの一つ。

 戦争最初の月の間、欧米はホストメリに向かうロシア侵攻を下記の二つで示すのに忙しかった。

  • ロシアの大敗北と
  • ロシアによる民間人大虐殺

 欧米メディアがそのたわごとに焦点を合わせていたのに対し、このプロパガンダ戦争で完全に失われていたのはウクライナ・ナチス軍の破壊だった。

 だがウクライナ・ナチスは起きていることを理解し交渉に同意した。我々全員が知っている通り、英米シオニストは差し迫った戦争の終わりのように見えたものを止めるためキーウにボリス・ジョンソンを送った。

 とにかく、戦争の早い段階における双方の目標を見よう。

  • 武装解除されたクライナ・セルビア「保護区域」でNATOが(オペレーション嵐)でしたことを繰り返すことを願ってウクライナ・ナチスはドンバス攻撃の準備ができていた。
  • ロシアはその攻撃を事前に制したがドンバスでウクライナ・ナチス軍を直接攻撃することではなく基本的にウクライナ全体でウクライナ・ナチス軍を破壊することにより。

 どんな常識の標準によっても戦争は3月に終わるべきだった。なぜか? なぜなら再びウクライナ・ナチス軍全体が基本的に破壊され解体されたから。それから欧米の「天才」が実に単純な解決をもってやって来た。

  • 旧ワルシャワ条約機構の全ての(そうではない、それは決して「協定」とは呼ばれなかった)全ての旧ワルシャワ条約機構の兵器をウクライナに送る。
  • より多くのウクライナ兵を前線に送る

 当初その手法は非常に有望に見えたが長くは続かなかった。

 ロシアがいくつか非常に困難な問題に直面したため、ずっと遅いペースでではあるがウクライナ・ナチスによる二度目の繰り返しもロシアに撃破された

  • ソ連のものが一般にそうであるだけでなく、その多くが近代化されていたから旧ワルシャワ条約機構の兵器の多くが非常に効果的だった。
  • ロシアの前進を遅らせられるならウクライナ・ナチスは大規模損失を受けることも全くいとわなかった。
  • ロシアには静的防衛にも全戦線支配にも必要な兵力がなかった。
  • (兵力でウクライナ・ナチスがロシアに圧倒的に勝っていたのでロシアはともあれ(唯一の選択肢だった)策略/兵力を節約する機動防御を選択したため土地を占領できずロシア兵が駐留して彼らを守るのを現地ウクライナ人は当てできないことを意味した。
  • NATOの全C4ISR能力が次第にウクライナ・ナチスに利用可能となり、大いにウクライナ砲兵隊と空軍(旧ワルシャワ条約機構の航空機百機も送られた)を援助しロシアの作戦を困難にした。
  • ドンバスのウクライナ・ナチス陣地は*地下深く堅固に作られており*(彼らには防御を構築する欧米からの8年の無限資金があった!)ロシアは血まみれの正面攻撃で兵士を犠牲にしようとはしなかった。ウクライナ・ナチスは町や市内に隠れており、ウクライナ・ナチスの防御壊滅は何千人もの一般人を殺すことを意味するので重火器使用も選択肢ではなかった。

 そうした全てにもかかわらずロシアは旧ワルシャワ条約機構の兵器の大部分を破壊し、ウクライナ・ナチスに「砲弾と身体」を引き換えにすること、持続可能であり得ないばかげた倫理に反する無駄な戦術を強要するのに成功した。結果として、ウクライナの戦死者/行方不明兵数は更に急増したが欧米の誰も少しも気にかけなかった。

 ここで重要なことはウクライナ・ナチスは多くの兵器と兵士を失っただけでなく*最良*兵士の多く(旅団丸ごとや最良の兵士がバフムート周囲で失われた!)を失ったことだ。NATOはキーウに益々多く動員し戦線に行かせろと言えるが、動員され早急に訓練された人々の大部分が本当にウクライナ・ナチスの莫大な損失を埋め合わられなかったことを意味する。ウクライナでウクライナ兵を訓練するのは危険だ(ロシアのミサイル攻撃がウクライナには訓練をする安全な場所がどこにもないことを意味した)国外でウクライナ人を訓練するのはより安全だが遙かに小さい戦力のため遙かに大きな努力が必要だ。

 そして必然的に旧ワルシャワ条約機構がキーウ政権に送った膨大な量の兵器もロシアの攻撃で次第に破壊された

 更に地理は残酷で、我々の場合、ドンバス丸ごと一つの巨大な大釜で西側しか開いておらず、小規模な地域的攻撃以上の何であれ計画するのは極めて困難だ。だがロシアにとっては、どの方向からでも攻撃可能なことを意味する。北、東、南あるいはそのどの組み合わせでも。部分的動員後、今までロシアは必要とされるあらゆる選択肢を選択することが可能だった。

 欧米は旧ワルシャワ条約機構の武器をかなり早く使い果たした。

 「志願兵」や民間軍事企業(この米海軍SEALのような)「脱走兵」さえ次々と送って欧米は対応した。 世界中で徴兵事務所が慌ただしく組織され、ロシア側はロシア語やウクライナ語ではなく、ポーランド語や英語(やアラビア語さえ!)の無線を聞き始めた。

 今や問題は兵器だ。

 第一に、NATOは旧ワルシャワ条約機構の主力戦車や歩兵戦闘車/装甲兵員輸送車、地対空ミサイルなどを「1対1で」置き換えることはできない。NATO兵器は単に高価なだけでなくロシアに与えられた実に莫大な損失を埋め合わせるのに十分な備蓄はない。

 第二に、旧ワルシャワ条約機構兵器は単にウクライナ人になじみがあるだけでなく、運用に必要な供給/保守の流れを安全に保つのは(若干例外はあるが大半は旧ワルシャワ条約機構のものより劣っている)NATO兵器よりずっと容易だ。

 第三に、NATO兵器の機能は大部分ひどかった。約束された魔法兵器の少しも少なくとも軍事的にどんな本当の差異ももたらさなかった。殺された一般人に関し、NATO軍への長射程兵器送付以来、ウクライナのNATO軍(それが彼らの現実だ)に殺害された民間人被害者数が四倍増加したとロシアは報じている!

 だがもちろん、欧米の誰もそれを気にかけない。

 当初欧米は、特にウクライナに送られたシステムをずっと新しいシステムで埋め合わせるというアメリカの約束に反して自身の余剰兵器や古い備蓄の全てを送ることで応えた。そうした備蓄はロシアの肉挽き機によってかなり速く粉砕された。

 換言すれば「ウクライナ」軍(現実にはNATO軍)の三度目の繰り返しをロシアは粉砕したのだ

 それで我々は今日の状況に直面する。

 帝国は今単純で極めて危険なジレンマに直面している。ウクライナのNATO軍は兵器と人員両方を使い果たしつつある。

 欧米が例えば主力戦車中隊あるいは大隊なりをリボフに送り、いくつかのパトリオット部隊をキーウ防衛のため送っても現地で軍事的差相をもたらすまい。そう量に質的意味がありこのような限定された武器と要員を送っても(孫子のいう意味で)大きな「雑音」を生むかもしれないが相違は生じない。

 もし欧米が相違を生じさせるに十分大きな兵力を送れば、それは必然的にNATOが勝てない大規模な大陸戦争をもたらすだろう

 この全てから疑問が生じる。ウクライナにおける欧米の本当の狙いは何だろう?

 いくつか示唆させて頂きたい。

 ウクライナ・ナチス/NATOの敗北を防ぐ
 戦争をロシアにとって可能な限り高価にする
 面子を保つ

 これら目標三つ全てに問題があり、最大のものは、そのいずれも「戦略」に値しないことだ(そもそも余りに曖昧だ)。二つ目の問題は欧米がこれら目標のいずれも実現する手段を持っていないことだ。そして三つ目は全く非現実的な目標に固執することで欧米全体が避けられない敗北と、それに続いて面子を潰すことだ。

 するとアメリカ/NATOは一体何を提示できるだろう?

  • 世界有数のC4ISR(非常に実用的だが非常に脆弱な可能性もある)
  • 世界有数の潜水艦部隊(巡航ミサイル発射でしか有用ではない)
  • 大量の亜音速旧式巡航ミサイル
  • 比較的小さい地上部隊(本物の航空防衛がない)
  • *極めて*危険な環境で活動した経験がない空軍
  • 非常に強固な核の三つ組み

 孫子から我々が知っているように「戦略なき戦術は敗北前の雑音」で我々はこれら能力のいずれもNATO敗北を回避する可能性がないことが分かる。換言すれば、アメリカ指揮官が間もなく更にもっと悪い選択に直面しなければならない。敗北か核戦争か。

 現在欧米は(本当に有意義な)戦術、戦略いずれも持っていないと私は主張したい。

 全く。

 私が見ている全ては魔術思考、ナルシスト的妄想、何世紀も何のおとがめもなしにロシアとあらゆるロシアのものに対する支配的盲目的憎悪によって形成された固定観念だ。

 世界最強力な大陸軍に対する(どんな定義であれ)勝利のための要素からほど遠い。

アンドレイ

記事原文のurl:https://thesaker.is/tactics-without-strategy-is-the-noise-before-defeat/

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 Redacted ウクライナでのアメリカ政府秘密契約 表現曖昧で実態不明。

Shhh... these guys are SECRETLY hiding in Ukraine

 デモクラシータイムス

「戦場日本」語らぬ岸田【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:35:05

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

重要:ジョン・ヘルマー著[ブリンケン(国務長官)は国務省の代弁者イグネイシャスを通じ、戦争が失われた(負けた)ことを認めクリミア、ドンバス、ヘルソンのザポロジエ等の割譲を提言(注これは統合参謀本部議長案と同じ)。露紙プラウダ紙も報道。

 日刊IWJガイド

「NATOとロシアの全面対決は不可避!? NATO軍事委員会トップのバウアー委員長が『NATOはロシア軍と直接対決する準備ができている』」

はじめに~NATOとロシアの全面対決は不可避!? NATO軍事委員会トップのロブ・バウアー委員長が「NATOはロシア軍と直接対決する準備ができている」と明言! NATO諸国に対し「防衛産業における生産を増加させるため」に「戦時経済体制」に移行するよう呼びかけ!! 『ニューヨーク・タイムズ』や『シュピーゲル』等、欧米主要メディアはこの発言を報じず! 日本の主要メディアに至っては報じたものは皆無!!

2023年2月 1日 (水)

ロシアは必要ではないとイェールの天才教授連中は言うが常識は逆だ

2023年1月25日
フィル・バトラー
New Eastern Outlook

 イェール教授の値段はいくらだろう? 何かのため一人か二人使いたいか次第で丸ごと買おうとすればコストはかなり法外になり得る。多くの場合今のアイビーリーグの知ったかぶり連中は石けん販売員のようだ。誰であれ助成金を提供すれば、きしむような脳のグリース油が得られる。

 現在の超加熱したロシア嫌悪を例にとろう。欧米世界での最も成功し尊敬されている教授の多くがタブロイド紙ジャーナリズムのように見える「研究」を発表している。それが今の傾向だ。あるいは望ましい「真実」が示されている限り、どんな形の奇矯な分析でも受容できると言うべきかも知れない。「世界経済はもはやロシアを必要としない」という題のForeign Policyの最近の研究は題名から要約までくだらない。そうイェールのジェフリー・ソネンフェルドとスティーブン・ティンはいずれも現実を分かっていないと私は言っているのだ。さもなければ彼らは我々が現実が分かっていないと確信しているのだ。私が言いたいことを示すため注目を集める天才分析を初めから見てみよう。

 最初に、2人のイェール学者は、世界が彼の好き勝手に奉仕するまで、ロシアのウラジーミル・プーチンは世界経済を人質にとっていると主張する。それはもちろんウソだ。ノルドストリーム・パイプラインを爆破したのはロシアではなかったし、プーチンはガスは買いたい全員利用可能だと言っている。両国が頭に銃を当てている時に、ロシア大統領が一体どうしてヨーロッパあるいはアメリカを人質にできるだろう? バイデンのこれらのアイビーリーグ仲間は滑稽だ。二人の著者はヨーロッパのロシア天然資源に対する完全な依存についてわめきちらし、こういっておとぎ話の世界に飛び込むのだ。

 「プーチン侵略一周年に近づくにあたりロシアが世界市場でのかつての経済力を永久に失ったことは見るからに明白だ。」

 留意願いたい。「プーチンが侵略」したが、ミンスク合意で、ロシアの鼻の先、ウクライナにNATO基地を作るためにアメリカとヨーロッパがウソをついたことには言及しない。ウクライナが武装する時間を稼ぐためで平和協定は偽りだったと前ドイツ首相アンゲラ・メルケルとフランスのフランソワ・オランドが世界に言ったのだ。ウクライナを武装させることに対して、ユーロマイダン事件全体の悪質な本質や分離した東部共和国を砲弾で攻撃する8年やジョー・バイデンの狂気の「総賭け政策」は、まるでワシントンで精神病院が開け放たれるのを見ているようだ。

 次に、たっぷり給与を貰う教授連中はヨーロッパのロシア・ガス遮断を素晴らしい名案が季節はずれに暖かいヨーロッパ気候で強化されていると描いている。イェールの巨大頭脳によれば、ヨーロッパは再生可能エネルギー、原子力、アメリカLNGと古風な石炭の恩恵で動いている。バイデン政策プロパガンダ屋の活力に満ちた二人組はアメリカLNGがアメリカの価格の四倍でドイツに売られていると観客に言わない。これがEU委員長ウルスラフォン・デア・ライエンに上限価格規制を宣伝し始めるよう促したものなのだ。上限価格規制はニューメディア宣伝したように、ロシアを狙ってはいなかった。そうではなく、それは、状況につけ込む大西洋対岸の海賊を押しとどめるために始められたのだ。

 そして大きなウソがある。ソネンフェルドとティンはロシアにはヨーロッパ市場に置き換わる代替の買い手がいないと主張する。彼らはプーチンがガスを利益ゼロで売っており、世界はもはやロシアの石油に依存しないと言う。彼らの主張は単に紛らわしいだけでなく、お笑いだ。数人の大統領の顧問であるソネンフェルドがこのForeign Policy記事に名を載せさえしたのに私は驚いている。だが彼は決して孤立していない。フォーチュン誌のラーズ・ポールソンもアメリカと世界主義エリートではなくプーチンがヨーロッパのガス供給を締め付けようとしていたと言う。私はこれら考えるはずの連中がまったく考えていないことを示すため「フォーチュン」記事に言及する。それは情報空間いたる所でオウム返しされ待ち行列に入れられた物語だ。さて今度は世界の「他の国々」からの見方だ。

 カタールのサード・シェリダ・アルカービ エネルギー担当国務大臣でと国有ガス会社QatarEnergy社長の予測を放送したナターシャ・トゥラクによるCNBCの話を読んだ。一つの主張、私の主張を裏付けるものが下記の一節に反映されている。

 「昨年EU加盟諸国はロシア・エネルギー輸入を劇的に削減した。」

 バイデン政権のためCNBCは全面的に戦争挑発をしているが、上記の通り真実はぽろりと漏れるものなのだ。どんな理由であれEU加盟国がロシア・ガス購入を劇的に減らしたのなら、プーチンは一体どのように銃を連中の頭にあてているのだろう? カタールのエネルギー大臣は、世界がウクライナを忘れた途端、ヨーロッパは間もなくロシア・ガスに戻ると認めている。想起願いたい。EUとイギリスは12月時点でロシア原油の全ての海上輸送輸入を禁止した。更にEUは2月5日から精製製品の輸入を禁止する予定だ。イギリスも1月1日の時点でロシアLNG輸入を禁止した。

 ここ商品市場の情報・データ企業Kplerの主要石油専門家ヴィクトル・カトナの報告で部分的に説明されている現状がある。「ロシアの石油輸出は上限価格規制導入以来事実上変化していない。」ロシアはインドが救いとなる状態で主にアジアにエネルギーを送っている。カトナによれば今北極原油はほぼもっぱらアジアに流れている。数日前マーケット・インサイダーはロシアからの海上運輸の原油輸出が中国とインドのおかげで、8ヶ月で最高の30%以上急増したと報じた。アフガニスタンやアルジェリア、アルゼンチン、エジプト、インドネシア、イラン、カザフスタンやニカラグアはBRICSに入る行列待ちで、これらイェールのエネルギー専門家の論理は破綻している。笑いぐさになる準備をしろ。

 米国議会調査局の報告書「グローバル経済におけるロシアの貿易と投資の役割」は、知識豊富なヒューマノイド、イェール大学教授は洗羊液で満タンだと伝えている。政府専門家によると、ウクライナの状況は「ロシア経済を理解する議会の関心を高めた」。報告書をざっと読んで、どちらのイェール大学教師も読んでいないと100%確信している。あるいは連中はそれを読んで、とにかく「壊れたロシア」の言説に乗ると決めたのだ。レポートは何と言っているだろう?

 世界経済におけるロシアの役割は極めて重要だ。ロシアが石油に対する世界需要の11.3%と天然ガスに対する需要の17.2%を供給する状態で、エネルギーがロシアの最大輸出なのは本当だ。そしてここで面白いことが始まる。イェールの2011年報告は2035年までに急速にエネルギー消費が倍増するほぼ半分が中国とインドのせいだと予測した。同じ報告書は物語全体を語っている。イェールの専門家は2035年までに世界の電力のわずか約15パーセントしか再生可能資源から得られないと言っていた。彼らは十年先でさえエネルギーの80%が化石燃料由来だと認めている。要点はこうした数値から結局ロシアはゲームから追い出されないのだ。ロシアの新しい最大顧客中国とインドは間もなく世界エネルギー消費の2分の1以上を占め、更にこの80パーセント以上が化石燃料だろう。

 全体的に消費は世界的に35パーセント以上増加するだろう。それで天才的学者のソネンフェルドとティンへの疑問は、ロシアがなくなったら残りのエネルギーはどこからくるのか?だ。サウジアラビアは何十年も前に「ピークオイル」にぶつかった。アメリカは2021年単独で約97,331,601,000,000,000Btu、約97000兆Btu消費した。するとアメリカでは消費はいつ生産能力均衡に達するのだろう? あるいは2035年までには津々浦々に風車があるのだろうか? 明白なのはイェール大学では若干の面白い脳が機能していることだ。そしておそらく究極の代償は信頼性だろう。

 世界経済におけるロシアの役割は今後数十年縮小するのではなく、むしろ拡大するだろう。それは化石燃料だけの問題ではない。これに関して詳しくは別の報告で。

 フィル・バトラーは政策研究者、評論家、政治学者で東ヨーロッパ専門家で「Putin’s Praetorians(プーチンの近衛兵)」という最近のベストセラーや他の本の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/01/25/yale-geniuses-say-russia-not-needed-logic-and-common-sense-say-otherwise/

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 政権転覆専門家、議会で「ノルドストリームが海底のくず鉄になったのは良いことだ」とのたまう。

 The Left Lenz

Victoria Nuland Drops Neocon BOMBSHELL on Nord Stream and Ukraine War 36:51

 日刊ゲンダイDIGITAL 日本の奪衣婆。

所得制限なし子ども手当への「愚か者」ヤジは自民・丸川珠代氏 国会で俎上に乗り問題再燃

 コロナ対策を決める連中は現場もコロナも知らない素人集団?

 デモクラシータイムス

妊婦や患者の医療難民化を防げ!コロナ5類議論に欠けたもの【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】 1:03:35

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

IOC、ロシアの五輪アジア大会参加容認 五輪復帰へ軟化(26日)→ゼレンスキー大統領29日、ロシア選手の2024年パリ五輪参加容認は「テロが何らかの形で容認される」→IOCは声明で「このような中傷的な発言を、IOCは最も強い言葉で拒否する」

 日刊IWJガイド

「当選以来一度も登院しないNHK党ガーシー参院議員に『招状』発出! 7日以内に登院なければ除名検討も!」

2023年1月30日 (月)

欧米はなぜウクライナでの勝利に必死なのか?

2023年1月24日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 アメリカ権力者の一部、特にネオコンはウクライナでロシアを破るのに自暴自棄になっている。彼らはロシアをウクライナで勝たせているアメリカとNATOは十分戦っていないと考えている。連中の基本的前提は、ロシア大統領の基本目標が「ロシア帝国」の確立なのだから、アメリカは今までしている以上に、すなわちウクライナに何十億ドルもの価値の兵器供給をするより遙かに多くのことをしなければならないというものだ。コンドリーザ・ライス(元アメリカ国務長官や元国防長官ロバート・M・ゲイツ)が最近ワシントン・ポストに書いたように、アメリカにとって「許せない」あまりに強力な立場にロシアがなるのを阻止すべくアメリカは出来限りのことをしなければならない。「このようなシナリオを避ける唯一の方法は、新たなロシア攻撃を阻止し、東部と南部でウクライナがロシア軍を押し返すのに十分なだけ、アメリカと同盟諸国がウクライナに緊急に軍事補給と能力の劇的増加を提供することだ」と連中は主張している。

 要するに、ロシアに対するNATO総力戦にも等しいウクライナに対するアメリカ支援は、ネオコンの権益に役立つよう、つまり世界支配覇権を維持するため欧米の勝利が不可欠なのだ。連中はこの紛争を、NATO拡大というアメリカ政治の帰結ではなく「いわれのない侵略」で「国際秩序」に対するロシアによる「攻撃」と見なしている。

 連中の強い立場や今にもありそうなウクライナでの勝利という欧米神話をうっかり暴露するアメリカ覇権の擁護に関するこれら懸念は今やホワイトハウスでも反響している。1月6日の記者会見でローラ・クーパー国防総省副次官補はこう述べた。

 「全体的な戦略的見地から、プーチンがウクライナを占領するという目的実現に成功した場合の破壊的結果はいくら強調してもし過ぎることはない。我々が第二次世界大戦以来見たことのない形で国境が書き直されるだろう。」

 NATO拡大推進の背後にある中核目的は復活したロシアの前でこの同盟を強化することだった。ロシアが欧米(アメリカ/ヨーロッパ)統合勢力に対し甦った今ウクライナでの紛争はバイデン政権にとってのみならず、ほぼ1年前、この紛争はたった一つの形、ロシアの衝撃的敗北で終わると思っていたネオコン全員にとって実存的危機になった。

 だがそれは起きておらず「闇の国家」ネオコンがアメリカの支援にもかかわらず「ウクライナ経済は破滅状態にあり、何百万人もの国民が逃げ、インフラは破壊され、鉱物資源、工業生産能力とかなりの農地がロシア支配下にある」と自身の言葉で記事に書いた。

 ウクライナで破滅状態にある全てがネオコン自身の状態を反映している。連中が損なわれないようにしておくため世界中でこれまで何十年間も使っていた同じ好戦的手段でそれを復活させようと努力する中、連中の世界秩序は連中自身の重みで崩壊している。

 同盟の全ての国々がワシントンやネオコンの権益や展望を共有するわけではなく連中の状況は悪化している。ドイツは好例の一つだ。フランスはもう一つの例だ。このリストに加えて欧米にとって問題を一層こじらせるのは、ウクライナ当局さえ今や自分のためでなくNATOのために、この紛争を戦っていると考えていることだ。

 ウクライナ・テレビ番組の「爆弾」インタビューでウクライナ国防大臣がウクライナが、NATOから大量の資金を受け取っているので既にNATOの事実上の同盟国だと述べた。第二に、彼らが行っている「戦争」はNATOの任務、つまりNATOを拡大し欧米覇権を保証する政治に直接結びついていると述べたのだ。彼の言葉を引用しよう。

 「[2022年6月の]マドリッドでのNATOサミットで」「今後10年にわたり同盟に対する主な脅威がロシア連邦だと明確に述べられた。今日ウクライナはこの脅威を排除している。我々は今日NATOの任務を遂行している。NATOは血を流していない。我々は血を流している。それが彼らに我々に武器を与えるよう要求する理由だ。」

 任務とは何だろう? NATOと密接につながるシンクタンク北大西洋理事会によれば、任務はロシア打倒だ。「ウクライナでの敗北は世界軍事大国の地位からロシアを引きずり下ろし、再び広範な地域を脅かす前にモスクワを長年の再建に直面させるだろう。極めて重要なのは、ウクライナを支援することで欧米は自身の軍隊を犠牲にしたり死傷者もだしたりせずロシアの軍事力を劇的に弱体化することが可能だ。」

 だが上記の通りロシアを破るというただの熱狂はこれまでのところ十分ではなかった。それ故のウクライナのため「更に多くのことをする」ワシントンの自暴自棄だ。これらネオコンと「大西洋主義者」が売りこんでいる考えはウクライナでのNATO敗北が破壊的結果をもたらす。第一に第二次世界大戦後の国際秩序を転覆させるだろう。第二に、ウクライナでのNATO敗北はロシアを他のNATO加盟国も攻撃するよう仕向けかねない。

 これら狼狽した予測は破滅の日あるいは第三次世界大戦、欧米がもはや世界を操れない状況を予想している。このシナリオで統合NATO軍をロシアが独力で破れるなら、中国が「東ブロック」に軍事的に加入した途端、勢力の均衡は劇的に変化するだろう。この可能性は決して遠くない。モスクワと北京間の「無限」の友情が示すように、それは多いに現実だ。この連合はネオコンと大西洋主義者がどんな挑戦者からもこれまで何十年間も守ろうとしてきた国際秩序を解体するのに役立つだけだ。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2023/01/24/why-s-the-west-desperate-to-win-in-ukraine/

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 昨夜、久しぶりにウクライナ状況を語る呆導番組を見た。頭がくらくら。
 いつも見ている下記番組The New Atlasと大違い。

Western Volunteer in Bakhmut Admits Ukraine is Losing + is the Western Tank Card a Bluff? 27:41

Update on Russian military operations in Ukraine for January 30, 2023

 ロシア制裁を言いながらヨーロッパ諸国を困窮させ中国制裁を言いながら日本のハイテク産業を窒息させる宗主国別名元祖統一協会。

 日刊IWJガイド

「日米オランダ3ヶ国が『先端半導体製造装置の一部の対中輸出制限で合意』!? 米国の狙いは日本と欧州の半導体産業の弱体化!?」

はじめに~岸田政権の自滅的米国追従が止まらない! 日米オランダ3ヶ国が「先端半導体製造装置の一部の対中輸出制限で合意」!? 輸出制限の狙いは、半導体製造の前工程製品で世界シェア9割を占めるオランダASMLと日本の東京エレクトロン! 米国の狙いは前工程におけるボトルネックの締め上げ! しかし、ウクライナ紛争と同じく米国の狙いは日本と欧州の半導体産業の弱体化!? 米国によって落とさせられた「日の丸半導体」の歴史を忘れるなかれ!!

IWJは最大の経済的危機です! 第13期5ヶ月間の累積の不足額は970万9900円です。1月に入って27日間のご寄付・カンパは単独の月間目標額の42%にとどまっています! 岩上安身からのIWJの借り入れ総額は、現時点で1600万円になります! 岩上安身の私財には限界があります! このままでは、皆さまのご支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動が立ち行かなくなります。米国が自らの覇権維持のために世界の緊張を高める「新たな戦争前夜」にあって、正確な情報をお届けすべく、IWJは精いっぱい頑張ってまいりますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

2023年1月29日 (日)

ウクライナは数日前に失った都市からの整然とした撤退を主張

Moon of Alabama
2023年1月25日

これが今Yahooホームページの先頭だ。


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 猛攻撃後ウクライナ勢力、ドンバス町から撤退

 ウクライナ、キーウ(AP)ウクライナ軍はドンバス東部地域の町から組織的撤退を行ったと当局者が水曜日に述べたが、これはほぼ11カ月前に始まった侵略の一連の失敗後、クレムリンにとってまれながら、そこそこの勝利だ。

 この見出しを読んで私は驚いた。ウクライナ司令部は突然正気になってアメリカが要求していたバフムートからの撤退を命令したのだろうか? バフムートはウクライナ軍の半分が現在血まみれに粉砕されている場所なので、それは意味をなす。

 だが悲しいかな。第二段落はそれがもう一つのエセ・ニュース記事に過ぎないことを示している。

 ウクライナ軍は塩採掘地のソレダール町から「要員の命を救うため」撤退したと東のウクライナ軍のセルヒー・チェレヴァティ報道官がAP通信に述べた。

 兵士は前から準備されていた防御陣地に戻ったと彼は言った。

 モスクワはバフムート市近くのソレダールの戦いをドンバス全体を攻略する鍵として描写している。
・・・
 ロシアはほぼ二週間前にソレダールを占領したと主張したがウクライナはそれを否定した。

 誰がウソを言ったか判断するのは容易だ。

 2週間前ではなく1月13日、ロシアはソレダールの中心を占領したと公式に主張した。

 Live UA Mapが日々の進展を示すウクライナ地図を提供しており、過去に遡って見えるのを可能にしている。追加情報源を通して確認できた時にだけロシアが主張する進展を登録する点でウクライナに友好的だ。ここに1月13日以来の地図がある。当時ソレダール市街地はロシアの手中にあった。

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 そしてここに1月15日の地図がある。鉄道の向こう側にバフムート郊外の実質的に都市の一部である二つの小さな村がある。


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 だが鉄道が越えられた後、これらの村は1月19日までに占領された。


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 LiveUAMapがまだ反映していないロシア勢力による更なる進展があった。だが同様にウクライナに友好的なMilitaryLandサイトも独立した合理的な現在の地図があるもう一つの情報源だ。それはカルスノポリフカ町が更に占領されたソレダールの南西と北西での進展を示している。


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 ウクライナが「組織的撤退をした」と今主張するのはまったくのたわごとだ。ソレダールの部隊は1週間以上前に制圧された。彼らの多くが命を失った。

 2日前ラリー・ジョンソンはソレダールの戦いに関してもう一つのニセ・ニュース記事を投稿した。それは市を攻撃したワグナー・グループの甚大な損失について語っている話。だが私が見たがリンクはしない映像は都市の内部や周囲に死んだワグナーではなく、多数の死んだウクライナ人を示している。

 戦いは高価だったがロシアの側にとってさほどの損害ではなかった。

 軍の経験を持っていない方々には特にPMCワグナーの映像Best in Hellを推奨できる。警告:強化された地域で戦う残忍な武力戦闘の現実的描写だ。それは司令部レベルで何が起きているかも説明する。1時間50分のビデオには英語字幕がある。それは彼らが戦い続けている白と黄色によってだけ区別されロシアとウクライナ兵士を等しくまともな兵士として描写している。

 これまでの戦争を要約し未来を見通すM.K.バンドラクマールの最近の記事「ウクライナ戦争一周年と、その先」を推薦する。彼は「欧米」とロシア間で「中立で」豊かな外交経験を持っているので彼の見解は常に重要だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/01/ukraine-claims-orderly-retreat-from-city-it-lost-days-ago.html#more

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 とんでもない見出しを見た。あべこべ。この人を登場させるバラエティー呆導番組は見ない。

デヴィ夫人が森氏を「老害」

 Gonzalo Lira、欧米は既に負けている

The West Has Lost Already (Gonzalo Lira) 13:07

 日刊IWJガイド

「戦車供与で西側諸国の足並みの乱れが顕在化! 戦車の次は核搭載可能なF-16供与、ウクライナ人パイロットは米国内で数ヶ月前から訓練!」

はじめに~NATO諸国からウクライナへの戦車供与は300両以上! ドイツの新国防相は「ウクライナへの戦車供給に喜びはない」!「第3次世界大戦前夜」を迎えつつある中、足並みの乱れが顕在化! 元英国陸軍大佐のリチャード・ケンプ氏は「ロシアはこの紛争に成功するだろう」と発言! トランプ前大統領が、ウクライナへの戦車供与が核戦争を招くと警鐘を鳴らす! ゼレンスキー大統領は、次はジェット戦闘機が必要だとF-16戦闘機をおねだり! 実は核搭載可能なF-16は、数ヶ月前から米国内でウクライナ人パイロットに訓練をしていて、米国は準備万端!

「ロシアに対する欧米の戦争」は、すべて計画され、計算されたものだった! ドイツのメルケル前首相の「ミンスク合意はウクライナに時間を与えるため」発言に続き、ベアボック独外相が「我々はロシアに対して戦争をしている」と発言! ロシア外務省のザハロワ報道官が「あらかじめロシアに対する戦争が計画されていた」と反発!! 米ポンペオ元国務長官は「CIA長官時代、特殊部隊とともに何度もウクライナに行きウクライナ軍を訓練した」と暴露!!

2023年1月28日 (土)

スコット・リッター:NATOは世界にとっての自殺薬。ロシア勝利を祈る

Finian Cunningham
2023年1月23日
Strategic Culture Foundation

 アメリカが主導するNATO軍事同盟がロシアを打倒するという究極の目的でウクライナでの戦争を推進していると元海兵隊士官スコット・リッターは言う。

 紛争は欧米メディアが我々に言うようなウクライナ防衛とは無関係で、常にロシア打倒が狙いだ。

 今や既にNATOはロシアと直接戦争しており、ウクライナへの軍需品供給で兵站上の中心的役割を果たしているドイツやポーランドのようなNATO加盟諸国の標的をロシアは攻撃するあらゆる権利がある。

 ワシントンとNATO同盟諸国は長く続く対立に外交的、政治的解決を見いだそうとするのではなく無謀に軍事的勝利あるいは敗北の危険を高めている。アメリカが主導する対ロシアNATO戦争のためウクライナは無神経に代理として利用されている。

 リッターが指摘するように、NATOは世界にとって自殺薬だ。その狙いが推進されれば、その結果は核戦争になるロシアとの全面総力戦、つまり惑星の破壊だ。

 だから全ての平和主義の人々は国籍にかかわらずロシアがウクライナでこの紛争で勝利し、NATOの思惑を挫くよう祈るべきなのだとリッターは主張する。NATOの戦争計画は2014年キーウでのクーデターとネオナチ・ウクライナ軍の強化で何年も前から準備されていた。ウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジニーは第二次世界大戦でのナチ協力者で大量殺人犯のステパーン・バンデーラ信奉者だ。これが今アメリカとヨーロッパが、対ロシア戦争計画を遂行する上で協力している人物なのだ。

 幸いロシアは戦争に勝つだろうとリッターは予測している。これは戦争にそれほど膨大に投資しながらも歴史的敗北を味わう立場にあるアメリカ主導の西洋列強にとって悪夢のシナリオだ。

 だが世界を大惨事の瀬戸際に押しやっているのはアメリカとその同盟諸国であることが広く理解されるべきだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/01/23/scott-ritter-nato-is-suicide-pill-for-world-pray-that-russia-wins/

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 大本営広報部の呆導番組でウクライナ状況を聞くことはない。
 スコット・リッター氏とマグレガー氏の解説はなるべく拝聴している。下記はマグレガー氏の解説。

Ukraine is currently Staring Annihilation in the Face

 The Jimmy Dore Show

 プーチンを引きずり下ろすには膨大な数の遺体袋が必要と精神病質の元アメリカ高官

“Many More Body Bags” Needed To Bring Down Putin – Says Psychopath Fmr U.S. Official 9:46

At a recent Council on Foreign Relations event. former Obama administration Pentagon official and ardent advocate for endless war in Ukraine Evelyn Farkas acknowledged that, contrary to her statements elsewhere, the war in Ukraine is not likely to end any time soon, nor will Putin be dislodged from power without “many more body bags.”

Jimmy and documentarian-journalist Dan Cohen discuss the callous disregard for human life in Ukraine demonstrated by the psychopaths who tend to fill the ranks of the security state.


 一人大本営広報部洗脳バラエティーから消えた。登場する番組見た記憶皆無。本も読んだことはない。バラエティー番組自体に関心ゼロ。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

鈴木邦男氏が亡くなられた。1943年生まれ、同年である。『戦前史の真相』2014年、現代書館)共著。鈴木氏あとがき;なぜ勝てる見込みのまったくない戦争を始めたのか。出発は右翼。だが枠にとらわれず、真摯に真実を追求し行動した方であったと思う

 日刊IWJガイド

「欧州がロシアと戦争していることを『公式に』認める! 他方、英国王立防衛安全保障研究所がドローン戦と電子戦でロシア軍が圧勝と分析!」

はじめに~「我々はロシアと戦っている!」ドイツ外相が、欧州とロシアと、戦争していることを「公式に」認める! 他方、英国の王立防衛安全保障研究所(RUSI)がドローン戦と電子戦でロシア軍が圧倒的に勝利したと分析! さらに分析記事では「彼ら(米NATO)の現在の努力は、いかに善意であったとしても、この目的(ロシアの抑止・侵攻防御)を達成することはできそうにない」ロシアの優勢を明言! しかし欧米日のメディアは2ヶ月間、この重要な報告を黙殺! 戦況を見誤っている!? このままでは新型戦車の戦場への投入も無駄に終わる!?

2023年1月19日 (木)

戦車(思い出)をありがとう。ウクライナに押し寄せるドイツとNATOの戦車

Finian Cunningham
2023年1月9日
Strategic Culture Foundation

 ナチ協力者を公然と称賛する政権をドイツやアメリカやフランスの戦車が支援している。歴史は繰り返さないと言う言葉がある。だが歴史は確実に韻を踏む。

 第二次世界大戦でのひどい実績を考えればロシア軍と戦うべくウクライナに押し寄せるドイツ戦車というのは信じ難いシナリオに思える。ところがそのシナリオが対モスクワNATO代理戦争が向かっている方向なのだ。憂慮すべきことにこの展開は1941年ナチスのドイツ国防軍が対ソ連攻撃を開始した時のバルバロッサ作戦を思い出させる。

 ドイツのパンツァー・ティーガー戦車ではなくマルダー歩兵戦闘車がウクライナ中轟音をたてて走ることになるだろう。これら兵器は「軽戦車」と呼ばれるがロシア戦線に対するウクライナ・ネオナチ軍にレオパルト2主力戦車を供給しろという強力な圧力がある。

 ロシア正教クリスマス1月7日わずか2日前、もう一式のアメリカ製パトリオット・ミサイルに加え、ブラッドリー歩兵戦闘車とマルダー歩兵戦闘車をウクライナに供与する合意をジョー・バイデン大統領とドイツのオラフ・ショルツ首相が発表した。

 この発表はウクライナにAMX-10 RC軽戦車を供給すると発表したフランスのエマニュエル・マクロン大統領に続くものだ。勝利が実現するまでフランスはキーウ政権を支持する言いマクロンの調子は特に好戦的だった。

 ショルツとマクロンは全く当てにならず政治的に弱いことを示している。以前フランス大統領はウクライナでの紛争に対してロシアとの外交的解決を見いだす意欲を見せていた。「あまりにソフトで」太西洋対岸との団結を傷つけるかどで、ワシントンや反ロシアNATO加盟諸国のポーランドやバルト諸国に彼は激怒された。

 だがここでマクロンが今やロシアに対する戦争でウクライナに戦車を供給する最初の欧米国家になるというフランスのうさんくさいデビューを見ているのだ。その決定はNATOブロックによる戦争関与の本格的出発点だ。

 フランスの動きが軽戦車を供給するアメリカとドイツの誓約と実質的につながっている事実はNATO連合の協調行動を示している。

 ドイツのショルツとフランスのマクロンはバイデン同様ウクライナに武器を供給して戦争をエスカレートさせないという約束を次から次へと破っている。モスクワは西側諸国全体にキーウ政権を武装させるのをやめるよう繰り返し警告している。

 以前彼ら全員が第三次世界大戦の危険を冒す無謀なエスカレーションになるのでウクライナに戦車は供給しないと宣言していた。こうした抑制の誓約にもかかわらず、ワシントンやベルリンやパリは全て益々攻撃的な兵器の供給を強化している。

 去年末のパトリオット・ミサイルを送るバイデンの動きは、その前の長距離HIMARSロケット供給に続くものだ。戦車供給は以前は禁止されていたが今やその基準も破られた。

 この調子ではNATO勢が主要戦車送付を発表するのも時間の問題に過ぎない。キーウ政権やポーランドやバルト同盟諸国はワシントンとベルリンがM1エイブラムス戦車やレオパルト2戦車を送るよう要求している。バイデンとショルツはそうしないと言っている。だが過去の実績が行動が露骨に言説を裏切る身勝手で意図的な秘密の手口があるのを示唆している。

 戦車は明らかに攻撃力の一環だ。訓練された乗員が操縦する必要がある。それはNATO政権がこれら高度な兵器を配備するために要員や保守担当者や他の兵站業務を提供していることを示している。ワシントンやベルリンやパリ間の調整はNATOが組織的な相互運用可能な方法で派遣していることを示唆している。だから代理戦争は個々のNATO加盟諸国が二国間でキーウ政権に断片的に提供する手法から組織的参加という全く新しい水準に変わっているのだ。

 「キーウが[原文のまま]ロシア戦線の背後で占領されている領土を奪還するのに必要だと言うのを支援するため新兵器システム援助を拡大し木曜日[1月5日]アメリカとドイツもフランスに加わりウクライナに装甲戦闘車を送ると言う」とワシントン・ポストが報じた。

 現実にはウクライナが優位なロシア軍に殺害されているの欧米メディアはウクライナ政権が対ロシア戦争で勝っているという錯覚を紡ぎ出している。モスクワはNATO兵器で武装したネオナチ暗殺団にクリミア半島やドンバスを譲るまい。

 キーウ政権は勝ち目が無い戦いをしておりNATOは最後のウクライナ人まで戦わせるのをいとわない。ワシントンとその手先は争いに戦車を供給して無駄な戦争に拍車をかけ盗人に追い銭を投げている。(それは欧米の死の商人にとって良い儲けだ。)

 奈落から抜けでる外交的方法を探す代わりに、NATO勢力は自身のプロパガンダや政治的な買収されやすさと軍-産業的なディーラーの資本主義経済中毒によってだまされる。

 前回ドイツ戦車がヨーロッパでの戦いに押し入った時と、彼らはソ連軍に徹底的に破られた。当時アメリカは、ただ次の冷戦で第三帝国の残存物と一緒に皮肉っぽく共謀するためだけに、ではあるが、同じくナチと戦っていた。

 今回ドイツやアメリカやフランスの戦車はナチ協力者を公然と称賛する政権を支援する側にいる。歴史は繰り返さないと言う言葉がある。だが歴史は確実に韻を踏む。

 戦車(思い出)をありがとう!

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/01/09/tanks-for-memories-german-and-nato-tanks-roll-ukraine/

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 マグレガー氏、双方死傷者数を対比。ウクライナは真実を言っていない。

Douglas Macgregor - Ukraine Have Never Told The Truth

 耕助のブログ

No.1679 バイデンはウクライナに米軍を派遣するよう脅迫されているのだろうか?

 寺島メソッド翻訳NEWS

ロシア国内での破壊工作はCIAの仕業。彼らはロシアの特別軍事作戦のずっと前から露国内で「緊張の戦略」を企んできた。

 日刊IWJガイド

「財務省が26年度の国債費を29.8兆円で一般会計の歳出総額の25%超を占めるとする『後年度影響試算』を正式発表前に情報漏洩!」

2023年1月17日 (火)

資本主義帝国主義二大政党:物語体のマトリックスの端からのメモ

2023年1月10日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を英語音声で聞く

 彼らはただ民主党員を攻撃するため民主党員を「共産主義者」や「マルクス主義者」と呼ぶわけではない、彼らは資本主義帝国主義民主党より左側に存在する巨大な広々とした全ての政治的立場の領域を消すためそうしているのだ。彼らは人々にそれが左翼の再突端と思わせたいと望んでいるのだ。

 民主党員は同じ理由で自身を「左翼」と呼ぶ。両主流派が共和党の資本主義帝国主義者と民主党の資本主義帝国主義者間の綱引き内にオーバートンの窓を縮めるべく活動しているのだ。二つの対立するネオリベ・ネオコン派閥の間に。

 アメリカ政府が人気が高いソーシャル・メディア企業に潜入し続けるから我々は新しいソーシャル・メディア企業を始めなければならないという考え方の問題は世界最強の政府が干渉するために我々がお互いやりとりするのに使う人気のオンライン・プラットホームに潜入し続ける問題に全く正面から取り組まないことだ。世界最強の政府が我々がお互いやりとりするのに使う人気のオンライン・プラットホームに介入するために人気のソーシャルメディア企業にアメリカ政府が潜入し続けるという壮大な問題に我々が直面しない限り、連中はそれをし続けるだけだ。連中の行動は止める必要がある。

 この問題に対して新しいソーシャルメディア企業を始め続けるのが可能なの確実だが、それらはどんな意味も影響もない小さなプラットホームのままでいるか、アメリカ政府に制圧され、アメリカの情報権益を推進させられるだろう。それが本当の問題なのだ。我々が小さなプラットホームでだけ無制限の政治的発言ができることを認めるのは、誰も我々の意見を聞けない限り、我々が言論の自由を持てるのを認めることだ。地面の穴に話す限り我々は好きなことを言えるのだ。

 新しいプラットホームを始めるのはこの問題に対する解決ではない。この問題に対する解決は、連中が止めるまで、インターネットで人々がお互いやりとりするのを妨害するアメリカ政府に対するうるさい強力で攻撃的な反対だ。アメリカ政府は自由主義価値観の擁護者というイメージを維持する必要があるので、これを実行するのは大いに可能だ。彼らが世界中で政治的発言を検閲するために働いているという国民意識が増大するにつれ、そのイメージが悪化し始二大政党

め、連中は行動を変化する必要に迫られる。だから我々ができるのはシリコンバレーにおけるアメリカ政府の益々侵入的な工作に対する国民意識と反対を増やすよう努力することだ。

 そのほうが我々の反体制発言大勢に影響力のない小さなオンライン・プラットホームに自分を隔離するより我々のエネルギーのずっと良い使い方だ。多数の人々を間違った考え方に感染させることができないインターネットの見えにくい周辺に我々全員が自己隔離すれば、アメリカ行政機関は大喜びするだろう。我々は彼らのために仕事をすることになる。最大のプラットホームに留まって何人かの目を開こうと努力するほうが良い。

 「中国が台湾を侵略しようとしている!」

 「何? あんたどうして知ってるんだ?」

 「我々は台湾に何トンもの武器を注いでおり、中国人がキューバでそうすれば侵入すると我々は確実に分かる。」

 「あー。するとあんたは何か確実な諜報情報を知ってるんだ。」

 私はしばしばロシアや中国を「称賛し」たり「支持し」たりすると非難されるが私は決して実際そうしていないので滑稽だ。人々は非常にアメリカとその同盟諸国が全くの善で、敵が全くの悪だと言われるのに慣れているので、これと違うことは何であれ彼らにとっては酷く異様に見えるのだ。

 慣れた現実を受け入れることとは対照的に、世界最強力で破壊的な権力の中心への批判に集中する極めて基本的な行為が異様で怪しく見えるように文明をプロパガンダで徹底的に満たすことは可能だ。現実には、アメリカに中央集権化した帝国を適切に焦点を当てて強く批判することは、洞窟の中で生涯を送る人々にとって日光が衝撃的でいらだたしく思われるのと同じ理由で、敵国に対する反逆罪的な支持のように見えるのだ。

 我々は自由な社会に暮らしてはおらず我々は権力者連中のためになるよう心理的に精神的均一性に操られる大いに制御された社会に暮らしているのだ。外国には我々の社会のような自由がないと批判すると我々自身の社会を更に一層きつく支配するのを助ける。

 我々がどれほど不自由か理解できないように、我々は他の国々より自由だと教えられるのだ。中国や北朝鮮のような国を鼻であしらいながら、自国がどれだけ制御され均質化しているかはっきりと見ることはできない。自身が圧迫されているのを明瞭に理解しながら、自由は祝えない。

 自由の錯覚は、まさに我々の監禁状態という現実を隠すためのものだ。二つのエセ政治分派から選べるのを政治的自由と誤解するよう我々は条件づけられているのだ。洗脳されたことを我々が受け売りできるのが言論の自由だと誤解させるために。

 「私が暮らしているところでは私が望む何でも言い、行動し、経験できるから、私は自由だ!」と人々は言う。だがそれは本当ではない。人はそうすることはできない。生まれて以来どっぷり漬けられている大規模心理操作によって、言い、行動し、経験したいと望むよう条件づけられたことを言い、行動し、経験できるだけなのだ。人はしたいことができるが、連中こそ人々が欲するものを支配しているのだ。

 欧米帝国がたまたま認めない国々にいる人々について、欧米人全員が人々がどれだけ不自由かについて同じ考えを抱いていること以上に、我々がどれだけ不自由かをうまく表現するものは他にない。「人々が自由な個人ではない中国のような専制的な均質化した国に暮らしていないことが私はとてもうれしい。」と人々は異口同音にたわごとを言う。

 我々の心が自由になるまで我々は自由になるまい。(たまたま物語のマトリックス外におぼつかない足取りで出た幸運な少数だけでなく)我々全員が権力者連中に役立つことではなく真実に基づいて自身の考えを具体化できるようになるまで。我々が正真正銘の個人になれるまで。

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 クリス・ヘッジズ氏最新記事冒頭 そのまま日本にも当てはまる?

The deep malaise that defines American society — the rage, despair and widespread feelings of betrayal and loss — is rarely

 維新と一体化して、属国二大政党を目指す立憲は「身を切る」と横田氏の話を拝聴して思う。

 デモクラシータイムス

【横田一の現場直撃 No.198】◆岸田リニア攻勢も返討ち? ◆「身を切る」立憲、どこへ行く ◆軍拡争点?!山梨県知事、山口補選 20230116  1:09:40

 今朝の孫崎享氏メルマガ記事題名

台湾問題に関する日中間の約束:1972年日中共同声明「中国政府は台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部である事を重ねて表明する。日本国政府は中華人民共和国政府の立場を十分理解し尊重しポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。」

 下記番組中の孫崎氏による敵基地攻撃能力の結果と孫子の兵法の軍隊の人数の説明は秀逸。

 UIチャンネル

時事放談(2022年12月) 鳩山友紀夫×孫崎享 1:15:00

 日刊IWJガイド

「日米首脳会談で中露敵視と軍備増強を表明した岸田総理に中露が猛反発!『グローバルタイムズ』は「東アジアのウクライナ」になるとの指摘が!」

はじめに~G7歴訪と日米首脳会談で中露敵視と軍備増強を表明した岸田総理! メドベージェフ元大統領は、唯一の核兵器使用国・米国の「忠実な臣下」である岸田総理が、ロシアの核使用を妄想して非難するのは「恥ずべき行為」だと批判! 中国『グローバルタイムズ』は、米国の手先として「中国脅威論」で軍拡に突き進む日本を「東アジアのウクライナ」として米国の犠牲者になると当然の指摘!

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