新自由主義

2025年8月 1日 (金)

西側諸国では公共政策が民営化されている



スティーブン・カルガノビッチ
2025年7月29日
Strategic Culture Foundation

 ゲイツと、お仲間の精神病質者連中は、連中が狙う犠牲者たちからインフォームドコンセントを得る必要はない。

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 ムッソリーニを引用してファシズムの定義を「国家権力と企業権力の融合を指す」とジェラルド・セレンテは述べたが、これは多少誤ってはいるが、許容範囲内だ。ムッソリーニが当初言及していた「企業」は、セレンテが念頭に置いている企業と厳密には異なる点を除いて正しい。ムッソリーニは社会の様々な部門の集合体を指していた。彼が提唱した体制では、国家がこれら企業を管理し、企業紛争の調停において中心的役割を果たす。ムッソリーニの体制は、少なくとも理論上は、労働者と雇用主と国家の統合を通じて階級闘争を排除した、統一的で調和のとれた社会の創造を目指していた。

 企業権力についてセレンテが言及する際に、彼が指しているのは、社会の主要な専門職、工芸、貿易、文化、経済各層を代表し、その利益のために行動する団体ではない。彼が言及しているのは、欧米資本主義社会に見られるような国家構造と特定の関係を持つ、本質的に異なるタイプの「企業」だ。こうした企業は、物質的利益の略奪的追求に従事する企業で、しばしば国家の境界を越えるために、社会の調和に無関心だ。

 定義上のニュアンスは、少なくとも二つの理由から重要だ。第一に、ムッソリーニが提唱したコーポラティズム体制は、実際は理論モデルから大きく逸脱しているものの、前提とされた目的は、ある程度の社会的調和と協力を実現することだった。この目的は、今日の自由主義資本主義体制の中で活動する企業の思惑とは全く異質だ。第二に、現在用いられている「企業」という用語が示す通り、古典的ファシズム体制下においてそうだったように、国家に従属するのではなく、むしろ国家に対する支配力を強めるのだ。現代の国家と企業体の相互作用と、ムッソリーニが描いた古典的ファシズムの枠組みとを比較すると、今日我々が目にする光景は逆転している。国家は支配者や審判者としての属性を失い、もはや対立する社会的利益間の調停を行う権限も役割も与えられていない。国家は周縁化され、私的企業とその思惑が支配的権力として取って代わっているのだ。

 もしそのような役割の逆転が依然「ファシズム」と見なされるのなら、それはそれで構わない。

 この体制の重要な特徴は、我々の身の回り至る所で見られる通り、国家の最も基本的な機能の一部が、民間企業、しばしば多国籍企業に奪われ、行使されていることだ。これら民間企業は公共議題を設定し、メディアを支配下に置き、あらゆる重要問題に関する公共議論の範囲を決定する。理論上、ある程度の民主的正統性を付与されている政府機関とは違い、この機能を奪った企業は、株主による支配を除き、いかなる形態の公的監督にも服従しない。

 「黄金の10億」というミームに象徴され、その後、わずか5億人の奴隷に縮小された世界人口削減計画は、世界の企業エリートの中で最も裕福で影響力ある一部連中に執拗に推進されている。彼らの計画を支持する関連団体、家族計画連盟とは対照的に、エリート連中は、もはや単に人口増加の減速を目指しているわけではない。彼らは、より急進的な狙い、すなわち世界人口を劇的に削減するための「積極的対策」適用を提唱している。背後にある哲学は「無駄飯食い」の排除だと世界経済フォーラムのユヴァル・ノア・ハラリが簡潔に表現した。

 大規模な物理的絶滅こそ、まさに大企業億万長者連中による強力な陰謀団が遂行している計画だとグローバル・リサーチのミシェル・チョスドフスキー教授が警告した。2021年9月29日に最初に投稿され最近再公開された記事の中で「10年以上にわたり、慈善家と称される億万長者連中が世界人口削減を目指して会合を開き、2020年から2024年の新型コロナウイルス感染症危機で頂点に達した」とチョスドフスキー教授は述べている。

 2009年5月26日付ウォール・ストリート・ジャーナルに掲載された「億万長者、世界人口削減に挑む」という見出しの記事を彼は想起する。「億万長者の慈善家連中が、マンハッタンにあるロックフェラー大学学長邸宅で密室会合を開いた。この秘密集会はビル・ゲイツが主催した。彼らは自らを『グッド・クラブ』と名乗った。参加者には、故デイビッド・ロックフェラー、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、マイケル・ブルームバーグ、テッド・ターナー、オプラ・ウィンフリーなど多くの著名人がいた。彼らの議論の焦点は、人口増加(つまり家族計画連盟)ではなく「人口削減」、つまり世界人口の絶対数の削減にあった」と記事は報じている。

 この会合について報じたサンデー・タイムズによると「マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツの主導で開催されるサミットに出席した慈善家たちは、変化に対する政治的、宗教的障害を克服するために協力することを話し合った」という。

 「変化」という欺瞞的な婉曲表現の対象は、数ヶ月後の2010年2月にビル・ゲイツが行った講演で明らかにされた 。

 「まず人口の問題があります。現在世界の人口は68億人です。これは90億人程度まで増加します。もし我々が新しいワクチン、医療、生殖保健サービスに真剣に取り組めば、人口をおそらく10~15%削減できるでしょう。」

 ゲイツによるワクチンと医療の目的は一体何だろう。人命を守ることなのか、それとも絶滅させることなのか。

 この質問は適切だ。ゲイツ声明によれば、彼と仲間の大物実業家連中が推進しようとしている人口動態「変化」は、世界人口の絶対的削減で、初期段階で少なくとも6億8000万人から10億2000万人にまで削減されるからだ。このような人口削減はどのように実現できるのだろう? 死を迎えることになる6億8000万人から10億2000万人の余剰人間(無駄飯食い)は、ビル・ゲイツの精神病質的プログラムに設定された数値ノルマを達成するため自殺するのだろうか?

 それはまずあり得ない。だが、ゲイツとお仲間の精神病質者連中は、標的にする被害者たちからインフォームド・コンセントを得る必要はない。連中は、殺人目的を実現するのに必要な科学的機器を誰の許可も承認も得ずに全て自由に使えるのだ。

 学者や科学者が執筆し、グローバル・リサーチが出版した論文集( こちらを参照)の中で、悪質な人口削減計画を実行するために必要な手段は利用可能で、最近捏造された世界的健康緊急事態の際に使用され、必要に応じて再利用される可能性が高いことをポール・クレイグ・ロバーツ博士とジョン・キャンベル博士が示している。

 富裕層と権力者による企業陰謀団が推進している人口削減計画は、数十億の人類に損害を与えるべく意図的に設計された施策の一つに過ぎない。だが極めて倒錯的で残酷な側面もある。彼らはこの計画を自信満々、身勝手な免責意識で推進している。この計画は、ジェノサイド条約で非難されている人命を奪う犯罪的計画にまさに合致する。

 実際、この計画や他の恐るべき計画の主導的イデオローグの一人で、これまで想像もできなかった規模の組織的大量殺戮を究極の共通点とするプロジェクトに世界中で長年投資してきた実績を持つ億万長者「慈善家」ビル・ゲイツは、最近、北オランダの地方裁判所で、大量虐殺、生物兵器、人道に対する罪で複数の民間人から訴えられた。予想通り「ゲイツは一度も現れなかった。弁護士も送らなかった。それどころか、まるで中世の王が農民を追い払うかのように、オランダの裁判所を傲慢にも退けた。しかし判事たちはひるまなかった。彼らはゲイツに対する訴訟を進めると判決を下した」と政治評論家ジム・ファーガソンは述べ、裁判所の決定を称賛した。

 もちろん裁判所がこのような画期的事件を審理する用意があるのは責任追及に向けた重要な一歩ではあるが、訴因が適切に審理・裁定されることを保証するものではない。原告と被告間の権力と影響力の格差はあまりに顕著で、今後の審理の行方と結果を左右する可能性が高い。

 だがゲイツほどの権力を持つ被告人を法廷に召喚し、彼に対する証拠を聴取するオランダ裁判所の姿勢は、司法制度の少なくとも一部の誠実さに対する信頼を、ほんのわずかながら回復させる。たとえこの裁判が最終的に有効な有罪判決に至らなかったとしても、あらゆる場所の「慈善」的企業殺人者連中に、何らかの形で裁きの日が確実に近づいているという心に響くメッセージを送ることになるだろう。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2025/07/29/in-the-west-public-policy-has-been-privatised/

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 植草一秀の『知られざる真実』
極右・中道・革新の三極鼎立

2024年11月13日 (水)

アメリカによるヨーロッパ植民地化の影響



エドゥアルド・バスコ
2024年11月7日
Strategic Culture Foundation

 欧州連合諸国の一般国民だけでなく、欧州の政治・経済エリート層有力者の間でも不満が高まっている。

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 最近、経済発展の主要課題に関し、欧州がいかにアメリカ、更にアジアに後れをとっているかを示す包括的報告書を欧州中央銀行元総裁マリオ・ドラギが欧州連合(EU)に提出した。

 1990年には、アメリカの一人当たりGDPはユーロ圏より16%高かったが、2023年までにその差は既に30%以上に拡大した。これはアメリカ人がヨーロッパ人より益々裕福になっていることを意味する。

 だが、アメリカと欧州の富豪間の格差も広がっている。時価総額ランキング上位30位と上位500位にランクインしたハイテク起業家のうち欧州出身者は僅か10%だ。対照的に、上位30位と上位500位の73%、上位500位の56%がアメリカ人だ。

 これら新たな数字は、ヨーロッパの経済的荒廃を改めて明らかにしている。そして、原因はアメリカの権力と直接結びついている。

 第一次世界大戦終結時にヨーロッパの競争相手に対して獲得した優位性を、1930年代までに、アメリカは全て失った。ヨーロッパは荒廃し、ワシントンは世界の偉大な経済大国として台頭した。しかし、1929年の危機により、この強さは終わりを迎えた。大恐慌により、アメリカン・ドリームは終焉を迎えたかに見えた。

 第一次世界大戦が、世界市場を巡る帝国主義諸国間の争いだったのと同様、その後の第二次世界大戦は、1930年代の危機をきっかけに、ドイツと日本に部分的に奪われた支配権をアメリカが奪還するために、勃発させる必要があった。フランクリン・D・ルーズベルトは、アメリカ経済再編を主導し、少数独占企業の手に経済力を独裁的に集中させ、連邦政府支出を大幅に拡大し、大規模公共投資を行った。

 その結果、ほとんど戦争に注力する工業生産は、想像を絶するほど増加した。真珠湾攻撃は非常にありがたかった。それは政権が、参戦に反対する勢力を排除するのに必要な口実だった。1941年から1944年の間に、アメリカの軍需生産は三倍以上に増加し、1944年までに、アメリカの工場はドイツ、イタリア、日本の二倍の生産量を誇っていた。

 アメリカの工業生産は、ヨーロッパの破壊と、アメリカのイメージに似せたヨーロッパ再建という、二つの絡み合った戦略目標に奉仕した。イギリスがドイツに対抗するために必要な武器を、アメリカが供給し、両国はヨーロッパ産業の原動力であるドイツ経済を破壊する明確な意図を持って、激しい爆撃作戦を実行した。約270万トンの爆弾がドイツや他国のナチス占領地域、特に (ヨーロッパの産業中心地を構成する) フランスとベルギーに投下された。アメリカとイギリスの空爆により、ドイツ人、305,000人が死亡し、約800,000人が負傷し、550万戸の家屋が完全または部分的に破壊され、2,000万人が基本的な公共サービスを受けられなくなった。

 それはジェノサイド、大量虐殺だった。日本では広島と長崎の原爆により33万人の民間人が瞬間的に虐殺されたことに加え、アメリカ爆撃により63万5000人の命が奪われた。

 アメリカによるヨーロッパの破壊は、戦後の新しい世界秩序における完全な覇権を確保する上で、アメリカにとって決定的に有利な一大事件だった。1946年から47年にかけての諸外国の赤字は190億ドル以上だった。無傷だったアメリカは、緩やかな植民地化として、ヨーロッパ復興を開始するために融資し、同時にそれらの国々を厳しく罰した。疑うことを知らない体制側の歴史家アーサー・S・リンクの言葉によれば「復興の苦難の時代でさえ、かつての敵に対し、アメリカ政府は実にひどい復讐をした」。ドイツ国民とドイツ国家体制は「アメリカのイメージに」作り替えられた。

 トルーマン・ドクトリンと、主にマーシャル・プランが、第二次世界大戦後のアメリカによるヨーロッパ植民地化政策の主柱だった。前者は、NATOを通じて西ヨーロッパ全体と、その南東部の一部を、これら国々の政治を取り締まる巨大なアメリカ軍基地に変えた。後者は、飢えたヨーロッパ人に施し物 (110億ドル) を与え、後に利子を付けて返還させる親恩顧政策として始まり、ヨーロッパへの経済的、政治的、社会的依存過程が始まった。1948年から1951年の間に、これに関して、更に120億ドル費やされた。

 ソ連の偽りの脅威との戦いは、ヨーロッパを掌握するために、アメリカ政府が考え出した口実だった。「地球上最も偉大な国は、その指導力を正当化するか、放棄するかしなければならない」と共和党のアーサー・ヴァンデンバーグは上院で宣言した。こうしてアメリカは過剰生産の危機を克服し、商品や兵器を売りさばけたが、同時にヨーロッパ諸国を累積債務の人質にした。アメリカ製品はヨーロッパを侵略し、NATOは各国軍隊を支配し始めた。

 一方で、第二次世界大戦後のヨーロッパ征服により、住民は比較的幸福になり、社会は安定した。だが1980年代と1990年代のネオリベラル政策施行による産業空洞化という、アメリカ二度目の本格的植民地化戦略後、この福祉国家は解体され、ヨーロッパ人は完全にアメリカの人質となった。

 世界中のどの国でも、科学研究や開発の責任主体は軍隊だ。だがヨーロッパの軍隊はNATOを通じてアメリカ臣下になり、大陸における米軍能力増強のために、各国軍の能力は縮小された。EUがドラギに依頼した報告書は、この従属がヨーロッパに及ぼす有害な影響を強調している。

 報告書によると、欧州人が研究開発に費やすGDP比はアメリカの半分で、欧州事業家の多くは、こうした活動を展開するため、アメリカ移住を好む。欧州連合のGDP比研究開発費も中国、イギリス、台湾、韓国より低い。主要科学誌に掲載される論文数では既に中国に追い抜かれており、日本とインドが追随しているが、アメリカは依然先行している。欧州の経済革新力もアメリカや日本より低いままで、デジタル技術開発で既に後れをとっている。

 ポリティコによると、アメリカと欧州間の拡大する格差と戦うため、一連の「抜本的対策」をドラギ総裁は提案している。しかしEUの政策は依然アメリカ政策に完全に従属しており(つまり依存しており)ここ数十年、異なる方向性を示す重要な対策は最近実施されていないため、これら対策が効果を発揮する可能性は低い。

 このため、EU加盟諸国の一般市民だけでなく、欧州の政治・経済エリート層有力者の間でも不満が高まっている。ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、オーストリアにおける極右勢力の台頭や、ハンガリーやスロバキア政府による主権拡大の追求は、この傾向を明確に反映している。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/11/07/repercussions-of-colonization-europe-by-united-states/

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2023年7月21日 (金)

資本主義は巨大詐欺だ

2023年7月17日
ケイトリン・ジョンストン

 この記事の英語朗読を聞く(ケイトリン・ジョンストンによる朗読)。


 成長する上で、人生で最も重要な瞬間の一つは、2000年代半ば環境破壊問題に対する消費者の解決策に焦点を当てたEarth Mumsと言う小さなエコブログを運営していた時だ。当時、資本主義が生物圏破壊を推進しながらも何らかの方法で解決策の一部になるよう変える可能性があると私はまだ信じていた。

 Earth Mumsでの私の仕事を見て、自分達のウェブサイトにトラフィックを引き付けるため検索エンジンに合う記事を書くよう私を雇いたいと考えているバイオ燃料の新興企業から電話を貰った。私は面談のために彼らの事務所に行き、待っている間に、3人のパートナー(本当にエネルギッシュな起業家タイプ連中)が笑いながら連中が動かしている様々な事業について話すのを聞いた。

 そのうちの1人は一袋1ドル未満で買える環境に優しい家庭用洗剤だったので、Earth Mumsが大いに好意的に見ていたLectric Sodaと言う製品のコンサルティング業務から戻ってきたばかりのようだった。

 「言わないで、私に推測させろ。君は彼らに値段を倍にするように言った?」パートナーの一人が尋ねた。

 「私は価格を4倍にするように言ったよ!」そのコンサルタントの男は言った。

 地球を救いたいエコ戦士として自分を見せながら、家庭を環境に優しくするのを助けられる製品を、連中が、より買いにくくする様子は信じられないほど卑劣だと思った。私は彼らが仕事代金を払うだろうと思うより遙かに多く彼らに請求して、急いで去ったが、何と、その後間もなくLectric Sodaの値段が四倍に高騰したのだ。

 それは私をすっかり意気消沈させ落胆させ、私はEarth Mumsを閉鎖することになった。この連中や彼らのような人々が、消費者の生態学的責任を、普通の人々にとって手が届かない価格の最先端のエリート用のものに変えようとしているのを見たのだ。世界が燃える中、金持ちが自分について気分が良くなり、我々は問題から抜け出せるという幻想を生み出すよう作られたeco chicやホールフーズ・マーケットやテスラなど新しい高級市場の他の全てが出現するまでそう長くはかからなかった。

 それはまさに、この問題の大胆不敵な実例だった。Lectric Sodaの品質は向上せず、製造が難しくなったり入手が困難になったりすることもなく、需要と供給は同じままだった。市場が負担するので価格は変更された。市場の隠された手は、製品を魔法のように「正しい」価値に戻すことはなかった。そのような製品の価値は、起業家、コンサルタント、詐欺師、マーケティング担当者、広告マンによる言説操作で決定されるのだ。

 「市場に決定させる」と言うのは、市場は操作に長けている人々に支配されているので実際は人々を巧妙に操る連中に決定させることを意味する。市場に決定させるというのは、海の潮汐や季節について話すかのように、需要と供給を自然な方向に導くことを意味すると教えられているが、実際は需要と供給の両方が極端な攻撃性で絶えず操作されている。ダイヤモンド供給操作。住宅供給操作。石油供給操作。広告を通じて、これまで欲しくないと思っていたものを欲しがるよう人々を操る。女性を操って自分のスタイルは良くないと思わせて化粧品を購入させる。ブランド戦略で、20ドルのバッグに2000ドル支払うよう人々を操る。「口臭」という言葉を発明し、それを心配するよう説得して人々を操り、リステリンを購入させる。ビーニーベイビーは単なる普通のぬいぐるみなのに、人々を操って貴重な逸品だと信じ込ませる。

 資本主義は策略に支配された文明を我々に与えるのだ。トップに立つのは、できるだけ多くの人をだますのに成功した人だ。人々をだまして、もっと支払わせるようにするのだ。人々をだまし他の誰かの製品ではなく自社製品を購入させるのだ。実際に価値のあるものを生み出す人々をだまし、何も生産していないにもかかわらず報酬を受け取る仲介者になるのだ。競合他社をだまして間違った動きをさせるのだ。人々をだまして自社の非常に儲かる医薬品を医師に要求するよう仕向ける。人々をだまして特定の株や暗号通貨や非代替性トークンNFTを売買させるのだ。法制度や、それを普通の人よりよく理解している弁護士チームを使って人々をだますのだ。人々をだまして人々の飲料水を民営化して、ボトルに入れて売るのだ。

 それは詐欺の競争だ。最高の詐欺をした人が勝つ。人間行動の全てが奇妙な詐欺競争によって動かされている時、一体どうすれば人間行動による破壊から地球を救うことができるだろう? そして、全ての中で最大の詐欺は、この体制が完全に機能していて、完全に持続可能だという物語だ。これは他のあらゆる詐欺をまとめる包括的詐欺だ。

 資本主義支持者は、人々が参加するのを余儀なくされる強制システムだとして、しばしば社会主義を非難するが、皆様はこれを一体何と呼ぶだろう? 巨大な終わりのない詐欺競争の真っ只中に投げ込まれるよう私たちの誰が申し込んだだろう? 私をだまそうとする人々の試みにさらされて一生を過ごしたくない場合どうなるのだろう? 世界のより広範な利益のために協力するのではなく、誰もがお互いをだまして詐欺をしようとしている社会に住みたくない場合どうなるのだろう? 聞いてくれるだろうか。私はどれにも同意していない。私はこれを強制されているのだ。

 資本主義の破壊性と堕落についてオンラインで話すと常に議論されている正確な問題ではなく、それが自分のものであるかのように「ハハー、でもあんたも資本主義に参加しているではないか」と言う連中がいる。そう!そう。請求書を支払い、生き続けるため資本主義社会に参加するよう私は強制されているのだ。それが私がここで対処しようとしている問題だ。それは囚人が刑務所制度に不平を言い、刑務所にいるため偽善者と呼ばれるようなものだ。

 これが我々の社会が今日経験している精神衛生危機の大きな要因だと私は確信している。我々はこのシステムの中に閉じ込められており、誰かが金を稼ぐためという理由だけで、特定のことを考えさせ、感じさせ、欲望させ、嫌悪させようとする際限のないメッセージの集中攻撃で常に心理的に悩まされている。全ての人の心がこのように大規模心理操作に絶えず惑わされる文明で、一体どうして精神衛生が保てるだろう? 資本主義は空気や水を汚染するのと同じくらい我々の心を汚染するのだ。

 それはすでにそうで、実に悪く、はるかに悪化する予定で、どこを見ても我々は政治的現状の本当の変化からはほど遠い。私たちにできるのは、できるだけ多くの方法でこれに注意を向け続け、十分な数の人々が目を開き何が必要か見始めるよう願うことだ。

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 マグレガー氏youtube

Col Douglas Macgregor: Talks Massive Russian Force On The Ground! 35:37

 植草一秀の『知られざる真実』

目も当てられぬNHK報道の劣化

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

独立系世論調査機関レバダ センタープーチン大統領の支持率 2019年1月64%  2020年1月68%、021年1月64%。22年1月69%。3月83%。10月79%  23年1月82%、6月81%「露軍の行動に対する支持も変化がなく、高水準を維持

 日刊IWJガイド

「木原官房副長官の妻の元夫の遺族が記者会見! IWJが配信!『私たちが今ここにいるのが事実。「事実無根」ではない』と再捜査を要望!!」

はじめに~<IWJ取材報告>木原誠二官房副長官の妻の元夫「不審死」をめぐり、元夫・安田種雄さんの遺族が涙の記者会見! IWJがフルオープンで録画配信!!「不審死」容疑も『週刊文春』の報道もすべて「事実無根」と主張する木原氏側に対し「私たちが今ここにいるのが事実ですべて。『事実無根』ではありません。(刑事告訴で)訴えるのではなくて、みんなの前で説明して欲しい」と訴え、警察に再捜査を要望!!

2023年1月26日 (木)

ニュージーランドは些事に至るまで国民を管理する欧米諸国政府用の実地試験?

タイラー・ダーデン
2023年1月18日水曜日
ZeroHedge

 コロナ大流行封鎖や命令に続き、多くの西欧諸国とアメリカの各州では国民の日常生活への新たな目の覚めような水準の政府による侵入がおきている。だが一部の国々は他の国々よりも酷いシナリオで対処した。

 特にニュージーランドでは過去数年、国民に対するいくつか最も過酷な制約が何度も見られ、悲しいことにこの傾向はコロナ大流行封鎖が止まっても止まらなかった。この島国は権威主義方針と政府による国民監視や小さなことにまで干渉するマイクロマネージメントの基準を設定するのに懸命なように思われ、一連の最近の法律も連中に折れつもりがない現実を痛切に感じさせる。

 回想:2018年にニュージーランドは「カーボンニュートラルな未来」をつくるためという名目で全ての沖合油田採掘探査を禁止したが、これは時間が進むにつれ厳しいエネルギー規制がおこなわれることを意味している。

 2019年、ニュージーランドは、クライストチャーチ・モスク銃撃事件後、一人の男の犯罪に対し法律を遵守する何百万人もの市民を罰して全ての半自動銃を禁止した。ニュージーランドではクライストチャーチ銃撃事件のビデオ証拠はうさんくさいことに非合法で、この映像を見たりダウンロード現場を捕えられたりした人は皆起訴されかねない。銃禁止令はコロナ大流行封鎖の時期に合わせて実施された。

 2020年、政府は自身に恣意的に「危険な内容」を排除する権限を与えるインターネット検閲法律を導入した。条項の大部分は国民の反発後、究極的に廃止されたが、政府にとって将来の検閲は優先事項のままだ。

 2021年、彼らが同意してmRNAワクチン注射を受けると「決める」まで予防接種を受けない人々は意図的に制約で窒息させられる一方、公然とワクチン注射を受けた人々が普通に経済活動し旅行や社会的交際を享受する二階層社会を建設することをニュージーランド首相で世界経済フォーラム会員であるジャシンダ・アーダーンが認めた。

 2021年にアーダーンとニュージーランド政府は30歳以下の人々のワクチンと関連する心筋炎リスクに医療専門家たちから複数回指摘されていたことを指摘すべきだ。彼らは警告を無視しワクチンパスポートを導入する試みを含め大量ワクチン接種キャンペーンを強引に推進した。

 だが多くの欧米諸国がワクチンの懸念を同様に切り捨て、パスポートを推進しようとしていたのでこれは、必ずしも独自ではなかった。それはさておきニュージーランドはウイルスに感染した人々を強制隔離で収監するよう意図した本物のコロナ収容所を建設した一部欧米諸国の一つだった。収容所は「強制隔離施設」と呼ばれニュージーランド軍に管理され、リゾートというより刑務所だったことに疑問の余地はない。

 ウイルス蔓延を防ぐ上で、封鎖やマスクがほとんど無効で、ワクチンが必ずしもコロナを縮小したり感染を止めたりできないという山のような証拠で、去年最終的に首相は多数のコロナ命令を反古にするのを強いられた。ワクチン注射された人々が今大多数のコロナ死者となっている事実はワクチンが当局が元来約束したように作用しない十分な証明だ。だが権力を集中させる過程は止まらなかった。戦術だけ変化した。

 ニュージーランドはコロナ後、多数の圧制的法律を導入し、自由を押しつぶされる大衆の雰囲気を強化した。

 11月、政府は大手金融機関に彼らの投資と結び付く気候関連リスクを公表するよう強いる法律を導入した。帰結的意味は広範囲で、表向きこれは「炭素排出のリスク」がある事業に資金調達するのを避けるよう銀行や貸付会社に対する圧力だ。つまり、もし人が銀行からの融資を望み、政府が、その人が「炭素汚染者」だと決定すれば、その人は多分融資を受けられない。これは大手製造業者から酪農場に至るまで何でも含まれるのだ。

 農場と言えば、ニュージーランドは高価格(これは偶然2022年にアメリカ政府が「鳥インフルエンザ」のため5000万羽以上のニワトリを淘汰し、アメリカに高価格をもたらした直後起きた)全国的に檻での養鶏を禁止し大規模な卵不足を引き起こした。

 この混乱でストレスを感じて、タバコを吸いたく思われただろうか? タバコもニュージーランドでは禁止されている。前例がない動きで、2023年時点で18歳以下の人は全員一生タバコ購入を阻止する法律を政府は成立させた。若い世代が年を取るにつれてタバコがゆっくり段階的に排除されることを意味する。タバコは健康にとってリスクだろうか? そうだ。だが政府は医療制度の社会化が個人の習癖を支配する理論的根拠になると主張する。今それはタバコだ。明日それは実際の科学にかかわらず官僚が不健全とみなす何にでもなりかねないのだ。

 そしてニュージーランド最新の専制的法案、治療薬法に我々は突き当たるが、この法案が通過すれば自然健康補助食品の製造や販売を管理制限する広範囲の権限を政府に与えることになる。自分で体を配慮し大手製薬会社や連中の試されていない製品を避けたいとお望みだろうか? あなたにはそれは許されない。薬と注射だけ例外として他の選択肢は消される。

 これは単に欧米が社会主義に落ち込んだ結果というだけでなく、ニュージーランドは個人の自由や個人の選択の侵害を酷くする試験台に思える。もし欧米国民が受動的に対応すればニュージーランドは多くの他の国々の未来の姿になりかねない。

記事原文のurl:https://www.zerohedge.com/geopolitical/new-zeland-beta-test-western-governments-micromanaging-populace

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 当初徹底的なコロナ対策をすると感心していたのを恥ずかしく思う。シュワブの秘蔵っ子。

 「ロンドンへ渡り、インターン生としてトニー・ブレア元イギリス首相の事務所に勤務する。」で納得。模範的ネオリベ・ネオコン?

 狂った政治家が辞任を強いられる状況うらやましいと世界一の統一協会に奉仕するポチ政権が権力を握っている国民の一人は思う。

 ニュース番組Redacted ドイツ外相「我々はロシアと戦争をしている」とわざわざEUで英語で言う厚かましさ。
 この外相、奇矯な発言が多い。例えば
 国民がいくら反対しようとも、我々はウクライナを支援する!

We stand with #Ukraine "no matter what my German voters think".
"People will go on the street and say we cannot pay energy prices, and I will say 'yes, I know, so we’ll help you with social measures'"

 緑の党、実態は極右戦争党? 自慢の戦車をウクライナに送る。ヒトラーのソ連攻撃を連想。
 そもそもアメリカ国務省「ウクライナはヨーロッパで腐敗度最悪の国ゆえ事業は勧めない」と言っていた。今事業をしろと進めるとRedacted。
 ウクライナはビジネス最適地というゼレンスキーのウクライナに進出する軍需産業名入り演説がすごい。
 まるで「地獄のディズニーランド」
 世界の大本営広報部は、政権側近がことごとく汚職で首になっても、もちろん中心人物には触れない。

German Foreign Minister: 'We Are At War With Russia...

 寺島メソッド翻訳NEWS RT記事翻訳

ドイツ外相、法律の「穴」がロシアを保護していると発言

 間もなく日本首相はウクライナを激励訪問する。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

「民主主義を防ぐ手段としての「代議制民主主義」、代議制民主主義という名称は民主政治という名称を含みながらもエリート支配と財産秩序を守る魔法の呪文。国民の参加を選挙だけに制限する行為は、啓蒙時代にかちとった民主政治の根本的な考えと矛盾する。

 日刊IWJガイド

「汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く! 大統領府副長官はじめ10名の政府高官が汚職疑惑やスキャンダルで次々と解任・辞任!」

はじめに~汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く! ゼレンスキー大統領補佐官アレストビッチ氏に続き、大統領府副長官、副大臣4名、地方知事5名、10名の政府高官がウクライナ支援に関する汚職疑惑やスキャンダルで次々と解任・辞任! ゼレンスキー大統領は公務員の国外移動の禁止を発表、汚職まみれの政権の手で、汚職追放の改革が進むのか!? ソレダール陥落後、「ウクライナがこの戦争に勝つための軍事的チャンスはない」とする声も上がる中、ゼレンスキー政権の自壊が続く!

2021年8月26日 (木)

議論で破れたがゆえに一層喧しいブッシュ時代の戦争犯罪人連中

2021年8月22日
ケイトリン・ジョンストン

この記事を音声で聞く

 国造りのふりをして20年過ごしたアフガニスタン「政府」が、本質的に虚構であることを米軍撤退が決定的に明らかにし、彼らがアフガニスタン現地の事実について、世界に、我々に、終始ウソをついていたことを証明した後、この悲惨な占領への道を開くのを支援した連中は、歴史のこの時点で、きわめて大人しいと人々は期待するかもしれない。

 だが静かに死の快い抱擁を待つため岩の下を這いずり回るどころか、この連中はやかましく恥知らずなほど率直だ。

 トニー・ブレア・グローバル・チェンジ研究所が、記憶上、最も非良心的な軍事介入の二つにイギリスを引きずり込んだ元首相による長文エッセイを発表した。ブレアは、この撤退を「「永久戦争」を終わらせることに関する愚かな政治スローガンを遵守していない」と批判し、「過激イスラム」について、とうとう語り、「欧米は、戦略的意志を失ったのだろうか?」と問うている。


 アフガニスタンと次に何が起きるかについてのトニー・ブレア記事をお読み願いたい。https://t.co/WLy5UcxMpU
- トニー・ブレア研究所 (@InstituteGC) 2021年8月22日

 それは、9/11事件後、イギリスに、このとんでもない大混乱をもたらした同じ男に書かれた、本質的に2,750語のかんしゃくだ。

餓死しそうな人々、惨めな人々、強制退去させられた人々、無知な人々、アフガニスタンの山脈、北アフリカの砂漠からガザのスラムまで、ひどく惨めな生活を送る人々。彼らも我々の動機だ。

これはつかむべきチャンスだ。万華鏡は振られた。小片は流動的だ。 まもなく小片も落ち着くだろう。彼らが落ち着く前に、我々の周囲の世界を再編しよう。

 ブッシュ政権が未曾有の軍事拡張主義新時代の先駆けとなるのを支援することで、世界中の最も不幸な全ての人々に役立つ形で「世界を再編する」ため、この不幸な出来事を捕らえることができるとブレアは約束した。その後の死体の山何千万人もの難民が、これが全てうそだったことは、脳の灰白質が機能している人なら誰にでも明らかだ。

 今評判が脅威下にある、あらゆる社会病質者と同様、ブレアは言説支配を始めた。

トニー・ブレアはUAEで、ムバダラ開発と呼ばれる組織の国際顧問として、年間約百万ポンドの金を貰っている。
ムバダラ開発は、アフガニスタンで、1兆ドルに相当する資源採鉱計画を開発していると報じられている。
成果を得るための投資?
- Lowkey (@Lowkey0nline) 2021年8月22日

サウジアラビア政府に助言するため、トニー・ブレアは、年900万ポンド貰っている。昨日サウジアラビアは、イエメンでバスいっぱいの学童を爆撃した。報道が少なくとも29人の子供が亡くなったことを示唆している。子ども一人あたり約300,000ポンドを意味する。犯罪が引き合わないなど一体誰が言う - https://t.co/hi4m5H79Bj

- Frank Owen's Legendary Paintbrush 🟨🟥🥀🇵🇸 (@WarmongerHodges) 2018年8月10日

 これはジョージ・W・ブッシュが、自身の組織を通して意見を発表した理由でもある。ポール・ウォルフォウィッツジョン・ボルトンなどのブッシュ時代のネオコンが、撤退を非難してメディア出演 しまくり、ネオコンの影響力でブッシュ政権の軍事拡張主義に重要な役割を演じたビル・クリストルが、今タリバンに対し、代理軍隊を武装させるよう主張している理由だ。こうしたものは言説支配だ。

 彼らが間違っていたことが証明されたため、そして、彼らを間違ったと証明された連中として歴史が記憶するから、連中は言説支配をしているのだ。軍事干渉主義の大規模な増加が、世界の人々に役立つという連中の主張は、明らかに、議論の余地なく頭のてっぺんから爪先まで誤っていたことが示されたので、今や彼らは何百万人もの殺害を幇助した連中に過ぎない。

 連中の評判と資産を維持するのが狙いなのだ。いや、いや、我々は大量の人々を殺した戦争犯罪人ではない、我々は予言者だ。我々が更に20年アフガニスタンに留まれば、歴史は我々を正当化したはずだ。もし我々が、もっと多くの人々をイラクで殺していれば、イラクは今ごろ極楽だったはずだ。この大惨事は、その計画に直接責任がある人々のせいだなどということは決してあり得ない。それを引き継いだ当局者の責任なのだ。我々が丁重に侵入したのに、礼儀をわきまえないあの国の住民の責任だ。人々と、と「永久戦争」終わらせるという彼らの愚かな願望のせいだ

 だが、もちろんそれは連中の責任だ。事態は決して、このようである必要などなかったのに、機能する共感皆無の愚かな人々のおかげで、このようにされたのだ。連中は好きなように事態を再解釈し、歪曲しようとするのは可能だが、連中をその通りの怪物としての彼らを歴史は忘れるまい。我々の社会が、正気になればなるほど、連中の犯罪に対する我々の記憶は益々容赦ないものになるだろう。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2021/08/22/bush-era-war-criminals-are-louder-than-ever-because-theyve-lost-the-argument/

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 毎日、テレビという呆導機関洗脳番組を見ている(正確には、聞いている)が、情報を得るためではない。属国政府の下部機関による洗脳のひどさを確認するためにすぎない。大半の新聞やこういう洗脳機関をみていればこその大量の自民・公明・維新支持だろう。アフガニスタンの状況や日本軍用機派遣の怪しさ孫崎氏以外の人は語るまい。

時事放談(2021年8月) 孫崎享 × 鳩山友紀夫

 デモクラシータイムス

水曜 20時〜、生配信!これでも辞めない 菅!【山田厚史の週ナカ生ニュース】

 日刊IWJガイド ウィシュマさん問題を扱う 難民問題に関する議員懇談会 総会配信

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「第29回 難民問題に関する議員懇談会 総会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 8月20日に収録した、「第29回 難民問題に関する議員懇談会 総会」を配信します。これまでIWJが報じてきた難民関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%9b%a3%e6%b0%91
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【タイムリー再配信 980・IWJ_YouTube Live】20:00~「暴力・虐待・死亡例が相次ぐ日本の入管は、現代のアウシュビッツか!? 世論の広がりで入管難民法改悪案を廃案に追いこんだ! 次は国民投票法を廃案に! ~5.22岩上安身によるインタビュー 第1041回 ゲスト 日本共産党・山添拓参議院議員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

2021年6月 7日 (月)

iPhoneのために死ぬ

 アメリカ国内でも国外でも、労働者階級の苦難は我々の大企業傘下のメディアには無視されているが、それは我々の時代の最も重要な人権問題の1つだ。

Chris Hedges:
2021年5月31日
ScheerPost

 グローバル資本主義者が、時計を産業革命初期に戻した。労働者階級は、益々権利を奪われ、組合を組織するのを阻止され、飢餓賃金をもらい、サービス残業をさせられ、絶え間ない監視の下、些細な違反行為のかどで首にされ、危険な発がん性物質に曝され、時間外労働を強いられ、懲罰的なノルマを与えられ、病気や、年をとると捨てられる。労働者は、アメリカでも海外でも、悪徳資本家の最悪の行き過ぎ行為さえ小さく見せる、法外な個人的富にふける大企業オリガルヒの使い捨てコマになっている。

 ノーム・チョムスキーが言うように、上流リベラル・サークルには、尊敬に値する被害者と、尊敬に値しない被害者がいる。ナンシー・ペロシは、ウイグル少数派に対し、彼女が「大量虐殺」と呼ぶものを中国政府が実行しているかどで、世界中の指導者に、来年二月、北京で開催予定の冬季オリンピックに出席しないよう求めた。ニューヨークタイムズのコラムニスト、ニック・クリストフは、コラムで「[習]は香港の自由を骨抜きにし、弁護士とジャーナリストを刑務所に入れ、カナダの人質を拘留し、台湾を脅迫し、最もぞっとすることに、いくつかのイスラム教少数派部族の所在地、中国西部の新彊地域での人類に対する犯罪を統括している。」と書き、中国の習近平主席が監督する人権侵害のリストをまくしたてた。

 農奴も同然の扱いをうけている何百万人もの中国人労働者については一言もない。彼らは、子供を含め、家族と離れて、アメリカ企業のため商品を生産し、24時間ぶっ通しで稼働する工場の隣の過密な社員寮で暮らし、家賃は彼らの給料から差し引かれる。労働者は虐待され、不当な低賃金で、アルミニウム粉末のような化学物質や毒物に曝されて病気になる。

 アメリカ国内でも国外でも、労働者階級の苦難は、パレスチナ人の苦難同様、我々の大企業傘下メディアには無視されている。それでも、労働者は権利を与えられれば、他の人権侵害もかわすことができるから、それは我々の時代の最も重要な人権問題の一つだと私は主張する。労働者が、アメリカや中国のような国で、組織化して、基本的人権と生活賃金が得られないなら、それは、1845年に、フリードリッヒ・エンゲルスの著書「イギリスの労働者階級の状態」や、エミール・ゾラの1885年の傑作「ジェルミナール」に書かれた劣悪な状態に閉じ込められた労働者の世界的農奴を固定してしまうことになる。

 中国が奴隷賃金を支払うことができる限り、他のどこでも賃金を引き上げるのは不可能だろう。どんな貿易協定にも、労働者が組織する権利を含むべきで、さもなければ中産階級アメリカ人を再建するというジョー・バイデンの全ての約束がウソになる。2001年から2011年の間に、270万の雇用が中国に奪われたが、そのうち製造業雇用は210万だった。もし中国や他の国々の労働者が、企業が労働を搾取し、基本的環境規制や、労働規制を避けることを許して、企業の奴隷労でんに閉じ込められたままであれば、雇用は一つたりとも戻らない。我々が中国を労働政策のかどで厳しく非難するが、アメリカは自身の組合運動を鎮圧し、企業が海外で中国製造モデルから利益を得るため、製造移転するのを可能にし、賃金を抑制し、反労働の労働権確立法を成立させ、かつて労働者を保護していた規則を破壊した。労働者に対する戦争は中国の現象ではない。それは世界的なものだ。アメリカ企業は共謀している。アップルは中国に供給業者の46パーセントがある。ウォルマート・ストアーズは中国に供給業者の80パーセントがある。アマゾンは中国に供給業者の63パーセントがあるのだ。

 アメリカの巨大企業は、中国人労働の搾取と、アメリカ労働者階級の放棄と貧困に対して、全面的協力者だ。アメリカ企業と中国の製造業者が、コロナ流行絶頂の中、何百万人もの中国人労働者を工場に詰め込んでいるのだ。彼らの健康は重要でなかった。最近の四半期、アップルの利益は236億ドルと、2倍以上になった。その収入は、54パーセント増加し、アップルが毎日平均10億ドル以上を売ったことを意味する896億ドルに上昇した。これら企業が説明責任を問われるまで、バイデン政権は、そうしないだろうが、アメリカでも中国でも、労働者にとって何も変化しないだろう。経済的公正は、グローバル的なものとなるか、存在しないか、いずれかだ。

 最高50万の人々が詰め込まれた独立企業都市、中国の工業センターの労働者は、市場価格での2兆ドルで世界の最も強力な会社の二社、世界最大のエレクトロニクス製造サービス企業、フォックスコンとアップルの莫大な利益を促進させる。フォックスコン最大の顧客はアップルだが、それはAlphabet(以前はグーグル)、400以上の自家ブランドを所有するアマゾや、BlackBerry、シスコ、デル、富士通、GE、HP、IBM、Intel、LG、マイクロソフト、任天堂、パナソニック、フィリップス、サムソン、ソニーや東芝や、レノボ、ファーウェイ、ZTEやXiaomiを含め、主導的中国企業のために商品を生産している。フォックスコンは、iPhone、iPad、iPod、Mac、TV、Xbox、プレイステーション、Wii Uやキンドル、プリンターや、多数のデジタル装置を組み立てている。

 ジェニー・チャン、マーク・セルデンとPun Ngaiは、彼らの著書「Dying for an iPhone: Apple, Foxconn, and The Lives of China’s Workers」のために、中国の都市、深セン、上海、昆山、杭州、南京、天津、廊坊、太原や武漢のフォックスコンの主要製造現場で10年かけて秘密調査を行った。彼らが表現しているのは、オーウェル風ディストピアで、グローバル企業が、権利を奪われた労働力のための技術を完成したことだ。これら広大な労働者都市は、労働流刑地以外の何ものでもない。そう、去ることは可能だが、特に率直な意見を述べたり、あるいは組合を組織しようと試みたりすることで、上司の怒りを受ければ、中国の工業センター群島全体で、一生ブラックリストに載せられ、社会や、しばしば刑務所の端に投げこまれることになる。

 労働者は不断の監視下で暮らしている。企業の治安部門が彼らを取り締まる。彼らは、男女隔離された寄宿舎の部屋で、八人以上の人々と眠る。高層寄宿舎は、数年前これら工場都市を苦しめた多くの労働者自殺を阻止すべく、窓には鉄棒、下にはネットがある。

「高速な24時間生産を容易にするため、仕事場と生活空間は圧縮されている」と著者は書いている。「寄宿舎は、家族の世話も愛もなしに、大量の出稼ぎ労働者を擁している。独身か結婚しているかにかかわらず、労働者は一人用の空間を割り当てられる。「個人スペース」は狭い共通居住域と、自製カーテンの背後のベッドしかない。」

 一時間約二ドル、平均一カ月390ドルの収入を得る労働者は、賃金を、給与明細の最新機種デビット・カードで支払われる。労働者は、銀行カードで、フォックスコン施設で利用可能な24時間ATMマシンで預金し、下ろし、送金できる。

 マネージャーや職長や製造ラインのリーダーは、10あるいは12時間シフトで、24時間稼働する組み立て現場での会話を禁止している。労働者は「余りに、のろのろ」働けば懲戒される。彼らは不良品を生産したかどで罰せられる。労働者が違反行為を犯すと、労働者は、しばしば、シフト後留まるよう強いられる。規則に違反した労働者は、同僚の前に立って、自己批判声明をするよう要求される。査定で「成績不良」のかどで「D」評価をつけられた労働者は全員解雇される。労働者は、2週毎に、一日、あるいは1カ月に、二日、休日をもらえる。彼らは夜勤と日勤を、即座に変えられる。

 著者は、午前7時に、何十万人もの他のフォックスコン従業員と一緒にフォックスコン工場に入る、作業者の毎日の日課を書いている。各人、電子装置で工場コンプレックスに入ることを禁じられ、彼なり彼女の身元を、顔認識システムによってチェックされる。

 人の流れは一時間以上続く。夜勤労働者が歩道橋を渡り、ショッピングモールと工場の周囲に出現した露天市場に流れ込む。仕事に向かう日勤労働者が、反対方向に、同じ歩道橋を渡る。彼らが工場の門に入る瞬間から、労働者は、隣接するより小規模なエレクトロニクス工場で見たどれよりも、遥かに押し付けがましい治安システムに監視される。「国が軍を持っているのと全く同様、フォックスコンは自身の治安部隊を持っている」と厳しい顔をした、肩幅の保安要員が当然のように語った。仕事を始めるために職場にたどり着く前に、労働者は連続した電子ゲートと、特別治安区域を通過する。

 ひとたび内部に入ると、労働者は、お馴染みの儀式に苦しむと著者は書いている。

 労働者がシフトを始める準備をする中、マネージャーが叫ぶ。「元気か?」労働者は、「元気です!非常に元気です!非常に、非常に元気です!」と一斉に叫んで答えなければならず、この訓練は規律ある労働者を養成すると言われている。レーザーでハンダ付けする労働者は、こう報告した。「シフト時間の前に、警笛が3回鳴ります。最初の警笛で我々は立ち上がり、椅子をきちんと置かなければなりません。2番目の警笛で、我々は働く準備で、特殊な手袋や装置を置きます。3番目の警笛で、我々は座って働きます。労働時間に「話をしないこと、笑わないこと、食べないこと、眠らないこと」が工場の第一の規則です。規律に違反するどんな行動も罰せられる。「10分以上トイレに行くと口頭警告を受け、労働時間におしゃべりをすると書面警告を受ける」とラインのリーダーが説明した。

 仕事は疲れ、ストレスが多く、反復的だ。iPhoneには百以上の部品がある。「労働者全員」「1つの仕事を専門に扱って、何カ月間も続けて、仕事日に、毎日10時間かそれ以上、高速で、反復的な仕事をする」と著者は書いている。

 本でインタビューされた女性が、流れ作業ラインでの暮らしを語った。

 私は静電気組み立てラインの一部である目視検査作業場の歯車です。隣接する、はんだ付けオーブンが、スマートフォンのマザーボードを送ってきて、私は両手を広げて、マザーボードをつかまえ、それから左から右に移し、頭を左から右に動かし、目はマザーボードの左から右へ、休まずに、上から下へと凝視し、何かが異常な時には、私は叫び、私に似たような別の人がきて、不具合の原因について尋ね、それを直します。私は一日中、同じ仕事を何千回も繰り返します。私の脳はなまります。

 仕事は危険でもある。カバーを磨くので、研磨機はアルミニウムのちりを出す。このちりは目に入り、刺激し、ごくわずかな涙を出させる。労働者は呼吸困難や咽頭炎や慢性の咳で苦しんでいる。「極微なアルミニウムのちりが労働者の顔と服を覆う」と著者は書いている。労働者は、このように状況を説明した。私はフォックスコンで電気掃除機のようにアルミニウムのチリを吸い込んでいます。作業場の窓がしっかり閉じられていて、労働者は窒息しそうに感じていました。」

 成都のフォックスコン・ビルA5の3階エア・ダクト中のアルミニウムのチリ蓄積が電気スイッチの火花で発火して、アルミニウムのチリは、2011年5月20日にも、火事を起こした。4人の労働者が死んだ。多数が負傷した。それは唯一の爆発ではなかったが、フォックスコンは、ほぼ完全なメディア報道管制で隠すことに成功した。2011年12月17日、「フォックスコン悲劇の7カ月後、今度は上海のiPhoneメーカーPegatronで、可燃アルミニウムのチリが再度爆発を引き起こし、61人の作業者を負傷させた。爆発で若い男女がひどい火傷を負い骨折し、多くの人々を恒久的な身体障害者にした」と著者が書いている。

 作業者は、シフト毎に、千台のiPhoneタッチ・スクリーンを清掃するよう要求される。彼らは産業アルコールより速く蒸発する化学物質ノルマルヘキサンで、何年もの間清掃させられていた。ノルマルヘキサンへの長期曝露は、末梢神経に損傷を与え、強い痛みを伴う筋肉痙攣や、頭痛や、制御できない震えや、目のかすみや歩行困難を招く。よく換気された区域で、呼吸保護マスク身につけた労働者に行われるべきなのだ。何千人ものフォックスコン労働者が、換気装置がない閉鎖された部屋で、ノルマルヘキサンを使って、病気になり、最終的には、禁止された。

 これら巨大コンビナートは、膨大な量の重金属や廃水を川や地下水に放出する。プラント近くの川は下水で黒く汚れ、プラスチックごみで満たされている。労働者は飲料水が変色して、におうと不平を言う。

 1990年代、アメリカは産業空洞化で、労働者を捨てた。中国は国家資本主義を支持して社会主義を放棄して、同じことをした。中国の国営と共同部門の雇用は、2005年に、1995年の76パーセントから27パーセントにまで落ちた。解雇された何千万人もの労働者が、フォックスコンのような企業の雇用を求めて競争するよう強いられた。だが、これらの雇用さえ、部分的には、オートメーションのおかげで、組み立てラインの労働者が、スプレーし、溶接し、プレスし、研磨し、品質検査し、プリント回路基板を組み立てられる自動化オートマトンに取って代わられて、今脅威の下にある。フォックスコンは、何十万という他の自動化機械とともに、40,000台以上の産業ロボットを工場に導入した。

 だが、過去10年間にわたる「フォックスコン内の大きな変化は、ロボットによる労働者の置き換えではなく、益々多くの学生インターンや一時的な下請け契約労働者正社員による正社員の置き換えだった」と著者は指摘している。

 アメリカで良く知られるギグ・エコノミーの一部である、これら労働者は、正社員より仕事の安定性と安全性は劣る。約150,000人の専門学校年齢の学生がフォックスコン・プラントで雇用されている。彼らは最低賃金を支払われているが、たとえ仮採用期間を終えても、1カ月当たり400元の技能助成金の権利は与えられない。フォックスコンは、彼らを社会保障に登録するよう要求もされない。

 これらの超巨大企業を率いる人々は、単に労働者の生活の、あらゆる局面に全体支配を及ぼすだけでなく、庶民の知恵を施して、専制君主の行動を再現している。彼らはしばしば意見を述べるよう求められ、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、イーロン・マスやジェフ・ベゾスのように、広範囲な社会的、経済的、政治的、文化的問題に関して、媚びへつらうメディアによって権威者として扱われる。彼らの巨大な富は、彼らに我々の富を崇拝する社会でセージのようなステータスを授ける。

 フォックスコンの創始者でCEOの郭台銘、テリー・ゴウは、彼の肖像画とともに工場の壁を飾るスローガンと金言のリストを公表した。労働者は「ゴウの引用文」の一節を清書するよう要求される。毛沢東は階級闘争と造反を呼びかけたが、ゴウは適応と盲目的服従を要求する。「成長という名は苦しみだ」と彼の言葉の一つに書いてある。ウォールストリート・ジャーナル記者ジェイソン・ディーンは、ゴウとの2007年のインタビューで、ゴウを「指揮官」と表現し「彼が、個人的英雄と呼ぶ13世紀のモンゴル征服者ジンギスカンのための寺院から手に入れた、ビーズ付き腕輪を身につけている」と指摘した。

 「厳しい環境は良いことだ」とゴウの言葉の一つにある。「目標を達成せよ、さもなくば日は昇らない。効率を毎分毎秒評価せよ。実行とは速度と正確さと精度の統合だ。」

 彼の百万人以上の従業員は、アマゾンや他の大企業でも同様、著者が記録する通り、企業の規則に従い、会社の権益に忠誠を払い「個人主義的成功モデル」を目指して頑張るよう教える会社の義務講習を受講させられる。労働者は規則を聞き入れる人々は報われると言われる。そうしない人々は、罰せられたり追い出されたりするのだ。

 これらグローバル搾取工場の労働者は地下で組織し抗議している。公式データが入手可能な最初の年、1993年、中国では8,700件の労働争議事件があり、1999年には、32,000件だと著者は書いている。「2000年から2003年の間に、この数は「年に20パーセント以上増加し続けた」。2005年、公式記録は87,000件となり、中国公安部が数字を発表した最後の2008年、世界不況の中、127,000件となった。」

 2012年1月3日、湖北省の武漢東湖ハイテク産業開発区のオプティクス・バレーとして知られる場所で、マネージャーが他の工場都市への強制転勤や、賃金論争に対する抗議を含む彼らの要求を取り上げるのを拒否すれば、150人のフォックスコン労働者が工場の屋根から飛び下りて、集団自殺をすると脅したと著者は書いている。

 今行われているストライキや抗議や休業は国家機密だが、過去の統計が、それが増大しているのを示しているように思われる。ストライキは通常、即座に、残酷に、企業の治安部門と警察に阻止され、指導者は解雇され、しばしば投獄される。

 我々は、大企業のご主人に売りこまれる歪曲された個人主義や、他人を犠牲にして我々の前進を奨励する従順なメディアを通しては、我々自身を救うことはできない。我々は、アメリカ国内や海外の労働者と結束して働くことで、我々を救えるのだ。この共同の力が我々唯一の希望だ。最近、カンボジアのプノンペン、フル衣服工場や、バングラデシュのチッタゴンのグローバル・ガーメンツ衣料工場のアマゾン労働者が、世界的な行動の日で、どこで暮らしていようとも、アマゾンの全労働者に適正賃金を支払うよう要求した。これは我々のモデルでなければならない。さもなくば、ある国の労働者は、他国の労働者と戦わせられるだろう。カール・マルクスとフリードリッヒ・エンゲルスは正しく理解していた。世界の労働者は団結せよ。人は鎖以外に失うべきものは何もないのだ。

 Chris Hedgesは海外特派員として中米、中東、アフリカとバルカンでほぼ20年過ごした。50以上の国から報道し、15年間海外特派員としてクリスチャン・サイエンスモニター、National Public Radio、ダラス・モーニング・ニューズとニューヨーク・タイムズで働いた。

記事原文のurl:https://scheerpost.com/2021/05/31/chris-hedges-dying-for-an-iphone/

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 紹介されている本、残念ながら翻訳はでておらず、不思議なことに、様々なメディアの推薦文満載なのに、個人による書評皆無。Dying forというのには、~がほしくてたまらない、という意味もある。著者は両方をかけたのだろう。

 LITERA

五輪開催主張で炎上、竹中平蔵がYouTubeで冗談のような発言…パソナの五輪での暴利を棚上げし「一部の既得権者が利益をえている」

2021年5月27日 (木)

私の資本主義ハッキング実験

ケイトリン・ジョンストン

この記事を音声で聞く。

 私は、自分がしていることで、どのように生計を立てているか書いたことがなかったのに気がついたが、ここでの私の風変わりな、ささやかな活動の最も興味深い局面なのだから、これは奇妙だ。もし誰かにとって有用かも知れないので、私はその情報を書いておく。

 筋金入りの資本主義熱狂支持者に聞こえるところで、資本主義を批判する他の人々と同様に、絶えず「それでも、お前は資本主義に参加しているではないか、ハッハッハ」と言われている。私が記事の一番下に、PatreonとPayPalのリンクを置いているので、彼らは、資本主義を批判する私は偽善者だと主張するが、これは様々な理由から愚かだ。

 我々は、それと戦うためには、資本主義への参加を必要とする資本主義社会に住んでいるのだから、それは愚かで、それは、刑務所制度に不平を言う囚人に、お前たちは刑務所にいるのだから偽善者だというようなものだ。それは現状を唯一批判ができるのは、電気のない森で、丸太小屋に暮らし、リス肉を食べ、地面の穴に不満を叫ぶ人々であることを意味するから、愚かなことだ。

 しかも私の場合、大半の人々より、それほどあてはまらないから、やはり愚かだ。

 私は完全に人々の善意で生計を立てている。私は大半の人々と同じぐらい一生懸命働くが、私は私の労働に対し金を請求していない。私はただで働き、私の労働の成果を享受する誰からも何も要求しない。私の全ての仕事は、全く無条件に、読むのも、再配布も、利用も、変えることも自由だ。私の本も、オンラインでただで読めるものだけで構成されている。取り引きはなく、交換もない。読者は既に製品を手に入れている。私は全ての記事の一番下に、人々が、もしそうしたいと望むなら、中に少数のコインを投入できるデジタル・チップ入れを置いているだけだ。

 私は、この記事欄で、早い時期に、私自身の最も健康な部分から書くことができる最も健康なことについて書きたいと願い、もし私が代金を得るなら、最も健康な人々の最も健康な衝動によるものでありたいと決めたのだ。私の場合、それは我々の社会の不健康なあらゆる側面を、あらゆる角度から、それをどう健康に近付けられるかについて書くことを意味し、それは同じことを気にかける人々の好意に全面的に依存することを意味する。

 私が知っている限りでは、私が究極的に私の子供たちに残してゆく世界における主要な問題は、お金には最悪の連中を出世させる傾向があるという事実に要約できる。たとえそれが他の全員を貧しくさせたり、戦争を始めたり、あるいは我々全員、その生存に頼っている生態系を破壊したりするのを意味するにせよ、出世するためなら誰でも踏みつけるのをいとわない連中だ。私の目標は、この傾向の「ハッキング」を試して、そうではなく、お金が健康に報いるようにして、それにより私が病気の反対を具現化するのを可能にし、より良い方法が可能であることを証明することだった。

 金は権力であり、金は反社会病質者に報いるので、結局、我々は貪欲な反社会病質者に支配される。この問題は更に、富は、冨を持っている人々の共感力を失わせることが知られている事実により悪化させられる。金が、一種の人工装具善意として機能することを考えれば筋は通る。たっぷりお金がなければ、何とか生きていくのに、人は隣人の好意に依存する。彼らのニーズが何か、どのように彼らに手を貸せるか、あなたの自動車が壊れたら、修理を手伝えるようにするため、あなたに対して、彼らが、どのように感じているか、あなたは常に敏感でいる必要がある。もし人が裕福なら、その人は好意について考える必要は全くなく、他の人々のニーズや感情への同調能力は衰退するだろう。

 それと対照的に、金に支配されない社会では、好意が一般的な通貨で、社会病質者は、死んでしまう傾向がある。以下「サイエンティフィック・アメリカン」記事から。

 1976年の研究で、当時ハーバード大学の人類学者ジェーン・M・マーフィーは、ベーリング海峡近くのユピック語を話す孤立したイヌイット族集団には「繰り返しウソをつき、騙して、ものを盗み、多くの女性に性的につけこみ、譴責処分を気にせず、常に罰のために年長者に連れて来られる男」を表現する用語(クンランゲタ)があることに気が付いた。マーフィーがイヌイットに、クンランゲタに対し、集団は典型的に何をするか尋ねると、彼は「他に誰も見ていない時に、誰かが彼を氷から押し出すはずだ。」と答えた。

 このような部族文化では、人の価値は、どれだけ金を持っているかによってではなく、あなたが周囲の人々のために生活の質を改善する程度によって測られる。もしあなたが共同体のために生活を楽しくすれば、あなたは彼らから多くの厚意を受けるだろうし、もし彼らの生活を不快にすれば、あなたは好意を使い果たし、氷から押し出される。だが我々の社会では、クンランゲタの善意無視や、利益のためなら何でも、いとわずすることで、彼はCEOになれるのだ。

 ここでの私の目標は、願わくはクンランゲタ生活様式から我々が脱出するのを手伝いながら、クンランゲタ通貨の代わりに好意通貨で何とかやって行くことだ。

 これが、Patreonページで、私がどんなtier設定も、reward設定もしない理由だ。経験上、最も健康な関係は、自由に与えあう相互の希望から生じ、一方、最も不健康な関係は「あなたは私にそれをくれれば、私はあなたにこれをあげる」という取引関係から生じるので、私がここでしているものが完全にお互いの好意関係であることが重要なのだ。ある日、私が多くの金を手に入れたり、まったく得なかったりするにもかかわらず、私は仕事に同じように多くの努力を注ぐし、支援者も私に二ドルあるいは二百ドルくださるかにかかわらず得るものは同じだ。そのようにして、我々全員、我々の世界を大惨事に向けて動かしている資本主義の外因性動機づけモデルではなく、役立つ、我々が価値を評価していることをしたという内面的動機づけで、活動しているのだ。

 それが、人類の進歩のため、私が究極的に見たいものだ。我々がお互いや生態系を、利益のために踏みつけず、お互いと生態系を、内在的動機づけで、全ての生きもののための利益になるよう、協力するのだ。私の生き方は、そのような世界が可能であることを示すため私ができる最善の証だ。

 それが可能だということを見るのは第一歩だ。マーク・フィッシャーはこう書いている

 映画『トゥモロー・ワールド』を見ると、我々は必然的に、フレドリック・ジェームソンとスラヴォイ・ジジェクのものとされる言葉を思い出す。資本主義の終わりを想像するより、世界の終わりを想像するほうが容易だ。このスローガンは正に私が「資本主義リアリズム」で意味するものを捕らえている。資本主義は単に唯一の実行可能な政治的、経済的体制であるだけではなく、それに代わる筋の通った選択肢を想像さえするのが今は不可能だという広範囲にわたる感覚を。

 私は我々全員が、それに代わる筋の通った選択肢を想像するのを支援しようとしている。私は、私の道を、他の人々が、どの程度まで一緒にたどれるのか正確には知らない。だが、私自身にとって、この道を歩くことで、子供たちに、ずっと健全な世界を残すことができるのだという多くの希望を得られている。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2021/05/24/my-experiments-with-hacking-capitalism/

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 昼の洗脳白痴番組では決して話題にしない極めて重要な問題の鼎談 1時間38分。

 UIチャンネル

 高野孟氏、前泊博盛氏、山城博治氏の鼎談

「偽りの本土復帰・SACO合意 基地なき沖縄の展望

 日刊IWJガイドには、奇怪な官邸会見についての重要な記事がある。上記鼎談と直結する話題。

 全文お読み頂きたい内容。一部コピーさせていただく。

 菅義偉総理は5月14日午後8時から、首相官邸で記者会見を行いました。岩上安身は抽選に当選し、会見に参加しましたが、フリーランス記者全員が指名される中、ただ一人指名されませんでした。

 この会見で、国会で着々と進む改憲による緊急事態条項導入に向けての国民投票法「改悪」について質問する記者はゼロ、皆無でした。岩上安身が指されていたら、岩上だけが、この問題を官邸のインターネット中継の中でただひとり質問していたことでしょう。

 会見終了直後、「メールで質問を受け付けてもらえるのですか」という岩上の座席から声をあげての質問に、女性司会者がさえぎりましたが、菅総理が承諾。岩上安身は会見終了直後、同日の夜に質問をメールで官邸報道室へ送信しました。

 これに対し、5月24日、官邸から、回答メールが返信されてきました。10日後という異例の遅さです。その回答の内容を紹介します。

2020年10月30日 (金)

次期WTO事務局長は、ゲイツとダボスのアジェンダを強いるのだろうか?

2020年10月23日
F. William Engdahl
New Eastern Outlook

 影響力のある世界貿易機関(WTO)の次期事務局長がアフリカ生まれの、女性なのは、ほぼ確実だ。だが、そのどちらも、ナイジェリア生まれのンゴジ・オコンジョ・イウェアラのほぼ確実な指名が、心配の原因というわけではない。そうではなく、コロナウイルス流行を主要の梃子として利用し、世界経済のグレート・リセット変換という狙いを展開するのを確実にしているのは、彼女が一体誰か、そして彼女が現在つながっているものにある。彼女は現在、いずれも、グレート・リセットに関与している、どうやら偏在らしい(全知ではない)ビル・ゲイツとダボス世界経済協フォーラムが作った組織を率ておりい、彼女はグローバリゼーションと国際金融の主要制度に深く結びついている。我々が知るべき背景の一部はこうだ。

 ンゴジ・オコンジョ・イウェアラは、まさに、エジプトの候補者を破って、アフリカ連合、55カ国満場一致の支持を獲得したところだ。本記事執筆時点で、彼女は競争相手の韓国人に対して、承認されるのは確実だ。10月17日、アフリカ連合の55の加盟国は彼女の唯一の残っている対立候補、韓国の現在のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長ではなく、オコンジョ・イウェアラを支持すると票決した。ナイジェリア人候補者は、カリブや太平洋国家のグループにも支持されていると主張しており、彼女の立候補を公式に支持する国の数は、WTOを構成する164カ国のうちの79カ国に至っている。それは既に決まったことのように見える。

オコンジョ・イウェアラとは何者か?

 ンゴジ・オコンジョ・イウェアラは、2019年トランスペアレンシー・インターナショナルで評価された180カ国の中で、腐敗認識指数146番目、世界で最も腐敗した国の一つ、ナイジェリアの幹部閣僚出身だ。注目すべきことに、彼女はナイジェリア政府で、財務大臣を二度つとめている。最初はオルシェグン・オバサンジョ大統領の下で2003年-2006年。それから、グッドラック・ジョナサン大統領の下で再び、彼女が財務大臣と経済調整大臣に任命された、2011年-2015年。彼女は決して収賄の嫌疑を掛けられたことはないが、2015年、プライスウォーターハウス・クーパースによる国家石油収入の監査後、約200億ドルが「消えて」いるのが発見された。2012年に、彼女は、グッドラック・ジョナサンにガソリン助成金を撤廃するよう説得したが、多くのナイジェリア人は、安いガソリンを、国の膨大な石油の富から手に入れられる唯一の利益として見ているので、大規模な街頭抗議行動が起きた。このような助成金を撤廃するのは、世界銀行の標準的な出し物だ。

 彼女は財務大臣として、いつものIMF/世界銀行の要求である、ガソリンのための国庫補助金撤廃と電気民営化を支持したのだ。オコンジョ・イウェアラが、ワシントンの世界銀行に、25年間つとめているのは驚きではない。オコンジョは、財務大臣として彼女の最初の任期を終えた後、2007年-2011年、世界銀行に戻り、専務理事になった。彼女は、伝統的にアメリカ人が就いているポストである世界銀行総裁になりたい野心を数回明らかにした。実際、2019年に世界銀行総裁のポストが再び空いた際、彼女はアメリカの市民権を取得するまでに至ったが、無駄だった。

 世界主義・企業独裁主義の経済的な狙いを推進する上で、IMFとともに、世界銀行は、国連を本拠とする重要な機構の一つだ。IMFと同様、世界銀行は、発展途上諸国の受取国政府に過酷な融資条件を押し付けるために、その資金をニンジンとして使っている。これは「ワシントン・コンセンサス」と呼ばれ、必然的に、国家予算を削減し、食料と燃料への国庫補助金を削減し、通貨を交換可能で、安くさせ、保護貿易主義障壁を取り除く要求を含む不適切な「自由市場」義務を強いるものだ。西アフリカでの、世界銀行とIMFの構造調整プログラムは、国々に、教育やインフラや基本的医療を含む公共事業に対する投資より、債務返済を優先するよう仕向けた。要するに、それはイギリスやフランスやベルギーが行っていたものより遥かに陰険な、アフリカ人や他の発展途上国の専門技術者「連中」を、国々に、外国による略奪、典型的には欧米巨大企業に開放することを強いる過酷な緊縮を課すために使う、テクノクラシー新植民地主義と呼ばれる残忍なものだ。

GAVIとゲイツ

 2015年、オコンジョ・イウェアラは、グッドラック・ジョナサン大統領の腐敗した政府を去って、GAVI-ワクチン同盟の会長になり、今日に至るまで、その座にいる。GAVIとは、ワクチンと予防接種のための世界同盟(The Global Alliance for Vaccines and Immunization)のことだ。それはビル&メリンダゲイツ財団の7億5000万ドルの当初の助成金で2000年に設立された。ゲイツには、世界銀行が加わり、GAVIは、グレート・リセットの中心の世界主義中枢ダボス世界経済協議会において承認されている。GAVIは、ワクチンに、40億ドル以上使ったと主張している。主な目標は、アフリカやインドや発展途上国の全ての子供にワクチン注射をすることだ。GAVIはそのウェブサイトで「命を救い、貧困を減らし、疫病流行の脅威から世界を保護する任務の一部として、GAVIは、世界最貧の国々で8億2200万人以上の子供にワクチン注射をするのを支援した」と宣言している。

 GAVI理事会には、オコンジョ・イウェアラ委員長の他に、ゲイツ財団、世界銀行、WHO、ユニセフや、世界最大ワクチンメーカーの一社、グラクソ・スミスクラインもいる。オコンジョ・イウェアラの議長下、GAVIは彼らのポリオ・ワクチン戦略の結果、アフリカにおけるポリオのスキャンダラスな蔓延に関与していた。同様に、GAVIとゲイツ財団は、インドで「副作用の可能性や、ワクチン接種後観察の必要性についてのインフォームド・コンセントを与えたり、助言されたりしていない、無防備で、無学で、知識不十分な住民や、学校管理者や、学生や、親たちに対する犯罪的に職務怠慢なワクチン試験」のかどで、インド高等裁判所で告訴された。GAVI理事会メンバーの一社、GSKのHPVワクチンを受けた後、ワクチン注射をされた多数のインド人少女が亡くなった。

 最近では、GAVI委員長としてのオコンジョ・イウェアラの任期中に、GAVIとゲイツ財団の経口ポリオ・ワクチンプログラムで、ワクチン投与を受けたアフリカやインドの子供たちに、まひ性ポリオ症例をもたらした。ポリオを引き起こしていたため、1992年に、アメリカのCDCによって、経口ポリオワクチンが、アメリカのワクチン計画から外されていたのを知っていたにもかかわらず、GAVIとゲイツは投与していたのだ。GAVI-ゲイツ・ポリオワクチン接種プログラムの下で、ポリオ症例が、アンゴラ、コンゴ、ナイジェリアやザンビアやオコンジョ・イウェアラのナイジェリアを含め、一ダース以上のアフリカ諸国で登録された。だが衝撃的なのは、全ての発生が、報道によれば、ゲイツに支援される経口ポリオ・ワクチンによって引き起こされていることだ。非課税のゲイツ財団は、それらワクチンを、アフリカやインドなどの巨大新市場に売るGSKや他のワクチン企業に投資しており、GAVIとゲイツは、途方もなく不正な、犯罪でさえある事業に関与しているのだ。ワクチン売上高上昇の結果として、GSK株価が上昇するから、ゲイツ財団の純資産も増えるのだ。利益のための「慈善」が、そのモデルだ。

 オコンジョ・イウェアラの短期間の不正なGAVI事務局長としての役割や、世界銀行やナイジェリア財務省での経歴は、グローバリスト世界貿易機関を率いるのに、彼女を素晴らしい候補者にしている。彼女のコネの更なる調査は、全体像理解の役に立つ。

 示唆に富む理事会コネ

 GAVI理事長としての地位にある間、オコンジョ・イウェアラは、主要な幹部事務所が、ニューヨーク、パリとロンドンにある、世界最大の独立投資銀行だと主張するアメリカ投資銀行ラザール社の「上級顧問」になった。現在のラザール理事会には、とりわけニューヨークの外交問題評議会CFS会長リチャード・ハースもいる。ラザール会長のケネス・ジェイコブスは、ビルダーバーグ・グループ運営委員会の一員だ。それから2018年、まだラザールに助言し、ゲイツのGAVIを率いながら、彼女は、最近、大規模政治検閲で悪名が高いジャック・ドーシーのツイッター社の理事会にも加わった。

 2018年、彼女は、大株主がシンガポール政府の政府投資ファンドで、金融活動をアジア、アフリカと中東で行っている、主要国際銀行スタンダード・チャータードの理事会の座を得た。2012年、ニューヨーク州金融監督局は、イランに関する取り引きで、2500億ドル(!)を隠したと、「ごろつき機関」とレッテルを貼って、スタンダード・チャータードを非難した。この銀行は、ミャンマーや、リビアとスーダンや、中国と主要な事業を行っている香港を含め、不正資金浄化、アメリカ制裁違反にも関与していた。要するに、このナイジェリア人WTO候補者は、世界金融権力筋の世界に強力なコネがあるのだ。

 元ナイジェリア財務大臣、世界銀行幹部の彼女は、ダボス世界経済フォーラムとゲイツが支援するグローバリストのディストピア、国連アジェンダ2030にも精通している。彼女は、IMF専務理事や、巨大アグリビジネス企業、ユニリバーの前社長などと並んで「大胆な気候保護行動」を要求する「経済と気候に関するグローバル委員会」の共同議長だ。彼女は、悪名高い「持続可能な開発」アジェンダである、ポスト-2015開発アジェンダの国連事務総長のハイレベル委員会でも勤めた。そして彼女はダボス世界経済協議会への「アジェンダ貢献者」として挙げられている。

WTOアジェンダ

 既に、ほぼ決定済みと思われるが、彼女が選出されれば、彼女はグローバリスト組織の中核の一つを率いることになる。WTOは、グローバリゼーションというダボスの狙い、ほぼ確実に、おそらく史上、経済的に最も破壊的な狙いの一つを推進するため、1995年に創設された。農業貿易に対するWTO規則は、グローバルな食糧カルテル企業からの農業関連産業産品に対して開かれた農業市場を、発展途上諸国に強制するため、カーギル率いるアグリビジネス・カルテル企業に立案された。北アメリカやEU生産国での食糧助成金を削除するのではなく、ユニリバーのような巨大アグリビジネス企業に、主要産品に対する40%以上の助成金が認められ、そうした産品が、アフリカやアジアの現地市場にどっと流れ込むことが可能となり、現地の小規模生産者を破産させ、安い労働力として都心に押し寄せるのを強いた。あるアナリストが言っている通り、WTOが要求する改革は、保証された価格や国が資金援助する農業指導を破壊し、南の発展途上諸国は、WTO指令を実現するためのものを優先し、食料安全保障や農村支援プログラムを解体しなければならなかった。

 ビル・ゲイツや世界銀行、世界経済フォーラム、国際金融界や、ツイッターさえとのコネのおかげで、ンゴジ・オコンジョ・イウェアラは、ゲイツ-世界経済フォーラムのグレート・リセットという全体主義アジェンダの計画的実施を監督するのにぴったりだ。彼女のWTO事務局長当選が、アフリカや他の発展途上国政府による支持に負うているのは、現代世界における権力者連中による身勝手な操作の痛烈な例証だ。

 F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師。プリンストン大学の政治学位を持つ石油と地政学のベストセラー作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/10/23/will-next-wto-head-impose-a-gates-and-davos-agenda/

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 この件、日本政府は、当然、韓国のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長ではなく、オコンジョ・イウェアラを支持すると何かで知った。

 大本営広報部、案の定、俳優の交通事故を延々報じている。政府の不始末を俳優・タレント・スケープゴートで隠蔽するのに全力を尽くす御用タレント、御用評論家、御用弁護士、そしてその御用番組を流す大本営テレビ。洗脳効果で、それを眺める視聴者。洗脳番組は、衆愚を大量に作り出し、衆愚は愚劣な番組を求める。洗脳活動の負のスパイラル。『群衆心理 (講談社学術文庫)』の世界。侵略戦争属国への道。

 日刊ゲンダイDIGITAL

菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯

大阪維新・冨田市長の前代未聞の公私混同 都構想に大打撃

2020年8月 5日 (水)

世界的混乱の私営化

Stephen Karganovic
2020年8月2日
Strategic Culture Foundation

 一人のアメリカ人オリガルヒによる最近の不用意な発言は、国際法と国際秩序に、わずかに残されたものを損なうための新手法を示唆している。本気か、冗談か誰にもわからないが、テスラ・モーターズの大物イーロン・マスクが、去年エボ・モラレス大統領を打倒したボリビア・クーデターは「ボリビア国民の利益最優先ではない」と訓戒し「誰であれ必要な連中を、我々はクーデターする。さっさと対処する!」と恥知らずにツイッター投稿した内容で、情報通の投資家は、確実に、「本気」に賭けるだろう。

 「リチウムを入手できるよう、ボリビアで、エボ・モラレスに対してクーデターを組織した」かどで、直接、マスクにではなく、アメリカ政府の責任を問う別のツイートに、マスクが対応したものなので、もちろん、もっともらしい否認の余地がある。マスクの「我々」という答えは、理論的には、卑劣な行為に対する責任の個人的告白ではなく、むしろ、自国の外交政策に対する支持の善良な国民の忠実な表現と解釈できる。寛大に言えば、そのような読み方も可能だ。だが、より現実的には、大衆の心では、先駆的な電気自動車設計と結び付いているが、マスクが言っているのは、実際ボリビア政権転覆作戦に、大いに関心を持っていたことだ。電気自動車は、非常に簡単に言えば、リチウム電池で動き、ボリビアはたまたま、その鉱石の主要な供給源なのだ。リチウムがなければ、テスラも、他のいかなる電気自動車もないのだ。

 さらに多少の空白を埋めると、たまたま、クーデターのわずか数週間前の2019年11月、モラレス大統領は、リチウム埋蔵を含め、本質的に、ボリビアの鉱物資源の国営化政令を公表していた。ボリビア観察者たちは、もちろん、いつか、そうなるのはわかっていた。政治的に素朴な大統領は、二年前、ボリビア国民に、国富の利益を享受する権限を与える彼の大胆な作戦を明らかにしていた。彼の素朴さを読み、泣いていただこう。「ボリビアのエボ・モラレス大統領は、この貴重な資源の世界価格急騰に彼の希望を託し、現在貧困に陥っている南米の彼の国の繁栄する将来を見ている。「我々は巨大なリチウム産業を開発する。既に8億ドル以上得ている」とモラレスはドイツのDPA通信社に語った。」

 だから、早くも2017年、ジャッカル連中は通知を受けていたのだ。モラレスの「罪」は十分多数あり、たとえ彼が適正な価格を引き出す意欲的プロジェクトを発表して、リチウム・カルテルの反感を買っていなかったにせよ、彼は結局、排除の標的に定められていたはずだ。だが今、少なくとも、イーロン・マスと彼の現地代理人は、クーデター準備が行われていた間、中立の観察者でない「可能性が大いに高い」ことがハッキリしている。マスクの「誰であれ必要な連中を、我々はクーデターする。」は、アメリカの半球における権益を支持する忠実な市民としての発言だったかもしれないが、明らかに彼は、この紛争には彼自身の重大な金銭的利害関係を持っていた。

 実際、イーロン・マスクという名の個人と、ボリビア国家間の争いは、彼らの現地チームが負けていた際、気高いアメリカ外交がボスニアで強く要求していた「公平な条件」からはほど遠かった。マスクの680億ドルの個人資産は、2019年、405.8億ドルのボリビアGNPと、著しい対照を呈している。率直に言って、アメリカの寡頭制支配者は、ボリビアを買い、多数の変化を繰り延べられたはずだ。だが、もし遥かに安くクーデターを組織し、手の者を権力の座につけ、次に、リチウムを含め、国を自分ものにできるなら、国を買うだろうか? そのほうが、ずっと合理的な事業計画だ。

 モラレス大統領の「ボリビアの膨大な埋蔵量は、国にとって、思いがけない大たなぼたで、富を生み出し、貧窮した住民に繁栄を広めるのを可能にする」という生意気な夢物語は影響力を持った一部のサークルにとって、明らかに、初めから見込みのないもので、去年のファシスト・クーデターが、少なくとも一時的にそれを終わらせたのだ。

 膨大な金銭上の興味を持った非常に大金持ちの男が、国際連合加盟国の合法政府を打倒するため、彼の資源を投入し、罰せられずに、やり通し、回顧して、自分の業績を得意げに話さえしている本物の可能性は衝撃的だ。マスクの告白的発言に対する軽薄さは、国際法制度の腐敗を完全に反映している。あるいは、いっそう正確には、それは、我々が、ここで引き合いに出しているボリビアのように、途方もない権力がある個人と比較的弱い国家間や、国家間や、個人間、あらゆるレベルで、社会病質的な、捕食性の行動を制限する、基本的標準を体現する、イワン・イリインが「法意識」と呼んだものが、完全に消滅したことを示している。

 だが、ボリビアは決してまれな例ではない。政府要員に代わって、民間要員による外交政策遂行の意図的代用は、少なくとも、1995年8月の、クロアチアの嵐作戦にさかのぼる。それは、表向きは、ワシントンに本拠がある、窮地にあるNATO同盟諸国に、(戦闘教義上の助言や、シナリオ策定や、アメリカ政府人工衛星諜報情報を含め)彼らの経験と専門知識を供与する退職将校の民間団体MPRI(ミリタリー・プロフェッショナル・リソーシズ・インコーポレイテド)により背後から管理されていた。1995年、MPRIは、国防総省とホワイトハウスの、まことしやかな否認を得て、クロアチア軍事攻撃を画策し、何千人ものセルビア民間人犠牲者をもたらし、国連が保護していたクライナ地域から、250,000人のセルビア住民を追放した。

 同じ原則が機能している最近の具体例には、2020年5月、ベネズエラで、物理的に、指導部を捕縛し、自称「大統領」フアン・グアイドの周囲に群がる従順な操り人形に置き換えことを目指して、民間業者と契約して実行された侵略がある。

 国際関係分野で、我々は、ある傾向、あるいは現在のコロナ流行の語彙から単語を借用すれば「新しい日常」を見ているのだろうか? どうやら、そのようだ。この新たな免除の先駆者は、より多くの富を蓄財するなど、彼らの階級のお仲間には、おそらく許される活動を遥かに越える破壊的な政治的下心を持った裕福なオリガルヒだ。ここですぐ思いつくのは、ソロス(カラー革命)とゲイツ(世界への危険なワクチン押しつけと人口削減)だ。今ボリビア・クーデターへの関与承認は、我々が将来、その善行を経験し、恐れなくてはならない、もう一人の「博愛主義者」イーロン・マスクの暴露なのだろうか?

 Stephen Karganovicは、スレブレニツァ歴史プロジェクト理事長

 個々の寄稿者の意見は、必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/08/02/the-privatization-of-global-chaos/

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 運転免許取得以来、50年近く、一切自動車運転経験がない。人さまが運転する自動車には、何度となく乗っている。それで、電気自動車の発展について、考えたこと皆無だった。これは由々しい事実。

 コロナ流行の中、キャバクラに行き、出場停止になった大相撲の阿炎が引退届提出。

 コロナ感染者を公表する企業への誹謗中傷。ウガイ薬完売!副総理ご自慢の「日本人の民度」。

 都、大阪、国、なすことすべて、的外れ。

GoTo足かせで宿泊施設増えず…コロナ隔離難民であふれ返る

 以前から、政治方針に注目していた世田谷の保阪区長が画期的方針。

緊急インタビュー:政治が動く時だ PCR検査「世田谷モデル」 世田谷区長保坂展人さんにきく 20200802

 日本記者クラブ

「新型コロナウイルス」(36) 自治体の奮闘③ 保坂展人・世田谷区長 2020.8. 4

2020年7月16日 (木)

スノーピアサー:新氷河期とその結末

ムハンマド・カーン
2014年10月8日
wsws

 監督:ポン・ジュノ;原作小説:ジャック・ロブ、ベンジャミン・ルグランド、ジャン=マルク・ロシェット、脚本:ポンとケリー・マスターソン

 この夏、公開された、フランスのコミック、Le Transperceneige(1982)の映画版、スノーピアサーは、未来の破局を生き残った、ごく少数の人類についてのSF映画だ。この映画は(『ほえる犬は噛まない』[2000]、『殺人の追憶』[2003]や『グエムル-漢江の怪物』[2006])などの韓国映画製作者ポン・ジュノによる監督、共同脚本だ。

 スノーピアサーでは、科学者たちが、CW-7と呼ばれる化学物質を大気に入れて、地球温暖化現象に対抗しようと試みて産み出された大惨事のため、人類がほとんど絶滅している。化学物質の目的は地球全体の温度を下げることだったが、思いがけない結果として、新氷河期がもたらされ、人類が、ほとんど絶滅したのだ。

 わずかに残った人類は、大洋を含め地球の広大な地域を際限なく走る列車の中で生き残っている。先頭車両の人々は贅沢な暮らしをしているが、列車後部の住民は惨めに暮らし、黒い棒状のひどい食べ物を与えられ、先頭車両の人々に利用され、虐待されている。

 カーティス・エバレット(クリス・エヴァンズ)は、そこの他の住民とともに、列車最後尾で彼の人生の半分を過ごした大人だ。カーティスと、彼の良き師で、最後尾住民の指導者ギリアム(ジョン・ハート)は他の最後尾住民に尊敬されており、彼らのリーダーを勤めている。カーティスとギリアムは列車を乗っ取るための反乱を準備する。

 列車後部に対する襲撃中に、列車のエンジニアの工作員によって、連れ去るために子供二人が選ばれる。一人の男が息子を連れて行くのに抗議した後、他の人々の前で酷く残虐に罰せられる。先頭車両住民の報道官メイソン(ティルダ・スウィントン)は最後尾住民をきつく叱る。彼女は彼らに、列車住民全員「割り当てられた持ち場」「あらかじめ定められた、それぞれの立場」に留まらなければならないと言う。

 彼らが警備員の銃には銃弾が入っていないのを悟った途端、カーティスと他の最後尾住民は「エンジンを乗っ取る」計画を実行に移した。途中で彼らは、列車の警備システムを設計したナムグン・ミンス(ソン・ガンホ)という名の列車前部住民の薬物中毒者の協力を求める。何らかのテレパシー能力を持っているらしい彼の娘も彼らに同行する。

 WSWSは2004年にポン・ジュノの『殺人の追憶』を批評した。スノーピアサーは興味深く挑発的な映画だ。コミックノベルに基づいているが映画の大半は監督自身の創造的発明だ。

 ほとんど全て列車で行なわれているにもかかわらず、映画は閉所恐怖症の感じがしない。それどころかジュノは効果的に世界を描いている。列車最後尾でさえ、共同体で、列車のこの区画に押し込められた人々の単なる集団ではないという感じを受ける。

 ジュノの監督は風変わりで、ジャンルを混ぜている。アクションや冒険や、大部分暗いものながら、かなりのユーモアの要素まである。この混合は時に、大成功で、それほど成功していない部分もある。

 スノーピアサーの、より強力な場面の一つで、悪魔のような服装をし、斧を持った、多数のファシスト的凶悪犯に対して、最後尾住民が生きるか死ぬかの戦いをする。最後尾住民は、疲れ果てて、みすぼらしい状態にもかかわらず勇敢に戦う。戦いは不利になり始めるが、勇気と機転で、彼らは流れを変えることができる。明らかに多少の暗いユーモアを意図した、双方が新年の休日祝えるよう戦闘の短い休憩場面を入れたことが、重大な、貴重な場面になったものを損ねている。

 映画には、ナムグン役のソンや、エンジニアで、冷酷で打算的な列車の支配階級指導者、ウィルフォード役のエド・ハリスを含め数々の素晴らしい演技がある。スウィントンはウィルフォードの臆病で尊大な従僕メイソンを素晴らしく演じている。先に触れた彼女の演説は、確実に、前部住民と現代世界エリートの大半の意見を代弁している。エヴァンスは非常に効果的で、時に感動的だ。彼の演技は、あらゆる損失にもかかわらず、列車前部に到達して、エンジンを支配する容赦ない決意で、前進せずにはいられないのだ。

 だが、スノーピアサーの強さには、多数の問題もある。

 虐げられた人々の蜂起のジュノによる描写は同情的だが、どちらかと言うと皮相的だ。映画が進むにつれ、それはいっそう明白になる。特に前述の戦いの後。革命の見せかけはそこで、ほとんど消える。数がひどく減って、傷ついた最後尾住民は、カーティス率いる最も有能な戦士の小集団になっている。

 このグループに焦点を合わせる貴重な瞬間が、まだ場面にある。彼らが列車前部に向かって進むにつれ、カーティスと他の人々は、先頭車両住民の益々退廃的な豊かさの誇示に直面する。先頭車両の人々はきれいで、健康で、身なりが良く、最後尾住民が長年経験していないぜいたくを思いのままにできる。

 ごくわずかの車両距離で、巨大な貧困と、下劣な放蕩との極端な分裂がある。現代生活の膨大な社会的不平等が、監督に、強い印象を与えているのは確実だ。

 不幸にも、映画は勢いよく始まり、上映時間の多くは比較的興味深い形で続くが、終盤は、本質的にほころび始める。一連の意外な事実と、生き残っている主人公たちの行動を通して、スノーピアサーは急速に悲観論と懐疑論へと落ち込む。

 結局、さほど多くを開示せずに、列車のエリートは、主に自身の目的のために、出来事を操っているのだ。「革命」そのものは、映画の前の方でメイソンが言った単に「秩序」と「バランス」を維持する計画の一部に過ぎないのだろうか?

 どう考えても、ポン・ジュノは、『殺人の追憶』に関して述べたように、映画で「現実を示すこと」を願っている真剣な芸術家に思える。スノーピアサーには、多くの強力な場面がある。革命-虐げられた人々による革命というアイデアで対処するという決定は、興味をそそる。だが、ポンが到達する結論は、生活の現実についてより、彼自身の方向感覚喪失について、遥かに多くを物語っている。

 io9のインタビューで、映画監督は彼の視点を詳しく語った。「あなたを抑圧している社会の支配権を握ろうと望むのが、より革命的なでしょうか?」と彼は問う。「それとも、その体制から完全に逃れようとすることでしょうか? カーティスが救助する韓国人ナムは、階級闘争というカーティスの考えに関心はなく、カーティスの考えを「越えて」いることが分かるのです。」

 このような展望を、一体どう考えたら良いのだろう? 絶え間ない社会的緊張と世界的階級闘争という時代に、本質的に、人間の生活や、あらゆる問題から後ずさりするのを擁護する視点の価値とは一体何だろう?

 スノーピアサーは色々な意味で素晴らしい映画だが、大きな欠陥もある。監督が戦っている、いくつかの問題に、より組織的に取り組めば、全体として、より一貫した、より良い映画が作れたはずだ。彼が未来の仕事で、これを取りあげることを期待しよう。

 著者は下記も推奨する。(英語原文)

For greater complexity, more uncovering
[2004年5月27日]

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2014/10/08/snow-o08.html

---------

 「ああ、上級国民の話しだ」と見ながら思った。

 たまたま週刊金曜日記事で、知って見た映画について、wsws批評が、あったので訳して見た。同意したから訳したわけではない。例により、wsws、左派には辛口。日本でも、色々批評がある。

【ネタバレ解説】映画『スノーピアサー』が描いた階級社会への抗い方 『パラサイト 半地下の家族』にも通じる巧みな演出【ポン・ジュノ監督、クリス・エヴァンス主演】

スノーピアサーは意味不明でつまらない!感想とネタバレ

スノーピアサー【映画】は意味不明?キャスト・評価・解説・考察!

 コロナは上級国民だからといって、容赦はしないのに。

 国も都もボルソナーロ。

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