中南米

2020年7月10日 (金)

ブラジルのファシスト大統領ボルソナーロ、コロナウイルス検査で陽性

Tomas Castanheira
2020年7月8日

wsws / org

 昨日朝、ブラジルのファシスト大統領ヤイル・ボルソナーロは、日曜日に最初に徴候が出た後、コロナウイルス検査で陽性だったと記者団に発表した。

 ブラジルでのCovid-19流行は、公式統計によれば、1,600,000人以上が感染し、66,000人が亡くなり既に壊滅的な局面に達している。国際的に、この犠牲者数を上回るのはアメリカだけだ。ウイルスの影響は週平均一日約37,000人の新感染者で拡張し続けている。

 このシナリオの中、ボルソナーロは、全てのブラジル支配階級のための彼の犯罪的メッセージを再確認するため、何百万人ものブラジル人と世界中の聴衆に見られるインタビューを使ったのだ。「それが人生で、ブラジルは生産しなければならず、我々は経済を活性化しなければならない。」

 
7月3日金曜日、サンパウロ産業連盟(FIESP)で講演するボルソナーロ(撮影:マルコス・コレア/ Planalto)

 最初に、ボルソナーロは彼の社会病質的見解を、政治的ライバルに攻撃されたことを皆に想起させた。「過去、一部の人々が、経済は回復するが、命は回復しないと私を批判した」と彼は、リオデジャネイロ知事ウィルソン・ビツェルの言葉に直接言及して言った。「全ての銃が私に向けられ、私を非常に厳しく批判した。我々は大いに苦しんだが、今皆様全員、我々が正しかったのが分かっている」。

 ボルソナーロの主張が実証されたという見解は、実際は、コロナウイルスの性質と、完全に誤っていたのが分かり、ひどい結果となったコロナ流行対策に関する一連の非科学的主張だ。

 ファシスト大統領の主張は、ウイルスは全員に必然的に降りかかる「雨」のようなものだというのだ。だが、既に世界中で、50万人以上の人々を死亡させた病気は、ブラジル国民にとって、本格的なリスクにはならないと彼は主張したのだ。

 彼によれば、Covid-19は「過大評価され」「感染した圧倒的多数の人々は、それに気がつかず、全く何も感じない」。彼は同じくウイルスが、ブラジルの暑い気候では、完全に異なる振る舞いをして、その影響は、ずっと穏やかになると述べた。

 北と北東の、より暖かい国での、冬の前の破壊的な結果をもたらした感染者の爆発が、そもそも客観的基盤皆無のこれらの仮定を完全に反証している。

 ボルソナーロは、あらゆる科学証拠に反して、ヒドロキシクロロキンはCovid-19の効果的な治療で、「医者が、ブラジル中いたる所で[ヒドロキシクロロキン]の成功の可能性は100パーセントに達すると言っている」と強く主張している。


 7月4日、アメリカ大使トッド・チャップマンと一緒のボルソナーロ

 「私は昨日最初の錠剤を飲んだ」と彼は言った。「もし私が最初の日から、予防対策として、ヒドロキシクロロキンを飲んでいれば、何の症状の痕跡もなしで、非常に順調にやっていただろうと告白する。」

 実際は、世界保健機構(WHO)が、この薬の効果がないためCovid-19治療用としての研究を断念しただけでなく、二人のブラジル保健相が、大統領が提唱する、この薬の無差別処方に関する意見の相違のために辞任しているのだ。

 ボルソナーロは、社会的に距離を置くことは、国民の中でパニックを広める手段だとして攻撃し、海岸に出るのを制限する法案を提案する知事たちを非難した。彼は学校再開と、いわゆる「縦の隔離」つまり高齢者と併存疾患を持った人々のみの隔離を主張した。

 彼は政府官邸前での「ここ数カ月かなり密だった人々との接触」つまりファシスト・デモへの参加という彼の慣習を擁護し、議会と最高裁判所の閉鎖と軍事介入を支持した。

 ブラジルでのコロナウイルスの衝撃的結果が、どれだけボルソナーロの行動のせいなのか推測するのは困難だ。社会的に距離を置くのを阻止する公式命令や、多くの企業への再開強制、誤情報の流布、データの隠蔽、隔離を打ち破るため病院攻撃までした、政府によらない、あからさまなファシスト部隊動員などの組み合わせは大きな役割を演じた。

 だが彼の権力の安定性や犯罪的政策の公然の擁護は、ブラジル支配体制全ての協力なしでは不可能だったはずだ。科学的見地から、ボルソナーロが推進した政策が茶番だったと暴露されれば、それら政策は支配階級の権益という見地から具体化されていたのだ。

 自称野党の労働者党(PT)を含め、全関係者が、ボルソナーロの犯罪的措置を受け入れ、あらゆる医学的、科学的勧告にもかかわらず、ブラジルの全ての経済活動再開奨励に満場一致で賛成している。

 だがボルソナーロがインタビューで想起させた通り、彼の最大の支援は、世界の全てのブルジョア政府が、いかなる科学的基盤にも欠ける「集団免疫」の名のもと正当化される国民の全般的感染という彼の基本政策を擁護している事実に由来する。彼らは全て彼がずっと前に言ったこと「ウイルス自身にひき起こされる損害より、この戦いの副作用が、ひどい時、人はウイルスと戦うことはできない」を受け入れているのだ。

 彼がCovid-19に感染したというボルソナーロ発表の数日前、彼は、マスク着用やソーシャル・ディスタンの証拠がないアメリカ大使館での7月4日祝典に出席していた。大使館公式ツイッターによれば、駐ブラジル・アメリカ大使トッド・チャップマンと妻は「検査で陰性で、隔離生活する」大使館スタッフ全員が「検査中だ」と付け加えている。

 この話題は三月初旬、彼の取りまき23人が、帰国時コロナウイルス検査で陽性を示したドナルド・トランプ大統領のフロリダ州マー・ア・ラゴ・リゾートへのボルソナーロ訪問を想起させる。ボルソナーロは以前、偽名で行った自身の検査結果を隠蔽していた。

 ウイルスは益々トランプの取り巻きグループに感染しており、オクラホマ州タルサでの集会後、彼のスタッフ8人が検査で陽性となり、マイク・ペンス副大統領の幹部補佐官と、息子のドナルドJrのガールフレンドも陽性になっている。

著者は下記記事も推奨する。(英語記事)

Brazil’s coronavirus cases top 1.5 million amid record unemployment(記録的失業率の中、150万人を超えたブラジルのコロナウイルス感染者)[2020年7月6日]

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2020/07/08/braz-j08.html

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 9日夜のBS-TBSの報道1930で、倉持仁医師が、「日本政府を見ていると、ブラジルと同じに見える」という趣旨の発言をされた。御意。大塚耕平議員も同意していた。知事と大臣の会談後会見、音声を消した。聞くに値しない。大串博志議員、二人の会見について、「春から我々が言ってきたことが認識されていない」と怒っていた。晋裸万障、コロナ禍も豪雨災害も放置、犬を抱いて、うちで踊っているのだろうか。

 選挙違反問題、想定通り。とかげの尻尾きりで終了。成り立ちを考えれば、本来宗主国の邪魔物を排除するための組織。月光仮面などではない。田中角栄が排除され、中曽根が残ったこと、豪腕政治家が排除されたことなどが、それを物語っているだろう。大本営広報部は、そうした重要な事実から目をそらさせるのが本務。洗脳呆導を何百年見ていても愚民が増えるだけ。

 日刊ゲンダイDIGITAL

河井夫妻起訴の闇 特捜部1.5億円不問の裏切りで幕引きか

 今日の孫崎氏のメルマガ題名

コロナ、東京感染者最多224人 3カ月ぶり200人超え、大阪30人以上は4月29日以来、埼玉:8日48人、40人を超えは4月16日以来等。菅官房長官「緊急事態宣言を発出状況に該当せず。イベント開催制限の緩和予定通り」。不安の中、経済再開無理、長期化へ

 選挙後、化けの皮がはがれた組織がある。金子勝氏の著作(たとえば、最近では雑誌『世界4月号』「もし君が首相になりたいならば」を全く読んだことがない若い人々が、金子勝氏のツイートを悪しざまに罵っている。論破できなければ犬の遠吠え。大本営広報部は決して触れない。

【金子勝の言いたい放題】都知事選総括!問うべきは何か 20200708

 PCR検査が増えない日本政府や学界の腐敗。大本営広報部は決して触れない。

「新型コロナウイルス」(33) 児玉龍彦・東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクト プロジェクト リーダー/ 村上世彰・一般財団法人村上財団創設者

2020年5月26日 (火)

キューバにとっては医師へのノーベル平和賞より制裁終了が重要

ラモナ・ワディ
2020年5月20日
Strategic Culture Foundation

 コロナウイルス流行に対処するため世界中の国々を援助するキューバ人医師の努力が認められて、ヘンリー・リーブズ医療旅団にノーベル平和賞を与える推薦があった。旅団は、2005年に、アメリカが、大型ハリケーン・カトリーナ後、キューバの人道的援助の申し出を拒絶した後、キューバの革命指導者フィデル・カストロが設立したものだ。

 2015年、ヘンリー・リーブズ医療旅団は、アメリカが推進する軍国化と極めて対照的な、エボラ流行との戦いに対するキューバの医療、人道支援貢献のかどで、ノーベル平和賞にノミネートされた。

 この賞は認知度も高めるが悪評もある。受賞者の中には、民主的な選挙を通して、キューバ革命の影響が中南米に広がるのを阻止する狙いで、チリに新自由主義と独裁を導入したヘンリー・キッシンジャーがいる。他の受賞者には、性的虐待を含む、いくつかの人権侵害の罪で告発されている国連平和維持軍もあり、国連自身、植民地政策を絶滅させる責任を放棄し、バラク・オバマは、彼の支配下で、アラブの春という口実で、アラブ世界を軍事介入で荒廃させ、平和構築を自慢するEUは、イスラエルの植民地建設と、アメリカ、国連とNATOによって決定される軍事介入を支持している。

 世論に反して、平和賞には何ら高尚なものはない。実際、世界に肯定的な相違をもたらした個人から、平和調達者として称賛された戦争犯罪人までの様々な受賞者は、利他主義以外のものが動いていることを示している。ノーベル平和賞は、フィデルの革命的な原則や行動、キューバ革命やキューバ国民からはほど遠い政治的な狙いに奉仕している。

 最初のキューバ人医師たちがヨーロッパに到着した際、キューバに対する違法なアメリカ封鎖を終わらせる話が燃え上がったが、やがて、こだまよりかすかなものに衰えた。流行がヨーロッパで和らぐ最初の兆候を示すと、政治的言説が続いた。キューバの国際主義が世界全体にとって模範になった。一方、国際社会は、一般人の福祉増進に貢献する原則を拒絶している。

 世界の首脳たちには、キューバの模範的な国際主義役割の認識を強調する機会がほとんどなかった。ヨーロッパでは、更なる流行の広がりを防ぐという口実で、更なる監視と抵抗が導入された。国境と地中海を武装する風潮が日常化している。

 キューバは人道的、政治的態度を示したのだ。救命は人道的だ。フィデルが、革命という教育過程を通してキューバ全土に伝え、強化した国際主義の原則は政治的なものだ。社会主義の原則は持続可能な解決策であることが証明されたが、言説は既に政治的行為からコロナウイルス蔓延抑制を支援するキューバの取り組みの一時的認識に移行している。

 もしノーベル平和賞推薦が更に進めば、国際社会は、この認識を利用する機会を得るだろう。何十年間も、国連がキューバを与えた唯一の譲歩は、アメリカが課した封鎖に対する、定期投票だけで、封鎖を終わらせるための政治的行動は皆無だ。

 いつもどおり、最近の国連によるアメリカへの違法封鎖撤廃呼びかけは、Covid-19の文脈で表現されている。声明の一部には「流行の緊急事態で、制裁を停止する意志がアメリカ政府に欠如していることは、キューバや、制裁の標的にされた他の国々を、このような苦難をより大きな危険に導くかもしれない」と書いてある。コロナウイルス流行がなければ、違法な封鎖の撤廃を要求する声明を発表する緊急性を国連は感じなかっただろう。国際社会は搾取的だが、それでもキューバは、道義、生命を救うための奉仕と共同行動で対応した。ノーベル平和賞は、十分からほど遠い。キューバには美化された認識という形の補償ではなく、アメリカによる封鎖に対する、疫病流行にでなく、原則に基づいた、統一国際戦線が必要なのだ。

 ラモナ・ワディは独立研究者、フリージャーナリスト、書評者、ブログ作者。彼女はパレスチナやチリや中南米に関し、広範囲の主題を報じている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/05/20/cuba-end-sanctions-more-important-than-nobel-peace-prize-for-its-doctors/

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 トランプ大統領が、メーカーの尻を叩いて作らせた人工呼吸器が余ったのを、ポチは喜んで購入するそうだ。そのうち六ヶ所村の原子燃料リサイクル施設で処理するため、宗主国の核のゴミを大金で購入するようになるかも知れない。『乱離骨灰鬼胎草』

 イギリスの知人が、外出禁止を唱える首相顧問が、両親に子どもをあずけようとして、車で遠距離ドライブしたしきゃンダルを教えてくれた。お礼に、違法行為を取り締まる幹部役人が、賭博行為で辞職したニュースをしらせたところ、「太陽の下に新しきものなし」と返事がきた。巣籠もりを主張する本人の妻が、旅行した話のほうが良かったかもと反省中。 

 朝のテレビで俳優の中尾彬氏が、フジテレビを怒っていた。無責任なSNSもさることながら、そういう番組を作って、出演者を守りきれない放送局が責められない不思議。この局の番組、基本的にほとんどみておらず、番組自体全く知らない。

 日刊ゲンダイDIGITAL

収束は“束の間” 経済は?第2波は?この政権で大丈夫か?

 日本のプロンプターReader、別名一狂晋裸万障も、緑のタヌキも、一時的終息を、いかにも自分の功績であるかのようなウソを平然と語る。いくら会見の音声を消しても、大本営広報部呆導で再三繰り返すので消音ボタンを押すのが間に合わない。どちらも、PCR検査を本格的に行えるようにするとは決して言わない。「日本独自の方法で成功した」などというたわごとを言う政権、都庁に第2波の備えなどできるわけがない。秋以降は悲惨なことになるのではと恐れる。
 『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ――人類とウイルスの第一次世界戦争』を第2波の予行演習のつもりで読んでいる。それを言うなら、ガルブレイスの『大恐慌』も予習のつもり。

2020年5月 2日 (土)

プラヤ・ヒロンでのアメリカ帝国主義粉砕

ラモナ・ワディ
2020年4月27日
Strategic Culture Foundation

 「我々は非常に重要なことをしたが、我々は社会主義者だと宣言しておらず、マルクス・レーニン主義の教義を公然と宣言していない。ヒロンは革命プロセスを加速した。」革命指導者の自叙伝出版に至った、イグナシオ・ラモネとの会話の中で、キューバ指導者フィデル・カストロと論じたプラヤ・ヒロンについての省察は、4月17日から1961年4月19日まで続いたピッグス湾侵略における、アメリカ帝国主義の敗北の規模を示している。72時間以下で、キューバ革命軍は、CIAに訓練された1,500人の侵入者を破ったのだ。

 キューバを侵略し、革命政府を転覆するというアメリカの計画は、1960年、アイゼンハワー政権時代、中央情報局(CIA)が作り出し、ケネディ政権が継承したものだ。目的は「アメリカ介入の様相が決して見えない方法で、キューバ国民の本当の利益に、より奉仕し、アメリカに、より受け入れやすい、カストロに置き換わる政権ををもたらす」ことだった。これを実現するため、CIAは、フィデル打倒の目的で、キューバ侵略を実行するため、マイアミに暮らしているキューバ人反体制派分子を訓練した。

 敗北の直後、J.F.ケネディ大統領はこう宣言した。「私が前に強調した通り、これはキューバ独裁者に対するキューバ人愛国者の闘いだった。我々は同情を隠すことはできないが、アメリカ軍はどんな形でも介入しないことを我々は繰り返し明確にした。」

 ケネディの次の発言が、中南米でのアメリカ介入の本質を示唆している。「だがキューバのような規模の国は、アメリカの生存に対する脅威というより、半球中の他の自由な国々の生存を破壊する基地だ。今、より大きな危険にあるのは、我々の権益や、我々の安全保障ではなく、そうした国々のそれだ。我々が意思を示さなくてはならないのは、こうした国々ためと、我々自身のためなのだ。」

 キューバ革命家の手によって、アメリカが味わった敗北は、キューバは、地域の完全な変換に影響を与えかねないという帝国主義者の懸念を強固にした。それほど雄弁ではないが、同様な言葉を、アメリカ介入なしに起きたサルバドール・アレンデの大統領当選と社会主義への転換について、ヘンリー・キッシンジャーが述べていた

 より以前のアメリカ外交支援に基づいて、1961年11月、支援、持続可能性と開発という名目で破壊活動に資金供給する仕組みであるUSAID米国国際開発庁の創設をもたらした対外援助法にケネディは署名した。キューバで、USAIDは「独立した形で協力して働いて、彼らの国家に対する依存を減らす力をキューバ市民に与えよう」とつとめるのだ。言い換えれば、USAIDは、それにより革命的原則の放棄に影響を与えるような反政府派の小地域を作るために存在しているのだ。近年、アメリカに残されていたキューバ・ファイブと呼ばれる人々の残るメンバーのキューバ帰還と引き換えの合意で、釈放されたキューバでの破壊活動に関与していた契約業者アラン・グロスの件でUSAID干渉は、大々的に報道された。

 1962年2月の、ケネディの次の措置は、キューバに非合法封鎖を命しることだった。一方、アメリカは、キューバを孤立させる中南米中の独裁諸国支援のために資金供給をすべく、USAIDの人道主義の原則と持続可能性の標的とされるものを採用した。中南米での、その結果は、殺害や拷問や強制失踪のテロ・ネットワークだった。フィデル逝去で、革命は終焉に到るだろうという誤った前提をアメリカが表明する経済的困難にもかかわらず、キューバ革命は勝利したのだ。

 「外国支配から国を救うためにヒロンで倒れた英雄のためのキューバ。自国を攻撃する外国に奉仕する傭兵と裏切り者のためのアメリカ合州国」と、1962年2月4日の第二次ハバナ宣言でフィデルは述べた

 侵略に対するキューバ反撃が、革命の団結を示した。CIAに訓練された傭兵をキューバ人愛国者として描写しようと試みるケネディ声明にもかかわらず、アメリカは、チリのような地域の他の国では機能したような、ひそかに人々を通して、帝国主義が機能する機会を与えたでような支持の断片を、キューバ人の中でかきたてるのに失敗したのだ。それどころか、フィデル排除へのアメリカの固執は、キューバ人が自身を教育する革命と回復力実行する体制の中で、全てが阻止された600以上の奇異な計画をもたらした。

 今年の記念日に、キューバのミゲル・ディアス・カネル大統領は、歴史的な出来事を、革命的動員の絶えざる教訓だと述べた。革命勝利、アメリカ干渉と経済封鎖の影響を経験して数十年、アメリカ侵略と、キューバ国際主義間の相違は、いっそう顕著だ。アメリカが1961年にしたのと全く同様、アメリカは、キューバ人の忠誠を誤算して、いまだにキューバ革命の路線を変えるため破壊活動に頼っている。フィデルの言葉で「彼らは自身のウソと宣伝を信じたのかも知れないが、キューバ国民と我がキューバ革命家を過小評価したのは確実だ。」

 ラモナ・ワディは独立研究者、フリージャーナリスト、書評者、ブログ作者。彼女はパレスチナやチリや中南米に関し、広範囲の主題を報じている。

個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/04/27/defeating-us-imperialism-at-playa-giron/

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 国会討論。自国民殺人内閣の面目躍如。

 LITERA

安倍首相が「PCR検査2万件」と現実の乖離を追及され逃亡、加藤厚労相は「能力あっても使うわけじゃない」と検査抑制続行宣言

 日刊ゲンダイDIGITAL

コロナ対策の“顔”に疑惑 補正予算に「尾身枠」65億円の謎

社会の敵を設定 大阪のパチンコ公表は全体主義の典型手法

 都知事や大阪府知事の対応、どこが素晴らしいのだろう。

 都知事インタビューも、御用忖度専門家会議会見も見ないことにしている。
 そもそも、コロナ蔓延を幇助、推進してきた本人連中の屁理屈だ。
 自分の失敗は、ほおかむりし、8割削減が未達だと国民のせいにする厚顔無恥。
 意味不明。具体的データーなし。自粛の押しつけ。聞くだけ時間の無駄。
 忖度専門家には、膨大な予算がつく露骨さ。

2020年4月25日 (土)

キューバは屈しない!

キューバは屈しない!
Andre Vltchek
Internationalist 360°
2016年5月9日

 今キューバは危機的状況に直面しているやら、方向を見失なったやら、バラク・オバマ大統領の致命的な訪問後、いつ何どき崩壊しかねないやらという、うわさを、一体誰が発明したか私にはわからない。うわさと憶測は雪だるま式にふくれ、北アメリカ、ヨーロッパ左翼の一部は、既に現実と混同している。

 私はキューバを知り、称賛し、愛している。キューバは実に強い、決然とした、回復力ある国だ。あらゆる憂慮すべき記事を読んで、私は戻って、直接キューバの人々と話をすることに決めた。

 私はキューバを再訪した。今回は、戦争で荒廃した中東と、ワシントンとヨーロッパに忠実な悪質な反革命徒党による邪悪な攻撃を経験している大陸南米での仕事の合間だ。

 今回は私はドライブして、辺鄙な村や歴史的革命史跡や、欧米帝国主義にキューバから盗まれた場所、グアンタナモ湾を取り巻く地域を訪ねることに決めた。私はキューバの東西、1,000キロ以上ドライブした。私はサンティアゴ・デ・キューバ、グアンタナモ、ハバナ、ピッグズ湾、プラヤ・ギロンや、キャーバで最も辺鄙で(革命前最貧の)地域の一つで働いた。シエナガ・デ・サパタだ。

 私はハバナで、国営通信社ペンサ・ラティナとキューバ 映画芸術産業研究所ICAICを訪問したが、今回私の主目的は、もっぱらキューバの人々に耳をかたむけることだった。

 彼らは北から来る致命的な危険に気付いているだろうか? 彼らは妥協する準備ができているだろうか? 彼らの革命精神は薄まっているだろうか?

 私の結論は明確で決定的だ:「いや! キューバは屈しない。キューバの人々は知っている。彼らはアメリカ大統領の甘言の背後に、ありそうなことを十分意識している。彼らは屈しない、彼らは革命を裏切らない。」

 欧米の危険は.本物だ。それはそこにある。それは本物で、常にそこにある。強制、策略、権謀術数政治。あらゆるものが、キューバ革命を脱線させ、破壊さえする試みで使われるだろう。だがキューバの人々が帝国が実現しようとしていることを理解できいなどとは一秒たりとも考えてはいけない。

 キューバは何十年も、しっかり立っている。キューバは前より一層うまくやっている。キューバは今までよりも強い。キューバは、しっかりやって行けると確信している。

 続ける前に、そうではないと考え、本当に心配している方々への一つの提案がある。もし皆様が、キューバが今未曾有の危険に直面していると思われるなら、キューバに行って支援することだ。キューバに旅行し、人々と話し、働き、書き、映画を撮影し、写真を写そう。外国でキューバを支援しよう。キューバ製品を購入し、キューバ音楽を聴き、映画を見て、本を読もう。もし読者に若干の太陽が必要なら、タイやバージン諸島やエジプトの代わりに、キューバで金を使おう。具体的な何か、何か本当のことをしよう。

 キューバは地球上で最も国際主義の国だ。キューバは虐げられた多数の貧しい国々との団結を示してきた。キューバは既に、世界の他の国々のために、実に多くをしてきた。今その破たんを予言する代わりに、キューバのために何かをしよう! もし読者がキューバの未来を心配し、たとえ心配しなくとも、そうして頂きたい。


グアンタナモ市

 サンティアゴ・デ・キューバは勇敢な、意志が強い市であることが知られている。ここはキューバ革命が1953年7月26日に始まった場所だ。ここは偉大な詩人、著者で国民的英雄ホセ・マルチが埋葬されている場所だ。

 ここは、1959年1月1日、フィデル・カストロが、サンティアゴ市役所で、バルコニーから革命の勝利を宣言した場所だ。
 ブラジルのサルバドール・バイアのように、サンティアゴ・デ・キューバは、世界に最も素晴らしいミュージシャンを何人か与えた。今やこの街の有名なカサ・デ・ラ・トローバや、キャバレーや、ミュージック・ホールや多くの他のクラブでは、あらゆる人種の、国際カップルが、ソンやサルサの陽気なリズムに合わせて踊っている。キューバでは、人種差別は、見慣れない未知の要因だ。

 私の訪問中に、カサ・デ・ラ・トローバの二階で、若い中国人男性が、黒人の少女と愛の言葉を交わしい、他方、地元の肌の色が違うカップルが、素晴らしい、陶酔的なバンドの真正面で、古い寄せ木張りの床の上で、頬を寄せ合って踊っていた。

 ここでは「政治的公正」の配慮は不要だ。何も強制されない。革命の論理的「副産物」として、人種や性の平等は、当然の、本能的なものだ。

 アフリカの諸国で欧米帝国主義と戦い、解放して、無数のキューバ国民が亡くなった。何千人ものキューバ人医師や教師が、世界の最貧で辺鄙な地域に、まだ派遣されている。キューバ革命は人間中心主義のために戦う。キューバ革命は戦っている。キューバ革命は、男性であれ、女性であれ、子供であれ、虐げられた人々の側に立っている。肌の色には何の意味もない。全てのキューバ人にとって、一つ明確なことがある。それぞれの人、それぞれの人種が、威厳を持って生きるに値するのだ。

これが「私の共産主義」だ。 キューバは私の「母国」だ。

 それこそが、欧米帝国主義がキューバを憎悪している理由だ。それがキューバ革命の信用を失墜させるため、欧米帝国主義が辛らつなプロパガンダをする理由だ。それは欧米帝国主義が使えるあらゆる手段で、キューバを共産党路線から脱線させようとしている理由だ。直接的攻撃、禁輸、そして今「正常化」という新たな権謀術数の時代によって。

 サンティアゴ・デ・キューバの数学者イグナシオ・グェラ・バタンクールは革命とキューバの共産主義制度の決然とした支持者だ。

「もちろん人々は、オバマと最近キューバを訪問する彼の動機を恐れています。彼は我々の二国間の関係を正常化するためだけに来たのでしょうか? 私は疑っています! だが幸い、キューバ人は、血管の中を、たくさんの革命的な血が巡っています。しかも彼らは頭が良いのです! 彼らの大部分が再び植民地になるのを望まず、資本主義を欲していないのです。我々は経済状態を、ほんの少し改善したいと望んでいますが、大多数の人々は、彼らが今持っているもので満足しています。私は64歳です。」

 彼は、せいぜい50歳にしか見えない。

「私は革命前の状況がどうだったか覚えています。屈辱的な困難なものでした。我々は、栄養失調、無知と搾取の中で生きなければなりませんでした。共産主義になって、事態がすっかり変わりました。今私は金持ちではありません。全然! 妻と私は人生を通じて懸命に働きました。彼女は国際医療旅団のメンバーでした。我々の家族全員非常に良い教育を受けました。妻は医者です。息子は神経外科医です。我々の財産は多くありませんが十分です。我々は本当に必要なものを持っています。そして我々全員有意義な生活を送っています。」

 「でも今アメリカは確実にキューバを不安定にしようとするでしょう」

「もちろん! 我々全員それを知っています。人々が知らないと言う連中は、実際、共産主義キューバに対する策謀の一員です。我々は欧米が全世界で何をしているか見ています。しかし、キューバは屈することを許されていません。北米人はあらゆる策謀を試みるでしょうが、彼らは決してあえて侵略しないでしょう。連中は、まだピッグズ湾とプラヤ・ヒロンを覚えていますから。この国は寛大な心を持っていますが、それは厳しくもなり得ます。キューバは勇気を持っています。キューバはこの体制が消滅するのを許しません。」

 私は彼にどれだけ彼の国を愛しているか言った。彼は私を抱きしめた。「ようこそ!」と彼は言った。「健康な長い人生を! すぐサンティアゴ・デ・キューバに戻って来てください。本物の友人は、いつでも大歓迎です。我々はあなたを待っています。」


 Soplillar図書館のぺドロ・アマウリ・サントス

 ここプラヤ・ヒロンに欧米はあえて挑んだ。そして欧米は見事に負けた。国民全員が動員された。たった一つの決定的瞬間に、この緑の優しい島は、一枚岩、コンクリートの障壁に変わった。「連中」は通過できなかった! 連中が「解放するために」やってきた人々が連中を止めたのだ。

 私は、最初に立派な六車線自動車道路を、それから二車線道路で、ハバナから;250キロ以上ドライブして、プラヤ・ヒロンまで旅行した。私は、労を惜しまず修理して、ぴかぴかで、まだ頼れる友好的な怪物、1952年のシボレーに乗り、運転した。

 キューバは見事に変わっており、至る所でそれを見た。極端な犠牲のひどい時代は過ぎた。島中、快適な道路、きれいな休憩所とガソリン・スタンドがあった。

 「ほら、オレンジ農場ですよ!」と友人で運転手のダリエルが示し続けた。「ここに巨大なサトウキビ・プランテーション、とトウモロコシ・プランテーションがある」

 畑は良く手入れされ、道路沿いの村は素朴ながら、きれいで、診療所や学校や全ての基本的なサービスは自足自給だ。

 キューバは裕福には見えないが、酷いようにも見えなかった。そしてキューバは、当時私が最後に働いた三年前より、ずっと良く見えた。

 キューバは確実に「ばらばらに崩壊して」いなかった。キューバは倒れていなかった。キューバは成長し、良くなり、進化していた。気付かずにいるには、進歩を否定するには、確かに大量の反革命自己修養が必要だろう。

 小さいながら、非常に教育的なヒロンの博物館で、私はフィデル・カストロ政府打倒を目指した、1961年4月のアメリカが画策し、資金援助した侵略の残忍な出来事を説明する、写真、地図やと文書を見た。1,500人以上のキューバ人亡命者と傭兵が、ピッグズ湾に沿った二つの場所に上陸した。エリア - シエナガ・デ・ザパタのいたる所で、72時間、強烈な戦いが荒れ狂った。グサノス(蠕虫)、侵略者は最終的に敗北した。

 今、高速自動車道路から始まり、プラヤ・ヒロンに至る道路は、地球上最強の帝国主義国から母国を守って倒れたキューバ人男女の記念碑がずっと列を作っている。無数の強力なポスターが旅行者に想起させ続ける:

 ヒロン - ヤンキー帝国主義の中南米最初の大敗北

 そしてもちろん: パトリア オ ムエルテ! 「祖国あるいは死!」

 地元の人々がこの場所を単なる史跡と見ているのか、ここで欧米に行われた同じテロ行為が、まだ全世界で起きているのを知っているかどうか博物館館長に尋ねた。

 彼女は、はっきり答えた。

「我々は何が世界中で起きているか良く知っています。我々はニュースを見て、テレスールを見て、出来事について論じます。ここで起きたことは帝国主義に犯された何千というひどい犯罪のたった一つに過ぎません。」

 私は破壊された民間空港で、負傷し、亡くなったキューバの人々の写真を見た。民間空港を爆撃中に命を失った婦人の一足の靴がある。欧米の表現は、これを「失敗した侵略」と呼ぶ。私はそれを「テロ」と呼ぶ。

 それからアメリカとカナダの観光客が入り混じったグループが巨大なバスで到着した。騒々しく、失礼な彼らは、記念碑や兵器の前で「自撮り写真」をとり始めた。彼らの表情には、感情も、遺憾の意もなかった。

 私はミネソタからの年配の夫妻に近づいた。

 「これで、あなた方は何か思い出しますか?」と私は尋ねた。

 「そう、戦いがあった、そうでしょう?」と男が大きいながらウツロな笑みを浮かべて答えた。

 「そう、戦いがありました」と私は言って、歩き去った。

 私がキューバにいた間に、フィデル・カストロが第七回党大会閉会の際、国民に演説した。

「我々は転換点に至っているが、この惑星で、キューバ共産主義の思想は、熱情と威厳を持って働けば、人々が必要とする物質的、文化的な富を産み出すことができる証明として残るだろうし、我々は容赦なくこれらを得ようと努力しなくてはならない。中南米と世界の我々の兄弟に、キューバの人々が勝つと我々は伝えなくてはならない。

これは私がこの部屋で話す最後の機会の一つかもしれない。私は議会によって選挙のために提出されたすべての候補に賛成投票した、私は招待頂いたこと、皆さんが私に耳をかたむけて下さっている名誉に感謝する。私は皆さん全員と、何よりも、彼の壮大な努力に対して同志ラウル・カストロに感謝する。

我々は行進に出発し、マルチやマセオやゴメスのように阻止できない行進で、最大の忠誠と団結した力で、完ぺきに仕上げるべきものを完ぺきに仕上げるつもりだ」。

 キューバでは、国を守ることから環境維持まで全てが革命行為と思われている。私は立派な生物圏、世界の文化・環境遺産の史跡シエナガ・デ・ザパタをドライブして横切った。午後、カラフルなカニの巨大な一群が道路を渡り始めた。地域全体は、きれいで、商業化されていない。カニは確実に、社会主義から利益を得ているが、マングローブや沼や海岸もそうだと、私は運転手に囁いた。彼は同意した。

 山奥の村Soplillarで、私は本の印象的なコレクションがある小さな博物館と美しい図書館に遭遇した。テーブルと席は心のこもった手製で、うれしいおもちゃもそうなのだ。

 この場所の責任者ペドロ・アマウリ・サントス・リャンビオは地方教育に情熱がある大学教授だ。彼は、一月に数日、市の大学で教えているが、残りの時間は、ピッグズ湾海岸から約5キロにある博物館と図書館の世話をしている。

 「あなたは信じないでしょうが、シエナガ・デ・サパタのこの巨大な地域は革命前には、わずか四校しか学校がありませんでした。子供は栄養失調で苦しんでいました。至るところ空腹と不幸がありました。あなたが今ここで見る全てが革命の直接の結果です。」

 僚友ペドロ・アマリは自称本の虫だ。そして彼はキューバ、外国、双方で多くの革命家を知っている。彼はノーム・チョムスキーの娘の一人とさえ会っている。

 彼はキューバは屈しないと確信している。彼は社会主義を信じている。彼は人々を教育し、彼らに知らせ、世界について彼らと論じている。

 彼はこう説明する。

「キューバは、とても強いのです。我々は全て我々自身の手でしました。私は多くのヨーロッパ人を来させています。彼らが、なぜ、どうやって私を見つけるかわかりません。この場所はどんな大都市からも、とても遠いですが、彼らはやって来ます。思想家や作家やジャーナリスト、我々は話します。私は彼らにオープンです。私は言います。「あなたが今ヨーロッパで持っている全ては、あなたが全世界で犯している大虐殺と盗みのおかげです。」

 私は彼に、最近イタリア議会で演説し、彼らに面と向かって、事実上、基本的に同じことを語ったと言った。私は将来、私はまた戻って来て、ここでしばらく過ごして、村で地元の人々に話をして、図書館で私の本を一冊読みたいと彼に言う。

 我々は握手する。我々は抱擁する。私は村で数人の人々に話しする。キューバは消えないだろう。私はそう感じる。もし危険にさらされたら、我々はそのために戦うだろう。

 ここから見れば、それは実に単純だ!

 短期間、私はハバナで働いた。そこは地方より複雑だ。私は画家、映画製作者、ジャーナリスト、個人レストラン所有者に会った。彼らの言語は装飾的で、言葉は非常慎重に選ばれていた。

 「平和」と「理解」についての話が多かった。

 ハバナの一部の人々は政治を気にかけないが、大半の人々が気にかけている。

 私は、ただハバナや、おそらく、一つか二つの観光客向きの海岸だけを訪問した後、なぜ多くの外国人がキューバが革命熱意を失っていると感じるか理解できる。だがハバナでさえ「サービスを提供する人々」は一つのもので、普通の市民は、全く別物なのだ。

 そしてもちろん、偉大なキューバの知識人と芸術家はほぼ満場一致で革命支持だ。

 だがこの訪問の間に私は、革命的な知的な友人の仲間と余り多くの時間を過ごさないことに決めていた。私は地方の首都や田舎で、話を聞きたいと願っていた。

 キューバの反対側、コムニダド・グロリエタは、グアンタナモベイから、わずか数キロ、アメリカとの「国境」のすぐ隣にある。

 私は道路の真ん中で若い女性を止めた。ビデオ店で働く28歳の女性だ。彼女の名前はヤライだ。それは、いきあたりばったりの選択だ。

 私は彼女に、有刺鉄線の背後の占領地で何が起きているか知っているか尋ねた。

 彼女は知っている。

 彼女は恐れているだろうか?

「恐れている? もちろん恐れていません! 私はグリンゴとの戦争が決してないことを希望します。もちろん我々は領土、基地をを望む…がキューバに返した。我々は彼らがそれを保持しているのはいやです。私が恐れているかですか? 全然!」

 村の他の人々も同様な方法で反応する。

 私はしばしば「恐れ」という単語を使う。私は人々が「恐れている」かどうか尋ねる。キューバが生き残れない、キューバがまもなく押し流されると言って、世界中の友人の多くが不安を表明し続けるためだ。

 グアンタナモ市に戻って、子供でいっぱいの巨大な運動場を見た。日曜日で、何千人もの人々が遊び、散歩し、話をし、外出していた。もう一つの美しいキューバの歴史的都市!私はリラックスした楽天的な雰囲気を目撃した。

 ここでも、私は人々と話をした。一部は基地について憤慨し、一部は無関心だった。だがキューバの政治組織が生き残るという恐れと確信がなかった。


 グアンタナモ - 帝国主義への第一防衛線

 グアンタナモに近づくと、ポスターが強力に宣言していた。

 グアンタナモにようこそ! 反帝国主義の第一防衛線

 私の地元の運転手はチェの言葉を言い替えた。彼は学校教師だった。今彼は退職しているが「忙しい状態を保つ」ことを望んでいた。私が彼に疲れたと言った時、彼は笑った。

「チェは、本物の革命家には疲れる権利がないと言っていた。「全員に疲れる権利がある。だがそうすれば、彼らは自身を正真正銘の革命家と呼ぶ権利がない。」

 これがキューバだ。

 「それなら、ちょっとコーヒーを飲むため停車しよう」私は微笑んだ。「そして働き続けよう!」

 「それは良い!」と彼は、私の背中を叩いて、どなった。

 基地は突然、私の目の前、すぐ下にあらわれた。巨大で、押し付けがましく、汚らわしく、まったく場違いに。不法占領されているキューバ領土。帝国主義のとりで。

 私はしかめっ面をした。二人のベネズエラ人旅行者が私の表情をとらえた。少女が言った:「ケ・ミエルダ、ノ?」 なんというたわごと!

 私はうなずいた。加えるべきものは何もなかった。彼女はかなり正確に全てを要約した。

 「もしオバマが二国間関係改善に本当に真剣なら、彼はまずグアンタナモ基地をキューバに返すべきだ」と私は言った。

 我々三人全員肩をすくめた。「我々の方がものごとをわきまえている。」というように。ベネズエラで彼らは確かにヤンキー帝国主義者連中がどのように見えるか良く知っていた。

 そこに行く途中、我々の自動車は検問所で止められた。キューバ警察はほとんど自動車を止めないが、ここ「境界」の近くでは、事態は常にほんの少し張り詰めている。

 担当の警官はたまたま若い女性だった。

「ご機嫌いかが?」と私は尋ねた。

「ここはかまどみたい」と彼女は答えた。「とても暑くて! 35C以上のはずです。」

 彼女はタバコを切らして、明らかに疲れていた。

 私はロマ・グランデで、現地たばこ一箱と、氷のように冷たいソーダの缶を買っていた。グアンタナモ、とサンティアゴ・デ・キューバに向かって運転して戻るので、私は手を差し出して、彼女に両方を申し出た。「あなたに」と私は言った。

 彼女は大笑いして「あなたは贅沢で、私を買収しようとしている!」

 彼女は実に罪がない自然な形で、公然と私といちゃついた。私は返答して、何らかの形で、彼女にお返しをしなければならないと分かっていた。さもなければ彼女は気分を害するだろう。それがキューバでのありかただ。しばらくの間私は言葉を捜した。欧米の政治的配慮が私を不器用にしていた。

 彼女には美しい目、漆黒の髪と、腰に大きな拳銃を下げていた。

 「グリンゴは決してこの検問所の通過に成功しないでしょう」と私は言った。「彼らは、あなたの美しさに直面したら、凍結するでしょう。」

 それは、ぎこちなかった。私は練習不足だったが、それは機能した。彼女はにっこり微笑んだ。彼女は私を抱きしめ、私の体に彼女の脆い体をほんの一瞬、押しつけて、次に私の頬にキスした。

 瞬間、我々二人とも、めまいを感じたが、我々の周囲は全て、実際、ひどく深刻だった。大砲を基地に向けて、キューバの戦車はすぐそばにいた。我々がいるところから、バンカーと有刺鉄線が見えた。そう「反帝国主義の最初の防衛線」だ。

 私は前線、境界線の正しい側にいることを十分知っていた。

 「私は行かなくては」と若い女性に言った。「私は行かなければなりません。でも私は常にあなたの国民と一緒です。」

 私は言ったことが、どこか場違いだと思った。そうではなかった。彼女の顔が突然真剣になって、彼女は私に敬礼した。私は彼女に敬礼を返した。

 それから私はいくつか最後の質問をした。

 「あなたは心配していますか?」 私は有刺鉄線を指さした。

 「いいえ。」

 「オバマ訪問の背後にあるかもしれないことが怖くありませんか? 連中が今何か試みることが怖くありませんか? 今回は連中が成功するかもしれません、連中が最終的にキューバ社会主義を脱線させるのに成功するのが心配ではありませんか?」

 「いいえ、怖くはありません」と彼女は答えた。ただそれだけ。誇り高い確信だ。正真正銘のキューバ人!

 私は自動車の中に戻り、検問所は、あっという間にカーブの後ろに見えなくなった。勤勉に、それが武器弾薬であるかのように、私は器具をきれいにし始めた。私はなぜ突然胸がいっぱいになったのか、メガネがなぜそれほど曇ったのかと思った。

 「すると、キューバは崩壊しないのだろうか?」

 「いや、同志」と運転手が答えた。「キューバはそうすることができない。キューバは崩壊する権利を持っていない。」

 我々はサンティアゴ、サンティアゴ・デ・キューバに向かって速度を上げ始めた。

 「結構。それでは歌おう」と私はかすれた声で言った。「今歌おう、畜生!」

 
Andre Vltchekと彼の1952年の馬

記事原文のurl:https://libya360.wordpress.com/2016/05/09/cuba-will-not-fall/

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 いささか前の記事だが、ブログ『私の闇の奥』の下記最新記事で、この記事を知ったので翻訳掲載させて頂く。コロナ流行の今、キューバ訪問して、応援するわけにはいかない。

キューバは奇跡です

 植草一秀の『知られざる真実』

かけがえのない命奪うPCR検査妨害の罪

 常識的に考えれば、ゴールデン・ウイークで、コロナが忖度して停止すると考える人は極めてすくなかろう。それで、下記の記事の論理になる。台湾、韓国政府の対応の見事さ。それと対照的な、悲惨な大日本。台湾、韓国の選挙結果を日本に当てはめれば、自民、公明、維新その他の与党、ゆ党徹底潰滅という結果になるはずだが。この民度ではわからない。25%の皆様は覚醒するまい。

 日刊ゲンダイDIGITAL

緊急事態延長ならば迷走政権と専門家の検証が必要

コロナ感染防止“人との接触8割減”「基準2.5」で計算の疑問

粗悪品だらけのアベノマスクはアベノリスクを顕在化させた

2020年4月17日 (金)

アメリカによる強要は、キューバの国際主義による連帯にはかなわない

ラモナ・ワディ
2020年4月16日
Strategic Culture Foundation

 キューバ革命や反帝国主義イデオロギーについて歴史的に何十年も語られた後、コロナウイルス世界的流行が、キューバを資本主義に対する手ごわい競争相手として、国際舞台に押し出した。コロナウイルス患者の高い死亡率で、ますます破綻しつつある医療制度に対処するのに西側諸国が苦闘する中、キューバは国内状況に対処しながら、国際主義的な救済活動を維持している。もはや孤立しておらず、キューバとその医師は、アメリカ外交政策に迎合している、まさに同じ各国政府から大いに要請されている。

 ところが、今のところ、アメリカは負け戦を戦っている。2018年以来、トランプ政権は、世界的規模で、遠隔地域で、奉仕している革命的な医師たちの搾取を主張して、キューバ政府に対する中傷工作に乗り出している

 西側諸国でのキューバ人医師への増大する要求を止めることができずに、アメリカは、外国からの医療用品が、キューバに入るのを防ぐことで報復した。中国人企業家で、ウェブサイト・アリババの創設者から送られた医療機器と必需品が、革命への献身に対する報復として、キューバに押し付けられた違法な封鎖規制であるヘルムズ-バートン法によって、アメリカに禁輸にされた。アメリカは、各国にも、世界的流行と戦うためキューバが提供している医療扶助を拒絶するよう圧力をかけている。世界的流行や自然災害時に、国際主義的な医療の団結で舵取りをしてきた医師の専門知識を求めて、益々多くの国々が、この呼びかけを拒絶している。

 これまでのところ、45以上の国が、1980年代に、呼吸器の感染症治療のために開発され、ウイルスを抑制する上で、また長期的に、その蔓延を防ぐ上で、極めて重要であることが分かっているキューバの薬品インターフェロンを要請している。

 国家テロと外国への介入を通して世界中の世論に影響を与えるアメリカは、もはや基準点ではない。おそらく、のこの種の社会主義活動は、アメリカが、キューバ革命が中南米に影響を与えるのを阻止するため、右翼勢力に資金を供給していた、1960年代に想像可能だったのだ。それでもキューバは価値観を変えず、革命指導者フィデル・カストロが決めた原則にこだわりつづけている。強要ではなく、模範を示して、世界をリードして、キューバは、世界舞台でアメリカを失墜させているのだ。

 アメリカへの忠誠が彼の政治にとって不可欠で、コロナウイルス流行を馬鹿にする態度だった、ブラジルのヤイル・ボルソナーロ大統領さえ、破壊活動とされるもののかどで追放した何カ月も後になって、キューバ人医師のブラジルへの復帰を求めている。

 ボリビア・クーデター指導部は、このような合意は「ボリビア人医師を馬鹿にしている」と述べて、キューバの医療援助を拒否した。この声明は、ボリビアは流行を止めるのに必要な資源に欠けているのを認めたボリビア人医師に拒否された。ウゴ・チャベス下のベネズエラ同様、2005年に、フィデルとボリビアのエボ・モラレス前大統領は、医者や専門家を訓練する5,000人の奨学金を含む医療協力協定に署名していた

 だが、キューバの支援を求めている国々が、アメリカに対して、違法封鎖の恒久的撤廃のため、キューバと国際主義で団結するかどうかは今後の課題だ。今のところ、国際社会は資本主義の結果を甘受している。だが流行がおさまった途端、世界中の首脳が経済搾取の意欲を復活させる可能性がある。これは我々が現在経験している物語が書き換えられて、世界のエリートが国際主義団結を人道援助として政治的に捨て去ることを意味する。それは現在虐げられている人々が政治的権利を獲得するのを阻止するために使われる下劣な戦術だ。

 フィデルが絶え間なく警告していた悪に対する答えなのが証明済みの社会主義の政治的原則で、キューバは活動している。世界はこれを記憶する方がよいだろう。

 ラモナ・ワディは独立研究者、フリージャーナリスト、書評者、ブログ作者。彼女はパレスチナやチリや中南米に関し、広範囲の主題を報じている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/04/16/us-coercion-no-match-for-cuba-internationalist-solidarity/

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 ブログ『私の闇の奥』でも、最新記事でキューバの活躍を報じておられる。

ぬちどうたから(命どう宝)

 郵便箱に郵便局の封筒がついた荷物が入っていた。良く見ると、先日、某国に送った本。コロナの影響で配送不能で返ってきたのだ。別の封筒は、楽しみにしていた芝居中止・返金のお知らせ。

 テレビで与党圧勝の韓国ソウル繁華街の様子を見た。東京の繁華街と対照的な雑踏。コメンテーターの医学者が「システムそっくり輸入したらいいです。」徹底的なPCR検査実施と隔離という方針と、PCR検査を徹底的に抑圧し、クラスターを追うというインチキ政策大本営の悲惨な敗戦の差は対照的。PCR検査を規制するがゆえに、超一流病院とされるものが続々クラスター化している。戦艦武蔵も大和も沈没し原爆投下を待つばかり。こういう大間違い戦略を推進するほど日本の支配層は阿呆なのだろうか。株にぶちこんだ年金基金が消滅した以上、老人を大量に殺す以外、解決策はないと意図的に殺人を推進している卑劣な支配者と理解するほうが筋が通る。阿呆で卑劣である可能性が一番高い。政府そっくり輸入しなければ、改善するまい。すると、国民全員輸入が必要?

 『子どもたちに語る日中二千年史』を読み終えた。全く知らないことばかり。子どもたちだけ対象にしては、もったいない。教育勅語の起源も、しっかり解説されている。現代日本文化の基盤となった五山文化の時代に戻りつつあるのかもしれないと思った。

 救いようのないガラパゴス日本感染症蔓延学会と日本感染環境強化学会!韓国の学会の爪垢を煎じて飲むべし。

PCR検査、軽症者に推奨せず―新型コロナ  感染2学会「考え方」まとめる

2020年2月12日 (水)

中南米の活動家と先住民指導者にとって増大する危険

ラモナ・ワディ
2020年2月8日
Strategic Culture Foundation

 中南米の先住民や環境保護活動家、人権擁護活動家は暗殺の危険に脅かされ続けている。ニカラグアでは、土地を巡る戦いが続く中、6人の先住民が移住者に殺された。先住民共同体は、移住者による土地奪取と暴力に対する政府の怠慢に不平を言い、絶滅の不安を表明している。

 一方メキシコでは、一週間内に、チョウ保護区で働く二人の環境活動家が死亡しているのが発見された。オメロ・ゴメス・ゴンザレスは溺死しているのを発見され、検死によれば、頭部に傷を受けていた。彼の活動は、違法伐採ベンチャーと、アボカド栽培の秘密農業の権益と衝突し、安定した経済事業として、環境ツーリズムを主張していた。オメロの兄弟アマード・ゴメスは「彼らは、社会のために何かをしている人々、あらゆる活動家をやっつけて、奇妙なことが起きている。」と述べた。

 2008年、ユネスコにより世界遺産として分類された保護区で働いていたツアーガイド、ラウル・エルナンデス・ロメロは、鋭利なものによる頭の傷を受けた状態で死亡しているのを発見された。

 メキシコ、芸術家、活動家で母親のイザベル・カバニリャス・ド・ラ・トーレは頭に銃弾を受けて殺された。彼女の活動は女性たち、環境と移民を守っていた。

 2020年1月、Front Line Defendersが公表した報告書は、2019年、世界で304人の活動家が殺されたことを明らかにしている。コロンビアでは、106人の活動家が殺害され、人権、先住民、環境の抗議行動に対して、中南米を最も危険な地域にしている。殺された活動家のうち40人が先住民指導者であることが判明しており、他方、少なくとも53人の先住民活動家が脅迫された。2018年、環境活動家殺害で、この地域が統計で一位だった。

 農業と採掘産業の取り組みで、事業のために、開発されていない土地へと目が向く中、先住民の土地は、政府の標的のままだ。先週水曜、ブラジルのヤイル・ボルソナーロ大統領は、2019年の言説を進めて、先住民共同体を、彼らの土地のいわゆる開発に参加するのを許して、機会均等を与えるという口実で、先住民の土地を、採掘企業や農業やエネルギー企業が使えるようにすると言い出した。だが先住民共同体は、この法案を「大量虐殺」だと言っている。

 2019年9月、ブラジル先住民共同体の保護活動家が、コロンビアとペルーとのブラジル国境近くで、オートバイに乗っていて撃ち殺された。国立先住民保護財団FUNAIの前職員、環境保護部門の長、マクシエル・ペレイラ・ドス・サントスは、ブラジル政府の資本主義政策と直接対決していた。猟師や農民や木こりへの進入拒否を含む彼の活動は、ブラジルの未接触先住民共同体も保護していた。

 主流メディアでは、これら事件のわずかしか、ベルタ・カセレスやマカリナ・バルデスや、マリエル・フランコのような目立つ主要ニュースになるまい。だが中南米諸国政府が、主に、多国籍企業の野望や政府政策につながる暴力を見て見ぬ振りをするが、それぞれの被害者を記憶することは必要だ。最近、ブラジルの駐フランス大使ルイス・フェルナンド・セーラは、ブラジルのボルソナーロが大統領候補だった時に、彼が刺されたことより、マリエル・フランコ暗殺に注目したことでフランス議員に文句を言った。セーラ大使が省いているのは、ボルソナーロ刺傷事件での精神病とみなされた人物の行為と、先住民の土地における多国籍企業権益のために、圧制的な政策で、先住民共同体を壊滅して、アクセスを促進するのに懸命な政府の意図的行動との違いだ。

 国家とその機関と多国籍企業間の協力は、メキシコでも明白だった。ゴメスの死の調査の一部として、警官53人が殺人に関して尋問された。関与に関する情報は出ていないが、ゴメスが殺されたオカンポは、当局に賄賂を使って、自分たちの勢力を確保する凶暴な犯罪組織の活動で悪名が高い。

 事業を装って活動し、政府の権益に奉仕する、組織犯罪の増加で、活動家たちは、いかなる保護の装いもないまま、増大する危険に直面しているのだ。

 個々の寄稿者の意見は、必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

 ラモナ・ワディは独立研究者、フリージャーナリスト、書評者、ブログ作者。彼女はパレスチナやチリや中南米に関し、広範囲の主題を報じている。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/02/08/increasing-peril-for-latin-americas-activists-and-indigenous-leaders/

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 雑誌『世界』3月号 吉田敏浩氏の記事「砂川裁判最高裁判決」の呪縛は解けるか─日米安保体制を根本から問う国賠訴訟 によれば、第三回口頭弁論は二月一二日に開かれる。

 宗主国に対する余りにも違う姿勢の彼、本気だろうか? 一寸の虫にも五分の魂?

 孫崎氏の今日のメルマガ題名:

比は米軍に比国内で訓練実施を可能とする1999年成立の米比軍事協定破棄を行う意思があることを米側に通告。比外相等は議会で増大する中国の脅威の下、協定の存在は重要と指摘。比大統領の提起の原因は上院議員へのビザ発給停止への報復。どこまで真剣か不明

 対照的な、恥さらし。
 日刊ゲンダイDIGITAL記事

やっぱり? 安倍地元高級旅館の新年会中止に“第2の桜”疑惑

 スプートニクでは、

横浜港沖のクルーズ船に対する政府の対応を疑問視 「期待はずれ」=ザハロワ報道官

 日刊IWJガイド

「コロナで日産・トヨタ国内工場停止!! サプライチェーン寸断が日本直撃!! 全員感染可能性ある密閉クルーズ船は、なぜ『全員検疫』しない!?」2020.2.12 日号~No.2708号

2019年12月 1日 (日)

感謝祭に思うボリビア・クーデターとインディアン戦争

Finian Cunningham
2019年11月28日
Strategic Culture Foundation

 今週アメリカ合州国が毎年の感謝祭を祝う中、このアンデス山系の国で展開しているアメリカが支援するクーデターで、ボリビア先住民が虐殺されているのは憎むべき意味で、ふさわしい。

 11月10日、画策された大規模街頭暴力で、エボ・モラレス前大統領が恫喝され退任させられた際、ドナルド・トランプ大統領は「民主主義にとって素晴らしい日」だと称賛した。トランプが意味していたのは「金権政治にとって素晴らしい日」だ。ラパス新政権は、14年の進歩的社会主義と民主主義によって、ボリビア人の大多数の先住民が得られた恩恵を後退させる、植民地支配者の子孫、支配階級の権力復帰だ。

 マックス・ブルメンソールとベン・ノートンが書いているように、クーデターは10月20日のモラレス再選を、ワシントンが中傷し、ワシントンに有力なコネがあるボリビアのオリガルヒが命令するファシスト民兵組織が実行したのだ。

 ボリビアのオリガルヒと、その支持者は、先住民文化を、異教徒として軽蔑する右翼キリスト教原理主義を奉じている。他の寡頭支配者連中と同様、大半が貧しい先住民を「悪魔のようだ」と非難する自称「暫定大統領」ヘアニーネ・アニェスが、大多数の先住民に対する猛烈な人種差別を表している。

 ボリビアでの権力奪取の狙いは、天然ガスと鉱物という国富の支配と、モラレス指導下、あつかましくも圧倒的多数の貧しい人々のために国を支配した先住インディアン住民に対する人種差別主義者の報復なのだ。

 もしメキシコ亡命から戻れば、テロのかどで刑務所に入れられるとモラレスは警告された。新政権は国軍に、モラレスの社会主義運動党(MAS)メンバーを「狩りつくす」よう指示した。新政権は、ストライキをしたり、新政権反対の他のデモをしたりする抗議行動参加者を警察と軍が射殺するのを刑事免責にした。政権は、先に、社会主義運動党が国会で大多数の議員を擁するにもかかわらず参加することを許さない新たな選挙をすると約束している。そうした空虚な約束さえも反古にされつつあるように見える。

 非武装の抗議行動参加者を国軍が実弾射撃するため、モラレス追放以来、30人以上の人々が殺され何百人も負傷している。メデア・ベンジャミンは現地から報じ、先住民共同体は増大する残虐行為と軍事独裁の昔に復帰する不安の中で暮らしていると言う。

 11月19日、エルアルトでの出来事で、ヘリコプターで強化した軍と警察が、新政権反対の非武装ストライキをしていた子供を含むMAS支持者8人を殺害した。

 「医療機器が足りない難しい状態で、医者と看護師が必死で緊急手術をして、命を救おうとしているのを見た」とベンジャミンが報じた。「私は銃傷を負った五人の遺体と多数の人々を見た。息子が撃たれたのを嘆く母親が、すすり泣きながら叫んだ。「彼らは我々を犬のように殺している」

 ボリビアでのクーデターは、アメリカ大陸至る所で何世紀も行われてきたインディアン戦争という、より広範な歴史的事実と一致している。中米や南米大陸で、マヤや、より小さなアンデス山系の文明社会を消滅させた15世紀のスペインとポルトガルのコンキスタドールから、現在のアメリカ合州国やカナダとなった北米先住民の土地を奪い破壊した、後のイギリスや他のヨーロッパの植民地主義者に至るまで。

 陳腐に聞こえるかもしれないが、それでも、アメリカ合州国や他の現代アメリカ諸国が、先住民の大量虐殺を基に築き上げられたことは決して忘れられるべきではない。大量虐殺は一度たりとも正当に償われたことがない。現在のアメリカ・インディアンは大部分が、隅に追いやられ、貧困に陥った状態で暮らしている。彼らの豊かな国は、産業資本主義に盗まれ、汚染されてしまったのだ。

 人類に対する野蛮な犯罪に基づく残酷な合州国の真実の歴史を消し去るものゆえ、感謝祭やコロンブス記念日のような公式祝典は絶えがたい。

 絶滅行為という合州国の出発点と、その経済、軍事能力に対し、償いは言うまでもなく、公式に認知されないのなら、この国が自身、他の国に戦争と破壊を行い続けるのを許すのも驚くべきことではない。そもそも発端以来、法を超越しているのだから、アメリカは法を超越するのだ。

 ハリウッド風の感謝祭描写は、1600年代初期に北東海岸に到着したイギリス人入植者が、食物を分かちあい、外国人に厳しい冬を切り抜けて生き残る方法を教えてくれた原住民と友人になったと語る。このバラ色の物語で削られているのは、ヨーロッパ人入植者が強欲な土地強奪を拡大し、しばしば彼らのキャンプ地で彼らを虐殺し、現地人を絶滅に追いやった、それに続く数世紀だ。

 二人のFBI職員殺人のでっちあげ有罪判決で、ほぼ40年収監されているアメリカ先住民長老レナード・ペルティエ(現在75歳)は今年の感謝祭のために以下のを書いた。「棒鋼とコンクリート壁を越え、私の心をあてもなくさまよわせる際、刑務所の外に暮らす人々が何をしているのか、何を考えているのか想像しようとする。彼らは故郷から追い出された先住民について考えるのだろうか? どの方向であれ歩く際、盗んだ土地を自分たちが歩いているのが分かっているのだろうか? いてつく寒さの中、西に向かって進まされ続け、わずかしか、あるいは全く食物がないまま、女性や子供や赤ん坊、病人や高齢者が苦しむのを見るのが、一体どんなことだったか一分でも想像できるのだろうか? 彼らは私と同族で、ここは我々の土地だった。」

 文の中で、レナード・ペルティエは、ボリビアでのクーデターとアメリカ中での先住民に対する過去の罪を結び付けている。

 「最初の先住民大統領エボ・モラレスを支持して反乱しているボリビアの兄弟姉妹も我々は忘れない。土地や資源や、汚職に対する保護という国民に対する彼の誓約は称賛に値する。我々は彼の戦いを、しっかり認め共感している」と彼は書いている。

 概して、アメリカが、金権政治体制と従順な商業マスコミのおかげで、歴史記憶喪失状態にあるがゆえに、ボリビアに対する犯罪が起き得るのだ。感謝祭には、店が開店のためドアを開けるの待って人々が列に並ぶブラック・フライデーとして知られる消費者狂乱の一日が続く。人々は安物道具やハイテク・フェチで虚ろな人生を満たしている。トランプや彼の福音主義キリスト教閣僚などの富豪連中は、ボリビアで起きているのは「民主主義にとって素晴らしい日」だなどという粗野なたわごとを奉じている。

 カナダのシンガーソング・ライター、ブルース・コバーンが見事に表現している。「皆それは終わったと思ったが前と全く同じだ。インディアン戦争には決して終わりがないのだろうか?」

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2019/11/28/bolivian-coup-and-indian-wars-on-thanksgiving/

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 アメリカ合州国の歴史に触れた記事を読むたびに、藤永茂氏のご本「学校の必読書」になってほしいと思う。

『アメリカ・インディアン悲史』(絶版のようだが、入手困難ではない)
アメリカン・ドリームという悪夢 建国神話の偽善と二つの原罪
『コロンブスが来てから―先住民の歴史と未来』(絶版のようだが、入手困難ではない)も藤永氏は翻訳しておられる。 

 「皆さん、この顔を見て私がウソをつく男だと思いますか大勲位」氏もジャパンライフから献金を受けていたという。下記は日刊ゲンダイDIGITAL記事。

“安倍枠”招待のジャパンライフは中曽根元首相ともズブズブ

 正確には「与党幹部のサクラと幇間を見る会」。弟枠まであるのだろうか?下記は今日の日刊IWJガイドから。

安倍首相の地元・山口県で「桜を見る会」の新たな疑惑か!? 安倍総理の実弟・岸信夫衆院議員が山口県の地元支援者を50人招待!? 「安倍総理の家族枠」か!? 税金でまかなう公式行事を一族で私物化!! IWJは本日、総理主催「桜を見る会」追及本部による下関視察を現地までカメラマンを派遣して、中継・取材します!! ぜひご覧ください!!

2019年11月28日 (木)

欧米が作り出し、消費しているウソ

2019年11月20日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 中東での仕事を終えた後、少なくとも当面、私はサンティアゴ・デ・チレへの便を待っていた。パリで。私は、ベイルートで聞いて、目撃していたものを処理し「自由な」数日を当てにすることができた。毎日、ラウンジに座り、長時間私はひたすらタイプした。考え、タイプした。

 私が働いている間、私の上でフランス24のニュース・チャンネルが薄型画面から光を発していた。

 私の周囲で人々は行き来していた。狂気じみた買い物三昧の西アフリカ・エリート連中が出し抜けに携帯電話に叫ぶ。パリ見物の韓国人や日本人。実際は彼らのすぐ周辺の人々全員である「下々」を無視し、下品に笑って商売の話をしている失礼なドイツや北アメリカの筋骨たくましい連中。

 何がホテルで起きているかとは無関係に、フランス24は延々続いていた。そう正に24時間。昼も夜も、同じ物語をリサイクルし、時々ニュースを更新し、いささか傲慢な優越感の雰囲気で。ここで、フランスは世界を判断していた。アジア、中東、アフリカと中南米に彼ら自身について教えながら。

 私の目の前で、私の上の画面で、世界が変化していた。何カ月もの間、私は香港で、反逆的で強暴な忍者の悪夢のような暴動を報道していた。私は中東、特にレバノンのいたる所に行き、今私は、社会主義が選挙に勝利し続けていたが、不正で不誠実な欧米帝国に、打擲され、威嚇さえされている私の第二の家、中南米に行く途中だった。

 フランス24が見せ続けているのは、私自身の目で私が常々目撃してきたことだ。多くの違う角度から、更に多く、はるかに多く。私はそれについて書き、撮影し、分析した。

 多くの国で、全世界で、人々は私と物語を共有していた。私はバリケードを見て、ものすごい革命的熱狂や興奮や、負傷した体の写真を撮り、撮影した。私は裏切りや背信や臆病も目撃した。

 だがラウンジでは、テレビの前では、全てが、とても素適で、非常に上品で、気分が安らぐように見えた。血は良く混ざった色に、バリケードは、最近のブロードウェー・ミュージカルの舞台のように見えた。

 叫び声は消され、芝居のように、人々は美しく死につつあった。画面上の人々があえて多少強力な感情を見せたり、痛みでしかめっ面をしたりすると、常にブランド品ドレスを着た優雅な総合司会者が情け深く微笑んだ。彼女は責任者で、この全ての上にいた。パリやロンドンやニューヨークでは、強い感情や政治的関与や、壮大なイデオロギー行動は、既に、とっくの昔に時代遅れにされていた。

 私がパリで過ごしたほんの数日間に、多くのことが全ての大陸で変化した。

 彼らがあえて北京に忠誠を誓ったというだけの理由で、香港暴徒は同国人に火をつけ始め、進化していた。女性は顔が血で覆われるまで鉄棒で、いきなり打ちすえられた。

 レバノンでは、親欧米派政権転覆集団オトポールの「握り締めた大きなこぶし」が突然反政府デモの中心に現れた。レバノン経済は崩壊しつつあった。だがレバノン「エリート」は私の周辺で、パリで、世界で、お金を浪費していた。貧困に陥った中産階級や哀れなレバノンの貧しい国民は社会正義を要求していた。だがレバノンの金持ちは彼らを指して、あざ笑っていた。彼らは全員理解していた。彼らは自国を略奪し、置いてきぼりにし、今ここ「光の街」で素晴らしい大舞踏会を楽しんでいるのだ。

 だが欧米で彼らを批判するのはタブーだ。禁句だ。現状を維持するために使われる強力な欧米の武器、政治的公正、差別用語を使わないことが、彼らを手がつけられなくしたのだ。なぜなら彼らはレバノン人だから。中東から。うまい仕組みではないか? パリとワシントンにいる外国人のご主人のために、連中は自分たちの同胞、中東の人々から強奪しているが、パリやロンドンで、彼らの放蕩「文化」を暴露するのはタブーなのだ。

 イラクで、反シーア派の、それゆえ反イラン感情は、強烈に、明らかに、外国によって撒き散らされたのだ。いわゆるアラブの春の二番目に大きな話題だ。

 チリ人は、1973年以来ずっと、シカゴ・ボーイズによって無理やり押しつけられている新自由主義体制を追いだそうとして、戦い、死んでいる。

 成功し、民主的で、人種的に包摂的なボリビア社会主義政府は、ワシントンとボリビアの反逆罪幹部に打倒された。そこでも、人々はエルアルトやラパスやコチャバンバの街頭で死につつある。

 イスラエルは、ガザで再びやっている。全力で。

 ダマスカスは爆撃された。

 私はアルジェリア人やレバノン人やボリビア人を撮影に出かけた。レピュブリック広場で、彼らの目標を主張していた人々を。

 私はチリやボリビアや香港で、間もなく私を待ち受けている恐怖を予期した。

 私は熱狂的に書いていた。

 テレビは低いうなり音を立てている中。

 人々が笑い、叫び、泣き、和解し、ラウンジに入り、去り、会い、分かれた。

 世界とは無関係だ。

 画面上で爆弾が爆発し、人々が警察と軍に体当たりしているのに、はしたなく笑う人が頻繁に爆笑した。

***

 そして、ある日私は誰も本当に関心を持っていないのを悟った。突然、単純に。

 世界中で起きること全てを目撃する。それを文書化する。自分の命を危険にさらす。物事に関与する。怪我をする。時々、極端に死に近づく。

 TVは見ない。決して、あるいはほぼ決して見ない。そう、テレビ出演はする。記事と画像は提供する。だが、決して、その結果は見ない。自分の仕事、単語や画像が本当にどんな感情を呼び起こすかは見ない。そもそも、そうしたものは感情を呼び起こすのだろうか? 決して主流ではなく、反帝国主義メディアのためにしか働かない。だが誰のために働こうとも、交戦地帯からの自分の報道が、どんな表情を呼び起こしているのか全く見当がつかない。あるいは、どの交戦地帯からの記事が、どのような感情を引き起こすかも。

 そして、読者たちを見つめる多少の時間ができたパリで、突然理解した。

 理解した。なぜそれほど少数の人々しか手紙を書いてこないのか、戦いを支援してくれないのか、国々が帝国に破壊され、全滅されることに対し戦いさえしないのか。

 ホテルラのウンジに座っている人々を見回し観察し、はっきり悟る。彼らは何も感じていない。彼らは何も見たくないのだ。彼らは何も理解していない。フランス24局が映っているが、何年も前から、そうであるよう意図されたニュース局ではない。それは娯楽で、しゃれた背景雑音を作り出すことになっている。それはそうしている。まさにそれだ。

 BBC、CNNや、フォックスやドイチェ・ヴェレと同じだ。

***

 合法的に選挙された社会主義者のボリビア大統領が目に涙を浮かべて亡命を強いられている時に、私はリモートコントロールを手にし、チャネルを、とっぴで幼稚な漫画チャンネルに切り替えた.

 何も変わらなかった。私の周囲約20人の表情は変わらなかった。

 もし画面上で、亜大陸のどこかで核爆弾が爆発しても、誰も注意を払うまい。

 何人かが自撮り写真を撮っていた。私はマックブックで欧米文化の崩壊を書いていた。我々全員、それぞれに忙しかった。

 カシミール、西パプア、イラク、レバノン、香港、パレスチナ、ボリビアやチリは燃えていた。

 それが何だろう?

 私から10メートル先で、アメリカ人ビジネスマンが電話に叫んでいた。

「君は12月に私をパリに招待するつもりか? そうか? 詳細を話し合わなければならない。私は一日いくらもらえる?」

 世界中で、クーデター、蜂起、反乱。

 そして、青と白のレトロ調のブランド物ドレスを着た女性、ニュース・アナウンサーの実に確信に満ちた、実にフランス的で、際限なく偽物の非人間的で職業的な微笑。

***

 最近、私はヨーロッパと北アメリカの国民は、世界を支配する道義的権利を持っているかどうか、考え続けている。

 私の結論は、決してそうではない!

 彼らは知らず、知ることを望まない。権力を持った人々は知らねばならない。

 パリで、ベルリンで、ロンドンで、ニューヨークで、人々はうぬぼれたり、ささいな小さな利己的問題で「苦しん」だりするのに余りにも忙しい。

 彼らは自撮り写真を撮ったり、彼らの性的趣に夢中になったりするのに余りに多忙だ。もちろん彼らの「事業」にも。

 それが、私がロシアと中国のメディアのために書き、私のように怯えて、世界の未来を懸念している人々に語るのを好んでいる理由だ。

 遥か彼方モスクワにいる、この雑誌の編集者もそうだ。彼らは同時に不安で情熱的だ。私は彼らがそうであるのを知っている。私と私の報道は、彼らにとって何かの「商売」ではない。NEO編集室では、都市が潰滅され破壊されている人々は何らかの娯楽ではない。

 多くの西側諸国で人々は、感じ、関与し、より良い世界のため戦う能力を失った。

 この損失ゆえ、彼らは世界に対する権力行使を断念するよう強いられるべきだ。

 我々の世界は傷つけられ、破損してはいるが、大いに美しく、貴重だ。

 世界の改良と存続のために働くのは商売ではない。

 偉大な空想家や詩人や思想家しか、そのために戦い、舵取りするのを信じられない。

 読者に多くの詩人や空想家がいるだろうか? それとも、彼らはパリのホテルの客が、フランス24が放送するテレビ画面の前でしているような顔で振る舞うのだろうか?

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/20/lies-which-the-west-manufactures-and-then-consumes/

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 今度は等身大看板。インスタ映え?最長首相「七変化」年金生活者に旅行する余裕はない。たとえあってもこの看板がある町は避ける。

 サクラと幇間を見る会の写真を見るたび、サクラと幇間の諸氏を確認させられる。歌手、元大統領夫人タレント、ヘアメーク・アーティスト、歌手、俳優、その他もろもろ。

 地検特捜部が動くのを期待する方々がおられるのが謎。特捜部「隠退蔵物資事件を契機にGHQ主導で設立された「隠匿退蔵物資事件捜査部」が前身」と某ペディアにある。三つ子の魂百まで。宗主国による日本支配に不都合な人々を潰すのが任務。宗主国による日本支配に便利な傀儡を攻撃する理由など皆無。万一、動くとすれば、目先を変えるための次期傀儡後釜を用意してのことだろう。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』私物化問題で、安倍晋三首相にまたもや新疑惑!! 安倍首相が代表の選挙区支部が『桜を見る会』に旅費を支出していた証拠が明らかに!? 安倍首相の政治資金規正法違反の疑いが濃厚に!!」 2019.11.28日号~No.2632号~

2019年11月21日 (木)

エボ万歳! モラレスは打倒されたが、ボリビア社会主義は持続するだろう

2019年11月13日

「EVO YES」 - 落書きで汚されている(写真:Andre Vltchek 2019年)

Andre Vltchek
21st Century Wire

 彼らはそうすると誓い、彼らは実行した。ボリビアの封建領主やマスコミ大立者や他の背信的「エリート」連中は、政府を打倒し、希望を壊し、かつて南米で最貧国の一つだった国で極めて成功していた社会主義過程を中断させた。

 いつの日か彼らは、自身の国にのろわれるだろう。いつの日か彼らは、扇動のかどで裁判を受けるだろう。いつの日か彼らは、誰が彼らを訓練したのか、誰が彼らを雇ったのか、誰が彼らを意気地なしの獣に変えたのかを明らかにしなければならないだろう。いつの日か! 願わくば、すぐさま。

 だが今、国民に繰り返し選出されたボリビアの正当な大統領エボ・モラレスは最愛の国を去った。彼は、美しい手を差し出し、彼に政治亡命与えた友愛の国メキシコに遥かアンデスを越え飛んでいる。

 これが今だ。ラパスの目を見張る道路は煙で覆われ、兵士だらけで、血で汚れている。人々が行方不明になっている。彼らは拘留され、打ちすえられ、拷問にかけられている。手を背後で縛られ、壁に面して、ひざまずいている先住民の男性や女性の写真がソーシャル・メディア上で流布し始めている。

 子供用の遊園地や、かつて赤貧だった共同体を優雅なケーブルカーが結んでいる最近まで希望の場所だったエルアルトは、今や地元の息子や娘たちを失い始めている。戦いは過熱している。人々が、圧制者たちに旗を持って突進し、死んでいる。

 内戦、あるいは、より正確には、社会主義存続のための戦争、社会正義のための、先住民のための、帝国主義に対する戦争だ。人種差別主義に対する戦争。ボリビアのための戦い、植民地前の素晴らしい文化のため、暮らしのための戦争だ。パリやワシントンやマドリッドで見られるような暮らしではなく、アンデスあるいは南米の雨林深くで見られる暮らしだ。

 エボ・モラレスの遺産は明白で、理解するのは容易だ。

 政権を握っていたほぼ14年の間に、ボリビアのあらゆる社会的指標は急上昇した。何百万人もが貧困から救い出された。何百万人もが無料医療、無料教育、政府補助住宅や、インフラ、比較的高い最低賃金の恩恵を受けたが、スペイン人コンキスタドール、征服者の子孫や、ヨーロッパ人金採掘者たちの不正で無情な「エリート」に支配されてきた、この歴史的に封建制の国の過半数を占める先住民に返された誇りからも恩恵を受けた。

 無料医療を待つラパス市民(写真クレジット:Andre Vltchek 2019年)

 エボ・モラレスはアイマラ語とケチュア語を、スペイン語と同等の公式言語にした。彼は征服者の言語を使う人々と、これらの言語で会話する人々を同等にした。彼は素晴らしい土着文化を本来の位置に高め、それをボリビアの、地域全体のシンボルにした。

 (「一時的に」権力を奪取したが、それでも徹底的に違法な、ヨーロッパ風容貌のハニーネ・アニェスの周囲に再び現われた十字架をご覧願いたい)キリスト教の十字架へのキスがなくなっていた。その代わりに、エボは、ユネスコによれば「南アンデスと、更に広範囲を支配し、西暦500と900年の間にその絶頂に達していた強力な古代帝国の首都」ティワナクに、最少年一回は旅したものだった。そこは彼が精神的平和を求めた場所だ。そこは彼のアイデンティティの出所だ。

 欧米植民地主義者や帝国主義者文化、残忍な資本主義崇への畏敬はなくなっていた。

 これは、いにしえの深く根ざす新世界だった。ここに南米は再編成していたのだ。ここでも、コレアのエクアドルでも、コレアと彼の信念は裏切り者モレノに粛清され、追い出された。

 さらにまだある。クーデター前、ボリビアは経済破綻で苦しんではいなかった。経済は極めて順調に行っていた。経済は拡大し、安定し、信頼でき、自信に満ちていた。

 巨大ボリビア企業の所有者さえ、もし彼らが、いささかでもボリビアとその国民を思いやっているのであれば、大喜びする無数の理由があったのだ。


 モラレス下で成功したインフラ計画には、ラパスをエルアルトと結びつけるケーブルカー・ネットワークもある(写真:Andre Vltchek 2019年)

 だがボリビア財界は、実に多くの他の中南米諸国同様、唯一無二の「指標」に取りつかれている。「一般市民より、どれだけ上にゆき、どれだけ稼げるか」。これは植民地主義者の古い心理、封建制の、ファシストの心理だ。

 何年も前、ラパスで私は上院議員でマスコミ所有者の古い家族に晩餐に招待された。私が誰か知ているにもかかわらず、恥も恐れもせず、公然と彼らは話した。

 「我々はこの先住民野郎を追い出すつもりだ。奴は自分を誰だと思っているのだ? 1973年にチリでしたように、そして今ベネズエラでしているように、その過程で我々が何百万ドルも失なおうとも、我々はやるつもりだ。我々の秩序復活が最優先事項だ。」

 こうした人々を説得する方法など皆無だ。彼らをなだめるのは不可能で、押しつぶし、破るしかないのだ。ベネズエラ、ブラジル、チリ、エクアドル、あるいはボリビア。彼らはアルベール・カミュが書いた小説『ペスト』、有名なファシズムのシンボルの伝染病のよう、ネズミのようだ。彼らは隠れることができるが、決して完全に姿を消さない。彼らはいつでも、通告無しで、どこかの幸福な都市を侵略する用意ができている。

 彼らのルーツは欧米にあるので、彼らは常に欧米に協力する用意ができている。彼らはまさに北米の帝国主義者のように、ヨーロッパの征服者のように思考する。彼らは二重国籍を持ち、世界中に家がある。彼らにとって、中南米は単に、暮らし、自然の資源を略奪し、労働を搾取する場所に過ぎない。彼らはここで強盗し、他の場所で金を使う。どこか余所で子供を教育し、どこか余所で手術を(整形も、普通の手術も)受ける。彼らはパリでオペラ劇場に行くが、決して自国では原住民と混じらない。たとえ何らかの奇跡で、左翼に加わっても、それは決してヨーロッパ以外の国々の本当の反帝国主義革命左翼ではなく、北アメリカやヨーロッパのアナルコ・サンディカリスト左翼だ。

 彼らは自国の成功を必要としていない。彼らは偉大な繁栄するボリビア、全国民のためのボリビアを必要としていないのだ。

 彼らは繁栄する企業だけが必要なのだ。彼らは自分の家族と一族のため、彼らの山賊グループのため、彼ら自身のために金、利益を欲している。彼らは崇拝され、「例外的で」、優位にあると考えられるのを望んでいる。誰も聞いていない時、彼らが先住民をそう呼ぶ「汚いインディアン」との大きなギャップなしでは生きられないのだ!

 モラレス大統領時代に完成した多くの業績の一つ、エルアルトの大規模公営住宅プロジェクト(写真:Andre Vltchek 2019年)

 それが、今そうし始めているように、ボリビアは戦い、自身を守るべき理由だ。

 もしこれが、エボと彼の政府に起きていることが「終わり」なら、ボリビアは数十年後退するだろう。再び、あらゆる世代が、水も電気も無し、希望無しで、土から作られた田舎の小屋で、絶望で、生きたまま朽ち果てるだろう。

 「エリート」は今平和について話をしているが、一体誰のための「平和」だろう? 彼らのためだ! エボ以前にあった平和だ。金持ちはゴルフや買い物で、彼ら最愛のマイアミやマドリッドに飛ぶことができるが、国民の90%がいじめられ、恥をかかされ、侮辱される「平和」。私はその「平和」を覚えている。ボリビア国民はもっと良く覚えている。

 私は90年代に数年間隣国のペルーで内戦を報道し、しばしばボリビアに入った。私はそれについての小説 「Point of No Return 後戻りできない場」を書いた。全く恐ろしいものだった。私はコンサートや、きちんとした場所で、一杯のコーヒーを飲むために現地カメラマンを連れて行くことさえできなかった。彼らが先住民チョロ(インディオやメスティーソを指す言葉)だったから。自国内では、とるにたらない人なのだ。それはアパルトヘイトだった。もし社会主義が復帰しなければ、再びアパルトヘイトになるだろう。

 数カ月前、私が最後にボリビアに行った時、それは全く違う国だった。自由で、自信に満ちていた。衝撃的だった。

 私がボリビアとペルーで四半世紀前に見たものを思い出して、私は、はっきり決定的に宣言する。「このようなエリートに提案される「平和」など、くそくらえ」!

 もちろん、これは欧米マスコミは、少しも言及しない。私はニューヨーク・タイムズからロイターに至るまで彼らをモニターしている。アメリカ、イギリス、そしてフランスさえ。彼らの目は輝いている。彼らは興奮を隠すことができない。陶酔感を。

 ニューヨーク・タイムズは、アメリカが計画した1965-66年のインドネシア軍事クーデターも、あるいは1973年9月11日のチリ大虐殺も祝っていた。

 予想通り、今はボリビアだ。欧米中いたる所で大きな微笑。再三再四、OAS(米州機構)の「調査結果」は、事実であるかのように引用されている。西側の権益、特にワシントンの権益に全く従属的な組織の「調査結果」を。

 こう言っているかのようにだ:「クーデターをした連中が、それは実際に起きていないと言っているのだから、我々はクーデターが行われなかった証拠がある。」

*
 11月10日、パリのレピュブリック広場の真ん中で、背信的なボリビア人の大群衆がエボの辞職を要求して集まった。私はこの人々を撮影し、写真を撮った。私は、この場面を、子孫のために持っていたかったのだ。

 彼らはフランスに住んでいる、彼らの忠誠心は欧米に対するものだ。他の人々は、先住民だが、一部はヨーロッパ血統でさえある。

 精力的に彼らの元母国を破壊するために働いて、アメリカとヨーロッパに住んでいる何百万人ものキューバ人、ベネズエラ人、ブラジル人がいる。彼らは新しいご主人を喜ばせるため、儲けるため、さまざまな他の理由でも、そうしている。

 これは平和ではない。中南米だけでも既に何百万もの命を奪った酷い残忍な戦争だ。

 この大陸で、富は地球上最も不公平に分配されている。何億人もの人々が窮乏で暮らしている。一方、他の連中、ボリビア封建制の人間クズの息子や娘が、欧米に仕えるため、知的に条件付けされるべく、ソルボンヌやケンブリッジに通っている。

 私は毎回繰り返すが、まともで誠実な政府が人々によって民主的に選出されるたびに、誰かが、この緊急状況を改善するため素晴らしい解決策や堅実な計画を発明するたびに、時計はカチカチいい始める。そうした指導者は何年も(時には数カ月も)もたない。彼や彼女は殺されるか、打倒されるか、屈辱を受け、権力の座から無理やり追放されるのだ。

 その国はそれから、最近(モレノ下で)エクアドル、(マクリー下で)アルゼンチン、(ボルソナーロ下で)ブラジルに起こったように、文字通り最低のものに戻る。残忍な現状が維持される。何千万人もの生活が破壊される。「平和」が戻る。欧米政権と、その従僕のために。

 そこで、レイプされた国が痛みで叫ぶと、無数の国際NGOや国連政府機関や資金団体が、突然「難民に手を貸し」、「女性に権利を与える」べく子供を教室に入れたり、栄養失調と空腹感と戦うと決めたりするのだ。

 もし自国民に奉仕する選出された政府が、そっとしておかれれば、本物の平和の状態で残されていれば、このどれも必要でないはずなのだ!

 この全ての病んだ感傷的偽善をマスコミは決して公に論じない。進歩的な中南米の国(そして世界中の多数の他の国々)に浴びせられる全ての欧米テロはもみ消される。

 もうたくさんだ!

 中南米は、再び目を覚ましている。人々は憤激している。ボリビアでのクーデターは抵抗に会うだろう。マクリー政権は倒れた。メキシコは慎重に社会主義の方向に進んでいる。チリは社会主義を取り戻したいと思っている。1973年、軍靴に押しつぶされた国が。


 母と子:何世紀もの中で初めて、モラレスが、先住民ボリビア人を社会の中の平等な一員として威厳を持って生きることを可能にした(写真:Andre Vltchek 2019年)

 人々の名において、素晴らしい先住民文化の名において、大陸全体の名において、ボリビア国民は今抵抗し、ファシスト、親欧米勢力と対決して奮闘している。

 革命的な言語が再び使われている。それはパリやロンドンでは時代遅れかもしれないが、南米ではそうではない。ここでは、それが重要なのだ!

 エボは負けなかった。彼は勝った。彼の国は勝った。彼の指導の下、ボリビアは素晴らしい国になった。希望に満ちた国、パトリア・グランデ(大祖国)至る所の何億人もの人々に大きな希望を与える国になった。リオグランデ川の南にいる全員それを知っている。彼に亡命を認めた素晴らしいメキシコも、それを知っている。

 エボは勝った。それから、彼は背信的な軍、背信的な財界凶悪犯、封建制土地所有者、ワシントンに追い出された。エボと彼の家族と僚友は、自身をキリスト教徒と呼ぶ極右の準軍事組織リーダー、ルイス・フェルナンド・カマチョに残忍に取り扱われ、彼の部下の男女にも残忍に取り扱われている。

 ボリビアは戦うだろう。ボリビアは彼が属する場所、大統領官邸に正当な大統領を連れ帰るだろう。

 エボを北のメキシコに運ぶ飛行機は、実際は、彼をボリビアに連れ返るのだ。それは実に大きな迂回だ。何千キロメートル、何カ月も、多分何年も。だが飛行機が離陸した瞬間から、ラパスへと戻る壮大な叙事詩的な旅が始まったのだ。

 ボリビア国民は彼らの大統領を決して見捨てるまい。エボは永久に彼の国民とつながっている。ボリビア万歳!なんてこった!

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 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査ジャーナリスト。彼の21WIREアーカイブをここで見る。彼は多数の国で、戦争と紛争を報道している。彼の最新刊の4冊は、ジョン・B・カブ・ジュニアと共著の『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、ベストセラーの政治ノンフィクション『Exposing Lies Of The Empire』。彼の他の本をここで見る。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対談本『On Western Terrorism』((日本語翻訳版は チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで)を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターで連絡を取ることができ、Patreonで彼を支援できる。

記事原文のurl:https://21stcenturywire.com/2019/11/13/viva-evo-morales-overthrown-but-bolivian-socialism-will-endure/

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 女優薬物騒動は報じるが、ボリビア・クーデターの本格的な報道などあるのだろうか?相撲の合間に流れる大本営広報部呆導しか見ていないが。ホンジュラス・クーデター時も、まともな報道、全く記憶にない。最近の相撲、世代交代時期を感じる。相撲は、一定程度実力を反映する。宗主国では、政治支配は実力と無関係。宗主国に貢げば、最悪のウソツキでも延々居座りさせ、宗主国に不都合なら、なんとしても打倒する。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』前夜祭に関する安倍総理の虚偽説明が発覚! さらに総理とホテル・ニューオータニの裏取引疑惑も!」2019.11.21日号~No.2625号~

 明日のインタビューは興味深い。

参院文教科学委員会で参考人4人全員が英語民間試験導入に否定的意見を陳述! 明日午後5時半より5日の衆院文部科学委員会で文部省の作業部会を「自作自演」と批判した国立京都工芸繊維大学・羽藤由美教授に岩上安身がインタビューします!

2019年11月15日 (金)

釈放されたルーラ、激怒するボルソナーロ

Danica Jorden
2019年11月11日
openDemocracy

 憲法裁判所裁定により、ルーラが暫定的に釈放された。かなりのブラジル国民が喜びと希望でニュースを歓迎した。だがボルソナーロは激怒で反応し、彼を「有罪の人間のかす」と呼んだ。

***

 2019年11月8日金曜、元ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァがクリティバの刑務所から出所し、多くが一年以上半前に彼が拘置所に収監されて以来、キャンプをしていた支援者の群集に歓迎された。翌日、苦難と過去の咽喉癌手術によるかすれ声で、ブラジル、サンパウロの自動車産業の首都で、労働運動の中心、サンベルナルド・ド・カンポに集まった何千人も前に、ルーラは45分演説した。事務所が演説の背景幕を提供した金属労働者組合の深紅のTシャツを多くの人々が着ていたため、赤の海状態だった。

 ブラジル最高裁判所は、最終的に、ブラジル憲法に反して、彼の上訴が受理される前に、ルーラが不当に投獄されたことを認めるよう強いられた。彼が大統領に復帰すべく立候補を発表したのとちょうど同じ時に、元大統領は海岸に面したマンションを賄賂として受け取ったかどで告訴された。超保守派ヤイル・ボルソナーロが大統領になり、彼は早々有罪とされ、汚職のかどで12年の刑を宣告された。

 だがマンションは建設さえされておらず、ルーラは海岸から離れた、その背後のビルのより簡素なマンションを買っていた。 にもかかわらず、セルヒオ・モロ裁判官は、ルーラを有罪と裁決した。その後モロは、ボルソナーロ大統領に法務大臣に任命された。2019年6月、グレン・グリーンワールドと、インターセプト・ブラジルのデイビッド・ミランダはデルタン・ダラニョール主任検事とモロの間の「不適切で道義に反する策謀」を示す「秘密書類の膨大な山」を公表した。

 元ブラジル大統領ルーラの有罪判決は彼の2018年大統領選出馬を防ぐのが狙い

 ルーラは戦い続ける上で元気いっぱいだと語った。金曜夜、彼はソーシャル・メディアで言った。

「この国で起きている狂気からブラジルを解放するのを私は自由に手伝える。」

 土曜、支援者に彼を慕わせる共感を示して、刑務所で「友達を作り」、復帰のために自身「精神的に準備する」のに役立ったと彼は言った。

 仕事の事故で指を失った手で2つの不具合なマイクを切り替えて、彼はブラジルの貧しい北東のつつましい出自と、組合と労働者の団結が与えてくれた機会を説明した。

「私はグラニウス市で生まれました。私は7歳の時そこを出てサンパウロに来ました。私は文盲に生まれ、亡くなった母親と父親に育てられました。1979年以来、私はいつも、私の政治的進化は、この国の働く男性と女性の政治的進化の産物だったと言っています。全て文盲のまま亡くなった母親と組合のおかげです」と言って、政治学と経済学の講座を受けた金属労働者組合本部を指し示した。

憎悪や復讐の必要性から解放され「580日間の独房監禁で、精神的に自分を準備しました」。「私と同じように明らかな良心でモロが眠れるのを疑います。ボルソナーロが私と同じように明らかな良心で眠れるのを疑います。私は仕事を破壊し、ブラジル国民の企業を破壊したグエデスという名の、夢を潰した責任がある大臣が、私と同じように明らかな良心で眠れるのを疑います。私は帰ってきたと彼らに言いたいと願っています!」

 シカゴ大学で教育を受けたパウロ・グエデス経済大臣は、投資と国の年金基金における何億ドルもの損失に関し、2018年から詐欺のかどで調査中だ。

 ルーラはリオ議員マリエル・フランコ暗殺の適切な捜査を呼びかけ、こう発言した。

「リオデジャネイロで、ボルソナーロは、軍人ではなくブラジル国民のために統治すべく選出されたことを理解する必要があります。我々はこれら軍人が我が国を破壊するのを許してはなりません。」

 現大統領ボルソナーロは「この一時的に釈放されたが依然有罪のくずには弾薬を与えない」よう支持者に注意し、ルーラがまだ無罪と認められていないことを想起させた。

記事原文のurl:https://www.opendemocracy.net/en/democraciaabierta/lula-free-bolsonaro-rage/

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 ブログ「私の闇の奥」記事「ルーラ・ダ・シルヴァ、お帰りなさい」を拝読して、この釈放の話題に気がついた。

 敵はさるもの、ひっかくもの。大本営広報部が「サクラを見る会」に注意を集中させている中、「日米貿易協定」締結やら「カルト大学」設置承認が進んでいる。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』疑惑の裏、日米貿易協定が衆院通過へ! 米国益となる世紀の不平等条約を安倍政権は最優先!!」2019.11.15日号~No.2619号~

 植草一秀の『知られざる真実』の最新記事も、日米FTAについて、同様の趣旨のことを書いておられる。

2012年に政権を奪還した皆さんのための桜を見る会

 岩波書店の月刊誌『世界』2019年12月号は、特集が二つ。「特集1:気候クライシス」「特集2:難民を追いつめる日本」。このうち〈難民「仮放免」者座談会〉を読んで驚いたところだったが、更に酷いニュースもある。

女性の着替えやトイレを監視―入管が組織的セクハラ、森法相もドン引き

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