ユダヤ・イスラム・キリスト教

2023年12月22日 (金)

2023年のクリスマスが中止されたベツレヘムの暗闇

スティーブン・サヒオニー
2023年12月16日
Strategic Culture Foundation

 今年のクリスマス、ベツレヘムのホテルの部屋は空っぽで、益々戦場の様相を呈している地域にキリスト教徒巡礼者が旅行したがらなかったため地元企業は苦しんでいる。

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 イエス生誕の地ベツレヘムは今年のクリスマスを中止した。現代の祝祭が始まって以来初めて、イエス生誕の地が飼い葉桶広場の木を飾らない。

 最初のクリスマスの物語では、ヨセフとマリヤは宿屋から追い出され、全ての部屋が満室だった。今年のクリスマス、ベツレヘム全ホテルの部屋は空っぽで、ジェニンなどの被占領西岸地区をイスラエル国防軍が絶えず襲撃する中、益々戦場の様相を呈している地域にアメリカやヨーロッパからのキリスト教巡礼者が旅行したがらなかったため、地元企業は苦しんでいる。

 「家では祝えるが、心の中では苦しんでいる」とギリシャ正教の司祭イブラヒム・ダブールは述べた。「クリスマスツリーを飾るにはどうしたら良いでしょう?」

 イスラエル政府は、オリーブ山のキリスト教遺跡を国立公園に変える計画を立てている。イスラエルがキリスト教徒を追い払った後、最終的にそれら全てを金儲けのための観光名所に変えたいと考えているため、古代の教会や聖書の遺跡の将来は不確かだ。

 ガザでの戦争とヨルダン川西岸地区の空襲

その後の逮捕も含め、以前から続いていたが、10月7日のハマスによるイスラエル攻撃で1,000人以上のイスラエル人が死亡した後、被占領ヨルダン川西岸地区でのイスラエル国防軍襲撃と攻撃は激しさを増している。

 エルサレム、被占領ヨルダン川西岸地区、ヨルダンの様々な教会の長たちは、ガザのパレスチナ人の苦しみとイスラエルのガザに対する戦争で現在17,000人を超え日々増加している死者数に連帯して今年のクリスマスを暗いクリスマスにする集団的決定を下した。

 イスラム教徒が大半を占めるヨルダンでは、クリスマスは祝日で、街の広場やショッピングモールの多くが季節の飾り付けで飾られている。しかし全国の集会は、公共ツリーの点灯、クリスマ市場、スカウトパレード、子どもへのプレゼント配布などの伝統的なお祭りを見送る。

 アメリカの福音派シオニスト

 「私たちには、西側諸国の友人たちに語りかける役割があります」とヨルダン・アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教会の理事長兼総監督のデビッド・リハニ氏は述べた。「闇雲に誰かの味方をせよとはイエスは教えませんでした。」

 ガザを「駐車場」に変え、岩のドームを爆破して第三神殿のための場所を作り、イエスの再臨を告げるようテネシー州を拠点とするグレッグ・ロック牧師がイスラエルに呼びかけている有名な映像に彼は言及した。そのようなキリスト教シオニズムと関わるのを聖地現地の福音派は拒否しているとリハニ氏は言った。

 エルサレムのパレスチナ人で、小さなパレスチナ福音主義教会に所属するジョン・ムナイヤーは、キリスト教徒への嫌がらせが特に過去6カ月増加しており、国際的影響を及ぼしていると述べた。

 「国際的キリスト教世界には、イスラエルを熱烈に支持する人々や占領に反対するパレスチナ人の闘争に共感する人々や、その中間にいる人々が大勢います」とムナイヤーは述べた。「国際会議やコミュニティを回っています。暴力的な出来事は目立った変化をもたらし、イスラエルとユダヤ人に対する正しい態度は一体何かという疑問を多くの人々に抱かせます。」

 イスラエル人に攻撃されているパレスチナのキリスト教徒

 2002年4月2日から5月10日にかけて、ヨルダン川西岸地区のベツレヘムにあるキリスト降誕教会がイスラエル国防軍(IDF)に包囲された。2002年4月7日、イスラエルに対し、国際的義務に則り、宗教施設を尊重するようバチカン市国が警告した。2002年4月20日、エルサレムのギリシャ正教会が、来る日曜日を教会の人々と教会自体の「連帯の日」にするよう世界中のキリスト教徒に呼びかけ「人々と教会に対する非人道的措置」と呼ぶものを止めるための即時介入を求めた。

 2018年のクリスマスに先立ちガザ地区に住む少数派キリスト教徒がクリスマスを祝うためヨルダン川西岸地区やエルサレムのキリスト教聖地や教会を訪れるのをイスラエルは禁じた

 イスラエルとパレスチナ解放機構が1994年にオスロ和平協定に署名するまで約5,000人のキリスト教徒(ほとんどがギリシャ正教徒)はガザ地区に住んでいた。しかし、イスラエル人とパレスチナ人の紛争が続いているため、その数は劇的に減少した。

 パレスチナ人200万人が暮らすガザ地区のキリスト教徒は、毎年ヨルダン川西岸地区のベツレヘムとエルサレムを訪れ、そこでパレスチナのキリスト教徒と合流しクリスマスと新年を祝っていた。

 2017年の復活祭に先立ち、エルサレムに入ろうとするキリスト教パレスチナ人はイスラエル国防省占領地政府活動調整官組織(COGAT)調整官による承認が必要だった

 2023年1月26日、エルサレム旧市街にあるタブーン・アンド・ワイン・バーのアルメニア人オーナー、ミラン・クリコリアンは、イスラエル人入植者の暴徒がクリスチャン地区にある彼のバーを襲撃し「アラブ人に死を...キリスト教徒に死を」と叫んでいるという電話を受けた。

 彼が警察に行くと、犯罪を報告して手を煩わせたことを警官が叱った。

 数日後、アルメニア人地区で告別式を終えたアルメニア人が棒を持ったイスラエル人入植者に襲われた。入植者がアルメニア人修道院の壁をよじ登り、十字架が描かれた旗を降ろそうとした際、アルメニア人は唐辛子スプレーを浴びせられた。アルメニア人が彼らを追い払うと、入植者たちは「テロ攻撃だ」と叫び始め、警察はアルメニア人に銃を向け、被害者の一人を殴打して逮捕した。

 エルサレムのキリスト教社会に対するユダヤ人の敵意は根強く、あらゆる宗派に及んでいる。2005年以降、聖週間、特に聖なる火の土曜前後のキリスト教祝祭は、軍のバリケードと兵士やユダヤ人入植者からの過酷な扱いを受け、聖墳墓教会に入場できる礼拝者の数は、聖なる火の儀式中11,000人ほどだったが、昨年からわずか1,800人へと大幅に制限されている。

 イスラエルで現在のユダヤ過激派政権が権力を握って以来、エルサレムのキリスト教徒に対する事件は、より暴力的で日常茶飯事になったと報じられている。今年初め、プロテスタントのシオンの山墓地にあるキリスト教徒の墓が30基冒涜された。

 鞭打ち教会(Flagellation church)では、イエス像をユダヤ人入植者がハンマーで攻撃し、日曜礼拝中、ゲッセマネ教会にイスラエル人がやってきて、鉄棒で司祭を攻撃しようとした。イスラエル人に唾を吐きかけられたり怒鳴られたりするのは、キリスト教徒にとって「日常茶飯事」になっている。攻撃者を捕まえたり罰したりするために警察はほとんど何もしていないと、これら事件の被害者は報告している。

 「私が恐れているのは、これらの加害者が知られているのに、彼らが無処罰を享受していることです」と福音ルーテル教会の名誉司教ムニブ・ユーナンは述べた。「それが、彼らがこういうことをしている理由です」

 フランシスコ会は聖地の隅々にカメラを設置しているが、執拗な攻撃のため一般の人々に対して益々閉ざされつつある。

 イデオロギー的には、キリスト教徒とその聖地を標的にした主な原因は、過激派ユダヤ教集団から来ると共同体や教会の指導者は言っている。

 彼らの心は『メシアニック・シンドローム』に取り憑かれている。彼らは全土を乗っ取ろうとしている」と、ギリシャ正教のエルサレム総主教テオフィロス3世は言った。

 自分たちは法の適用を受けないのをユダヤ人は知っており、銃によってさえキリスト教徒に嫌がらせをし、それで咎められずに済むのを知っている。キリスト教徒を彼らは「異教徒」や「偶像崇拝者」と呼んでいる。」

 「国家安全保障大臣はキリスト教施設などを攻撃する過激派ユダヤ人を弁護していた弁護士だ」と、イタマール・ベン・グヴィルに言及して1月に襲撃されたアルメニア人青年の一人が言った。「最高位の役人が最過激主義者だったら一体何を期待できますか?」

 キリスト教徒に唾を吐きかけるユダヤ人

 10月5日、イスラエルのユダヤ人がキリスト教徒に唾を吐くのは犯罪ではないとイスラエルの犯罪・治安担当大臣イタマール・ベン・グヴィルは述べた。少数派の宗教を信仰する人々に唾を吐くのは、ほとんどの国で憎悪犯罪と見なされるだろうが、イスラエル政府にとって、それは単に「古いユダヤ教の伝統」に過ぎない。

 2023年7月、カトリックのペンテコステ儀式中に、約20人の超正統派ユダヤ教徒がラッパを吹き大声で罵声を浴びせて式典を妨害した。「エルサレム・キリスト教徒の信教の自由を我々は非常に懸念している」と式典に出席したアメリカ国務省代表は述べた。

 最後の晩餐が行われたとされる「二階の広間」は6月のミサの舞台となったが、ユダヤ人が外でスピーカで騒音を流し、催しを台無しにし、その2週間後、ユダヤ人の男が「二階の広間」の窓を割った。

 2023年初頭以降、エルサレム旧市街では「娼婦マリアの子イエス」と書かれた落書きなどキリスト教徒に対するヘイトクライム20件を含む多数の破壊行為が記録されている。

 6月に「なぜユダヤ人は非ユダヤ人に唾を吐くのか」と題する会議が旧市街で開かれたが、イスラエル外務省はボイコットした。

 イスラエルのユダヤ人ツアー・ガイド、ロビー・バーマンは唾吐き事件を二件目撃しており、キリスト教徒に対する嫌がらせの取り締まりがないことに憤慨していると語った。ある土曜の朝、ヤッファ門でギリシャ正教の司祭に唾を吐きかける2人の少年を目撃した後、側に立っていた2人のイスラエル警官に注意したが彼らは行動するのを拒否した。

 バーマン自身、ヴィア・ドロローサでパレスチナ人警備員おしゃべりしていた際、唾吐き攻撃の犠牲者だった。彼らが話していた際、非ユダヤ人に間違えられた。「現代の超正統派の家族が通り過ぎた。父親、母親、若い夫婦、そして子どもが沢山いた。青年は私の足に唾を吐きかけた」とバーマンは言った。

 個々の寄稿者の見解は必ずしもStrategic Culture Foundationのものでない。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/12/16/darkness-in-bethlehem-as-christmas-2023-is-cancelled/

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 Alex Christoforou YouTube

Yemen, Russian ships can pass. Blinken, no Magic Pot for Ukraine. Macron, D-Day invite to The Putin

 冒頭はアントニー・ブリンケン国務長官。もはやこれまでの水準の支援は不要。
 These levels of support and assistance will no longer be necessary."

 “I am certain the United States of America will not betray us, and that on which we agreed in the United States will be fulfilled completely,”と年末演説でゼレンスキーが言ったばかり。

 「宗主国は我々を裏切らない。」と属国傀儡は思いたがるもの。

 「ベトナムでもイラクでもアフガニスタンでもそうだった。旗色が悪くなると見捨てて撤退する。ウクライナもそうなる。アメリカはそこにあるわけではない。」とマクレガー氏は主張していた。

 デモクラシータイムス

オスプレイ、やっぱり欠陥機?米軍も全機飛行停止【半田滋の眼 NO.92】20231221 43:14

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

ヨルダン川西岸は面積は5,660km2、人口約380万人、この地はファタハが支配。イスラエルのガザ侵攻以来、西岸でイスラエル軍は攻撃強化。これと共に西岸でのハマスの人気が急増。平和的であれ、武装したものであれ、抵抗を通じ祖国の完全な解放を求める声が高まっている

 日刊IWJガイド

「ドイツ軍がロシア軍と全面対決へ!? ベラルーシ・ロシアと国境を接するリトアニアにドイツ軍5000人の重装甲第42旅団が展開!」

はじめに~ドイツ軍がロシア軍と全面対決へ!? ベラルーシ・ロシアと国境を接するリトアニアにドイツ軍5000人の重装甲第42旅団が展開! 他方、ドイツ社会は、ロシアからの格安の天然ガス提供が断たれて以来、深刻な経済的苦境が続き、それに乗じて極右政党AfDが旧東ドイツ地域を超えて全国的に急速に躍進! 次にファシズムが再来するときは、反ユダヤ主義ではなく、親米・親イスラエルで、反イスラム主義をベースとするのか!?

【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

【第1弾! ウクライナ支援の米国防総省予算が12月30日に枯渇! 米上院はウクライナ追加支援を含む補正予算は「来年初めまで採決されない」と表明!】しかしウクライナのゼレンスキー大統領は「米国は我々を裏切らないと確信している」と、記者会見で強弁! 米国は「負け戦さ」に無駄に追い銭を投げ込み、財政破綻への道を突き進むのか!? (『ロイター』、2023年12月20日)

【第2弾! 米国モンマス大学の世論調査でバイデン大統領の支持率が就任以来最低の34%に!】インフレ対策と移民問題で、米国人の7割近くが不支持と回答! インフレ率が緩和しているにもかかわらず、生活困窮を訴える米国人は44%に増加!! 米国は他国の戦争に金を注ぎ込んでいる場合か!? (『モンマス大学』、2023年12月18日)

【第3弾! ガザでイスラエル軍に殺害されたパレスチナ人住民が2万人を突破! イスラエル訪問中のオースティン米国防長官は、「作戦規模縮小をイスラエルと協議した」などと、上辺だけ取りつくろいながら「イスラエル最大の友好国」として武器支援継続を表明!】イスラエルのネタニヤフ首相は「ハマスのすべてのテロリストは投降するか、死ぬかのどちらかだ」と豪語! 実際には、先住民であるパレスチナ人の抹殺を図る!!(『時事通信』、2023年12月21日)

2023年12月11日 (月)

ベツレヘムの瓦礫に埋もれたイエス

フィニアン・カニンガム
2023年12月7日
Strategic Culture Foundation

 バイデンやネタニヤフや彼らの欧米支援者全員、2000年前に神の子を殺そうとして幼児を虐殺した現代のヘロデ王だ。

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 今年ベツレヘムの全てのキリスト教会は、いつもの方法でクリスマスを祝うことはしない。宗教的礼拝や祈りはあるが、祭りやイルミネーションはない。

アーメン!

 圧倒的な雰囲気は、欧米が支援するイスラエルによる大量虐殺の暴力に苦しむガザとヨルダン川西岸の人々への哀悼と連帯だ。

 ベツレヘムは、キリスト教徒が神の子と信じているイエスの歴史的な生誕の地だ。「世界の救世主」は、約2000年前、貧困の中、現在の被占領パレスチナ西岸地区の町ベツレヘムの質素な馬小屋で生まれたとキリスト教徒は信じている。

 ローマ帝国の代わりに、アメリカとアメリカが武装させたイスラエル守備隊がいる。

 毎年ベツレヘムではクリスマスを祝う壮大なお祝いが行われ、町の広場に点灯された巨大なクリスマスツリーが立てられ、花火が打ち上げられ、世界中から巡礼者が集まる。

 ところが今年は、甘やかすワシントンのおかげで、西岸地区と、もう一つのパレスチナ自治区であるガザ地区が、完全武装したイスラエルによる、お咎めなしの衝撃的に残忍な軍事暴力に曝されているので、海外からの訪問者はあるまい。

 無防備な民間人に対するイスラエル猛攻は、イスラエルのしかめっ面ベンヤミン・ネタニヤフ首相が宣言し、欧米諸国政府に支持されているが、これは10月7日の過激派組織ハマスによる致命的攻撃に対する報復だ。

 現実には、他の多くの観察者にとって、それはパレスチナとパレスチナ人を地図から消し去るため、この機に便乗した極悪非道な大量虐殺の拡大だ。その目的をイスラエルは、認めている。アメリカとヨーロッパの黙認のもと(和平プロセスを装い、人道支援を届けるという名目で)何十年にもわたり続けてきた緩慢なパレスチナ人大量虐殺は、今や恐ろしいほど加速している。今や何のてらいもない。しかも欧米政府の異議申し立てもなしでの露骨な厚かましさは衝撃的だ。あたかもそれが当たり前で、許されることであるかのように虐殺が毎日テレビ放映される。

 60日以上イスラエル国軍はガザを爆撃しており、西岸のパレスチナ人を組織的に殺害している。死者の合計は16,000人を超え、負傷者は40,000人以上だ。犠牲者の大半は子どもと女性で、何千人もが行方不明で、イスラエルの無差別空爆で瓦礫に埋もれている。

 ガザ住民220万人の80%以上がイスラエル爆撃のおかげで避難させられている。狭い海岸の飛び地のどこも安全ではない。病院や学校やモスクや教会や国連が運営する難民キャンプが攻撃されている。

 いわゆる安全地帯を作ったイスラエルをバイデン政権が褒め称えるのは身勝手で吐き気を催す大量殺戮の隠れ蓑だ。この邪悪な茶番に、アメリカや欧州連合や欧米マスコミ全てが加担している。欧米諸国や連中の手先マスコミの、いかなる真正で意味ある実際的反論もないイスラエルによる毎日の大量虐殺は忌まわしいものだ。反対するどころか、アメリカはイスラエルにバンカーバスター爆弾を送付し、ガザとそこに住む全ての人々を殲滅している。ワシントン政治家連中は大虐殺を応援している。

 イスラエル政権が示している恐ろしい戦争犯罪と野蛮な非人道性を考えると、ベツレヘムのクリスマス行事で通常の祝祭を行わないのは、まさに正しく絶対正しい。今年、キリスト教徒であることは、これまで以上に無辜の人々虐殺の証人となり連帯して立ち上がることを意味する。

 それはアメリカやヨーロッパのいわゆるキリスト教徒たちに自分がしていることを暫し思案させるだろうか? キリスト生誕の地で、とんでもない! これ以上の矛盾があるだろうか?

 聖地の苦しむ人々と連帯してローマ・カトリック教会、ギリシャ正教会、アルメニア教会などベツレヘムの全ての教会は手を携えている。

 ベツレヘムのギリシャ総主教イッサ・ムスレ神父は述べている。「今年は全く違う年になるだろう。明かりもクリスマスツリーもガザで虐殺された人々を悼むことになる。ここには深い悲しみの雰囲気がある。クリスマスにしか礼拝しないと全ての教会が決めた。」

 ムンサー・イスハーク牧師率いるベツレヘム福音ルーテル教会は馬小屋にいる幼子イエス降誕の場面を、コンクリートの瓦礫に埋もれた子供に置き換えようとしている。これは今のパレスチナの劣悪な状況を反映した初のクリスマスの力強い再現だ。

 キリスト教徒にとって、今パレスチナの聖地で瓦礫に埋もれたイエスのこの表現は、単なるはやりの修正主義ではなく、本来の出来事と完全に合致するはずだ。

 イスハーク牧師は述べた。「ガザの人々が大量虐殺を経験している今年クリスマスを祝うのは不可能だ。我々は世界にメッセージを送りたかった。全世界がクリスマスを華やかに祝っているが、我々にとってクリスマスはこういう姿だというメッセージだ。

 この牧師は更に言った。「クリスマスは抑圧されている人々や苦しんでいる人々と神の連帯だ。そして、もしイエスが今年生まれ変わるとしたら、苦しんでいる人々と連帯して、ガザの瓦礫の下で生まれるだろう。

 これは現在キリスト教徒であることの意味に関する脅威的な啓示だ。我々は抑圧される側に立つべきなのか、それとも抑圧する側に立つべきなのか。

 アメリカ合州国と西側同盟諸国大国とされる国々は、明らかに抑圧者のイスラエル側に立っている。彼らは常にそちら側に立ってきた。アメリカ合州国やイギリスや植民勢力は、聖地の先住民を完全に侵害するごまかしと裏切りによって、1948年にシオニスト国家を樹立した。75年にわたる残忍な抑圧、国家テロ、容赦ない収奪を彼らは支援してきた。この同じ大国諸国は、世界全体の前でイスラエルが大量虐殺を犯している中でさえ、そうし続けている。

 民間人殺害をイスラエルは自制する必要があるという身勝手な言葉で共謀を隠蔽しながら、ジョー・バイデン大統領や欧米諸国の手下連中は大量虐殺を許している。

 おそらく、パレスチナ人が理解しているようにクリスマスを理解しない人々は自らをキリスト教徒と呼ぶに値しない。

 これらアメリカ人やヨーロッパ人、特にシオニスト・イスラエルのいわゆる自衛権を支持する人々は、神への歪んだ原理主義的信仰のかどで特に非難されるべきだ。彼らはキリスト教信仰からの逸脱だ。

 今年は全世界が根本的に違うクリスマスを祝う必要がある。イエス誕生は常に記念すべき革命的出来事であるべきだ。毎年、抑圧され、搾取され、虐げられ、奪われている世界の人々との連帯を中心に据えるべきなのだ。だが、この世で誰が本当の犠牲者で、神が誰の側につくか必ずしも常に明らかなわけではない。今年はそれが明らかで衝撃的なほどだ。

 バイデンやネタニヤフや彼らの欧米の支援者全員、2000年前に神の子を殺そうとして幼児を虐殺した現代の反キリストで、ヘロデ王だ。

 彼らは現代史における人類の敵だ。今のガザとパレスチナの恐怖から少しでも希望が湧くとすれば、それは、一体誰が、一体何が(連中の帝国主義体制が)人類の敵かの世界に対する啓示だ。この真理は、人類を自由にする真理だ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/12/07/jesus-buried-under-rubble-in-bethlehem/

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 Douglas Macgregor最新YouTube

Douglas Macgregor: If Israel does not cease fire in Gaza, Turkey will destroy them w nuclear weapons 25:33

 Alex Christoforou YouTube イーロン・マスク、陰謀論で訴えられて破産したアレックス・ジョーンズのXロックアウトを投票結果に合わせ解除。冒頭画像は、ロシアがガスを止めたと言うショルツ。ドイツには素晴らし医療があるのだから、彼は見て貰うべきだというTweet。

Alex on X. Tucker & Gonzalo. Challenger tanks, A NEW HOPE. Scholz saved Germany from The Putin 25:33

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

随想③ 出会い :ゾルゲ事件は開戦主張のする東条陸相が、開戦反対の近衛首相を追い落とすために仕組んだ事件。多くの関係者が本来的に無罪の罪で処刑ないし獄死した。その中にジャーナリスト・ヴケリッチがいる。『日米開戦のスパイ』出版直後にあまりに偶然にべオグラード在住の息子山崎洋とあう。

 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
 おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし を思い出す状況。

 日刊IWJガイド

「安倍派の実力者6人に『政治資金パーティー収入の裏金疑惑』が浮上! 立民・枝野幸男前代表『リクルート事件以来の大疑獄事件の可能性』!」

2023年7月 5日 (水)

コーラン焼却を奨励するスウェーデン

スティーブン・サヒオニー
2023年7月2日
Strategic Culture Foundation

 スウェーデンで暮らすイスラム教徒やイスラム教徒移民は、自分たちは歓迎されておらず、尊重されておらず、感謝されてもいないと感じている。

 スウェーデンへの移民、サルワン・モミカはイスラム教徒の休日イード・アル=アドハー初日にコーランを燃やした。彼は最初コーランを踏みつけ、蹴り、イスラム教の法律で禁じられている食べ物である薄切りベーコンで包み、ストックホルムのモスク外にいる見物人の前に立ってコーランを燃やした。

 以前、イスラム教は非常に悪影響を及ぼしているので、コーランは世界的に禁止されるべきだと信じているとモミカは述べていた。

 アメリカ、モロッコ、トルコ、サウジアラビアおよび多くのイスラム諸国は、この行為を非難した。1930年代にドイツのナチスに焼かれたトーラーや、その後ユダヤ人が生きたまま焼かれたことを想起してスウェーデンのユダヤ人集団はこの行為を非難した。

 スウェーデン警察

 モミカは、民主主義における言論の自由の行為としてコーランを燃やす申請をした。警察はそのような行為を承認する最終権限を持っており、明らかにモミカをそのような行為に駆り立てる動機やイデオロギーを調査することなく、彼の申請を許可した。

 1月にデンマークの過激派ラスムス・パルダンはトルコ大使館前でコーランを燃やし、NATO加盟をめぐるスウェーデンとトルコの交渉は保留され、コーラン焼却が違法にされない限り、トルコはスウェーデンのNATO加盟を支持しないとトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は述べた。

 ウラジーミル・プーチン大統領の発言

 昨日、ロシアのプーチン大統領は、イード・アル=アドハーのためダゲスタン、デルベントのモスクを訪れ、イスラム教聖職者からコーランを贈られた。

 スウェーデンでのコーラン焼却について発言する機会を利用し、プーチン大統領はそれは憲法上でも民事刑法でもロシアでは犯罪として扱われていると述べた。

 「コーランはイスラム教徒にとって神聖で、他の人々にとっても神聖であるべきだ」と言い、聖職者の贈り物に感謝し「我々は常にこれら規則を遵守する」と付け加えた。

 トルコとスウェーデンのNATO加盟に対する投票

 トルコはスウェーデンのNATO加盟を可能にする鍵を握っている。コーラン焼却を非難するアメリカ声明の中で、トルコはスウェーデンのNATO加盟を認めなければならないとアメリカは強調した。この切迫感は現在ウクライナで戦われている政権転覆のためロシアに対しアメリカが仕組んだ戦争と関連している。トルコはロシアの同盟国で、NATO加盟国でもある。この状況により、トルコは対立する国々との関係が分裂している。

 トルコは約99%がイスラム教徒で、エルドアン大統領はコーラン焼却を非常に真剣に、個人的に受け止めている。スウェーデンでのコーラン焼却は、トルコに対する直接攻撃で、NATO加盟というスウェーデンの国益に反するようだ。

 トルコで30年以上にわたり、30,000人以上殺害したテロ集団PKKと関係あるクルド人をスウェーデンがかくまい支援しているとエルドアンは指摘している。アメリカが支援するシリア北東部のSDFとYPGもPKKと関係があり、これはアメリカとトルコの関係にとって深刻な脅威となっている。

 誰がコーランを燃やしたのか、理由は何か?

 サルワン・モミカ(37歳)はカラコシュ出身のイラク人で、2016年からアンカワに住んでいる。彼のパスポートはイラク人だが、自己認識はアッシリア人だ。彼はシリア・キリスト教徒で、2003年のアメリカのイラク侵攻と占領中、虐殺に苦しみ、2014年から2016年の占領でのISIS攻撃中、再び苦しんだイラク人キリスト教徒の歴史的コミュニティの一員だ。彼は2022年にスウェーデン・パスポートを受け取った。

 モミカは最近、無神論者だとメディアに説明して自分の正体を隠そうとしたが、腕に十字架の入れ墨をしている。彼は1960年代にそこに移住し始めたシリア人キリスト教徒150,000人のスウェーデン大規模コミュニティの一員で、イラクとその国民に対するアメリカの戦争、そして2011年の政権転覆を狙うアメリカ-NATOの対シリア攻撃後、より多くのシリア人が安全な住み処を求めてスウェーデンにたどり着いた。

 モミカの2016年のFacebookページには、SAYFO 1915と書かれた旗を群衆が掲げる写真が掲載されていた。これはシリアのキリスト教徒、ギリシャのカトリック教徒、アルメニア人に対するトルコ・オスマン帝国の大量虐殺を指す。Sayfoという言葉は、モミカが自分を規定する用語だ。

 モミカのウェブサイトでは、2014年から2018年まで「Syriac Union Partyシリア統一党」の創設者兼党首で、アメリカが支援するクルド人SDFと同盟関係にあると主張し、このページには、シリアにとって「地方分権化が最良の制度」と書かれているのを著名シリア人ジャーナリストのケヴォルク・アルマシアンは発見した。

 モミカは一般的にイスラム教徒、特にトルコ人に対する憎しみに満ちたシリア人だ。コーランを燃やす彼の動機は非常に個人的なもので、それは彼の自己認識と祖先につながる。彼はスウェーデンに避難所を見つけ、そこで与えられた自由を利用して、宗派的、民族的憎悪の議題を追求しているのだ。シリア北東部のクルド人支持は、彼がトルコとその安全保障に反対していることを示している。

 モミカはリクスダーグで2番目に大きい右翼政党スウェーデン民主党党員だ。党創設者の何人かは白人民族主義者とネオナチで、党は反イスラムだ。

 スウェーデン当局はなぜ彼を調査できず、宗教の自由と何の関係もないコーラン焼却を不許可にできなかったのか疑問だが、一人の男の幻想が実行されただけなのか? それともスウェーデンは独自の宗派的、民族的空想に基づいて行動しているのだろうか?

 シリア人の子どもを両親から連れ去るスウェーデン警察

 スウェーデンには大規模なイスラム教徒のコミュニティがあり、中には犯罪分子もいるが、大多数は法を遵守する居住者で経済と社会に貢献している市民だ。

 スウェーデンは学齢期の子どもをシリア人の両親から連れ去り児童養護施設に入れているが、子どもがどこにいるのかさえ両親は分からない。スウェーデン社会福祉サービスは家庭で許されることと許されないことを学校で子どもに教える。おかげで子もは両親のことを報告するようになり、その結果子供は永久に連れ去られてしまう。

 歓迎されていない

 スウェーデンに住むイスラム教徒とイスラム教徒移民は、自分たちは歓迎されておらず、尊重されておらず、感謝されていないと感じている。

 名前を明かさないように言ったあるマルメ住民は、シリア出身で英語教師として働いているが「私にコーランと子どもと一緒に家に帰るようスウェーデン人が言っているように感じ始めている」と語った。

記事現物のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/02/sweden-is-encouraging-quran-burning/

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 大本営広報部に使う時間をマグレガー氏youtubeに使ってくださればと願う。大本営と真逆、そして正確。

Douglas Macgregor: No chance of breaking through Russian defenses | One Last Counter-offensive. 23:12

 耕助のブログ

No. 1845 ブラックロックが大部分を「支配」している企業

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

「ウクライナ攻勢「遅くても驚かず」 作戦は困難と強調―NATO高官」、CNN 「ウクライナの反撃は期待に応えられなかった。キエフの待望の反撃の進捗がキロメートルではなくメートルで測定。紛争長引けば、西側支援が持続不可能になる可能性。

 日刊IWJガイド

「ロシアのメドベージェフ氏『西側諸国とロシア、元植民地との対立は数十年続く。解決方法のひとつは第三次世界大戦、勝者はいない』と表明!!」

はじめに~ロシアのメドベージェフ元大統領、「NATOが紛争当事国の加盟を認めていないのであれば、ロシアはNATOの脅威を排除するため、ウクライナ紛争は永続する」と表明! さらに、ウクライナ紛争を「世界が根本的に変化し、その優位性を失ったことを認めたくない西側諸国」が「全力で過去にしがみついている」戦争だと分析! この西側諸国とロシア、グローバルサウス、グローバルイーストとの対立は「数十年続くだろう」と指摘! その対立の解決のひとつの方法は第三次世界大戦であり、「勝者はいない」と表明!!

<インタビュー決定>7月6日(木)午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューが決定しました! 前月(6月28日)の続編となります!

2023年5月22日 (月)

アラブ人の再結成で孤立するイスラエル

2023年5月19日
Moon of Alabama

 ちょうど10週間前私は畏怖を感じていた。「これはおおごとだ!」私は中国(とロシア)の調停後、サウジアラビア・イラン関係が復活した驚くべきニュースについて書いた。

 それで、シリアやイラクやイエメンで、イランに友好的な軍隊とサウジアラビアが支援する軍隊間の紛争が終わりに近づいているのは明らかだった。しかし、それが今起きている速度は誰も予測していなかった。

 今日シリアのアサド大統領はサウジアラビアでアラブ連盟首脳会議に歓迎された。

 シリアのアサドがアラブ連盟サミットで、かつての敵と握手し頬にキスをする

 全ての握手が重要で、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領は金曜のアラブ連盟サミットで、この地域のかつての敵から抱擁やキスと、多くの握手をした。

 金曜午後、サウジアラビアの都市ジッダのサミット会場を散歩する笑顔のアサドが、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子に手を差し出し、サルマン皇太子は両手を握り、アサドの両頬にキスをした。

 それは彼に反対する抗議行動の取り締まりをめぐり、アラブ連盟から排除され、地域のほとんどの国から孤立した後、アサドのアラブ集団への再統合を示す象徴的な瞬間だった。

 アメリカとネオコンのドイツのアナレナ・ベアボック外務大臣によるこれを阻止する企みは失敗した。シリアに対し依然多少敵対的な国々、カタールやアラブ首長国連邦、モロッコさえ、この措置を拒否するのを控えた。彼らにとってアラブ統一は地域外の利益より重要なのだ。

 フアン・コールは下記のように要約している

 ワシントンは今や外交官パーティーのスカンクだ。イランはアメリカを仲介者として信頼する可能性は全くなかった。サウジアラビアは別のヘルファイア・ミサイルに相当するものが発射されないよう、交渉について彼らに話すのを恐れていたに違いない。
...
 サウジアラビアとイランがそうだったように双方が紛争にうんざりしているところで北京は明らかに今や公正な仲介者役を果たす準備ができている。しかし、これらの国々の関係を回復する驚くべき外交的偉業は中東で台頭する大国としての立場よりも、そこにいた、あれをしたという地域で30年間の偽りの約束(オスロ)や大失敗(イラク)や気まぐれな政策立案後、アメリカの信頼性の驚くべき低下を反映している。

 アラブ人が団結して、イスラエルは今や孤立した外れ者だ。サルマン・ラフィ・シェイクがイスラエルが置かれている新しい状況を分析している。

 アメリカとイスラエルの当局者は、イランとサウジアラビアの合意は政治に影響を与えず、アブラハム合意延長の可能性に影響を与えないと述べたが、様々な協議にもかかわらず、合意延長は依然実現していない。主な理由の一つはアメリカの政権交代で、バイデン政権は中東和平とサウジアラビアとの深い関係の両方に対するトランプ政権の熱意を共有していないがサウジアラビアもこの合意に熱心ではない。言い換えれば、中国主導の中東における「新しい」和平プロセスは、イスラエルにとって後退に他ならない。
...
 皮肉なことに、アメリカの立場をさらに複雑にする可能性があるため、中国は最近、現実的な和平計画を策定するためイスラエルとパレスチナ間の仲介を申し出た。アメリカがサウジを説得できない場合、孤立の増大を恐れるイスラエルは、最終的に新しい和平プロセスのために中国に向かう可能性がある。

 サウジアラビアはアメリカが「テロ集団」だと宣言したパレスチナ・ムスリム同胞団組織ハマスとの関係を再構築している。

 イスラエルにとって、この動きは二つの基本的理由から大きな後退だ。第一に、それはサウジアラビアがイスラエルとの交渉をむやみに追求していないことを示している。実際、サウジアラビアの動きは、イスラエルに難しい選択を強いるため、イスラエルの地域スペースを圧迫するのを目的としている。第二に、報告は、サウジアラビアが中東でアメリカに積極的に対抗していることを示している。ハマスとの関係確立は、サウジアラビアが少なくともワシントンやエルサレムが明らかにそうしているのと同じ意味でハマスをテロ集団と見なさない限り、アメリカと直接対峙する。

 イスラエルにとって、これは困難な状況だ。伝統的な地政学のやり方に固執し、積極的に利益を追求し、より広範な紛争のリスクを冒すか、「新しい」和平プロセスのため中国に頼ることも可能だ。しかし後者の選択肢は、中東におけるアメリカの立場をさらに弱体化させるだろう。

 イスラエルは合理的な解決策を約束できないため、イスラエルとの交渉にはあまり期待できない。イスラエルは崩壊しつつあるとジョナサン・クックは言っている。

 驚いたことに、イスラエルの苦境は何世代にもわたり指導者たちが恐れていたように、アラブ諸国からの複合攻撃や国際社会からの圧力である外部勢力からでなく、イスラエル自身の内部矛盾から生じているのだ。
...
 イスラエルの長期的問題は、いわゆる司法見直しのためのネタニヤフ計画をめぐる現在の激しい対立によって強調されている。イスラエルのユダヤ人国民は真っ二つに分かれており、どちら側も後退するつもりはない。当然ながら双方がゼロサムの戦いの観点から対立を見ている。

 そしてこの背後には、ほぼ一定の麻痺状態にある政治体制があり分裂のどちら側も議会で安定過半数を獲得できない。イスラエルは現在恒久的な低レベル内戦に陥っている。

 イスラエルの問題は、建国以来シオニズムの屋根の下で団結しようとした二つの異なる集団だ。より世俗的でリベラルなヨーロッパ・アシュケナージが主に国を率いており、中東のミズラヒムや超正統派ハレディムは脇役を演じてきた。しかし彼らは出生率が高く多数派になる途中だ。これら異なるグループの目的は両立せず永続的対立を助長する。

 何十年間も、アシュケナージ指導部は、宗教的権利、特にミズラヒムとハレディムが、パレスチナ人に対する特権で買収される限り、イスラエルのユダヤ人階層における彼らの劣った地位を受け入れるだろうと想定していた。

 しかし宗教右派は今やパレスチナ人を抑圧する権利以上のものに貪欲だ。彼らはイスラエルのユダヤ人の性格を形作する権利も望んでいる。

 アシュケナージ支配層が、特に入植事業を通じて、パレスチナ人に対し武器化することを望んでいた宗教的熱意は、しっぺ返しを食らわせている。ネタニヤフによってさえ、ますます飼いならせない怪物が作り上げられたのだ。

 新しい中東には、新しい時代精神の流れに逆らって泳いでいる国が一つだけある。その国はまとまりがなく、何も決められない。イスラエル側には中国や他の誰かとパレスチナを巡り継続する合意をできる人は誰もいない。

 ミズラヒムとハレディムが勝利した場合、最終的にそうなるだろうが、より世俗的なアシュケナージは去り始めるかもしれない。イスラエルの能力は彼等と共に去るだろう。そうなれば能力が低下した豊かなイスラエルをより広い中東が再吸収するのが可能になるかもしれない。

 それは驚くべき進展の筈だ。

 だが現在のものもそうだ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/05/the-arabs-are-reunited.html#more

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 Alex Christoforou ゼレンスキーG7参加は空振り。日本で記者にバフムートについて問われ失言。バイデン、オーストラリアでの対談時に記者質問に答えられず。ザルジニー重傷の噂。

Elensky; Russia does/does not occupy Bakhmut. G7 shifts to China. Medvedev invites Musk. 37:43

 耕助のブログ

No. 1801 プリゴジン・ファイル:神々の黄昏か、欺瞞作戦か?

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

福田赳夫首相の「一人の生命は地球より重い」→人質身代金として600万ドル(約16億円)、服役勾留中の9名の釈放。他方オルブライト国連大使、国務長官、対イラク制裁で50万人死亡の犠牲払う価値がある行為かを問われ、その代償、思うに、それだけの値打ちはある

 日刊IWJガイド

「岸田総理が自画自賛する『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』に原水協が『「核抑止力」論を公然と宣言するサミットとなった』と批判!」

はじめに~G7広島サミット終了! 発表された「中国を害することを目的としていない」との首脳声明に、中国側は「中国からの完全なデカップリングは、現時点では非現実的であることを認識している」と分析! 一方でG7を「国際平和を妨げ、地域の安定を損ない、他国の発展を抑制している」と非難!! 岸田総理が自画自賛する「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」に原水協は「『核抑止力』論を公然と宣言するサミットとなった」と批判!

2023年4月10日 (月)

ネタニヤフーは(再び)戦争を求めているのだろうか?

2023年4月06日
Moon of Alabama

 イスラエルによるパレスチナ占領は次の熱い紛争に向かっている。

 昨夜イスラエル警察は再びアル=アクサー・モスクを襲撃した

 一晩中祈るようにという呼びかけに応えて多くのパレスチナ人がモスクに集まった。モスクの入り口の一つでは警察官が敷地外の数十人のパレスチナ人を護衛しているのが見えた。住民と買い物客は、わずか数メートル離れた場所で起きた新たな衝突を示すソーシャル・メディア・ビデオを携帯電話で見ながら周囲を歩き回った。

 水曜の早い段階でイスラエル警察はアル=アクサー・モスクを襲撃し、敏感な祝日シーズンに暴力の爆発で石や爆竹を投げたパレスチナ人にスタン・グレネードを発射した。ガザのパレスチナ過激派はイスラエル南部へのロケット弾で対応し、イスラエルの空爆を招いた。

 紛争は水曜早朝までに落ち着いたが、夕方パレスチナ過激派がガザから更に二発のロケットを発射し、一発はガザ内に落下し、もう一発はガザとイスラエルを隔てる治安柵付近近に落下したとイスラエル軍は述べた。死傷者の報告はなかった。

 このモスクはユダヤ人とイスラム教徒両方にとって神聖な丘の上の複合施設にあり、それを巡る相反する主張は、血なまぐさい11日間戦争を含め、イスラエルとガザを支配するイスラム過激派集団ハマスとの間で以前も紛争になっている。アル=アクサー・モスクはイスラム教で3番目に神聖な場所で、ユダヤ教で最も神聖な場所である神殿の丘としてユダヤ人に知られている場所にある。

 イスラム教徒は現在ラマダンの聖なる月を祝っており、ユダヤ人は一週間の過越祭の休日を始めた。先週一部の超正統派ラビは、ネタニヤフー首相にアル=アクサー・モスク襲撃を許可するよう要求した。

 木曜、15人のラビが過越の祭りのユダヤ教祝日が始まる来週水曜日に神殿の丘とアル=ハラム・アル=アッシャリーフ「高貴なる聖所」に登れるようイスラエル政府に要請した。

 木曜、ラビは神殿の丘に登りユダヤ人が聖書時代実践していた方法で過越祭を祝うのを許可するようベンヤミン・ネタニヤフ首相とイタマル・ベン-グヴィル国家安全保障大臣に要請した。

 何年にもわたりラビの大多数は、この寺院が破壊されている間は、清めの儀式が行えないので、ユダヤ人は神殿の丘の敷地に登ることを許されないと裁定してきた。ほとんどのラビは子羊や山羊の聖書の犠牲を復活させることにも反対している。それでも極右宗教活動家は近年神殿の丘の敷地に登るユダヤ人数が増加している明確な傾向を記録している。

 アル=アクサー・モスクが立っている場所が神話上のユダヤ教寺院がかつて建っていた場所であることは疑わしい。何十年にもわたる徹底的調査にもかかわらず、それを証明する考古学的証拠は発見されていない。

 アル・ハラム・アル・シャリフを管理する当局であるワクフは、モスクに対する犠牲を防ぐため、イスラム教徒の信者に一晩そこに停まるよう呼びかけた。今週初めのモスクへの最初の襲撃に応えイスラエル軍が爆撃で対応したガザから数発ロケットが発射された。

 今日、ミサイルが南レバノンから発射された。

 木曜午後レバノン南部から数十発のロケット弾が発射され、25発がイスラエル北部のアイアンドーム防空システムに迎撃されたと軍は述べた。少なくとも3人が負傷し、いくつかの建物が損傷した。

 イスラエル国防軍は、34発のロケット弾が国境に向かって発射され、5発がイスラエル国内に着陸し、残りのほとんどはアイアンドームによって撃墜されたと述べた。他の4つの影響箇所はまだ明らかではない。

 このような大規模弾幕は、その間に数千発のロケットがイスラエルで発射された2006年の戦争以来、レバノンから発射されたロケットの最大数だ。2021年8月、ヒズボラはイスラエル北部に19発のロケットを発射した。

 即時の実行声明はなく、ヒズボラ情報筋はアル・アラビーヤ・ネットワークに、ロケット弾発射の背後ではないと語り、明らかにその地域に拠点を置くパレスチナ人集団を非難した。しかし少なくともレバノン南部を支配するイランが支援するテロ集団の暗黙の承認なしに、彼らがそうする可能性は低い。

 これは確実にヒズボラのメッセージだった。

アマル・サード @amalsaad_lb - 2023年4月6日 14:08 UTC

今日レバノンのパレスチナ派閥によりイスラエルに発射された未曾有のロケット弾集中砲火は、ヒズボラの間接的メッセージだった。ナスララは2023年1月、アル=アクサー・モスクは「地域全体の爆発」につながる超えてはならない一線だと警告していた。 1/2
ヒズボラは新しい方程式で抑止のルールを拡大しようとしている。アル=アクサー・モスクを虐待するとガザだけでなくレバノンからも反撃が引き起きる。ヒズボラは交戦規則を維持しエスカレーションを回避するためグレーゾーン戦争で代理で対応している。2/2

 エスカレーションを防げるかどうかまだ明らかではない。現在イスラエル安全保障会議が会合している。南レバノンの国連平和維持軍(UNIFIL)は爆弾シェルターに入るよう命令を受けたとされている。UNIFIlは状況を「非常に深刻」だと言っている

 ネタニヤフーと極右連立パートナーはイスラエル世俗国家を宗教主導国家に変えようとする彼らの試みから目をそらすため、新しい戦争を開始するのに興味があるのかもしれない。それに対する抗議のような大規模カラー革命が行われ(宗教主導の)議会改正の下(世俗的な)最高裁判所判決を下すネタニヤフーのプロジェクトは現在保留されている。

 「素敵な小さな戦争」は歓迎すべき気晴らしで、問題を静かに復活させる方法かもしれない。しかし、イスラエルが敗北した2006年の対ヒズボラ戦争は素敵な小さな戦争が彼らの扇動者に簡単に反対できることを示した。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/04/is-netanyahoo-again-looking-for-war.html#more

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 Redacted News サウジアラビア石油減産しアメリカ国債売却開始。ローマ帝国?

China and Saudi Arabia just SHOCKED the world and the U.S. is in serious trouble 14:52

 とんでもない労組弾圧。警察こそ反社?

 デモクラシータイムス

関西生コン 作られた「反社」労組の虚像【竹信三恵子のホントの話】20230404 47:49

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

蔡英文総統が米国で下院議長と会談したことへの対抗措置で演習継続、台湾国防部は9日、正午までに中国の軍用機延べ58機と軍艦延べ9隻を確認、戦闘機や爆撃機などが艦艇と連携して活動。8日からの演習には、弾道ミサイルを扱うロケット軍も参加。

 日刊IWJガイド

「ウクライナ情勢、米中覇権交代、激動する世界! 本日午後3時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを生配信!」

■はじめに~<本日の岩上安身によるインタビュー>ウクライナ紛争は、今年春から夏にかけてさらなる「激戦」へ!? それとも「停戦」!? 米国の覇権と威光が劇的に低下し、世界で「脱米国依存」が加速する中、日本はどう動くべきか? 本日午後3時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューをフルオープンで生配信します!

IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 3月の最終日までのご寄付額が確定しました! 3月のご寄付件数は132件、175万5400円でした! 月間目標額390万円の45%に相当します! 毎月、累積赤字が増え続けている状況ですが、4月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成できますよう、また累積の不足分を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

2022年12月 9日 (金)

帝国の世界戦争を止めよ:トム・レーラーからロバート・フロストまで

2022年12月3日
SakerブログへのBatiushka Батюшка寄稿

 異なる文明間には常に衝突と緊張がある。古いトム・レーラーの歌「全国同胞週間」にこういう歌詞がある。:

プロテスタントはカトリック教徒を憎む
カトリック教徒はプロテスタントを憎む
イスラム教徒はヒンズー教徒を憎む
ヒンズー教徒はイスラム教徒を憎む
そして皆がユダヤ人を憎む。

 ユダヤ人歌手はそう歌ったが、彼の祖先の何人かは当面まだウクライナの都市であるオデッサでの1905年ポグロム後アメリカに逃げただろうと私は思う(1)。

 それで「宗教は全ての戦争の原因だ」という古いことわざを調べることになる。司祭として、私はマルクスの「宗教は人々のアヘンである」という言葉と同様、ある意味それに同意できる。司祭として、私は宗教に固執せず、信仰深くないので、私は両方に同意できる。ありがたや!

 おそらく私は混乱している人に説明すべきだろう。

 宗教は常に国家があやつるもので、国民を支配するために使用されてた。プロテスタント教会を訪れたことがあるなら、これをご存じのはずだ。そこでは驚いたことに、人々は列を成して入らなければならず、整然とした列の特定座席に座るよう指示され、その後、罪悪感を感じさせ渋々献金させるための道徳的説教を聞かされながら、立ったり座ったりするように言われる。組織化された大量操作のこれ以上明確な例は確かに見つからない。しかし公平を期すため、国家は絶対にどんな「宗教」でも同じことができると言わなければならない。

 国家は分裂させ戦争を引き起こすのに宗教を利用する。(だから宗教は全ての戦争の原因ではないが、全ての戦争原因の隠れ蓑として利用される)。なぜだろう。なぜなら公然と「我々は異なる民族集団で、我々は非常に貪欲で悪質なので、あなたの領土と天然資源を盗んで略奪したいので我々はあなたを侵略するつもりだ」と言えば人々はあなたに従わないかもしれない。だがジョージ・ブッシュのように「神は私にイラクを侵略するように言われた」とか「NATOの役割は自由と民主主義をもたらすことだ」と言えば(「たとえそれがあなたを地球の表面から一掃することを意味するとしても」と付け加えるのを忘れるなら)いつでもあなたを信じ、あなたに従う何人かの卑劣なジャーナリストや役に立つ馬鹿や洗脳されたゾンビを見つけられる。言い換えれば国家は常に宗教を彼らの卑劣で卑劣な動機を正当化する隠れ蓑として利用してきたのだ。したがって宗教は確かに人々のアヘンだ。

 なぜ私は司祭としてこれを言っているのだろう? 主にそれが真実だからだ。しかし私は宗教には全く興味がなく、私の唯一興味があるのは信仰だ。信仰は霊的経験から生まれ、人は信仰を持っているか、いないかのいずれかだ。しかし、それは大衆を操作するために利用される国家が発明した「宗教」とはまったく異なる。

 現在全ての文明は信仰、独特な精神的直感や経験に基づいている。それは歴史的事実だ。人がユダヤ教徒、アニミスト、ヒンズー教徒、ゾロアスター教徒、仏教徒、儒教徒、正教会キリスト教徒、マヤ教徒、イスラム教徒、神道教徒、カトリック教徒、インカ教徒、アステカ教徒、シーク教徒、または最近ではプロテスタント教徒であるかどうかは関係なく、あなたの文明、従ってあなたの文化はあなたの信仰に依存する。精神的基盤、信仰を持たない文明は文明ではなく反文明だ。それについては後で話そう。

 何千年も文明は共存してきた。我々が言ったように彼らは時々内発的に衝突し、民族としての独自性や領土、資源について激しく衝突した。しかし西洋文明は非常に独特だ。

 西洋文明は基本的に千年前から存在しており(比較歴史学的にはごく最近のことだ)独特だと主張し、不可謬性とされるものを一貫して実行し、その結果、千年紀を通じて組織的化暴力で体系的かつ制度化された不寛容を一貫して実施してきた

 そこで、ラインラントのユダヤ人を虐殺し略奪するから始まり、更には正教会キリスト教徒やイスラム教徒を虐殺し血を流し、彼らが聖都と呼ぶエルサレムを膝まで血の海にした第1回十字軍(1096-1099)があった。異端審問や、今中南米と呼ばれている場所でのスペインとポルトガルの残虐行為について言及する必要があるだろうか?

 もちろん公平を期すため何百万人もの人々が亡くなったヨーロッパのプロテスタント-カトリック「宗教戦争」(原文のまま)への言及は避けられない。プロテスタント各派も、どちらが最も意地悪で偏狭か証明するため確実に互いに戦った。カトリック教徒ではなくプロテスタントが魔女狩りを行い、何千人もの老いも若きも貧しい女性を焼き殺した。これは何らかの形で異なる人々の社会的いじめの一形態だった。プロテスタントは北アメリカ先住民虐殺を続け、生存者を強制収容所に収容し「居留地」の名の下で優雅に隠蔽し、何百万人ものアフリカ人を奴隷にして「プランテーション」と呼ぶ労働収容所で働かせた。結局「Arbeit macht frei」「仕事はあなたを自由にする」のだ。あなたが白人の場合そうではないが、それがあなたが非白人があなたのため働くのを優しく許す理由だ。

 魔女狩りの多くは女性に対するプロテスタントの憎しみと恐怖にさかのぼり、11世紀と12世紀西ヨーロッパで教皇庁が課した聖職者の義務的独身から直接受け継いだセックスへの執着(「唯一の罪」)にさかのぼる。今日女性を迫害する古いピューリタニズムは「グリーン」運動に変わった。性的汚れを節制する代わりに、今我々は物質的な汚れを同様に狂信的節制をしており、性的純粋さは「グリーンはきれい」に置き換えられている。唯一の罪はリサイクルしない。これは明らかに臨床的に鬱状態で神経症的なグレタ「ファンベリ」のような新しいピューリタニズムにすぎない。(彼女はなんというお笑い種だろう。暗いスウェーデンの夜のせいに違いない)。しかし究極の逸脱は同性愛の合法化だ。ソドミー以上の女性憎悪は何だろう?

 欧米と他の全ての文明との大きな違いは自分は間違いないと確信しているがゆえの独特な不寛容だ。(教皇不可謬説は19世紀に教義化された可能性があるが、11世紀にヒルデブラント/グレゴリウス7世が既に宣言していた)。欧米は強要しなければならない。

 逆にプーチン大統領はソ連がしたように、ロシア皇帝がしたように全てを受け入れる。今年9月30日の彼の二部演説をもう一度聞いて欲しい。

 「人種差別ではないにせよ、その文明とネオリベ文化が全世界が従うべき議論の余地ないモデルだという欧米の独断的信念は一体何だろう?「あなたは我々の味方か敵かのいずれかだ」....何世紀にもわたるロシア嫌い、ロシアに対する欧米エリートの露骨な敵意の理由の一つは植民地征服時代に彼らが我々から奪うのを許さず相互に有益な条件で我々と取引するようヨーロッパ人に強制した事実だ。これは正教会キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教の偉大な道徳的価値観、全ての人に開かれたロシア文化とロシア世界に基づいて成長する強力な中央集権国家をロシアに創設することで実現された。

 他文明には他の価値観を持たせよ。しかし我々が同性愛が不自然で異常と思う場合放っておいてほしい。それが我々の価値観だ。我々はあなたの国であなたのウオークが望むことをさせるから我々にそれを押し付けるのはやめてくれ。ウクライナは最近西端部がハプスブルク家化されポーランド化されたことを除けば西側世界の一部ではない。それがあなたの世界の一部であるかのように扱うのをやめなさい。ポーランドやスロバキアのようなカトリック諸国がソドミー宣伝に加わりたいなら我々は彼らを止めない。ハンガリーのようなカトリック諸国があなたに同意しない場合は彼らを我々に参加させて欲しい。我々は伝統的カトリックに全く反対していない。あなた方とは違って我々は干渉しない。

 西洋の「文明」に対するこの独特な不寛容、その現状は、1914年西洋の新たな大崩壊の前にアメリカ詩人、おそらく最も偉大なアメリカ詩人ロバート・フロストが書いた詩を思い出させる。「壁の修理」(2)には「良い塀は良い隣人を作る」という有名な行がある。

 ヨーロッパを断層線が通っているというのが事実だ。その断層線は11世紀に多かれ少なかれ決定的な形になった。1000年の歴史。カトリック世界(したがってプロテスタント世界も、この二つは同じコインの両面だ)を正教会キリスト教世界から分離するのはこの断層線だ。それはフィンランド、バルト諸国のほとんど、ポーランドの大部分、ウクライナの最西端、スロバキアの大部分、おそらくハンガリー、そして確実にクロアチアをユーラシアの他の地域から隔てている。その線の東と南側には世界の他地域、非西洋世界があり、その信仰は多様性にもかかわらず多くの点で欧米世界のLGBT反文明より遥かに共通している。さてニューイングランド詩人ロバート・フロストは次のような詩に書いている。

 壁を作る前に何を壁で囲むのか
 何を壁で隔てるのか知りたいと思う。

 さてロバート・フロストに答えると、ウクライナ全体が解放されれば、ウオーク反文明を後ろにした塀で良い隣人であり続けるために隔離される。上述の通り精神的基盤や信仰を持たない文明は文明ではなく反文明であり「西洋文明」は段階的にそうなったのだ。人々はそれを維持できる。我々はその退化を見ても少しも喜びを感じず、衝撃を受け、動揺し、全ての犠牲者に同情する。帝国の対ロシア戦争を止めろとThe Sakerは言うが、我々は言いたい。世界に対する帝国の戦争を止めろ。

注記:

1.ここでロシアではポグロムは起きず現在のリトアニアやポーランド、モルドバ、ウクライナ西部でのみ起きたことに言及する必要がある。(1942年以前オデッサは本質的にユダヤ人都市だった)。ポグロムは近隣西欧からの輸入で、19世紀には特にドイツ語圏の国々でも暴力的ポグロムが発生した。約20年、時にユダヤ人、時に反対側に始められた基本的には貧しい人々と裕福なユダヤ人間の人種暴動(全ての国籍の多くの貧しい人々が巻き込まれた)は第二次世界大戦中にドイツが平均毎日殺害した犠牲者総計とほぼ同じだった。ロシア帝国でのポグロム人種暴動で全体的にユダヤ人より多くの非ユダヤ人が亡くなった。もちろん、これは欧米では決して言及されない。なぜだろう。おそらくユダヤ人を殺害したナチズムを生み出したのはロシアではなく西側だったからだろうか? いずれにせよ、なぜロシア帝国にこれほど多くのユダヤ人が住んでいたのだろう? 中世に彼らが人種差別をする西ヨーロッパから追放されたからだ。それが事実だ。

2. https://www.poetryfoundation.org/poems/44266/mending-wall

記事原文のurl:https://thesaker.is/stop-the-empires-war-on-the-world-from-bob-dylan-to-robert-frost/

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 オペラ『ドン・ジョバンニ』。金と権力にまかせ女性をだまし誘惑して捨てる男の話。結局地獄に引きずり込まれる。
 終幕の合唱セリフ字幕で彼を想起。字幕は正確に覚えていない。「オペラ対訳プロジェクト」から引用させていただこう。

これぞ悪事をなす者の最期
そして不誠実な者の死は
その生と似つかわしいものになる

 統一協会はエバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にする」「天皇を自分(文鮮明)にひれ伏させる」ことが狙い。宗主国とうの昔に狙いを実現している。与党全員と、ゆ党も熱心な信者。ツボのかわりにポンコツ兵器を途方もない金額でかわされ続けている。決して金は帰ってこない。今や国民の命まで差し出している。

 植草一秀の『知られざる真実』

軍備増強したら平和になるのか

 デモクラシータイムス

防衛費43兆、掴み金!ガラクタを買っている日本【半田滋の眼 NO70】20221129 43:28

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

プーチン大統領発言「核戦争の脅威が高まっている。私たちの領土が攻撃された場合先制攻撃も辞さず。核兵器を振り回すつもりはないが、抑止のためには使う。誰もがこれを理解してくれることを願っている」

 日刊IWJガイド

「本日午後6時半より、岩上安身によるJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)原田大輔氏へのインタビューを生配信します!」

ウクライナがついに一線を超えた! ウクライナが国境を越え、ロシア深部の基地をドローン攻撃、ロシア軍の戦略爆撃機に被害!? ブリンケン米国務長官は「ウクライナ人がロシア国内を攻撃することを奨励も肯定もしていない」と発言する一方、オースティン米国防長官は「ウクライナが長距離兵器を独自に開発することは止めない」と断言!! プーチン大統領は「核は防衛手段であり抑止力」と言いながら「核戦争のリスクは高まっている」とも表明! ロシアには「戦略爆撃機が攻撃されれば核兵器で反撃できる」と軍規範にあるとの指摘も!

2021年5月22日 (土)

ワシントンによる、いくつかの単純なウソ:誰がテロリストで、誰が被害者なのか?

フィリップ・ジラルディ
2021年5月20日
Strategic Culture Foundation

 イスラエル人にパレスチナ人を殺すのを許しても、アメリカが得る実質的な恩恵は皆無なのだとフィル・ジラルディが書いている。

 パレスチナとイスラエル間で勃発した紛争に、ほとんど驚きはない。アメリカと西ヨーロッパのメディアの多くを、がっちり支配できるイスラエルは、分かりやすい表現でそれを描写することに決めた。パレスチナの「テロリスト」集団ハマスがユダヤ人国家を攻撃したので、自己防衛のため、相応の措置をとった。遥かに複雑な一連の応酬の対する、この極端に単純化した表現が、アメリカで、政治論評として語る評論家の多くや、完全に腐敗したワシントンの政治家連中に、そのまま使われた。

 イスラエルによる一般人の殺害が増加するにつれ、議会においてさえ、そうした感情が増大しているのに、数十年にわたるパレスチナ人の苦境に対する、どんな同情であれ表現する発言は驚くほど稀だ。実際、当初私は、ガザ、エルサレム、ヨルダン川西岸で、アラブの一般人が苦しまされているのを本気で遺憾に思う民主党議員のわずか五つの声明しか見いだすことができなかった。一つは最近の紛争をひき起こした一連のパレスチナ人住居乗っ取りに関するエリザベス・ウォーレン上院議員の発言だ。彼女はTwitterで書いた。「シェイフ・ジャッラーハにおける長年のパレスチナ住民の強制退去は忌まわしく、許されない。政権はイスラエル政府に、これら強制退去が非合法であることを明らかにすべきであり、即座に止めなければならない。」バーニー・サンダース上院議員もニューヨーク・タイムズで「アメリカはネタニヤフの擁護者をやめなくてはならない」という題の痛烈な論説で主張した。彼はイスラエル首相は「益々不寛容で、権威主義的な形の人種差別的愛国心を養成した」と表現している。

 「私は爆撃下にあるイスラエルの人々を支持し、ハマス・テロリストを非難する。NYCの人々は、テロに勇敢に立ち向かい、耐えているイスラエルの我々の兄弟姉妹を常に支持する。」とTwitterでつぶやいたニューヨーク市長候補アンドリュー・ヤンに対するアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員の短い非難もある。AOCは「ヤンが、9人の子供を殺害した攻撃に対する威勢のいい声明をした後で、イド・アル=フィトル[ラマダン開けを祝う大祭]に現われるとは、実に恥ずべきだ」と反論した

 遥かに強い発言は、ソマリア人家系で、彼女自身の党の、この問題の現実に直面するやる気のなさを非難したイルハン・オマール下院議員のものだ。彼女はTwitterで、こう呟いた。「シェイフ・ジャッラーハへの言及は皆無だ。アル=アクサー・モスク襲撃への言及は皆無だ。空襲で殺害された無辜の13人の子供への言及は皆無だ。野外刑務所の何百万もの人々に対して続く占領への言及は皆無だ。あなたは人権に優先順位を置いていない。あなたは圧制的占領を支持している。」オマールは、他ならぬ元国務大臣マイク・ポンペオから「反ユダヤ主義だ」と、その後非難された

 そして、パレスチナ系のラシダ・ラシダ・タリーブ下院議員が議会で行った演説にはこう言う言葉がある。「バイデン大統領やブリンケン長官やオースティン大将や両党指導部の声明を読んでいると、パレスチナ人が存在していることなど、ほとんど、わかるまい。今東エルサレムで、自分の家から引き離されるパレスチナ家族への攻撃や、家の破壊についての認識は皆無だ。拘留されたり、殺されたりしている子供への言及は皆無だ。彼らの最も神聖な場所の一つ、アル=アクサー・モスクで、ひざまずき、祈り、最も神聖な日々を祝う礼拝者に対して、祈っている間、暴力、催涙ガス、煙に囲まれていることへの言及は皆無で、イスラエル警察が続けている、いやがらせとテロ・キャンペーンの認識は皆無だ。」

 どのコメントも、ホワイトハウスにどんな実際の影響も与えず、ヤンが、その歓心を買っている、かなり多数のユダヤ人住民がいる都市で市長に立候補しているが、彼はアメリカ外交政策とは全く無関係なのでAOCの非難は、まずかった。AOCは自身の党指導部に批判を向けるべきだったが、彼女は、もちろん、そうしないと決めたのだ。

 アメリカの、いわゆる指導者連中の、ほとんどの発言は、予想通り、好戦的だ。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は、「私はシオニストだ」という大統領の意見を引き合いに出し、ジョー・バイデンが「イスラエルの安全保障、自身と国民を守る正当な権利に対する大統領の支持は、根本的なものであり、決して放棄することはない。我々はエルサレムに対するハマスや他のテロ集団により継続中のロケット攻撃を非難する。」これは、より熱烈なシオニストの前大統領、その特徴が、攻撃的で、無知にあふれたドナルド・トランプのばかばかしい応答を引き起こした。彼はTwitterで呟いた。「私の在職時、もしイスラエルが攻撃されたら、アメリカ合州国が強くイスラエルと共に立ち上がり、素早い懲罰があることをイスラエルの敵が知っていたので、我々は平和大統領職として知られていた。バイデン下で、バイデンのイスラエルに対する支持の弱さと欠如が、我々の同盟国に対する新しい攻撃を招いているため、世界は一層強暴で、一層不安定になっている。アメリカは常にイスラエルを支持し、パレスチナ人は、暴力やテロやロケット攻撃を終わらせなければならないことを明らかにし、アメリカは、自身を守るイスラエルの権利を強く支持することを明らかにしなくてはならない。」

 だが、「イスラエル知事」の肩書きを持つと主張し、彼の州のナンバー・プレートに「フロリダ州はイスラエルを支持する」とスローガンを書いているロン・デサンティス・フロリダ州知事の気の利いた言い回しを破るのは困難だ。ロンよ「フロリダ州はアメリカを支持する」はどうだろう?デサンティスは「ハマスはテロ組織で、イスラエルはテロ攻撃から自身を守る権利を持っている」と言った。実際「イスラエルは自身を守る権利を持っている」という歯切れのいいセリフは、アメリカで、あまねく使われている。非武装のパレスチナ人にも同じ権利があるかどうかは、どうやら多くのアメリカ人にとって関心事ではないのだ。

 フロリダでは「イスラエルかハマスかという誤った選択に、どうか、だまされないでほしい。もし私がテロ組織と、我々の民主的な同盟国から選ぶよう頼まれたら、私はイスラエルを支持する。」という主張を推進するテッド・ドイッチ民主党下院議員の似たようなメッセージもある。テッドはユダヤ人で、主にユダヤ人の選挙区の代表だ。

 もちろん、テッドは状況を本人の好みに合わせて解釈している。多くの民主党政治家と同様、彼は大多数が民主党支持のユダヤ人だとされる主要政治資金寄贈者に耳を傾けている。イスラエル系アメリカ人のハリウッド・プロデューサーで、大口寄贈者のハイム・サバンが言う「私は民主党員だ、不幸にして、アメリカの利益のための教育を利用できる民主党極左がいる。イスラエルに関して議論があってはならない。イスラエルは地域で唯一の民主主義国で、我々の最も確固とした同盟国だ。」

 もちろん、サバンは、イスラエル支援に関し、自分に快い主張を繰り返しているのだ。イスラエルは同盟国でも民主主義国家でもなく、その行動は、完全にアメリカの本当の利益に反するのだから、それはウソだ。客観的に言って、パレスチナは、ユダヤ人国家の被害者であり、その逆ではなく、人々が一体どう説明しようと決めるにせよ、イスラエルは大量虐殺や大量殺人や民族浄化で告訴されかねないのだ。過去70年間にわたり、ユダヤ人イスラエルのせいで、イスラム教徒やキリスト教徒の先住アラブ住民が耐えなければならなかった人権侵害や戦争犯罪の記述なら何ページでも続けられる。

 法律上はイスラエル国民ながら、ほとんど全員がパレスチナのキリスト教徒とイスラム教徒で構成される、権利が劣る20%の住民がいるのに、イスラエルは、法的に、ユダヤ人国家だとさえ宣言している。国民ではないパレスチナ人は、ヨルダン川西岸で、イスラエルが課した戒厳令下にあり、生存権を含め全く権利がない。子供を含め非武装のアラブ一般人を殺すため発砲するイスラエル兵士は、ほとんど決して罰せられず、彼らの一部は実際英雄として称賛される。

 ノーム・チョムスキーはアラブの視点から状況を説明している。「あなたは私の水を奪い、私のオリーブの木を焼き、私の家を破壊し、私の仕事を奪い、私の土地を盗み、父親を投獄し、母親を殺し、私の国を爆撃し、我々全員を飢えさせ、我々全員に屈辱を与えるのに、私が責めを負うべきだという。私はロケットを撃ち返した。」イスラエルがアパルトヘイト国家で、歴史的なパレスチナに残っているアラブ人は、事実上の野外刑務所に暮らしていることは、今一般に認められている。これに対して、非武装のパレスチナ人が、時折、できる限りの反撃をすると、手製ロケットに対して、「工業的」最先端兵器を使った圧倒的な軍事力のイスラエル反撃をもたらし、今まさに起きてているような、不釣り合いな虐殺になるのだ。

 ガザで起きていることへのアメリカ政府の対応で特に気掛かりなのは、イスラエル人にパレスチナ人を殺すのを許しても、アメリカが得る実質的な恩恵は皆無なことだ。全く逆に、ワシントンは、当然、ほぼ全員から、イスラエルの行動を可能にしたと非難されるだろう。同様に、気掛かりなのは、現実をぼやけさせ、今とっている立場を正当化するために使われるうそ八百と意図的な虚偽の主張だ。ワシントン政治家の口や、提携する主流メディアから言われることを、実に多くのアメリカ人が、もはや信頼したり、信じたりできると思わないことに何の驚きがあるだろう?


 フィリップ・ジラルディは博士で、Council for the National Interest事務局長。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2021/05/20/some-simple-lies-out-washington-who-is-terrorist-and-victim/

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 これから「西谷文和 路上のラジオ 第54回 ふたつの特集「真相が知りたい。愛知県リコール署名で何が起きていたのか?」&「血塗られた民意・ミャンマー民主化へのいばらの道を行く」を拝聴する。

 夕方はIWJ、山添拓参議院議員インタビューを拝聴予定。

日刊IWJガイド・特別公開版「政府は沖縄県を緊急事態宣言対象に追加! 大阪府でインド変異株市中感染の可能性! 権力を監視し批判するIWJをどうかご支援ください!」2021.05.22号~No.3173号

 つまり下記

【IWJ_YouTube Live】17:00~「国民投票法改悪参議院採決、成立目前『コロナ危機に便乗して改憲論議を煽るのは究極の火事場泥棒』岩上安身による 日本共産党 山添拓参議院議員インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による山添拓参議院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた山添拓氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b1%b1%e6%b7%bb%e6%8b%93
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 夜も?

【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 23・IWJ_YouTube Live】19:30~「米中戦争前夜における日本主体の安全保障論(3)バイデン政権でも米軍の戦略に変化なし? 米中両国のミサイル戦略の狭間で日本列島全土が戦場になる!! 岩上安身によるインタビュー 第1018回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2020年11月に収録した、岩上安身による須川清司氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米中関係関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%b1%b3%e4%b8%ad%e9%96%a2%e4%bf%82

2021年5月20日 (木)

パレスチナに関する15の考え

2021年5月13日
ケイトリン・ジョンストン

本記事を音声で聞く

1

 人が暮らしている国の上に、植民地を丸ごと落として、そこの住民を何世代も磨り潰し、彼らに報復をするたびに、自己防衛だと主張するよなことはしないものだ。そんなわけはないのだ。

 概して、アメリカを中心とする権力同盟は、自己防衛をしているに過ぎないとニュースで言って、彼らがむき出す牙から犠牲者たちが逃げ出そうとするたびに、人の血の川をくいものにするガルガンチュアのような地球規模の絶対的権力なのだ。

2

 私は新しい家を建てている。私が家を建てたかった場所には人々が暮らしていたので、私は連中の上に家を建て始めた。彼らは私を止めようとしたので、テロリストの彼らは殺さざるを得なかった。もし、あなたが私の行動に反対するなら、あなたは基本的にナチスだ。私の家には存在する権利があるのだ。
理屈は通るだろうか?

3

 国は人ではなく、国というのは抽象的概念だ。国には“生存する権利”はない。国には“自己防衛の権利”はない。には、これらの権利があり、国は、これらの権利を推進する限りにおいて合法的だ。全ての人々のために。

4

 パレスチナ人による、彼らを抑圧する人々に対する報復を非難する人々は“無価値”で“死ぬ”以外、パレスチナ人は何をするべきかについて、本当の答えを持っていない。

5

 際限ない戦争なしには存在できない国は、本当の国ではなく、たまたま周辺地域がある継続している軍事行動だ。

6

- 永久的な下級人種を作り出す。

- 彼らから、あらゆるものを取り上げる。

- 彼らから生きる理由を取り上げる。

- 彼らを抑圧する。

- 彼らを虐待する。

- 彼らを殺害する。

- 彼らを徹底的に爆撃する。

- 自分たちと戦うのを止めるよう要求する。

- 自分は平和を望んでいると言う。

7

 

 この点、はっきりさせよう。
1) 現状: 占領/アパルトヘイトは、パレスチナ人に対する暴力だ。

2) そこで、イスラエルが、追い立て/殴打/射撃をエスカレートする

3) そこで、一部のパレスチナ人が、暴力で反撃する

4) そこで、イスラエルは、虐殺で "反撃する"

 3項目から、報道を始めれば、視聴者の判断を誤らせることになる。

8

 “実際、これは見かけより、ずっと複雑だ”と言って無視できない途方もない残虐さを撮影したビデオが実に多くあるので、イスラエルは言説に対する支配力を失いつつある。

 一方の主張が、生ビデオ映像の共有でうらづけられており、もう一方の側の主張が“実際、これは見かけより、ずっと複雑だ”というだけのものであれば、後者が悪いのは誰にとってもあきらかなはずだ。

 浮気をしている配偶者が現場をおさえられて“そう見えるが誤解だ!”というようなものだ。そう。全ての情報は、そこにある。人が情報の受け取り方を決めるのだ。

 私が虐待的な恋愛を止めた時、彼は私を強姦した、彼は私を殴った、彼は心理的、財政的に私を虐待したと人々に私は言うが、彼は人々に、これは実に極めて複雑だと言うのだ。私の経験では虐待を“それは複雑なんだ”と自己弁護するのが普通だ。私の昔の恋人から、イスラエル・アパルトヘイトから、ジョン・ボルトンのイラク侵略擁護まで。

9

 イスラエル・アパルトヘイトの残虐さの認識が広まりつつあり、同じ理由で、アメリカ警察の残虐さの認識も広まっている。インターネットとスマホ・カメラの組み合わせだ。百聞は一見に如かず。見れば変化がおきる。これが、権力側が、インターネットを検閲しようと躍起になっている理由だ。

10

- ヨーロッパ人の犯罪に対しアラブ人を処罰するアパルトヘイト民族国家を押しつける。

- 彼らが、あなたを憎悪するまで虐待する。

- 憎悪から自分を守るために、アパルトヘイト民族国家が必要だという証拠として彼らの憎悪を引き合いに出す。

11

 パレスチナは、実に明快に、善と悪があり、即座に善側について、客観的にも断固正しいという貴重な数少ない地域の一つだが、何十年もの親イスラエル・プロパガンダのおかげで、大半の人々は、大間違いをしている。

12

 これを誰が聞く必要があるのか私にはわからないが、残虐なアパルトヘイト政権に対する根拠ある批判を、反ユダヤ主義だと、誰かを非難するのは、おぞましく、不快で、世界中で、益々その実態が知られつつある。

13

 もしソーシャル・メディアや、リベラル派が、15世紀から19世紀に存在していたら、アメリカやアフリカやオーストラリアの大量虐殺植民地主義で“双方の暴力”対する頻繁な非難があったはずだ。

14

 聖書は、現在と全く無関係な古代の歴史的背景からのたわごとで作り上げられたものだと認めさえすれば、シオニズムは、彼らの土地を奪うため、また別の先住民を虐殺している白人のもう一つの例のように見える。

 シオニズムは白人至上主義イデオロギーだ。欧米キリスト教原理主義者や欧米のタカ派が、アラブ人とペルシャ人に対して武器として利用されている白人至上主義で、それは、イスラエルそのものという形で現れている白人至上主義だ。典型例。

 

15

 際限ない戦争なしには存在できない国は,際限ない建設作業なしには立っていられない家のようなものだ。もし、あなたの家が、永遠に24時間/7日間、そのために働く建設チームがなければ崩壊するのであれば、あなたは(A)引っ越すか(B)違う建築設計を考え出すかの、いずれかだ。

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画像はPixabayより

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 東京新聞に、与党幹部の本音が。

「心はイスラエルと共に」 防衛副大臣、ガザ戦闘で

 日刊ゲンダイDIGITAL

“欠陥”ワクチン接種サイトにチラつく政商・竹中平蔵の影

 日刊IWJガイド

日刊IWJガイド・特別公開版「コロナ対策は大失敗! その上オリパラ開催の狂気! 憲法改悪し戦時独裁体制確立! 失政も悪政も虚偽も欺瞞もなかったことに! 史上最悪の悪だくみ! IWJは真実を報じ『草の根民主主義』『草の根言論の自由』実現! 皆さまのご支援よろしくお願いいたします」2021.05.20号~No.3171号

【緊急シリーズ特集!コロナ禍の陰で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!今国会での改憲国民投票法強行採決を許すな!! 21・IWJ_YouTube Live】20:00~
米中戦争前夜における日本主体の安全保障論(1) 自発的対米隷従国家・日本が対中ミサイル前線基地兼戦場に!? 米国の対中戦略を読み解く! 岩上安身によるインタビュー 第1013回 ゲスト 東アジア共同体研究所 須川清司上級研究員 前編
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

2021年3月31日 (水)

中国のイスラム教徒を気にかけるふりをするアメリカを世界は笑いとばすべき

2021年3月26日
ケイトリン・ジョンストン

 昨日、アメリカ帝国の現在の代表が、とうとう最初の本格的記者会見をしたが、世界最強力な政府の作戦に関する重要な政策決定を、実際、考えたり話したりするのもやっとの、この干からびた抜け殻男がしているふりをするため、帝国の忖度速記者の群れが集まった恥ずかしい見苦しい催しだった。

 またしても、我々はバイデンの認知症で混乱した脳から流れ出る言葉で、「少なくとも一人は、そうしたが、アメリカ大統領は誰も、今まで、ウイグル族に起きていることについての発言を撤回しなかったことを明らかにする」とアメリカ帝国が中国のイスラム教徒の苦難について、ぺらぺらしゃべるのを聞いた。

 「ウイグルで起きていること」で、バイデンは新彊ウイグル自治区のウイグル・イスラム教徒の人権への懸念を明瞭に話そうと試みているが、これはアメリカ帝国が中国の勃興を止める試みを急いでエスカレートするにつれ、益々人を惑わすように不誠実に推進している話題だ。文字通り数秒後、バイデンは、イスラム教徒の生活への、この見せ掛けの懸念が、実際本当であることを明らかにした。

 「だから私は中国との厳しい競争を予想している」とバイデンが言った。「中国は全体的目標を持っており、私は彼らの目標を非難しないが、彼らは世界の指導的立場の国、世界中で最も富裕な国、世界中で最も強力な国になる全体的目標を持っている。アメリカ合州国が発展し、拡張し続けているから、私が目を光らせている間は起きないだろう。」

 

中国に関するバイデン大統領発言。「彼らは世界の指導的立場の国、世界中で最も富裕な国、世界中で最も強力な国になる全体的目標を持っている。私が目を光らせている間は起きないだろう。」 pic.twitter.com/GAZUqnpY9G
- USA TODAY Politics (@usatodayDC) 2021年3月25日

 我々が最近論じたように、アメリカ政府には同盟諸国が頻繁に行っている恥知らずな人権侵害を知りながら見ぬふりをしながら、相手を傷つけるため、中国のような国に対し、戦略的に「人権」問題を不誠実に武器として利用する長年の方針があるのは周知の事実だ。アメリカ政府は中国でのウイグル族の苦境を気にしていない。それは彼らの権利侵害に関する主張が目につく矛盾だらけなことも気にしない。彼らが気にする全ては、世界の舞台で、最高の戦略地政学的ライバルを傷つけることで、真実はどうでもよいのだ。

 アメリカ帝国が、主要な戦略地政学的なライバルを攻撃するための手法で、イスラム教徒の人権を気にかけるふりをする事実を私は忘れることができない。我々はこれらのピエロを本当に十分激しくあざけり笑わない。

 一秒間でも、それについてお考え願いたい。アメリカ政府、アメリカ合衆国政府はイスラム教徒の福祉に関して芝居がかって悲しみ嘆いている。イスラム教徒!あらゆる人々の中から、彼らは、身勝手に、中国に対する彼らの作戦の先頭に立つよう選ばれた可能性があり、彼らは正当な根拠が最も少ない人々と組んだのだ。

 これは結局、今世紀の変わり目以来、アメリカが軍事大量殺人作戦で、陽気に何百万人も殺害してきた同じ宗教の人々だ。やはり今世紀の変わり目以来、アメリカが「対テロ戦争」と呼ばれるテロ作戦で、何千万人も強制退去させた同じ宗教の人々だ。アメリカがグアンタナモ湾やアブグレイブなどの施設で残酷に拷問にかけた同じ宗教の人々だ。ジョージ・W・ブッシュの戦争、現在の「最高病弱者」が熱狂的に支援し、推進した戦争用プロパガンダ攻勢のため、アメリカ国内でも、ヘイトクライムのエスカレーションで脅かされている同じ宗教の人々だ。

 

ウイグルと香港に関する人道的介入主義の決まり文句と、ほとんど同じ次元で、バイデンは中国に対する彼の目標は、世界の主導的経済大国としてアメリカにとって代わるのを阻止することだと言う。ワシントンが人権につけこむ率直な説明だ。
- マックス・ブルメンソール (@MaxBlumenthal) 2021年3月25日

 外国のイスラム教住民の福祉へのエセ懸念を示すアメリカ帝国に対する唯一健全な対応は、笑い、嘲り、冷笑だ。全世界はこの連中を床で笑い転げるべきだ。この虐殺者連中が、イスラム教徒が大多数の国々広範な地域で、殺人と窃盗の精神病質作戦を行った後「ああ、どうかイスラム教徒について考えて欲しい!」と言っている事実は、我々全員、彼らあざ笑い、彼らを指さし、笑い飛ばし、彼らを部屋から追い出すべきであることを意味する。

 真面目な話、あなたは、これ以上ばかげたことを考えられるだろうか?私は即座にはできない。

 巨大な地球規模の帝国が、イスラム教徒の権利と福祉を気にかけると主張して、中国の勃興を止める能力に、それだけ多くのチップを置いた事実は、これまで文明史上で起きたことの中で最も漫画的にばかばかしい一つだ。我々は、しかるべく対応すべきだ。

 我々の多くが、依然このピエロ・ショーを真剣に受けとめて座視しているのは愚かだ。この異常な連中を笑いものにし始めよう。アメリカ帝国丸ごと、嘲笑され、信用を失い、永久に追放されるのが相応しいのだ。

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 大本営広報部、宗主国のデタラメ垂れ流し。一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う。万犬虚に吠ゆれば手の施しようはない。

 3月25日の孫崎氏のメルマガ題名

米国が」対中問題で(ウイグル)人権問題を最重視する胡散臭さ。EUと米国は中国が人権侵害行為と制裁発動を決定。だが米国は9・11以降、今日までアフガンに軍を駐留し、イスラム過激派を殺害。アフガン派遣を正当化し、新疆で制裁の論理に一貫性があるか

 デモクラシータイムスもこの件を報じている。田岡氏や他の皆様。宗主国のウソ広める大本営広報部と全く違う視点。

ウイグル「ジェノサイド」問題にコソボの幻影~国際謀略戦が始まった?【田岡俊次の徹底解説】20210324

米中会談いきなり激突 どうする?ウイグル・五輪・菅訪米【米中のはざま どうする!日本】20210323

 国も地方も対コロナ愚策ばかり。彼らは正気なのだろうか?

 LITERA

吉村知事の「まん防」「マスク義務化」主張に「宣言解除を要請した張本人が」と非難殺到! 玉川徹は「カスタネットじゃねぇよ」

 日刊ゲンダイDIGITAL

天下の愚策「GoTo代替事業」が招く感染急増の最悪シナリオ

2020年9月29日 (火)

バーレーン-イスラエル協定が新たな中東への鍵かもしれない理由

2020年9月28日
Salman Rafi Sheikh
New Eastern Outlook

 UAE-イスラエル協定は、歴史的で、中東に「正常化」の力を引き起こしたが、この協定は、イスラエル-パレスチナ紛争が解決し、和平合意が成立するまでは、サウジアラビアが拒絶しており、首長国政治エリート集団の単独飛行の結果のように見えた。そして、UAE-イスラエル協定は、「イスラム社会」のリーダー役につこうとするUAEの動きの一環と見られた。だが、バーレーン-イスラエル協定は、決して、だしぬけのものではないが、湾岸アラブ諸国の大半が、既にイスラエルとの和平に動いており、二国間、多国間関係の新しい領域へと向かっていることを象徴している。バーレーンは、あらゆる標準からして、湾岸の弱小国で、サウジアラビアに対する徹底的依存は、この小さな湾岸王国は、サウジアラビアの許しなしで、このような決定はしないはずなことを示している。

 ほぼ10年前に、サウジアラビアがバーレーンを、アラブの春蜂起から救う上で中枢的役割を果たした時以来ずっと、バーレーンの支配層エリートは、サウジアラビアにしっかりと依存してきた。蜂起以来、バーレーン支配者は、国内のシーア派多数派を牽制する上でサウジアラビア軍事力の脅威をあてにしている。従って、この地域中で、バーレーンは、サウジアラビア王宮の属国と見なされている。

 従って、バーレーン-イスラエル協定は、サウジアラビアが書いた脚本の上演という要素が強い。バーレーンをサウジアラビア領土と接続している物理的な橋は、両国の国内、外交政策の直接の関係をまざまざと象徴している。

 サウジアラビア王国は、イスラエルとの関係正常化を焦ってはいないが、既に、今後どうなるかを示すいくつかの具体的措置をとっている。キング・サルマン国王後のサウジアラビア・イスラエルの関係正常化。

 UAEがリーダー役を追求していても、サウジアラビアが最も重要なイスラム教国であり続けることは疑いようがない。サウジアラビアによる承認を勝ち取らない限り、イスラエルは半分受け入れられた国のままだ。だがサウジアラビアは、現在既に、イスラエル航空機のために領空を開放しており、二国間の正式外交関係のドアは割合早く開くだろうことを意味している。

 実際、サウジアラビアでは、この目的を実現するため、多くの下準備が行われている。メディアの報道が示しているように、最近、サウジアラビアのソーシャルメディアや電子メディアが、ユダヤ人に対する平等な待遇を促す宗教学者や、イスラエルとのより良い関係を盛り上けるが他の人々を、益々受け入れ始めているが、これはムハンマド皇太子の同意なしでは広めることができいメッセージだ。これは、テレビ番組さえ、新たな標準を広めるために使われていることに加えてなのだ。イスラエルは敵として描写されておらず、その存在そのものに異議を申し立てられることもない。

 サウジアラビアは、正常化を、いまだに、イスラエル-パレスチナ紛争の解決に関連づけてはいるが、ここで思い出す必要があるのは、バーレーンも当初は、ワシントンによる、イスラエルとの外交的協定追求を拒絶していた事実だ。実際、バーレーンの国営メディアが「パレスチナの大義」に対する継続的支持を報じた時、マイク・ポンペオ訪問は完全な失敗のように見えた。この姿勢が跡形もなく素早く消えた理由は、UAEとサウジアラビアを含め、主要アラブ諸国が、トランプ政権の元々の、パレスチナ領併合を伴う「和解策」を支持していた事実に根ざしている。これらの国々が、計画を完全に支持して、パレスチナ人に、それ以上の圧力を加えるのを阻止していたのは、再度の大規模アラブ蜂起の恐怖だった。これが、現状サウジアラビアに支配されているアラブ連盟が、なぜ、そもそもイスラエル-UAE協定を、非難するのを拒否したかの説明になる。

 サウジアラビアのエリートは、現在、既に大半が正常化賛成だ。インタビューで、ムハンマド皇太子がイスラエルとの正常化は地域における経済発展の鍵であり得ると言ったのは、実際、二年前だった。

 更に、より重要で、現在のサウジアラビア・エリートの政治的な考え方を本当に示しているのは、ムハンマド皇太子の中東構想と、それを二つの範疇に分ける彼の傾向だ。最初の範疇は、イランとムスリム同胞団から構成される「悪の三角形」だ。二番目の範疇は、サウジアラビアが率いる「穏健スンニ派諸国」集団で構成される。イスラエルは、現状、もはや「悪の国家」あるいは対処すべき問題や、解決が必要な数十年にわたる論争の相手でさえない。

 だから、バーレーン-イスラエル協定が示しているのは、イスラエルとの関係正常化は、中東の政治情勢において、既に新常態だということだ。数年前までは、まさにイスラエルの存在が問題だったが、問題は既に、基本的に変化した。それゆえ多くの湾岸アラブ諸国にとって、イスラエルと直接外交関係を確立し、外交官を交換し、最新軍事、技術ハードウェア取り引きが可能になるかどうかではなく、単なる時期の問題に過ぎない。

 Salman Rafi Sheikhは国際関係とパキスタンの外交、国内問題専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/09/28/why-bahrain-israel-accord-may-be-the-key-to-the-new-middle-east/

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 録画しておいた「今夜も生でさだまさし」を見て、一つの疑問が解けた。「いのちの理由」が、哲学的な歌詞なのは、浄土宗が「宗祖法然上人800年大遠忌を記念し、シンガーソングライターのさだまさしさんに「法然上人をたたえる歌」の制作を依頼していたもの」だったからだ。納得。

 しかし、ここは、すごい連中を圧倒的多数が支持する悪夢のような国だ。支持者は、彼の露骨ないやがらせを支持していることになる。

 AERAdot.

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 とんでもない人物が、とんでもないベーシック・インカムを言い出した。しかし驚くことはない。『未来への大分岐』のマイケル・ハートとの対談で、斎藤幸平氏が、111ページで言っておられる。

BIのアイデアを遡っていけば、その由来のひとつは、新自由主義の教祖とも言えるミルトン・フリードマンの「負の所得税」に行き当たるんですよね。

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