アメリカ

2020年9月17日 (木)

広範な地政学的戦いの一環として犠牲にされたナワリヌイ

2020年9月15日
ジェームズ・オニール
New Eastern Outlook

 現在ロシアの反体制派政治家アレクセイ・ナワリヌイの病気に対して行われている報道ほど、欧米メディア標準の情けない劣化を明らかに例証する近年の物語は数少ない。

 ナワリヌイは、与党のロシア政治家たちにとって、せいぜい一つの些細な問題に過ぎない。最近の選挙で彼が得た票は2%以下だ。大半の欧米諸国では、このような得票率は、単一争点の狂信者や、宗教的変人や、わずかな時間、衆目を集めるのを楽しむ、いつもの膨大な連中と一緒くたにされ、ほとんど言及されるまい。選挙風景にかろうじて登場する集団は、ナワリヌイが得るようには、広範囲に報道されないはずなのは確実だ。

 従って、彼の多くの冒険や災難を宣伝するのは、より広範な政治的目的に役立つのだが、この場合、ウラジーミル・プーチンが、本格的な反対者に直面するというプロパガンダ主題を呼び起こす。関連する話題は、もし当該の欧米お気に入りの人物が、実際に今までに、本物の政治的権力は言うまでもなく、かなりの票さえ獲得できないなら、それは政治的な不正行為のせいに違いないというのだ。

 ナワリヌイは、その経歴で、一度ならず物理的に攻撃され、選挙法や、政治的抗議行動に関する法律に対する絶え間ない違反のかどで、一度ならず投獄されている。もちろん彼が逮捕されても、迫害されているという彼の叫び声や、支配体制に対する脅威やらのと現実主義が完全に欠如しているのが特徴の類似の主張を弱めることは決してない。

 こうしたことのどれも、欧米主流のメディアから見て、彼を貶める効果はない。モスクワへのフライトで病気になったナワリヌイの最近の事件は、特に欧米メディアで、反ロシア宣伝、特に対プーチン攻撃を呼び起こした。

 熱狂的な相次ぐ主張には、一連の事件の論理的分析が欠如している。ナワリヌイは、一杯のお茶を飲んで、フライトで病気になったと我々は聞かされている。差し当たりこれが正しいとして、お茶はフライト前、それとも最中に、飲み干されたのだろうか? この質問への答えは曖昧だ。もしそれがフライト前なら、お茶をいれた人物、あるいは彼にそれを届けた人を調査するのにどんな措置がとられたのだろう? 再び、完全に空白だ。

 ナワリヌイは機内で、酷く病気になったことは、圧倒的に、(もし本当に何かがあったなら)、彼は機内で物質を摂取したことを示唆している。またしても、誰から、どんな状況でかは、答えられないままだ。問題とされているノビチョクは、ほとんど一定不変に急速に効果のでる致命的物質だとされているが、彼は生き残った。報道では、彼はやかましく金切り声を上げていたとされ、一般に致命的物質の、致命的な量を摂取したことと関係づけられる反応ではないことを示唆している。

 飛行機は経路から逸れて緊急着陸し、そこでナワリヌイは病院に急送され、必死な努力で命は救われた。これは、国家が援助する暗殺未遂とは全く一致しない。

 ロシアの病院は彼の命を救う必死の努力をした。治療の一部として、彼らは検査でノビチョクタイプによる中毒の証拠を示さなかった血液検体を採取した。病院は、この一連の出来事の理解にとって、極めて重要なその血液検体を保持している。

 ナワリヌイは、それからベルリンの病院に飛行機で運ばれた。再び、いくつか奇妙な点がある。彼は、どうやら、これまでのところ未知の組織が支払った非営利の飛行機で連れて行かれた。経費は高かっただろうが、それを誰が支払ったのか我々は知らない。

 もしナワリヌイが実際、ノビチョクのような毒を盛られていたら、彼がこのような中毒が容易に確認可能な欧米病院に飛ぶのを許されるという論理は全く理屈に合わない。

 今、ベルリンの病院は、ナワリヌイ氏から(細部は、むしろ曖昧だ)ノビチョクのような物質を検出したと発表した。この発表に対しては、多くの論理的可能性がある。

 第一に、ロシア医療チームが信じられないほど無能で、患者の病気の原因を発見できなかったということだ。これは、まずありそうにないと思える。第二に、ナワリヌイはベルリン(五時間の飛行)への途中、あるいは彼がベルリンに到着した後、飛行機で物質を投与された。ロシアの医療専門家が有能だったことを認めるなら、物質が投与された時期は、フライト中か、到着後だったに違いない。この選択肢は、ナワリヌイに、実際、検出された、このような物質があったと想定しているが、確実と言うには程遠い仮定だ。

 これはナワリヌイへの攻撃に対する、より重要なことに、事件がプロパガンダに使われたより広範な動機の問題を提起する。これは、ナワリヌイの病気に責任があるとして、ロシアに対して作り出されているヒステリーの本当の動機に我々を近づける。

 ロシアの石油とガスをドイツにポンプで送るノルドストリーム2プロジェクトは、あと数週間で完成に近付いている。アメリカが、このプロジェクトには、大反対で、プロジェクトを中止させる取り組みで、ドイツと(領海をパイプラインが通過する)デンマークをいじめ、甘言でつり、恫喝し、賄賂を使ったのは秘密ではない。

 誰も全く驚かないが、その代わりに、アメリカはドイツに、彼らの燃料を供給したいと望んでいる。アメリカの選択肢の費用はロシア製品より約40%高い事実が、ドイツ(そして他のヨーロッパ市場)がロシアの選択肢の方を好む強力な理由だ。アメリカの供給元に依存しないという政治的誘因もある。アメリカがヨーロッパの供給元になれば、ほぼ確実に価格は上がり、ヨーロッパ・ユーザーにとって、競合上、大きく不利になる。

 執筆の時点で、ドイツとロシアの合意は剣が峰にに立たされている。これまで、アメリカのいじめと恫喝に耐えていたドイツのアンゲラ・メルケル首相は、今、ロシアとの契約について曖昧に思われる。ドイツが契約を取り消せば、ドナルド・トランプにとっては大勝利で、ベラルーシでのクーデター未遂挫折に対する多少の慰めにもなるだろう。

 契約取り消しが、ヨーロッパ人に莫大な費用を課すことなど、トランプは全く心配していない。経済的経費はヨーロッパ側の負担に過ぎない。彼らは、またもや独立の面目をはっきり潰すことになる。ロシアは、経済的、政治的な絆の、より広範な再編成の一環として、東方の選択肢を開発しているが、ロシアにとっても損失は同様に膨大だ。

 おそらく、この情けない長編物語から引き出される主要な教訓は、ロシアはヨーロッパ市場に対する代替物を作る努力を強化しなくてはならないことだ。ナワリヌイは、アメリカが演じる広範な地政学ゲームに巻き込まれると、個人がいかに方便に使われるかの実例なのだ。

 ジェームズ・オニールは、オーストラリアを本拠とする法廷弁護士で地政学専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/09/15/navalny-sacrificed-as-part-of-a-wider-geopolitical-battle/

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 ジャーナリストの横田一氏、官邸総理会見から「指名」排除されていたが、IWJの岩上氏は、4回続けて『抽選外れ』の怪!日刊IWJガイド冒頭を引用させていただこう。

はじめに~菅義偉(すが よしひで)氏が第99代総理大臣に選出されるも高揚感も期待感もまったくなし! 岩上安身は官邸総理会見から排除!? 4回続けて『抽選外れ』の怪! 菅氏の後任となる内閣官房長官には加藤勝信(かとう かつのぶ)厚労相を起用!! 政府の立場や見解を誠実に国民に発信するべき官房長官に、政権に都合の悪いことは一切答えない鉄面皮の「菅話法」から「ご飯論法」ではぐらかす名手へバトンタッチの悪夢!!

 大竹まことのゴールデンラジオで、たまたま拝聴した深澤真紀教授の日本の若者の無力感と、その遠因の法律についての話は衝撃的だった。若者だけでなく大人も無力感。この無力感蔓延こそ、与党の作戦。

 不作為による人口削減推進?とんでもない人物がコロナ対策を統括。

 LITERA

菅政権で「公費不倫出張」の和泉洋人首相補佐官が再任、“官邸官僚”のトップに! 虎の威を借る恫喝と行政の私物化が再び

2020年9月16日 (水)

バイデン大統領は、なぜプログレッシブ民主党員を失望させるのか

Moon of Alabama
2020年9月8日

 バイデン大統領は、民主党選挙運動を支援するプログレッシブにとって、もう一つの期待はずれになるだろう。

 ワシントン・ポストはジョー・バイデンの政策の「柔軟性」を称賛している

二カ月前に、ジョー・バイデンが経済政策を公表した際には、一部の有力な銀行家たちを心配させるいくつかの考えが含まれていた。例えば、郵便局の銀行業務を認めることや、全てのアメリカ人に、連邦準備理事会(FRB)を通した口座開設を認めること。

だがウォール街の指導部との私的電話で、バイデン選挙運動は、それらの提案は、バイデンの計画の要ではないことを明らかにした。

「これらは基本的にこう言った。「聞いてくれ、これはウォーレン支持者を幸せにしておくためのものに過ぎないので、考え過ぎないように」と、ある投資銀行家が、エリザベス・ウォーレン上院議員(民主党- マサチューセッツ州)のリベラルな支持者に言及して言った。匿名を条件に、私的会話について話してくれた銀行家は、このメッセージは複数の電話で伝えられたと言った。

 民主党の、より進歩的な分子に約束をしながら、金持ちには、密かに異なる政策を誓っているジョー・バイデンは、バラク・オバマの「柔軟性」を真似ているのだ。最初の大統領選選挙運動の際、オバマは数回、カナダとメキシコとの自由貿易協定NAFTAを再交渉すると約束した。けれども支持者の背後で、彼は、カナダ政府に、彼がその約束を実行するつもりはないことを知らせるため、密かに特使をカナダに送っていたのだ。

スティーブン・ハーパー首相は、カナダ外交官とオバマのチーム・メンバー間の論議を詳述しているメモを記者がどのよう入手したかについて調査を命じた。メモには、オバマ顧問が、この候補者のNAFTAに対する批判は主に政治的なものだと示唆したとあった。

オバマ・チームは彼が不誠実だったことを否定したが、ライバルのヒラリー・クリントンは、メモが、彼女の競争相手は信頼できないことを示していると述べた。両候補者は、アメリカ人の失業を自由貿易協定のせいにして、協定を変えるか、放棄さえすると誓ったが、カナダ経済に損害を与え、世界の二大貿易国の結びつきに損害を与えかねない行為だった。

 バイデンは複数の問題に対して、このような「柔軟性」を示している。

政策細部について束縛されるのをいやがるのは、いかなる特定の立法の聖杯でもなく、「国の精神を復活させる」誓約に焦点を合わせているバイデン選挙運動上で肝要だ。バイデンは、様々な提案を公表しているが、彼はしばしば、公式に強力な宣言をするが、舞台裏で、補佐たちが批判者をなだめるのを当てにする八方美人手法をとっている。

 中道右派バイデン政権に最も失望する人々は、現在彼の選挙運動を支援している「プログレッシブ」だろう。彼らが今約束されているものは、全く何も意味しない。

バイデン選挙運動は、経済政策はバイデンとバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)支持者により共同で作成されたもので、決して公式政策を意図していないと述べた。
バイデン・チームは、タスクフォースの考えは、単なる推薦と見なしており、他方多くのサンダース支持者は、それらには拘束力があると考えている。

 同時に、バイデンの外国政策チームは、オバマ時代のリベラル干渉主義者と、ネオコンでいっぱいだ。

「トランプを決して認めない」共和党員は、バイデン選挙運動に、こっそり入り込み、選挙に先んじて彼の「連合」具体化を申し出て、特に中国に関し、外国政策論議を推進している。選挙運動で既に活動しているリベラル干渉主義者と共通する実績を考えれば、席に着こうとしている貪欲なネオコンが中にいないなど瞬時も考えてはなられない。
この連中は、最初からトランプを嫌悪し、彼の「アメリカ・ファースト」外国政策は「全く見当違いで」、国を「危機」に導いていると考えている「トランプを決して認めない」ネオコンのエリオット・コーエンロバート・ケイガン(妻のビクトリア・ヌーランドはクリントン国務省で、ネオコン最高幹部だった)らが混じった、ワシントン外国政策コンセンサスの設立メンバーだ。2016年、公然とヒラリー・クリントンを支援したケイガンは、既にバイデンの主要顧問アンソニー・ブリンケンと、少なくとも一本の反トランプ外国政策論説を書いている。羊の皮を被った狼だ。

 バイデンの勝利は、イランとの核合意の更新ではなく、対シリア戦争復活や他のタカ派外交政策を意味するだろう。

バイデンが勝てば、アメリカの対イラン政策の軟化を望んでいる人々は、バーニー・サンダースや「分隊」が「アメリカ外国政策姿勢の尖った角を丸くする」のが可能だと期待過剰だったことになるはずだ。彼らは余りに楽天的なのかもしれない。それは実に明白だ。中国がエネルギー供給安全保障を求めて、イランや中東に方向を変えるにつれ、中国に対するタカ派姿勢で成功を狙う衝動は、二国(イランと中国)をひとまとめにして、「一石二鳥」政策姿勢を追求することとなろう。

 もちろん、バイデン大統領の政策は、トランプの不作法な行動の仕方より、ずっと洗練されていて、見苦しくなく見えるだろう。それが、ワシントンの支配体制が、トランプを拒否し、バイデンを支持する主な理由だ。

 だがバイデンが、選挙、あるいは、民主党のうまく計画されカラー革命で大統領を勝ち取れば、バラク・オバマが実行した中道右派政策の更に右になるのは確実だ。これは内政問題も、対外政策も、当てはまるだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/09/why-a-biden-presidency-will-disappoint-progressive-democrats.html

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 厚生破壊大臣が官房長官!一事が万事。この政権の象徴。

 LITERA

菅政権の官房長官に決定 加藤勝信厚労相がコロナ対応で見せた無能!「37.5度以上4日間」の受診目安押し付け、デタラメ答弁連発

 自助、共助でもない。公助はない。束縛と規制改革、ケケ中新自由主義の更なる推進。この「指摘はあたらず」それで「問題ない」。ぼろが出る前に解散して圧勝するだろう。

 そこで、昨日の孫崎享氏メルマガ題名

民主主義と日本?:戦争責任者の問題(抜粋)・伊丹万作:俺が騙したといつた人間は一人もいない。日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだ。「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。

 コロナ対策は無策と思うのは浅はか。立派な深慮遠謀があるのだ。と、森永卓郎氏のラジオでの指摘で納得。彼は感染者数を丁寧に分析したそうだ。感染者数は気温の関数だという結論になったという。暑くなれば減り、寒くなれば増えると。インフルエンザも、同じだという研究結果が明らかになっているという。その分析からして、あと二週間で激増するという。その後の説明がすごかった。政府が無策なのは、不要な人口削減を狙っているためだ、と。死者の中では、老人の比率が圧倒的に多い。医療費負担を劇的に減らせるのだ。自分が記者だったら、記者会見に行って、「老人を殺すつもりですか」と質問して、瞬時につまみだされるだろう、とも言っておられた。横田一氏なら、追いかけ質問してくれそうだが、都知事記者会見では、彼がいくら質問しても、もちろん答えはない。ところが、首相記者会見からは、横田氏、指名で排除されているのだ。挙手もできない。さスガ!言論統制日本の縮図。

【横田一の現場直撃】No.78 菅総裁誕生 腰巾着の強権政治/枝野、反カジノのドンに会う/動き出すリニア 20200915

 流行が始まった時、政府の無策を見て、老人殲滅政策ではないかと「妄想」したが、残念ながら妄想ではなさそう。

無編集書類をアサンジが無謀に発表したという中傷のうそを暴く 3月2日

コロナウイルスは世界的大流行の瀬戸際 2月25日

 コロナウイルスは世界的大流行の瀬戸際 2月25日 はご丁寧にも、検索エンジンで隠蔽されている。出てこないのだ。ウソと思われるなら、お試し願いたい。隠蔽エンジンでは見つからないはず。それで該当部分を貼り付けておこう。

ブログClub Orlovに、「最も都合が良いウイルス」という題の下記記事がある。労働人口ではない高齢者の人数が減るのは政府にとって好都合だろうということも書いてある。だが、実際感染した方には、若くとも重症化している症例があるようだ。北海道の女性は、救急車を呼んだ際、言葉もはっきりしなかったという報道を見た。韓国では感染者が激増しているというが、検査を飛躍的に増やしているせいもあるだろう。一方、日本政府は実にかたくなに検査をこばんでいる。数を少なくみせて、オリンピックを強行したいのだという論もみるが人口を削減したいのが本音なのではあるまいか?と、トンデモない疑問もでるではないか。

2020年9月15日 (火)

闇の国家によるアメリカ攻撃19周年

2020年9月11日
Paul Craig Roberts

 2001年9月11日の、ほとんどの記念日に、私は、世界貿易センターとペンタゴンに対する攻撃の公式説明が信じ難いほど明らかにウソだという膨大な証拠を提出する記事を書いてきた。それでも、アメリカ人は見え透いたウソを信じている。

 軍安保複合体は敵を探すのに必死だった。2001年、ロシアはアメリカに支配されていた。中国の上昇は50年先と予測されていた。軍/安全保障予算と権力を増大させ続けるための敵は、一体どこにいるのだろう?

 チェイニー/ブッシュ政権を支配したネオコン連中はアラブ中東を敵と認め、五年で七カ国を打倒するための戦争するには、「新たな真珠湾」が必要だと言った。

 シオニスト・ネオコンはヨルダン川西岸とレバノンへのイスラエル拡大の反対派を排除したいと望んだ。チェイニーは自分が受益者である軍安保複合体を豊かにし続けることを望んだ。

 「新たな真珠湾」を実現するため、チェイニー、ネオコンとイスラエルは、WTCとペンタゴンに対する攻撃を計画した。

 9/11事件の真実を求める建築家とエンジニアや、多くの類似の団体が、専門知識と品格ある人々による多くの文書化された書籍で、公式説明を解体した。今、我々は、9/11事件が、実に多くの富が依存している軍/安保予算が脅かされないよう、敵、つまり対テロ戦争をアメリカに提供するための、闇の国家による作戦だったことを知っている。

 アメリカの闇の国家は、実に腐敗し、極めて利己的で、全く責任を負わないので、トランプ再選をひっくり返しながら、全く動じないだろう。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/09/11/the-19th-anniversary-of-the-deep-state-attack-on-america/

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 最近大本営広報部呆導を見ていないので、9/11について報じたのか否かわからない。大相撲は見ているが、両横綱休場に加えて、興味ある力士も休場。コロナ流行による稽古不足の影響も大きいのだろう。

 イスラム関連新書を読んでいたら、9/11公式説明そのままの記述を見て、読み続ける気力が薄れた。

 9月10日付けの、Pepe Escobar氏記事もある。

From 9/11 to the Great Reset

 植草一秀の『知られざる真実』

泰山は土壌を譲らず

 一方、ネットには、興味深い番組がある。

【国会女性会議 No14】突然の首相辞任にデキレースの次期総裁選 20200909

経産省外交の蹉跌 〜アベ政権の夢のあと【山田厚史の闇と死角】200903

2020年9月14日 (月)

アメリカ合州国と、その憲法の命は、あと二カ月

2020年9月10日
Paul Craig Roberts

 トランプの国防長官ジェームズ・マティス海兵隊大将とトランプの国家情報長官ダン・コーツが、トランプ大統領を、大統領の座から解任するため「共同行動」をとることについて話し合ったとボブ・ウッドワードは書いている。マティス大将は、トランプは「危険だ。彼は適していない。」と言っていた。

https://theconservativetreehouse.com/2020/09/09/bob-woodward-general-james-mattis-plotted-overthrow-of-u-s-government/

 これは、将官とCIAがジョン・F・ケネディ大統領について言っていたのと同じことだ。

 将官とCIAが、大統領は適しておらず、危険だと言う時、彼らは大統領が彼らの予算にとって危険なことを意味している。「適していない」というのは、大統領が、資金が、軍/安保予算に流れ込み続けるよう、アメリカの敵を誇大宣伝し続ける信頼できる冷戦戦士ではないことを意味する。自国ではなく、軍需産業に奉仕することで、将官は大いに裕福になれるのだ。

 ケネディ、トランプ、いずれもロシアとの関係を正常化し、軍需産業の利益を引き上げる海外での戦争作戦に関与しているアメリカ軍兵士を国に戻すことを望んだ。

 ケネディを止めるために、連中は彼を暗殺したのだ。

 トランプを止めるために、彼らはロシアゲートや弾劾ゲートや様々な熱狂的な確証がない告発を仕組んだ。それが証明された絶対的真実であるかのように、売女マスコミは様々な非難を繰り返している。売女マスコミは、こうした冤罪の一つたりとも決して調査しなかった。

 トランプを排除するこれら努力は成功しなかった。アメリカは外国政府を打倒した多数のカラー革命をうまくやりおおせたので、この戦術は今トランプに対して使われている。11月の大統領選挙は選挙ではないだろう。それはカラー革命だろう。

 例えばhttps://www.paulcraigroberts.org/2020/09/08/democrats-have-planned-a-coup-if-trump-wins-reelection/https://www.paulcraigroberts.org/2020/09/10/the-democrats-are-fronting-for-the-cia-deep-states-color-revolution/ を参照願いたい。

 国が崩壊する中、明白な真実の単純な陳述さえ信じられない状態にまで至ったのだ。

 中には部内者に書かれたものもあるが、入念に研究し文書化した多数の書籍が、1950年以来、CIAが、アメリカ・メディアを支配していることを決定的に証明している。アメリカ・メディアはニュースを報じない。出来事についての闇の国家による説明を報じている。それによって、本当のニュースが連中の狙いを決して妨げないようにしているのだ。

 ドイツ人ジャーナリスト、ウド・ウルフコッテは、CIAが、ヨーロッパ報道機関も支配していることを示す本『買われたジャーナリズム』を書いた。

 誤解のないように言うと、二つのCIA組織があるのだ。一つは世界の出来事を監視する政府機関で、政策当局に多かれ少なかれ正確な情報を提供しようと努力している。もう一つは、機密作戦の政府機関だ。この機関は、アメリカ大統領を含め、人々を暗殺し、非協力的な政府を打倒する。退任後、トルーマン大統領は、CIAの機密活動を認めて、深刻な過ちをおかしたと公的に述べた。彼は、CIA自身、責任を負わない政府だと言ったのだ。

 アイゼンハワー大統領は、これに同意し、彼の退任演説で、軍産複合体の責任を負わない権力増大をアメリカ国民に警告した。

 ケネディ大統領は、その脅威を理解し、「CIAを粉々に粉砕する」つもりだと言ったが、連中が先に彼を殺した。

 CIAがトランプを殺すのは容易だろうが、「一匹狼暗殺者」は余り何度も使われて、もはや信じられない。CIAがアメリカとヨーロッパのメディアや反体制派のふりをしている多くのインターネットサイトを支配し、無頓着なアメリカ人をだます主張をしているのだから、濡れ衣で、トランプ再選をひっくり返すほうがずっと簡単だ。実際、CIAは、左翼をものにしているのだ。軍安保複合体を支持することが愛国的だと信じるので、右翼の人々は従う。

 CIAは、トランプを打倒した後、Antifaや、Black Lives Matterや、連中の売女マスコミを、人種戦争を煽動するために使うだろう。それからCIAは蒼ざめた馬で乗り込み、住民は屈服するだろう。

 私が書いている今も、このシナリオは展開している。

 それが起きるまで、極めて少数しかそれを信じまい。たとえそうでも、説明を支配するCIAの能力は、国民を掌握するだろう。

 現在のアメリカでは、うそつきの方が正直者より信ぴょう性があるのだ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/09/10/the-united-states-its-constitution-have-two-months-left/

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 文中のウド・ウルフコッテ氏、本刊行の数年後に亡くなった。著書Gekaufte Journalistenは、英語に翻訳されたが、たちまち入手不可能になっている。ドイツ語原書なら購入可能かも知れないが、初歩のドイツ語知識で、読む能力はない。同じ筆者の翻訳記事には、たとえば下記がある。

ヨーロッパの勇敢なジャーナリスト逝く 2017年1月17日

“大手マスコミの主立った連中は皆CIAの手の者”2014年10月24日

 岩波書店の月刊誌『世界』10月号、仮病首相の敵基地攻撃論を先取りするかのように、特集は 攻撃する自衛隊
コロナについても、新連載が二本。『分水嶺』と『コロナ戦記』

 そして、新聞労連中央執行委員長 南彰氏による『共犯ではないメディアのために』。

 昨日、たまたま拝聴した番組、大本営広報部呆導の対極。あまりに悲しいほど劣化した属国民。11/1の大阪投票も、異神の大勝になると内田氏は予想しておられる。残念ながら、予想は当たるだろう。日本人は行き着くところまで行き着かないと目が覚めないと、内田氏は言われる。同感なことがさみしい。

西谷文和 路上のラジオ 第34回 緊急特集!思想家・内田樹氏 アベ後の日本は何処に行く

2020年9月13日 (日)

ナワリヌイ偽旗作戦の張本人連中がウソを隠蔽するため新しい展開を発明

Finian Cunningham
2020年9月11日
Strategic Culture Foundation

 ナワリヌイ毒物中毒事件は、その後、ドイツ軍諜報部が、ロシア反体制派分子が飲んでいたとされる一本の水のボトルで、ノビチョクの痕跡を発見したと主張し、新展開をしている。これは、むしろ、この偽旗作戦の張本人連中が「酔っぱらった」ように聞こえる。つまり、彼ら自身の物語固有のばかばかしさに狼狽したのだ。

 先週ドイツ政府は、ドイツ軍研究所が、セルゲイ・ナワリヌイの体液中にノビチョクを発見したと発表した。それは即座に、クレムリンがソ連時代の神経毒を使い、ナワリヌイ殺人未遂に責任があるという非難になった。

 ドイツ側にとっての問題は彼らの話が、まもなく、8月20日、彼がシベリアからモスクワまでのフライトで病気になった際、最初にナワリヌイを治療したロシアの毒物学者からの反対に出くわしたことだった。ロシアの医療関係者は、彼らは、神経系を攻撃する有機リン酸タイプの化学物質を含め、あらゆる範囲の毒に関してナワリヌイを検査したと言った。ロシアの医者は、ほんのわずかの毒も見いださなかったと断言した。彼らはナワリヌイの昏睡は、既存疾患、おそらく糖尿病に誘発されたと結論した。更に、ナワリヌイが、8月20日に連れて行かれたオムスクの病院の医者は、彼の体液の原試料を持っていると言った。

 この後者の詳細が、ドイツに、毒の入った水のボトルという新しい要素で、連中の話を説明するよう強いたように思われる。もしロシアが、本当に、毒の存在を示さないナワリヌイの生体試料を持っているなら、ドイツの話は、デッチアゲとしてばらばらに崩壊する。それはただ、8月22日に彼がロシアからに空輸されたベルリンの病院で治療されている間に、ドイツ人によるノビチョク発見とされるものは、彼の体液を故意に汚染した結果だったことを意味するだけだ。

 彼がシベリアの市トムスクからのフライトで病気になった後、ナワリヌイの親族が、ボトルとされるものを保持していたことはデア・シュピーゲルが報じている。彼らはオムスクでは、ボトルをロシアの毒物学者に渡さず、ナワリヌイが二日後にベルリンに到着したとき、その代わりにドイツ人にボトルを渡したとされている。

 この「ボトル仕掛け」はロシア側の主張による壊滅的矛盾を避けるのに便利で必要な小道具だ。今ドイツは、ロシアが入手できなかった証拠を持っていると主張できるのだ。

 だが、このような策略は、更なる疑問を招き、ドイツの説明を、ばかばかしくないにせよ、一層信じ難くする。

 ノビチョクがナワリヌイを毒殺するのに使われていたなら、44歳の反体制派分子は今頃死んでいた可能性が高い。彼の側近と、飛行中、彼に近づいたフライト・アテンダントも中毒症状を示したはずだ。致命的な神経ガスで汚染されたボトルを、ナワリヌイの家族が被害を受けずに、ドイツに持ち込んだことなど想像もできない。

 奇妙なナワリヌイ事件は、同様に異様なスクリパリ事件と確実に似ている。それでも後者は、ロシアの罪を「実証する」ため、前者の先例として引用されている。ノビチョク武器とされるものは、すぐ近くにいる人に対しては、その致命的な効力を失うという驚くべき能力を持っているように思われる。直接の被害者たちは、不可解な昏睡に入り、イギリスや、今回はドイツ政府に、密かに拘留され、人前で再び見られたり聞かれたりしないのだ。両方の事件とも、不思議な容器が登場する。2018年3月、イギリスのスクリパリ事件でノビチョク武器が入っていたとされるのは香水ビンで、ナワリヌイ事件で今、水のボトルだ。

 MI6二重スパイのセルゲイ・スクリパリ暗殺未遂とされていることと同様、ロシアの反対派アレクセイ・ナワリヌイに関する最近の事件は、モスクワに対する欧米制裁と敵意を煽動するための偽旗挑発なのは疑いようはない。

 ナワリヌイの体からドイツがノビチョクを発見したとされることについての報道の直後、予想通り、ロシアとドイツのノルド・ストリーム2ガス・プロジェクトの中止要求がでた。ワシントン支持派のドイツ人政治家連中は、長い間、ロシアとの意欲的なエネルギー貿易に反対だったのは秘密ではない。

 トランプ政権と米議会からの放棄しろという巨大な圧力にもかかわらず、今までドイツのアンゲラ・メルケル首相はノルド・ストリーム2完成を望む決心が固かった。アメリカの狙いは明らかにロシアのガス・エネルギー供給をアメリカ輸出で置き換えることだ。

 ナワリヌイの明白な毒殺の試みは、戦略上のこのアメリカの狙いとぴったり一致する。ドイツ軍情報部と特定政治家の太西洋対岸枢軸への忠誠からすれば、モスクワに対する偽旗挑発がどのように画策されたか想像するのは困難ではない。

 問題は、ノルド・ストリーム2を妨害するため、ナワリヌイを被害者に仕立て上げるのをあせる余り、張本人連中は、ナワリヌイの身体でノビチョク発見という主張の誤りを立証するロシア医師による生憎の例外を見落としたことだ。自分たちの不器用なミスを悟って、張本人連中は、話の中に、汚染された水のボトルという、もう一つのしかけを考え出すしかなかったのだ。だが、信頼性という点で、彼らの発明は筋が通らない。

 これはナワリヌイの生存可能性に対する重大な帰結的意味を持っている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の宿敵として、欧米に長年かつぎ上げられ、誇張された反対派としてのナワリヌイは、プロパガンダ兵器としては、生きているより、死んだ方が、価値が高いのだ。偽旗物語が失敗したので、ナワリヌイ、ノビチョクに「屈する」と脚本を訂正して、掛け金を劇的に上げる誘惑があるのかもしれない。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/09/08/navalny-false-flag-authors-invent-new-twist-to-cover-lies/

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 コロナも政治も、大本営広報部呆導を見ていない。とはいえ、昨晩の報道特集(JNN / TBSテレビ)は、さすがに素晴らしい内容だったらしい。見損ねたのは残念。公安情報と人事恫喝による恐怖政治の実体。これから一層激化する。

 日刊ゲンダイDIGITAL 杞憂であってほしい話題。

秋冬は危険 新型コロナ“第3波”国内死者12万人の衝撃データ

 デモクラシータイムス 決してテレビでは語られない話題。

菅談合政権への茶番劇 哀れ石破の愚直ぶり WeN20200911

2020年9月12日 (土)

アメリカで不信のタネを蒔いて、ロシアを必要としているのは誰か?

Finian Cunningham
2020年9月10日
Strategic Culture Foundation

 これは、激しい結果に至るアメリカ史上、最も醜悪な選挙の様相を呈している。アメリカは、一世紀半前の最後のものに続く内戦を目指して進んでいるのだろうか?

 2016年と、あの選挙結果が良くなかったと思うのなら、2020年は、それに輪をかけたディストピアになるのは確実だ。

 この混合は一触即発の危険なものだ。既に国民の人数より個人所有の小銃が多い国で、銃の売り上げは記録破りだ。

 アメリカ中の街路に、一部は左翼支持だが、遥か大多数は、主にドナルド・トランプ大統領を支持する極右民兵とつながった多数の武装党派がいる。

 トランプは扇動的な利己主義側についている。大統領は決して極右集団は非難しない、白人優越論のネオ・ナチでさえ。実際本当に、法と秩序を擁護していると彼が主張する「愛国者」に、彼は大統領執務室から最高の称賛を送った。だが、トランプと彼の支持者は、アメリカは「左翼無政府主義者」と「社会主義者」の大規模攻撃下にあると描こうとしている。

 彼の国土安全保障省が、社会暴力の最大の脅威は、白人至上主義者過激論者によるものだと評価しているにもかかわらず、こうなのだ。

 プリンストン大学が協力した研究の一つが、ここ数カ月の警察暴力と人種差別に対するアメリカじゅうの10,000以上の公的抗議行動で、行動の95パーセント以上が平和裡に行われているのを見いだした。これはアメリカが「antifa」と「左翼無政府主義者」によって火をつけられているというトランプや共和党支持者が描き出す図柄とは対照的だ。

 だがそうは言っても、根本的に反対意見の武装集団もある。共和党と民主党双方の怪しい指導部は、その道の専門家なので、結果的には、爆発しかねない社会的暴力になる。

 おそらく、客観的な事実より重要なのは、主観的な認識だ。そして特にトランプ支持者の認識は、アメリカはジョージ・ソロスや他の「リベラル世界主義者」に資金供給される左翼暴徒やBlack Lives Matter「国内テロリスト」に侵略されているというものだ。

 トランプは実に見事な扇動技能で、支持者たちに、巧みに「社会主義者」によるアメリカ乗っ取りの不安を煽っている。民主党とその公認候補者チーム、ジョー・バイデンとカーマラ・ハリスの描写は言葉にできないほどばかばかしい。だが、トランプ世界では、事実は重要ではない。重要なのは、もっぱら認識であり、認識をかきたてるのがドナルドのとりえなのだ。

 QAnon現象が良い例だ。この陰謀ネットワークは、何百万人ものトランプ支持者に、トランプは、エリート主義陰謀団からの、アメリカの道義的精神の救済者だというばかばかしい信念を売りこんでいる。この大統領は、この妄想を繰り返している。アメリカが大企業支配階級の闇の国家支配層に運営されているのは疑いようがない。だが、腐敗した寡頭制支配者のトランプが救済者なのだろうか? 勘弁してくれ、アメリカ。

 そのうえ、何十年もの犯罪的戦争、寡頭政治の悪政、人種差別的な警察、資本主義略奪と、現職大統領ジョン・F・ケネディを含めた政治的暗殺などの悪辣な犯罪後、アメリカは、ずっと前に魂を失っているのだ。

 かつて元CIA長官ウィリアム・ケイシーが「アメリカ人が信じる全てが偽りとなった時、我々のニセ情報計画が完成したことになる」と自慢したという逸話がある。

 我々は政治的、社会的腐敗の段階に到達したのだ。広範囲にわたる混乱、恐怖、憎悪と被害妄想、おそらく最大の表現は、大衆の不信だ。アメリカ大衆は、もはや自分たちの体制を信じていない、誰が彼らを非難できよう? 彼らは、何度も、富豪や、ウソつきメディアや、今ホワイトハウスにいるリアリティTV詐欺師のような「部外者」とされる人物を含め、だまされ、裏切られてきたのだ。

 約二カ月後、どちら側も信じない選挙結果が発表されるだろう。もしトランプが勝てば、彼はホワイトハウスに戻るため、ごまかしたと何百万人もが信じるだろう。もし彼が負ければ、何百万人もの頑固な支持者は「全て不正操作された」と信じるだろう。

 既に、トランプは今回の選挙を、史上「最も詐欺的だ」と非難している。この不吉な含意は、彼が負けた場合、権力の穏やかな移行のため、快く荷物をまとめることはしないだろうことだ。そして「QAnon救済者」トランプには「民主主義を擁護する」よう要求する銃を持った多数の「愛国者」がいるのだ。

 最初の結果で、トランプが投票で勝って、「郵送」有権者票を数えると、バイデンがリードすれば、状況は一層緊張するばかりだ。トランプと共和党が、郵便投票は(それとは逆の明確な証拠にもかかわらず)巨大な詐欺だと確信していることを考えれば、大統領の座に対し、競合する主張は、長引く激しい衝突となり、トランプの言葉上の火炎瓶で、故意に、あるいは意図せずに、内戦を誘発しかねない。

 アメリカ政治体制への国民の不信はまん延している。アメリカ民主主義の完全性とされるものを空洞化している破壊的な状態には無数の理由がある。だが、そうした破壊的な理由の全てがアメリカ製なのだ。ばからしい皮肉は、民主党と共和党とアメリカ・メディアが、「アメリカ民主主義に不信を植えつける」のを狙っているとされる「ロシアによる干渉」という、ありもしないお化けについて語っていることだ。アメリカには、既存の怨恨の大釜に、わずかな相違を生み出すかも知れない、どんな外国の影響も不要で、国民には、アメリカ政府や官庁や自身に対する、十分有り余る不信があるのだ。

 Finian Cunninghamは主要報道機関の元編集者・記者。国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/09/10/sowing-distrust-in-america-who-needs-russia/

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 『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』を読み終えた。お見事としか言えない。これこそ民度が高い国の物語。十年以上前に、友人と二度ほど観光で行っただけ。やさしい人々だとは思ったが、観光では、これほどの民度の差は見えなかった。

 植草一秀の『知られざる真実』を拝読して思い出した。昨日は、911だった。

 911ボーイングが見つからなかった訳

 ウソを言い続けた人物、最後だけ、ウソでないと簡単には信じがたい。

 LITERA

安倍首相は本当に病気なのか? 辞任表明以降一度も病院に行かず、「敵基地攻撃能力保有」ぶちあげ最後のレガシーづくりにやる気満々

 大本営広報部、芸能人の大麻はしつこく報じるが、国民に大きな影響があるはずの宗主国軍・属国軍の益々の一体化については全く触れない。

 軍事支出の拡大、目的は、軍需産業を肥やすことと、与党政治家への資金源。仮想敵国はそのために作り上げるもの。

【半田滋の眼 No15】イージスアショアは無力⁈自衛隊も「宇宙が戦場」20200804

【半田滋の眼】No16  日米一体化 自衛隊は対中戦線の前面に 20200901

 今日もIWJインタビューがある。

【録画配信・IWJ YouTube Live】20:00~
安部総理は「心配事」で政権を投げ出した!? 河井案里容疑者が選挙資金還流を供述か? 不正の隠蔽や利権の維持は菅新政権へ継承!? 岩上安身によるジャーナリスト・山岡俊介氏インタビュー
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

2020年9月11日 (金)

ロシア人は地球上で最もおろかなばか者だ!

2020年9月4日
The Saker

 ロシア人はばかだ。絶望的に愚かだ。彼らは最悪のアマチュアだ。ステロイドで強化した無知だ。なぜだろう?

 そう、一例をあげれば、彼らのいわゆる超一流生物戦薬剤「ノビチョク」は誰も殺すことができないように思われる。ロシア人はそれを認識したに違いない。(刑務所から彼を解放した後)スクリパリを殺そうとした際、彼らは、ノビチョクを辺り一面に置いたのだ。ソールズベリー近くのベンチ上、スクリパリ家のドアのノブ上、現地の麻薬中毒者がゴミの中で見つけた数本の香水にさえ。おそらく、スクリパリの家全体に。それがイギリスが当初、極めて有毒な場所を取り壊すと言った理由(それでもスクリパリの猫もハムスターも無事生き延びて、生物戦物質とされるものが、実際は全く役に立たないかを示している)だ。

 これだけ一斉にアラームが鳴ればロシア人とて教訓を学んだはずだと思いたくなる。

 ところが、そうではない。彼らは余りに愚かで学べないのだ。

 そこで連中は著名「反体制派分子」アレクセイ・ナワリヌイを毒殺すると決めた。

 そして彼らは失敗した。

 またしても!

 全く同じ「ノビチョク」(ドイツ・メディアはそう言っている)を使用しただけでなく、彼らはナワリヌイの飛行機が緊急着陸をするのを許し、ナワリヌイを病院に送り込むための救急車を阻止するべく連邦保安院FSBは何もしなかった。どうやら連邦保安院は彼らが殺したいと願っている人物の緊急治療を阻止する権限され持っていないのだ。ふん、彼らはナワリヌイが病院に到着するのを阻止するため交通渋滞さえ作れるのに。

 なんと無能なのだろう!

 さらに悪いことに、これらの忌まわしいロシア人医師はナワリヌイに、ドイツが彼に投与したのと、まさに同じ薬品アトロピンを投与していた。これらの医師はナワリヌイの命を救おうとしていたCIA/BND工作員だったのではあるまいかと私は疑いたくなる。

 明らかに、FSBもばかだ。彼らは飛行機や医者たちさえ、彼らに従わせることができなかったのだ。

 だが事態は更に酷い。ナワリヌイが執行猶予の条件に違反した事実にもかかわらず、そのような人物は国を出ることができない事実にもかかわらず、これらのロシア低能連中は、体内で、ノビチョクまだ一杯で、あふれているのにドイツに飛ぶのを許したのだ。

 ナワリヌイを殺すためには、ロシア人は、検出できない薬剤のどれか(例えば、塩化カリウム)を使って、彼に心臓発作を起こさせるだけで良かったのだ。

 絶望した愚かな連邦保安院は、自動車「事故」でナワリヌイを死なせるぬかもしれない。

 だが彼らはそれさえできない。恥を知れ、連邦保安院!

 そして、ナワリヌイは糖尿病なのだから、彼を殺すのは驚くほど単純なはずなのだ。彼に誤った分量の薬さえ与えれば、ご覧あれ、さよならナワリヌイだ。だが、そうではなく、これらのばか者連中は、今悪名高いノビチョクを使うと決めたのだ。

 明らかに、ロシア人は地球上で最もあほうな、最も無能な、ばか者だ! ロシアの特殊部隊と生物学研究所は、特に、ひどい無能力で知られている。証拠はこれだ。

 彼らはイギリスからCovid19ワクチンを盗み、それから連中はそれを危険にした。

 ばか者!

 そうではないか?!

 (極端に低いIQ!で有名なロシア人のもう一つの範疇の)民主党全国委員会コンピュータに不正侵入したり、2016年の選挙で不正に勝利したりした、いわゆるロシア人ハッカーと全く同様、至る所に、連中のロシア風のエイリアスを残さずにはいられないのだ。もう、このハッカー連中、モスクワ時間の執務時間にしか働かなかった。

 本当だ。ロシア人は驚くほど愚かで、地球上最もばかな連中だ。

 特に彼らの諜報要員と保安要員、細菌戦専門家とハッカー。全員、脳タリンだ!

 皆で繰り返そう。ロシア人は低能だ!、ロシア人は低能だ!、ロシア人は低能だ!

 それは実に「大いにありそうだ」!

The Saker

記事原文のurl:https://thesaker.is/russians-are-the-dumbest-most-incompetent-idiots-on-the-planet/

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 9/13追記:The Sakerの記事の読者であれば、この記事、皮肉であることがすぐにわかるが、この記事の勝手な引用を巨大掲示板?で読んだ方々、与太記事と怒る向きが余りに多い。もともと、そうなると想像していたが、民度を証明している。Sakerの様々な記事を読んでから評価してはと思うが、この国の素晴らしい民度で期待は全く不能。巨大インチキ掲示板、小生のコメントはご丁寧に必ず削除している。日本の状況に惹きつけて、興味がある記事を訳しているのに、その意図を全く無視する掲示板転載者の知性・品格を深く疑っている。

 益々ひどくなる言論弾圧。北朝鮮を笑えない。

 AERAdot.

菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発「役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている」

 LITERA

総裁選で自民党がまた新聞社に圧力文書! 菅の圧倒的優勢でも「公平・公正な報道」を求めたのは政権誕生後の圧力を正当化するため

 日刊ゲンダイDIGITAL

菅氏1000万円銅像計画にドッチラケ…地元秋田の発起人直撃

2020年9月10日 (木)

ジュリアン・アサンジのスターリン裁判。あなたはどちらの側?

2020年9月7日
ジョン・ピルジャー

johnpilger.com

 10年以上前、私が最初にジュリアン・アサンジに会った時、私は彼に、なぜウィキリークスを始めたのか尋ねた。彼は答えた。「透明性と説明責任は、国民一般の生活とジャーナリズムの本質であるべき道義的問題です。」

 私は発行人や編集者が、このような形で倫理観を引き合いにだすのを一度も聞いたことがなかった。アサンジは、ジャーナリストは、権力ではなく、人々の代理人だと信じている。我々は、我々の名において行動していると主張する連中の最も暗い秘密について知る権利があるのだ。

 もし権力者たちが我々にウソをつくなら、我々は知る権利を持っているのだ。彼らが内輪では、あることを言い、人前では反対のことを言うなら、我々には知る権利がある。ブッシュとブレアがイラクを巡ってしたように、彼らが我々に対して共謀し、それから民主主義者であるふりをするとき、我々は知る権利があるのだ。

 この倫理観が、世界の多くを戦争に陥れたいと願い、ジュリアンを生きたまま、トランプのファシスト・アメリカに埋葬したいと願う権力者の共謀を大いに脅かすのだ。

 2008年、極秘のアメリカ国務省レポートが、アメリカが、この新しい道義的脅迫といかに戦うか詳細に記述していた。ジュリアン・アサンジに対して密かにしかけられた個人中傷工作で「暴露[と]刑事訴追」を起こすのだ。

 狙いはウィキリークスと創設者を黙らせ、犯罪化することだった。次々と、たった一人の人間と、まさに言論の自由と思想の自由と民主主義の原則に戦争がしかけられた。

 帝国の突撃隊は、自身をジャーナリストと呼ぶ連中だ。いわゆる主流メディアの強打者、特に、反体制派の周辺をマークして、パトロールする「リベラル派」だ。

 そしてまさにそれが起きたのだ。私は50年以上記者だったが、このような中傷工作を私は全く知らない。クラブに加入するのを拒否した男に対する、でっちあげの人身攻撃。ジャーナリズムは、決して権力者ではなく、大衆に対するサービスだと信じた男。

 アサンジは彼を迫害する連中に恥をかかせた。彼は次々とスクープを報じた。彼はメディアや、アメリカの戦争殺人癖に促進された戦争、独裁者たちの腐敗、グアンタナモの悪の詐欺をあばいたのだ。

 彼は欧米の我々に鏡を見るよう強いたのだ。彼はメディアで公式の真実を語る連中が協力者であることを暴露した。私がビシー・ジャーナリストと呼ぶ連中だ。彼の生活が危険にさらされていると警告した際、これら詐称者の誰もアサンジを信じなかった。スウェーデンでの「セックス・スキャンダル」は、ワナで、アメリカの地獄のような場所が最終目的地だった。彼は正しく、繰り返し、正しかった。

 今週ロンドンでの犯人引き渡し審理は、ジュリアン・アサンジを葬る英米キャンペーンの最終行為だ。それは適法手続きではない。それは当然の復讐だ。アメリカの起訴は明らかに不正操作されており、明らかな見せ掛けだ。これまでのところ、審理は、冷戦時代のスターリン主義者の裁判を思い出させる。

 我々にマグナ・カルタを与えてくれた国イギリスは、今日、自身の主権を放棄し、悪意ある外国の影響力が司法を操ることや、ジュリアンに対する邪悪な心理上の拷問を可能にしたことで際立っている - それがその犠牲者をブレークすることに最も効果があったから、ナチに洗練された国連専門家が、外に、向けた、ニルスMelzerとしての、ある形式の苦悩。

 私がBelmarsh刑務所にアサンジを訪問した時は、いつも、この拷問の効果を見た。私が最後に彼に会った時、彼は10キロ以上体重が減っていた。彼の腕には筋肉がなかった。信じられないことに、彼のひねくれたユーモアのセンスは損なわれていなかった。

 アサンジの祖国オーストラリアは、国民的英雄として称賛されるべき自国民に対し、政府は密かに共謀し、縮み上がった臆病しか示さない。ジョージ・W・ブッシュは、オーストラリア首相を彼の「副保安官」に無駄に選んだわけではないのだ。

 今後三週間、ジュリアン・アサンジに何が起ころうとも、欧米の報道の自由を何ら減少させず、破壊もしないと言われている。だが、どの報道機関だろう? ガーディアン? BBC、ニューヨーク・タイムズ、ジェフ・ベゾスのワシントン・ポスト?

 いや、これら組織のジャーナリストは自由に呼吸できる。ジュリアンをもてあそび、彼の画期的な仕事を利用し、財を成し、それから彼を裏切ったガーディアンのユダどもには、何も恐れるべきものはない。彼らは必要とされているので、安全なのだ。

 報道の自由は、今や高潔な、ごくわずかな人々にしか残っていない。例外だ、どのクラブにも所属せず、金持ちでも、ピューリッツァー賞を獲得してもいないが、素晴らしい、従順でない、道義的なジャーナリズムを進めるインターネット上の反体制派分子、ジュリアン・アサンジのような人々だ。

 当面、まだ自由が可能だと信じている我々全員を彼の勇気で鼓舞してくれる正真正銘のジャーナリストを支持するのが我々の責任だ。私は彼に敬礼する。

 @johnpilgerのtwitterで、ジョン・ピルジャーをフォローする。

記事原文のurl:http://johnpilger.com/articles/the-stalinist-trial-of-julian-assange-whose-side-are-you-on-

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 大本営広報部、後継首相ヨイショ番組か、俳優の大麻の話題しか報じない。アサンジ問題を深く追求する番組、記事あったのだろうか?ジャーナリリズムの報道の自由の根幹の問題なのに。アメリカの戦争犯罪を推進している連中が、自分たちの巨悪を暴露したアサンジを、100年以上の禁固刑にしようという信じがたい暴挙を見て見ぬふりをしているメディアは、アメリカ帝国主義の犬。

 「ゆるきゃら」着ぐるみをつけての演技の重労働を見たことがある。温かい季節は特につらそう。小柄な人が交代で入って演技するのを見学したのだ。後継首相を見ていると、「着ぐるみ」そのものが、疲れてか、あきてかして、放り出した後、中に入っていた人物が現れたように見える。ア然とはせず当然と思っている。そもそも大本営広報部呆導、最近見ていない。クーラー連続運転の電気代を多少でも補填できるだろうか。

 論座

菅政権なら「安倍家の生ゴミのバケツのふた」 田中真紀子氏が語る自民総裁選

 日刊ゲンダイDIGITAL

国民総のけぞりスカスカ菅演説 原稿棒読みまで継承のア然

 LITERA

菅官房長官がテレビ討論でもポンコツ露呈!『news23』では失言に加え放送事故寸前の質問、『報ステ』では徳永有美に陰険クレーム

 昨日、用事で見ることができなかったIWJインタビュー、本日いっぱい見られる。

※フルオープン「立憲・国民民主等が合流して野党第1党となる新党代表に立候補! 枝野幸男氏と一騎討ち! 岩上安身による衆議院議員泉健太氏インタビュー」
https://www.youtube.com/watch?v=rbuANcBdltc

 更に、今日は放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビューもある。

【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビュー」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%ab%98%e6%a9%8b%e5%92%8c%e5%a4%ab

2020年9月 9日 (水)

ロシア - ノルド・ストリーム2 対 アレクセイ・ナワリヌイ毒物被害

2020年9月7日
ピーター・ケーニッヒ
New Eastern Outlook

 8月2日水曜日 - すべてのドイツのテレビ局、主流メディアは一方的にロシア反体制派アレクセイ・ナワリヌイの毒物被害とされることに熱心だった。二週間後、彼がシベリアのトムスクからモスクワまで飛行機で移動する際、機内で病気になった時、定期航空便はオムスクで緊急着陸を強いられた。

 ナワリヌイはオムスクで入院し、人工的に昏睡させられ、しっかり観察された。彼の家族は、即座にロシアからドイツのベルリンに飛行機で移送し、西の注目と西の治療を得るよう望んだ。そういうことになっている。最初オムスク病院の医療スタッフは、ナワリヌイの健康は、この種の輸送のために十分安定していないと言った。数日後、彼らは輸送可能だと言った。ベルリンは、「毒を盛られた」患者をベルリンに飛行機で運ぶため、ドイツ納税者の負担で病院飛行機を送り、これまで12日間、彼はベルリンの「シャリテ」大学病院で人工昏睡状態だった。少なくともそれが政府報告だ。

 11日後、最終的に「科学者」、おそらく軍の毒物学者が、ナワリヌイは軍用神経ガスノビチョクを盛られていたことを発見した。

 軍用! で、もう一つの奇異なノビチョク事件を鮮やかに思い出す。2018年、セルゲイ・スクリパリとユリア・スクリパリ親子が、世界でもノビチョクを製造する少数の研究室の一つ、ウィルトシャーのポートンダウン極秘軍研究室から、約12キロ離れた公園のベンチで意識不明で発見されたのだ。当時のイギリスと世界の即座の反応は、現在と同じだった。プーチンがやった! セルゲイ・スクリパリは、10年前、ロシアから解放されたロシアの二重スパイで、イギリスで平穏に暮らしていた。ロシアはソ連崩壊後、化学兵器製造をやめたと主張している。

 ナワリヌイ同様、スクリパリ親子が生き残ったのは奇妙ではないだろうか? しかも、軍事専門家たちが、今までで最も致命的な神経ガスだというものを盛られた後で? 二年前に彼らが入院した後、誰もスクリパリ親子を見ていないが、彼らはまだ生きているように思われる。彼らは、いわゆるアメリカ証人保護プログラムの名目で、全く新しい身分で、アメリカ-イギリス避難所を与えられ、目につく場所で隠れているのだろうか?

 当面の問題は、プーチンは、なぜ敵に毒を盛るのかだ。それは、するべきことの中で最も愚かなことのはずだ。プーチンが愚かではないのは全員重々承知している。アレクセイ・ナワリヌイは本格的な競争相手でさえなかった。彼の人気は5%以下だった。これをプーチンのロシア国民約80%の支持と比較されたい。ナワリヌイは右翼活動家、トラブル・メーカーとして有名だ。このようなばかげたことを提案する人は全く頭がおかしい。

 もしナワリヌイを排除する陰謀があったとすれば、存在する最も致命的な神経ガスを盛られ、生き残り、文字通り、獣のはらわた、西欧に移送されるのを許されるのだろう? それは更に一層ばかげているだろう。

 世界の一体誰が、このばかげたことを信じるほど愚かだろう? それでも主流メディアは最もわずかな疑いもせずに、いかなる疑念もゆるさずに、無慈悲に、洗脳されたドイツ人と世界の人々の脳に叩き込み続けている。だがドイツ国民は、全ヨーロッパの中で最も洗脳されていない。実際、ドイツ人は、世界の欧米国民の中で、最も目覚めている。8月1日、彼らの政府(そして世界中の193カ国の政府)のcovidでの圧制的権力行使に、130万人の穏やかなベルリン街頭抗議で抵抗した際、明らかにそれを示している。

 にもかかわらず、9月2日、メルケル首相の反応は、テレビで、メディアで、世界中のリーダーに対して、この最近のロシアの残虐行為に、どのように反応すべきか、プーチン大統領を罰し、制裁すべきかについて語って、実に猛烈で、保守的政治家や主流ジャーナリストたちさえが思い始めた。一体何が起きているのか?

 それは問答無用のロシア非難だ。何の選択肢さえ考慮されていない。このような状況でするべき最も単純な当面の疑問は「cui bono」誰が利益を得るかだ。この疑問への答えは、明らかにプーチン大統領とロシアが、この毒物攻撃とされることから利益を得ないことを示す。すると一体誰が利益を得るのだろう?

 状況の進展は非常にばかばかしいので、ドイツ政府から出る言葉は一つも信じることができない。全て、はなはだしいウソに聞こえる。ドイツに率いられたヨーロッパが、ロシアとの関係を改善しようとしていた、まさにその時に、理由なしで、ロシアを中傷する邪悪な行為のようだ。ガスパイプライン・ノルド・ストリーム2は、ロシアとドイツ、またその関連で、ヨーロッパとの間のより親密な関係の生き生きした証拠ではあるまいか?

 ヨーゼフ・ゲッベルス(ヒトラーの宣伝大臣)の有名な言葉の一つに、ウソが十分繰り返されると、それが真実になるというものがある。

 実に奇妙なことに、いかなる考えもなしに、ドイツ右翼、特にキリスト教民主同盟CDU党が即座に、ノルド・ストリーム2プロジェクトの即座停止 - ロシアとの契約キャンセルの推奨、いや要求を言い出したのだ。プーチンに対する「最大の処罰」。「それはロシアの既に惨めな踏みつぶされた経済を深く傷つけるだろう」。それは怒りの反ロシアの声だ。もう一つのウソ。ロシア経済は、covidにもかかわらず、大半の西欧経済と比較して、かなり順調だ。

 他のドイツ政党メンバーの誰もインタビューされなかった。例えばDie Linke(左翼党)やSPD社会民主党。誰も。シャリテ病院でナワリヌイを治療し、ナワリヌイの体で猛毒(しかし十分致命的ではない)を発見した医者や「科学者」の誰もインタビューされなかった。

 また前首相ゲアハルト・シュレーダー(1998-2005)も意見についてインタビューされなかった。SPDメンバーのシュレーダーはノルド・ストリーム2立案者の一人で、現在ノルトストリームAGとロスネフチの役員だ。彼は、プーチンが、敵でもない右翼活動家を毒殺して、この共同プロジェクトを潰すほど愚かだと考えるだろうか?

 もちろんそんなことはない。だから誰が利益を得るかなのだ。アメリカは何年も、このパイプラインに、ハッキリと、どん欲に反対していた。トランプ:「ドイツがロシアからガスを買い、自身をロシアに依存させる時、我々はなぜドイツを守るため、NATOに支払うべきだろう?」彼は更に言った。「我々はドイツとヨーロッパに、必要な全てのガスとエネルギーを提供する。」 そう、アメリカは「水圧破砕ガス」を申し出ている。ヨーロッパには、環境上有害な水圧破砕過程のため、憲法上、水圧破砕ガス購入が許されない国々がある。

 これは、CIAあるいは、アメリカ諜報(原文のまま)機関による、もう一つの素晴らしい行為だった可能性はあるだろうか? それとも、ドイツBundesnachrichtendienst(ドイツ連邦諜報局)との組み合わせ、それとも、EU- NATOの策略? NATOが、ブリュッセルを動かしていること、あるいは欧州連合、あるいは加盟諸国に関するアメリカ権益問題に関して、少なくとも支配していることは、もはや秘密ではない。

 お考え願いたい。ドイツ・ロシアのノルド・ストリーム2プロジェクトを潰すための、ロシア反政府派リーダー殺害(あるいは、これまでのところ毒物被害)? これはアメリカ政府と西欧同盟諸国の一般的な範囲と「能力」内の犯罪なのは確かだ。

 Peter Koenigは経済学者で、地政学専門家。彼は世界銀行で30年間働いた経験に基づいた経済スリラー「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/09/07/russia-nord-stream-2-vs-poisoning-of-alexei-navalny-2/

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 植草一秀の『知られざる真実』

役割終えた連合分割は歴史の必然

 この三人の方々の放談は毎回楽しみ。

3ジジ放談 生配信! 安倍退陣の真相 疑惑に蓋・利益再分配の安倍後継計画20200908

 日刊ゲンダイDIGITAL

金子勝の「天下の逆襲」
アベ政治の闇も引き継ぐ菅政権では日本経済は立ち行かない

 IWJ岩上氏の今日午後のインタビュー。更に、興味深いインタビューが続く。

【IWJ YouTube Live】15:15~
立憲・国民民主等が合流して野党第1党となる新党代表に立候補! 枝野幸男氏と一騎討ち! 岩上安身による衆議院議員泉健太氏インタビュー
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

10日はジャーナリスト山岡俊介氏、11日は放送大学名誉教授の高橋和夫氏、12日は自民党総裁選に立候補した石破茂氏に、連続してインタビューを行います!

2020年9月 8日 (火)

ノルド・ストリーム2毒殺

Finian Cunningham
2020年9月4日
スプートニク

 大半の刑事事件同様、動機や加害者を裏切って、まもなく狙いがさらされる。そしていつもの通り、一体誰が利益を得るかという問題は捜査にとって信頼性の高い指針だ。

 今週、ドイツ当局が、ベルリン病院で、まだ昏睡状態に陥っているとされる反体制派人物アレクセイ・ナワリヌイについて、劇的にロシア政府が毒を盛ったと非難した。ナワリヌイが先週末ロシアからベルリンまで空輸された数日後、ドイツ軍研究所が、彼の体から、命を脅かす神経ガス・ノビチョクの痕跡を見いだしたと主張している。

 今裏付けのないモスクワによる犯罪の主張を背景に、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、ロシアとのノルド・ストリーム2ガスプロジェクトを放棄しろという再開された圧力にさらされていることが表面化している

 メルケル与党の有力ドイツ議員が、ナワリヌイ「殺人未遂」に対する報復として、意欲的なエナジープロジェクトを放棄するようベルリンに要求している。とりわけルベルト・レトゲンなどのドイツ議員はノルド・ストリーム2パイプラインの長年の反対者だ。

 トランプ政権とアメリカ議会は、90パーセント以上完成している110億ドルの海底ガス・パイプラインを頓挫させる政治的取り組みを強化している。最近マイク・ポンペオ国務長官はプロジェクト完成を阻止するためアメリカは「出来る限りのことをする」と述べた

 ノルド・ストリーム2で、ドイツへのロシア・ガス供給は二倍になる予定だ。それは巨大な戦略的取り引きだ。ワシントンは自身の高いガスを、ヨーロッパ大陸に売る計画で、このプロジェクトを中止させたい願望を決して隠していない。

 ドイツやポーランドやバルト諸国のワシントン寄りの政治家は、彼ら生来のロシア嫌いと、疑いなく、アメリカ政府からの名誉職や賄賂のため、これまで、積極的にロシアとのエネルギー貿易反対運動をしている。

 ナワリヌイ事件は好都合な時に起きた。先週メルケル首相はナワリヌイの病気はノルド・ストリーム2経済問題には影響しないと強く主張していた。そこで今週、ドイツ軍情報部が、ナワリヌイがソ連時代の化学兵器ノビチョク毒を盛られた「明確な証拠」を持っていると発表した。今非難の猛吹雪で、非難はクレムリンに鋭く向けられている。

 そして最も示唆に富んでいるのは、最大の政治的反響が、メルケルにノルド・ストリーム2を放棄しろという有無を言わせぬ要求だ。

 出来事を全体的視点で見よう。8月20日、ナワリヌイがシベリアからモスクワへのフライトで病気になった際、彼を治療していたロシア医師は、彼の身体で、何の毒も、特にノビチョクのような有機リン酸タイプではない神経ガスの痕跡も見いださなかった。ロシアは、ナワリヌイの病気は、極端な低血糖などの代謝疾患のためにだったと評価しており、もし彼が伝えられている通り糖尿病を病んでいるなら、信じ難いものではない。

 8月22日に彼がベルリンに飛行機で運ばれた際、ナワリヌイを治療したドイツ人医師は特定の毒物を検出しなかった。彼らはコリンエステラーゼ阻害薬に対して陽性検査反応があったと主張したが、これはロシアの医師が見いだしたものの繰り返しだった。

 ところが、物質を広範な合法的薬物の可能性があるとしたロシアとは異なり、ベルリンの医師たちは、それが神経毒に関連していると信じると劇的な主張をしたのだ。

 当初のドイツの主張は、後に、ナワリヌイの体でノビチョクを発見したと断言するドイツ連邦軍研究所によって、数日後「確認された」ように思われる。

 だから、根本的に異なる結論に至っている、ロシアの医師が本当のことを言っているのか、ドイツの医師が言っているかのどちらかなのだ。だが意味深長な疑問は、ドイツは、なぜ彼らが主張するノビチョクに対し陽性検査を示した生物試料を供給しないのだろう? ロシアの医師は、彼らがほんのわずかの神経毒も示さない大本の生物試料を持っていると言う。議論は、もし双方が協力すれば、解決可能なはずなのは確実だ。

 だが、ただそれだけのことだ。ドイツは、ナワリヌイの病気原因を解明するため、ロシアの医師や検察官に関わりを持つのを、あからさまに拒否している。その代わりに、罪を負わせることを狙った既定の対応で、ベルリンは欧米同盟諸国とともに、モスクワに対する重大な主張を急いでしたのだ

 ナワリヌイに対するノビチョク使用とされるものを示す試料証拠の分析過程を提供しなければ、ベルリンによる全ての告発は、法的手続きの基本水準に合わず、法的に無効だ。当てこすりと偏見に基づく疑問を実証する責任はモスクワにではなくベルリンにある。

 奇妙な事件の現段階で、一体誰が利益を得るかという最大の問題は、ノルド・ストリーム2ガス・プロジェクト破壊を強く要求していた大西洋両岸の政治家を示している。

 その体が、当初ほんのわずかの毒も示さなかった欧米メディアが称賛する「反体制派」人物をベルリンに飛ばす。そこで、ドイツ軍研究所検査で、致命的神経ガスのほんのわずかを「検知する」。そして、ロシアとのエネルギー貿易を中止させるための予測通りの騒音が続く。毒殺策謀は明白に思われるが、それはモスクワが書いたものではない。

 記事で表現される見解や意見は、必ずしもSputnikのものを反映しない。

記事原文のurl:https://sputniknews.com/columnists/202009041080367400-poisoning-nord-stream-2/

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 孫崎享氏メルマガ題名 日本国の正体「異国の眼」で見た真実の歴史でも書かれていた。

日本の歴史と民主主義?トルーマン大統領回顧録;日本人は奴隷。ボス変えただけ。軍人のボスから今占領軍のボス。国民は生計がたてられればいい。

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