Caitlin Johnstone

2024年9月15日 (日)

民主党はあなたが彼らに投票するかどうか気にしないし負けるかどうかも気にしない



 選挙が近づき、民主党がバイデンをハリスに変えた今、11月に民主党に投票するのを拒否しても、実際は民主党を罰しているわけではないという私の立場を改めて強調しておくべきだと感じている。人々が次のように話すのをよく目にする…

ケイトリン・ジョンストン
2024年9月10日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 選挙が接近し、民主党がバイデンをハリスに交代した今、11月に民主党に投票することを拒否しても、実際は民主党を罰しているわけではないという私の立場を改めて強調しておくべきだと感じている。ガザの件や、大量虐殺を終わらせようという進歩主義者の呼びかけを無視したことで民主党に代償を払わせようという話をよく聞くが、実際はそうはならない。彼らは気にしていないのだ。

 彼らは、あなたが彼らに投票しなくても気にしない。彼らは負けても気にしない。どちらにせよ、彼らの政治家としてのキャリアは大丈夫でしょう。

 民主党に投票しないことは全く問題なく、正当なことだが、その行為にだまされて自分の投票が重要だと思わないで頂きたい。どのように投票するかは重要ではないし、どのように投票しないかも重要ではない。アメリカの権力構造は、有権者に全く影響されないようになっている。民主党に投票しないことで彼らに教訓を与えることができるかのように振る舞うのは、物事を有権者の手に委ねるには重要すぎるとみなしている権力構造の中で、投票が重要だいう幻想を助長するだけだ。

 「アメリカには機能する大統領がおらず、ここ何ヶ月も大統領がいない。選挙で選ばれていない恒久的組織が政府を運営しているため、ほとんど目立たず、ほとんど問題にならない」というグレン・グリーンウォルドのツイートが話題になっている。

 グリーンウォルドは正しい。実質的な権力を持っている連中は、大統領が誰かなど大して気にしていない。大統領には機能する脳さえ不要だ。この芝居全体を運営しているのは、民主党と共和党党首を含め、民主党と共和党のどちらが政権を握っているかなど、結局大して気にしていない連中だ。

 ここ数年、民主党は悪の帝国の顔を演じるのを楽しんでいたと思われるだろうか? 彼らの政治集会がジェノサイド反対の抗議行動参加者に中断され、彼らの気分が良くなる進歩的イメージが皆の前で完全に信用を失墜させられるのを楽しんでいたと思われるだろうか? バイデン政権に犯されているひどい行為を、代わりにトランプがしていたら彼らはもっと楽しんでいただろう。そうすれば彼らは再び善玉を演じることができるだろう。

 彼らは負けて喜んでいる。だから負けて喜んでいるように振舞っているのだ。進歩主義者にアピールしたり、支持基盤を活性化したりするため、彼らは全く何もしていない。彼らは、これまでと同じことを繰り返す以外、実際の政策を何も明確にしていない。彼らは、2024年に一般の人々が民主党を嫌う原因となっている事柄を全く変えていない。そして、11月に再び負けたとしても、彼らは何も変えないままだろう。

 アメリカ人は、投票が重要視されるような国に暮らしていない。残念だが、それが現実だ。好きなように投票するかしないかは自由だが、そうすることで実際学ぶような教訓を民主党に与えることになるなどと誤解しないようお願いする。

 アメリカに本当の変化が訪れるとしたら、それは偽りの選挙でアメリカ国民がどのように投票するか、あるいは投票しないかの選択によるものではない。これらの問題に対する選挙政治による解決策はない。他の解決策が必要だ

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画像はホワイトハウスのFacebookアカウントより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/10/democrats-dont-care-if-you-vote-for-them-and-dont-care-if-they-lose/

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 Judging Freedom ジョンソン、マクガヴァン両氏、諜報機関は現実から遊離!
#CIA is divorced from reality | Zelensky says oh SH*T !! 2:55

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
CIAはThe World Factbookで真のGDP購買力平価べースを23年ベースに更新。中国31.2兆ドル、米国は24.7兆ドル。ついで印度。 G7 7か国の合計は 48.5、非G7/上位七か国の合計は63.8、BRICS7か国の合計は58.2。「途上国」拡大

2024年9月13日 (金)

討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会



ケイトリン・ジョンストン
2024年9月12日

物語のマトリックスの端からのメモ

この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。



ドナルド・トランプとカマラ・ハリスの大統領選討論会を見逃した人のために言っておくと、討論会の雰囲気はだいたいこんな感じだった。

トランプ:彼女は共産主義者だ。文字通りマルクス主義者だ。

ハリス:実はゴールドマン・サックスは私を愛している。

トランプ:彼女が猫を食べるのを見た。テレビで。

ハリス:ディック・チェイニーも私を愛している。

トランプ:彼女はパレスチナ人を一切殺せないだろう。

ハリス:私は彼が殺すよりも、ずっと多くのパレスチナ人を殺す。

トランプ:私は最も多くのパレスチナ人を殺す。私が誰よりも多くのパレスチナ人を殺す。

ハリス:あなた方は一人のパレスチナ人も殺せなかった。あなたは弱い。

トランプ:私は弱くない、私は強い。私は最強だ。

ハリス:あなたは弱い少女だから、中国を勝たせてしまう。

トランプ:彼女はロシアと核戦争を始めるつもりだ。

ハリス:私は自らロシアに侵攻し、プーチンを素手で殺す。私が最強で、あなたは最弱だ。

トランプ:それは真実ではない。真実ではない。

ハリス:私は、もっと多く水圧破砕法を実施し、もっと多くの石油を掘削する。多くの共和党員が、私が最強だと言っている。



トランプ:いや、いや、彼女は移民問題に弱い。 ハリス:私は気晴らしに、移民の睾丸を蹴る。

[コマーシャル]



 大統領選討論会は最悪で、二人とも最悪だったが、ハリスは明らかにより首尾一貫しており、冷静に見えた。言い換えれば、ハリスはトランプと討論する誰もが初日からできるはずのことをしたのだ。基本的な大統領選討論会で候補者がトランプを圧倒するまでに、選挙3回も必要だった事実は、民主党が、これまで何年間も、どんなに愚かなバカを輩出してきたかを示している。

 論客として、彼女は仕事をやり遂げた。大統領候補として、なぜこれほど多くの好戦的な共和党員が彼女を熱心に支持するのかを彼女は示した。中国に対してどれほど強硬な姿勢を取るか、水圧破砕法や石油やイスラエルをどれほど愛しているか、そしてどれほど多くの共和党員が彼女と彼女の政策を支持しているか彼女は語り、自分が共和党員であることを示した。

 これが世界最強力な政府における「左翼」の姿だ。アメリカ政治は実に愚かだ。



 もし私がしていることを、ディック・チェイニーが支持したり、漠然とでも肯定的に話したりしたら、私はすぐそのことをやめる。



 先週ヨルダン川西岸でイスラエルの残虐行為に抗議していたアメリカ人活動家の頭部を自軍狙撃兵の一人がおそらく撃ったとイスラエル軍は主張しているが、それは「間接的で、意図的ではなかった」と主張している。

 そして、もちろん、彼らはそう言っているのだ。そう言うか、彼女の頭の中にハマスの拠点があると言うか、どちらかだ。



 「反戦派なら、なぜトランプを支持しない?」

 彼が大統領だった時に、本当に私は注目していたからだ。

 よだれを垂らす馬鹿のように右翼メディアを無意識に摂取する代わりに、彼の政権が展開する戦争挑発と軍国主義を私は観察した。

 イエメン、ベネズエラ、イラン、シリアなどの国々で彼がした邪悪な行為を私は見た。

 ロシアに対する冷戦攻撃を彼が強化しウクライナでの戦争の道を準備するのを私は見た。

 ソレイマニを彼が暗殺しイラン合意を破棄するのを私は見た。

 アサンジを彼が監禁するのを私は見た。

 イエメンを救う試みを彼が拒否するのを私は見てきた。

 「石油を確保するため」シリアに軍隊を駐留させていると彼が言うのを私は聞いた。

 歴史上最も露骨な外国によるクーデター未遂事件を起こしながら、彼がベネズエラ人を餓死させるのを私は見た。

 エリオット・エイブラムスジョン・人殺し・ボルトンなどの血に飢えたPNACネオコンを、彼がアメリカ殺人組織の高官に任命するのを私は見た。

 内戦を引き起こすことを期待して、飢餓制裁でイラン民間人を圧迫しているとマイク・ポンペオが言うのを私は聞いた。

 アメリカ制裁により北朝鮮の人々が餓死したため、亡くなった北朝鮮人を乗せた船が日本海岸に打ち上げられたとレックス・ティラーソンが自慢するのを私は聞いた。

 ワシントン最悪のネオコンや戦争狂連中が長らく推進してきた政策を、彼が恥も外聞もなく推進するのを私は見てきた。一方、今「なぜトランプを支持しないのか」と私に聞いてくるあなた方阿呆連中は、アレックス・ジョーンズやタッカー・カールソンに考え方を指図されているのだ。

 私がトランプを支持しないのは、皆様のように、一群のゴミ評論家に私の偏見を確認させるのではなく、彼が率いる政権を見つめ、政党政治というフィルターをかけずに見たものを書いて四年の人生を過ごしたからだ。それが私たちが彼を違った目で見る唯一の理由だ。



 トランプが2020年に再選されれば地上に地獄をもたらすだろうと民主党は述べ、その後バイデンが選出され、地上に地獄をもたらした。11月に敗北すれば、民主党は、自分以外の全員を責めるだろうが、それは誰の責任でもない、自分の責任だ。

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 画像はNBCニュースのYoutubeスクリーンショットから(フェアユース)。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/12/the-debate-was-two-assholes-bragging-about-what-murderous-empire-sluts-they-are/

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 Alex Christoforou YouTube イギリス外務大臣とキーウを訪問したブリンケン国務長官、ウクライナNATO加盟論。兵器製造大国化を奨励。ロシアの武器市場を奪え!と。長距離ミサイルでのロシア攻撃許可を示唆?

Blinken, NATO inevitable for Ukraine. UK provokes Russia. Iran denies missiles to Russia 38:34

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
トランプはハリスを軽視。簡単に打倒できると判断、だが選挙参謀達がトランプにあざけり、非難、嘲笑的ワン・センテンスを浴びせる様ハリスをを訓練。ハリスは演じた。これにトランプは事前準備なく即興で対応できるとして、ハリスのジャブに応戦、ハリス側戦術引きずりこまれた。結果としてハリスの勝利(POLITICO)

 日刊IWJガイド 2024.9.12号

「トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! テイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明!」

はじめに~トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 討論会直後の世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! 人気歌手のテイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明! シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、バイデン氏やハリス氏やトランプ氏が大統領候補者として出てくるのは、米国の政治システムが壊れているからだと本質的な洞察を投げかけている!

2024年9月12日 (木)

虹色の旗による虐殺 対 MAGA(アメリカを再び偉大な国にする)帽子による虐殺



 ディック・チェイニーによる支持をカマラ・ハリスは熱烈に受け入れた。アメリカのリベラル派がチェイニーのような人物に抱く安心感の度合いは彼らが南半球の人々を完全な…

ケイトリン・ジョンストン
2024年9月9日

 物語マトリックスの端からのメモ

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。



 ディック・チェイニーによる支持をカマラ・ハリスは熱烈に受け入れた

 アメリカ・リベラル派がチェイニーのような人物に抱く安心感は、彼らが南半球の人々を完全な人間として見ていないことの更なる証拠だ。もしそうなら、彼の支持は、NAMBLAやネオナチからの支持と同じ嫌悪感で拒否されるはずだ。民主党とブッシュ時代の戦争犯罪者との「団結」に関する、この温かく居心地良い話から彼らが得る感情的安心感は、彼らにとって、何百万人ものイラク人の命より重要なのだ。

 価値ある政治的世界観には、必然的にディック・チェイニーに対する根深い本能的憎悪と、彼に同調するあらゆるイデオロギーに対する嫌悪が含まれる。



 アメリカの民主主義は、MAGA帽をかぶって大量虐殺を行うか、虹色の旗を振って大量虐殺を行うか選択できることを意味する。



 私の言うことを心に留めておいてほしい。ガザを救うにはハリスがより良い選択だと言う同じ人々は、ハリスが大統領になった時に、ハリスはガザを救わないと指摘すれば、あらゆる言い訳をするだろう。トランプでも、オバマでもそうだった。同じ言い訳が何度も繰り返される。



 新しいルール: トランプが再選されたら、大統領になった当初しなかったことをすると私に言う人を私は無視する。トランプが戦争を終わらせ、ディープステートと戦うと、あなたが言うなら、私は無視する。トランプがアメリカをナチス独裁国家に変え、LGBTの人々を強制収容所に閉じ込めると、あなたが言うなら、無視する。トランプがそうしたことをするつもりなら、既にしていたはずだ。

 トランプは多くの不快な発言をし、多くの扇動的報道をされたが、実際の政策と統治に関しては、彼は典型的な酷い共和党員だった。実際の彼の政権は前任者連中の政権と非常に似ており、何か新しい意味で邪悪だったのでなく、以前の政権が邪悪だったと同じ意味で邪悪だった。自分の立場を守るため、彼の前任期の証拠全てに反する奇妙な空想を、あなたがでっち上げる必要があるなら、あなたの立場は注目に値しないほど脆弱だ。



 私がアメリカの選挙について語るのは、それが重要だと思うからではなく、重要ではないという事実を強調するためだ。4年ごとに全ての政治的関心を奪うこのエセ茶番劇は、ワシントンを中心とする世界規模の帝国の行動に、意味ある変化をもたらすことはない。

 政府の残忍さや暴政や不正を解決するのにアメリカ人が選挙制度に頼る限り、その残忍さや暴政や不正は続くだろう。燃えている建物から脱出する第一歩は、壁に描かれた偽非常口を押さないようにすることだ。こうした偽選挙は、皆様を燃える建物に閉じ込めておくためにある。本当の出口は別の場所にある。





 来月は10月7日の一周年を迎える。イスラエルのヘリコプターと戦車、そしてハマスによりイスラエル南部で1000人以上が残酷に虐殺されたあの恐ろしい日だ。



 最新の世論調査によると、ソーシャルメディア上でガザの民間人に対するいかなる同情も禁じられるべきだと、イスラエルのユダヤ系住民の70パーセントが考えている。イスラエル人は、75年間人間以下とみなしてきた民族集団を殺害し、抑圧し、盗み、その集団が報復すると被害者だと泣き叫び、報復に応じて大量虐殺を犯し、その後、これに関するイスラエル批判は強制的に禁止されるべきだと主張する。



 中東情勢が落ち着いて、反ユダヤ主義者だと私が非難されることがなくなり、ロシア工作員だという昔の健全そうなな非難に戻る日が待ちきれない。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/09/rainbow-flag-genocide-vs-maga-hat-genocide/

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2024年9月10日 (火)

トランプ党対チェイニー党



 世界で最も邪悪な生物の一人、ディック・「ダース・ベイダー」・チェイニーが、カマラ・ハリスを大統領候補として正式に支持した。

ケイトリン・ジョンストン
2024年9月7日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 世界で最も邪悪な生物の一人、ディック・「ダース・ベイダー」・チェイニーは、大統領候補としてカマラ・ハリスを公式に支持した。彼の娘リズ・チェイニーもハリスを支持している

 「我が国の248年の歴史において、ドナルド・トランプほど我が国にとって脅威となる人物はいなかった」と元副大統領は声明で述べ、更に「国民として、我々はそれぞれ党派心より国を優先し、憲法を守る義務がある。それが私がカマラ・ハリス副大統領を支持する理由だ」と付け加えた。

 チェイニーは悪名高いネオコン・シンクタンク「新アメリカ世紀プロジェクト設立署名者で、副大統領として、最も有名なイラク侵攻を含むジョージ・W・ブッシュ政権の戦争煽動、軍国主義、権威主義の急激な高まりにおいて主導的役割を果たした。彼の手には何百万人もの人々の血がついており、残りの惨めな人生を檻の中で過ごすべきだ。

 彼の娘リズも同様に血に飢えた戦争狂で、あらゆる機会を利用して軍による大量虐殺を推進してきた。昨年イスラエルのガザ攻撃が始まった後、彼女はCNNに出演し、攻撃で発生した全ての死は「ハマスの責任」で、イスラエルの行動に対する抗議は本質的に「反ユダヤ主義」で、イスラエルに対する敵対姿勢を理由に、アメリカはイランとフーシ派に対する攻撃をエスカレートさせるべきだと発言した。

 チェイニー夫妻は、ハリスを支持するために民主党に大挙して移籍している元共和党の戦争屋連中のリストに加わった。先月、共和党のジョージ・W・ブッシュ、ジョン・マケイン、ミット・ロムニーの下で働いた数百人のスタッフがハリスを支持する書簡に署名し、「トランプ大統領の再選はわが国にとって大惨事になるだろう」と述べた。

 「トランプとその支持者J・D・ヴァンスが、同盟国に背を向けながらウラジーミル・プーチンのような独裁者に屈服するにつれ、海外の民主化運動は取り返しのつかないほど危険にさらされるだろう」と同団体は記し「そんなことは許されない」と付け加えた。

 ここで注目すべきは、主流の民主党系メディアと主流の共和党系メディア両方で流布されている物語とは反対に、ドナルド・トランプは実際は任期中ずっとロシアに対する攻撃を強化しウクライナ戦争への道を開くのに協力していたのだ。彼はまた、イラン、シリア、ベネズエラなど、アメリカ帝国の公式の敵に対する長年の戦争煽動計画を数多く推進した。だが、トランプの異常なタカ派的姿勢でさえも、これら変人には不十分なのだ。

 2022年6月、作家のサラ・ケンジオールは、Gaslit Nationポッドキャストで下記の予測をした
 
「最後に警告しておくが、既に崩壊している二大政党制に新計画がある。計画とは、二大政党制を作ることだ。一つはトランプかデサンティスが率いる狂ったMAGA党で、あなた方の権利を強引に押しつぶす。そしてもう一つはリズ・チェイニーが率いる極右の「立派な」党で、これもあなた方の権利を強引に押しつぶす。彼らはチェイニー党を民主党と呼び、右翼政策に徐々に屈服することが超党派主義を癒す行為であるかのように装うだろう。」

…  「私がツイッターでこの可能性について言及した際、ある人が『リズ・チェイニーは民主党員にはならない』と私に書いた。私は『同感だ。民主党員がチェイニー派になりつつあるのだ』と返信した。」


 多かれ少なかれ、これが起きているように見えることで、実際は数年前から始まっていた。2016年のトランプ選挙運動中、ネオコン戦争屋の一団は、ジョージ・W・ブッシュを聖人として擁護し、オバマをアヤトラ愛好家として非難する姿勢から、ヒラリー・クリントンを支持する姿勢に転じた。トランプが勝利した後、この民主党とブッシュ時代のネオコン連合は、ビル・クリストルのようなイラク強姦ネオコンが率いる新しい民主党シンクタンク・プロジェクト創設により、更に強固になった。

 つまり、現在、最も最低な連中の指導の下で、二つの好戦的寡頭政治政党が、容認可能な意見のオーヴァートンの窓を、帝国主義、軍国主義、専制政治の方向に可能な限り押し進めようとしているのだ。こうすることで、こうした問題が決して選挙の対象にならないようにし、選挙対象が、常に権力者には全く関心がない問題、たとえば中絶やトランスジェンダーの権利に関するものになるようにしているのだ。

 医療とガザでの停戦を求める進歩主義者は退けられ、無視される一方、世界で最も血に染まった帝国主義者たちと同盟が結ばれている。事態は余りにも右傾化しており、今回の選挙はトランプ党とチェイニー党の対決で、どちらが勝っても帝国が勝つことになる。

 11月に結果が発表された後、おそらく不正選挙について大騒ぎになり、敗者が誰かに応じて、結果はロシアの干渉、またはディープステートによる投票操作の結果だと敗者は宣言するだろう。しかし、覚えておいて頂きたい。どちらの結果でも寡頭政治家や帝国経営者が満足できるようにするために、最悪の不正選挙が公然と行われていることを。

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注目の画像はGage SkidmoreとWikimedia Commonsより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/07/its-the-trump-party-vs-the-cheney-party/

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 毎回読んでいるMoon of Alabmaも本記事を絶賛。

 林芳正の足下も、兵庫県庁並み?

 長周新聞

社員のほぼ全員が社長交代求め嘆願書提出 パワハラ常態化も耳貸さぬ本社 林芳正代議士の親族企業サンデン子会社の山電タクシー


2024年9月 9日 (月)

ハリスを共産主義者と呼ぶのは共産主義に対する侮辱だ



カマラ・ハリスを共産主義者と呼ぶのは、ハリスを貶めるから間違いなのではなく、共産主義を貶めるから間違いなのだ。

ケイトリン・ジョンストン
2024年9月5日

物語マトリックスの端からのメモ

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 共和党はオバマを共産主義者と呼んだが、大統領としての彼最悪の行為は全てブッシュ政策の継続と拡大だった。民主党はトランプをナチと呼んだが、彼最悪の行為は全てオバマ政策の継続と拡大だった。そして今、私たちは再びハリスを共産主義者と呼んでいるが、彼女は共和党も支持する大量虐殺を支持している。

 カマラ・ハリスを共産主義者と呼ぶのは、ハリスを貶めるから間違っているのではなく、共産主義を貶めるから間違っているのだ。



 全世界に衝撃と恐怖を与えているガザでの絶滅作戦を遂行するイスラエル政府をバイデン・ハリス政権は意図的に支援しており、明らかに、ここで私たちが注目する必要がある本当の悪者はジル・スタインだ。



 社会主義者や平和主義者が資本主義の好戦的政党に投票しようなどと、まじめな人間は思わない。民主党が緑の党を批判するのは、票を失ったからではなく、自分たちの党が嘘つきで、自分たちの価値観が偽物だと思い知らされるのが嫌だからだ。

 緑の党に票を盗まれていると民主党が言うのは、緑の党に票を盗まれていると共和党が言うのと同じくらい意味不明だ。民主党は左翼政党ではない。現在大量虐殺と核の瀬戸際政策に従事している好戦的な資本主義政党だ。

 民主党は、緑の党は何も成し遂げていないが、民主党が「物事を成し遂げている」のは、ガザで大量虐殺を犯し、資本主義による搾取と生態系破壊を促進し、絶え間ない戦争と軍国主義を推進しているように見える、と言っている。物事を成し遂げるだけでは十分ではない。成し遂げられることが実際に良いことが必要だ。



 「トランプが大統領になったら大量虐殺はもっとひどくなる!」

 ええ、どうして?

 「悪い種類の大量虐殺になるからだ!」



 イスラエルへの武器禁輸を約束すればハリスが勝利すると本当に信じている人がいるのだろうか? それとも、パレスチナ人の窮状に注目を集めるため人々は信じているふりをしているだけなのだろうか?なぜなら、この体制は明らかにこれより遙かに腐敗していると思うからだ。

 イスラエルがガザ攻撃をやめない限り武器供給を止めるとハリスが誓約したら、親イスラエル派丸ごとと軍産複合体丸ごとが、資金と言論統制の全てをドナルド・トランプ支持に投入するだろう。生涯民主党支持だった裕福な寄付者たちは、今回の選挙で共和党支持に転じるだろう。ハリスはユダヤ人を憎み、テロリストを愛しているというのが突如、主流言説になるだろう。マスメディアの大半がそれに同調するだろう。リベラルなシオニスト・ユダヤ人たちは、カマラ・ハリスが自分たちを殺したがっているから、今は「しぶしぶ」トランプに投票しなければならないと主張する論説記事を大量に書くだろう。

 こんな情報環境でハリスが選挙に勝てると本気で思っている人がいるのだろうか? 勝てるかもしれないが、それは彼女がこれまでやってきたように帝国主義路線を貫き続けるより遙かに難しいだろう。明らかに、ハリスが武器禁輸を約束すれば、多くの人がハリス支持に転じるだろうが、彼女が隠れナチだと主張するヒステリックで強烈な情報作戦で失う有権者を補うに十分な支持者が果たして、いるだろうか? ジェレミー・コービンに同じことが行われた際、支持者は十分ではなかった。

 ハリスは怪物で、大統領選に勝つためなら、パレスチナの子どもを喜んで素手で絞め殺すだろう。しかし、問題は彼女ではない。彼女は単なる一人の人間だ。彼女は、米国大統領選に勝つために必要な曲を演奏し、ダンスを踊っているだけだ。彼女でなければ、同じ曲を演奏し、同じダンスを踊っているのは別の怪物になるだろう。本当の問題は、地球上で最も邪悪な計画を推進し、その計画を確実に実現するため、社会最最悪の人々を権力と影響力のある地位に引き上げる、酷く腐敗した体制だ。

 ハリスはワシントンの堕落の原因ではなく、トランプやバイデン同様、堕落の兆候だ。本当に問題なのはアメリカ帝国そのものや、その歯車を回し続ける腐敗した仕組みの全てだ。帝国機構が崩壊するまで、何らかの形で虐殺は続くだろう。



 ちなみに、2024年9月時点で、ガザでのイスラエルの行動が人質救出の試みと何らかの関係があると、良い大人が思っているとしたら、とんでもないことだ。



 一方、ウクライナでは事態が益々恐ろしくなり続けている。ロシアの奥深くを攻撃するための長距離ミサイルをウクライナ軍に提供することにアメリカは「同意」寸前だとロイター通信は報じている。一方、西側諸国の侵略に対抗するため核政策を変更するとロシアは述べている

 ウクライナが領土と軍隊を失えば失うほど、キーウとワシントンは核超大国に対する緊張をこれまで考えられなかった段階にまで高めようと躍起になる。



 当局がガザでの大量虐殺を批判する人々を抑圧する中、欧米諸国では言論の自由が侵害されつつある。ウクライナでのNATO代理戦争で検閲が急増したのと全く同じだ。彼らはこれらの戦争は欧米とその価値観を守るためだと言いながら、戦争への同意をでっち上げる能力を守るために、欧米とその価値観を破壊している。戦争や大量虐殺や暴政こそが欧米の本当の価値観だ。



 全ての芸術は政治的だ。芸術は現状の狂気に反対するか、それを支持するか、あるいは現状から気をそらすかのいずれかだ。死にゆく世界の大量虐殺と洗脳されたディストピアの中で、自分自身を落ち着かせるためのつまらない気晴らしを人々が作るのは、それを政治的と呼ぶかどうかにかかわらず、政治的行為だ。

 残忍で専制的な帝国の中心で暮らしながら「政治を避けている」と言う芸術家は嘘をついている。彼らは政治を避けているのではなく、政治に直接参加している。しかも、彼らは間違った側に参加しているのだ。

 全ての芸術は、人々の目を開くか、閉じるかのどちらかだ。主流文化のほぼ全ての芸術は、この文明の狂気を当たり前のこととして称賛するか、その不快感を麻痺させることにより、人々の目を閉じさせる。これは単なる政治の問題ではなく、政治の最前線だ。

 政治は文化の下流にあり、あなたが創造に協力している文化が寡頭政治と帝国の流れに無意識に流されているなら、その流れが私たちを一体どこに運ぶのかに、あなたには責任がある。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/05/calling-harris-a-communist-is-an-insult-to-communism/

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 Alex Christoforou Youtube 冒頭、チェイニーの娘の「父はハリス支持」に涌く聴衆
FT, oligarchs upset with Putin. Dick Cheney endorses Harris. Milei wants ICC Maduro 29:03

 宗主国も、最大属国も、トップの有力候補はでくのぼう?

 日刊IWJガイド

「民主党大統領候補カマラ・ハリス氏が副大統領候補のウォルツ氏を伴って、前代未聞の共同インタビュー! トランプ氏は酷評!!」

■はじめに~自分1人では会見もインタビューも受けられない!? 民主党大統領候補カマラ・ハリス氏が副大統領候補のティム・ウォルツ氏を伴って、前代未聞の共同インタビュー! トランプ氏は「退屈!」の一言! 民主党の牙城、L.A.の『ロサンゼルス・タイムズ』でさえ、「大げさな前評判のわりに、目立った新しい発表は少なかった」と酷評!『ザ・ヒル』に至っては「全女性を侮辱している」と強烈な批判! しかもこのインタビューで、ハリス氏が資源産業の代理人であることが露呈! ウクライナがどうなろうと、「代理戦争」という邪悪な手段で、資源輸出のライバル、ロシア抹殺を図る!! ハリス氏はバイデン氏と同じ!

■9月になり、IWJの第15期も2ヶ月目に入りました! IWJの財政的状況は大ピンチです! 岩上安身の体調不良も、7月、8月と続き、たいへんご迷惑をおかけしました! 8月は31日間で、85件、156万2260円のご寄付・カンパをいただきました! 第14期の月間目標額は400万円で、仮にその目標額に当てはめると、39%どまり! 相当に厳しい状況です! 他方で、「IWJしか報じられない情報」が、激増しています! 岩上安身のコロナ感染以降、続く体調不良もあり、この週末も、岩上安身の体調不良で、発刊が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。こうした時だからこそ、ぜひご支援をお願いいたします!

■<インターネット上の「言論の自由」と「検閲」(その4)>バイデンに不都合なら外国メディアにも強権発動!? 米バイデン政権が「米大統領選に影響を与えるロシアのプロパガンダ」の32のウェブドメインを押収、『RT』などロシア4メディアに制裁を発表! FBIが明らかにした容疑は、「『米国はウクライナやその他の「問題」地域に資金を浪費するのではなく、国内問題への取り組みに力を注ぐべきである』という当たり前のことを、ロシアメディアが指摘し、米国民の間に広げたから」!? 倒錯し、言論を歪める米国政府に対し、ロシア外務省のザハロワ報道官は「米国は全体主義的新自由主義独裁国家へと変貌した」と断言!

2024年9月 7日 (土)

戦争屋と平和屋をどう扱っているかで社会の健全さが分かる



 戦争を推進する人々が政府やメディアで重要な地位に就く一方、平和を推進する人々が反ユダヤ主義者やロシアの手先として中傷される時、人は自分がひどく機能不全な文明に生きているとわかる。

ケイトリン・ジョンストン
2024年9月4日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 戦争を推進する連中と平和を推進する連中をどう扱うかによって、社会の健全性について多くのことが分かる。

戦争を推進する人々が政府やメディアで重要な地位に就く一方で、平和を推進する人々が反ユダヤ主義者やロシアの手先として中傷されている時、人は自分がひどく機能不全の文明に生きているとわかる。

 帝国経営者や戦争で利益を得る連中の利益を推進する政治家が政府のトップに躍り出る一方、戦争被害者や一般人の利益を推進する政治家の自宅は警察に捜索され、テロ対策法に基づいて機器が押収されるのを見ると、自分たちが極めて病んだ社会に暮らしていることがわかる。

 あらゆる機会を利用して軍による大量虐殺を推進するのに生涯を捧げる人々が尊敬され、儲かる評論家としての出世で報われる一方、軍による大量虐殺の終結を求める人々の影響力は、益々疎外されるオンラインプラットフォームに追いやられる場合、人々は自分がディストピアに生きているのだと分かる。

 戦争は、人間が行う最も狂気じみた行為だ。最も破壊的で、最もトラウマ的で、最も不安定で、最も持続不可能で、道徳的に最も正当化できず、人類の繁栄に最も寄与しない行為だ。戦争は、我々の中で最悪の人々に推進され、最良の人々に反対される。

 健全な社会では、できるだけ多くの人間を爆弾でバラバラにする任務に身を捧げる者は怪物として非難され、集団の健全のため檻に入れられるはずだ。ところが我々の社会では、これは完全に正当な出世の道で、非常に快適な生活が送れると考えられている。

 健全な社会では、普通の人々の利益を推進し、悪意ある操作者の影響を拒絶する人だけが指導的な地位に昇格するはずだで。ところが我々の社会では、それは永遠に無名のまま人生を過ごすための最良の方法だ。

 これが、権力を持った人の行動を操る連中が、我々を騙して、当たり前のこととして受け入れさせるのに成功したことだ。これは、マスメディア・プロパガンダと主流文化のでっち上げによって、結構なことだと我々が思わせられている狂気だ。しかし、それは結構なことではない。これは、おそらく、結構なことからはほど遠い。

 そして今や、私たちの目には、前景にと大量虐殺、背景には核保有国間の迫りくる世界的紛争が映っている。これを非難する者は黙らされ、沈黙させられる一方、これを支持する者は億万長者や大統領になる。

 これには受け入れられる部分など一つもない。この文明のあらゆる側面は異常なほど忌まわしい。私たちは今何起きていることに目を覚まし、私たちをこのような軌道に乗せた人々を権力から排除する方法を見つけなければならない。

 この悪夢の一部が、ほとんどの人にとって結構で正常に見えている限り、健全な世界が実現する可能性はない。

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画像はWikimedia Commonsより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/04/you-can-measure-the-health-of-a-society-by-how-it-treats-its-warmongers-and-its-peacemongers/

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 最新のSubstuck記事で、スコット・リッターがアメリカの言論の自由弾圧を語っている。  Scott Ritter Extra

Scared of our Own Shadow

Scott Ritter
Sep 06, 2024
冒頭の文章は下記の通り。
The Biden administration has unleashed a frontal assault on free speech, using allegations of Russian interference in US elections as justification to ban Russian media from operating inside the United States, and criminalizing the actions of Americans such as myself who dare provide a platform for Russian voices to heard by a broader American audience.

2024年9月 1日 (日)

イスラエル支持者が「人質を解放しろ」と言う際、本当に意味していること



 連中が言っているのは、軍の要求に応じるまで、イスラエルは、毎日、子どもを殺し、首をはね、内臓をえぐり出し、手足を切断し、不具にし、生きたまま焼き殺すべきだと信じているということだ。

ケイトリン・ジョンストン
2024年8月26日

また山  この記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 ソーシャルメディアを使っていない人々は、おそらくガザで死んだり手足を切断されたりした子どもの画像や動画に対して、イスラエル支持者連中が、ハマスに拘束されているイスラエル人人質についてペラペラと喋る極めて奇妙ながら実によくある現象に、10か月半も気づかずに過ごしている可能性が高い。

 それに値する行為を全くしていない人に、想像を絶するほど恐ろしいことが行われている生々しい映像を、誰かが共有し、それに応えて「人質を解放しろ!」と叫ぶのを目にした際は、連中が一体何を言っているのか明確にすることが重要だ。

 連中が言っているのは、軍の要求に応じるまで、イスラエルは、毎日、子どもを殺し、首をはね、内臓をえぐり出し、四肢を切断し、不具にし、生きたまま焼き殺すべきだと信じているということだ。また、状況さえ許せば、イスラエルが子どもに、こうしたことをするのを個人的に手伝うつもりだと言っているのかもしれない。

 人質が解放されるまで、毎日、幼い子どもを殺害し、首を切断し、内臓をえぐり出し、四肢を切断し、切断し、焼却することに全面的に賛成だと連中は述べている。

 ガザで行われていることが人質解放と無関係なことを示すまたの証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。

 ガザ攻撃で、イスラエル国防軍がイスラエル人人質を殺害、負傷させてきたまた証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。

 ガザで大量虐殺が続く中、人質取り引きを妨害するため、ネタニヤフ首相があらゆる手段を講じているまたの証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。

 正当な手続きなしに、「行政拘留」でイスラエルが何千人ものパレスチナ人を人質にし何百万人ものパレスチナ人人質をガザとして知られる巨大絶滅収容所に入れている事実にもかかわらず、連中はこう言うのだ。

 しかも、政策として、イスラエル軍が、パレスチナ人人質を拷問地下牢で強姦し、手足を切断し、拷問しているまたの証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。

 連中がこう言っているのだと認識することは重要だ。イスラエル擁護者や支持者が本当は一体何者か認識することが重要だからだ。連中は普通の人々ではない。連中は健全な精神を持ち、脳内に機能する共感中枢を持つ人々ではない。連中の存在や在り方には根本的に間違った点がある。

 これを認識しておくことは重要だ。そうしないと、この問題は見た目より複雑で、我々がガザで目にしていることの解釈は、主観的意見の問題に違いないと思い込む罠に陥ってしまう可能性があるからだ。いや、それは全く真実ではない。ガザで起きていることは非常に単純で単純明快で、良心と基本的な人間の共感のレンズを通して見る人には、まさに即座にはっきり、そう見える。

 ガザに関して見られる全ての議論や意見の相違の理由は、複雑さや微妙さなどと全く無関係で、全て、他の人間を普通の人が気遣う基本能力に欠けた、非常に歪んで傷ついた精神の問題だ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/08/26/what-israel-supporters-really-mean-when-they-say-release-the-hostages/

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8年連続 小池知事は「追悼文」の送付を見送り 朝鮮人犠牲者の追悼式典で 関東大震災から101年

 デモクラシータイムス
中国機領空侵犯 / 総裁選 語られぬ安保・防衛政策【半田滋の眼 NO.108】20240828 38:57

2024年8月31日 (土)

問題はアメリカが間違った大統領を擁していることではなくアメリカ帝国の存在だ



 私がハリス支持者とトランプ支持者の両方と争っている理由は、彼らが相手側を問題視しているのに対し、私はアメリカ帝国そのものを問題視しているためだ。

ケイトリン・ジョンストン
2024年8月25日

 物語のマトリックスの端からのメモ

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。



 ハリス支持者とトランプ支持者の両方と私が争っているのは、彼らが相手側を問題視しているのに対し、私はアメリカ帝国そのものを問題視しているためだ。彼らは帝国が正しい管理下にあるよう確保して状況を改善しようとしているが、私は帝国の終焉を求めている。



 「でも、パレスチナ人の苦しみについて、カマラ・ハリスはとても思いやりをもって話しているじゃないか!」というようなことを言う人もいる。

 思いやりある言葉を雄弁に語りながら、ブッシュの最も醜い政策をオバマが全て継続し拡大する8年間を過ごしたのに、これらの騙されやすい人々は、いまだに教訓を学んでいない。



 世間知らずと言われるかもしれないが、今回の選挙シーズンに、民主党が平和を支持するふりをするのではなく、このような好戦的綱領を掲げていることに私は本当に正当に衝撃を受けている。イランとの戦争を始めないかどで、トランプを攻撃する新しい党綱領や、「世界で最も殺傷力ある戦闘部隊」を持っているとハリスが語り「イランやイランが支援するテロリスト」からアメリカの権益を守ると誓うなど、これはトム・コットンやジョン・ボルトンなどの超強硬派共和党員がするだろうと人々が予想する類いの選挙活動だ。だが、共和党の好戦主義者連中は党内で指名を獲得できるほど人気がない。

 民主党がこんな選挙運動をするなど全く思ってもいなかった。もちろん、バイデンのような過激な戦争屋が支配するだろうとは思っていたが、実際の選挙公約で、それをアメリカ国民に売り込むとは本当に驚きだ。通常彼らは責任ある大人として選挙運動に力を入れるが、その代わりに、公然と『博士の異常な愛情』のように、原爆について大声で叫んでいる。通常、民主党の実体と彼らが装っている姿の間には、もっと大きな隔たりがある。

 2016年に敗北した時と同様に、連中はトランプに「私に投票してください、私は平和の候補者です」という単純な選挙運動をまたもや、しているだけなので、これは実にヤバい。彼らがすべきなのは、嘘をつき、平和をもたらすと言うことだけなのに、それどころか、事実上、連中はイランとの戦争を始める選挙運動をしているのだ。



 「ジル・スタインは脱退すべきだ」というたわ言は実に退屈で愚かだ。民主党は、自党候補者が脱退すると何が起きるのかをまさに今見た。つまり別の候補者に取って代わられるのだ。スタインが脱退すれば、そうなるだろう。アメリカに第三政党が存在するべきではないと思うなら、そう言えばいい。数年ごとに、ジル・スタインがどこからともなく現れ、まるでビデオゲームの悪役のように民主党から票を盗み、彼女を排除すれば票を取り戻せるという架空の代替現実世界をでっち上げるな。

 スタインが大統領候補として登場したのは、アメリカ人がその政党の存在を望んだために作った政党で、彼女が最も人気があるためだ。あなたはジル・スタインとではなく、あなたのくだらない帝国主義政党を嫌うアメリカ人と議論しているのだ。戦争と不正は素晴らしいと彼らを説得するか、殺人的暴君連中であることをやめるかの、どちらかだ。



 現政権の大量虐殺的残虐行為と戦争挑発を批判するかどで私がトランプを支持していると皆様が私を非難すればするほど、皆様には本当の価値観がなく、お気に入りのスポーツチームを応援するのと同じ理由で民主党を支持していることが私に明らかになる。



 左翼の革命感情を煽るという点で、トランプではなく、ハリスが加速主義候補者として好まれているようだ。トランプ政権時代、多くの若者が政治に目覚め、民主党は自分たちの味方だと思っていた。バイデンが政権に就き大量虐殺を始めるまで、彼らは民主党の悪に目覚めなかった。トランプが政権に就けば、民主党は再び善玉を演じることになり、ハリスが政権に就けば、バイデンがガザで行っていることで帝国の残忍さに目覚めた新興左翼集団の前で、大きな悪意を世界に解き放つ準備ができているようだ。

 ここで革命的加速主義を私は支持しているわけではない。ただ、あなたが左翼加速主義原理主義者なら、おそらくその方向に進むのを望んでいるだろうと言っているだけだ。



 より悪の少ない投票に関する「七つ頭のゾンビ・ヒトラーを止めるために六つ頭のゾンビ・ヒトラーに投票しよう」という動画を投稿したため、私はTikTokから締め出されているTikTokの新アカウントをフォローして頂きたい。

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 画像はAdobe Stockより。

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 Alex Christoforou 冒頭はフォン・デア・ライエンの好戦演説。

Ukraine F16 crash. Zakharova, US greenlight missile strikes. Medvedev, $7 trillion Donbass wealth  41:49
 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
日本人どれだけが認識?豪州研究所発表「核心技術競争力1位、中国57個の大反転…7個にとどまった米国を圧倒」2003~2007年、米国は研究論文引用回数を基準として64個の核心技術部門のうち60個の部門で研究競争力1位。当時、中国は3部門でしか1位でなかった。」

2024年8月30日 (金)

悪い警官の言い分で民間人を殺す共和党、良い警官の言い分で民間人を殺す民主党



 共和党と民主党の違いは、イエス再臨のために、パレスチナ人を百万人殺すと共和党が言うのに対し、民主党は「停戦」や「二国家解決」などと口先で騒ぎながら、パレスチナ人を百万人殺す点だ。

ケイトリン・ジョンストン
2024年8月22日

物語マトリックスの端からのメモ
 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。


 第二次世界大戦以来最大のロシア侵攻で、NATO兵器が使用されているが、ウクライナ大統領によれば、これは「越えてはならない一線」に関し、ロシアがはったりをかけている証明で、ロシア国境内でNATOが好き放題に攻撃的になっても安全なのだ。

 関連する話で、アメリカはロシアと中国と北朝鮮と同時に核戦争を戦う準備をしている。「アメリカは、中国、ロシア、北朝鮮からの協調的な核攻撃に備えることを目指す」新たな核戦略計画をバイデン政権が承認したとニューヨークタイムズが報じている。狙いは「アメリカが、核兵器と非核兵器を組み合わせて、同時または順次発生する核危機に対応する準備ができているかどうか詳細に検討すること」だ。



 共和党と民主党の違いは、パレスチナ人を百万人殺し、イエス再臨のためだと共和党が言うのに対して、民主党は、口先で「停戦」や「二国家解決」などと騒ぎながらパレスチナ人を百万人殺す点だ。

 基本的には、そういうことだ。一方は、邪悪な方法で邪悪なことをし、もう一方は、同じ邪悪なことを、ずっと写真写りの良い方法でするのだ。イスラム教徒は全員テロリストで救いようのない異教徒だと主張するなど邪悪な理由で、共和党はイスラム教徒を殺したいのに対し、民主党はイスラエルの自衛を助け、地域に平和と安定をもたらすなど善良な理由でイスラム教徒を殺したいのだ。どちらも中東の民間人を殺したいのだが、片方はリベラル派にとって気分の良い方法で中東の民間人を殺すのだ。

 これは「良い警官・悪い警官戦術」の典型的パターンだ。たまたま、あなたがアメリカのエセ・イデオロギー分裂のどちらの側にいるかによって、一方は、あなたの味方を演じ、もう一方は、あなたの敵を演じる。だが実際は両者の狙いは同じだ。今回の場合、連中の一方が、国内不安をかき立てず、全くお咎めを受けずに、世界の人々を殺すのだ。



 進歩的なアメリカ人は「少なくとも民主党には、ガザでの殺戮を止めるよう圧力をかけられる!」と良く言う。

 馬鹿者、もう10ヶ月以上経ったのだ。これまでのところ、あなたの「圧力」はどうだ?

 ガザを救うよう圧力をかけられるから、パレスチナ人を助けるには民主党の方が良い選択肢だとあなたに言う同じ連中が、あなたがガザを救うよう民主党に圧力をかけようとすると、あなたはドナルド・トランプを当選させようとしている!と叫ぶだろう。



 民主党全国大会の表舞台で演説するパレスチナ系アメリカ人は一人もいない。このむしずが走るような風船ガム・ポップ帝国主義の祭典には、奇妙で不可解な理由で、パレスチナ系アメリカ人以外のあらゆる連中が代表として出場する。



 バイデン=ハリス政権がネタニヤフ首相に毅然とした態度で接していると人々が言うのは、ネタニヤフ首相が露骨な大量虐殺をやめなければ、バイデン=ハリス政権も毅然とした態度で、あらためて厳重注意するのを余儀なくされるだろうという意味だ。



 長年イスラエル擁護者連中が言ってきたが過去10か月の証拠で信用を全く失った主張k数々

– 他の国よりイスラエルを厳しく精査するのは間違いで、不公平だ。

– イスラエルに対する批判は、ユダヤ人に対する憎悪から生じている。

– イスラエル・パレスチナ紛争は非常に複雑で、理解するのは困難だ。

– イスラエル・パレスチナ紛争では、どちら側にも同じような悪人がいる。

– イスラエルの暴力は本質的に防衛的で、地域のイスラム教徒による、いわれのない攻撃から生じている。

– イスラエル国防軍のガザ空爆で多くの民間人が死亡したのは、ハマスが「人間の盾」を利用しているせいだ。

– イスラエルには、二国家解決に同意する用意がずっとあったし、将来もそうするだろう。

– パレスチナ人が抱える問題はパレスチナ指導部の責任だ、あるいは少なくともイスラエル指導部と同程度にパレスチナ指導部の責任だ。

– ハマスや他のパレスチナ派閥がなければ、パレスチナ人全員が正義と幸福を享受し、平和に暮らしていたはずだ。

– イスラエルは自由、民主主義、正義を擁護しており、それらが欠如している地域においては、欧米諸国の支援を受けるに値する。

– イスラエルの虐待は人種差別と植民地主義以外の何物でもなかった。

– 欧米諸国によるイスラエル支援は資源豊富な地域における地政学的優位を狙う以外、何物でもない。

– イスラエルの犯罪行為は、イスラエル建国当初から根付いている虐待的本質によるものではなく、政府内の少数極右勢力によるものだ。

– それ無しでは、イスラエルが文字通り存在し得ない暴力やアパルトヘイトや窃盗や虐待を支持せずに、イスラエルの存在を支持することは可能だ。

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 Judging Freedom

アメリカ・ミサイルでロシア領を攻撃するのを認めろというゼレンスキー要求をバイデン政権は認めるのか?
Aaron Maté : Israel Collapsing; Ukraine Invading  23:23
 耕助のブログ Declan Hayes記事翻訳
No. 2254 バンザイ! 日本が核武装へ
 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
ガザ戦争関連。イエメンのフーシ、紅海を支配。一時米英はOperation Prosperity Guardianを実施しイエメン攻撃。だが米英の戦艦は紅海より撤退。フーシ―攻撃多様化。ドローン、巡航ミサイル、ハイジャックや弾道ミサイル。 4 月に水上ドローンが使用。ロシア含め船舶喜望峰周り。

2024年8月29日 (木)

善人が何もしないようにするために存在している民主党



 「悪の勝利のために必要なことは、善人が何もしないことだけだ」という認識を帝国は武器にしてきた。それゆえ、民主党は善人ではなく、良いことをしていないという現実を広めることは、その武器を奪うのに役に立つ。

ケイトリン・ジョンストン
2024年8月23日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 私がこれほど民主党を批判する理由は「悪の勝利のために必要なことは、善人が何もしないことだけだ」という格言で説明できる。善人が決して何もしないようにするために民主党は存在しているのだ。

 ガザはまさにその完璧な例だ。インスタグラムの進歩主義者アレクサンドリア・オカシオ=コルテスが:カマラ・ハリスが「ガザでの停戦確保に精力的に取り組んでいる」というあからさまな嘘を広めると、AOCを信頼する人々は安心して、大量虐殺を終わらせろという要求をやめることになる。現政権は、この問題に対処できると信頼しており、ガザを救うために必要なのは11月に副大統領に投票することだけなのだと、極左として売り出された、この女性下院議員は人々に語っている。

 共和党員に、このような操作を強いる必要はない。共和党員は、イスラム教徒を絶滅させるべきだと信じ、イエスを復活させ、異教徒全員を地獄で焼くという聖書の予言を実現するというだけの理由で、ガザでのイスラエルの残虐行為を支持しているのだ。このような操作は、ガザで起きていることを知って、この大量虐殺を終わらせるため、あらゆる手段を講じるような人々を政治的に無力化するためにのみ必要なのだ。



 だから、もし民主党が、そのふりをしている通りのものであれば、世界の多くの問題は存在しなかったはずなのだ。もし民主党が、本気で共和党の最も病んだ衝動に対抗して、本気で平和と正義と平等と一般労働者を支持していれば、アメリカのみならず、世界中で見分けがつかないほど事態は違っていたはずだ。善人が何もしないのではなく、何かをするがゆえに、悪は勝利できないのだ。

 このようなことが起きるのを防ぐために民主党は存在している。悪の派閥に善の派閥が対抗する代わりに、世界最強力で影響力ある政府には、悪の計画を推進するために協力する二つの悪の派閥があるのだ。しかし、これが非常に破壊的になっているのは、単に公然と悪の派閥が二つあるせいではない。公然と悪の派閥が一つあり、もう一つの派閥は、悪の派閥に対して、善人と共に立っているふりをしているのだ。

 もしそれが明らかに邪悪な二つの派閥だったら、自分達の目標がどちらの党にも代表されていないのを善人は即座に認識し、本当の革命運動が生じるはずだ。民主党がこれほど効果的な心理作戦になっている理由は、国内で権力と影響力を持つ連中全員敵だという認識を善人にさせないためだ。そして、それに応じた対応をさせないことだ。

 アメリカの進歩主義者連中は、停戦や二国家解決について、そのどちらも実現する本当の意図を持ったことがない政党の空虚な言葉で、10か月半も麻痺状態に陥っている。ネタニヤフ政権そのもの同様に、バイデン政権は、イスラエルの大量虐殺残虐行為の罪を犯しているが、口先だけで、人道的懸念をし、和平に向け取り組むふりをしながら、ネタニヤフに対して、バイデンがどれほど怒り、厳しい態度を取っているかという話をマスコミに頻繁に漏洩して、多くの人々の目に、この罪を覆い隠しているのだ。

 それが今回の大統領選唯一の特徴だ。初の女性大統領を選出しないこと。トランプを阻止しないこと。(それが何を意味するにせよ)アメリカ民主主義を救わないこと。今回の大統領選唯一の特徴は、アメリカ二大政党の一方が、恐ろしい大量虐殺でパレスチナ人を虐殺してきた政権を支持しながら、パレスチナ人のために平和と正義を求めると主張しているのだ。

 それが民主党の効果で、10月7日よりずっと前から連中はそうしてきたのだ。前任者の最も堕落した残忍な政策を全て継続し拡大しながら、オバマは深い思いやりと平和と正義への愛を表現する華麗な散文の織物を織り上げて政治的遺産を作り上げた。バイデン就任時、欧米諸国のリベラル派は安堵のため息をついた。なぜなら、ようやく「大人が部屋に戻ってきた」からだ。そして今や彼は、本物の大量虐殺を支持しながら、核超大国に対する代理戦争を着実にエスカレートさせている。

 国内外での果てしない暴力や抑圧や搾取に依存して存続している帝国には、そうした物事に反対するような主要政党を持つ余裕はないのだ。だから、そういう政党はないのだ。そして、そうであるかのように装いながら、そうではないからこそ、連中はこの暴政への異議申し立てを政治討論の片隅に追いやれるのだ。

 だから共和党よりも民主党を私は批判するのだ。彼らの方が、より多くの批判を必要とするからだ。共和党が悪なのは良心がある人なら誰でも一目でわかる。一方、民主党が悪なのは遙かにわかりにくく、理解するには通常より多くの意識や論評が必要だ。

 「悪の勝利のために必要なことは、善人が何もしないことだけだ」という認識を帝国は武器にしてきた。それゆえ、民主党は善人ではなく、良いことをしていない現実を広めることは、その武器を奪うのに役に立つのだ。

 善人が何もしない限り、悪は勝利し続けるだろう。そして、悪を確実に勝利させることだけを目的とする政党に、自分たちの価値観や願望が代表されていると善人が思い込んでいる限り、彼ら何もしないまま居続けるだろう。そういう思い込みの粉砕が、健全な世界への絶対的に不可欠な第一歩だ。これこそが世界中の善人が目指すべき主要目標だ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/08/23/the-democratic-party-exists-to-make-sure-good-people-do-nothing/

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 Judging Freedom クルスク侵攻には明らかにアメリカが関与していた。

Col Karen Kwiatkowski : US involved in Kursk "like a pig is involved in breakfast" 1:01
 耕助のブログ
No. 2253 シオニストによるいじめが政治、メディア、教育を歪める
 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
ウクライナ軍は8月6日にクルスク地域に侵攻、現在依然この地に残留している模様。西側メディアもギャンブル的作戦でないかと見なしていた。露側発表「ウクライナは6,600人以上の兵士、戦車73台、歩兵戦闘車34台、装甲兵員輸送車62台、装甲戦闘車両432台等喪失」
 植草一秀の『知られざる真実』 最新記事に座布団十枚!

齋藤元彦氏が知事に居座る効用
 デモクラシータイムス
<瀬戸際 維新の3重苦> 領空侵犯/総裁選/立憲吉田/敦賀2号機/ガザ【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:41:55
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「NATOとウクライナによるロシア領クルスクへの侵攻に、ロシアが反撃、ウクライナ全土に大規模攻撃!」2

■はじめに~NATOとウクライナによるロシア領クルスクへの侵攻に、ロシアが反撃、ウクライナ全土に大規模攻撃! ゼレンスキー氏は、西側諸国に長距離ミサイルでのロシア領土攻撃許可を要請! ロシアのラブロフ外相は、「第3次世界大戦」を招きかねない「火遊び」だと警告! 中国外務省は、一部の国の「超タカ派」がウクライナ紛争を意図的に激化させていると批判、「事態沈静化の促進が最優先事項」だと考える国々が増えていると指摘! そもそもウクライナ政府の財政はボロボロ、ウクライナ軍では今年に入って7ヶ月で3万7000件の脱走事件が記録される有様! 記者クラブメディアがまったく報じないウクライナ軍の真実!

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