Andre Vltchek

2020年9月25日 (金)

アンドレ・ヴルチェク追悼

ピーター・ケーニッヒ
2020年9月23日
CounterCurrents.org

 私の良い友人で同志のアンドレは、もはや、いない。

 我々は一緒に、いくつかの調査プロジェクトに取り組んだ。アンドレのプロの厳しさ、理解の鋭さ、点を結んで全体像を作り上げる構想と能力は模範的だ。
我々がエーゲ海で、トルコのボドルムから、ギリシャのコス島まで、アテネに向かう難民の道を追ったとき、我々はいくつか忘れられない瞬間を共有した。

 アンドレの突然の逝去に、私は言葉で言い表せない深い衝撃を受け悲しんでいる。

 月曜日夜から9月22日火曜日まで、アンドレはトルコ黒海のサムスンからイスタンブールへ、運転手つきの自動車で妻と旅行していた。彼らが朝早い時間にホテルに到着し、妻が彼を起こそうとした時、彼は反応しなかった。彼は亡くなっていた。

 トルコ警察は、アンドレの死は「不審だ」と述べた。彼の遺体は法医学鑑定のため即座に病院に運ばれた。

 アンドレは、ある紛争地域から次の交戦地帯へ、一つの戦場から別の戦場へと、くまなく旅した。彼は主に、欧米勢力によって世界中で犯されている無数の残虐行為を暴露した。彼は真実を明らかにするのを決してためらわなかった。アフガニスタンからシリア、イラクまで、イラン、スーダンからアルゼンチン、チリ、ペルー、香港、中華人民共和国の新彊ウイグル自治区まで、アンドレはでかけた。彼はインドネシア、ボルネオ、あるいは元々カリマンタンと呼ばれる場所で、収賄で、欧米企業の利益のため、野生生物を殺し、原住民の暮らしを壊滅する、重要な雨林、大地の肺を破壊する環境犯罪について報じた。ここにアンドレが、2020年5月2日、中国のDotDotNewsによる、世界中でアンドレの活動の広範囲な姿を描写するビデオ・インタビュー(20分)がある。https://www.youtube.com/watch?v=7CnSXBOrHMc&feature=youtu.be

 アンドレは、常に、正義ために、貧しい人たち、迫害された人々、虐げられた人々を擁護し、エリート主義の北の先進国に、概して非人間とみなされる人々のために闘った。貧窮した人々、難民、政治犯、姿を消し、影の中に消えた人々。調査ジャーナリスト、地政学アナリストとして、彼は人権のために、至上主義権力と戦った。アンドレは正真正銘の国際主義者だった。彼がいないのを人々は深く寂しく思うはずだ。

 彼の魂が安らかに眠り、彼の精神が生き続けますように。

 ピーター・ケーニッヒは、エコノミスト、地政学アナリスト。彼はグローバリゼーション研究センター研究員。

記事原文のurl:https://countercurrents.org/2020/09/andre-vltchek-remembered/

----------

 記事題名を見て、一瞬目を疑った。誤報であって欲しいものと。彼の記事を読む機会が無くなるのだ。

 大本営広報部、彼氏の辞任以来、劣化が酷い。どうでも良い記事しか報じない。水泳選手の不倫、タレントの飲酒運転。腐敗した支配体制連中による悪事は放置する。ゴミにたかるハエ。

 日刊ゲンダイDIGITAL

ジャパンライフ詐欺は安倍‐菅案件 行政大甘対応の根源

 テレビの呆導番組は見ずに、ネットで報道番組を探して見ている。

「中国脅威論の嘘と自衛隊南西シフトの脅威」 高野孟

生配信!【横田一の現場直撃】河野太郎、ごまめの変身/野党の行く末、枝野、山本、前原・・

2020年9月 2日 (水)

誰が安倍晋三を引き継ごうと日本の緩慢な衰退とアメリカ従属は続く可能性が高い

Andre Vltchek
2020年8月31日
RT

 安倍晋三の日本を、間もなく名古屋の工業中枢地域を首都と接続する東京大阪リニア・プロジェクトの輝くような新しいインフラで評価してはいけない。

 日本で最も長期間勤めた首相が退任し、国民は衝撃を受けているように思われる。だが人々は、ただ慣習が破られた(たとえ気分がすぐれず、病気だとしても、日本の指導者は突然地位を捨てるはずがない)というだけの理由で、ぼう然としているので、大きな政治的、経済的、あるいは社会的大変動を恐れたり、予想したりしているからではない。日本は連続性の、最近数十年間、漸進的に、非常に緩慢に凋落している国なのだ。

 誰も革命や体制崩壊が起きるとは予想していない。日本は地球上最も安定した、最も予測可能な国だ。日本は、自前の外交政策を持たず、世界についての自身の意見も殆ど持たない、欧米の忠実な同盟国だ。数十年前には、日本は、資本主義や欧米の支配に対して反抗したが、小泉と安倍の政権が、静かに反乱の気骨を潰し。大多数の国民を、いささか硬直的ながら、快適な暮らしを保証する快適な羽根布団の中に包み込んだ。

 安倍晋三は日本を理解する。それは自分の国で、彼は地元の生まれだ。彼は支配体制やアメリカへの対処のし方を理解している。彼はトランプよりも市場優先で、欧米がそうするより遥かに北朝鮮を嫌悪し、「丁寧」ながら断固、中国の反感を買っている。

 中国は彼の大きな「心理的問題」だった。それは過去、ワシントンと日本の協力が、少なくとも生活の質に関して「利益をもたらしていた」からだ。日本は、かつて世界中で二番目に大きな経済で、生活水準は大半の西側諸国よりずっと高かったからだ。

 ところが、中国経済は日本のそれを超えたのだ。そして間もなく、中華人民共和国への日本人旅行者が「恐ろしい物語」をもった帰国し始めた。中国の都市と田舎は栄えていた。中国の列車は新幹線より速く、中国の博物館やオペラ劇場が日本のものより遥かに豪華だったし、公共空間や社会プロジェクトは、益々資本主義日本のものを小さく見せていた。中国の貧困レベルは急速に下がり、他方日本ではそれらはゆっくり上昇している。

 こんなはずではなかった、と日本人は叫んでいた! 反中国の感情が湧き上がり、安倍晋三はそれを止めるためには何もしなかった。その逆だ。

 改革し、人々に投資する代わりに、地球上二つの最強の資本主義国、トランプのアメリカと安倍の日本は、想像を絶する武力と悪意で中国に敵対した。

 だが、安倍の下で、日本は、もう一つの昔からの競争相手韓国にも後れをとり始めた。そして、その大敵、第二次世界大戦後に破壊するのを日本が手伝った国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は不敗で、しっかり元気だ。

 日本を再考する代わりに、安倍晋三は既に従順なメディアと日本の過去を検閲し始めた。

 日本の国営放送局NHKで働いていた良い友人で、東京の高名な上智大学のアイルランド人教授デイビッド・マクニールがかつて私に説明してくれ。

 「今日本のメディアでは、実に多くの自己検閲がある。政府は例えば「ガイドライン」、いわゆる「オレンジ本」を発行している。たとえば「広がりやすいもの」、歴史と関係がある何であれ、どのように扱うべきか」。著者や翻訳者に対する指示がある。例えば、決して南京虐殺のような単語は、外国人専門家の言葉を引用する時以外、使用してはならない。あるいは、靖国神社に関連して、決して‘物議をかもす’という単語を使ってはならない。我々は第二次世界大戦の「従軍慰安婦」については書くことができない。」

 ロシアや中国やイランに関係する、どんな重要な世界的出来事についても、欧米刊行物やBBCやCNNのような放送局が指針を与えるまで、日本のマスメディアは、決して立場を示さないのはよく知られている事実だ。私は主要な日本の新聞社の一社で働いたことがあるが、「機密性の高い」国際話題を報じる時は、外務省に発表する許可を求めなければならなかった。

 大阪を本拠とする土木技師たけもと・たいら氏が、この記事のために書いてくれた。

 「率直に言って、安倍は、日本をアメリカに売るため、オバマ大統領やトランプ大統領と多大な努力をした。1960年の日米安全保障条約以来、無数のアメリカ基地の問題や、貿易、日本とアメリカの中国に対する敵意の増大や、朝鮮民主主義人民共和国など、解決すべき多くの懸案事項がある。国際的な舞台で、私は安倍が、日本を、欧米、特にアメリカに従属させたと思う。」

 当面、東京のことを忘れよう。現代日本を理解するため、中部の都市や田舎を訪問しよう。そうすれば、安倍下での腐食がどれほど深刻か理解できるだろう。三重県の鈴鹿や四日市のような都市の郊外で、田んぼや竹林は、自動車の朽ちた残骸でいっぱいだ。多くの家が荒廃している。バス路線は廃止されている。幹線道路は、アメリカ郊外のように、健康に良くないファーストフード店が林立している。子供用の多くの公共遊び場は整備不良か、なくなっている。

 かつて輝かしかった文化的生活はCovid-19流行の前でさえ衰退していた。かつての日本の誇り、巨大なカルチャーセンターは丈が高い雑草が建物の間に伸び、大半空だ。

 ホームレスの青いテントが東京や名古屋や大阪や他の大都市のほとんど全ての公園に張られている。

 楽天主義に遭遇するのは困難だ。

 名古屋に住むソーシャルワーカーの青木みきこさんは安倍晋三には複雑な思いがある。

 「首相辞職のニュースは、予想していなかったので我々全員驚いた。我々は彼に慣れていたのだと思う。

 2011年の大地震からの回復や、延期された東京オリンピック主催の準備まで、彼はいくつか重要な国内の仕事を取り仕切ったと思う。だが日本の社会状況は前と変わらない。実際、私は悪化していると思う。老人が増え、公共サービスや困窮している家族支援への国家投資が減少している。新首相で何かが変わると私は思わない。結局、彼は同じ党の人だ! 何も変わらない。」

 一流のオーストラリア人歴史学者で長崎大学名誉教授のジェフリー・ガンは、この地域における日本のますます攻撃的な役割に関心を持っている。

 「安倍政権が尖閣/釣魚[島]を国有化した時、全てが変化した。今、これらいわゆる係争中の島々に実際は論争がないと日本が宣言したために現状は変化した。そのために、東京の政府は中国を怒らせた。中国は現状のこの変化に憤慨している。」

 今後どうなるかは、次が誰なのかより、ずっと重要なはずだ。

 不幸にして、日本では、不可欠な政治的変化に対する期待や希望はない。政治党派が領域を分割し、驚くようなことは、まずありそうにない。日本共産党には多くの党員がいるが、選挙の話になると常に弱い。

 日本は衰退し続けるだろう、極めてゆっくり、「優雅に」とさえ言えよう。生活水準はまだ極めて高い。老人人口は、多くの年金や恩恵を享受し続けるだろうが、若い世代は生活を切り詰めている。終身雇用時代は終わっている。保障がないパートタイム仕事が何百万人もの若い卒業生にとって唯一の未来だ。

 中国、朝鮮と、ある程度ロシアとの対決は、このあと何年もの間、あるいは少なくともアメリカが、それらを燃え立たせているだ限りずっと続くだろう。

 71歳で、しばしば安倍氏の「副官」と描写された菅義偉は、自由民主党総裁指名「競争に参加する」と期待されている。もし彼が「勝てば」、彼がCovid-19に関し、さほど用心深くないかもしれないこと以外、余り多くは変化するまい。いくつかのヨーロッパ諸国のそれと違わないシナリオで、日本の密封された国境は開く可能性があり、外国人観光客や出張者が歓迎される。それ以上は、ほとんど変化するまい。

 会話中に、デイビッド・マクニールが、安倍時代に、お世辞抜きの評価をした。

 「安倍は、おそらく彼が、そうなるつもりだった保守的急進論者というより、政治的管理人と見なされるだろう。嫌われていた憲法改訂を、彼がし損ねた事実は、彼がおそらくこれまでの七年半を失敗と見るだろうことを意味する。」

 そして菅は? デイビッドは、ためらわずに答えた:

 「これに関しては、ニューヨーク・タイムズの中野晃一記事に同意する。「菅はサッチャー後のジョン・メージャーのように、安倍なしで安倍政治を続けようと試みるだろう。」」

 私としては、私の家の一つ日本から六カ月丸々締め出されているのは悲劇だ。

 首相は来ては去っていく。占領軍も、いつの日か姿を消すだろう。自動車の朽ちた残骸は完全に腐食するだろう。だが、美しさ同様、日本の深さは決して消えるまい。いらだった親日家たちは、日本に、うるさく文句を言っているが、留まるのだ。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査のジャーナリスト。彼はウェブサイトとツイッターで連絡できる。

 友人たちが興味を持つと思われるだろうか? この話をお伝え願いたい!

 本欄で表明される声明や見解や意見は著者のものであり、必ずしもRTのものではない。

記事原文のurl:https://www.rt.com/op-ed/499528-shinzo-abe-japan-us/

----------

 記事題名通りの現実が進行している。

 追記:「安倍政権が尖閣/釣魚[島]を国有化した時、全てが変化した。という部分は、筆者の誤解と思われる。国有化したのが、野田政権なのは周知の事実なので、あえて注記しなかった。筆者にも、そのうちお知らせしたいもの。 「間違いを訂正しなければ、インチキ・サイトとして曝す」という趣旨の脅しもあった。恫喝以前に、一応の指摘は必要と思っていたので、追記した。

 大本営広報部、目をそらさせるのがお仕事。「イージスアショア中止」こそ報じたが、そのかわりに出してきらの「敵基地攻撃能力」保有という暴論は放置。

 下記は、今日の日刊IWJガイドから引用させていただく。

 ■辞任表明後も「敵基地攻撃能力」保有に固執する安倍総理! 自民党は昨日9月1日の総務会で党員投票なしの簡易総裁選を決定! 「石破封じ」の上、菅氏へ総理総裁のポストを譲り「アベ政治」継承を強行!

 8月28日に総理の職を辞することを表明した安倍総理ですが、今年6月に配備計画を撤回した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の代替案として、敵基地攻撃能力保有の方向性を貫く意向を与党幹部へ伝達していたことがわかりました。

 共同通信の報道によると、安倍総理の在任中、今月上旬に開かれる国家安全保障会議(NSC)で、新たな安全保障政策の方針に向けて協議の推進を確認するものと見られます。後任の総理総裁はこの方向性を踏襲するものとみられますが、その場合は、米国の強硬な対中国戦略に沿った敵基地攻撃能力保有へと進む「アベ政治」と方向性は変わりません。

※首相、在任中に敵基地攻撃方向性 与党幹部へ伝達、9月前半NSC(共同通信、2020年8月31日)
https://this.kiji.is/673136119740171361?c=39550187727945729&fbclid=IwAR29SN92-qF4XStjZ63fc7pDSqjm5f3jFIOGpgMfQfOiWPzYmRdQKP-SM8g


※「敵基地攻撃能力=抑止力」という妄想(その1)――韓国との事前協議が必要(早稲田大学教授・水島朝穂氏HP「直言」、2020年7月20日)
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2020/0720.html

※「敵地攻撃能力=抑止力」という妄想 岩上安身によるインタビュー第1008回 早稲田大学教授 水島朝穂氏 (IWJ、2020年8月26日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/480088

2020年8月26日 (水)

Covid-19を打ち負かすための現実的ながら「論争的な」一方法

2020年8月20日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 Covid-19は単なる病気ではない。それは精神状態、精神病、恐怖でもある。世界中で、政府や個人やマスコミの非合理的な行動を解き放った出来事だ。投機や、奇異な分析や恣意的な「切り貼り科学」を引き起こした。

 結果:ロシアのワクチンや、市民の経済と暮らしを台無しにせずに流行を封じ込めた中国やベトナムの能力を含め、否定し難い、ほとんど楽天的なサクセスストーリーもわずかにあるが、世界の過半数が混乱状態なのは疑う余地がない。何億人もの人々が、文字通り、溝の中にほうりこまれている。アジア、中南米、中東、アフリカ、ある程度のアメリカやとイギリスの、他の何十億人もが、閉じ込められ、外国旅行ができず、他の国々からの訪問者を受け入れるのをいやがっている。

 この全て純粋な狂気だ。家族はバラバラに離れ壊れている。人々は他の国々にある自分の家から閉め出されている。恋人たちは、おそらく何年も、お互いに会うことができないと言われている。

 タイやチリのように崩壊の機が熟している極右政府が、Covid-19の後ろに隠れて、誰も入国し、彼らの失脚に直面するのを許さずにいる。

 何十億という人々の国際生活パターンが破壊されている。それは、自殺や深い憂うつ、暴力や、Covid-19に起因しないが、封鎖に起因する健康問題をもたらす。

 要するに、世界は、めちゃくちゃにされている! 九分通り何十億という人の生活が。

 ジョージ・フロイド殺人後のアメリカのいくつかの地域や、次にNATOがベネズエラを恫喝しているアルバでの私の仕事を別として、残忍な封鎖のおかげで、私はチリでほぼ五カ月過ごした。アジアのいくつかの紛争地域を訪れた後、Covid-19が私の後を追ってくる中、私がそこに到着したので、実に残忍だ。私の出発後、空港が次々に、私の後ろで閉鎖した。旅行には8日かかった。香港からバンコク、それからソウル、アムステルダム、スリナム、ブラジルのベレン、ブラジリア、リオデジャネイロ、リマ、そして最終的にサンティアゴ。

 荒廃したボルネオで映画撮影していた時を含め、紛争地域で、私の消化器官と目が、何か悪い寄生生物(あるいは結局、Covid-19だったのだろうか?)に攻撃され、何かが私の足に起きた。私はほとんど歩けなかった。そう、アフガニスタンやシリア、インドネシアやイラク、コンゴ民主共和国、カシミール、ガザで働きすぎた後、私は手遅れになるまで、より正確には、うつ伏せに倒れるまで決して止めず、時々、私は転ぶ癖があるのだ。

 けれどもそれから、私が倒れた後、自分が地上に倒れているのに気がついた後、私は正確に何をすべきか知っている。つまり、数カ月の休養、厳しい体操、足マッサージ、海、食事、太陽。私が再び動けて、人類のための任務を行うことに戻れるまで。

 だが今回は違っていた。支持率一桁のチリのピノチェト風政権が、政権に留まり、国民を弾圧し、彼らにまだ残っていた、わずかなものを原住民から強奪するため、Covid-19を利用したのだ。その結果は、路上の戦車と無意味な外出禁止令で、私の建物裏の小公園でさえ、住民が入れない奇異な全体封鎖だ。

 私が唯一「歩けるの」はアパート内だった。私はバンコクの私の家に行く必要があった。狭いが、ジムとプールがあり、庭もある。だがタイの支配者も、外国人をしっかり締め出すことにしていた。明らかに、政治的理由で。

 それで、私は人生で最長の時間を、一つの場所で過ごすよう強いられたのだ。もし私が正確に覚えているとすれば、私が15歳だったとき以来、最長だ。

 そして、裸の憂うつな冬のアンデスと、(アメリカ大気指標)平均160の汚染レベルに面していた恐ろしい封鎖で、私の健康は良くなるどころか悪化した。私が最終的に出発した時、私はほとんど歩けず、つえを使わなければならなかった。

***

 私は最初に再開されたイベリアフライトのマドリッド直行便で逃走した。私のパスポートの一つがEUのものだったので、そうできたのは幸運だった。

 それはマドリッドかイタリアでなければならなかった。私は喜んでロシアに行きたがったが、8月には、まだ閉鎖されていた。

 私が非常に若かった頃、私はニューヨークから出来る限り遥か遠くにゆくため、マドリッドに逃げたものだった。私はアメリカにおける暮らしを嫌悪していた。私はそこでは書けなかった。イタリアやマドリッドでなら、私は簡単に書くことができた。何カ月間も私は貯蓄し、次に、5-6週間、アメリカから姿を消すのだ。私の計画はスペイン中を旅行することだったが、マドリッドは非常に興味がつきず、非常に魅力的だったので、結局、私は、そこから離れる全ての願望を失った。プラザ・ドゥ・オラビデの上のカフェでは、よく小説を書いたものだった。

 そして今、打ちのめされて、ほとんど動くことができないまま、私は戻った。トルコとセルビアで、そして、少なくとも、アジアのある場所での私のインタビューが再開する前、マドリッドは私の論理的な目的地になった。

***

 私は何がここで私を待っているか予想した。そして私のすべての期待は実現した。

 マドリッドでは、生活は停止しなかった。そう、ある程度は鈍化した。いくつか目に見えるものや、目に見えない障壁が築かれた。多くの注意が払われた。だが「完全停止」はしなかった。ニューヨークやサンティアゴの場合と違い、至る所、色が溢れ、美しさや、優雅さや、スペインの辛辣なユーモアのセンスも。

 まず第一に、マドリッドでは、命を死にぶつけ、揺るぎない力と情熱で生きれば、明らかに、命は死よりも強いのを実証していた。

 プラド美術館で、私はあらゆる時代で、最も偉大な、最も恐ろしい芸術の一つを再発見した。ピーテル・ブリューゲル父の「死の勝利」だ。私はそれを捜し、メイン・ホールの一つでそれを見つけた。

 この超現実的な、強力な、大いに不条理な絵画で、全てが描写されていた。そう、死は恐ろしい。そう、死は大変な強さを持っており、自身の「骸骨軍」を持っている。そしてそう、結局、それは常に勝利するのだ。

 だが、プラドの窓を通して外を見ると、古来の、緑の、美しい木が見え、素晴らしい建物や手をつないでいる恋人が見える。死は全ての人にとって、最後の言葉かもしれないが、命も続く。命は決して負けず、決して降伏しない。生きる時間と死ぬ時間がある。

 1562年に、この不気味な傑作を描いたブリューゲルは、我々が絶えず死を恐れて生きるよう願っていたのだ。

 今日のマドリッドは、その熱情で、生活と呼ばれる、少なくとも、短いながらも素晴らしい瞬間、我々に死のことを忘れるよう願っている。

 この新たな、願わくは短命のCovid-19の間、恐怖が、我々人間を、我々の存在を汚し、我々から、夢や、力や、喜びを剥奪するため、絶え間ない心配や恐怖の画像が見事に作り出され、大量生産さえされた中世時代に押し戻し戻したのだ。

 中世の間、少なくともヨーロッパでは、苦しみや恐れが習慣的に美化されていた。喜びや願望は抑制され、しばしば非難さえされた。

 中世には、人を死ぬほど怖がらせる上で、生活から、ほとんど全ての楽しみを剥奪する上で、残忍な、グロテスクな処罰を実施する上で、キリスト教は完成の域に達した。そして、イスラム教の軍隊が到着したとき、宗教的原理主義からスペインの大部分を解放したのだ。イスラムの黄金時代と同義語の、コルドバの輝かしいカリフ国が築かれた。カリフ国は、知識や詩や、遊び心や、自由や美しさの探求を称賛した。

 そこで、イスラム教徒とキリスト教徒とユダヤ人は共生した。彼らは自由に交じり合い、一つの力強い、寛大で独創的な社会を築いた。それは恐れがない社会、希望に満ちた社会だった。

 コルドバのカリフ国は、少なくとも発生から崩壊まで、死をくじいた。偉大なパキスタン人思索家タリク・アリは、Covid-19が地平線に姿を現す何年も前に、その時代について美しく書いた。

 私は高速列車、タルゴでコルドバに行った。私は、そこで寛容のための戦いが始まった古いモスクを再訪しなければならなかった。このすべては今日的だ。動員されなければならなかったのは、科学だけではなく、医学だけではなかった。

 Covid-19に対する戦いは、思索家によって、芸術家によって、生活を有意義か、少なくとも耐えられるようにできる全ての人々人に行われなければならない。

***

 スペインとその首都マドリッドは、容易に、どちらにも「行くことができる。」それが「良くない波」を通り抜けるとき、この都市は圧制的で厳しくなり得る。恐ろしい植民地主義遠征や、宗教的原理主義や、ファシスト独裁に乗り出した際にそうしたように、何百万人もの命を破壊することができる。

 だがマドリッドは、大いに文明的で、創造的で、前向きにもなり得る。マドリッドは、命を奉じ、明るく、合理的であり得る。

 Covid-19の時代に、マドリッドは、何百万という人々を、いわゆる檻の中に閉じ込めるのを断固拒否した。数週間の混乱で十分だ! 政府は気乗りせずに、試みたが、完全な圧制的秩序を押し付け損ねた。

 2020年8月の半ばまでに、Covid-19の感染者数はスペインでは、他の多くのEU加盟国より多かった。マドリッドはドイツやイギリスなどの国で「危険地域」とされた。

 だが、この都市の道路を歩いて、カフェに座り、優雅な公園で遊ぶ子供たちを見て、次にこの全てを、ドイツやマクロンのフランスのような、規則や規制だらけの社会のひどいストレスと比較願いたい。

 ブリューゲルの骸骨は、明らかに破壊と死を描いている。画は虚無主義に満ちている。あの画は、過度に封鎖され、恐れている都市の、破壊された風景に完全にぴったりだ。

 バンコクのような感染者数が比較的少ない一部の都市は既に死んでいる。なぜだろう? 彼らは負け、死に勝利を手渡したのだ。彼らは戦わずして、手を上げ降参した。彼らは、死がまさに要求していたものを与えて降伏した。自発的に彼らは生きるのをやめた。

 アメリカや、東南アジアのこのような場所で、フェースブックやアマゾンやアップルは富を成してきた。書店、博物館、劇場、全てが降伏した。彼らは閉鎖した。

 マドリッドは社会的距離を導入し、マスク規則を制定し、観客数を限定したが、急速に映画館や庭園やギャラリーを再開した。カフェも、レストランも再開している。夏休みが終わった後、まもなく都市の劇場やコンサートホールも再開されるだろう。

 この都市が無謀だから、そうなっているのではない。決して。消毒剤がいたるところにある、歩行時や公共の場で、人々はマスクをつけている。マドリッドの道路は隅々まできれいだ。様々な安全規則が制定されている。だが生活は続いている。飛行機が世界の多くの地域に向けて離陸している。マドリッドは開かれた都市だ。まだ全てにではないが、少なくとも多くに対して。

 そして報酬として、微笑がある。礼儀正しさや優しさがある。人々は自殺願望には見えない。彼らは、些細な対立で爆発しない。クラクションは鳴らず、叫びもない。獣欲主義的な底知れない恐怖もない。

 マドリッドは、ある程度の危険があることを理解している。だが、マドリッドは称賛に値する尊厳と勇気を持ってこの非常事態に対処している。

 アメリカとチリで、パニックや醜悪な行動パターンを見た後、マドリッドは私に途方もなく感銘を与えた。COVID流行が経済、社会の苦難を一部の人々にもたらしたが、ニューヨークやワシントン D.C.やサンティアゴで目立った国中の苦難はなかった。

 たとえ彼らが苦闘したとしても、人々は最高の服を着て、威厳を持って振る舞い、危機と全身全霊で対決している。

 私のまだ弱い足が、三日目に駄目になり、私がつまずき、古くからの歩道に倒れた時と、数人の人々がすぐに私を助けに走った。彼らは私のために戦った。私も、私自身の方法で、彼らのために戦うためにここに来たのだ。

***

 マドリッドは完ぺきな都市ではない。実際、私は何度も繰り返し続ける。この世界に「完ぺきな都市」はないのだ。

 そしてマドリッドのやり方は、最近の命にかかわるコロナ流行と、いかに戦い、打ち破るべきかについての唯一の例ではない。

 だが、おそらく、それは最も好ましいものだ。微笑、友人や家族の支援、陽を浴び、素晴らしい食べ物、自然、文化や芸術に満ちている。

 それが、エルグレコの過度な宗教的禁欲主義や、ブリューゲルと彼の骸骨の軍を圧倒するためここで機能しているラテン精神、生きる喜びだ。

 我々はまだ科学的に、どのように、Covid-19を打ち勝つべきか知らないが、マドリッドのような場所で、我々はコロナが我々を打倒するのを阻止する方法を学んでいる。

 マドリッドの九日間では、完全には「私を治せない」が、私の傷ついた精神に楽観主義を戻してくれた。私に再び戦う力を与えてくれた。前進する願望も!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/08/20/one-of-the-real-but-polemic-ways-how-to-defeat-covid-19/

----------

 日刊ゲンダイDIGITALに横田一氏の記事がある。

小池都知事の「仮面」を剥ぐ
<2>職務怠慢を棚に上げ司令官を演じる「コロナのたぬき」

 大阪都構想住民投票の話題も。

吉村知事「都構想住民投票」実施表明に透ける焦りと危機感

2020年8月13日 (木)

煙と消えたベイルート

2020年8月5日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 ベイルートとその港湾地域の上に巨大なキノコ雲が立ち上るのを見るのは実に超現実的光景だ。だが疲弊したレバノンの首都に、どんな超現実的でないものがあるだろう?

 商業地区の広大な地域がぺちゃんこになり、徹底的に破壊されたように見える。

 ベイルートを本拠にしている私の友人の日本人のが叫んだ。

「広島のようだ!」

 そうなのだ。

 大虐殺の黒幕は誰だろう? 何が本当に起きたのだろう? 誰も犯行声明を出していない。レバノンに対する破壊活動、直接攻撃、それとも政治的動機に基づいたテロ行為か?

 確実なのは「大地が動いた」ということだ。マグニチュード4.5の地震と等しい爆発の一つが付近の全てを破壊した。爆発は海を越え、遥々キプロスでも聞こえ、約20キロ離れたラフィク・ハリリ国際空港の窓ガラスが粉々になった。

***

 五年間、私は窓とテラスからこの素晴らしい光景を眺めていた。高く良く雪に覆われる山々、巨大な湾やクレーンやタンカーや巨大なコンテナ貨物船のある巨大な港湾地域。

 かつて港で小規模火災があり、私はその詳細を見ることができた。だが今回は全てが変化した。二つの爆発、比較的小さいものと、巨大なものが、ベイルートの港湾地域全体を交戦地帯、じゅうたん爆撃の標的に変えた。あるいは核爆発の直後に。

 恐ろしさのあまり、人々は逃走している。女性や子供たちは泣き、お互いしがみついて、叫んでいる。犠牲者の数はまだ不明だ。速報が少なくとも73人が死亡したと言うが、何百人もが生命を失った可能性だ高い。まだ瓦礫の下に埋もれ、識別できないほど焼けこげた人々がいる。一つの消防団が丸ごと「消滅したのだ」。赤十字社は、少なくとも2.200人が負傷していると報じた。間もなく、人数は4,000人に増えた。ベイルート港のドックに入っていた国連レバノン暫定軍の船の乗員何人かが負傷した。恐ろしい数値はどんどん増えるばかりだ。

 レバノン医療制度は、ほとんど私営化され、ひどい状態にあり、大虐殺に対処できない。

 海岸の上で、赤い煙が空に上っている。本当に、それは一体何だろう?

 憶測や初期的分析は極めて警鐘的だ。

 カナダ大使館は職員の点呼を始めた。この事実は確認された。

 明らかにペテンだったのは、大使館が、現在ソーシャル・メディアで流布している下記のような科学的/医学的警告を送ったということだ。

「これは劣化ウラン爆弾(赤い色)投下だ。家族全員に立ち去るように言いなさ。吸入してはいけない。風上に行きなさい。」

 真実がフェイク・ニュースと混同されている。爆弾だったかどうかは非常に正当な疑問だ。だが、カナダ大使館は、ソーシャル・メディアで、確実にそう主張していない。

 中東で最も威信ある医療機関AUBMC(ベイルート・アメリカン大学医療センター)の「緊急メッセージ」がある。ページ最上部にはそのロゴさえある。だが、私がAUBMCに連絡をした際、スタッフは、このようなメッセージを送ったことを強く否定した:

「レバノンでは、全員屋内に留まるべきです。炎の様子からして、硝酸を基本とする爆発のように見える。屋内に留まってください!!!」

 ベイルート・アメリカン大学長の長いメッセージがある。

「親愛なるベイルート・アメリカン大学コミュニティーの皆様、皆様と愛する家族が安全で、今晩早く、ベイルート港で起きた壊滅的爆発から回復し始めているよう希望します。我々は既に、何千人もの負傷者と、67人以上の死者を知っています。AUBとAUBMCを含めて、何平方キロメートルもの地域の不動産が破壊されました。我々の心と祈りは、負傷されたり、このひどい悲劇で途方にくれていたりする全ての人々と共にあります。我々は負傷者のお世話をし、これが生み出した目に見えないひどい傷を治すため、できる限りのことを、時にはそれを越えた措置をとらねばなりません。AUBMC救急外来、医学部、看護師やスタッフ全員、素晴らしい技能とプロ意識で、多くの重大な、重体患者を含め、何百という負傷に対処しています」

 なぜ、うわさが広まっているのだろう? 誰が利益を得ているのだろう? 一体どういう計画なのだろう?

 それぞれの情報は検証されなければならない。精査されなければならない。二重、三重に確認されなければならない。

 それぞれの「フェイク・ニュース」や、あからさまなでっちあげが、更にもう一つの「爆発」、政治的暴力の悪化をもたらすかもしれない。レバノンは危機にひんしている。そして、そういう時には常に。このように感じられる時には、何千人もの無辜の人々が死ぬ。ここに住んでいた全員、その歴史を理解している人々は、ここで、まさに、そうだったのを知っている。

 辛抱強い、深く傷ついたこの国に、混乱を広めることに興味を持っている特定の集団がこの国にいるのは明白だ。

 だが、これが敵対的な外国による攻撃だと信じている非常に正当な情報源もある。

 私が話した信頼できる一部の治安当局筋の分析は簡潔で初期的結論は恐ろしいものだ。

「原子爆弾が弾道ミサイル倉庫に命中したのだ。赤い煙は燃料だ。」

 だが、私は、まだわからない。誰も知らない。

 状況は信じられないほど混乱している。全員が、まだ衝撃を受け哀悼している。

 一部の人々がイスラエルを指さしている。イスラエルは関与を否定し、支援を申し出ている。トランプは、爆弾だったと主張しているが、詳述は語らない。

 RTが爆発の日、早々と、こう報じた。

「レバノンのキリスト教カタイーブ党、ファランジ党のニザール・ナザリアン幹事長が死亡した。」

 カタイーブ党は過激極右キリスト教の党で、親サウジアラビアのサード・ハリーリー前首相の派閥と同盟している。

 レバノン風の政治迷路にようこそ!

***

 一方、ベイルート住民はおびえている。レバノンは少なくとも丸一年、なんとも巨大な問題に直面していた。2019年に始まった大きな反体制暴動から、Covid-19発生、それに続く封鎖、ひどい経済危機や金融崩壊。最終的に、レバノン・ポンドと米ドルの管理された為替レートは放棄され、現地通貨は暴落した。レバノン・ポンドは急激に価値が下落した。しばらくの間、人々は、現地銀行から、ごく少量の貯金しか引き出せなかった。

 政治的対決が、常にレバノンを見舞っていたが、最近それは激化していた。レバノンには、無数の政治、宗教政党や運動や、不安定な一時的連合が存在している。表面上のものは、必ずしも土台を形成するものと一致しない。

 例えば、イスラエルの大敵で、今アメリカのテロリスト・リストに載っているヒズボラは、イスラム教徒とキリスト教徒の両方に事実上の社会保障ネットを提供し、事実上、最も効果的な社会組織だ。だがヒズボラは、イスラエル侵略からレバノンを守る準備が常にできている決然とした強力な勢力なので、常にどこかの「削除リスト」に載っている。

 極右キリスト教徒は、常にどちらにつくことができる。不当に扱われているパレスチナ人の反感を買って、イスラエルを支持することから、ヒズボラと連合を組織することまで。部外者にとって、この全てはつじつまが合わない。だが、どういうわけか、それは、(しばしば変質的な形で)、少なくともレバノン人や、この国で長い時間を過ごしたものにとっては十分なのだ。

 特別裁判所が、2005年のレバノン前首相ラフィク・ハリリ暗殺に関係していた四人のヒズボラメンバーに対し、不在のまま、評決を出そうとしていた、わずか数日前に爆発が起きた。一部の人々は関係があると信じているが、ヒズボラとその政治的目標を知っている私は全く同意できない。この攻撃は、確実にヒズボラの「スタイル」ではなく、この集団の利益にもるまい。

 多数の実際のテロ組織が、いわゆる「休眠中の細胞」を形成しているレバノンは、常に時限爆弾だ。国中の至るところ、当然、ベイルート市内の至る所。連中同士の近さ、彼らの対立する本質が、いつ何時でも大惨事を引き起こしかねないのだ。

***

 ヒズボラと南米のテレスールの両方に近い左寄りのテレビ局アル・マヤディーンがアラビア語放送でこう報じた。

「アッバス・イブラーヒム少将は、爆発は、しばらく前に没収された大いに爆発性の原料による可能性があり、調査過程は予想できず、捜査完了次第、確認された情報を広めると、アル・マヤディーンに述べた。」

 税関長官は、硝酸塩がベイルート港での大爆発の原因だと発表した。

 ムハンマド・ファミー内務大臣は、ベイルート港捜査の際、「爆発の原因を見つけだすため、調査を待たなければならない。」と述べた。

 アル・マヤディーンの最近の報道は、爆発したものは「硝酸アンモニウム」だったと再び述べた。アル・マヤディーンは、ヒズボラと緊密に関係している。

***

 ベイルートに本拠を置く日本の救援隊員、牧氏はこう述べた。

「原爆でないことを祈ります。キノコ雲は非常に気がかりです。」

 ベイルートのレバノン人国連スタッフ、ラナは彼女の考えを語った。

「様々な憶測が広まっています。花火貯蔵所の事故、ヒズボラや兵器に対するイスラエル攻撃。途方もなく大きな損害と破壊以外、今は何もはっきりしません。」

 爆発前に、どうやら大惨事の地域上空を旋回する無人飛行機があった。この映像は明らかに空中の無人機を写している。人々は説明を要求している。

 誰も犯行を主張していないので、少なくとも、しばらくの間は、答えよりも、ずっと多くの質問があるように思われる。だがそれは、性急な結論よりも、ずっと良い。

 悲劇は巨大だ。国全体が衝撃を受けている。感情は高ぶっている。間違った一つの動きが、世界のこの部分全体を炎上させかねない。またしても。

 今、最も重要なことは何千人もの負傷者の世話をし、死者を埋葬し、徹底的に、冷静に調査することだ。

 今は、レバノンにとって、内戦終結以来、最も困難で、最も危険な時期かもしれない。宗教派閥抗争をしている余裕はない。レバノンは団結し、歯を食いしばって、生き残りために冷静に戦わなければならない。

 レバノンを愛し、いとおしく思う人々は、何をさしおいても、できる限りできる限り、レバノン支持しよう。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/08/05/beirut-goes-up-in-smoke/

----------

 筆者は、2017年5月16日に、下記記事を書いている。

レバノン:快楽主義と戦争

 筆者は、2019年8月26日に、下記記事を書いている。

イスラエルはレバノンとシリアを攻撃した それが何だろう?

 筆者は、2019年10月24日に、下記記事を書いている。

ベイルートは燃えている。エリートに対する反乱が始まった

 謎の事件ということでは、昨日は、35周年のJAL墜落。大本営広報部は植草氏のような当然の疑問にほとんど触れない。隠蔽がお仕事。

 植草一秀の『知られざる真実』

伊豆沖海底機体残骸調査はJALの責務

123便墜落事件:五つの疑惑

2020年8月 6日 (木)

肩を並べてコロナ流行と戦う好機を逸した世界

2020年8月4日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 無責任な責任転嫁を止める時期だ。

 このエッセイを書いている中、世界では、1700万人以上のCovid-19の感染者が報告されており、676,000人が亡くなっている。本格的な研究に注力し、人命救助や、世界的大惨事災難を止めようと試みるのではなく、ホワイトハウスの「住民」は、彼ら自身の政治的生き残りと、政権の生き残りのために、全てのエネルギーを使っている。

 アメリカでは、体制側と反政府側の双方が、次々と変わりゆく陰謀理論でガヤガヤざわめいている。皆が叫んでいて、誰も聞いていない。

 Covid-19は危険なほど政治問題化されている。「自己保身」のため、ホワイトハウスは、コロナ流行の起源と対策について、執拗に中国のせいにしている。様々なアメリカ高官が、無責任に、北京を非難している。一部の連中は、武漢市の研究所の一つで、コロナ流行が作り出されたとまで主張している。いささか、漫画雑誌やホラー映画向きの「フランケンシュタイン理論」と似ているが、いかなる真面目な分析用のものではない。

 だが真面目な分析は、しばしば主流マスコミに無視される。真面目な分析は、興味を持っていて偏見のない人々には、取り上げられるが。

 テレグラフが2020年7月5日に、こう報じた。

「オックスフォード大学CEBM(エビデンスに基づく医療センター)教員のトム・ジェファーソン博士は、地球中で、多くのウイルスが潜伏していて、状態が好ましい時に、出現すると考えている。

コロナウイルスは、中国で始まったというより、世界中に潜伏していて、環境条件が繁栄に適切になった時に出現したのかもしれないと、このオックスフォード大学専門家は考えている。

オックスフォード大学CEBM(エビデンスに基づく医療センター)准教授で、ニューキャッスル大学客員教授のトム・ジェファーソン博士は、アジアに出現する前に、ウイルスは至る所にあった証拠が増大していると主張している。

先週、スペインのウィルス学者が、コロナウイルスが中国で発見される9カ月前、2019年3月に収集された下水サンプル中にコロナの痕跡があるのを見いだしたと発表した。

イタリアの科学者も、最初の症例が発見される何週間も前、12月中旬、ミラノとトリノの下水サンプルに、コロナウイルスの証拠を発見し、2019年11月にブラジルで専門家が痕跡を発見した。」

 コロナが中国で出現するずっと前に、ヨーロッパの数カ国が実際、新型コロナウイルスの症例で苦しんでいたように思われる。ヨーロッパ人は、単に彼らが「新型の、命を脅かす種類のインフルエンザ」に対処しているのを知らなかったのだ。あるいは、彼らは中国人医者や科学者がそうしたと同じぐらい速く、新たな世界的流行を検出し、特定する能力や自発的意志を持っていなかったのだ。

 2020年6月20日に、インデペンデント紙が正確にこの問題に対処した。

「新型コロナウイルス、Sars-Cov-2は、これ前考えられていたより早くからヨーロッパにあったのかもしれない。最近の研究が、早ければ2019年12月に、イタリアで蔓延していたことを示唆している。更に驚くべきことに、バルセロナ大学の研究者が、2019年3月12日付けの未処理下水サンプルを検査した際、ウイルスの痕跡を見いだした。

この研究はプレプリントサーバー、medRxivに最近発表された。この論文は、科学雑誌で出版する準備で、現在外部専門家による査読中だ。だが、この査読プロセスが完了するまで、この証拠は注意深く扱う必要がある。」

「それで、実験はどのように行われたのか、科学者は何を見いだしたのか?

Sars-Cov-2についての初期の研究結果の一つは、それが感染者の糞便に見いだされることだ。ウイルスが消化器官を通って進むので、胃腸症状を起こし得る。ウイルスはその外部タンパク質層を失うが、RNAと呼ばれる遺伝物質の破片は損なわれず残り、糞便に「排出される」。現在の証拠が示す限り、この時点で、それはもう伝染性ではない。」

 2020年5月、BBCが、いかなる「政治的な結論」も導かず、単純に報じた。

「12月27日に肺炎と推測され、実際パリ近くの病院で治療されていた患者はコロナウイルスにかかっていたと彼の医者が述べた。

これはウイルスが、これまで考えられていたより約一カ月早くヨーロッパに到着したかもしれないことを意味する。

イブ・コーエン博士は、当時採取された綿棒が最近検査され、Covid-19陽性だったと述べた。

回復した患者は外国旅行していなかったので、どこでウイルスに感染したか分からないと語った。

誰が最初の感染者だったか知ることは、ウイルスがどのように広がったかを理解する鍵だ。

世界保健機構(WHO)は、より早い症例が明らかになる可能性があると述べ、クリスチャン・リンドマイアー報道官が、この蔓延発生の、より明確な姿を明らかにするため類似の症例がないか記録をチェックするよう、各国に促した。

フランスは 後の検査が、より以前の症例を示す唯一の国ではない。二週間前、カリフォルニアで行われた検死が、アメリカ最初のコロナウイルス関連の死が、これまで考えられていたより一カ月以上前だったことを明らかにした。」

 これらは、三つの別個の報告に掲載された、たった三つの例だ。

 中国が実際はCovid-19が発生した国ではなく、新型コロナウイルスが最初に、決定的に特定され、対決され、かなりの程度打ち負かされた国だったことを示唆する益々多くの証拠がある。中国が少なくとも、しばらくの間、全く単独で、この危険な世界的流行に立ち向かい、以来、基本的に世界を変えるのに成功したことを考えると非常に驚くべきだ!

 だが、こうした全てが、一層事実であるように思えれば思えるほど、それだけワシントンからの騒音は益々うるさくなる。反中国プロパガンダは益々辛らつになる。

 それは明らかに、大惨事に対するアメリカ政府の対応の愚かさを隠蔽するために行われているのだ。もしアメリカのようなグロテスクな超資本主義国家体制が崩壊するなら、それを偽善的に共産主義者のせいにしろ、あるいは人種差別的になって、アジア人を侮辱し始めろ。あるいは、もし世俗的な敵を使い果たしたら、宇宙人のせいにしろ。

***

 予想通り、トランプ大統領は科学界から大きな支持を享受していない。一部は公然と彼と代理をからかいさえする。他の人々は事実を提示して、彼と議論しようとしている。

 Covid-19関連のワシントンの反中国攻撃が2020年4月に強化された後、オーストラリア研究会議特別研究員、オーストラリア科学アカデミー特別研究員、ロンドンの英国学士院特別研究員のエドワード・ホームズ教授が、率直に語り、プロパガンダ理論に、科学的議論で論争することに決めた。

「人にCovid-19を起こすウイルスSARS CoV-2が中国武漢の研究所から始まったという証拠はない。

「SARS CoV-2のようなコロナウイルスは一般に野生生物種に見られ、しばしば新しい宿主に移動する。これはSARS-CoV-2起源の最もありそうな説明だ。」

 だが、ワシントンは残忍で執念深い。うそがばれたり、単純な、むしろ粗野な計画や仕組みが反対されたりすると、ワシントンは不釣り合いに、素早く報復する。それが、まさに世界保健機構(WHO)と、テドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局に起きたことだ。WHOは、トランプと彼のタカ派補佐官連中に「中国に余りに近い」と見なされ、それはこの時期・時代には、大「犯罪」だ! それに加えて、テドロス・アダノム・ゲブレイェソス氏は、対決ではなく、グローバルな協力を奨励していた。だがアメリカは、もはや全く協力できない。アメリカは、命令の仕方しか知らないのだ。

 急速に、意地悪く、アメリカは、莫大な未払いの請求書を置き残し、コロナ流行のさなか、自身WHOから脱退した。これは、特に世界の最も貧しい部分で、何万人もの命を犠牲にする可能性が極めて高い。ワシントンは、そういうことは気にかけないのだ!

***

 トランプや、ルビオ、バノン、ポンペオ、ナヴァロやアメリカ政府や支配体制の他の人々による、対中国攻撃は、全くばかばかしく、アメリカ国内でも、衛星諸国からさえも、年中、強く反ばくされている。

 ホワイトハウスの非難は、決まって、極めて低いレベルの談話に劣化する。

 上記のとおり、大統領自身を含めアメリカ当局者が、しばしばコロナ流行が、武漢の研究室の一つに源を発するか、生産さえされたと、ほのめかしている。

 このような中傷は、最近「Covid-19は、CIAフォート・デトリック研究室が源で、それを中国のせいにするため、武漢に持ち込まれた!」と宣言したピーター・デビッドソンのような人々による反撃に直面する:

***

 またもやアメリカは、世界の他の国々に協力するのを拒否した。逆に、アメリカは、世界中を怯えさせ、何万という人間を殺し、何十億人もの生活を破壊しているコロナ流行に対して共同戦線を作る取り組みを駄目にしている。

 この気まぐれな、まだほとんど研究されていないウイルス勃発の初めから、私は直接、人々のあらゆる恐れや苛立ちを観察していた。アジア、北と南アメリカも、ヨーロッパも。私はCovid-19が、どのように全世界を停止させたか観察していた。この恐れは本物だ。コロナ流行の結果はひどく、窮乏や、失業や、空腹やホームレスさえおきている。

 新しい病気のこのひどい攻撃は、我々の文明社会が団結し、我々が人間として協力することが可能なのを示し、全員の生き残りのために戦い、この恐ろしい敵を打ち壊す機会だった。人種、国籍や文化にかかわらず、我々全員が一緒に並んで。

 機会は失われた。結果は、苦しみだけではない。結果は何億人もの新たな貧者だ。

 中国は実際、Covid-19に対する世界同盟を作り出そうとした、ロシアもそうした。いつもの通りキューバも。何百という重量貨物輸送機が、世界のあらゆる場所の人々の緊急需要を助けるため、モスクワや北京やハバナから出発した。手が差し延べられた。

 我々全員、これら努力がどのように終わったか知っている。ワシントンからの侮辱と未曾有のプロパガンダだ。心からの「ありがとう!」皆無だ。一言もない。それから、中国から多数の国々向けの対外援助さえ、文字通り駐機場から、アメリカ政府に盗まれた。

  通商停止や制裁で、最も苦しんでいて、Covid-19に対処するために資源を必要としている国々、イランやベネズエラなどのは、一層、加虐的に、恥知らずに扱われた。

 これは良い世界には見えない。「地球上の最強の国」は、良いリーダーのようには見えない。実際、それは全く、リーダーには見えない。そして、世界に対するこの態度ゆえに、それは二度と再び世界を率いるのを許されるべきではない。

 Covid-19は無数の生命を奪った。だが、少なくともコロナは、各国の実態や、大企業支配と帝国主義の壊疽性の本質を明らかにしたのだ。

 中国、ロシア、キューバ、ベトナム、ベネズエラ、イランや他の国々が、人命のために戦う中、ワシントンは自身の不穏当な目的で世界の現状を維持すべく苦闘している。ワシントンは世界を救ったり、改善したりする気はない。ワシントンは世界支配を望んでいる。そして、ワシントンは世界を所有しようと望んでいる。他に何もない。以上、終わり。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/08/04/our-planet-missed-opportunity-to-fight-side-by-side-against-the-pandemic/

----------

 翻訳記事『マスクは有効か』に対して、「それよりも、ウイルスそのものに関する記事を翻訳しては?」というコメントをいただいた。その種の記事をご自分で翻訳・公開された際は、ご連絡いただけば、リンクを紹介するのはやぶさかではない。注文を受け、商売で翻訳しているわけではなく、ご希望に沿える可能性はない。あしからず。

 典型的な売国傀儡の記事を読んだ。人間というより鬼の顔に見えてくる。押しつけた宗主国基地からコロナが漏れだしているのに、GO TOトラブルで、挟み打ちしておいて、それはない。

 LITERA

菅官房長官がコロナでも沖縄県イジメで非難が殺到! GoTo強行で感染拡大・ホテル不足なのに「沖縄県がホテルを確保してない」

 レバノンで巨大なキノコ雲のあとの8月6日。広島に関する翻訳記事の一部をまとめておこう。

広島原爆投下に関するアメリカの残酷な論理は70年続いている

悲しき原爆記念日

広島と長崎: 第二次世界大戦時の原爆攻撃の罪でのアメリカ裁判を示唆するロシア下院議長

広島の神話 責任を負わない戦争犯罪とアメリカ軍の歴史の嘘

広島から福島へ、1945-2011

はだしのゲンが見たヒロシマ・原発切抜帖・ひろしま・あしたが消える日

原爆の隠蔽:米国によるヒロシマとナガサキへの原爆投下の隠されたストーリー

広島の嘘は、現代の嘘だ

2020年7月23日 (木)

黙示録さながらのトランプのアメリカにおける、あらゆる混乱と矛盾

Andre Vltchek
2020年7月17日
New Eastern Outlook

 アメリカ人は怒っている。そのはずだと思っていたが、マイアミ、ワシントン D.C.、ボルティモア、ミネアポリス、ニューヨークとボストンで確認できた。基本的に、合計すれば、10年以上暮らしているこの国で「脈拍と体温測定」に私が行った至る所で。

 「あなたの仕事は何?」と、この国の首都のユニオン・ステイションのど真ん中で、アフリカ系アメリカ人女性が大声で言った。明らかに、それは修辞疑問で、彼女がほぼ即座に自分の質問に答えた。「仕事はない!」

 フロイド氏は変質的なサディスティックな警官に殺された。経済は、少なくとも貧しい人々と中産階級にとっては失敗している。Covid-19流行はとどまるところ知らないジェット・コースターのように上がったり下がったりしている。

 人々は困惑していて、政府は益々攻撃的だ。いわゆる「進歩派メディア」の多くは、全く突然、進歩的に振る舞わない。人種差別は、時に、新たなブランドの人種差別と戦う。私がミネアポリスで目撃したように、反人種差別運動は、年中、過激右翼団体に潜入されている。

 アメリカ政府は、基本的に中国やベネズエラやイランなどの国々を攻撃している。口頭だけではなく、軍事的に。世界が、まだ第三次世界大戦のさなかではない理由は、アメリカの諸敵国の驚異的な自制と賢明さのおかげなのだ。

 国内では、仕事がなく、Covid-19といかに戦うかの一貫した方針がなく、大惨事の中、全国的結束もない。

 私がこれまで目撃してきたのは(連邦と州)政府の若干の出し抜けな、首尾一貫しない動きと、それに続く混乱、及び腰の継ぎ接ぎ対策だった。社会主義の中国やベトナムであれ、社会主義国からほど遠い、タイや韓国やフィリピンのような国々であれ、私がアジアで経験したことの真逆だ。

 現実をざっと確認すれば、アメリカのシステムが、既に徹底的に破綻しているのは明らかだ。コロナ流行が始まって以来、3000万人が失業した。300万人が感染したが、おそらく、今や遥かに多くの人々が。130.000人以上のアメリカ国民が命を失った。もちろん、それは全て犠牲者の合計数がどのように計算されるかによる。それでも、どんな方法であれ、たとえ最小数値が正しいとしても、アメリカが、まだ最も裕福な国の一つであることを考えれば、世界で最も被害を受けた国なのは実に不面目だ。

 トランプ政権は、もちろん、この全てに気付いているが、大統領選挙の数カ月前なので、彼らは、この巨大な全国的大惨事の責任をなすりつける相手を必死で探しているのだ。大統領と部下たちは、半狂乱になって、四方八方を非難している。中華人民共和国から世界保健機構(WHO)に至るまで。中国共産党やマドゥロ大統領や、アメリカの州知事たちや、極少数のマスコミの「反抗的」メンバーが、少なくとも時折、公式言説に、あえて疑問を投げ掛けている。

 陰謀論は豊富だ。デモや抗議行動が国中いたる所で起きている。ニューヨーク市で、殺人率は増加している。ギリシャ神話のセイレーンは声をあげている。人々は常とう句を口に出している。「金の流れをたどれ」というのを私は至る所で聞く。

 誰を非難すべきか? 無能な政権? 恐ろしいほど時代遅れの資本主義? 大企業支配体制? ひどい教育制度? 人々にはわからない。一方「偽預言者」は繁栄している。

 政府、マスコミ、圧倒的大多数のいわゆる「進歩派」メディア(アメリカには、ほとんど存在しない左翼メディアと混同せぬよう)は、社会主義の中国を非難し、彼らはロシアやイランや他の独立志向の国々を非難している。

 これは明らかに政治的戦いだ。コロナ流行は、もちろん存在しているが、ホワイトハウスにとっては背景雑音以外の何ものでもない。アメリカ政権は生き残りのために戦っている。トランプは、本物の左翼イデオロギーの様々な国々と衝突している。

 多くのことが危機にある。今や、システムの存続自体が問題だ。もしこのひどい構造が崩壊すれば、全世界は大喜びするだろう。世界は恩恵を受けるだろう。だが大多数の北アメリカ人は被害を受けるはずだ。自身を「革新主義者」やら「違っている」やら「自分も被害者」と表現するのを好む人々さえ。だから、フロイド氏殺害後に起きた怒りの評判を落とすことを狙った何千という陰謀がある。コロナ流行の起源についても、それに対する対策、あるいは、より正確には、失敗についても無数の説がある。

 トランプと民主党対立候補両者にとって、中国やロシアやキューバなどの、道徳的、社会的に、ずっと成功した国々の信用を失墜させることは極めて重要だ。

 アメリカでも、イギリスでも、怪物のようなプロパガンダの津波が解き放たれた。それは未曾有で圧倒的だ。反体制意見は沈黙させられている。いわゆる「反体制」欧米出版物においてさえ、検閲は完璧だ。それは全て文字通り一夜にして起きた。わずか2-3カ月前まで、私のエッセイは、アメリカとカナダで、少なくとも20の主要メディアに再版されていたが、今勇気があるのは、せいぜい五誌だ。私の国際主義、左翼の立場は全く変わっていない。だが彼ら本性が現れたのだ。だが私の仕事は、非西側諸国では、素晴らしい支持を得ている。これは状況について多くを物語っている!

 だが、トランプに戻ろう。彼は、他の一部の国々が、どれほど楽観的で、思いやりがあるか、人々が気付くのを恐れて、諸外国を攻撃している。だが彼は今、欧米の偏屈者や、大量殺戮の幹部連中や奴隷所有者や征服者の銅像や象徴を破壊する人々も敵に回している。あえて現状を暗く(現実的と読み替えられたし)描いて、彼に、経済、特に民間部門のものより、人々の利益を優先するよう促す医療当局者については言うまでもない。

 2020年7月8日、CNNはこう報じた。

「130,000人以上のアメリカ人の命を奪い、いまだ荒れ狂っている流行が始まって五ヶ月、ドナルド・トランプ大統領と、彼の政府の医療専門家間で長く煮えたぎる緊張は、私的不満から、肩をすくめるほどの相違から、公開の論争にまでエスカレートした。

そうした政府機関の人々が言う、その結果は、彼らが一世代に一度あるかないかの戦いに取り組む中、彼らの仕事に、ほとんど興味を示さない大統領の気まぐれを切り抜ける中での、新たな士気阻喪の感覚だ。

トランプが、アメリカ最高の伝染病専門家、アンソニー・フォーチ医師などの専門家の助言を信頼せず、聞きもしないのは、今更のことではない。大統領は、コロナウイルス特別委員会会議に数カ月、出席しておらず、最近その会合は水曜日の教育省本部を含め、ホワイトハウスの外で開催されている。フォーチは、間接的にビデオ会議で参加するよう言われ、昼の特別委員会の報道関係者説明会に参加するのを阻止された。

 正確には、今に始まったことではない。政権の代弁者の一つ、CNNでさえ、最終的に気付いていることを除けば! 国内でも、外国でも、虚無主義を広めるのが狙いなのだ。

 中国は、トランプ大統領と彼のチームからも、彼らの敵からも、最も極端で、不当で、異様な形で攻撃されている。Covid-19に対する戦いで勝った後、中華人民共和国は、データ隠蔽から、WHOに悪影響を与えたこと、武漢に本拠を置く研究所の一つで、ウイルスを生産し、その後、至るところに、それを広めたことなど、事実上、ありとあらゆることで非難されている。ホワイトハウスは、「中国ウイルス」と呼んでいるが、誰も、それがどこで実際に発生したのかまだ確実に知らない。当然、北京も中国も憤慨している。

 アメリカ政府の非難のいずれも証明されていない。ありとあらゆる主張が、アメリカ医学界、科学界から、しばしば学界からも、ちょう笑されている。だが政権は既に度を超しており、明らかに、もはや攻撃を止めることができないのだ。男っぽく、品がない、偏狭な言説が、国民の中の、教養のない過激な特定集団の関心をそそり、彼は二期目を勝ち取れるだろうと期待して、彼らは、ちょう笑を無視している。

 (たまたまCovid-19陽性だった)ジョージ・フロイド氏殺人後に起きた反乱を分析し、私は、あらゆる人種や社会地位の多くのアメリカ人と話した。彼らの大多数は、コロナ流行と不穏状態への政府対応に憤慨していた。私が実際に話をした人の一人も、アメリカの悲惨な状況について、直接、中国や他のどの国のせいにしていなかった。

 反中国言説は、明らかに共和党、民主党両党が演じている政治的フットボールだ。これは、コロナ流行の始めに、アメリカに送付されたロシア対外援助の軽視を含め、反ロシア感情にも当てはまる。

 アメリカ政府の戦略は単純だ。幼稚だという向きもあろう。「国内で、どんなひどいことが起きようとも、反撃して、全てを政敵のせいにせよ、もし、そうできないなら、外国を攻撃しろ。中国やロシアやイランやベネズエラ。あるいはWHOのような国際連合機関。世界の至る所に侮辱を送れ、だが戦艦も。」

 アメリカでは非常に多くのことがおかしくなっている、実に多くのことが。今や、ワシントンD.C.中心街の至る所で、ホームレスのテントが目につく。ホワイトハウスは要塞に換えられている。何百万人ものアメリカ人が、アメリカ固有の人種差別や差別に抗議して行進する中、KKKや関係団体のプラウド・ボーイは都市に火を放ち、合法的な反人種差別抗議行動に潜入している(間もなくエッセイで取り上げる話題)。

 イメージは黙示録さながらだ。状況は爆発寸前だ。

 今は世界史上、最も危険な瞬間の一つだ。だが、我々の世界が直面している焦眉の急や脅威については、衝撃的なほど僅かしか書かれていない!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/07/17/all-confusion-and-contradictions-in-trumps-apocalyptic-america/

----------

 春、アメリカの知人に送った航空便が、二カ月たって届いた。価格は航空便、所要日数は船便。現在、アメリカ向け航空便は受け付け停止。まるで鎖国。

 大型書店で見つけ『もうひとつの日米戦後史』を読んだ。四月刊。オリバー・ストーン、鳩山由紀夫、ピーター・カズニック、木村朗の四氏の対談。正確には、オリバー・ストーン、ピーター・カズニック、木村朗の三氏の鼎談と、鳩山由紀夫、木村朗の二氏の対談。読みながら、この記事を思い出していた。ストーンの映画で強調されているが、凡庸で支持のなかったトルーマンではなく、ヘンリー・ウォーレスが副大統領になっていたら、歴史は変わっていただろうという。原爆投下は戦争犯罪だと、アメリカのお二人は明快に主張される。朝鮮戦争が軍産複合体を強化し、日本の属国化を推進するきっかけだった。ブッシュ・ジュニアは最悪の大統領。トランプはクリントンより悪いとも。オリバー・ストーンは、「日本はなぜドイツのように独立できないのか」と問うている。孫崎享氏の新刊『朝鮮戦争の正体』とつながっている。

 『文字世界で読む文明論』76ページの下記文章を見て、気がついた。

天命を受けて人びとの秩序を守るべき天子はまた、森羅万象の秩序の責任者とも見なされ、天変地異もまた天子の責に帰せられると考えられた。

 更に、102ページの文章を見て納得。プロンプター無しでは何をいうかわからない晋裸万障「押し込め」状態かも知れない。数十年後、外国の日本史教科書で「史上最長任期、マスクを二枚配布した業績」と注記で書かれる?

とりわけあまりに具合の良くない殿様だと、重臣たちが話し合って、殿様を「押し込め」といって、座敷牢に閉じ込めて新しい殿様を立て、事の次第を幕府に報告すればおおむね許されるということになったそうである。

 検索をしてみると、core.ac.ukというところで下記論文があった。あの言葉、総理でなく、天子用だったようだ。

『春秋繁露』の「皇帝」をめぐって という論文で、西嶋定生という中国史の碩学の言葉が引用されている。

『皇帝』とは森羅万象に通じてその徳が天地にひとしきものをいうのであり、天がこれをたすけて子とするから『天子』というのである」とした。

 どや顔でテレビに登場、感染者数を宣言し、パネルをかざし、支持率を稼ぐ緑のタヌキ

 日刊ゲンダイDIGITAL

恐怖の小池都政 知事から“クビ宣告”の元都庁OB幹部が語る
<2>関西のおばちゃんの目に映るのは「敵」と「味方」だけ

 流行第二波になっても認めず、病院の赤字補填ではなく、コロナを蔓延させるために巨額をぶちこむ狂気の世界。

黙示録さながらのアジアの属国における、あらゆる混乱と矛盾

2020年6月26日 (金)

プラスチック・ショッピングバッグのためにソ連とチェコスロバキアを売った私達

Andre Vltchek
2020年6月21日
Countercurrents.org

 これは、もう何カ月間も香港の若い読者と共有したいと思っていた話だ。欧米と中国間のイデオロギーの戦いが過熱して、その結果、香港と世界全体が苦しんでいる今こそ本当に適切な時期に思えるのだ。

 欧米が既に実に多くの国々や領域を不安定化し、何千万人もの青年を洗脳したのは何ら新しいことではないと言っておきたい。

 私自身が過去、彼らの1人だったから、私は知っている。もし私がそうでなかったら、今香港で起きていることを理解するのは不可能だったはずだ。

私はソ連の美しい都市レニングラードで生まれた。今それはサンペテルブルグと呼ばれ、国はロシアだ。母親は半分ロシア人で、半分中国人の、芸術家、建築家だ。私は極西の国旧チェコスロバキアのビールで知られている工業都市プルゼニとレニングラードとで半々に子供時代を過ごした。父親は核科学者だった。

 二つの都市は違っていた。両都市とも読者が欧米の宣伝屋から、憎悪するよう教えられている制度、共産主義の計画の不可欠なものを象徴していた。

 レニングラードは、いくつもの立派な博物館やオペラ劇場やバレエ劇場や公共の場がある、世界で最も素晴らしい都市の一つだ。昔、それはロシアの首都だった。

 プルゼニは、住民がたった180.000人しかいない小都市だ。だが私が子供だった頃、そこには、私が後に(遅ればせながら)理解したように、人口百万人のアメリカの都市でさえ見られないような、いくつかの素晴らしい図書館、芸術映画館、オペラ劇場、前衛劇場、画廊、研究動物園があった。

 二つの都市、大都市も小都市も、素晴らしい公共輸送機関、巨大な公園と、郊外の森や優雅なカフェがあった。プルゼニには、無数の無料テニスコートやサッカー・スタジアムやバドミントン・コートさえあった。

 暮らしは良く、生きがいがあった。暮らしは豊かだった。金銭的な意味での金持ちではないが、文化的、知性的、健康上で豊かなのだ。若いことは、楽しいことで、知識は無料で、容易に入手でき、至る所に文化があり、全員がスポーツを楽しめた。ペースはのんびりしていた。考え、学び、分析する時間が、たっぷりあった。

 だが、それは冷戦の絶頂期でもあった。

 我々は若く、反抗的で、あやつるのが容易だった。我々は、決して与えられたものに満足していなかった。我々は、あらゆることを当然のことと思っていた。夜、我々はラジオにはりついて、BBCや、ボイス・オブ・アメリカや、ラジオ・フリー・ヨーロッパや、社会主義と欧米の帝国主義に反対して戦っている全ての国の転覆を狙っている他の放送局に耳をかたむけた。

 アジアや中東やアフリカで、チェコの社会主義コングロマリットが連帯して、鋼鉄から砂糖工場まで、あらゆる工場を建設していた。だが欧米のプロパガンダ・マスコミが、このような事業をちょう笑していたので、我々はこれらを何の功績とも思わなかった。

 映画館は、イタリア、フランス、ソ連、日本の傑作映画を上映していた。だが我々はアメリカの駄作を要求するよう言われていた。

 提供される音楽は、「生」から「録音」まで素晴らしかった。ほとんど全ての音楽が、多少の遅れはあっても、地元の店や舞台で、実際入手可能だった。店で売られていなかったものは虚無主義のがらくただった。だがそれがまさに、我々が切望するよう言われたものだった。そして我々はそれを切望し、宗教的な畏敬の念でそれを我々のテープレコーダーにコピーした。何かが入手可能でないと、欧米放送局は、言論の自由のひどい侵害だと怒鳴っていた。

 彼らは知っていたし、今も、どのように若者の脳をあやつるべきか知っている。

 ある時点で、我々は、ほんの僅かの客観性もなしに、比較もせずに、我々の国々の全てを批判する若い悲観論者に換えられたのだ。

 どこかで聞いたように思われるだろうか?

 我々は教えられて、繰り返した。ソ連やチェコスロバキアの全てが良くなかった。欧米の全てが偉大だった。そう、それは何かの原理主義宗教や大量発狂のようなものだった。ほとんど誰にも免疫がなかった。実際我々は感染し、病気になり、ばか者になった。

 我々は公共の社会主義施設、図書館から劇場、補助金を受けたカフェまでを、欧米に栄光を与え、我々自身の国々を中傷するために使っていた。こうして、欧米ラジオとテレビ局によって、両国に密輸入された出版物によって、我々は洗脳されたのだ。

 当時、欧米のプラスチック・ショッピングバッグがステータスシンボルになった! 安いスーパーマーケットやデパートでもらう袋が。

 数十年たって、それを考えると、私は到底信じることができない。大枚を払った安物のプラスチック・ショッピングバッグを誇らしげに見せびらかして道路を闊歩する教育を受けた少年少女。それが欧米から来たから。それが大量消費主義を象徴していたから! 我々は大量消費主義が良いと言われたから。

 我々は自由を切望すべきだと言われた。欧米風の自由を。

 我々は「自由のために戦う」よう教えられた。

 いろいろな意味で我々は欧米よりずっと自由だった。初めてニューヨークに到着し、現地の同世代の子供の教育程度の酷さを見て、世界に関する彼らの知識がどれほど浅いかを見て、私はそれに気がついた。普通の中規模北米都市の文化は、なんと乏しいことか。

 我々はデザイナー・ブランド・ジーンズを望み要求した。我々はLPの真ん中に欧米音楽ラベルが欲しかった。本質やメッセージが重要だったのではない。中身より形だった。

 我々の食物の方が味が良くて、体に良く生産されていた。だが我々は鮮やかな欧米包装を欲しがった。我々は化学物質を欲しがった。

 我々は常に腹を立てていて、興奮し、対決的だった。我々は家族の反感を買っていた。

 我々は若かったが、年がいったように感じていた。

 私は最初の詩の本を出版し、私の後ろでドアをバタンと閉め、ニューヨークに出た。

 そしてすぐに、私はだまされていたのを悟ったのだ!

 これは私の人生の非常に単純化した版だ。場所は限定されているので。

 だが私は、香港の読者と、もちろん中国いたる所の若い読者と共有できてうれしい。

 私の祖国だった二つの素晴らしい国は裏切られ、文字通りにただで、デザイナー・ブランドのジーンズとプラスチックのショッピングバッグために、売られたのだ。

 欧米は慶賀した! 社会主義体制崩壊の数カ月後、両国は文字通り欧米企業に全てを奪われた。人々は家と仕事を失い、国際主義は阻止された。誇り高い社会主義の企業は民営化され、多くの場合、清算された。劇場や芸術映画館は安物古着市場に換えられた。

 ロシアでは、平均寿命がアフリカのサハラ以南のレベルに下がった。

 チェコスロバキアは二つの国に砕かれた。

 何十年も後の今、ロシアもチェキア(チェコ)も再び裕福だ。ロシアは中央計画という社会主義制度の多くの要素を持っている。

 だが両国がかつてそうだった二つの国を、私はなつかしく思うし、あらゆる調査が両国の大多数の人々が、やはりなつかしく思っているのを示している。私自身が洗脳され、裏切るこめに利用されたことに対して、昼も夜も罪の意識を感じている。

 世界を見た後、ソ連とチェコスロバキア両国に起きたことは世界の多くの他の地域でも起きたと理解している。まさに今、欧米は、香港を利用して、中国を狙っている。

 中国にいる時も香港にいる時も私は常に繰り返し続ける。我々のひどい例を見習わないで欲しい。自国を守って欲しい! 例えて言えば、不潔なプラスチック・ショッピングバッグのために国を売ってはいけない。生涯を通じて後悔するようなことをしてはいけない!

 アンドレ・ヴルチェクは、哲学者、作家、映画制作者、調査ジャーナリスト。彼は多くの国で、戦争や紛争を報道している。彼の最新著書の六冊は『New Capital of Indonesia』『China Belt and Road Initiative』John B. Cobb, Jrとの共著『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』、政治的ノンフィクションのベストセラー『Exposing Lies Of The Empire』。ここで彼の他の本が見られる。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対話映画『西洋のテロリズム』を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターPatreonで彼と連絡できる。

記事原文のurl:https://countercurrents.org/2020/06/how-we-sold-soviet-union-and-czechoslovakia-for-plastic-shopping-bags/

----------

 女帝版ボルソナーロ?

 日刊ゲンダイDIGITAL

小池知事「コロナ対策一段落」の虚勢 東京55人感染に焦り

 UIチャンネルの最新番組、尖閣問題の背景を拝聴して驚いた。宗主国防衛のために、自らの国益を損なう属国。

時事放談(2020年6月) 鳩山友紀夫 × 孫崎享(元外務省国際情報局長)

2020年6月15日 (月)

人種こそ問題なのに、そうではないという偽善はひどい偽偽!

2020年6月11日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 同時にいくつか直接のやりとりもしながら、欧米マスコミとソーシャル・メディアの様々な議論をしっかり見ていると、一つの圧倒的な中心的な思想がはっきりと出現しているように思える。「アメリカ(やイギリスやフランスや欧米帝国の他地域)で起きていることは、本当に人種問題ではない。平和的に抗議しよう、「暴動」が続かないようにしよう、とりわけ白人や欧米文化だけを唯一の悪として糾弾しないようにしよう。平和を維持し、愛し合おう。そうすれば事態は魔法のように改善するだろう。ひどい出来事は間もなく消え去るだろう。」

 私は遥か彼方の南太平洋の島国(オセアニア)や、アフリカ、中東、中南米やアジア、全ての大陸で働き、暮らした。もちろん私はヨーロッパにも北米にも暮らした。

 植民地政策、新植民地主義、帝国主義、これらは全て私の話題だ。本当だ! 私は、彼らを学び、調査している。私はそれらに関し、書き、種々のドキュメンタリー映画を制作している。彼らとの対決で、何度かすんでのところで命を失いそうになった。

 全てを見て、経験し、生き延びた私の結論? 読者は、おそらく推測できるだろう。

「人種が、何世紀間も我々の世界を分割していたものではないと主張するのは法外な偽善だ。あるいは気が狂った希望的観測。あるいは遥かに悪いものだ。支配している白人集団にのみ役に立つ計算ずくの無知だ。」

 それを曖昧にするため、世界はたった二つの人種だけにされた。白人と「その他」!

 それに加えて、人の肌の色は、欧米が一般に、コーカサス人/白色人種と認知するものと常に全く同じというわけではない。「白人」というのは心の状態なのだ。つまりこういうことだ。自分で「上位」と認める文化に所属するのだ。自身を「例外的」と考え、何らかの形で、人類全体のために判断し、助言すべく「選ばれた」文化に。

 それは同時に「洗脳と服従の状態と知的勇気の欠如」を意味する。この全てが特権、素晴らしい特権と引き換えなのだ! 「世界を略奪して、分不相応な暮らしをするのだ。グロテスクに豪華な暮らしをするのだ! そして、そういう暮らしをしながら、泣き言を言い、更に多くを要求し、「自分も搾取されていて、実際非常に哀れな犠牲者なのだ」と繰り返し続けるのを忘れてはいけない。

 本当の犠牲者にとっては、意図しない悪意になるのだから、特権の否定は人種差別の一環だ! あるいは、おそらく自ら課した無知だ。

 ロシアやキューバやトルコのような一部の国の国民は、ほとんど「白人に」見えるかもしれないが、彼らは実際そうではない。彼らの考え方が違うから、彼らは従順でないから、彼らは自分で考えるから、彼らは「クラブ」に招待されないのだ。

* **

 このような結論は、ニューヨークやロンドンやパリやベルリンでは受けが良くないかもしれない。特に、アメリカと西欧中が全て混乱している今は。

 血、骨、レイプと窃盗を基に作られた文化、500年以上の植民地主義テロによって形成された「文化」は、今振り返り、歪め、自身を正当化しようとしている。それは支配の座についたまま、生き残ろうとしているのだ。「保守派」と、いわゆる「リベラル」両方の書記官に書かれる無数の論説が大西洋両岸で新聞のページを集中爆撃している。

 おそらく致命的怪我を負った獣 - 欧米体制とその国民 - の恐怖は、その不快な悪臭で見分けられ、その悪臭は何マイルも先まで匂う。

 突然、いわゆる「進歩的」出版物の大半が、大いに心地悪い真実の姿で、強力な砲弾を撃ちだす著者や思索家の意見を聞きたがらなくなっている。実際、欧米には、もちろん若干の輝く例外は別として、本当の「左翼」サイトや雑誌はほとんど何も残っていない。近頃は、一体何が本当に進歩的なのだろう? 私はここでサイトや企業を名指したいとは思わないが、読者の皆様は、私が一体何について話をしているかご存じの可能性が極めて高い。彼らはほぼ、もっぱら、白人男性向けに、欧米/白人男性が書いた記事を掲載している! 彼らは決して一線を越えない。白人に支配された欧米世界に対する彼らの批判は及び腰で「穏やかだ」。要するに臆病だ。

 白人というのは、欧米政権が彼や彼女に期待するよう形で、考え、話し、書くよう育てられ、洗脳された人間だ。

 そして西側諸国の少数派を含め世界中の全ての「非白人」は座視し、黙って、彼か彼女、主に彼に耳をかたむけるよう期待されているのだ。もちろん服従するために。さもないと!

 さもないと。彼らは口頭で攻撃され、恥をかかされ、最終的に、制裁され、彼らの政府は打倒され、国は侵略された。至る所死体だらけ、肉を燃やす悪臭、満杯の合同墓所。そして欧米国内では? 銃弾で目を撃たれるか、軍や警察の長靴で首を絞められる。

 だから、実際、数週間前、ジョージ・フロイド氏に起きたことは、全世界の非白人の人々に、共同体全体に、国に、いつも起きていたのだ。

 そして、突然、世界中の人々が、もう沢山になったのだ!

 中国、ロシア、ベネズエラ、キューバ、イラン、リビア、シリア、イラクやアフガニスタンだけではなく、ほとんど至る所で。

 何か、より下位の従属的人種として扱われるのはもう沢山だ。フロイド氏のように人間のくずのように扱われ、残忍に扱われ、殺されるのはもう沢山だ!

* **

 今欧米では、リベラル、保守派メディア両方が、彼は何度か刑務所で服役しており、フロイド氏は「聖人」ではなかったと主張して騒ぎ立てている。

 一体どう言えば良いのだろう? 人は一般に聖人ではない。人も国も。状況が、彼らを非常に不快な形で振る舞わせることが非常に多い。だが人が二流市民として育てられたら、もし人が自分の政権に、昼も夜も打ちすえられたら、その人がロマンチックな詩人になると期待できるだろうか? 現実に目を向けよう!

 欧米でない国々も、同様に、常に聖人のように振る舞っているわけではない。だが彼らは植民地で何億人も殺した人々より、ずっと良く、遥かにましだ!

 ワシントンやロンドンやパリで、彼らは、東京からブエノスアイレスまで、アフリカからアジアまで、なぜ何百万人もの人々が、今アフリカ系アメリカ人の人々に対する支援で行進しているか理解しないのだろうか? それはヨーロッパ、北米やオーストラリアやニュージーランド以外の我々全員が、フロイド氏と何らかの形で関係があるからだ!

 そう、我々は、いんちきエッセイを読んだ。世界の人種や、人種差別的分裂を否定する連中の顔に、冷笑的なかすかな微笑を見る。現状を、彼らの優位を維持できるように、世界に対するごく少数者の支配を擁護する連中を。

 現状を擁護する人々には、白人支配反対の造反は、実際は、うまく隠されたビジネスエリートに引き起こされたある種、怪しい暗い陰謀、あるいはCovid-19に関係しており、なにより、まったく自然発生的ではないと主張する下劣な連中もいる。

 彼らの本当の立ち位置や、一体何を実現したいと望んでいるかは明確だ。

 決して「彼ら」ではない。常にほかの誰かだ。彼らは見えない銀行家や、自国の少数派を非難し続けている。読者は私が何を意味しているか正確にご存じだ。それは彼らではではない! だがそれはずっと単純だ。ヨーロッパと北米の大半は白人差別主義で作られてているのだ。帝国主義も植民地政策もそうだ。欧米諸国民は、首尾一貫して、自発的に、右翼の人間の屑に投票している。読者は本物の北アメリカ人やヨーロッパ人の「国際主義者」を想像できるだろうか? おそらく、ごく少数だろう。おそらく1%。それ以上ではない! それで、かの有名な金は流れ込み続ける。そして何十億人もの非白人は、地球の至る所で、生きながら腐敗しつつある。

 世界中の私の友人や仲間は、今やアメリカとその植民地主義の先達ヨーロッパに何が起きているかを理解しはじめている。彼らの多くが、もちろん既に知っていた。少なくとも彼らはある程度は知っていた。だが良く知らなかった人々が今やすっかり目覚め「グローバル体制」の人種差別的性格にも、欧米政権の野蛮さにも気がついている。

 何世紀も、欧米支配や植民地政策や帝国主義や人種差別への同意を作り上げ、正当化し、それに栄光を与えてきた連中は、突然の認識のなだれを止めることは何もできない。

 これは人種差別、グローバル・アパルトヘイト終焉の始まりかもしれない。平等を目指す本当の取り組みの始まりに過ぎない。

 ミネアポリスの筋骨たくましい白人人種差別的な警官の膝が空気供給を止め、アフリカ系アメリカ人を死なせて、どうやら、そのなだれを引き起こすのに成功したのだ。

 誰もこのように生きたいとは望まない。虐げられた国々は、こうした白人欧米の利己主義的、虚無主義者に、こういう形で脅迫されたいと望んではいない。クリントンやトランプやナヴァロやポンペオや他の連中に。何と三流の強暴な連中の実に不快な兵隊だろう!

 アフリカ系であれ、ヒスパニックや中国人であれ、帝国の中の虐げられた少数人種は、邪悪で不快な人種差別にうんざりなのだ。大半は話をするのにおびえている。だが今、日ごとに、彼らは勇気を獲得しつつある。

* **

 アメリカは非白人の人々の大量虐殺を基に築き上げられたのだ。圧倒的大多数の原住民が虐殺されて、最初の少数の残忍なヨーロッパ移住者が繁栄できたのだ。

 これは「ある程度」周知の事実だが、アメリカ先住民に一体何が本当に起きたかを深く学ぶことは徹底的に阻止されてきた。アメリカ史の最初の章で、「大量虐殺」という単語は、ほとんど触れられない。実際、それは禁句なのだ。

 奴隷制度は民間伝承に変えられた。何百万人、何千万人もの打ちひしがれ、組織的に破壊された人々は、決して本当に悪夢のような現実に忠実な姿では表現されない。アフリカの人々は、動物のように追い詰めて捕らえられ、拷問にかけられ、レイプされ、殺されて、いわゆる「自由で」「民主的な」「新天地」に牛のように送られたのだ。

 このような恐ろしい基礎の上に作り上げられた国が自身を「自由」と呼ぶ道義的権利を本当に持っているだろうか? その国が世界を取り締まるのが許されるだろうか? それはフロイド氏を殺した殺人警官が国を支配するのを許すのと同じことだ!

 今ヨーロッパを構成している国々はどうだろう? 彼らの国民は何百万人もの人間を追い詰めて捕まえていた人々の子孫だ。ナミビアや、今コンゴとして知られている国に暮らしていた人々に対するそうした集団虐殺を実行し、金持ちになった人々の子孫だ。

 白昼にさらけ出されては、もう実に何とも気まずいではないか? そういうことはうやむやにして、「愛」や「善意」について語る方が良いではないか。そして、カメラから遠く離れた所で、これまでと同様に強盗し、人を殺し続けるのだ!

 こういう具合で、何も決して変化するまい。

 何度でも繰り返す。「問題は人種ではない。実際、あらゆる階級が問題なのだ」と言えば、世界を支配している連中は良い気分になれ、実際彼らの大好きな状態、自分を哀れむことさえできる。だがそれは大変な偽善で欺瞞的な立場だ。もし正義があるなら、暴露されなければならない!

* **

 2020年6月3日、国連ニュースがアメリカの状況を非難する文章を公表した。

「アメリカが「人種差別と暴力の悲劇的歴史」を断ち切るため、アメリカ社会を損なう、アメリカに蔓延している構造的人種差別」を止めるよう呼びかける声は聞き入れられ、理解されるべきだと国連人権委員会のトップが水曜日に述べた。

「非武装アフリカ系アメリカ人殺人を止めるよう要求する声は聞き入れられるべきだ」と国連人権高等弁務官ミッシェル・バチェレが文書で述べた。「警察暴力の終わりを要求する声は聞き入れられるべきだ」」

 チリ人のバチェレ女史は自分が何の話をしているのか正確に知っている! 人のひざで自分の頸動脈を窒息させられることが一体どういうものかを彼女は知っている。サルバドール・アレンデ大統領の社会主義時代に准将だった父親は、アメリカに支援されたアウグスト・ピノチェトが率いるクーデター後に拷問で殺された。バチェレ自身も誘拐され、拷問にかけられた。

 彼女は‘白人’に見えるが、明らかに、ワシントンや現地の手先暗殺者連中にとって、十分‘白人’ではないのだ。

 本当に重要なのは(通常アメリカに従順な)国連さえ今や黙っているのを好まないことだ。

* **

 人種「問題」には対処しなければならない。世界規模であれ、国境内であれ、人種差別には、あらゆる手段で、反対して戦わなければならない。

 我々の世界の憂うつな状態は人種差別の結果だ。

 20世紀初頭の世界地図をご覧になれば、おわかり頂けよう。圧倒的多数の国々は欧米に植民地化された。植民地政策は人種差別の最も露骨なものの一つだ。それは被害者に屈辱を与え、彼らから全てを奪う。文化も、尊厳も、土地も。

 世界の大部分が、かなりの程度まで、まだ植民地化されている。この記事を書いている今でさえ。

 地球のほとんど全てが、人種差別的な欧米中心の教育制度と、白人男性の欧米言説に支配されるマスコミに残酷に支配されている。非欧米諸国の人々は、自分自身について、アメリカやイギリス・マスコミが広める「教育」や欧米カリキュラムや詐欺的な情報源から「情報を得る」よう物事が仕組まれている。これは奇怪なほど人種差別的ではあるまいか?

 コンゴ民主共和国(DRC)では、わずか四半世紀の間に、約一千万人が亡くなった。それは彼らが欧米が切望するコルタンやウランや他の不可欠な原材料を持っていたためだ。だが欧米にとって、彼ら黒人の命は、ほとんど無に近いほど、どうでも良いからでもある。私の映画「ルワンダ・ギャンビット」は明らかに、この問題を扱った。だが誰が気にかけるだろう? 欧米では、彼らが引き起こすのを支援した20世紀最大の大量虐殺を学ぶ代わりにポルノを見るのだ! 欧米のご主人のために、インドネシア人によってほとんど同じ強烈さで殺される西パプア人のことを一体誰が気にかけるだろう? 結局、西パプア人は黒人なのだから問題皆無なのだ。

 彼らの何百万人もの死体の山の上に、巨大企業と国は育ち、栄える。CEOや大統領が、いささかの「企業責任」や民主政治への愛について、たわごとを言いながら。

 そして白人ヨーロッパ人やカナダ人やオーストラリア人の大部分は、彼らの不愉快なほど優雅な生活を送るために、ごく僅かしか犠牲にしない。

 これは人種差別的ではないだろうか?

 世界の仕組み丸ごと、そうなのだ!

 間もなく、そうした全てのウソの後ろに隠れるのは不可能になるだろう。

 私は前線で働いている。白人植民地政策と人種差別へのあらゆる「愛」によって、人間の体が、直接的にも間接的にも、押しつぶされる現場で。人種差別暴力は、地球上で最も不快で最も身の毛がよだつものだ。

 私はそれが終わるよう望んでいる。きっぱりと。私はその過程で、一部の店が略奪されたり、破壊されたりするのは気にしていない。そうしたことを嘆いている平和主義者の大半は検閲済みのニュースを見ながら豪華な居間に座っている。彼らは人種差別の何千万人もの被害者が、何千キロメートルも彼方で、熱帯の暑さで腐敗し、汚染した川の表面に浮かんでいるのは見ない!

 ゆっくりと残酷に殺されるフロイド氏の映像が、それを今までになく現実に近づけたのだ。

 何世紀も、彼らはそれを見ないようにするため、できる限りのことをしてきた。

 今彼らは言い訳を使い果たしている。

 蔓延する世界的な人種差別に見ぬふりをし、反対して戦わないのはひどい犯罪だ。500年以上にわたって行われいる犯罪。人類に対する犯罪。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/06/11/it-is-all-about-race-awful-hypocrisy-hypocrisy-to-say-it-s-not/

----------

 『アメリカ・インディアン悲史』は入手困難かも知れないが、『アメリカン・ドリームという悪夢―建国神話の偽善と二つの原罪』は、今、売れているのだろうか?

 日刊ゲンダイDIGITAL

 児玉龍彦氏 21世紀の感染症対策は“精密医療”で実態把握を

 デモクラシータイムス 横田一氏の新刊『安倍・小池政治の虚飾』が出たようだ。書店を覗いてみよう。

【横田一の現場直撃】No66 都知事選「女帝」小池と蠢く政局 無駄遣い「電通手法」の闇 20200611

 


 

2020年6月14日 (日)

既に崩壊しているインドネシアに、Covid-19は壊滅的打撃を与えるだろう

2020年6月8日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 ジャカルタで医者は死につつあり、一般の人々には、もはや、どのデータを信じるべきかわからない。一部の官僚さえ政府統計を信用していないように思われる。

 流行の初め、何週間も、インドネシア政府は、祈とうと神のご加護のおかげで感染者は全くゼロだと強く主張し、問題がないふりをしていた。

 神と祈とうについて語りながら、大統領は予防として伝統的な生薬を飲むよう助言していた。少なくとも彼は、洗剤や消毒剤を、飲用に勧めなかった。

 二月、私がボルネオ(インドネシアの地域で、カリマンタンと呼ばれる地球上三番目に大きな島)で映画を撮影し終えた後、ポンティアナクからジャカルタまでの私のガルーダ・インドネシア便は、咳をする、明かに病気の非常に重い人々で一杯だった。地域の他の国々が既に体温を測定し、流行を抑制する包括的対策を導入しているのに、インドネシアは、衝撃的なほど、断固、絶対に何もしていなかった。

 いつもの通り、地球上、人口が四番目の多い国には、予算も、意志も、熱狂も、緊急事態に対処するノウハウも皆無なのだ。

 流行なしでさえ、国丸ごと、一つの巨大健康ハザードなのは言うまでもない。インドネシアは、地球上で、市民千人当たりの、ベッドと医者の数が最少の国の一つだ。

 アメリカが支援した1965年のクーデター以来、インドネシアは超資本主義モードで、公衆衛生から、ごみ収集まで、公的なもの全てを無視していることが広く知れ渡っているが、特に教育と医療が無視されている。「もし即座に利益を生まないなら、なぜわざわざそれに対処する必要があるだろう」というのがこの政権の座右の銘かも知れない。二つの対照的な社会主義スーパースター中国とベトナムで見られるものとは非常に違う。

 私が最後にボルネオを訪問して以来、私の消化器官は何週間も破壊され、目は何か寄生生物に攻撃されてた、私は一時的に、ほとんど目が見えなかった。

 (インドネシアでは、ニックネームのジョコウィで知られる)ジョコ・ウィドド大統領の現政権は(人口過剰で、非計画的で、ほぼ全ての緑地帯を剥奪され、苦難と健康障害に満ちた)ジャカルタを捨て、何百億ドルもの経費で、首都をカリマンタンに移転する準備ができているが、医療施設は絶望的に不十分で、サハラ以南のアフリカ最貧国と同等だ。

***

 三月以来、私のインドネシアの友人たちは、地方のモスクの拡声器で放送される葬儀の数は絶対的に未曾有のものだと書いてきた。

 全員が、Covid-19で亡くなったか、親類が、そうだと疑っている少なくとも数人の人々を知っていた。

 匿名の34歳の男性(ジャカルタで暮らす研究者/学生)が私に書いてきた。

「ここでは人々が無駄死にしている。昨年の大統領選挙であれ、コロナの発生であれ、政府は人間を数としか見ていない。人々は腹を立て、政府に対する信頼をなくした。コロナウイルス発生の対処で、中央政府による干渉は状況を悪化させるだけだ。国を運営する上での無能力に対し、1965年の大量虐殺、1998年5月の暴動や、今のコロナウイルス大惨事の対応の不始末であれ、政府は一度も罪の意識を感じたり、国民に謝罪すべきだと感じたことがない。いつの日か、これは全て歴史本に書かれるだろう。」

 インドネシアでのほとんど全ての大惨事は極めて破壊的だ。早期警戒システムが盗まれ、汚職や、沿岸地域計画が欠如しているため、津波で許しがたいほど多くの人々が亡くなる。地震も火山噴火も全く同じだ。無計画、貧しい人々に対する支援なし。無気力と運命と停滞の受け入れ。

***

 ovid-19の恐怖がインドネシア国民に少なくともいくつか自主的構想を引き起こした。

 2020年5月29日にブルームバーグが報じた。

「インドネシアで急増するコロナウイルス危機で、国民のボランティア・ネットワークが、世界で四番目に人口の多い国の死亡率は、政府が言うより三倍高いかもしれないことを示すデータを編集し、自分たちで問題に対処しようとしている。

国の低い検査率が、ウイルスによる死を記録に残らないようにしている可能性があるという懸念から、WhatsAppとTelegramで、Covid-19による死と疑われるものをインドネシア周辺の人々が報じるのを可能にするLaporCovid-19とKawalCOVID19という二つのオープンソース・データ・プラットホームを設立するよう市民や医療従事者や科学者を刺激したのだ。

プラットホームが集めたデータによれば、Covid-19患者と疑われる4,000人以上の死者が、三月初旬以来、公式数値に含められていない。それを死者1,520人という政府記録に加えれば、既にインドネシアは東南アジアで最高のウイルス死亡率だ。」

 だが追加の4,000人の死者推計さえ極めて低いように思われる。一部の専門家は、死者と同様、感染数も、公式数値より15倍高いかもしれないと信じている。それは、最右翼政権に支配されているもう一つの国ブラジルの推計とも一致するだろう。

 従順で、反左翼で、市場志向のインドネシアを批判しないという欧米マスコミ共通の規則からの大きく離れて、北アメリカとヨーロッパのいくつかの主流出版物が、黙ったままではいないと決めたのだ。それ自体がニュースだ。2020年5月28日、ニューヨーク・タイムズが群島を破壊しているCovid-19について、詳細な非常に正確な報道をした。

「上昇の一途の蔓延かもしれないものの驚くべき一瞥として、インドネシアで二番目に大きな都市スラバヤで、11,555人の無作為標本が先週検査され、その10パーセントがコロナウイルス免疫抗体を持っていたことがわかった。ところが、スラバヤを含む東ジャワ州全体で、木曜日時点で、公式に確認された感染者は、4,313人だ。

「大量感染が既に起きている」とダービー大学の医療、社会介護の上級講師で、インドネシア公衆衛生協会のメンバーのドノ・ウィディアトモコが述べた。「これは手遅れであることを意味している。」

インドネシアの取り扱い件数は加速しているのに、インドネシア政府は、既に手当たり次第の取り組みである全国的コロナウイルス抑制策は経済を救うためには、緩和しなければならないと述べた。」

 インドネシアの指導部は、最も恥ずかしく卑屈な方法で、全てのアメリカ政権に協力している。民主党であれ共和党であれ、重要であるように思われない。だが今のジョコ・ウィドド(ジョコウィ)大統領は、トランプ大統領と彼の市場原理主義の前で身を屈している。それはインドネシアにとって最も恥ずかしい破壊的な方法で行われている。

 それが、一般にトランプ氏と彼の同盟者に敵対的なアメリカ「リベラル」報道機関が、なぜ今国民の半分以上が暮らさなければならない窮乏、途方もない環境破壊や、Covid-19大惨事を含め、崩壊したインドネシア国家の悲惨な状況について、客観的な報道する用意ができている理由なのかもしれない。

 ニューヨーク・タイムズ報道は、こう続く。

「公衆衛生専門家間には、アメリカやヨーロッパと同じぐらい強烈にコロナウイルスが蔓延した場合、インドネシアの医療体制が崩壊するという広範な懸念がある。

心配なことに、インドネシアにおけるCovid-19死者の半分以上が60歳以下の人々だ。アメリカでは大半の死者は高齢者だ。インドネシアの犠牲者の相対的若さは、病院が他の国々で提供する救命治療を提供できないことを示唆していると医療専門家が言う。

疫学者は来月、更に大きな感染者急増を恐れている。先週、世界で最大のイスラム教国民がいる国で、何百万人ものインドネシア人が、イスラムの神聖な月ラマダンの終わりに祈り旅行するため集まった。料金所の徴収員によれば、首都ジャカルタで、465,000台以上の車が休日の期間に首都を出た。

インドネシア政府は、四月下旬、多少のコロナウイルス旅行制限を発表したが、それらは厳しく実施されていないと批判者たちが言う。逃げ道が多数ある。空港職員が、業務出張者のに対する免除で、子供を含めて家族全体旅行する人々に不平を言った。

インドネシア大学疫学者によるモデルリングは、ラマダンに関連する活動のため最高200,000人のインドネシア人がウイルスで入院が必要になるかもしれないと予測する。」

「インドネシアの検査率は、ウイルスで最も影響を受けている40カ国で最悪で、水曜日時点で、アメリカの百万人に対して46,951人と比較して、百万人に対して、967人で、、特に症状がないか、症状が穏やかなインドネシア人が気付かずにウイルスを蔓延させていると伝染病専門家が警告している。」

 そこで予測可能な正しい打撃だ。

「大惨事がやって来つつある」と、インドネシア大学のモデリングの取り組みを指揮した疫学者パンドゥ・リオノ博士が言った。「何カ月もたって、まだ科学より、奇跡を信じる指導者がいる。インドネシアの政策はまだ酷い。」

 ジョコウィ政府は感染数について何週間も嘘をついた。「パニックを起こさないためだ」と彼は後に「釈明した」。前述の通り、政府は「祈とう」のおかげで感染がないと自慢し、ウイルスに感染するのを避けるため保健大臣が示唆していたのは祈りだった。予防として伝統的ハーブ飲料を飲み、運動するよう、大統領も助言していた。

 何カ月間も、少なくとも三月まで、インドネシア政府は、世界と自国民にウソをついていた。あるいは、一部の人々穏やかに表現するように、政府は「目を背けていた」。シンガポールとマレーシアなどの近隣諸国は一月からウイルスと戦っていたのに、インドネシアは三月まで、事実をうやむやにしていた。ジャワの病院は肺炎患者であふれ、多くの専門家たちが示唆している通り、死体は埋葬され、コロナウイルス検査は阻止された。

***

 あらゆることにウソをつくのはインドネシア政権の注目に値する特徴だ。インドネシア政権は実際、過去(200-300万人の人々が虐殺された1965年のファシスト・アメリカに支援されたクーデターについてすべてをごまかしている)について、社会崩壊(国民の半数以上が、窮乏で生活しているのに、政府は約10%しか認めない)について、国民の数についてさえウソをつく。10年前、私はトップの国連統計学者と働き、彼は三億人以上の人々がインドネシアに暮らしていると強く主張したが、インドネシア政府は当時約2億5000万人だと主張した。なぜだろう? 最も恵まれない人々が超資本主義の国に栄光を与える素晴らしい報告に傷を残さないようにするためだ。予算が、貧しい国民を食べさせる代わりに、官僚や企業幹部の深い腐敗した懐に容易に消えることができるように。

 今、ジョコウィ政府は経済を改善するため「再び国を開く」準備ができている。今、ラマダン後、流行が爆発する可能性が極めて高いが、それは問題とは思われない。インドネシア独特の方法で、事態は常に静められるのだ。

 既に財務大臣は、貧困に対する戦いが何年も先送りされていると話をしている。彼女は国民を来たる苦しみに覚悟させているのだ。インドネシアの巨大企業が緊急救済措置と支援で何十億ドルも稼いでいるのに。

 彼女は「専門家」だ。彼女は貧しい人々をどのように効率的に強奪できるか知っている。結局、スリ・ムルヤニ・インドロワティ女史は世界銀行最高執行責任者だったのだ。

 これまでのところ、(国内、国外でこれまでのところ報告されていない)社会崩壊や環境災害や進行中のCovid-19大失敗にもかかわらず、地球上最も冷酷なシステムの一つが生き残っているのだ。

 論理は単純だが、見る用意ができている場合に限っての話だ。国が大多数の国民が窮乏状態で生きるよう強いられている5000万人以上の国民の存在を認めるのを拒否するなら、もし「エリート」が風土病のように国から盗み続けるのを許されるなら、Covid-19や他の何らか病気で、ほとんど何の支援も受けずに、診断もされずに死につつある、主に貧しい何万人もの人々を、政権が切り捨てないわけがあるだろうか?

 歴史的に、インドネシアの大量虐殺は大規模だ。何百万もの人々、あるいはそれぞれの時期に少なくとも何万人も。誰も覚えていない。真実は決して語られない。共産主義と社会主義は禁止されている。信仰は必須だ。人々は自分の運命を受け入れるように条件付けされている。新しいものは皆無だ!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China’s Belt and Road Initiative: Connecting Countries Saving Millions of Livesを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/06/08/covid-19-will-devastate-indonesia-which-is-already-collapsing/

----------

 三分ほどのビデオがある。

デヴィ夫人が語るインドネシア大虐殺の真実(14/04/06)

 虐殺といえば、日本であった事件を、否定する政治家がいる。下記はLITERA記事。

小池百合子都知事の最大の問題は極右ヘイトとの関係だ! 関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典に圧力かけ「虐殺なかった」ヘイト集会にお墨付き

2020年6月 8日 (月)

アメリカは中国に干渉せず、自国の正常化に注力すべきだ

Andre Vltchek
2020年6月4日
チャイナ・デイリー(中国日報)香港

 アメリカのあらゆる地域で、アフリカ系アメリカ人や他の抗議行動参加者が、絶え間ない残忍な黒人殺害に抗議し、警察や州兵とさえ戦って、都市が次々と炎上している。

 苦悶の中「息ができない!」と叫びながら、ジョージ・フロイド氏がミネアポリスで、警官に、文字通り窒息死させられ殺害されて、火がついた。

 Yahoo.co.ukメインページを開いても、アメリカで進行中の大規模動乱に関するニュースは皆無だ。ところが香港や国家安全法やトランプとポンペオの北京に対する恫喝に関してはもりだくさんだ。

 逆説的に、アメリカで起きていることに関して詳細な報道を得るには、RTを含め、欧米以外のマスコミ・サイトを見なければならない。

 「警官に地面に押さえつけられて窒息させられた非武装の黒人男性フロイドの死は、悲劇が起きたミネアポリスを越えて、多くの抗議行動参加者の共感を呼んだ。」

 ニューヨークのブルックリンで「私には弟や姪や甥がいます」とブリアナ・ジェンキンスという名の抗議行動参加者がRuptlyに語った。「我々の同行なしに、彼らが外に出るのが心配です。わかりますよね。何が起きるかわかりませんから、子供に、お店に行って欲しくはありません。」アメリカやイギリスや他の西側諸国が中国政府や香港政権や香港警察を侮辱するのに忙しいが、アメリカ国民、特に少数派の人々が、世界の他のどこにもないような割合で、警官に射殺され、文字通り殺されている。

 香港暴徒が外国の旗を掲げて「民主政治のために戦って」いると主張して行進しているが、益々民営化されるアメリカ刑務所には、地球上他のどの国より多くの拘留者がいる。何十年間も、アメリカの投獄は犯罪の処罰が狙いなのではない。それは何百万人ものと人々の人生を犠牲にする巨大ビジネスになっている。

 2020年に、230万人の囚人がアメリカの拘置所に拘束されている。100,000人当たり698人で、世界最高の比率だ。

 2015年以来、アメリカ警官は、1,252人の黒人、877人のヒスパニックを殺している。

 人権弁護士で、ジョージ・フロイド家の弁護士の一人、リー・メリットは状況をこう要約している。

 「アメリカの警察文化は現代世界で最悪です。世界中で、これだけ多くの人々を殺害し、投獄する国はありません。我々は危険な状況にあります。」

 メリット氏とベンジャミン・クランプ弁護士は「アフリカ系アメリカ人共同体の基本的人権の継続的な拒絶」のかどで、アメリカに国連制裁が課されるべきだと考えている。

 香港の暴徒たちは、トランプ大統領が書いた抗議行動に関連する最近のツイート、世界全体に衝撃を与えたツイートを繰り返し読むべきだ:

 「どんな困難でも我々は管理する。だが略奪が始まるとき銃撃が始まる。」

 今、トランプ大統領は制裁で中国を脅している! アメリカ当局者は、中国と香港が暴徒を阻止しようとしていることを批判している。

 それが、全て、巨大で、奇異で、逆説的な政治的熱狂へと変わりつつある。

 今、国内的にも国際的にも最大の人権侵害者であるアメリカは、ヨーロッパやアジアの類似の法と比較して、決して過度ではない香港国家安全法を制定したかどで、中国を「罰する」準備ができている。

 明白な理由で、ミネアポリスと香港の画像・映像は決して並んで表示されない。欧米主流マスコミには「比較の文化」がないので決して比較されない。中国とアメリカで、毎年一体何人が警察暴力で亡くなっているだろう? 一体どこで人権が、より侵害されているだろう?

 一体どこで人権が本当に侵害されているかに基づけば、どの国が制裁に値するだろう?

 道義的問題は別としても、深刻な経済問題もある。もしアメリカが脅しを実行して、1992年のアメリカ・香港政策法を破棄すれば、最も影響を受けるのは香港で、北京ではないだろう。

 2020年5月30日、マーケット・ウォッチがこう報じた。

 1992年のアメリカ・香港政策法で認めていたすべての権利をアメリカが終わらせれば、「香港経済は基本的になくなるだろう」と、エノド・エコノミクスのチーフエコノミスト、ダイアナ・チョイレバがマーケット・ウォッチに語った」。

 チョイレバはこう述べた。「最も重要なのは、この法律が香港ドルの米ドルとの自由なやり取りを義務づけていることだ。もしアメリカが、香港通貨当局の米ドル利用制限に動けば「それは極端な最後の手段で」広範囲にわたる資本逃避を引き起こし、地域の銀行業務と輸送と物流部門を破壊しかねない。」

 アメリカの政策は、国内でも、国際的にも、不条理を糧にしている。それはカフカ的だ。もはや論理は通じない。

 政策が益々混乱し、益々不合理になるにつれ、一層、不明確になり、さらけ出され、結果的に、問題に直面することになる。

 香港は、死に瀕して崩壊しつつある帝国の被害者へと変わりつつある。

 香港「抗議行動参加者」の混乱は、彼らが仕える知的、道義的混乱の反映に過ぎない。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査のジャーナリスト。彼は多数の国での戦争と紛争を報道している。「China’s Belt and Road Initiative」や「China and Ecological Civilization」を含め20冊の本の著者。

 この見解は、必ずしも「中国日報」のものを反映しない。

記事原文のurl:https://www.chinadailyhk.com/article/132679

---------

 チャイナ・デイリー(中国日報)は、中国共産党傘下の英字新聞。

 デモクラシー・タイムスの下記番組二本、抗議行動の話題に触れている。

【緊急特番】騒乱のアメリカ 怒りの底流に何が ウィークエンドニュースPLUS+ 20200606

習近平とトランプ 国家のシロアリ 都知事選小池の死角 WeN20200605 WeN

 日刊ゲンダイDIGITALには、『女帝小池百合子』の著者インタビュー記事がある。

小池百合子の学歴詐称疑惑 石井妙子氏は取材と検証で確信

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

911事件関連 Andre Vltchek Caitlin Johnstone Eric Zuesse Finian Cunningham GMO・遺伝子組み換え生物 ISISなるもの James Petras John Pilger Mahdi Darius Nazemroaya Mike Whitney Moon of Alabama NATO NGO Pepe Escobar Peter Koenig Prof Michel Chossudovsky Saker Stephen Lendman Thierry Meyssan Tony Cartalucci TPP・TTIP・TiSA・FTA・ACTA Wayne Madsen WikiLeaks William Engdahl wsws アフガニスタン・パキスタン アメリカ アメリカ軍・基地 イスラエル イラク イラン インターネット インド ウォール街占拠運動 ウクライナ オバマ大統領 オーウェル カジノ カナダ カラー革命・アラブの春 ギリシャ クリス・ヘッジズ サウジアラビア・湾岸諸国 シェール・ガス・石油 シリア ジーン・シャープ ソマリア ソロス チベット チュニジア・エジプト・リビア・アルジェリア テロと報道されているものごと トヨタ問題 トランプ大統領 トルコ ナゴルノ・カラバフ ノーベル平和賞 パソコン関係 ヒラリー・クリントン ビル・ゲイツ ベネズエラ ベラルーシ ホンジュラス・クーデター ボリビア ポール・クレイグ・ロバーツ マスコミ ユダヤ・イスラム・キリスト教 レバノン ロシア 中南米 中国 中央アジア 二大政党という虚構・選挙制度 伝染病という便利な話題 北朝鮮・韓国 地球温暖化詐欺 地震・津波・原発・核 宗教 憲法・安保・地位協定 授権法・国防権限法・緊急事態条項 文化・芸術 新冷戦 新自由主義 日本版NSC・秘密保護法・集団的自衛権・戦争法案・共謀罪 旧ユーゴスラビア 映画 東ヨーロッパ・バルト諸国 東南アジア 民営化 無人殺戮機 田中正造 英語教育 読書 通貨 選挙投票用装置 難民危機 麻薬 麻薬とされるマリファナについて

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ