Andre Vltchek

2020年1月13日 (月)

イランの英雄が倒れ、今世界は一層危険になっている

2020年1月7日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 彼は貧しい出自で、艱難辛苦して出世し、多くの人々がイランで二番目に有力な人物と見なす人物になったのだと言われている。彼はイランの次の最高指導者になる可能性があったと言われている。

 イランを訪問する時はいつも、彼がどれほど国民に愛されているか聞かされた。彼は欧米に対する抵抗の象徴になっていた。いくつかの欧米諸国に攻撃され、植民地化され、飢えさせられたイランの力と尊厳の象徴に。

 もはやイランのクッズ軍司令官ガーセム・ソレイマーニーはいない。アメリカ最高司令官ドナルド・トランプが、彼の死に対する責任を誇らしげに主張している。

 即座に、国防総省声明が出されたが、それは明快だった。

「大統領の指示で、米軍は、ガーセム・ソレイマーニーを殺害することにより、国外のアメリカ要員を保護するための断固とした防衛措置をとった。この攻撃は、将来のイランの攻撃計画を阻止することを狙っており、アメリカ合州国は世界中彼らがにいる全ての場所で、我が国民と国益を守るため必要な行動をとり続ける。」

 防衛措置…

 ほとんど即座に、RTや他社が、分析するよう私に依頼して来た。

 イラク、バグダッド郊外の空港で行われたことは、低俗で残忍な超法規的殺害としか定義しようがない。

* **

 過去二カ月間、私は世界中を飛び回り、世界の各地に暮らす、異なる文化を持った人々に、帝国が解き放った恐怖について書いて(映画を撮影して)いた。

 中東、中国、中南米。

 全ての限界が超えられたように思える。ワシントンとそのNATO同盟諸国は、あらゆる抑制、恥ずかしさと品位を失ったのだ。彼らは実際、決してそうしたものを大して持ってはいなかったが、彼らには、今そういうものは皆無だ。

 全てが、ひどい監督によるマフィア映画のように、原始的に見える。もし欧米の支配者連中が、どこかの国が気に入らなければ? そのような場合、連中はただその国を攻撃し、餓死させ、破壊するのだ。それぐらい残忍だ。国連安全保障会議の調停なし、議論なし、多少の法的手続きがあるべきだというふりさえない。

 今まで、香港、ボリビア、ベネズエラや西パプアで起きていた。それは同じく(今まで)、国が、より元来、これらの国々は、絶滅するには、ワシントンの立案者連中が元々考えていたより遥かに不屈だったが、イランでも、中国でも、ロシアでも起きていた。

 同じことが個人にも当てはまる。何のためらいもなく、ある人は素早く、ある人は実にゆっくり痛々しく殺される。ジュリアン・アサンジはその一人で、法律専門家や、医療専門家たちが抗議し、彼の釈放を要求しているにもかかわらず、世界全体の目の前で、ゆっくりと拷問にかけられて、殺されている。

 バグダッドでのガーセム・ソレイマーニーや他の人々の殺害は素早く全く意外だった。

 アメリカ当局者の表情は絶対に衝撃的だった。マフィアのボス連中が、大勢のアマチュア・ジャーナリストに、どこか汚いねぐらで見つけられたようだった。謝罪しようともせず、レンズに向かって、にっこり笑い、こう言っているかのようだった。「それがどうした? お前たちは何をするつもりだ? 我々に挑戦するだと? 我々に? お前の足か何か折ってやる

 そして誰も、絶対誰も彼らにあえて異議を唱えない! まだ。この時点では。

 それは実証済みの、無敵のゲームなのだ。連中が国全体を破壊するか、人を殺しておいて、道具を見せる。よく手入れした回転式連発拳銃の一丁か、二丁を見せるのだ。拳銃と醜い歯列をさらすのだ。こう言うか、声を出さずに提案する。「お前には、妻と二人の娘がいるな? お前は彼女らに、何か起こるのを望んではいない、そうだな?」

 今、現状はそのレベルにある。決してそれ以上ではないことが、おわかりだろう?

 あなたが自身を守れば、あなたは死ぬ。あなたの家族は死ぬ。あるいは家族が犯される。あるいはその両方。

 あなたはそれがお好みだろうか? いやだろうか? それを絶対的に忌み嫌っているだろうか? 知ったことか! 帝国は銃を持っている。それが帝国が持つ全てだ。人を殺し、強姦する能力。帝国は愚かで、退廃している。帝国は何ら価値あるものを産み出さない。だが帝国は、何百万もの武器と、怪物のようなプロパガンダ機関を持っているのだ。

* **

 次は真面目な話だ。イランは何をすることができるだろう? 何千年もの文化を持った国は何をすることができるだろう?

 イランは自身を守ることができるだろうか? 正直に言って、もしイランが、自国を防衛できるとおっしゃるなら、一体どうやって?

 もしイランが報復すれば、地表から抹殺されかねない。もしイランが何もしなければ、面目も、自尊心も、本当の独立と独特な社会主義の形式を継続する戦いの目的も失ってしまう。

 何年も何十年も、欧米から見て、イランはとげだ。イランの同盟者は、イラクやシリアやレバノンで、欧米が投入するテロに反対して戦っている。レバノンのイラン同盟者ヒズボラは、イスラエルの侵略から国を守りながら、貧しい市民に社会的支援を提供してきた。イランは、恐ろしいアメリカ/NATOによるアフガニスタン占領後、全く何も残っていない多くのアフガン国民、特にヘラートの人々に、仕事や一時避難施設を提供している。私はアフガニスタンで働いたことがあるが、ヘラートのイラン領事館前で、ものすごい行列を見た。イランは、中南米にも深く関与し、ベネズエラや、エボのボリビアでも、他の国々でも、公共住宅建設を支援している。

 そして最近、イランは、ワシントンの仇敵二国に益々接近し始めた。中国とロシア。

 それゆえ、ワシントンと国防総省の年代記で決定されたのだ。イランは止め、破壊しなければならない。どんな代償を払ってでも。つまり、イラン国民によって支払われなければならない、いかなる代償を払ってでも。

***

 私はこの狂気は止めなければならないと確信している。

 イランのために。

 なぜなら、もしイランが破壊され、イラクやリビアやアフガニスタンのように破壊されれば、誰かが次になるのだから。最初、最もありそうなのは、ベネズエラ、次にキューバ。だが、それから、おそらく最もありそうなのは、ロシアか中国、あるいは両国とも。

 帝国はひとりでには止まらない。

 反対しなければ、帝国は益々大胆になるはずだ。

 文字通り「殺人をしても、おとがめ無しですませる」のは途方もなく大きな過ちだ。

 今日勇敢なイラン人将軍が殺された。ワシントンは身勝手に挑発的に微笑んでいる。

 帝国は世界の至る所にオーラを送っている。「テレビの前で、ソファーに座っていろ。立ちすくんでいろ。それ以外何もするな!」

 そう、世界は恐れている。恐れる理由はある。だが世界は行動しなければならない。帝国が行う、この堕落と原理主義/狂信の残忍で臆病な行為は、我々人類の名で、遅かれ早かれ止めなければならない。さもなくば、間もなく、人類は消滅してしまう!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2020/01/07/irans-hero-has-fallen-and-now-the-world-is-an-even-more-dangerous-place/

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 異様な暗殺自慢演説に拍手喝采する不思議な宗主国の国民。不純な中東偵察派兵でも、支持率が落ちない属国傀儡。リテラ記事は、当然のことを書いている。

米イラン緊張のなか“自衛隊の中東派遣”第一弾強行!「調査研究」「日本のタンカー守る」は真っ赤な嘘、安倍首相が本当に狙うのは…

 そして、

今日の日本では、政界も財界もあげてアメリカ帝国を中心とした「グローバル」な経済力の世界支配を両手をあげて拝礼していらっしゃる。538

最後に、この地名、キリスト教から派生したアメリカ的新興宗教ほかが下手くそな終末論的説教をこしらえるために、知ったかぶりをして「ハルマゲドン」と言いつのった結果、日本でも、新約聖書のことなぞまったく一言も知らない人たちがその真似をして嬉しがって「ハルマゲドン、ハルマゲドン」と言いつのるようになった。632

 この文章、櫻井ジャーナルの記事「APECで中国とやり合ったペンス米副大統領はキリスト教原理主義人脈」で、

彼らは聖書のそうした部分には目もくれない。彼らが最も強い影響を受けているのはヨハネの黙示録だ。それがどのような代物か知りたいなら、田川建三訳著『新約聖書 訳と註 7 ヨハネの黙示録』を読むように勧めたい。

 という記述を拝読して『新約聖書 訳と註 7 ヨハネの黙示録』を読む中で、目についた一例。キリスト教から派生したアメリカ的新興宗教という表現に納得。こちらにも、似たような支離滅裂なカルト原理主義があり、主要政治家は皆関係者。人さまの悪口を言ってすむ状況ではない。

2020年1月 2日 (木)

暴徒から残忍な仕打ちを受けながら、欧米報道機関に攻撃される香港警察

Andre Vltchek
Global Research
2019年12月31日

 人々が見せられているものより、状況は遥かに複雑だ。暴徒と、中華人民共和国を不安定化することを狙っている複雑で極めて危険な国際ネットワークの両方と、香港警察は勇ましく戦っている。

 私はこれまで、このような冷笑的な態度を決して見たことがない。香港でのこれほど低俗なマスコミのお膳立てを。私は香港での出来事全般と、特に2019年12月22日日曜に起きたことをお話している。国際金融センターから、わずか二ブロックしか離れていない都市の真ん中で、ウイグルや台湾やイギリスやアメリカ国旗を振る暴徒が、「独立」や「中国はテロリストだ」というスローガンを大声で叫んでいた。警察は完全な安全装備で、平和裡に待機していた。

 本物や偽物の、外国や地元ジャーナリスト連中が大挙して現場にいて、その後の醜悪な紛争の準備をしていた。私は「放送局」が活動しているのに気がついて、彼らの関与を写真に撮り、動画撮影することになった。

 真実は、彼らは報道していなかったのだ。全然。彼らは活動に参加し、物事を画策し、行動を挑発し、あやつっていた。

 全てのカメラレンズと携帯電話の全てのレンズは、決して暴徒にではなく、警察に向けられていた。一方、暴徒は、警察に向かってどなり、制服を着た男女を酷く侮辱していた。この部分は当然編集で削除された。ニューヨークやパリやベルリンやロンドンでは決して放映されなかった。台北や香港自身でさえ往々にして放映されない。

 どのような行動をするべきか、いつ、どの角度からものを投げるべきか、どこから攻撃するべきか、どのようにことを「効果的にする」べきか、「メディア」連中は明らかに暴徒に助言していた。

 ある時点で、暴徒が突撃し、警察にビンや他のものを投げつけ始めた。

 最終的に警察は反撃する以外ほとんど選択肢はないはずだ。彼らは暴徒に反撃し始めるはずだ。そしてそれが全てのカメラが回り始める時だ。それが「報道」開始の瞬間だった。

 テレビ画面上や欧米新聞の一面で、このような歪曲された「報道」の結果がどのように見えるか、専門家として私は、はっきり想像できた。「いわれなく残忍な警察が、自由と民主主義を愛する、平和的で、哀れな抗議行動参加者に突撃している」。

 欧米マスコミは香港の暴徒を英雄として描いている。だが彼らは本当にそうなのか?

 愚行、この全ての狂気には際限がなかった。私のわずか二メートル先で「記者団」の数人が「催涙ガス被毒からお互いに助け合って」いた。彼らは病気のふりをして、道路の真ん中でひざまずき、半狂乱になって、顔を水で洗っていた。私は最初は催涙ガスの影響を感じなかったが、数分後、空中に、実にマイルドな何かを感じた。私はジャーナリストたちの写真を撮り、次に自分の目が影響を受けなかったのを示すため、自分の顔写真を撮った。

 それは全て、欧米と香港自身の世論を操作するのを意図した、完璧に洗練された大がかりなでっちあげだった。

 最近、私は、フランスやチリやボリビアやコロンビアのような場所で、本物の戦闘用催涙ガスを経験している。それを受けると、くず折れてしまうのだ。ひざまずいて、叫び、命懸けの戦いになる。香港では、警察は、これまで私が世界中のどこででも経験したものの中で最も穏やかなガスを使っていた。だが香港の警察活動は、いわゆる人権擁護運動家でイギリスに本拠を置く非政府組織「Hong Kong Watch 香港監察」理事長ベネディクト・ロジャーズのような人々に「法外」として描かれている。

 過去と同様、敵対的な多国籍連合から香港を守ることを目指す香港警察の行動を、ロジャース氏は「警察の暴力」と呼んでいる。林鄭月娥(キャリー・ラム)香港行政長官は「香港のクリスマスは抗議行動参加者に台無しにされた」と宣言して反撃した。香港政府は、放火があり、警察が火炎瓶で攻撃されたと述べた。

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 香港で最近仕事をしている間に状況は劇的に悪化していると私は理解しており、警察は、2019年9月や10月のものより、ずっと大きな難題に直面している。暴徒の数は減少しているが、街頭に(地下細胞でも)残った人々は遥かに良く組織化され、特に外国から、遥かに豊富な資金供給を得ている。暴徒への資金経路とプロパガンダ支援のいずれも専門的に活動しており、驚くほどうまく連係している。欧米からの資金供給は大規模だ。

 香港と警察にとって、状況は益々危険になっている。

 香港で活動している外部勢力は多様で、しばしば非常に残虐だ。彼らの中には、台湾の右翼組織や、日本の宗派や、欧米が支援するウイグル族や、ウクライナ・ファシスト過激派戦士や、報道陣を装うヨーロッパや北アメリカの宣伝者もいる。香港や周辺地域で、北京に対する憎悪をかき立てる、欧米の反中国NGOがいくつかある。

 暴徒は益々過激化し、中東の過激イスラム集団に似ていることが多い。連中は徹底的に洗脳されており、慰安婦を利用し、「アイス」や、アンフェタミンや、欧米や同盟国のサウジアラビアによって既にシリアやイエメンで注射されている、ある種のいわゆる「戦闘用麻薬」を含め薬物を使っている。

 頻繁に、アフガニスタンやイラクやシリアのような場所(これら全ての国々が欧米の襲撃や占領により損害を与えられ、後に破壊された)で働く従軍特派員として、私は香港でも、欧米が同じ不安定化戦略を使っているのを見て衝撃を受けている。中東や中央アジアで使われた戦略だ。

 ワシントンやロンドンや他の国々の、中国に害を与えようという願望は余りにも大きく、代償が何であろうと、止まらないのは明らかだ。

 香港警察は今、途方もなく大きく、極めて危険な敵対的集団と直面しているというのが隠された真実だ。それは香港と中華人民共和国全体の安全を脅かしている顔を黒スカーフで覆った一群の暴徒だけではない。連中は人が目にすることができる単なる先兵に過ぎない。彼らの背後には、複雑で多様な国際的右翼勢力がいるのだ。政治的な、宗教的な勢力、そしてテロリストが。

 この瞬間も、英雄的な香港警察は、この都市を、無政府状態と、差し迫った崩壊から切り離す唯一の警察部隊だ。

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皆様のブログや、インターネット・フォーラムなどに投稿願いたい。

 この記事は最初チャイナデイリー香港版に掲載された。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査ジャーナリスト。彼は多数の国で、戦争と紛争を報道している。彼の最新刊の5冊は、『China Belt and Road Initiative: Connecting Countries, Saving Millions of Lives』
、ジョン・B・カブ・ジュニアと共著の『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、ベストセラーの政治ノンフィクション『Exposing Lies Of The Empire』。彼の他の本をここで見る。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対談本『On Western Terrorism』((日本語翻訳版は チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで)を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターで連絡を取ることができる。、Patreonで彼を支援できる。彼はGlobal Researchの常連寄稿者。

写真は著者による。
この記事のオリジナルのソースはGlobal Research
Copyright Andre Vltchek、Global Research、2019

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/police-hong-kong-brutalized-rioters-attacked-western-press/5699209

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 「芳ちゃんのブログ」の2019年12月27日分も香港のデモについての翻訳記事。時々、全く同じ記事を翻訳しておられることがある。重複しないことを願っているのだが。

街頭には数多くのデモ参加者がいるのに、大手メディアは香港のデモだけに焦点を当てている

 昨日は、半年ぶりに下記シンポジウムの録画を拝見。あらためて怒り心頭。もちろん講演される方々に対してではない。奴隷状態から目を逸らし続けている現状に。こういう話題は大本営広報部では放送されない。

【IWJ会員限定!年末年始特別企画!IWJファンドレイジング 2019を録画配信! 1・IWJ_Youtube Live】16:00~「『シンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏 6.30』(前編)~ 明石順平氏、田代秀敏氏、吉田敏浩氏、永井幸寿氏、白井聡氏、石田勇治氏、岩上安身」

 上記の後編と、今日の下記インタビューも是非拝見したいが、新年会。再配信をまつしかない。

日刊IWJガイド「本日午後2時より【年末年始特別企画!自衛隊中東派遣を考えるシリーズ】岩上安身による軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏インタビュー(前編)を再配信!」2020.1.2日号~No.2667号

2019年12月30日 (月)

中国をくるしめるワシントンの洗練された技は、戦争を燃え上がらせかねない

2019日12月19日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 中国を訪れる際、定期的に仕事をする際、突然、もの事が実に身近に感じられる。

 ボリス・エリツィン支配末期の頃、ロシアで感じたように、中国でも感じるのだ。

 当時多くの人々は、何であれヨーロッパや北アメリカのものを諸手を挙げて歓迎したものだった。ソ連共産党が言っていたこと全てが突然間違いだと見なされた。何であれ、欧米が東ヨーロッパの人々を爆撃するものは、全て純金と受け止められた。欧米の言説を疑問に思う人々は単なる無知と見なされた。

 その後どうなったかを我々は知っている。数カ月、何年間も賃金が支払われなかったので、労働者や鉱夫は鉄道を封鎖しなければならなかった。老婆は拷問にかけられ、文字通りアイロンをかけられて、預金口座のパスワードを白状させられた。人々は閉ざされたドアの中で亡くなり、多くは氷点下で凍死した。平均寿命は、サハラ以南のアフリカ並みに落ちた。あらゆるものが民有化された。

 それがまさに欧米が望んだことだった。ひざまずき恐ろしい略奪に開放されたロシア。

 どうして私が知っているのだろう? 私は映画を研究し、高度な同時通訳、逐次通訳として自活しながらニューヨークにいた。「交渉」の際、あのあらゆる腐敗の際「私はそこにいたのだ」。

 ある時点で、私はすんでのところで頭を撃ち抜きそうになり、全てを捨て「汚い戦争」を報道するためペルーに向かった。

 ロシアにとって幸運なことに、欧米からのもの全てに対する、この狂気と無条件の執心は非常に長くは続かなかった。ロシアは省察し、理解し、立ち上がったのだ。世界の何事もそうではないように、完ぺきではないが、ロシアは再び偉大になった。

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 今、中国は、プーチン大統領が権力の座についた頃にロシアがそうだった「状態」にある。巨大な奥深い国中いたる所で、それは国家の目覚めに他ならない。

 何年も、数十年も、何億人もの中国人が欧米プロパガンダに大いに影響され、欧米のNGO、行政機関、学界、芸術組織やマスメディアに直接潜入さえされた。

 これまでの20年間、中国は、ロシアが、いわゆるペレストロイカとエリツィンの愚行の時代に味わったような極端な苦しみを体験しなかった。だが、習主席が権力の座につく前に、不均等が増大し、中国人は、より少しではなく、より多くの共産主義を要求し始めていた。古代中国の「天命」の概念が作動し、国民はまさに求めていたものを受け取った。中国の成長は少し速度を落とし、2020年までの貧困撲滅、生態文明、中国の特徴を持った社会主義社会などの高尚な目標や、公共輸送機関、都市計画、地方計画、文化や教育や医療などの分野での大規模整備で置き換えられた。

 だが欧米のプロパガンダや情報/イデオロギー戦争がしかけた損害は既に与えられた。ロンドンとワシントンは彼らの主な狙いを達成した。中国人は自身の目や耳や他の感覚を信じるのをやめた。生活が良くなればなるほど、彼らは益々政治体制、特に中国共産党のおかげだと思わないようになった。全員ではないが、一部の人々がそうだった。

 世界中で、欧米帝国主義とプロパガンダがどのように機能しているかを説明して、様々な中国の大学で講演したり、中国人と対話したりする際、しばしば単純で、うぶな返答に遭遇した。「いいえ、そんなことが起きるはずはありません。西洋人は善良で、優しく、親切な人々だ。彼らは決して誰も傷つけないはずだ。」

 私が対話した中国人の一部は、全ての大陸で、何世紀にもわたり、何億人もの命を奪った欧米植民地政策や新植民地主義や帝国主義の恐怖を否定したほどだ。

 中国共産党も、このような出来事について語っているが、欧米が、中国人、特に若者に、共産党を信じるのは余りに「流行遅れで」「ださい」と言ったので、国民は、明白で証明可能な、真実の主張を拒絶したのだ。

 パラドックス、私が世界中で目にしているパラドックスだ。欧米のウソとプロパガンダは、実に巧妙で、美しく装われ、財政支援されている。

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 今中国はゆっくり目を覚ましている。国民は見ている。彼らの周囲の世界は悪夢だ。

 「彼らは我々に嘘をついていた」と私は国じゅうで聞かされる。「彼ら」で、人々は共産党を意味しておらず、欧米を意味している。

 「彼らは決して我々の友人ではなかった」人々は更に嘆く。「彼らは決して善意ではなかった。」

 イデオロギー浸透、プロパガンダや「ソフト・パワー」では、極めて成功した中国体制をひっくり返したり、脱線させたりするのは不可能なことが明白になった時、欧米は「硬派」あるいは、少なくとも「半硬派」(今のところ)になった。

 米海軍艦隊が、公然と地球上の最も人口ちゅう密な国を挑発し、中国沿岸や島の近くを航行し始めた。欧米の同盟諸国、中国の近隣諸国が北京をいらだたせ始めた。台湾はワシントンから巨大な外交的、軍事的支援を得ており、ウイグル人が、やがて中国に戻り、自国で一帯一路構想(BRI)を混乱させるべく、世界中いたる所いくつかのイスラム・テロリストに支配された紛争地帯に注入された。香港の忍者のような若者は、巨大な洗脳改造、イデオロギー研修、支援、金やファシスト・ウクライナ人集団のような「友人」を得ている。

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 だから最近、中国国民は目を開き、彼らの平和な国が、実際に戦争中なのを悟るよう強いられたのだ! あの感じのいい「民主主義と自由を愛する欧米人」によって、常に彼らに真実を語っていたと思っていた、まさにその人々によって、攻撃されているのだ。

 しかも、それはただの通常戦争ではないのだ。銃弾の破片が飛んではいない。まだ。だが、中国人幹部が逮捕されており、貿易戦争が過熱しており、他方、地球上、最も攻撃的な国の途方もなく巨大な軍事力が中国領土にますます近づいている。中傷的な反中国キャンペーンは益々攻撃的になっている。

 そして一部の人々は、とうとう「一体なぜか?」と尋ねている。

 唯一の答えは実際単純だ。「中国共産党指導下の中華人民共和国が欧米がこれまで作り出したしたものより遥かに良い、遥かに人道的で、社会的(経済的)システムを生み出したためだ!」。

 そして、欧米では誰もこの成功を祝っていないのだ。実際、中国が良くなればなるほど、益々、脅迫され、攻撃され、ひどく苦しめられるだろう。

 このような目覚めは非常に残酷だ。だがそれは重要だ。必要だ。

 もし中国が崩壊すれば、全世界が負けるだろう。

 それこそが、まさにワシントンやロンドンや他の欧米の首都が望んでいるものだ。彼らの論理は非常に単純だ。幼稚だとさえ言えよう。もし北京とモスクワが敗れれば、彼らは利益を得られるのだ。

 もし中国とロシアが同じ「論理」に従えば、彼らは欧米経済を数週間で潰すことができるだろう。だが彼らは世界の未来を気にかけている。彼らにとって、勝つか、負けるかの問題ではないのだ。

 欧米は敵の賢明さにつけこんでいる。欧米は先見の明を弱さと見なす。欧米はひたすら押しに押している。

 中国とロシアは辛抱強い。彼らは外交で、交渉している。

 だが、一体どれだけ長く? 香港で、ウクライナ-ロシア国境で、人々は既に死につつある。何カ月も何年も続いている。

 一つのまずい動き、一つのとんでもない間違いで、中国は果てしないアメリカ攻撃に報復するかもしれない。中国はそうすることを望んでいないが、中国にはそうする全面的な権利がある。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/19/washington-s-refined-art-of-torturing-china-may-ignite-a-war/

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 孫崎享氏の著書を思い出す。『日本国の正体』の「日本の民主主義はニセモノ」と言える理由 にハーバート・ノーマンの著書からの引用がある。降伏後のドイツと日本の比較。319ページ。

一:反動勢力に対抗する有力な民衆運動の不在
二:頑迷な反動勢力による敗戦の犠牲羊(スケープゴート)の探求。ドイツでは、それがユダヤ人、マルクス主義者であった。日本では、朝鮮人、共産党である可能性がある。
以下略

 NHK 政治マガジン 共産党に「アレルギー」? その正体とは

2019年12月27日 (金)

イギリスの臣民は支配者に相応しいのだろうか?

2019年12月23日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 私は絶えずこのような手紙を受け取っている。年々基本的に何度も同じことの繰り返しの手紙だ。「ひどい体制を選挙でやめさせる機会が我々にあれば良いのに!」

 このような手紙や電子メールやメッセージは、イギリスやアメリカ合州国から同じように来続ける。特に欧米帝国がアジアや中南米や中東で、どこかの革新政府を打倒するような特定のイベント後に。

 私は率直に不思議に思う。「読者は、実際、周期的に、切望しているおなじみの機会がないのだろうか? 彼らは社会主義を据えることが可能なのだ、そうではあるまいか?ダウニング街に、早春のようになだれこませるのだ」

 だが彼らは何度も繰り返し、その機会を逃し続けている。彼らは本当に機会を逃しているのだろうか? 実際、実に多くの年月、彼らは最も極端な形の資本主義や帝国主義に投票してきたのだから、イギリス人有権者は、おそらく彼らの支配者に本当に相応しいのだと思わなければならないのだろうか?

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 イギリス選挙結果はそれほど徹底的で、エコノミストのように最も体制順応的なイギリス報道機関さえ耐えられそうもないように見えるほど保守的になった。

 まさに主流報道機関こそが、イギリス選挙民が今回のように投票した理由の一つなので、もちろん、私は皮肉で言っているのだが。

 だが真面目な話、健全な精神の人々の一体誰がボリス・ジョンソンに投票できたのだろう?

 ボリス・ジョンソンとジェレミー・コービンを並ばせて、10分間彼らそれぞれに耳をかたむければ、保守党党首に投票をする人は誰であれ、精神科病院に入院する時期のように思えるはずだ。

 ~でない限り、そう、まさに~でない限り。シカゴ経済学大学院の壁の背後で、フリードマンやフォン・ハイエクのような市場原理主義者が考え出した野蛮で過激な理論に倣って、実際、公然と、あるいは密かに、マーガレット・サッチャーやロナルド・レーガンによって「欧米」に導入された新自由主義の、極めて保守的な「価値観」を切望していない限り。そして、インドネシアやチリ(両国とも今や荒廃状態にある)のような国が丸ごとレイプされ、縛られ、次にモルモットとして使われた後。

 欧米帝国主義や、身をすくめた生徒の指の上に定規を置いて「お仕置きしてやろうか?」と脅すように怒鳴る悪名高い伝説的英語教師のサディスティックな手を、イギリス有権者は本当に称賛しているのではない限り。イギリス有権者が、このような世界のあり方を本当に好きでない限りは。

 私は良く疑問に思う。もし彼らがそうだったら? おそらく、そうなのだ。彼らは、少なくとも彼らの多くは、そうである可能性が高い。つまり有権者は。

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 何年も何十年もの間、多くの思索家や著者や左寄りの知識人たちは、何らかの抽象的な理論で、大多数のヨーロッパ人が、だまされるか、強要されるかして、アメリカ合州国のひどい、正気でない外交政策を支持していると確信している。

 彼らはそれを「本当に解放されるべきヨーロッパ」であり、第二次世界大戦の直後、試みたが阻止されたように、社会主義の道に乗り出すだろうと考えたのだ。

 私は決してそういう主張を支持しない。社会主義や共産主義へのヨーロッパの陶酔は、わずか数年しか続かなかった。その後に起きたのは、一連のばか騒ぎのために、ほぼ全ての価値観と理想の放棄だった。食物ばか騒ぎ、セックスばか騒ぎ、スポーツばか騒ぎ、ポップがらくた文化ばか騒ぎ、最後は、空しい旅行ばか騒ぎ。ヨーロッパは身分不相応に暮らしており、今後何十年も、そうしようと計画している。ヨーロッパは生き延びることができず、世界の残忍な略奪なしで、つまり「保守的な新自由主義体制」なしで生活しようとは望んでいないのだ。

 最近は、ヨーロッパ人の大部分が、大西洋の対岸の残忍な手に負えない子孫を支持している。優越感がちやほやされ、労働時間は短く(世界のあらゆる場所の「非人間」を犠牲にして)食物は安く、ポルノとスポーツは無料か、ほとんどただのままになる(少なくともテレビやコンピュータ画面上で)。

 だから、基本的に我々は明確に現状の話をしているわけで、それはほとんど「保守的価値観」と同義語だ。

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 エコノミスト誌は「クリスマス前のイギリスの悪夢」という主要記事で選挙についてコメントし激怒した。しかも、それは結果発表前だった。予想通り、それはコービン氏と彼の「破綻した見解」(その中には、ベネズエラやイランやロシアに敵対し、略奪し、挑発することの拒絶もある)を激しく非難したが、それかボリス・ジョンソンを追求した。

「ブレグジットはジョンソン氏のニュールック保守党の唯一の問題ではない。彼は穏健派を粛清し、経済的、社会的にリベラルな党から、経済的に干渉主義で、文化的に保守的なものへの移行を速めた。労働者階級、北部の離脱派議席を取り込もうとして、付加の国庫補助、イギリス製品愛用の政府調達や、意味をなさない不完全な税と支出の計画を提案した。彼はブレグジット・キャンペーンの致命的な教訓を自分のものにした。嘘をついたり、規則を破ったりしても、罰則がないことを。彼は議会を閉会しないと約束して、閉会した。彼はブレグジット協議を延長しないと約束して、延長した。このごまかしは、民主主義に対する信頼をむしば。本紙は、これらすべての理由から、保守党を支援することはできない。」

 なんと本当に痛ましいことだろう!

 保守世界における深い亀裂?

 そうではない。ボリス・ジョンソンはいくつか規則を破ったに過ぎない。彼は信頼できず、教養がなく、見苦しい本性を現わしただけだ。彼は公衆の面前で全てをした。これらのものは、少なくともイギリス内では禁じられていない。人種差別、いや性犯罪すら、内密にされている限り、かまわないのだ。サッチャーであれブレアであれ、どちらの党首が口に出そうと、うまく偽装されたウソは、全く問題ないのだ。

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 だが投票とイギリスという国の話にもどろう。

 ごく単純化しよう。ジェレミー・コービンはまともな人物だ。 完ぺきではないが、まともだ。それは明白だ。彼は同胞国民のことを気にかける人物だ。彼は欧米帝国(イギリスが、その不可欠な一部であることは否定しようがない)に強奪され、残忍に扱われた、地球上のあらゆる場所の何十億人ものことも気にかけている。

 ボリス・ジョンソンを見ると、まさに正反対だ。しかも、それは国家機密ではない。私はイギリスに多くの友人がおり、彼らの大多数が、もっとずっとひどいものではないにせよ、彼は不穏な粗野な人物であることに同意するだろう。

 コービンは本物の労働党員だ。彼は我々全員が起きていると知っているものを逆転しようとしている。イギリスは実にひどい状態で、子供たちの多くが文字通り飢えている。イギリスの社会制度は右翼(過去、保守党と「新労働党」の両方で)政府下で崩壊した。イギリス国民は、もはや自身の都市に住む余裕がない。教育も医療も、インフラ同様、崩壊し、荒廃している。

 彼は、世界中のあらゆる地域の何百万人もの卑劣な欧米支配による犠牲者の苦難を止めたいと願っている。

 もちろん、こうした事実は、決してエコノミスト誌のページには載るまい。

 ボリス・ジョンソンは上述の問題は全く気にかけない。彼は舞台で芝居をしているのだ。若い頃から、彼は常に演技し芝居してきたのだ。彼は、おそらくイギリス政治で最も厄介な人物だ。

 なおかつ、なおかつ。おそらくコービンの人本主義は彼の最大の弱点だ。少なくともヨーロッパ、特にイギリスでは。

 ニューヨーク・タイムズはこう報じている。

「金曜日に開票された際、BBCによれば、議席のほとんど全てが決定した時点で、イギリス下院で労働党の203に対し、保守党は364議席獲得すると予測された。それが1987年にマーガレット・サッチャーが稼いだ時以来、保守党は、全野党より75議席多い大多数という、彼らの最大の議席をえることになる。」

 それは大衆が、どのように立場かを示す明確なメッセージのはずだろう?

 もちろん友人や仲間が、間もなく選挙結果の解釈を始めることを知っている。国民のほんの一部しか投票していない。人々は混乱している。マスコミが言説全体をあやつった。そして、多くのこの種の主張。

 そして私は彼らは正しいだろうと確信している。

 だが、イギリスは投票をし、これは、ひどく驚異的な結果だ。

 人々は最も過激で破廉恥な種類の新自由主義に投票したのだ。彼らは帝国主義や新植民地主義や人種差別の略奪者連中に支持投票したのだ。

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 私の個人的発言など重要ではないが、私は、それにもかかわらず補足したい。

 私は少なくとも年に二回ロンドンに来る。ほとんど私の全ての訪問は仕事か「紛争関連」だ。私はそこでインタビューされたり、映画を見せたり、本を宣伝したり、大学で講義したりする。

 私は訪問を楽しみにしていたものだった。しかし、もはやそうではない。

 雰囲気がひどく緊張しているのだ。人々は無作法で、攻撃的にさえなっている。

 ロシア人として私は常にいどまれる。私のわずかなアクセントさえ、即座に「どこの国の出身?」という疑問を引き起こす。返事するなり直接の挑発を受けることが多い。

 中国人の友人たちは、もっと酷い暴言を言われているという。

 ロンドンが平和的状況にないのは確実だ。

 私は何度かブレグジットについて書いた、道徳的信条として、このエッセイにそれを書くことはしない。

 最近、あらゆることがブレグジットによって説明され、正当化されている。

 私はそんなことが出来るなどと思わない。そういうことは極端な単純化だ。

 多分欧米は、本当に反社会主義、反共産主義組織なのだ。おそらく、それが、世界中のあらゆる左翼政府を打倒し続けている理由だ。おそらく、それが、想像可能な最も不快な人物を選出し続けている理由だ。

 多分イギリスは、それが得ている支配者に相応しいのだ。

 いつも見落とされている一つの微細な差違がある。イギリスは、本当に労働党反対ではないのだ。隠れサッチャー支持者で、コンゴ民主共和国で何百万人もの生命を奪った責任を負うルワンダ大統領殺人者ポール・カガメの顧問を勤めた男トニー・ブレアを覚えておられるだろうか? ブレアは、命を奪われた何十万人もの中東の人々にも責任がある男だ。覚えておられるだろうか? まあ彼はいわゆる「新労働者党」だった。だがイギリスの有権者に関する限り、明らかに、実に結構だったのだ。

 そしてもう一つ言及に値する微細な差違がある。ほぼヨーロッパ丸ごと、人種差別的な、利己的な右翼に向かって動いている。しかも、単にブロックからの離脱を望むEUだけや、ヨーロッパ残留を望むヨーロッパだけではない。双方同じ方向に向かっているのだ。

 おそらく、結局、有権者は彼らの指導者に相応しいのだ!

 右翼リーダーは繁栄している。一方、合理性や品位や優しさは苦痛で死ぬ寸前だ。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/23/in-the-u-k-do-subjects-deserve-their-rulers/

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 これは、すごい。「上級裁判で必ず逆転してやる」という破廉恥な宣言に見える。こういうとんでもない雑誌が売れているのが事実なら、臣民は支配者に相応しいのだろう。買ったことはないし、立ち読みもしたことがない。Hajida。

安倍首相が伊藤詩織さんへのセカンドレイプ繰り返す「Hanada」に堂々登場! あの山口敬之と山口擁護の小川榮太郎と表紙で“共演”

 翻訳をしながら、映画『赤ひげ』を見た。昔映画館で見たような気がする。現代に対する皮肉そのもの。二木てるみ演じる12歳の少女を虐待している遊女屋のおかみから、「病気の子供はおいておけない。」と赤ひげがひきとる。取り返そうとして、おかみが療養所にやってくると「お前は腹が腐っている。」と怒鳴って追い返す。加山演じる有望な青年医師めでたく取り立てられるが、出世を拒否し、残る。思わず、東大を出て真っ赤なウソをついている役人諸氏を連想。

2019年12月20日 (金)

これほど断片化した世界を私は見たことがない!

2019年12月10日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 欧米帝国が、いとも簡単に、抵抗なしで、邪魔になる「反抗的な」国の破壊に成功しているのは驚くほどだ。

 私はワシントンやロンドンやパリによってカフカ的「紛争」が引き起こされる地球上のあらゆる場所で働いている。

 私が見て書くのは、私の周りで起きている恐怖だけではない。人命を破壊し、村や市や国全体を破壊する恐怖だ。私が把握しようとしているのは、テレビ画面や、新聞やインターネット上で、人類に対する悪魔のような犯罪が、何らかの形で報じられ(記述され)てはいるが、情報が余りに歪曲され、操作されているので、世界のあらゆる地域の読者や視聴者が、自身の苦しみについて、そして/あるいは、他の人々の苦しみについて、ほぼ何も知ることができないのだ。

 例えば2015年と2019年に、私は座りこんで、香港の暴徒を説得しようとした。それは本当に意義深い経験だった! 彼らは何もしらなかった。欧米がアフガニスタンやシリアやリビアのような場所でしている犯罪について全く何も知らなかった。彼らに、ワシントンが、どれだけ多くの中南米の民主主義国家を打倒したか説明しようとすると、彼らは私を精神異常者だと思いこんだ。良く優しい「民主的な」欧米が、どうして何百万人も殺し、大陸全体を血まみれさせることができようか? 彼らは、そういうことは大学で教わらない。BBCやCNNやサウスチャイナ・モーニング・ポストさえ言ったり書いたりしない。

 私は真剣だ。私は彼らにアフガニスタンとシリアの写真を見せた。携帯電話に保存した写真だ。彼らはこれが本物の、直接のものだと理解したに違いない。それなのに、彼らは見ても、彼らの脳は、見せられたものを処理できなかった。画像と言葉。この人々は特定の情報は理解しないように条件づけられているのだ。

 だがこれは元イギリス植民地、香港でだけ起きているわけではない。

 読者は、到底信じがたいと思われるかも知れないが、ベトナムのような共産主義国家でさえそうなのだ。誇り高い国、フランスとアメリカ両国の狂った残忍な帝国主義植民地政策で途方もなく苦しんだ国、私がつきあった人々(私は二年間ハノイで暮らした)は、アメリカとその同盟国による、いわゆる「秘密の戦争」で、隣接する貧しく無防備なラオスに対して行われた恐ろしい犯罪について、ほとんど何も知らなかった。B-52戦略爆撃機による農民や水牛の昼も夜もない爆撃を含む犯罪を。私が地雷除去の取り組みを報じたラオスでは、欧米がカンボジアで行っていたほぼ同様の残虐行為を、人々がほぼ何も知らなかった。じゅうたん爆撃で何十万人もの人々を殺し、何百万人もの農民を家から追い出し、飢饉を引き起こし、クメール・ルージュによる乗っ取りへの道を開いたものを。

 私がベトナムでのこの、地域と、地域が経験するのを強いられたことに関する衝撃的な知識の欠如についてお話をする際、小売り店主や縫製労働者だけを言っているのではない。それはベトナム知識人や芸術家や教師にも当てはまるのだ。それは完全な記憶喪失だが、それは世界に対して「開放され」て以来、つまり欧米マスコミにさらされ、更には、ソーシャル・メディアが浸透して潜入によっておきたのだ。

 少なくともベトナムはラオスともカンボジアとも動乱の歴史も国境も共有している。

 だがフィリピンとインドネシアのような海上国境しかない二つ大きな国を想像願いたい。私が会った何人かのマニラ住民はインドネシアはヨーロッパにあると思っていた。

 一体何人のインドネシア人が、一世紀前にアメリカ合州国がフィリピンで犯した大虐殺や、フィリピンの人々が、どのように欧米プロパガンダで、東南アジア全体について洗脳されているかを知っているか推測願いたい。あるいは一体何人のフィリピン人が、「隣接する」インドネシアで、アメリカが引き起こした1965年の軍事クーデターで、国際主義者スカルノ大統領を退位させ、200-300万人の知識人や教師や共産党員や労働組合活動家の殺害を知っているだろう?

 インドネシアやフィリピンの新聞の外報面を見ると、そこにあるのは、APやAFPやロイターの同じニュースだ。実際、ケニアやインド、ウガンダ、バングラデシュ、アラブ首長国連邦、ブラジル、グアテマラや、延々続くリストの報道機関でも同じ記事しかない。それは一つの、たった一つの結果を産み出すよう意図されている。完全な分断!

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 世界の分断は驚くほどだが、時間とともに激化しているのだ。インターネットが状況を改善するだろうと期待した人々は、大変な誤算だった。

 知識の欠如とともに、団結も消えた。

 今まさに、全世界で暴動や革命がある。私は最も重要なものを報道している。中東で、中南米で、そして香港で。

 率直で申し上げよう。レバノンでは、一体何が香港で、あるいはボリビアや、チリやコロンビアで起きているかについて、全く何の理解もない。

 欧米プロパガンダが全てを同じ袋に投げけんでいるのだ。

 香港で、欧米に洗脳された暴徒が「民主化運動抗議行動参加者」として描かれる。彼らが人々を殺し、燃やしても、彼ら依然欧米のお気に入りだ。彼らが、今ワシントンの最大の敵、中華人民共和国に敵対しているからだ。彼らが欧米に創造され、維持されているからだ。

 ボリビアで、反帝国主義大統領がワシントンが画策したクーデターで打倒されたが、彼の復帰を要求する大半が先住民の人々は暴徒として描かれている。

 抗議活動で、親イラン派のヒズボラや他のシーア派集団や同盟者を弱体化できるのを欧米が願っているのが主な理由で、レバノンでもイラクでも、抗議行動参加者は、ヨーロッパとアメリカ合州国両方で、優しく扱われている。

 チリでの明らかに反資本主義、反新自由主義の革命や、コロンビアの合法的抗議も、多少の本物の不満爆発と、ある種の暴力と略奪の組み合わせとして報じられる。最近マイク・ポンペオは、秩序維持の試みで、アメリカ合州国は右翼南米政権を支援すると警告した。

 こうした報道は全てたわごとだ。実際それには一つ、たった一つ目標がある。視聴者や読者を混乱させることだ。彼らに決して何も、あるいはごく僅かしか知らせないようにするため。結局彼らは深いため息をついてソファーに倒れ込む。「おお、世界は混乱している!」と。

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 それは、各大陸の、世界の南の国々の途方もなく大きい分断をもたらす。

 アジア諸国はお互い、ごく僅かしか知らない。アフリカと中東も同じだ。中南米で文字通りベネズエラの命を救っているのはロシアと中国とイランだ。キューバという一つの輝かしい例外だけで、仲間の中南米諸国は一切支援しない。全ての中南米革命は断片化されている。アメリカが引き起こす全てのクーデターには基本的に何の反対もない。

 同じ状況は中東やアジア至る所で起きている。欧米に破壊された国々を守る国際主義旅団はない。巨大な略奪者がやって来て、獲物を攻撃する。国が世界の前で、ひどく苦しみながら死ぬのは酷い光景だ。誰も干渉しない。全員見守っているだけだ。

 国は次々と崩壊してゆく。

 これは21世紀の国家が振る舞うべき方法ではない。これはジャングルでの引力の法則だ。私が、ドキュメンタリー映画を制作して、アフリカに暮らして、ケニア、ルワンダ、コンゴで、荒れ地を運転して横切った。これは人々ではなく、動物の振る舞いだ。大型の猫科猛獣は彼らの犠牲者を見つける。シマウマあるいはガゼル。そして狩りが始まる。ひどい出来事だ。そして緩慢な殺害。生きたまま犠牲者を食べる。

 いわゆるモンロー教義にそっくりだ。

 帝国は殺さなければならない。定期的に。予測可能な規則性で。

 誰も何もしない。世界中が見守っている。異例なことは何も起きないふりをして。

 このような条件の下で合法的革命が成功できるだろうか? 民主的に選ばれたどこかの社会主義政府が生き残ることができるだろうか? それとも、まともで、楽観的で、楽天的な全ては、必ず堕落した残忍な教養がない帝国の獲物になって終わるのだろうか。

 もしそうであるなら規則通りに動くことに何の意味があるだろう? 明らかに規則は腐敗している。規則は現状維持のためにだけ存在している。規則は入植者を守り、革命での犠牲者を厳しく罰するのだ。

 だがそれは私が、今日ここで議論したいと思っているものではない。

 私が言いたいのは、犠牲者が分裂しているということだ。彼らはお互いについてほんの僅かしか知らない。本当の自由のための争いは断片化している。戦い血を流す人々は、それほど大胆ではない犠牲者仲間に反感を買われることが多いのだ。

 私は世界がこれほど分裂しているのを見たことがない。帝国は結局成功しているのだろうか?

 イエスでありノーだ。

 ロシア、中国、イラン、ベネズエラ - 彼らは既に目を覚ましている。彼らは立ち上がった。彼らはお互いに学びあっている。

 団結なしに勝利はあり得ない。知識なしに団結はあり得ない。

 知的な勇気は、今明らかにアジア、「東」から来ている。世界を変えるためには、欧米マスコミを無用のものにし、対決しなければならない。「民主主義」や「平和」や「人権」を含め、あらゆる欧米の概念は問われ、再定義されなければならない。

 そして確実に、知識だ。

 我々には、改善されたものではなく、新しい世界が必要なのだ。

 世界がロンドン、ニューヨークとパリがそれ自身について教える必要はない。

 分裂は終わらせなければならない。国は直接お互いのことを知らなければならない。もし国々がそうすれば、本当の革命がまもなく成功するだろう、他方、香港やボリビアや中東中いたる所での、破壊やエセ・カラー革命は各地域で立ち向かわれ、何百万人もの人命を破壊するのを阻止されるだろう。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/10/i-never-saw-a-world-so-fragmented/

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 いつも見ない昼の呆導洗脳番組、昨日に続いて、二人の記者会見を扱うかどうか確認するため、音を消して、翻訳のかたわら画面をながめた。いつもの茶坊主連中が、飛行機エンジン問題や、カジノがらみの捜査をいうだけ。必死に隠蔽しているとしか言いようがない。政治介入で犯罪が隠滅されたとんでもない事件より、飛行機エンジン故障やカジノ捜査の方が重要だろうか?スタジオ雛壇に並ぶ連中、再来年の「サクラ勢ぞろいの会」にはでるのかもしれない。

 リテラ記事が良い。

伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ…

 山口敬之氏記者会見を録画で見た。冒頭英語で語った際、伊藤詩織さんのことを、habitual liarと表現したのは、さもありなん。自分のことを棚にあげて。
 フリージャーナリストの江川紹子氏の質問に対する反論や外国人記者女性の質問に対する対応。BBCの番組についての文句は、いかにも。外国人女性記者には「記事内容が偏っている」と言い、「なぜ反論しないのか」問われて「弁護士から、裁判所外での言動を禁じられていた」と答えた。「複数の質問は混乱するのでやめて欲しい。以降、質問は一つにして欲しい」とも。落ち着かないのか、しきりに水をのんでいた。記者席にはフリーランスの伊藤詩織氏もいた。

 リアルタイムで伊藤詩織さん記者会見を見た。右側のコメント欄に愚劣な落書きが続々書き込まれるのは、いらだたしかった。

 今年の言葉「二人の山口」ではあるまいか。国民を裏切る政策のみ推進する連中のおかげで跳梁跋扈している二人が。

 たまたま大沼保昭氏と江川氏の対談「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて (中公新書 2332) を読んだばかり。

 上の裁判所になればなるほど、腐敗政権人事の度合いがひどい忖度裁判になる。最高裁判所で、伊藤詩織さん敗訴になっても驚かない。山口敬之氏のふてぶてしさ「最高裁でひっくりかえしてやる」という腐敗体制への確信に由来するのではと懸念している。次回選挙時、最高裁判所裁判官国民審査で、全員に×をつける。

 黙ってみているだけでは、事実上、共犯のようなものだろう。

 伊藤詩織さんの民事裁判を支える会 Open the Black Boxには支援案内のページもあり、ゆうちょ銀行送金の口座番号もわかる。

 二人の記者会見、今日、IWJも再配信。

日刊IWJガイド「セカンドレイプには『法的措置をとる』と断言! 伊藤詩織さんと山口敬之氏の日本外国特派員協会での記者会見を本日再配信します!」2019.12.20日号~No.2654号

【タイムリー再配信 483・IWJ_Youtube Live】18:00~「日本外国特派員協会主催 山口敬之氏(元TBS記者)記者会見、会見後の囲み取材」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

【タイムリー再配信 484・IWJ_Youtube Live】20:00~「日本外国特派員協会主催 伊藤詩織氏(ジャーナリスト)記者会見、会見後の囲み取材」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 IWJにも、 ご寄付・カンパのお願い ページがある。

2019年11月28日 (木)

欧米が作り出し、消費しているウソ

2019年11月20日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 中東での仕事を終えた後、少なくとも当面、私はサンティアゴ・デ・チレへの便を待っていた。パリで。私は、ベイルートで聞いて、目撃していたものを処理し「自由な」数日を当てにすることができた。毎日、ラウンジに座り、長時間私はひたすらタイプした。考え、タイプした。

 私が働いている間、私の上でフランス24のニュース・チャンネルが薄型画面から光を発していた。

 私の周囲で人々は行き来していた。狂気じみた買い物三昧の西アフリカ・エリート連中が出し抜けに携帯電話に叫ぶ。パリ見物の韓国人や日本人。実際は彼らのすぐ周辺の人々全員である「下々」を無視し、下品に笑って商売の話をしている失礼なドイツや北アメリカの筋骨たくましい連中。

 何がホテルで起きているかとは無関係に、フランス24は延々続いていた。そう正に24時間。昼も夜も、同じ物語をリサイクルし、時々ニュースを更新し、いささか傲慢な優越感の雰囲気で。ここで、フランスは世界を判断していた。アジア、中東、アフリカと中南米に彼ら自身について教えながら。

 私の目の前で、私の上の画面で、世界が変化していた。何カ月もの間、私は香港で、反逆的で強暴な忍者の悪夢のような暴動を報道していた。私は中東、特にレバノンのいたる所に行き、今私は、社会主義が選挙に勝利し続けていたが、不正で不誠実な欧米帝国に、打擲され、威嚇さえされている私の第二の家、中南米に行く途中だった。

 フランス24が見せ続けているのは、私自身の目で私が常々目撃してきたことだ。多くの違う角度から、更に多く、はるかに多く。私はそれについて書き、撮影し、分析した。

 多くの国で、全世界で、人々は私と物語を共有していた。私はバリケードを見て、ものすごい革命的熱狂や興奮や、負傷した体の写真を撮り、撮影した。私は裏切りや背信や臆病も目撃した。

 だがラウンジでは、テレビの前では、全てが、とても素適で、非常に上品で、気分が安らぐように見えた。血は良く混ざった色に、バリケードは、最近のブロードウェー・ミュージカルの舞台のように見えた。

 叫び声は消され、芝居のように、人々は美しく死につつあった。画面上の人々があえて多少強力な感情を見せたり、痛みでしかめっ面をしたりすると、常にブランド品ドレスを着た優雅な総合司会者が情け深く微笑んだ。彼女は責任者で、この全ての上にいた。パリやロンドンやニューヨークでは、強い感情や政治的関与や、壮大なイデオロギー行動は、既に、とっくの昔に時代遅れにされていた。

 私がパリで過ごしたほんの数日間に、多くのことが全ての大陸で変化した。

 彼らがあえて北京に忠誠を誓ったというだけの理由で、香港暴徒は同国人に火をつけ始め、進化していた。女性は顔が血で覆われるまで鉄棒で、いきなり打ちすえられた。

 レバノンでは、親欧米派政権転覆集団オトポールの「握り締めた大きなこぶし」が突然反政府デモの中心に現れた。レバノン経済は崩壊しつつあった。だがレバノン「エリート」は私の周辺で、パリで、世界で、お金を浪費していた。貧困に陥った中産階級や哀れなレバノンの貧しい国民は社会正義を要求していた。だがレバノンの金持ちは彼らを指して、あざ笑っていた。彼らは全員理解していた。彼らは自国を略奪し、置いてきぼりにし、今ここ「光の街」で素晴らしい大舞踏会を楽しんでいるのだ。

 だが欧米で彼らを批判するのはタブーだ。禁句だ。現状を維持するために使われる強力な欧米の武器、政治的公正、差別用語を使わないことが、彼らを手がつけられなくしたのだ。なぜなら彼らはレバノン人だから。中東から。うまい仕組みではないか? パリとワシントンにいる外国人のご主人のために、連中は自分たちの同胞、中東の人々から強奪しているが、パリやロンドンで、彼らの放蕩「文化」を暴露するのはタブーなのだ。

 イラクで、反シーア派の、それゆえ反イラン感情は、強烈に、明らかに、外国によって撒き散らされたのだ。いわゆるアラブの春の二番目に大きな話題だ。

 チリ人は、1973年以来ずっと、シカゴ・ボーイズによって無理やり押しつけられている新自由主義体制を追いだそうとして、戦い、死んでいる。

 成功し、民主的で、人種的に包摂的なボリビア社会主義政府は、ワシントンとボリビアの反逆罪幹部に打倒された。そこでも、人々はエルアルトやラパスやコチャバンバの街頭で死につつある。

 イスラエルは、ガザで再びやっている。全力で。

 ダマスカスは爆撃された。

 私はアルジェリア人やレバノン人やボリビア人を撮影に出かけた。レピュブリック広場で、彼らの目標を主張していた人々を。

 私はチリやボリビアや香港で、間もなく私を待ち受けている恐怖を予期した。

 私は熱狂的に書いていた。

 テレビは低いうなり音を立てている中。

 人々が笑い、叫び、泣き、和解し、ラウンジに入り、去り、会い、分かれた。

 世界とは無関係だ。

 画面上で爆弾が爆発し、人々が警察と軍に体当たりしているのに、はしたなく笑う人が頻繁に爆笑した。

***

 そして、ある日私は誰も本当に関心を持っていないのを悟った。突然、単純に。

 世界中で起きること全てを目撃する。それを文書化する。自分の命を危険にさらす。物事に関与する。怪我をする。時々、極端に死に近づく。

 TVは見ない。決して、あるいはほぼ決して見ない。そう、テレビ出演はする。記事と画像は提供する。だが、決して、その結果は見ない。自分の仕事、単語や画像が本当にどんな感情を呼び起こすかは見ない。そもそも、そうしたものは感情を呼び起こすのだろうか? 決して主流ではなく、反帝国主義メディアのためにしか働かない。だが誰のために働こうとも、交戦地帯からの自分の報道が、どんな表情を呼び起こしているのか全く見当がつかない。あるいは、どの交戦地帯からの記事が、どのような感情を引き起こすかも。

 そして、読者たちを見つめる多少の時間ができたパリで、突然理解した。

 理解した。なぜそれほど少数の人々しか手紙を書いてこないのか、戦いを支援してくれないのか、国々が帝国に破壊され、全滅されることに対し戦いさえしないのか。

 ホテルラのウンジに座っている人々を見回し観察し、はっきり悟る。彼らは何も感じていない。彼らは何も見たくないのだ。彼らは何も理解していない。フランス24局が映っているが、何年も前から、そうであるよう意図されたニュース局ではない。それは娯楽で、しゃれた背景雑音を作り出すことになっている。それはそうしている。まさにそれだ。

 BBC、CNNや、フォックスやドイチェ・ヴェレと同じだ。

***

 合法的に選挙された社会主義者のボリビア大統領が目に涙を浮かべて亡命を強いられている時に、私はリモートコントロールを手にし、チャネルを、とっぴで幼稚な漫画チャンネルに切り替えた.

 何も変わらなかった。私の周囲約20人の表情は変わらなかった。

 もし画面上で、亜大陸のどこかで核爆弾が爆発しても、誰も注意を払うまい。

 何人かが自撮り写真を撮っていた。私はマックブックで欧米文化の崩壊を書いていた。我々全員、それぞれに忙しかった。

 カシミール、西パプア、イラク、レバノン、香港、パレスチナ、ボリビアやチリは燃えていた。

 それが何だろう?

 私から10メートル先で、アメリカ人ビジネスマンが電話に叫んでいた。

「君は12月に私をパリに招待するつもりか? そうか? 詳細を話し合わなければならない。私は一日いくらもらえる?」

 世界中で、クーデター、蜂起、反乱。

 そして、青と白のレトロ調のブランド物ドレスを着た女性、ニュース・アナウンサーの実に確信に満ちた、実にフランス的で、際限なく偽物の非人間的で職業的な微笑。

***

 最近、私はヨーロッパと北アメリカの国民は、世界を支配する道義的権利を持っているかどうか、考え続けている。

 私の結論は、決してそうではない!

 彼らは知らず、知ることを望まない。権力を持った人々は知らねばならない。

 パリで、ベルリンで、ロンドンで、ニューヨークで、人々はうぬぼれたり、ささいな小さな利己的問題で「苦しん」だりするのに余りにも忙しい。

 彼らは自撮り写真を撮ったり、彼らの性的趣に夢中になったりするのに余りに多忙だ。もちろん彼らの「事業」にも。

 それが、私がロシアと中国のメディアのために書き、私のように怯えて、世界の未来を懸念している人々に語るのを好んでいる理由だ。

 遥か彼方モスクワにいる、この雑誌の編集者もそうだ。彼らは同時に不安で情熱的だ。私は彼らがそうであるのを知っている。私と私の報道は、彼らにとって何かの「商売」ではない。NEO編集室では、都市が潰滅され破壊されている人々は何らかの娯楽ではない。

 多くの西側諸国で人々は、感じ、関与し、より良い世界のため戦う能力を失った。

 この損失ゆえ、彼らは世界に対する権力行使を断念するよう強いられるべきだ。

 我々の世界は傷つけられ、破損してはいるが、大いに美しく、貴重だ。

 世界の改良と存続のために働くのは商売ではない。

 偉大な空想家や詩人や思想家しか、そのために戦い、舵取りするのを信じられない。

 読者に多くの詩人や空想家がいるだろうか? それとも、彼らはパリのホテルの客が、フランス24が放送するテレビ画面の前でしているような顔で振る舞うのだろうか?

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/20/lies-which-the-west-manufactures-and-then-consumes/

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 今度は等身大看板。インスタ映え?最長首相「七変化」年金生活者に旅行する余裕はない。たとえあってもこの看板がある町は避ける。

 サクラと幇間を見る会の写真を見るたび、サクラと幇間の諸氏を確認させられる。歌手、元大統領夫人タレント、ヘアメーク・アーティスト、歌手、俳優、その他もろもろ。

 地検特捜部が動くのを期待する方々がおられるのが謎。特捜部「隠退蔵物資事件を契機にGHQ主導で設立された「隠匿退蔵物資事件捜査部」が前身」と某ペディアにある。三つ子の魂百まで。宗主国による日本支配に不都合な人々を潰すのが任務。宗主国による日本支配に便利な傀儡を攻撃する理由など皆無。万一、動くとすれば、目先を変えるための次期傀儡後釜を用意してのことだろう。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』私物化問題で、安倍晋三首相にまたもや新疑惑!! 安倍首相が代表の選挙区支部が『桜を見る会』に旅費を支出していた証拠が明らかに!? 安倍首相の政治資金規正法違反の疑いが濃厚に!!」 2019.11.28日号~No.2632号~

2019年11月21日 (木)

エボ万歳! モラレスは打倒されたが、ボリビア社会主義は持続するだろう

2019年11月13日

「EVO YES」 - 落書きで汚されている(写真:Andre Vltchek 2019年)

Andre Vltchek
21st Century Wire

 彼らはそうすると誓い、彼らは実行した。ボリビアの封建領主やマスコミ大立者や他の背信的「エリート」連中は、政府を打倒し、希望を壊し、かつて南米で最貧国の一つだった国で極めて成功していた社会主義過程を中断させた。

 いつの日か彼らは、自身の国にのろわれるだろう。いつの日か彼らは、扇動のかどで裁判を受けるだろう。いつの日か彼らは、誰が彼らを訓練したのか、誰が彼らを雇ったのか、誰が彼らを意気地なしの獣に変えたのかを明らかにしなければならないだろう。いつの日か! 願わくば、すぐさま。

 だが今、国民に繰り返し選出されたボリビアの正当な大統領エボ・モラレスは最愛の国を去った。彼は、美しい手を差し出し、彼に政治亡命与えた友愛の国メキシコに遥かアンデスを越え飛んでいる。

 これが今だ。ラパスの目を見張る道路は煙で覆われ、兵士だらけで、血で汚れている。人々が行方不明になっている。彼らは拘留され、打ちすえられ、拷問にかけられている。手を背後で縛られ、壁に面して、ひざまずいている先住民の男性や女性の写真がソーシャル・メディア上で流布し始めている。

 子供用の遊園地や、かつて赤貧だった共同体を優雅なケーブルカーが結んでいる最近まで希望の場所だったエルアルトは、今や地元の息子や娘たちを失い始めている。戦いは過熱している。人々が、圧制者たちに旗を持って突進し、死んでいる。

 内戦、あるいは、より正確には、社会主義存続のための戦争、社会正義のための、先住民のための、帝国主義に対する戦争だ。人種差別主義に対する戦争。ボリビアのための戦い、植民地前の素晴らしい文化のため、暮らしのための戦争だ。パリやワシントンやマドリッドで見られるような暮らしではなく、アンデスあるいは南米の雨林深くで見られる暮らしだ。

 エボ・モラレスの遺産は明白で、理解するのは容易だ。

 政権を握っていたほぼ14年の間に、ボリビアのあらゆる社会的指標は急上昇した。何百万人もが貧困から救い出された。何百万人もが無料医療、無料教育、政府補助住宅や、インフラ、比較的高い最低賃金の恩恵を受けたが、スペイン人コンキスタドール、征服者の子孫や、ヨーロッパ人金採掘者たちの不正で無情な「エリート」に支配されてきた、この歴史的に封建制の国の過半数を占める先住民に返された誇りからも恩恵を受けた。

 無料医療を待つラパス市民(写真クレジット:Andre Vltchek 2019年)

 エボ・モラレスはアイマラ語とケチュア語を、スペイン語と同等の公式言語にした。彼は征服者の言語を使う人々と、これらの言語で会話する人々を同等にした。彼は素晴らしい土着文化を本来の位置に高め、それをボリビアの、地域全体のシンボルにした。

 (「一時的に」権力を奪取したが、それでも徹底的に違法な、ヨーロッパ風容貌のハニーネ・アニェスの周囲に再び現われた十字架をご覧願いたい)キリスト教の十字架へのキスがなくなっていた。その代わりに、エボは、ユネスコによれば「南アンデスと、更に広範囲を支配し、西暦500と900年の間にその絶頂に達していた強力な古代帝国の首都」ティワナクに、最少年一回は旅したものだった。そこは彼が精神的平和を求めた場所だ。そこは彼のアイデンティティの出所だ。

 欧米植民地主義者や帝国主義者文化、残忍な資本主義崇への畏敬はなくなっていた。

 これは、いにしえの深く根ざす新世界だった。ここに南米は再編成していたのだ。ここでも、コレアのエクアドルでも、コレアと彼の信念は裏切り者モレノに粛清され、追い出された。

 さらにまだある。クーデター前、ボリビアは経済破綻で苦しんではいなかった。経済は極めて順調に行っていた。経済は拡大し、安定し、信頼でき、自信に満ちていた。

 巨大ボリビア企業の所有者さえ、もし彼らが、いささかでもボリビアとその国民を思いやっているのであれば、大喜びする無数の理由があったのだ。


 モラレス下で成功したインフラ計画には、ラパスをエルアルトと結びつけるケーブルカー・ネットワークもある(写真:Andre Vltchek 2019年)

 だがボリビア財界は、実に多くの他の中南米諸国同様、唯一無二の「指標」に取りつかれている。「一般市民より、どれだけ上にゆき、どれだけ稼げるか」。これは植民地主義者の古い心理、封建制の、ファシストの心理だ。

 何年も前、ラパスで私は上院議員でマスコミ所有者の古い家族に晩餐に招待された。私が誰か知ているにもかかわらず、恥も恐れもせず、公然と彼らは話した。

 「我々はこの先住民野郎を追い出すつもりだ。奴は自分を誰だと思っているのだ? 1973年にチリでしたように、そして今ベネズエラでしているように、その過程で我々が何百万ドルも失なおうとも、我々はやるつもりだ。我々の秩序復活が最優先事項だ。」

 こうした人々を説得する方法など皆無だ。彼らをなだめるのは不可能で、押しつぶし、破るしかないのだ。ベネズエラ、ブラジル、チリ、エクアドル、あるいはボリビア。彼らはアルベール・カミュが書いた小説『ペスト』、有名なファシズムのシンボルの伝染病のよう、ネズミのようだ。彼らは隠れることができるが、決して完全に姿を消さない。彼らはいつでも、通告無しで、どこかの幸福な都市を侵略する用意ができている。

 彼らのルーツは欧米にあるので、彼らは常に欧米に協力する用意ができている。彼らはまさに北米の帝国主義者のように、ヨーロッパの征服者のように思考する。彼らは二重国籍を持ち、世界中に家がある。彼らにとって、中南米は単に、暮らし、自然の資源を略奪し、労働を搾取する場所に過ぎない。彼らはここで強盗し、他の場所で金を使う。どこか余所で子供を教育し、どこか余所で手術を(整形も、普通の手術も)受ける。彼らはパリでオペラ劇場に行くが、決して自国では原住民と混じらない。たとえ何らかの奇跡で、左翼に加わっても、それは決してヨーロッパ以外の国々の本当の反帝国主義革命左翼ではなく、北アメリカやヨーロッパのアナルコ・サンディカリスト左翼だ。

 彼らは自国の成功を必要としていない。彼らは偉大な繁栄するボリビア、全国民のためのボリビアを必要としていないのだ。

 彼らは繁栄する企業だけが必要なのだ。彼らは自分の家族と一族のため、彼らの山賊グループのため、彼ら自身のために金、利益を欲している。彼らは崇拝され、「例外的で」、優位にあると考えられるのを望んでいる。誰も聞いていない時、彼らが先住民をそう呼ぶ「汚いインディアン」との大きなギャップなしでは生きられないのだ!

 モラレス大統領時代に完成した多くの業績の一つ、エルアルトの大規模公営住宅プロジェクト(写真:Andre Vltchek 2019年)

 それが、今そうし始めているように、ボリビアは戦い、自身を守るべき理由だ。

 もしこれが、エボと彼の政府に起きていることが「終わり」なら、ボリビアは数十年後退するだろう。再び、あらゆる世代が、水も電気も無し、希望無しで、土から作られた田舎の小屋で、絶望で、生きたまま朽ち果てるだろう。

 「エリート」は今平和について話をしているが、一体誰のための「平和」だろう? 彼らのためだ! エボ以前にあった平和だ。金持ちはゴルフや買い物で、彼ら最愛のマイアミやマドリッドに飛ぶことができるが、国民の90%がいじめられ、恥をかかされ、侮辱される「平和」。私はその「平和」を覚えている。ボリビア国民はもっと良く覚えている。

 私は90年代に数年間隣国のペルーで内戦を報道し、しばしばボリビアに入った。私はそれについての小説 「Point of No Return 後戻りできない場」を書いた。全く恐ろしいものだった。私はコンサートや、きちんとした場所で、一杯のコーヒーを飲むために現地カメラマンを連れて行くことさえできなかった。彼らが先住民チョロ(インディオやメスティーソを指す言葉)だったから。自国内では、とるにたらない人なのだ。それはアパルトヘイトだった。もし社会主義が復帰しなければ、再びアパルトヘイトになるだろう。

 数カ月前、私が最後にボリビアに行った時、それは全く違う国だった。自由で、自信に満ちていた。衝撃的だった。

 私がボリビアとペルーで四半世紀前に見たものを思い出して、私は、はっきり決定的に宣言する。「このようなエリートに提案される「平和」など、くそくらえ」!

 もちろん、これは欧米マスコミは、少しも言及しない。私はニューヨーク・タイムズからロイターに至るまで彼らをモニターしている。アメリカ、イギリス、そしてフランスさえ。彼らの目は輝いている。彼らは興奮を隠すことができない。陶酔感を。

 ニューヨーク・タイムズは、アメリカが計画した1965-66年のインドネシア軍事クーデターも、あるいは1973年9月11日のチリ大虐殺も祝っていた。

 予想通り、今はボリビアだ。欧米中いたる所で大きな微笑。再三再四、OAS(米州機構)の「調査結果」は、事実であるかのように引用されている。西側の権益、特にワシントンの権益に全く従属的な組織の「調査結果」を。

 こう言っているかのようにだ:「クーデターをした連中が、それは実際に起きていないと言っているのだから、我々はクーデターが行われなかった証拠がある。」

*
 11月10日、パリのレピュブリック広場の真ん中で、背信的なボリビア人の大群衆がエボの辞職を要求して集まった。私はこの人々を撮影し、写真を撮った。私は、この場面を、子孫のために持っていたかったのだ。

 彼らはフランスに住んでいる、彼らの忠誠心は欧米に対するものだ。他の人々は、先住民だが、一部はヨーロッパ血統でさえある。

 精力的に彼らの元母国を破壊するために働いて、アメリカとヨーロッパに住んでいる何百万人ものキューバ人、ベネズエラ人、ブラジル人がいる。彼らは新しいご主人を喜ばせるため、儲けるため、さまざまな他の理由でも、そうしている。

 これは平和ではない。中南米だけでも既に何百万もの命を奪った酷い残忍な戦争だ。

 この大陸で、富は地球上最も不公平に分配されている。何億人もの人々が窮乏で暮らしている。一方、他の連中、ボリビア封建制の人間クズの息子や娘が、欧米に仕えるため、知的に条件付けされるべく、ソルボンヌやケンブリッジに通っている。

 私は毎回繰り返すが、まともで誠実な政府が人々によって民主的に選出されるたびに、誰かが、この緊急状況を改善するため素晴らしい解決策や堅実な計画を発明するたびに、時計はカチカチいい始める。そうした指導者は何年も(時には数カ月も)もたない。彼や彼女は殺されるか、打倒されるか、屈辱を受け、権力の座から無理やり追放されるのだ。

 その国はそれから、最近(モレノ下で)エクアドル、(マクリー下で)アルゼンチン、(ボルソナーロ下で)ブラジルに起こったように、文字通り最低のものに戻る。残忍な現状が維持される。何千万人もの生活が破壊される。「平和」が戻る。欧米政権と、その従僕のために。

 そこで、レイプされた国が痛みで叫ぶと、無数の国際NGOや国連政府機関や資金団体が、突然「難民に手を貸し」、「女性に権利を与える」べく子供を教室に入れたり、栄養失調と空腹感と戦うと決めたりするのだ。

 もし自国民に奉仕する選出された政府が、そっとしておかれれば、本物の平和の状態で残されていれば、このどれも必要でないはずなのだ!

 この全ての病んだ感傷的偽善をマスコミは決して公に論じない。進歩的な中南米の国(そして世界中の多数の他の国々)に浴びせられる全ての欧米テロはもみ消される。

 もうたくさんだ!

 中南米は、再び目を覚ましている。人々は憤激している。ボリビアでのクーデターは抵抗に会うだろう。マクリー政権は倒れた。メキシコは慎重に社会主義の方向に進んでいる。チリは社会主義を取り戻したいと思っている。1973年、軍靴に押しつぶされた国が。


 母と子:何世紀もの中で初めて、モラレスが、先住民ボリビア人を社会の中の平等な一員として威厳を持って生きることを可能にした(写真:Andre Vltchek 2019年)

 人々の名において、素晴らしい先住民文化の名において、大陸全体の名において、ボリビア国民は今抵抗し、ファシスト、親欧米勢力と対決して奮闘している。

 革命的な言語が再び使われている。それはパリやロンドンでは時代遅れかもしれないが、南米ではそうではない。ここでは、それが重要なのだ!

 エボは負けなかった。彼は勝った。彼の国は勝った。彼の指導の下、ボリビアは素晴らしい国になった。希望に満ちた国、パトリア・グランデ(大祖国)至る所の何億人もの人々に大きな希望を与える国になった。リオグランデ川の南にいる全員それを知っている。彼に亡命を認めた素晴らしいメキシコも、それを知っている。

 エボは勝った。それから、彼は背信的な軍、背信的な財界凶悪犯、封建制土地所有者、ワシントンに追い出された。エボと彼の家族と僚友は、自身をキリスト教徒と呼ぶ極右の準軍事組織リーダー、ルイス・フェルナンド・カマチョに残忍に取り扱われ、彼の部下の男女にも残忍に取り扱われている。

 ボリビアは戦うだろう。ボリビアは彼が属する場所、大統領官邸に正当な大統領を連れ帰るだろう。

 エボを北のメキシコに運ぶ飛行機は、実際は、彼をボリビアに連れ返るのだ。それは実に大きな迂回だ。何千キロメートル、何カ月も、多分何年も。だが飛行機が離陸した瞬間から、ラパスへと戻る壮大な叙事詩的な旅が始まったのだ。

 ボリビア国民は彼らの大統領を決して見捨てるまい。エボは永久に彼の国民とつながっている。ボリビア万歳!なんてこった!

***

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査ジャーナリスト。彼の21WIREアーカイブをここで見る。彼は多数の国で、戦争と紛争を報道している。彼の最新刊の4冊は、ジョン・B・カブ・ジュニアと共著の『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、ベストセラーの政治ノンフィクション『Exposing Lies Of The Empire』。彼の他の本をここで見る。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対談本『On Western Terrorism』((日本語翻訳版は チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで)を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターで連絡を取ることができ、Patreonで彼を支援できる。

記事原文のurl:https://21stcenturywire.com/2019/11/13/viva-evo-morales-overthrown-but-bolivian-socialism-will-endure/

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 女優薬物騒動は報じるが、ボリビア・クーデターの本格的な報道などあるのだろうか?相撲の合間に流れる大本営広報部呆導しか見ていないが。ホンジュラス・クーデター時も、まともな報道、全く記憶にない。最近の相撲、世代交代時期を感じる。相撲は、一定程度実力を反映する。宗主国では、政治支配は実力と無関係。宗主国に貢げば、最悪のウソツキでも延々居座りさせ、宗主国に不都合なら、なんとしても打倒する。

日刊IWJガイド「『桜を見る会』前夜祭に関する安倍総理の虚偽説明が発覚! さらに総理とホテル・ニューオータニの裏取引疑惑も!」2019.11.21日号~No.2625号~

 明日のインタビューは興味深い。

参院文教科学委員会で参考人4人全員が英語民間試験導入に否定的意見を陳述! 明日午後5時半より5日の衆院文部科学委員会で文部省の作業部会を「自作自演」と批判した国立京都工芸繊維大学・羽藤由美教授に岩上安身がインタビューします!

2019年11月17日 (日)

ジャカルタを放棄して、首都をボルネオに移転の身勝手さ、汚職、殺人

2019年11月12日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 ジャカルタを捨てて、インドネシアでカリマンタンとして知られる島ボルネオの真ん中に何らかのポチョムキン村を築こうとするのは間違っている、全く間違っている。

 なぜかという多くの理由があり、ここで少なくとも、そのいくつかに触れたい。

 しかし始める前に、自明のことを述べよう。臆病な、意気地がないインドネシアの都市計画者や建築家や全く無用な学校の新規卒業者は、ジョコウィ大統領政権の、この、これまでで最もばかばかしい下劣な考えを受け入れている。しかもそれだけではない。彼らは1つのパイのために競争しており、「まあ、政府はすでにそうすると決めたのだから、少なくとも我々は可能な最良のデザインを作成しようとするべきだ」という類の彼らの「考え」を推進し、彼らの協力を正当化する発言を好んでいるのだ。

 言うまでもなく、インドネシアの都市計画者たちは既に、地球上最も怪物のような、住めない都市をいくつか作っている。これらの人々は一般に二つのカテゴリーに分類される。民間の悪党のような企業で働いているか、既に、ずっと前に「市場」に全ての都市デザインを委ねた政府で働いているかだ。それは悪循環だ。実際、インドネシア政府は私企業と軍の権益に奉仕しており、その延長で、「学者」とマスメディアを含め、インドネシア政府官僚もそうしているのだ。

 結果は明確だ。虚無主義で腐敗したインドネシア・エリートと、彼らの怪物のような都市、公共的なものは皆無で、緑地がほとんど皆無で、たくさんの崇拝されたスラム(人為的に美化されたスラム街、カンプン)や無能な建築家が設計した何百万という不快な建物と家、都市文化の深刻な欠如。文化と美しさに絶望的に欠ける都市。ほとんど公共輸送機関が無く、下水溝と私営化された公益企業の都市。

***

 ジャカルタは死に瀕している。それは崩壊しつつあり、沈みつつある。

 何十年間も、これらの事実は否定され、隠され、隠蔽されていた。私はインドネシアの都市の恐怖を見せる用意がある唯一の著者だったとしばしば感じていた。今突然、常にインドネシアの原理主義資本主義をそれほど支持していた欧米メディアさえ、もはや真実を隠すことができない。悪夢を暴露する論文が、最近次々と出版されている。

 左翼からは、ソーシャリスト・ワーカー紙はこう書いた。

「ジャカルタは文字通りに沈みつつある首都だ。汚染と上昇する海面の重みの下で、インドネシア政府は、荷物をまとめて、ほかに移動することに決めた。

彼らは150万人の国家公務員とともに、間もなくボルネオ島に向かうはずだ。

残った3000万人のジャカルタ住民は非常に汚染され、貧困に陥った、沈みつつある都市で暮らすよう放棄されるだろう。

それは我々の支配者が普通の人々を気候危機の現実を味わうにまかせながら、どれほど「平常どおりの業務」を維持しようと望んでいるかを示すぞっとするような実例だ。

ジャカルタは沈没しつつあり、十分な人々が清浄な飲料水を入手できないため、地域によっては年間最高20センチメートルも。

だが超主流新聞「サン」さえ現実を暴露した。

「2030年までに、気候災害で都市の半分が水没しかねず、首都全体を放棄しなければならないかもしれないことを科学者が警告するように、ジャカルタは沈みつつある」

「ジャカルタにとって不幸なことに、継続的な海面上昇が2030年までに、都市の北部が水没すると専門家が予測している通り、間違いや時間の余裕はない。

この地域は国際空港も含まれる。」

 それは、さほど多くのインドネシア当局者や都市計画者や支配者を心配させているようには思われない。インドネシアのいわゆるエリートと彼ら手先の身勝手さには限度が無いように思われる。

 インドネシアでは、専門家は金をもらって都市の恐怖を見過ごし、身勝手に、ごく小さな専門的詳細に集中し、全体の崩壊を認めるのを拒否することが知られている。群島中いたる所で何億という人々が途方もなく大きな貧困で暮らすよう運命づけられていると分かりやすい言語で書くのを拒否し、現実をぼんやりさせることで修士号や博士号が作られる。

 明白なことは非難される。「明快な大惨事だ」あるいは恐怖とすら言えば、傲慢に、面と向かって言われるだろう。「我々にデータをよこせ。学術研究の結果を我々に見せろ」。だがほとんど本当のデータは作成されない。真実を隠すような形で、研究が行われる。私は主導的な国連統計学者と働いて、インドネシアでは、どのようにデータがねつ造されて、隠されるか教えられた。

 どれか怪物のようなスラムや、ごみで詰まった川を指さすと、非難されるのだ。「いや。それはあなたが、そうだと思っているものではない。我々に研究を見せろ!」

 だが、そうなのだ。それは、まさに、あなたが見ているものだ。そして、この国は怪物のような首都と共に、不可逆的に、バラバラになりつつあるのだ。

***

 今、インドネシアの首都を、ボルネオに移動するのはまったく不道徳だ。この動きは腐敗したインドネシア政権の本質を明らかにさらしている。

 要約。政権は、私的「投資」を引き付けようとしながら、政府は公共資産から何十億ドルも使う用意を調えている(この国の近代史のいつも通り、貧困に陥った大衆が、最終的にそれに対し代償を支払わなければなるまい)。その何百億もは、いつも通り、汚職で消えるだろう。最初の計画は、建設会社や政治家や従順な「公務員」の利益を最大にするため、公共空間や公共輸送機関を追い出して、「修正される」だろう。すでに打ちのめされ徹底的に破壊されたボルネオ島は更に悪化するだろう。新首都が置かれれば、先住民ダヤク族の人々の独立に対する最後の希望は永久に消失するだろう。

 その間、大ジャカルタに暮らす3000万人は保護されず、無防備で、破壊され、最も恐ろしい崩壊に直面するだろう。

 しかしファシスト・インドネシアは、大半が貧しい市民3000万人のことは気にかけない。ボルネオ住民の運命を気にかけないのと同様に。(金採掘の結果)水銀で汚染された川や、石炭(や他の)採掘や、広大なヤシ油プランテーションに伴う怪物のような化学物質で汚染された川で、人々はゆっくりと死につつある。

 いつもの通り、インドネシアでは、この近づく悪夢に誰も本当に反対して戦わない。

 それは国民が知らないため、より正確に言えば、徹底的に洗脳されているためだ。マスメディアは、政府とその「専門家」の嘘を繰り返す。学界は買収されて、政府に言うよう命じられる全てを繰り返す。ごく少数の不都合な活動家は、大した報道もなしで殺される。間もなく、新法が、大統領と政府を、批判を超越する聖域にすると予想されている。不敬罪に似たような法律だ。

 (中央ジャワ)地方のソロ市出身の誇大妄想症ジョコウィ大統領は社会主義の何に対しても戦争をしている。彼は自国を欧米に完全に売り渡す決意が固い。彼はほぼ全ての残った労働保護法を廃止し、欧米企業に免税期間や他の多くの誘因を与えて、インドネシアで「投資する」よう招いている。最近彼は、恥ずかしいほどボーイスカウトのように振る舞い、インドネシアを訪問し投資するよう懇願し、ドナルド・トランプ大統領に会った。

 世界中の人々が法外なターボ資本主義を挫こうと戦って死につつあるのに、ジョコウィはくつがえされたサッチャリズムとレーガニズム教義に長年ぞっこんほれ込んでいる。

 代償は恐ろしい。インドネシアは、社会的、教育的、医療の上でサハラ以南のアフリカの最低レベルに達している。

 人々は、彼らの土地、彼らの環境を含め、公共空間、海岸、雨林、町や村や川と、全てを奪われている。インドネシアはほとんど何も作り出すことができないので、経済さえ失敗している(隠された事実)。

 新首都は疑いなく(これは、1965年のクーデターから現在までのインドネシアの崩壊に関する私の来る120分ドキュメンタリー映画の題名でもある)Indonesia's downfall(インドネシア没落)の象徴だろう。

***

 公平のために言えば、インドネシアの首都を、ジャカルタからボルネオに移転する最初の計画は、社会主義、反帝国主義者スカルノ大統領政権時にも存在していた。場所は中部カリマンタンのジャングル(今は田舎くさい広がった魅力的でない都市)の真ん中、パランカラヤと呼ばれた。建設は、左翼政府を打倒し、当時世界三番目の大きさだったインドネシア共産党(PKI)党員を含め、何百万人も殺したアメリカが支援したクーデター(1965-66年)の前に始まっていた。

 だが、それはまったく異なる時代だった。ソ連は建設に深く関係していた。社会主義都市の多くの要素が想定されていた。巨大劇場、研究所、図書館、画廊、地下鉄と水運。

 彼の出生地の島に戻る前に、パリで何年も過ごした有名なボルネオ生まれの作家、J.J. クスニが、我々が会っている間に説明してくれた。

「スカルノによる、首都をボルネオに動かす考えは正しかったが、今それをするのは全く間違いだろう。理由は変化し、目標は異なっている。スカルノは、新首都を作ることによって、イギリス帝国主義とイギリスの傀儡国家マレーシアと対決していました。それは戦略上の決定と同時に、政治的決定でした。」

 今、クスニ氏は、首都のボルネオ移転は、ジャワ式植民地主義の強化を手助けするだけだと説明した。

 しかもパランカラヤは今、将来の首都の場所とされている場所ではない。その代わり、建設は、バリクパパンとサマリンダ市の間の辺鄙なところで始まることになっている。

 既に多くの官僚と実業界の大物が、価格がものすごく上がるのを知った上で、地域の土地に莫大な投資をしたと言われている。そのため間もなく巨大な利益が既に裕福な人たちに生まれるだろう。残された自然は破壊されるだろう。

 上述の通り、何百万人ものジャカルタ住民が捨てられ、無防備なままにされ、忘れられるだろう。彼らの暮らしは破壊されるだろう。

 水は彼らの都市を飲み込むだろう。補償はないだろう。何十億ドルもが儲けられ、シンガポール、香港、オーストラリアやアメリカの豪華コンドミニアムに「リサイクルされる」だろう。

***

 もし建設されるなら、未来のインドネシア首都の質は、私の表現をお許し願いたいが、最悪(total shit)となると予想される。

 ショッピング、モールと5つ星ホテル以外、インドネシアでは、今までに何も良いものは建設されていないが、どれも外国建設業者により、多国籍企業と地元大物の利益のために建てられる。

 数十年の間、一人の偉大な科学者や思索家や建築家も生み出すことができなかったインドネシアでは、普通、二枚のタイルさえ、うまく組み立てることができない。歩道は作られても、ひどい品質だ。公園は本質的に実在しない。水路は地元専門家によってさえ、地球上、最も詰まって、汚染されている。

 どの新プロジェクトも公式には、公園、歩道、噴水や緑地さえ約束するが、建設が終わると全ての「おまけ」は奇跡的に消えてなくなる。人々にただで与えられるものはゼロ、絶対ゼロだ。

 一体どうして、新首都が違うのだろう?と疑問がでるはずだ。

 そして率直な答えは、それは違わないということだ。

 デンマーク人作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンが書いた古いおとぎ話「裸の王様」のように、インドネシアの大衆は役に立たない破壊された自然と汚物を見るだろう。蒸発した何百億ドルが感じられるだろうが、何千回も繰り返されるだろう。「何と偉大な首都が、国民のために建設されたのだろう! インドネシア人であることを、どれほど誇らしく思うべきか!」

 誰も比べるために、いにしえのデンマーク作家や彼の物語に言及しさえしない。インドネシアでは、ほとんど誰も彼を知らないから。それはまったく血まみれのディズニーランド、ハリウッドと、改変されたアメリカのファースト・フード、ジャンク・フードだ。ハンス・クリスチャン・アンデルセンのことなど忘れろ!

 政権の公式英語新聞ジャカルタポストによれば:

「大統領ジョコ「ジョコウィ」ウィドドが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイより大きな新首都に夢を与えることを明らかにし、彼は東カリマンタンで間もなく開発される都市が「地球上最良なことをことを望んでいる」

「それは、この都市の住民に、最良のサービス、質の高い世界的に有名な教育機関や、近代的病院から、シリコンバレーによく似たハイテク・センターに及ぶ彼らの暮らし向上させることができる環境と機会を提供するだろうと彼は言った。」

 2019年11月のジョコウィの言葉を読む人々は、既に、この刊行物で報道された(バタム島 第二のシンガポールを作るというインドネシアの惨めな試み)、もう一つの誇大妄想症のインドネシア・プロジェクトの壮大な失敗を思い出すべきだ。バタム島は良く似たばかばかしい約束から始まり、公共輸送機関も公共空間もなく、スラムと売春でいっぱいで、ほとんど、いかなる生産もないので広く知れ渡った汚染された恐ろしい都市部となって終わった。

 魔法のように、従順なインドネシアのマスコミは、ジャングルの真ん中の新首都を夢想する際、決してバタム島を思い出さない。

 ジョコウィは大衆に「夢を見させる」、より正確には誤導するのをやめなかった。

「それは都市の住民に、最良のサービス、質が高い世界的に有名な教育機関と近代的病院からシリコンバレーによく似たハイテク・センターに及ぶ彼らの生活を向上できる環境と機会を提供するだろうと彼は述べた。」

 彼が明言しないのは次のことだ「世界に通用する教育機関」や「インドネシアのシリコンバレー」の教師が一体どこからくるのかだ? 1965年の後、全ての知識人や創造的な人々は殺されたか沈黙させられた。この国は一人の有名科学者も思索家も作家も当てにできない。以上、終わり。

***

 ジャカルタは沈み続ける。人々が水のために堀り続けるためだ。水道は高額過ぎ、民営化され、絶対不潔だ。公式に、家庭にポンプで送られる飲料水でさえ、非常に不快なので、分析のため数リットルのサンプルを欧州連合(チェコ)に持って来た時、検査機関は私が毒を作っていると思って、ほとんど警察に電話をする所だった。「それに触れてはいけません、衣料洗濯もだめです。煮たてて飲むですって? 頭がおかしいのですか?!」

 それで、人々は自身の裏庭を給水のために堀っている。公式に、40%がそうしている。だがそれは全て現地の「ねつ造された」統計のようにウソだ。50%より遥かに多くがそうしている。川は詰まっている。不正利得と私営商業活動以外、何も機能しない。ジャカルタは不可逆的に、文字通り、水泡に帰してている。そして誰も何もしない。

 なぜか? 首都と3000万人の住民を救うことは事業にならず、利益がないからだ。インドネシア体制が、あらゆる道義を失ったからだ。熱意はなく、情熱もない。収賄だけ。

***

 エリートは、ボルネオにネズミのように逃げることを許されるのではなく、ジャカルタを救うことを強いられるべきだ。なぜなら彼らが引き起こした恐怖は、彼らが個人的に作り出した恐怖なのだから! 実際、群島いたる所、全ての市と村がそうだ。彼ら自身の手か、あるいは少なくとも、彼らが盗んだ何千億で、それをきれいにさせるのだ。

 ところが連中は彼らの恐怖からさえ、大惨事からさえ莫大な利益を生むことを狙っている。誰も彼らを止めない。インドネシアには野党がなく、民主主義がないからだ。

 それは全て、逆転することができるが、そうはなるまい。国は動員できるはずだ。川は清浄にできるはずだ。水道が再国有化されれば、清浄な水が全ての住居に、無料で送れるはずだ。個人の水ポンプが、国民のため、禁止され、没収され、破壊できるはずだ。インドのケララでさえ行われたのと同様に、北ジャカルタの巨大コンドミニアムは非合法だと宣言して、ダイナマイトで爆破できるはずだ。スラムは公共公園に転換して、人々を郊外、遥か遠くに移転させ、住宅と公共輸送機関(未来の洪水で彼らを死なせるより良い解決)両方を与えられるはずだ。首都を守るため強力な壁が築けるはずだ。

 少数の選ばれた者のための「新しい都市」など無しだ! 彼らは全員留まり、他の市民と一緒に質が悪いものを食べるべきだ。彼らの首都のために戦え! 最終の勝利まで。

 地球上のどこでも、これほどの重要性と大きさの巨大主要都市が、今のジャカルタほど、ひどく破壊され、放棄されたことは、これまでない。

 私は地球上の全ての大陸で、およそ160の国で住んだり働いたりしたが、私は決してインドネシアのような、こうした道義的崩壊は見なかった。

 人々は、ほとんどあらゆる場所で、詰まった下水溝の脇でしゃがんで、有害なクローブタバコを吸って、コメントし、通行人の多くを非難し、彼らの多くは基本的に何もせずにいる。笑っている。それは侮辱的な不幸な笑いだ。彼らを仕事につかせろ! 彼らを自分たちの都市のために戦わせろ。

 このように、何も変化できないのだ。インドネシア社会主義時代の巨大公共事業の代わりに、何百万という人々の途方もない大動員の代わりに、この国が今していることは全て、宗教的な罠に、「共産主義者」と無神論者の新たな魔女狩りに益々深く深く落ち込んでいる。それが、アフガニスタンでと同様、あらゆる進歩的、社会主義の考えを浄化するために行うよう欧米が、インドネシアのエリートに指示したことなのだ。

 そして、21世紀の窃盗が始まろうとしている。大量殺人に転換し得る、インドネシアでは良くある窃盗が。

 手遅れになる前に、インドネシア国民は安眠から目を覚ますべきだ!

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/12/abandoning-jakarta-moving-capital-to-borneo-cynicism-corruption-murder/

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 日本の未来図? 苦しいときのヤク頼み。

 合成麻薬保持で女優逮捕。大本営広報部にとって、売国政権の「サクラを見せる会」や「日米FTA協定」や「思いやり予算(=みかじめ料)四倍」を吹き飛ばす一石三鳥の話題。某掲示板、日米貿易協定を喜ぶサクラの?書き込みだらけ。ウイン・ウインなどと真っ赤なウソによる国家規模オレオレ詐欺だろうに。さすが申し訳のアリバイつくり、日本には不利益?という記事もあらわれたが。日米貿易協定を喜ぶサクラ連中、鈴木教授のお話を伺ったことなどないだろう。

日刊IWJガイド・日曜版「日米貿易協定案が19日衆院可決見通し!! 衆院審議時間わずか14時間!? IWJは本日、同協定に関する2本の野党合同ヒアリングと鈴木宣弘東京大学教授

「庶民生活に、どうでも良い話題は熱心に報じるが、庶民生活に、どうでも良くない話題は報じない」のが大本営広報部の仕事。いわゆる「マスコミ」がどうでもよいことを一斉に報じるのは売国政策隠蔽のためだと確信している。

    • 野球関係のおば様と剣劇のおば様の口論?が大いに報道されたのは、1999年3月末
    • 周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律 1999年5月28日
    • 国際連合平和維持活動などに対する協力に関する法律の一部改正 1999年7月16日
    • 白装束の渦巻きカルト集団の動きが大いに報道されたのは、2003年4月から5月
    • 武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律 2003年6月13日
    • モンゴル人横綱の暴力騒動がかまびすしかったのは、2010年1月
    • 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」(日米安全保障条約)署名50周年に当たっての日米安全保障協議委員会の共同発表 2010年1月19日

2019年11月 6日 (水)

カタール 武器としての教育

2019年11月4日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 カタール人がその富を撒き散らすさまに限界はないように思える。住民260万人のこのごく小さな王国は、大半が実に悪趣味な、ばかげたほど豪華な金めっき宮殿だらけだ。ランボルギーニ・レーシングカーやロールスロイスリムジンに溢れ、今やとてつもなく不経済な空調が効いた歩道まである(35度の暑さの中へ、下から冷気が吹き出している)。

 サーニー家に支配されたカタール国は実に奇妙な場所だ。2017年早々行われた最新の国勢調査によれば総人口は260万で、内訳は313,000人はカタール国民と、230万人の「国外居住者」つまり低賃金出稼ぎ労働者と、気前よく報酬を支払われる欧米専門家だ。

 外国人が全てを行っている。床を掃除し、ごみを捨て、料理し、赤ん坊の世話をし、カタール航空飛行機を操縦し、手術をし、オフィスビルを建設している。肉体労働者は差別されている。打ちすえられ、だまされ、屈辱を味あわされている。多くの出稼ぎ労働者が「不可解な状況」の下で亡くなってきた。だが、ただカタールが、1人当たりGDPが128,702ドルという地球上最も豊かな国であることが主な理由で、何百もの様々な専門職に対する莫大な需要があるため彼らはまだやって来るのだ。特権は「現地人」にしかなく、外国人の最低賃金は1カ月わずか約200ドルだというのは、どうでもいいのだ。

 隣国との過酷な紛争で動きが取れなくなっているサウジアラビアやアラブ首長国連邦を含めて、カタールは最も良い同盟国アメリカやイギリスにますます近くに動いている。アルウデイド空軍基地は、米空軍、イギリス空軍や他の湾岸戦争連合諸国の航空機を100機以上受け入れている。アメリカ中央軍、イギリス空軍No.83遠征空軍部隊と第379航空遠征航空団を受け入れている。現在、少なくとも11,000人のアメリカ軍人がここで恒久的に駐留している。アルウデイド空軍基地は、シリアやアフガニスタンのような国での作戦に使われる、地域で最も重要な軍事空港と思われる。

 カタールはシリアや他の中東諸国を不安定にする上で、極めて重要な役割を果たしている。カタールは過激な資本主義の信条同様、原理主義の宗教的教義も広めてきた。

* **

 カタールはたっぷり金を持っており、欧米、特にアメリカとイギリスと緊密に結びついた種々の「教育プログラム」や、ワッハーブ派の宣伝機関のために資金の一部を使っている。欧米から雇われた国際専門家が学校民営化のような過激な概念を推進し、政府にはカリキュラムを開発させず、地域中にも外部にも親欧米、市場賛美の教義を広めている。

 カタールは「子供を救う」という隠れ蓑の下、カタールの財団やプログラムが、教育の商業化と同様、イスラム教原理主義を推進している。しかも、それはカタール国内のみならず、遥か彼方のソマリアや南スーダンやケニアに及んでいる。

 カタール大学にいた間、私は図書館さえ分離されているのに気が付いた(案の定、私はカタールに本拠を置く国連職員から、「男性用図書館」は、女性用とは比較にならないほど充実していると言われた)、退行的な哲学と固定観念をばらまくことで、カタールは地域における高等教育の指導者たらんと望んでいる。

 当然、主な狙いは地域の現状を維持することだ。

 質が高い教育という点では、カタール内でもうまくいってはいない。こうした全ての莫大な予算が燃やされたか、より正確に言えば、浪費されて、カタールは誇りに思うべきものはほとんどない。OECDによればこうだ。

 「2012年、カタールは、世界中で最高の一人当たり所得であるにもかかわらず、15歳と16歳の生徒のための数学知識、読解力と問題解決の学習到達度調査のPOISAテストに参加したOECDの65カ国中、コロンビアやアルバニアと同等の下から3番目だった。」

 以来、主題に関する統計が突然さほど広く利用可能でなくなったが事態は大して改善していない。

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 2019年10月末、私は紛争と人道研究センターが組織し、ドーハ大学院研究所が主催した会議に参加した。

 (欧米とその湾岸同盟諸国に破壊されたシリアや他の場所の現地で何年も働いた)一人の非常に有能な国連専門家以外、パネリストは、カタールに本拠を置き、ちやほやされている人々で構成されていた。

 ここでの話題の成り行きは予測可能だった。

 フランク・ハードマン教授が、基本的にどのように地域の国々が「弱体化した」か、民間部門が、いかにして教育改革の主導権をとり、推進するべきか説明した。

 だが最も驚くべき話は、 Education Above All Foundation(教育がなにより大事財団?)のProtection of Education in Insecurity and Conflict(PEIC)(不安と対立における教育の保護?)事務局長マレイハ・マリク教授のものだった。彼女は、紛争地域で、脆弱な学校と生徒を守ることの重要性と、学校と生徒を破壊している人々に法の裁きを受けさせるよう意図されて「今存在している」国際法上の機構について話をした。

 要するに、典型的な主流の「開発」とNGOの説教だ。

 カタールは、人が本心を話すことが自由な場所からはほど遠い。

 だが私には忍耐力は残っていなかった。私は世界中で無数の戦争と紛争地域で働いた。私がドーハ大学院研究所で目にしたのは学生と会議参加者双方の教化プロセス以外の何ものでもなかった。

 私は私に話をさせるよう要求した。マイクが私に渡された時、私は正確な答えが必要だと言った。

「マリク教授、私はあなたに質問があります。私は全世界で多数の、多分何百という紛争と戦争を報道してきました。私は何百という学校が燃えるのを見ました。私は何百という子供たちが死んでいるのを見ました。こうした残虐行為の大半は、アメリカに、ヨーロッパに、あるいはその双方に引き起こされたのです。もちろん、これは私が生まれるずっと前に全て始まっており、今に至るまで続いているのです」。

 私は主催者たちの顔に恐怖を見た。彼らは私を食い入るように見つめ、私に止めるよう懇願していた。こういうことは、これまでここで一度も起きたことがない可能性が極めて高い。全てが撮影され記録されていた。だが私は止める準備ができていなかった。

 講堂の中の学生は反応しなかった。明らかに、彼らは政権に敵対的な「分子」が行う講演に興奮しないよう条件づけられていた。

 私は続けた。

「マリク教授、私はあなたに質問しているのです。私は、あなたが言及された国際機関によって、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアや他のどこかの欧米諸国が裁判にかけられ、非難された例が一つでもあったのでしょうか。何百万人という子供たちを殺したかどで、あるいは、ベトナムやラオスやカンボジア、後にはイラクやアフガニスタンやシリアのような場所で、何千という学校をじゅうたん爆撃したかどで、糾弾されたのか知りたいと思います。なぜなら、まさに今ベネズエラで子供たちを飢えさせようとしているからです。子供を含め人々が薬を入手するのを阻止することに対して。」

それから私はフランク・ハードマンに向いた。

「ハードマン教授、あなたが言及し、「弱体化した」と定義した国々は、彼らが歴史的に帝国主義の諸国に、敵とされ、攻撃され、威嚇されているためにこのような状況なのではありませんか?」

 完全な沈黙。

 それから私はこう結論した。

「もし我々が最終的に欧米とその同盟国が世界中で何十もの国を破壊するのを確実にやめさせることができれば、学校と子供を守る最も効果的な方法ではないでしょうか?」

 会議議長サルタン・バラカート教授は被害をくい止めるべく即座に仕事を始めた。

「マリク教授、明らかに、問題はパレスチナで起きていることです。」

 だがマリク教授は、逆の立場ながらも、私同様タフな戦士だった。彼女は正確にそれが全てイスラエルとパレスチナを越えるものであることを知っていた。イスラエルとパレスチナはその一部だが、それはここで唯一の問題ではなかった。彼女はサルタン・バラカートをはねつけ、まっすぐ私を攻撃した。

「問題は欧米ではありません! 問題は国々の集団ではありません。国連安全保障会議全理事国に責任があります! シリアで残虐行為を犯しているロシアをご覧なさい。」

 そして口論は始まった。我々の個人的「ドーハ討論」だ。

 「どの残虐行為でしょう?」私は彼女に向かって叫んだ。「証明してください。」

 「我々には証拠があります。」

 「あなたに?」私はいぶかしく思った。「あなたはシリアに行ったことがありますか? それともあなたは、あなたのハンドラーから、いわゆる証拠を与えられたのですか? あなたは、シリアとベネズエラを救っている国ロシアを、世界のあらゆる所で何億人もの人々を殺している国と同水準に置くのですか?」

 この「会議」の間、一体何度USAIDが言及されたか思い出した。全て言及されるのは欧米だった。ここでアラブ諸国の人々は、IMFやEconomist誌のように話し考えていた。

 私は着席した。私には補足すべき何もなかった。

 管理された議論が何とか再開した。学生の表情は冷静なままだった。

 夜、夕食のため、アフガニスタンで一緒に働いていた友人と会った。ドーハは奇妙な場所だ。意外な遭遇の場所。

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 カタールは教育にしていることを、芸術にもしている。

 翌日私は、カタールがオンラインと広告で自慢している、いくつかの博物館を見学しようとした。かつて大衆に対しては無料だったが、今は15ドルの入場料を請求するイスラム芸術博物館以外は全て閉鎖していた。

 法外に断片化した国家と個人は、世界中から美術品手を購入して、今何十億ドルも投資している。それを自慢している。内容を操作している。カタールの「国際」映画スタジオで制作されているものも操作されている。

 ドーハを発ち、ベイルートまでカタール航空に搭乗して、乗務員にはカタール国民が一人も働いていないのに気がついた。パイロットはイギリス人とオーストラリア人で、フライト・アテンダントはフィリピン、インドとアフリカで採用されていた。

 離陸から数分後に、Education Above All Foundationの教育プログラムの一つである「エデュケート・ア・チャイルド(EAC)」を推進する攻撃的広告が始まった。

 カタールでは全てが相互に結びついているように思われる。破壊的な米軍事基地、「対外政策」、芸術、そして、そう教育や慈善さえも。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/04/qatar-education-as-a-weapon/

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 日本の英語教育論議も、洗脳の「武器としての教育」。道徳からほど遠い行動様式でのし上がった連中が押しつける道徳なるしろもの、臣民に押しつける奴隷の道徳。教育勅語現代版。

 最近、昼の白痴製造番組全く見ていないが、下記記事には驚かない。こういう愚劣な見せ物を飽きずに見る方々が多数おられるのを、いぶかしく思っている。「英語民間試験の延期は天下の愚策」と書く怪説委員までいるのには、あきれるしかない。天下の愚論。英語教育について真面目に考えたことがあるのだろうか。鳥飼玖美子立教大学名誉教授の多数のご本、たとえば『英語教育の危機』や、阿部准教授の『史上最悪の英語政策 ウソだらけの「4技能」看板』、猪浦氏の『TOEIC亡国論』、施九州大学大学院教授の『英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる』、寺島岐阜大学名誉教授の『英語で大学が亡びるとき 「英語力=グローバル人材」というイデオロギー』などを読んでから書いたのだろうか?

田崎史郎が萩生田文科相「身の丈」発言をエクストリーム擁護!「問題発言したから英語民間試験の導入を延期できた」

 今日の日刊IWJガイド、見出しは、あの映画にまつわるもの。

日刊IWJガイド「慰安婦論争を検証した映画『主戦場』の映画祭上映中止で紛糾!! 緊急シンポで明らかにされた『日本的検閲』に対処できるか!?」2019.11.6日号~No.2610号~(2019.11.6 8時00分)

 記事は、冒頭から、

はじめに~昨日IWJは萩生田光一文科相会見を中継! 英語民間検定試験は再来年度以降の導入に向けて動き出す!? 衆議院では参考人招致が行われ、欠陥を放置したままの導入推進を大学教授が猛批判!

 詳細は、日刊IWJガイドをお読み願いたい。

2019年11月 4日 (月)

ベイルートは燃えている。エリートに対する反乱が始まった

2019年10月24日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

 タイヤが燃え、煙が空に立ち昇っている。今日、10月18日、かつて「東洋のパリ」として知られていた首都レバノンは煙で覆われている。

 腐敗した冷淡なエリートに支配された国は無限に、まとまってはいられないと私は何年も警告してきた。

 私がベイルートを本拠にしていた5年間、事態は悪化しつつあった。何も改善しなかった。公共輸送機関はほぼ皆無、電力不足、汚れた不規則な水道。周期的に、ゴミが道路や郊外道路に山積みになった。飛行機が着陸しドアが開いた途端、ゴミのひどい悪臭が、我々ベイルート住民の帰還を歓迎してくれる。

 ほとんど全員、この全てが永久に、このまま続くはずがないのを知っていた。

 この都市は第4世界の病気で苦しみながらも、同時に、ランドローバーSUV、マセラッティやポルシェのスポーツカーや、アルマーニスーツで溢れかえっている。

 ベイルートは、フランス語、アラビア語、英語の三言語で同時に会話できる極めてスマートな大いに教養を身につけた洗練されたエリートがいることは認めなければならないが、ほとんどジャカルタ・レベルにまで崩壊した。一流画廊、映画館、高級バーやナイトクラブもある。豪華なマリーナや全中東最良の書店。

 ベイルートには常に脳と消化器官があると一部の人々は言うが、その心に何かが起きたのだ。

 今ここでは何も本当に機能していない。だが何百万ドルも持っていれば、それは本当に重要ではない。ここでは何でも買うことができる。貧しくて困窮しているなら、あらゆる希望を断念すべきなのだ。ここの大多数の人々は今惨めなほど貧しい。人口調査は「宗教的バランスを乱さない」ために禁じられているので、正確に何人が困窮しているか誰も知りさえしない(長年、どういうわけか、この国に一体何人のキリスト教徒やイスラム教徒が住んでいるかを知らない方が良いと合意されていたのだ)。

 人々の大部分が金持ちではないのは確実だ。今や支配者や汚職政治家や、いわゆるエリートに激怒して国民は大声ではっきり言っている。ハラス、つまり「もうたくさんだ!」、政権打倒!

* **

 政府はWhatsApp通話に課税することに決めた。大した事ではないと一部の人々は言うだろう。だが、それはおおごとだった。そうなのだ。それは突如大事になった。おそらく搾取の「最後の一滴」だったのだ。

 都市は爆発した。バリケードが築かれた。タイヤが燃やされた。至る所で。貧しい地域も、最も裕福な地域も同様に。

「革命!」と人々は叫び始めた。

 レバノンには左翼の、更には共産党反乱の歴史さえある。宗教的右翼狂信者もかなりいる。どちらが勝つだろう? この全国的反乱で、だれが断固としているだろう?

 今いくつかの行進の背後には共産党がいる。だが今まで国内で最も堅固な社会勢力ヒズボラは、サード・ハリーリー政府が辞職するべきだとは、まだ確信していない。

ロイターによれば:

「レバノンのヒズボラ代表サイイド・ハサン・ナスラッラーは、広範囲な全国的抗議行動の中、ヒズボラは政府辞任を要求していないと述べた。

ナスラッラーはテレビ演説で政府を支持すると述べたが、新方針と「新精神」を要求し、進行中の抗議行動が新税を課すべきでないことを示していると付け加えた。」

貧しい人々に課されるいかなる税金に対しても、彼は支持者に街頭に出るよう呼びかけるつもりだとナスラッラーは言い足した。

 これまでのところ、反乱で無数の人々が怪我をしてしており、二人のシリア移民が命を失った。これは2015年のもの(ベイルートでの恐ろしいゴミ危機と悪化する社会的大惨事に発展した政治的・社会的運動「You Stink (お前は臭い)!」運動を含めて)最も深刻な蜂起だと一部の現地評論家が言っているが、著者を含め他の人々は、これが実際は1980年代以来レバノンが直面している最も深刻な政治的大惨事だと確信している。

 カフェでも地元の店でも、首都のありとあらゆるところで、怒りが聞こえる。

 「信頼は損なわれた!」

 どんな政治活動にも遠かった人々さえ、今抗議行動参加者を支援している。

 国連事務所現地スタッフのジャン女史はベイルートで造反側に立っている一人だ。

「ベイルートやレバノン中で起きているのは良いことです。我々が立ち上がるべき時期です。私も行きます。宗教とは無関係です。我々の粉々にされた生活の問題です。」

* **

 欧米の主流メディアを読んでいると、レバノンの主な問題が対外債務のようなものだと信じがちだ(レバノンは、一人当たり、世界で三番目に負債をかかえた国だ。負債はGDPの150%になっている)、極めてわずかの本物の準備金(100億米ドル)と、寄贈者や貸し主に対処する国のやりかた。IMFと、その「助言」が常に言及される。

 だがロイターのような通信社さえ、全体の混乱は構造的問題より遥かに大きいことを認めざるを得ない。

「ドルが干上がるにつれ、銀行は事実上、融資をやめ、もはや顧客のために基本的外国為替取り引きをすることができないと、ある銀行家が言った。」

「銀行の役割は、政府に資金調達し、通貨を守るため、中央銀行へ金を注ぐことです」と彼は言った。 「何かをすれば、収賄システムを混乱させることになるので、財政赤字に対して何もすることができないのです。」

 ここにキーワードがある。「収賄!」

 レバノンのエリートは恥知らずなほど腐敗している。国全体から富を剥奪する話になると、唯一インドネシアのような国しかレバノン穴居人一族とは競争できない。

 レバノンでは、ほとんど何も清浄だったり純粋だったりせず、それが利用可能な統計値がない理由でもある。

 お金は、西アフリカにおける天然資源の恐ろしい容赦ない搾取から来る。全員それを知っているが、それは決して公式には取り上げられない。私は西アフリカで働き、人種差別的なレバノン「実業家」がそこで何をしているか私は知っている。だがアフリカ人から盗まれた金がレバノンやその国民を豊かにしない。それはレバノンの銀行で止まり、豪華なヨットや、ヨーロッパの悪趣味で高すぎるスポーツカーや、首都の内部や周辺のとっぴな私的クラブ内で使われる。多くのレバノン人が飢餓の瀬戸際にいる一方、ニースやベニスやギリシャの島に飛ぶ飛行機は、いつも甘い生活を求める人々でいっぱいだ。

 特にベッカー高原で栽培し精製する麻薬で、レバノンは何十億ドルも稼いでいる。それら金持ちの消費用として、主にサウジアラビアに輸出されるか、イエメンとシリアに、いわゆる戦闘用麻薬として戦場に投入される。これも皆それを知っているが、それを止めるためには何も行われない。農民から政治家まで何百もの家族が、その貿易で大富豪になった。これが名高いベイルート・マリーナに、更に何隻かの超豪華ヨットを加えている。

 そして「対外援助」、「ヨーロッパのインフラ投資」、サウジアラビアとカタールの金がある。その大部分が、腐敗した当局者、いわゆる「政府」、そのお仲間や請負業者のポケットに直接注がれる。ほとんど何も建設されないが金は消えている。レバノンには、毎月の給料を受け取る鉄道従業員がいるが、もはや鉄道はない。駅は、ウオッカ・バーに転換されてしまった。地域じゅうから難民を受け入れできるよう、レバノンは金を嘆願しているが、金の多くは少数の金持ちの懐に入って終わる。難民や、低賃金の仕事を必死のシリア人やパレスチナ人と競争しなければならない貧しいレバノンの人々には、極めて僅かしか行かない。

 貧しい人々は一層貧しくなっている。それでも、エチオピア人、フィリピン人、ケニア人のメイドが金持ちの食料を引きずり、エリート一家に生まれた赤ん坊のよだれをぬぐい、トイレを掃除している。一部の人々は、主人に拷問され、多くが自殺している。フェニキア人やヨーロッパ人に見えない人々にとって、レバノンは厳しい場所なのだ。

 ベイルート南部のスラムは拡大している。北部のトリポリのようないくつかのレバノンの都市は全く途方もなく大きいスラムのように見える。

 ベイルート中心街のホテルのフロント係、アリはこう嘆く。

「私は14時間ここで受付係として働いても毎月540ドルしか収入がありません。生きて行くのに最小限700ドル必要です。アメリカに姉がいて、一週間だけ訪問したいのですがビザを入手する方法がありません。私はわずか24歳です。私はベイルートの街頭で抗議しているそれほど多くの人々のようには、この国の未来が見えません。」

 さまざまな推計によれば、レバノンは2020年2月という早い時期に崩壊するかもしれない。これ以上の金は略奪できない。終盤は近づきつつある。

 国が崩壊しても、金持ちはゴールデン・パラシュートがある。彼らには国外に家族がいる。オーストラリアやブラジルやフランスに。パスポートを二つ持っている人々がおり、世界の最も望ましい地域に家を持っている人々もいる。

 貧しい人々には、自身のエリートに略奪された国の脱け殻以外、絶対に何も残るまい。錆びて老朽化したフェラーリが至るところにあるだろうが、人は自動車の残骸を食べることはできない。汚染され破壊された海岸のすぐ横には、豪華ながら放棄されたスイミングプールが残るだろう。

 人々がそれを知っており、彼らは、もううんざりしているのだ。

 ベイルートのスターバックスカフェの店員モハメドは決意している。

「これはひどいものですが時間が重要です。我々はこれ以上我慢できません。我々は国を劇的に変える必要があります。今回は状況は異なっています。我々が誰を崇拝しているかではなく、我々の日常生活が問題なのです。」

 レバノンは、他の恥知らずな資本主義国家と比較すると人々の教育水準が高い。この国の人々はだませない。

 エリートに対する反乱は始まったばかりだ。人々は自分の国を取り戻したいと思っている。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/10/24/beirut-is-burning-rebellion-against-the-elites-has-commenced/

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 記事原文発表のすぐ後に翻訳すべきだっただろうが、残念ながら、そううまくはゆかない。なにしろ、

 エリートに対する反乱は始まる様子皆無だ。人々は自分の国を取り戻したいと思っていない。

 宗主国の戦闘機パイロットは属国民をなめきっている。とんでもパイロットの話題、昨日、東京新聞で読んだ。

日刊IWJガイド「パイロットが睡眠導入剤を服用!? 飛行中に自撮り!? 操縦桿から手放しで読書!? 岩国の米海兵隊で規律違反が横行!」2019.11.4日号~No.2608号~(2019.11.4 8時00分)

 ところで、11月3日は、小生にとって、田中正造誕生日(旧暦)。田中正造は1913年9月4日に亡くなり、雲龍寺での密葬後、佐野市の惣宗寺で本葬が行われ、多数の参列者が集まった。
 そこで以前、引用させていただいた芝居「明治の柩」のパンフレット中の文章を引用させていただこう。欠陥戦闘機を爆買いし、イージス・アショアを購入し、オマーンに海軍を派兵する一方、民間英語テストの大学入試導入を推進する傀儡政府。田中正造はお墓の中で寝返りを打っているかも知れない。彼は日清戦争時は、戦争支持だったが、日露戦争時には、非戦論、軍備全廃論に転じ、費用は留学に使うよう主張していた。文科相、田中正造の爪の垢を煎じて飲んでもらいたい。つける薬がないのはわかってはいるが。

「明治の柩」の中は、田中正造か今の我々か

赤上剛

 田中正造は、明治という時代の枠にとらわれた古い人間なのか、あるいはそこから突き抜けていた人物なのか。
 今、「文化の日」が「明治の日」に変えられようとしている。十一月三日は明治期の「天長節」、戦前の「明治節」、明治天皇の誕生日だ。平和憲法「発布日」のこの日を「憲法記念日」として再出発しようと国会で運動したのが作家山本有三たち。保守派の反対で「文化の日』とされた。なぜか。「憲法記念日」にすると明治天皇祝日に戻せなくなる。「憲法記念日」は「公布(施行)日」の五月三日にすり替えられた。それが動き出した。すでに「建国記念日」(神話の神武天皇即位日)は復活している。
 私は田中正造記念日としたい!十一月三日は田中正造の誕生日。(旧暦。天皇は新暦)最大の公害は「戦争」と「原発」だという。「戦争」について、正造は日清戦争に賛成したが日露戦争には反対した。また、「原発」につながる近代公害第一号が足尾銅山鉱毒事件。正造は被害民とともに真正面から戦った。その鉱毒事件・谷中村事件とは何であったのか。
 足尾銅山の鉱毒(煙害と毒水)によって渡良瀬川流域三十万人が苦しんだ。日清・日露戦争を勝ち抜き西洋列強に追いつかんとした明治政府は、鉱毒被害をほぼ無視し銅山を温存した。生命の危機まで追い詰められた被害民は、政府への請願「足尾銅山操業停止」運動(大押出し)を何度も行った。政府は、多数のリーダーを兇徒など刑事犯として監獄へぶち込んだ。正造は明治天皇へ直訴する。盛り上がった世論に政府がとった措置は、被害民運動をつぶすこと。鉱毒は洪水とともに押し寄せる。「渡良瀬川の改修工事と最下流の谷中村を遊水池にする」政府方針を出す。運動は分裂し谷中村は孤立した。日露戦争のさなか正造は谷中村へ移住し反対運動に専念。栃木県会は「臨時土木費」名目で谷中村買収を決議し土地買収で村民を追い出す。谷中村民の意思は無視され廃村、藤岡町に強制合併された。「土地収用法」を適用しても応じない村民の家屋を強制破壊。残留民十六戸は仮小屋を作り踏みとどまる。政府と県は早くから谷中村の堤防破損個所を修理せず放置して谷中村を水没させた。毒水攻め、食料攻めだ。些細な仮小屋工事も、死者の谷中村墓への埋葬も「河川法違反」。正造死後、正造の祠(ほこら)を庭に建てても違反。すべて、「法律」「勅令」等による措置だと。
 ことし、集団的自衛権が閣議決定変更で容認され、安保関連法が強行採決された。いずれも憲法学者こぞって立憲制の否定・憲法違反だと断じている。
 東電福島原発事故から四年、いまだ十一万人の避難者がありながら原因究明もなく、誰一人責任をとらず、原発再稼働と海外輸出に政府・業界はまっしぐらだ。
 なぜこうなったのか。政・官・業・学(現在は、司法・労組・マスコミまで拡大)の癒着による①原因究明の不作為・遅延②被害の矮小化・未調査③被害者切り捨て・棄民化④加害責任の否認・加害企業温存⑤経済あっての国家という構図である。根底には『戦争体認』がある。
 正造の戦いの武器は、大日本帝国憲法。亡くなる年の最後の演説会でも憲法発布勅語(前文)を大きく張り出した。「朕(天皇)は、臣民の権利及び財産の安全を貴重し及び之を保護し…」。
近代憲法である限り「人民の権利保障」が前提にある。
 憲法を無視し法律を矢玉に人民を的にした「亡国」の圧制は許せない。「日本を見んとせば谷中村を見よ』と正造はいう。谷中村を守ることは憲法をまもること。だが、人民は谷中村事件から何も学ばなかった。逆に政・官・業・学は悪政の指針を身につけた。今も解決に至らない「チッソ水俣病」等の公害地域や、「沖縄辺野古」への政府の棄民・分断政策が足尾銅山鉱毒事件・谷中村事件と見事に重なり合う。
 戦争は銅増産優先、鉱毒被害無視、被害民運動を弾圧する。戦争は弱者を切り捨てる。世界共通だ。この鉱害闘争の現場から正造は戦争反対、軍備全廃論にたどり着いた。軍備費を青年の留学費に変え外交によって戦争をなくせと。
 晩年の正造は明治国家と帝国憲法の限界に気づき、「今の憲法、法律、教育のすべてを全廃して、天神を基とする〝広き憲法〟を設けるべし」と主張した。私たちが手にした「平和憲法」がまさにそれだろう。
 だが、谷中村事件から学ばず、戦争責任も原発事故責任も未だあいまいなままに過ごしてきた我々。
 田中正造は明治時代の「古い戦い」をしたから『明治の枢』に入れられたのか。だが、平和憲法がありながら明治精神・戦争体制へ復帰せんとする勢力に押し負けている我々こそ「明治の枢」へ片足を突っ込んでいるのかもしれない。
 劇団東演の『明治の枢』を見て、誰が「正造を叱る言葉」をかけられるか。
 戦後最大の危機を百年前に見通していた正造はいう。
〝人民は、人民の経験を信じて一歩譲るべからず〟

(田中正造研究家)

 赤上剛氏の著書に、『田中正造とその周辺』がある。

 家の中にこもっていては災害の実態はわからない。佐野市も溢水にあっていた。昔歩いたアンダーパスには溢水の跡があり、町中も所々溢水による泥や枯れ草が残っていた。惣宗寺からほど遠からぬところにある橋も今回の豪雨で破壊された。古河による足尾銅山鉱毒と戦ったがゆえに、農民たちは、政府に家を強制破壊され、生活の場を追われた。彼らの暮らしていた場所は後に渡良瀬遊水池と化した。遊水池も今回豪雨で水没した。見に行った時点では、中に入れなかった。

Sanohashihoukai19

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