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2026年9月 3日 (木)

対イラン戦争:アメリカの海峡機雷除去計画を革命防衛隊が阻止

2026年8月31日
Moon of Alabama

 先週金曜、8月28日、米中央軍はホルムズ海峡から全ての機雷を除去したと発表した。  
米中央軍(CENTCOM)は、米軍がホルムズ海峡の国際的に認められた航路からイランの機雷を除去し、航路は商業船舶に開放されたと発表した。

 この発表は、ドナルド・トランプ大統領が米軍が海峡の国際水域で機雷を除去または爆破したと先に述べたことを受けてのものだ。クーパーの最新映像は、航路分離計画がクリアされたことをCENTCOMが正式に作戦上確認した内容となっている。
 アメリカの立場からすれば、これはもちろん朗報だった。

 一つ小さな問題があった。誰もそれを信じてくれなかったのだ。  
アメリカ同盟諸国は、一部機雷が除去されていない可能性があると非公式に評価している。国際海事機関や業界団体による以前の推定では、歴史的な航路に存在する機雷の数は約80個とされていたが、一部の評価では、もっと多いとされていた。

 また、海流によって機雷が移動する可能性があり、主要監視航路の外側にも残留リスクが残る可能性があると連合国当局は警告している。

 国際海事機関(IMO)および海事情報センターは、引き続き船舶に対し、当該海域では最大限の注意を払うよう勧告している。海運会社および保険会社も、それぞれ独自のリスク評価を実施している。
 イランは、船舶に対し自国が指定した航路以外一切使用しないよう警告を続けた。

 (ただし、実際地雷が敷設された証拠は今のところ見つかっていない。)

 日曜日、アメリカがホルムズ海峡北端に位置するララク島のイラン軍陣地を攻撃したとイランは発表した。これは、比較的平穏な状態が1か月続いた後の初めての攻撃だった。この攻撃により、イラン兵数名が死傷した。

 米中央軍は後にこの攻撃を確認した。  
米中央軍(CENTCOM)によると、米軍は日曜日、ホルムズ海峡の島にあるイランのロケット発射台二基を攻撃した。これは数週間ぶりに公式に確認された対イラン攻撃だ。

 TIME誌への声明で、CENTCOM報道官、ティム・ホーキンス大尉は、ララク島の発射台攻撃を確認した上で、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)が「海底機雷を搭載したロケットを海峡に向けて発射する準備をしているのが確認された」と付け加えた。
 イランは、最大100キロの距離まで機雷敷設できるFajr-5ミサイルを保有している。ララク島から発射された機雷は、海峡全域とアラブ首長国連邦の東西海岸沿いに敷設される可能性がある。

 イラン革命防衛隊(IRGC)は米軍攻撃に対する報復を誓い、数時間後にヨルダンにある米軍基地に向けてミサイルを発射した。  
月曜朝に発表した声明で、「侵略者への懲罰」と名付けられたミサイルとドローンを組み合わせた作戦が、米軍が駐留するキング・フセイン基地とアル・アズラク基地を標的としたとイラン革命防衛隊は述べた。

 この作戦は「技術・修理インフラ、および敵戦闘機の配備拠点」を攻撃し、侵略者の軍事資産に甚大な損害を与えた。
 ヨルダンからの映像には、複数防空ミサイル発射が映っていた。イランの攻撃による被害の報告は今のところない。

 イランは追加的報復として、アラブ首長国連邦にある米軍拠点を標的とするドローンを発射した。  
月曜朝の声明で、今回の攻撃には数十機の自爆ドローンが使用され、ドバイの南約24キロに位置するアル・ミンハド空軍基地にある米軍ヘリコプターと人員駐留施設が攻撃されたと軍は発表した。
 アラブ首長国連邦は、自国の防空システムが一部ドローンを迎撃したと発表したが、その結果や影響は明らかにしなかった。

 イランはその後、アメリカ兵器に対する三度目の攻撃を発表した。  
イスラム革命防衛隊(IRGC)は、ホルムズ海峡上空でアメリカのMQ-9長距離無人航空機を撃墜したと発表した。

 月曜日の声明で、当該ドローンは同部隊の最新鋭防空部隊からのミサイル攻撃を受け、ペルシャ湾の海域に墜落したとイラン革命防衛隊は発表した。
 紛争中、イランは、1機3000万ドルのMQ-9ドローンを合計50機以上撃墜した。

 アメリカの拠点や施設に対する三回の攻撃は、アメリカの攻撃に対する意図的な不均衡な反撃だ。

 イラン・イスラム共和国は追加発表で、海峡で大型タンカーが機雷二個に接触したと報告した。  
イスラム革命防衛隊(IRGC)海軍によると、ホルムズ海峡で許可されていない航路を航行しようとした大型タンカーが機雷二個に接触し、船内で大規模火災が発生し完全停止した。

 イラン革命防衛隊海軍は月曜日に発表した声明で、当該タンカーがイスラム共和国の海上安全保障規則で認められていない航路を通ろうとしたと述べた。
 船舶の損傷に関して、独立した情報源による確認はまだ得られていないものの、イランの公式声明は真実だと考えるのが妥当だ。

 かくして、海峡を再開するため全ての機雷が除去されたと宣言する中央軍の計画は失敗に終わった。

 海峡を完全に支配しているのは、明らかに、依然イランだ。

 石油輸送タンカーの中には通過を許されているものもあるが、それらタンカーの中にはイラン産石油を積んでいるものもあり、それによりアメリカが課したイラン封鎖を回避しているという噂もある。

 上記小競り合いの結果、ブレント原油価格は2%上昇した。

 一方、米軍は報道機関にイラン作戦全体を非難する報告を「漏洩」し続けている。  
ピート・ヘグセス国防長官のために作成された最近の評価報告書に詳しい関係者によると、対イラン大規模作戦の長期化は持続不可能で、アメリカ本土を含む他地域での脅威に対処する能力を弱める危険性があると複数米軍幹部がヘグセス長官に助言したという。

 陸軍、海軍、空軍の各司令官と、ヨーロッパ、アジア、中南米全域での米軍作戦を統括する四つ星将軍らがヘグセス国防長官に詳細に伝えた警告は、8月14日版の国防長官命令書(SDOB)に掲載されていると関係者らは述べた。文書は機密扱いなため、匿名を条件に彼らはワシントン・ポストにその評価内容を説明した。
 今回の情報漏洩は、弾薬不足や米軍兵器の長期配備に対する懸念を訴える声が上がった後に起きた。

 国防長官の決定に国防総省内部が相当不快感を抱いているのは明らかだ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2026/08/war-on-iran-irgc-defeats-u-s-strait-clearing-scheme.html

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