社会病質者に人生の真実を諭した習近平国家主席

ペペ・エスコバル
2026年9月25日
Strategic Culture Foundation
習主席は、事実上、中国とアメリカが「ウィンウィン」関係でどのように競争していくべきかという枠組みを構築した。
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広州発 – 中国の習近平国家主席は、大統領執務室で直接その要請をした。国連の演壇で述べた通り、核による大量虐殺をイランに対して行うかどうか検討しているという「決断型の」大統領は同意しなかった。
中国はアメリカが「イスラマバード覚書(MoU)」そう、あの有名な「死んだ猫」に直ちに復帰することを望んでいると習近平主席はトランプに直接伝えた。交渉を「できるだけ早く」再開し、核問題を含む包括的な合意に至るべきだと。
だが突破口は開かれなかった。ホワイトハウスは会談内容に関する公式発表を一切行わなかった。3時間に及ぶ習近平国家主席との会談内容に関する質問を、トランプ大統領は全てかわした。イラン問題という微妙な議題が、サミット議題に持ち込まれるのではなく、議題から外されたのは実に興味深い。
並行して、いわゆるニューヨーク・チャネルは存続し段階的貿易に収束しつつある可能性がある。
交渉担当者たちは段階的撤退案を検討している。イランがホルムズ海峡を再開し、同時にアメリカがトランプ政権による海上封鎖を解除すれば、凍結資産もそれに続くはずだ。その後テヘランは、通過料要求を付帯条項として持ち出すだろう。だが相手がどんな悪党かを考えると、これは決して賢明な策とは言えない。
少なくとも、事態の全体像は明確になった。どちら側も先に自らの優位性を手放そうとはしないだろう。
更に問題なのは、自国の交渉担当者に対してテヘランが第二戦線を開いた可能性があることだ。アラグチ外相が許可なくアメリカ当局者と接触したとして、テヘランの議員らが、外相に対する弾劾動議を提出した。
最高国家安全保障会議(SNSC)の承認をアラグチ氏が得ていないことを批判する人々に対し、イラン高官は、代表団には「完全な権限」があると述べた。
これは、改革派と、より強硬な革命防衛隊(IRGC)派との間で繰り広げられている深刻な国内論争を反映している。問題は、もはやイランが何を提示するかだけでなく、テヘランの誰が、その提示を承認すべきかという点にまで及んでいる。
最終的決定権は、国家安全保障会議(SNSC)事務局長で、モジタバ・ハメネイ最高指導者の個人代表、モフセン・レザイーにあることに疑いの余地はない。いかなる外交的譲歩も、彼の承認を得なければならない。
ニューヨークで行われたパキスタンのシャリフ首相との二国間会談で、いわゆる「覚書」は依然「完全に受け入れられる」とイランのペゼシュキアン大統領は改めて表明した。
一方、外交が進展する中、事態のエスカレーション段階は拡大していった。
アメリカが再び攻撃すれば、戦争はインド洋にまで及ぶ可能性があるとモジタバ最高指導者側近は認め「我々の軍隊は最悪の事態に備えた独自計画を準備している」と述べた。「我々は引き金に指をかけている」と複数のイラン軍関係者も繰り返している。
こうした状況の中、アンサール・アッラーはヤンブーとタイフに向けて6発の弾道ミサイルを発射した。つまり、サウジアラビアのホルムズ海峡バイパスを直接攻撃したのだ。ブレント原油価格は1バレル100ドルを依然上回っている。
週末にかけて、次に何が起きるのか? 仲介者を介した接触と、継続的経済圧迫が入り混じるだろう。だが願わくば、新たな米軍空爆が起きないよう祈るばかりだ。
予想通り、トランプ大統領が「全ての切り札を握っている」ので、圧力に任せることに満足しているとホワイトハウスは主張している。だがトランプ大統領は11月3日の中間選挙後、ある種の「取り引き」を提示した。つまり出口は用意されているというのだ。だが、その出口に最初の一歩を踏み出す権限と動機を両方持ち合わせている者は皆無だ。
アメリカ支配層は「建設的な関係」を望んでいるのか?
もし現在の作業構想が、段階的にホルムズ海峡の航行を解放し封鎖を緩和するものなら、それは大きな前進となる。だがトランプ大統領は交渉する必要がなく「操られる」こともないとホワイトハウスは主張し、事態を停滞させている。まさに銀河系規模の認知的不協和だと言える。
航空会社封鎖に関しては、まさに肝心なところで情報が漏洩した。フライト追跡データによると、マハン航空は広州に着陸し、イラクのナジャフへの便は通常通り運航されていた。中国の空港や地上業務担当者に対するアメリカの措置は一切なかった。
今後、リスクは山積する。もしアンサールッラーがヤンブーを完全に麻痺させれば、ホルムズ海峡唯一の大型迂回路が崩壊し、ブレント原油価格は更に上昇し、中間選挙を前に、あの社会病質者の悪名高い焦燥感を煽ることになる。
イラン国内で拒否権が行使される可能性もある。例えば国家安全保障会議(SNSC)が否認することで、唯一進展をもたらしている外交経路が凍結される事態が考えられる。
トランプ政権がピックアックス山に対して必死の攻撃を仕掛ける可能性もあれば、準備と見なした動きに対しイラン側が先制攻撃を行い、その結果、外交ルートが完全に崩壊する壊滅的な事態を招く可能性もある。
さて、トランプと習近平の話に戻ろう。晩餐会の招待客リストは実に豪華だった。まるでアメリカ経済の主要人物が一堂に会したかのようだった。イーロン・マスク、ジェンセン・フアン、ザッカーバーグ、ティム・クック、ジェフ・ベゾス、サンダー・ピチャイ、ジェイミー・ダイモン、ラリー・フィンクに加え、最高裁判事3名、連邦準備制度理事会議長、そして閣僚の半数。最上席には、両大統領と並んで、イーロン・マスク、NVIDIAと、アップルの面々が座っていた。
中国はホワイトハウスで行われた習近平国家主席とトランプ大統領の3時間にわたる会談に関する公式報道発表をした。執筆時点では、アメリカからは何の発表もない。
事実上、中国とアメリカが「ウィンウィン」関係でどのように競争していくべきかという枠組みを習近平は提示した。貿易に関しては協力、AIに関しては競争しつつも協力、台湾問題に関しては超えてはならない一線を尊重するものだ。
これらを総合すると、習主席と北京指導部が「戦略的安定のための建設的関係」と呼ぶものは、まさにそういう意味合いを持つ。
その精神は平等と相互尊重であるべきだ。そうすれば相互利益は具体的なものになる。トランプはただの詐欺師で卑しい使者に過ぎないが、果たしてアメリカ支配階級は、それを誓約するだろうか? 誰も期待していない。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/09/25/xi-dada-explains-the-facts-of-life-to-a-sociopath/
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