ウクライナで唯一「有効な」EU戦略に更に数十億ドル投入された。

ティム・カービー
2026年9月20日
Strategic Culture Foundation
ウルスラのドローン資金:「効果がある」唯一の戦略、テロに数十億ドル投入。だが今やロシアが反撃に出て、ウクライナの兵站網を破壊している。
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最近、ドナルド・トランプが世界的なディーゼル燃料と航空燃料の不足と価格高騰の責任をゼレンスキーに押し付けたにもかかわらず、ブリュッセルの頭脳優秀な連中はキーウ政権支持を強化し続けている。ここ数年、ゼレンスキーが資金を「強く懇願」し、EUエリート連中が処女を装う売春婦のように少しばかり口ごもり、最終的に、大量虐殺をする緑の小鬼が要求する借金ベースの資金調達に署名するサイクルが繰り返されてきた。新たに始まった懇願セッションを、まるで何か新しく、過激で、他に類を見ない出来事であるかのようにメディアが報じながら、これが何度も繰り返されている。
欧州の官僚たちの希望を繋ぎ止めるためのこの継続的計画の一環として、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、EU市民に対する大きな侮辱でもあるツイートでキーウに重大な約束をした。

「戦争努力を支援する」や「援助を提供する」といった曖昧な表現ではなく、ドローンやミサイルに資金投入するこの具体的要求は、おそらく2026年に戦争がロシア内の民間目標にまで拡大したことへの対応としてロシアが急速にエスカレートしたことが原因だ。欧米諸国の多くは、このエスカレーションをゼレンスキー大統領による「40日間テロ」ドローン作戦が成功した証拠と見ており、おそらくもっと資金を投入すべきだと考えている。だが、このテロ作戦には代償も伴っており、キーウがロシア国内のガソリン・スタンド、公共交通機関、ロシア通販企業ワイルドベリーズの倉庫といった標的を攻撃し始めた後、ウクライナの同等施設を標的にするのも当然だとクレムリンは考えるようになった。
ワイルドベリーに相当する現地のノヴォ・ポシタ配送網をロシアは完全破壊した。8月初旬の時点で、彼らはウクライナで少なくとも250のガソリン・スタンドも爆破した。ロシアが機関車攻撃を開始した際、このそ戦争の火付け役のボリス・ジョンソンはポーランド国境すぐそばで、すんでのところで殺されかけたか、少なくとも一時窮地に立たされたとされている。はっきり言えば、私は「機関車」と書いているが、2026年に、キーウの物流能力を完全破壊するとロシアは決定したようだ。モスクワの参謀本部は旅客列車の車両を攻撃したのではなく、それらを牽引する機関車だけ攻撃したが、その言葉は指揮を執る運命の連中にはほとんど慰めにならない。
つまり、キーウはロシアと自国の旧領土に対する戦術を「反攻」から「テロ」に切り替えたのだ。クレムリンはこの戦術転換を、キーウ市内および周辺のドローン施設を含む、遙かに広範な標的への反撃を正当化すると捉えている。ウクライナとEUの両方で、ドローンとミサイルが一体どこで生産されているのかを正確に把握しているとロシアは主張しており、そのため2026年秋以降、ウクライナ本土でのドローン生産と保管は大幅削減され、かつてキーウ市民に守られていた倉庫や他の施設が破壊された様子を捉えた新しい動画が毎日公開されている。
現在、キーウ軍には実質的防空能力が皆無で、ロシア軍が標的を外すのは稀な操作ミスかドローンの故障によるものなのは双方にとって普遍的事実になっている。最も現実離れした官僚でさえ、ウクライナにこれ以上防空兵器を配備する余地はないのは明らかで、欧米諸国がウクライナで生産し、ある程度効果的に使用できる唯一のものは、安価で迅速に生産可能で、特に場所を取らないドローンと安価なミサイルだ。ロシアの通販企業ワイルドベリーズへの攻撃がロシアの世論を変えつつあるとフィンランド大統領が明言した。つまり、EUエリート層は、安価なドローンでのロシアの民間インフラ攻撃に多くの「実績」と大きな可能性を見出しており、従って、それらに投資するの確実に賢明な判断だ。低費用のドローンとミサイルによる継続的攻撃は、2026年のウクライナにとって唯一可能な成功のシナリオで、なぜ彼らはこの効果的戦争方法にもっと重点を置き資源を投入しないのか?
欧米諸国の公式見解は、ロシア経済は崩壊する運命にあり、もう少し圧力をかければ、人々はプーチンに反旗を翻し、欧米の優越性を示するというものなのを忘れてはならない。従って、この考え方からすれば、ロシア本土で様々な形で国民の苦しみを引き起こしているウクライナ用ドローン生産にEUが持てる資金の全てを注ぎ込むのは、まさに理にかなっていると言える。効果は出るし、しかも安価だ!
つまり、ウルズラ・フォン・デア・ライエンが世界をどのように見ているかを考えれば、このツイートは非常に論理的だと言える。彼女はキーウが持つ最も強力な攻撃手段に資金を投入することで状況を変え、おそらく2028年か2030年、あるいはEUが参戦する準備が整うまで戦争を長引かせるつもりなのだ。官僚的観点からすれば、これは賢明な決定だ。だが客観的に見れば「何かが変わる」まで事態を長引かせようとする必死の試みとして、またもや戦争という名のゴミ箱に金をたれ流しているように見える。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/09/20/billions-more-just-thrown-onto-only-doomed-strategy-that-works-for-eu-in-ukraine/
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