ウクライナによるイラン攻撃はゼレンスキーの身勝手なセールス口上

フィニアン・カニンガム
2026年7月31日
Strattgic Culture Foundation
ゼレンスキー大統領によるイラン攻撃は、ウクライナが欧米諸国の安全保障に貢献しているという幻想を強化するのを狙っているが、実際は、腐敗した金儲けのために、更なる戦争を無謀に煽っているに過ぎない。
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カスピ海でウクライナ軍がイラン貨物船を攻撃した事件は、セールス口上のための挑発行為という、よくあるパターンに一致する。
7月25日のドローン攻撃でイラン人船員一人が死亡し、数人負傷したが、これをウクライナ傀儡大統領ウラジーミル・ゼレンスキーは「実に結構だ」と称賛し、イランとロシアの戦争物資輸送に対する打撃だと評価した。だが民間貨物船が攻撃されたと欧米メディアは報じている。
三日後の7月28日、タカ派のリンジー・グラム上院議員の葬儀後、ゼレンスキー大統領は、ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領に温かく迎えられた。
ちなみに、あの葬儀はキリスト教の儀式というより、むしろ悪魔カルトの儀式で、無辜の人々の血の生贄を信じる戦争狂の同胞に別れを告げる悪霊連中の集会だった。ワシントンの戦争犯罪人やエプスタインのお仲間連中にゼレンスキーとイスラエルの大量虐殺人犯ネタニヤフが囲まれる姿は、厚顔無恥な邪悪さに身の毛もよだつほどだった。
トランプを操るための贈り物を持って、ゼレンスキーは吸血鬼舞踏会に出席していた。あなたのために我々がイランを攻撃する様子をご覧下さい。
ホワイトハウスでの会談議題には、ゼレンスキー大統領によるアメリカのパトリオット防空ミサイルとトマホーク巡航ミサイルの増援要請が含まれていた。国防総省の在庫が枯渇しているためか、パトリオットの追加供給をトランプ大統領は拒否したと報じられているが、独自迎撃ミサイルをウクライナが製造する権利をアメリカは認めた。
特筆すべきは、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の関係が、かつて大統領執務室で起きた悪名高い口論、つまりトランプ大統領がウクライナ賓客を言葉で攻撃し、「お前には切り札がない」と言い放った一件と比べて、著しく改善したことだ。
ウクライナによる自国船舶攻撃にイランは激怒し、「違法攻撃」に対する報復をキーウに警告した。当初、ウクライナは、イランの恫喝を強気な態度で退け、イランからロシアへ輸送される軍事物資はウクライナ人殺害に使われているため攻撃する権利があると主張した。今回の攻撃は、民間貨物船に対するものだとテヘランは述べており、欧米メディアもこれを報じている。
その後、より融和的な姿勢をキーウ政権が示し、事態のエスカレーションを望んでいないとイランに伝えた。
イラン船舶攻撃は意図的なものではなく、キーウは紛争のエスカレーションを望んでいないとの確約をウクライナのアンドリー・シビハ外相から得たとイランのアッバス・アラグチ外相が述べたと報じられている。
すると、数日前ゼレンスキー大統領が見せたあの得意げな態度は一体何だったのか?
時系列から判断すると、イラン船舶へのドローン攻撃は、一部評論家が主張した通り、アメリカ・イラン間紛争と、NATOの対ロシア代理戦争を統合する試みではなかったことが示唆される。
むしろ、カスピ海での攻撃は、ゼレンスキー大統領のホワイトハウス訪問を前にした、ウクライナ政権による身勝手な広報戦略だった。
だが、この無謀な行動は、報復攻撃の警告をイランが実行に移した場合、二つの紛争の統合をもたらす可能性がある。そうする意思さえあれば、弾道ミサイルや長距離ドローンでウクライナを攻撃する能力を、イランは確実に持っている。
腐敗したキーウ政権は欧米諸国による軍事援助の流れを維持することに最も注力している。これは当然、欧米軍産複合体が切望する安定した利益をもたらし、欧米指導者連中の反ロシア妄想を助長する。
この二つの紛争を統合すれば恫喝の欲望は確実に増幅される。だがキーウ政権がイランの怒りを買い、イランによる空爆がロシア攻撃に加わるような事態は、たとえ、この腐敗しきった政権でも、戦略的に愚かな行動だと言える。
カスピ海攻撃から数日後に、ウクライナ政権が方針転換したことは、イランが報復措置を取らないよう、テヘランをなだめようとしていることを示している。
それは、今回攻撃が、トランプ大統領に、ゼレンスキー大統領が、パトリオット・ミサイル増産を働きかけ、最終的にトマホーク供与を譲歩させるための安易で軽率なPR活動に過ぎなかったことを示唆している。
これはキーウ犯罪組織の典型的な手口だ。数え切れないほど多くの事例と同様、物乞いの鉢を持ってゼレンスキー大統領が海外訪問する際は、事前にウクライナによるロシア攻撃や、ロシアの仕業だとウクライナ政権が非難するウクライナ市民への偽旗作戦などの挑発行為がしばしば行われる。そして、こうした挑発行為により、予想通り軍事援助や防空システム増額を求める嘆願が起こされ、一部が政権の海外口座に振り込まれる。
危険なのは、資金の流れの維持にゼレンスキー・マフィアが必死になりすぎ、度を超した挑発行為をして、より大規模な世界大戦を引き起こす可能性があることだ。
これまで、連中の悪質な策略の狙いは、ヨーロッパとアメリカをロシアの侵略から守る存在として、ウクライナ政権を描くことだった。今や対イラン紛争で自ら招いた泥沼にトランプがはまり込んでいるので、自らを対イラン最前線としてトランプに売り込む新たな機会をゼレンスキーの戦争利権組織が見出したのだ。政権が崩壊寸前なので、トランプは確実に助けを求めている。だからこそゼレンスキーとの関係が親密になっているのだ。
カスピ海でのイラン船攻撃は、おそらく、ワシントンから更なる軍事援助を引き出すため、NATO加盟諸国の「吸血鬼」連中が費用負担してトランプに差し出した身勝手な「捧げ物」と捉えるのが最も適切だ。
最近、ウクライナは欧米諸国への「安全保障提供者」だとウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が表現するようになった。これは欧米経済を蝕む寄生的な存在を美化するためのオーウェル的手法だ。ゼレンスキー大統領のイラン攻撃は、ウクライナが欧米諸国の安全保障に貢献しているという幻想を強化するのを狙いにしているが、実際は、腐敗した金儲けの狙いを満たすために、更なる戦争を無謀に煽っているだけだ。
欧米の戦争狂連中が自滅するのを待つ長期戦をロシアとイランは仕掛けているように見える。とはいえ、これ以上多くの無辜の人々に連中が苦しみを与える前に、始末したくなる気持ちも良くわかる。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/07/31/ukraine-strike-iran-cynical-zelensky-sales-pitch/
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≪櫻井ジャーナル≫
週の取引終了に合わせて戦争を宣伝、開始直前に攻撃中止を発表する米大統領
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