当初考えていたより大きな代償を伴うトランプ政権のイラン政策の失敗。

マーティン・ジェイ
2026年8月28日
Strategic Culture Foundation
「我々が目の当たりにしているのは、トランプのどん底状態だ」とマーティン・ジェイは書いている。
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手遅れになる前に、議会は協力してトランプ大統領を弾劾する必要がある。さもないと、アメリカは世界中で信用を失い、未払い小切手だけ残ることになる。
ドナルド・トランプにとって、8月28日は他の日と何ら変わりなく過ぎ去るだろう。側近の誰かが、トランプがイラン「攻撃」を開始し、それが「数日」で終わると発表してからちょうど6か月経ったことを指摘する可能性は低い。6か月後、トランプが実際は後退し、現地部隊を使って対イラン戦争を激化させるという考えさえ放棄したことは周知の事実だとワシントンDCの著名な評論家連中がポッドキャストで発表している。トランプは単純に三つのものを使い果たした。まず、必要最低限の兵器、つまりミサイルだ。最初の数週間で無謀に使用されたため、現在アメリカはいくつかの主要ミサイルが危険なほど不足しており、擬似超大国として世界を威圧する際、サソリの尾の毒針は著しく弱まっている。第二に、現実的な軍事的選択肢。ミサイルだけによるイラン爆撃(通常、空爆)では、イランのインフラに深刻な打撃を与え、イラン政権が対話を検討するほどの効果は到底得られないことが疑いの余地なく証明されている。そして第三に、信頼性だ。ここ数週間、イランとの対話を通じて事態打開を図ろうとする試みで、信頼性は極めて重要だったはずだが、イランは彼が約束を守ると全く信じていないため、この方法はとうに諦めている。
もちろん、信頼性という要素は主要同盟諸国にも影響を与える。そして、おそらくこれが今回の敗北における最も致命的打撃だったろう。つまり、彼はいつものおべっか使い連中、言い換えれば、EU首脳連中を見渡しても、本当に彼を支持してくれる者は一人もいなかったのだ。彼らからさえ支持を得られていないのに、どうして彼を支持できるだろう。しかも、イギリス、フランス、ドイツは今後三年以内に極右政権になる奈落の底へ突き進んでいる。
だが、この6か月記念日に、アメリカ人はどのような教訓を学べるだろう? イランに関して、謎は完全に消え去った。イランの兵器と軍隊の実力を比較する際、通常はアメリカう有利に働いていた謎、つまり未知の要素は、今や完全に消え去り、優位性も失われた。おそらくどちら側も現実を完全には信じられないだろうが、イランに投下されたあの驚くべきミサイル攻撃リストは、イランのミサイル生産能力にほとんど影響を与えなかった。そして、戦争初期には、ほとんどがアメリカのより優れた迎撃ミサイルをおびき出すための餌食となるよう、あらゆる等級のミサイルを何十年も生産し続けてきたテヘランの戦略は、滑稽なほど天才風だった。基本的に、イランの古いミサイルは全て、イスラエルとアメリカの迎撃ミサイルをおびき寄せるのに非常に役立った。そして、この状況は今日も続いており、一機僅か1万5000ドルのドローンに対して、アメリカは400万ドルのミサイルを使用している。これは、最終的にアメリカに決定的打撃を与えたのは、より高度で安価な技術だったことを証明している。
床に倒れていてもまだ息をしているトランプは、心の中では無敗だ。まるで調子の悪いボクサーのように、まだ技があると彼は信じ込んでいるが、同盟諸国や敵国との駆け引きが、いかに彼の信用を一層低下させているか、そして、おそらくそれがアメリカが世界中で更に資金を借り入れるのを困難にしているのかを彼は理解できていない。アメリカの債務が40兆ドルに達したという最近のニュースは、もちろんたわ言だ。ほとんどのエコノミストは、この数字が過小評価されているのを知っている。アメリカが用いている計算式は、債務が100兆ドルを遙かに超える多くの重要な要素を見落としているからだ。全てを考慮に入れれば、250兆ドルに近いと予測するエコノミストさえいるほどだ。
だが、それはともかく。その間、我々が目撃しているのは、トランプがどん底に落ちている姿だ。老人ホームから出るどころか、ボクシング・リングに上がることなど許されるべきでなかったボクサーのようだ。彼の政権はあまりに恥ずべきもので、日本を脅迫して国際刑事裁判所から脱退させようとするほどだ。国際逮捕状に関し、罪を免れられるようトランプはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相から絶えず圧力をかけられている。必死の手段なのだ。だが、CIA長官をモスクワに送り、ロシアにウクライナの民間インフラ攻撃をやめるよう懇願するほど必死ではないかもしれない。一部専門家の意見を信じるなら、ウクライナには事実上防空システムが残っておらず、エネルギーもほとんどないため、冬に訪れるだろう敗北に向かって突き進んでいるためだ。確かに、ウクライナは時折ロシア国内のロシア施設を攻撃し、経済に影響を与えているが、キーウで電力と暖房が破壊されている状況で、ウクライナがどれだけ持ちこたえられるか想像しがたい。ゼレンスキー率いる戦争詐欺は、まるで時代遅れで、ガタガタ音を立て、老朽化した機械が稼働し続ける古いソ連工場のようだ。高価な燃料だけでなく、稼働し続けるためには常に修理が必要で、誰も欲しがらないため売れない製品を生産している。唯一重要なのは、資金の流れの中心にいるボスの役割だ。入ってくる金を横領し、忠実な取り巻きに賄賂を渡し、工場労働者は平静を装っている。労働者たちは、この事業丸ごと近いうちに閉鎖されるのを知っている。勝利の見込みはなく、今起きていることは全て、皆が真夜中に自家用ジェットに駆け込む前に、資金洗浄詐欺をあと数ヶ月、あるいは数週間続けようとする必死の試みだとゼレンスキーに近い者のほとんどは知っている。イランの後、トランプはこのような地殻変動的敗北に一体どう対処するのか? ブラックロックやJPモルガンの彼のお友達連中は、戦利品たる多くのインフラを買い占める不透明な「おとぎ話のような」取り引きに投じられた顧客資金の多くを失うことになる。だが、両院で敗北する可能性が日増しに高まるにつれ、トランプ自身は益々、どうでも良い、国際的にも影響力の弱い人物に見え、彼のMAGA支持者でさえ、もはや真剣に受け止めなくなるだろう。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/08/28/trumps-iran-disaster-comes-with-bigger-costs-than-we-originally-thought/
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≪櫻井ジャーナル≫
戦前レジームも米英の支配体制だということを示す関東大震災植草一秀の『知られざる真実』
103年前の未解決虐殺事件今朝の孫崎享氏メルマガ題名
Oxford大学アントニーズ・カレッジ学長[新界秩序が到来しようとしている。我々はその備えができていない。体制は、崩壊するその瞬間までは強固に見える。気温観測史上最高、干ばつ、山火事,債務。医療・食糧支援の削減, AI, 現状変更を狙う勢力は、罰なしに規範を無視。
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