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2026年7月10日 (金)

ガザの民族浄化計画、依然進行中。



イスラエルによるガザ地区での大規模残虐行為は最初から民族浄化が狙いだった。

ケイトリン・ジョンストン
2026年7月3日

 ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。

 アメリカイスラエル両国の指導者がイラン再攻撃を公然と検討する一方、このジェノサイド同盟がガザ地区民族浄化計画を劇的に再燃させている事実を世界は見過ごしがちだ。

 ガザ地区の生活を監督するいわゆる「平和委員会」が、パレスチナ人をハマスの支配下にない「人道シェルター」に今後数週間以内に移送する計画を立てているとアデルソンが所有するネタニヤフ首相寄りメディア、イスラエル・ハヨム紙が報じている

 破壊されたラファ市近郊地域が、こうした難民キャンプが最初に設置される場所になるとイスラエル・ハヨム紙は報じている。これは注目すべき点だ。なぜなら、一年前、ラファの廃墟に「人道都市」を建設し、そこでパレスチナ人「移住計画」を実施する計画があるとイスラエル・カッツ国防相が述べ、ガザ地区の住民を受け入れる外国をベンヤミン・ネタニヤフ首相が探していると付け加えていたからだ。

 類似点を無視するのは困難だ。避難民となったパレスチナ人を国際部隊で取り締まる計画だとどちらの報道も述べている。2026年の『イスラエル・ハヨム』紙報道によると、これらのキャンプは「平和委員会の管理下にある多国籍軍」に監督されることになっており、イスラエルは、この地域の管理を担う国際的なパートナーを模索しているとイスラエル・カッツが2025年に述べていた


 つまり、はっきりさせておくと、昨年7月、パレスチナ人を故郷から他国へ移住させる取り組みを進めながら、国際的監視下でパレスチナ人を収容する「人道都市」をラファの廃墟に建設するとイスラエル当局は公言していたのだ。そして今年7月、ガザ地区のパレスチナ人が国際部隊監視下で、ラファ近郊の「人道シェルター」に移送される予定であることが明らかになった。

 つまり全て同じ計画に聞こえるのだ。もしそうなら、それは民族浄化計画だ。

 既にイスラエルはガザ地区の支配地域を53%から70%に拡大し、虐殺の生存者をパレスチナ領土の僅か30%に集中させている。そして今、イスラエルのエネルギー大臣エリ・コーエンによれば、支配地域を100%になるまで拡大する計画だという。

 最近のラジオ・インタビューで「我々の支配地域は100%に達するまで拡大し続ける」と述べ「二か月前にはガザ地区の53%を支配していたが、約一か月前には約60%、そして今日ではガザ地区の70%近くに達している」とコーエンは言ったとイスラエル・ナショナル・ニュースは報じている。


 これは、ガザ地区から全てのパレスチナ人を排除する動きをトランプ政権が再び強めていることを強く示唆すると私が最近論じた他の報道で明らかになった。先日、この計画に対する国際的抵抗を和らげるために民族浄化計画を「自由移動計画」と改名するようイスラエルの国家安全保障機関が指示されたのを私はイスラエル新聞で知った。数日前には、イスラエル新国家安全保障責任者が、イスラエル国防軍(IDF)とシン・ベト当局者と会合しガザのパレスチナ人を他国に移住させる計画を話し合ったことも分かった

 繰り返すが、イスラエルによるガザでの大規模残虐行為は、最初から終始民族浄化を目的とするものだった。2023年10月のイスラエルによるガザ攻撃から数日後、イスラエル情報省がガザの全住民をエジプトのシナイ半島に移送する計画を報じ、イスラエルのシンクタンクが「ガザ全住民の移転と最終定住」のための戦略を策定していた

 常に彼らの狙いは、ガザからパレスチナ人を追い出し、彼らの領土を奪うことだった。これは紛れもなくイスラエルによる露骨な土地強奪以外の何物でもなかった。彼らはこれを「戦争」と称し、ガザを占領し植民地化した後「アラブ人は戦争をして負けたのだから領土を失うのは当然だ」といつものように言い訳しようとしているが、実際は戦争などではなかった。

 ガザでの虐殺を「戦争」と呼ぶのは、幼児を殴る男を見て「喧嘩」だと言うようなものだ。史上最強帝国の支援を受けて、世界で最も高度な軍事力を持つ軍隊が、子どもで溢れる地域に爆弾を降り注いでいる。それに対して、サンダルを履き、自家製ロケット弾や旧式カラシニコフ銃を手に走り回る数千人の男が抵抗しているに過ぎない。

 あれは戦争ではない。民族浄化作戦だ。ずっとそうだった。

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 画像はWikimedia Commons/IDF(パブリックドメイン)より。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/07/03/the-gaza-ethnic-cleansing-agenda-continues-to-roll-forward/

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