トランプの考えを読むのは、まるで本を読むようなものだ。しかも子ども向けの本を。

マーティン・ジェイ
2026年7月20日
Strattgic Culture Foundation
イランはアメリカの攻撃に十分備えているどころか、むしろそれを望んでいる。トランプ大統領は「侵攻」計画が進行中の時点で、一体どれほど常軌を逸した思考回路を持っているのだろう?
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トランプの主治医を含むアメリカの医師たちがソーシャルメディアに投稿した「トランプは正気を失いつつある」という内容は、どうやら真実のようだ。全世界にとって新たな現実とは、ホワイトハウスにいる大統領が、中東における米軍の能力について、あらゆる感性と現実感覚を失ってしまったことだ。そして今、その極みとして、対イランのより広範で長期にわたる戦争という新たな脅威が浮上している。
つい最近、アメリカが60機以上の空中給油機をイスラエルに派遣し、うち33機をベン・グリオン空港に配備したと報じられた。またトランプ大統領が対イラン軍事作戦をエスカレートさせる見込みであることから、米軍基地にも空輸機が大規模派遣された。トランプ大統領は今後数日中に、現在の攻撃より大規模な爆撃作戦を命じることを検討しており、発電所やエネルギー・インフラなどのイラン・インフラ施設爆撃や、イラン核施設への追加攻撃も含まれる。
だがイスラエルは神経質になっており、計画を保留するようトランプに忠告できるのは彼らだけかもしれない。イスラエルに蓄積されている膨大な量の軍事装備は、イスラエルという国を容易かつ明白な標的にしている。だが、シオニスト国家の懸念はさておき、トランプの計画は、晩年に精神疾患を患った男の狂気としか言いようがない。このようなインフラ爆撃を増せばイランの姿勢が軟化するという考えは、実際は、この行為は、覚書が新たな戦争が始まるまでの時間稼ぎの策略に過ぎなかったことをイランの強硬派に確信させるだけだ。トランプは決して難解なことを言うタイプではなく、イランは覚書の本当の意味を既に理解していた。これはタイムズ紙のクロスワードパズルとは全く違う。
だが、アメリカは軍事的にどれほどの打撃に耐えられるのだろう? ここ数日、イランはGCC諸国で更に多くの基地を破壊し、地域全体に基地はほとんど残っていない。民間企業の倉庫さえ、中の在庫ごと爆破されている。トランプ大統領がイランに対抗するには、残された弾薬はごく僅かで、現在の備蓄補充の取り組みは、いかなる地上侵攻にも必要レベルには到底及ばない。
専門家の間でも意見が分かれている。市場操作でトランプ一家が巨額利益を上げているために地上侵攻が遅れていると考える者もいれば、いずれ避けられないと考える者もいる。だが主要港湾や軍事施設を占領し、戦略的に重要な島々を奪取する限定的な沿岸侵攻になるのか、それともイラクから始まり、ほぼ確実に(ほぼ間違いなくUAEも含まれる)アラブ諸国連合軍による大規模現地侵攻になるのかでは意見が一致していない。
だが、これら計画は全て、トランプの精神状態の深刻さを露呈しているに過ぎない。彼には、率直な意見を言ってくれる本物の軍事専門家が周囲に一人もおらず、彼は自分の言いなりになるゴマすり連中の言うことしか聞いていない。取り巻きを除けば、イランの強さや、準備の周到さや、アメリカに奇襲の要素が全くないことや、米兵がこうした介入でいかに実績が乏しいかを考えれば、いくら想像力をたくましくしても、アメリカが勝利できると信じている軍事専門家は、アメリカ国内にも中東にも皆無だ。アメリカの損失が余に大きいため、アメリカ・メディアが本当の数字を報道しないように、トランプは並々ならぬ努力をしなければなるまい。おそらく彼はそれを成し遂げるだろう。だが虐殺が始まれば、多くの米軍将軍が命令に背き、米兵が次々倒れていくのを見て、大規模反乱が起き、真実は必ず明らかになるだろう。トランプと歴代アメリカ大統領との違いは、オバマに植え付けられた劣等感を抱えながら、尊敬されたい欲求を満たすためだけに、何千人ものアメリカ人の命が失われるのを全く問題視しない点にある。だが、第一次世界大戦で、イギリスがトルコ侵攻を試み、同盟国とともに、ガリポリで10万人以上を失った時以来の最も狂気じみた侵攻をアメリカ軍は敢行するのか? 祖国を守るためだけにオスマン帝国は、20万人近くの兵士を失った。
もちろん、トランプは本を読まず、驚くほど無知だ。そして彼はチャーチルとは似ても似つかない。だが、彼の常軌を逸した行動を阻止する安全装置が、国防総省にもホワイトハウスにも存在しない事実は憂慮すべきだ。対イラン戦争の失敗で、アメリカ経済は史上最低の石油在庫しかないが、世界秩序丸ごと混乱に陥るだろう。彼の途方もない傲慢さが、ガリポリの戦いのような事態を引き起こし、自ら招いた深淵へ突き進むにつれ、トランプは、アメリカ国内だけでなく、国際社会でも忌み嫌われる存在になりつつある。だがチャーチルと違い、歴史は彼には寛容ではないだろう。
最近のイランの重要インフラに対する攻撃は、軍事専門家やテレビの評論家全員が一つの結論を示している。何らかの「地上部隊」による作戦が計画されていることだ。今のところ、展開可能な部隊は空挺部隊のみで、人数は非常に限られている。そのため、トランプ大統領が検討しているシナリオの一つは沿岸部要所の制圧だ。だが、そのような無謀な計画を支える誘導ミサイルを彼は持っておらず、更に時間も彼の味方ではない。暑さのため、そのような「侵攻」を開始できるのは、早くても12月になる。
これら拠点を防衛する軍事力をイランが持っていないと考えるのは、最近、制裁でイランの銀行部門を破壊するとトランプ大統領が脅迫したのと同じくらい信じがたいことだ。数年前にイランはドルを完全放棄し、SWIFTから去り、仮想通貨と金を購入している。2015年に欧米諸国と合意が成立した時でさえ、彼らが追い出されるのは時間の問題だと十分承知していたからだ。そして、彼らは正しかった。
アメリカ国民が懸念すべきは、トランプの狂気が彼を対イラン戦争へ駆り立て、それがアメリカ軍にとって確実に敗北になることだ。実際、アメリカ軍は、これまで戦争で勝利したことは一度もなく、敗北の長い実績しかない。中間選挙に向けてトランプが企んでいるのはアメリカの混乱で、既に彼は選挙敗北に対する弁明(嘘)を用意している。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/07/20/reading-trumps-mind-is-like-reading-a-book-a-childrens-book/
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東京新聞 21日 夕刊 一面
イランに何倍も代償。東京新聞 21日 夕刊 六面
米兵死亡でトランプ氏警告
中国、好感度で米抜く。海外旅行を楽しむ経済的余裕など皆無だが、ウクライナ戦争が終わったらキーウに行きたいと夢想している。
トランプ政権の評価悪化
米調査機関
昨年、思いついて中国語ラジオ講座を聞き始めた。奮発して辞典も購入した。ところが今やラジオ中国語講座、深夜一時放送。タコ一嫌中政権への忖度だろうか。ストリーミングなるものを使うべきなのか?
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