我々が本当の怪物と戦わないよう偽の脅威を作り出す帝国支配者連中

本当の怪物は彼ら自身なので「私たちを守るための」偽怪物を連中はでっち上げるのだ
ケイトリン・ジョンストン
2026年7月4日
ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。
ほとんどの欧米政治は、本当の問題に対処しなくて済むように、帝国管理者連中が架空の問題をでっち上げて戦っているに過ぎない。
戦争をやめれば西欧帝国は崩壊してしまう。だから連中は独裁者や暴君の偽脅威を作り出して、それを阻止するため行動を起こすのだ。
軍事予算膨張と、益々多くの兵器で世界を包囲するのを止めれば、軍産複合体は利益を上げられなくなる。だから連中は、我々を二大陣営に分断し、文化戦争の争点で論争させ、それぞれの陣営を相手の攻撃から守ると誓うのだ。それで連中は、イスラム教徒や「テロリスト」やロシアや中国を恐れるように言い、彼らから自分を守るため行動を起こせと我々に言うのだ。 世界を汚染し、生物圏を破壊するのを止めれば資本主義は滅びてしまう。だから連中は対立する二大派閥に我々を分裂させて、文化戦争の争点を巡って議論させ、お互いの派閥を相手から守ると誓うのだ。
イスラエルの残虐行為への支持はやめられない。さもないと西アジアにおける連中の覇権主義野心を阻害し、シオニストを敵に回すことになるためだ。だから連中は「反ユダヤ主義」という架空の脅威をでっちあげて、それを阻止するための特使や調査団や特別対策チームを設置するのだ。
オリガルヒが帝国を牛耳っているため、政治から金銭を排除して、裕福なオリガルヒが、その富を使って欧米諸国の政治を自分の都合の良いよう操るのを止めることはできない。だから連中は「共産主義」の恐怖を煽り、左派のせいで選挙に負けると中道派に訴えるのだ。
権威主義の強化と市民の自由を侵害し続けるのを止めれば、連中は将来の革命を鎮圧できなくなる。だから連中は、国民を守るために権威主義が必要な理由として、不人気な人々や集団を挙げ、同時に巨大監視と統制の檻で国民全員を囲い込んでいるのだ。
そもそも帝国を築いた理由がそこにあるので、グローバル・サウスから資源と労働力を強制的に搾取するのを止められない。だから連中は、移民が全ての問題の原因だと皆に言いふらして、欧米諸国の政治を移民政策中心に展開させているのだ。
帝国こそ、あらゆる問題の本当の根源なので、解決すべき架空の問題を帝国管理者連中はでっち上げるのだ。
本当の怪物は彼ら自身なので、私たちを守るため偽怪物を連中はでっち上げるのだ。
私たちが顔を上げ、世界を毒する本当の悪党連中を見ないように、連中はあらゆる場所に潜む架空集団やゴブリンをでっち上げるのだ。
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画像はNumber 10より(CC BY-NC-ND 4.0)
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/07/04/empire-managers-invent-fake-threats-so-we-wont-fight-the-real-monsters/
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東京新聞 朝刊 一面
建国250年 揺らぐ自由の米国 トランプ氏、「反共演説」
急進左派を「共産主義勢力」と決めつけて「共産主義は敵だ」と非難した。
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