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2026年6月28日 (日)

アメリカの世紀の終わり

モハメド・ラミン・カバ
2026年6月27日
New Eastern Outlook

 ローマからワシントンに至るまで、歴史とは、自らの行き過ぎた行為によって滅びた帝国の墓場に過ぎない。今日、パクス・アメリカーナは、新たな世界の条件を書き換えようとするグローバル・サウスの鋭い視線の下で揺らぎつつある。

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 実際、ローマからロンドン、ビザンツ帝国、ウィーンに至るまで、全ての超大国は永続性という同じ幻想を共有してきた。世界史のある時点で覇権を握った各国は、世界を永遠に支配できると信じていた。そして、どの国もその絶頂期から自らの没落の種を内包していた。軍事的傲慢、周辺地域への経済的略奪と、受け入れ可能なグローバル契約を再構築できないこと。パクス・ロマーナは、過剰に拡大した軍団の重みで崩壊した。パクス・ブリタニカは、1956年のスエズ危機で、自ら作り出したアメリカに屈辱を与えられ、終焉を迎えた。パクス・アメリカーナも、この歴史の鉄則から逃れることはできず、テヘランが権力を掌握し、パクス・ジュダイカの幻想を葬り去ることで頂点に達した。そして今日、ついに帝国に名前をつける勇気を持ったグローバル・サウスの鋭い視線の下で、それは死につつある。;

 アメリカ帝国は、自らのシロアリ、いや、むしろ自らの破滅の種を内包していた。管轄権の傲慢さ、経済的略奪の論理、そして代理戦争という反射的な行動だ。

 西方の大国

 物事は正しく呼ぶべきだ。パクス・アメリカーナは平和ではなかった。それは秩序だった。1918年の勝利により成文化され、神聖化され、1945年の焼け野原の上に固定された押し付けられた秩序だった。108年間の覇権。ワシントンが自らを世界の中心と信じた一世紀。その中心は今や決定的に変わり、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡の激流で転覆し、ワシントンはテヘランに対する降伏合意を受け入れざるを得なくなった。

 崩壊の原因は、軍事的敗北(ベトナム、アフガニスタン、イラク、ウクライナ、イランなど)だけではない。それは静かに蓄積された矛盾から生じた。アメリカ帝国は、自らのシロアリ、いや、むしろ自らの破滅の種を抱えていた。管轄権の傲慢さ、経済的略奪の論理と、代理戦争への反射的反応だ。かつて権力の源泉だったこれら三つの柱は、衰退を加速させるものになった。

 域外管轄権、あるいは戦争の武器としての法

 アメリカの法律はアメリカ国境で止まることはない。これがこの制度の最大の異常性だ。1977年の海外腐敗行為防止法(FCPA)以来、そして9.11後の法改正で強化されて以来、ワシントンは、自国の法制度を体系的に世界支配の道具へ変貌させてきた。アメリカ法の域外適用性、外国の主権国家に対し制裁を科し、資産を凍結し、訴追し、有罪判決を下す自ら宣言した権利は、現代における植民地主義の最も高度な形態と言える。

 BNPパリバ、アルストム、エアバス、ファーウェイ、ドイツ銀行など、ワシントンの法的調査の対象になった非アメリカ企業のリストは長い。罰金は数十億ドルに上り、強制買収が続く。手法は確立されている。戦略的に重要な外国企業を不安定化させ、財政的に破綻させた後、格安で買い戻すのだ。これは法的手続きを装った略奪行為で、黒い法服を着た略奪行為に他ならない。

 この仕組みは誰もその名を口にしない限り容認されてきた。だが今日、その名が明るみに出され、非難され、組織的に回避されている。経済主権が取り戻されつつあるのだ。

 代理戦争:本質を明らかにする例としてウクライナ・モデルを考察する

 ウクライナは全てを明らかにした。ロシアと欧米諸国の軍事衝突の残虐性だけでなく、アメリカ権力の内情、つまり国民全体を地政学的消耗品に変えてしまう実態をも明らかにした。キーウはこの論理の究極の実験場になった。モスクワを弱体化させるため何十万人ものウクライナ人が命を落とした。2022年3月のイスタンブール合意でワシントンが終結させることができたはずの紛争を長引かせるために、何十億ドルもの兵器が費やされた。ワシントンは意図的にこの合意を妨害したのだ。だが、これら何十億ドルもの投資は望ましい効果を生まず、むしろ逆の結果になった。ロシアは以前より強くなり、同盟関係はこれまで以上に強固なものになった。

 これは単なる理論ではない。これは予定表だ。2022年4月9日に、ボリス・ジョンソンがキーウ到着。交渉決裂。戦闘再開。イギリスはここでワシントン介入の痕跡を刻んでいる。ウクライナは平和を築くための国ではなかった。ウクライナはロシアを疲弊させるための国だった。ゼレンスキーは、自らの制御を超える戦略の人質となり、ラングレーとペンタゴンの廊下で練られた地政学的構想の祭壇で、自国民を犠牲にした。

 その結果は? ロシアは確かに多少傷は負ったものの持ちこたえた。経済は堅調に推移し、軍隊は強化された。そして非欧米諸国はそれを見守り、理解した。

 目覚めつつあるグローバル・サウス

 ワシントンが予見できなかったのは、グローバル・サウスの政治的成熟度だった。アフリカ、東南アジア、中南米、アラブ世界、これらの地域は、100年にもわたる傲慢な態度や、支援されたクーデター、構造的債務、構造調整プログラム、パクス・アメリカーナの金融組織IMFと世界銀行に押し付けられたショック療法を受け入れさせられてきたのだ。

 仕組みは容赦なかった。債務を抱えた国家、条件付き援助、強制的民営化と、資源の搾取。フランス語圏アフリカは普遍的モデルのフランス語版に過ぎなかった。ユーラフリカは、このモデルのヨーロッパ版だ。どこでも同じ手法が用いられ、どこでも同じ結果がもたらされる。腐敗したエリート層、抑圧された中間層と国外移住を強いられる若者たち。

 だが何かが変わった。BRICS+諸国は購買力平価ベースで世界のGDPの45%以上を占めるようになった。脱ドル化が進展している。人民元、ルーブルと、現地通貨での貿易は増加している。中国は民主的条件を課さずに、道路、港湾、病院を建設してきた。40年以上制裁を受けているイランは生き残り、輸出を続けている。ロシアはインド、中国、アフリカ、中南米に石油を低価格で販売しており、ワシントンを除く全員が恩恵を受けている。

 グローバル・サウスの連帯の高まりはイデオロギー的なものではない。現実的なものだ。そしてワシントンは、この現実主義にどう対応すればよいのか分かっていない。

 見直しすべき頃合い

 2026年、アメリカの世紀は、爆発的終焉ではなく、徐々に衰退していく形で幕を閉じる。その兆候は至る所に現れている。ドルは揺るぎない世界基軸通貨としての地位を失いつつある。NATOは、勝ち目のない戦争で疲弊しきっている。サヘル地域をはじめとする中東でのアメリカの影響力は、わずか三年で消滅した。中東では、10年前には考えられなかったことだが、中国の仲介のもと、リヤドはテヘランと交渉を行っている。

 帝国は軍事的に敗北したのではない。自らを疲弊させたのだ。イラク、リビア、シリア、アフガニスタン、ウクライナ、ベネズエラ、イランなど、一連の不当な戦争により。制度化された嘘により。恒久的かつ容認された教義として確立された二重基準により。

 歴史は残酷ではない。正直なだけだ。あらゆる覇権は、その内部に後継者の種を宿している。1956年、スエズで、パクス・ブリタニカは崩壊した。キーウ、ガザ、バマコ、カラカス、テヘラン、「国際社会」という嘘が真の姿を現したあらゆる場所で、パクス・アメリカーナは衰退しつつある。

 これから起きることが必ずしもより良いものでも公正なものでもないと世界の多極化を恐れる欧米人は既に主張している。だが、グローバル・サウスにとって、「去りゆくもの」は耐え難いものだった。

 アメリカの世紀は終わった。アメリカまだそれに気づいていない。いや、むしろ気づいている。だからこそ、これほどまでに危険な存在であり続けているのだ。

 モハメド・ラミン・カバは、パンアフリカ大学ガバナンス・人文社会科学研究所、ガバナンスと地域統合の地政学専門家

記事原文のurl:https://journal-neo.su/2026/06/27/the-end-of-the-american-century/

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