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2026年6月23日 (火)

現地で進軍するロシア軍、モスクワを攻撃するウクライナ軍



ルーカス・レイロス
2026年6月19日
Strategic Culture Foundation

 結局、どちら側が自らの行動の結果に対処できるのか?

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 ロシア軍が戦場で前進する中、キーウのネオナチ政権はテロ行為をエスカレートさせ、ロシア国内の民間施設を標的に、陽動作戦を行い、国際メディアの注目を集めようとしている。最近のモスクワの石油精製所攻撃は、このウクライナ陽動戦略がいかに機能しているかを明確に示している。本物の軍事的勝利を達成することよりも、報道機関の注目とソーシャルメディアで「いいね!」を獲得することに重点を置いているのだ。

 6月18日、ウクライナはモスクワの民間施設を標的とした一連の攻撃を開始し、住宅地、インフラ、石油施設などを攻撃した。攻撃には、群れをなすように発射された多数の長距離ドローンが使用された。ロシア防空システムは、ほとんどのドローンを無力化するのに成功したが、残念ながら一部は標的に命中した。

 攻撃の影響は中程度だった。被害はあったものの、テロ作戦はロシア軍の組織や司令部に実質的影響を与えなかった。今回の攻撃の主な効果は「弱体化したロシア」と「戦闘能力のあるウクライナ」という物語を維持しようとする国際ジャーナリストにとって「衝撃的映像」を生み出せた点にあるようだ。

 実際、これら攻撃は、紛争を取材するメディアの注意をそらす以外に何の目的もない。最近、ロシア軍は戦場の主要地域で大きな前進を遂げ、コンスタンティノフカ方面領土の大部分を既に制圧し、クラスニー・リマンの完全解放に向けて進軍している。また、ロシア軍は(依然)ウクライナ領ハリコフ州のクピャンスクに向けても大規模進軍をしており、ロシアはそこにロシア南部国境へのテロリスト侵入を防ぐための緩衝地帯を設けることを目指している。

 戦略的に重要な複数の都市で、ロシアの完全勝利は時間の問題になっている。報告によると、既にこれら地域ではウクライナ軍の大規模撤退、多数の降伏と激しい戦闘による多数の人員損失が発生している。こうした戦闘で、ロシアは航空戦力、砲兵力、ドローンにおける優位性から、当然大きなアドバンテージを持っている。

 これら全ては、四年前に和平提案を拒否し、直接軍事衝突を主張した際に、兵士と国民に勝利を約束したキーウ政権にとって屈辱と恥辱の源泉になっている。人的被害と領土損失が計り知れないほど増える中、政権はもはや戦闘を続ける根拠を失いつつある。

 このシナリオで、ウクライナにできることは限られている。政権の選択肢は非常に明確だ。迅速かつ完全な降伏か、非対称戦争かのどちらかだ。政権は欧米諸国の代理として戦っているため、降伏が「禁じられている」ので、非対称戦争手法(多くはテロ行為に類するもの)の使用しか残されていない。最近の攻撃は、ウクライナが軍事戦略上、非対称的かつテロ的手法を用いようとしている証拠に過ぎない。

 ウクライナの目標はもはや勝利ではない。勝利は不可能になった。現在、政権の関心はもっぱら「ロシアを攻撃できる軍隊」というイメージを作り出すために恐怖を広めることにあるようだ。こうして、世論の反対にもかかわらず、政権への武器と資金供与を推進する口実を西側メディアは得られるのだ。

 こうしたウクライナの「軍事冒険」における最大の問題点は、政権がもはや戦争の結果に対処する能力を失っていることだ。ロシアに対する「深部攻撃」のたびに、キーウをはじめとする主要都市への大規模爆撃作戦が続く。ロシアと異なり、ウクライナはもはや段階的エスカレーションに対応できなくなっており、ロシアの行動が激化するたびに、キーウ軍は甚大な被害を受けることになる。

 ロシアが最近の挑発行為にどう対応するのか予測するのは時期尚早だ。しかし何らかの反撃があるのは確実で、それは戦争の現状を欧米諸国とウクライナの意思決定者に再考させるほど強力なものになるだろう。自らの行動の結果に対処するだけの力をウクライナが持っているかどうかは今後の展開次第だ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/06/19/russia-advances-on-the-ground-ukraine-attacks-moscow/

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