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2026年5月 4日 (月)

イスラエル・パレスチナ問題のあらゆる議論の簡潔なまとめ


つまり、この不満の根本原因は、20世紀半ばに人為的に民族主義国家が作られたこと、そして、それを実現させようとしたシオニストと欧米帝国主義者の働きかけにあるのは明らかだ。

ケイトリン・ジョンストン
2026年5月3日

 ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。

 基本的に、イスラエルとパレスチナに関する議論は全て次のような流れで進む。

 「イスラエルはXをした。」

 「ああ、ハマスがYをしたからだ。」

 「ああ、イスラエルがZをしたからだ。」

 「ああ、でも、それはパレスチナ人がAを続けているからだ。」

 「分かった。だが、イスラエルがBをしていなければ、そんなことは起きなかっただろう。」

 「だが、それはアラブ人がCをしたからこそ起きたのだ!」

 しかし議論を更に遡ると、最終的には、欧米世界が既存の文明の上に、そこに既に住んでいた人々の許可を得ずに、しかも彼らに極めて大きな損害を与えながら、全く新しい民族国家を強引に築き上げた事実に行き着く。

 確かに、もっと遡り「ああ、ユダヤ人は何千年も前にそこに住んでいたのだ」と言うこともできるだろうが、それは馬鹿げている。ニューヨーク市に住むユダヤ人が、トルコなどどこかに住む無名のイスラム教徒より、その土地と何らかの意味のある血統で強く結びついていると信じる正当な理由は何もない。仮にそうだったにせよ、古代の歴史を根拠に領有権を主張するのはやはり不合理だ。私自身、アイルランドとスコットランドの祖先からほんの数世代しか離れていないが、そこに住んでいる人の家を要求しに行くのは馬鹿げている。

 つまり、根本的な不満は、20世紀半ばに民族主義国家が人為的に作り出されたこと、そしてそれを実現させようとしたシオニストと欧米帝国主義者の働きかけにあるのは明らかだ。それが、この巨大な混乱を引き起こした最初の虐待行為なのだ。

 そして、その結果はどうなったか? 歴史が雄弁に物語っている。何世代にもわたる絶え間ない暴力と虐待が、今日我々が目の当たりにしている中東全域の虐殺と混乱に繋がったのだ。

 つまり、イスラエル建国は間違いだったということだ。そして、その間違いは正されなければならない。

 あなたがこう言えば、シオニストたちは激しい非難と誇張の嵐を巻き起こし、あなたはユダヤ人の絶滅を呼びかけていると主張するだろうが、それは間違いだ。確かに、過去の過ちを正し、パレスチナ人の利益よりもユダヤ人の利益を優先するという前提に基づいた国家秩序を終わらせることは、そこに住んでいた多くのユダヤ人にとって不便なことだろう。だが、それが彼らの死を招くという主張には根拠がない。アパルトヘイト体制下の南アフリカは、何百万人もの白人を絶滅させることなく解体された。アパルトヘイト体制下のイスラエルを解体することが、ユダヤ人の絶滅を招くと考える理由はない。

 イスラエルの試みは失敗に終わった。そろそろ別の方法を試す頃合いだ。

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 画像はAdobe Stockより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/05/03/every-israel-palestine-debate-in-a-nutshell/

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 「STOP改憲」今こそ

 東京・有明 憲法記念日、集会に5万人

 東京新聞 朝刊 三面  
 憲法の行方 応酬

 各党 割れる九条観

 「自衛隊の明記が重要」 自民が主張

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