欧米諸国の戦争挑発行為を終わらせることが我々の最優先事項であるべきだ。

欧米諸国の戦争挑発行為を終わらせることが他のあらゆる社会問題よりも優先されるべきだ。それは、あなたの夫が連続殺人犯であることの方が彼が皿洗いを拒否することよりも遙かに緊急な問題なのと同じだ。
ケイトリン・ジョンストン
2026年5月8日
ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。
何よりもまず、欧米諸国は人を殺すのをやめるべきだ。欧米の戦争行為を終わらせることは他のあらゆる社会問題より優先されるべきで、それは、あなたの夫が連続殺人犯であることの方が、彼が皿洗いを拒否することよりも遙かに緊急な問題なのと同じだ。
我が国の政府がよその大陸で人々を虐殺している事実より、国内政策に政治的注目が遙かに多く集まっているのは深刻な病理の表れと言えるだろう。もちろん、国内政策が重要でないと言っているわけではない。ただ帝国の中核国家が実際大量虐殺に積極的に関与している現状ほど恐ろしく緊急性の高い問題ではないと言っているに過ぎない。
医療? もちろん重要だ。移民の権利? もちろん重要だ。社会正義と平等? もちろん重要だ。しかし、もしあなたが欧米諸国製の爆弾によって家族や隣人が引き裂かれているような場所に暮らしていて、その時にLGBTQ問題の重要性や神経発達障害を持つ人々への差別撤廃を訴える欧米のソーシャルメディア投稿を目にしたらどうだろう。少し立ち止まって、その立場になって考えて頂きたい。
何度でも繰り返すが、私はそれらの問題が重要でないと言っているわけではない。ただ大量殺戮を終わらせることが、もっと緊急の課題として認識されるべきだと言っているだけだ。これは議論の余地がないことだと私は考えている。
Not an exaggeration to say the literal future of our planet depends on the total defeat of US imperialism https://t.co/zlwa4Ggeyx
— 박주현 (@hermit_hwarang) May 7, 2026
我々の社会の他の分野では、このような区別をつけるのに苦労することはない。もしあなたの国で銃乱射事件で20人が死亡したとしたら、その事件は、その日に国内で起きた他のあらゆる不正義や虐待より遙かに大きな注目を集めるだろう。70歳の女性が殺害された場合、同じ70歳の女性が肺がんで亡くなった場合より、彼女が暮らした社会にとって、遙かに大きなトラウマとなり、重大な出来事となるだろう。もしレストランで、向かいのテーブルで誰かが絞殺されているのを目撃したら、あなたはインターセクショナル・フェミニズムに関する議論を続けないはずだ。
殺人事件が身近な場所で、自分たちと同じような容姿、生活、言語の人々に起きる場合、殺人が喫緊の課題で、その防止が社会にとって最優先事項なのは容易に理解できる。だが、肌の色が濃く、違う言語を話し、違う宗教を信仰し、違う文化圏に暮らす人々が自国政府に殺害されるとなると、我々はその事態の緊急性から目を背けてしまう。
これは、文明としての我々の恐るべき実態を物語っている。裏庭に埋められた遺体を無視し、夫のオンライン・ギャンブル中毒が家族にどれだけ負担をかけているかを心配する連続殺人犯の妻と我々は何ら変わらない。帝国の犯罪から心理的に隔離するために、我々は自分たちの内にある貴重で重要な何かから自らを切り離しているのだ。
これは同胞を傷つけるだけでなく、我々自身をも傷つける。欧米諸国の軍事虐殺という冷酷な現実から目を背け、自らをねじ曲げることで、我々は内面に醜い傷を負わせている。それは人間としての我々を歪め、人生観に深刻な影響を与え、知覚のフィルターに傷をつける。そうならないはずがない。
これら全ての戦争や虐殺という残虐行為は、それらにふさわしい緊急性をもって向き合うことで、我々自身の内なる神聖な部分を取り戻すきっかけになる。そうしなければ、本当に自分らしい生き方をして、現実と真実に基づいた関係を築くことはできない。
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画像は、アメリカ戦争省より。海兵隊トレント・A・ヘンリー軍曹撮影。
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/05/08/ending-western-warmongering-should-be-our-number-one-priority/
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≪櫻井ジャーナル≫
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