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2026年4月 6日 (月)

対イラン戦争はこのような形で起きると専門家たちは長年警告していた。



イランの報復がアメリカを不意打ちしたという報道が後を絶たないのは本当に驚きだ。私がこの問題に注目し始めてからずっと専門家や評論家連中は、アメリカがイランを攻撃すれば、イランはホルムズ海峡を封鎖し、アメリカの基地やエネルギーインフラを攻撃できると述べてきた。

ケイトリン・ジョンストン
2026年4月4日

 ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。

 タイム誌は、匿名情報源を引用し、ペンタゴンは先月から始まったアメリカ・イスラエル軍攻撃に対するイランの積極的報復に完全に不意を突かれたと主張する新たな記事を掲載し、次のように報じている。  
「ピート・ヘグセス国防長官をはじめとするトランプ政権の主要関係者は、イランが地域全体でアメリカとイスラエルの標的に行った報復攻撃の猛攻に驚愕した。攻撃対象となったのは、長らく攻撃対象外とされてきたクウェート、バーレーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦や、イランのテロ組織を匿い、アメリカ・ハマス間の水面下外交の中継地になっていたカタールなどだ。この報復は、イランが形式的報復にとどまるという想定を覆した。開戦前の内部協議で、トランプ政権による過去の攻撃に対するイランの反撃が控えめだったのを根拠に、慎重な武力行使によりイランに損害を与えつつ、大規模戦争に発展させないという見解をヘグセス長官は示していた。ヘグセス長官の考えを知る人物は『彼は完全に不意を突かれた。それは確実だ』と言っている。」

 イランの報復がアメリカを不意打ちしたという報道が後を絶たないのは実に驚くべきことだ。私がこの問題に注目し始めて以来、専門家や評論家たちは、アメリカがイランを攻撃すれば、イランはホルムズ海峡を封鎖し、米軍基地や地域のアメリカ同盟諸国のエネルギー・インフラを攻撃できると述べてきた。

 いくつか例を挙げよう。

 2006年にオックスフォード・リサーチ・グループが発表した「イラン:戦争の結果」と題する論文は、アメリカによる攻撃を受けた場合、イランは多数の選択肢を持っていると警告し「中でも最も重要なのは、ホルムズ海峡を通る石油と液化天然ガスの輸送に影響を与えるイランの報復行動だ」と述べ、イランがそのような行動を取るのを阻止するのは「不可能でないにせよ困難で、攻撃への恐怖心だけでも石油市場に甚大な影響を与える」と付け加えていた。

 2007年にケイトー研究所が発表した「イラク戦争とイランの力」と題する論文は「イランはペルシャ湾で最大の弾道ミサイル保有数を誇り、ミサイルはイスラエル、サウジアラビアやイラクにある米軍基地に到達可能だ」と警告し「イランが『石油兵器』を使用する可能性もあると専門家は主張している。つまり、幅34キロのホルムズ海峡を封鎖し、サウジアラビアやクウェートや他の湾岸協力会議加盟国の港湾や石油施設に潜水艦ミサイルや対艦ミサイル攻撃をする可能性がある」と述べている。

 2012年のNPR記事「イランは世界で最も重要な石油輸送路を封鎖できるのか?」で、イランはホルムズ海峡を封鎖することが絶対に可能だと認め、テヘランはそれを具体的に可能にする「能力に投資してきた」と当時の統合参謀本部議長が述べている。

 コロンビア大学グローバル・エネルギー政策センターと新アメリカ安全保障センターが発表した「窮地に陥るか? アメリカ・イラン間の緊張が世界の石油市場に及ぼす影響」と題する論文は「湾岸地域の石油インフラの損傷やホルムズ海峡の一時的閉鎖」を含む可能性があるシナリオについて警告している。

 こうした評価をしていたのは、クーフィーヤを被った平和主義者連中ではなく、アメリカ帝国に完全に忠誠を誓う深く根を張った沼地の怪物連中だった。対イラン戦争に彼らが反対したのは、それが許しがたい大量殺戮の邪悪な行為だからではなく、帝国の権力構造にとって不利になるためだった。


 最近、対イラン戦争の結果は容易に予測できるとして、他の政権関係者が大統領に対し、対イラン攻撃というボルトンの主張を退けるよう警告していたとトランプ大統領の元国家安全保障担当補佐官だったジョン・ボルトンがツイッターで述べ「2018年から2019年にかけて、イラン政権転覆を私はできる限り訴えてきた。政権転覆に反対する理由として、トランプの側近連中は、イランがホルムズ海峡を封鎖する能力を持っているのを挙げることが多かった。これが起こり得るのを十分認識していたにもかかわらず、トランプは準備をしなかった」と語った。

 私は軍事訓練も専門知識も全く持ち合わせていない。軍事問題に関しては、インターネットにアクセスするだけの素人だ。それでもイランの行動には全く驚かない。専門家たちが警告していた通りの展開になっているのだ。教養があり物事を考えられる人なら、こんな事態を予見できなかったはずがない。もし予見できなかったと言う人がいるとすれば、嘘をついているか、とてつもなく愚かなのか、どちらかだ。

 トランプの戦争組織は、嘘つき、馬鹿、嘘をつく馬鹿、あるいは(おそらく)その三つが混在した寄せ集めで構成されている。

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 画像はAdobe Stockより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/04/04/experts-warned-for-years-that-a-war-with-iran-would-happen-this-way/

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 デモクラシータイムス
トランプ自滅 暴君の末路と日本 (永田 浩三/小塚 かおる/布施 祐仁 1:53:05

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