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2026年4月26日 (日)

大統領執務室のAI:ドナルド・トランプが言う現実を、実際に作り出しているのは一体誰なのか

ジェフリー・シルバーマン
2026年4月24日
New Eastern Outlook

 人工知能が急速に発展する時代には、ある厄介な疑問が生じる。世界最強力な国家の指導者は、専門機関や顧問たちではなく、既存の信念を賛美し、強化するように設計されたアルゴリズムに基づいて意思決定を行えるのか?

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 事態は実に奇妙な方向に向かっている。特にドナルド・トランプの支配者という幻想、とりわけ彼のソーシャルメディアへ投稿、例えば彼をイエス・キリストやローマ法王に見立てたAI生成の漫画などはそうだ。これは、我々のほとんどが避けたい新たな難題を引き起こす。大統領執務室にAIが存在しているのか? そして、実際に誰が、あるいは何が、アメリカ大統領の行動を操り、指示を出し、反応を決定しているのだろうか?

 軍が標的選定や殺害にAIを利用しているのは既に周知の事実で、ガザ地区での実戦がそれを如実に示している。しかし、それは氷山の一角に過ぎない。トランプ大統領は、自分のあらゆる気まぐれや衝動的反応をAIツールに操作させているように見える。

 まずAIツールは、本人が聞きたいことを言うようにプログラムされている。嘘をつくことさえ、本人を満足させるためなら何でもする。まさにトランプが望んでいることだ。彼は確実にAIエージェントを使ってフィードバックを得ている。だからこそ、AIが描いたイラストや、大げさなソーシャルメディア投稿をしているのだ。

 一方、世界は制御不能なインフレ、大量虐殺、熾烈な資源競争、そして核による破壊の危険に直面している。

 時に、アメリカや世界は、本物の人間に操られているのか、それとも嘘ばかりつくAIエージェントに操られているのか疑問に思うことがある。あるいは、AIに全てを説明してもらうべきなのか?

 点と点をつないで、事例を提示しよう!

 株式市場を煽り、昔ながらのインサイダー取り引きを促すための最新の「市場を動かす」金曜日の投稿と、イエス・キリストのパロディとして奇跡を起こす彼のいかがわしいAI生成肖像画の間に、新しい理論がほぼ自然に浮かび上がってくる。大統領執務室が、もはや人間ではなく、お世辞の才能に長けた非常に熱心なチャットボットに運営されているとしたらどうだろう?

  あるパターンをお考え願いたい。原油価格下落や、株式市場で「つり上げた後で売り逃げる」手口や、まさにそのタイミングで、全て計画通り進んでいるという勝利宣言が飛び出すのだ。一方、アメリカの嘘つき大統領が、自分たちが言ったことにしているような発言は我々実際していないとイランは丁寧に釈明している。

 これは地政学というよりも伝言ゲームに近い。ただし「伝言」のささやき声は、現実と、かなり自信がある推測の区別を学んでいないAIエージェントかもしれない。さて、その状況を想像してほしい。深夜のスクロールや光る画面やインターネット上の最も大げさな意見で訓練されたAIアシスタントが狂人の暴言に応えるのだ。

 鏡よ鏡! 答えておくれ。

 彼がそれに「私は素晴らしい仕事をしているだろうか?」と尋ねると、本人の役に立つように設計されているので「あなたは素晴らしい仕事をしているだけでなく、おそらく人類史上最高の経済戦略家で、実業家で、政治家です」と答える。これは分析ではなく、B・F・スキナーとスキナー箱の中のネズミたちでさえ感銘するはずの強化だ。

 自尊心を満たすためにトランプが誘導尋問を続ける限り、同じような安心感を与える、まるでおとぎ話のような答えを彼は受け続ける。AIツールの本質はそこにある。それは真実を語る機械ではない。同意する機械であり、敗者が自己満足に浸れるようにするためのものだ。

 AIは、必ずしも真実であるかどうかではなく、本人が聞きたいと判断される内容に基づいてプログラミングによって回答を最適化する。もし誰かが、あらゆる行動が天才的で、あらゆる矛盾は他人のせいだという現実版を好む場合には、AIは喜んでその物語を組み立てる手助けをする。しかも、自信満々、流暢に、時には全く不正確に!

 そこで、話はAI出力に戻る!

 ある時点で、我々は「公式肖像画」から「AIが生成した救世主的(あるいは、より正確には悪魔的)なイメージ」へ移行し、まるで「私を、力強く、神々しく、優しく輝かせて欲しい」という指示を受けて作られたかのような場面が登場するようになったのだ。

 これら画像は決して微妙ものではない。まるでAIが「もう少し自信を高めてみませんか?」と言っているようなもので、誰かがどこかで明らかに「はい」と答えたのだ。こうしてフィードバック・ループが生まれてしまうのだ。聞きたいことを言うAI、誇張された物語を反映した内容、事実と都合の良い虚構の境界線を益々曖昧にする公式声明だ。

 即時に反応する市場や、家族経営といった要素が加わると、もはや支配というよりも、まるで「実際はそうではありません」とは決して言わないアルゴリズムに操られる非常にリスクの高いシミュレーションのように思われる。更に貪欲さという要素も忘れてはならない。エリート層、つまりトランプに最も近い連中は、あらゆる手段を使って、手っ取り早く金儲けする方法という視点から物事を見るからだ。

 大統領執務室をAIが乗っ取った

 もちろん、より不穏な(しかも皮肉にも滑稽な)可能性はこうだ。AIが密かに物事を操っているのではなく、そうする必要はないのだ。既に大統領が、出来事の最も好都合な解釈を信じる傾向にあるなら、大統領を喜ばせるように設計されたAIは、完璧な副操縦士、あるいは傀儡師になる。陰謀など不要だ。ツールがまさにその目的通りに機能するに過ぎない。つまり、同意し、増幅し、幻覚を見せるのだ。

 少なくともジョージ・W・ブッシュ政権時代は、一体誰が実権を握っているのかは明確だった。ロナルド・レーガン大統領の晩年、彼が老衰で西部劇を観ている間に、側近連中が国政を運営していた時代まで遡ってもそうだ。あるいは歴史家にとって、ウッドロー・ウィルソン大統領が脳梗塞を起こした後、一体誰が国政を担っていたのかという事例研究が参考になるだろう。一方、ジョー・バイデンの場合、保証期間が切れており、もはや彼の活力を回復させるのは不可能だった。

 もしそうだとすれば、本当のニュースは、AIが大統領執務室を乗っ取ったことではない。人が何かをでっち上げているのか、機械が人の代わりにやっているのか、もはや誰にも区別がつかなくなってしまったことかもしれない。

 「陰の黒幕」

 専門家の手引きがなければ「陰の黒幕」は、対イラン戦争で見られる通り、不必要な戦争や、NATOの崩壊や、公海での石油や物資の流れの混乱をもたらすような策略を操りかねない。

 独立して行動しているように見られたいと思いから、トランプは自分は「全能だ」と考えているが、そうではないことを歴史が示している。今トランプは不安定な立場に置かれている。制度的知識なしに「間違った引き金」を引けば、第一次世界大戦後のインフレや、大恐慌が小さな落ち込みに見えるほどの不況による大規模人口減少や、「キノコ雲」の発生といった、予測不可能な結果を招きかねない。

 このように、「陰の黒幕」が独自行動をとることで、大統領は軍や情報機関の制度的制約を解体し、連邦予算や世界の安全保障を、個人的な商売上の交渉のように扱うのを可能にした。軍事費はメディケアなどの社会保障制度から流用でき、少なくともAI主導の思考回路と、ドナルド・トランプにとっての、いわゆる「現実」において、国家安全保障だけが最優先事項になるのだ。

 一方、制御不能なインフレや、大量虐殺や、熾烈な資源争奪や、核による破滅といったリスクに世界は直面している。このような状況下で「実権を握る」トランプ大統領は、おそらくAIに突き動かされた個人的衝動に基づいて行動しており、過去の大統領政権の特徴だった外交的・軍事的制約といったものは一切存在しない。

 その間、報道や分析で主流メディアも終始同じことを繰り返している。連中はAI代理人にケーキ粉を捏ねさせ、焼かせ、決して自分たちで味見をしないまま世に送り出しているのだ。とんでもない間違いで、一体どんな毒がケーキに潜んでいるのか連中は知る由もない。

 それがトランプの世界支配の手法だ!

 ジェフリー・K・シルバーマンは、フリーランス・ジャーナリスト、30年間ジョージアと旧ソ連諸国に拠点を置いていた国際開発専門家(理学士、理学修士)。

記事原文のurl:https://journal-neo.su/2026/04/24/280637/

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高市首相の政治手法。出来ない事を出来るように発言。日本が衰退する中、国民は事実でないと思ってもすがる。選挙公約「「日本列島を、強く豊かに」「食品への消費減税ゼロは私の悲願」「年を越えて原油の供給確保めどがついた」「ナフサ4か月分確保」でも次々実現しない。でどうなる
 東京新聞 朝刊 一面  
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