この戦争で「両陣営」に反対するのは帝国主義の狂気のたわ言、他

永遠に血を渇望する帝国の窓から身を乗り出して、帝国の標的になっているグローバルサウス諸国を非難するのはやめよう。実に不快だ。
ケイトリン・ジョンストン
2026年3月11日
ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。
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「この戦争に反対しながら、イラン政権にも反対できる。両方非難できる」とよく言われる。
もちろん可能だ。だが、そうすべきではない。
そんなことはすべきではない。アメリカにとって計り知れない影響をもたらす戦争の最中に、ペンタゴン・プロパガンダを無償でするべきではない。イスラエルの愚行宣伝を代わりにしてやる必要はない。彼ら自身の仕事をやらせれば良い。
この戦争では既に大勢のプロパガンダ関係者が「イラン政権は悪い」と声を限りに叫び、虐殺を継続させようとしている。あなた方はその合唱に加わる必要はないし、加わるべきでもない。彼らが更なる人道的虐殺への同意を捏造するのを手伝うべきではない。あなた方は、アメリカ政府と同盟諸国国が人々に与えている虐殺を終わらせるために、ひたすら声を上げるべきだ。
あなた方が「イラン政権は悪い」というスローガンを掲げて成し遂げたことは、今あなたたちが目の前にしている大虐殺への道を切り開くことだった。あなた方がイラン政府を独善的に非難したことは、イラン女性やLGBTQの人々の権利を一人たりとも拡大することにつながらなかった。あなた方が成し遂げたことは、計り知れない恐怖の戦争を円滑に進めるための潤滑油を供給しただけで、今や全てのイラン人がかつてないほどの恐怖と悲惨さの中で確実に暮らすようにしているのだ。
西洋帝国の支配下で暮らすなら、その状況において責任ある発言を行う倫理的義務がある。アメリカやイスラエル政府と同じく、帝国の標的となっている国について、政権転覆を企むという同じ物語を繰り返すことで、活発な戦争プロパガンダ作戦に無責任に加担し、その行動の結果に責任を負わないふりをするのは許されない。もしあなたの言葉が戦争機構の潤滑油となるなら、あなたはあなたの支援によって、戦争機構がする行為に対して、ある程度道徳的責任を負うことになる。
責任が存在しないかのように装うのは許されない。あなたの無償の戦争プロパガンダ活動によって引き裂かれている家族は、あなたの無政府主義的あるいはトロツキスト的な「全ての暴政は等しく悪い」という政治哲学や、あなたが高潔な純潔を装うことでどれほど自己肯定感を高めているかなど気にしない。彼らが経験するのは、あなたの行動の結果だけだ。
西洋人として、あなたの唯一の義務は、西洋帝国の堕落に抵抗することだ。それがあなたの唯一の仕事だ。永遠に血を渇望する帝国の窓から身を乗り出して、帝国の標的となっているグローバルサウスの国々に指を振り回すのはやめよう。実に不快だ。 自国と同盟諸国の残忍な行為を抑止しろ。それが、あなたの仕事だ。もし、あなたが仕事をやり遂げたら、西アジアのどこかの政府が、あなたににとってどれほど悪く、間違っていると思うのか私に話せ。それまでは、黙って自分の仕事に集中しろ。
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The worst people in the world are currently pretending to believe Iran just went nuts and started randomly firing missiles at its neighbors in order to be evil. https://t.co/lLRObgjq3y
— Caitlin Johnstone (@caitoz) March 10, 2026
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皆いつも、イランの戦争のことではなく、オーストラリアのことを書くように言ってくる。一方、オーストラリアは、アラブ首長国連邦へのイラン・ミサイル攻撃から防衛するため兵器を送付し、この戦争への既に広範な関与を更に強化した。
つまり、オーストラリアは単にアメリカの戦争に加わっているだけでなく、地球上最も邪悪な国の一つ、UAEも守っているのだ。スーダンで見てきたあの大虐殺はUAEの支援によるものだった。数年前にイエメンで見ていた衰弱した子どもも、アメリカと同盟諸国の支援を受け、サウジアラビアにUAEが協力して飢えさせていたのだ。オーストラリアがこれら奇人変人連中に大量兵器を売っていた時でさえ十分ひどかったのに、今度は同盟諸国によるイランへの一方的攻撃の結果から彼らを積極的に守っているのだ。
ワシントンとの同盟は、この大陸全体の魂を毒している。
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2015年のイラン核合意はうまく機能していた。そうではないと主張する者は嘘つきの戦争屋だ。トランプと取り巻き連中は、現在進行中の戦争に至る上で最大の障害となっていたJCPOAを2018年に焼き払った。
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What do I care? I yell that during sex. https://t.co/jY82jcEgZf
— Caitlin Johnstone (@caitoz) March 7, 2026
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報道によれば、イランは船舶の航行を阻止するためにホルムズ海峡に機雷を敷設する準備をしているが、そもそもアメリカ帝国が、なぜこの戦争を仕掛けるのを控えていたのかを少しでも知っている人なら誰も驚かないだろう。
「文字通り45年間、アメリカの計画立案者連中はまさにこのシナリオを議論し、常にこの理由からイランとの戦争に反対してきた。イスラエルがアメリカを帝国主義的自殺に追い込むには、恐喝と汚職とロビー活動への資金援助と終末予言を信じる狂信者連中の信じられないほどの組み合わせが必要だった」とショーン・マッカーシーがTwitterに投稿した。
これがこの全ての狂気の理由だ。過去イランと戦争をするのが悪い考えだと言われてきた全ての理由は、依然、イランと戦争をするのは悪い考えだと言われる非常に正当な理由だ。
イランがホルムズ海峡を閉鎖しても誰も驚かなかった。戦争が始まればそうなることを皆分かっていたためだ。
イランが周辺のアラブ諸国にある米軍施設を破壊し始めた時、誰も驚かなかった。彼らは、この戦争が始まればそうなるとずっと知っていたためだ。
イランが陣地を固め、強力な軍事力と侵略を阻止できる地形に頼ってアメリカ・イスラエル連合軍の攻勢を撃退しようとしても誰も驚かなかった。戦争が始まればそうなることを彼らは常に知っていたためだ。
何かを知っている者にとって、これは全く不意打ちではない。両陣営の指導者や軍当局者や専門家たちが常に予測していた通りの展開を見せているのだ。
イランを攻撃しない理由は何も変わっていない。変わったのは、非常に悪い考えを実行に移そうとするワシントンの意欲だけだ。
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画像はAdobe Stockより。
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/03/11/opposing-both-sides-in-this-war-is-crazy-imperialist-nonsense-and-other-notes/
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