連中はイランの学校爆撃事件に関して嘘をついたし、これからも嘘をつき続ける

学校に着弾したのはイランのミサイル誤射だったと主張した、あのプロパガンダ屋や帝国擁護者連中を想起願いたい。アメリカ合衆国大統領を含め連中がどれほど攻撃的で一律にこの嘘を広めたかを想起願いたい。そして連中彼は戦争中終始このような嘘をつき続けると理解願いたい。
ケイトリン・ジョンストン
2026年3月13日
ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。
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米軍内部で行われている調査によると、アメリカ・イスラエル軍の攻撃開始時にイランの女子校に対して行われたトマホーク攻撃は、アメリカが責任を負うべき事案だと結論付けられた。この攻撃により、少なくとも175人が死亡した。
学校に着弾したのはイランのミサイルの誤射だったと主張した、あのプロパガンダ工作員や帝国擁護者連中を思い出して頂きたい。アメリカ合衆国大統領も含め、連中がどれほど攻撃的かつ一律にこの嘘を広めたか思い出して頂きたい。そして、彼らが戦争中ずっとこのような嘘をつき続けると理解願いたい。
民間人を保護するための「愚かな交戦規則」をアメリカが廃止したとピート・ヘグセス戦争省長官が自慢し「これは決して公平な戦いになるはずではなかったし、公平な戦いでもない。我々は彼らが弱っている時に攻撃する。まさにそうあるべきだ」と強硬な発言をしたのを覚えておられるだろうか。
彼が幼い少女たちの大量殺人について話していたと知った今となっては、言葉の響きは少々違って聞こえる。
今にし思えば「アメリカ十字軍」という本を書いた人物が、すぐ肩書きを戦争長官に変え、イスラム世界に対する十字軍を開始したのは誰も驚くべきことでなかったのかもしれない。
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クイーンズランド州警察が、現在違法とされているスローガン「川から海まで、パレスチナは自由になる」を叫ぶ抗議行動参加者の逮捕を開始しており、あるデモ参加者は最大二年の懲役刑に処される可能性がある罪に問われている。
以前にも私が述べた通り、このクイーンズランド州の新法は、オーストラリア史上最も常軌を逸した言論の自由攻撃で、これは非常に高いハードルと言えるだろう。シオニズムは我が国を蝕み、あらゆるものを狂わせている。我が国社会における言論の自由に対するイスラエルとその支持者以上の脅威はありえない。
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イランがカリフォルニアのドローン攻撃を計画しているという最新の話を物笑いの種にする声がソーシャルメディアで上がっており、これは差し迫った偽旗作戦のための明らかな罠だと多くの人が指摘している。
これは全く妥当な推測だが、イランが今すぐアメリカを爆撃する権利があることは指摘しておく価値がある。テヘランが虐殺の場と化している最中、イランがアメリカを爆撃する可能性にさえ眉をひそめるほど、自国政府が他国に及ぼしている恐ろしい現実からアメリカ国民がいかにかけ離れているかを物語っている。
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私が評論家として活動するようになってからずっと、イランがアメリカから攻撃を受けた場合、ホルムズ海峡を閉鎖するだろうと専門家や評論家が言っているのを聞いてきた。これは誰にとっても予想外のことではなかった。そうなることを分かっていたにもかかわらず、連中はこの戦争を始めることを選んだのだ。
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キリスト教の大きな部分が改訂され再構築され、今やドリー・パートンよりも若い国に軍事支援を与えることに完全に重点が置かれているのは変だ。
キリスト教シオニズムが主流政治勢力になったのは1970年代になってからのことだ。キリスト教は2000年もの間、「イスラエル」という近代国家の存在を気にすることなく歩んできた。1948年にイスラエルが建国された後も、ほとんどのキリスト教徒は何十年もの間、イスラエルにはほとんど関心を払わなかった。テルアビブにアパッチ・ヘリコプターを派遣するような政治家に投票するよう神が命じていると信じ込ませようとジェリー・ファルエルやビリー・グラハムなどの奇人連中がキリスト教徒を扇動し始めて初めて、この狂気じみた世界観が人々の意識の中で意味ある影響力を持つようになったのだ。
そしてその時点で、それは全く別の宗教へ変貌を遂げた。キリスト教のそうした宗派にとって、中心人物はもはやイエスでも聖書でも教会でもなく、絶え間ない軍事暴力なしには存在し得ない欧米からの移民に運営される全く新しい民族国家になった。彼らは2000年にわたる神学と伝統を焼き尽くし、全てを灰燼に帰し、その代わりに、アメリカの戦争兵器を西アジアに送り込むのを中心とする20世紀後半の宗教を構築したのだ。
キリスト教シオニズム出現以前のキリスト教が、何ら過ちを犯さなかった素晴らしい宗教だったと言っているわけではないが、現代イスラエル国家への軍事支援を、中心的かつ最優先の価値観とする宗教とは紛れもなく全く異なる信仰だ。そして、人々がこのことに気付かず、議論することさえほとんどないのは実に奇妙なことだ。
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またしてもシナゴーグ襲撃事件が発生した。今回はミシガン州で、レバノンでイスラエル軍に家族を殺害された男による犯行と報じられている。
「本日、爆発物を積んだトラックでミシガン州のシナゴーグに突っ込んだ男は、状況に詳しい情報筋によると、アイマン・ガザレという人物だった。ガザレは昨夜、レバノンのマシュガラ町に対するイスラエル軍の最近の攻撃で死亡した家族(幼い子供を含む)の写真を投稿していた」とDrop Siteのライアン・グリム記者が報じている。
もう手順はご存知だろう。
手順1:イスラエルがジェノサイドや侵略戦争で子どもたちを殺害するのを支援する。
手順2:欧米諸国における過激派による攻撃という形での反動を待つ。
手順3:テロ対策の名の下、その反発を利用して権威主義的国内政策を正当化する。
手順4:手順1から繰り返す。
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彼らは、グローバルサウスから資源と労働力を搾取し、帝国の中核地域の市民にパンと見世物を提供する極めて安価な手段を中心に帝国を構築した。その価格は、あらゆるものを所有し運営する億万長者連中をギロチンにかけずに済む程度にしか安くなかった。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/03/13/they-lied-about-the-school-bombing-in-iran-and-theyre-going-to-keep-on-lying/
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東京新聞 朝刊 総合 二面
米増派 日本から中東へ
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対イラン 地上戦は慎重
ウクライナ製無人機導入か東京新聞 社説・発言 四面
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No. 2840 トランプは中国を再び偉大にしている
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