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2026年3月16日 (月)

イラン戦争の真実を明らかにするトランプの嘘



マーティン・ジェイ
2026年3月11日
Strategic Culture Foundation

 アメリカとイスラエルはイラン戦争における最大敗者だ。だがトランプはそうではない。

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 点と点を繋げば、同じ結論にたどり着く。イラン戦争における最大の敗者はアメリカとイスラエルだ。だがトランプはそうではない。

 最近のアメリカ世論調査によると、公式の場、記者会見でドナルド・トランプが真実を語る割合は僅か3%程度だという。おそらく、有名タレントとしてテレビで活躍した経験から、指導者がアメリカ・メディアを通して語る最も空想的で愚かな嘘に、アメリカ国民がいかに騙されやすいかを学んだのだろう。もちろん、これはジャーナリストにも当てはまる。トランプ政権が、我々に教えてくれたことがあるとすれば、最近のアメリカ・ジャーナリズムの全体的なレベルがいかに低いかだ。アメリカのジャーナリストは、難しい質問を恐れたり、言われたことを疑ったりしない。そもそもそうした方法を知らないのだ。

 イラン戦争を取材する中、彼の汚い仕事に加担するジャーナリスト連中から質問を受けながら、トランプが厚かましい嘘を吐く様子は息を?むほどだ。例えば、イランがトマホークを入手し、自国の女子生徒を殺害するために使用したなどという考え自体あまりに馬鹿げている。トランプが真っ赤な嘘をついているのが明白なのに、どうしてジャーナリスト連中がそのような答えに疑問を抱かずにいられよう?

 だが、この嘘のおかげで、我々はトランプの手口が分かる。マスコミに嘘をつくことに羞恥心や不快感を覚える他のアメリカ大統領と違い、トランプにはそのような面倒な縛りがなく、だからこそ国際舞台でより大胆な冒険に挑戦できるのだ。このような環境では、国際法はおろか、議会の仕組みという政治的枠組みにおける適正手続きさえ尊重されない。トランプはイランを打倒する方法をまだ見つけていないが、うまくいかないことは全て自分のせいではないと説明するため、後から使える様々な物語を用意している。ジャレッド・クシュナー、マルコ・ルビオ、スティーブ・ウィトコフがイラン攻撃を指示したとマスコミに言うことで、今後数日、数週間のうちにマスコミから裁きを受ける日に向けて、彼が既に準備を進めているのが分かる。

 これら三つの点への方向性は示唆に富んでいる。もちろん、我々は決断に関してトランプの単純なルールを学んでいる。物事がうまくいった時は、全て彼の決断によるもので、物事がうまくいかなかった時は、他人のせいなのだ。

 従って、この三点の非難は、トランプがイラン戦争が失敗だったのを認めた琴を明白に示すものだ。アメリカは政権転覆をもたらせず、イラン政府から軍事的譲歩も得られなかった。実際、世界的なエネルギー価格高騰と、ホルムズ海峡が依然石油タンカー通行を禁じている状況を考えれば、アメリカが何らかの勝利を収めたと言えるような点を一つでも挙げるのは非常に困難だ。アメリカは石油の純輸出国であるにもかかわらず、今回の危機で国内ガソリン価格が上昇しており、トランプの支持基盤であるブルーカラー労働者が、再び彼の失敗した政策のツケを払わされている。

 ホルムズ海峡に関するこの最後の点は、日に日に愚劣さを増すトランプの嘘を検証する際に、改めて考える価値がある。まるで周囲の現実の感覚を全く失ったまま権力の座にいる子供を相手にしているようだ。トランプが何度も繰り返す主張の一つは、米海軍がイラン海軍を完全に殲滅し、全艦船を沈めたというものだ。だが、これを裏付ける映像証拠は皆無で、公式のものはもちろん、米兵一人の携帯電話映像さえない。作戦が成功したことをアメリカ国民やマスコミに証明しようと苦労しているトランプにとって、これはまたしても途方もない嘘なのだろうか。イラン艦船がたまたま全て沈没したのは実に好都合だ都。おそらく、真実が沈没して、イラン艦船は依然作戦を続けているのだ。最も悲しいのは、この主張に関して最も明白な疑問、つまり「イラン海軍が存在しないなら、なぜホルムズ海峡は未だに船舶通航に対して閉鎖されているのか」、記者会見どころか質問原稿でさえ問えるアメリカ人「ジャーナリスト」が一人もいないことだ。

 それとも、イラン海軍は壊滅したが、イランの船舶支配とアメリカ空母に対する脅威があまりに強力かつ広範囲に及んでいるため、アメリカ海軍には包囲を破る能力がないのだろうか。

 戦争全体における自分の責任を軽減しようとトランプ大統領は躍起になっているが、それ自体、全てが酷く間違っていたことを認めることになる。こうした兆候は微妙で、時に見抜くのが難しい。例えば、アメリカのイラン爆撃をGCC諸国が支持したという最近の彼の発言がそうだ。すると、強大な米海軍、空軍、陸軍が期待に応えられず、地域の同盟諸国に頼らざるを得なかったのか? 大統領は明らかに責任を分散させて、自らの重要性を貶めようとしている。おそらくこれは、弾劾だけでなく、国際刑事裁判所への提訴からも身を守るための策略だろう。

 GCC諸国がイランを爆撃したという嘘は、イランが自国の女子生徒を爆撃したという話より更に滑稽だが、最も明白な疑問すら投げかけられるまともなジャーナリストが周囲にいないため、論理矛盾で自ら墓穴を掘ったにもかかわらず、彼はこの嘘をまんまと逃げおおせるだろう。いわゆるイラン戦争の真実は、テレビ画面で我々が目にするもののほとんどが真実から程遠いことだ。時には、例えばイスラエルにおける実際の破壊の程度は、真実を隠蔽し、軍事目標ではなく民間人を攻撃した爆弾だけ報道するという、アメリカ・イスラエル間で結ばれた恥ずべき合意のせいで報道しない「報道の怠慢」もある。最大の嘘は、おそらくその背後にある理由に関するものだが、リンジー・グラムのような愚か者でさえ、それを隠蔽しようとしていない。金だ。市場操作で、彼が何十億ドルも儲けているのを、声高なトランプ支持者連中でさえ一瞬でも疑うだろうか?

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/03/11/trumps-lies-reveal-the-real-story-about-the-iran-war/

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