四週間の準備期間にもかかわらず依然変わらないトランプ大統領の対イラン選択肢
2026年2月24日
Moon of Alabama
四週間前、イラン・イスラム共和国の核開発計画を巡り、同国に新たな攻撃を行うとドナルド・トランプ大統領は警告した。
私が説明した通り、イランは良いカモではないため、それは間違いだった。
だが、軍事作戦を継続するには十分からはほど遠いとアメリカの軍事シンクタンクは述べている。
この部隊はイランへの懲罰攻撃と、地域におけるアメリカの同盟諸国および協力国の防衛能力を備えている。だが、海兵隊や、襲撃や地上作戦のための特殊作戦部隊(SOF)、や長期的空爆作戦のための兵站体制が欠如している。 …
従って、過去一か月間の米軍増強により、戦略的バランスは変化していない。
イランは周辺で長期戦を戦う手段を持っているが、アメリカは送付に何ヶ月もかかる兵站に依存している。
軍備増強を命じた際、ホワイトハウスはイランは圧力に屈すると誤信していた。
週末、軍事攻撃の脅威が迫っているにもかかわらず、なぜイランがアメリカの要求に「屈服」しないのか、大統領は「不思議に思っている」とトランプ大統領の地域担当特使スティーブ・ウィトコフはフォックスニュースに語った。
「これだけの圧力で、現地に、これほど海軍力や艦船を配備しているにもかかわらず『我々は核兵器を望まないことを表明する。我々が用意しているのはこれだけだ』となぜ彼らは言わないのか? だが彼らをその方向に導くのはかなり困難だ」と彼は述べた。
イランの5000年に及ぶ栄光の歴史についてウィトコフとトランプが少しでも学んでいれば、イラン国民を脅かしても効果がないと分かったはずだ。
ワシントンポストに情報を漏洩し、米軍は彼に退路を与えている(アーカイブ)。
だが時間は刻々過ぎてゆく。大規模遠征部隊を何ヶ月も中東に駐留させるには多額の費用がかかり、能力も低下する。
アメリカの軍事力増強にもかかわらず基本的な戦略状況は四週間前と変わっていない。
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東京新聞 国際・総合 四面
不正に優しい民意
一部を複写させていただこう。
私が説明した通り、イランは良いカモではないため、それは間違いだった。
イランも準備を整えている。ミサイル戦力を増強し、いかなる攻撃への報復としても、中東における米軍拠点とイスラエルにミサイルを使用すると誓っている。ホルムズ海峡閉鎖も約束している。世界の原油供給の大部分はホルムズ海峡を通過している。例えば中国行きタンカーの通航を許可するような選択的閉鎖も考えられる。だが、たとえ部分的で長期にわたる閉鎖であれ、世界中の石油とガスの価格が急騰するだろう。共和党が中間選挙で勝利する可能性は低下するだろう。以来、アメリカは同地域の防空体制を強化し、中東航空攻撃部隊数を倍増させた。
イランに対するいかなる冒険にも参加するのをアメリカの中東主要アラブ同盟諸国は拒否している。サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールは自国領内外からの、あるいは自国領を通過するアメリカによる対イラン作戦は容認しないと明言している。 …
今後発生する紛争は、最近の12日間の作戦ほど短期間で終わる可能性は低い。容易に消耗戦にエスカレートする可能性がある。…
トランプが求めているのは、象徴的勝利だ。いつものように、彼は巨大な脅しから始め、僅かな譲歩で引き下がろうと狙っている。トランプの要求に全て応じる気がイランにあるとは思えない。
だが、軍事作戦を継続するには十分からはほど遠いとアメリカの軍事シンクタンクは述べている。
この部隊はイランへの懲罰攻撃と、地域におけるアメリカの同盟諸国および協力国の防衛能力を備えている。だが、海兵隊や、襲撃や地上作戦のための特殊作戦部隊(SOF)、や長期的空爆作戦のための兵站体制が欠如している。 …
- 現在の軍事力レベルは、4日間にわたる長距離懲罰攻撃を伴った「砂漠の狐作戦」で使用されたレベルに匹敵する。…
- 多数の輸送機(C-17およびC-5M)と空中給油・輸送機(KC-135およびKC-46A)が中東に移動しているが、これは地上部隊の展開を示すものではない。…
- 米軍には、襲撃や上陸作戦を実行するために必要な特殊作戦部隊や地上部隊が不足している。…
- 利用可能な戦力は、限定的標的攻撃を超えて政権転覆するには不十分だ。…
- 最終的に、数週間にわたる長期空爆作戦を行うには兵力が不足している。そのためには相当な兵站増強が必要となり、これは可能ではあるが、更に時間を要する。…
今週後半に米空母ジェラルド・R・フォードが間もなく到着するにせよ、アメリカの軍事力は4~5日間の激しい空襲もしくは一週間の低強度攻撃に耐えられる程度しかないとイスラエル情報機関は結論したとイスラエル情報機関当局者がフィナンシャル・タイムズに語った。アメリカとは対照的に、イランは長期間にわたって戦闘を行うことが可能で、特にホルムズ海峡を数ヶ月間封鎖して世界経済に影響を及ぼすことが可能だ。
従って、過去一か月間の米軍増強により、戦略的バランスは変化していない。
イランは周辺で長期戦を戦う手段を持っているが、アメリカは送付に何ヶ月もかかる兵站に依存している。
軍備増強を命じた際、ホワイトハウスはイランは圧力に屈すると誤信していた。
週末、軍事攻撃の脅威が迫っているにもかかわらず、なぜイランがアメリカの要求に「屈服」しないのか、大統領は「不思議に思っている」とトランプ大統領の地域担当特使スティーブ・ウィトコフはフォックスニュースに語った。
「これだけの圧力で、現地に、これほど海軍力や艦船を配備しているにもかかわらず『我々は核兵器を望まないことを表明する。我々が用意しているのはこれだけだ』となぜ彼らは言わないのか? だが彼らをその方向に導くのはかなり困難だ」と彼は述べた。
イランの5000年に及ぶ栄光の歴史についてウィトコフとトランプが少しでも学んでいれば、イラン国民を脅かしても効果がないと分かったはずだ。
イランのアラグチ外相はソーシャルメディアで答えて「なぜ我々が降伏しないのか知りたいのか? 我々がイラン人だからだ」と述べた。トランプのはったりは見破られている。彼は今譲歩して、シオニスト・ロビーの批判を受けるのか、それともイランを攻撃して大統領職を台無しにするのかという不都合な状況にある。
ワシントンポストに情報を漏洩し、米軍は彼に退路を与えている(アーカイブ)。
トランプ政権がイラン攻撃を検討する中、深刻な兵器不足と同盟諸国の支援欠如が作戦と米軍要員に大きなリスクをもたらすとドナルド・トランプ大統領や他の当局者に国防総省トップの将軍が警告したと内部の議論に詳しい関係者らが明らかにした。良い軍事的選択肢がないのが、イランに新たな戦争を仕掛ける決断をトランプ大統領が躊躇している理由だ。
関係者によると、先週ホワイトハウスで、統合参謀本部議長のダン・ケイン将軍が、トランプ大統領と側近と会談し、アメリカの兵器備蓄がイスラエル防衛とウクライナ支援の継続により大幅に枯渇しているため、イランに対するいかなる大規模作戦も困難に直面すると懸念を表明した。
だが時間は刻々過ぎてゆく。大規模遠征部隊を何ヶ月も中東に駐留させるには多額の費用がかかり、能力も低下する。
アメリカの軍事力増強にもかかわらず基本的な戦略状況は四週間前と変わっていない。
つまり、トランプには、勝てずに尻込みするか、下院と大統領職を賭けてエスカレーションするかの選択肢が残されている。記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2026/02/despite-four-weeks-of-build-up-trumps-choices-on-iran-are-still-the-same.html
彼が賢明な選択をするよう願う。
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東京新聞 国際・総合 四面
一般教書演説東京新聞 特報面
トランプ氏 自賛1時間48分
民主を攻撃 まるて選挙集会
深まる分断
共和党 110回以上拍手喝采
民主党 大声で反論、退場も
NBCは「経済から犯罪、選挙に至るまでさまざまな話題について、誇張された、誤解を招く、虚偽の主張を」何度も繰り返したと判定した。
こちら特報部「本音のコラム」 今回の筆者は三木義一氏
スパイ 冤罪 暗示の未来
商談や取材も規制対象?
反対市民「法案提出ストップを」
「海外のスパイ防止ではなく『反政権レッテル貼り』か」
不正に優しい民意
一部を複写させていただこう。
大多数の選挙民は自分達の代表に高潔さを求めず、自分たちのやりたいことをやってくれそうな人なら、多少の不正など問題にすることなく票を入れたようだ。今朝の孫崎享氏メルマガ題名
中略
しかし、日本の多数の民意様は、国会議員の不正には非常に寛容で、立候補を認め、当選までさせてしまう。 こんな民意とどう向き合うベきなのだろうか。
高市首相、当選祝いのカタログギフト…1人約3万円を315人に」(読売新聞)政治資金規正法「何人も、公職の候補者の政治活動に関して寄附をしてはならない」第2項「前項の規定は、政党がする寄附については、適用しない。高市高支持率で大手メディアは追及しないだろう植草一秀の『知られざる真実』
政党支部の金で熨斗に高市早苗
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