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2026年2月 6日 (金)

エプスタインのハニートラップ作戦にプーチンは関与していたのか? とんでもない。MI6のエセ・ニュースに過ぎない。



マーティン・ジェイ
2026年2月4日
Strategic Culture Foundation

 この最新の記事はデイリー・メール紙の突飛な主張に新境地を開いた。この主張は他の新聞各社も繰り返しているようだ。

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 最近、エプスタインがイスラエルではなく、ロシアのハニートラップ作戦首謀者だったという報道がイギリス・メディアで出始めており、国民の反応は様々だ。政府のほぼあらゆる失策を「プーチンのせいにする」戦術は、確実にイギリス情報機関の常套手段になっている。上手い機会に、いとも簡単に入手できる良いネタを、ジャーナリストに提供するこの常套手口は、多くの状況に当てはまる。

 だが、デイリー・メールが主導したと思われるこの最新報道は、 突飛な主張という点で新境地を拓き、他の新聞社もこれを繰り返しているようだ。

 この長編記事は、この記事が国防省の(以前にも私が書いたことがある、イギリス人ジャーナリストの原稿を出版前に厳しく検閲する部門たる)偽ニュース部門の奇想天外な想像力に基づいていることを読者に公然と認めている。だが、この大作全体が空想的戯言なのにもかかわらず、(もちろん身元は明かされない)「情報源」連中は、アメリカ諜報機関が長らく信じてきたとされる内容について更に詳しく語り続けている。最近、若い女性と地面に横たわる下品な写真が流出して、一層不名誉な立場に陥ったアンドルー元王子によって、この信念は、これまで揺るぎないものだったとされていた。

 本当だろうか? アメリカは何年もプーチン問題に取り組んでいたのに、イギリスはそれを放置しただけなのか?

 深く掘り下げてみると、これは明らかな嘘だと分かる。しかし、この考えを「ニュース」として流布させるために、啓発的な狙いを果たしているのだ。ジャーナリストが挙げる生の証拠は、実際は取るに足らない断片を寄せ集めて、より説得力のあるものに見せかけたものに過ぎい。エプスタインは2008年に釈放された際に、プーチン側近と接触し、アンドリュー王子のためにロシア人売春婦を手配した。また、彼は数人のロシア人女性を雇っており、そのうちの一人がビル・ゲイツに性感染症を感染させたのだ。いや、お待ち願いたい。まだ続きがあるのだ。

 申し立てを裏付ける本当に興味深い「証拠」の唯一の断片は、ギレーヌ・マクスウェルの父親ロバートとのつながりだ。ロバートはロシアとイスラエル(後者はロバートが4億ポンドを脅迫しようとしたが、イスラエルはすぐ彼をヨットから転落させ溺死させた)のために働いていた。マクスウェルがモスクワ治安機関と親しかったのは事実だが、エプスタインを彼らの邪悪な計画の手先にすることは、この話全体を信じられないほどの拡大解釈だ。第一に、治安機関の情報源は、エプスタインが2008年にプーチンに近い人物に会談を求めなければならなかった経緯を想像できない。より現実的な理由は、未成年者と関係を持ったことで、モサドが彼を刑務所に入れたことを考えると、モサドとの特別な関係が悪化したとエプスタインが感じたことだろう。エプスタインは自身の事業の新たな後援者を探しており、ロシアが最適な場所に思えた。あるいは、イスラエルはロシアのトップ・オリガルヒやプーチン側近を弱体化させようとしたため、エプスタインをイスラエルに引き入れたのかもしれない。

 こうして、イギリス諜報機関が作り上げたこの新たな物語は、メディアに定着することになった。これは当然ながら、彼らの御主人連中の狙いに大きく貢献する。というのも、エプスタインがモサド工作員だったという話は、諜報機関の主要人物に広く受け入れられているからだ。アメリカが、この話をイギリス・メディアに流し込み、世界中に自然に広がる新たな偽ニュースを生み出そうとしたのはほぼ確実だ。議員やディープステートの関係者に、イスラエルが、どれほど資金を注ぎ込んでいるかは過小評価されがちなため、この策略はそれほど衝撃的ではないだろう。イギリスでも、例えば両大政党の多くの議員がイスラエルから頻繁に現金を受け取っているため、このような偽ニュースは、数人の忠実な人物が承認すれば、あっという間に拡散する可能性がある。もっとも懐疑的な人は デイリー・メール記事の2行目を見れば、この話全体がいかに作り話か分かるはずだ。

 「プーチン大統領と彼のスパイがエプスタインの違法行為に直接関与していたことを示す証拠書類はないが、エプスタインが金融家の経歴と釣り合わないほど超富裕層生活を楽しんでいるように見える理由を説明できるかもしれないと情報筋は述べている。」

 アンドリュー・マーのようなウェストミンスターの有力ジャーナリストが、主張を裏付けるものが何もないのに、生放送でプーチン大統領を名指しできるのか不思議でならない。だが、イギリス・ジャーナリズムの新潮流は注目に値する。何の証拠もなく、情報機関の情報源だけで「ニュース」記事として空想的で突飛な話を作り上げることだ。信じ難いことだ。大規模な機関が独自の突飛で根拠のない検証されていない考えを事実として示し、ジャーナリストにそれを事実として報道させるのを期待している場所はブリュッセルの欧州委員会以外に考えられない。欧州委員会はこれを毎日のように行っている。

 デイリーメールのハッカー連中に、1991年以降KGBは存在していないと知らせる人はいるのだろうか? 単なる思いつきに過ぎないのだが。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/02/04/putin-linked-epstein-honey-trap-operation-nope-just-more-mi6-fake-news/

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 Real Scott Ritter
Alas, Babylon
The "Polish Pope" Crisis of October 1978 made me a believer in the danger of nuclear weapons, and the need for arms control.

Scott Ritter
Feb 06, 2026

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
トランプはヒトラーではない。だが米国は今、ナチ支配前夜に類似。そして高市政権にも類似性。背景:下層階級の貧困化、外国人嫌悪、弱者への攻撃、反対者への攻撃と排除 権威主義体制は支持者の統合に「他者」を標的に、発売予定『米国一極支配の終焉と日本の選択』より。

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