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2026年1月14日 (水)

哀れなヨーロッパ属国諸国を暴露するトランプの超強化ならず者政権



2026年1月9日
Strategic Culture Foundation

 皮肉なことに、トランプの無謀な傲慢さは歓迎すべきものだ。彼は欧米の二枚舌と、見せかけの仮面を脱ぎ捨て、少なくとも欧米体制が一体何ものなのかを明らかにした。我々が目にしているのは、かつてのファシズムのように野蛮で醜悪なものだ。

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 国際秩序は世界の目の前で破壊されつつある。ドナルド・トランプ政権下のアメリカは、力こそ正義という格言を露骨に掲げ、完全なならず者国家と化している。これは常にアメリカ覇権国家の常套手段だった。トランプ政権下で、それが更に加速しているのだ。

 ルールに基づく秩序という見せかけは完全に放棄された。国際法など存在せず、アメリカの一方的な権力行使には制限がないとトランプは公然と自慢している。

 たったの一週間に、トランプ政権は下記を実行した。
 
  • ベネズエラに致命的攻撃を開始し、大統領を誘拐し、膨大な石油資産を接収した。
  •  
  • 海事法に違反してロシアと中国に属する貨物船を拿捕した。
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  • メキシコ、コロンビア、キューバを含むいくつかの主権国家に軍事攻撃を脅迫した。
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  • 法的にデンマークの一部であるグリーンランドの北極圏領土を強制併合すると脅迫した。
  •  
  • トランプ大統領が二期目の1年目に爆撃した7番目の国ソマリアへの爆撃を激化した。
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  • アメリカ連邦捜査官による無実の市民の法外な殺害を正当化するためでっち上げた露骨な嘘。その一方、アメリカとイスラエルの秘密機関に扇動されたと多くの人が信じている街頭抗議をイラン政府が弾圧した場合、イランに軍事行動を起こすと警告している。

 あらゆる不正行為の中でも、おそらく最も悪質なのは、ベネズエラ攻撃に絡み、100人もの死者を出した複数の戦争犯罪だ。トランプが掲げた麻薬テロ対策という茶番劇は、露骨に放棄された。彼は今や、ベネズエラ石油資源をアメリカの大手石油企業が奪ったことを祝福している。

 この蛮行は、ファシスト的傲慢さを伴う完全な帝国主義だ。トランプは、砲艦外交が身勝手な婉曲表現を用いて公然と行使されていた20世紀初頭へ世界を引き戻した。1900年代、歴代アメリカ大統領は中南米諸国を頻繁に侵略し、住民を虐殺し、残忍な独裁者を据え、天然資源を収奪するため奔走した。トランプは、1823年のモンロー主義を自らの特権であるかのように露骨に喧伝し、ベネズエラをはじめとする中南米諸国に、中国とロシアとのあらゆる関係を絶つよう命じている。

 ベネズエラに対するアメリカの侵略行為を中国とロシアは、激しく非難し、世界が混乱に陥る可能性を警告している。

 だが、ヨーロッパ諸国はそうではない。彼らはトランプ大統領の犯罪行為に対し、おとなしく沈黙の姿勢をとったり皮肉な謝罪をしたりしている。もちろん、長年にわたり、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の正当性を否定しようとしたり、彼の選挙結果を認めなかったり、ノーベル賞受賞者のマリア・コリーナ・マチャドのような欧米諸国の支援を受けた扇動的人物を推進したりして、アメリカの侵略を支援してきたため、ヨーロッパ諸国は不利な立場に置かれている。

 今週、国連安全保障理事会での演説で、問題はワシントンや欧州の同盟諸国がベネズエラ政府について主張していることではなく、国連憲章の優位性と国家主権の不可侵性に基づく国際法の尊重だと著名アメリカ人国際関係学者ジェフリー・サックスは語った。

 トランプ政権は侵略行為を犯し、国連憲章を完全に無視し破壊した。欧州諸国は沈黙と陰険な態度によって、このならず者国家の蛮行に加担している。

 皮肉にも、西側諸国は、国際民主主義や法と秩序や道徳的権威の模範だと主張している。彼らはロシアや中国や他諸国を不正行為や悪意ある野心で非難するが、明白な現実は、国際秩序を嘲笑しているのは、覇権国アメリカ合衆国に率いられた西欧諸国だ。彼らは世界を危機に陥れ、壊滅的紛争をエスカレートさせている偽善者で、ペテン師だ。

 第二次世界大戦、そして1945年の国連憲章制定以来、欧米諸国は身勝手な二枚舌と欺瞞のゲームを繰り広げてきた。法と秩序を口先だけで唱えながら、冷戦や「民主主義と自由世界」の擁護といった口実のもと、侵略や違法な戦争により他国を転覆させる権利を暗黙のうちに留保してきた。欧米諸国は常に、政権転覆や侵略や征服戦争といった犯罪を、美徳を盾に自らを操るならず者政権だった。

 これら疑似民主主義国家は、実際は常に帝国主義のならず者だった。彼らの大胆な偽装は、西側諸国のプロパガンダ装置、つまり西側諸国の報道機関に容認され、今も容認され続けている。

 ベネズエラへの侵略行為で、西側メディアのプロパガンダ機能が露呈している。アメリカおよび欧州の主要メディアは、アメリカの戦争犯罪を非難する勇気を一切示していない。実際、ニューヨーク・タイムズ、 ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルといったアメリカの主要メディアは、トランプ大統領の侵略行為がニュルンベルク裁判の最高犯罪基準に該当するにもかかわらず、正当化している。

 現在明るみに出ている茶番劇の中でも特に目立っているのは、ヨーロッパ諸国の明白な従属状態だ。トランプ政権が名目上ヨーロッパ領であるグリーンランドを強制併合すると脅しても、批判や反対はほとんどない。デンマーク、イギリス、ドイツ、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国の、アメリカという御主人への従属ぶりは哀れなほどだ。

 皮肉なことに、トランプの無謀な傲慢さは歓迎すべきものだ。なぜなら彼は欧米体制の本質を、国際法や人命や平和共存を全く尊重しない犯罪的帝国主義体制だと、知らず知らずのうちに暴露しているからだ。彼は欧米の二枚舌と、見せかけの仮面を脱ぎ捨て、少なくとも欧米体制の本質を明らかにしている。我々が目にしているのは、かつてのファシズムのように野蛮で醜悪なものだ。ヨーロッパ人は、いかに従属的存在であるかが露呈した。しかし、だからこそ彼らは危険なのだ。彼らは隷属状態の中で、帝国主義暴力に対する免責を強化しているからだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/01/09/trump-turbo-charged-rogue-regime-exposes-pathetic-european-vassals/

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