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2026年1月26日 (月)

イランにおけるトランプの危険なゲームは我々が知っているアメリカの終焉になるかもしれない


マーティン・ジェイ
2026年1月17日
Strategic Culture Foundation

 もちろん、イスラエルとアメリカにイラン政権が抵抗する中、イラン政権が国内では大きな支持を維持していることを欧米メディアは報道しない。

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 イラン空爆が迫っていると多くの人が考えているのを、トランプ大統領は本気で受け止めているのだろうか? 彼の政権の視点から見れば、対イラン作戦は意図した結果を実現しつつある。つまり、混乱を煽り、政権を不安定化させつつ、イラン治安部隊による残虐行為を描写した捏造動画をインターネット上に氾濫させているのだ。これは、抗議行動参加者を、イラン政権が殺害していないという意味ではない。実際、殺害している。だが、ソーシャルメディア動画を通じたフェイク・ニュース拡散は、逆効果をもたらす可能性がある。CIA/モサドによる偽情報作戦を隠れ蓑に、「戦場の霧」に乗じて、イランは取り締まりを強化し、失うものがほとんどないと判断して、より多くの犠牲者を出す可能性がある。

 もちろん、100万人以上街頭に繰り出した最近の政府支持デモを欧米主要メディアは無視し、イスラエルとアメリカに抵抗する姿勢により、イラン政権が国内で大きな支持を維持しているのを報じない。イラン人は賢明だ。政府に不満を持つ人々でさえ、イスラエルとアメリカが仕掛けているゲームを認識しており、それに乗ろうとはしない。

 この期間を利用して、トランプ大統領はテヘランと交渉をしているが、本格的爆撃作戦を実行するには、この地域に少なくとも一隻、理想的には二隻、空母が必要なはずなことは注目に値する。トランプ大統領の戦略では、この地域が中心であるにもかかわらず、現在この地域に空母は皆無で、ペルシャ湾に向かう空母も確認されていない。

 トランプ大統領が米軍を使った全面攻撃を開始する勇気を持っているかどうかについて、三つの主な理由から、外交政策に関する最も鋭い意見を持つ人物の一人、ジョン・ミアシャイマー教授は疑念を抱いている。

 最近「(トランプを)思いとどまらせているのは、イランがホルムズ海峡を封鎖するかもしれない事実だと思う」と彼は述べた。「第二に、イランの弾道ミサイルによるイスラエル攻撃を阻止する能力がイスラエルとアメリカにはない。そして第三に、これは非常に重要なことだが、我々は一体何のためにこれをしているのか? 一体何を実現するのか? 軍事力を行使した場合、我々にとってハッピーエンドは一体何か? 我々にとってハッピーエンドはないというのが答えだ。」

 特筆すべきは、イスラエルの利益と、アメリカの利益を教授が混同していない点だ。イスラエルにとって、イラン政権打倒は1973年のヨム・キプール戦争以来、最大の勝利になる。一方、そうした行為は、この小さな国に中東で未曾有の力を与え、必然的に、欧米諸国に更なる問題を引き起こすことになるが、アメリカにとって、そこまでイスラエルの利益に尽くす利点は遙かに不明瞭なのだ。そうなれば、イスラエルは、レバノン、イラク、ヨルダンの一部を併合するのだろうか? サウジアラビアのような強大なアラブ諸国との緊張の高まりは、この地域が限界点に達しかねない可能性を示唆しており、だからこそサウジアラビアをはじめとする国々が、その影響を彼には理解できないイラン攻撃を控えるよう既にトランプ大統領に懇願しているのだ。

 だが、トランプの目は、西側諸国に投資機会や石油取引をもたらす可能性がある新たな政権、あるいは彼の要求を強制的に受け入れさせる政権に釘付けになっている。

 だが、西側諸国に投資機会と石油取引を提供しうる新たな政権、あるいは彼の要求を受け入れるよう強制できる政権に、トランプの目は向けられている。公式の場での人権や殺人に関する彼の言動は途方もなく不誠実だ。彼はそんなことなど気にしていない。騙されやすいアメリカ国民に将来の攻撃を売り込むための都合の良い口実に過ぎない。

 攻撃が行われる可能性が高いのは、テヘランが受け入れ可能な現実的妥協案が存在しないためだ。既にイランは、核開発計画とウラン濃縮縮小というトランプ大統領の要求を拒否している。トランプ大統領陣営が、他に一体何を要求するだろう? 中国への原油販売停止か? それも同様に非現実的で、イラン国内が混乱する中、イラン政権を弱体化させるだけだ。一つの妥協案として、政権交代と最高指導者の権限縮小が考えられる。より現実的で腐敗の少ない政権が実現するなら、多くのイラン国民が支持する可能性がある変化だ。制裁緩和と引き換えの、イスラエルへの脅威を減らす近代的で西側寄りの政権なら、トランプ大統領とイランにとってはウィンウィンのはずだが、イスラエルにとってはそうではない。

 だが、そのような結末はありそうにない。ほぼ確実と思われるのは、トランプが自ら招いた窮地に追い込まれ、面子を潰すより、むしろ、イランの軍事インフラ攻撃を承認することだ。その影響は即座に現れるだろうが、トランプも顧問も、その影響を正しく認識していない。昨年6月12日、トルコとGCC諸国を紛争から除外した過ちをイランは繰り返すまい。その代わり、48時間以内に、イスラエルの軍事インフラを壊滅させるだろう。これが罠なのをトランプは理解していない。イスラエル空軍基地も地上施設も何も残らないため、イランとの戦争に彼は引きずり込まれることになるだろう。たとえイランがホルムズ海峡を封鎖しても、米軍は数時間でそれを一掃できると彼は考えているのかもしれない。彼の考えは正しいのかもしれないが、代償は一体どれほどになるだろう?

 アメリカの本当の弱点は、犠牲者には政治的に弱いことだ。1993年、ビル・クリントンがソマリアから撤退するのに必要だったのは、モガディシュの街路を引きずり回される米兵の遺体写真のニューズウィーク誌への表紙掲載だけだった。イランとの戦争からトランプが撤退するには、一体何人のアメリカ人が死ななければならないのだろう? 空母をこの地域に彼が派遣しないのは、既にカタールから米軍を撤退させたのと同様に、開戦初日から空母が主要攻撃目標になると知っているからかもしれない。

 トランプが何を企んでいるにせよ、イランの報復による被害を米軍が免れるという幼稚で誤った想定はアメリカ主導の作戦には見えない。たとえテヘランがアメリカ施設への直接攻撃を回避したとしても、地域および世界的影響は壊滅的なものとなり、自らの愚かさと虚栄心によって世界大戦を引き起こした最初のアメリカ大統領という実績をトランプは確固たるものにするはずだ。新アメリカ大統領には、あらゆるイスラエル政府がイラン攻撃を懇願する。正当な理由から、アメリカ大統領全員これに抵抗してきた。トランプはその餌に食いつくのだろうか?

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2026/01/17/trump-dangerous-game-in-iran-could-be-end-america-as-we-know-it/

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