戦争狂大統領を平和主義者と呼び続けるトランプの取り巻き連中

平和の大統領になるという謳い文句でトランプは選挙運動し、自身の評判を平和構築に関する大言壮語と結びつけているが、具体的行動は、彼以前の精神異常者連中と同じくらい好戦的な人物だ。
ケイトリン・ジョンストン
2025年12月8日
この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。
「我が国の歴史上最も偉大な交渉者を反映するために」アメリカ平和研究所をドナルド・J・トランプ平和研究所に改名したとアメリカ国務省は発表した。
この発表について「トランプ大統領は平和の大統領として歴史に記憶されるだろう」とマルコ・ルビオ国務長官がツイートした。
今年初め、トゥルシー・ギャバード国家情報長官も同様のソーシャルメディア投稿をして「トランプ大統領は平和の大統領だ。彼は世界中の流血を終わらせ、中東に永続的平和をもたらすだろう。」とツイートした。
President Trump will be remembered by history as the President of Peace. It's time our State Department display that. https://t.co/NBvmL5zksn
— Secretary Marco Rubio (@SecRubio) December 3, 2025
これは、昨年、ジョー・バイデン大統領とバラク・オバマ大統領の在任期間12年を合わせた回数より多くソマリアを爆撃したトランプ大統領と同じ人物だ。
カリブ海で船舶を爆撃し、今この瞬間にもベネズエラで政権転覆を狙って悲惨な軍事介入を公然と強化しているトランプ大統領と同じ人物が、統合参謀本部議長と一緒になって「近隣地域」での戦争が迫っているとアメリカ国民に宣言しているのだ。
この同じトランプ大統領が、選挙運動中ずっと就任初日に紛争を終わらせると誓約していたにもかかわらず、ウクライナでの恐ろしいアメリカ代理戦争に丸一年費やして兵器を投入している。
この同じトランプ大統領が、数ヶ月にわたり、イスラエルによるガザ地区焼き払いを支援し、その後、偽「停戦」協定で世界を騙している。本記事執筆時点で、この停戦協定発効後、僅か二ヶ月でイスラエルに少なくとも373人のパレスチナ人が殺害され、生存している人々の周囲には悪夢のような監視体制が構築されつつある。
この同じトランプ大統領がイランを爆撃して、中東情勢の恐ろしい緊張を高める危険を冒した。
この同じトランプ大統領が今年初めにイエメンで爆撃作戦を行い、数百人もの民間人を虐殺した。
この同じトランプ大統領が、他の誰よりも大量虐殺的なサウジアラビアの暴君ムハンマド・ビン・サルマンからそっと促されるまで、アラブ首長国連邦が支援するスーダンでの大量虐殺を一年間ずっと無視し続けた。
この同じトランプ大統領が、ベネズエラを飢えさせ、サウジアラビアのイエメンでの大量虐殺行為を支持し、ロシアに対する冷戦激化を加速し、ウクライナ紛争への道を開き、アメリカの戦争犯罪を暴露したかどでジュリアン・アサンジを投獄し、イランで残忍な政権転覆作戦を仕掛け、政権転覆を推進する狙いでシリア油田を占領し、ソレイマニ将軍を暗殺し、世界中でアメリカの殺人機構を拡張するなど、戦争を煽るワシントンの沼地の怪物連中の長年の計画を推進するために一期目の任期丸ごと費やした。
トランプが「平和の大統領」だという物言いは、まさに口先だけだ。口先だけに過ぎない。この政権は、自らでっち上げた紛争、解決に協力しなかった紛争、あるいは積極的に交戦した紛争解決を自らの功績にしている。だが実際は、アメリカで歴代大統領を務めたどの大統領にも劣らず、帝国主義的戦争機械の歯車を急速に回転させ続けてる。
トランプは平和の大統領になることを掲げて選挙運動をし、自身の評判を平和構築に関する大言壮語と結びつけているが、具体的な行動に関しては、彼以前の精神異常者連中と同じくらい好戦的人物だ。
もし、あなたが戦争に反対なら、トランプを支持し続ける理由はない。トランプは確実に、そういうたわ言を助長しているだから「リベラル派を刺激する」とか「意識の覚醒と戦う」とか、その他どんな馬鹿げた文化戦争の理由であれ、あなたの好みなら、彼を支持しても構わない。だが、もしトランプが平和を実現し、泥沼を浄化し、弱者を擁護していると信じて彼を支持しているなら、あなたはどうかしている。
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画像はアメリカ国務省から。
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/12/08/trumps-henchmen-keep-calling-their-war-slut-president-a-peacemaker/
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