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2025年12月15日 (月)

EU丸ごと沈没船にするか、更に酷い場合には全面戦争に巻き込むロシア資金の窃盗



2025年12月5日
Strategic Culture Foundation

 フォン・デア・ライエン、カッラス、メルツ、マクロン、NATOのルッテなど犯罪的で無責任なユーロエリート連中は、EUを財政的に沈没船に縛り付けている。

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 腐敗したネオナチ・キーウ政権を支え、無益な代理戦争を長引かせる狙いで、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はロシアの国家財産2000億ユーロ以上を没収する無謀な計画を推進している。

 これ以上無謀な行動など想像しがたい。だがフォン・デア・ライエンを中心とするいわゆる欧州指導者連中は熱心に破滅へ向かう舵取りをしている。タイタニック号の不運な船長は少なくとも氷山衝突を回避しようと試みた。ユーロ圏の船長連中は全速力で突進しているのだ。

 フォン・デア・ライエンが提案した計画は「賠償融資」という空想的な名称で呼ばれ、法的な言説を駆使し、ロシア資産を没収するものでないかのように装っている。だが結局、窃盗と同じことだ。ナチス・ドイツの敗北を象徴する第二次世界大戦以来、ヨーロッパで最も血なまぐさい戦争を継続するための窃盗だ。

 元ドイツ国防相のフォン・デア・ライエンは、他の異常なほどロシア嫌いのユーロ圏エリート連中から支持されている。ロシア資金を押収してキーウ政権に送るのは、四年近く続く紛争の平和的終結に向けた交渉をモスクワに迫るためだとEU外相で元エストニア首相カヤ・カッラスは主張している。こんな歪んだ理屈はオーウェル風現実歪曲だ。

 ベルギーをはじめとする欧州諸国は、この未曾有の大胆な動きに強い警戒感を抱いている。ベルギーは凍結されたロシア資産の大半(約1,850億ユーロ)をユーロクリアの預託銀行に保有しており、EUを違法資産差し押さえの責任をロシアが問えば、自国が財政破綻に陥るのを懸念している。ロシア嫌いのベルギー指導部が、トランプ政権とクレムリンによる和平交渉に向けた外交的取り組みを阻害するのではないかとハンガリーやスロバキアなどのEU加盟国は懸念している。

 EU首脳によるロシア資産没収は、金銭的主張の如何を問わず、モスクワからの国家財産窃盗とみなされるとロシアのウラジーミル・プーチン大統領は警告した。賠償を求めるべく、既存条約に基づき法的措置を講じて断固たる対応を取るとロシアは明言している。ベルギーはまさにこれを恐れており、これがフォン・デア・ライエン委員長の債務保証制度に抵抗している理由でもある。

 12月18~19日に欧州首脳は首脳会議を開き、この提案について決定を下す予定だ。ロシア嫌いのエリート連中は必死で、ベルギー政府に政治圧力をかけ続け、この計画に反対する姿勢を崩させようとしてきた。ベルギーの同意を得るため、EU加盟諸国全てが法的、財政的影響を分担するという法的保証をフォン・デア・ライエン委員長が文書化した。こうして選挙で選ばれてもいないこの欧州委員会委員長はヨーロッパ全体への遺書を書こうとしているのだ。

 提案されている債務保証制度は、本質的に、EU銀行におけるロシアの凍結資金を担保にして、ウクライナに1400億ユーロの無利子援助を提供するものだ。ウクライナはNATOの代理戦争として四年ロシアと戦い、破産状態にあるため、この財政的生命線は不可欠だ。

 この紛争でロシア軍が軍事力で優勢を増す中、ウクライナとNATO支援諸国は敗北した。ところが欧州エリート層はロシアの和平条件に応じるどころか「ウクライナ国民が最後の一人まで死ぬ」よう望んでいる。和平を求めることは代理戦争への加担を認めることになり、欧州の戦争屋にとって政治的に破滅的な結果をもたらすだろう。自らの犯罪行為と嘘を隠蔽するために彼らは「ウクライナ防衛」という茶番劇を続けざるを得ないのだ。

 最近の閣僚や補佐官の解雇からもわかる通り、キーウ政権の中核では汚職や横領が横行しており、次回のEU融資の多くはオフショア銀行口座や外国の不動産に流れ込み、腐敗政権の連中に吸い込まれるのは確実だ。

 フォン・デア・ライエンの巧妙な窃盗欺瞞は、ロシア資産は永久に没収されるのではなく、モスクワが最終的にウクライナに「戦争賠償金」を支払った時解放されると主張している。言い換えれば、この計画は脅迫作戦で、ロシアが決して従わないものだ。この計画はロシアを有罪な侵略者だと前提としており、モスクワや他の多くの人々が見ている通り、2014年のキーウでのCIAクーデターで頂点に達したNATOが煽った長年の敵意と、ロシアを挑発するためネオナチ政権を兵器化することに対する自衛として行動しているものではないからだ。従って、フォン・デア・ライエン計画では、ロシアの凍結資金は事実上決して返還されず、更に悪いことに、キーウ・マフィアの利益のために流用されることになるだろう。

 このような犯罪行為は極めて挑発的で危険だ。ロシア国民に対する略奪規模の大きさを考えれば、モスクワはこれを戦争行為と解釈する可能性がある。少なくとも、ロシアは国際条約や法律に基づいて賠償を求めるだろう。その結果、ベルギーをはじめとするEU諸国は財政的負債から解放される可能性がある。これは一体どれほど馬鹿げた行為だろう? フォン・デア・ライエンや彼女のようなロシア嫌い連中は、腐敗したネオナチ政権を支えるためにロシアの富を盗み、ヨーロッパを破産へと追い込んでいるのだろうか? この政権は既に数百万人ものウクライナ軍犠牲者を出している。

 あるいはEU指導部が12月18日?19日の首脳会議でこの無謀な強奪計画を逃れられなかった場合、「プランB」は、EU加盟27カ国が国際市場からの共同債務を負い、キーウ政権に更に二年の消耗戦を強いることだ。

 EU首脳連中の狂気は計り知れない。ロシアを「従属させる」というイデオロギー的で、無益な執着に突き動かされているのだ。フォン・デア・ライエンも、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相もナチスの血筋だ。彼らにとって、ロシアを打倒し、ヨーロッパの「偉大さ」を主張する祖先伝来の探求心が、まさにその根源にある。

 ウクライナでの代理戦争に連中は敗れ多くの血を流した。ところが破壊的執着をやめるどころか、それを継続させるための新たな方法を必死に模索している。

 フォン・デア・ライエン、カッラス、メルツ、マクロンやNATOのルッテといった犯罪的で無責任なユーロ・エリート連中は、財政的にEUを沈没船に縛り付けている。連中はヨーロッパ全体を道連れに沈没させ、分裂させているのだ。

 これらエリート連中がしているのは、我々が知っているEUの姿や、彼らが擁護すると公言している姿の破壊なのだ。皮肉にも、ヨーロッパにおける民主主義と平和の最大の敵は、ロシアではなく、連中なのだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2025/12/05/theft-russian-wealth-tying-entire-eu-bloc-sinking-ship-or-worse-all-out-war/

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