時にメディアが大ニュースを無視することがニュースになることもある。他

こうした事例にイスラエルが頻繁に関与しているのは興味深い。
ケイトリン・ジョンストン
2025年11月12日
この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。
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今起きている最も異常なことの一つは、公開文書に基づき、ジェフリー・エプスタインが本当にイスラエル諜報員だったことを裏付ける報告が次々出ているにもかかわらず、主流メディアや政治に、目立った影響が全く出ていないことだ。
過去一か月半にわたり、Drop Site Newsは、エプスタインの諜報活動とのつながりに関し「モンゴルとイスラエルの安全保障協定の仲介をジェフリー・エプスタインが支援」「ジェフリー・エプスタインとモサド:シリア内戦の最中、性的人身売買業者がいかにしてイスラエルの対ロシア裏ルート構築を支援したか」「コートジボワールへのイスラエル監視機能売却をジェフリー・エプスタインが支援」と、最新の「マンハッタンでイスラエル・スパイがジェフリー・エプスタインと数週滞在」という記事を四件報じている。
最新記事で「ジェフリー・エプスタイン事件に関しては興奮を隠さない他メディアが、公開されている報道価値ある大量文書を前に、なぜ報道能力を突然失ってしまったのか疑問に思う」とDrop Site Newsのライアン・グリムとムルタザ・フセインは書いている。
「このニュースレターを読んでいる編集者の方々に質問だ。一体何をしているのか?」とグリムとフセインは書いている。「競争という観点から言えば、メディア各社が手をこまねいているのは喜ばしいことだ。そして、この一連の記事が世間の目から隠されがちな世界を垣間見せてくれる大ニュースとして取り上げられたのを誇りに思う。だが、これは国内メディアが一丸となって注目することで、より一層役立つ話題でもある。ぜひ、皆様にも賛同いただければ幸いだ。」
時に、その日最大のニュースになるのは、主要メディアが悉く無視している事実だ。こうした事例がイスラエルに関係していることがいかに多いかは興味深いところだ。
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イスラエルといえば、クネセト(イスラエル国会)は「テロ行為」に死刑を科す法案の第一読会を可決したばかりだ。「ユダヤ人テロリストなど存在しない」ため、死刑はパレスチナ人のみに適用され、ユダヤ人には適用されないと法案推進派は主張している。
だが忘れてはならないのは、欧米諸国や機関が益々攻撃的に我々に押し付けようとしているIHRA(国際ホロコースト記憶同盟)の反ユダヤ主義の定義によれば、イスラエルは人種差別主義の国だと言うのを禁じられていることだ。
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ある女性がTikTokで社会実験をして話題を呼んだ。彼女はお腹を空かせた赤ちゃんのために必死にミルクを探している母親のふりをして、アメリカの教会に電話をかけて、どの教会が役に立ち、どの教会が役に立たないかを記録したのだ。彼女が連絡を取った教会の圧倒的多数は、困っている母親を助けるのに消極的だった。ジョエル・オスティーン率いる数百万ドル規模のメガチャーチもその一つだ。
アメリカ保守主義を支持するほぼ全ての主張が無意味になるので、これは興味深い。 低税率で福祉制度を設けず、困窮者への支援は国家ではなく教会や慈善団体の役割とするというキリスト教の原則に導かれるキリスト教国家という前提の主張は、飢えた赤ん坊を抱えた母親をこれら組織が門前払いする事実が明らかになった時点で完全に崩れ去る。
このことを私がTwitterに投稿すると、困っている人に施しを与えるのを教会に期待すべきではない、自分の赤ちゃんに食事を与えることもできない人は、仕事を見つけて、自分で食事を与えるべきだと言う保守派連中が殺到したのだ。
貧しい人々は政府から食料を得るべきだと彼らは考えていない。貧しい人々は教会から食料を得るべきだと彼らは考えていない。食料を得るために貧しい人々が法律を破った場合、何年も投獄するよう彼らは望んでいる。貧しい人々は貧困をやめるか死ぬかのどちらかであるべきだと彼らは本気で考えている。全く下劣な考え方だ。
2025年のアメリカ保守主義にとって、もう一つの痛烈な打撃は、女性に即座に助けを申し出た数少ない礼拝所の一つが、女性を即座に助けるのに同意しただけでなく、具体的にどんな粉ミルクが必要かと尋ねたノースカロライナ州の、あるモスクだった事実だ。
ソーシャルメディアでの活動で、アメリカ教会を対象にして、こうした実験をするのに、これほど長い時間がかかったのは驚きだ。何世代にもわたり、原理主義キリスト教会は、資本主義や帝国主義やシオニズムに利益をもたらす政治目標を支持するようアメリカ国民を促してきたのだから、彼らが批判的な目で見られるのは常に良いことだ。
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画像は、ウィキメディア・コモンズ経由、アメリカ領バージン諸島、司法省、性犯罪者登録簿より(パブリック・ドメイン)。
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/11/12/sometimes-the-media-ignoring-a-major-story-becomes-the-story/
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