ヨルダン川西岸で子羊をいじめる連中

少なくとも私にとって、これはイスラエルという国家がいかに激しい憎悪に支えられているかを如実に物語っている。それは国家全体の構造に深く根付いている。
ケイトリン・ジョンストン
2025年11月4日
この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。
イスラエル人入植者が、ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人が所有する子羊をいじめる様子が撮影された。
子羊たちの目をえぐり出した。コンクリート・ブロックで子羊を叩き、母親の前で子羊たちを殴り殺した。
子羊たちだ。
これはイスラエルが犯した最も邪悪な行為ではない。決してそうではない。いや人類文明は工場式畜産という恐ろしい方法で、毎日毎分、動物を残酷な虐待に晒している。
だが、この事件は、あの残酷な社会で暮らすイスラエル人の心の奥底で起きていることを特別な光で明らかにしている。
Settlers filmed torturing lambs in a Palestinian-owned pen in the West Bankhttps://t.co/oWMHARoQX3 https://t.co/OadBFKfA6D
— Haaretz.com (@haaretzcom) November 2, 2025
生きた子羊の目をえぐり出すには、どれほどの憎しみと残忍さを自分の中に呼び起こさなければならないか、お考え願いたい。罪のない生き物にそんなことをするには、どんな人間にならなければならないか、お考え願いたい。
あの子羊たちは自分たちがパレスチナ人だとは知らなかった。ハマスや10月7日、ナチスのホロコースト、あるいはイスラエル人が一般的に虐待理由として挙げる他の事柄についても何も知らなかった。
子羊たは、ただそこにいただけで、最も才能あるシオニズム布教者によってさえ害悪だと解釈される可能性があることは何もしていかった。
それなのに、入植者連中はそこに入り込み、彼らに全く不当な苦しみを与えたのだ。
少なくとも私にとって、これはイスラエルという国家がいかに激しい憎悪に支えられているかを如実に物語っている。それは国家全体の構造に深く根付いている。
This child with Down Syndrome was eaten alive by Israeli Dogs
— Khalissee (@Kahlissee) August 15, 2024
This is the story of Mohammad Bhar. He was attacked by dogs that were set on him by the soldiers.
He kept patting the dog’s head while saying “that’s enough, my dear” pic.twitter.com/oyKp27agqf
イスラエルは絶え間ない暴力なしには存続できない。暴力は憎悪なしには存続できない。憎悪は組織的洗脳なしには存続できない。
この洗脳は、生まれた時から、彼らの大量虐殺国家の犠牲者全員、非人間的な怪物で、アパルトヘイトによる虐待や軍国主義や絶え間ない暴力をイスラエルがやめれば、彼ら全員を強姦し殺害するとユダヤ系イスラエル人に教え込んでいる。そして、生き残るためには共感と思いやりを奪うことが不可欠だと教え込んでいる。生き残るためにはどんなことでも厭わないユダヤ人だけが生き残れるからだ。
幼少期の洗脳が彼らを動揺させるのに十分でない場合に備えて、イスラエル人は軍隊にも入隊させられ、そこで二年過ごし、国家に対する義務の一環としてパレスチナ人に計り知れない残虐行為を加えながら自分の中に残る人間としての良識を全て殺すのだ。
しなければならないことをするには冷静な心と厳しい手を持たなければならないと信じるよう彼らは洗脳されている。
子羊を痛めつけた入植者連中は、自分たちはすべきことをしていると考えていた。パレスチナ人を恐怖に陥れ、彼らの生活を悪夢のように変えてどこか別の場所へ行かせることで、パレスチナ領土へのユダヤ人入植が更に進むと考えているのだ。
"Quadcopters were emitting baby sounds, playing sounds of screaming women."
— Al Jazeera Investigations (@AJIunit) December 2, 2024
Palestinians in Gaza say Israel has been using small quadcopter drones, equipped with loudspeakers, to lure them out of their homes and then shoot them. #GazaCrimes pic.twitter.com/W4VytzyvdA
痛めつけられた子羊たちは、イスラエルという国家のあらゆるものの産物だ。もちろん、人間であれ動物であれ、過去80年間のイスラエル・サディズムの犠牲者全員に同じことが言える。
これがイスラエルだ。これがシオニズムだ。シオニストが望むものを全て手に入れた時、こうなるのだ。あなたが見ているのは、まさにこれだ。
イスラエルはこのままではいられない。人類もこのままではいられない。より良い体制と、より良いイデオロギーと、我々の行動を駆り立てるより良い動機が我々に必要だ。
世界中で残酷さと虐待を助長するあらゆる体制は恐竜のように消滅すべきだ。シオニズム、資本主義、帝国主義。我々を他者や他民族や他国や我々自身の生態系と対立させる競争に基づくあらゆる体制は。
地球上の全ての生き物にとっての正義と平等と幸福を推進する協働に基づく体制に我々は移行する必要がある。これまでのやり方は明らかに機能していないからだ。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/11/04/they-tortured-lambs-in-the-west-bank/
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