エプスタインとトランプの関係には焦点を当てるがイスラエルとの関係は無視するメディア

報道機関がジェフリー・エプスタインとトランプの関係を報道しながら、エプスタインとイスラエル諜報機関の関係という遙かに重要な暴露を完全に無視しているのは、欧米メディアが二大政党制の世界観にうまく当てはまらないものを全て無視する完璧な例だ。
ケイトリン・ジョンストン
2025年11月14日
この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。
マスコミがジェフリー・エプスタインとトランプの関係を報道する一方、エプスタインとイスラエル諜報機関の関係という遙かに重大な暴露を完全に無視しているのは、二大政党制の世界観にうまく当てはまらないものを全て欧米メディアが無視する完璧な例だ。民主党が共和党を攻撃するために、あるいは共和党が民主党を攻撃するために利用できるような党派的視点がなければ、そうしたものは明らかに見過ごされがちなのだ。
これはたまたま、アメリカ帝国の狙いとうまく合致する。
誰が政権を握っているかと無関係に、帝国はアメリカとイスラエルが一緒に行ってきた悪事を人々に余り詳しく見られたくないため、欧米メディアは可能な限りこれらのことを無視する傾向がある。
各政権毎に、アメリカ戦争機構が、どの国を爆撃しているのかを、帝国は人々に把握させたくないため、西側諸国の報道機関はこの情報を強く抑制している。そのため、数ヶ月ごとに「ちょっと待って、我々はずっとソマリアを爆撃していたのか?」とか「ケニアに軍隊を派兵したのか?」といったアメリカ人ツイートが拡散される。
What a weird world we live in: It's less taboo to cover Epstein's sex crimes than his relationship to Israeli intelligence. https://t.co/vjZA0dlhqd
— Briahna Joy Gray (@briebriejoy) November 13, 2025
どちらの政党が政権を掌握しているのか、現役アメリカ大統領の選挙公約が何だったかに関係なく、帝国の虐待行為の圧倒的多数は依然続くのだ。戦争。ジェノサイド。軍国主義。帝国主義的搾取。環境破壊的な資本主義。格差の急拡大。貧困。ホームレス。警察の軍隊化。拡大し続ける監視ネットワーク。検閲。プロパガンダ。政府の嘘と不透明性。帝国情報同盟の犯罪。
大統領が代わるたびに、アメリカを中心に緩く集中した世界規模権力構造にあるこのディストピア文明のあらゆる最悪な面が全く中断されずに前進し続ける一方、マスメディアはそれを無視し、アメリカの二大政党間の意味ない争いに国民の注目を集中させ続けている。
これは、西側諸国のマスメディアが現代の主要ニュースを報道するために存在しているわけではないためだ。人々を洗脳し、注意を逸らし、操るためにマスメディアは存在している。マスメディアは報道機関ではなく、プロパガンダ機関だ。
既に十分に裏付けられているトランプとエプスタインの関係について情報生態系に更に詳細を加えれば、多くの関心と注目を集め、一日、二日は政治言説を独占するだろうが何も変わらない。だがイスラエルと、アメリカ内政に対するイスラエルの関与に、アメリカ国民が全般的嫌悪感を抱くようになれば、世界の様相を変えるほど広範囲にわたる結果をもたらすはずだ。だからこそ帝国プロパガンダ機関は、後者ではなく前者に焦点を当て続けているのだ。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/11/14/the-media-focus-on-epsteins-ties-to-trump-and-ignore-his-ties-to-israel/
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11月16日付人民解放軍報,「日本が台湾海峡情勢に軍事介入すれば、日本政府の極めて危険で誤った判断により、日本国民と日本国は破滅に陥るだろう。国全体が戦場となる危険がある。」
高市発言に対する中国国内の反応(AI)人民日報、新華社、解放軍報などの国営メディアが共同で声明「挑発的な行き過ぎ」、ネットなど極めて高い関心、主として高市批判。「国家統一という核心的な関心事に挑発するものであったため、中国を激怒させた」
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