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2025年10月22日 (水)

自分の爆弾をひいた後、激怒してパレスチナ人を45人殺害したイスラエル



パレスチナ人殺害は、欧米メディアでは当然のことと受け止められており、停戦合意が締結されて以来、イスラエルが毎日ガザ地区の人々を殺害してきたのを受けて、これを停戦の「最初の大きな試練」とCNNは呼んだ。

ケイトリン・ジョンストン
2025年10月20日

 この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。



 今日のニュースでは、イスラエルの愚かな大量虐殺強姦魔連中が、自らの邪悪な絨毯爆撃作戦で発生した不発弾をひいてしまい、爆発の責任をハマスに押し付け、再びガザ地区爆撃を開始し、多数の民間人を殺害し、再びガザ地区の援助を打ち切ると宣言し、その後ワシントンに言われて静かに撤回した

 停戦合意を、あり得ないほど露骨にイスラエルが破ったと報じる代わりに、停戦の「実験」と欧米メディアは呼んでいる。パレスチナ人殺害は西側メディアでは余りに常態化しており、当然の前提として受け入れられているため、停戦合意締結以来、ガザ地区でイスラエルが毎日のように人々を殺害しているにもかかわらず、これを停戦の「最初の大きな試練」とCNNは呼んだ。

 「あなたはどうして祝わないんだ?」と言う連中は、もう答えがわかっているはずだ。私たちが祝わなかったのは、あなた方より物事を良く知っているからではない。実際、私たちはずっと注意を払ってきたので、イスラエルがパレスチナ人を殺し、この偽「停戦」を焼き払うための、あらゆる口実を探し回っているのを知っているのだ。

 ハマスが完全に武装解除され、ガザが完全に非武装化されるまで「戦争」が終わったとはみなさないという声明をイスラエル政府は発表し続けているが、これら条件を、パレスチナ抵抗勢力は、はっきり拒否している。これら矛盾した立場は、ガザをジェノサイドの本格的再燃へと向かわせる衝突路線へ突き進んでいる。




 イスラエルが立ち入り禁止にしたガザ地区に、うっかり立ち入った民間人をイスラエル国防軍が虐殺している話を私がするたびに、イスラエル擁護者連中は「駐車規制区域を示す黄色い線を彼らは越えたんだ!」と泣き言を言う。これが新しいユダヤ擁護広報の言説だ。

 これが良い主張だと考えるのを想像願いたい。でっち上げた目に見えない境界線を越えたら、子どもで一杯の車を爆破するのは全く理にかなっていると考えるのを想像願いたい。

 これが正気で合理的な立場だと信じるには、パレスチナ人がどれほど人間性を奪われた存在なのかお考え願いたい。重戦車による致命的な力を体感することは、群衆を支配する上で全く問題ないのだ。

 もしあなたの国でそんなことが起きたら一体どうなのか想像願いたい。うっかり一方通行の道路に入ってしまったり、許可なくUターンしたりしたら、警察があなたの車を爆破してしまうかも知れないのだ。もし歩くべきではない道路を歩けば、警察がドローンを飛ばして、あなたを撃ち殺すかも知れないのだ。

 あなたは決してそれを許さないはずだ。致命的な武力以外の交通整理方法を見つけるよう、あなたは彼らに要求するはずだ。

 「交通標識を置いたらどうだろう?」とあなたは言うはずだ。「口頭警告や拡声器を使ったらどうだろう? 道路を封鎖したらどうだろう? 許可なく移動しているという理由で、子どもを乗せた車を攻撃したりしないというのはどうだろう?」  だが相手がパレスチナ人であるがゆえに、そうするのが当然だと彼らは思いもしない。実に恣意的な制限に少しでも違反しただけで、パレスチナ人は処刑されて当然なのだ。

 常日頃イスラエルはこれを行っており、擁護する連中はそれを容認している。GHF(Gaza Humanitarian Foundation)の支援物資配給中、許可なく移動する者には発砲するよう命令されており、食料を求めて飢えた民間人が毎日のように殺害されているとイスラエル軍兵士がイスラエル報道機関に述べた。今年初めの「停戦」期間中も、ロバの荷馬車で間違った道に入り込んだだけで、民間人が頻繁に殺害された

 イスラエルを支持する人々は、まさにそういう考えを支持する。イスラエルを支持するのは本質的に人種差別的で残虐な立場だ。自国民が殺されることに対しては、決して受け入れない理由での、パレスチナ民間人の殺害を支持しているためだ。



 飢えた民間人に食糧が送付されるのを阻止するために、イスラエル右翼連中が文字通り自分の赤ん坊を援助トラックの前に押し出す様子が撮影されている

 クソッ。イスラエル人は違うのだ。



 殺人と虐待と混乱と破壊の種を撒くのをイスラエルは一日たりともやめられず、西洋帝国は支援を一瞬たりともやめられないが、これについて何か言えば、あなたはユダヤ教を憎んでいるという奇妙な話を人々はでっち上げ始める。



 カリブ海での船舶攻撃の生存者をコロンビアとエクアドルに送還するようトランプ政権が命じた。これは、ベネズエラ人「麻薬テロリスト」が満載だったため、これら船舶を爆破したというトランプ政権の主張に重大欠陥を突きつけるものだ。アメリカは一般的にテロリストを本国送還する習慣がないので、アメリカが無辜の人々を標的にしたもので、彼らに何の罪もなかったのは明らかだ。

 ベネズエラに関する戦争プロパガンダを鵜呑みにする連中は、とんでもないバカだ。この嘘は、通常のアメリカ好戦主義の基準から見ても愚かで、政権転覆のためのアメリカ介入主義は常に悲惨な結果をもたらしている。トランプにマドゥロを排除してほしいと言っている連中は、自分がまだ成長していないのを認めているようなものだ。

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 画像はAdobe Stockより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/10/20/israel-flipped-out-and-killed-45-palestinians-after-running-over-their-own-bomb/

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