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2025年8月13日 (水)

イスラエル支持者と議論するのは無意味だ。彼らは事実や道徳を気にしないからだ。



彼らの狙いは決してコミュニケーションや会話をすることではなく、大量虐殺を行うアパルトヘイト国家の情報権益を推進することだ。

ケイトリン・ジョンストン
2025年8月10日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 Twitterで私をフォローしている方は、私がイスラエル支持者とやりとりし、彼らの主張に対処しているのをご覧になったことがあるだろう。しかし、これをイスラエル支持者と交流するのが一般的に良いことだと示唆していると受け取らないで頂きたい。そうではない。

 シオニストと私がオンラインで関わるのは、彼らのハスバラがイスラエルに利益より損害を与えるようにするためだ。彼らの発言を利用して、彼らが常にあらゆることについて嘘をついているのを皆に示し、その日のハスバラの論点を把握して攻撃できるようにするためだ。私がこうしているのは、このことについて毎日記事を書いて生計を立てている目立つ人物だからだが、時間と集中力を余り消費しない、非常にエネルギー効率の良い戦略を見つけた。ほとんどの人には、これらの変人連中と関わる正当な理由などないのだ。

 イスラエル支持者は決して誠意を持って関与していない。少なくとも、オンライン空間で遭遇するような連中はそうだ。彼らの狙いは、コミュニケーションや会話をすることではなく、ジェノサイドを煽るアパルトヘイト国家の情報権益を推進することだ。彼らは、それを達成するため、必要なことは何でも言い、信じるふりをする必要があることは何でも信じているふりをする。彼らと関われば、普通の人と普通の会話をしているのではなく、世論操作を狙う心理作戦と会話していることになる。あなたは精神的、感情的エネルギーをブラックホールに投げ込むことになり、彼らはあなたがそのようにエネルギーを無駄にするのを喜んでいるのだ。

 シオニストの考えを事実と論理で変えたり、彼らの立場を力強い議論で再考させたりすることは決してできない。人間の心は一般的に先入観を維持する傾向があるため、これはどんな話題でも稀なことだが、イスラエル支持者に関しては全く聞いたことがない。連中は、あなたの話を真剣に聞いているわけではなく、イスラエルの世間的イメージを向上させ、批判する人々の信頼を損なわせるのに役立つと思われる言葉を機関銃のように浴びせかけているだけなのだ。

 ガザでのジェノサイドについて確信を持てない人々と関わり、啓蒙活動を行うのは非常に有益だ。かつてガザ問題でバイデンを擁護していた主流派リベラル派や、大統領のイスラエル第一主義政策に今や動揺しているトランプ支持者と関わるのも有益だろう。心を開いていれば、普通の人なら誰でも事実を示され、この問題について真実かつ道徳的な理解へと導かれる。だが、イスラエル支持者をどれだけ説得しても、彼らの心を動かすことはできない。なぜなら彼らは普通の人のようには事実や道徳に興味がないからだ。

 ネット上でイスラエル支持者に何か面白いことを言いたいと私が思った場合、彼らに無駄に伝えるのではなく、記事にすることが多い。皆さんもそうして頂きたい。イスラエルの残虐行為を擁護する人に何か面白いことを言いたいと思ったら、それを真摯な人々に向けた真摯な内容にしよう。ツイート、ブログ投稿、動画、ジン、地元メンバーへのメールなど、全く役に立たないものではなく、役に立つ方向性を狙ったものを書いて頂きたい。

 イスラエル人と支持者たちは、世界中の世論を操作する力について、一般の人々より遙かに深く理解している。だからこそ、彼らにはこの操作を表す特別なヘブライ語「ハスバラ」があるのだ。彼らの理解力は非常に鋭敏で、イスラエル外務省は「ハスバラ」から「トダア」に最近この用語変更した。これは「ハスバラ」という用語が西洋の人々の意識の中でジェノサイド・プロパガンダと余にも密接に結びついてしまったためだ。

 人間の意識は精神的な物語に支配されているため、世界で起きていることについて人間が語る物語を支配できれば、人間を支配できるのだ。巧みな操作者は、力とは実際に起きることを支配する能力なのを理解している。だが、本当の力は、起きていることについて人々がどう考えるかを支配する能力だ。まさにこれこそ、ジェノサイドや民族浄化が今まさに起こっているのに、それが全く正常で、適切な行為であるかのように見せかけることを目的とする、あらゆる大規模心理操作に見られる現象だ。

 幸いなことに、人々が目の前で見ているものを隠蔽するために使える操作には限界がある。短期的に、状況は醜悪に見えるが、長期的に、イスラエルがこの状況から立ち直れるとは想像しがたい。歴史上初のライブストリーミングによるジェノサイドを目撃した若者たちは、いつか世界を動かす存在になるだろう。そして彼らはイスラエルという国家と一切関わりを持ちたくないと思うだろう。

 とにかく、シオニストへの関与に時間やエネルギーを無駄にしないで頂きたい。彼らは、自分たちの発言が真実と道徳に基づいているかどうかなど気にしていないし、あなたが何を言っても、真実や道徳に基づいているかどうかなど彼らは気にしない。連中を遮断し、真実を語り、正しいことをするのに本当に関心がある普通の人々にエネルギーを注ごう。そうすれば、この悪夢に終止符を打てる。

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 画像はAdobe Stockより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/08/10/debating-israel-supporters-is-pointless-because-they-dont-care-about-facts-or-morality/

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