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2025年8月 6日 (水)

イスラエルの大量虐殺の意図は、ずっと明らかだった



2023年10月時点で、イスラエルがガザ地区のパレスチナ人全員排除するつもりなのは明らかだった。生存者を国境に残すつもりなら、決してそのような扱いはしないはずだ。後々彼らは復讐を企てると分かっているからだ。

ケイトリン・ジョンストン
2025年8月3日

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 ガザで起きている事態がジェノサイドであることを、リベラルなイスラエル人も世界の他の国々と共に、徐々に認め始めつつある。この悪夢が始まった当初から、目と基本的道徳心を持つ人なら誰でもその事実は明らかだった。

 2023年10月の時点で、イスラエルがガザ地区のパレスチナ人全員を絶滅するつもりなのは明らかだった。生存者を国境に残すつもりなら、決してそのような扱いはしないはずだ。後々彼らが復讐を企てることが分かっていたからだ。

 イニゴ・モントーヤ問題とでも言おうか。誰かの父親を目の前で殺せば、その人が残りの人生をかけて、あなたを殺そうとするのは確実だ。幼い子どもに復讐心を抱かせるような残虐な行為をするつもりなら、子どもや、子どもを産む女性も殺さなければならない。さもなければ、将来自分の子どもや孫たちに問題を引き起こすことになる。


 ナチスはこれを理解していた。ハインリヒ・ヒムラーは有名な言葉を残している。「彼らの子どもが成長して、我々の息子や孫に復讐するのを可能にしながら、彼らを根絶する、つまり、殺す権利が我々にあるとは思えなかった。この人々を地球上から消滅させるという難しい決断を我々は下さなければならなかった。」

 10月7日以降のイスラエルの猛攻撃は、残忍さゆえに、最初からあまりに恐ろしく、ガザの誰も生かしておかないつもりだったのは明らかだった。彼らは可能な限り多くの人々を殺害し、生存者を強制退去させるつもりだったのは明らかだった。連中が自分達の攻撃範囲内に生存者を残すつもりがあるなら、あそこまで残忍な血への渇望で行動するはずがないからだ。

 そして、まさにその通りになった。彼らは意図的にガザを居住不可能な荒地に変え、死と計り知れない苦しみの悪夢を作り出した。そしてパレスチナ人全員何らかの方法で排除されるまで、この状況は終わらないとトランプとネタニヤフは公然と宣言している

 子どもをレイプし拷問する場合、おそらく終えた後、近くの病院に送り届けるつもりはないだろう。翌日警察が来ると知っているからだ。敵の妻子を目の前で殺害する場合、後日復讐をするために相手を生かしておくつもりはないだろう。十分に残酷な行為を犯すことに全力を尽くした場合、その行為の結果から身を守るために、更に殺人を重ねる必要が出てくることが多い。


 ガザに対してイスラエルがジェノサイドと民族浄化を企てていることが、これまで常に明白だった多くの理由の一つがこれだ。たとえイスラエル当局が公然とジェノサイド的発言をしていなくとも、そしてアパルトヘイト下、イスラエル人の集合意識の中で長年ジェノサイド的感情が蔓延していなくとも、いや、イスラエルとパレスチナについて全く何も知らずにガザの現状だけ見ても、イスラエルがガザの人々を誰一人としてそこに置き去りにするつもりがなかったのは明らかだったはずだ。彼らが暮らしていた場所と、イスラエルが彼らをどのように扱っていたかを見れば、明らかだったはずだ。

 だから、今頃になって、イスラエルがガザでジェノサイドを犯していると渋々結論づけたと主張する人がいるが、私には到底信じられない。イスラエルがこの大量虐殺の生存者を国境に置き去りにするつもりがなかったのは、人間性を少しでも理解している人なら誰の目にも明らかだった。これら連中は、自分の尻拭いをし、過去22ヶ月にわたる21世紀のホロコーストへの加担という罪悪感から逃れようとしているにすぎない。

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 画像は、下院議長マイク・ジョンソンのX投稿より (パブリック ドメイン)。 記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/08/03/israels-genocidal-intentions-have-been-obvious-this-whole-time/

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