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2025年7月28日 (月)

正式兵器実験場になるウクライナ:キーウが支援する「ウクライナでの実験」構想とは一体何か?



Erkin Oncan
2025年7月20日
Strategic Culture Foundation

 ウクライナの国家支援による防衛構想は、諸外国と防衛企業に「ウクライナで兵器を実験する」よう呼びかけている。

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 ウクライナの国家支援による防衛構想は、諸外国と防衛企業に「ウクライナで兵器を実験する」よう呼びかけている。

 この新たに開始されたプログラムに基づき、キーウは同盟諸国政府が無人航空機(UAV)、海洋ドローン、電子戦システム、AI支援製品などの防衛技術試作品を戦場実験に持ち込むのを可能にすることになる。

 ウクライナ政府主導で運営されるこのプロジェクトは、実験の見返りとして、最前線での兵器性能に関する詳細報告を提供し、リアルタイムで改修に関する勧告を行う予定だ。

 新聞発表で「これは実験室ではシミュレートできない経験を得る機会だ」とウクライナのデジタル変革大臣ミハイロ・フェドロフは述べた。
 「ウクライナでの実験」と呼ばれるこの過程は、キーウが支援する構想Brave1によって調整される。  
Brave1とは一体何か?

 Brave1は、ウクライナのデジタル変革省のリーダーシップ下、ウクライナの戦争技術に革命を起こすことを目的として、2023年4月に設立された。

 「防衛イノベーションの心臓部」と称されるBrave1は、デジタル変革省の支援を受けているだけでなく、国防省、戦略産業省、経済省、参謀本部、国家安全保障会議といった主要政府機関が運営する共同プラットフォームだ。

 このプラットフォームは、防衛関連新興企業に助成金を提供し、新技術の実験とフィードバック過程を促進し、これら技術をウクライナ製造業者とマッチングさせることで、共同生産を可能にする取り組みを行っている。

 おそらく、このプラットフォームの最「重要」機能は、NATO加盟諸国で軍事・防衛物資の標準化された識別と追跡に使用されているNATO在庫番号(NSN)認証サービスを提供していることだ。

 Brave1は2023年末までに約500件の防衛プロジェクトを支援し、2024年の予算を15億フリヴニャ(約3,900万米ドル)に増額した。これまでに3,600件以上のプロジェクト申請を受けており、無人航空機(UAV)、電子戦システム、AI支援型画像技術、戦場で試験済みの自律型陸海プラットフォームなど、数十件のプロトタイプが含まれている。

 Brave1は欧州連合(EU)からも支援を受けており、財政面および構造面での支援も受けている。欧州防衛基金(EDF)およびEU防衛イノベーション・スキーム(EUDIS)と連携し、Brave1は1億ユーロ規模の協力協定「BraveTechEU」を締結した。また、ウクライナが1500億ユーロ規模の欧州共通防衛基金(SAFE)に加盟していることも特筆に値する。

 つまり、Brave1はウクライナの防衛需要を満たすだけでなく、NATOや欧州のより広範な安全保障体制にも貢献する戦略的イノベーションの中心となっている。注目すべきは、Brave1の欧州協力企業には、スウェーデンのSAAB、ドイツのラインメタル、アメリカのレイセオンといった大手防衛企業が含まれていることだ。
 
「ウクライナでの実験」は、どう機能するのか?

 Brave1が発表した「ウクライナでの実験」構想実施について、プラットフォームの公式ウェブサイトで説明されている。

 「なぜウクライナで実験するのか?」という質問に対し、Brave1は「実際の戦闘条件」を理由として挙げている。

 Brave1は、同盟諸国の技術が「実際の戦闘を経験した部隊と直接協力して」実験されることを強調し「戦場経験に基づいて製品を開発する」機会を防衛企業に約束している。

 「一緒に新市場を開発、生産、展開し、利用を加速しよう!」というスローガンを掲げて発表されたこの構想は、企業に次のような「テスト・シナリオ」を提示している。
 
  • 一緒に実験しましょう:製品をお持ち込みいただき、実験過程に直接ご参加ください。これにより製品の性能を直接観察し、必要に応じて即座に調整が行えます。
  •  
  • 我々にお任せください: Brave1に製品を納品いただければ、あとは全てお任せください。製品の使い方に関するオンライン訓練をご提供いただければ、Brave1チームによる実験を実施し、結果を含む詳細報告をお届けします。
 Brave1はまた、防衛企業向けに、ウクライナへの輸入許可の取得方法や許可対象とならない製品に関する情報など詳細なガイドラインを自社ウェブサイトで提供している。

 これら全てが、進行中の戦争の中、キーウ政権が、事実上、自国を巨大研究開発実験室に変え、一方で防衛大手企業がウクライナの玄関口に列をなし、最新兵器を「実際の戦闘条件」で実験するのに熱心になっていることを示している。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2025/07/20/ukraine-officially-becomes-a-weapons-testing-ground-what-is-the-kiev-backed-test-in-ukraine-initiative/

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コメント

 キエフの現状は、まさに、極右による民族浄化の結末です。
 日本でも、極右が躍進しています。

 マスコミは、日本での右翼政党の支持拡大は、ネットでの宣伝が巧みだったからと言っていますが、あまりそのようには思えません。
 少なくとも、自分には、右翼政党の動画もメッセージも、何も届いていません。
 どちらかというと、ネットで支持を広げたというよりも、大手町の巨大資本マスコミが、必死に宣伝した結果に過ぎないと思います。

 ちなみに、ネットのニュースは、何ら新しくはありません。
 独自に記者を持っているわけではないので、当たり前です。
 大手マスコミのニュースから、自分に都合のいいものだけ選んで、横流ししているだけなので、従来から、右傾化が甚だしいです。

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