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2025年7月31日 (木)

台湾有権者、反中国リコール計画を拒否

2025年7月26日
Moon of Alabama

 2024年1月、台湾の現総統、頼清徳が他の候補者二人を破って選挙に勝利した。(台湾では決選投票はない。)

 しかし、中国からの台湾独立を支持する民主進歩党(DPP)は、議会で過半数議席を獲得できなかった。そのため、野党は予算を支配することで、頼清徳が中国本土との分断を更に深めるのを阻止できた。

 いわゆる民主主義国家における近年の選挙勝利者の多くと同様、有権者が譲りたがらなかった権力を獲得するため、頼清徳は制度を操作しようとした。彼は議会で過半数を獲得しようとして、数十人の野党議員に対するリコール運動を組織した。

 ニューヨークタイムズ報道アーカイブ)は、これに好意的なようだった。  
台湾の有権者は土曜日、昨年選出した野党議員24名を、異例のリコール運動で罷免するかどうかの重大な決断を迫られる。この運動は総統の権力を強める可能性がある一方、北京との緊張を高める可能性もある。

 この採決により、立法府のバランスが一変し、中国から独立した将来を台湾に築きたいと望む頼清徳総統が、北京とのより緊密な関係を望む野党より有利になる恐れがある。

 今週末国民党議員24人がリコール投票に直面し、更に七人が来月リコール投票に臨む。

 支持者にとって、「大リコール」運動は、国民党による数十年にわたる独裁政治の後、1980年代に台頭した台湾民主主義の活力を反映している。キャンペーンが成功すれば頼にとってプラスとなるものの、リコールを推進する多くの活動家は、自分たちは独立した活動だと述べている。

 「我々は分散型草の根運動を構築しています」と新北市でのリコール運動の一つを組織したモリー・クオは述べた。「民主主義の深化を目の当たりにしています。」
 特定政党の国会議員に対して、組織化された数百万ドル規模のキャンペーンを展開している「分散型草の根運動」?  
相当数の野党議員をリコールすれば、頼は台湾経済を中国から更に遠ざけるなど、自らの政策を推進しやすくなるだろう。また台湾高等法院に自らが希望する判事を任命することもできるだろう。
 今日リコール投票が行われ、結果が出た。有権者はそれには騙されなかった

 選挙戦の敗北を隠そうとするかなり哀れな試みとして、この事件全体をありのままに見ないようにDDP党は皆に呼びかけている。  
土曜日、国民党議員24人に対するリコール運動の敗北は政党間争いの結果と解釈されるべきではないと民進党は主張した。

 中央選挙管理委員会によると、結果では24人の議員全員が投票を生き残り、全選挙区でリコール反対票が賛成票を上回った。

…  土曜夕方、民進党立法会議事堂のロザリア・ウー事務総長(吳思瑤)は、国民に対し結論を急がないよう記者団に呼びかけた。

 同党の林右昌事務総長も同意見で、リコール投票は政党間の争いではなかったため、結果をいずれかの党の勝利や敗北と解釈すべきではないと述べたと自由時報が報じた。
 確かに。

 アルノー・ベルトランは次のようにコメントしている

 
まさにこの選挙戦全体を、民進党が国民党から「台湾の民主主義を救おうと」英雄的に奮闘しているかのように見せかけ、親中路線をとっている国民党を存亡の危機に瀕した存在として描いたのと同じ政党が、このような発言をするのは、これ以上ないほど皮肉なことだ。ところが、敗北した今、彼らは突然、これは単なる超党派市民運動だったかのように見せかけようとしているのだ。
 投票前に書かれたニューヨークタイムズ記事は、この結果が次のような影響を及ぼすだろうと指摘していた。  
リコールが広く拒否されたことは、地方選挙と大統領選挙を前に、頼の党への支持が冷え込んでいることを示唆している可能性があると専門家は指摘する。
 反中国の立場をとる頼清徳は、アメリカが支持する候補者だ。次期総統選挙で敗北する可能性が高まっているため、台湾はアメリカによる恒例の工作に警戒すべきだ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2025/07/taiwans-voters-reject-anti-chinese-recall-plot.html

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 Süper Kaya
U.S. Troops to Ukraine? No One Is Telling the Truth… | COL. Douglas Macgregor 35:28
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