対イラン戦争でロシアの支援を得たいトランプ大統領
2025年3月19日
Moon of Alabama
昨日のトランプ大統領とプーチン大統領の電話会談に関するアメリカとロシア双方の公式声明を読んで、中東で新たな戦争が起こる可能性を私は懸念している。
ロシア発表は674語で、ウクライナ問題について、かなり具体的に述べている。中東については二段落ある。
アメリカ発表はわずか227語で、遙かに短い。ウクライナに関する内容は遙かに少ない。発表の4分の1は中東に関する懸念だ。
トランプ大統領の国際干渉リストの次項目はイランのようだ。
最近漏洩した文書は、イランとの戦争をアメリカが本格的に計画していることを示している。最近、フーシ派による国際船舶攻撃がないにもかかわらず、突然アメリカがイエメン爆撃を再開したことは、そのための挑発行為と思われる。
だがロシアはそのような計画を完全に拒否しているようだ。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2025/03/trump-seeks-russian-support-for-war-on-iran.html
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Judging Freedom アメリカの言論の自由を攻撃するイスラエル
Moon of Alabama
昨日のトランプ大統領とプーチン大統領の電話会談に関するアメリカとロシア双方の公式声明を読んで、中東で新たな戦争が起こる可能性を私は懸念している。
ロシア発表は674語で、ウクライナ問題について、かなり具体的に述べている。中東については二段落ある。
ウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ大統領は、中東や紅海地域の情勢など、他の国際問題にも言及した。危機的状況にある地域の状況を安定させ、核不拡散と世界安全保障に関する協力を確立するために共同で努力する。それら「共同の取り組み」が一体何かは明記されていない。
アメリカ発表はわずか227語で、遙かに短い。ウクライナに関する内容は遙かに少ない。発表の4分の1は中東に関する懸念だ。
両首脳は、将来の紛争を防ぐための協力の可能性がある地域として中東について広く語った。更に戦略兵器の拡散を阻止する必要性について議論し、可能な限り広範囲に適用できるよう他国と連携する。イランがイスラエルを破壊できる立場に決してなってはならないという見解を両首脳は共有した。ロシア側が言及していないイランについては核(「戦略」)兵器の文脈で言及している。
トランプ大統領の国際干渉リストの次項目はイランのようだ。
最近漏洩した文書は、イランとの戦争をアメリカが本格的に計画していることを示している。最近、フーシ派による国際船舶攻撃がないにもかかわらず、突然アメリカがイエメン爆撃を再開したことは、そのための挑発行為と思われる。
トランプ大統領の外交政策が新たな局面を迎え、核問題を巡る緊張が着実に高まる中、テヘランは守りを固め始めている。国連安全保障理事会の制裁を復活させるJCPOA(2015年のイラン核合意)のスナップバック条項発動期限である10月は日に日に迫っており、その一方、国際原子力機関によれば、イランの濃縮計画は、既に「数個」の核爆弾を製造できる備蓄を保有するところまで達しているようだ。だが、イランはロシアと中国の支援を受けている。
3月14日、中国の王毅外相は北京でロシアとイランの外務次官との合同会議を主催し、「イランの核問題の適切な解決について」5項目を提案したが、これはあらゆる点でテヘランの立場を支持するものだった。これはイランにとって大きな外交的勝利だった。イエメンへの新たな爆撃前に、マルコ・ルビオ国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は電話会談を行った。アメリカの短い発表では次のように述べられていた。
興味深いことに、北京での会談は、イラン、ロシア、中国の海軍による「平和と安全の共創」をテーマに、イランのチャバハール港で6日間行われた海軍演習の終了と同時期に行われた。
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最近、モスクワはイラン核問題に介入し、仲介役を担うことが可能な態勢を整えている。最近、セルゲイ・ラブロフ外相が、核交渉には無関係な問題(例えば、イラク、レバノン、シリアの抵抗集団への支援停止を確実にするためのテヘランによる検証可能な取り決めなど)を付け加えることに反対する姿勢を示した。「そのようなことは成果を生みそうにない」とラブロフ外相は率直に述べた。
イランが支援するフーシ派に対するアメリカの軍事抑止作戦について国務長官はロシアに報告し、紅海におけるアメリカ軍艦や商船に対するフーシ派の継続的攻撃は容認できないと強調した。これにロシアが反対を表明したことには触れていない。
土曜日の発表で、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官がラブロフ外相に電話し、アメリカがフーシ派を攻撃する決定をしたと伝えたとロシア外務省は述べた。これに対しラブロフ外相は「武力行使の即時停止の必要性と、全ての当事者が政治対話に参加して更なる流血を防ぐ解決策を見つける重要性を強調した」と述べた。今や状況は逆転したのではなかろうか。ウクライナでのアメリカ代理戦争を終わらせることを提案し、イランとの無益な紛争で、ロシアの支持、あるいは少なくとも中立を得られるとトランプは考えているようだ。
だがロシアはそのような計画を完全に拒否しているようだ。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2025/03/trump-seeks-russian-support-for-war-on-iran.html
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[MUST WATCH] - Phil Giraldi : Israel Attacks Free Speech in the US. 26:39日刊IWJガイド
■ふざけるな! 米国からの不当な内政干渉! 米国のギングリッチ元下院議長が、統一教会を「罪のない第三者」などとして、東京地裁が下した統一教会への解散命令に反対し、日本に圧力! 宗教団体のはずの統一教会がなくなると、日米同盟が弱体化し、日本が中国へ接近するとはどういうことか!? 統一教会という犯罪的な反日カルトは、米国の利益のために、日本政府と自民党に、政治的影響力を行使してきた政治的な組織だと、米国の要人自ら告白したも同然!!
■IWJの財政は崖っぷちです! 3月は1日から25日までの25日間で、58件、170万3811円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! この金額は、月間目標額350万円の49%にあたります。月間目標をクリアするには、3月末までに目標額の51%、あと179万6189円必要です! 昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
■【中継番組表】
■【本日のニュースの連撃 2連弾!】
■【第1弾! トンデモ大阪万博! 1杯2000円のラーメン、1皿1000円以上のサンドイッチ、1杯3850円の「究極のえきそば」、3000円のかつ丼、700円のソフトクリーム!】(『週刊女性PRIME』、2025年3月12日ほか)
■【第2弾! めんどうで複雑な万博ルールでがんじがらめ!「こんだけ煩雑なルールの先にあるのがワイヤーでぶら下げられた岩だのガスだのだろ? 金と時間をドブに捨てて命の危険まであるってマジで誰が行くんだよ」「大阪万博ってのちに作るカジノのインフラ整備を税金で作る為に有るんだから」!】(『ゆっくりニュース解説』、2025年2月12日ほか)
■橋下徹氏の暴言が止まらない! 斎藤県政下の兵庫県庁は「オウム真理教と同じ非常に危険な状態」だと、テレビの生放送で発言! フジテレビ・日枝久氏の「お気に入り」とされる橋下氏は、連日のように、斎藤知事批判を繰り返してきた! マスメディアに重用される橋下氏の暴言連発は、メディアの腐敗が引き起こした、もうひとつの問題!
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