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2025年2月24日 (月)

病院を標的にするだけでなく個々の医療機器も破壊するイスラエル国防軍



狙いは常にパレスチナ人民族浄化推進のためガザを居住不可能な場所にすることだ。

ケイトリン・ジョンストン
2025年2月14日

物語のマトリックスの端からのメモ

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー) 。



 ガザ北部の病院内の救命医療機器が計画的に破壊され、「医療をこれ以上提供できないようにするため、一つずつ粉々に砕かれた」と国境なき医師団の緊急コーディネーター、キャロライン・セギンが報告している

 「このような行動の動機は一体何かが問わなければならない。これらの機械は人々、母親、父親、子どもの命を救うために作られている」とセギンは書いている。

 だが我々全員動機を知っている。動機はガザ地区をパレスチナ人にとって居住不可能な場所にすることだ。

 つまり、イスラエル擁護者たちは、この件についてどんな言い訳をできるのか? ハマスは人工呼吸器の中に隠れていたのか? MRI装置は人間の盾として使われていたのか? 除細動器の中に武器が備蓄されていたのか? 保育器はイスラエル国防軍に危険を感じさせるような動きをしたのか? これに関するハスバラの見解は一体何だろう?

 どうやら、そうではないようだ。イスラエルがガザの医療施設を組織的に破壊する理由についてあれだけ嘘をついてきたのに、連中は今や全ての見せかけを捨て、公然と医療機器そのものを破壊の標的にしている。狙いは、常にパレスチナ人の民族浄化を容易にするため、ガザ地区を居住不可能にすることだった。



 トランプが進めるあれこれの醜い国内政策のせいで「カマラに投票しなかった奴らはクソだ」と言う人々は、バイデン政権下でガザを無視しただけだ。連中は目でも頭でも心でも、ガザを無視したのだ。

 バラバラにされた子どもや焼かれた死体の残酷な映像を見るのを連中は避けた。毎日起きる大量殺戮について考えたり、近所が焼かれたらどうなるかを想像したりするのを連中は避けた。これらのものを目と心に揺るぎない注意を払って見れば必ず経験するだろう不快な感情を味わうのを連中は避けた。

 連中は、これらの恐ろしい出来事を目の当たりにし、考え、感じてきた我々とは違う世界に生きてきたのだ。それが連中が「カマラに投票しなかった奴らはクソだ」と言える唯一の理由だ。彼らが一年以上、目と心と心を固く閉ざしていなければ、こんなことを言うことなど決して思いつかないはずだ。

?

 最近のトランプ政権のウクライナでの動きに関する議論で忘れられがちな重要な点は、世論調査でウクライナ人の大多数が戦争終結を望んでいることが明らかになったことだ。彼らはもう戦いたくないのだ。

 会話は、そこで終わりにすべきだ。議論の余地はない。代理戦争の戦士連中が最後に言い張った「ウクライナ人は戦い続けたい」という主張は数か月前に消え去った。ウクライナ人自身この代理戦争の停止を望んでいるのに、それでもあなたが代理戦争継続を望むなら、あなたは怪物だ。あなたは不快な気分でなく、よい気分を味わいたいがためにウクライナ人が彼らの意志に反して勝ち目のない戦争の木材粉砕機に命を投じ続けるのを望んでいる。あなた方精神病質者だ。あなたが世界について言うこと全て全員無視すべきだ。



 トランプ政権は、世界中でアメリカの政権転覆作戦を支援するCIAのフロント組織、全米民主主義基金への資金提供を凍結した。これはアメリカのもう一つのソフトパワー作戦、USAID資金剥奪に続くものだ。これがどれだけ永続的な政策転換で、どれだけ帝国の操縦機構の再編に過ぎないかはまだ分からない。

 ウクライナは決して始めるべきでなかった勝てない代理戦争だという私の発言を、ロシア・プロパガンダだと罵倒するソーシャルメディア上の帝国の阿呆どもに、私がそういったじゃないかとひけらかすのに私は興じていた。そして、金にならないために、ほとんど全員が今やネットにいないのに私は気がついた。



 いまだに、トランプ支持の愚か者連中が、トランプ大統領は他の大統領がしたことがない方法でイスラエルとパレスチナの和平を実現するため英雄的努力をしていると言っている。そうだ、バカ野郎、トランプはパレスチナ人を排除して、文字通りイスラエルが望んでいたものを全てを与えて、それをしているのだ。これは問題解決でも和平実現でもなく、力を使って勝者を宣言し、敗者から全てを奪っているだけだ。議論の参加者の一人を殺せば議論が解決したと言うようなものだ。人種の違う人全員を排除すれば人種差別を解決できると言うようなものだ。

 トランプの計画は「パレスチナ人がいなくなることは、イスラエルとパレスチナの紛争がなくなることだ!」というものだが、それが平和と正義の姿だと信じるのは、どれほど愚かなことなのだろう。相手を排除すればどんな紛争も終わらせることができるが、それは平和ではない。この場合、大量虐殺民族国家に彼らが望むもの全てを与えることであり、平和と正義の支持者たちは何世代もかけてそれを阻止しようとしてきたのだ。



 ここ10年ほど、アメリカ人の意識は権力と戦うことはドナルド・トランプと関係あるという妄想に悩まされてきた。民主党はトランプに対抗して勇敢な革命家であるかのように振る舞う。共和党はトランプを支持して勇敢な革命家であるかのように振る舞う。

 現実には、権力に対する戦いはドナルド・トランプとはほとんど無関係だ。彼に反対することとほとんど無関係だ。なぜなら、アメリカ大統領は単なる名目上の人物で、その地位に立つのがトランプでなければ、思想的に同じ帝国の悪党が立つことになるためだ。そして、トランプは完全に体制側の権力構造と一体化しているので、彼を支持することと全く無関係だ。

 進歩派はトランプを、アメリカの民主主義を終わらせようと企むヒトラー的独裁者と見なしているが、右翼は彼をディープステートの解体を先導する英雄的ポピュリストと見ている。実際には、トランプの実績は、彼が典型的なひどい共和党大統領に他ならないことを疑いの余地なく証明している。彼の重要な政策決定と支配に関する限り、彼は並外れた存在ではなく、特別でもない。前任者との表面的違いは僅かしかないが、類似点により影が薄くなり、類似点が違いを桁違いに小さく見せている。トランプがアメリカの現状維持政治の継続ではなく、異常と見なされる唯一の理由は、架空党派分裂の双方が根拠のない感情に駆られた言説で、その妄想を煽り続けているためだ。

 アメリカを実際に動かしている金権政治家や帝国経営者のネットワークは、トランプよりずっと前から権力を握っており、トランプがいなくても今も簡単に事態を動かすことが可能で、トランプ後も事態を動かし続けるだろう。過去4年、アメリカには実際認知症患者大統領がいたが、帝国の機能に何の影響もなかった。トランプも同じだ。誰が名目上の地位に就こうと、アメリカ帝国の暴政と虐待は途切れることなく続くだろう。

 権力に意味ある形で反対するということは、ドナルド・トランプや他の帝国の経営者に対し特別な姿勢を取ることではない。帝国の悪業は、誰か一人のせいではなく、帝国の前提となっている制度や慣習の必然的結果だ。資本主義。帝国主義。覇権的支配。金権政治。軍国主義。生態系破壊。搾取。搾取。権威主義。プロパガンダ。

 権力と戦うことは、これらのことに反対する立場を取ることを意味する。権力者はドナルド・トランプに賛成または反対する党派間争いを許し、奨励する一方、帝国主義的戦争計画や資本主義少数独裁政治に反対する強力な運動が世界のどこかで起きると、激しく激怒するので、これが真実だとお分かりいただけるだろう。FBIがCOINTELPRO作戦で反戦活動家や共産主義者や黒人公民権団体をいかに積極的に標的にし、アメリカにおける正義と平等に向けるあらゆる運動を根絶したか、そしてこれをドナルド・トランプへの反対や支持が主流言説の中で自由に花開くことが許されていることと比較すれば、本物の反対がどのようなものかわかる。

 権力と戦いたいなら帝国そのものに反対して頂きたい。大衆の目から帝国プロパガンダ機構の信用を失墜させ、人々が帝国の悪行に同意するのをやめるよう支援願いたい。戦争計画に反対し、帝国の悪行が世界に及ぼされにくくなるように助力頂きたい。資本主義に埋め込まれた不正に人々の目を開き、より良い世界が可能なことを理解できるよう支援願いたい。帝国の実際の運営方法に対する認識を広め、人々が真の権力と戦うのはドナルド・トランプと関係があるという妄想にエネルギーを注ぐのをやめるよう助力願いたい。

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 画像はWikimedia Commons/IDFより。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2025/02/14/the-idf-didnt-just-target-hospitals-they-destroyed-individual-medical-machines/

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 The Chris Hedges Report
The Purge of the Deep State and the Road to Dictatorship - Read by Eunice Wong
Donald Trump’s dismantling of the deep state presages the formation of something far worse.

Chris Hedges
and Eunice Wong
Feb 24, 2025

 Judging Freedim ウクライナ侵攻三年目 Alex Jones
[ SPECIAL ] - 🔥 The War Begins: Alex Jones & Judge Nap on Russia’s Invasion - A Look Back- Feb '22 26:11
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XGrokへの問い「問:福島教授の説明が正しいとすると、安倍元首相を殺害した弾は前方から来たことになります。発射場所、銃撃者は誰か、動機は何かについて、何かの推論がありますか」→確かに弾が前方から来た可能性が浮上します。

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